JP2001046564A - ゴルフクラブ用のシャフト及びゴルフクラブ - Google Patents
ゴルフクラブ用のシャフト及びゴルフクラブInfo
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Abstract
ト3及びこのシャフト3が用いられたゴルフクラブの提
供。 【解決手段】 ヘッド1、シャフト3及びグリップ5か
ら、ゴルフクラブが構成されている。シャフト3は、繊
維強化樹脂によって構成されている。シャフト3は、前
端近傍のみに配設された前端補強繊維層を備えている。
この前端補強繊維層は、その弾性率が15000kgf
/mm2以下であるピッチ系炭素繊維から構成されてい
る。このシャフト3では、前端から重心までの距離であ
る重心距離の全長に対する比率である重心距離率がGと
され、逆式フレックスの順式フレックスと逆式フレック
スとの合計に対する比率である先調子率がPとされたと
き、下記数式(1)によって算出される値Xは、19以
上23以下である。 X=G−0.54×P −−−(1)
Description
ャフト及びこのシャフトが用いられたゴルフクラブに関
するものである。
化樹脂製シャフトが装着されたゴルフクラブが好んで用
いられており、ゴルフクラブの主流となりつつある。繊
維強化樹脂製シャフトは軽量であるため、これを用いる
ゴルファーはヘッドスピードを速めることができ、打球
の飛距離を高めることができる。
打球が上がりにくく、このためヘッドスピードに応じた
飛距離が得られずに悩んでいる者が多い。速いヘッドス
ピードでスイングできることとともに、打球が上がりや
すいことも、アベレージゴルファーがゴルフクラブに要
求する重要な性能である。一般的に、先調子率が大きな
ゴルフクラブほど打球が上がりやすく、このため打球感
がソフトとなってアベレージゴルファーに好まれる。従
来、シャフトの先調子率について種々の提案がなされて
きている(例えば特開平10−305121号公報参
照)。
して、シャフトの重心距離が挙げられる。重心距離が小
さなゴルフクラブ、すなわち重心が比較的前端寄りにあ
るゴルフクラブでは、ゴルファーはヘッドの重みを感じ
やすく、従ってスイングのタイミングをとりやすい。逆
に、重心距離が大きなゴルフクラブ、すなわち重心が比
較的後端寄りにあるゴルフクラブでは、ゴルファーはゴ
ルフクラブを重く感じ、また、ヘッドの重みを感じにく
い。アベレージゴルファーは、重心距離が小さなゴルフ
クラブを好む傾向が見られる。従来、シャフトの重心距
離についても種々の提案がなされてきている(例えば特
開平9−131422号公報及び実開平4−70061
号公報参照)。
積層数が少なくされて逆式フレックスが比較的大きくさ
れることにより、シャフトの先調子率が大きくされ得
る。しかし、この手法で先調子率が大きくされたシャフ
トでは、前端近傍が軽量となり、重心距離が大きくなっ
てしまう。一方、前端部分の補強繊維の積層数が多くさ
れて前端近傍が重くされることにより、重心距離が小さ
くされ得る。しかし、この手法で重心距離が小さくされ
たシャフトでは、逆式フレックスが小さくなって先調子
率が小さくなってしまう。
率を大きくすることと、積層数の調節によって重心距離
を小さくすることとは、相反する事項である。アベレー
ジゴルファーに好適な、先調子率が大きくて重心距離が
小さなシャフトは、未だ得られていないのが実状であ
る。
ものであり、先調子率が大きくて重心距離が小さなシャ
フト及びこのシャフトが用いられたゴルフクラブの提供
をその目的とする。
になされた発明は、ヘッドが装着される側の端である前
端から重心までの距離である重心距離の全長に対する比
率である重心距離率がGとされ、逆式フレックスの順式
フレックスと逆式フレックスとの合計に対する比率であ
る先調子率がPとされたとき、下記数式(1)によって
算出される値Xが19以上23以下であるゴルフクラブ
用のシャフト、である。 X=G−0.54×P −−−(1)
算出される値Xは、19以上23以下と従来のシャフト
に比して小さく設定されている。値Xが小さくされるに
は、重心距離率Gが比較的小さくされ、先調子率Pが比
較的大きくされる必要がある。これにより、シャフトが
いわゆる先調子となり、重心距離が小さくなる。従っ
て、このシャフトが用いられたゴルフクラブでは打球が
上がりやすく、また、このゴルフクラブはゴルファーに
とってスイングしやすい。
は、前端(ヘッドが装着される側の端)から重心までの
距離である重心距離がL1(mm)とされ、前端から後
端(グリップが装着される側の端)までの距離である全
長がL2(mm)とされたとき、下記数式(2)によっ
て算出される。 G=(L1/L2)×100 −−−(2)
は、順式フレックスがF1(mm)とされ、逆式フレッ
クスがF2(mm)とされたとき、下記数式(3)によ
って算出される。 P=(F2/(F1+F2))×100 −−−(3) なお、順式フレックスは、シャフトの前端から後端に向
かって129mmの箇所が荷重点とされ、この荷重点か
ら後端に向かって824mmの箇所が第一支点とされ、
この第一支点から後端に向かって140mmの箇所が第
二支点とされ、第一支点において下方から、そして第二
支点において上方から、軸方向が水平となるようにシャ
フトが固定され、荷重点に2.7kgの錘が吊り下げら
れたときの荷重点の撓み量である。また、逆式フレック
スは、シャフトの前端から後端に向かって12mmの箇
所が第二支点とされ、この第二支点から後端に向かって
140mmの箇所が第一支点とされ、この第一支点から
後端に向かって776mmの箇所が荷重点とされ、第一
支点において下方から、そして第二支点において上方か
ら、軸方向が水平となるようにシャフトが固定され、荷
重点に1.3kgの錘が吊り下げられたときの荷重点の
撓み量である。
は、弾性率が15000kgf/mm 2以下である繊維
からなり前端近傍のみに設けられる前端補強繊維層によ
って達成される。前端補強繊維層によって、シャフトの
前端近傍が重くなり、重心距離率Gが小さくなる。ま
た、この前端補強繊維層は弾性率が15000kgf/
mm2以下である繊維からなるので、前端近傍の剛性が
さほど大きくはならず、大きな先調子率Pが維持され
る。特に好適な繊維は、ピッチ系炭素繊維である。
フトは、比重が4g/cm3以上の繊維からなり、前端
近傍のみに設けられる前端補強繊維層によっても達成さ
れる。この繊維は比重が大きいので、前端近傍に配さる
量が少量であっても前端近傍が重くなり、重心距離率G
が小さくなる。また、前端近傍に配される繊維の量が少
量であれば、前端近傍の剛性がさほど大きくはならず、
大きな先調子率Pが維持される。比重が4g/cm3以
上の繊維としては、金属繊維が挙げられる。
本発明の実施形態が説明される。図1は、本発明の一実
施形態にかかるゴルフクラブが示された斜視図である。
このゴルフクラブは、ヘッド1、シャフト3及びグリッ
プ5から構成されている。ヘッド1は、シャフト3の前
端がホーゼル7に挿入されることにより、シャフト3に
装着されている。グリップ5は通常ゴム又は皮革からな
り、シャフト3の後端近傍の外周面に装着されている。
ャフト3は、通常は、マンドレルにプリプレグシートを
複数枚巻き付けて合成樹脂を硬化させ、マンドレルを抜
き取ってシャフト母材を形成し、このシャフト母材を所
定寸法にカットして作製される。従って、シャフト3で
は複数の補強繊維層が積層されている。シャフト3の長
さは特には制限されないが、通常は1095mm以上1
300mm以下程度である。また、シャフト3の重量
は、通常は35g以上100g程度である。
ートが示された模式的展開図である。この図において、
右側がシャフト3の前端側であり、左側がシャフト3の
後端側である。このシャフト3には、第1プリプレグシ
ート9、第2プリプレグシート11、第3プリプレグシ
ート13、第4プリプレグシート15、第5プリプレグ
シート17、第6プリプレグシート19、第7プリプレ
グシート21、第8プリプレグシート23、第9プリプ
レグシート25、第10プリプレグシート27及び第1
1プリプレグシート29が用いられている。
シート23、第9プリプレグシート25、第10プリプ
レグシート27及び第11プリプレグシート29は、シ
ャフト3の前端近傍のみに配設されたプリプレグシート
であり、その補強繊維は前端補強繊維層を形成してい
る。一方、第2プリプレグシート11、第3プリプレグ
シート13、第4プリプレグシート15、第5プリプレ
グシート17、第6プリプレグシート19及び第7プリ
プレグシート21は、シャフト3の全長に渡って配設さ
れたプリプレグシートである。前端補強繊維層の補強繊
維の弾性率は、15000kgf/mm2以下である。
これに対し、全長に渡って配設されたプリプレグシート
の補強繊維の弾性率は、15000kgf/mm2を超
えている(例えば30000kgf/mm2程度)。
り前端近傍が重くなっており、これによってシャフト3
の重心距離率Gが小さく設定されている。また、前端補
強繊維層の補強繊維はその弾性率が15000kgf/
mm2以下であるので、前端補強繊維層に起因する前端
近傍の剛性上昇がさほど大きくなく、大きな先調子率P
が維持されている。従って、上記式(1)によって算出
される値Xが、19以上23以下の範囲内となってい
る。
先調子率Pとの測定結果が示されたグラフである。この
図は、本発明者が市場のシャフトを調査して得たもので
ある。この図から明らかなように、従来の全てのシャフ
トは、値Xが23である直線よりも上方にプロットされ
ている。すなわち、値Xが19以上23以下であるシャ
フトは従来存在しておらず、前端補強繊維層が設けられ
た本発明のシャフトによって初めて19以上23以下の
値Xが達成されたのである。値Xが19以上とされるこ
とにより、先端部が軟らかくなりすぎて打球方向がばら
ついてしまうことが防止され、また、重心距離率Gが小
さくなりすぎてスイングに悪影響を与えることが防止さ
れる。また、値Xが23以下とされることにより、打球
が上がりやすくなり、また、アベレージゴルファーにと
ってスイングが容易となる。この観点から、値Xは21
以上23以下が特に好ましい。
15000kgf/mm2以下であればよく、その材質
は特には制限されない。例えば、炭素繊維、チタン繊
維、ガラス繊維、ケブラー等から、弾性率が上記範囲内
であるものが適宜選択され得る。特に好ましい補強繊維
は、マトリックス樹脂との接着性に優れ、得られるシャ
フト3の引張強度、圧縮強度及び曲げ強度が高くなり、
衝撃吸収性が高まるという理由から、石油ピッチを原料
として作られるピッチ系炭素繊維である。
前端補強繊維層の補強繊維の弾性率は、10000kg
f/mm2以下が特に好ましい。なお、弾性率の下限は
特には規定される必要はないが、材料の入手の容易性の
観点から、通常は弾性率が3000kgf/mm2以
上、特には5000kgf/mm2以上の補強繊維が用
いられる。なお、前端補強繊維層の補強繊維の弾性率
は、全長に渡って設けられる補強繊維の弾性率の50%
以下が好ましい。
長の3%以上40%以下が好ましく、特に5%以上30
%以下が好ましい。長さが上記範囲内とされることによ
り、値Xが19以上23以下の範囲内に設定されやすく
なる。
ルフクラブのシャフト31のプリプレグシートが示され
た模式的展開図である。この図において、右側がシャフ
ト31の前端側であり、左側がシャフト31の後端側で
ある。このシャフト31には、第1プリプレグシート3
3、第2プリプレグシート35、第3プリプレグシート
37、第4プリプレグシート39、第5プリプレグシー
ト41、第6プリプレグシート43、第7プリプレグシ
ート45、第8プリプレグシート47及び第9プリプレ
グシート49が用いられている。
グシート47及び第9プリプレグシート49は、シャフ
ト31の前端近傍のみに配設されたプリプレグシートで
あり、その補強繊維は前端補強繊維層を形成している。
一方、第2プリプレグシート35、第3プリプレグシー
ト37、第4プリプレグシート39、第5プリプレグシ
ート41、第6プリプレグシート43及び第7プリプレ
グシート45は、シャフト31の全長に渡って配設され
たプリプレグシートである。前端補強繊維層の補強繊維
の比重は4g/cm3以上である。これに対し、全長に
渡って配設されたプリプレグシートの補強繊維の比重
は、4g/cm3以下である。
補強繊維は比較的少量とされている。このように補強繊
維が少量であっても、その比重が4g/cm3以上と大
きいので、前端近傍の重量が十分に大きくなる。これに
より、シャフト31の重心距離率Gが小さく設定されて
いる。また、前端補強繊維層の補強繊維が少量であるの
で、前端補強繊維層に起因する前端近傍の剛性上昇がさ
ほど大きくなく、大きな先調子率Pが維持されている。
従って、上記式(1)によって算出される値Xが、19
以上23以下の範囲内となっている。
/cm3以上が特に好ましい。比重は大きいほど好まし
いので、その上限は特には制限されないが、実用材料中
で繊維化されるものの比重は、通常は25g/cm3以
下、特には20g/cm3以下である。補強繊維の好適
な材質としては、例えばタングステン(比重:19.3
g/cm3)、モリブデン(比重:10.2g/c
m3)、ステンレススチール(比重:7.8g/c
m3)等の金属が挙げられる。また、比重が上記範囲内
にあるアモルファス、炭素鋼(例えば神戸製鋼社の商品
名「サイファー」)等も好適に用いられる。なお、前端
補強繊維層の補強繊維の比重は、全長に渡って設けられ
る補強繊維の比重の4倍以上が好ましい。
全長の3%以上40%以下が好ましく、特に5%以上3
0%以下が好ましい。長さが上記範囲内とされることに
より、値Xが19以上23以下の範囲内に設定されやす
くなる。
されるが、この実施例の記載に基づいて本発明が限定的
に解釈されるべきではないことはもちろんである。
るような、長さが300mmであり前端幅が80mmで
あり最大幅部分の幅が90mmである第1プリプレグシ
ート9、前端幅が50mmであり後端幅が130mmで
ある第2プリプレグシート11、前端幅が50mmであ
り後端幅が130mmである第3プリプレグシート1
3、前端幅が20mmであり後端幅が55mmである第
4プリプレグシート15、前端幅が20mmであり後端
幅が55mmである第5プリプレグシート17、前端幅
が21mmであり後端幅が56mmである第6プリプレ
グシート19、前端幅が22mmであり後端幅が57m
mである第7プリプレグシート21、長さが200mm
であり前端幅が100mmである第8プリプレグシート
23、長さが200mmであり前端幅が100mmであ
る第9プリプレグシート25、長さが100mmであり
前端幅が80mmである第10プリプレグシート27及
び長さが100mmであり前端幅が80mmである第1
1プリプレグシート29を巻き付け、加熱してマトリッ
クス樹脂を硬化させた。そして、マンドレルを引き抜
き、得られたシャフト母材を所定寸法に裁断して、シャ
フト3を得た。このシャフト3に、ロフトが10゜であ
り、体積が305ccであり、質量が187gであり、
材質がチタン合金(6Al−4V)であるヘッド1を装
着した。さらにグリップ5を装着して、実施例1のゴル
フクラブ(ドライバー)を得た。このゴルフクラブに用
いられた各プリプレグシートの仕様が、下記の表1に示
されている。また、このゴルフクラブの仕様が、図4及
び下記の表3に示されている。
るような、長さが300mmであり前端幅が80mmで
あり最大幅部分の幅が90mmである第1プリプレグシ
ート33、前端幅が80mmであり後端幅が100mm
である第2プリプレグシート35、前端幅が80mmで
あり後端幅が100mmである第3プリプレグシート3
7、前端幅が24mmであり後端幅が50mmである第
4プリプレグシート39、前端幅が24mmであり後端
幅が50mmである第5プリプレグシート41、前端幅
が25mmであり後端幅が52mmである第6プリプレ
グシート43、前端幅が26mmであり後端幅が53m
mである第7プリプレグシート45、長さが200mm
であり前端幅が100mmである第8プリプレグシート
47及び長さが200mmであり前端幅が100mmで
ある第9プリプレグシート49を巻き付けた他は実施例
1と同様にして、実施例2のゴルフクラブを得た。この
ゴルフクラブに用いられた各プリプレグシートの仕様
が、下記の表2に示されている。また、このゴルフクラ
ブの仕様が、図4及び下記の表3に示されている。
(住友ゴム工業社の商品名「TOUR BLACK V
−10」)を用いた他は実施例1と同様にして、比較例
1のゴルフクラブを得た。また、市販のシャフト(住友
ゴム工業社の商品名「TOUR BLACK V−9
2」)を用いた他は実施例1と同様にして、比較例2の
ゴルフクラブを得た。さらに、市販のシャフト(住友ゴ
ム工業社の商品名「TOUR BLACK V−1
2」)を用いた他は実施例1と同様にして、比較例3の
ゴルフクラブを得た。比較例1から比較例3のゴルフク
ラブの補強繊維は、全てその弾性率が15000kgf
/mm2以上であり、比重が4g/cm3以下であっ
た。これらのゴルフクラブの仕様が、図4及び下記の表
3に示されている。
ップが5から30のゴルファー11名に、各実施例及び
比較例のゴルフクラブにてゴルフボールを打撃させ、ス
イングしやすさを評価させた。スイングしにくいものを
「1」とし、スイングしやすいものを「5」とした。1
1名の評価点の平均が3.5以上のゴルフクラブを
「○」とし、2.5以上3.5未満のものを「△」と
し、2.5未満のものを「×」とした。この結果が、下
記の表3に示されている。
ングしやすさの評価と同時に、打球の上がりやすさを評
価させた。打球が上がりにくいものを「1」とし、上が
りやすいものを「5」とした。11名の評価点の平均が
3.5以上のゴルフクラブを「○」とし、2.5以上
3.5未満のものを「△」とし、2.5未満のものを
「×」とした。この結果が、下記の表3に示されてい
る。
施例2のゴルフクラブでは、シャフトの値Xが19以上
23以下の範囲である。また、比較例1から比較例3の
ゴルフクラブでは、シャフトの値Xが23よりも大き
い。表3において、先調子率Pが小さくて値Xが大きな
比較例1のゴルフクラブ並びに重心距離率Gが大きくて
値Xが大きな比較例2及び比較例3のゴルフクラブは、
スイングしやすさ及び打球の上がりやすさのいずれかに
おいて、よくない評価となっている。これに対し、値X
が19以上23以下の範囲内である各実施例のゴルフク
ラブは、スイングしやすさ及び打球の上がりやすさの両
方において、良好な評価となっている。以上の評価結果
より、本発明の優位性が確認された。
のシャフトは、先調子率が大きくて重心距離が小さい。
このシャフトが用いられたゴルフクラブは打球が上がり
やすく、またゴルファーにとってスイングしやすい。
ラブが示された斜視図である。
示された模式的展開図である。
クラブのシャフトのプリプレグシートが示された模式的
展開図である。
ラブのシャフトの重心距離率Gと先調子率Pとの測定結
果が示されたグラフである。
子率Pとの測定結果が示されたグラフである。
Claims (6)
- 【請求項1】 ヘッドが装着される側の端である前端か
ら重心までの距離である重心距離の全長に対する比率で
ある重心距離率がGとされ、逆式フレックスの順式フレ
ックスと逆式フレックスとの合計に対する比率である先
調子率がPとされたとき、下記数式(1)によって算出
される値Xが19以上23以下であるゴルフクラブ用の
シャフト。 X=G−0.54×P −−−(1) - 【請求項2】 繊維強化樹脂によって構成されており、
前端近傍のみに配設された前端補強繊維層を備えてお
り、この前端補強繊維層がその弾性率が15000kg
f/mm2以下である繊維から構成されている請求項1
に記載のシャフト。 - 【請求項3】 上記前端補強繊維層を構成する繊維がピ
ッチ系炭素繊維である請求項2に記載のシャフト。 - 【請求項4】 繊維強化樹脂によって構成されており、
前端近傍のみに配設された前端補強繊維層を備えてお
り、この前端補強繊維層がその比重が4g/cm3以上
の繊維から構成されている請求項1に記載のシャフト。 - 【請求項5】 上記前端補強繊維層を構成する繊維が金
属繊維である請求項4に記載のシャフト。 - 【請求項6】 請求項1から請求項5のいずれか1項に
記載のシャフトを備えたゴルフクラブ。
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JP2004081230A (ja) * | 2002-08-22 | 2004-03-18 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | ゴルフクラブシャフト |
US6875127B2 (en) * | 2001-07-11 | 2005-04-05 | Sumitomo Rubber Industries, Ltd. | Golf club shaft |
US6926617B2 (en) * | 2002-03-15 | 2005-08-09 | Sri Sports Limited | Golf club shaft |
US20120108359A1 (en) * | 2010-11-02 | 2012-05-03 | Hiroshi Abe | Golf club |
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1999
- 1999-08-10 JP JP22625499A patent/JP4263314B2/ja not_active Expired - Fee Related
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