JP5922789B2 - 開口されうる自動車屋根の側方ブラインド及び側方ブラインドを備えた開口可能な自動車屋根 - Google Patents

開口されうる自動車屋根の側方ブラインド及び側方ブラインドを備えた開口可能な自動車屋根 Download PDF

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Description

本発明は、開口されうる自動車屋根の側方ブラインドであって、自動車屋根の上方に上昇するルーフ及び隣接する自動車屋根との間の側方開口部を塞ぐために設けられていると共に、屋根側に装着可能な旋回軸受を有している側方ブラインド及び側方ブラインドを備えた開口可能な自動車屋根に関するものである。
当該形式の側方ブラインドが特許文献1で開示されており、それは剛体の薄板で構成されており、開口されうる自動車屋根のルーフが閉じている時には、ルーフの側方縁部下方にあるブラインドボックスのブラインド収納部に収納されており、ルーフが自動車屋根の上方にチルトアップすると、その前方端部で屋根の横方向に延伸する旋回軸を中心にして、ブラインド収納部から垂直方向上方に旋回して出てくることができる。しかしながらブラインド収納部を備えたブラインドボックスは、自動車屋根の屋根開口部に隣り合う範囲にある屋根横桟において、大きく且つ特に垂直方向で背の高い構造空間を必要とする。
DE 10 2008 015 669 B3号公報
本発明の根拠とする課題は、機能性、使用方法、必要な組み付け空間に関して改善されている最初に挙げた側方ブラインドを得ることであり、またそのような側方ブラインドを備えた自動車屋根を提供することである。
この課題は、最初に挙げた側方ブラインドで本発明に従って、旋回軸受を側方ブラインドに沿って延伸させることにより解決される。
本課題は、屋根開口部及び屋根開口部から上昇可能なルーフを備えていると共に、請求項1〜11のいずれか1項に記載の側方ブラインドを備えた開口可能な自動車屋根によっても解決される。
本発明で利点ある実施形態は、従属請求項に記載されている。
旋回軸受が側方ブラインドに沿って、又は特に被覆位置に対して下方にある縁部のような長手方向縁部に沿って延伸しているので、側方ブラインドの旋回を、横方向でその長手方向軸を中心に行うことができ、それにより高さ方向で必要となる組み付け空間が特に小さい。被覆位置から概ね水平な平坦位置に降下旋回する側方ブラインドでは、必要となる構造高さが基本的に旋回軸受のためのみであり、よって基本的にこれによってのみ決まる。従って旋回軸受ないし旋回軸受の旋回軸は、側方ブラインドの組み付け位置において基本的に屋根の長手方向に、又はルーフの側方縁部に沿って配設される方向を向いていると好ましい。
好ましい構成において本発明による側方ブラインドが、屈曲又は湾曲した旋回軸を備えた旋回軸受を有している時、その旋回軸受を使って側方ブラインドを、好ましくは基本的に屋根長手方向に延伸する旋回軸を備え屈曲した自動車屋根にも装着することができる。屈曲した自動車屋根として見なされるのは、屋根長手方向及び/又は屋根横方向において
公知の方法で屈曲、湾曲、又は凹面で延伸するスライド・チルトアップ・サンルーフのような各屋根又は屋根部品である。特許文献1で開示されている側方ブラインドの旋回軸が屋根横方向に延伸しているのとは違って、旋回軸が屋根長手方向で延伸していることが、その基本となる向きを意味しており、傾けられた旋回軸及び傾斜して延伸する屈曲した旋回軸もそれに含まれるが、側方ブラインドが屋根横方向で旋回可能であるように、旋回軸が自動車屋根で組み付け位置に基本的に屋根長手方向に延伸している。
屈曲又は湾曲した旋回軸は、屈曲との関係で2D軸(例えば、垂直方向の自動車長手面内の屈曲)又は3D軸(立体的な屈曲)と呼ぶことがある。
屋根側の装着として解釈する旋回軸受の装着は、ルーフに行うものではなく、屋根の別の部品、例えば開口されうるスライド・チルトアップ・サンルーフのフレーム又は屋根横桟に行うものである。従って、ルーフが外に出た状態で屋根開口部を開放するために後方に、隣接する屋根面の上方に移動する時に、側方ブラインドはルーフと一緒に動かない。
好ましい構成によれば旋回軸が、旋回軸受で固定され実体のある軸として形成されており、それを中心に側方ブラインドが旋回可能である。
しかしながら旋回軸受を、側方ブラインドの柔軟に変形可能である軸受部分により行うこともあり、それにより特に屈曲した旋回軸が瞬間的な旋回軸として、その時の側方ブラインドの旋回角に対応して移動するが、その屈曲は基本的に保持及び/又は適合することができる。
自動車屋根ないしスライド・チルトアップ・サンルーフの可動ルーフは、必ずしも矩形ではなく上面図で例えば台形であり、ルーフが横方向又は幅方向で、後方縁部と較べて狭い又は短い前方縁部を有している。ルーフの側方縁部は、互いに反対側にある二つの屋根横桟の流れ形状に倣っており、その対向する間隔がAピラーを起点にして屋根長手方向で大きくなっている。
側方ブラインドは、概ね閉鎖位置で配設されたルーフの側方縁部下方を旋回軸受ないし旋回軸が延伸するように、自動車の屋根に装着可能又は装着されている。ルーフが換気位置に出て上昇し、チルトアップしている時には、側方ブラインドが、そのチルトアップした概ね垂直方向の被覆位置で、側方開口部ないしルーフ側方縁部と自動車屋根ないし屋根横桟間の側方の隙間を被覆する。そこで特に意図しているのは、側方ブラインドがその自由な外側縁部において、ルーフ及び特にルーフ側方縁部に設けられ下方に突出するルーフブラインドに強く当接することであり、それにより走行運転時にルーフ側方縁部で出来るだけ障害のない空気流を達成し、この範囲における騒音を削減する利点を得ることである。従って側方ブラインドは、ルーフメカニズムを外側から被覆している。
好ましい構成においては側方ブラインドが、旋回軸を含む旋回軸受領域及び平坦なブラインド板を有しており、旋回軸受領域の材料及びブラインド板の材料はそれぞれ、屈曲又は湾曲した旋回軸を中心に側方ブラインドが旋回する時に、柔軟に変形するように設計されている。平坦なブラインド板は特に、確かに柔軟性はあるが折り畳みできない又は折れないように構成されている。
旋回軸受領域及びブラインド板が、変形性能を決定する同じ特性を有している同じ材料で構成されていると目的が達成される。その場合に材料は、旋回軸の屈曲又は湾曲が小さい時には高い変形抵抗を有し、及び旋回軸の屈曲又は湾曲が大きい時には小さい変形抵抗を有している。
旋回軸受領域は変形抵抗が大きい材料で、及びブラインド板が変形抵抗の小さい別の材料で構成されていることがある。従って、異なった変形範囲において特別な材料選択により屈曲が異なる旋回軸のために、そのような2成分ブラインドを設計し適合化することがある。
材料として適しているのは、特にプラスチック又は複合材料であるが、適切な弾性変形性能を備えた金属材料も使用することができる。
好ましい別の実施形態では、ブラインド板がスリットを有しており、それが、その外側縁部から旋回軸受領域に向かって延伸していると共に、互いに分離しており側方ブラインドの旋回時に互いが変形可能である櫛歯状部分を形成するようにしている。以上のようにしなければ一体であるブラインド板を本体で切断することは、スリットを設けたブラインド板の運動能又は変形性能を向上するので、変形抵抗の大きい比較的硬い材料も使用することができる。スリットの長さ又は奥行により変形抵抗が決まる。ブラインド板全体に以上のようなスリットを設けていることがある、又は以上のような方法で特定部分のみスリットを設けている。通過する空気流が空気力学的に有利に通過し、障害となる騒音発生に作用する渦流形成が少なくなるように、スリット及び櫛歯状部分もブラインド板の外側面に対して傾いていることがある。
側方ブラインドの旋回は、例えば駆動メカニズムにより行うことができる。しかしながら側方ブラインドを、ルーフ自体により旋回させると目的が達成される。そのためにルーフがそのルーフ下側に、側方ブラインドを旋回するための少なくとも一つのルーフ案内カーブを有するようにしていることがある。ルーフ長手方向で互いに間隔をおいた複数のルーフ案内カーブを設け、それを使って多数のスライド接触状態で側方ブラインドを旋回させると目的が達成される。この構成で特に利点があるのは、ブラインド板が比較的容易に変形可能な材料で出来ている時であり、多重のガイダンスが側方ブラインドの確実な旋回を全長に亘って保証する。更に複数の案内カーブを、一体の全体案内カーブ面として形成することもできる。
側方ブラインドが、基本的に垂直方向の被覆位置で付勢されており、ストッパに当接できると好ましい。側方ブラインドが、ルーフ及び特にルーフの側方縁部にあるルーフブラインドと強く接触している限り、ストッパが機能しない。しかしながらルーフが案内カーブとの接触から離れると、側方ブラインドがストッパに当たり、ルーフとの接触が再び生じるまで、それにより基本的に垂直方向の被覆位置を保持する。
基本的に側方ブラインドは、開口部を被覆するために適した形状を有していることがある。側方ブラインドの形状が、ルーフのチルトアップ時に側方の隙間に合っていると目的が達成される。特に側方ブラインドないしブラインド板は、その後方端部からその前方端部に向かう長さに亘って、旋回軸に対してラジアル方向幅で先が細くなっており、従って前方から後方に広がる隙間面又は隙間開口部に適合している。
以下において本発明を、図面を参照しながら本発明に記載の側方ブラインドの実施例により詳細に説明する。
屋根開口部に閉鎖位置で配設されたルーフを有し開口可能な自動車屋根の斜視上面図。 後方縁部が換気位置でチルトアップしたルーフ及びルーフと自動車屋根との間の側方の隙間を被覆するためのアクティブ側方ブラインドを備えた、図1による自動車屋根の斜視上面図。 屋根開口部を開放するためにチルトアップしたルーフが側方ブラインドに対して後方に移動している状態にある、図1による自動車屋根の斜視上面図。 換気位置にルーフが外に出されている時の屋根横桟範囲における自動車屋根の断面図。 中間旋回位置で配設されたルーフを備えた、図4による自動車屋根の断面図。 閉鎖位置で配設されたルーフを備えた、図4による自動車屋根の断面図。 垂直方向の被覆位置で配設された側方ブラインドを備えた、図4の位置にあるルーフ下側の斜視上面図(屋根横桟なし)。 ルーフにより傾斜した中間位置に旋回した側方ブラインドを備えた、図5の位置にあるルーフ下側の斜視上面図。 ルーフにより降下旋回した側方ブラインドを備えた、図6の位置にあるルーフ下側の斜視上面図。 側方ブラインド実施例の斜視上面図。 別の側方ブラインド実施例の斜視上面図。 別の側方ブラインド実施例の斜視上面図。 別の側方ブラインド実施例の斜視上面図。 図13の側方ブラインドでルーフの方向を向いた幅狭側の上面図。 換気位置でルーフが外に出された時の、本発明による別の側方ブラインド実施例の図4に記載の断面図。 ルーフにより降下旋回した位置にある図15による側方ブラインドの断面図。 ルーフが外に出た状態にある図15で図示した側方ブラインドの斜視上面図。 ルーフが閉鎖した状態にある図16で図示した側方ブラインドの斜視上面図。
[実施例1]
自動車又は乗用車には、開口されうる又は開口可能な自動車屋根1があり、それに設けられた屋根開口部2の中に、スライド・チルトアップ・サンルーフの可動ルーフ3が配設されており、そのサンルーフは、それが隣接する屋根面4及び両側の屋根横桟5と並んで屋根開口部2の中に配設されている閉鎖位置(図1)と、その後方縁部6が屋根面4ないし屋根横桟5の上方にチルトアップしている換気位置(図2)との間で調整移動可能である。ルーフ3は、屋根開口部3の両側で屋根に固定して配設された長手方向ガイド7(図3を参照)に、(図示していない)対応ルーフメカニズムを使って可動で軸受けされており、それが換気位置から後方に向かって、固定の自動車屋根又は例えば別のルーフのような隣接屋根部品であり得る隣接屋根面4の上方に可動である。
スライド・チルトアップ・サンルーフは、部品単位としてフレーム8(図4を参照)を有しており、それを介してサンルーフが、屋根長手方向に延伸する屋根横桟5にあり水平方向で内側に向いた支え脚部10に、ビーズ接着剤9を使って固定されている。屋根横桟5は、少なくともルーフ3の範囲で傾斜して外方に延伸しており、屋根形状に対応して屈曲している。ルーフ3は、この屋根形状及び屋根横桟5の形状に合っており、上部から見ると幅方向で狭い又は短い前方縁部11及び広い又は長い後方縁部6を有する概ね台形であり、また少なくとも長手方向で屈曲している。
ルーフ3の側方縁部12に配置された側方ブラインド13は、長手方向で概ねルーフ3の側方縁部12の下方を延伸する旋回軸受14を使って装着されており(図4を参照)、そこで旋回軸受14の旋回軸15は三次元で屈曲している。この屈曲を三次元屈曲と呼ぶことにするが、その理由は、それ又は旋回軸15が長手方向でも横方向でも屋根の屈曲に
倣っているからである。
側方ブラインド13は、内側縁部に旋回軸受領域17を備えた平坦なブラインド板16を有しており(図10を参照)、旋回軸受領域は例えば、円筒状に厚みを増して形成されていると共に、例えば軸受ワイヤのように旋回軸15を形成する軸受軸を収容する長穴18を有している。側方ブラインド13の旋回軸受領域17は複数個所で、実施例(図7及び10)によれば例えば4か所で切断されており、その切断部19それぞれが、軸受保持部材20を収容することができる。その軸受保持部材は一方で旋回軸又は軸受軸15を保持し、それが他方で例えば縦長の舌状部分21を使って屋根側に、例えば屋根横桟5又はスライド・チルトアップ・サンルーフのフレーム8に固定されている。
軸受保持部材20のアーム22は、軸受ストッパ23を有しており、軸受ストッパ23がダブルの肩状部分として、旋回軸15の概ね上方でアーム22から両側に突出している。側方ブラインド13にはそれぞれの切断部19の範囲に、ブラインドストッパ24が例えば両側の突出成形体として形成されており、軸受ストッパ23に関連付けて配設されている。スプリング25(図8の概略図を参照)が側方ブラインド13を、その垂直方向の被覆位置で軸受ストッパ23に当てて張っている。
ルーフ3はその側方縁部12に、下方に突出する垂直方向のルーフブラインド26を有しており、ルーフ3を閉めている時(図6を参照)に、それにシール27が密封当接しており、そのシールは屋根横桟5に固定されており、ルーフ3を閉めている時には、ルーフ3ないしルーフブラインド26及び屋根横桟5の垂直方向部分との間にある溝状隙間を密封して埋めている。
ルーフブラインド26には、その下側端部で内側に位置する当接面28があり、それに側方ブラインド13が、旋回軸受14の反対側で細くなった外側縁部分30に形成されている外側面29で、基本的に垂直である被覆位置において強く当接している。外側縁部分30には更に縁部側の係合突起31があり、外に出ているルーフ3が降下する時に、それがルーフ案内カーブ32とスライド係合している(図4〜図5〜図6の位置)。複数のルーフ案内カーブ32が、互いに間隔をおいてルーフ下側33に配設されており、ルーフ横方向でルーフブラインド26の当接面28から内方に延伸しており、ルーフブラインド26と対応して係合している。複数のルーフ案内カーブ32の代わりに、平面的に長手方向で連続した一つのルーフ案内カーブを設け、それが縁部側の係合突起31全体を介してルーフブラインド26と係合していることもある。
ルーフ案内カーブ32(ないし平面的なルーフ案内カーブ)は、例えばルーフブラインド26と一緒に一個体のルーフ巻き付け発泡体として形成されている。それは他方で独立した部品であることもあり、それが例えば接着によりルーフ3に固定される、又は例えばプラスチックで製造されたルーフ3と一体で成形されていることもある。
ルーフ3がチルトアップする時(図1から図2)に、ルーフブラインド13は、スプリング25の力により立ち上がり、ルーフブラインド26と屋根横桟5間の側方の隙間を被覆する(図4を参照)。概ね垂直方向に立っているブラインド板16の外側面は、ルーフブラインド26のある面に位置している。シール27は、ブラインド板16の細くなった下側部分に密封当接している。それにより流れに対して好適に、また問題なく渦流を生じることなく被覆することが達成され、それが又、流れ騒音を引き起こすことが少なくなる。その他にも、その後方にあるルーフメカニズムの、目視的に必要となる目隠しも達成される。
このチルトアップした位置ではルーフ3を、屋根開口部2を開放するために後方に向か
って、後方の屋根面4の上方の後退位置に移動することができる(図3)。そのとき側方ブラインド13は、必要な量だけルーフ3の前方縁部11から向きを変えることができる。側方ブラインド13が垂直方向の被覆位置でルーフ3と接触しない時には、ブラインドストッパ24がストッパ23と当接し、ルーフ3が後退位置から再び前方に移動して、その当接面28が側方ブラインド13の外側面29に強く当接するまで、その垂直方向位置を保持する。
ルーフ3が図2ないし図4で図示する換気位置から降下する時に、側方ブラインド13の係合突起31はスライドして、ルーフ案内カーブ32に沿って図5の中間位置を通過し、図6の最終位置に至るが、そこでは側方ブラインド13が完全に旋回降下しており、その外側面29がルーフ案内カーブ32の端部にある支持面34で面接触して当接している。
説明し図示している旋回時に側方ブラインド13は、三次元で屈曲又は湾曲した旋回軸15を中心に柔軟に変形できねばならない。旋回軸15の有する屈曲又は湾曲が比較的小さい時の側方ブラインド13の第一実施形態では、側方ブラインド13(図10)がブラインド板16の部分においても旋回軸受領域17においても、強度及び剛性が高く比較的柔軟性の少ない材料、特に例えばPA6のような硬質プラスチックで出来ており、それが、旋回軸15の近くに配設された旋回軸受領域17の範囲における少ない変形、また同じく旋回軸15から十分に離れたブラインド板16の大きな変形にも対応することができる。
[実施例2]
先に説明した実施形態と較べて旋回軸15が大きく且つ使用方法に関して中間的な屈曲又は湾曲を有している別の実施形態では、側方ブラインド13(図11を参照)が、プラスチック製の2成分ブラインド又は略して2Kブラインドとして製造されており、そこでは旋回軸受領域17が、例えばPA6のような比較的硬いサーモプラストで製造され、またブラインド板16は、例えばEPDM又はTPEのような比較的軟らかいサーモプラストが射出されている。旋回軸15にある部品として旋回軸受領域17の硬いプラスチックは、側方ブラインド13の旋回時に変形が少なくなければならず、その硬度に拘わらずこれが変形でき、他方でブラインド板16の軟らかいプラスチックにより、より大きな柔軟性を必要とする変形に良好に対応できる。
[実施例3]
最後的に、第三実施形態(図12を参照)である側方ブラインド13は、ブラインド板16の部分においても旋回軸受領域17においても、例えばEPDM又はTPEのように、比較的非常に軟質で柔軟性があり対応して低いショア硬度の材料で製造されている。従って、この側方ブラインド13は先に説明した実施形態と違って、更に大きく屈曲又は湾曲した旋回軸15に適している、というのは、それが旋回軸受領域17においても旋回軸15から離れたブラインド板16の部分においても、それぞれ必要な量で柔軟に変形できるからである。
図13及び14の側方ブラインド13の実施形態は、一部変更されたブラインド形状又はブラインド構成を含む。ブラインド板16は、スリット35により分離された櫛歯状部分36を有する櫛の形式で形成されている。スリット35は、外側縁部から例えば概ねラジアル方向で旋回軸受領域17に向かって延伸し、空気流が連続した櫛歯状部分36及びスリット35を通過するように、側方ブラインド13の外側に沿って通過する空気流(図14で矢印により図示)の流れ方向に対して鋭角となる傾斜方向を有している。側方ブラインド13は、例えばPA6又は同類のプラスチックのように、強度があり硬いプラスチックで製造されていることがある。スリット35により、必要な変形に対するブラインド
板16の抵抗が低減される。スリット35のラジアル方向長さは、必要な変形に対応して規定することができる。
旋回軸15の対応する屈曲又は湾曲で必要となる柔軟な変形を可能にする別の材料も基本的に、本発明による側方ブラインド13を構成するために使用することができる。
[実施例4]
本発明による側方ブラインド13の別の実施形態(図15〜18を参照)では旋回軸受14全体を、側方ブラインド13の旋回軸受領域37が形成しており、それが側方ブラインド13の旋回時に弾力的に変形する。ここに、この側方ブラインド13と先に説明した側方ブラインドとの違いがあり、先に説明した例では当該旋回軸受領域15が、実体のある旋回軸15を中心に静止した軸受保持部材20に対して旋回する。ここで記載した側方ブラインド13では旋回軸受領域37が固定部分38に繋がっており、それを先に説明した側方ブラインドの軸受保持部材20と同じ方法で、例えばフレーム8に固定する。
側方ブラインド13は基本的に、プラスチック、金属、又は複合材料製の一個体で製造されており、また旋回時に屈曲又は湾曲した旋回軸に適合できるように、全体として弾力的に変形可能であると好ましく、そこでは旋回軸受領域37が加えて、旋回軸受機能に必要な弾性変形性能を有している。側方ブラインド13には、そのブラインド板16の外側縁部にエンドガイド39があり、それが外側縁部を保護しながら巻き付いており、ルーフ3が上昇又は降下する時に、側方ブラインド13を調整移動するための操作要素としてルーフ案内カーブ32に沿ってスライドし、ルーフブラインド26の当接面28に密封して当接する役割をする。側方ブラインド13がブラインド板16の範囲で、第二の層40又はコーティングを有していることがある。これは例えば目視的に適合する織物又は材料又は、ブラインド板16の範囲で側方ブラインド13の強度ないし変形抵抗を向上するためのブラインド板16と強固に結合した層であることもある。エンドガイド39はU字形状の巻き付きにより、ブラインド板16の外側にあるこの二層構造を保護する。第二の層又はコーティングはブラインド板16において、内側でも外側でも設けられていることがある。
ルーフ3(図15及び17を参照)がチルトアップした時に、側方ブラインド13は−先に説明した実施例に相当して−概ね垂直方向の被覆位置にある。ルーフ3が降下する時には案内カーブ32がエンドガイド39と係合して、図16及び18の位置に至るまでブラインド板16を旋回させる。実体的に形成された旋回軸が存在しないことにより、旋回軸41は旋回軸受領域37において屈曲した仮想線として形成され、それが側方ブラインド13の旋回時に旋回位置と関係して、その時の瞬間的な旋回軸として空間的に移動し適合することができる。
本発明による側方ブラインド13のブラインド板16は基本的に一個体であるが、複数個体で構成されていることもある。図7〜9に書き込まれた線42は、外側縁部から概ねラジアル方向で旋回軸15に向かって延伸して記載されているが、それは、その間にあるブラインド部分間の分割場所又は弾力的な接続部分を概略的に示すものであり、それがブラインド板16全体ないし側方ブラインド13の弾性変形性能を補助することができる。
図7〜9では係合突起31を、側方ブラインド13の後方端部にある短い部分のみを簡略化して図示している。勿論、各ルーフ案内カーブ32には係合突起31が関連配置されている、又は係合突起31が側方ブラインド13の全長に亘って延伸している。
明細書の記述及び実施例から、図面で開示されている本発明の個々の特徴は、技術的に目的が達成される任意の配設及び構成において、一般的な形態にある本発明の対象と組み
合わせることができる。
1 自動車屋根
2 屋根開口部
3 ルーフ
4 屋根面
5 屋根横桟
6 後方縁部
7 長手方向ガイド
8 フレーム
9 ビーズ接着剤
10 支え脚部
11 前方縁部
12 側方縁部
13 側方ブラインド
14 旋回軸受
15 旋回軸
16 ブラインド板
17 旋回軸受領域
18 長穴
19 切断部
20 軸受保持部材
21 舌状部分
22 アーム
23 軸受ストッパ
24 ブラインドストッパ
25 スプリング
26 ルーフブラインド
27 シール
28 当接面
29 外側面
30 外側縁部分
31 係合突起
32 ルーフ案内カーブ
33 ルーフ下側
34 支持面
35 スリット
36 櫛歯状部分
37 旋回軸受領域
38 固定部分
39 エンドガイド
40 第二の層
41 旋回軸
42 線

Claims (12)

  1. 自動車屋根の上方に上昇するルーフ及び隣接する自動車屋根との間の側方開口部を塞ぐために設けられていると共に、側方ブラインド(13)が、ブラインド板(16)と、屋根側に装着可能で側方ブラインド(13)に沿って延伸している旋回軸受領域(17、37)をもつ旋回軸受(14)とを有しており、ブラインド板(16)は旋回軸受領域(17、37)を中心に旋回可能である側方ブラインドにおいて、
    旋回軸受(14)の旋回軸受領域(17)が、実体のある屈曲又は湾曲した旋回軸(15)を有し、それを中心にブラインド板(16)が旋回可能であること、又は
    旋回軸受(14)が、柔軟に変形可能な旋回軸受領域(37)で構成されており、屈曲又は湾曲した旋回軸(41)が、瞬間的な旋回軸としてブラインド板(16)のその時の旋回位置に相当して位置を決めていることを特徴とする開口されうる自動車屋根の側方ブラインド。
  2. 回軸受領域(17)の材料及びブラインド板(16)の材料が、屈曲又は湾曲した旋回軸(15)を中心に側方ブラインド(13)が旋回する時に、柔軟に変形するように設計されていることを特徴とする請求項1に記載の開口されうる自動車屋根の側方ブラインド。
  3. 回軸受領域(17)及びブラインド板(16)が、変形性能を決定する同じ特性を有している同じ材料で構成されていること、及び、その材料が、旋回軸(15)の屈曲又は湾曲が小さい時には大きい時に比べて高い変形抵抗を有していることを特徴とする請求項2に記載の開口されうる自動車屋根の側方ブラインド。
  4. 回軸受領域(17)がブラインド板(16)の変形抵抗より大きい変形抵抗の材料で構成されていることを特徴とする請求項3に記載の開口されうる自動車屋根の側方ブラインド。
  5. ラインド板(16)が複数のスリット(35)を有しており、スリット(35)がブラインド板(16)の外側縁部から旋回軸受領域(17)に向かって延伸していると共に
    、互いに分離しかつブラインド板(16)の旋回時に互いが変形可能である複数の櫛歯状部分(36)を形成していることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の開口されうる自動車屋根の側方ブラインド。
  6. ーフ(3)がそのルーフ下側(33)に、ブラインド板(16)を旋回するための少なくとも一つのルーフ案内カーブ(32)を有することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の開口されうる自動車屋根の側方ブラインド。
  7. ブラインド板(16)が、側方開口部を塞ぐ位置へ付勢されており、この塞ぐ位置で当接するストッパ(23、24)が設けられていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の開口されうる自動車屋根の側方ブラインド。
  8. ブラインド板(16)が、側方開口部を塞ぐ位置へ付勢されており、この塞ぐ位置で当接するルーフブラインド(26)が、ルーフ(3)の側方縁部(12)に設けられていることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の開口されうる自動車屋根の側方ブラインド。
  9. 方ブラインド(13)ないしブラインド板(16)が、その後方端部からその前方端部に向かう長さに亘って、旋回軸(15)に対してラジアル方向幅で先が細くなっていることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の開口されうる自動車屋根の側方ブラインド。
  10. 自動車屋根(1)の屋根開口部(2)に、この屋根開口部(2)を閉鎖する位置と、後方縁部(6)がチルトアップする換気位置と、後方へ移動した位置とを取り得るルーフ(3)が設けられ、
    自動車屋根(1)の上方に上昇するルーフ(3)の側方縁部(12)と隣接する自動車屋根(1)の開口縁との間の側方開口部を塞ぐために設けられていると共に、屋根側に装着可能で側方ブラインド(13)に沿って延伸している旋回軸受領域(17)をもつ旋回軸受(14)とこの旋回軸受(14)の廻りで旋回可能なブラインド板(16)とを有する開口されうる自動車屋根の側方ブラインドであって、
    ブラインド板(16)は、その後方端部からその前方端部に向かう長さに亘って、旋回軸受(14)に対してラジアル方向幅で先が細くなっており、旋回軸受(14)から離れた外側縁部(30)がルーフ(3)の下面に当接していて、ルーフ(3)のチルトアップにより側方開口部を被覆するために立ち上がり可能になっており、
    前記ルーフ(3)の下面には、ルーフ(3)が下降するときにブラインド板(16)の外側縁部分(30)とスライド係合してブラインド板(16)を被覆位置から降下させるルーフ案内カーブ(32)が形成されており、
    前記旋回軸受(14)を装着する自動車屋根(1)又は屋根部品が屋根長手方向及び/又は屋根横方向において屈曲又は湾曲しており、
    旋回軸受(14)の旋回軸受領域(17)が、実体のある屈曲又は湾曲した旋回軸(15)を有し、それを中心にブラインド板(16)が旋回可能であること、又は
    旋回軸受(14)が、柔軟に変形可能な旋回軸受領域(37)で構成されており、屈曲又は湾曲した旋回軸(41)が、瞬間的な旋回軸としてブラインド板(16)のその時の旋回位置に相当して位置を決めていることを特徴とする開口されうる自動車屋根の側方ブラインド。
  11. ブラインド板(16)は、外側縁部分(30)が閉鎖位置のルーフ(3)の下面に当接して旋回軸受領域(17)より側方開口部の内方側に旋回降下した状態から、ルーフ(3)のチルトアップにより側方開口部から上方へ突出する立ち上がり方向に付勢されていることを特徴とする請求項10に記載の開口されうる自動車屋根の側方ブラインド。
  12. 屋根開口部(2)及び屋根開口部から上昇可能なルーフ(3)を備え、請求項1〜11のいずれか1項に記載の開口されうる自動車屋根の側方ブラインドを備えた開口可能な自動車屋根。
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