JP6380416B2 - 自動車のドア構造 - Google Patents

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Description

この発明は、自動車のドア構造に関し、詳しくは、前後一対のガイドレールと、上記ガイドレールに沿って摺動すると共に、ドアウインドガラスが取付け支持された前後一対のキャリアプレートと、上記一対の両ガイドレールの上下端部に設けられた巻掛け部と、上記各巻掛け部にたすき掛けされ、当該巻掛け部で方向が転換されるガイドワイヤと、上記ガイドワイヤを駆動するアクチュエータとを備えたウインドレギュレータを有する自動車のドア構造に関する。
一般に、ドアサッシュを有さない所謂サッシュレスドアにおいては、ルーフサイドレールやフロントピラーの閉断面を大きくして車体の軽量高剛性化を図るうえで有利な反面、ドアサッシュを有するドア構造に対して、ドアウインドガラスをその下部で受止める必要があるので、ドアウインドガラスを高い支持強度で支持することが必要となる。
このため、従来のサッシュレスドアにおいては、前後一対のガイドレールを設け、これら一対のガイドレールの上下端部に設けられたプーリに対して、ガイドワイヤをたすき掛けした構造が採用されているが、装置が大型化するため、小型化を図る観点から改善の余地があった。
ところで、特許文献1には、前後一対のガイドレールを設け、これら一対のガイドレールの上下端部に設けられたプーリに対して、ガイドワイヤをたすき掛けすると共に、上述のガイドレールの下部に、ドアウインドガラスの下降位置を規制するダウンストッパが設けられた自動車のドア構造が開示されている。
この特許文献1に開示された従来構造においては、ダウンストッパがガイドレール内部の下端に設けられており、一見コンパクトに見えるが、ガイドレールの前後方向内側におけるそれぞれの上下両端部にプーリを設け、これら各プーリに対してたすき掛けされたガイドワイヤよりも前後方向外側に上述のダウンストッパが設けられており、コンパクト化の観点で改善の余地があった。
特開平5−156861号公報
そこで、この発明は、巻掛け部を用いてダウンストッパをコンパクトに配置することができ、通常時のドアウインドガラスの昇降性と、コンパクト化とを両立しつつ、下降規制強度の確保を図ることができる自動車のドア構造の提供を目的とする。
この発明による自動車のドア構造は、車両前後方向を基準とする前後一対のガイドレールと、上記ガイドレールに沿って摺動すると共に、ドアウインドガラスが取付け支持された前後一対のキャリアプレートと、上記一対の両ガイドレールの上下端部に設けられた巻掛け部と、上記各巻掛け部にたすき掛けされ、当該巻掛け部で方向が転換されるガイドワイヤと、上記ガイドワイヤを駆動するアクチュエータとを備えたウインドレギュレータを有する自動車のドア構造であって、ドアウインドガラス上昇時におけるリリース側の巻掛け部が、下方に凸の扇状ガイド部とされ、他の各巻掛け部がプーリとされ、上記扇状ガイド部の上方部に、上記ドアウインドガラスの下降位置を規制するダウンストッパが設けられ、上記キャリアプレートには上記ガイドレールに摺動するスライダが設けられており、上記スライダは、前側のガイドレールに対して前側外方から嵌合されると共に、後側のガイドレールに対して後側外方から嵌合され、上記スライダが、前側と後側のガイドレールそれぞれにおいて、上下に離間して一対設けられ、該スライダは、上記キャリアプレートの車幅方向内側に配設されるブロック状のスライダ本体と、車幅方向内外から上記ガイドレールを挟む一対の弾性摺動部を有するコ字状であり、上記スライダ本体が、上記キャリアプレートに切り起こし形成された取付け片に、車両前後方向でドア中央側から嵌合されるものであって、該スライダ本体の上記一対の弾性摺動部よりも車幅方向内側に形成された嵌合孔を有しており、上記ガイドレールには、上記ダウンストッパと上記扇状ガイド部との両者をその上下に取付ける取付け片が一体形成され、上記ドア構造はサッシュレスドアであることを特徴とする。
上述のダウンストッパは、ゴムやエラストマ等の弾性部材で形成してもよい。
上記構成によれば、ドアウインドガラス上昇時における各巻掛け部の中で最も負荷の低いリリース側の巻掛け部を、扇状ガイド部とし、この扇状ガイド部の上方部に上述のダウンストッパを設けたので、巻掛け部を用いてダウンストッパをコンパクトに配置することができ、通常時のドアウインドガラスの昇降性と、コンパクト化とを両立しつつ、下降規制強度の確保を図ることができる。
なお、上記アクチュエータとしては、電流値がしきい値を超えた時、ドアウインドガラスの上限、下限位置および噛込みを検知する電流センサが内蔵されたモータを有するものが好ましい。
また、上記キャリアプレートには上記ガイドレールに摺動するスライダが設けられており、上記スライダは、前側のガイドレールに対して前側外方から嵌合されると共に、後側のガイドレールに対して後側外方から嵌合され、上記スライダが、前側と後側のガイドレールそれぞれにおいて、上下に離間して一対設けられ、該スライダは、上記キャリアプレートの車幅方向内側に配設されるブロック状のスライダ本体と、車幅方向内外から上記ガイドレールを挟む一対の弾性摺動部を有するコ字状であり、上記スライダ本体が、上記キャリアプレートに切り起こし形成された取付け片に、車両前後方向でドア中央側から嵌合されるものであって、該スライダ本体の上記一対の弾性摺動部よりも車幅方向内側に形成された嵌合孔を有するものであって、このようにスライダを前後外方からガイドレールに嵌合するので、ドアウインドガラスを前後方向に確実に位置決めすることができると共に、前側のガイドレールに嵌合されたスライダよりも内側(前後方向の後側)にダウンストッパをコンパクトに配置することができる。
さらに、上記ガイドレールには、上記ダウンストッパと上記扇状ガイド部との両者をその上下に取付ける取付け片が一体形成されたものであり、このように、
ダウンストッパと扇状ガイド部とを取付ける取付け片が、ガイドレールに一体形成されているので、部品点数の増加を抑制することができる。
加えて、上記ドア構造はサッシュレスドアであることを特徴とするので、上記各効果を有するドア構造を、サッシュレスドアに適用することができる。
この発明によれば、巻掛け部を用いてダウンストッパをコンパクトに配置することができ、通常時のドアウインドガラスの昇降性と、コンパクト化とを両立しつつ、下降規制強度の確保を図ることができる効果がある。
本発明の自動車のドア構造を車外側から見た状態で示す外観側面図 ドアアウタパネルを取外して示すドア構造の斜視図 ドアフレーム構造を車外側から見た状態で示す側面図 ウインドレギュレータの構造を車外側から見た状態で示す説明図 図2の構造にアウタハンドル取付けブラケットを設けた状態の要部拡大斜視図 図5のA−A線に沿う要部の矢視断面図 図1のB−B線矢視断面図 スライダの斜視図 (a)は押当て部材、受部材、ドアベルトライン構成部材の分解図、(b)は図9の(a)のC−C線矢視断面図 扇状ガイド部材およびダウンストッパの取付け構造を示す説明図
巻掛け部を用いてダウンストッパをコンパクトに配置することができ、通常時のドアウインドガラスの昇降性と、コンパクト化とを両立しつつ、下降規制強度の確保を図るという目的を、車両前後方向を基準とする前後一対のガイドレールと、上記ガイドレールに沿って摺動すると共に、ドアウインドガラスが取付け支持された前後一対のキャリアプレートと、上記一対の両ガイドレールの上下端部に設けられた巻掛け部と、上記各巻掛け部にたすき掛けされ、当該巻掛け部で方向が転換されるガイドワイヤと、上記ガイドワイヤを駆動するアクチュエータとを備えたウインドレギュレータを有する自動車のドア構造において、ドアウインドガラス上昇時におけるリリース側の巻掛け部が、下方に凸の扇状ガイド部とされ、他の各巻掛け部がプーリとされ、上記扇状ガイド部の上方部に、上記ドアウインドガラスの下降位置を規制するダウンストッパが設けられ、上記キャリアプレートには上記ガイドレールに摺動するスライダが設けられており、上記スライダは、前側のガイドレールに対して前側外方から嵌合されると共に、後側のガイドレールに対して後側外方から嵌合され、上記スライダが、前側と後側のガイドレールそれぞれにおいて、上下に離間して一対設けられ、該スライダは、上記キャリアプレートの車幅方向内側に配設されるブロック状のスライダ本体と、車幅方向内外から上記ガイドレールを挟む一対の弾性摺動部を有するコ字状であり、上記スライダ本体が、上記キャリアプレートに切り起こし形成された取付け片に、車両前後方向でドア中央側から嵌合されるものであって、該スライダ本体の上記一対の弾性摺動部よりも車幅方向内側に形成された嵌合孔を有しており、上記ガイドレールには、上記ダウンストッパと上記扇状ガイド部との両者をその上下に取付ける取付け片が一体形成され、上記ドア構造はサッシュレスドアであるという構成にて実現した。
この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。
図面は自動車のドア構造を示し、図1はサッシュレスタイプのサイドドア構造を車外側から見た状態で示す外観側面図、図2はドアアウタパネルを取外した状態で示すドア構造の斜視図、図3はドアフレーム構造を車外側から見た状態で示す側面図、図4はウインドレギュレータの構造を車外側から見た状態で示す説明図、図5は図2の構造にアウタハンドル取付けブラケットを設けた状態の要部拡大斜視図、図6は図5のA−A線に沿う要部の矢視断面図、図7は図1のB−B線矢視断面図である。
<ドアフレームの構成>
図3に示すように、ドアフレーム10は、ドア本体の前辺部を形成する前側の縦枠部11と、ドア本体の後辺部を形成する後側の縦枠部12と、ドア本体の上辺部を形成するドアベルトライン構成部材としてのベルトラインレインフォースメントインナ13と、ドア本体の下辺部を形成する連結部材14と、を備えている。
上述の前後の各縦枠部11,12は、軽金属または軽合金製の鋳造部材にて形成されている。この実施例では、これら両縦枠部11,12はアルミダイカストにより形成されている。
また、上述のベルトラインレインフォースメントインナ13および連結部材14は、軽金属または軽合金製の押出し成形部材にて構成されている。
そして、サイドドア前部を形成する前側の縦枠部11の上部と、サイドドア後部を形成する後側の縦枠部12の上部とを、上述のベルトラインレインフォースメントインナ13で、車両前後方向に連結すると共に、前側の縦枠部11の下部と、後側の縦枠部12の下部とを、上述の連結部材14で、車両前後方向に連結している。
図3に示すように、前側の縦枠部11の上部には、後述するベルトラインレインフォースメントアウタ23(図2参照)の前部を取付ける複数のボス部15,15を車両前後方向に離間して一体形成すると共に、同縦枠部11の上下方向中間部には、後述するインパクトバー24(図2参照)の前部を取付ける複数のボス部16,16を車両前後方向に離間して一体形成している。
また、図3に示すように、前側の縦枠部11の前端部上下両位置には、ドアヒンジブラケット17,18を取付けている。
図3に示すように、後側の縦枠部12の上部には、後述するベルトラインレインフォースメントアウタ23(図2参照)の後部を取付ける複数のボス部19,19を車両前後方向に離間して一体形成すると共に、同縦枠部12の上下方向中間部には、後述するインパクトバー24(図2参照)の後部を取付ける複数のボス部20,20を車両前後方向に離間して一体形成している。
また、図3に示すように、後側の縦枠部12において、上部のボス部19と上下方向中間部のボス部20との間には、後述するアウタハンドル取付けブラケット25(図5参照)の後部を固定する複数のボス部21,21を上下方向に離間して一体形成すると共に、ラッチ機構配設部と対応するようにストライカ係合溝22が開口形成されている。
図2,図3に示すように、上述のボス部15,19には、ドアベルトライン構成部材としてのベルトラインレインフォースメントアウタ23が取付けられている。このベルトラインレインフォースメントアウタ23は、上述のベルトラインレインフォースメントインナ13と同様に、軽金属または軽合金製の押出し成形部材にて構成されている。
図2,図3に示すように、上述のボス部16,20にはインパクトバー24が取付けられている。図2に示すように、このインパクトバー24は車両前後方向に延びると共に、該インパクトバー24の前端部がその後端部に対して高くなるように傾斜状に取付けられている。また、該インパクトバー24は、軽金属または軽合金製の押出し成形部材にて構成されている。
上述のベルトラインレインフォースメントアウタ23の後部には、次に述べるアウタハンドル取付けブラケット25(図5参照)を固定するための複数の取付け部23a,23bが形成されている。このベルトラインレインフォースメントアウタ23は、後側の縦枠部12の上部から前方に延びるレインフォースメントである。
そして、上述の後側の縦枠部12の上部とベルトラインレインフォースメントアウタ23後部との間のコーナ部には、図5に示すように、ラッチ機構(ラッチ機構配設部に対応するストライカ係合溝22参照)を車幅方向外側かつ上方から覆うパネル状のアウタハンドル取付けブラケット25が設けられている。
<アウタハンドル取付けブラケットの構成>
上述のアウタハンドル取付けブラケット25は、図2,図3で示した縦枠部12の複数のボス部21,21とベルトラインレインフォースメントアウタ23の取付け部23a,23bとに取付け固定されている。
図6,図7に示すように、上述のアウタハンドル取付けブラケット25には、ドアアウタパネル26をその内側で支持したアウタハンドルベース27の内端部が当接固定されている。
図5に示すように、上述のアウタハンドル取付けブラケット25は、ほぼ逆向き台形状に形成されており、後側の縦枠部12上部とベルトラインレインフォースメントアウタ23後部との間のコーナ部において車両前後方向に延びると共に、図6に示すように、正面視でその下部が車幅方向外側に位置するように傾斜配置されている。
詳しくは、該アウタハンドル取付けブラケット25は、図6に示すように、正面視でその上端25aが下端25bに対して車幅方向内側に位置し、下端25bが上端25aに対して車幅方向外側に位置するように傾斜配置されている。
このように、後側の縦枠部12上部とベルトラインレインフォースメントアウタ23後部との間のコーナ部に、アウタハンドル取付けブラケット25を設け、該アウタハンドル取付けブラケット25を、正面視でその下部が車幅方向外側に位置するよう傾斜配置することで、上記コーナ部の上下方向および車幅方向の強度向上を図り、かつ、ドアアウタハンドル28(図1,図7参照)の支持剛性向上と衝突強度の向上を図ると共に、上述のアウタハンドル取付け部25が、ラッチ機構を車幅方向外側かつ上方から覆うことで、コーナ部の強度向上と相俟って、盗難防止効果を確保するように構成したものである。
図5に示すように、上述のアウタハンドル取付けブラケット25は、ブラケット本体25cの前部および下部に連続して延びるフランジ部25dを有し、ブラケット本体25cの後上および後下に取付け座となる凹部25e,25fを有するもので、上述のフランジ部25dの上端部に形成された締結部25gと、凹部25e,25fに形成された締結部25h,25hとが、取付け部23a、ボス部21,21に締結固定されている。
図5,図6に示すように、上述のアウタハンドル取付けブラケット25のブラケット本体25cには、車両前後方向に延びる稜線X1,X2が平行に形成されると共に、この稜線X1,X2の一部には脆弱部としての開口部29が形成されている。
この実施例では、該開口部29はキーシリンダ配設用として用いるものである。
上述の稜線X1,X2によりアウタハンドル取付けブラケット25の車両前後方向の剛性および荷重伝達性能の向上を図りつつ、アウタハンドル取付けブラケット25とベルトラインレインフォースメントアウタ23との連結部分に過度の応力が集中することを、上述の開口部29にて、防止するよう構成したものである。
<ベルトラインレインフォースメントアウタとその周辺構造>
図6に示すように、ベルトラインレインフォースメントアウタ23は、押出し成形にて形成された閉断面23cと、ドアウインドガラス30の車幅方向外側面と対向して外側下方に延びる内側側面部23dと、この内側側面部23dの下部から外側下方に延びる下側リブ23eと、上述の内側側面部23dの上部から上方に延びる上側リブ23fと、を備えており、図5に示すように、上述の下側リブ23eにアウタハンドル取付けブラケット25が取付けられている。
上述のベルトラインレインフォースメントアウタ23の内側側面23dと下側リブ23eとを、外側下方に斜め方向に延ばし、当該ベルトラインレインフォースメントアウタ23の上下方向、車幅方向の変形を抑制するように構成したものである。
図6に示すように、上述の上側リブ23fには、合成樹脂製のドアアウタパネル26におけるリブ26aに形成された係合凹部26bを係合することで、ベルトラインレインフォースメントアウタ23にドアアウタパネル26の上部を係合固定している。
ドアアウタパネル26の荷重はベルトラインレインフォースメントアウタ23の各要素23f,23d,23eおよび図5で示した締結部25gを介してアウタハンドル取付けブラケット25に伝達され、荷重分散される。この荷重分散された荷重は縦枠材12に伝達される。
また、上述のベルトラインレインフォースメントアウタ23とアウタハンドル取付けブラケット25との両者で、外側下方に斜め方向に延びる比較的長い略直線状の構造体が形成されており、これにより上下方向および車幅方向の剛性を高めるように構成している。
一般に、サイドドア上部はデザインの関係上、狭小に形成されていて、その車幅方向の剛性が確保しにくいので、上下方向には上側リブ23fを延ばして剛性を確保し、かつ充分な車幅方向剛性を確保するために、ベルトラインレインフォースメントアウタ23とアウタハンドル取付けブラケット25との両者を、図6に示すように、外側下方に延びるよう傾斜状に配設し、これら両者23,25の傾斜配設により、当該両者23,25の内側にラッチ機構のリンク等を格納する充分なスペースを確保すると共に、アウタハンドル取付けブラケット25がプロテクタとしての機能をも発揮するよう構成したものである。
<ウインドレギュレータの構成>
次に、図4を参照してドアウインドガラス30を昇降するウインドレギュレータ40の構成について説明する。
図4に示すように、ウインドレギュレータ40は、車両前後方向を基準とする前後一対のガイドレール31,32と、これら一対のガイドレール31,32に沿って摺動すると共に、ドアウインドガラス30が取付け支持された前後一対のキャリアプレート33,33と、一対の両ガイドレール31,32の上下両端部に設けられた巻掛け部34,35,36,37と、これらの各巻掛け部34〜37にたすき掛けされ、当該巻掛け部34,35,36,37で方向が転換されるガイドワイヤ38と、このガイドワイヤ38を駆動するアクチュエータ39と、を備えている。
図4に示すように、前側のガイドレール31の車両前後方向後側には、上下方向に離間して複数の取付け片31a,31b,31c,31dが一体形成されており、これらの各取付け片31a〜32dがモジュールプレート41(図6,図7参照)に取付けられている。
同様に、図4に示すように、後側のガイドレール32の車両前後方向前側にも、上下方向に離間して複数の取付け片32a,32b,32c,32dが一体形成されており、これらの各取付け片32a〜32dがモジュールプレート41(図6,図7参照)に取付けられている。
図4,図7に示すように、前側のキャリアプレート33の前上とドアウインドガラス30の取付け構造は、後側のキャリアプレート33の後上とドアウインドガラス30の取付け構造と同様であって、キャリアプレート33とドアウインドガラス30とは、図7に示すように、内外一対のブッシュ42と、内外一対のリテーナ43と、ボルト44およびナット45から成る支持部材46にて、共締め固定されている。
図4に示すように、前側のキャリアプレート33と後側のキャリアプレート33とを前後方向に連結する連結ブラケット47を設けている。
図4に示すように、前側のキャリアプレート33の後下とドアウインドガラス30と連結ブラケット47前部との取付け構造は、後側のキャリアプレート33の前下とドアウインドガラス30と連結ブラケット47後部との取付け構造と同様であって、キャリアプレート33、ドアウインドガラス30、連結ブラケット47の三者は、支持部材46と同等構造の別の支持部材48にて、共締め固定されている。
上述のガイドワイヤ38は、アウタチューブ38aとインナワイヤ38bとを有しており、上述の連結ブラケット47の前後両端のクランプ部47a,47bでインナワイヤ38bをクランプ(clamp)している。
また、上述のアクチュエータ39は、電流値がしきい値を超えた時、ドアウインドガラス30の上限位置、下限位置および噛込みを検知する電流センサが内蔵されたモータ49を備えている。
図4に示すように、上述の各巻掛け部34〜37のうちドアウインドガラス30上昇時におけるリリース側の巻掛け部、すなわち、前側のガイドレール31の下端部に設けられた巻掛け部35が、下方に凸の扇状ガイド部50とされ、巻掛け部35以外の他の全ての巻掛け部34,36,37がプーリ51(いわゆる滑車)とされている。
図8はスライダの斜視図、図9の(a)は押当て部材、受部材、ドアベルトライン構成部材(ベルトラインレインフォースメントインナ)の分解図、図9の(b)は図9の(a)のC−C線矢視断面図、図10は扇状ガイド部材およびダウンストッパの取付け構造を示す説明図である。
図4,図10に示すように、上述の扇状ガイド部50の上方部には、ドアウインドガラス30の下降位置を規制するダウンストッパ52が設けられている。このダウンストッパ52は、ゴムやエラストマ等の弾性部材にて形成される。
図4にドアウインドガラス30の上昇時におけるガイドワイヤ38の動きを矢印で示すように、前後一対のガイドレール31,32の下端部の各巻掛け部35,37がリリース(release)側となるが、この実施例では前側のガイドレール31の下端部の巻掛け部35を、下方に凸の扇状ガイド部50としている。
このように、ドアウインドガラス30上昇時におけるリリース側の巻掛け部35を、扇状ガイド部50として、この扇状ガイド部50の上方部に、図10に示すように、ダウンストッパ52を設けることで、巻掛け部35を用いてダウンストッパ52をコンパクトに配置し、通常時のドアウインドガラス30の昇降性と、コンパクト化との両立を図りつつ、下降規制強度の確保を図るように構成したものである。
ここで、上述の扇状ガイド部50は、ガイドワイヤ38と摺接するガイド溝(凹溝部50a)を有し、潤滑性が高いものであり、潤滑性を高めるべく、フッ素やワックス等の潤滑剤を含む樹脂、あるいは潤滑材がコーティングや塗布、含浸されたものが好ましい。
また、扇状ガイド部50は、ドアウインドガラス30の上昇時に各巻き掛け部の中で最もリリース側に位置し、最も負荷が低い一方、ドアウインドガラス30の下降時に、各巻き掛け部の中で最もリード側に位置し、最も高負荷になるが、下降時はガラス30の自重により負荷が小さいため、摺接するガイド部であっても、ガイドワイヤ38に対する摺動抵抗の上昇を抑えて円滑にドアウインドガラス30を下降させることができ、扇状ガイド部50の耐久性も確保できる。
図4,図7,図8に示すように、キャリアプレート33には上述のガイドレール31,32に摺動するスライダ53,54が設けられている。前側のガイドレール31に摺動するスライダ53の構造およびその支持構造と、後側のガイドレール32に摺動するスライダ54の構造およびその支持構造は、略対称であるから、ここでは、後側のスライダ54とその支持構造について説明する。
<スライダとその支持構造>
図8に示すように、このスライダ54はブロック形状のスライダ本体54aと、このスライダ本体54aの車幅方向中間部に形成されガイドレール32に摺動して上下方向に延びる内外一対の弾性摺動部54b,54bと、内外一対の弾性摺動部54b,54bの車幅方向内側および車幅方向外側に形成された空間部54c,54cと、該空間部54c,54cを形成する縦壁54d,54dの上下方向中間部から弾性摺動部54b,54b側に向けて延びるストッパ部54e,54eと、スライダ本体54aの車幅方向内側に形成され、キャリアプレート33に切起こし形成された取付け片33a(図7参照)に嵌合される嵌合孔54fと、を一体形成したものである。
このスライダ54は、図7,図8に示すように、嵌合孔54fを取付け片33aに嵌合固定すると共に、一対の弾性摺動部54b,54b間にガイドレール32の後縁部を摺動可能に挟持するよう構成している。
この実施例では、片側のキャリアプレート33,33に対して、上下方向に離間して合計2つのスライダ53,53およびスライダ54,54を設けている。
図4に示すように、前側のスライダ53は、前側のガイドレール31に対して前側外方から嵌合されており、後側のスライダ54は、後側のガイドレール32に対して後側外方から嵌合されている。
このように、各スライダ53,54を前後外方からガイドレール31,32に嵌合することで、ドアウインドガラス30を前後方向に確実に位置決めし、前側のガイドレール31に嵌合されたスライダ53よりも内側(つまり前後方向の後側)にダウンストッパ52をコンパクトに配置するよう構成したものである。
図10に示すように、前側のガイドレール31の下端部には、上述のダウンストッパ52と扇状ガイド部50との両者をその上下に取付ける取付け片55が切起し手段にて一体形成されている。そして、該取付け片55の上部にダウンストッパ52を取付け、取付け片55の下部に扇状ガイド部50を取付けている。ここで、上述の扇状ガイド部50の周面には、ガイドワイヤ38を案内する凹溝部50aが形成されている。
上述のダウンストッパ52と扇状ガイド部50とを取付ける取付け片55を、ガイドレール31に一体形成することで、部品点数の増加を抑制するように構成している。
<ガラス仮支持部の構成>
ところで、図4に示すように、連結ブラケット47の前後方向中間位置には、枢支部56を支点として揺動可能なガラス仮支持部57を設けている。このガラス仮支持部57はその上部にドアウインドガラス30の下端を配置する凹部が一体形成されている。
ガラス仮支持部57の該凹部にドアウインドガラス30の下端を配置し、かつ、支持部材48を未締結と成した状態で、ウインドレギュレータ40を駆動し、ドアウインドガラス30の上端部をボディ側のルーフサイドレール部およびフロントピラー部に当接させ、枢支部56を支点として揺動するガラス仮支持部57を介してドアウインドガラス30を位置決めした後に、未締結の支持部材48を締結すると、ガラス閉位置においてキャリアプレート33を適正な位置に容易に位置決め固定することができる。
つまり、連結ブラケット47の前後方向中間部でドアウインドガラス30を仮支持し、車体組付け後のガラス閉位置においてドアウインドガラス30およびキャリアプレート33を容易に適正位置に位置決めし得るように構成しているので、特に、サッシュレスのサイドドアに対して有効となる。
<アップストッパとその周辺構造>
次に、図6,図9を参照して、ドアウインドガラス30の上限位置を規制するアップストッパと、その周辺構造について説明する。
図6に示すように、アップストッパ60は、ガラス側の下側部材としてキャリアプレート33にビス61を用いて固定された押当て部材62と、ドア側の上側部材としてベルトラインレインフォースメントインナ13にボルト63を用いて前後方向に移動調節可能に取付けられた受部材64との両者62,64から構成されている。
下側部材(押当て部材62)と上側部材(受部材64)との何れか一方には凸部を形成し、何れか他方には凹部を形成するが、この実施例では、下側部材である押当て部材62に楔形状(具体的には、上下方向に細長い台形状)の凸部62aを一体形成し、上側部材である受部材64には、上記楔形状に対応する凹部64aを形成している。
図9の(b)に示すように、受部材64には、平面断面視で車幅方向内外に傾斜した当接面64b,64cが設けられている。同図に示すように、この実施例では、上述の当接面64b,64cはその前部が相対的にベルトラインレインフォースメントインナ13に近く、その後部がベルトラインレインフォースメントインナ13から相対的に遠くなるよう車幅方向内外に傾斜している。
また、図6,図9に示すように、上述の受部材64はドアベルトライン構成部材としてのベルトラインレインフォースメントインナ13のリブ(詳しくは、上向きリブ13aと横リブ13b)に対して水平方向(つまり車両の前後方向)にスライド可能に支持されている。
これにより、上側部材である受部材64をベルトラインレインフォースメントインナ13のリブ13a,13bに対して水平方向にスライドさせるだけで、ドアウインドガラス30の車幅方向の位置調整ができ、当該位置調整の容易化を図ることができ、また受部材64と押当て部材62とが凹凸嵌合することで、ドアウインドガラス30の上限位置が規制でき、この上限位置と上述の車幅方向位置とが適切になることで、当該ドアウインドガラス30の吸出し防止性能を確保するように構成している。
つまり、上述のアップストッパ60によりドアウインドガラス30の上限位置が規制できて、その上がり過ぎを防止することができると共に、車幅方向の位置決めをも行なうことができるので、通常走行時のドアウインドガラス30の振動防止と、高速走行時の負圧に起因するドアウインドガラス30の吸出し防止との両立を図ることができる。
因に、従来構造においては、ドアウインドガラスの車幅方向の位置決めを行なう部材は、アップストッパとは他に別途設けられるが、この実施例では、アップストッパ60によりドアウインドガラス30の上限位置規制と車幅方向の位置決めとを行なうことができる。
上述の受部材64には、ベルトラインレインフォースメントインナ13のガラスの面13cに沿う部位に当接面64bが形成されており、この当接面64bが上方かつドアウインドガラス30側へ向けて傾斜している。
これにより、ドアウインドガラス30の上限位置規制時において、押当て部材62の凸部62aが受部材64の凹部64aに嵌入された際の位置決め荷重を、上述のベルトラインレインフォースメントインナ13で受止めて、ドアウインドガラス30を強固に支持すべく構成している。
ここで、上述のベルトラインレインフォースメントインナ13は、既述したように軽金属または軽合金の押出し成形部材にて形成されており、このベルトラインレインフォースメントインナ13は、閉断面13dと、この閉断面13dを囲繞する上片13e、下片13f、外片13g、内片13hの四辺と、上片13eの延長線上においてガラス側に突出する上述の横リブ13bと、外片13gの延長線上において上方に突出する上述の上向きリブ13aと、外片13gと下片13fの連結コーナ部近傍から下方に延びる下向きリブ13iと、を一体形成したものである。
図9の(a)に示すように、上述の受部材64には、凹部64aの他に、上述の横リブ13bを嵌合する嵌合凹部64dと、上述の上向きリブ13aを遊嵌する下向きの溝部64eとが形成されている。つまり、ドア側の受部材64は上述の各リブ13a,13bに嵌合する断面形状に形成されている。
そして、上述の受部材64において上向きリブ13aのドアウインドガラス30と反対の側、すなわち、車幅方向内側には締結部64fが形成されており、該締結部64f(特に、ボルト63参照)をサイドドアの外側であるドア閉時の車室側から操作可能とし、ドアウインドガラス30の位置調整作業の容易化を図るように構成したものである。
なお、図中、矢印Fは車両前方を示し、矢印Rは車両後方を示し、矢印INは車幅方向の内方を示し、矢印OUTは車幅方向の外方を示す。
このように、上記実施例の自動車のドア構造は、車両前後方向を基準とする前後一対のガイドレール31,32と、上記ガイドレール31,32に沿って摺動すると共に、ドアウインドガラス30が取付け支持された前後一対のキャリアプレート33,33と、上記一対の両ガイドレール31,32の上下端部に設けられた巻掛け部34〜37と、上記各巻掛け部34〜37にたすき掛けされ、当該巻掛け部34〜37で方向が転換されるガイドワイヤ38と、上記ガイドワイヤ38を駆動するアクチュエータ39とを備えたウインドレギュレータ40を有する自動車のドア構造であって、ドアウインドガラス30上昇時におけるリリース側の巻掛け部35が、下方に凸の扇状ガイド部50とされ、他の各巻掛け部34,36,37がプーリ51とされ、上記扇状ガイド部50の上方部に、上記ドアウインドガラス30の下降位置を規制するダウンストッパ52が設けられたものである(図4,図10参照)。
この構成によれば、ドアウインドガラス30上昇時における各巻掛け部の中で最も負荷の低いリリース側の巻掛け部35を、扇状ガイド部50とし、この扇状ガイド部50の上方部に上述のダウンストッパ52を設けたので、巻掛け部35を用いてダウンストッパ52をコンパクトに配置することができ、通常時のドアウインドガラス30の昇降性と、コンパクト化とを両立しつつ、下降規制強度の確保を図ることができる。
なお、上記アクチュエータ39としては、電流値がしきい値を超えた時、ドアウインドガラス30の上限、下限位置および噛込みを検知する電流センサが内蔵されたモータ49を有するものが好ましい。
この発明の一実施形態においては、上記キャリアプレート33には上記ガイドレール31,32に摺動するスライダ53,54が設けられており、上記スライダ53,54は、前側のガイドレール31に対して前側外方から嵌合されると共に、後側のガイドレール32に対して後側外方から嵌合されるものである(図4参照)。
この構成によれば、スライダ53,54を前後外方からガイドレール31,32に嵌合するので、ドアウインドガラス30を前後方向に確実に位置決めすることができると共に、前側のガイドレール31に嵌合されたスライダ53よりも内側(前後方向の後側)にダウンストッパ52をコンパクトに配置することができる。
この発明の一実施形態においては、上記ガイドレール31には、上記ダウンストッパ52と上記扇状ガイド部50との両者をその上下に取付ける取付け片55が一体形成されたものである(図10参照)。
この構成によれば、ダウンストッパ52と扇状ガイド部50とを取付ける取付け片55が、ガイドレール31に一体形成されているので、部品点数の増加を抑制することができる。
上記実施例においては、自動車のドア構造としてサッシュレスタイプのサイドドア(フロントドア)構造を例示したが、これはリヤドアに適用してもよく、サッシュを有するタイプのドア構造に本発明を適用してもよい。
以上説明したように、本発明は、前後一対のガイドレールと、上記ガイドレールに沿って摺動すると共に、ドアウインドガラスが取付け支持された前後一対のキャリアプレートと、上記一対の両ガイドレールの上下端部に設けられた巻掛け部と、上記各巻掛け部にたすき掛けされ、当該巻掛け部で方向が転換されるガイドワイヤと、上記ガイドワイヤを駆動するアクチュエータとを備えたウインドレギュレータを有する自動車のドア構造について有用である。
30…ドアウインドガラス
31,32…ガイドレール
33…キャリアプレート
33a…取付け片
34〜37…巻掛け部
38…ガイドワイヤ
39…アクチュエータ
40…ウインドレギュレータ
50…扇状ガイド部
51…プーリ
52…ダウンストッパ
53,54…スライダ
54a…スライダ本体
54b…弾性摺動部
54f…嵌合孔
55…取付け片

Claims (1)

  1. 車両前後方向を基準とする前後一対のガイドレールと、
    上記ガイドレールに沿って摺動すると共に、ドアウインドガラスが取付け支持された前後一対のキャリアプレートと、
    上記一対の両ガイドレールの上下端部に設けられた巻掛け部と、
    上記各巻掛け部にたすき掛けされ、当該巻掛け部で方向が転換されるガイドワイヤと、
    上記ガイドワイヤを駆動するアクチュエータとを備えたウインドレギュレータを有する自動車のドア構造であって、
    ドアウインドガラス上昇時におけるリリース側の巻掛け部が、下方に凸の扇状ガイド部とされ、
    他の各巻掛け部がプーリとされ、
    上記扇状ガイド部の上方部に、上記ドアウインドガラスの下降位置を規制するダウンストッパが設けられ
    上記キャリアプレートには上記ガイドレールに摺動するスライダが設けられており、
    上記スライダは、前側のガイドレールに対して前側外方から嵌合されると共に、後側のガイドレールに対して後側外方から嵌合され、
    上記スライダが、前側と後側のガイドレールそれぞれにおいて、上下に離間して一対設けられ、該スライダは、上記キャリアプレートの車幅方向内側に配設されるブロック状のスライダ本体と、車幅方向内外から上記ガイドレールを挟む一対の弾性摺動部を有するコ字状であり、
    上記スライダ本体が、上記キャリアプレートに切り起こし形成された取付け片に、車両前後方向でドア中央側から嵌合されるものであって、該スライダ本体の上記一対の弾性摺動部よりも車幅方向内側に形成された嵌合孔を有しており、
    上記ガイドレールには、上記ダウンストッパと上記扇状ガイド部との両者をその上下に取付ける取付け片が一体形成され、
    上記ドア構造はサッシュレスドアであることを特徴とする
    動車のドア構造。
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