JP4589991B2 - サンルーフ装置のディフレクタ - Google Patents

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Description

本発明は、車両のサンルーフ装置におけるディフレクタに関する。
サンルーフ装置の開口部を開いて車両を走行させると、ルーフに沿って流れる気流と室内から吸い出される気流とが互いに干渉し合って開口面に周期的な気圧変動が生じ、これが共鳴してウィンドスロッブと呼ばれる低周波の不快な振動音が発生する場合がある。
一般には、ルーフに沿って流れる気流が開口部の後縁に当たることに起因してウィンドスロッブが発生するとされており、そのためサンルーフ装置では、開口部を開くと同時に開口部の前縁にブレードを上方に突出させる構造からなるディフレクタを設けることが多い(例えば、特許文献1、2参照)。このディフレクタによれば、ブレードがルーフに沿って流れてきた気流の向きを後ろ斜め上方へと変える整流機能を果たし、気流が開口部の後縁に当たることなくその上方を通過することによってウィンドスロッブの発生が抑制される。
特許第3668378号公報 実開平2−54627号公報
車両のサンルーフ装置は快適性等のニーズに合わせて年々、車両前後方向の開口長を大きく採る傾向にあり、この場合、開口長を大きくするほど気流を開口部の後縁の上方に通過させるためにはブレードの突出量を大きく設定しなければならない。一方で車室内高さの確保のためにサンルーフ装置には一層の薄型化が求められていることから、ブレードを高さのある部材とした場合には、ルーフ閉時におけるブレードの格納スペースの確保が困難となりやすい。
特許文献2には、ルーフ閉時にブレードを倒伏させて格納し、ルーフ開時にブレードを回動起立させる技術が記載されており、これによればブレードの突出量の確保と格納スペースの確保の両立が図れる。しかしながら、特許文献2に記載のディフレクタは、ブレードを起立させる回動機構として一対のリンク(第1リンクおよび第2リンク)を要する構造であり、ディフレクタの組み付け性が低下しやすいという問題がある。
本発明は、以上のような問題を解決するために創作されたものであり、ブレードを倒伏状態で格納する構造を実現するにあたり、ブレードの回動機構が簡易となって組み付け性に優れるサンルーフ装置のディフレクタを提供することを目的としている。
本発明は、前記課題を解決するため、固定ルーフの開口部の前縁に沿って設けられ、前記開口部の開閉に伴って上下動自在なブレードと、一端が車体側フレームに、他端が第1連結軸を介して前記ブレードにそれぞれ回動自在に連結されるデフアームと、一端が車体側フレームに、他端が第2連結軸を介して前記ブレードにそれぞれ回動自在に連結されるリンクアームと、前記ブレードを上方に変位させる方向に常時付勢する付勢部材と、を有したサンルーフ装置のディフレクタであって、第1カム溝および第2カム溝を有したカム部材を車体側フレームに取り付け、前記リンクアームの中間部および一端をそれぞれ前記第1カム溝、第2カム溝に摺動可能にピン係合させ、前記ブレードを、該ブレードの上部が後方に位置するように倒伏させた状態で格納するとともに、格納位置から上方に変位するにしたがい起立させる構成とし、前記固定ルーフの開口部の前縁には前縁フレームが鉛直状に垂下形成され、前記ブレードの下部には、前方に突出し、ブレードが最上部に位置したときに前記前縁フレームに当接して隙間を塞ぐリップ部が形成され、前記第1カム溝は、前記ブレードが格納位置から上方に変位するにしたがい起立するようにピンをガイドする第1ストロークと、この第1ストロークにより起立完了したブレードが倒伏する方向に逆回転しつつ上方に変位するようにピンをガイドする第2ストロークと、を有する形状からなり、前記第2ストロークによる前記ブレードの逆回転により、前記前縁フレームに対する前記リップ部の干渉を防止したことを特徴とする。
このディフレクタによれば、倒伏させた状態で格納するとともに、格納位置から上方に変位するにしたがい起立させる構成としたことにより、ブレードの格納スペースの高さ寸法が小さくて済む一方、固定ルーフからのブレードの突出量を大きく確保できる。そして、第1カム溝および第2カム溝を有したカム部材を車体側フレームに取り付け、リンクアームの中間部および一端をそれぞれ第1カム溝、第2カム溝に摺動可能にピン係合させる構造としたことにより、従来のように一対のリンクを要することなく単体のリンクアームのみで済み、ブレードの回動機構が簡易となってディフレクタの組み付け性が向上する。
そして、このディフレクタによれば、ブレードの変位過程において前縁フレームとリップ部との擦れを回避できる。
また本発明は、前記付勢部材は、前記カム部材に取り付けられ、前記第1カム溝に係合したピンを押圧する捩りばねからなり、前記第1カム溝は、前記捩りばねのコイル軸心を略中心とする円弧状に形成されていることを特徴とする。
このディフレクタによれば、ばね作用点までの捩りばねの腕長さは常にほぼ一定となって、ピンにかかるトルクが一定となる。したがって、ブレードの起立・倒伏動作をスムースに行わせることができ、第1カム溝とピンとの引っ掛かりも生じにくくなる。
また本発明は、固定ルーフの開口部の前縁に沿って設けられ、前記開口部の開閉に伴って上下動自在なブレードと、一端が車体側フレームに、他端が第1連結軸を介して前記ブレードにそれぞれ回動自在に連結されるデフアームと、一端が車体側フレームに、他端が第2連結軸を介して前記ブレードにそれぞれ回動自在に連結されるリンクアームと、前記ブレードを上方に変位させる方向に常時付勢する付勢部材と、を有したサンルーフ装置のディフレクタであって、第1カム溝および第2カム溝を有したカム部材を車体側フレームに取り付け、前記リンクアームの中間部および一端をそれぞれ前記第1カム溝、第2カム溝に摺動可能にピン係合させ、前記ブレードを、該ブレードの上部が後方に位置するように倒伏させた状態で格納するとともに、格納位置から上方に変位するにしたがい起立させる構成とし、前記第1カム溝は、前記ブレードが格納位置から上方に変位するにしたがい起立するようにピンをガイドする第1ストロークと、この第1ストロークにより起立完了したブレードが同じ起立姿勢のまま上方に変位するようにピンをガイドする第2ストロークと、を有する形状からなり、前記付勢部材は、前記カム部材に取り付けられ、前記第1カム溝に係合したピンを押圧する捩りばねからなり、前記第1カム溝は、前記捩りばねのコイル軸心を略中心とする円弧状に形成されていることを特徴とする。
このディフレクタによれば、倒伏させた状態で格納するとともに、格納位置から上方に変位するにしたがい起立させる構成としたことにより、ブレードの格納スペースの高さ寸法が小さくて済む一方、固定ルーフからのブレードの突出量を大きく確保できる。そして、第1カム溝および第2カム溝を有したカム部材を車体側フレームに取り付け、リンクアームの中間部および一端をそれぞれ第1カム溝、第2カム溝に摺動可能にピン係合させる構造としたことにより、従来のように一対のリンクを要することなく単体のリンクアームのみで済み、ブレードの回動機構が簡易となってディフレクタの組み付け性が向上する。
そして、このディフレクタによれば、第2ストロークを形成した分、ブレードの突出量をかせぐことができる。
そして、このディフレクタによれば、ばね作用点までの捩りばねの腕長さは常にほぼ一定となって、ピンにかかるトルクが一定となる。したがって、ブレードの起立・倒伏動作をスムースに行わせることができ、第1カム溝とピンとの引っ掛かりも生じにくくなる。
本発明によれば、ブレードを倒伏状態で格納する構造を実現するにあたり、ブレードの回動機構が簡易となって組み付け性に優れたディフレクタとなる。
「第1実施例」
図1はサンルーフ装置の外観斜視図、図2、図3はそれぞれディフレクタの要部斜視図、側面図である。図1に示したサンルーフ装置1はいわゆるアウタスライド式であって、閉時には固定ルーフ2に形成された矩形状の開口部3を閉塞し、開時には後縁側がチルトアップして後方に移動するルーフパネル4を備える。ルーフパネル4は例えばガラス製パネルである。図1ではルーフパネルが1枚からなるアウタスライド式のサンルーフ装置として図示しているが、前後に分割された複数のルーフパネルを備えたサンルーフ装置やインナスライド式のサンルーフ装置など、ルーフパネルにより開口部を開閉する構造を有していれば本発明は適用可能である。
開口部3の両側縁の下方には車両前後方向に延設されるガイドフレーム5(図2)が位置しており、開口部3の前縁の下方には車両幅方向に延設される前部フレーム6(図2)が位置している。ガイドフレーム5と前部フレーム6とは一体に連結形成される。ガイドフレーム5には、ルーフパネル4に連結したスライダ(図示せず)をガイドするガイドレール部や排水溝、場合により図示しないサンシェードをガイドするサンシェードガイドレールなどが形成されている。
図1ないし図3を参照して、本発明に係るディフレクタ7は、固定ルーフ2の開口部3の前縁に沿って設けられ、開口部3の開閉に伴って上下動自在なブレード8と、一端(後端)が車体側フレームであるガイドフレーム5に、他端(前端)が第1連結軸11を介してブレード8にそれぞれ回動自在に連結されるデフアーム9と、一端が車体側フレームである前部フレーム6に、他端が第2連結軸12を介してブレード8にそれぞれ回動自在に連結されるリンクアーム10と、ブレード8を上方に変位させる方向に常時付勢する付勢部材13と、を有する。
ガイドフレーム5にはアーム支持部材14が取り付けられており、デフアーム9は、その後端がアーム支持部材14に車幅方向の軸回りに回動自在に軸支されることで、ガイドフレーム5に対して回動自在に連結される。また、ブレード8の車幅方向の両端には車両前後方向に沿う側板部8Aが形成されており、この側板部8Aとデフアーム9の前端とが車幅方向の軸をなす第1連結軸11を介して互いに回動自在に連結される。
側板部8Aには第1連結軸11と異なる位置に第2連結軸12が形成されており、側板部8Aとリンクアーム10の前端とが車幅方向の軸をなす第2連結軸12を介して互いに回動自在に連結される。ブレード8が起立した状態のときに第2連結軸12は第1連結軸11よりも下方、かつ車両前方寄りに位置する。
また、前部フレーム6にはカム部材15が取り付けられている。カム部材15は、前部フレーム6の上面に固定される底部15Aと、車両前後方向に沿う鉛直面として形成される鉛直面部15Bとを備えた形状からなり、樹脂材などにより成形されている。鉛直面部15Bには、車両前方寄りから第1カム溝16、第2カム溝17が形成されており、両者ともに鉛直面部15Bを貫通する溝孔として形成されている。リンクアーム10にはアームの長手方向中間部と後端にそれぞれピン10A、10Bが車幅方向に突設されており、ピン10Aが第1カム溝16に、ピン10Bが第2カム溝17にそれぞれ摺動可能にピン係合される。つまり、リンクアーム10は、その後端がカム部材15の第2カム溝17内において車幅方向の軸回りに回動自在にかつ摺動自在に軸支される。
第1カム溝16は車両前方に向けて凹状の円弧溝として形成され、第2カム溝17は前上がりの直線溝として形成されている。鉛直面部15Bの一面における第1カム溝16よりも車両前方寄りの部位には円柱形状を呈したねじ支持部18が車幅方向に突設され、このねじ支持部18の周面に前記付勢部材13としての捩りばね19のコイル部が外嵌されている。捩りばね19の一端はピン10Aを上方に向けて付勢するようにピン10Aの下端に当接し、他端は鉛直面部15Bの前縁に突設したばね止め部20に係止している。捩りばね19の一端の先端部はピン10Aとの脱落防止のためピン10Aを囲うように釣り針状に屈曲形成されている。第1カム溝16は概ねねじ支持部18の軸心、つまり捩りばね19のコイル軸心Xを中心に弧を描くように形成されている。したがって、コイル軸心Xを略中心とした円弧軌跡をもって第1カム溝16内を摺動するピン10Aに対し、ピン10Aの下端との当接部、つまりばね作用点までの捩りばね19の一端側の腕長さは常にほぼ一定となる。
本発明は、ブレード8が格納位置から上方に変位するにしたがい起立する構成となっており、上下方向における第1連結軸11と第2連結軸12との距離を広げていく構成としている。アーム支持部材14上の支軸回りの回転軌跡を描く第1連結軸11に対し、第2連結軸12は第1カム溝16により所定の軌跡が決定される。第2カム溝17はリンクアーム10の後端の変位を吸収する機能を担う。
本実施例では、図3に拡大して示すように、第1カム溝16内のピン10Aのストロークの内、ピン10Aが下端から溝中程までの第1ストロークS1を移動するときには、前記したように上下方向における第1連結軸11と第2連結軸12との距離を広げてブレード8を格納位置から上方に変位するにしたがい回動起立させるように構成し、溝中程から上端までの第2ストロークS2を移動するときには、上下方向における第1連結軸11と第2連結軸12との距離を略一定とし、同じ起立姿勢のままブレード8を上方に変位させる構成としている。つまり、第2ストロークS2においては、ブレード8は上方かつ後方に向けて略平行移動する。
以上の構成からなるディフレクタ7の動作について図4を参照して説明する。図4はディフレクタ7の動作説明図であり、図4(a)はルーフパネル4により開口部3が閉じた状態を示している。この状態では、ルーフパネル4の下面に形成された押圧シュー21が捩りばね19の付勢力に抗してデフアーム9を押し下げている。ピン10Aは第1カム溝16の下端に位置し、上下方向における第1連結軸11と第2連結軸12との距離が短くなってブレード8がその上部を後方に位置させて倒伏された状態で格納される。
図4(b)に示すように、ルーフパネル4が若干後方にスライドし、デフアーム9に対する押圧シュー21の押圧ポイントが後方に移動すると、捩りばね19の付勢力によりピン10Aが上方に移動する。リンクアーム10の介在により第2連結部12が所定の軌跡を描いて上方に移動し、第1連結部11はアーム支持部材14上の支軸回りに回転する。前記したように、ピン10Aが第1ストロークS1(図3)を移動するときには、上下方向における第1連結軸11と第2連結軸12との距離が広がり、ブレード8は格納位置から上方に変位するにしたがい回動起立し、第1ストロークS1の上端でブレード8の起立が完了する。
ルーフパネル4がさらに後方にスライドしてピン10Aが第2ストロークS2(図3)を移動するときには、上下方向における第1連結軸11と第2連結軸12との距離はほとんど変わらず、したがってブレード8は略同じ起立姿勢のまま上方に変位する(図4(c)の状態)。以上の動作の間、ピン10Bは第2カム溝17内を摺動している。なお、開口部3が閉じるときは以上の動作と逆であり、説明は省略する。
以上のように、ブレード8を、倒伏させた状態で格納するとともに、格納位置から上方に変位するにしたがい起立させる構成とすれば、ブレード8の格納スペースの高さ寸法が小さくて済む一方、固定ルーフ2からのブレード8の突出量を大きく確保できる。そして、第1カム溝16および第2カム溝17を有したカム部材15を車体側フレーム(本実施形態では前部フレーム6)に取り付け、リンクアーム10の中間部および一端をそれぞれ第1カム溝16、第2カム溝17に摺動可能にピン係合させる構造としたことにより、従来のように一対のリンクを要することなく単体のリンクアーム10のみで済み、ブレード8の回動機構が簡易となってディフレクタ7の組み付け性が向上する。
また本実施例では、第1カム溝16を、ブレード8が格納位置から上方に変位するにしたがい起立するようにピン10Aをガイドする第1ストロークS1と、この第1ストロークS1により起立完了したブレード8が同じ起立姿勢のまま上方に変位するようにピン10Aをガイドする第2ストロークS2と、を有した形状としており、第2ストロークS2を形成した分、ブレード8の突出量をかせぐことができる。
さらに付勢部材13を、カム部材15に取り付けられ、第1カム溝16に係合したピン10Aを押圧する捩りばね19とし、第1カム溝16を、捩りばね19のコイル軸心Xを略中心とする円弧状に形成したことにより、ばね作用点までの捩りばね19の一端側の腕長さは常にほぼ一定となって、ピン10Aにかかるトルクが一定となる。したがって、ブレード8の起立・倒伏動作をスムースに行わせることができ、第1カム溝16とピン10Aとの引っ掛かりも生じにくい。
「第2実施例」
図5、図6はそれぞれ第2実施例に係るディフレクタの側面図、動作説明図である。この第2実施例も、第1カム溝16および第2カム溝17を有したカム部材15を車体側フレーム(例えば前部フレーム6)に取り付け、リンクアーム10の中間部および一端をそれぞれ第1カム溝16、第2カム溝17に摺動可能にピン係合させ、ブレード8を、その上部が後方に位置するように倒伏させた状態で格納するとともに、格納位置から上方に変位するにしたがい起立させる構成、および付勢部材13を、カム部材15に取り付けられ、第1カム溝16に係合したピン10Aを押圧する捩りばね19とし、第1カム溝16を、捩りばね19のコイル軸心Xを略中心とする円弧状に形成した構成については第1実施例と同じであり、同一の構成要素には同一の符号を付してその説明は省略する。
第2実施例では、固定ルーフ2の開口部3の前縁に前縁フレーム22が鉛直状に垂下形成されている。具体的には、前縁フレーム22は、固定ルーフ2の表面から鉛直状に垂下形成される前縁上部22aと、前縁上部22aの下端から前下がりに傾斜する前縁傾斜部22bと、前縁傾斜部22bの下端から鉛直状に垂下形成される前縁下部22cとを有した形状からなる。
そして、ブレード8の下部には前方に突出するリップ部23が形成されている。このリップ部23は、図5に示すようにブレード8が最上部に位置したときに前縁フレーム22に当接して隙間を塞ぐシール機能を担う。図5では、リップ部23の上面を傾斜部22bに接面させた態様を示しており、リップ部23の先端は前縁下部22cに近接して臨むか、或いは軽く当接する。このリップ部23の介在により、固定ルーフ2とブレード8との隙間における風の流れが防止される。
リップ部23はゴム押出し品などからなり、例えばブレード8と別体に構成され、リップ部23の根元をブレード8に形成した差し込み孔に圧入嵌合させるなどの公知の固定方法でブレード8の下部に固定される。場合によっては、リップ部23をブレード8と一体に成形しても差し支えない。
以上の構成において、第1カム溝16は、ブレード8が格納位置から上方に変位するにしたがい起立するようにピンをガイドする第1ストロークS1と、この第1ストロークS1により起立完了したブレードが倒伏する方向に逆回転しつつ上方に変位するようにピン10Aをガイドする第2ストロークS2´と、を有した形状からなり、第2ストロークS2´によるブレード8の逆回転により、前縁フレーム22に対するリップ部23の干渉が防止されるようになっている。この第2実施例における第1カム溝16の形状も、第1実施例のそれと若干異なるものの、車両前方に向けて凹状の円弧溝として形成されており、ピン10Aは、コイル軸心Xを略中心とした円弧軌跡をもって第1カム溝16内を摺動する。
ディフレクタ7の動作について図6を参照して、適宜に図5を参照して説明する。図6(a)はルーフパネル4により開口部3が閉じた状態を示している。この状態では、ルーフパネル4の下面の押圧シュー21(第2実施例では図示せず、図4参照)が捩りばね19の付勢力に抗してデフアーム9を押し下げている。図6では図示しないが、ピン10Aは第1カム溝16の下端に位置しており、上下方向における第1連結軸11と第2連結軸12との距離が短くなってブレード8がその上部を後方に位置させて倒伏された状態で格納されている。リップ部23は前縁フレーム22と干渉しないように前縁フレーム22の前方に位置している。
ルーフパネル4が若干後方にスライドし、デフアーム9に対する押圧シュー21の押圧ポイントが後方に移動すると、捩りばね19の付勢力によりピン10Aが第1カム溝16内において上方に移動する。リンクアーム10の介在により第2連結部12が所定の軌跡を描いて上方に移動し、第1連結部11はアーム支持部材14上の支軸回りに回転し、これにより図6(b)に示すように、ブレード8は反時計回りに回転して起立していき、ピン10Aが第1ストロークS1の終点に達すると、時計回りの回転が終了する(図6(c)の状態)。この間、リップ部23は前縁フレーム22の前縁下部22cの下端と接触しないように移動する。
ピン10Aが第1ストロークS1の終点に達した図6(c)の状態では、前縁フレーム22の前縁下部22cとリップ部23の先端との間に隙間Lが形成されている。ここで、仮に図6(c)の状態から、ブレード8を第1実施例のように略同じ起立姿勢のまま上方に変位させた場合、或いは、引き続きブレード8を反時計回りに回転させて起立させた場合を想定すると、ブレード8は上方に変位する際にデフアーム9の介在によって後方に変位することから、ブレード8が最上部に位置したときにリップ部23が前縁フレーム22に当接して所定の隙間閉塞機能を発揮させるためには(例えば、前縁傾斜部22bとリップ部23の上面との重なり代を大きく確保するなど)、図6(c)の状態で既にリップ部23を前縁フレーム22に当接させておかなければならない。この場合、後方への変位分を考慮してリップ部23を撓ませた状態で前縁フレーム22に圧接させておく必要がある。したがって、このような状態でブレード8が上下に変位すると、リップ部23が前縁フレーム22に擦れて不快音が生じたり、リップ部23に無理な力がかかるのでリップ部23に損傷をきたすおそれがある。
これに対して、図6(c)の状態で前縁フレーム22の前縁下部22cとリップ部23の先端との間に隙間Lを形成しておき、以降の動きでは第2ストロークS2´によって図6(d)に示すようにブレード8を時計回りに逆回転させることにより、リップ部23が上方かつ前方に変位して前記隙間Lが次第に狭まっていき、図6(e)に示すようにブレード8が最上部に位置したときには、リップ部23が前縁フレーム22の所定箇所に当接して隙間を塞ぐ。
このように、第2ストロークS2´によるブレード8の逆回転により、前縁フレーム22に対するリップ部23の干渉を防止する構成とすれば、擦れによる不快音の発生やリップ部23の損傷を防止できる。
以上、本発明の最良の形態について説明した。ブレード8に対するデフアーム9、リンクアーム10の具体的な連結構造としては図7、図8に示す構造のものが挙げられる。図7は、ブレード8の側板部8Aとデフアーム9との連結構造を示す分解斜視図であり、側板部8Aには第1連結軸11が突設され、デフアーム9には第1連結軸11が回転自在に嵌まり込む連結孔31が穿設されている。第1連結軸11の先端および連結孔31の縁部には抜け止め機能を有するロック爪32、ロック孔33が形成される。ロック爪32は製品組み付け時にのみロック孔33を通り、製品組み付け終了後のディフレクタの通常の動作範囲ではロック孔33から抜け出ることはない。
また図8は、ブレード8の側板部8Aとリンクアーム10との連結構造を示す分解斜視図であり、リンクアーム10の一端の側面には連結軸41が突設されている。連結軸41はその半円部がリンクアーム10の長手方向に沿う縁部からはみ出すように形成されている。符号L1はリンクアーム10の回転を許容するための逃げ寸法を示す。側板部8Aには連結孔42が穿設され、ブレード8の裏面側には係止凸部43が突設されている。係止凸部43の上面には連結軸41の前記はみ出した半円部を通過させるための円弧凹部44が形成されている。以上により、製品組み付け時には、連結軸41の前記はみ出した半円部を円弧凹部44上で通過させたうえで連結軸41を連結孔42に挿通し、リンクアーム10をディフレクタの通常の動作範囲まで回動させる。このディフレクタの通常の動作範囲では、前記逃げ寸法L1を形成するリンクアーム10の板部がブレード8の側板部8Aと係止凸部43とにより常に挟まれるため、連結軸41が連結孔42から抜け出ることはない。
以上のように、製品組み付け時においては連結軸を連結孔に挿通可能とし、組み付け終了後のディフレクタの通常の動作範囲では連結軸の抜け止めがなされる構造とすることで、部品点数の少ない簡易な連結構造が実現される。その他、本発明は、図面に記載されたものに限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲で様々な設計変更が可能である。また、ブレードの突出量を大きく確保できるため、本発明は、ウィンドスロッブの発生が生じやすい大開口のサンルーフ装置、例えば前後に分割された複数の可動式のルーフパネルを備えたサンルーフ装置に適用すると特に効果的である。
サンルーフ装置の外観斜視図である。 本発明の第1実施例に係るディフレクタの要部斜視図である。 本発明の第1実施例に係るディフレクタの側面図である。 本発明の第1実施例に係るディフレクタの動作説明図である。 本発明の第2実施例に係るディフレクタの側面図である。 本発明の第2実施例に係るディフレクタの動作説明図である。 ブレードの側板部とデフアームとの連結構造を示す分解斜視図である。 ブレードの側板部とリンクアームとの連結構造を示す分解斜視図である。
符号の説明
1 サンルーフ装置
2 固定ルーフ
3 開口部
4 ルーフパネル
7 ディフレクタ
8 ブレード
9 デフアーム
10 リンクアーム
10A、10B ピン
11 第1連結軸
12 第2連結軸
15 カム部材
16 第1カム溝
17 第2カム溝
19 捩りばね(付勢部材)
22 前縁フレーム
23 リップ部
S1 第1ストローク
S2、S2´ 第2ストローク

Claims (3)

  1. 固定ルーフの開口部の前縁に沿って設けられ、前記開口部の開閉に伴って上下動自在なブレードと、
    一端が車体側フレームに、他端が第1連結軸を介して前記ブレードにそれぞれ回動自在に連結されるデフアームと、
    一端が車体側フレームに、他端が第2連結軸を介して前記ブレードにそれぞれ回動自在に連結されるリンクアームと、
    前記ブレードを上方に変位させる方向に常時付勢する付勢部材と、
    を有したサンルーフ装置のディフレクタであって、
    第1カム溝および第2カム溝を有したカム部材を車体側フレームに取り付け、
    前記リンクアームの中間部および一端をそれぞれ前記第1カム溝、第2カム溝に摺動可能にピン係合させ、
    前記ブレードを、該ブレードの上部が後方に位置するように倒伏させた状態で格納するとともに、格納位置から上方に変位するにしたがい起立させる構成とし
    前記固定ルーフの開口部の前縁には前縁フレームが鉛直状に垂下形成され、
    前記ブレードの下部には、前方に突出し、ブレードが最上部に位置したときに前記前縁フレームに当接して隙間を塞ぐリップ部が形成され、
    前記第1カム溝は、前記ブレードが格納位置から上方に変位するにしたがい起立するようにピンをガイドする第1ストロークと、この第1ストロークにより起立完了したブレードが倒伏する方向に逆回転しつつ上方に変位するようにピンをガイドする第2ストロークと、を有する形状からなり、
    前記第2ストロークによる前記ブレードの逆回転により、前記前縁フレームに対する前記リップ部の干渉を防止したことを特徴とするサンルーフ装置のディフレクタ。
  2. 前記付勢部材は、前記カム部材に取り付けられ、前記第1カム溝に係合したピンを押圧する捩りばねからなり、
    前記第1カム溝は、前記捩りばねのコイル軸心を略中心とする円弧状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のサンルーフ装置のディフレクタ。
  3. 固定ルーフの開口部の前縁に沿って設けられ、前記開口部の開閉に伴って上下動自在なブレードと、
    一端が車体側フレームに、他端が第1連結軸を介して前記ブレードにそれぞれ回動自在に連結されるデフアームと、
    一端が車体側フレームに、他端が第2連結軸を介して前記ブレードにそれぞれ回動自在に連結されるリンクアームと、
    前記ブレードを上方に変位させる方向に常時付勢する付勢部材と、
    を有したサンルーフ装置のディフレクタであって、
    第1カム溝および第2カム溝を有したカム部材を車体側フレームに取り付け、
    前記リンクアームの中間部および一端をそれぞれ前記第1カム溝、第2カム溝に摺動可能にピン係合させ、
    前記ブレードを、該ブレードの上部が後方に位置するように倒伏させた状態で格納するとともに、格納位置から上方に変位するにしたがい起立させる構成とし、
    前記第1カム溝は、前記ブレードが格納位置から上方に変位するにしたがい起立するようにピンをガイドする第1ストロークと、この第1ストロークにより起立完了したブレードが同じ起立姿勢のまま上方に変位するようにピンをガイドする第2ストロークと、を有する形状からなり、
    前記付勢部材は、前記カム部材に取り付けられ、前記第1カム溝に係合したピンを押圧する捩りばねからなり、
    前記第1カム溝は、前記捩りばねのコイル軸心を略中心とする円弧状に形成されていることを特徴とするサンルーフ装置のディフレクタ。
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