JP2012066731A - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】耐カット性を維持しつつタイヤ質量の増加を抑制して乗り心地を向上させる。
【解決手段】少なくとも一方のサイドウォール部3の外面3aに、タイヤ軸方向外側に隆起するとともにタイヤ放射方向に対し5〜25度の角度αでのびしかもタイヤ周方向に隔設された複数本のプロテクタリブ9を有する空気入りタイヤ1である。プロテクタリブ9は、タイヤ周方向の長さL1が10〜25mmのトレッド部2側の外縁13からプロテクタ厚さt1が最大となる最大隆起部14に連なりかつタイヤ半径方向の外側を向く外側壁面10を含む。また、正規負荷状態のタイヤ回転軸を含むタイヤ子午線断面において、外側壁面10は、外縁13から最大隆起部14に向かって平面Mと平行又は平面Mから離間する向きにのびかつ平面Mに対する角度が15°以下である。
【選択図】図1

Description

本発明は、耐カット性を維持しつつタイヤ質量の増加を抑制して乗り心地を向上させた空気入りタイヤに関する。
四輪駆動車やトラックなど悪路を走行する車両に使用される空気入りタイヤにあっては、悪路走行時、サイドウォール部に鋭利な石などが衝突し、該サイドウォール部にカット傷が生じる場合がある。従来、このような不具合に対処するため、例えば図7に示されるように、サイドウォール部aの外面にタイヤ軸方向外側に隆起するプロテクタcを設け、耐カット性を高めることが提案されている。
しかしながら、このようなプロテクタcは、タイヤ周方向に連続して設けられているため、ゴムボリュームが大きくなり、タイヤ質量が増加するという問題がある。また、プロテクタcにより、タイヤ縦剛性が過度に高められ、乗り心地が悪化するという問題がある。関連する技術としては次のものがある。
特開2003−112505号公報
本発明は、以上のような問題点に鑑み案出なされたもので、サイドウォール部の外面にタイヤ放射方向に対して所定の角度でのびるプロテクタリブをタイヤ周方向に隔設するとともに、その形状を限定することを基本として、耐カット性を維持しつつタイヤ質量の増加を抑制し、しかも乗り心地を向上させた空気入りタイヤを提供することを主たる目的としている。
本発明のうち請求項1記載の発明は、トレッド部と、そのタイヤ軸方向両端からタイヤ半径方向内側にのびる一対のサイドウォール部と、各サイドウォール部のタイヤ半径方向内側端に配されるビード部とを具える空気入りタイヤであって、少なくとも一方のサイドウォール部の外面に、タイヤ軸方向外側に隆起するとともにタイヤ放射方向に対し5〜25度の角度でのびしかもタイヤ周方向に隔設された複数本のプロテクタリブを有し、前記プロテクタリブは、タイヤ周方向の長さが10〜25mmのトレッド部側の外縁からプロテクタ厚さが最大となる最大隆起部に連なりかつタイヤ半径方向の外側を向く外側壁面を含み、かつ、正規リムに装着されかつ正規内圧が充填されしかも正規荷重を負荷してキャンバー角0°で平面に接地させた正規負荷状態のタイヤ回転軸を含むタイヤ子午線断面において、前記外側壁面は、前記外縁から前記最大隆起部に向かって前記平面と平行又は前記平面から離間する向きにのびかつ前記平面に対する角度が15°以下であることを特徴とする空気入りタイヤである。
また請求項2記載の発明は、前記外側壁面は、前記外縁から前記最大隆起部に向かってタイヤ周方向の長さが漸減する略台形状である請求項1記載の空気入りタイヤである。
また請求項3記載の発明は、前記最大隆起部のタイヤ周方向の長さは、前記外縁のタイヤ周方向の長さの80〜95%である請求項1又は2記載の空気入りタイヤである。
また請求項4記載の発明は、前記プロテクタリブは、前記最大隆起部からタイヤ半径方向内側に向かってプロテクタ厚さが漸減する請求項1乃至3のいずれかに記載の空気入りタイヤである。
また請求項5記載の発明は、前記プロテクタリブは、前記外側壁面と、前記最大隆起部からタイヤ半径方向内側にのびる内側壁面と、これらの両側縁からタイヤ軸方向内方にのびる一対の横側面とを含む変形角錐状をなす請求項1乃至4のいずれかに記載の空気入りタイヤである。
また請求項6記載の発明は、前記内側壁面の面積は、前記プロテクタリブの前記外縁と、プロテクタリブのタイヤ半径方向の内端との間を滑らかに連ねた仮想交差面の面積の90〜100%である請求項5記載の空気入りタイヤである。
また請求項7記載の発明は、前記プロテクタリブのタイヤ周方向の長さは、タイヤ半径方向の外側から内側に向かい漸減する請求項1乃至6のいずれかに記載の空気入りタイヤである。
また請求項8記載の発明は、前記サイドウォール部には、前記プロテクタリブの外縁からタイヤ半径方向の外側に15mm以内に、タイヤ周方向にのびる少なくとも1本の小溝が設けられる請求項1乃至7のいずれかに記載の空気入りタイヤである。
また請求項9記載の発明は、前記小溝は、タイヤ半径方向に離間して設けられた2本である請求項8記載の空気入りタイヤである。
また請求項10記載の発明は、前記小溝のうちタイヤ半径方向内側に設けられた内側の小溝は、前記プロテクタリブの外縁に連なる請求項8又は9に記載の空気入りタイヤである。
本発明の空気入りタイヤは、少なくとも一方のサイドウォール部の外面に、タイヤ軸方向外側に隆起してタイヤ周方向に隔設された複数本のプロテクタリブが設けられる。このプロテクタリブは、タイヤ放射方向に対し5〜25度の角度でのび、しかも、トレッド部側の外縁のタイヤ周方向の長さが10〜25mmに制限される。このようなプロテクタリブは、耐カット性を発揮しつつ、ゴムボリュームの増加を抑制してタイヤ質量を低減するとともに、タイヤ縦剛性の増加を抑制して乗り心地を向上する。
また、正規負荷状態のタイヤ回転軸を含むタイヤ子午線断面において、トレッド部側の外縁からプロテクタ厚さが最大となる最大隆起部に連なるプロテクタリブの外側壁面が、外縁から最大隆起部に向かって前記平面と平行又は前記平面から離間する向きにのびかつ前記平面に対する角度が15°以下に形成される。このようなプロテクタリブは、タイヤ半径方向やタイヤ軸方向からの外力に対して、剛性を高く確保できる。従って、本発明の空気入りタイヤは、プロテクタリブを小さくして、タイヤが軽量化されるとともに、タイヤ縦剛性を抑制して、乗り心地を向上する。さらに、プロテクタリブの外側壁面の角度が上記範囲に限定されるため、この外側壁面に衝突した石等は、タイヤの外側へ跳ね返される。従って、本発明の空気入りタイヤは、サイドウォール部の損傷が抑制されるため、耐カット性が向上する。
本発明の空気入りタイヤの一実施形態を示す右側半分断面図である。 図1のプロテクタリブ付近の部分拡大図である。 プロテクタリブの配置を示すタイヤの部分側面図である。 プロテクタリブ付近の拡大斜視図である。 正規負荷状態でのプロテクタリブの形状を説明するタイヤの断面図である。 プロテクタリブの仮想交差面の面積と内側壁面の面積とを説明する斜視図である。 従来のプロテクタを説明するサイドウォール部の部分斜視図である。
以下、本発明の実施の一形態が図面に基づき説明される。
図1は、本実施形態の空気入りタイヤ(以下、単に「タイヤ」ということがある。)1の正規状態の断面図であり、トレッド部2と、そのタイヤ軸方向両端からタイヤ半径方向内側にのびる一対のサイドウォール部3と、各サイドウォール部3のタイヤ半径方向内側端に配されるビード部4とを具える。本明細書において、「正規状態」とは、タイヤが、正規リム(図示せず)にリム組みされかつ正規内圧が充填されしかも無負荷である状態とし、特に断りがない場合、タイヤ各部の寸法等は、この正規状態で測定された値とする。
ここで、前記「正規リム」とは、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、各規格がタイヤ毎に定めているリムであり、JATMAであれば"標準リム"、TRAであれば "Design Rim" 、ETRTOであれば "Measuring Rim"となる。また、前記「正規内圧」とは、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、各規格がタイヤ毎に定めている空気圧であり、JATMAであれば"最高空気圧"、TRAであれば表 "TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES" に記載の最大値、ETRTOであれば "INFLATION PRESSURE" とする。
本実施形態の空気入りタイヤ1は、トレッド部2からサイドウォール部3をへてビード部4のビードコア5に至るカーカス6と、このカーカス6の半径方向外側かつトレッド部2の内部に配されるベルト層7とを具えている。なお、トレッド部2には、適宜排水用の溝8が設けられている。
前記カーカス6は、一対のビードコア5、5間をトロイド状に跨る本体部6aと、この本体部6aの両側に連なりかつ前記ビードコア5の回りでタイヤ軸方向内側から外側に折り返された折返し部6bとを有する少なくとも1枚、本実施形態では1枚のカーカスプライ6Aからなる。前記カーカスプライ6Aは、カーカスコードがタイヤ赤道C方向に対して例えば75〜90°の角度で傾けられている。前記カーカスコードには、例えば有機繊維コード又はスチールコードが採用される。
前記ベルト層7は、少なくとも2枚、本実施形態では、タイヤ半径方向内、外2枚のベルトプライ7A、7Bから構成される。各ベルトプライ7A、7Bは、タイヤ赤道Cに対して15〜40°の角度で傾けられたスチールコード等の高弾性のベルトコードを有する。各ベルトプライ7A、7Bは、ベルトコードが互いに交差する向きに重ねられている。
また、本実施形態の空気入りタイヤ1には、少なくとも一方のサイドウォール部3の外面3aには、タイヤ軸方向外側に隆起したプロテクタリブ9が設けられる。本実施形態のプロテクタリブ9は、ゴムで形成され、両側のサイドウォール部3にそれぞれ設けられている。
図1、2に示されるように、プロテクタリブ9は、そのタイヤ半径方向の外端9aとタイヤ半径方向の内端9bとを有する。プロテクタリブ9の外端9aにはサイドウォール部の外方領域3cが、また、プロテクタリブ9の内端9bにはサイドウォール部3の内方領域3dがそれぞれ連なっている。そして、本実施形態のプロテクタリブ9は、外方領域3c及び内方領域3dからタイヤ軸方向外側に浮き出すように突出して形成されている。
図1に示されるように、プロテクタリブ9の外端9aのビードベースラインBLからの高さH1は、タイヤ断面高さHの好ましくは60%以上、より好ましくは65%以上が望ましく、また好ましくは80%以下、より好ましくは75%以下が望ましい。前記高さH1が大きくなると、プロテクタリブ9が大型になり、タイヤ質量が大きくなるおそれがある。逆に、前記高さH1が小さくなると、耐カット性が発揮できないおそれがある。また、プロテクタリブ9のタイヤ半径方向の長さL3は、タイヤ断面高さHの好ましくは13%以上、より好ましくは15%以上が望ましく、また好ましくは21%以下、より好ましくは17%以下が望ましい。
また、図3、4に示されるように、プロテクタリブ9は、タイヤ周方向に隔設されることにより、各サイドウォール部3に複数本設けられる。さらに、プロテクタリブ9は、タイヤ放射方向に対し5〜25度の角度αでのびるとともに、トレッド部2側の外縁13のタイヤ周方向の長さL1が10〜25mmで形成される。なお、前記角度αは、前記外縁13の中点13pと前記内端9bとを結んだ中心線13nと、前記内端9bを通るタイヤ半径方向線13gとの角度をいう。
以上のように構成された本実施形態の空気入りタイヤ1は、プロテクタリブ9によって、サイドウォール部3のゴムボリュームが増加するため、耐カット性が向上する。また、本実施形態のプロテクタリブ9は、タイヤ周方向に隔設されるとともに前記外縁13のタイヤ周方向の長さL1等が限定されることにより、従来のタイヤ周方向に連続するプロテクタが設けられた空気入りタイヤに比してゴムボリュームが小さくなる。従って、本実施形態の空気入りタイヤ1は、タイヤ質量が低減されるとともに、タイヤ縦剛性の過度の増加を抑制して乗り心地が向上される。
また、図5に示されるように、本実施形態の空気入りタイヤ1では、前記正規状態の空気入りタイヤ1に正規荷重を負荷してキャンバー角0°で平面Mに接地させた正規負荷状態のタイヤ回転軸を含むタイヤ子午線断面において、前記外縁13からプロテクタ厚さt1(図2に示す)が最大(t1r)となる最大隆起部14に連なる外側壁面10は、前記外縁13から前記最大隆起部14に向かって前記平面Mと平行又は前記平面Mから離間する向きにのびかつ前記平面Mに対する角度θが15°以下に形成される。このように、プロテクタリブ9の外側壁面10と平面Mとの角度θが15°以下に限定されたプロテクタリブ9は、タイヤ半径方向(路面方向)やタイヤ軸方向の外力に対して、剛性が高く確保される。従って、本発明の空気入りタイヤ1は、プロテクタリブ9を小さくしつつ耐カット性を高めるため、より一層軽量化が可能になるとともに、タイヤ縦剛性が小さくなり、乗り心地が向上する。
また、本実施形態の外側壁面10は、図5の正規負荷状態において、タイヤ軸方向外側に向かってタイヤ半径方向外側に傾斜している。このため、この外側壁面10に衝突する石等は、タイヤから遠ざかる向きに跳ね返される。従って、本発明の空気入りタイヤ1は、サイドウォール部3の外方領域3cに石等が衝突し難く、その損傷が抑制されるため、耐カット性がさらに向上する。
なお、前記プロテクタ厚さt1とは、図2に示されるように、プロテクタリブ9のタイヤ半径方向の内端9aと外端9bとの間を滑らかに連ねた仮想交差面3bからその法線方向に測定されるプロテクタリブ9の外面9cまでの距離として定義される。
また、前記「正規荷重」とは、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、各規格がタイヤ毎に定めている荷重であり、JATMAであれば"最大負荷能力"、TRAであれば表 "TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES" に記載の最大値、ETRTOであれば "LOAD CAPACITY"とする。
なお、図3に示されるように、前記プロテクタリブ9のタイヤ放射方向に対する角度αが、25°を超えると、タイヤ半径方向の外力に対するプロテクタリブ9の剛性が小さくなり、該外力によりプロテクタリブ9にクラックなどの損傷が発生する。逆に、前記角度αが5°未満であると、サイドウォール部3を保護できる領域が小さくなり、耐カット性が低下する。このような観点より、前記角度αは、好ましくは7°以上、より好ましくは10°以上が望ましく、また好ましくは20°以下、より好ましくは15°以下が望ましい。
また、プロテクタリブ9の外縁13のタイヤ周方向の長さL1が、25mmを超えると、プロテクタリブ9のゴムボリュームが大きくなりタイヤの軽量化を十分に図ることができない。逆に、前記長さL1が10mm未満であると、サイドウォール部3を保護できる領域が小さくなり、耐カット性の向上が十分に期待できない。このような観点より、前記長さL1は、より好ましくは15mm以上が望ましく、またより好ましくは20mm以下が望ましい。
また、上述の作用効果をさらに高めるために、前記外縁13のタイヤ周方向の長さL1とプロテクタリブ9のタイヤ周方向の配設ピッチPとの比L1/Pは、好ましくは10%以上、より好ましくは12%以上が望ましく、また好ましくは15%以下、より好ましくは14%以下が望ましい。
さらに、図5の正規負荷状態において、プロテクタリブ9の前記外側壁面10がタイヤ軸方向外側に向かって平面Mに近づく向きに傾斜すると、外側壁面10に衝突した石等がタイヤのサイドウォール部3の外方領域3cに向かって跳ね返され、前記外方領域3cを損傷させ易くなるため、耐カット性が悪化する。逆に、前記角度θが15°を超えると、プロテクタ厚さt1が相対的に小さくなり、タイヤ軸方向の外力により、外側壁面10が損傷し易くなって、耐カット性を確保できない。このような観点より、前記角度θは、より好ましくは7°以上が望ましく、またより好ましくは12°以下が望ましい。
また、図4に示されるように、本実施形態の外側壁面10は、前記外縁13から前記最大隆起部14に向かってタイヤ周方向の長さが漸減する略台形状に形成される。このような外側壁面10を具えたプロテクタリブ9は、大きな剛性を有する点で特に好ましい。とりわけ、プロテクタリブ9の剛性をバランス良く向上させるために、最大隆起部14のタイヤ周方向の長L2さと、前記外縁13のタイヤ周方向の長さL1との比L2/L1は、好ましくは80%以上、より好ましくは85%以上が望ましく、また好ましくは95%以下、より好ましくは90%以下が望ましい。
また、本実施形態のプロテクタリブ9は、外側壁面10と、最大隆起部14からタイヤ半径方向内側にのびる内側壁面11と、これらのタイヤ軸方向の両側に配された両側縁15からタイヤ軸方向内方にのびる一対の横側面12、12とを含んだ変形角錐状に形成される。このようなプロテクタリブ9は、タイヤ軸方向の外力に対しても、大きな剛性を確保して耐カット性を向上させる点で望ましい。
図2に示されるように、プロテクタリブ9は、前記最大隆起部14からタイヤ半径方向内側及び外側に向かってプロテクタ厚さt1が漸減する。このようなプロテクタリブ9は、相対的にカットが生じ難い内側壁面11のタイヤ半径方向内側のゴムボリューム小さくする。これは、耐カット性を維持しつつ、より一層の軽量化及び乗り心地の向上に役立つ。
また、本実施形態の内側壁面11は、タイヤ子午線断面において、タイヤ軸方向外側に凸となる円弧として形成される。このような内側壁面11は、サイドウォール部3の前記仮想交差面3bも同様の円弧で形成されることに伴い、前記プロテクタ厚さt1を効率よく徐々に漸減させるのに役立つ。もし、内側壁面11が直線状をなす場合には、プロテクタリブ9の剛性が相対的に小さくなり、クラックなどの損傷が生じ易いという不具合がある。
また、図3に示されるように、プロテクタリブ9のタイヤ周方向の長さLtは、タイヤ半径方向の外側から内側に向かい漸減するのが望ましい。このようなプロテクタリブ9は、該プロテクタリブ9の剛性の確保とタイヤの軽量化とをバランス良く発揮させるのに役立つ。本実施形態のプロテクタリブ9の内端9bは、先細の先鋭形状(即ち、タイヤ周方向の長さLtが0になる。)をなす。これにより、タイヤの質量が効果的に低減され、乗り心地が向上する。
また、図2に示されるように、最大隆起部14でのプロテクタ厚さt1rが小さくなると、耐カット性が低下するおそれがあり、逆に、前記厚さt1rが大きくなると、ゴムボリュームが大きくなり、タイヤ質量が増加するとともに乗り心地が悪化する傾向がある。このような観点より、最大隆起部14でのプロテクタ厚さt1rは、好ましくは2.0mm以上、より好ましくは4.0mm以上が望ましく、また好ましくは6.0mm以下、より好ましくは5.0mm以下が望ましい。
また、図6に示されるように、プロテクタリブ9の内側壁面11の面積S1と、前記プロテクタリブ9のタイヤ半径方向の内端9bと外端9aとの間を滑らかに連ねた仮想交差面3bの面積S2との比S1/S2は、好ましくは70%以上、より好ましくは75%以上が望ましく、また好ましくは90%以下、より好ましくは85%以下が望ましい。前記比S1/S2が大きすぎると、ゴムボリュームが大きくなるおそれがあるし、逆に、前記比S1/S2が小さすぎると、プロテクタリブ9の剛性が小さくなり内側壁面11にクラック等の損傷が発生するおそれがある。
また、同様の観点より、図2に示されるように、プロテクタリブ9のタイヤ半径方向の長さL3と、外端9aから最大隆起部14までのタイヤ半径方向の長さL4との比L4/L3は、好ましくは15%以上、より好ましくは17%以上が望ましく、また好ましくは25%以下、より好ましくは22%以下が望ましい。
また、本実施形態の空気入りタイヤ1は、図3及び図4に示されるように、タイヤ周方向に連続してのびる小溝16が、プロテクタリブ9の前記外縁13からタイヤ半径方向の外側に15mm以内の領域Rに設けられる。このような小溝16は、プロテクタリブ9で高められた前記外縁13側のタイヤ縦剛性を局部的に緩和し、乗り心地の悪化を確実に防止することができる。また、このようにタイヤ縦剛性が局部的に緩和された空気入りタイヤ1は、凸凹路面等による路面からの外力に柔軟に変形できるため、前記外側壁面10と平面Mとの角度θを前述の範囲に維持し易い。従って、本実施形態の空気入りタイヤ1は、耐カット性が高く維持される。しかしながら、前記範囲Rが、大きくなるとタイヤ縦剛性が小さくなって操縦安定性が悪化するおそれがある。このような観点より、前記領域Rは、より好ましくは10mm以下、さらに好ましくは5mm以下とするのが望ましい。
なお、特に限定されるものではないが、前記小溝16の設けられた空気入りタイヤ1では、正規状態におけるタイヤ軸方向に対する外側壁面10の角度θoは、40〜50°の範囲に形成されるのが望ましい。これにより、小溝16による縦剛性の局部緩和と相まって、正規負荷状態における外側壁面10の平面Mに対する角度θが、前述の範囲に形成され易くなる。
また、本実施形態の小溝16は、タイヤ半径方向の内側に設けられた内側の小溝16aとそのタイヤ半径方向の外側に離間して設けられた外側の小溝16bとの2本から形成される。これにより、効果的に外端9a側のタイヤ縦剛性が抑制され、乗り心地や耐カット性が向上する。なお、前記小溝16が、3本以上設けられると、外端9a側のタイヤ縦剛性が小さくなり、操縦安定性が悪化するおそれがあるため、望ましくない。
また、内側の小溝16aのタイヤ半径方向内側の溝縁16a1は、本実施形態では前記プロテクタリブ9の外縁13と一致して形成される。これは、前述の作用をさらに効果的に高める。
前記小溝16は、前述の作用を効率よく発揮させるために、その溝幅W(図2に示す)は、好ましくは1.0mm以上、より好ましくは1.5mm以上が望ましく、また好ましくは4.0mm以下、より好ましくは2.5mm以下が望ましい。同様に、溝深さD(図2に示す)は、好ましくは0.5mm以上、より好ましくは1.0mm以上が望ましく、また好ましくは4.0mm以下、より好ましくは2.0mm以下が望ましい。
また、本実施形態のプロテクタリブ9のタイヤ周方向の両外側には、該プロテクタリブ9から離間するとともに、プロテクタリブ9よりも小高さで隆起する小隆起部17が設けられる。このような小隆起部17は、耐カット性をさらに向上させつつ、タイヤ質量の増加を抑制している。なお、小隆起部17は、設けなくてもよい。
また、本実施形態のプロテクタリブ9を含むサイドウォール部3の外表面を形成するサイドウォールゴム3G(図1に示す)には、複素弾性率E*が、好ましくは3.5MPa以上、より好ましくは3.8MPa以上のゴム組成物が望ましい。サイドウォールゴム3Gの複素弾性率E*が小さくなると、プロテクタリブ9の剛性が低下して、耐カット性能が悪化するおそれがある。また、逆に、複素弾性率E*が大きくなると、サイドウォール部3の縦剛性が大きくなりすぎ、乗り心地が悪化するおそれがある。このような観点より、サイドウォールゴム3Gの複素弾性率E*は、好ましくは4.5MPa以下、より好ましくは4.2MPa以下が望ましい。
また、上述の作用を発揮させる観点より、サイドウォールゴム3Gの破壊エネルギーが好ましくは3500以上、より好ましくは4000以上が望ましい。
なお、本明細書では、前記複素弾性率E*は、粘弾性スペクトロメーターを用い、温度30℃、周波数10Hz、初期伸張歪10%、動歪の振幅±2%の条件で測定した値である。また、破壊エネルギーは、JIS−K−6251「加硫ゴム及び熱可塑性ゴム−引張特性の求め方」に準じて、熱可塑性樹脂シート及び加硫ゴムシートからなる3号ダンベル型試験片を用いて雰囲気温度23℃中で引張試験を実施し、各試験片の引張破断強度と引張破断伸びを測定したときの引張破断強度(N)×引張破断伸び(%)×1/2で表される値である。
また、プロテクタリブ9は、トレッド部2に形成されるパターンピッチと同数配置されるのが望ましい。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は図示の実施形態に限定されることなく、種々の態様に変形して実施し得る。
本発明の効果を確認するために、図1及び図3に示すタイヤ構造をなす空気入りタイヤ(サイズLT325/65R18)が表1に示す仕様に基づき試作された。そして、各タイヤの耐カット性能、乗り心地、操縦安定性、耐クラック性能、及びタイヤ質量が評価された。各タイヤともプロテクタリブ以外の構成は実質的に同一である。主な仕様は、次の通りである。
トレッド幅TW:262mm
カーカスプライ数:3枚
カーカスコード角:88°
カーカスコード材料:ポリエステル
ベルトプライ数:2枚
ベルトコード角:19°
ベルトコード材料:スチール
リム:18×9J
内圧:275kPa
テストの方法は、次の通りである。
<耐カット性能>
試供タイヤを四輪駆動車(シボレーシルバラード2500HD)の全輪に装着し、岩石、採石などが散乱した悪路を約50km走行した後、サイドウォール部の外表面に生じたカット傷を肉眼により観察し、以下の基準で評価した。
○:カット傷の発生なし、又は発生したカット傷の深さが0.5mm以下
△:発生したカット傷の深さが0.5mmより大かつ2.0mm以下
×:発生したカット傷の深さが2.0mmより大
<乗り心地>
前記悪路走行時における乗り心地がドライバーによる官能評価によって10点法で評価された。数値が大きいほど良好である。
<耐クラック性>
試供タイヤをオゾン濃度50pphmの雰囲気中に15日問放置した。しかる後、内圧を再調整し、荷重(20.24kN)にてドラム上を速度80km/hにて200時間走行させた。その後、プロテクタリブにおける亀裂(クラック)及びゴム欠けの発生状態が肉眼により、以下の基準で評価された。
○:亀裂の発生なし、又は発生した亀裂の深さが0.5mm以下
△:発生した亀裂の深さが0.5mmより大かつ2.0mm以下
×:発生した亀裂の深さが2.0mmより大
<タイヤ質量>
タイヤ1本当たりの質量が測定され、比較例1を100とする指数で評価された。数値が小さいほど軽量であり良好であることを示す。
テストの結果を表1に示す。
Figure 2012066731
Figure 2012066731
テストの結果、実施例のものは、比較例に比べて耐クラックと乗り心地とをバランス良く向上させていることが確認できる。
1 空気入りタイヤ
3 サイドウォール部
9 プロテクタリブ
10 外側壁面
13 外縁
14 最大隆起部
α プロテクタリブのタイヤ放射方向に対する角度
θ 外側壁面の平面に対する角度
L1 外縁のタイヤ周方向長さ
M 平面
t1 プロテクタ厚さ

Claims (10)

  1. トレッド部と、そのタイヤ軸方向両端からタイヤ半径方向内側にのびる一対のサイドウォール部と、各サイドウォール部のタイヤ半径方向内側端に配されるビード部とを具える空気入りタイヤであって、
    少なくとも一方のサイドウォール部の外面に、タイヤ軸方向外側に隆起するとともにタイヤ放射方向に対し5〜25度の角度でのびしかもタイヤ周方向に隔設された複数本のプロテクタリブを有し、
    前記プロテクタリブは、タイヤ周方向の長さが10〜25mmのトレッド部側の外縁からプロテクタ厚さが最大となる最大隆起部に連なりかつタイヤ半径方向の外側を向く外側壁面を含み、かつ、
    正規リムに装着されかつ正規内圧が充填されしかも正規荷重を負荷してキャンバー角0°で平面に接地させた正規負荷状態のタイヤ回転軸を含むタイヤ子午線断面において、
    前記外側壁面は、前記外縁から前記最大隆起部に向かって前記平面と平行又は前記平面から離間する向きにのびかつ前記平面に対する角度が15°以下であることを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. 前記外側壁面は、前記外縁から前記最大隆起部に向かってタイヤ周方向の長さが漸減する略台形状である請求項1記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記最大隆起部のタイヤ周方向の長さは、前記外縁のタイヤ周方向の長さの80〜95%である請求項1又は2記載の空気入りタイヤ。
  4. 前記プロテクタリブは、前記最大隆起部からタイヤ半径方向内側に向かってプロテクタ厚さが漸減する請求項1乃至3のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  5. 前記プロテクタリブは、前記外側壁面と、前記最大隆起部からタイヤ半径方向内側にのびる内側壁面と、これらの両側縁からタイヤ軸方向内方にのびる一対の横側面とを含む変形角錐状をなす請求項1乃至4のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  6. 前記内側壁面の面積は、前記プロテクタリブの前記外縁と、プロテクタリブのタイヤ半径方向の内端との間を滑らかに連ねた仮想交差面の面積の90〜100%である請求項5記載の空気入りタイヤ。
  7. 前記プロテクタリブのタイヤ周方向の長さは、タイヤ半径方向の外側から内側に向かい漸減する請求項1乃至6のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  8. 前記サイドウォール部には、前記プロテクタリブの外縁からタイヤ半径方向の外側に15mm以内に、タイヤ周方向にのびる少なくとも1本の小溝が設けられる請求項1乃至7のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  9. 前記小溝は、タイヤ半径方向に離間して設けられた2本である請求項8記載の空気入りタイヤ。
  10. 前記小溝のうちタイヤ半径方向内側に設けられた内側の小溝は、前記プロテクタリブの外縁に連なる請求項8又は9に記載の空気入りタイヤ。
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