JP2001046565A - ゴルフクラブシャフト - Google Patents

ゴルフクラブシャフト

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JP2001046565A
JP2001046565A JP11224630A JP22463099A JP2001046565A JP 2001046565 A JP2001046565 A JP 2001046565A JP 11224630 A JP11224630 A JP 11224630A JP 22463099 A JP22463099 A JP 22463099A JP 2001046565 A JP2001046565 A JP 2001046565A
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JP
Japan
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shaft
fiber
reinforced resin
golf club
tip
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JP11224630A
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Norio Sumitomo
教郎 住友
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Sumitomo Rubber Industries Ltd
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Sumitomo Rubber Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 撓むと捩れるシャフトにおいて、撓み捩れ量
を確保しながら方向安定性および強度の向上をはかる。 【解決手段】 繊維強化樹脂層の積層体からなり、該繊
維強化樹脂層び繊維角度を周方向で部分的に異ならせ
て、しなると同時にその軸回りのねじれを生じるゴルフ
クラブ用シャフト1において、シャフトのヘッド取付側
の先端付近に繊維強化樹脂層からなる先端部補強層5を
設け、該先端部補強層の繊維の配向角をシャフト軸線に
対して35度以上55度以下に設定している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ゴルフクラブシャ
フトに関し、詳しくは、スィング時に撓むと同時にねじ
れる性質を有するゴルフクラブシャフトに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】ゴルフのプレーにおいては、そのスコア
メイクの上でも、また飛距離をかせぐ上でも、ボールを
真っ直ぐ飛ばすことが有利であることはいうまでもない
が、実際には、多くのゴルファーがいわゆるフックまた
はスライスといった曲がりに悩んでいる。
【0003】打球の曲がる原因は、インパクトに於い
て、ヘッドの軌道の向きとフェースの向き(フェ−ス面
の法線)が一致していない為であり、軌道に対してフェ
ースが狙った方向に対して右を向いていると右へ曲がる
飛球(右利きのプレーヤーにおけるいわゆるスライス)
となり、逆に左を向いていると左へ曲がる飛球(同フッ
ク)となる。
【0004】従って、ボールを真っ直ぐに飛ばそうとす
れば、インパクトにおけるフェースの向きを修正すれば
よいが、現実にはそれぞれのプレーヤーの癖などがあ
り、修正をすることは容易ではない。
【0005】本件出願人は、特開平3−227616号
において、すくなくとも一部に繊維強化樹脂等の異方性
材料を用いて形成したパイプあるいは中実のシャフトに
おいて、上記異方性材料の繊維角度を周方向で部分的
に、かつ厚さ方向の少なくとも一部分で異ならせると、
該パイプあるいはシャフトの弾性主軸を幾何学的主軸と
相違させて任意の位置に設定することが出来ることを明
らかにした。この場合、弾性主軸上にある点を通らない
荷重を下方に加えると、パイプやシャフトは撓み(曲が
り)が生じると共にねじれが生じる。つまり、単に曲げ
ることによりねじれが生じるという性質をもつ。
【0006】また、本出願人は、特願平9−14695
0号において、上記異方性シャフトをゴルフクラブシャ
フトに適用し、スイング中の撓み(曲げ、しなり)を利
用して、その撓みによりフッカーあるいはスライサーに
おいてフェースの向きが所望の向きに矯正されるゴルフ
クラブを提案した。
【0007】以上のような撓みを生じるとねじれが生じ
るという性質を有するシャフトは、スイング中の(特に
インパクトにおける)シャフトの様々な撓みを利用し
て、その撓みによりシャフトが所望の方向にねじれるよ
うにシャフトをヘッドに取り付けることにより、打球時
の曲がりを減少させることができる。
【0008】さらに、本出願人は、先に特願平10−3
63539において、ゴルファーによりインパクト時の
シャフトの撓み方が異なることに着目し、フッカーやス
ライサーを含む各ゴルファーに最適なシャフトとヘッド
との取付位置関係を設定することにより、効果的にフェ
ースの矯正効果が得られることを示した。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記した撓むと同時に
ねじれる性質をシャフトに付与する場合、シャフト全体
のねじれ剛性を低くする方が有利である。シャフト全体
のねじれ剛性が高ければ、同じように撓ませても当然に
ねじれ量が少なくなる。したがって、フックやスライス
の矯正効果をできるだけ大きくするためには、シャフト
全体のねじれ剛性を低くする必要がある。
【0010】一方、ゴルフクラブシャフトに一般的に求
められる性能としては、ある程度以上のねじれ剛性を有
することが必要である。ねじれ剛性が低すぎると、ゴル
フクラブとしての重要な機能である方向安定性が損なわ
れることが知られている。これは、ねじれ剛性が低い
と、打球毎のインパクトの瞬間(ボールとの衝突の直
前)におけるフェースの向きのばらつきが大きくなるこ
とと、打球時にボールとの衝突によリヘッドが受ける力
により、シャフトがねじれやすくなることが原因であ
る。よって、ねじれ剛性が高いほど、打球毎の方向のば
らつきが少なく、方向性が安定する。
【0011】したがって、フックやスライスの矯正効果
は大きくするために、ねじれ剛性を低くすると方向性が
安定しない問題が生じる。一方、方向性を安定するため
に、ねじれ剛性を高くすると、フックやスライスの矯正
効果は小さくなる問題が生じる。
【0012】本発明は上記した問題に鑑みてなされたも
ので、フックやスライスの矯正効果を損なうことなく、
ねじれ剛性を大きくして方向安定性も高めることができ
るゴルフクラブシャフトを提供することを課題としてい
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、繊維強化樹脂層の積層体からなり、該繊
維強化樹脂層び繊維角度を周方向で部分的に異ならせ
て、しなると同時にその軸回りのねじれを生じるゴルフ
クラブ用シャフトにおいて、上記シャフトのヘッド取付
側の先端付近に繊維強化樹脂層からなる先端部補強層を
設け、該先端部補強層の繊維の配向角をシャフト軸線に
対して35度以上55度以下に設定していることを特徴
とするゴルフクラブシャフトを提供している。
【0014】繊維強化樹脂製のゴルフクラブにおいて
は、従来よりヘッドを取付側である先端部付近に部分的
な補強層を設けられている。この先端に補強層を設ける
理由は2つあり、第1の理由はグリップ装着側の後端か
ら先端にかけて徐々に縮径していくテーパーを有するシ
ャフトにおいて、ヘッドのテーパの無い筒状のホーゼル
穴と、そこに挿入されるシャフトの形状を一致させるた
め、シャフト先端にテーパの無い部分(パラレル部分)
を設けるためである。第2の理由は打球時に応力の集中
するシャフトとヘッドの接合部分を補強してシャフト折
れを防止するためである。この従来設けられている先端
部補強層は、通常は、繊維の配向がシャフト軸線と実質
的に平行となるように配置して、曲げ破壊強度を高くし
ている。
【0015】これに対して、本発明では、この先端部補
強層の繊維配向角度を、シャフト軸線に対して35度以
上55度以下に設定して、撓む(曲げる)とねじれる性
質を損なうことなく、シャフト全体のねじれ剛性を高め
ている。
【0016】上記繊維配向角度を35度以上55度以下
としているのは、35度未満である場合や55度を越え
ると場合には、捩れ剛性を高める効果が小さくなるため
である。この繊維配向角度はより好ましくは40度以上
50度以下である。
【0017】上記先端部補強層に使用される繊維は、そ
の引張弾性率が大きいほど、シャフト全体のねじれ剛性
を高くすることができ、繊維の引張弾性率を3300k
gf/mm2とするのが良いが、さらに好ましくは35
00kgf/mm2以上とするのが良い。但し、引張弾
性率が大きいものほど引張強度が小さくなり、シャフト
折れの可能性が大きくなり、よって、繊維の引張弾性率
の上限については100000kgf/mm2以下、さ
らに、95000kgf/mm2以下、さらに9300
0kgf/mm2以下とするのが良い。
【0018】実際には、使用対象者のヘッドスピードお
よび求められるスライス(フック)矯正度合い等を考慮
して、使用する材料を決定することになり、一般的なア
マチュアゴルファー(ヘッドスピード38m/sから4
5m/s)の使用を前提とした場合には、強度とねじれ
剛性のバランスを比較考慮すると、繊維の引張弾性率を
33000kgf/mm2以上100000kgf/m
2以下、好ましくは、35000kgf/mm2以上9
5000kgf/mm2、さらに、35000kgf/
mm2以上93000kgf/mm2以下に設定するのが
良い。
【0019】また、繊維の引張強度はシャフトの生産性
を高める必要性から350kgf/mm2、さらに36
0kgf/mm2とするのが良く、また、引張強度が大
きくなり過ぎると、その繊維の引張弾性率が小さくなる
傾向があるので、繊維の引張強度の上限は600kgf
/mm2以下、さらに500kgf/mm2以下、さら
に、480kgf/mm2以下が良い。従って、引張強
度と必要な引張弾性率のバランスを考えると、繊維の引
張強度は350kgf/mm2〜600kgf/mm2
さらに、350kgf/mm2〜500kgf/mm2
さらに、360kgf/mm2〜480kgf/mm2
好ましい。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。図1(A)に示すように、ゴルフク
ラブシャフト1の先端にはヘッド2が装着され、後端部
外周面にはゴムまたは皮革からなるグリップ3が装着さ
れる。シャフト1はヘッド装着側の先端からグリップ装
着側の後端にかけて外径が次第に拡径するテーパ状とさ
れている。
【0021】シャフト1はシートワインディング製法に
て作製される繊維強化樹脂層の積層体からなり、繊維強
化プリプレグを積層して構成している。また、図1
(B)に示すように、ヘッド装着側の外周面には先端部
補強層5を設けている。
【0022】上記シャフト1は金属製のマンドレルに繊
維強化プリプレグを所要数巻き付けた後にラッピング
し、ついで、加熱硬化させ、マンドレル10から抜き取
ってシャフト母材を形成し、このシャフト母材を所定寸
法に切断し、研磨にて仕上げたものである。
【0023】具体的には、図2および図3に示すよう
に、シャフト全長にわたる長さの全体アングル層のプリ
プレグ6とストレート層のプリプレグ7をマンドレルに
順次巻き付け、シャフト先端部分に当たる位置では、上
記プリプレグ7の外周面に部分的補強層5を構成するプ
リプレグ8を巻き付けている。上記ストレート層とは、
シャフト軸線に対して繊維が実質的に平行になるように
配置された層であり、全体アングル層とは、シャフト全
長にわたって配置されたアングル層のことである。アン
グル層とは、繊維の配向角度がシャフト軸線に対して3
5度から55度である層のことである。
【0024】本実施形態では、全体アングル層及びスト
レート層のプリプレグ6、7として、東レ(株)製の炭
素繊維強化樹脂プリプレグ8055S−12(厚み0.
1053mm、炭素繊維含有率76wt%、繊維引張弾
性率30,000kgf/mm2、繊維引っ張り強度5
60kgf/mm2)を用いている。
【0025】先端部の部分的補強層5のプリプレグ8と
して、次の5種の材料を使用している。前述の東レ
(株)製の8055S−12のほか、同じく東レ(株)
製の10055−12(厚み0.1041mm、炭素繊
維含有率76wt%、繊維引張弾性率35,000kg
f/mm2、繊維引張強度480kgf/mm2)、同じ
く東レ(株)製の9055−12(厚み0.0961m
m、炭素繊維含有率76wt%、繊維引張弾性率38.
500kg/fmm2、繊維引っ張り強度450kgf
/mm2)、日本グラファイトファイバー(株)製のE
8026C−12N(厚み0.106mm、炭素繊維含
有率68wt%、繊維引張弾性率80.000kgf/
mm2、繊維引張強度360kgf/mm2)、同じく日
本グラファイトファイバー(株)製のE9526C−1
2N(厚み0.106mm、炭素繊維含有率68wt
%、繊維引張弾性率93.000kgf/mm2、繊維
引張強度360kgf/mm2)を使用している。
【0026】上記プリプレグ6、7、8の積層パターン
を図3に示す通りで、繊維角度を±X度の全体アングル
層のプリプレグ6を各1.5回巻回分の幅とし、それら
を互いに180度分ずらして積層させている。その外側
に、ストレート層のプリプレグ7を3回巻回し、つい
で、先端部補強層5のプリプレグ8を配置した。全体ア
ングル層のプリプレグ6の繊維配向角度Xは30度とし
ている。先端部補強層5のプリプレグ8は図2(A)に
示すようにシャフト軸線方向と平行、あるいは、図2
(B)に示すようにシャフト軸線方向に対して35度以
上55度以下で傾斜させている。
【0027】上記本発明のシャフトの曲げ捩れ量、強
度、方向安定性を評価するため、下記の表1に示す実施
例1〜6と比較例1〜3のシャフトを作製した。
【0028】実施例1〜6および比較例1〜3の材料お
よび積層パターンは前記実施形態のシャフトと同一とし
た。なお、全体アングル層のプリプレグの繊維配向角度
は比較例1を除き実施例1〜6、比較例2、3とも上記
した30度とし、比較例1のみ40度とした。先端部補
強層5のプリプレグ8の材料、繊維の配向角度を表1に
示すようにそれぞれ変えた。
【0029】
【表1】
【0030】表1中に示す曲げねじれ量とは、シャフト
後端と後端から150mmの間を固定し、シャフト先端
の細径側端から20mmの箇所に1.1kgの重りを取
り付けてシャフトを撓ませ、その際に発生するねじれ角
度を、シャフト先端の細径側端から15mmの箇所に取
り付けた標識棒から読み取ったものである。この値は、
シャフトの周方向で変化するが、ここでの曲げねじれ量
は、そのうちの最大値である。この曲げねじれ量によ
り、曲げるとねじれるシャフトのねじれの度合いが示さ
れ、フックやスライスの矯正効果が定量的に示される。
【0031】また、シャフトトルクとは、シャフト先端
の細径端と、該細径端から825mmのスパンをおいた
地点をチャックして、13.9kg・cmの荷重を与え
たときのねじれ角度であり、シャフト全体のねじれ剛性
を示し、これによりシャフトの方向安定性が定量的に示
される。
【0032】また、T点SG3点曲げ破壊強度とは、製
品安全協会が定めるSG式の破壊強度であり、シャフト
先端の細径端から90mm(T点)、175mm(A
点)、55mm(B点)の各位置と、シャフト後端の太
径端から175mm(C点)の4カ所について破壊強度
を測定した。シャフトの支持点のスパンをT点測定時の
み150mmとし、A〜C点測定時は30mmとした。
測定はシャフトのアングル層のプリプレグの境界部の位
置が上を向くように支持して測定する一方、更に、シャ
フトを軸中心に90度回転させてプリプレグの境界の位
置を水平方向に向けて測定した。
【0033】表1に示すように、比較例1では、全体ア
ングル層の繊維配向角度を40度としており、そのた
め、全体アングル層の繊維配向角度が30度である比較
例2に比べてシャフトトルクが小さくなっていた。つま
り、繊維配向角度を40度とすることによりシャフトの
ねじれ剛性が高くなった反面、比較例1は比較例2に比
べて曲げねじれ量が少なく、シャフト全体のねじれ剛性
が高くなっていた。このように、シャフト全体のねじれ
剛性を高くすると、その影響で曲げねじれ量が小さくな
ることが確認できた。
【0034】実施例1では、先端部補強層の繊維配向角
度を±45度の角度にしたものであり、シャフトトルク
が比較例2よりも小さくなっているにもかかわらず、曲
げねじれ量は同じであった。実施例3では、先端部補強
層の材料を実施例1よりも高弾性としたため、トルクが
さらに少なくなっているが、曲げねじれ量は同じ値を保
っていた。実施例4、5、6ではさらに高弾性の材料を
先端部補強層に用いており、シャフトトルクが更に少な
くなっていたが、曲げねじれ量は変わらなかった。この
ように、先端部補強層のみのねじれ剛性を高くすること
で、曲げねじれ量を減ずることなく、シャフトトルクを
少なくすることができることが確認できた。この理由
は、曲げねじれ量を与えるシャフトのねじれ変形が、先
端部分以外で発生しており、先端の剛性に影響を受けな
い−方、シャフトトルクが先端部のねじれ剛性の影響を
受けるためであると推測される。
【0035】また、シャフト先端部の強度を示すT点S
G3点曲げ破壊強度は、先端部補強層の繊維配向角度が
0度の比較例1、2、3よりもそれぞれ各同一材料を用
いた実施例1、2、6の方が低くかった。また、実施例
3、4、5の高弾性の材料を用いた場合の方が低くなっ
ていた。しかしながら、すべての実施例1〜6につい
て、製品安全協会の定めるSG破壊強度の規格値である
82kgfをクリアしているので、実用上は問題のない
強度を有していることが確認できた。
【0036】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
によれば、繊維強化樹脂層の積層体からなり、該繊維強
化樹脂層の繊維角度を周方向で部分的に異ならせて、曲
げると同時に軸回りに捩れを発生させるゴルフクラブシ
ャフトにおいて、ヘッド装着側の先端部の配置する繊維
強化樹脂層からなる補強層の強化繊維を傾斜させている
ためり、曲げねじれ量を確保しつつシャフトトルクを小
さくすることができる。よって、フックやスライスの矯
正効果を高めながら、打球時の方向安定性も優れたもの
とすることができ、かつ、強度上も問題のないゴルフク
ラブシャフトと提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のゴルフクラブ用シャフトの斜視図で
ある。
【図2】 (A)(B)は積層するプリプレグの模式図
である。
【図3】 プリプレグの巻き付け状態を示す模式図であ
る。
【符号の説明】
1 シャフト 2 ヘッド 3 グリップ 5 先端部補強層 6、7、8 プリプレグ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 繊維強化樹脂層の積層体からなり、該繊
    維強化樹脂層び繊維角度を周方向で部分的に異ならせ
    て、しなると同時にその軸回りのねじれを生じるゴルフ
    クラブ用シャフトにおいて、 上記シャフトのヘッド取付側の先端付近に繊維強化樹脂
    層からなる先端部補強層を設け、該先端部補強層の繊維
    の配向角をシャフト軸線に対して35度以上55度以下
    に設定していることを特徴とするゴルフクラブシャフ
    ト。
  2. 【請求項2】 上記先端部補強層に用いられる繊維強化
    樹脂層の繊維の引張弾性率を33000kgf/mm2
    以上に設定している請求項1に記載のゴルフクラブシャ
    フト。
  3. 【請求項3】 上記先端部補強層に用いられる繊維強化
    樹脂層の繊維の引張強度を350kgf/mm2以上に
    設定している請求項2に記載のゴルフクラブシャフト。
JP11224630A 1999-08-06 1999-08-06 ゴルフクラブシャフト Pending JP2001046565A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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