JP2012030748A - 車両用デフレクタ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両の屋根部の面上に突出するデフレクタ本体の外観を向上し、且つ、該デフレクタ本体の製造工数を低減することができる車両用デフレクタ装置を提供する。
【解決手段】デフレクタ本体24は、車両のルーフに形成された開口部の前縁部に沿って配置されルーフの面上に突出するよう展開可能である。デフレクタ本体24は、開口部の前縁部に沿って延在するメッシュ部材25と、該メッシュ部材25の長手方向全長に亘ってその短手方向両端末部にそれぞれ一体に樹脂成形され、メッシュ部材25の短手方向両端末25bを含めて短手方向両端末部を覆う一対の樹脂フレーム26とを備えて構成される。
【選択図】図5

Description

本発明は、車両用デフレクタ装置に関するものである。
従来、車両用デフレクタ装置としては、例えば特許文献1に記載されたものが知られている。この装置は、車両の屋根部に形成された開口部の前縁部に設置されており、例えば該開口部を閉鎖可能な可動パネルが開放されることで、屋根部の面上に突出するように起立する。すなわち、この装置は、開口部の前縁部に沿って延在して該開口部の取付フレームに固定される固定フレーム(2)と、該固定フレームに枢着装置(4)を介して回動自在に連結され固定フレームに対し格納位置と展開位置との間で移動可能な可動フレーム(3)とを備える。そして、これら両フレーム間には、可撓性及び通気性を有するメッシュ部材(5)が介在されている。このメッシュ部材は、可動フレームの展開位置への移動に伴い引っ張られることで該可動フレームとともに屋根部の面上に突出するもので、その表面の少なくとも一部の範囲で空気を通過させる。
特表2009−515748号公報
ところで、特許文献1の車両用デフレクタ装置では、メッシュ部材の端末部及びフレーム(接続要素)の結合にあたって、例えばクランプ、溶接、縫製、接着接合、挿入などの方法が採用されており、個別に製造したこれらメッシュ部材及びフレームの結合工程が必要になる分、製造工数の増大を余儀なくされる。また、メッシュ部材及びフレームの結合作業に際し、これらの間に相対的な位置ずれが生じやすいため、例えばメッシュ部材にしわが発生することがある。この場合、可動フレームとともにメッシュ部材が屋根部の面上に突出した際の外観が悪化する可能性がある。
本発明の目的は、車両の屋根部の面上に突出するデフレクタ本体の外観を向上し、且つ、該デフレクタ本体の製造工数を低減することができる車両用デフレクタ装置を提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、車両の屋根部に形成された開口部の前縁部に沿って配置され前記屋根部の面上に突出するよう展開可能なデフレクタ本体を備える車両用デフレクタ装置において、前記デフレクタ本体は、前記開口部の前縁部に沿って延在するメッシュ部材と、前記メッシュ部材の長手方向全長に亘ってその短手方向両端末部にそれぞれ一体に樹脂成形され、前記メッシュ部材の短手方向両端末を含めて前記短手方向両端末部を覆う一対の樹脂フレームとを備えて構成されることを要旨とする。
同構成によれば、前記メッシュ部材は、その短手方向両端末部に前記両樹脂フレームを樹脂成形(例えば押出成形)することで、同時に前記両樹脂フレームにそれぞれ一体化・固定される。従って、例えば前記メッシュ部材と前記両樹脂フレームとを個別に製造してこれらを適宜の結合手段を介して結合する場合に比べ、製造工数を削減することができる。また、前記メッシュ部材及び前記樹脂フレームを別途、結合する場合に生じる前記メッシュ部材のしわを解消できる。あるいは、前記メッシュ部材を固定する前記両樹脂フレーム間の距離(以下、「ピッチ」ともいう)は、それらを樹脂成形する設備(金型等)で決定できるため、当該距離のばらつきを抑制できる。以上により、前記屋根部の面上に突出する前記メッシュ部材(デフレクタ本体)の外観を向上できる。さらに、前記樹脂フレームは、前記メッシュ部材の短手方向端末を含めて端末部全体を覆う形状を呈するため、断面係数の増加分、その剛性を増加することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の車両用デフレクタ装置において、前記メッシュ部材の有する複数の透孔は、前記メッシュ部材の長手方向で隣り合う前記透孔間の中心線上に前記メッシュ部材の短手方向で隣り合う前記透孔が配置されるように規則的に配列されていることを要旨とする。
同構成によれば、前記メッシュ部材の有する複数の透孔は、前記メッシュ部材の長手方向で隣り合う前記透孔間の中心線上に前記メッシュ部材の短手方向で隣り合う前記透孔が配置されるように規則的に配列、いわゆる千鳥配置されている。従って、前記樹脂フレームは、前記複数の透孔を通じて前記メッシュ部材に繋がる面積が増加するため、該メッシュ部材の前記樹脂フレームからの剥離を抑制できる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の車両用デフレクタ装置において、前記デフレクタ本体は、前記両樹脂フレームにそれらの長手方向全長に亘ってそれぞれ嵌合される一対の金属フレームと、前記メッシュ部材の短手方向に延在して前記両金属フレームの長手方向端部にそれぞれ結合されるサイドフレームとを備え、前記メッシュ部材の短手方向に沿う前記両金属フレーム間の距離は、前記サイドフレームとの結合によって伸長するように設定されていることを要旨とする。
同構成によれば、前記両樹脂フレームの長手方向全長に亘って前記両金属フレームがそれぞれ嵌合され、前記両金属フレームの長手方向端部が前記サイドレームにそれぞれ結合されることで、前記メッシュ部材をその四方の全体に亘って堅固に保持することができる。従って、前記メッシュ部材のしわの発生を抑えることができる。一方、前記メッシュ部材の短手方向に沿う前記両金属フレーム間の距離は、前記サイドフレームとの結合によって伸長することで、前記メッシュ部材に短縮しようとする張力が発生する。従って、前記樹脂フレーム及び前記金属フレームの嵌合部では、前記樹脂フレームを通じて前記メッシュ部材の張力が付加されることで、これら樹脂フレーム及び金属フレームのがたつきと、これに伴う異音の発生を抑制できる。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の車両用デフレクタ装置において、前記両金属フレームは、長手方向中央部において前記メッシュ部材の短手方向に互いに離隔するように曲成されていることを要旨とする。
同構成によれば、前記両金属フレームの長手方向中央部においては、前記メッシュ部材の短手方向に互いに離隔するように、即ち前記メッシュ部材がその短手方向に伸長するように曲成されている。従って、前記樹脂フレーム及び前記金属フレームの特に長手方向中央部の嵌合部において、これら樹脂フレーム及び金属フレームのがたつきと、これに伴う異音の発生を抑制できる。
請求項5に記載の発明は、請求項3又は4に記載の車両用デフレクタ装置において、前記開口部の前端部に一方の端部が回動自在に連結され、前記サイドフレームに他方の端部が回動自在に連結されたアーム部材と、前記サイドフレームに突設されたガイドピンと、前記開口部の前端部に固定され、前記ガイドピンと係合するガイド溝を有するガイド部材とを備え、前記デフレクタ本体は、前記アーム部材の一側方向への回動に伴い前記ガイド溝に案内される前記ガイドピンが一側方向に移動することで、前記屋根部の面上に突出するように展開され、前記アーム部材の他側方向への回動に伴い前記ガイド溝に案内される前記ガイドピンが他側方向に移動することで、車両前方に倒れつつ前記屋根部の面の下方に引っ込むように格納されることを要旨とする。
同構成によれば、前記デフレクタ本体を、前記屋根部の面上に突出する展開位置と前記屋根部の面の下方に引っ込む格納位置との間で移動させることができる。特に前記デフレクタ本体の格納位置では、該デフレクタ本体は、車両前方に倒れた状態で前記屋根部の面の下方に引っ込むため、車両下側に確保を要する格納スペースを低減することができる。従って、前記メッシュ部材の短手方向に沿う前記デフレクタ本体の長さを十分に確保することができ、該デフレクタ本体をその展開位置で十分な高さまで起立させて空気を通過させることができる。また、前記デフレクタ本体の展開位置を、前記ガイドピンが前記ガイド溝の終端に到達する位置に一致させることで、前記デフレクタ本体が起立した際の上端位置のばらつきを抑制できる。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の車両用デフレクタ装置において、前記アーム部材は、線材からなることを要旨とする。
同構成によれば、前記アーム部材が占有スペースの小さい線材からなる(車両前方からの投影面積が小さい線材からなる)ことで、前記アーム部材によって前記デフレクタ本体の車両幅方向両外側の空気の流れが阻害されることを抑制でき、ひいては風切り音を低減できる。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の車両用デフレクタ装置において、前記開口部の前端部に固定された保持部材を備え、前記アーム部材は、前記一方の端部に形成され車両幅方向内側に屈曲されて前記保持部材に軸支される保持側軸部と、車両幅方向の段差を設定するばね係止部とを有し、前記保持側軸部周りに巻回されて前記保持部材に設置され、該保持部材に一方の端部が係止されるとともに、前記ばね係止部に他方の端部が係止されて、前記デフレクタ本体が前記屋根部の面上に突出するように付勢するトーションスプリングを備えたことを要旨とする。
同構成によれば、前記デフレクタ本体とともに前記アーム部材を前記保持部材に組付ける際には、まず、該保持部材の位置で前記アーム部材を車両幅方向外側に開くように弾性変形させた後、その反力を利用して前記保持部材に前記保持側軸部を挿入する。次に、前記保持部材に予め設置された前記トーションスプリングの他方の端部を車両幅方向にずらしながら前記ばね係止部に係止する。以上により、前記アーム部材の前記保持部材への組付けが完了する。一方、前記デフレクタ本体とともに前記アーム部材を前記保持部材から取り外すには、まず、前記ばね係止部に係止された前記トーションスプリングの他方の端部を車両幅方向にずらすことで前記ばね係止部から解放する。次に、前記アーム部材を車両幅方向外側に開くように弾性変形させることで、前記保持部材から前記保持側軸部を抜き取る。以上により、前記アーム部材の前記保持部材からの取外しが完了する。このように、前記開口部の前端部に前記保持部材を固定したまま、前記デフレクタ本体とともに前記アーム部材を前記保持部材に対し脱着できるため、例えば清掃や交換などの整備性を向上することができる。
本発明では、車両の屋根部の面上に突出するデフレクタ本体の外観を向上し、且つ、該デフレクタ本体の製造工数を低減することができる車両用デフレクタ装置を提供することができる。
ルーフを示す斜視図。 本発明の一実施形態を模式的に示す平面図。 同実施形態を示す分解斜視図。 (a)(b)は、同実施形態を示す平面図及び側面図。 同実施形態を示す断面図。 メッシュ部材を示す正面図。 同実施形態の動作を示す概略図。
以下、本発明を具体化した一実施形態について図面に従って説明する。
図1は、自動車などの車両の屋根部としてのルーフ10に搭載されたサンルーフ装置11を斜め上方から見た模式図である。同図に示されるように、ルーフ10は、略四角形のルーフ開口部10aを有する。そして、サンルーフ装置11は、ルーフ開口部10aの車両前側の縁部に配置・支持されたデフレクタ12を備えるとともに、車両前後方向に移動してルーフ開口部10aを開閉する、例えばガラス板からなる略四角形の可動パネル13を備える。
デフレクタ12は、その後部を中心に回動することで前部が上動する、いわゆるチルトアップ動作可能に取り付けられている。デフレクタ12は、可動パネル13の開作動に伴い該可動パネル13側から解放されてチルトアップ動作し、ルーフ10上面よりも上側に突出する(展開状態)。あるいは、デフレクタ12は、可動パネル13の閉作動に伴い該可動パネル13側から押さえ込まれてルーフ10上面の下側に収まる(格納状態)。デフレクタ12は、ルーフ開口部10aを開放した際に展開状態になることで、車室内への風の巻き込みによる空気振動を防止する。
可動パネル13は、その前部を中心に回動することで後部が上動するチルトアップ動作及び車両前後方向へのスライド動作可能に取り付けられている。可動パネル13の開閉作動においては、チルトアップ状態のままスライド動作する、いわゆるアウタースライディング式が採用されている。
図2は、サンルーフ装置11を模式的に示す平面図である。同図に示されるように、サンルーフ装置11は、ルーフ開口部10aの車両幅方向両側縁部に配置・固定される一対のガイドレール14を備える。各ガイドレール14は、例えばアルミニウム合金の押出材からなり、長手方向に一定断面を有して車両前後方向に延在する。なお、ガイドレール14には、可動パネル13を開閉駆動するための適宜の駆動機構(図示略)が摺動する。
ルーフ開口部10aの前縁部には、車両幅方向に延在する略U字溝状の格納部材15が配置・固定されている。そして、格納部材15の車両幅方向両側の開口端は、例えば樹脂材からなる板状の一対のガイド部材16が結合されることでこれらにより閉塞されている。格納部材15及び両ガイド部材16は、上側の開放された箱形状を呈することで、デフレクタ12の格納スペースを形成する。なお、両ガイド部材16は、互いの対向する車両幅方向内側面に形成されたガイド溝16a(図7参照)をそれぞれ有する。また、各ガイドレール14の前端部には、例えば樹脂材からなる保持部材21が固定されている。両保持部材21は、車両幅方向両側でデフレクタ12のヒンジ部を構成する。
次に、デフレクタ12及びその支持構造について更に説明する。
図3は、デフレクタ12を示す分解斜視図であり、図4(a)(b)は、デフレクタ12を示す平面図及び側面図である。図3に示すように、前記保持部材21は、車両幅方向に沿って穿設された円形の軸受穴21aを有するとともに、該軸受穴21aと同心で車両幅方向内側に突設された略円柱状のばね保持部21bを有する。このばね保持部21bは、保持部材21に一方の端部が係止されたトーションスプリング22のコイル部22aに挿入されている。
保持部材21には、断面略円形の線材からなるアーム部材23が回動自在に連結されている。すなわち、このアーム部材23は、車両前後方向に延在するアーム部23aを有するとともに、該アーム部23aに車両幅方向の段差を設定するばね係止部23bを有し、更にアーム部23aの一方の先端に連続して車両幅方向内側に屈曲する保持側軸部23cを有する。アーム部材23は、保持側軸部23cが車両幅方向外側から前記軸受穴21aに挿入されることで、該軸受穴21aに軸支される。このとき、トーションスプリング22の他方の端部22bがばね係止部23bに下側から係止されることで、アーム部材23はアーム部23aの他方の先端を上動させる側に付勢される。なお、アーム部材23は、アーム部23aの他方の先端に連続して車両幅方向内側に屈曲する本体側軸部23dを有する。
両アーム部材23の本体側軸部23dには、車両幅方向に延在する長尺状のデフレクタ本体24が軸支されている。すなわち、デフレクタ本体24は、図5に示すように、ルーフ開口部10aの前縁部に沿って延在する例えば樹脂材からなるメッシュ部材25と、該メッシュ部材25の長手方向全長に亘ってその短手方向両端末部にそれぞれ一体に樹脂成形(例えば押出成形)された一対の樹脂フレーム26と、これら両樹脂フレーム26の長手方向に沿ってそれぞれ延在する一対の金属フレームとしての第1フレーム27及び第2フレーム28と、メッシュ部材25の短手方向に延在する一対のサイドフレーム29とを備える。
図6に示すように、メッシュ部材25は、その広がる面の全体に亘って規則的に配列された複数の透孔25aを有する。これら透孔25aは、メッシュ部材25の長手方向に並設されており、該長手方向で隣り合う透孔25a(25a1)間の中心線上にメッシュ部材25の短手方向で隣り合う透孔25a(25a2)が配置されるように、いわゆる千鳥配置されている。なお、メッシュ部材25の短手方向における各端末25bは、樹脂フレーム26内に埋設されている。詳説すると、透孔25a1と、透孔25a2の少なくとも一部が樹脂フレーム26内に埋設されている。
図5に示すように、各樹脂フレーム26は、断面略コの字状に成形されており、端末25bを含めてメッシュ部材25の端末部を覆う。従って、樹脂フレーム26は、その樹脂成形時に複数の透孔25aを通じてメッシュ部材25に繋がる面積が増加する(図6参照)。
第1及び第2フレーム27,28は、例えばアルミニウム合金からなり、メッシュ部材25の短手方向一側及び他側(図5の下側及び上側)に配置された両樹脂フレーム26にそれらの長手方向全長に亘ってそれぞれ嵌合する。これら第1及び第2フレーム27,28は、対応する樹脂フレーム26の外側面を覆う断面略C字状の嵌合面27a,28aをそれぞれ有しており、該嵌合面27a,28a内で対応する樹脂フレーム26を長手方向に摺動させることで該樹脂フレーム26に結合される。従って、樹脂フレーム26の外側面及び嵌合面27a,28a間には、前記した摺動を許容するための遊びが設定されている。
なお、第1及び第2フレーム27,28は、長手方向中央部においてメッシュ部材25の短手方向に互いに離隔するように略弓形に曲成されている。
各サイドフレーム29は、第1及び第2フレーム27,28の対応する長手方向端部にそれぞれ結合されている。すなわち、サイドフレーム29は、第1及び第2フレーム27,28の対応する長手方向端部がそれぞれ装着される嵌合凹部29a,29bを有しており、該嵌合凹部29a,29bにおいて、ボルト30により第1及び第2フレーム27,28の長手方向端部にそれぞれ締結されている。
なお、メッシュ部材25の短手方向に沿う第1及び第2フレーム27,28間の距離は、サイドフレーム29との結合によって伸長するように設定されており、メッシュ部材25に短縮しようとする張力が発生する。従って、樹脂フレーム26及び第1、第2フレーム27,28の嵌合部では、樹脂フレーム26を通じてメッシュ部材25の張力が付加されることで、これら樹脂フレーム26及び第1、第2フレーム27,28のがたつきと、これに伴う異音の発生が抑制される。
また、既述のように、第1及び第2フレーム27,28の長手方向中央部においては、メッシュ部材25の短手方向に互いに離隔するように、即ちメッシュ部材25がその短手方向に伸長するように曲成されている。従って、第1及び第2フレーム27,28の長手方向中央部においても、メッシュ部材25に短縮しようとする張力が発生することになり、同様にこれら樹脂フレーム26及び第1、第2フレーム27,28のがたつきと、これに伴う異音の発生が抑制される。
図1に示すように、各サイドフレーム29は、嵌合凹部29bの位置で車両幅方向に沿って穿設された円形の軸受穴29cを有する。この軸受穴29cは、その車両幅方向外側から挿入される前記アーム部材23の本体側軸部23dを軸支する。一方、各サイドフレーム29は、嵌合凹部29aの位置で車両幅方向外側に突設された略円柱状のガイドピン29dを有する。このガイドピン29dは、前記ガイド部材16のガイド溝16aに車両幅方向内側から嵌入することで、該ガイド溝16aに回動可能に、且つ、移動可能に係合される。従って、メッシュ部材25は、両樹脂フレーム26、第1及び第2フレーム27,28並びに両サイドフレーム29を介してガイド部材16(ルーフ10側)に支持されている。
ここで、図7に示すように、アーム部材23がトーションスプリング22に付勢されて保持側軸部23cを支点に図示時計回転方向に回動すると、ガイド溝16aに案内されるガイドピン29dが後上側に移動する。そして、デフレクタ本体24は、ルーフ10の面上に突出するように展開される。なお、デフレクタ本体24の展開位置では、ガイドピン29dは、ガイド溝16aの上側に延びる後端に達している。換言すれば、デフレクタ本体24の展開位置での姿勢(特にその上端位置)は、ガイド溝16aの後端とガイドピン29dとが一致することで規定されている。
一方、アーム部材23がトーションスプリング22の付勢力に抗して保持側軸部23cを支点に図示反時計回転方向に回動すると、ガイド溝16aに案内されるガイドピン29dが前側に移動する。そして、デフレクタ本体24は、ルーフ10の面の下方に引っ込むように格納される。なお、デフレクタ本体24の格納位置では、ガイドピン29dは、ガイド溝16aの前端部に配置されている。つまり、デフレクタ本体24は、その格納位置では、車両前方に倒れた状態で格納部材15内に格納されるため、その分、車両下側に確保を要する格納スペース(格納部材15の深さ)が低減されている。
以上詳述したように、本実施形態によれば、以下に示す効果が得られるようになる。
(1)本実施形態では、メッシュ部材25は、その短手方向両端末部に両樹脂フレーム26を押出成形により樹脂成形することで、同時に両樹脂フレーム26にそれぞれ一体化・固定される。従って、例えばメッシュ部材25と両樹脂フレーム26とを個別に製造してこれらを適宜の結合手段を介して結合する場合に比べ、製造工数を削減することができ、ひいてはコストを削減することができる。また、メッシュ部材25及び樹脂フレーム26を別途、結合する場合に生じるメッシュ部材25のしわを解消できる。あるいは、メッシュ部材25を固定する両樹脂フレーム26間の距離は、それらを樹脂成形する設備(金型等)で決定できるため、当該距離のばらつきを抑制できる。以上により、ルーフ10の面上に突出するメッシュ部材25(デフレクタ本体24)の外観を向上できる。さらに、樹脂フレーム26は、メッシュ部材25の短手方向の端末25bを含めて端末部全体を覆う形状を呈するため、断面係数の増加分、その剛性を増加することができる。
(2)本実施形態では、メッシュ部材25の有する複数の透孔25aは、メッシュ部材25の長手方向で隣り合う透孔25a(25a1)間の中心線上にメッシュ部材25の短手方向で隣り合う透孔25a(25a2)が配置されるように規則的に配列、いわゆる千鳥配置されている。従って、樹脂フレーム26は、複数の透孔25aを通じてメッシュ部材25に繋がる面積が増加するため、該メッシュ部材25の樹脂フレーム26からの剥離を抑制できる。
また、メッシュ部材25を固定する樹脂フレーム26の端末がメッシュ部材25の長手方向に沿って透孔25aを横切るように配置されたとしても、当該長手方向で隣り合う透孔25a間の距離を十分に確保することができ、当該透孔25aを起点とするメッシュ部材25のやぶれを抑制できる。あるいは、メッシュ部材25の短手方向の延びる直線上に配置される隣り合う透孔25a間の距離を十分に確保することができる。これにより、メッシュ部材25に対する樹脂フレーム26の掛かり代を十分に確保することができ、メッシュ部材25のやぶれを抑制できる。
(3)本実施形態では、両樹脂フレーム26の長手方向全長に亘って第1及び第2フレーム27,28がそれぞれ嵌合され、第1及び第2フレーム27,28の長手方向端部がサイドフレーム29にそれぞれ結合されることで、メッシュ部材25をその四方の全体に亘って堅固に保持することができる。従って、メッシュ部材25のしわの発生を抑えることができる。一方、メッシュ部材25の短手方向に沿う第1及び第2フレーム27,28間の距離は、サイドフレーム29との結合によって伸長することで、メッシュ部材25に短縮しようとする張力が発生する。従って、樹脂フレーム26及び第1、第2フレーム27,28の嵌合部では、樹脂フレーム26を通じてメッシュ部材25の張力が付加されることで、これら樹脂フレーム26及び第1、第2フレーム27,28のがたつきと、これに伴う異音の発生を抑制できる。
(4)本実施形態では、第1及び第2フレーム27,28の長手方向中央部においては、メッシュ部材25の短手方向に互いに離隔するように、即ちメッシュ部材25がその短手方向に伸長するように曲成されている。従って、前記樹脂フレーム及び前記金属フレームの特に長手方向中央部の嵌合部において、これら樹脂フレーム及び金属フレームのがたつきと、これに伴う異音の発生を抑制できる。
(5)本実施形態では、デフレクタ本体24を、ルーフ10の面上に突出する展開位置とルーフ10の面の下方に引っ込む格納位置との間で移動させることができる。特にデフレクタ本体24の格納位置では、該デフレクタ本体24は、車両前方に倒れた状態でルーフ10の面の下方に引っ込むため、車両下側に確保を要する格納スペース(格納部材15の深さ)を低減することができる。従って、メッシュ部材25の短手方向に沿うデフレクタ本体24の長さを十分に確保することができ、該デフレクタ本体24(メッシュ部材25)をその展開位置で十分な高さまで起立させて空気を通過させることができる。また、デフレクタ本体24の展開位置を、ガイドピン29dがガイド溝16aの終端に到達する位置に一致させることで、デフレクタ本体24が起立した際の上端位置のばらつきを抑制できる。
(6)本実施形態では、アーム部材23が占有スペースの小さい線材からなることで、アーム部材23によってデフレクタ本体24の車両幅方向両外側の空気の流れが阻害されることを抑制でき、ひいては風切り音を低減できる。
(7)本実施形態では、デフレクタ本体24とともにアーム部材23を保持部材21に組付ける際には、まず、該保持部材21の位置でアーム部材23を車両幅方向外側に開くように弾性変形させた後、その反力を利用して保持部材21(軸受穴21a)に保持側軸部23cを挿入する。次に、保持部材21に予め設置されたトーションスプリング22の他方のばね保持部21bを車両幅方向にずらしながらばね係止部23bに係止する。以上により、デフレクタ本体24との取付状態のままアーム部材23の保持部材21(ルーフ10側)への組付けが完了する。一方、デフレクタ本体24とともにアーム部材23を保持部材21から取り外すには、まず、ばね係止部23bに係止されたトーションスプリング22の他方の端部22bを車両幅方向にずらすことでばね係止部23bから解放する。次に、アーム部材23を車両幅方向外側に開くように弾性変形させることで、保持部材21(軸受穴21a)から保持側軸部23cを抜き取る。以上により、デフレクタ本体24との取付状態のままアーム部材23の保持部材21(ルーフ10側)からの取外しが完了する。このように、ルーフ開口部10aの前端部に保持部材21を固定したまま、デフレクタ本体24とともにアーム部材23を保持部材21に対し脱着できるため、例えば清掃や交換などの整備性を向上することができる。特に、工具等を要することなく脱着脱着できる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・前記実施形態において、第1及び第2フレーム27,28の長手方向中央部に、対応する樹脂フレーム26との間の遊びを埋めるパットをそれぞれ貼着してもよい。このように変更することで、特にメッシュ部材25の張力が付加されにくい第1及び第2フレーム27,28の長手方向中央部において、樹脂フレーム26及び第1、第2フレーム27,28のがたつきと、これに伴う異音の発生を抑制できる。
・前記実施形態において、樹脂フレーム26に十分な曲げ剛性を確保できるのであれば、該樹脂フレーム26に嵌合する第1フレーム27又は第2フレーム28を割愛してもよい。
・前記実施形態において、デフレクタ本体24の展開・格納を、可動パネル13の開閉作動に合わせて電動で行うようにしてもよい。
10…ルーフ(屋根部)、10a…ルーフ開口部(開口部)、16…ガイド部材、16a…ガイド溝、21…保持部材、22…トーションスプリング、22b…端部、23…アーム部材、23b…ばね係止部、23c…保持側軸部、24…デフレクタ本体、25…メッシュ部材、25a,25a1,25a2…透孔、25b…端末、26…樹脂フレーム、27…第1フレーム(金属フレーム)、28…第2フレーム(金属フレーム)、29…サイドフレーム、29d…ガイドピン。

Claims (7)

  1. 車両の屋根部に形成された開口部の前縁部に沿って配置され前記屋根部の面上に突出するよう展開可能なデフレクタ本体を備える車両用デフレクタ装置において、
    前記デフレクタ本体は、
    前記開口部の前縁部に沿って延在するメッシュ部材と、
    前記メッシュ部材の長手方向全長に亘ってその短手方向両端末部にそれぞれ一体に樹脂成形され、前記メッシュ部材の短手方向両端末を含めて前記短手方向両端末部を覆う一対の樹脂フレームとを備えて構成されることを特徴とする車両用デフレクタ装置。
  2. 請求項1に記載の車両用デフレクタ装置において、
    前記メッシュ部材の有する複数の透孔は、前記メッシュ部材の長手方向で隣り合う前記透孔間の中心線上に前記メッシュ部材の短手方向で隣り合う前記透孔が配置されるように規則的に配列されていることを特徴とする車両用デフレクタ装置。
  3. 請求項1又は2に記載の車両用デフレクタ装置において、
    前記デフレクタ本体は、
    前記両樹脂フレームにそれらの長手方向全長に亘ってそれぞれ嵌合される一対の金属フレームと、
    前記メッシュ部材の短手方向に延在して前記両金属フレームの長手方向端部にそれぞれ結合されるサイドフレームとを備え、
    前記メッシュ部材の短手方向に沿う前記両金属フレーム間の距離は、前記サイドフレームとの結合によって伸長するように設定されていることを特徴とする車両用デフレクタ装置。
  4. 請求項3に記載の車両用デフレクタ装置において、
    前記両金属フレームは、長手方向中央部において前記メッシュ部材の短手方向に互いに離隔するように曲成されていることを特徴とする車両用デフレクタ装置。
  5. 請求項3又は4に記載の車両用デフレクタ装置において、
    前記開口部の前端部に一方の端部が回動自在に連結され、前記サイドフレームに他方の端部が回動自在に連結されたアーム部材と、
    前記サイドフレームに突設されたガイドピンと、
    前記開口部の前端部に固定され、前記ガイドピンと係合するガイド溝を有するガイド部材とを備え、
    前記デフレクタ本体は、
    前記アーム部材の一側方向への回動に伴い前記ガイド溝に案内される前記ガイドピンが一側方向に移動することで、前記屋根部の面上に突出するように展開され、
    前記アーム部材の他側方向への回動に伴い前記ガイド溝に案内される前記ガイドピンが他側方向に移動することで、車両前方に倒れつつ前記屋根部の面の下方に引っ込むように格納されることを特徴とする車両用デフレクタ装置。
  6. 請求項5に記載の車両用デフレクタ装置において、
    前記アーム部材は、線材からなることを特徴とする車両用デフレクタ装置。
  7. 請求項6に記載の車両用デフレクタ装置において、
    前記開口部の前端部に固定された保持部材を備え、
    前記アーム部材は、前記一方の端部に形成され車両幅方向内側に屈曲されて前記保持部材に軸支される保持側軸部と、車両幅方向の段差を設定するばね係止部とを有し、
    前記保持側軸部周りに巻回されて前記保持部材に設置され、該保持部材に一方の端部が係止されるとともに、前記ばね係止部に他方の端部が係止されて、前記デフレクタ本体が前記屋根部の面上に突出するように付勢するトーションスプリングを備えたことを特徴とする車両用デフレクタ装置。
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