JP6558173B2 - デフレクタ装置 - Google Patents
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Description
この構成によれば、前記両リブが前記両支持壁に圧接することで、特に前記デフレクタが前記ルーフの上方へ突出する状態において、前記ストッパ部材の車両の幅方向へのがたつきを抑制することができる。
図3(a)、(b)に示すように、デフレクタ本体21は、例えばアルミニウム合金材にて筒状に成形されている。一方、アーム部22は、例えば樹脂材からなり、概ね前後方向に延在する棒状の支持アーム23を有する。アーム部22は、支持アーム23の後端において、各ガイドレール13に回動自在に連結される。また、アーム部22は、支持アーム23の前端に連続して車内側に延びる略箱形の支持部24を有するとともに、該支持部24の車内側端に連続して車内側に更に延びる嵌合部25を有する。この嵌合部25の外壁面は、全体としてデフレクタ本体21の内壁面に合わせて成形されている。アーム部22は、嵌合部25がデフレクタ本体21に嵌挿されることでこれに結合されている。
両支持壁26,27には、例えば樹脂材からなるストッパホルダ31が連結されている。すなわち、ストッパホルダ31は、全体して下向き斜め後方に凸となる略弓形に成形されて前後方向に延びており、その上端部に、車両の幅方向に並設された一対の被支持壁32を有する。両被支持壁32は、車両の幅方向におけるそれらの離間距離が取付部26a及び支持壁27の当該方向における離間距離と同等に設定されており、それら取付部26a及び支持壁27間に挟入可能となっている。
さらに、図4に併せ示すように、ストッパホルダ31には、両被支持壁32から互いに対向する車両の幅方向に向かって一対の略四角爪状の嵌合片34が突設されている。各嵌合片34は、両軸受孔29を中心とする周方向に略沿って被支持壁32から突出しており、当該周方向で嵌合溝28aに対向する。そして、図4(a)に示すように、ストッパホルダ31が支持部24に対して起立しているとき、両嵌合片34が両嵌合溝28aに嵌入するように設定されている。一方、図4(b)に示すように、ストッパホルダ31がアーム部22に対して倒れているとき、両嵌合片34が両嵌合溝28aから外れるように設定されている。
図8に模式的に示すように、ストッパ部材30をデフレクタ20に組み付ける際には、両嵌合片34が両嵌合溝28aに嵌入不能な姿勢で両軸部33が両支持壁26,27間に挟まれるまで両被支持壁32を互いに近づく車両の幅方向に弾性変形させる。すなわち、ガイド部26bにより両支持壁26,27間の車両の幅方向の離間距離が増加された位置で、両支持壁26,27間に両軸部33を挟ませるとともに、両支持壁26,27(ガイド部26b)に沿って両軸部33を両軸受孔29に向かって移動させる。具体的には、片側の軸部33(以下、「軸部33A」ともいう)がガイド部26bに当接し、且つ、これよりも軸受孔29寄りの位置で反対側の軸部33(以下、「軸部33B」ともいう)が支持壁27に当接するように、該支持壁27等に対し両被支持壁32を傾けた状態で両支持壁26,27間に両被支持壁32を挟ませる。そして、この状態で、軸部33Bを支点にストッパ部材30を図示反時計回りに回動させると、軸部33Aが取付部26aに向かってガイド部26bを摺動することで、両被支持壁32が互いに近づく車両の幅方向に弾性変形する。そして、軸部33Aが取付部26aに到達することで、支持壁27との間に両軸部33A,33Bが挟まれる。この状態で、両軸部33A,33Bが両軸受孔29に到達するまで両支持壁26,27間に両被支持壁32を挿入することで、両被支持壁32の弾性復帰に伴い両軸部33A,33Bが両軸受孔29に嵌入される。これにより、ストッパ部材30がデフレクタ20に回動自在に連結される。
(1)本実施形態では、ストッパ部材30をデフレクタ20に組み付ける際には、両嵌合片34が両嵌合溝28aに嵌入不能な姿勢で両軸部33が両支持壁26,27間に挟まれるまで両被支持壁32を互いに近づく車両の幅方向に弾性変形させる。そして、両軸部33が両軸受孔29に到達するまで両支持壁26,27間に両被支持壁32を挿入することで、両被支持壁32の弾性復帰に伴い両軸部33が両軸受孔29に嵌入される。これにより、ストッパ部材30がデフレクタ20に回動自在に連結される。このように、デフレクタ20に対するストッパ部材30の組付性をより向上させることができる。そして、ひいては組付工数及びコストを削減することができる。
・図9に示すように、共にガイド部51aを有する支持壁26に準じた形状の一対の支持壁51であってもよい。つまり、車両の幅方向における両支持壁51の離間距離は、両ガイド部51aによって両軸受孔29の位置(近傍)から徐々に増加されている。この場合、ストッパ部材30をデフレクタ20に組み付ける際には、両ガイド部51aにより両支持壁51間の車両の幅方向の離間距離が増加された位置で、両嵌合片34が両嵌合溝28aに嵌入不能な姿勢になるように両ガイド部51a(支持壁51)間に両軸部33を挟ませる。そして、この状態で、両ガイド部51aに沿って両軸部33を両軸受孔29に向かって移動させる。これにより、両被支持壁32が互いに近づく車両の幅方向に弾性変形するとともに、両軸部33が両軸受孔29に到達することに伴い両被支持壁32が弾性復帰して両軸部33が両軸受孔29に嵌入する。従って、この場合であっても、デフレクタ20に対するストッパ部材30の組付性をいっそう向上させることができる。
・前記実施形態において、両被支持壁32が接続壁28に当接する回動方向にストッパホルダ31を付勢する適宜のスプリング(従来例の第2のばねに相当)を設けてもよい。
・前記実施形態において、支持壁26のガイド部26bを省略してもよい。この場合、ストッパ部材30をデフレクタ20に組み付ける際には、例えば適宜の治具を用いて両被支持壁32を互いに近づく車両の幅方向に弾性変形させて、両支持壁(26,27)間に両軸部33を挟ませればよい。
・前記実施形態においては、前後方向及び下方に開口する嵌合溝28aを採用した。これに対し、ストッパホルダ31の回動に伴う嵌合片34の進入経路を開放可能であれば、例えば下方の閉じた長孔状の嵌合凹部であってもよい。あるいは、ストッパホルダ31の回動に伴う嵌合片34の進入方向に凹む嵌合凹部、即ち前後方向に非貫通の嵌合凹部を採用してもよい。
次に、上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想について以下に追記する。
(イ)車両のルーフに形成された開口の前縁部に沿って車両の幅方向に延在するデフレクタ本体、及び該デフレクタ本体の両端部に接続されて車両の後方に延びるとともに先端部において車両の幅方向に延びる軸線周りに前記開口の両側縁部に回動自在に支持された一対のアーム部を有し、一方向への回動に伴い前記ルーフの上方へ突出するとともに他方向への回動に伴い前記ルーフの下方に収まるデフレクタと、
前記デフレクタを前記ルーフの上方へ突出する回動方向に付勢する付勢部材と、
車両の幅方向に延びる軸線周りに前記デフレクタに回動自在に連結され、前記デフレクタが前記ルーフの上方へ突出する状態で前記デフレクタに当接するとともに前記ルーフに当接して前記デフレクタの姿勢を保持させるとともに、前記デフレクタが前記ルーフの下方に収まる状態で前記開口の前縁部に設けられたハウジングによって倒れ姿勢に保持されるストッパ部材とを備え、
前記デフレクタに車両の幅方向に並設され、互いに相反する当該幅方向に凹む軸受凹部が形成された一対の支持壁と、
車両の幅方向に前記両支持壁間に挟まれて当該幅方向に前記ストッパ部材に並設され、先端部には前記軸受凹部に嵌入される軸部の突設された一対の被支持壁とを備えた、デフレクタ装置。
前記デフレクタ及び前記ストッパ部材のいずれか一方に形成された嵌合凹部と、
前記デフレクタ及び前記ストッパ部材のいずれか他方に突設され、前記デフレクタが前記ルーフの上方へ突出する状態で前記嵌合凹部に嵌入して前記両被支持壁の互いに近づく車両の幅方向への弾性変形を規制する嵌合片とを備えた、デフレクタ装置。
Claims (3)
- 車両のルーフに形成された開口の前縁部に沿って車両の幅方向に延在するデフレクタ本体、及び該デフレクタ本体の両端部に接続されて車両の後方に延びるとともに先端部において車両の幅方向に延びる軸線周りに前記開口の両側縁部に回動自在に支持された一対のアーム部を有し、一方向への回動に伴い前記ルーフの上方へ突出するとともに他方向への回動に伴い前記ルーフの下方に収まるデフレクタと、
前記デフレクタを前記ルーフの上方へ突出する回動方向に付勢する付勢部材と、
車両の幅方向に延びる軸線周りに前記デフレクタに回動自在に連結され、前記デフレクタが前記ルーフの上方へ突出する状態で前記デフレクタに当接するとともに前記ルーフに当接して前記デフレクタの姿勢を保持させるとともに、前記デフレクタが前記ルーフの下方に収まる状態で前記開口の前縁部に設けられたハウジングによって倒れ姿勢に保持されるストッパ部材とを備え、
前記デフレクタに車両の幅方向に並設され、互いに相反する当該幅方向に凹む軸受凹部が形成された一対の支持壁と、
車両の幅方向に前記両支持壁間に挟まれて当該幅方向に前記ストッパ部材に並設され、先端部には前記軸受凹部に嵌入される軸部の突設された一対の被支持壁と、
前記デフレクタ及び前記ストッパ部材のいずれか一方に形成された嵌合凹部と、
前記デフレクタ及び前記ストッパ部材のいずれか他方に突設され、前記デフレクタが前記ルーフの上方へ突出する状態で前記嵌合凹部に嵌入して前記両被支持壁の互いに近づく車両の幅方向への弾性変形を規制する嵌合片とを備えた、デフレクタ装置。 - 請求項1に記載のデフレクタ装置において、
前記両支持壁の少なくとも一方には、車両の幅方向におけるそれらの離間距離を前記両軸受凹部の位置から徐々に増加させるガイド部が設けられた、デフレクタ装置。 - 請求項1又は2に記載のデフレクタ装置において、
前記両被支持壁には、前記両支持壁に圧接するように互いに相反する車両の幅方向に向かって一対のリブが突設された、デフレクタ装置。
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