JP6380416B2 - 自動車のドア構造 - Google Patents
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Description
上述のダウンストッパは、ゴムやエラストマ等の弾性部材で形成してもよい。
なお、上記アクチュエータとしては、電流値がしきい値を超えた時、ドアウインドガラスの上限、下限位置および噛込みを検知する電流センサが内蔵されたモータを有するものが好ましい。
ダウンストッパと扇状ガイド部とを取付ける取付け片が、ガイドレールに一体形成されているので、部品点数の増加を抑制することができる。
図面は自動車のドア構造を示し、図1はサッシュレスタイプのサイドドア構造を車外側から見た状態で示す外観側面図、図2はドアアウタパネルを取外した状態で示すドア構造の斜視図、図3はドアフレーム構造を車外側から見た状態で示す側面図、図4はウインドレギュレータの構造を車外側から見た状態で示す説明図、図5は図2の構造にアウタハンドル取付けブラケットを設けた状態の要部拡大斜視図、図6は図5のA−A線に沿う要部の矢視断面図、図7は図1のB−B線矢視断面図である。
図3に示すように、ドアフレーム10は、ドア本体の前辺部を形成する前側の縦枠部11と、ドア本体の後辺部を形成する後側の縦枠部12と、ドア本体の上辺部を形成するドアベルトライン構成部材としてのベルトラインレインフォースメントインナ13と、ドア本体の下辺部を形成する連結部材14と、を備えている。
上述の前後の各縦枠部11,12は、軽金属または軽合金製の鋳造部材にて形成されている。この実施例では、これら両縦枠部11,12はアルミダイカストにより形成されている。
そして、サイドドア前部を形成する前側の縦枠部11の上部と、サイドドア後部を形成する後側の縦枠部12の上部とを、上述のベルトラインレインフォースメントインナ13で、車両前後方向に連結すると共に、前側の縦枠部11の下部と、後側の縦枠部12の下部とを、上述の連結部材14で、車両前後方向に連結している。
上述のベルトラインレインフォースメントアウタ23の後部には、次に述べるアウタハンドル取付けブラケット25(図5参照)を固定するための複数の取付け部23a,23bが形成されている。このベルトラインレインフォースメントアウタ23は、後側の縦枠部12の上部から前方に延びるレインフォースメントである。
上述のアウタハンドル取付けブラケット25は、図2,図3で示した縦枠部12の複数のボス部21,21とベルトラインレインフォースメントアウタ23の取付け部23a,23bとに取付け固定されている。
上述の稜線X1,X2によりアウタハンドル取付けブラケット25の車両前後方向の剛性および荷重伝達性能の向上を図りつつ、アウタハンドル取付けブラケット25とベルトラインレインフォースメントアウタ23との連結部分に過度の応力が集中することを、上述の開口部29にて、防止するよう構成したものである。
図6に示すように、ベルトラインレインフォースメントアウタ23は、押出し成形にて形成された閉断面23cと、ドアウインドガラス30の車幅方向外側面と対向して外側下方に延びる内側側面部23dと、この内側側面部23dの下部から外側下方に延びる下側リブ23eと、上述の内側側面部23dの上部から上方に延びる上側リブ23fと、を備えており、図5に示すように、上述の下側リブ23eにアウタハンドル取付けブラケット25が取付けられている。
次に、図4を参照してドアウインドガラス30を昇降するウインドレギュレータ40の構成について説明する。
図4に示すように、ウインドレギュレータ40は、車両前後方向を基準とする前後一対のガイドレール31,32と、これら一対のガイドレール31,32に沿って摺動すると共に、ドアウインドガラス30が取付け支持された前後一対のキャリアプレート33,33と、一対の両ガイドレール31,32の上下両端部に設けられた巻掛け部34,35,36,37と、これらの各巻掛け部34〜37にたすき掛けされ、当該巻掛け部34,35,36,37で方向が転換されるガイドワイヤ38と、このガイドワイヤ38を駆動するアクチュエータ39と、を備えている。
上述のガイドワイヤ38は、アウタチューブ38aとインナワイヤ38bとを有しており、上述の連結ブラケット47の前後両端のクランプ部47a,47bでインナワイヤ38bをクランプ(clamp)している。
図8に示すように、このスライダ54はブロック形状のスライダ本体54aと、このスライダ本体54aの車幅方向中間部に形成されガイドレール32に摺動して上下方向に延びる内外一対の弾性摺動部54b,54bと、内外一対の弾性摺動部54b,54bの車幅方向内側および車幅方向外側に形成された空間部54c,54cと、該空間部54c,54cを形成する縦壁54d,54dの上下方向中間部から弾性摺動部54b,54b側に向けて延びるストッパ部54e,54eと、スライダ本体54aの車幅方向内側に形成され、キャリアプレート33に切起こし形成された取付け片33a(図7参照)に嵌合される嵌合孔54fと、を一体形成したものである。
このように、各スライダ53,54を前後外方からガイドレール31,32に嵌合することで、ドアウインドガラス30を前後方向に確実に位置決めし、前側のガイドレール31に嵌合されたスライダ53よりも内側(つまり前後方向の後側)にダウンストッパ52をコンパクトに配置するよう構成したものである。
上述のダウンストッパ52と扇状ガイド部50とを取付ける取付け片55を、ガイドレール31に一体形成することで、部品点数の増加を抑制するように構成している。
ところで、図4に示すように、連結ブラケット47の前後方向中間位置には、枢支部56を支点として揺動可能なガラス仮支持部57を設けている。このガラス仮支持部57はその上部にドアウインドガラス30の下端を配置する凹部が一体形成されている。
次に、図6,図9を参照して、ドアウインドガラス30の上限位置を規制するアップストッパと、その周辺構造について説明する。
図6に示すように、アップストッパ60は、ガラス側の下側部材としてキャリアプレート33にビス61を用いて固定された押当て部材62と、ドア側の上側部材としてベルトラインレインフォースメントインナ13にボルト63を用いて前後方向に移動調節可能に取付けられた受部材64との両者62,64から構成されている。
上述の受部材64には、ベルトラインレインフォースメントインナ13のガラスの面13cに沿う部位に当接面64bが形成されており、この当接面64bが上方かつドアウインドガラス30側へ向けて傾斜している。
なお、図中、矢印Fは車両前方を示し、矢印Rは車両後方を示し、矢印INは車幅方向の内方を示し、矢印OUTは車幅方向の外方を示す。
なお、上記アクチュエータ39としては、電流値がしきい値を超えた時、ドアウインドガラス30の上限、下限位置および噛込みを検知する電流センサが内蔵されたモータ49を有するものが好ましい。
31,32…ガイドレール
33…キャリアプレート
33a…取付け片
34〜37…巻掛け部
38…ガイドワイヤ
39…アクチュエータ
40…ウインドレギュレータ
50…扇状ガイド部
51…プーリ
52…ダウンストッパ
53,54…スライダ
54a…スライダ本体
54b…弾性摺動部
54f…嵌合孔
55…取付け片
Claims (1)
- 車両前後方向を基準とする前後一対のガイドレールと、
上記ガイドレールに沿って摺動すると共に、ドアウインドガラスが取付け支持された前後一対のキャリアプレートと、
上記一対の両ガイドレールの上下端部に設けられた巻掛け部と、
上記各巻掛け部にたすき掛けされ、当該巻掛け部で方向が転換されるガイドワイヤと、
上記ガイドワイヤを駆動するアクチュエータとを備えたウインドレギュレータを有する自動車のドア構造であって、
ドアウインドガラス上昇時におけるリリース側の巻掛け部が、下方に凸の扇状ガイド部とされ、
他の各巻掛け部がプーリとされ、
上記扇状ガイド部の上方部に、上記ドアウインドガラスの下降位置を規制するダウンストッパが設けられ、
上記キャリアプレートには上記ガイドレールに摺動するスライダが設けられており、
上記スライダは、前側のガイドレールに対して前側外方から嵌合されると共に、後側のガイドレールに対して後側外方から嵌合され、
上記スライダが、前側と後側のガイドレールそれぞれにおいて、上下に離間して一対設けられ、該スライダは、上記キャリアプレートの車幅方向内側に配設されるブロック状のスライダ本体と、車幅方向内外から上記ガイドレールを挟む一対の弾性摺動部を有するコ字状であり、
上記スライダ本体が、上記キャリアプレートに切り起こし形成された取付け片に、車両前後方向でドア中央側から嵌合されるものであって、該スライダ本体の上記一対の弾性摺動部よりも車幅方向内側に形成された嵌合孔を有しており、
上記ガイドレールには、上記ダウンストッパと上記扇状ガイド部との両者をその上下に取付ける取付け片が一体形成され、
上記ドア構造はサッシュレスドアであることを特徴とする
自動車のドア構造。
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