JP6883200B2 - 車両用デフレクタ装置 - Google Patents

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本発明は、車両用デフレクタ装置に関する。
車両用デフレクタ装置として、特許文献1に記載の技術が知られている。
特許文献1に記載の車両用デフレクタ装置は、車両のルーフの開口部に回転可能に取り付けられる。車両用デフレクタ装置は、一対のアームを有するデフレクタを有する。
ルーフには、開口部を閉鎖する可動パネルが、移動可能に取り付けられる。開口部には、車両幅方向の両端に配置される一対のガイドレールが配置される。可動パネルは、ガイドレールに沿って移動する摺動部材の移動に基づいて移動する。車両用デフレクタ装置のアームの基部は、ガイドレールに取り付けられた取付部に回転可能に接続される。
特開2014−180999号公報
ところで、ガイドレールに、デフレクタを取り付ける取付構造として、次のようなものが知られている。すなわち、デフレクタのアームには、回転軸としての突起が設けられる。一方、ガイドレールには、この突起が挿通する貫通孔が設けられる。デフレクタのアームの突起がガイドレールの貫通孔に挿通する構造により、デフレクタが回転可能に支持される。
しかしながら、ガイドレールに貫通孔には、貫通孔形成時に生じるばりが残っていることがある。この場合、ばりとアームの突起との擦れにより、異音が発生する虞がある。
(1)上記課題を解決する車両用デフレクタ装置は、一対のアームを有するデフレクタと、可動パネルの移動を案内するガイドレールに取り付けられて前記デフレクタの前記アームを回転可能に支持する一対のホルダとを備え、前記ホルダは、ホルダ本体部と、前記ホルダ本体部に設けられて前記ガイドレールに対して車両上下方向に前記ホルダを移動規制する第1規制部と、前記ホルダ本体部に設けられて車両幅方向に前記ホルダを移動規制する第2規制部と、前記ホルダ本体部に設けられて車両前後方向に前記ホルダを移動規制する第3規制部とを有し、前記第1規制部は、前記ガイドレールの縦壁に交差する横壁に接触し、前記第2規制部は、前記ガイドレールの前記縦壁または別の縦壁に接触し、前記第3規制部は、車両前後方向における前記ガイドレールの断面に接触するものであって、前記第3規制部は、前記ホルダ本体部から車両幅方向に突出し、前記ガイドレールの壁において車両幅方向に延びる切欠部または貫通孔の断面に接触する
この構成によれば、デフレクタは、ガイドレールに位置決めされるホルダを介してガイドレールに回転可能に取り付けられるため、ガイドレールとの接触に起因する異音の発生が抑制される。
の構成によれば、ガイドレールにおいて、ホルダの第3規制部が係合する断面を簡単に形成できる。
)上記課題を解決する車両用デフレクタ装置一対のアームを有するデフレクタと、可動パネルの移動を案内するガイドレールに取り付けられて前記デフレクタの前記アームを回転可能に支持する一対のホルダとを備え、前記ホルダは、ホルダ本体部と、前記ホルダ本体部に設けられて前記ガイドレールに対して車両上下方向に前記ホルダを移動規制する第1規制部と、前記ホルダ本体部に設けられて車両幅方向に前記ホルダを移動規制する第2規制部と、前記ホルダ本体部に設けられて車両前後方向に前記ホルダを移動規制する第3規制部とを有し、前記第1規制部は、前記ガイドレールの縦壁に交差する横壁に接触し、前記第2規制部は、前記ガイドレールの前記縦壁または別の縦壁に接触し、前記第3規制部は、車両前後方向における前記ガイドレールの端面に接触するものであって、前記第3規制部は、前記ホルダ本体部に設けられて車両上下方向または車両幅方向に突出し、前記ガイドレールの車両前後方向の前端の端面に接触する。
この構成によれば、デフレクタは、ガイドレールに位置決めされるホルダを介してガイドレールに回転可能に取り付けられるため、ガイドレールとの接触に起因する異音の発生が抑制される。
この構成によれば、ガイドレールにおいて、ホルダの第3規制部が係合するための断面を形成する必要がない。
(4)上記車両用デフレクタ装置において、前記デフレクタにおいて少なくともアームは樹脂製であり、かつ前記ホルダは樹脂製である。
デフレクタの回転において互いに接触する部材のうち一方が金属であり、他方が樹脂であると、樹脂製の部材が磨耗する。この点、上記構成によれば、デフレクタが回転するとき樹脂同士が擦れる。これにより、アームの磨耗を抑制できる。
(5)上記車両用デフレクタ装置において、前記ホルダは、前記デフレクタの回転中心で係合する第1係合部と、前記回転中心から離間したところで前記デフレクタの前記アームに係合する第2係合部を有し、前記デフレクタは、前記ホルダの前記第1係合部に係合する第1被係合部と、前記ホルダの前記第2係合部に係合する第2被係合部とを有し、前記第2係合部と前記第2被係合部との係合により前記デフレクタが径方向に移動規制される。この構成によれば、デフレクタが径方向に移動規制されるため、デフレクタが外れることが抑制される。
(6)上記車両用デフレクタ装置において、前記ホルダの第1係合部は突起として構成され、前記デフレクタの前記第1被係合部は、突起として構成される前記第1係合部が挿通する溝として構成され、前記ホルダの第2係合部は円弧状の溝として構成され、前記デフレクタの前記第2被係合部は、円弧状の溝として構成される前記第2係合部に挿通する突起として構成される。
この構成によれば、互いに係合する第1係合部及び第1被係合部のうちの一方が溝であり、互いに係合する第2係合部及び第2被係合部のうちの一方が溝である。このため、挿通という作業により、デフレクタとホルダとを回転可能に係合させることができる。このように、アームを変形させずに、デフレクタをホルダに取り付けることができる。
上記車両用デフレクタ装置によれば、デフレクタが回転するときに発生する異音を抑制できる。
車両のルーフの模式図。 車両用デフレクタ装置の模式図。 車両用デフレクタ装置の部分斜視図。 デフレクタ及びホルダの斜視図。 デフレクタ及びホルダの分解斜視図。 図3のA−A線に沿うガイドレールの断面図。 デフレクタ及びホルダの側面図。 デフレクタ及びホルダの平面図。 車両用デフレクタ装置について、第3規制部付近の拡大平面図。 車両用デフレクタ装置について図8のB−B線に対応する線での断面図。 車両用デフレクタ装置について図8のC−C線に対応する線での断面図。 車両用デフレクタ装置について図8のD−D線に対応する線での断面図。 車両用デフレクタ装置について図8のE−E線に対応する線での断面図。 他の実施形態に係る車両用デフレクタ装置の断面図。 他の実施形態に係る車両用デフレクタ装置の断面図。 他の実施形態に係る車両用デフレクタ装置の断面図。
図1〜図13を参照して、車両用デフレクタ装置を説明する。
以下の説明で、車両における「車両上下方向」とは、車両が水平な平地に配置されたとき鉛直方向に沿う方向を示す。車両用デフレクタ装置において「車両上下方向DZ」とは、車両用デフレクタ装置が車両に搭載されたときの姿勢を基準姿勢として、その基準姿勢で車両の車両上下方向に沿う方向である。また、実施形態の説明において、単に「上方」、「下方」というときは、車両用デフレクタ装置の基準姿勢で車両上下方向DZにおける上方、下方を示す。車両用デフレクタ装置において「車両幅方向DX」とは、車両用デフレクタ装置が基準姿勢であるときの車両の幅方向に沿う方向である。車両幅方向DXにおいて、車室に向かう方向を「内方」といい、車外に向かう方向を「外方」という。車両用デフレクタ装置において「車両前後方向DY」とは、車両用デフレクタ装置が基準姿勢であるときの車両の前後方向に沿う方向である。車両前後方向DYは、車両上下方向DZと車両幅方向DXとに直交する。
図1に示されるように、車両用デフレクタ装置20は、ガイドレール10に取り付けられる。ガイドレール10は、車体に搭載される車両用サンルーフ装置3の構成要素である。車両用サンルーフ装置3は、車体のルーフ1に開口する開口部2を閉鎖する可動パネル4bを動作させる。図1に示される例では、開口部2の後部は、固定パネル4aで閉鎖される。可動パネル4bは、開口部2の前部を開閉可能に閉鎖する。
車両用サンルーフ装置3は、摺動部材5(図3参照)を車両前後方向DYに移動させることで可動パネル4bを移動させる。車両用サンルーフ装置3は、一対のガイドレール10と、可動パネル4bと、可動パネル4bを車両前後方向DYに移動させる駆動機構(図示略)を備える。駆動機構は、ガイドレール10に沿って移動する摺動部材5を含む。駆動機構は、モータの動力で摺動部材5を移動させて、摺動部材5の移動に基づいてか可動パネル4bを動作(移動及び回転)させる。
車両用デフレクタ装置20は、車体の開口部2の前側に取り付けられる。車両用デフレクタ装置20は、車両用サンルーフ装置3の動作に基づいて動作する。車両用デフレクタ装置20のデフレクタ21(後述参照)は、開口部2が可動パネル4bで閉鎖されているとき、開口部2の下に収容される。可動パネル4bの開動作により開口部2が開口すると、車両用デフレクタ装置20のデフレクタ21が開口部2の上に移動する。このようにデフレクタ21が開口部2の上に移動した状態において、デフレクタ21は、車体の上側の気流を制御する。
図2、図3及び図4に示されるように、車両用デフレクタ装置20は、デフレクタ21と、一対のホルダ30とを備える。
デフレクタ21は、一対のガイドレール10の前側に配置される。そして、デフレクタ21は、ホルダ30を介してガイドレール10に回転可能に取り付けられる。ホルダ30は、ガイドレール10に固定される。ホルダ30は、摺動部材5を案内する縦壁(第1縦壁12及び第2縦壁13)及び横壁(第1横壁14等)との係合により、ガイドレール10の所定位置に位置決めされる。
デフレクタ21は、気流を整流するデフレクタ本体22と、デフレクタ本体22の両端から延びる一対のアーム23,23とを備える。デフレクタ本体22と一対のアーム23,23とは一体成形される。アーム23の後方端部において内面には、ホルダ30の第1係合部48に係合する第1被係合部24(図5参照)と、ホルダ30の第2係合部49に係合する第2被係合部25とが設けられている。
第1被係合部24は、デフレクタ21の回転中心の支軸としてのホルダ30の第1係合部48を受ける(図13参照)。具体的には、第1被係合部24は、アーム23の後方端部の周縁から延びる切欠溝として構成される。切欠溝の終端部は、円弧に構成されてホルダ30の第1係合部48に接触する。
第2被係合部25は、デフレクタ21が径方向に移動することを規制する。第2被係合部25は、アーム23の内面から内方に突出する突起として構成されて、ホルダ30に設けられている溝構造の第2係合部49に挿通する。
ホルダ30について説明する。
まず、図6を参照して、ホルダ30が取り付けられるガイドレール10について説明する。ガイドレール10は、金属の押出成形で形成される。押出成形であるため、ガイドレール10の断面形状は、所定部分(例えば、後述の切欠部14a)を除き、ガイドレール10の延長方向で一定である。ガイドレール10において、所定部分の断面形状は、加工により、断面形状が他の部分と異なっている。軽量化のため、ガイドレール10は、アルミニウムまたはアルミニウム合金により形成され得る。
ガイドレール10は、底壁11と、底壁11から上方に突出する第1縦壁12と、底壁11から上方に突出して第1縦壁12よりも外方に配置される第2縦壁13とを備える。
第1縦壁12は、底壁11から上方に延びる基礎部12aと、基礎部12aから内方に延びる段部12bと、段部12bから上方に延びる上壁部12cとを備える。第1縦壁12には、その第1縦壁12に交差するように第1横壁14が設けられる。第1横壁14は、上壁部12cの先端から外方にかつ斜め下方に延びる。第1横壁14の先端と、基礎部12aの外面とは、車両幅方向DXにおいて同じ位置にある。
第1横壁14には、ガイドレール10の前端から所定距離のところに切欠部14aが設けられる(図9参照)。切欠部14aは、第1横壁14の一部分をレーザまたは切削工具で除去することにより形成される。切欠部14aは、車両前後方向DYに交差する断面14bを有する。この断面14bは、第1横壁14の一部分の除去によって形成される面である。
第1縦壁12は摺動部材5を案内する。摺動部材5は、第1縦壁12を跨ぐように取り付けられる。具体的には、摺動部材5は、第1縦壁12の基礎部12aの外面、第1横壁14の上面、及び上壁部12cの内面に沿うように屈曲した内面5aを有する。段部12bと第1横壁14との間には、後述のホルダ30の第1規制部41Aが挿通する第1溝空間SAが構成される。
第2縦壁13には、内方に突出する4つ第2横壁15〜18が設けられている。第2横壁15〜18は、第2縦壁13を補強するリブである。第2横壁15〜18は、第2縦壁13に交差するように延びる。4つの第2横壁15〜18は上下方向に配列される。下側から2つの第2横壁15,16の間には、後述のホルダ30の第1規制部41B及び第2規制部44A,44Bが挿通する第2溝空間SBが構成される。
ホルダ30は、ガイドレール10の第1縦壁12と第2縦壁13との間に配置されて(図10参照)、ガイドレール10の前端から所定距離のところに位置決めされる。ホルダ30は、ガイドレール10の前端からホルダ30を挿通するようにして、ガイドレール10に取り付けられる。
図5、図7及び図8に示されるように、ホルダ30は、ホルダ本体部31と、ホルダ30をガイドレール10に対して位置決めするための規制部(後述参照)とを有する。
ホルダ本体部31は、ガイドレール10の底壁11に接触する底壁32と、デフレクタ21のアーム23を挟持する一対の挟持壁33,34とを備える。一対の挟持壁33,34のうち、車両幅方向DXの内方側にあるものを第1挟持壁33と称呼し、外方側にあるものを第2挟持壁34と称呼する。第1挟持壁33は、底壁32において車両幅方向DXの内端から上方に延びる。第1挟持壁33は、ホルダ30がガイドレール10に取り付けられた状態(以下、単に「ホルダ30の取付状態」という。)で、ガイドレール10の第1縦壁12に接触する(図10参照)。第2挟持壁34は、底壁32において車両幅方向DXの中間辺りから上方に延びる。
図5及び図13に示されるように、第1挟持壁33は、第1係合部48を有する。第1係合部48は、アーム23の第1被係合部24に係合し、デフレクタ21を回転可能に支持する。要するに、第1係合部48は、デフレクタ21の支軸である。第1係合部48は、第1挟持壁33において外面から外方に突出し、第1挟持壁33と第2挟持壁34との間の空間に存在する。
また、第1挟持壁33は、アーム23の第2被係合部25が係合する第2係合部49を有する。第2係合部49は、円弧状のガイド溝として構成され、デフレクタ21が第1係合部48(すなわち支軸)を中心として回転するように第2被係合部25を案内する。第2係合部49としてのガイド溝は、支軸を中心とし所定半径の円に沿う。また、第2係合部49としてのガイド溝は、第1挟持壁33を車両幅方向DXに貫通する。第1挟持壁33は、第2係合部49(ガイド溝)を境として前部33aと後部33bとに分かれる。
ホルダ30は、規制部として、車両上下方向DZでホルダ30を移動規制する第1規制部41A,41Bと、車両幅方向DXでホルダ30を移動規制する第2規制部44A,44Bと、車両前後方向DYでホルダ30を移動規制する第3規制部47とを備える。
図8に示されるように、第1規制部41A,41Bは、ホルダ本体部31の第1挟持壁33及び底壁32それぞれに設けられる。第1挟持壁33にある第1規制部41Aは、第1挟持壁33の後部33bにおいてアーム23が配置される面とは反対側の面に設けられる。底壁32にある第1規制部41Bは、底壁32において車両幅方向DXの外端に設けられる。
第1規制部41A,41Bは、基部42A,42Bと、基部42A,42Bの上面に設けられる可撓部43A,43Bとを有する。
可撓部43A,43Bは、基部42A,42Bの上面の前端と後端とを架け渡すように設けられる。可撓部43A,43Bは、上方に湾曲し、下方に撓み得る。
図10に示されるように、ホルダ30の取付状態において、第1挟持壁33の後部33bに設けられている第1規制部41Aは、ガイドレール10の第1溝空間SAに挿通する。第1規制部41Aの基部42Aの下面は、第1溝空間SAの下を仕切る段部12bに接触し、第1規制部41Aの可撓部43Aは、撓んだ状態で、第1溝空間SAの上を仕切る第1横壁14に接触する。このようにして、ホルダ30の第1規制部41Aが段部12bと第1横壁14とで車両上下方向DZに挟まれることにより、ホルダ30が車両上下方向DZに移動規制される。
また、図12に示されるように、ホルダ30の取付状態において、底壁32に設けられている第1規制部41Bは、ガイドレール10の第2溝空間SBに挿通する。第1規制部41Bの基部42Bの下面は、第2溝空間SBの下を仕切る第2横壁15に接触し、第1規制部41Bの可撓部43Bは、撓んだ状態で、第2溝空間SBの上を第2横壁16に接触する。このようにして、ホルダ30の第1規制部41Bが2つの第2横壁15,16で車両上下方向DZに挟まれることにより、ホルダ30が車両上下方向DZに移動規制される。
すなわち、ホルダ30は、車両幅方向DXにおける両側の2箇所で2つの第1規制部41A,41Bにより車両上下方向DZに移動規制される。
図8に示されるように、第2規制部44A,44Bは、底壁32において車両幅方向DXの外端に設けられる。2つの第2規制部44A,44Bは、間隔をあけて前後方向に配列される。2つの第2規制部44A,44Bの間に、第1規制部41Bが配置される。
第2規制部44A,44Bそれぞれは、上述の第1規制部41A,41Bに準じた構造を有し、次の点で異なる。具体的には、第2規制部44A,44Bの可撓部46A,46Bは、基部45A,45Bの側面に設けられて、外方に湾曲する。ホルダ30の取付状態で、第2規制部44A,44Bは、ガイドレール10の第2溝空間SBに挿通する。第2規制部44A,44Bの可撓部46A,46Bは、撓んだ状態で、第2溝空間SBの外方の面を構成する第2縦壁13に接触する。
図7、図9及び図11に示されるように、第3規制部47は、ホルダ本体部31の第1挟持壁33の前部33aに設けられる。第3規制部47の内方側の面から内方に突出する。第3規制部47は、ガイドレール10の第1横壁14に設けられた切欠部14aに挿通する。
なお、ホルダ30の取り付けにおいて、ホルダ30がガイドレール10の前端から挿通されるとき、第3規制部47が、ガイドレール10の第1横壁14の端面(ガイドレール10の端面19において第1横壁14に対応する部分)に当たる。したがって、ホルダ30がガイドレール10の前端から挿通するときは、第3規制部47が第1横壁14の端面に当たらないように第1挟持壁33の前部33aを外方に撓ませて、ホルダ30をガイドレール10に挿通する。
このように、ホルダ本体部31の第1挟持壁33の前部33aは、ホルダ30をガイドレール10に取り付ける取付構造上、撓むように構成されている。このような撓みは、第1挟持壁33の前部33aに設けられている第3規制部47とガイドレール10の切欠部14aとの係合を解除させる要因になり得る。そこで、第1挟持壁33の前部33aは、ガイドレール10の第1縦壁12に向かうようにアーム23の腹部26(図5参照)で押さえ付けられる。アーム23の腹部26は、アーム23の第2被係合部25よりも前側の部分であり、アーム23の回転範囲において第1挟持壁33の前部33aに接触する。アーム23の回転範囲とは、可動パネル4bの開閉動作に伴ってデフレクタ21が回転するときの回転角度の範囲である。このような構成により、アーム23の腹部26で第1挟持壁33の前部33aが押さえ付けられるため、第3規制部47とガイドレール10の切欠部14aとの係合解除が抑制される。
以下に、上記車両用デフレクタ装置20の作用及び効果を説明する。
(1)車両用デフレクタ装置20のホルダ30は、車両上下方向DZにホルダ30を移動規制する第1規制部41A,41Bと、車両幅方向DXにホルダ30を移動規制する第2規制部44A,44Bと、車両前後方向DYにホルダ30を移動規制する第3規制部47とを有する。一方の第1規制部41Aは、ガイドレール10の第1縦壁12に交差する第1横壁14に接触する。他方の第1規制部41Bは、ガイドレール10の第2縦壁13に交差する第2横壁15に接触する。第2規制部44A,44Bは、ガイドレール10の第2縦壁13に接触する。第3規制部47は、車両前後方向DYにおけるガイドレール10の断面14bに接触する。このように、ホルダ30は、ガイドレール10に位置決めされる。そして、デフレクタ21はホルダ30を介してガイドレール10に回転可能に取り付けられるため、ガイドレール10との接触に起因する異音の発生が抑制される。
(2)第3規制部47は、ホルダ本体部31から車両幅方向DXに突出し、ガイドレール10の壁において車両幅方向DXに延びる切欠部14aの断面14bに接触する。この構成によれば、ガイドレール10において、ホルダ30の第3規制部47が係合する断面14bを簡単に形成できる。
(3)デフレクタ21において少なくともアーム23は樹脂製であり、かつホルダ30は樹脂製である。デフレクタ21の回転において互いに接触する部材のうち一方が金属であり、他方が樹脂であると、樹脂製の部材が磨耗する。この点、上記構成によれば、デフレクタ21が回転するとき樹脂同士が擦れる。これにより、アーム23の磨耗を抑制できる。
(4)ホルダ30とデフレクタ21とは、デフレクタ21の回転中心において係合し、回転中心から離間したところデフレクタ21が径方向に移動規制されるように係合する。ホルダ30は、デフレクタ21の回転中心で係合する第1係合部48と、回転中心から離間したところでデフレクタ21のアーム23に係合する第2係合部49を有する。デフレクタ21は、ホルダ30の第1係合部48に係合する第1被係合部24と、ホルダ30の第2係合部49に係合する第2被係合部25とを有する。そして、第2係合部49と第2被係合部25との係合によりデフレクタ21が径方向に移動規制される。この構成によれば、デフレクタ21が径方向に移動規制されるため、デフレクタ21が外れることが抑制される。
(5)例えば、ホルダ30の第1係合部48は突起として構成され、デフレクタ21の第1被係合部24は、第1係合部48が挿通する溝として構成される。ホルダ30の第2係合部49は円弧状の溝として構成され、デフレクタ21の第2被係合部25は、第2係合部49に挿通する突起として構成される。
この構成によれば、互いに係合する第1係合部48及び第1被係合部24のうちの一方が溝であり、かつ、互いに係合する第2係合部49及び第2被係合部25のうちの一方が溝である。このため、挿通という作業により、デフレクタ21とホルダ30とを回転可能に係合させることができる。このように、アーム23を変形させずに、デフレクタ21をホルダ30に取り付けることができ、取り付けが簡単である。
(6)第1規制部41A,41Bは可撓部43A,43Bを有する。そして、2つの第1規制部41A,41Bそれぞれは、撓んだ状態で、第1横壁14及び第2横壁16に接触する。これにより、第1規制部41A,41Bが挿通する溝空間SA,SBにおいて隙間が形成されず、かつ、接触部分での押圧力が維持される。第2規制部44A,44Bの可撓部46A,46Bは、可撓部43A,43Bと同様の効果を奏する。これによって、ホルダ30が所定位置からずれることを長期にわたって抑制できる。
<その他の実施形態>
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・上記実施形態では、第3規制部47に係合する部分は、ガイドレール10において第1横壁14の切欠部14aの断面14bとして構成されているが、その構成はこれに限定されない。例えば、ガイドレール10において、第3規制部47に係合する部分は、第1横壁14に限られず、第1縦壁12、第2縦壁13または底壁11に設けられ得る。また、切欠部14aの断面14bではなく、貫通孔の断面として構成され得る。これらの場合、第3規制部47は、ホルダ30において、これらに係合可能なところに設けられる。
・図14を参照して、車両用デフレクタ装置20について、別の実施形態を説明する。
上記実施形態に係る車両用デフレクタ装置20では、車両前後方向DYでホルダ30を移動規制する第3規制部47は第1挟持壁33に設けられ、ガイドレール10の切欠部14aに係合する。図14には、これとは別の構造の第3規制部147の例が示されている。第3規制部147は、ホルダ30の底壁32から下方に突出する。第3規制部147は、ホルダ30が車両前後方向DYにおいてガイドレール10の所定位置に配置されたときに、ガイドレール10の前端の端面19に接触する。このような構成により、ホルダ30の後方移動が規制される。また、ガイドレール10に取り付けられたホルダ30において、ホルダ30の第3規制部147の前には、ストッパ200が配置される。ストッパ200は、ガイドレール10に取り付けられて、第3規制部147が前方移動することを規制する。このような構成により、ホルダ30は、第3規制部147とストッパ200との協働で、車両前後方向DYの移動が規制される。このような構成によれば、ガイドレール10に切欠部14aを形成する必要がない。なお、上記ストッパ200は、ガイドレール10に取り付けられるハウジングやフレームの一部であってもよい。
・図15を参照して、車両用デフレクタ装置20について、さらに別の実施形態を説明する。図15は、別の実施形態に係る車両用デフレクタ装置20を図8のE−E線に相当する線で切断した断面を示す。図15に示される例では、ホルダ30は、ガイドレール10に固定される締結部材210で、車両前後方向DYにおいて移動規制される。ガイドレール10の底壁11には、締結部材210が挿通する貫通孔11xが設けられる。ガイドレール10の貫通孔11xの下側には締結部材210と係合する被締結部材220が設けられる。締結部材210は、例えば、ボルト、リベット等である。ホルダ30の底壁32には、締結部材210の頭部が嵌る貫通孔32xが設けられる。
・図16を参照して、車両用デフレクタ装置20について、さらに別の実施形態を説明する。図16は、別の実施形態に係る車両用デフレクタ装置20を図8のD−D線に相当する線で切断した断面を示す。ここでは、デフレクタ21を案内するための、アーム23の第2被係合部125とホルダ30の第2係合部149との係合構造について、上記実施形態の係合構造とは別の係合構造を説明する。上記実施形態では、アーム23の第2被係合部25は突起として構成され、ホルダ30の第2係合部49は、円弧状の溝として構成されている。この構造の代わりとして車両用デフレクタ装置20に次の構造が適用され得る。アーム23の第2被係合部125は、円弧状の溝として構成され、ホルダ30の第2係合部149は、第2被係合部125としての溝に係合する突起として構成され得る。
・デフレクタ21を支持するための、アーム23の第1被係合部24とホルダ30の第1係合部48との係合構造について、上記実施形態の係合構造とは別の係合構造を説明する。上記実施形態では、アーム23の第1被係合部24は溝として構成され、ホルダ30の第1係合部48は、突起として構成されている。この構造の代わりとして車両用デフレクタ装置20に次の構造が適用され得る。アーム23の第1被係合部24は、突起として構成され、ホルダ30の第1係合部48は、第1被係合部24としての突起に係合する溝として構成される。
1…ルーフ、2…開口部、3…車両用サンルーフ装置、4a…固定パネル、4b…可動パネル、5…摺動部材、5a…内面、10…ガイドレール、11…底壁、11x…貫通孔、12…第1縦壁、12a…基礎部、12b…段部、12c…上壁部、13…第2縦壁、14…第1横壁、14a…切欠部、14b…断面、15…第2横壁、16…第2横壁、17…第2横壁、18…第2横壁、19…端面、20…車両用デフレクタ装置、21…デフレクタ、22…デフレクタ本体、23…アーム、24…第1被係合部、25…第2被係合部、26…腹部、30…ホルダ、31…ホルダ本体部、32…底壁、32x…貫通孔、33…第1挟持壁、33a…前部、33b…後部、34…第2挟持壁、41A…第1規制部、41B…第1規制部、42A…基部、42B…基部、43A…可撓部、43B…可撓部、44A…第2規制部、44B…第2規制部、45A…基部、45B…基部、46A…可撓部、46B…可撓部、47…第3規制部、48…第1係合部、49…第2係合部、125…第2被係合部、147…第3規制部、149…第2係合部、200…ストッパ、210…締結部材、220…被締結部材、SA…第1溝空間、SB…第2溝空間、DX…車両幅方向、DY…車両前後方向、DZ…車両上下方向。

Claims (5)

  1. 一対のアームを有するデフレクタと、可動パネルの移動を案内するガイドレールに取り付けられて前記デフレクタの前記アームを回転可能に支持する一対のホルダとを備え、
    前記ホルダは、ホルダ本体部と、前記ホルダ本体部に設けられて前記ガイドレールに対して車両上下方向に前記ホルダを移動規制する第1規制部と、前記ホルダ本体部に設けられて車両幅方向に前記ホルダを移動規制する第2規制部と、前記ホルダ本体部に設けられて車両前後方向に前記ホルダを移動規制する第3規制部とを有し、
    前記第1規制部は、前記ガイドレールの縦壁に交差する横壁に接触し、前記第2規制部は、前記ガイドレールの前記縦壁または別の縦壁に接触し、前記第3規制部は、車両前後方向における前記ガイドレールの断面に接触するものであって、
    前記第3規制部は、前記ホルダ本体部から車両幅方向に突出し、前記ガイドレールの壁において車両幅方向に延びる切欠部または貫通孔の断面に接触する、車両用デフレクタ装置。
  2. 一対のアームを有するデフレクタと、可動パネルの移動を案内するガイドレールに取り付けられて前記デフレクタの前記アームを回転可能に支持する一対のホルダとを備え、
    前記ホルダは、ホルダ本体部と、前記ホルダ本体部に設けられて前記ガイドレールに対して車両上下方向に前記ホルダを移動規制する第1規制部と、前記ホルダ本体部に設けられて車両幅方向に前記ホルダを移動規制する第2規制部と、前記ホルダ本体部に設けられて車両前後方向に前記ホルダを移動規制する第3規制部とを有し、
    前記第1規制部は、前記ガイドレールの縦壁に交差する横壁に接触し、前記第2規制部は、前記ガイドレールの前記縦壁または別の縦壁に接触し、前記第3規制部は、車両前後方向における前記ガイドレールの端面に接触するものであって、
    前記第3規制部は、前記ホルダ本体部に設けられて車両上下方向または車両幅方向に突出し、前記ガイドレールの車両前後方向の前端の端面に接触する、車両用デフレクタ装置。
  3. 前記デフレクタにおいて少なくともアームは樹脂製であり、かつ前記ホルダは樹脂製である
    請求項1又は請求項に記載の車両用デフレクタ装置。
  4. 前記ホルダは、前記デフレクタの回転中心で係合する第1係合部と、前記回転中心から離間したところで前記デフレクタの前記アームに係合する第2係合部を有し、前記デフレクタは、前記ホルダの前記第1係合部に係合する第1被係合部と、前記ホルダの前記第2係合部に係合する第2被係合部とを有し、前記第2係合部と前記第2被係合部との係合により前記デフレクタが径方向に移動規制される、請求項1〜請求項のいずれか一項に記載の車両用デフレクタ装置。
  5. 前記ホルダの第1係合部は突起として構成され、前記デフレクタの前記第1被係合部は、突起として構成される前記第1係合部が挿通する溝として構成され、
    前記ホルダの第2係合部は円弧状の溝として構成され、前記デフレクタの前記第2被係合部は、円弧状の溝として構成される前記第2係合部に挿通する突起として構成される、請求項に記載の車両用デフレクタ装置。
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