JP2012040033A - 気体透過性物質を利用する細胞を培養する方法及び装置 - Google Patents
気体透過性物質を利用する細胞を培養する方法及び装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2012040033A JP2012040033A JP2011265191A JP2011265191A JP2012040033A JP 2012040033 A JP2012040033 A JP 2012040033A JP 2011265191 A JP2011265191 A JP 2011265191A JP 2011265191 A JP2011265191 A JP 2011265191A JP 2012040033 A JP2012040033 A JP 2012040033A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- medium
- gas permeable
- cell culture
- gas
- cells
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12M—APPARATUS FOR ENZYMOLOGY OR MICROBIOLOGY; APPARATUS FOR CULTURING MICROORGANISMS FOR PRODUCING BIOMASS, FOR GROWING CELLS OR FOR OBTAINING FERMENTATION OR METABOLIC PRODUCTS, i.e. BIOREACTORS OR FERMENTERS
- C12M23/00—Constructional details, e.g. recesses, hinges
- C12M23/02—Form or structure of the vessel
- C12M23/08—Flask, bottle or test tube
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12M—APPARATUS FOR ENZYMOLOGY OR MICROBIOLOGY; APPARATUS FOR CULTURING MICROORGANISMS FOR PRODUCING BIOMASS, FOR GROWING CELLS OR FOR OBTAINING FERMENTATION OR METABOLIC PRODUCTS, i.e. BIOREACTORS OR FERMENTERS
- C12M23/00—Constructional details, e.g. recesses, hinges
- C12M23/24—Gas permeable parts
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12M—APPARATUS FOR ENZYMOLOGY OR MICROBIOLOGY; APPARATUS FOR CULTURING MICROORGANISMS FOR PRODUCING BIOMASS, FOR GROWING CELLS OR FOR OBTAINING FERMENTATION OR METABOLIC PRODUCTS, i.e. BIOREACTORS OR FERMENTERS
- C12M25/00—Means for supporting, enclosing or fixing the microorganisms, e.g. immunocoatings
- C12M25/06—Plates; Walls; Drawers; Multilayer plates
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12M—APPARATUS FOR ENZYMOLOGY OR MICROBIOLOGY; APPARATUS FOR CULTURING MICROORGANISMS FOR PRODUCING BIOMASS, FOR GROWING CELLS OR FOR OBTAINING FERMENTATION OR METABOLIC PRODUCTS, i.e. BIOREACTORS OR FERMENTERS
- C12M25/00—Means for supporting, enclosing or fixing the microorganisms, e.g. immunocoatings
- C12M25/14—Scaffolds; Matrices
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12N—MICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
- C12N5/00—Undifferentiated human, animal or plant cells, e.g. cell lines; Tissues; Cultivation or maintenance thereof; Culture media therefor
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12N—MICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
- C12N5/00—Undifferentiated human, animal or plant cells, e.g. cell lines; Tissues; Cultivation or maintenance thereof; Culture media therefor
- C12N5/06—Animal cells or tissues; Human cells or tissues
- C12N5/0602—Vertebrate cells
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12N—MICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
- C12N2500/00—Specific components of cell culture medium
- C12N2500/02—Atmosphere, e.g. low oxygen conditions
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
- Wood Science & Technology (AREA)
- Zoology (AREA)
- Biomedical Technology (AREA)
- Genetics & Genomics (AREA)
- Biotechnology (AREA)
- Biochemistry (AREA)
- Microbiology (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Sustainable Development (AREA)
- Clinical Laboratory Science (AREA)
- Immunology (AREA)
- Cell Biology (AREA)
- Apparatus Associated With Microorganisms And Enzymes (AREA)
- Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)
Abstract
【解決手段】複数の高さに培地を有し、且つ培地容積に対する気体透過性表面領域の或る割合を有する、細胞培養装置及び細胞培養方法を含む。これらの装置及び方法は、細胞培養効率及びスケールアップ効率を改善することを可能にする。
【選択図】 図1A
Description
本出願は、2003年10月8日付けで出願された米国仮出願第60/509,651号(その全体が参照により本明細書中に援用される)の優先権を主張するものである。
細胞の培養は、バイオテクノロジーの重要な要素である。細胞は、研究段階の間は少量で培養され、そして、通常、培養の規模は、研究がその目的であるヒト及び動物の保健医療に利益を与えることに移行するにしたがって増大する。この規模の増大は、しばしば、スケールアップと称される。或る装置及び方法は、広範な細胞型を培養することを可能にするとして、研究段階の細胞培養に関して十分に確立されており、したがって、最も幅広い対象に対して有用である。これらの装置は、マルチウェル組織培養プレート、組織培養フラスコ、ローラボトル及び細胞培養用バッグを含む。残念ながら、これらの装置は非効率的であり、これらはスケールアップ時の労力、混入の危険性及び費用の観点で、より非効率的にさえなる。研究及びスケールアップ効率を改善する、スケールアップを研究し且つ維持する、代替的な装置及び方法を作製することが必要とされている。本考察は、従来技術における制限の多くを特定し、以下により詳細に記載される解決策を示す。
この装置の設置面積を大きくすることで、より多くの培地を存在させることができるというものである。大きい設置面積を有する装置の作製は製造の見地から困難であり、典型的なインキュベータ及びフローフードにおいて利用可能な制限された空間量を直ちに大きくし、装置の取り扱いをより難しくする。したがって、市販の細胞培養装置は小さい。このように、培養のスケールアップは、複数の装置を使用すること、又はより精巧な、複雑な、且つ費用のかかる代替品を用いることが必要である。
る。仕様書、操作指示書及び/又は特許は、各製品に対する培地の高さ及び培地容積に対する気体透過性表面積の割合を決定する。
1/4〜1/2を満たされて、培地及び細胞の容積の比較的高い内表面積比を提供し、それにより十分な酸素がバッグ内で拡散し、且つ二酸化炭素がバッグの外に拡散することで細胞の代謝及び増殖を容易にすることができる」と記述している。パティリョ他の観点から、バクスターインターナショナル社製のLifecell(登録商標)X−Fold(商標)バッグに関して実現される最適な培地高は、その600cm2バッグに対するものであって、1.0cm〜2.0cmの培地の高さ、及び、2.0cm2/ml〜1.0cm2/mlの、培地容積に対する気体透過性表面積の割合を与える。
ているため、バッグ内で使用される気体移動面積は必要以上に大きくなる。
Barbera-Guillem )は、「マイクロタイタープレートの設置面積の場合、膜面積は最大化され、容積は最小化され、最大の気体相互交換を有する巨大な増殖面を提供する空間をもたらす」と記述している。この製品をいかにして使用するかを規定する操作プロトコルは、わずか10mlの培地の導入を明記しており、それにより培地が存在することができる高さを0.2cmに制限している。この装置と関連する特許文献9(2002年6月25日付けで出願)は、最大1.27cm(0.5インチ)までの高さが可能であるが、0.18cm〜約0.2cm(約0.07〜約0.08インチ)の高さがより好ましいであろうと記述している。同様に、この装置と関連する特許文献10は、最大20mmまでの高さが可能であるが、4mmの高さがより好ましいであろうと記述している。この特許において記載される1.27cmというより高い高さが市販の装置に組み込まれたとしても、この培地の高さはバッグで可能な高さを超えることはない。さらに、このことは、培地容積に対する気体透過性表面積の割合を1.00cm2/ml(バッグと同様)にしか減少させないであろう。特許文献9は、装置の1つの側面のみが気体透過性である構成を示す。この構成(商品化されていない)において、1.27cm(0.5インチ)の培地の高さでは、0.79cm2/mlの、培地容積に対する気体透過性表面積の割合が得られ、この割合は、細胞培養用バッグのものよりも若干低いであろう。したがって、側壁があるにもかかわらず、形状が最大の培地高を可能にしたとしても、バッグと比較して、スケールアップ効率は改善されていない。
養カセットは最大160mlまでの培養容積を提供し、Petaka(商標)は最大25mlまでの培養容積を提供する。したがって、ちょうど1,000mlの培養を実施するためには、100個のOpticell(登録商標)カートリッジ、7個のCLINIcell(登録商標)培養カセット、又は40個のPetaka(商標)カートリッジが必要となるであろう。
うに、適切な機能には、気体透過性物質の厚さが約0.013cm(約0.005インチ)未満又はそれ以下である必要があることを指示している。Si−Culture(商標)バッグは、ジメチルシリコーンから構成され、約0.011cm(約0.0045インチ)の厚みを有する。バーバラ・ギレム他(特許文献9)及びバーバラ・ギレム(特許文献10)は、気体透過性膜の厚みは、膜が適したポリマー類(ポリスチレン、ポリエチレン、ポリカーボネート、ポリオレフィン、エチレン酢酸ビニル、ポリプロピレン、ポリスルフォン、ポリテトラフルオロエチレン又はシリコーン共重合体を含む)から成る場合、約0.003cm(約0.00125インチ)未満〜約0.013cm(約0.005インチ)の範囲であり得ることを記述している。フィルムをこの薄さに維持することは、フィルムが破裂しやすく、製造中に容易に針穴が開きやすく、且つシートプロファイル以外のプロファイルを許容しない、カレンダ加工(calendaring )以外の任意の方法により作製することが困難であるため、不都合である。本明細書中において、従来の見識を超える増加した厚みのシリコーンがいかにして細胞培養を妨げないかが示されるであろう。
培地の割合が、適切な細胞サポートとして記載されている(特許文献14及び特許文献15)。細胞培養面積に対して培地容積を増大することは供給の頻度を最小化する観点において有利であるものの、実際には、気体透過性表面積の各cmより高い培地高は制限されている。これらの特許に含まれる装置の市販設計は、他の気体透過性装置のように、これらは細胞上に存在することができる培地の量を制限することを示す。培地容積の半分より多くが、半透過性膜のすぐ上の領域には存在せず、細胞のすぐ上に存在している培地の高さを減少させる。装置の非気体透過性側壁は、使用に関する指示に従って操作されるとき、CELLine(商標)製品における半透過性膜上に培地が存在する場所の高さが、CL1000ウェルにおいてはおよそ3.8cm、CL350ウェルにおいては2.6cm、CL6ウェルにおいては1.9cmであるように設計されている。使用に関する指示に従って操作されるとき、細胞培養区画内に存在している培地の高さは、CL1000ウェルに関しては15mm、CL350ウェルに関しては14mm、CL6ウェルに関しては26mmである。この特許は、装置は培地の上方面で気体/液体界面を一体化すると記載する。したがって、気体移動が装置の底部を介して且つ培地の頂部で起こるため、培地容積に対する気体移動表面積の割合もまた制限される。各装置に関する培地容積に対する気体移動表面積の割合は、CL1000ウェルに関してはおよそ0.31cm2/ml、CL350ウェルに関しては0.32cm2/ml、CL6ウェルに関しては1.20cm2/mlである。
培地容積に対する気体透過性表面積の割合をもたらす。さらに、中空の気体透過性コアを有する必要性は、空間を無駄にする。この装置は、5cmの長さ当たり100mlの培地の内部容積しか有さず、等しい長さの従来のボトルの500mlと対照的である。培地容積の制限は、この装置を、従来のローラボトルよりもスケールアップ効率が低いものとしているが、これは、より多くのボトルが等量の培養に必要であるからである。この装置に伴なう別の問題は、エッチングされた孔(直径90μm(ミクロン))を気体移動のために使用することである。これらの孔は、気体の進入を可能にするのに十分大きいが、液体が細胞区画から出ることを防ぐのに十分小さい。しかし、ほとんどの滅菌フィルターは0.45μm(ミクロン)、より一般的には0.2μm(ミクロン)の粒子が通過することを妨害するため、これらの孔は細胞区画の細菌侵入を許してしまうであろう。
不十分である。静止気体透過性装置は、装置の底部及び頂部を介する気体移動のみを可能にする。したがって、従来のスカフォールド(マルチシェルフ組織培養フラスコ内に備えられたスチレンシェルフ等)を含む場合、これらは細胞がある位置での気体交換を阻害する効果を有するであろう。気体透過性物質は、付着スカフォールドが十分な気体移動を妨げない様式で位置決めするべきである。これがいかに有益になるかは、本明細書中の発明の詳細な説明においてさらに説明されるであろう。
らない過剰容積の気体)に取り組んでいない。
下方気体透過性物質から成る気体透過性装置に関して、培地の高さを、従来の見識により決定される、又は市販されている装置において利用可能な高さよりも増大させることは有益であり得ることが発見された。本発明の発明者等によって、細胞培養培地内の基質の対流は、従来認識されているよりも重要な役割を果たすと予想される。物質移動のための拡散への歴史的な依存は、対流が与える寄与を過小評価しているように見受けられる。このことは、細胞培養培地中のグルコース及び乳酸塩等の基質の移動速度を過小評価することにつながり、従来許容されていたよりも細胞から遠くに存在する培地が細胞に対して有用であり得ることを認識することができないであろう。培地中の基質の移動速度が過小評価されると、細胞から遠すぎると思われている領域内に存在する培地は、無駄であると間違って見なされるであろう。論理的な結論として、装置によって占められる空間を減少させ、より経済的に滅菌、出荷、保管及び廃棄されるようにするために、気体透過性装置が細胞に対して有用であり得るよりも少ない培地を保持するように不必要に構成されることになる。
り効率的な細胞培養及びプロセススケールアップを提供するさまざまな細胞培養装置構成を可能にする。
これらの発見は、細胞を培養する新たな装置及び方法を作り出すことを可能にし、これらは、現在の装置(ペトリ皿、マルチウェル組織培養プレート、組織培養フラスコ、マルチシェルフ組織培養フラスコ、ローラボトル、気体透過性ペトリ皿、気体透過性マルチウェルプレート、気体透過性細胞培養用バッグ、区画化気体透過性装置及び気体透過性回転装置等)を上回る劇的な効率及びスケールアップの改善を提供することができる。
本明細書中に開示される或る実施の形態は、気体透過性物質から少なくとも部分的に成る側壁を介して気体交換を可能にすることにより、気体透過性装置を使用する優れた細胞培養法を提供する。
ために培地の高さを増大すること、及び培地容積に対する気体透過性表面積の割合を低減することにより、気体透過性細胞培養用バッグにおける細胞培養の方法に対する優れた代替法を提供する。
本明細書中に開示される或る実施の形態は、培地の高さの増大及び培地容積に対する気体透過性表面積の割合の低減を可能にするために壁高を増大することにより、区画化気体透過性装置に対する優れた代替物を提供する。
従来の細胞培養装置又は方法では考えられていない高さに培地を保持することができる気体透過性装置を構成することにより、取り扱い頻度、労力、滅菌費用、出荷費用、保管費用、インキュベータ用空間の使用、廃棄費用、及び混入の危険性を減らすことを含む利点を生じることができる。また、培地容積に対する気体透過性表面積の割合を、従来の細胞培養装置又は方法では考えられていない割合まで減少させることも、培養効率を増大させ得る。これにより、装置の長さ又は幅を対応して増大させることなく、培地の高さを増大させることが可能となる。好ましい実施形態では、培地の高さを増大させるか、又は培地容積に対する気体透過性表面積の割合を減らすかのいずれかを可能とする措置がとられる。培地の高さを増大させ、且つ培地容積に対する気体透過性表面積の割合を減らすことの両方を可能とする措置がとられる。
対する気体透過性表面積の割合は、好ましくは1.03cm2/mlを下回るべきである。24ウェル以下では、培地容積に対する気体透過性表面積の割合は、好ましくは0.97cm2/mlを下回るべきである。形態が、カートリッジの2つの側面が気体透過性である気体透過性カートリッジの場合、培地容積に対する気体透過性表面積の割合は、好ましくは0.79cm2/mlを下回るべきである。細胞培養用バッグの形態では、培地容積に対する気体透過性表面積の割合が1.0cm2/mlを下回ることが好ましい。形態が区画化された装置であり、その装置内の培地全てが半透過性膜の上全体に存在する場合、培地容積に対する気体透過性表面積の割合は、好ましくは1.74cm2/mlを下回るべきである。形態が区画化された装置であり、その装置内の培地全てが半透過性膜の上全体には存在しない場合、培地容積に対する気体透過性表面積の割合は、好ましくは、0.31cm2/mlを下回るべきである。
載する多種多様の情報が存在する。シリコーンはしばしば、良好な選定子となる。シリコーンには優れた酸素透過性があり、光学観察を可能とし得り、簡単には破壊せず、通常、細胞がシリコーンに結合せず、多種多様な形状に簡単に製造され得る。シリコーンが使用される場合、気体移動が望まれる部位で、約0.508cm(0.2インチ)未満、約0.254cm(0.1インチ)未満、約0.127cm(0.05インチ)未満、又は約0.076cm(0.030インチ)未満であり得る。材料の最良の選択法は用途による。例えば、低温保存にさらされるであろう用途では、Teflon(登録商標)が好ましいであろう。細胞が気体透過性物質に付着する接着培養に関しては、WO01/92462号、米国特許第4,939,151号、米国特許第6,297,046号及び米国特許出願第10/183,132号に、指針を与える多くの情報源がある。
の細胞を収容する能力、装置への栄養供給頻度の低減、及び設置面積を増大させることのない装置のスケールアップを含む、多くの利点が生じる。壁は任意の生体適合性材料から構成することができ、液体密封シール(liquid tight seal )を形成するように下方気体透過性物質と結合させる(mate: 噛み合わせる)べきである。下方気体透過性物質を壁と結合させる方法としては、接着結合、ヒートシール、圧縮圧密(compression squeeze )、及び部分間の封止を作り出すために一般的に使用される任意の他の方法が挙げられる。任意選択として、壁及び下方気体透過性物質は、同一の材料で形成され、単一体として製造することができる。例えば、シリコーンが用いられる場合、壁及び下方気体透過性物質は、単一気体透過性部品となるように液体注入成形されるか又はディップ成形され得る。それにより、気体透過性細胞培養装置が、図4Bに示されるように垂直に立てて置かれるか、又は、その上に細胞20が静置している気体透過性壁41を示している図4Cに示されるように、装置の側面を下に置く場合に細胞がその上に存在するような気体透過性面を作る利点がある。
められる場合であり得る)に有益性がある場合、気体透過性細胞培養装置を回転することが有利であり得る。この任意選択性が望まれる場合、気体透過性細胞培養装置の壁は、下方気体透過性物質について記載された同一方法で気体透過性にされるべきである。ボトルの長さ又は直径に制限はないが、気体透過性細胞培養装置が標準的なローララックで機能することができるように壁が標準的なローラボトルの直径と一致している場合、有利であり得る。
%を占める場合、この構成は、十分な気体交換により、約0.010cm(0.004インチ)厚のシリコーン膜上で1cm2当たり約1億〜1.5億個のマウスハイブリドーマ細胞を培養することを可能とする。また、図5に示されるように、下方の気体出入開口部100は、気体が受動拡散により下方気体透過性物質サポート80の気体区画90に対する出入りを可能にする。これは、気体透過性細胞培養装置10Bを、補助的なポンプ機構を必要とせずに周囲条件下で機能させる。足場95は下方気体透過性物質サポート80を持ち上げ、周囲気体が下方の気体出入開口部100で利用可能になるようにさせる。この情報はまた、装置が回転モード又は非回転モードのいずれかで、装置の側面について記載されるように機能する場合、側壁周辺の気体区画を維持するのに適用される。気体透過性物質に十分な気体の接近を可能にする他の可能性も利用できる。インテグラバイオサイエンス社(Integra Biosciences AG)製、例えばCELLine(商標)製品は、下方のプラスチックサポートから30.48cm(1フィート)持ち上げたオープンメッシュを用いて、気体透過性膜への気体のアクセスを可能にしている。また、米国特許第5,693,537号もこの特徴に対する付記的なガイダンスを提供している。
(プロファイル)を変更する多くの他の方法があることを認識するであろう。
る液体密封シールを付与する潜在的性能があるからである。非気体透過性底部31は、従来のマルチウェル組織培養プレートで一般に使用される任意のプラスチック、又は当業者には既知の任意の他の細胞付着材料であり得る。
対する培地の容積は気体透過性細胞培養装置に再現され得る。例えば、150mlの培地を用いて既存の培養が従来の850cm2ローラボトルで行われ、且つ気体透過性培養細胞装置が、従来のボトルと同一の外側形状を有している場合、表面積に対する培地容積の割合は一定に保たれ得る。従来の850cm2ローラボトルの形状で構成された気体透過性細胞培養装置は、約2,200mlの培地を保ち得る。それは、従来のローラボトルの150ml培地容積に比べ、培地容積が14.67倍増加する。したがって、12,470cm2である表面積における14.67倍の増加は、相当の表面積に対する培地の割合を等しく維持する必要がある。そのため、気体透過性細胞培養装置が2,200mlの培地を含有し、且つスカフォールド表面積が12,470cm2である場合、通常1つのボトル当たり150mlで操作する約15個の従来の850cm2ローラボトルで培養される細胞と同数の細胞を培養することが予想され得る。また、栄養供給の頻度もほとんど同一であるはずである。
有用である気体透過性細胞培養装置に関する構成の一切断面を示す。この実施形態では、装置の少なくとも1つの壁が気体移動を行う。この装置は、空間をよりコンパクトに使用できるようにしながら、気体透過性細胞培養装置に従来の組織培養フラスコと同一の特質を保持させるので有益である。望ましい特質としては、注入又はピペット操作での培地の搬入及び除去の容易さ、顕微的観察能、混入又はpHの変化を示し得る培地の色の変化が容易に見られること、並びに出荷、保管及びインキュベータ用空間を最も効率的に利用するための装置の積載可能性が挙げられる。しかし、組織培養フラスコ操作に必要とされる気体/液体界面が除かれ、且つ1つ又は複数のスカフォールドが存在し得るため、気体透過性細胞培養装置は組織培養フラスコよりも優れる。図示の実施形態では、気体透過性細胞培養装置12は、少なくとも1つの気体透過性壁200を備えた液体密封外枠から成る。培地出入口60Aは蓋70Aで覆われる。スカフォールド120Dは、種菌と培地が各スカフォールド120Dの間に存在できる間隔を有して、互いに平行に配向される。好ましくは、各スカフォールド上に存在する種菌又は培地を等量にするために、スカフォールド120Dは等間隔に位置付けられる。気体透過性壁200の気体透過性物質は、図4Aに示される実施形態の下方気体透過性物質30に関して記載されたものと同一の特質を有する。好ましい実施形態では、スカフォールド120Dは、従来の組織培養フラスコに存在する物質の特徴と一致した物質の特徴を有する。頂部壁201及び最も底部のスカフォールド120Dは透明であるので、培地の色を視覚的に査定すること、並びに底部のスカフォールド120Dを顕微的に評価することが可能である。後部壁又は他の壁を気体透過性にすることにより、さらに気体移動能を作り出すことができる。それは、気体透過性細胞培養装置12の設置面積をさらに増大させることが可能となる効果を有し得る。例えば、気体透過性壁200の気体移動能が、約12.700cm(5インチ)幅のスカフォールド120D上に存在する細胞をサポートする場合、反対側の壁を気体透過性にするとスカフォールド120Dが約25.400cm(10インチ)幅である場合に十分な気体移動能が可能となる。気体透過性細胞培養装置12が垂直方向にスケールアップする機能(capacity)に制限はない。
ングアーム145がその下方の隣接したスカフォールド120Fに対して及ぼす力のため、さらに離れて互いに等間隔で保持される。各スカフォールド120Fの間の一定した距
離は、細胞の位置する場所全てにおいて表面積に対する培地50の容積の一定の割合を保障し、勾配形成の可能性を減らす。図14Dにおいて、培地50の除去及び浮き胴25Aの上方への力の喪失により、気体透過性細胞培養装置10Gは崩壊している。気体透過性細胞培養装置は、今は廃棄用に効率的な大きさとなっている。接着細胞の回復が必要な場合では、気体透過性細胞培養装置10Gを崩壊させることは、培地50を除去するとともにトリプシンを加える場合、有益である。この様式では、細胞を回復させるのにわずか少量のトリプシンしか必要とされない。当業者は、気体透過性細胞培養装置10Gの高さを変更する多くの他の方法が適用され得ることを認識するであろう。
の形状が保持される。ロケータスクリュー170は、滅菌ピペットチップにより回転されるように構成され、それにより装置の混入を防ぎ、標準的な実験器具の使用によりスカフォールド間の距離を再配置することを可能にし得る。
実施例
下方気体透過性物質から成る装置により、培地の高さを変更することが細胞増殖及び抗体産生に及ぼす影響を査定するため、評価を行った。培地容積に対する気体透過性物質表面積の割合を変更することの効果もまた査定された。下方気体透過性物質及び従来の見識を超えた高さで培地を保持する能力を備えて構成された単区画の試験装置を、従来の見識の範囲内の高さで培地を保持した単区画の対照試験装置と比較した。Si−Cultureバッグ(米国特許第5,686,304号)に定められた1.6cmという培地の高さの限定に対して比較を行った。対照試験装置は、高さ1.6cmで培地を収容するように構成し、試験装置全てに使用された気体透過性物質は、実際のSi−Culture(商標)バッグから得られた気体透過性物質から成っていた。
12.75倍の高さに培地を保持することができる場合、この装置はそれが占める据付面積1cm2当たり2.91倍の細胞を培養することか可能であり、完全産生時間が2.83倍増加するだけで11.99倍のモノクローナル抗体(Mab)を産生することを示す。また、培養容積に対する気体透過性物質表面積の割合がSi−Culture(商標)バッグのものと比較された場合、劇的にその割合が減少し得る。その割合がSi−Culture(商標)バッグにより使用される割合のわずか4%であった場合でさえ、培養物を効率的に増殖させた。これにより、培地の高さを上げつつ、装置の設置面積は固定されたままにさせることを含む、多種多様の装置構成の存在が可能である。また、より多くの培地が気体透過性表面積1cm2当たりに存在するので、蒸発の影響を最小限にさせる。
米国特許第5,686,304号及び米国特許出願第10/183132号によって記載されたような従来の見識、及びシリコーンを使用する市販の気体透過性製品のデザインは、約0.013cm(0.005インチ)を超える厚さのシリコーンが使用されるべき
ではないことを指示している。しかし、厚さを増大することは製造面及び製品の信頼性の点で利点がある。したがって、下方シリコーン気体透過性物質の厚さが細胞増殖に及ぼす影響を査定するために評価を行った。従来の見識の物質の厚さを、厚さを増大させた同一の材料と比較した。
養装置の設計が可能である。
従来の見識とは異なる様式で気体透過性細胞培養装置を構成することにより得られる利点を査定するために評価を行った。2つの一般的なフォーマット、すなわち、1)非回転型気体透過性装置、及び2)回転型気体透過性装置を評価した。非回転型気体透過性装置の構成では、培地の高さは、従来の見識によって課された制限をかなり超えていた。培地容積に対する気体透過性表面積の割合は従来の見識のものよりもかなり低く減少した。回転型気体透過性装置の構成では、最新型の気体透過性回転型ボトルのものよりも、培地を気体透過性壁からさらに離れて存在させ、より多くの培地を1つの装置当たりに存在させた。
率的な配置で少なくとも9倍の改善を生み出すことができ、従来のローラボトルと比較して、滅菌、出荷、保管、労力、インキュベータ用空間、及び廃棄の費用の削減をもたらす。
気体透過性壁を介して生じる気体交換を可能とすることにより、気体/液体界面が存在しない場合の接着細胞の培養能を査定するために評価を行った。試験装置を図17に示されるような様式で構成した。この装置は気体/液体界面により気体が移動する可能性を排除した。気体透過性壁試験装置12は、長方形の液体密封外枠241から成り、1つの気体透過性壁200A及び5つの非気体透過性壁210で構成された。気体透過性壁200Aはシリコーン膜から成り、およそ0.0045の厚さであり、メドトロニック社(ミネアポリス)から購入した。この膜はメドトロニック社で、Si−Culture(商標)バッグを製造するために使用される。液体搬入口220及び液体除去口230は、播種及び栄養供給を可能とする。対照Falcon(商標)T−175組織培養フラスコに相当する接着面を設けるために、底部接着スカフォールド240は、Falcon組織培養フラスコから除去されたプラスチックの断片で構成された。外枠241の内寸法は深さ6cm、幅10cm、及び高さ0.635cmであった。そのため、気体透過性壁200Aは幅10cm及び高さ0.635cmであり、6.35cm2の表面積を生じた。底部接着スカフォールド240は幅10cm及び深さ6cmであり、60cm2の接着面を可能とした。気体透過性壁試験装置12を、播種中、培地で全体的に満たし、それにより全ての気体/液体界面が排除された。そのため、気体交換は気体透過性壁200Aに対しての垂直方向への拡散によって生じるだけとなり得る。60,000個のBHK生細胞(98%の生存度)から成る種物を、10%のHycloneFBS及び1%のL−グルタミンを添加した38.1mlのEMEM培地に懸濁させた。そのため、播種密度は、利用可能な接着スカフォールド240領域1cm2当たり生細胞10,000個であった。培地の容積に対する気体透過性膜の表面積は0.167cm2/mlであった。接着スカフォールドの表面積に対する気体透過性膜の表面積は0.106cm2/cm2であった。対照T−175組織培養フラスコに同じ播種密度及び生存度で同一の細胞を播種した。気体透過
性壁試験装置12及びT−175対照を5%CO2、95%R.H.、及び37℃の標準的な細胞培養用インキュベータに配置した。
気体/液体界面が存在することなく複数のスカフォールド上に接着細胞を培養する能力を査定するために、評価を行った。気体交換は気体透過性装置の壁を介して行われた。気体透過性試験装置は、気体/液体界面による気体移動の可能性を排除した図18に示したような様式で構成された。マルチスカフォールド試験装置14は、1つの気体透過性壁200B及び5つの非気体透過性壁210Aで構成された長方形の液体密封外枠で構成された。気体透過性壁200Bは、0.015厚の成形シリコーン物質で構成された。液体搬入口220A及び液体除去口230Aは播種及び栄養供給を可能とする。接着スカフォールド240Aは、NUNC(商標)CellFactory細胞培養装置から除去されたプラスチックで構成された。マルチスカフォールド試験装置14の内寸法は長さ15.24cm、幅7.62cm、及び高さ2.54cmであった。そのため、気体透過性壁200Bは幅7.62cm、及び高さ2.54cmであり、19.35cm2の気体透過性物質表面積を生じた。各接着スカフォールド240Aは幅6.6cm、及び長さ15.03cmであり、1つの接着スカフォールド240A当たり99cm2の接着表面積を生じた。
従来のフラスコに比べ、細胞を培養するために1つを超えるスカフォールドを備えて構成された非回転型気体透過性細胞培養装置の性能を評価するために試験装置を構成した。図19Aは、気体透過性試験装置260の断面図を示す。スカフォールド120Hを垂直に配置し、一貫した間隙をスペーサ135Bにより各スカフォールド120H間で維持した。壁40Jは気体透過性であり、メドトロニック社(ミネアポリス)から購入したシリコーンから成り、およそ0.0045の厚さであった。縫合部(suture)270は気体透過性壁40に力を加え、バルクヘッドガスケット280に気体透過性壁40を押し付け、気体透過性壁40と、上方のバルクヘッド290及び下方のバルクヘッド300との間に液体密封シールを作製した。培地出入口60Bは、気体透過性試験装置260に対する液体の搬入及び除去を可能にした。蓋70Cは混入を防ぎ、操作中は密栓されていた。図19Bはスカフォールド120Hの斜視図を示す。このスカフォールドは組織培養処理されたポリスチレンから作られ、約0.102cm(0.040インチ)の厚さであった。直径約1.905cm(0.75インチ)のピペット出入開口部125Aはピペットの出入を可能とし、スカフォールド120H間で気体がトラップされるのを防いだ。4つのベントスロット190は、トラップされた気体が出るためのさらなる領域を可能とし、気体/液体界面がすべて除去されるのを確実にした。各スカフォールド120Hの片面当たりの
表面積は約86cm2であった。気体透過性試験装置260の内径は約11.176cm(4.4インチ)であり、下方バルクヘッド300の内側面から上方(上部)バルクヘッド290の内側面へ測定した場合の内高は約5.715cm(2.25インチ)であった。そのため、気体透過性物質の表面積は561cm2であった。8つのスカフォールド120Hは、スペーサ135Bを用いて垂直に積層され、スカフォールドそれぞれの間の間隙を約0.635cm(0.25インチ)に維持した。8つのスカフォールド120Hの上面の表面積を合わせると、695cm2であった。気体透過性試験装置260の内容積はおよそ500mlであった。したがって、培地容積に対する気体透過性物質の割合は561cm2/500ml、すなわち1.12cm2/mlであった。
各装置によって占められる空間の容積は注目に値する。気体透過性試験装置260の設置面積は100cm2であり、ネックを含めた高さは7.6cmであった。そのため、占められた空間は約760cm3であった。ネックを含めたT−175フラスコの設置面積はおよそ長さ23cm×幅11cmであり、本体は高さ約3.7cmであった。そのため、占められた空間は約936cm3であった。気体透過性試験装置260はT−175フラスコよりも約8.4倍多い細胞を培養したので、同一の時間で同じ量の細胞を得るには8.4個のT−175フラスコを用いることになるであろう。表7は、表6の実験結果に基づいて、気体透過性試験装置260により培養された同数の細胞をT−175フラスコを用いて生成した場合、占められたであろう空間の差異を示す。
図19Aに示される試験装置を用いて、実施例6で前に規定されたように、細胞がスカフォールドの上面及び底面の両方に接着するかどうかを確かめるために実験を行った。このことは、2段階の播種により完遂し得る。段階1では、垂直位置に配向させたまま、第1の種菌を気体透過性試験装置に配置した。細胞を24時間かけて、スカフォールド上に重力で沈降させ、且つスカフォールドの上面に接着させた。段階2では、第2の種菌を気体透過性試験装置に配置した。気体透過性試験装置を反転させ、第2の種菌の細胞を、スカフォールド上に重力で沈降させ、且つスカフォールドの底面に接着させた。
装置内により大きなスカフォールド領域を挿入することにより、装置の大きさをさらに低減することができるかを確かめるために試験を行った。空間さらに節減するために、各スカフォールドの上方及び下方の面を用いて細胞を培養した。実施例7の気体透過性試験をさらなるスカフォールドを用いて製造した。表面積に対する容積の割合が従来の組織培養フラスコとほぼ同じとなるようにスカフォールドの数及びスカフォールド間の距離を選択した。従来のT−175フラスコに推奨される培地容積は、約16〜32mlと異なる
(インビトロジェンライフテクノロジー(Invitrogen Life Technologies))。このことは、接着表面から約0.09〜0.18cmのところに培地が存在することを要求する。この実施例の試験装置は2段階で播種され、細胞を各スカフォールドの上面及び下面上に存在させるようにした。したがって、空間及び労力節約の点で気体透過性細胞培養装置がもたらすことのできる価値の控えめな評価を得るために、各スカフォールド間に0.34cmの培地の高さが存在することを可能にした。この様式では、表面積に対する培地の割合は、T−175フラスコに対して一定に保たれた。事実上、各スカフォールド面はスカフォールド間の培地の半分を利用できた。また、そのスカフォールドに隣接したスカフォールドは、もう半分の培地を利用できた。そのため、スカフォールドの各面に利用可能な培地は、増殖表面1cm2当たり0.17cm高さの従来の組織培養フラスコと一致した。
るものであると理解されるべきである。
図19Aの断面図で示されたように、且つ実施例5でさらに規定されたように、気体透過性試験装置260を構成し、1つを超えるスカフォールドを備えて構成される気体透過性細胞培養装置を回転させる性能を評価した。
Claims (26)
- 細胞を培養するための方法において、
a.半透過性膜によって区画されておらず、かつ少なくとも一部が非孔性気体透過材料からなる細胞培養装置を形成する工程と、
b.前記細胞培養装置に一定体積の媒質と動物の細胞とを入れる工程と、
c.前記細胞培養装置を細胞培養のために適切な組成を有する雰囲気ガスを有する細胞培養位置に配置する工程であって、前記媒質は、媒質の最も上位の位置が最も下位の位置よりも2cmを超えた高さにあるように配置する工程と、
d.前記媒質中で前記細胞を重力によって沈降させる工程と、
e.前記細胞が重力によって前記媒質中で沈降した後に、静止細胞培養の様式にて前記細胞を培養する工程とを備える、細胞を培養するための方法。 - 前記細胞培養装置を前記細胞培養位置に配置した後で前記細胞を静止細胞培養の様式にて培養する工程を含む、請求項1に記載の方法。
- 前記静止細胞培養の様式では前記装置は前記媒質を撹拌するための手段を備えていない、請求項1に記載の方法。
- 前記静止細胞培養の様式では前記装置は前記媒質の動きを生じさせるための手段を備えていない、請求項1に記載の方法。
- 前記静止細胞培養の様式では前記装置は前記媒質を混合するため動きを生じさせるための手段を備えていない、請求項1に記載の方法。
- 前記媒質は該媒質の前記最も下位の位置から3.2cmを超えて存在する、請求項1に記載の方法。
- 前記媒質は該媒質の前記最も下位の位置から4.0cmを超えて存在する、請求項1に記載の方法。
- 前記媒質は該媒質の前記最も下位の位置から5.09cmを超えて存在する、請求項1に記載の方法。
- 前記媒質は該媒質の前記最も下位の位置から6.0cmを超えて存在する、請求項1に記載の方法。
- 細胞を培養するための方法において、
f.単一区画からなるとともに、少なくとも底部が少なくとも部分的に非孔性気体透過材料からなる細胞培養装置を形成する工程と、
g.前記単一区画に一定体積の媒質と動物の細胞とを入れる工程と、
h.前記細胞培養装置の底部が前記単一区画の最下面をなす位置に前記細胞培養装置が配置されたときに、前記媒質が前記底部の最も下位の位置から2.0cmを越えてあるように前記媒質の体積を調整する工程と、
i.前記細胞培養装置を細胞培養のために適切な組成を有する雰囲気ガスを有する細胞培養位置に配置する工程であって、前記細胞培養装置は前記底部が前記単一区画の前記最下面をなすように配置される、細胞培養位置に配置する工程と、
j.前記媒質中で前記細胞を重力によって沈降させる工程と、
k.前記細胞が重力によって前記媒質中で沈降した後に、静止細胞培養の様式にて前記細胞を培養する工程とを備える、細胞を培養するための方法。 - 前記静止細胞培養の様式では前記装置は前記媒質を撹拌するための手段を備えていない、請求項10に記載の方法。
- 前記静止細胞培養の様式では前記装置は前記媒質の動きを生じさせるための手段を備えていない、請求項10に記載の方法。
- 前記静止細胞培養の様式では前記装置は前記媒質を混合するため動きを生じさせるための手段を備えていない、請求項10に記載の方法。
- 前記媒質は該媒質の前記最も下位の位置から3.2cmを超えて存在する、請求項10に記載の方法。
- 前記媒質は該媒質の前記最も下位の位置から4.0cmを超えて存在する、請求項10に記載の方法。
- 前記媒質は該媒質の前記最も下位の位置から5.09cmを超えて存在する、請求項10に記載の方法。
- 前記媒質は該媒質の前記最も下位の位置から6.0cmを超えて存在する、請求項10に記載の方法。
- 細胞を培養するための方法において、
a.半透過性膜によって区画されておらず、かつ少なくとも一部が非孔性で湾曲していない気体透過材料からなる、内部で細胞を培養するための細胞培養装置を形成する工程と、b.単一区画に一定体積の媒質と動物の細胞とを細胞懸濁液ではない方式で入れる工程と、
c.前記細胞培養装置を細胞沈降位置に配置して前記細胞のうちの少なくとも一部を前記非構成で湾曲していない気体透過材料の少なくとも一部に沈降させ、及び、前記細胞培養装置が前記細胞沈降位置に配置されたときに、前記媒質が前記底部の最も下位の位置から2.0cmを越えてあるように前記媒質の体積を調整する工程と、
d.前記細胞培養装置の底部が前記単一区画の最下面をなす位置に前記細胞培養装置が配置されたときに、前記媒質が前記底部の最も下位の位置から2.0cmを越えてあるように前記媒質の体積を調整する工程と、
e.前記細胞培養装置を細胞培養のために適切な組成を有する雰囲気ガスを有する細胞培養位置に配置する工程であって、前記細胞の少なくとも一部が前期非孔性で湾曲していない気体透過材料の少なくとも一部にあるように、細胞培養位置に配置する工程を備える、細胞を培養するための方法。 - 前記細胞培養装置を前記細胞培養位置に配置した後で前記細胞を静止細胞培養の様式にて培養する工程を含む、請求項1に記載の方法。
- 前記静止細胞培養の様式では前記装置は前記媒質を撹拌するための手段を備えていない、請求項1に記載の方法。
- 前記静止細胞培養の様式では前記装置は前記媒質の動きを生じさせるための手段を備えていない、請求項1に記載の方法。
- 前記静止細胞培養の様式では前記装置は前記媒質を混合するため動きを生じさせるための手段を備えていない、請求項1に記載の方法。
- 前記媒質は該媒質の前記最も下位の位置から3.2cmを超えて存在する、請求項1に記載の方法。
- 前記媒質は該媒質の前記最も下位の位置から4.0cmを超えて存在する、請求項1に記載の方法。
- 前記媒質は該媒質の前記最も下位の位置から5.09cmを超えて存在する、請求項1に記載の方法。
- 前記媒質は該媒質の前記最も下位の位置から6.0cmを超えて存在する、請求項1に記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US50965103P | 2003-10-08 | 2003-10-08 | |
US60/509,651 | 2003-10-08 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006534398A Division JP2007511205A (ja) | 2003-10-08 | 2004-10-08 | 気体透過性物質を利用する細胞を培養する方法及び装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012040033A true JP2012040033A (ja) | 2012-03-01 |
JP2012040033A5 JP2012040033A5 (ja) | 2012-06-07 |
Family
ID=34435003
Family Applications (5)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006534398A Pending JP2007511205A (ja) | 2003-10-08 | 2004-10-08 | 気体透過性物質を利用する細胞を培養する方法及び装置 |
JP2011104616A Pending JP2011147460A (ja) | 2003-10-08 | 2011-05-09 | 気体透過性物質を利用する細胞を培養する方法及び装置 |
JP2011265191A Pending JP2012040033A (ja) | 2003-10-08 | 2011-12-02 | 気体透過性物質を利用する細胞を培養する方法及び装置 |
JP2014192922A Pending JP2014236753A (ja) | 2003-10-08 | 2014-09-22 | 気体透過性物質を利用する細胞を培養する方法及び装置 |
JP2016099018A Pending JP2016174614A (ja) | 2003-10-08 | 2016-05-17 | 気体透過性物質を利用する細胞を培養する方法及び装置 |
Family Applications Before (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006534398A Pending JP2007511205A (ja) | 2003-10-08 | 2004-10-08 | 気体透過性物質を利用する細胞を培養する方法及び装置 |
JP2011104616A Pending JP2011147460A (ja) | 2003-10-08 | 2011-05-09 | 気体透過性物質を利用する細胞を培養する方法及び装置 |
Family Applications After (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014192922A Pending JP2014236753A (ja) | 2003-10-08 | 2014-09-22 | 気体透過性物質を利用する細胞を培養する方法及び装置 |
JP2016099018A Pending JP2016174614A (ja) | 2003-10-08 | 2016-05-17 | 気体透過性物質を利用する細胞を培養する方法及び装置 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (9) | US9255243B2 (ja) |
EP (4) | EP2336293B1 (ja) |
JP (5) | JP2007511205A (ja) |
CN (2) | CN101120083B (ja) |
AU (4) | AU2004280623B2 (ja) |
CA (1) | CA2542116C (ja) |
WO (1) | WO2005035728A2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014236753A (ja) * | 2003-10-08 | 2014-12-18 | ウィルソン ウォルフ マニュファクチャリング コーポレイションWilson Wolf Manufacturing Corporation | 気体透過性物質を利用する細胞を培養する方法及び装置 |
KR20180011216A (ko) * | 2015-05-21 | 2018-01-31 | 오리바이오테크 엘티디 | 세포 배양 장치, 시스템, 및 그의 사용방법 |
JP2022068206A (ja) * | 2016-07-12 | 2022-05-09 | カリフォルニア インスティチュート オブ テクノロジー | 高密度細胞増殖と代謝産物交換のための基材 |
Families Citing this family (162)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7323024B2 (en) * | 2003-12-10 | 2008-01-29 | Babcock & Wilcox Technical Services Y-12, Llc | Vessel with filter and method of use |
US9637715B2 (en) | 2005-07-07 | 2017-05-02 | Emd Millipore Corporation | Cell culture and invasion assay method and system |
US8257964B2 (en) | 2006-01-04 | 2012-09-04 | Cell ASIC | Microwell cell-culture device and fabrication method |
US9354156B2 (en) | 2007-02-08 | 2016-05-31 | Emd Millipore Corporation | Microfluidic particle analysis method, device and system |
ES2865180T3 (es) | 2005-07-07 | 2021-10-15 | Univ California | Aparato para formación de cultivo celular |
US9388374B2 (en) | 2005-07-07 | 2016-07-12 | Emd Millipore Corporation | Microfluidic cell culture systems |
US7745209B2 (en) | 2005-07-26 | 2010-06-29 | Corning Incorporated | Multilayered cell culture apparatus |
JP2007097407A (ja) * | 2005-09-30 | 2007-04-19 | Espec Corp | 細胞製造方法及び細胞培養装置 |
DE102006004157A1 (de) * | 2006-01-30 | 2007-08-02 | Eppendorf Ag | Vorrichtung und Verfahren zum Inkubieren von Zellen |
US7745210B2 (en) * | 2006-06-30 | 2010-06-29 | Corning Incorporated | Fluid flow diverter for cell culture vessel |
JP2009542230A (ja) * | 2006-07-07 | 2009-12-03 | ユニバーシティ オブ マイアミ | 酸素増強細胞培養基盤 |
US9175254B2 (en) * | 2006-07-07 | 2015-11-03 | University Of Miami | Enhanced oxygen cell culture platforms |
EP2126037A1 (en) * | 2006-11-14 | 2009-12-02 | Acme Biosystems, LLC | Cell culture apparatus and associated methods |
US20080131959A1 (en) * | 2006-11-15 | 2008-06-05 | Millipore Corporation | Bioreactor construction |
CN101611132B (zh) | 2006-12-07 | 2013-09-11 | 威尔森沃尔夫制造公司 | 高效透气装置及培养细胞的方法 |
US7897379B2 (en) * | 2007-02-26 | 2011-03-01 | Corning Incorporated | Device and method for reducing bubble formation in cell culture |
US9309491B2 (en) | 2007-05-29 | 2016-04-12 | Corning Incorporated | Cell culture apparatus for co-culture of cells |
WO2009089189A2 (en) | 2008-01-03 | 2009-07-16 | Cellasic | Cell culture array system for automated assays and methods of operation and manufacture thereof |
US8999703B2 (en) | 2008-05-05 | 2015-04-07 | Daniel P. Welch | Cell container |
EP2274413B1 (en) * | 2008-05-05 | 2017-07-26 | Wilson Wolf Manufacturing Corporation | Cell container |
US8216828B2 (en) * | 2008-05-30 | 2012-07-10 | Corning Incorporated | Assembly of cell culture vessels |
EP2297295A4 (en) * | 2008-07-08 | 2013-11-27 | Wolf Wilson Mfg Corp | IMPROVED DEVICE FOR CELL CULTURE PERMEABLE TO GAS AND METHOD OF USE |
EP2304019B1 (en) * | 2008-07-16 | 2019-04-10 | EMD Millipore Corporation | A multitier cell culture system |
EP2344622B1 (en) * | 2008-10-08 | 2017-12-20 | Agency for Science, Technology And Research | Apparatus for culturing anchorage dependent cells |
JP2012506257A (ja) * | 2008-10-22 | 2012-03-15 | バイオベスト インターナショナル インコーポレイテッド | 細胞および細胞由来生成物の産生のための、灌流バイオリアクター、細胞培養システム、および方法 |
AU2010242985B2 (en) * | 2009-04-29 | 2015-06-18 | Biolife Solutions, Inc. | Apparatuses and compositions for cryopreservation of cellular monolayers |
US10287539B2 (en) * | 2009-06-09 | 2019-05-14 | Jtec Corporation | Rotating culture vessel and automatic cell culture apparatus using same |
US8778669B2 (en) | 2009-07-22 | 2014-07-15 | Corning Incorporated | Multilayer tissue culture vessel |
KR20120059581A (ko) | 2009-08-24 | 2012-06-08 | 윌슨 울프 매뉴팩처링 | 다중 종양 항원 또는 다중 바이러스에 대해 특이성을 갖는 ctl주의 생성 |
US8809050B2 (en) * | 2009-12-08 | 2014-08-19 | Wilson Wolf Manufacturing | Methods of cell culture for adoptive cell therapy |
US8956860B2 (en) | 2009-12-08 | 2015-02-17 | Juan F. Vera | Methods of cell culture for adoptive cell therapy |
US9353342B2 (en) | 2010-01-21 | 2016-05-31 | Emd Millipore Corporation | Cell culture and gradient migration assay methods and devices |
US9554888B2 (en) * | 2010-04-20 | 2017-01-31 | University Of Utah Research Foundation | Phase separation sprayed scaffold |
CN102947438B (zh) | 2010-05-11 | 2017-01-18 | 阿特利斯公司 | 用于细胞培养的装置和方法 |
US11041140B2 (en) * | 2010-10-12 | 2021-06-22 | Nagle Nunc International Corporation | Cell culture device |
WO2012129201A1 (en) | 2011-03-22 | 2012-09-27 | The United States Of America, As Represented By The Secretary, Department Of Health And Human Services | Methods of growing tumor infiltrating lymphocytes in gas-permeable containers |
US10526572B2 (en) | 2011-04-01 | 2020-01-07 | EMD Millipore Corporaticn | Cell culture and invasion assay method and system |
US9434924B2 (en) * | 2011-04-21 | 2016-09-06 | Nipro Corporation | Cell culture method and cell culture kit |
PL2768939T3 (pl) * | 2011-10-21 | 2017-02-28 | Cell Medica Limited | Urządzenie do aseptycznego rozwoju komórek |
JP6232383B2 (ja) | 2011-12-03 | 2017-11-15 | イー・エム・デイー・ミリポア・コーポレイシヨン | マイクロ流体の細胞培養のためのマイクロインキュベーションシステムおよび方法 |
GB201121308D0 (en) * | 2011-12-12 | 2012-01-25 | Cell Medica Ltd | Process |
BR112014014591A8 (pt) | 2011-12-12 | 2017-07-04 | Baylor College Medicine | processo para a expansão in vitro de células t específicas de antígeno, produto de células t autólogas ou alogênicas expandidas, composição farmacêutica, e, método de tratamento de um paciente, e, usos de uma linhagem de células engenheirada, de células dendríticas pulsadas com misturas de antígeno-peptídeo, de t-apcs pulsadas com misturas de antígeno-peptídeo/peptídeo, e de misturas de antígeno-peptídeo com pbmcs |
JP5662927B2 (ja) * | 2011-12-22 | 2015-02-04 | 株式会社日立製作所 | 包装容器 |
PT2812431T (pt) | 2012-02-09 | 2019-10-18 | Baylor College Medicine | Pepmixes para gerar ctls multivirais com larga especifidade |
CN102643744A (zh) * | 2012-04-18 | 2012-08-22 | 广州洁特生物过滤制品有限公司 | 一种高通量细胞培养器及其制造方法 |
EP2850175B1 (en) * | 2012-05-18 | 2020-12-16 | Wilson Wolf Manufacturing Corporation | Improved methods of cell culture for adoptive cell therapy |
US9872448B2 (en) * | 2012-08-06 | 2018-01-23 | Council Of Scientific & Industrial Research | Bioreactor vessel for large scale growing of plants under aseptic condition |
US9005550B2 (en) | 2012-10-29 | 2015-04-14 | Corning Incorporated | Multi-layered cell culture vessel with manifold grips |
US9790465B2 (en) | 2013-04-30 | 2017-10-17 | Corning Incorporated | Spheroid cell culture well article and methods thereof |
CA2916244A1 (en) | 2013-06-24 | 2014-12-31 | Wilson Wolf Manufacturing Corporation | Closed system device and methods for gas permeable cell culture process |
SG11201602060XA (en) * | 2013-09-23 | 2016-04-28 | Wolf Wilson Mfg Corp | Improved methods of genetically modifying animal cells |
EP3154350B1 (en) | 2014-04-10 | 2024-03-27 | H. Lee Moffitt Cancer Center And Research Institute, Inc. | Enhanced expansion of tumor-infiltrating lymphocytes for adoptive cell therapy |
EP3153572A4 (en) * | 2014-06-09 | 2018-01-17 | Seiichi Yokoo | Closed culture vessel for anchorage-dependent cells |
JP2016077164A (ja) * | 2014-10-10 | 2016-05-16 | 大日本印刷株式会社 | 細胞培養容器 |
EP3212759A1 (en) | 2014-10-29 | 2017-09-06 | Corning Incorporated | Cell culture insert |
CN113481097A (zh) | 2014-10-29 | 2021-10-08 | 康宁股份有限公司 | 灌注生物反应器平台 |
EP3223874B1 (en) * | 2014-11-24 | 2019-09-25 | Biotronik AG | Method for producing a storable molded body made of bacterial cellulose and a molded body produced according to the method |
EP3250678A4 (en) | 2015-01-30 | 2018-08-01 | The University of North Carolina at Chapel Hill | Methods to generate gastrointestinal epithelial tissue constructs |
WO2016152697A1 (ja) * | 2015-03-20 | 2016-09-29 | 積水化学工業株式会社 | 微生物の培養方法及び培養装置 |
CA2985350A1 (en) | 2015-05-08 | 2016-11-17 | Wilson Wolf Manufacturing | Improved culture methods and devices for testing |
US11802265B2 (en) * | 2015-06-25 | 2023-10-31 | Auckland Uniservices Ltd | Tissue culture apparatus and method |
KR101714010B1 (ko) * | 2015-07-13 | 2017-03-08 | 재단법인 아산사회복지재단 | 3차원 조직 재생을 위한 적층 가능한 세포배양용장치 및 이를 이용한 배양방법 |
US9683208B2 (en) * | 2015-07-31 | 2017-06-20 | Ernest Louis Stadler | Horizontal single use pressurizable modular multi-agitator microbial fermentator |
CN113791213A (zh) | 2015-09-18 | 2021-12-14 | 贝勒医学院 | 来自病原体的免疫原性抗原鉴定以及与临床效力的相关性 |
US10954540B2 (en) | 2015-12-11 | 2021-03-23 | University Of Iowa Research Foundation | Methods of producing biosynthetic bacterial cellulose membranes |
WO2017169259A1 (ja) * | 2016-03-28 | 2017-10-05 | ソニー株式会社 | 細胞培養容器、細胞培養システム、細胞培養キット及び細胞培養方法 |
AU2017261267B2 (en) | 2016-05-05 | 2023-01-05 | Southwest Research Institute | Three-dimensional bioreactor for cell expansion and related applications |
US10813342B2 (en) | 2016-05-10 | 2020-10-27 | Excet Incorporated | Methods of using training aid delivery devices (TADD) |
KR102630017B1 (ko) | 2016-07-07 | 2024-01-25 | 이오반스 바이오테라퓨틱스, 인크. | 프로그램화된 사멸 1 리간드 1 (pd-l1) 결합 단백질 및 그의 사용 방법 |
JP2018033387A (ja) * | 2016-08-31 | 2018-03-08 | 株式会社アステック | 細胞培養容器 |
RS65448B1 (sr) | 2016-10-26 | 2024-05-31 | Iovance Biotherapeutics Inc | Restimulacija krioprezerviranih tumor-infiltrirajućih limfocita |
TWI788307B (zh) | 2016-10-31 | 2023-01-01 | 美商艾歐凡斯生物治療公司 | 用於擴增腫瘤浸潤性淋巴細胞之工程化人造抗原呈現細胞 |
CN110431222B (zh) | 2016-11-11 | 2022-12-20 | 奥瑞生物技术有限公司 | 细胞培养装置、系统及其使用方法 |
AU2017362418B2 (en) | 2016-11-17 | 2024-05-02 | Iovance Biotherapeutics, Inc. | Remnant tumor infiltrating lymphocytes and methods of preparing and using the same |
MX2019007963A (es) | 2017-01-06 | 2019-10-21 | Iovance Biotherapeutics Inc | Expansion de linfocitos infiltrantes de tumor (til) con agonistas de la superfamilia de recptor de factor de necrosis tumoral (tnfrsf) y combinaciones terapeuticas de til- y agonistas de tnfrsf. |
US11357841B2 (en) | 2017-01-06 | 2022-06-14 | Iovance Biotherapeutics, Inc. | Expansion of tumor infiltrating lymphocytes with potassium channel agonists and therapeutic uses thereof |
JP2018143210A (ja) * | 2017-03-08 | 2018-09-20 | 株式会社アステック | 細胞培養容器 |
US11254913B1 (en) | 2017-03-29 | 2022-02-22 | Iovance Biotherapeutics, Inc. | Processes for production of tumor infiltrating lymphocytes and uses of same in immunotherapy |
JOP20190224A1 (ar) | 2017-03-29 | 2019-09-26 | Iovance Biotherapeutics Inc | عمليات من أجل إنتاج الخلايا اللمفاوية المرتشحة للأورام واستخداماتها في العلاج المناعي |
WO2018195014A1 (en) | 2017-04-19 | 2018-10-25 | Neubiser Richard | Bioreactor for biological material |
CA3062874A1 (en) | 2017-05-10 | 2018-11-16 | Iovance Biotherapeutics, Inc. | Expansion of tumor infiltrating lymphocytes from liquid tumors and therapeutic uses thereof |
US10821134B2 (en) | 2017-05-17 | 2020-11-03 | Board Of Regents, The University Of Texas System | BK virus specific T cells |
BR112019024556A2 (pt) | 2017-05-24 | 2020-06-23 | Novartis Ag | Proteínas enxertadas com citocina de anticorpo e métodos para uso no tratamento de câncer |
EP3635097A1 (en) | 2017-06-05 | 2020-04-15 | Iovance Biotherapeutics, Inc. | Methods of using tumor infiltrating lymphocytes in double-refractory melanoma |
CN111065729B (zh) * | 2017-07-14 | 2024-04-26 | 康宁股份有限公司 | 细胞培养容器 |
WO2019014610A1 (en) | 2017-07-14 | 2019-01-17 | Corning Incorporated | CELL CULTURE CONTAINER FOR 3D CULTURE AND METHODS OF CULTURING 3D CELLS |
US11857970B2 (en) | 2017-07-14 | 2024-01-02 | Corning Incorporated | Cell culture vessel |
PL3652290T3 (pl) | 2017-07-14 | 2022-08-22 | Corning Incorporated | Naczynia do hodowli komórkowej 3d do ręcznej lub automatycznej zmiany pożywek |
CA3082484A1 (en) | 2017-11-17 | 2019-05-23 | Iovance Biotherapeutics, Inc. | Til expansion from fine needle aspirates and small biopsies |
CA3083118A1 (en) | 2017-11-22 | 2019-05-31 | Iovance Biotherapeutics, Inc. | Expansion of peripheral blood lymphocytes (pbls) from peripheral blood |
JP2021508104A (ja) | 2017-12-15 | 2021-02-25 | アイオバンス バイオセラピューティクス,インコーポレイテッド | 腫瘍浸潤リンパ球の有益な投与を決定するシステム及び方法並びにその使用方法、並びに腫瘍浸潤リンパ球の有益な投与及びその使用方法 |
WO2019136459A1 (en) | 2018-01-08 | 2019-07-11 | Iovance Biotherapeutics, Inc. | Processes for generating til products enriched for tumor antigen-specific t-cells |
BR112020013848A2 (pt) | 2018-01-08 | 2020-12-01 | Iovance Biotherapeutics, Inc. | métodos para expandir linfócitos infiltrantes de tumor e para tratar um indivíduo com câncer, população de linfócitos infiltrantes de tumor, e, método para avaliar fatores de transcrição |
US11713446B2 (en) | 2018-01-08 | 2023-08-01 | Iovance Biotherapeutics, Inc. | Processes for generating TIL products enriched for tumor antigen-specific T-cells |
US11932842B2 (en) | 2018-02-09 | 2024-03-19 | Global Life Sciences Solutions Usa Llc | Bioprocessing apparatus |
US10889792B2 (en) * | 2018-02-09 | 2021-01-12 | Global Life Sciences Solutions Usa Llc | Cell expansion vessel systems and methods |
US20210087511A1 (en) * | 2018-02-09 | 2021-03-25 | Global Life Sciences Solutions Usa Llc | Bioprocessing methods for cell therapy |
US12077743B2 (en) | 2018-02-09 | 2024-09-03 | Global Life Sciences Solutions Usa Llc | Apparatus for fluid line management in a bioprocessing system |
US11920119B2 (en) | 2018-02-09 | 2024-03-05 | Global Life Sciences Solutions Usa Llc | Systems and methods for bioprocessing |
DK3775165T3 (da) | 2018-03-29 | 2024-07-08 | Iovance Biotherapeutics Inc | Fremgangsmåder til frembringelse af tumorinfiltrerende lymfocytter og anvendelser heraf i immunterapi |
US11149244B2 (en) | 2018-04-04 | 2021-10-19 | Southwest Research Institute | Three-dimensional bioreactor for T-cell activation and expansion for immunotherapy |
AU2019257749A1 (en) | 2018-04-27 | 2020-10-22 | Iovance Biotherapeutics, Inc. | Closed process for expansion and gene editing of tumor infiltrating lymphocytes and uses of same in immunotherapy |
WO2019217753A1 (en) | 2018-05-10 | 2019-11-14 | Iovance Biotherapeutics, Inc. | Processes for production of tumor infiltrating lymphocytes and uses of same in immunotherapy |
WO2019222333A1 (en) * | 2018-05-15 | 2019-11-21 | The University Of North Carolina At Chapel Hill | Devices, systems and apparatuses for generating self-sustaining hypoxic conditions and gaseous and non-gaseous chemical gradients for in vitro cell culture |
JP7171695B2 (ja) | 2018-07-13 | 2022-11-15 | コーニング インコーポレイテッド | 液体培地送達面を含む側壁を有するマイクロキャビティ皿 |
JP7171696B2 (ja) | 2018-07-13 | 2022-11-15 | コーニング インコーポレイテッド | 相互接続されたウェルを有するマイクロプレートを備えた流体デバイス |
WO2020013845A1 (en) | 2018-07-13 | 2020-01-16 | Corning Incorporated | Cell culture vessels with stabilizer devices |
TW202031273A (zh) | 2018-08-31 | 2020-09-01 | 美商艾歐凡斯生物治療公司 | 抗pd-1抗體難治療性之非小細胞肺癌(nsclc)病患的治療 |
EP3852524B1 (en) | 2018-09-20 | 2023-06-28 | Iovance Biotherapeutics, Inc. | Expansion of tils from cryopreserved tumor samples |
CN112955532A (zh) | 2018-09-24 | 2021-06-11 | 西南研究院 | 三维生物反应器 |
US11445723B2 (en) * | 2018-10-02 | 2022-09-20 | The Doshisha | Method and container for preserving corneal endothelial cells |
TW202039831A (zh) | 2018-11-05 | 2020-11-01 | 美商艾歐凡斯生物治療公司 | 對抗pd-1抗體呈現難治性之非小細胞肺癌(nsclc)病患之治療 |
EP3877513A2 (en) | 2018-11-05 | 2021-09-15 | Iovance Biotherapeutics, Inc. | Processes for production of tumor infiltrating lymphocytes and uses of the same in immunotherapy |
CA3118493A1 (en) | 2018-11-05 | 2020-05-14 | Iovance Biotherapeutics, Inc. | Expansion of tils utilizing akt pathway inhibitors |
TW202039829A (zh) | 2018-11-05 | 2020-11-01 | 美商艾歐凡斯生物治療公司 | 改善之腫瘤反應性t細胞的選擇 |
MX2021005481A (es) * | 2018-11-08 | 2021-11-04 | Gammadelta Therapeutics Ltd | Metodos para aislar y expandir celulas. |
GB201818243D0 (en) * | 2018-11-08 | 2018-12-26 | Gammadelta Therapeutics Ltd | Methods for isolating and expanding cells |
JP2022514023A (ja) | 2018-12-19 | 2022-02-09 | アイオバンス バイオセラピューティクス,インコーポレイテッド | 操作されたサイトカイン受容体対を使用して腫瘍浸潤リンパ球を拡大培養する方法及びその使用 |
US11447729B2 (en) | 2018-12-21 | 2022-09-20 | Global Life Sciences Solutions Usa Llc | Apparatus and method for bioprocessing |
US12024699B2 (en) | 2019-01-04 | 2024-07-02 | Oribiotech Ltd. | Systems, devices, and methods for cell processing |
KR20210111796A (ko) | 2019-01-04 | 2021-09-13 | 오리바이오테크 엘티디 | 세포 가공 플랫폼, 세포 가공 시스템 및 이의 사용 방법 |
EP3722410A1 (en) | 2019-03-29 | 2020-10-14 | Fenwal, Inc. | Automated systems and methods for cell culturing |
WO2020203713A1 (ja) * | 2019-03-29 | 2020-10-08 | 公立大学法人横浜市立大学 | マトリックス組成物 |
US10772914B1 (en) | 2019-04-18 | 2020-09-15 | Baylor College Of Medicine | EBV-specific immune cells |
US20220249559A1 (en) | 2019-05-13 | 2022-08-11 | Iovance Biotherapeutics, Inc. | Methods and compositions for selecting tumor infiltrating lymphocytes and uses of the same in immunotherapy |
CN110218649A (zh) * | 2019-07-02 | 2019-09-10 | 英诺维尔智能科技(苏州)有限公司 | 一种新型两侧透气多层贴壁细胞培养容器结构 |
CN110283725A (zh) * | 2019-07-02 | 2019-09-27 | 英诺维尔智能科技(苏州)有限公司 | 一种新型多层贴壁细胞培养容器结构 |
JP2022554178A (ja) * | 2019-10-24 | 2022-12-28 | オクタン バイオテック インコーポレーテッド | 改善された細胞接触面を有する細胞培養チャンバ |
JP2022553389A (ja) | 2019-10-25 | 2022-12-22 | アイオバンス バイオセラピューティクス,インコーポレイテッド | 腫瘍浸潤リンパ球の遺伝子編集及び免疫療法におけるその使用 |
CN114929875A (zh) | 2019-11-15 | 2022-08-19 | 希望之城 | 包含用于腺相关病毒的强化产生的高密度细胞呼吸器的用于产生生物产物的系统、装置和方法 |
KR102417445B1 (ko) * | 2019-11-29 | 2022-07-06 | 주식회사 아모그린텍 | 세포배양장치 |
FR3104611B1 (fr) * | 2019-12-11 | 2022-10-07 | Air Liquide | Digesteur comprenant une paroi interne présentant des expansions et/ou des creux |
JP2023506734A (ja) | 2019-12-11 | 2023-02-20 | アイオバンス バイオセラピューティクス,インコーポレイテッド | 腫瘍浸潤リンパ球(til)の産生のためのプロセス及びそれを使用する方法 |
WO2021163501A1 (en) * | 2020-02-14 | 2021-08-19 | Xcell Biosciences, Inc. | Gas and liquid flow regulation system for cell culture |
GB202003406D0 (en) | 2020-03-09 | 2020-04-22 | Oribiotech Ltd | A bioreactor having sensors therin |
GB2594358B (en) * | 2020-03-09 | 2022-08-17 | Oribiotech Ltd | Cell culture container |
US20210283565A1 (en) | 2020-03-10 | 2021-09-16 | Cellares Corporation | Systems and methods for cell processing |
CA3176103A1 (en) | 2020-03-20 | 2021-09-03 | GammaDelta Therapeutics Limited | V delta1+ t cells for the treatment of myeloid malignancies |
US20210290674A1 (en) * | 2020-03-20 | 2021-09-23 | GammaDelta Therapeutics Ltd. | Methods for treating myeloid malignancies |
US20210335467A1 (en) | 2020-04-22 | 2021-10-28 | Iovance Biotherapeutics, Inc. | Systems and methods for coordinating manufacturing of cells for patient-specific immunotherapy |
EP4146793A1 (en) | 2020-05-04 | 2023-03-15 | Iovance Biotherapeutics, Inc. | Selection of improved tumor reactive t-cells |
TW202208617A (zh) | 2020-05-04 | 2022-03-01 | 美商艾歐凡斯生物治療公司 | 用於產生腫瘤浸潤性淋巴球的過程及其在免疫療法中的用途 |
GB202006989D0 (en) | 2020-05-12 | 2020-06-24 | Gammadelta Therapeutics Ltd | Methods for isolating gamma delta t cells |
EP4225330A1 (en) | 2020-10-06 | 2023-08-16 | Iovance Biotherapeutics, Inc. | Treatment of nsclc patients with tumor infiltrating lymphocyte therapies |
WO2022076606A1 (en) | 2020-10-06 | 2022-04-14 | Iovance Biotherapeutics, Inc. | Treatment of nsclc patients with tumor infiltrating lymphocyte therapies |
TW202241468A (zh) | 2020-12-11 | 2022-11-01 | 美商艾歐凡斯生物治療公司 | 用腫瘤浸潤性淋巴球療法與braf抑制劑及/或mek抑制劑組合治療癌症患者 |
WO2022133149A1 (en) | 2020-12-17 | 2022-06-23 | Iovance Biotherapeutics, Inc. | Treatment of cancers with tumor infiltrating lymphocytes |
US20240299539A1 (en) | 2020-12-17 | 2024-09-12 | Iovance Biotherapeutics, Inc. | Treatment with tumor infiltrating lymphocyte therapies in combination with ctla-4 and pd-1 inhibitors |
CN112682606B (zh) * | 2021-01-21 | 2022-01-07 | 江苏丰禾机械制造股份有限公司 | 内置弹性连接结构的波纹管补偿器 |
BR112023021665A2 (pt) | 2021-04-19 | 2023-12-19 | Iovance Biotherapeutics Inc | Método para tratar um câncer, e, composição |
TW202327631A (zh) | 2021-07-28 | 2023-07-16 | 美商艾歐凡斯生物治療公司 | 利用腫瘤浸潤性淋巴球療法與kras抑制劑組合治療癌症患者 |
GB2609490A (en) | 2021-08-05 | 2023-02-08 | Oribiotech Ltd | Outlet valve for a container |
WO2023015293A2 (en) * | 2021-08-06 | 2023-02-09 | The Regents Of The University Of California | Devices for growing cultures of microorganisms |
AR127482A1 (es) | 2021-10-27 | 2024-01-31 | Iovance Biotherapeutics Inc | Sistemas y métodos para coordinar la fabricación de células para inmunoterapia específica de paciente |
AU2022388729A1 (en) | 2021-11-10 | 2024-05-16 | Iovance Biotherapeutics, Inc. | Methods of expansion treatment utilizing cd8 tumor infiltrating lymphocytes |
WO2023147486A1 (en) | 2022-01-28 | 2023-08-03 | Iovance Biotherapeutics, Inc. | Tumor infiltrating lymphocytes engineered to express payloads |
WO2023163092A1 (en) * | 2022-02-25 | 2023-08-31 | Duogenic StemCells Corporation | Cell proliferation apparatuses and uses thereof |
GB202204926D0 (en) | 2022-04-04 | 2022-05-18 | Gammadelta Therapeutics Ltd | Method for expanding gammadelta T cells |
WO2023201369A1 (en) | 2022-04-15 | 2023-10-19 | Iovance Biotherapeutics, Inc. | Til expansion processes using specific cytokine combinations and/or akti treatment |
WO2024030758A1 (en) | 2022-08-01 | 2024-02-08 | Iovance Biotherapeutics, Inc. | Chimeric costimulatory receptors, chemokine receptors, and the use of same in cellular immunotherapies |
WO2024118836A1 (en) | 2022-11-30 | 2024-06-06 | Iovance Biotherapeutics, Inc. | Processes for production of tumor infiltrating lymphocytes with shortened rep step |
WO2024151885A1 (en) | 2023-01-13 | 2024-07-18 | Iovance Biotherapeutics, Inc. | Use of til as maintenance therapy for nsclc patients who achieved pr/cr after prior therapy |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05123182A (ja) * | 1991-10-30 | 1993-05-21 | Nakano Vinegar Co Ltd | 静置培養による微生物セルロースの製造法及びその装置 |
JPH10504710A (ja) * | 1994-06-28 | 1998-05-12 | ジョン ウィルソン | 区画された組織培養フラスコ |
JPH11502716A (ja) * | 1995-03-30 | 1999-03-09 | エル. ウォルフ,マーティン | コンパートメント付き組織培養バッグ |
JP2007511205A (ja) * | 2003-10-08 | 2007-05-10 | ウィルソン ウォルフ マニュファクチャリング コーポレイション | 気体透過性物質を利用する細胞を培養する方法及び装置 |
Family Cites Families (154)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3459176A (en) * | 1966-06-24 | 1969-08-05 | Beckman Instruments Inc | Apparatus and method of sampling a dialyzable component of blood |
GB1376131A (en) | 1971-02-09 | 1974-12-04 | Nat Res Dev | Improvements in and relating to cell culture systems |
DE2128744C3 (de) * | 1971-06-09 | 1979-03-29 | Max-Planck-Gesellschaft Zur Foerderung Der Wissenschaften E.V., 3400 Goettingen | Verfahren zur Massenkultivation von Zellen und Geweben |
US3839155A (en) * | 1972-07-27 | 1974-10-01 | Merck & Co Inc | Cell and vaccine production |
US3870602A (en) | 1973-04-30 | 1975-03-11 | California Lab Ind Inc | Gas permeable sterile culture bottle |
US3948732A (en) | 1973-05-31 | 1976-04-06 | Instrumentation Laboratory, Inc. | Cell culture assembly |
US3941661A (en) * | 1974-01-16 | 1976-03-02 | The Curators Of The University Of Missouri | Roller culture bottle insert |
US4096577A (en) * | 1975-03-03 | 1978-06-20 | Ferber Leon A | Thin flexible electronic calculator |
JPS5238082A (en) | 1975-09-13 | 1977-03-24 | Heraeus Gmbh W C | Cultivating container for microorganism * bacterium and tissue |
US4228243A (en) * | 1978-07-13 | 1980-10-14 | Toray Industries, Inc. | Cell culture propagation apparatus |
JPS564989A (en) | 1979-06-27 | 1981-01-19 | Sony Corp | Writing method for horizontal linearity corrected signal in horizontal llnearity correcting memory of beam index type color television receiver |
US4296205A (en) * | 1980-02-22 | 1981-10-20 | Verma Dharmvir S | Cell culture and continuous dialysis flask and method |
US4321330A (en) * | 1980-04-04 | 1982-03-23 | Baker Fraser L | Tissue culture device |
US4317886A (en) * | 1980-08-11 | 1982-03-02 | Becton, Dickinson And Company | Multiple interior surface roller bottle |
JPS5876792U (ja) | 1981-11-18 | 1983-05-24 | 東洋リノリユ−ム株式会社 | デスクトツプ |
US4435508A (en) | 1981-11-20 | 1984-03-06 | Gabridge Michael G | Tissue culture vessel |
JPS59220182A (ja) * | 1983-05-27 | 1984-12-11 | Ishikawa Seisakusho:Kk | 培養槽 |
DE3322004A1 (de) | 1983-06-18 | 1984-12-20 | Robert Bosch Gmbh, 7000 Stuttgart | Induktives element, insbesondere uebertrager |
US4578588A (en) * | 1983-08-12 | 1986-03-25 | Galkin Benjamin M | Volume reduction in liquid scintillation counting |
DE3409501A1 (de) | 1984-03-15 | 1985-10-24 | Sandoz-Patent-GmbH, 7850 Lörrach | Verfahren zur kultivierung von zellen |
US4748124A (en) | 1984-10-30 | 1988-05-31 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Compartmentalized cell-culture device and method |
NZ214417A (en) * | 1984-12-21 | 1988-06-30 | Univ Texas | Microbially produced cellulose |
US4668632A (en) * | 1985-02-06 | 1987-05-26 | Vxr, Inc. | Sparger and apparatus for and method of growing cells |
JPH053724Y2 (ja) | 1985-04-15 | 1993-01-28 | ||
US4654308A (en) * | 1985-06-19 | 1987-03-31 | La Corporation De L'ecole Polytechnique | Bioreactor |
JPS6232875A (ja) * | 1985-08-06 | 1987-02-12 | Toyo Eng Corp | 槽 |
DE3685330D1 (de) * | 1985-10-19 | 1992-06-17 | Daikin Ind Ltd | Kultivationsgefaess. |
US4661455A (en) * | 1986-01-16 | 1987-04-28 | Dorr-Oliver Incorporated | Membrane cell culturing device |
US4937194A (en) * | 1986-05-12 | 1990-06-26 | Baxter International Inc. | Method for metering nutrient media to cell culture containers |
US4829002A (en) | 1986-05-12 | 1989-05-09 | Baxter International Inc. | System for metering nutrient media to cell culture containers and method |
US4734373A (en) * | 1986-06-24 | 1988-03-29 | Bartal Arie H | Apparatus for enhancing cell growth, preservation and transport |
US4847462A (en) * | 1986-11-06 | 1989-07-11 | American Fluoroseal Corporation | Method and apparatus for making fluorocarbon film plastic bags using a laser |
US4945203A (en) | 1986-11-06 | 1990-07-31 | American Fluoroseal Corporation | Method and apparatus for making fluorocarbon film plastic bags using a laser |
US4717668A (en) * | 1986-12-12 | 1988-01-05 | Baxter Travenol Laboratories, Inc. | Plastic roller bottle for suspension cultures |
US5786215A (en) | 1987-05-20 | 1998-07-28 | Baxter International Inc. | Method for culturing animal cells |
JP2509630B2 (ja) * | 1987-07-29 | 1996-06-26 | 三井石油化学工業株式会社 | 培養方法及び培養装置 |
US5047347A (en) * | 1987-08-17 | 1991-09-10 | Cline Martin J | Gas permeable culture flask and method for culturing mammalian cells |
US4839292B1 (en) * | 1987-09-11 | 1994-09-13 | Joseph G Cremonese | Cell culture flask utilizing membrane barrier |
US4829004A (en) * | 1987-11-24 | 1989-05-09 | The University Of Michigan | Roller bottle system |
US4824787A (en) * | 1987-12-09 | 1989-04-25 | In Vitro Scientific Products, Inc. | Roller bottle for tissue culture growth |
US5153131A (en) | 1990-12-11 | 1992-10-06 | The United States Of America As Represented By The Administrator Of The National Aeronautics And Space Administration | High aspect reactor vessel and method of use |
US5026650A (en) | 1988-06-30 | 1991-06-25 | The United States Of Amercia As Represented By The Administrator Of The National Aeronautics And Space Administration | Horizontally rotated cell culture system with a coaxial tubular oxygenator |
CA1307225C (en) | 1988-07-19 | 1992-09-08 | David W. Armstrong | Cell culture bioreactor |
EP0360009B1 (en) * | 1988-08-20 | 1996-05-08 | Nitto Denko Corporation | Method of removing dissolved gas from liquid |
US4939151A (en) | 1988-10-31 | 1990-07-03 | Baxter International Inc. | Adherent cell culture flask |
US5068195A (en) | 1988-11-02 | 1991-11-26 | Du Pont Merck Pharmaceutical Company | Dot matrix membrane cell expansion and maintenance vessel |
US4960706A (en) * | 1989-03-27 | 1990-10-02 | Baxter International, Inc. | Static oxygenator for suspension culture of animal cells |
US4912058A (en) * | 1989-04-27 | 1990-03-27 | Becton, Dickinson And Company | Roller bottle |
CA2015294A1 (en) | 1989-04-28 | 1990-10-28 | John J. Rinehart | Generation and expansion of lak cells |
US5240854A (en) * | 1989-06-05 | 1993-08-31 | Berry Eric S | Continuous high-density cell culture system |
US4937196A (en) * | 1989-08-18 | 1990-06-26 | Brunswick Corporation | Membrane bioreactor system |
JPH0734699Y2 (ja) | 1990-01-22 | 1995-08-09 | 東洋ガラス株式会社 | カレンダー |
US5173225A (en) | 1990-05-07 | 1992-12-22 | Bowolfe, Inc. | Method for making ultra-thin dense skin membrane |
EP0471947A1 (en) | 1990-06-29 | 1992-02-26 | Sekisui Chemical Co., Ltd. | Culture bag |
FR2666094A1 (fr) | 1990-08-22 | 1992-02-28 | Cyclopore Sa | Bouteille de culture en masse de cellules et procede pour son assemblage. |
US5139951A (en) * | 1990-10-10 | 1992-08-18 | Costar Corporation | Culture device having a detachable cell or tissue growth surface |
US5650325A (en) | 1990-11-29 | 1997-07-22 | Spielmann; Richard | Apparatus having a rotatable stack of parallel trays with culturing surfaces on opposite sides for liquid/gas exchange |
CA2055966C (en) * | 1990-12-19 | 1995-08-01 | Oresta Natalia Fedun | Cell culture insert |
CA2062100C (en) * | 1991-03-05 | 2000-10-31 | Hirotoshi Fujisawa | Disc cartridge |
JPH0734699B2 (ja) | 1991-03-14 | 1995-04-19 | アース製薬株式会社 | 屋内ダニ防除用エアゾール剤およびそれを用いた屋内ダニ防除方法 |
GB9112836D0 (en) * | 1991-06-14 | 1991-07-31 | Medical Res Council | Production of monoclonal antibodies |
JPH053724A (ja) * | 1991-06-27 | 1993-01-14 | Kiriyuu Kogyo Kk | きのこ栽培容器 |
US5310676A (en) * | 1991-11-15 | 1994-05-10 | A/S Nunc | Cell cultivating device |
DE4206585C2 (de) | 1992-03-03 | 1994-11-24 | Augustinus Dr Med Bader | Vorrichtung zur Massenkultur von Zellen |
DE4214157C1 (ja) * | 1992-04-29 | 1993-08-05 | Degussa Ag, 6000 Frankfurt, De | |
GB2268187A (en) * | 1992-07-01 | 1994-01-05 | Univ Hull | Cell culture vessels |
DE4229325C2 (de) | 1992-09-02 | 1995-12-21 | Heraeus Instr Gmbh | Kulturgefäß für Zellkulturen |
DE4229334C2 (de) | 1992-09-02 | 1995-12-21 | Heraeus Instr Gmbh | Rollflaschenähnliches Kulturgefäß für Zellkulturen |
US5330908A (en) | 1992-12-23 | 1994-07-19 | The United States Of America As Represented By The Administrator, National Aeronautics And Space Administration | High density cell culture system |
JP2749245B2 (ja) * | 1993-06-25 | 1998-05-13 | 鹿島建設株式会社 | 付着微細藻類の培養方法 |
US5324428A (en) * | 1993-07-19 | 1994-06-28 | Spectrum Medical Industries, Inc. | Disposable dialysis apparatus |
JPH0734699A (ja) | 1993-07-21 | 1995-02-03 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | エレベータ式駐車装置 |
AT401476B (de) | 1993-08-20 | 1996-09-25 | Sy Lab Vertriebsges M B H | Thermokammer |
US5686301A (en) | 1993-09-02 | 1997-11-11 | Heraeus Instruments Gmbh | Culture vessel for cell cultures |
US5702941A (en) | 1993-09-09 | 1997-12-30 | Synthecon, Inc. | Gas permeable bioreactor and method of use |
US5437998A (en) | 1993-09-09 | 1995-08-01 | Synthecon, Inc. | Gas permeable bioreactor and method of use |
ATE191366T1 (de) * | 1993-09-22 | 2000-04-15 | Pierce Chemical Co | Vorrichtung zum dialysieren von proben |
FR2710492B1 (fr) * | 1993-09-29 | 1997-08-01 | Compac Int Inc | Sac pour la culture de blanc de champignon. |
US5534423A (en) * | 1993-10-08 | 1996-07-09 | Regents Of The University Of Michigan | Methods of increasing rates of infection by directing motion of vectors |
JPH0734699U (ja) * | 1993-12-07 | 1995-06-27 | 信越ポリマー株式会社 | 好気培養容器 |
KR0184295B1 (ko) | 1994-02-10 | 1999-05-15 | 도키와 후미가츠 | 아실옥시벤젠술폰산 또는 그 염의 제조법 |
JP2766182B2 (ja) * | 1994-04-14 | 1998-06-18 | 株式会社バイオポリマー・リサーチ | バクテリアセルロースの製造方法 |
JPH10500310A (ja) * | 1994-05-19 | 1998-01-13 | ダコ アクティーゼルスカブ | 淋菌及びトラコーマ クラミジアの検出のためのpna プローブ |
US5565353A (en) * | 1994-06-22 | 1996-10-15 | Board Of Regents, The University Of Texas System | Perfusable culture device |
US5707869A (en) | 1994-06-28 | 1998-01-13 | Wolf; Martin L. | Compartmentalized multiple well tissue culture plate |
US5693537A (en) * | 1994-06-28 | 1997-12-02 | Wilson; John R. | Compartmentalized tissue culture flask |
JPH0834802A (ja) * | 1994-07-21 | 1996-02-06 | Gun Ei Chem Ind Co Ltd | バクテリアセルロース、その製造方法及び該バクテリアセルロースを用いた加工物 |
US5527705A (en) * | 1994-09-12 | 1996-06-18 | Becton, Dickinson And Company | Roller bottle for trans-membrane co-culture of cells and method for its use |
US5935847A (en) | 1994-10-28 | 1999-08-10 | Baxter International Inc. | Multilayer gas-permeable container for the culture of adherent and non-adherent cells |
US6297046B1 (en) | 1994-10-28 | 2001-10-02 | Baxter International Inc. | Multilayer gas-permeable container for the culture of adherent and non-adherent cells |
DE19504958C1 (de) | 1995-02-15 | 1995-11-02 | Heraeus Instr Gmbh | Verfahren für die Kultivierung von Zellen auf einem Träger, Vorrichtung zur Durchführung des Verfahrens und Verwendung der Vorrichtung |
BE1009306A5 (fr) * | 1995-04-28 | 1997-02-04 | Baxter Int | Bioreacteur. |
CA2175626C (en) * | 1995-05-18 | 1999-08-03 | Timothy A. Stevens | Tissue culture flask |
US5985653A (en) | 1995-06-07 | 1999-11-16 | Aastrom Biosciences, Inc. | Incubator apparatus for use in a system for maintaining and growing biological cells |
DE19529099C2 (de) * | 1995-08-08 | 1997-12-04 | Forschungszentrum Juelich Gmbh | Vorrichtung zur Serien-Kultivierung von Mikroorganismen bzw. Zellen in begasten Flüssigkeitssäulen |
EP0847441B1 (en) * | 1995-08-31 | 2001-05-16 | Ashby Scientific Ltd. | Apparatus and methods for culturing biological material |
US5614412A (en) * | 1995-09-08 | 1997-03-25 | Smith; Stephen L. | Apparatus for carrying flexible containers and method of transferring fluids to containers |
US5686304A (en) | 1995-12-15 | 1997-11-11 | Avecor Cardiovascular, Inc. | Cell culture apparatus and method |
US6145688A (en) * | 1996-07-17 | 2000-11-14 | Smith; James C. | Closure device for containers |
US5866419A (en) * | 1996-09-16 | 1999-02-02 | Meder; Martin G. | Roller bottle |
US5876604A (en) | 1996-10-24 | 1999-03-02 | Compact Membrane Systems, Inc | Method of gasifying or degasifying a liquid |
US6306491B1 (en) | 1996-12-20 | 2001-10-23 | Gore Enterprise Holdings, Inc. | Respiratory aids |
US5736398A (en) * | 1997-01-16 | 1998-04-07 | Board Of Regents, The University Of Texas System | Gas permeable pouches for growing cultures |
US5817509A (en) | 1997-03-19 | 1998-10-06 | Becton Dickinson And Company | Culture vessel assembly |
US5928936A (en) * | 1997-04-09 | 1999-07-27 | Huntington Medical Research Institutes | Cell culture container that self-seals after cannula penetration made of porous sheets |
DE19719751A1 (de) | 1997-05-10 | 1998-11-12 | Augustinus Dr Med Bader | Vorrichtung zum Züchten und/oder Behandeln von Zellen |
US5914154A (en) | 1997-05-30 | 1999-06-22 | Compact Membrane Systems, Inc. | Non-porous gas permeable membrane |
US5783075A (en) * | 1997-06-23 | 1998-07-21 | Spectrum Medical Laboratories, Inc. | Disposable dialyzer apparatus |
JP3761676B2 (ja) * | 1997-07-11 | 2006-03-29 | 株式会社メニコン | 細胞培養用容器 |
US6190913B1 (en) * | 1997-08-12 | 2001-02-20 | Vijay Singh | Method for culturing cells using wave-induced agitation |
US6596532B1 (en) | 1997-12-12 | 2003-07-22 | BIOMéRIEUX, INC. | Device for isolation and surface culture of microorganisms from bulk fluids |
GB9803362D0 (en) | 1998-02-17 | 1998-04-15 | Cellon Sa | A cell culture vessel |
US5989913A (en) * | 1998-07-02 | 1999-11-23 | Charles Daniel Anderson | Culture vessel for growing or culturing cells, cellular aggregates, tissues and organoids and methods for using the same |
DE29817223U1 (de) | 1998-09-24 | 1998-11-19 | Marotzki, Stefan, Dr., 25436 Tornesch | Vorrichtung zur Aufnahme einer Zellkultur |
WO2000023331A2 (en) | 1998-10-21 | 2000-04-27 | Hsu Wei K | A sterilizable cultivation system with separately attachable microfiltration membrane |
ATE328618T1 (de) | 1998-10-28 | 2006-06-15 | Cellon S A | Strukturierter und poröser silikonkautschuk |
GB9912641D0 (en) * | 1999-05-28 | 1999-07-28 | Ashby Scient Ltd | Textured and porous silicone rubber |
US6455310B1 (en) * | 1999-03-23 | 2002-09-24 | Biocrystal Ltd. | Cell culture apparatus and method for culturing cells |
US6410309B1 (en) * | 1999-03-23 | 2002-06-25 | Biocrystal Ltd | Cell culture apparatus and methods of use |
DE19915611A1 (de) * | 1999-04-07 | 2000-11-16 | Augustinus Bader | Rollhalterung |
US7560274B1 (en) * | 1999-05-28 | 2009-07-14 | Cellon S.A. | Culture chamber |
MXPA01013423A (es) | 1999-06-21 | 2002-12-05 | Gen Hospital Corp | Sistemas de cultivo celular y metodos para dispositivos auxiliares del organo. |
AU5757100A (en) * | 1999-06-21 | 2001-01-09 | General Hospital Corporation, The | Methods and devices for cell culturing and organ assist systems |
US6569675B2 (en) * | 2000-06-16 | 2003-05-27 | Corning Incorporated | Cell cultivating flask and method for using the cell cultivating flask |
US20030077816A1 (en) | 2000-12-27 | 2003-04-24 | Richard Kronenthal | Bioreactor and method for using |
DE10109706B4 (de) * | 2001-02-11 | 2006-03-09 | In Vitro Systems & Services Gmbh | Verfahren zur Herstellung von Kulturgefäßen |
US20020155594A1 (en) | 2001-03-27 | 2002-10-24 | Hsieh Helen V. | Method and apparatus for culturing cells |
KR20020088848A (ko) | 2001-05-21 | 2002-11-29 | (주)코아바이오텍 | 세포배양관 및 이를 이용한 대량 세포배양기 |
JP2003018365A (ja) * | 2001-07-05 | 2003-01-17 | Nisca Corp | 画像読取装置及び画像読取方法 |
US20040072347A1 (en) * | 2001-07-27 | 2004-04-15 | Gerold Schuler | Generation of fully mature and stable dendritic cells from leukaphereses products for clinical applications |
US6855542B2 (en) * | 2001-12-21 | 2005-02-15 | Organogenesis Inc. | Chamber with adjustable volume for cell culture and organ assist |
TW547111U (en) * | 2002-01-10 | 2003-08-11 | Dcd Inc | Exercise apparatus |
US7033823B2 (en) * | 2002-01-31 | 2006-04-25 | Cesco Bioengineering, Inc. | Cell-cultivating device |
DE10204531A1 (de) | 2002-02-01 | 2003-08-21 | Inst Chemo Biosensorik | Deckelelement |
US7507579B2 (en) * | 2002-05-01 | 2009-03-24 | Massachusetts Institute Of Technology | Apparatus and methods for simultaneous operation of miniaturized reactors |
US7229820B2 (en) * | 2002-06-13 | 2007-06-12 | Wilson Wolf Manufacturing Corporation | Apparatus and method for culturing and preserving tissue constructs |
US20040029266A1 (en) * | 2002-08-09 | 2004-02-12 | Emilio Barbera-Guillem | Cell and tissue culture device |
AU2003270004A1 (en) * | 2002-08-28 | 2004-03-19 | Mt Technologies, Inc. | Microfluidic affinity system using polydimethylsiloxane and a surface modification process |
US20040067585A1 (en) * | 2002-10-07 | 2004-04-08 | Yu-Chi Wang | Cell cultivation surface and method of making the same |
US20050032205A1 (en) * | 2003-08-05 | 2005-02-10 | Smith Sidney T. | In vitro cell culture employing a fibrin network in a flexible gas permeable container |
US7078228B2 (en) * | 2003-12-31 | 2006-07-18 | Corning Incorporated | Cell cultivating flask |
BRPI0405989A (pt) | 2004-12-22 | 2006-09-05 | Unilever Nv | artigo plastificado para tratamento da pele |
JP4649224B2 (ja) | 2005-02-09 | 2011-03-09 | 株式会社カネカ | 付着性細胞の培養方法および培養装置 |
US7745209B2 (en) | 2005-07-26 | 2010-06-29 | Corning Incorporated | Multilayered cell culture apparatus |
US9014438B2 (en) | 2005-08-17 | 2015-04-21 | Koninklijke Philips N.V. | Method and apparatus featuring simple click style interactions according to a clinical task workflow |
JP4878195B2 (ja) | 2006-03-30 | 2012-02-15 | 株式会社 ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング | 培養組織の包装容器 |
JP5659448B2 (ja) | 2006-08-23 | 2015-01-28 | 株式会社フコク | 培養容器及び同容器を用いた細胞培養方法 |
CN101611132B (zh) | 2006-12-07 | 2013-09-11 | 威尔森沃尔夫制造公司 | 高效透气装置及培养细胞的方法 |
US7897379B2 (en) * | 2007-02-26 | 2011-03-01 | Corning Incorporated | Device and method for reducing bubble formation in cell culture |
US20090160975A1 (en) * | 2007-12-19 | 2009-06-25 | Ncr Corporation | Methods and Apparatus for Improved Image Processing to Provide Retroactive Image Focusing and Improved Depth of Field in Retail Imaging Systems |
EP2297295A4 (en) * | 2008-07-08 | 2013-11-27 | Wolf Wilson Mfg Corp | IMPROVED DEVICE FOR CELL CULTURE PERMEABLE TO GAS AND METHOD OF USE |
JP6232875B2 (ja) | 2013-09-19 | 2017-11-22 | コベルコ建機株式会社 | ハイブリッド建設機械の動力制御装置 |
US10183132B2 (en) | 2014-09-11 | 2019-01-22 | Ethicon Llc | Methods and devices for co-delivery of liquid and powdered hemostats and sealants |
JP6434283B2 (ja) | 2014-11-18 | 2018-12-05 | 株式会社栗本鐵工所 | ラジオコントロール用送信機 |
-
2004
- 2004-10-08 EP EP11158157.5A patent/EP2336293B1/en not_active Revoked
- 2004-10-08 EP EP04794599A patent/EP1687400A4/en not_active Withdrawn
- 2004-10-08 CA CA2542116A patent/CA2542116C/en active Active
- 2004-10-08 AU AU2004280623A patent/AU2004280623B2/en active Active
- 2004-10-08 CN CN2004800326848A patent/CN101120083B/zh not_active Ceased
- 2004-10-08 EP EP21192856.9A patent/EP3943591A1/en active Pending
- 2004-10-08 EP EP18197251.4A patent/EP3450538B1/en active Active
- 2004-10-08 JP JP2006534398A patent/JP2007511205A/ja active Pending
- 2004-10-08 WO PCT/US2004/033297 patent/WO2005035728A2/en active Application Filing
- 2004-10-08 CN CN201310052707.2A patent/CN103173354B/zh active Active
- 2004-10-08 US US10/961,814 patent/US9255243B2/en active Active
-
2006
- 2006-08-16 US US11/505,122 patent/US8415144B2/en active Active
-
2010
- 2010-04-02 US US12/753,573 patent/US8697443B2/en active Active
-
2011
- 2011-02-01 AU AU2011200410A patent/AU2011200410B2/en active Active
- 2011-02-17 US US13/029,762 patent/US8168432B2/en active Active
- 2011-05-09 JP JP2011104616A patent/JP2011147460A/ja active Pending
- 2011-07-29 US US13/194,363 patent/US8158427B2/en active Active
- 2011-07-29 US US13/194,298 patent/US8158426B2/en active Active
- 2011-12-02 JP JP2011265191A patent/JP2012040033A/ja active Pending
-
2014
- 2014-09-22 JP JP2014192922A patent/JP2014236753A/ja active Pending
-
2015
- 2015-07-27 US US14/809,484 patent/US9410114B2/en not_active Ceased
- 2015-07-27 US US14/810,071 patent/US9441192B2/en active Active
-
2016
- 2016-05-17 JP JP2016099018A patent/JP2016174614A/ja active Pending
-
2018
- 2018-06-12 US US16/006,318 patent/USRE49293E1/en active Active
-
2019
- 2019-10-07 AU AU2019240734A patent/AU2019240734B2/en active Active
-
2022
- 2022-07-26 AU AU2022209247A patent/AU2022209247A1/en active Pending
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05123182A (ja) * | 1991-10-30 | 1993-05-21 | Nakano Vinegar Co Ltd | 静置培養による微生物セルロースの製造法及びその装置 |
JPH10504710A (ja) * | 1994-06-28 | 1998-05-12 | ジョン ウィルソン | 区画された組織培養フラスコ |
JPH11502716A (ja) * | 1995-03-30 | 1999-03-09 | エル. ウォルフ,マーティン | コンパートメント付き組織培養バッグ |
JP2007511205A (ja) * | 2003-10-08 | 2007-05-10 | ウィルソン ウォルフ マニュファクチャリング コーポレイション | 気体透過性物質を利用する細胞を培養する方法及び装置 |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014236753A (ja) * | 2003-10-08 | 2014-12-18 | ウィルソン ウォルフ マニュファクチャリング コーポレイションWilson Wolf Manufacturing Corporation | 気体透過性物質を利用する細胞を培養する方法及び装置 |
JP2016174614A (ja) * | 2003-10-08 | 2016-10-06 | ウィルソン ウォルフ マニュファクチャリング コーポレイションWilson Wolf Manufacturing Corporation | 気体透過性物質を利用する細胞を培養する方法及び装置 |
KR20180011216A (ko) * | 2015-05-21 | 2018-01-31 | 오리바이오테크 엘티디 | 세포 배양 장치, 시스템, 및 그의 사용방법 |
KR20230104742A (ko) * | 2015-05-21 | 2023-07-10 | 오리바이오테크 엘티디 | 세포 배양 장치, 시스템, 및 그의 사용방법 |
KR102587068B1 (ko) * | 2015-05-21 | 2023-10-10 | 오리바이오테크 엘티디 | 세포 배양 장치, 시스템, 및 그의 사용방법 |
US11884911B2 (en) | 2015-05-21 | 2024-01-30 | Oribiotech Ltd. | Cell culture device, system and methods of use thereof |
KR102658422B1 (ko) * | 2015-05-21 | 2024-04-16 | 오리바이오테크 엘티디 | 세포 배양 장치, 시스템, 및 그의 사용방법 |
JP2022068206A (ja) * | 2016-07-12 | 2022-05-09 | カリフォルニア インスティチュート オブ テクノロジー | 高密度細胞増殖と代謝産物交換のための基材 |
JP7293418B2 (ja) | 2016-07-12 | 2023-06-19 | カリフォルニア インスティチュート オブ テクノロジー | 高密度細胞増殖と代謝産物交換のための基材 |
Also Published As
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2016174614A (ja) | 気体透過性物質を利用する細胞を培養する方法及び装置 | |
US11377635B2 (en) | Highly efficient gas permeable devices and methods for culturing cells | |
AU2012254908B2 (en) | Cell culture methods and devices utilizing gas permeable materials | |
AU2017203120B2 (en) | Cell culture methods and devices utilizing gas permeable materials | |
AU2013200127A2 (en) | Highly efficient gas permeable devices and methods for culturing cells |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20111222 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120413 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130423 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20130723 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20130726 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130823 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20140415 |