JP2012025741A - 有害節足動物防除組成物および複素環化合物 - Google Patents

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Abstract

【課題】有害節足動物に対して優れた防除効力を有する組成物を提供する。
【解決手段】式(1)
Figure 2012025741

〔式中、A1およびA2は=CH−、窒素等を表し、R1はハロゲン等を表し、R2は水素等を表し、R3およびR4は置換されていてもよいC1−C4鎖式炭化水素基等を表し、R5は水素等を表し、nは0または1を表す。〕で示される複素環化合物を有効成分として含有する有害節足動物防除粗製物は優れた有害節足動物防除効力を有する。
【選択図】なし

Description

本発明は、有害節足動物防除組成物および複素環化合物に関する。
特許文献1にはベンゾフラン化合物が医薬化合物の製造中間体として記載されている。特許文献2には医薬化合物としてのベンゾフラン化合物およびその製造法が記載されている。
特開昭58−4781号公報 英国公開特許1,041,525号公報
本発明は、有害節足動物に対して優れた防除効力を有する組成物を提供することを課題とする。
本発明者等は上記の課題を解決すべく鋭意検討した結果、下記式(1)で示される複素環化合物が有害節足動物に対して優れた防除効力を有することを見出し、本発明に至った。
本発明は、以下のものである。
[1] 式(1)
Figure 2012025741
[式中、
1及びA2は同一または相異なり、窒素または=C(R6)−を表し、
1は、群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC1−C6鎖式炭化水素基、群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC3−C6脂環式炭化水素基、群Yより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいフェニル基、群Yより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよい5員複素環基、群Yより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよい6員複素環基、−OR7、−S(O)m7、−NR78、−NR7C(O)R9、−NR7CO210、−C(O)R11、−C(NOR7)R11、−CO211、−CONR78、−CONR11NR1213、シアノ基、ニトロ基、ハロゲンまたは水素を表し、
2は、群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC1−C6鎖式炭化水素基、−OR7、−S(O)m7、−NR78、ハロゲンまたは水素を表し、
3及びR4は同一または相異なり、群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC1−C4鎖式炭化水素基、群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC3−C6脂環式炭化水素基、−OR14、−S(O)m14、ハロゲンまたは水素を表すか(但し、R3およびR4のいずれか一方は、群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC1−C4鎖式炭化水素基、群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC3−C6脂環式炭化水素基、−OR14または−S(O)m14である。)、あるいは、R3とR4とが結合してR3およびR4が結合する原子と共に、群Zより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよい5員環もしくは6員環を形成してもよく、
5は少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C3アルキル基または水素を表し、
6は少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C3アルキル基、ハロゲンまたは水素を表し、
7及びR8は同一または相異なり、群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC1−C6鎖式炭化水素基、群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC4−C7シクロアルキルメチル基、群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC3−C6脂環式炭化水素基、群Yより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいフェニル基、群Yより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいベンジル基、群Yより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよい5員複素環基、群Yより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよい6員複素環基または水素を表し(但し、−S(O)m7におけるmが1または2である場合は、R7は水素ではない。)、
9は、群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC1−C6鎖式炭化水素基、群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC3−C6脂環式炭化水素基、群Yより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいフェニル基を表し、
10は少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基を表し、
11は少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基または水素を表し、
12およびR13は同一または相異なり、少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基、C2−C4アルコキシカルボニル基または水素を表し、
14は群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC1−C4鎖式炭化水素基を表し、
mは0、1または2を表し、
nは0または1を表す。
群X:少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルコキシ基及びハロゲンからなる群。
群Y:少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基、少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルコキシ基、シアノ基、ニトロ基及びハロゲンからなる群:
群Z:少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C3アルキル基及びハロゲンからなる群。]
で示される複素環化合物を有効成分として含有する有害節足動物防除組成物。
[2] 式(1)で示される複素環化合物が、R6が水素の複素環化合物である[1]記載の有害節足動物防除組成物。
[3] 式(1)で示される複素環化合物が、R2が水素の複素環化合物である[1]又は[2]記載の有害節足動物防除組成物。
[4] 式(1)で示される複素環化合物が、R5が水素の複素環化合物である[1]〜[3]のいずれか一項記載の有害節足動物防除組成物。
[5] 式(1)で示される複素環化合物が、R1が群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC1−C6鎖式炭化水素基、−OR7、−S(O)m7、−NR78、−NR7C(O)R9、−NR7CO210、−C(O)R11、−C(NOR7)R11、−CO211、−CONR78、−CONR11NR1213、シアノ基、ニトロ基、ハロゲンまたは水素であり、
7及びR8が同一または相異なり、群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC1−C6鎖式炭化水素基または水素であり(但し、−S(O)m7におけるmが1または2である場合は、R7は群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC1−C6鎖式炭化水素基を表す。)、R9が群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC1−C6鎖式炭化水素基の複素環化合物である[1]〜[4]のいずれか一項記載の有害節足動物防除組成物。
[6] 式(1)で示される複素環化合物が、R1が群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC1−C6鎖式炭化水素基、−OR7、−S(O)m7、−NR78、ハロゲンまたは水素であり、
7が群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC1−C6鎖式炭化水素基であり、
8が群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC1−C6鎖式炭化水素基または水素の複素環化合物である[1]〜[4]のいずれか一項記載の有害節足動物防除組成物。
[7] 式(1)
Figure 2012025741
[式中、
1及びA2は同一または相異なり、窒素または=C(R6)−を表し、
1は、群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC1−C6鎖式炭化水素基、群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC3−C6脂環式炭化水素基、群Yより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいフェニル基、群Yより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよい5員複素環基、群Yより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよい6員複素環基、−OR7、−S(O)m7、−NR78、−NR7C(O)R9、−NR7CO210、−C(O)R11、−C(NOR7)R11、−CO211、−CONR78、−CONR11NR1213、シアノ基、ニトロ基、ハロゲンまたは水素を表し、
2は、群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC1−C6鎖式炭化水素基、−OR7、−S(O)m7、−NR78、ハロゲンまたは水素を表し、
3及びR4は同一または相異なり、群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC1−C4鎖式炭化水素基、群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC3−C6脂環式炭化水素基、−OR14、−S(O)m14、ハロゲンまたは水素を表すか(但し、R3およびR4のいずれか一方は、群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC1−C4鎖式炭化水素基、群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC3−C6脂環式炭化水素基、−OR14または−S(O)m14である。)、あるいは、R3とR4とが結合してR3およびR4が結合する原子と共に、群Zより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよい5員環もしくは6員環を形成してもよく、
5は少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C3アルキル基または水素を表し、
6は少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C3アルキル基、ハロゲンまたは水素を表し、
7及びR8は同一または相異なり、群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC1−C6鎖式炭化水素基、群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC4−C7シクロアルキルメチル基、群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC3−C6脂環式炭化水素基、群Yより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいフェニル基、群Yより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいベンジル基、群Yより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよい5員複素環基、群Yより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよい6員複素環基または水素を表し(但し、−S(O)m7におけるmが1または2である場合は、R7は水素ではない。)、
9は、群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC1−C6鎖式炭化水素基、群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC3−C6脂環式炭化水素基、群Yより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいフェニル基を表し、
10は少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基を表し、
11は少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基または水素を表し、
12およびR13は同一または相異なり、少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基、C2−C4アルコキシカルボニル基または水素を表し、
14は群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC1−C4鎖式炭化水素基を表し、
mは0、1または2を表し、
nは0または1を表す。
群X:少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルコキシ基及びハロゲンからなる群。
群Y:少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基、少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルコキシ基、シアノ基、ニトロ基及びハロゲンからなる群:
群Z:少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C3アルキル基及びハロゲンからなる群。]
で示される複素環化合物の有効量を有害節足動物又は有害節足動物の生息場所に施用する有害節足動物の防除方法。
[8] 式(1)で示される複素環化合物が、R6が水素の複素環化合物である[7]記載の有害節足動物防除方法。
[9] 式(1)で示される複素環化合物が、R2が水素の複素環化合物である[7]または[8]記載の有害節足動物防除方法。
[10] 式(1)で示される複素環化合物が、R5が水素の複素環化合物である[7]〜[9]のいずれか一項記載の有害節足動物防除方法。
[11] 式(1)で示される複素環化合物が、R1が群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC1−C6鎖式炭化水素基、−OR7、−S(O)m7、−NR78、−NR7C(O)R9、−NR7CO210、−C(O)R11、−C(NOR7)R11、−CO211、−CONR78、−CONR11NR1213、シアノ基、ニトロ基、ハロゲンまたは水素であり、
7及びR8が同一または相異なり、群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC1−C6鎖式炭化水素基または水素であり(但し、−S(O)m7におけるmが1または2である場合は、R7は群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC1−C6鎖式炭化水素基を表す。)、R9が群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC1−C6鎖式炭化水素基の複素環化合物である[7]〜[10]のいずれか一項記載の有害節足動物防除方法。
[12] 式(1)で示される複素環化合物が、R1が群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC1−C6鎖式炭化水素基、−OR7、−S(O)m7、−NR78、ハロゲンまたは水素であり、
7が群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC1−C6鎖式炭化水素基であり、
8が群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC1−C6鎖式炭化水素基または水素の複素環化合物である[7]〜[10]のいずれか一項記載の有害節足動物防除方法。
[13] 有害節足動物防除のための式(1)で示される複素環化合物の使用。
Figure 2012025741
[式中、
1及びA2は同一または相異なり、窒素または=C(R6)−を表し、
1は、群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC1−C6鎖式炭化水素基、群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC3−C6脂環式炭化水素基、群Yより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいフェニル基、群Yより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよい5員複素環基、群Yより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよい6員複素環基、−OR7、−S(O)m7、−NR78、−NR7C(O)R9、−NR7CO210、−C(O)R11、−C(NOR7)R11、−CO211、−CONR78、−CONR11NR1213、シアノ基、ニトロ基、ハロゲンまたは水素を表し、
2は、群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC1−C6鎖式炭化水素基、−OR7、−S(O)m7、−NR78、ハロゲンまたは水素を表し、
3及びR4は同一または相異なり、群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC1−C4鎖式炭化水素基、群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC3−C6脂環式炭化水素基、−OR14、−S(O)m14、ハロゲンまたは水素を表すか(但し、R3およびR4のいずれか一方は、群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC1−C4鎖式炭化水素基、群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC3−C6脂環式炭化水素基、−OR14または−S(O)m14である。)、あるいは、R3とR4とが結合してR3およびR4が結合する原子と共に、群Zより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよい5員環もしくは6員環を形成してもよく、
5は少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C3アルキル基または水素を表し、
6は少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C3アルキル基、ハロゲンまたは水素を表し、
7及びR8は同一または相異なり、群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC1−C6鎖式炭化水素基、群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC4−C7シクロアルキルメチル基、群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC3−C6脂環式炭化水素基、群Yより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいフェニル基、群Yより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいベンジル基、群Yより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよい5員複素環基、群Yより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよい6員複素環基または水素を表し(但し、−S(O)m7におけるmが1または2である場合は、R7は水素ではない。)、
9は、群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC1−C6鎖式炭化水素基、群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC3−C6脂環式炭化水素基、群Yより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいフェニル基を表し、
10は少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基を表し、
11は少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基または水素を表し、
12およびR13は同一または相異なり、少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基、C2−C4アルコキシカルボニル基または水素を表し、
14は群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC1−C4鎖式炭化水素基を表し、
mは0、1または2を表し、
nは0または1を表す。
群X:少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルコキシ基及びハロゲンからなる群。
群Y:少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基、少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルコキシ基、シアノ基、ニトロ基及びハロゲンからなる群:
群Z:少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C3アルキル基及びハロゲンからなる群。]
[14] 式(2)
Figure 2012025741
[式中、
1及びA2は同一または相異なり、窒素または=C(R6)−を表し、
1は、群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC1−C6鎖式炭化水素基、群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC3−C6脂環式炭化水素基、群Yより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいフェニル基、群Yより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよい5員複素環基、群Yより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよい6員複素環基、−OR7、−S(O)m7、−NR78、−NR7C(O)R9、−NR7CO210、−C(O)R11、−C(NOR7)R11、−CO211、−CONR78、−CONR11NR1213、シアノ基、ニトロ基またはハロゲンを表し、
2は、群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC1−C6鎖式炭化水素基、−OR7、−S(O)m7、−NR78、ハロゲンまたは水素を表し、
3a及びR4aは同一または相異なり、少なくとも1個のハロゲンで置換されたC1−C4鎖式炭化水素基、−OR14a、−S(O)m14a、ハロゲンまたは水素を表すか(但し、R3aおよびR4aのいずれか一方は、少なくとも1個のハロゲンで置換されたC1−C4鎖式炭化水素基、−OR14aまたは−S(O)m14aである。)、あるいは、R3aとR4aとが結合してR3aおよびR4aが結合する原子と共に少なくとも1個のハロゲンで置換された5員環もしくは6員環を形成してもよく、
5は少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C3アルキル基または水素を表し、
6は少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C3アルキル基、ハロゲンまたは水素を表し、
7及びR8は同一または相異なり、群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC1−C6鎖式炭化水素基、群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC4−C7シクロアルキルメチル基、群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC3−C6脂環式炭化水素基、群Yより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいフェニル基、群Yより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいベンジル基、群Yより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよい5員複素環基、群Yより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよい6員複素環基または水素を表し(但し、−S(O)m7のmが1または2である場合は、R7は水素ではない。)、
9は、群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC1−C6鎖式炭化水素基、群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC3−C6脂環式炭化水素基、群Yより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいフェニル基を表し、
10は少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基を表し、
11は少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基または水素を表し、
12およびR13は同一または相異なり、少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基、C2−C4アルコキシカルボニル基または水素を表し、
14aは少なくとも1個のハロゲンで置換されたC1−C4鎖式炭化水素基を表し、
mは0、1または2を表し、
nは0または1を表す。
群X:少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルコキシ基及びハロゲンからなる群。
群Y:少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基、少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルコキシ基、シアノ基、ニトロ基及びハロゲンからなる群。]
で示される複素環化合物。
[15] R6が水素である[14]記載の複素環化合物。
[16] R2が水素である[14]又は[15]記載の複素環化合物。
[17] R5が水素である[14]〜[16]のいずれか一項記載の複素環化合物。
[18] R1が群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC1−C6鎖式炭化水素基、−OR7、−S(O)m7、−NR78、−NR7C(O)R9、−NR7CO210、−C(O)R11、−C(NOR7)R11、−CO211、−CONR78、−CONR11NR1213、シアノ基、ニトロ基またはハロゲンであり、
7及びR8が同一または相異なり、群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC1−C6鎖式炭化水素基または水素であり(但し、−S(O)m7におけるmが1または2である場合は、R7は群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC1−C6鎖式炭化水素基を表す。)、R9が群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC1−C6鎖式炭化水素基である[14]〜[17]のいずれか一項記載の複素環化合物。
[19] R1が群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC1−C6鎖式炭化水素基、−OR7、−S(O)m7、−NR78またはハロゲンであり、
7が群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC1−C6鎖式炭化水素基であり、
8が群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC1−C6鎖式炭化水素基または水素である[14]〜[17]いずれか一項記載の複素環化合物。

以下、式(1)で示される複素環化合物を「本活性化合物」と記し、[1]の有害節足動物防除組成物を「本発明組成物」と記すことがある。
本発明組成物は通常、本活性化合物と不活性担体とを含有する。
本発明組成物は、有害節足動物に防除活性を有する。
本明細書の記載において用いられる置換基について、例を挙げて以下に説明する。尚、本明細書において、例えば「C4−C7シクロアルキルメチル基」で示される「C4−C7」とは、シクロアルキルメチル基の全体を構成する炭素数が4〜7の範囲であることを意味する。
本活性化合物において「ハロゲン」とはフッ素、塩素、臭素および沃素を意味する。
1で示される「群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC1−C6鎖式炭化水素基」としては、例えばメチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、sec−ブチル基、tert−ブチル基、ペンチル基、2,2−ジメチルプロピル基、3−メチルブチル基、2,3−ジメチルブチル基、3,3−ジメチルブチル基およびヘキシル基等のC1−C6アルキル基;
メトキシメチル基、エトキシメチル基、1−メトキシエチル基およびトリフルオロメチル基等の群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されたC1−C6アルキル基;
ビニル基、1−プロペニル基、2−プロペニル基、イソプロペニル基、2−メチル−1−プロペニル基、1−ブテニル基、2−ブテニル基、3−ブテニル基、1−ペンテニル基および1−ヘキセニル基等のC2−C6アルケニル基;
3,3−ジフルオロ−2−プロペニル基および3−メトキシ−1−プロペニル基等の群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されたC2−C6アルケニル基;
エチニル基、プロパルギル基、1−ブチニル基、2−ブチニル基、3−ブチニル基、3,3−ジメチル−1−ブチニル基、1−ペンチニル基および1−ヘキシニル基等のC2−C6アルキニル基;並びに
3−メトキシ−1−プロピニル基等の群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されたC2−C6アルキニル基が挙げられる。
1で示される「群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC3−C6脂環式炭化水素基」としては、例えばシクロプロピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基およびシクロヘキシル基が挙げられる。
1で示される「群Yより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいフェニル基」としては、例えばフェニル基、2−クロロフェニル基、3−クロロフェニル基、4−クロロフェニル基、2−メチルフェニル基、3−メチルフェニル基、4−メチルフェニル基、2−メトキシフェニル基、3−メトキシフェニル基、4−メトキシフェニル基、2−(トリフルオロメチル)フェニル基、3−(トリフルオロメチル)フェニル基、4−(トリフルオロメチル)フェニル基、2−ニトロフェニル基、3−ニトロフェニル基、4−ニトロフェニル基、2−シアノフェニル基、3−シアノフェニル基および4−シアノフェニル基が挙げられる。
1で示される「群Yより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよい5員複素環基」としては、例えばピロリジン−1−イル基等の5員飽和複素環基;及び
ピラゾール−1−イル基、3−クロロ−ピラゾール−1−イル基、3−ブロモピラゾール−1−イル基、3−ニトロピラゾール−1−イル基、3−メチルピラゾール−1−イル基、3−(トリフルオロメチル)ピラゾール−1−イル基、4−メチルピラゾール−1−イル基、4−クロロピラゾール−1−イル基、4−ブロモピラゾール−1−イル基、4−シアノピラゾール−1−イル基、イミダゾール−1−イル基、4−(トリフルオロメチル)イミダゾール−1−イル基、ピロール−1−イル基、1,2,4−トリアゾール−1−イル基、3−クロロ−1,2,4−トリアゾール−1−イル基、1,2,3,4−テトラゾール−1−イル基、1,2,3,5−テトラゾール−1−イル基、2−フリル基、3−フリル基、2−チエニル基および3−チエニル基等の5員芳香族複素環基が挙げられる。
1で示される「群Yより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよい6員複素環基」としては、
ピペリジル基、モルホリノ基、チオモルホリノ基および4−メチルピペラジン−1−イル基等の6員飽和複素環基;並びに
2−ピリジル基、3−ピリジル基および4−ピリジル基等の6員芳香族複素環基が挙げられる。
2で示される「群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC1−C6鎖式炭化水素基」としては、例えばメチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、sec−ブチル基、tert−ブチル基、ペンチル基、2,2−ジメチルプロピル基、3−メチルブチル基、2,3−ジメチルブチル基、3,3−ジメチルブチル基およびヘキシル基等のC1−C6アルキル基;
メトキシメチル基、エトキシメチル基、1−メトキシエチル基およびトリフルオロメチル基等の群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されたC1−C6アルキル基;
ビニル基、1−プロペニル基、2−プロペニル基、イソプロペニル基、2−メチル−1−プロペニル基、1−ブテニル基、2−ブテニル基、3−ブテニル基、1−ペンテニル基および1−ヘキセニル基等のC2−C6アルケニル基;
3,3−ジフルオロ−2−プロペニル基および3−メトキシ−1−プロペニル基等の群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されたC2−C6アルケニル基;
エチニル基、プロパルギル基、1−ブチニル基、2−ブチニル基、3−ブチニル基、3,3−ジメチル−1−ブチニル基、1−ペンチニル基および1−ヘキシニル基等のC2−C6アルキニル基;並びに
3−メトキシ−1−プロピニル基等の群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されたC2−C6アルキニル基が挙げられる。
3またはR4で示される「群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC1−C4鎖式炭化水素基」としては、例えばメチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、イソブチル基、sec−ブチル基およびtert−ブチル基等のC1−C4アルキル基;
メトキシメチル基、1−メトキシエチル基、1,1−ジフルオロエチル基、トリフルオロメチル基、ペンタフルオロエチル基およびヘプタフルオロイソプロピル基等の群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されたC1−C4アルキル基;
ビニル基、1−プロペニル基、2−プロペニル基、イソプロペニル基、1−メチル−1−プロペニル基および1−メチル−2−プロペニル基等のC2−C4アルケニル基;
群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されたC2−C4アルケニル基;
エチニル基、プロパルギル基および1−メチル−2−プロピニル基等のC2−C4アルキニル基;並びに
群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されたC3−C4アルキニル基が挙げられる。
3またはR4で示されるC3−C6脂環式炭化水素基としては、例えばシクロプロピル基、1−メチルシクロプロピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基、1−メチルシクロペンチル基、1−シクロペンテニル基およびシクロヘキシル基が挙げられる。
5で示される「少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C3アルキル基」としては、例えばメチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基およびトリフルオロメチル基が挙げられる。
6で示される「少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C3アルキル基」としては、例えばメチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基およびトリフルオロメチル基が挙げられる。
7またはR8で示される「群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC1−C6鎖式炭化水素基」としては、例えばメチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、sec−ブチル基、tert−ブチル基、1−メチルブチル基、2−メチルブチル基、3−メチルブチル基、1−エチルプロピル基、1,2−ジメチルプロピル基、2,2−ジメチルプロピル基、ペンチル基、1,2−ジメチルブチル基、2,2−ジメチルブチル基、1,3−ジメチルブチル基、1−メチルペンチル基、2−メチルペンチル基、3−メチルペンチル基、4−メチルペンチル基およびヘキシル基等のC1−C6アルキル基;
2−メトキシエチル基、2−エトキシエチル基、ジフルオロメチル基、トリフルオロメチル基、2,2−ジフルオロエチル基、2,2,2−トリフルオロエチル基、2,2,2−トリクロロエチル基、1−メチル−2,2,2−トリフルオロエチル基、1−メチル−2,2,2−トリクロロエチル基、1,1,2,2−テトラフルオロエチル基、2,2−ジフルオロプロピル基および2,2,3,3−テトラフルオロプロピル基等の群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されたC1−C6アルキル基;
2−プロペニル基、1−メチル−2−プロペニル基、2−メチル−2−プロペニル基、2−ブテニル基、3−ブテニル基、1−メチル−2−ブテニル基および1−メチル−3−ブテニル基等のC3−C6アルケニル基;
3,3−ジクロロ−2−プロペニル基、3,3−ジフルオロ−2−プロペニル基等の群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されたC3−C6アルケニル基;並びに
プロパルギル基、1−メチル−2−プロピニル基、2−ブチニル基、3−ブチニル基、1−メチル−2−ブチニル基および1−メチル−3−ブチニル基等の群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC3−C6アルキニル基が挙げられる。
7またはR8で示されるC4−C7シクロアルキルメチル基としては、例えばシクロプロピルメチル基、シクロブチルメチル基、シクロペンチルメチル基およびシクロヘキシルメチル基が挙げられる。
7またはR8で示されるC3−C6脂環式炭化水素基としては、例えばシクロプロピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基および2−シクロヘキセニル基が挙げられる。
7またはR8で示される「群Yより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいフェニル基」としては、例えばフェニル基、2−クロロフェニル基、3−クロロフェニル基、4−クロロフェニル基、2−メチルフェニル基、3−メチルフェニル基、4−メチルフェニル基、2−メトキシフェニル基、3−メトキシフェニル基、4−メトキシフェニル基、2−(トリフルオロメチル)フェニル基、3−(トリフルオロメチル)フェニル基、4−(トリフルオロメチル)フェニル基、2−シアノフェニル基、3−シアノフェニル基、4−シアノフェニル基、2−ニトロフェニル基、3−ニトロフェニル基および4−ニトロフェニル基が挙げられる。
7またはR8で示される「群Yより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいベンジル基」としては、例えばベンジル基、2−クロロベンジル基、3−クロロベンジル基、4−クロロベンジル基、2−メチルベンジル基、3−メチルベンジル基、4−メチルベンジル基、2−メトキシベンジル基、3−メトキシベンジル基および4−メトキシベンジル基が挙げられる。
7またはR8で示される「5員複素環基」としては、例えば2−チアゾリル基、2−チエニル基および3−チエニル基等の5員芳香族複素環基が挙げられる。
7またはR8で示される「6員複素環基」としては、例えば2−ピリジル基、3−ピリジル基、4−ピリジル基、2−ピリミジニル基および4−ピリミジニル基等の6員芳香族複素環基が挙げられる。
9で示される「群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC1−C6鎖式炭化水素基」としては、例えばメチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、sec−ブチル基、tert−ブチル基、1−メチルブチル基、1−エチルプロピル基、ペンチル基およびヘキシル基等のC1−C6アルキル基;
メトキシメチル基、ジフルオロメチル基、トリフルオロメチル基、トリクロロメチル基、ペンタフルオロエチル基および1,1,2,2−テトラフルオロエチル基等の群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されたC1−C6アルキル基;
ビニル基、1−プロペニル基、2−プロペニル基、イソプロペニル基、2,2−ジメチルエテニル基、1−ブテニル基、2−ブテニル基および3,3,3−トリフルオロ−1−プロペニル基等の群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC2−C6アルケニル基;並びに
プロパルギル基、1−プロピニル基および3,3,3−トリフルオロ−1−プロピニル基等の群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC2−C6アルキニル基が挙げられる。
9で示されるC3−C6脂環式炭化水素基としては、例えばシクロプロピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基およびシクロヘキシル基が挙げられる。
9で示される「群Yより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいフェニル基」としては、例えばフェニル基、2−クロロフェニル基、3−クロロフェニル基、4−クロロフェニル基、2−メチルフェニル基、3−メチルフェニル基、4−メチルフェニル基、2−メトキシフェニル基、3−メトキシフェニル基、4−メトキシフェニル基、2−(トリフルオロメチル)フェニル基、3−(トリフルオロメチル)フェニル基、4−(トリフルオロメチル)フェニル基、2−シアノフェニル基、3−シアノフェニル基、4−シアノフェニル基、2−ニトロフェニル基、3−ニトロフェニル基および4−ニトロフェニル基が挙げられる。
10で示される「少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基」としては、例えばメチル基、エチル基、2,2,2−トリフルオロエチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、sec−ブチル基およびtert−ブチル基が挙げられる。
11で示される「少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基」としては、例えばメチル基、トリフルオロメチル基、トリクロロメチル基、エチル基、2,2,2−トリフルオロエチル基、ペンタフルオロエチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、sec−ブチル基およびtert−ブチル基が挙げられる。
12またはR13で示される「少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基」としては、例えばメチル基、エチル基、2,2,2−トリフルオロエチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、sec−ブチル基およびtert−ブチル基が挙げられる。
12またはR13で示される「C2−C4アルコキシカルボニル基」としては、例えば、メトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基、プロポキシカルボニル基およびイソプロポキシカルボニル基が挙げられる。
14で示される「群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC1−C4鎖式炭化水素基」としては、例えばメチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基およびsec−ブチル基等のC1−C4アルキル基;
ジフルオロメチル基、トリフルオロメチル基、2,2,2−トリフルオロエチル等の群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されたC1−C4アルキル基が挙げられる。
3aまたはR4aで示される「少なくとも1個のハロゲンで置換されたC1−C4鎖式炭化水素基」としては、例えばトリフルオロメチル基、1,1−ジフルオロエチル基、2,2,2−トリフルオロエチル基、ペンタフルオロエチル基およびヘプタフルオロイソプロピル基が挙げられる。
14aで示される「少なくとも1個のハロゲンで置換されたC1−C4鎖式炭化水素基」としては、例えばトリフルオロメチル基、ジフルオロメチル基および2,2,2−トリフルオロエチル基が挙げられる。
本活性化合物としては、例えば、以下の化合物があげられる。
式(1)において、R6が水素である化合物;
式(1)において、R2がハロゲンまたは水素である化合物;
式(1)において、R2が水素である化合物;
式(1)において、R5がメチル基または水素である化合物;
式(1)において、R5が水素である化合物;
式(1)において、R1が群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC3−C6脂環式炭化水素基、群Yより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいフェニル基、群Yより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよい5員複素環基、又は群Yより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよい6員複素環基である化合物;
式(1)において、R1が群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC1−C6鎖式炭化水素基、−OR7、−S(O)m7、−NR78、−NR7C(O)R9、−NR7CO210、−C(O)R11、−C(NOR7)R11、−CO211、−CONR78、−CONR11NR1213、シアノ基、ニトロ基、ハロゲンまたは水素であり、
7およびR8が同一または相異なり、群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC1−C6鎖式炭化水素基または水素であり(但し、−S(O)m7におけるmが1または2である場合は、R7は群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC1−C6鎖式炭化水素基を表す。)、R9が群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC1−C6鎖式炭化水素基である化合物;
式(1)において、R1が群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC1−C6鎖式炭化水素基、−OR7、−S(O)m7、−NR78、−NR7C(O)R9、−NR7CO210、−C(O)R11、−C(NOR7)R11、シアノ基、ニトロ基、ハロゲンまたは水素であり、
7およびR8が同一または相異なり、群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC1−C6鎖式炭化水素基または水素であり(但し、−S(O)m7のmが1または2である場合は、R7は群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC1−C6鎖式炭化水素基を表す。)、R9が群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC1−C6鎖式炭化水素基である化合物;
式(1)において、R1が群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC1−C6鎖式炭化水素基、−OR7、−S(O)m7、−NR78、ハロゲンまたは水素であり、
7が群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC1−C6鎖式炭化水素基であり、
8が群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC1−C6鎖式炭化水素基または水素である化合物;
式(1)において、R1が群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC1−C6鎖式炭化水素基、−OR7、−S(O)m7、ハロゲンまたは水素であり、
7が群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC1−C6鎖式炭化水素基である化合物;
式(1)において、R1が−OR7、−S(O)m7、ハロゲンまたは水素であり、
7が群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC1−C6鎖式炭化水素基であり、
mが0である化合物;
式(1)において、R3およびR4のいずれか一方が、群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC1−C4鎖式炭化水素基、−OR14又は−S(O)m14、である化合物;
式(1)において、R3およびR4のいずれか一方が、少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4鎖式炭化水素基、−OR14又は−S(O)m14、であり、R14が少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4鎖式炭化水素基である化合物;
式(1)において、R3およびR4のいずれか一方が、少なくとも1個のハロゲンで置換されたC1−C4鎖式炭化水素基、−OR14又は−S(O)m14、であり、R14が少なくとも1個のハロゲンで置換されたC1−C4鎖式炭化水素基である化合物;
式(1)において、R3およびR4のいずれか一方が、少なくとも1個のフッ素で置換されたC1−C4鎖式炭化水素基、−OR14又は−S(O)m14であり、R14が少なくとも1個のフッ素で置換されたC1−C4鎖式炭化水素基である化合物;
式(1)において、R3およびR4のいずれか一方が、tert−ブチル基、トリフルオロメチル基、−OR14又は−S(O)m14あり、R14がトリフルオロメチル基である化合物;
式(1)において、R3およびR4のいずれか一方が、トリフルオロメチル基、−OR14又は−S(O)m14あり、R14がトリフルオロメチル基である化合物;
式(1)において、R3が群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC1−C4鎖式炭化水素基、−OR14又は−S(O)m14、である化合物;
式(1)において、R3が少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4鎖式炭化水素基、−OR14又は−S(O)m14、であり、R14が少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4鎖式炭化水素基である化合物;
式(1)において、R3が少なくとも1個のハロゲンで置換されたC1−C4鎖式炭化水素基、−OR14又は−S(O)m14、であり、R14が少なくとも1個のハロゲンで置換されたC1−C4鎖式炭化水素基である化合物;
式(1)において、R3が少なくとも1個のハロゲンで置換されたC1−C4鎖式炭化水素基または−OR14であり、R14が少なくとも1個のハロゲンで置換されたC1−C4鎖式炭化水素基である化合物;
式(1)において、R4が群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC1−C4鎖式炭化水素基、−OR14又は−S(O)m14、である化合物;
式(1)において、R4が少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4鎖式炭化水素基、−OR14又は−S(O)m14、であり、R14が少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4鎖式炭化水素基である化合物;
式(1)において、R4が少なくとも1個のハロゲンで置換されたC1−C4鎖式炭化水素基、−OR14又は−S(O)m14、であり、R14が少なくとも1個のハロゲンで置換されたC1−C4鎖式炭化水素基である化合物;
式(1)において、R4が少なくとも1個のハロゲンで置換されたC1−C4鎖式炭化水素基または−OR14、であり、R14が少なくとも1個のハロゲンで置換されたC1−C4鎖式炭化水素基である化合物;
式(1)において、R3が群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC1−C4鎖式炭化水素基である化合物;
式(1)において、R3が少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4鎖式炭化水素基である化合物;
式(1)において、R3が少なくとも1個のハロゲンで置換されたC1−C4鎖式炭化水素基である化合物;
式(1)において、R3が少なくとも1個のフッ素で置換されたC1−C4鎖式炭化水素基である化合物;
式(1)において、R3がtert−ブチル基またはトリフルオロメチル基である化合物;
式(1)において、R3がトリフルオロメチル基である化合物;
式(1)において、R3がtert−ブチル基である化合物;
式(1)において、R4が群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC1−C4鎖式炭化水素基である化合物;
式(1)において、R4が少なくとも1個のハロゲンで置換されたC1−C4鎖式炭化水素基である化合物;
式(1)において、R4が少なくとも1個のフッ素で置換されたC1−C4鎖式炭化水素基である化合物;
式(1)において、R4がtert−ブチル基またはトリフルオロメチル基である化合物;
式(1)において、R4がトリフルオロメチル基である化合物;
式(1)において、R4がtert−ブチル基である化合物;
式(1)において、R3が−OR14である化合物;
式(1)において、R3が−OR14であり、R14が少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4鎖式炭化水素基である化合物;
式(1)において、R3が−OR14であり、R14が少なくとも1個のハロゲンで置換されたC1−C4鎖式炭化水素基である化合物;
式(1)において、R3が−OR14であり、R14が少なくとも1個のフッ素で置換されたC1−C4鎖式炭化水素基である化合物;
式(1)において、R3が−OR14であり、R14がトリフルオロメチル基である化合物;
式(1)において、R4が−OR14である化合物;
式(1)において、R4が−OR14であり、R14が少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4鎖式炭化水素基である化合物;
式(1)において、R4が−OR14であり、R14が少なくとも1個のハロゲンで置換されたC1−C4鎖式炭化水素基である化合物;
式(1)において、R4が−OR14であり、R14が少なくとも1個のフッ素で置換されたC1−C4鎖式炭化水素基である化合物;
式(1)において、R4が−OR14であり、R14がトリフルオロメチル基である化合物;
式(1)において、R3が群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC1−C4鎖式炭化水素基であり、R4が水素である化合物;
式(1)において、R3が少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4鎖式炭化水素基であり、R4が水素である化合物;
式(1)において、R3が少なくとも1個のハロゲンで置換されたC1−C4鎖式炭化水素基であり、R4が水素である化合物;
式(1)において、R3が少なくとも1個のフッ素で置換されたC1−C4鎖式炭化水素基であり、R4が水素である化合物;
式(1)において、R3が−OR14であり、R14が少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4鎖式炭化水素基であり、R4が水素である化合物;
式(1)において、R3が−OR14であり、R14が少なくとも1個のハロゲンで置換されたC1−C4鎖式炭化水素基であり、R4が水素である化合物;
式(1)において、R3が水素であり、R4が群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC1−C4鎖式炭化水素基である化合物;
式(1)において、R3が水素であり、R4が少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4鎖式炭化水素基である化合物;
式(1)において、R3が水素であり、R4が少なくとも1個のハロゲンで置換されたC1−C4鎖式炭化水素基である化合物;
式(1)において、R3が水素であり、R4が少なくとも1個のフッ素で置換されたC1−C4鎖式炭化水素基である化合物;
式(1)において、R3が水素であり、R4が−OR14であり、R14が少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4鎖式炭化水素基である化合物;
式(1)において、R3が水素であり、R4が−OR14であり、R14が少なくとも1個のハロゲンで置換されたC1−C4鎖式炭化水素基である化合物;
式(1)において、R3がtert−ブチル基またはトリフルオロメチル基であり、R4が水素である化合物;
式(1)において、R3がtert−ブチル基であり、R4が水素である化合物;
式(1)において、R3がトリフルオロメチル基であり、R4が水素である化合物;
式(1)において、R3が−OR14であり、R14がトリフルオロメチル基であり、R4が水素である化合物;
式(1)において、R3が水素であり、R4がtert−ブチル基またはトリフルオロメチル基である化合物;
式(1)において、R3が水素であり、R4がtert−ブチル基である化合物;
式(1)において、R3が水素であり、R4がトリフルオロメチル基である化合物;
式(1)において、R3が水素であり、R4が−OR14であり、R14がトリフルオロメチル基である化合物;
式(1)において、A1が=C(R6)−であり、A2が窒素または=C(R6)−である化合物;
式(1)において、A1が=C(R6)−であり、A2が窒素または=C(R6)−であり、R6が水素である化合物;
式(1)において、A1が窒素であり、A2が=C(R6)−であり、R6が水素である化合物;
式(1)において、A1が=C(R6)−であり、A2が窒素であり、R6が水素である化合物;
式(1)において、A1およびA2が=C(R6)−であり、R6が水素である化合物;
式(1)において、R1が少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基、C2−C4アルケニル基、ピロリジル基、ピペリジル基、モルホリノ基、イミダゾリル基、ピラゾリル基、トリアゾリル基、少なくとも1個のC1−C3アルキル基で置換されたピラゾリル基、少なくとも1個の(少なくとも1個のハロゲンで置換されたC1−C3アルキル基)で置換されたピラゾリル基、フェニル基、ピリジル基、−OR7a(R7aは、少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基、少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC3−C4アルケニル基、C3−C4アルキニル基、ベンジル基またはC4−C7シクロアルキルメチル基を表す。)、−S(O)m7b(R7bは少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基を表す。mは0、1または2を表す。)、−NR7c8a(R7cおよびR8aは同一または相異なり、少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基または水素を表す。)、−NHC(O)R9、ハロゲンまたは水素であり、
2がハロゲンまたは水素であり、
5がメチル基または水素であり、
9が少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基である化合物;
式(1)において、R1が少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基、C2−C4アルケニル基、ピロリジル基、ピペリジル基、モルホリノ基、イミダゾリル基、ピラゾリル基、トリアゾリル基、少なくとも1個のC1−C3アルキル基で置換されたピラゾリル基、少なくとも1個の(少なくとも1個のハロゲンで置換されたC1−C3アルキル基)で置換されたピラゾリル基、フェニル基、ピリジル基、−OR7a(R7aは、少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基、少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC3−C4アルケニル基、C3−C4アルキニル基、ベンジル基またはC4−C7シクロアルキルメチル基を表す。)、−S(O)m7b(R7bは少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基を表す。mは0、1または2を表す。)、−NR7c8a(R7cおよびR8aは同一または相異なり、少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基または水素を表す。)、−NHC(O)R9、ハロゲンまたは水素であり、
2がハロゲンまたは水素であり、
5がメチル基または水素であり、
6が水素であり、
9が少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基である化合物;
式(1)において、R1が少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基、C2−C4アルケニル基、ピロリジル基、ピペリジル基、モルホリノ基、イミダゾリル基、ピラゾリル基、トリアゾリル基、少なくとも1個のC1−C3アルキル基で置換されたピラゾリル基、少なくとも1個の(少なくとも1個のハロゲンで置換されたC1−C3アルキル基)で置換されたピラゾリル基、フェニル基、ピリジル基、−OR7a(R7aは、少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基、少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC3−C4アルケニル基、C3−C4アルキニル基、ベンジル基またはC4−C7シクロアルキルメチル基を表す。)、−S(O)m7b(R7bは少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基を表す。mは0、1または2を表す。)、−NR7c8a(R7cおよびR8aは同一または相異なり、少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基または水素を表す。)、−NHC(O)R9、ハロゲンまたは水素であり、
2が水素であり、
5がメチル基または水素であり、
6が水素であり、
9が少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基である化合物;
式(1)において、R1が少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基、C2−C4アルケニル基、ピロリジル基、ピペリジル基、モルホリノ基、イミダゾリル基、ピラゾリル基、トリアゾリル基、少なくとも1個のC1−C3アルキル基で置換されたピラゾリル基、少なくとも1個の(少なくとも1個のハロゲンで置換されたC1−C3アルキル基)で置換されたピラゾリル基、フェニル基、ピリジル基、−OR7a(R7aは、少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基、少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC3−C4アルケニル基、C3−C4アルキニル基、ベンジル基またはC4−C7シクロアルキルメチル基を表す。)、−S(O)m7b(R7bは少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基を表す。mは0、1または2を表す。)、−NR7c8a(R7cおよびR8aは同一または相異なり、少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基または水素を表す。)、−NHC(O)R9、ハロゲンまたは水素であり、
2が水素であり、
5が水素であり、
6が水素であり、
9が少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基である化合物;
式(1)において、R1が少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基、C2−C4アルケニル基、ピロリジル基、ピペリジル基、モルホリノ基、イミダゾリル基、ピラゾリル基、トリアゾリル基、少なくとも1個のC1−C3アルキル基で置換されたピラゾリル基、少なくとも1個の(少なくとも1個のハロゲンで置換されたC1−C3アルキル基)で置換されたピラゾリル基、フェニル基、ピリジル基、−OR7a(R7aは、少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基、少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC3−C4アルケニル基、C3−C4アルキニル基、ベンジル基またはC4−C7シクロアルキルメチル基を表す。)、−S(O)m7b(R7bは少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基を表す。mは0、1または2を表す。)、−NR7c8a(R7cおよびR8aは同一または相異なり、少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基または水素を表す。)、−NHC(O)R9、ハロゲンまたは水素であり、
2が水素であり、
3が少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4鎖式炭化水素基または−OR14であり、
4が水素であり、
5が水素であり、
6が水素であり、
9が少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基であり、R14が少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4鎖式炭化水素基である化合物;
式(1)において、R1が少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基、C2−C4アルケニル基、ピロリジル基、ピペリジル基、モルホリノ基、イミダゾリル基、ピラゾリル基、トリアゾリル基、少なくとも1個のC1−C3アルキル基で置換されたピラゾリル基、少なくとも1個の(少なくとも1個のハロゲンで置換されたC1−C3アルキル基)で置換されたピラゾリル基、フェニル基、ピリジル基、−OR7a(R7aは、少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基、少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC3−C4アルケニル基、C3−C4アルキニル基、ベンジル基またはC4−C7シクロアルキルメチル基を表す。)、−S(O)m7b(R7bは少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基を表す。mは0、1または2を表す。)、−NR7c8a(R7cおよびR8aは同一または相異なり、少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基または水素を表す。)、−NHC(O)R9、ハロゲンまたは水素であり、
2が水素であり、
3が少なくとも1個のハロゲンで置換されたC1−C4鎖式炭化水素基または−OR14であり、
4が水素であり、
5が水素であり、
6が水素であり、
9が少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基であり、
14が少なくとも1個のハロゲンで置換されたC1−C4鎖式炭化水素基である化合物;
式(1)において、R1が少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基、C2−C4アルケニル基、ピロリジル基、ピペリジル基、モルホリノ基、イミダゾリル基、ピラゾリル基、トリアゾリル基、少なくとも1個のC1−C3アルキル基で置換されたピラゾリル基、少なくとも1個の(少なくとも1個のハロゲンで置換されたC1−C3アルキル基)で置換されたピラゾリル基、フェニル基、ピリジル基、−OR7a(R7aは、少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基、少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC3−C4アルケニル基、C3−C4アルキニル基、ベンジル基またはC4−C7シクロアルキルメチル基を表す。)、−S(O)m7b(R7bは少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基を表す。mは0、1または2を表す。)、−NR7c8a(R7cおよびR8aは同一または相異なり、少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基または水素を表す。)、−NHC(O)R9、ハロゲンまたは水素であり、
2が水素であり、
3がtert−ブチル基、トリフルオロメチル基または−OR14であり、
4が水素であり、
5が水素であり、
6が水素であり、
9が少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基であり、
14がトリフルオロメチル基である化合物;
式(1)において、R1が少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基、C2−C4アルケニル基、ピロリジル基、ピペリジル基、モルホリノ基、イミダゾリル基、ピラゾリル基、トリアゾリル基、少なくとも1個のC1−C3アルキル基で置換されたピラゾリル基、少なくとも1個の(少なくとも1個のハロゲンで置換されたC1−C3アルキル基)で置換されたピラゾリル基、フェニル基、ピリジル基、−OR7a(R7aは、少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基、少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC3−C4アルケニル基、C3−C4アルキニル基、ベンジル基またはC4−C7シクロアルキルメチル基を表す。)、−S(O)m7b(R7bは少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基を表す。mは0、1または2を表す。)、−NR7c8a(R7cおよびR8aは同一または相異なり、少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基または水素を表す。)、−NHC(O)R9、ハロゲンまたは水素であり、
2が水素であり、
3が少なくとも1個のハロゲンで置換されたC1−C4鎖式炭化水素基であり、
4が水素であり、
5が水素であり、
6が水素であり、
9が少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基である化合物;
式(1)において、R1が少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基、C2−C4アルケニル基、ピロリジル基、ピペリジル基、モルホリノ基、イミダゾリル基、ピラゾリル基、トリアゾリル基、少なくとも1個のC1−C3アルキル基で置換されたピラゾリル基、少なくとも1個の(少なくとも1個のハロゲンで置換されたC1−C3アルキル基)で置換されたピラゾリル基、フェニル基、ピリジル基、−OR7a(R7aは、少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基、少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC3−C4アルケニル基、C3−C4アルキニル基、ベンジル基またはC4−C7シクロアルキルメチル基を表す。)、−S(O)m7b(R7bは少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基を表す。mは0、1または2を表す。)、−NR7c8a(R7cおよびR8aは同一または相異なり、少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基または水素を表す。)、−NHC(O)R9、ハロゲンまたは水素であり、
2が水素であり、
3がトリフルオロメチル基であり、
4が水素であり、
5が水素であり、
6が水素であり、
9が少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基である化合物;
式(1)において、R1が少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基、−OR7a(R7aは、少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基を表す。)、−S(O)m7a(mは0、1または2を表す。)、−NR7b8a(R7bおよびR8aは同一または相異なり、少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基または水素を表す。)、ハロゲンまたは水素である化合物;
式(1)において、R1が少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基、−OR7a(R7aは、少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基を表す。)、−S(O)m7a(mは0、1または2を表す。)、−NR7b8a(R7bおよびR8aは同一または相異なり、少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基または水素を表す。)、ハロゲンまたは水素であり、
2がハロゲンまたは水素である化合物;
式(1)において、R1が少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基、−OR7a(R7aは、少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基を表す。)、−S(O)m7a(mは0、1または2を表す。)、−NR7b8a(R7bおよびR8aは同一または相異なり、少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基または水素を表す。)、ハロゲンまたは水素であり、
2が水素であり、
6が水素である化合物;
式(1)において、R1が少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基、−OR7a(R7aは、少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基を表す。)、−S(O)m7a(mは0、1または2を表す。)、−NR7b8a(R7bおよびR8aは同一または相異なり、少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基または水素を表す。)、ハロゲンまたは水素であり、
2が水素であり、
5がメチル基または水素であり
6が水素である化合物;
式(1)において、R1が少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基、−OR7a(R7aは、少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基を表す。)、−S(O)m7a(mは0、1または2を表す。)、−NR7b8a(R7bおよびR8aは同一または相異なり、少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基または水素を表す。)、ハロゲンまたは水素であり、
2が水素であり、
5が水素であり
6が水素である化合物;
式(1)において、R1が少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基、−OR7a(R7aは、少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基を表す。)、−S(O)m7a(mは0、1または2を表す。)、−NR7b8a(R7bおよびR8aは同一または相異なり、少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基または水素を表す。)、ハロゲンまたは水素であり、
2が水素であり、
3が少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4鎖式炭化水素基または−OR14であり、
4が水素であり、
5が水素であり、
6が水素であり、
14が少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4鎖式炭化水素基である化合物;
式(1)において、R1が少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基、−OR7a(R7aは、少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基を表す。)、−S(O)m7a(mは0、1または2を表す。)、−NR7b8a(R7bおよびR8aは同一または相異なり、少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基または水素を表す。)、ハロゲンまたは水素であり、
2が水素であり、
3が少なくとも1個のハロゲンで置換されたC1−C4鎖式炭化水素基または−OR14であり、
4が水素であり、
5が水素であり、
6が水素であり、
14が少なくとも1個のハロゲンで置換されたC1−C4鎖式炭化水素基である化合物;
式(1)において、R1が少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基、−OR7a(R7aは、少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基を表す。)、−S(O)m7a(mは0、1または2を表す。)、−NR7b8a(R7bおよびR8aは同一または相異なり、少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基または水素を表す。)、ハロゲンまたは水素であり、
2が水素であり、
3が少なくとも1個のハロゲンで置換されたC1−C4鎖式炭化水素基であり、
4が水素であり、
5が水素であり、
6が水素である化合物;
式(1)において、R1が少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基、−OR7a(R7aは、少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基を表す。)、−S(O)m7a(mは0、1または2を表す。)、−NR7b8a(R7bおよびR8aは同一または相異なり、少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基または水素を表す。)、ハロゲンまたは水素であり、
2が水素であり、
3が水素であり、
4が少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4鎖式炭化水素基または−OR14であり、
5が水素であり、
6が水素であり、
14が少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4鎖式炭化水素基である化合物;
式(1)において、R1が少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基、−OR7a(R7aは、少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基を表す。)、−S(O)m7a(mは0、1または2を表す。)、−NR7b8a(R7bおよびR8aは同一または相異なり、少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基または水素を表す。)、ハロゲンまたは水素であり、
2が水素であり、
3が水素であり、
4が少なくとも1個のハロゲンで置換されたC1−C4鎖式炭化水素基または−OR14であり、
5が水素であり、
6が水素であり、
14が少なくとも1個のハロゲンで置換されたC1−C4鎖式炭化水素基である化合物;
式(1)において、R1が少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基、−OR7a(R7aは、少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基を表す。)、−S(O)m7a(mは0、1または2を表す。)、−NR7b8a(R7bおよびR8aは同一または相異なり、少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基または水素を表す。)、ハロゲンまたは水素であり、
2が水素であり、
3が水素であり、
4が少なくとも1個のハロゲンで置換されたC1−C4鎖式炭化水素基であり、
5が水素であり、
6が水素である化合物;
式(1)において、R1が少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基、−OR7a(R7aは、少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基を表す。)、−S(O)m7a(mは0、1または2を表す。)、−NR7b8a(R7bおよびR8aは同一または相異なり、少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基または水素を表す。)、ハロゲンまたは水素であり、
2が水素であり、
3が少なくとも1個のフッ素で置換されたC1−C4鎖式炭化水素基であり、
4が水素であり、
5が水素であり、
6が水素ある化合物;
式(1)において、R1が少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基、−OR7a(R7aは、少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基を表す。)、−S(O)m7a(mは0、1または2を表す。)、−NR7b8a(R7bおよびR8aは同一または相異なり、少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基または水素を表す。)、ハロゲンまたは水素であり、
2が水素であり、
3がtert−ブチル基またはトリフルオロメチル基であり、
4が水素であり、
5が水素であり、
6が水素である化合物;
式(1)において、R1が少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基、−OR7a(R7aは、少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基を表す。)、−S(O)m7a(mは0、1または2を表す。)、−NR7b8a(R7bおよびR8aは同一または相異なり、少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基または水素を表す。)、ハロゲンまたは水素であり、
2が水素であり、
3がトリフルオロメチル基であり、
4が水素であり、
5が水素であり、
6が水素である化合物;
式(1)において、
1が=C(R6)−であり、A2が窒素または=C(R6)−であり、
1が少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基、−OR7a(R7aは、少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基を表す。)、−S(O)m7a(mは0、1または2を表す。)、−NR7b8a(R7bおよびR8aは同一または相異なり、少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基または水素を表す。)、ハロゲンまたは水素であり、
2が水素であり、
3がtert−ブチル基またはトリフルオロメチル基であり、
4が水素であり、
5が水素であり、
6が水素である化合物;
式(1)において、
1が=C(R6)−であり、A2が窒素または=C(R6)−であり、
1が少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基、−OR7a(R7aは、少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基を表す。)、−S(O)m7a(mは0、1または2を表す。)、−NR7b8a(R7bおよびR8aは同一または相異なり、少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基または水素を表す。)、ハロゲンまたは水素であり、
2が水素であり、
3がトリフルオロメチル基であり、
4が水素であり、
5が水素であり、
6が水素である化合物;
式(1)において、R1が少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基、−OR7、−S(O)m7(mは0、1または2を表す。)、ハロゲンまたは水素であり、
2が水素であり、
3がtert−ブチル基またはトリフルオロメチル基であり、
4が水素であり、
5が水素であり、
6が水素であり、
7が少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基である化合物;
式(1)において、R1が少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基、−OR7、−S(O)m7(mは0、1または2を表す。)、ハロゲンまたは水素であり、
2が水素であり、
3がトリフルオロメチル基であり、
4が水素であり、
5が水素であり、
6が水素であり、
7が少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基である化合物;
式(1)において、
1が=C(R6)−であり、A2が窒素または=C(R6)−であり、
1が少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基、−OR7、−S(O)m7(mは0、1または2を表す。)、ハロゲンまたは水素であり、
2が水素であり、
3がトリフルオロメチル基であり、
4が水素であり、
5が水素であり、
6が水素であり、
7が少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基である化合物;
式(1)において、
1が=C(R6)−であり、A2が窒素または=C(R6)−であり、
1が−OR7、−S(O)m7(mは0、1または2を表す。)、ハロゲンまたは水素であり、
2が水素であり、
3がトリフルオロメチル基であり、
4が水素であり、
5が水素であり、
6が水素であり、
7が少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基である化合物;
式(2)で示される複素環化合物としては、例えば以下の化合物があげられる。
式(2)において、R6が水素である化合物;
式(2)において、R2がハロゲンまたは水素である化合物;
式(2)において、R2が水素である化合物;
式(2)において、R5がメチル基または水素である化合物;
式(2)において、R5が水素である化合物;
式(2)において、R1が群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC3−C6脂環式炭化水素基、群Yより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいフェニル基、群Yより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよい5員複素環基、又は群Yより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよい6員複素環基である化合物;
式(2)において、R1が群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC1−C6鎖式炭化水素基、−OR7、−S(O)m7、−NR78、−NR7C(O)R9、−NR7CO210、−C(O)R11、−C(NOR7)R11、−CO211、−CONR78、−CONR11NR1213、シアノ基、ニトロ基またはハロゲンであり、
7およびR8が同一または相異なり、群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC1−C6鎖式炭化水素基または水素であり(但し、−S(O)m7におけるmが1または2である場合は、R7は群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC1−C6鎖式炭化水素基を表す。)、R9が群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC1−C6鎖式炭化水素基である化合物;
式(2)において、R1が群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC1−C6鎖式炭化水素基、−OR7、−S(O)m7、−NR78、−NR7C(O)R9、−NR7CO210、−C(O)R11、−C(NOR7)R11、シアノ基、ニトロ基またはハロゲンであり、
7およびR8が同一または相異なり、群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC1−C6鎖式炭化水素基または水素であり(但し、−S(O)m7におけるmが1または2である場合は、R7は群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC1−C6鎖式炭化水素基を表す。)、R9が群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC1−C6鎖式炭化水素基である化合物;
式(2)において、R1が群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC1−C6鎖式炭化水素基、−OR7、−S(O)m7、−NR78またはハロゲンであり、
7が群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC1−C6鎖式炭化水素基であり、
8が群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC1−C6鎖式炭化水素基または水素である化合物;
式(2)において、R1が群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC1−C6鎖式炭化水素基、−OR7、−S(O)m7またはハロゲンであり、
7が群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC1−C6鎖式炭化水素基である化合物;
式(2)において、R1が−OR7、−S(O)m7またはハロゲンであり、
7が群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC1−C6鎖式炭化水素基であり、
mが0である化合物;
式(2)において、R3aおよびR4aのいずれか一方が、少なくとも1個のハロゲンで置換されたC1−C4鎖式炭化水素基、−OR14a又は−S(O)m14aである化合物;
式(2)において、R3aおよびR4aのいずれか一方が、少なくとも1個のフッ素で置換されたC1−C4鎖式炭化水素基、−OR14a又は−S(O)m14aであり、R14aが少なくとも1個のフッ素で置換されたC1−C4鎖式炭化水素基である化合物;
式(2)において、R3aおよびR4aのいずれか一方が、トリフルオロメチル基、−OR14a又は−S(O)m14aあり、R14aがトリフルオロメチル基である化合物;
式(2)において、R3aが少なくとも1個のハロゲンで置換されたC1−C4鎖式炭化水素基、−OR14a又は−S(O)m14aである化合物;
式(2)において、R3aが少なくとも1個のハロゲンで置換されたC1−C4鎖式炭化水素基または−OR14aである化合物;
式(2)において、R4aが少なくとも1個のハロゲンで置換されたC1−C4鎖式炭化水素基、−OR14a又は−S(O)m14aである化合物;
式(2)において、R4aが少なくとも1個のハロゲンで置換されたC1−C4鎖式炭化水素基または−OR14a、であり、R14aが少なくとも1個のハロゲンで置換されたC1−C4鎖式炭化水素基である化合物;
式(2)において、R3aが少なくとも1個のハロゲンで置換されたC1−C4鎖式炭化水素基である化合物;
式(2)において、R3aが少なくとも1個のフッ素で置換されたC1−C4鎖式炭化水素基である化合物;
式(2)において、R3aがトリフルオロメチル基である化合物;
式(2)において、R4aが少なくとも1個のハロゲンで置換されたC1−C4鎖式炭化水素基である化合物;
式(2)において、R4aが少なくとも1個のフッ素で置換されたC1−C4鎖式炭化水素基である化合物;
式(2)において、R4aがトリフルオロメチル基である化合物;
式(2)において、R3aが少なくとも1個のハロゲンで置換されたC1−C4鎖式炭化水素基であり、R4aが水素である化合物;
式(2)において、R3aが少なくとも1個のフッ素で置換されたC1−C4鎖式炭化水素基であり、R4aが水素である化合物;
式(2)において、R3aが−OR14aであり、R4aが水素である化合物;
式(2)において、R3aが水素であり、R4aが少なくとも1個のハロゲンで置換されたC1−C4鎖式炭化水素基である化合物;
式(2)において、R3aが水素であり、R4aが少なくとも1個のフッ素で置換されたC1−C4鎖式炭化水素基である化合物;
式(2)において、R3aが水素であり、R4aが−OR14aである化合物;
式(2)において、R3aがトリフルオロメチル基であり、R4aが水素である化合物;
式(2)において、R3aが−OR14aであり、R4aが水素であり、R14aがトリフルオロメチル基である化合物;
式(2)において、R3aが水素であり、R4aがトリフルオロメチル基である化合物;
式(2)において、R3aが水素であり、R4aが−OR14aであり、R14aがトリフルオロメチル基である化合物;
式(2)において、A1が=C(R6)−であり、A2が窒素または=C(R6)−である化合物;
式(2)において、A1が=C(R6)−であり、A2が窒素または=C(R6)−であり、R6が水素である化合物;
式(2)において、A1が窒素であり、A2が=C(R6)−であり、R6が水素である化合物;
式(2)において、A1が=C(R6)−であり、A2が窒素であり、R6が水素である化合物;
式(2)において、A1およびA2が=C(R6)−であり、R6が水素である化合物;
式(2)において、R1が少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基、C2−C4アルケニル基、ピロリジル基、ピペリジル基、モルホリノ基、イミダゾリル基、ピラゾリル基、トリアゾリル基、少なくとも1個のC1−C3アルキル基で置換されたピラゾリル基、少なくとも1個の(少なくとも1個のハロゲンで置換されたC1−C3アルキル基)で置換されたピラゾリル基、フェニル基、ピリジル基、−OR7a(R7aは、少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基、少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC3−C4アルケニル基、C3−C4アルキニル基、ベンジル基またはC4−C7シクロアルキルメチル基を表す。)、−S(O)m7b(R7bは少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基を表す。mは0、1または2を表す。)、−NR7c8a(R7cおよびR8aは同一または相異なり、少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基または水素を表す。)、−NHC(O)R9またはハロゲンであり、
2がハロゲンまたは水素であり、
5がメチル基または水素であり、
9が少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基である化合物;
式(2)において、R1が少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基、C2−C4アルケニル基、ピロリジル基、ピペリジル基、モルホリノ基、イミダゾリル基、ピラゾリル基、トリアゾリル基、少なくとも1個のC1−C3アルキル基で置換されたピラゾリル基、少なくとも1個の(少なくとも1個のハロゲンで置換されたC1−C3アルキル基)で置換されたピラゾリル基、フェニル基、ピリジル基、−OR7a(R7aは、少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基、少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC3−C4アルケニル基、C3−C4アルキニル基、ベンジル基またはC4−C7シクロアルキルメチル基を表す。)、−S(O)m7b(R7bは少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基を表す。mは0、1または2を表す。)、−NR7c8a(R7cおよびR8aは同一または相異なり、少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基または水素を表す。)、−NHC(O)R9またはハロゲンであり、
2がハロゲンまたは水素であり、
5がメチル基または水素であり、
6が水素であり、
9が少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基である化合物;
式(2)において、R1が少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基、C2−C4アルケニル基、ピロリジル基、ピペリジル基、モルホリノ基、イミダゾリル基、ピラゾリル基、トリアゾリル基、少なくとも1個のC1−C3アルキル基で置換されたピラゾリル基、少なくとも1個の(少なくとも1個のハロゲンで置換されたC1−C3アルキル基)で置換されたピラゾリル基、フェニル基、ピリジル基、−OR7a(R7aは、少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基、少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC3−C4アルケニル基、C3−C4アルキニル基、ベンジル基またはC4−C7シクロアルキルメチル基を表す。)、−S(O)m7b(R7bは少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基を表す。mは0、1または2を表す。)、−NR7c8a(R7cおよびR8aは同一または相異なり、少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基または水素を表す。)、−NHC(O)R9またはハロゲンであり、
2が水素であり、
5がメチル基または水素であり、
6が水素であり、
9が少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基である化合物;
式(2)において、R1が少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基、C2−C4アルケニル基、ピロリジル基、ピペリジル基、モルホリノ基、イミダゾリル基、ピラゾリル基、トリアゾリル基、少なくとも1個のC1−C3アルキル基で置換されたピラゾリル基、少なくとも1個の(少なくとも1個のハロゲンで置換されたC1−C3アルキル基)で置換されたピラゾリル基、フェニル基、ピリジル基、−OR7a(R7aは、少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基、少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC3−C4アルケニル基、C3−C4アルキニル基、ベンジル基またはC4−C7シクロアルキルメチル基を表す。)、−S(O)m7b(R7bは少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基を表す。mは0、1または2を表す。)、−NR7c8a(R7cおよびR8aは同一または相異なり、少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基または水素を表す。)、−NHC(O)R9またはハロゲンであり、
2が水素であり、
5が水素であり、
6が水素であり、
9が少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基である化合物;
式(2)において、R1が少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基、C2−C4アルケニル基、ピロリジル基、ピペリジル基、モルホリノ基、イミダゾリル基、ピラゾリル基、トリアゾリル基、少なくとも1個のC1−C3アルキル基で置換されたピラゾリル基、少なくとも1個の(少なくとも1個のハロゲンで置換されたC1−C3アルキル基)で置換されたピラゾリル基、フェニル基、ピリジル基、−OR7a(R7aは、少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基、少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC3−C4アルケニル基、C3−C4アルキニル基、ベンジル基またはC4−C7シクロアルキルメチル基を表す。)、−S(O)m7b(R7bは少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基を表す。mは0、1または2を表す。)、−NR7c8a(R7cおよびR8aは同一または相異なり、少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基または水素を表す。)、−NHC(O)R9またはハロゲンであり、
2が水素であり、
3aが少なくとも1個のハロゲンで置換されたC1−C4鎖式炭化水素基または−OR14aであり、
4aが水素であり、
5が水素であり、
6が水素であり、
9が少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基である化合物;
式(2)において、R1が少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基、C2−C4アルケニル基、ピロリジル基、ピペリジル基、モルホリノ基、イミダゾリル基、ピラゾリル基、トリアゾリル基、少なくとも1個のC1−C3アルキル基で置換されたピラゾリル基、少なくとも1個の(少なくとも1個のハロゲンで置換されたC1−C3アルキル基)で置換されたピラゾリル基、フェニル基、ピリジル基、−OR7a(R7aは、少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基、少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC3−C4アルケニル基、C3−C4アルキニル基、ベンジル基またはC4−C7シクロアルキルメチル基を表す。)、−S(O)m7b(R7bは少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基を表す。mは0、1または2を表す。)、−NR7c8a(R7cおよびR8aは同一または相異なり、少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基または水素を表す。)、−NHC(O)R9またはハロゲンであり、
2が水素であり、
3aがトリフルオロメチル基または−OR14aであり、R14aがトリフルオロメチル基であり、
4aが水素であり、
5が水素であり、
6が水素であり、
9が少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基である化合物;
式(2)において、R1が少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基、C2−C4アルケニル基、ピロリジル基、ピペリジル基、モルホリノ基、イミダゾリル基、ピラゾリル基、トリアゾリル基、少なくとも1個のC1−C3アルキル基で置換されたピラゾリル基、少なくとも1個の(少なくとも1個のハロゲンで置換されたC1−C3アルキル基)で置換されたピラゾリル基、フェニル基、ピリジル基、−OR7a(R7aは、少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基、少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC3−C4アルケニル基、C3−C4アルキニル基、ベンジル基またはC4−C7シクロアルキルメチル基を表す。)、−S(O)m7b(R7bは少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基を表す。mは0、1または2を表す。)、−NR7c8a(R7cおよびR8aは同一または相異なり、少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基または水素を表す。)、−NHC(O)R9またはハロゲンであり、
2が水素であり、
3aが少なくとも1個のハロゲンで置換されたC1−C4鎖式炭化水素基であり、
4aが水素であり、
5が水素であり、
6が水素であり、
9が少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基である化合物;
式(2)において、R1が少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基、C2−C4アルケニル基、ピロリジル基、ピペリジル基、モルホリノ基、イミダゾリル基、ピラゾリル基、トリアゾリル基、少なくとも1個のC1−C3アルキル基で置換されたピラゾリル基、少なくとも1個の(少なくとも1個のハロゲンで置換されたC1−C3アルキル基)で置換されたピラゾリル基、フェニル基、ピリジル基、−OR7a(R7aは、少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基、少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC3−C4アルケニル基、C3−C4アルキニル基、ベンジル基またはC4−C7シクロアルキルメチル基を表す。)、−S(O)m7b(R7bは少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基を表す。mは0、1または2を表す。)、−NR7c8a(R7cおよびR8aは同一または相異なり、少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基または水素を表す。)、−NHC(O)R9またはハロゲンであり、
2が水素であり、
3aがトリフルオロメチル基であり、
4aが水素であり、
5が水素であり、
6が水素であり、
9が少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基である化合物;
式(2)において、R1が少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基、−OR7a(R7aは、少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基を表す。)、−S(O)m7a(mは0、1または2を表す。)、−NR7b8a(R7bおよびR8aは同一または相異なり、少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基または水素を表す。)またはハロゲンである化合物;
式(2)において、R1が少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基、−OR7a(R7aは、少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基を表す。)、−S(O)m7a(mは0、1または2を表す。)、−NR7b8a(R7bおよびR8aは同一または相異なり、少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基または水素を表す。)またはハロゲンであり、
2がハロゲンまたは水素である化合物;
式(2)において、R1が少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基、−OR7a(R7aは、少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基を表す。)、−S(O)m7a(mは0、1または2を表す。)、−NR7b8a(R7bおよびR8aは同一または相異なり、少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基または水素を表す。)またはハロゲンであり、
2が水素であり、
6が水素である化合物;
式(2)において、R1が少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基、−OR7a(R7aは、少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基を表す。)、−S(O)m7a(mは0、1または2を表す。)、−NR7b8a(R7bおよびR8aは同一または相異なり、少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基または水素を表す。)またはハロゲンであり、
2が水素であり、
5がメチル基または水素であり
6が水素である化合物;
式(2)において、R1が少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基、−OR7a(R7aは、少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基を表す。)、−S(O)m7a(mは0、1または2を表す。)、−NR7b8a(R7bおよびR8aは同一または相異なり、少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基または水素を表す。)またはハロゲンであり、
2が水素であり、
5が水素であり
6が水素である化合物;
式(2)において、R1が少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基、−OR7a(R7aは、少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基を表す。)、−S(O)m7a(mは0、1または2を表す。)、−NR7b8a(R7bおよびR8aは同一または相異なり、少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基または水素を表す。)またはハロゲンであり、
2が水素であり、
3aが少なくとも1個のハロゲンで置換されたC1−C4鎖式炭化水素基または−OR14aであり、
4aが水素であり、
5が水素であり、
6が水素である化合物;
式(2)において、R1が少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基、−OR7a(R7aは、少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基を表す。)、−S(O)m7a(mは0、1または2を表す。)、−NR7b8a(R7bおよびR8aは同一または相異なり、少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基または水素を表す。またはハロゲンであり、
2が水素であり、
3aが少なくとも1個のハロゲンで置換されたC1−C4鎖式炭化水素基であり、
4aが水素であり、
5が水素であり、
6が水素である化合物;
式(2)において、R1が少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基、−OR7a(R7aは、少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基を表す。)、−S(O)m7a(mは0、1または2を表す。)、−NR7b8a(R7bおよびR8aは同一または相異なり、少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基または水素を表す。)またはハロゲンであり、
2が水素であり、
3aが水素であり、
4aが少なくとも1個のハロゲンで置換されたC1−C4鎖式炭化水素基または−OR14aであり、
5が水素であり、
6が水素である化合物;
式(2)において、R1が少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基、−OR7a(R7aは、少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基を表す。)、−S(O)m7a(mは0、1または2を表す。)、−NR7b8a(R7bおよびR8aは同一または相異なり、少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基または水素を表す。)またはハロゲンであり、
2が水素であり、
3aが水素であり、
4aが少なくとも1個のハロゲンで置換されたC1−C4鎖式炭化水素基であり、
5が水素であり、
6が水素である化合物;
式(2)において、R1が少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基、−OR7a(R7aは、少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基を表す。)、−S(O)m7a(mは0、1または2を表す。)、−NR7b8a(R7bおよびR8aは同一または相異なり、少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基または水素を表す。)またはハロゲンであり、
2が水素であり、
3aが少なくとも1個のフッ素で置換されたC1−C4鎖式炭化水素基であり、
4aが水素であり、
5が水素であり、
6が水素ある化合物;
式(2)において、R1が少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基、−OR7a(R7aは、少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基を表す。)、−S(O)m7a(mは0、1または2を表す。)、−NR7b8a(R7bおよびR8aは同一または相異なり、少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基または水素を表す。)またはハロゲンであり、
2が水素であり、
3aがトリフルオロメチル基であり、
4aが水素であり、
5が水素であり、
6が水素である化合物;
式(2)において、
1が=C(R6)−であり、A2が窒素または=C(R6)−であり、
1が少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基、−OR7a(R7aは、少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基を表す。)、−S(O)m7a(mは0、1または2を表す。)、−NR7b8a(R7bおよびR8aは同一または相異なり、少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基または水素を表す。)またはハロゲンであり、
2が水素であり、
3aがトリフルオロメチル基であり、
4aが水素であり、
5が水素であり、
6が水素である化合物;
式(2)において、R1が少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基、−OR7、−S(O)m7(mは0、1または2を表す。)またはハロゲンであり、
2が水素であり、
3aがトリフルオロメチル基であり、
4aが水素であり、
5が水素であり、
6が水素であり、
7が少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基である化合物;
式(2)において、
1が=C(R6)−であり、A2が窒素または=C(R6)−であり、
1が少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基、−OR7、−S(O)m7(mは0、1または2を表す。)またはハロゲンであり、
2が水素であり、
3aがトリフルオロメチル基であり、
4aが水素であり、
5が水素であり、
6が水素であり、
7が少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基である化合物;
式(2)において、
1が=C(R6)−であり、A2が窒素または=C(R6)−であり、
1が−OR7、−S(O)m7(mは0、1または2を表す。)またはハロゲンであり、
2が水素であり、
3aがトリフルオロメチル基であり、
4aが水素であり、
5が水素であり、
6が水素であり、
7が少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基である化合物;
次に、本活性化合物の製造法について説明する。
本活性化合物は、例えば、以下の(製造法1)〜(製造法6)により製造することができる。
(製造法1)
式(1)においてnが0であり、A2が=C(R6)−である化合物(5−a)は、化合物(3)と、化合物(4)またはその塩酸塩とを塩基の存在下に反応させることにより製造することができる。
Figure 2012025741
[式中、R1、R2、R3、R4、R5、A1およびA2は前記と同じ意味を表し、
Lは塩素、臭素、沃素、-OS(O)2CF3および-OS(O)2CH3等の脱離基を表す。]
該反応は、通常溶媒の存在下で行われる。
反応に用いられる溶媒としては、例えばN,N−ジメチルホルムアミド(以下、DMFと記す。)等の酸アミド類、ジメチルスルホキシド(以下、DMSOと記す。)等のスルホキシド類及びこれらの混合物が挙げられる。
反応に用いられる塩基としては、例えば水素化ナトリウム等のアルカリ金属水素化物類、及び炭酸カリウム等の炭酸塩類等が挙げられる。
該反応には、化合物(4)またはその塩酸塩が化合物(3)1モルに対して、通常1〜3モルの割合、塩基が化合物(3)1モルに対して通常2〜5モルの割合で用いられる。
該反応の反応温度は、通常20〜200℃の範囲である。該反応の反応時間は通常0.1〜24時間の範囲である。
反応終了後は、反応混合物を水に加えた後、有機溶媒で抽出し、有機層を乾燥、濃縮する等の後処理操作を行うことにより、化合物(5−a)を単離することができる。単離された化合物(5−a)は、クロマトグラフィー、再結晶等により精製することもできる。
(製造法2)
式(1)においてnが0であり、R1が−OR7xである化合物(5−c)は、化合物(5−b)と化合物(6)とを、塩基の存在下に反応させることにより製造することができる。
Figure 2012025741
[式中、R2、R3、R4、R5、A1およびA2は前記と同じ意味を表し、
7xは群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC1−C6鎖式炭化水素基、群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC4−C7シクロアルキルメチル基、群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC3−C6脂環式炭化水素基、群Yより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいフェニル基、群Yより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいベンジル基、群Yより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよい5員複素環基又は群Yより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよい6員複素環基を表す。]
該反応は、溶媒の存在下で行うことができる。該反応は、溶媒量の化合物(6)中で行うこともできる。
反応に用いられる溶媒としては、例えばテトラヒドロフラン(以下、THFと記す。)、エチレングリコールジメチルエーテル、1,4−ジオキサンなどのエーテル類、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類、アセトニトリル等のニトリル類、DMF等の酸アミド類、DMSO等のスルホキシド類及びこれらの混合物が挙げられる。
反応に用いられる塩基としては、例えば水素化ナトリウム等のアルカリ金属水素化物類、及び炭酸カリウム等の炭酸塩類等が挙げられる。
該反応には化合物(6)が化合物(5−b)1モルに対して通常1〜100モルの割合、塩基が化合物(5−b)1モルに対して通常1〜10モルの割合で用いられる。
該反応の反応温度は、通常0〜120℃の範囲である、該反応の反応時間は通常0.5〜24時間の範囲である。
反応終了後は、反応混合物を水に加えた後、有機溶媒で抽出し、有機層を乾燥、濃縮する等の後処理操作を行うことにより、化合物(5−c)を単離することができる。単離された化合物(5−c)は、クロマトグラフィー、再結晶等により精製することもできる。
(製造法3)
式(1)においてnが0であり、R1が−SR7xである化合物(5−d)は、化合物(5−b)と化合物(7)とを、塩基の存在下に反応させることにより製造することができる。
Figure 2012025741
[式中、R2、R3、R4、R5、R7x、A1およびA2は前記と同じ意味を表す。]
該反応は、通常溶媒の存在下で行われる。
反応に用いられる溶媒としては、例えばTHF、エチレングリコールジメチルエーテル、1,4−ジオキサンなどのエーテル類、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類、アセトニトリル等のニトリル類、DMF等の酸アミド類、DMSO等のスルホキシド類及びこれらの混合物が挙げられる。
反応に用いられる塩基としては、例えば水素化ナトリウム等のアルカリ金属水素化物類、及び炭酸カリウム等の炭酸塩類等が挙げられる。
該反応には、化合物(7)が化合物(5−b)1モルに対して通常0.5〜10モルの割合、塩基が化合物(5−b)1モルに対して通常0.5〜10モルの割合で用いられる。
該反応の反応温度は、通常0〜100℃の範囲である。該反応の反応時間は通常0.1〜24時間の範囲である。
反応終了後は、反応混合物を水に加えた後、有機溶媒で抽出し、有機層を乾燥、濃縮する等の後処理操作を行うことにより、化合物(5−d)を単離することができる。単離された化合物(5−d)は、クロマトグラフィー、再結晶等により精製することもできる。
(製造法4)
式(1)においてnが0であり、R5が水素である化合物(5−e)は、化合物(8)と、化合物(9)とをパラジウム化合物、塩基および銅塩の存在下に反応させることにより製造することができる。
Figure 2012025741
[式中、R1、R2、R3、R4、A1およびA2は前記と同じ意味を表す。]
該反応は、通常溶媒の存在下で行われる。
反応に用いられる溶媒としては、例えばTHF、エチレングリコールジメチルエーテル、1,4−ジオキサンなどのエーテル類、DMF等の酸アミド類及びこれらの混合物等が挙げられる。
反応に用いられる塩基としては、トリエチルアミン、ジエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン等のアミン類が挙げられる。
反応に用いられるパラジウム化合物としては、例えばテトラキストリフェニルホスフィンパラジウム、{1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン}ジクロロパラジウム塩化メチレン錯体及びジクロロビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)が挙げられる。
反応に用いられる銅塩としては、例えばヨウ化銅(I)が挙げられる。
該反応には、化合物(9)が化合物(8)1モルに対して、通常0.5〜5モルの割合、塩基が化合物(8)1モルに対して、1〜10モルの割合、パラジウム化合物が化合物(8)1モルに対して、通常0.001〜0.1モル、銅塩が化合物(8)1モルに対して、0.001〜0.1の割合で用いられる。
該反応の反応温度は、通常0〜100℃の範囲である。該反応の反応時間は通常0.5〜24時間の範囲である。
反応終了後は、反応混合物を有機溶媒で抽出し、有機層を乾燥、濃縮する等の後処理操作を行うことにより、化合物(5−e)を単離することができる。単離された化合物(5−e)は、クロマトグラフィー、再結晶等により精製することもできる。
(製造法5)
式(1)においてnが1である化合物(10)は、化合物(5−f)を酸化反応に付することにより製造することができる。
Figure 2012025741
[式中、R2、R3、R4、R5、A1およびA2は前記と同じ意味を表し、R1-1は群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC1−C6鎖式炭化水素基、群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC3−C6脂環式炭化水素基、群Yより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいフェニル基、群Yより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよい5員複素環基、群Yより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよい6員複素環基、−OR7、−NR78、−NR7C(O)R9、−NR7CO210、−C(O)R11、−C(NOR7)R11、−CO211、−CONR78、−CONR11NR1213、シアノ基、ニトロ基、ハロゲンまたは水素を表す。]
該反応は、通常溶媒の存在下で行われる。
反応に用いられる溶媒としては、例えばジクロロメタン、クロロホルム等の脂肪族ハロゲン化炭化水素類、酢酸、水及びこれらの混合物が挙げられる。
反応に用いられる酸化剤としては、例えば3−クロロ過安息香酸等の過酸、及び過酸化水素水が挙げられる。
該反応には、酸化剤が化合物(5−f)1モルに対して通常1〜3モルの割合で用いられる。
該反応の反応温度は通常−20〜100℃の範囲である。該反応の反応時間は通常0.1〜24時間の範囲である。
反応終了後は、反応混合物を水に加えた後に有機溶媒で抽出し、有機層を必要に応じて還元剤の水溶液、塩基の水溶液で洗浄し、乾燥、濃縮する等の後処理操作を行うことにより、化合物(10)を単離することができる。単離された化合物(10)は、クロマトグラフィー、再結晶等により精製することもできる。
(製造法6)
式(1)においてnが1であり、R1が−SR7xである化合物(5−h)は、化合物(5−g)と化合物(7)とを、塩基の存在下に反応させることにより製造することができる。
Figure 2012025741
[式中、R2、R3、R4、R5、R7x、A1およびA2は前記と同じ意味を表す。]
該反応は、塩基の存在下、通常溶媒の存在下で行われる。
反応に用いられる溶媒としては、例えばTHF、エチレングリコールジメチルエーテル、1,4−ジオキサンなどのエーテル類、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類、アセトニトリル等のニトリル類、DMF等の酸アミド類、DMSO等のスルホキシド類及びこれらの混合物が挙げられる。
反応に用いられる塩基としては、例えば水素化ナトリウム等のアルカリ金属水素化物類、及び炭酸カリウム等の炭酸塩類が挙げられる。
該反応には、化合物(7)が化合物(5−g)1モルに対して通常0.5〜10モルの割合、塩基が化合物(5−g)1モルに対して通常0.5〜10モルの割合で用いられる。
該反応の反応温度は、通常0〜100℃の範囲である。該反応の反応時間は通常0.1〜24時間の範囲である。
反応終了後は、反応混合物を水に加えた後、有機溶媒で抽出し、有機層を乾燥、濃縮する等の後処理操作を行うことにより、化合物(5−h)を単離することができる。単離された化合物(5−h)は、クロマトグラフィー、再結晶等により精製することもできる。
本活性化合物の中間体のうち化合物(4−a)は、例えば化合物(11)を塩素化剤と反応させることによりより製造することができる。
Figure 2012025741
[式中、R1およびR2は前記と同じ意味を表す。]
該反応は、溶媒の存在下又は非存在下で行うことができる。
反応に用いられる溶媒としては、例えばジクロロメタン、クロロホルム等の脂肪族ハロゲン化炭化水素類が挙げられる。
反応に用いられる塩素化剤としては、例えば塩化ホスホリル、塩化チオニルおよび塩化オキサリルが挙げられる。
該反応には、塩素化剤が化合物(11)1モルに対して通常1〜5モルの割合で用いられる。塩素化剤として塩化ホスホリルが用いられる場合には、該反応は溶媒量の塩化ホスホリル中で行うこともできる。
該反応の反応温度は通常0〜110℃の範囲である。該反応の反応時間は通常0.1〜24時間の範囲である。
反応終了後は、反応混合物を水に加えた後に有機溶媒で抽出し、有機層を必要に応じて塩基の水溶液で洗浄し、乾燥、濃縮する等の後処理操作を行うことにより、化合物(4−a)を単離することができる。単離された化合物(4−a)は、クロマトグラフィー、再結晶等により精製することもできる。
次に、本活性化合物の具体例を以下に示す。
下記の表において、Meはメチル基を表し、Etはエチル基を表し、Prはプロピル基を表し、iPrはイソプロピル基を表し、cPrはシクロプロピル基を表し、tBuはtert−ブチル基を表し、cPenはシクロペンチル基を表し、Phはフェニル基を表し、2−Pyは2−ピリジル基を表し、3−Pyは3−ピリジル基を表し、4−Pyは4−ピリジル基を表し、1−Tzは1,2,4−トリアゾール−1−イル基を表し、1−Pzはピラゾール−1−イル基を表す。
式(1)で示される化合物。
Figure 2012025741
上記式(1)において、R1、R2、R3、R4、R5、A1、A2及びnの各置換基は、(表1)〜(表42)に記載された組み合わせである。
Figure 2012025741
Figure 2012025741
Figure 2012025741
Figure 2012025741
Figure 2012025741
Figure 2012025741
Figure 2012025741
Figure 2012025741
Figure 2012025741
Figure 2012025741
Figure 2012025741
Figure 2012025741
Figure 2012025741
Figure 2012025741
Figure 2012025741
Figure 2012025741
Figure 2012025741
Figure 2012025741
Figure 2012025741
Figure 2012025741
Figure 2012025741
Figure 2012025741
Figure 2012025741
Figure 2012025741
Figure 2012025741
Figure 2012025741
Figure 2012025741
Figure 2012025741
Figure 2012025741
Figure 2012025741
Figure 2012025741
Figure 2012025741
Figure 2012025741
Figure 2012025741
Figure 2012025741
Figure 2012025741
Figure 2012025741
Figure 2012025741
Figure 2012025741
Figure 2012025741
Figure 2012025741
Figure 2012025741
本発明組成物は通常、本活性化合物と不活性な担体とを含有する。本発明組成物は、一般的には、本活性化合物と、固体担体、液体担体、ガス状担体及び/又は餌(毒餌基材)等とを混合し、必要により界面活性剤、その他の製剤用補助剤を添加して得られる製剤である。かかる製剤の製剤形態としては、例えば油剤、乳剤、フロアブル剤、水和剤、粒剤、粉剤、及びマイクロカプセル剤が挙げられる。本発明組成物は、本活性化合物を通常0.01〜95重量%含有する。
不活性担体のうち、固体担体としては、例えば粘土類(カオリンクレー、珪藻土、ベントナイト、フバサミクレー、酸性白土等)、合成含水酸化珪素、タルク類、セラミック、その他の無機鉱物(セリサイト、石英、硫黄、活性炭、炭酸カルシウム等)、化学肥料(硫安、硝安、塩安等)等の微粉末あるいは粒状物があげられる。
不活性担体のうち、液体担体としては、例えば水、アルコール類(メタノール、エタノール、2−プロパノール、エチレングリコール等)、ケトン類(アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキサノン等)、芳香族炭化水素類(トルエン、キシレン、エチルベンゼン、メチルナフタレン等)、脂肪族炭化水素類(ヘキサン、シクロヘキサン、灯油、軽油等)、エステル類(酢酸エチル、酢酸ブチル等)、ニトリル類(アセトニトリル、イソブチロニトリル等)、エーテル類(エチレングリコールジメチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、1,4−ジオキサン、テトラヒドロフラン等)、酸アミド類(N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド等)、ハロゲン化炭化水素類(ジクロロメタン、トリクロロエタン等)、ジメチルスルホキシド及び植物油(大豆油、綿実油等)があげられる。
不活性担体のうち、ガス状担体としては、例えばフルオロカーボン、ブタンガス、LPG(液化石油ガス)、ジメチルエーテル及び二酸化炭素があげられる。
界面活性剤としては、例えばアルキル硫酸エステル塩、アルキルスルホン酸塩、アルキルアリールスルホン酸塩、アルキルアリールエーテル類及びそのポリオキシエチレン化物、ポリエチレングリコールエーテル類、多価アルコールエステル類並びに糖アルコール誘導体があげられる。
その他の製剤用補助剤としては、固着剤、分散剤及び安定剤等、具体的には例えばカゼイン、ゼラチン、糖類(でんぷん、アラビアガム、セルロース誘導体、アルギン酸等)、リグニン誘導体、合成水溶性高分子(ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポリアクリル酸類等)、PAP(酸性りん酸イソプロピル)、BHT(2,6−ジ−tert−ブチル−4−メチルフェノール)、BHA(2−tert−ブチル−4−メトキシフェノールと3−tert−ブチル−4−メトキシフェノールとの混合物)、鉱物油、脂肪酸及び脂肪酸エステルがあげられる。
毒餌の基材としては、例えば穀物粉、植物油、糖、結晶セルロース等の餌成分が挙げられる。毒餌には必要に応じて、ジブチルヒドロキシトルエン、ノルジヒドログアイアレチン酸等の酸化防止剤、デヒドロ酢酸等の保存料、トウガラシ粉末等の誤食防止剤、チーズ香料、タマネギ香料、ピーナッツオイル等の害虫誘引性香料等が添加される。
本発明の有害節足動物防除方法は、本活性化合物の有効量を有害節足動物又は有害節足動物の生息場所に施用することにより行われる。発明の有害節足動物防除方法は、通常本発明組成物を有害節足動物に直接/又は有害節足動物の生息場所(巣、植物体、土壌等)に施用することにより行われる。本発明の有害節足動物の防除方法が、栽培植物に寄生する有害節足動物の防除を目的とする場合は、例えば、本発明組成物を該栽培植物の地上部に散布する、及び本発明組成物を該栽培植物の株元に灌注することにより行われる。
本発明組成物を農林業分野の有害節足動物防除に用いる場合、その施用量は、1000m2あたりの本活性化合物の量で通常0.1〜1000gである。本発明組成物が乳剤、フロアブル剤、水和剤、マイクロカプセル剤等に製剤化されている場合は、本活性化合物濃度が通常1〜10000ppmとなるように水で希釈して散布することにより施用する。本発明組成物が油剤、粒剤、粉剤等に製剤化されている場合は、通常そのまま施用する。
これらの製剤や製剤の水希釈液は、有害節足動物または有害節足動物から保護すべき作物等の植物に直接散布処理してもよく、また耕作地の土壌に生息する有害節足動物を防除するために、該土壌に処理してもよい。
また、樹脂製剤に製剤化された本発明組成物をシート状やひも状に加工し、これを作物に巻き付ける、作物近傍に張り渡す、株元土壌に敷く等の方法により施用することもできる。
本発明組成物を防疫分野の有害節足動物の防除に用いる場合、その施用量は面上に処理するときは適用面積1m2あたりの本活性化合物量で通常0.01〜1000mgであり、空間に処理するときは適用空間1m3あたりの本活性化合物量で通常0.01〜500mgである。本発明組成物が乳剤、フロアブル剤、水和剤、マイクロカプセル剤等に製剤化されている場合は本活性化合物濃度が通常0.1〜1000ppmとなるように水で希釈して施用する。本発明組成物が油剤、エアゾール、燻煙剤、毒餌等に製剤化されている場合は通常そのまま施用する。
本発明組成物は、他の殺虫剤、殺ダニ剤、殺線虫剤、殺菌剤、植物成長調節剤、除草剤及び共力剤と混用又は併用することができる。かかる殺虫剤、殺ダニ剤、殺線虫剤、殺菌剤、植物成長調節剤、除草剤及び共力剤の有効成分の例を以下に示す。
殺虫剤の有効成分
(1)有機リン化合物
アセフェート(acephate)、りん化アルミニウム(Aluminium phosphide)、ブタチオホス(butathiofos)、キャドサホス(cadusafos)、クロルエトキシホス(chlorethoxyfos)、クロルフェンビンホス(chlorfenvinphos)、クロルピリホス(chlorpyrifos)、クロルピリホスメチル(chlorpyrifos−methyl)、シアノホス(cyanophos:CYAP)、ダイアジノン(diazinon)、DCIP(dichlorodiisopropyl ether)、ジクロフェンチオン(dichlofenthion:ECP)、ジクロルボス(dichlorvos:DDVP)、ジメトエート(dimethoate)、ジメチルビンホス(dimethylvinphos)、ジスルホトン(disulfoton)、EPN、エチオン(ethion)、エトプロホス(ethoprophos)、エトリムホス(etrimfos)、フェンチオン(fenthion:MPP)、フェニトロチオン(fenitrothion:MEP)、ホスチアゼート(fosthiazate)、ホルモチオン(formothion)、りん化水素(Hydrogen phosphide)、イソフェンホス(isofenphos)、イソキサチオン(isoxathion)、マラチオン(malathion)、メスルフェンホス(mesulfenfos)、メチダチオン(methidathion:DMTP)、モノクロトホス(monocrotophos)、ナレッド(naled:BRP)、オキシデプロホス(oxydeprofos:ESP)、パラチオン(parathion)、ホサロン(phosalone)、ホスメット(phosmet:PMP)、ピリミホスメチル(pirimiphos−methyl)、ピリダフェンチオン(pyridafenthion)、キナルホス(quinalphos)、フェントエート(phenthoate:PAP)、プロフェノホス(profenofos)、プロパホス(propaphos)、プロチオホス(prothiofos)、ピラクロホス(pyraclorfos)、サリチオン(salithion)、スルプロホス(sulprofos)、テブピリムホス(tebupirimfos)、テメホス(temephos)、テトラクロルビンホス(tetrachlorvinphos)、テルブホス(terbufos)、チオメトン(thiometon)、トリクロルホン(trichlorphon:DEP)、バミドチオン(vamidothion)、フォレート(phorate)、及びカズサホス(cadusafos)。
(2)カーバメート化合物
アラニカルブ(alanycarb)、ベンダイオカルブ(bendiocarb)、ベンフラカルブ(benfuracarb)、BPMC、カルバリル(carbaryl)、カルボフラン(carbofuran)、カルボスルファン(carbosulfan)、クロエトカルブ(cloethocarb)、エチオフェンカルブ(ethiofencarb)、フェノブカルブ(fenobucarb)、フェノチオカルブ(fenothiocarb)、フェノキシカルブ(fenoxycarb)、フラチオカルブ(furathiocarb)、イソプロカルブ(isoprocarb:MIPC)、メトルカルブ(metolcarb)、メソミル(methomyl)、メチオカルブ(methiocarb)、NAC、オキサミル(oxamyl)、ピリミカーブ(pirimicarb)、プロポキスル(propoxur:PHC)、XMC、チオジカルブ(thiodicarb)、キシリルカルブ(xylylcarb)、及びアルジカルブ(aldicarb)。
(3)ピレスロイド化合物
アクリナトリン(acrinathrin)、アレスリン(allethrin)、ベンフルスリン(benfluthrin)、ベータ−シフルトリン(beta−cyfluthrin)、ビフェントリン(bifenthrin)、シクロプロトリン(cycloprothrin)、シフルトリン(cyfluthrin)、シハロトリン(cyhalothrin)、シペルメトリン(cypermethrin)、デルタメトリン(deltamethrin)、エスフェンバレレート(esfenvalerate)、エトフェンプロックス(ethofenprox)、フェンプロパトリン(fenpropathrin)、フェンバレレート(fenvalerate)、フルシトリネート(flucythrinate)、フルフェンプロックス(flufenoprox)、フルメスリン(flumethrin)、フルバリネート(fluvalinate)、ハルフェンプロックス(halfenprox)、イミプロトリン(imiprothrin)、ペルメトリン(permethrin)、プラレトリン(prallethrin)、ピレトリン(pyrethrins)、レスメトリン(resmethrin)、シグマ−サイパーメスリン(sigma−cypermethrin)、シラフルオフェン(silafluofen)、テフルトリン(tefluthrin)、トラロメトリン(tralomethrin)、トランスフルトリン(transfluthrin)、テトラメトリン(tetramethrin)、フェノトリン(phenothrin)、シフェノトリン(cyphenothrin)、アルファシペルメトリン(alpha−cypermethrin)、ゼータシペルメトリン(zeta−cypermethrin)、ラムダシハロトリン(lambda−cyhalothrin)、ガンマシハロトリン(gamma−cyhalothrin)、フラメトリン(furamethrin)、タウフルバリネート(tau−fluvalinate)、メトフルトリン(metofluthrin)、プロフルトリン(profluthrin)、ジメフルトリン(dimefluthrin)、2,3,5,6−テトラフルオロ−4−(メトキシメチル)ベンジル (EZ)−(1RS,3RS;1RS,3SR)−2,2−ジメチル−3−プロプ−1−エニルシクロプロパンカルボキシレート、2,3,5,6−テトラフルオロ−4−メチルベンジル (EZ)−(1RS,3RS;1RS,3SR)−2,2−ジメチル−3−プロプ−1−エニルシクロプロパンカルボキシレート、及び2,3,5,6−テトラフルオロ−4−(メトキシメチル)ベンジル (1RS,3RS;1RS,3SR)−2,2−ジメチル−3−(2−メチル−1−プロペニル)シクロプロパンカルボキシレート。
(4)ネライストキシン化合物
カルタップ(cartap)、ベンスルタップ(bensultap)、チオシクラム(thiocyclam)、モノスルタップ(monosultap)、及びビスルタップ(bisultap)。
(5)ネオニコチノイド化合物
イミダクロプリド(imidacloprid)、ニテンピラム(nitenpyram)、アセタミプリド(acetamiprid)、チアメトキサム(thiamethoxam)、チアクロプリド(thiacloprid)、ジノテフラン(dinotefuran)、及びクロチアニジン(clothianidin)。
(6)ベンゾイル尿素化合物
クロルフルアズロン(chlorfluazuron)、ビストリフルロン(bistrifluron)、ジアフェンチウロン(diafenthiuron)、ジフルベンズロン(diflubenzuron)、フルアズロン(fluazuron)、フルシクロクスロン(flucycloxuron)、フルフェノクスロン(flufenoxuron)、ヘキサフルムロン(hexaflumuron)、ルフェヌロン(lufenuron)、ノバルロン(novaluron)、ノビフルムロン(noviflumuron)、テフルベンズロン(teflubenzuron)、トリフルムロン(triflumuron)及び、トリアズロン(triazuron)。
(7)フェニルピラゾール化合物
アセトプロール(acetoprole)、エチプロール(ethiprole)、フィプロニル(fipronil)、バニリプロール(vaniliprole)、ピリプロール(pyriprole)、及びピラフルプロール(pyrafluprole)。
(8)Btトキシン
バチルス・チューリンゲンシス菌由来の生芽胞および産生結晶毒素、並びにそれらの混合物。
(9)ヒドラジン化合物
クロマフェノジド(chromafenozide)、ハロフェノジド(halofenozide)、メトキシフェノジド(methoxyfenozide)、及びテブフェノジド(tebufenozide)。
(10)有機塩素化合物
アルドリン(aldrin)、ディルドリン(dieldrin)、ジエノクロル(dienochlor)、エンドスルファン(endosulfan)、及びメトキシクロル(methoxychlor)。
(11)その他の殺虫剤有効成分
マシン油(machine oil)、硫酸ニコチン(nicotine−sulfate);アベルメクチン(avermectin−B)、ブロモプロピレート(bromopropylate)、ブプロフェジン(buprofezin)、クロルフェナピル(chlorphenapyr)、シアントラニリプロール(cyantraniliprole)、シロマジン(cyromazine)、D−D(1,3−Dichloropropene)、エマメクチンベンゾエート(emamectin−benzoate)、フェナザキン(fenazaquin)、フルピラゾホス(flupyrazofos)、ハイドロプレン(hydroprene)、メトプレン(methoprene)、インドキサカルブ(indoxacarb)、メトキサジアゾン(metoxadiazone)、ミルベマイシンA(milbemycin−A)、ピメトロジン(pymetrozine)、ピリダリル(pyridalyl)、ピリプロキシフェン(pyriproxyfen)、スピノサッド(spinosad)、スルフラミド(sulfluramid)、トルフェンピラド(tolfenpyrad)、トリアゼメイト(triazamate)、フルベンジアミド(flubendiamide)、レピメクチン(lepimectin)、亜ひ酸(Arsenic acid)、ベンクロチアズ(benclothiaz)、石灰窒素(Calcium cyanamide)、石灰硫黄合剤(Calcium polysulfide)、クロルデン(chlordane)、DDT、DSP、フルフェネリウム(flufenerim)、フロニカミド(flonicamid)、フルリムフェン(flurimfen)、ホルメタネート(formetanate)、メタム・アンモニウム(metam−ammonium)、メタム・ナトリウム(metam−sodium)、臭化メチル(Methyl bromide)、オレイン酸カリウム(Potassium oleate)、プロトリフェンビュート(protrifenbute)、スピロメシフェン(spiromesifen)、スルフォキサフロール(sulfoxaflor)、硫黄(Sulfur)、メタフルミゾン(metaflumizone)、スピロテトラマット(spirotetramat)、ピリフルキナゾン(pyrifluquinazone)、スピネトラム(spinetoram)、クロラントラニリプロール(chlorantraniliprole)、トラロピリル(tralopyril)、シアントラニリプロール(cyantraniliprole)、下記式(A)
Figure 2012025741
「式中、
aは、Me、Cl、BrまたはF、
bは、F、Cl、Br、C1−C4ハロアルキル、またはC1−C4ハロアルコキシ、
cは、F、ClまたはBr、
dは、H、1個またはそれ以上のハロゲン;CN;SMe;S(O)Me;S(O)2MeおよびOMeで置換されていてもよいC1−C4アルキル、C3−C4アルケニル、C3−C4アルキニル、または、C3−C5シクロアルキルアルキル、
eは、HまたはMe、
fは、H、FまたはCl、
gは、H、FまたはClを表す。」
で示される化合物、及び
下記式(L)
Figure 2012025741
〔式中、
1000は塩素、臭素または沃素を表す。〕
で示される化合物。
殺ダニ剤の有効成分
アセキノシル(acequinocyl)、アミトラズ(amitraz)、ベンゾキシメート(benzoximate)、ビフェナゼート(bifenaate)、フェニソブロモレート(bromopropylate)、キノメチオネート(chinomethionat)、クロルベンジレート(chlorobenzilate)、CPCBS(chlorfenson)、クロフェンテジン(clofentezine)、シフルメトフェン(cyflumetofen)、ケルセン(ジコホル:dicofol)、エトキサゾール(etoxazole)、酸化フェンブタスズ(fenbutatin oxide)、フェノチオカルブ(fenothiocarb)、フェンピロキシメート(fenpyroximate)、フルアクリピリム(fluacrypyrim)、フルプロキシフェン(fluproxyfen)、ヘキシチアゾクス(hexythiazox)、プロパルギット(propargite:BPPS)、ポリナクチン複合体(polynactins)、ピリダベン(pyridaben)、ピリミジフェン(Pyrimidifen)、テブフェンピラド(tebufenpyrad)、テトラジホン(tetradifon)、スピロディクロフェン(spirodiclofen)、スピロメシフェン(spiromesifen)、スピロテトラマット(spirotetramat)、アミドフルメット(amidoflumet)及びシエノピラフェン(cyenopyrafen)。
殺線虫剤の有効成分
DCIP、フォスチアゼート(fosthiazate)、塩酸レバミゾール(levamisol)、メチルイソチオシアネート(methyisothiocyanate)、酒石酸モランテル(morantel tartarate)及びイミシアホス(imicyafos)。
殺菌剤の有効成分
プロピコナゾール(propiconazole)、プロチオコナゾール(prothioconazole)、トリアジメノール(triadimenol)、プロクロラズ(prochloraz)、ペンコナゾール(penconazole)、テブコナゾール(tebuconazole)、フルシラゾール(flusilazole)、ジニコナゾール(diniconazole)、ブロムコナゾール(bromuconazole)、エポキシコナゾール(epoxiconazole)、ジフェノコナゾール(difenoconazole)、シプロコナゾール(cyproconazole)、メトコナゾール(metconazole)、トリフルミゾール(triflumizole)、テトラコナゾール(tetraconazole)、マイクロブタニル(myclobutanil)、フェンブコナゾール(fenbuconazole)、ヘキサコナゾール(hexaconazole)、フルキンコナゾール(fluquinconazole)、トリティコナゾール(triticonazole)、ビテルタノール(bitertanol)、イマザリル(imazalil)、フルトリアホール(flutriafol)等のアゾール化合物;
フェンプロピモルフ(fenpropimorph)、トリデモルフ(tridemorph)、フェンプロピジン(fenpropidin)等の環状アミン化合物;
カルベンダジム(carbendezim)、ベノミル(benomyl)、チアベンダゾール(thiabendazole)、チオファネートメチル(thiophanate−methyl)等のベンズイミダゾール化合物;
プロシミドン(procymidone);シプロディニル(cyprodinil);ピリメタニル(pyrimethanil);ジエトフェンカルブ(diethofencarb);チウラム(thiuram);フルアジナム(fluazinam);マンコゼブ(mancozeb);イプロジオン(iprodione);ビンクロゾリン(vinclozolin);クロロタロニル(chlorothalonil);キャプタン(captan);メパニピリム(mepanipyrim);フェンピクロニル(fenpiclonil);フルジオキソニル(fludioxonil);ジクロフルアニド(dichlofluanid);フォルペット(folpet);クレソキシムメチル(kresoxim−methyl);アゾキシストロビン(azoxystrobin);トリフロキシストロビン(trifloxystrobin);フルオキサストロビン(fluoxastrobin);ピコキシストロビン(picoxystrobin);ピラクロストロビン(pyraclostrobin);ジモキシストロビン(dimoxystrobin);ピリベンカルブ(pyribencarb);スピロキサミン(spiroxamine);キノキシフェン(quinoxyfen);フェンヘキサミド(fenhexamid);ファモキサドン(famoxadone);フェナミドン(fenamidone);ゾキサミド(zoxamide);エタボキサム(ethaboxam);アミスルブロム(amisulbrom);イプロヴァリカルブ(iprovalicarb);ベンチアバリカルブ(benthiavalicarb);シアゾファミド(cyazofamid);マンジプロパミド(mandipropamid);ボスカリド(boscalid);ペンチオピラド(penthiopyrad);メトラフェノン(metrafenone);フルオピラン(fluopiran);ビキサフェン(bixafen);シフルフェナミド(cyflufenamid)及びプロキナジド(proquinazid);イソチアニル(isotianil)及びチアジニル(tiadinil)。
除草剤の有効成分
(1)フェノキシ脂肪酸化合物
2,4−PA、MCP、MCPB、フェノチオール(phenothiol)、メコプロップ(mecoprop)、フルロキシピル(fluroxypyr)、トリクロピル(triclopyr)、クロメプロップ(clomeprop)、及びナプロアニリド(naproanilide)。
(2)安息香酸化合物
2,3,6−TBA、ジカンバ(dicamba)、クロピラリド(clopyralid)、ピクロラム(picloram)、アミノピラリド(aminopyralid)、キンクロラック(quinclorac)、及びキンメラック(quinmerac)。
(3)尿素化合物
ジウロン(diuron)、リニュロン(linuron)、クロルトルロン(chlortoluron)、イソプロツロン(isoproturon)、フルオメツロン(fluometuron)、イソウロン(isouron)、テブチウロン(tebuthiuron)、メタベンズチアズロン(methabenzthiazuron)、クミルロン(cumyluron)、ダイムロン(daimuron)、及びメチルダイムロン(methyl−daimuron)。
(4)トリアジン化合物
アトラジン(atrazine)、アメトリン(ametoryn)、シアナジン(cyanazine)、シマジン(simazine)、プロパジン(propazine)、シメトリン(simetryn)、ジメタメトリン(dimethametryn)、プロメトリン(prometryn)、メトリブジン(metribuzin)、トリアジフラム(triaziflam)、及びインダジフラム(indaziflam)。
(5)ビピリジニウム化合物
パラコート(paraquat)、及びジクワット(diquat)。
(6)ヒドロキシベンゾニトリル化合物
ブロモキシニル(bromoxynil)、及びアイオキシニル(ioxynil)。
(7)ジニトロアニリン化合物
ペンディメタリン(pendimethalin)、プロジアミン(prodiamine)、及びトリフルラリン(trifluralin)。
(8)有機リン化合物
アミプロホスメチル(amiprofos−methyl)、ブタミホス(butamifos)、ベンスリド(bensulide)、ピペロホス(piperophos)、アニロホス(anilofos)、グリホサート(glyphosate)、グルホシネート(glufosinate)、グルホシネート−P(glufosinate−P)、及びビアラホス(bialaphos)。
(9)カーバメート化合物
ジアレート(di−allate)、トリアレート(tri−allate)、EPTC、ブチレート(butylate)、ベンチオカーブ(benthiocarb)、エスプロカルブ(esprocarb)、モリネート(molinate)、ジメピペレート(dimepiperate)、スエップ(swep)、クロルプロファム(chlorpropham)、フェンメディファム(phenmedipham)、フェニソファム(phenisopham)、ピリブチカルブ(pyributicarb)、及びアシュラム(asulam)。
(10)酸アミド化合物
プロパニル(propanil)、プロピザミド(propyzamide)、ブロモブチド(bromobutide)、エトベンザニド(etobenzanid)等;
(11)クロロアセトアニリド化合物
アセトクロール(acetochlor)、アラクロール(alachlor)、ブタクロール(butachlor)、ジメテナミド(dimethenamid)、プロパクロール(propachlor)、メタザクロール(metazachlor)、メトラクロール(metolachlor)、プレチラクロール(pretilachlor)、テニルクロール(thenylchlor)、及びペトキサミド(pethoxamid)。
(12)ジフェニルエーテル化合物
アシフルオルフェン(acifluorfen−sodium)、ビフェノックス(bifenox)、オキシフルオルフェン(oxyfluorfen)、ラクトフェン(lactofen)、フォメサフェン(fomesafen)、クロメトキシニル(chlomethoxynil)、及びアクロニフェン(aclonifen)。
(13)環状イミド化合物
オキサジアゾン(oxadiazon)、シニドンエチル(cinidon−ethyl)、カルフェントラゾンエチル(carfentrazone−ethyl)、スルフェントラゾン(surfentrazone)、フルミクロラックペンチル(flumiclorac−pentyl)、フルミオキサジン(flumioxazin)、ピラフルフェンエチル(pyraflufen−ethyl)、オキサジアルギル(oxadiargyl)、ペントキサゾン(pentoxazone)、フルチアセットメチル(fluthiacet−methyl)、ブタフェナシル(butafenacil)、ベンズフェンジゾン(benzfendizone)、ベンカルバゾン(bencarbazone)、及びサフルフェナシル(saflufenacil)。
(14)ピラゾール化合物
ベンゾフェナップ(benzofenap)、ピラゾレート(pyrazolate)、ピラゾキシフェン(pyrazoxyfen)、トプラメゾン(topramezone)、及びピラスルホトール(pyrasulfotole)。
(15)トリケトン化合物
イソキサフルトール(isoxaflutole)、ベンゾビシクロン(benzobicyclon)、スルコトリオン(sulcotrione)、メソトリオン(mesotrione)、テンボトリオン(tembotrione)、テフリルトリオン(tefuryltrione)、及びビシクロピロン(bicyclopyrone)。
(16)アリールオキシフェノキシプロピオン酸化合物
クロジナホッププロパルギル(clodinafop−propargyl)、シハロホップブチル(cyhalofop−butyl)、ジクロホップメチル(diclofop−methyl)、フェノキサプロップエチル(fenoxaprop−ethyl)、フルアジホップブチル(fluazifop−butyl)、ハロキシホップメチル(haloxyfop−methyl)、キザロホップエチル(quizalofop−ethyl)、及びメタミホップ(metamifop)。
(17)トリオンオキシム化合物
アロキシジム(alloxydim−sodium)、セトキシジム(sethoxydim)、ブトロキシジム(butroxydim)、クレソジム(clethodim)、クロプロキシジム(cloproxydim)、シクロキシジム(cycloxydim)、テプラロキシジム(tepraloxydim)、トラルコキシジム(tralkoxydim)、及びプロフォキシジム(profoxydim)。
(18)スルホニル尿素化合物
クロルスルフロン(chlorsulfuron)、スルホメツロンメチル(sulfometuron−methyl)、メトスルフロンメチル(metsulfuron−methyl)、クロリムロンエチル(chlorimuron−ethyl)、トリベニュロンメチル(tribenuron−methyl)、トリアスルフロン(triasulfuron)、ベンスルフロンメチル(bensulfuron−methyl)、チフェンスルフロンメチル(thifensulfuron−methyl)、ピラゾスルフロンエチル(pyrazosulfuron−ethyl)、プリミスルフロンメチル(primisulfuron−methyl)、ニコスルフロン(nicosulfuron)、アミドスルフロン(amidosulfuron)、シノスルフロン(cinosulfuron)、イマゾスルフロン(imazosulfuron)、リムスルフロン(rimsulfuron)、ハロスルフロンメチル(halosulfuron−methyl)、プロスルフロン(prosulfuron)、エタメトスルフロンメチル(ethametsulfuron−methyl)、トリフルスルフロンメチル(triflusulfuron−methyl)、フラザスルフロン(flazasulfuron)、シクロスルファムロン(cyclosulfamuron)、フルピルスルフロン(flupyrsulfuron)、スルホスルフロン(sulfosulfuron)、アジムスルフロン(azimsulfuron)、エトキシスルフロン(ethoxysulfuron)、オキサスルフロン(oxasulfuron)、ヨードスルフロンメチルナトリウム(iodosulfuron−methyl−sodium)、フォラムスルフロン(foramsulfuron)、メソスルフロンメチル(mesosulfuron−methyl)、トリフロキシスルフロン(trifloxysulfuron)、トリトスルフロン(tritosulfuron)、オルソスルファムロン(orthosulfamuron),フルセトスルフロン(flucetosulfuron)、プロピリスルフロン(propyrisulfuron)、及びメタゾスルフロン(metazosulfuron)。
(19)イミダゾリノン化合物
イマザメタベンズメチル(imazamethabenz−methyl)、イマザメタピル(imazamethapyr)、イマザモックス(imazamox)、イマザピル(imazapyr)、イマザキン(imazaquin)、及びイマゼタピル(imazethapyr)。
(20)スルホンアミド化合物
フルメトスラム(flumetsulam)、メトスラム(metosulam)、ジクロスラム(diclosulam)、フロラスラム(florasulam)、クロランスラムメチル(cloransulam−methyl)、ペノキススラム(penoxsulam)、及びピロキススラム(pyroxsulam)。
(21)ピリミジニルオキシ安息香酸化合物
ピリチオバックナトリウム(pyrithiobac−sodium)、ビスピリバックナトリウム(bispyribac−sodium)、ピリミノバックメチル(pyriminobac−methyl)、ピリベンゾキシム(pyribenzoxim)、ピリフタリド(pyriftalid)、及びピリミスルファン(pyrimisulfan)。
(22)その他の除草性化合物
ベンタゾン(bentazon)、ブロマシル(bromacil)、ターバシル(terbacil)、クロルチアミド(chlorthiamid)、イソキサベン(isoxaben)、ジノセブ(dinoseb)、アミトロール(amitrole)、シンメチリン(cinmethylin)、トリジファン(tridiphane)、ダラポン(dalapon)、ジフルフェンゾピルナトリウム(diflufenzopyr−sodium)、ジチオピル(dithiopyr)、チアゾピル(thiazopyr)、フルカルバゾンナトリウム(flucarbazone−sodium)、プロポキシカルバゾンナトリウム(propoxycarbazone−sodium)、メフェナセット(mefenacet)、フルフェナセット(flufenacet)、フェントラザミド(fentrazamide)、カフェンストロール(cafenstrole)、インダノファン(indanofan)、オキサジクロメホン(oxaziclomefone)、ベンフレセート(benfuresate)、ACN、ピリデート(pyridate)、クロリダゾン(chloridazon)、ノルフルラゾン(norflurazon)、フルルタモン(flurtamone)、ジフルフェニカン(diflufenican)、ピコリナフェン(picolinafen)、ベフルブタミド(beflubutamid)、クロマゾン(clomazone)、アミカルバゾン(amicarbazone)、ピノキサデン(pinoxaden)、ピラクロニル(pyraclonil)、ピロキサスルホン(pyroxasulfone)、チエンカルバゾンメチル(thiencarbazone−methyl)、アミノシクロピラクロール(aminocyclopyrachlor)、イプフェンカルバゾン(ipfencarbazone)、メチオゾリン(methiozolin)及びフェノキサスルホン(fenoxasulfone)。
植物生長調節剤の有効成分
ヒメキサゾール(hymexazol)、パクロブトラゾール(paclobutrazol)、ウニコナゾール−P(uniconazole−P)、イナベンフィド(inabenfide)、プロヘキサジオンカルシウム(prohexadione−calcium)、アビグリシン(aviglycine)、1−ナフチルアセトアミド(naphthalene acetamide)、アブシジン酸(abscisic acid)、インドール酪酸(indolebutyric acid)、エチクロゼート(ethychlozate)、エテホン(ethephon)、クロキシホナック(cloxyfonac)、クロルメコート(chlormequat)、ジクロルプロップ(dichlorprop)、ジベレリン(gibberellins)、プロヒドロジャスモン(prohydrojasmon)、ベンジルアミノプリン(benzyladenine)、ホルクロルフェニュロン(forchlorfenuron)、マレイン酸ヒドラジド(maleic hydrazide)、過酸化カルシウム(calcium peroxide)、メピコートクロリド(mepiquat−chloride)及び4−CPA(4−chlorophenoxyacetic acid)。
共力剤の有効成分
ピペロニル ブトキサイド(piperonyl butoxide)、 セサメックス(sesamex)、スルホキシド(sulfoxide)、N−(2−エチルへキシル)−8,9,10−トリノルボルン−5−エン−2,3−ジカルボキシイミド(MGK 264)、N−デクリイミダゾール(N−declyimidazole)、WARF−アンチレジスタント(WARF−antiresistant)、TBPT、TPP、IBP、PSCP、ヨウ化メチル(CH3I)、t−フェニルブテノン(t−phenylbutenone)、ジエチルマレエート(diethylmaleate)、DMC、FDMC、ETP、及びETN
本活性化合物が効力を示す有害節足動物としては、例えば、有害昆虫類及び有害ダニ類が挙げられる。かかる有害節足動物としては、例えば以下のものが挙げられる。
半翅目害虫:ヒメトビウンカ(Laodelphax striatellus)、トビイロウンカ(Nilaparvata lugens)、セジロウンカ(Sogatella furcifera)等のウンカ類、ツマグロヨコバイ(Nephotettix cincticeps)、タイワンツマグロヨコバイ(Nephotettix virescens)、チャノミドリヒメヨコバイ(Empoasca onukii)等のヨコバイ類、ワタアブラムシ(Aphis gossypii)、モモアカアブラムシ(Myzus persicae)、ダイコンアブラムシ(Brevicoryne brassicae)、ユキヤナギアブラムシ(Aphis spiraecola)、チューリップヒゲナガアブラムシ(Macrosiphum euphorbiae)、ジャガイモヒゲナガアブラムシ(Aulacorthum solani)、ムギクビレアブラムシ(Rhopalosiphum padi)、ミカンクロアブラムシ(Toxoptera citricidus)、モモコフキアブラムシ(Hyalopterus pruni)等のアブラムシ類、アオクサカメムシ(Nezara antennata)、ホソヘリカメムシ(Riptortus clavetus)、クモヘリカメムシ(Leptocorisa chinensis)、トゲシラホシカメムシ(Eysarcoris parvus)、クサギカメムシ(Halyomorpha mista)等のカメムシ類、オンシツコナジラミ(Trialeurodes vaporariorum)、タバココナジラミ(Bemisia tabaci)、ミカンコナジラミ(Dialeurodes citri)、ミカントゲコナジラミ(Aleurocanthus spiniferus)等のコナジラミ類、アカマルカイガラムシ(Aonidiella aurantii)、サンホーゼカイガラムシ(Comstockaspis perniciosa)、シトラススノースケール(Unaspis citri)、ルビーロウムシ(Ceroplastes rubens)、イセリヤカイガラムシ(Icerya purchasi)、フジコナカイガラムシ(Planococcus kraunhiae)、クワコナカイガラムシ(Pseudococcus longispinis)、クワシロカイガラムシ(Pseudaulacaspis pentagona)等のカイガラムシ類、グンバイムシ類、トコジラミ(Cimex lectularius)等のトコジラミ類、及びキジラミ類。
鱗翅目害虫:ニカメイガ(Chilo suppressalis)、サンカメイガ(Tryporyza incertulas)、コブノメイガ(Cnaphalocrocis medinalis)、ワタノメイガ(Notarcha derogata)、ノシメマダラメイガ(Plodia interpunctella)、アワノメイガ(Ostrinia furnacalis)、ハイマダラノメイガ(Hellula undalis)、シバツトガ(Pediasia teterrellus)等のメイガ類、ハスモンヨトウ(Spodoptera litura)、シロイチモジヨトウ(Spodoptera exigua)、アワヨトウ(Pseudaletia separata)、ヨトウガ(Mamestra brassicae)、タマナヤガ(Agrotis ipsilon),タマナギンウワバ(Plusia nigrisigna),トリコプルシア属、ヘリオティス属、ヘリコベルパ属等のヤガ類、モンシロチョウ(Pieris rapae)等のシロチョウ類、アドキソフィエス属、ナシヒメシンクイ(Grapholita molesta)、マメシンクイガ(Leguminivora glycinivorella),アズキサヤムシガ(Matsumuraeses azukivora)、リンゴコカクモンハマキ(Adoxophyes orana fasciata)、チャノコカクモンハマキ(Adoxophyes honmai.)、チャハマキ(Homona magnanima)、ミダレカクモンハマキ(Archips fuscocupreanus)、コドリンガ(Cydia pomonella)等のハマキガ類、チャノホソガ(Caloptilia theivora)、キンモンホソガ(Phyllonorycter ringoneella)のホソガ類、モモシンクイガ(Carposina niponensis)等のシンクイガ類、リオネティア属等のハモグリガ類、リマントリア属、ユープロクティス属等のドクガ類、コナガ(Plutella xylostella)等のスガ類、ワタアカミムシ(Pectinophora gossypiella)ジャガイモガ(Phthorimaea operculella)等のキバガ類、アメリカシロヒトリ(Hyphantria cunea)等のヒトリガ類、及びイガ(Tinea translucens)、コイガ(Tineola bisselliella)等のヒロズコガ類。
アザミウマ目害虫:ミカンキイロアザミウマ(Frankliniella occidentalis)、ミナミキイロアザミウマ(Thrips parmi)、チャノキイロアザミウマ(Scirtothrips dorsalis)、ネギアザミウマ(Thrips tabaci)、ヒラズハナアザミウマ(Frankliniella intonsa)などのアザミウマ類。
双翅目害虫:アカイエカ(Culex pipiens pallens)、コガタアカイエカ(Culex tritaeniorhynchus)、ネッタイイエカ(Culex quinquefasciatus)等のイエカ類、ネッタイシマカ(Aedes aegypti)、ヒトスジシマカ(Aedes albopictus)等のエーデス属、シナハマダラカ(Anopheles sinensis)等のアノフェレス属、ユスリカ類、イエバエ(Musca domestica)、オオイエバエ(Muscina stabulans)等のイエバエ類、クロバエ類、ニクバエ類、ヒメイエバエ類、タネバエ(Delia platura)、タマネギバエ(Delia antiqua)等のハナバエ類、イネハモグリバエ(Agromyza oryzae)、イネヒメハモグリバエ(Hydrellia griseola)、トマトハモグリバエ、(Liriomyza sativae)、マメハモグリバエ(Liriomyza trifolii)、ナモグリバエ(Chromatomyia horticola)等のハモグリバエ類、イネキモグリバエ(Chlorops oryzae)等のキモグリバエ類、ウリミバエ(Dacus cucurbitae)、チチュウカイミバエ(Ceratitis capitata)等のミバエ類、ショウジョウバエ類、オオキモンノミバエ(Megaselia spiracularis)等のノミバエ類、オオチョウバエ(Clogmia albipunctata)等のチョウバエ類、ブユ類、ウシアブ(Tabanus trigonus)等のアブ類、及びサシバエ類。
鞘翅目害虫:ウエスタンコーンルートワーム(Diabrotica virgifera virgifera)、サザンコーンルートワーム(Diabrotica undecimpunctata howardi)等のコーンルートワーム類、ドウガネブイブイ(Anomala cuprea)、ヒメコガネ(Anomala rufocuprea)、マメコガネ(Popillia japonica)等のコガネムシ類、メイズウィービル(Sitophilus zeamais)、イネミズゾウムシ(Lissorhoptrus oryzophilus)、アズキゾウムシ(Callosobruchuys chienensis)、イネゾウムシ(Echinocnemus squameus)、ワタミゾウムシ(Anthonomus grandis)、シバオサゾウムシ(Sphenophorus venatus)等のゾウムシ類、チャイロコメノゴミムシダマシ(Tenebrio molitor)、コクヌストモドキ(Tribolium castaneum)等のゴミムシダマシ類、
イネドロオイムシ(Oulema oryzae)、ウリハムシ(Aulacophora femoralis)、キスジノミハムシ(Phyllotreta striolata)、コロラドハムシ(Leptinotarsa decemlineata)等のハムシ類、ヒメマルカツオブシムシ(Anthrenus verbasci)、ハラジロカツオブシムシ(Dermestes maculates)等のカツオブシムシ類、タバコシバンムシ(Lasioderma serricorne)等のシバンムシ類、ニジュウヤホシテントウ(Epilachna vigintioctopunctata)等のエピラクナ類、ヒラタキクイムシ(Lyctus brunneus)、マツノキクイムシ(Tomicus piniperda)等のキクイムシ類、ナガシンクイムシ類、ヒョウホンムシ類、ゴマダラカミキリ(Anoplophora malasiaca)等のカミキリムシ類、コメツキムシ類(Agriotes spp.)及びアオバアリガタハネカクシ(Paederus fuscipes)。
直翅目害虫:トノサマバッタ(Locusta migratoria)、ケラ(Gryllotalpa africana)、コバネイナゴ(Oxya yezoensis)、ハネナガイナゴ(Oxya japonica)、及びコオロギ類。
隠翅目害虫:ネコノミ(Ctenocephalides felis)、イヌノミ(Ctenocephalides canis)、ヒトノミ(Pulex irritans)、ケオプスネズミノミ(Xenopsylla cheopis)等。
シラミ目害虫:コロモジラミ(Pediculus humanus corporis)、ケジラミ(Phthirus pubis)、ウシジラミ(Haematopinus eurysternus)、ヒツジジラミ(Dalmalinia ovis)、ブタジラミ(Haematopinus suis)等。
膜翅目害虫:イエヒメアリ(Monomorium pharaosis)、クロヤマアリ(Formica fusca japonica)、ルリアリ(Ochetellus glaber)、アミメアリ(Pristomyrmex pungens)、オオズアリ(Pheidole noda)、ハキリアリ(Acromyrmex spp.)、ファイヤーアント(Solenopsis spp.)等のアリ類、スズメバチ類、アリガタバチ類、及びカブラハバチ(Athalia rosae)、ニホンカブラバチ(Athalia japonica)等のハバチ類。
ゴキブリ目害虫:チャバネゴキブリ(Blattella germanica)、クロゴキブリ(Periplaneta fuliginosa)、ワモンゴキブリ(Periplaneta americana)、トビイロゴキブリ(Periplaneta brunnea)、トウヨウゴキブリ(Blatta orientalis)。
ダニ目害虫:ナミハダニ(Tetranychus urticae)、カンザワハダニ(Tetranychus kanzawai)、ミカンハダニ(Panonychus citri)リンゴハダニ(Panonychus ulmi)、オリゴニカス属等のハダニ類、ミカンサビダニ(Aculops pelekassi)、リュウキュウミカンサビダニ(Phyllocoptruta citri)、トマトサビダニ(Aculops lycopersici)、チャノサビダニ(Calacarus carinatus)、チャノナガサビダニ(Acaphylla theavagrans)、ニセナシサビダニ(Eriophyes chibaensis)、リンゴサビダニ(Aculus schlechtendali)等のフシダニ類、チャノホコリダニ(Polyphagotarsonemus latus)等のホコリダニ類、ミナミヒメハダニ(Brevipalpus phoenicis)等のヒメハダニ類、ケナガハダニ類、フタトゲチマダニ(Haemaphysalis longicornis)、ヤマトチマダニ(Haemaphysalis flava)、タイワンカクマダニ(Dermacentor taiwanicus)、ヤマトマダニ(Ixodes ovatus)、シュルツマダニ(Ixodes persulcatus)、ブラックレッグドチック(Ixodes scapularis)、オウシマダニ(Boophilus microplus)、クリイロコイタマダニ(Rhipicephalus sanguineus)等のマダニ類、ケナガコナダニ(Tyrophagus putrescentiae)、ホウレンソウケナガコナダニ(Tyrophagus similis)等のコナダニ類、コナヒョウヒダニ(Dermatophagoides farinae)、ヤケヒョウヒダニ(Dermatophagoides ptrenyssnus)等のヒョウヒダニ類、ホソツメダニ(Cheyletus eruditus)、クワガタツメダニ(Cheyletus malaccensis)、ミナミツメダニ(Cheyletus moorei)等のツメダニ類、イエダニ(Ornithonyssus bacoti)、トリサシダニ(Ornithonyssus sylvairum)、ワクモ(Dermanyssus gallinae)等のワクモ類、アオツツガムシ(Leptotrombidium akamushi)等のツツガムシ類、及びカバキコマチグモ(Chiracanthium japonicum)、セアカゴケグモ(Latrodectus hasseltii)等のクモ類。
本発明組成物は、下記「作物」が栽培されている農地で使用することができる。
農作物;トウモロコシ、イネ、コムギ、オオムギ、ライムギ、エンバク、ソルガム、ワタ、ダイズ、ピーナッツ、ソバ、テンサイ、ナタネ、ヒマワリ、サトウキビ、タバコ等。
野菜;ナス科野菜(ナス、トマト、ピーマン、トウガラシ、ジャガイモ等)、ウリ科野菜(キュウリ、カボチャ、ズッキーニ、スイカ、メロン等)、アブラナ科野菜(ダイコン、カブ、セイヨウワサビ、コールラビ、ハクサイ、キャベツ、カラシナ、ブロッコリー、カリフラワー等)、キク科野菜(ゴボウ、シュンギク、アーティチョーク、レタス等)、ユリ科野菜(ネギ、タマネギ、ニンニク、アスパラガス)、セリ科野菜(ニンジン、パセリ、セロリ、アメリカボウフウ等)、アカザ科野菜(ホウレンソウ、フダンソウ等)、シソ科野菜(シソ、ミント、バジル等)、イチゴ、サツマイモ、ヤマノイモ、サトイモ等。
果樹;仁果類(リンゴ、セイヨウナシ、ニホンナシ、カリン、マルメロ等)、核果類(モモ、スモモ、ネクタリン、ウメ、オウトウ、アンズ、プルーン等)、カンキツ類(ウンシュウミカン、オレンジ、レモン、ライム、グレープフルーツ等)、堅果類(クリ、クルミ、ハシバミ、アーモンド、ピスタチオ、カシューナッツ、マカダミアナッツ等)、液果類(ブルーベリー、クランベリー、ブラックベリー、ラズベリー等)、ブドウ、カキ、オリーブ、ビワ、バナナ、コーヒー、ナツメヤシ、ココヤシ、アブラヤシ等。
果樹以外の樹木;チャ、クワ、花木類(サツキ、ツバキ、アジサイ、サザンカ、シキミ、サクラ、ユリノキ、サルスベリ、キンモクセイ等)、街路樹(トネリコ、カバノキ、ハナミズキ、ユーカリ、イチョウ、ライラック、カエデ、カシ、ポプラ、ハナズオウ、フウ、プラタナス、ケヤキ、クロベ、モミノキ、ツガ、ネズ、マツ、トウヒ、イチイ、ニレ、トチノキ等)、サンゴジュ、イヌマキ、スギ、ヒノキ、クロトン、マサキ、カナメモチ等。
芝生;シバ類(ノシバ、コウライシバ等)、バミューダグラス類(ギョウギシバ等)、ベントグラス類(コヌカグサ、ハイコヌカグサ、イトコヌカグサ等)、ブルーグラス類(ナガハグサ、オオスズメノカタビラ等)、フェスク類(オニウシノケグサ、イトウシノケグサ、ハイウシノケグサ等)、ライグラス類(ネズミムギ、 ホソムギ等)、カモガヤ、オオアワガエリ等。
その他;花卉類(バラ、カーネーション、キク、トルコギキョウ、カスミソウ、ガーベラ、マリーゴールド、サルビア、ペチュニア、バーベナ、チューリップ、アスター、リンドウ、ユリ、パンジー、シクラメン、ラン、スズラン、ラベンダー、ストック、ハボタン、プリムラ、ポインセチア、グラジオラス、カトレア、デージー、シンビジューム、ベゴニア等)、バイオ燃料植物(ヤトロファ、ベニバナ、アマナズナ類、スイッチグラス、ミスカンサス、クサヨシ、ダンチク、ケナフ、キャッサバ、ヤナギ、藻類等)、観葉植物等。
「作物」には、遺伝子組換え作物も含まれる。
以下、本発明を製造例、参考製造例および試験例によりさらに詳しく説明するが、本発明はこれらに限定されない。
まず、本活性化合物の製造について、製造例を示す。
製造例1
5−tert−ブチル−2−ヒドロキシベンズアルデヒド0.50g、4−(クロロメチル)ピリジン塩酸塩0.48g、炭酸カリウム0.78g、ヨウ化カリウム0.49gおよびDMF10mlの混合物を80℃で2時間攪拌した。次いで、反応混合物に炭酸カリウム0.78gを加え、150℃で8時間撹拌した。反応混合物を室温まで冷却した。反応混合物に水を加え、析出した固体をろ過により集めた。この固体を酢酸エチルに溶解した。有機層を水、飽和食塩水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥した後、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、4−(5−tert−ブチルベンゾフラン−2−イル)ピリジン(以下、本活性化合物1と記す。)0.48gを得た。
Figure 2012025741
本活性化合物1
1H-NMR(CDCl3) δ: 8.67(dd, J=4.6, 1.7Hz, 2H), 7.69(dd, J=4.6, 1.7Hz, 2H), 7.63-7.61(m, 1H), 7.48(d, J=8.8Hz, 1H), 7.43(dd, J=8.8, 2.0Hz, 1H), 7.22-7.21(m, 1H), 1.39(s, 9H)
製造例2
2−ヒドロキシ−5−メトキシベンズアルデヒド0.64g、4−(クロロメチル)ピリジン塩酸塩0.72g、炭酸カリウム1.74g、ヨウ化カリウム0.70gおよびDMF15mlの混合物を80℃で3時間、次いで、150℃で6時間攪拌した。反応混合物を室温まで冷却した。反応混合物に水を加え、酢酸エチルで2回抽出した。有機層をあわせて、水、飽和食塩水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥した後、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、4−(5−メトキシベンゾフラン−2−イル)ピリジン(以下、本活性化合物2と記す。)0.60gを得た。
Figure 2012025741
本活性化合物2
1H-NMR(CDCl3) δ: 8.71-8.66(m, 2H), 7.71-7.66(m, 2H), 7.44(d, J=9.0Hz, 1H), 7.19(s, 1H), 7.07(d, J=2.5Hz, 1H), 6.97(dd, J=9.0, 2.6Hz, 1H), 3.87(s, 3H)
製造例3
2−ヒドロキシ−5−(トリフルオロメチル)ベンズアルデヒド1.0g、4−(クロロメチル)ピリジン塩酸塩0.86g、炭酸カリウム2.54gおよびDMF20mlの混合物を80℃で2時間、次いで、150℃で3時間攪拌した。反応混合物を室温まで冷却した。反応混合物に水を加え、酢酸エチルで2回抽出した。有機層をあわせて、水、飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、4−[5−(トリフルオロメチル)ベンゾフラン−2−イル]ピリジン(以下、本活性化合物3と記す。)0.91gを得た。
Figure 2012025741
本活性化合物3
1H-NMR(CDCl3) δ: 8.72(dd, J=4.6, 1.7Hz, 2H), 7.94-7.93(m, 1H), 7.72(dd, J=4.6, 1.7Hz, 2H), 7.65(d, J=8.5 Hz, 1H), 7.63-7.60(m, 1H), 7.31-7.30(m, 1H)
製造例4
2−ヒドロキシ−5−(トリフルオロメチル)ベンズアルデヒドに代えて2−ヒドロキシ−4−(トリフルオロメチル)ベンズアルデヒドを用い、製造例3と同様にして、4−[6−(トリフルオロメチル)ベンゾフラン−2−イル]ピリジン(以下、本活性化合物4と記す。)を得た。
Figure 2012025741
本活性化合物4
1H-NMR(CDCl3) δ: 8.74(dd, J=4.5, 1.7Hz, 2H), 7.86-7.84(m, 1H), 7.76-7.72(m, 3H), 7.56-7.53(m, 1H), 7.31-7.29(m, 1H)
製造例5
2−ヒドロキシ−5−(ペンタフルオロエチル)ベンズアルデヒド0.60g、4−(クロロメチル)ピリジン塩酸塩0.41g、炭酸カリウム1.21g、ヨウ化カリウム0.41gおよびDMF10mlの混合物を80℃で2時間、次いで、150℃で3時間攪拌した。ここに、炭酸カリウム0.8gを加えて、150℃で2時間撹拌した。反応混合物を室温まで冷却した。反応混合物に水を加え、酢酸エチルで2回抽出した。有機層をあわせて、水、飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、4−[5−(ペンタフルオロエチル)ベンゾフラン−2−イル]ピリジン(以下、本活性化合物5と記す。)0.20gを得た。
Figure 2012025741
本活性化合物5
1H-NMR(CDCl3) δ: 8.73(dd, J=4.5, 1.6Hz, 2H), 7.92-7.91(m, 1H), 7.73(dd, J=4.6, 1.7Hz, 2H), 7.68(d, J=8.8Hz, 1H), 7.61-7.57(m, 1H), 7.32-7.31(m, 1H)
製造例6
2−ヒドロキシ−5−(トリフルオロメチル)ベンズアルデヒド0.78g、3−クロロ−4−(クロロメチル)ピリジン0.89g、炭酸カリウム1.94gおよびDMF15mlの混合物を80℃で3時間、次いで、150℃で4時間攪拌した。反応混合物を室温まで冷却した。反応混合物に水を加え、酢酸エチルで2回抽出した。有機層をあわせて、水、飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、3−クロロ−4−[5−(トリフルオロメチル)ベンゾフラン−2−イル]ピリジン(以下、本活性化合物6と記す。)0.72gを得た。
Figure 2012025741
本活性化合物6
1H-NMR(CDCl3) δ: 8.73(s, 1H), 8.62(d, J=5.1Hz, 1H), 8.00-7.99(m, 1H), 7.97(d, J=5.1Hz, 1H), 7.86(s, 1H), 7.67-7.66(m, 2H).
製造例7
3−クロロ−4−[5−(トリフルオロメチル)ベンゾフラン−2−イル]ピリジン0.38g及びクロロホルム4mlの混合物に、氷冷下で70%m−クロロ過安息香酸0.41gを加えた。この混合物を氷冷下で30分、次いで、室温で2時間撹拌した。反応混合物をクロロホルムで希釈し、5%水酸化ナトリウム水溶液及び飽和食塩水で順次洗浄した。有機層を硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、3−クロロ−4−[5−(トリフルオロメチル)ベンゾフラン−2−イル]ピリジン 1−オキシド(以下、本活性化合物7と記す。)0.32gを得た。
Figure 2012025741
本活性化合物7
1H-NMR(CDCl3) δ: 8.36(d, J=1.7Hz, 1H), 8.19(dd, J=7.0, 1.8Hz, 1H), 7.99-7.95(m, 2H), 7.74-7.73(m, 1H), 7.68-7.61(m, 2H)
製造例8
2−ヒドロキシ−5−(トリフルオロメチル)ベンズアルデヒド1.59g、4−(クロロメチル)−3−フルオロピリジン1.22g、炭酸カリウム3.48gおよびDMF7mlの混合物を80℃で1時間、次いで、150℃で2時間攪拌した。反応混合物を室温まで冷却した。反応混合物に水を加え、酢酸エチルで2回抽出した。有機層をあわせて、水、飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、3−フルオロ−4−[5−(トリフルオロメチル)ベンゾフラン−2−イル]−ピリジン(以下、本活性化合物8と記す。)1.27gを得た。
Figure 2012025741
本活性化合物8
1H-NMR(CDCl3) δ: 8.62-8.60(m, 1H), 8.57-8.54(m, 1H), 7.97(s, 1H), 7.93-7.89(m, 1H), 7.69-7.62(m, 2H), 7.50(d, J=2.9Hz, 1H)
製造例9
3−フルオロ−4−[5−(トリフルオロメチル)ベンゾフラン−2−イル]ピリジン0.19g、炭酸カリウム0.19gおよびメタノール3mlの混合物を27時間加熱還流した。この混合物に、炭酸カリウム93mgを加え、さらに2時間加熱還流した。反応混合物を室温まで冷却した。反応混合物に水を加え、酢酸エチルで2回抽出した。有機層をあわせて、飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、3−メトキシ−4−[5−(トリフルオロメチル)ベンゾフラン−2−イル]ピリジン(以下、本活性化合物9と記す。)0.16gを得た。
Figure 2012025741
本活性化合物9
1H-NMR(CDCl3) δ: 8.46(s, 1H), 8.40(d, J=4.9Hz, 1H), 7.95-7.93(m, 1H), 7.90(d, J=4.9Hz, 1H), 7.65-7.58(m, 3H), 4.14(s, 3H)
製造例10
水素化ナトリウム(60%、油性)36mgとDMF3mlとの混合物に、氷冷下で2,2−ジフルオロエタノール75mgとDMF0.5mlの混合物を加えた。この混合物を室温で15分間攪拌した後、氷冷した。次いで、ここに3−フルオロ−4−[5−(トリフルオロメチル)ベンゾフラン−2−イル]ピリジン0.20gを加え、室温で3.5時間撹拌した。ここに、2,2−ジフルオロエタノール29mg、DMF0.5mlおよび水素化ナトリウム(60%、油性)14mgの混合物を加え、室温で1.5時間撹拌した。反応混合物に水を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を水および飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させた後、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、3−(2,2−ジフルオロエトキシ)−4−[5−(トリフルオロメチル)ベンゾフラン−2−イル]ピリジン(以下、本活性化合物10と記す。)0.20gを得た。
Figure 2012025741
本活性化合物10
1H-NMR(CDCl3) δ: 8.46(d, J=5.0Hz, 1H), 8.41(s, 1H), 7.99-7.97(m, 1H), 7.95(d, J=4.9Hz, 1H), 7.66-7.60(m, 2H), 7.56(s, 1H), 6.28(tt, J=54.5, 3.7Hz, 1H), 4.51(td, J=13.0, 3.7Hz, 2H)
製造例11
3−フルオロ−4−[5−(トリフルオロメチル)ベンゾフラン−2−イル]ピリジン0.30g、メチルメルカプタンナトリウム塩75mgおよびDMF4mlの混合物を氷冷下で1時間撹拌した。この混合物にメチルメルカプタンナトリウム塩37mgを加え、氷冷下でさらに1時間撹拌した。反応混合物に水を加え、酢酸エチルで2回抽出した。有機層をあわせて、水、飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させた後、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、3−メチルチオ−4−[5−(トリフルオロメチル)ベンゾフラン−2−イル]ピリジン(以下、本活性化合物11と記す。)0.31gを得た。
Figure 2012025741
本活性化合物11
1H-NMR(CDCl3) δ: 8.62(s, 1H), 8.53(d, J=5.1Hz, 1H), 7.98(s, 1H), 7.85(d, J=5.1Hz, 1H), 7.72(s, 1H), 7.67-7.61(m, 2H), 2.65(s, 3H)
製造例12
3−フルオロ−4−[5−(トリフルオロメチル)ベンゾフラン−2−イル]ピリジン0.25g、エチルメルカプタンナトリウム塩0.11gおよびDMF3.5mlの混合物を氷冷下で2時間撹拌した。反応混合物に水を加え、酢酸エチルで2回抽出した。有機層あわせて、を水、飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させた後、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、3−エチルチオ−4−[5−(トリフルオロメチル)ベンゾフラン−2−イル]ピリジン(以下、本活性化合物12と記す。)0.26gを得た。
Figure 2012025741
本活性化合物12
1H-NMR(CDCl3) δ: 8.69(s, 1H), 8.54(d, J=5.1Hz, 1H), 7.99-7.97(m, 1H), 7.88-7.86(m, 1H), 7.83(s, 1H), 7.66-7.61(m, 2H), 3.09(q, J=7.4Hz, 2H), 1.38(t, J=7.3Hz, 3H)
製造例13
3−ヨード−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−オール0.29g、4−エチニルピリジン0.35g、ジクロロビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)20mg、トリエチルアミン0.30g、ヨウ化銅(I)15mgおよびDMF5mlの混合物を窒素雰囲気下、室温で2時間撹拌した。反応混合物に水を加え、t−ブチルメチルエーテルを加え、セライト(登録商標)を通してろ過した。ろ液を分液し、有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させた後、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲル分取薄層クロマトグラフィーに付し、2−(ピリジン−4−イル)−5−トリフルオロメチル−フロ[2,3−b]ピリジン(以下、本活性化合物13と記す。)33mgを得た。
Figure 2012025741
本活性化合物13
1H-NMR(CDCl3) δ: 8.77(dd, J=4.4, 1.7Hz, 2H), 8.68(d, J=2.2Hz, 1H), 8.25(d, J=2.2Hz, 1H), 7.78(dd, J=4.4, 1.7Hz, 2H), 7.32(s, 1H)
次に、上記の本活性化合物の製造中間体の製造について参考製造例を示す。
参考製造例1
4−(トリフルオロメチル)フェノール4.91gおよびトリフルオロ酢酸68mlの混合物に、室温でヘキサメチレンテトラミン4.67gを少しずつ加えた。この混合物を24時間加熱還流した。反応混合物を室温まで冷却した後、反応混合物に水35mlおよび50%硫酸19mlを加え、室温で4時間撹拌した。反応混合物をジエチルエーテルで3回抽出した。有機層をあわせて、5M塩酸、水で順次洗浄した。有機層を硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、2−ヒドロキシ−5−(トリフルオロメチル)ベンズアルデヒド1.7gを得た。
Figure 2012025741
1H-NMR(CDCl3) δ: 11.31(s, 1H), 9.95(s, 1H), 7.88-7.86(m, 1H), 7.78-7.74(m, 1H), 7.11(d, J=8.8Hz, 1H)
参考製造例2
水素化ナトリウム(60%、油性)2.71gとDMF45mlとの混合物に、氷冷下で3−(トリフルオロメチル)フェノール10gとDMF15mlの混合物を滴下し、30分撹拌した。次いで、ここに、氷冷下でクロロメチルエチルエーテル7.0gとDMF5mlの混合物を滴下し、1時間撹拌した。反応混合物を氷水に加えた。この混合物を酢酸エチルで2回抽出した。有機層をあわせて、水、飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧下濃縮し、1−エトキシメトキシ−3−(トリフルオロメチル)ベンゼン13gを得た。
Figure 2012025741
1H-NMR(CDCl3) δ: 7.41-7.36(m, 1H), 7.30-7.20(m, 3H), 5.25(s, 2H), 3.74(q, J=7.1Hz, 2H), 1.23(t, J=7.1Hz, 3H)
1−エトキシメトキシ−3−トリフルオロメチルベンゼン4.0gとジエチルエーテル160mlとの混合物に、窒素雰囲気下−70℃でn−ブチルリチウム(1.6N、n−ヘキサン溶液)16mlを滴下した。この混合物を室温で3時間撹拌した。次いで、この混合物に−70℃でDMF5.5mlを加え、室温に戻した。反応混合物を水に加えた。この混合物を酢酸エチルで2回抽出した。有機層をあわせて、水、飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、2−エトキシメトキシ−4−(トリフルオロメチル)ベンズアルデヒド1.90gを得た。
Figure 2012025741
1H-NMR(CDCl3) δ: 10.51(s, 1H), 7.94(d, J=8.1Hz, 1H), 7.53(s, 1H), 7.33(d, J=8.1Hz, 1H), 5.40(s, 2H), 3.79(q, J=7.1Hz, 2H), 1.26(t, J=7.1Hz, 3H)
2−エトキシメトキシ−4−トリフルオロメチルベンズアルデヒド1.90g、アセトン10mlおよび6N塩酸9mlの混合物を、室温で3時間、次いで、40℃で1時間撹拌した。反応混合物を室温まで冷却した後、反応混合物に水を加えた。この混合物を酢酸エチルで2回抽出した。有機層をあわせて、水、飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧下濃縮し、2−ヒドロキシ−4−(トリフルオロメチル)ベンズアルデヒド1.05gを得た。
Figure 2012025741
1H-NMR(CDCl3) δ: 11.08(s, 1H), 9.99(s, 1H), 7.73-7.70(m, 1H), 7.29-7.26(m, 2H)
参考製造例3
水素化ナトリウム(60%、油性)5.0gとDMF70mlとの混合物に、氷冷下で4−ヨードフェノール25gとDMF25mlの混合物を滴下し、1時間攪拌した。この混合物に、室温下で、クロロメチルエチルエーテル12.9gとDMF10mlの混合物を滴下し、さらに1時間攪拌した。反応混合物を氷水中に注ぎ、酢酸エチルで3回抽出した。有機層をあわせて、水、飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させた。減圧下濃縮し、1−エトキシメトキシ−4−ヨードベンゼンの粗製物32gを得た。
1−エトキシメトキシ−4−ヨードベンゼンの粗製物7.5g、ペンタフルオロプロピオン酸ナトリウム塩10.0g、ヨウ化銅(I)10.27g、DMF120mlおよびトルエン45mlの混合物を140〜150℃で1時間攪拌し、トルエン約40mlを留去させた。反応混合物を160〜170℃で更に5時間還流した後、室温まで冷却し、氷水中に加えた。この混合物にジエチルエーテル200mlを加えた。この混合物をセライト(登録商標)を通してろ過し、ろ液をジエチルエーテルで抽出した。有機層をあわせて、水、飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下濃縮し、1−エトキシメトキシ−4−(ペンタフルオロエチル)ベンゼン5.45gを得た。
Figure 2012025741
1H-NMR(CDCl3) δ: 7.51(d, J=8.9Hz, 2H), 7.13(d, J=8.9Hz, 2H), 5.27(s, 2H), 3.73(q, J=7.0Hz, 2H), 1.23(t, J=7.0, 3H)
1−エトキシメトキシ−4−(ペンタフルオロエチル)ベンゼン7.39g、アセトン30mlおよび6M塩酸30mlの混合物を50℃で2.5時間攪拌した。反応混合物を室温まで冷却した後、水に加え、酢酸エチルで抽出した。有機層をあわせて、水、飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、4−(ペンタフルオロエチル)フェノールを得た。
Figure 2012025741
1H-NMR(CDCl3) δ: 7.47(d, J=8.5Hz, 2H), 6.93(d, J=8.5Hz, 2H), 5.74(br s, 1H)
4−(トリフルオロメチル)フェノールに代えて4−(ペンタフルオロエチル)フェノールを用い、参考製造例1と同様にして、2−ヒドロキシ−5−(ペンタフルオロエチル)ベンズアルデヒドを得た。
Figure 2012025741
1H-NMR(CDCl3) δ: 11.32(s, 1H), 9.98(t, J=4.6Hz, 1H), 7.83(d, J=2.2Hz, 1H), 7.73(dd, 8.8, J=2.2Hz, 1H), 7.13(d, J=8.8Hz, 1H)
参考製造例4
3−クロロイソニコチンアルデヒド1.53gとエタノール5mlの混合物に、氷冷下、水素化ホウ素ナトリウム0.40gを少しずつ加え、氷冷下で1時間、次いで、室温で1時間攪拌した。反応混合物に飽和食塩水を加え、酢酸エチルで2回抽出した。有機層をあわせて、、硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下濃縮し、(3−クロロピリジン−4−イル)メタノール1.40gを得た。
Figure 2012025741
1H-NMR(CDCl3) δ: 8.54-8.49(m, 2H), 7.55-7.51(m, 1H), 4.83(d, J=4.4Hz, 2H), 2.34-2.29(br m, 1H)
(3−クロロピリジン−4−イル)メタノール0.70gとクロロホルム8mlの混合物に、室温で塩化チオニル0.70gを滴下し、室温で2時間撹拌した。反応混合物に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加え、クロロホルムで2回抽出した。有機層をあわせて、硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下濃縮し、3−クロロ−4−(クロロメチル)ピリジン0.78gを得た。
Figure 2012025741
1H-NMR(CDCl3) δ: 8.60(s, 1H), 8.53(d, J=5.1Hz, 1H), 7.47-7.46(m, 1H), 4.66(s, 2H)
参考製造例5
3−フルオロイソニコチンアルデヒド1.2gとエタノール5mlの混合物に、氷冷下、水素化ホウ素ナトリウム0.36gを少しずつ加え、氷冷下で3時間攪拌した。反応混合物に水を加え、酢酸エチルで2回抽出した。有機層をあわせて、飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下濃縮し、(3−フルオロピリジン−4−イル)メタノール1.12gを得た。
Figure 2012025741
1H-NMR(CDCl3) δ: 8.43-8.41(m, 1H), 8.40(d, J=1.7Hz, 1H), 7.51-7.47(m, 1H), 4.85(d, J=5.1Hz, 2H), 2.35-2.30(br m, 1H)
(3−フルオロピリジン−4−イル)メタノール1.12gとクロロホルム5mlの混合物に、室温で塩化チオニル1.26gを滴下し、室温で1.3時間撹拌した。反応混合物に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加え、クロロホルムで2回抽出した。有機層をあわせて、飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下濃縮し、4−クロロメチル−3−フルオロピリジン1.22gを得た。
Figure 2012025741
1H-NMR(CDCl3) δ: 8.48-8.47(m, 1H), 8.45(d, J=4.9Hz, 1H), 7.44-7.41(m, 1H), 4.63(s, 2H)
次に本活性化合物の製剤例を示す。なお、部は重量部を表す。
製剤例1
上述の本活性化合物(1)〜(13)のいずれか1種 10部を、キシレン35部とN,N−ジメチルホルムアミド35部との混合物に溶解し、ポリオキシエチレンスチリルフェニルエーテル14部およびドデシルベンゼンスルホン酸カルシウム6部を加え、混合して各々の乳剤を得る。
製剤例2
ラウリル硫酸ナトリウム4部、リグニンスルホン酸カルシウム2部、合成含水酸化珪素微粉末20部および珪藻土54部を混合し、更に上述の本活性化合物(1)〜(13)のいずれか1種 20部を加え、混合して各々の水和剤を得る。
製剤例3
上述の本活性化合物(1)〜(13)のいずれか1種 2部に、合成含水酸化珪素微粉末1部、リグニンスルホン酸カルシウム2部、ベントナイト30部およびカオリンクレー65部を加え混合する。ついで、この混合物に適当量の水を加え、さらに攪拌し、造粒機で製粒し、通風乾燥して各々の粒剤を得る。
製剤例4
上述の本活性化合物(1)〜(13)のいずれか1種 1部を適当量のアセトンに溶解し、これに合成含水酸化珪素微粉末5部、PAP0.3部およびフバサミクレー93.7部を加え、充分攪拌混合し、アセトンを蒸発除去して各々の粉剤を得る。
製剤例5
ポリオキシエチレンアルキルエーテルサルフェートアンモニウム塩およびホワイトカーボンの混合物(重量比1:1)35部と、上述の本活性化合物(1)〜(13)のいずれか1種 10部と、水55部とを混合し、湿式粉砕法で微粉砕することにより、各々の製剤を得る。
製剤例6
上述の本活性化合物(1)〜(13)のいずれか1種 0.1部をキシレン5部およびトリクロロエタン5部に溶解し、これを脱臭灯油89.9部に混合して各々の油剤を得る。
製剤例7
上述の本活性化合物(1)〜(13)のいずれか1種 10mgをアセトン0.5mlに溶解し、この溶液を、動物用固形飼料粉末(飼育繁殖用固形飼料粉末CE−2、日本クレア株式会社商品)5gに処理し、均一に混合する。ついでアセトンを蒸発乾燥させて各々の毒餌を得る。
製剤例8
上述の本活性化合物(1)〜(13)のいずれか1種 0.1部、ネオチオゾール(中央化成株式会社)49.9部をエアゾール缶に入れ、エアゾールバルブを装着した後、ジメチルエーテル25部、LPG25部を充填し振とうを加え、アクチュエータを装着することで油剤エアゾールを得る。
製剤例9
上述の本活性化合物(1)〜(13)のいずれか1種 0.6部、BHT(2,6−ジ−tert−ブチル−4−メチルフェノール)0.01部、キシレン5部、脱臭灯油3.39部および乳化剤{アトモス300(アトモスケミカル社登録商標名)}1部を混合溶解したものと、蒸留水50部とをエアゾール容器に充填し、バルブを装着した後、該バルブを通じて噴射剤(LPG)40部を加圧充填して水性エアゾールを得る。
次に、本活性化合物の有害節足動物防除効力を試験例により示す。
試験例1
本活性化合物(1)〜(3)および(5)〜(13)を、それぞれ製剤例5の方法で製剤とした。この製剤を有効成分濃度が500ppmとなるように水で希釈し、試験用希釈液を調製した。
プラスチックカップに植えたキュウリ苗(第1本葉展開期)にワタアブラムシ約30頭を接種し、1日間放置した。このキュウリ苗に、試験用希釈液(20ml)を散布した。
散布6日後に該キュウリの葉上に寄生したワタアブラムシ生存虫数を調査し、以下の式により防除価を求めた。
防除価(%)={1−(Cb×Tai)/(Cai×Tb)}×100
なお、式中の文字は以下の意味を表す。
Cb:無処理区の処理前の虫数
Cai:無処理区の観察時の虫数
Tb:処理区の処理前の虫数
Tai:処理区の観察時の虫数
その結果、本活性化合物(1)〜(3)又は(5)〜(13)を処理した処理区は各々防除価90%以上を示した。
試験例2
本活性化合物(5)、(6)および(7)を、それぞれ製剤例5の方法で製剤とした。この製剤を有効成分濃度が500ppmとなるように水で希釈し、試験用希釈液を調製した。
ウレタン製マットに植えたキュウリ幼苗(第1本葉展開期)に試験用希釈液(5ml)を株元潅注し、処理1日後にワタアブラムシ(全ステージ)30頭をキュウリ葉面に接種した。更に7日後に該キュウリの葉上に寄生したワタアブラムシ生存虫数を調査し、以下の式により防除価を求めた。
防除価(%)={1−(Cb×Tai)/(Cai×Tb)}×100
なお、式中の文字は以下の意味を表す。
Cb:無処理区の処理前の虫数
Cai:無処理区の観察時の虫数
Tb:処理区の処理前の虫数
Tai:処理区の観察時の虫数
その結果、本活性化合物(5)、(6)又は(7)を処理した処理区は各々防除価90%以上を示した。
試験例3
本活性化合物(8)および(11)を、それぞれ製剤例5の方法で製剤とした。この製剤を有効成分濃度が500ppmとなるように水で希釈し、試験用希釈液を調製した。
この試験用希釈液(5ml)をプラスチックカップに入れた。キュウリ苗(第1本葉展開期)の土を除去し、この苗の根部を水で洗った。この苗の根部を前記のプラスチックカップに入れた試験用希釈液に浸漬した。1日後にワタアブラムシ(全ステージ)30頭をキュウリ葉面に接種した。更に7日後に該キュウリの葉上に寄生したワタアブラムシ生存虫数を調査した。以下の式により防除価を求めた。
防除価(%)={1−(Cb×Tai)/(Cai×Tb)}×100
なお、式中の文字は以下の意味を表す。
Cb:無処理区の処理前の虫数
Cai:無処理区の観察時の虫数
Tb:処理区の処理前の虫数
Tai:処理区の観察時の虫数
その結果、本活性化合物(8)又は(11)を処理した処理区は各々防除価90%以上を示した。
試験例4
本活性化合物(1)、(3)〜(5)および(9)〜(13)を、それぞれ製剤例5の方法で製剤とした。この製剤を有効成分濃度が200ppmとなるように水で希釈し、試験用希釈液を調製した。
プラスチックカップに植えたトマト幼苗(第3本葉展開期)に、タバココナジラミ成虫を放して約72時間産卵させた。そのトマト苗を8日間温室内に放置した。その後、試験用希釈液を20ml/カップの割合で散布した。さらにこのトマト苗を7日間25℃温室内に置いた。その後、トマト葉上に生存している幼虫数の調査を行い、次の式により防除価を求めた。
防除価(%)={1−(Cb×Tai)/(Cai×Tb)}×100
なお、式中の文字は以下の意味を表す。
Cb:無処理区の処理前の虫数
Cai:無処理区の観察時の虫数
Tb:処理区の処理前の虫数
Tai:処理区の観察時の虫数
その結果、本活性化合物(1)、(3)〜(5)又は(9)〜(13)を処理した処理区は各々防除価90%以上を示した。
試験例5
本活性化合物(1)および(3)〜(13)を、それぞれ製剤例5の方法で製剤とした。この製剤を有効成分濃度が500ppmとなるように水で希釈し、試験用希釈液を調製した。
プラスチックカップに植えたイネ苗(播種2週間後、第2葉展開期)に、試験用希釈液(10ml)を散布した。イネに散布処理された薬液を乾燥させた後、トビイロウンカの初齢幼虫を20頭放した。このイネ苗を6日間25℃の温室内に置いた。その後イネに寄生したトビイロウンカの数を調査し、以下の式により防除価を求めた。
防除価(%)={1−(Cb×Tai)/(Cai×Tb)}×100
なお、式中の文字は以下の意味を表す。
Cb:無処理区の処理前の虫数
Cai:無処理区の観察時の虫数
Tb:処理区の処理前の虫数
Tai:処理区の観察時の虫数
その結果、本活性化合物(1)又は(3)〜(13)を処理した処理区は各々防除価90%以上を示した。
試験例6
本活性化合物(5)および(8)を、それぞれ製剤例5の方法で製剤とした。この製剤を有効成分濃度が500ppmとなるように水で希釈し、試験用希釈液を調製した。
プラスチックカップに植えたイネ幼苗(播種2週間後、第2葉展開期)に試験用希釈液(5ml)を株元潅注し、7日間25℃温室内に保った。トビイロウンカの初齢幼虫を20頭放して、更に6日該温室内に保った後に、該イネの葉上に寄生したトビイロウンカ生存虫数を調査し、以下の式により防除価を求めた。
防除価(%)={1−(Cb×Tai)/(Cai×Tb)}×100
なお、式中の文字は以下の意味を表す。
Cb:無処理区の処理前の虫数
Cai:無処理区の観察時の虫数
Tb:処理区の処理前の虫数
Tai:処理区の観察時の虫数
その結果、本活性化合物(5)又は(8)を処理した処理区は各々防除価90%以上を示した。

Claims (19)

  1. 式(1)
    Figure 2012025741
    [式中、
    1及びA2は同一または相異なり、窒素または=C(R6)−を表し、
    1は、群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC1−C6鎖式炭化水素基、群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC3−C6脂環式炭化水素基、群Yより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいフェニル基、群Yより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよい5員複素環基、群Yより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよい6員複素環基、−OR7、−S(O)m7、−NR78、−NR7C(O)R9、−NR7CO210、−C(O)R11、−C(NOR7)R11、−CO211、−CONR78、−CONR11NR1213、シアノ基、ニトロ基、ハロゲンまたは水素を表し、
    2は、群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC1−C6鎖式炭化水素基、−OR7、−S(O)m7、−NR78、ハロゲンまたは水素を表し、
    3及びR4は同一または相異なり、群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC1−C4鎖式炭化水素基、群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC3−C6脂環式炭化水素基、−OR14、−S(O)m14、ハロゲンまたは水素を表すか(但し、R3およびR4のいずれか一方は、群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC1−C4鎖式炭化水素基、群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC3−C6脂環式炭化水素基、−OR14または−S(O)m14である。)、あるいは、R3とR4とが結合してR3およびR4が結合する原子と共に、群Zより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよい5員環もしくは6員環を形成してもよく、
    5は少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C3アルキル基または水素を表し、
    6は少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C3アルキル基、ハロゲンまたは水素を表し、
    7及びR8は同一または相異なり、群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC1−C6鎖式炭化水素基、群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC4−C7シクロアルキルメチル基、群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC3−C6脂環式炭化水素基、群Yより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいフェニル基、群Yより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいベンジル基、群Yより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよい5員複素環基、群Yより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよい6員複素環基または水素を表し(但し、−S(O)m7におけるmが1または2である場合は、R7は水素ではない。)、
    9は、群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC1−C6鎖式炭化水素基、群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC3−C6脂環式炭化水素基、群Yより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいフェニル基を表し、
    10は少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基を表し、
    11は少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基または水素を表し、
    12およびR13は同一または相異なり、少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基、C2−C4アルコキシカルボニル基または水素を表し、
    14は群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC1−C4鎖式炭化水素基を表し、
    mは0、1または2を表し、
    nは0または1を表す。
    群X:少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルコキシ基及びハロゲンからなる群。
    群Y:少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基、少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルコキシ基、シアノ基、ニトロ基及びハロゲンからなる群:
    群Z:少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C3アルキル基及びハロゲンからなる群。]
    で示される複素環化合物を有効成分として含有する有害節足動物防除組成物。
  2. 式(1)で示される複素環化合物が、R6が水素の複素環化合物である請求項1記載の有害節足動物防除組成物。
  3. 式(1)で示される複素環化合物が、R2が水素の複素環化合物である請求項1又は2記載の有害節足動物防除組成物。
  4. 式(1)で示される複素環化合物が、R5が水素の複素環化合物である請求項1〜3のいずれか一項記載の有害節足動物防除組成物。
  5. 式(1)で示される複素環化合物が、R1が群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC1−C6鎖式炭化水素基、−OR7、−S(O)m7、−NR78、−NR7C(O)R9、−NR7CO210、−C(O)R11、−C(NOR7)R11、−CO211、−CONR78、−CONR11NR1213、シアノ基、ニトロ基、ハロゲンまたは水素であり、
    7及びR8が同一または相異なり、群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC1−C6鎖式炭化水素基または水素であり(但し、−S(O)m7におけるmが1または2である場合は、R7は群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC1−C6鎖式炭化水素基を表す。)、R9が群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC1−C6鎖式炭化水素基の複素環化合物である請求項1〜4のいずれか一項記載の有害節足動物防除組成物。
  6. 式(1)で示される複素環化合物が、R1が群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC1−C6鎖式炭化水素基、−OR7、−S(O)m7、−NR78、ハロゲンまたは水素であり、
    7が群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC1−C6鎖式炭化水素基であり、
    8が群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC1−C6鎖式炭化水素基または水素の複素環化合物である請求項1〜4のいずれか一項記載の有害節足動物防除組成物。
  7. 式(1)
    Figure 2012025741
    [式中、
    1及びA2は同一または相異なり、窒素または=C(R6)−を表し、
    1は、群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC1−C6鎖式炭化水素基、群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC3−C6脂環式炭化水素基、群Yより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいフェニル基、群Yより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよい5員複素環基、群Yより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよい6員複素環基、−OR7、−S(O)m7、−NR78、−NR7C(O)R9、−NR7CO210、−C(O)R11、−C(NOR7)R11、−CO211、−CONR78、−CONR11NR1213、シアノ基、ニトロ基、ハロゲンまたは水素を表し、
    2は、群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC1−C6鎖式炭化水素基、−OR7、−S(O)m7、−NR78、ハロゲンまたは水素を表し、
    3及びR4は同一または相異なり、群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC1−C4鎖式炭化水素基、群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC3−C6脂環式炭化水素基、−OR14、−S(O)m14、ハロゲンまたは水素を表すか(但し、R3およびR4のいずれか一方は、群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC1−C4鎖式炭化水素基、群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC3−C6脂環式炭化水素基、−OR14または−S(O)m14である。)、あるいは、R3とR4とが結合してR3およびR4が結合する原子と共に、群Zより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよい5員環もしくは6員環を形成してもよく、
    5は少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C3アルキル基または水素を表し、
    6は少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C3アルキル基、ハロゲンまたは水素を表し、
    7及びR8は同一または相異なり、群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC1−C6鎖式炭化水素基、群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC4−C7シクロアルキルメチル基、群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC3−C6脂環式炭化水素基、群Yより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいフェニル基、群Yより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいベンジル基、群Yより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよい5員複素環基、群Yより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよい6員複素環基または水素を表し(但し、−S(O)m7におけるmが1または2である場合は、R7は水素ではない。)、
    9は、群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC1−C6鎖式炭化水素基、群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC3−C6脂環式炭化水素基、群Yより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいフェニル基を表し、
    10は少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基を表し、
    11は少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基または水素を表し、
    12およびR13は同一または相異なり、少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基、C2−C4アルコキシカルボニル基または水素を表し、
    14は群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC1−C4鎖式炭化水素基を表し、
    mは0、1または2を表し、
    nは0または1を表す。
    群X:少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルコキシ基及びハロゲンからなる群。
    群Y:少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基、少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルコキシ基、シアノ基、ニトロ基及びハロゲンからなる群:
    群Z:少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C3アルキル基及びハロゲンからなる群。]
    で示される複素環化合物の有効量を有害節足動物又は有害節足動物の生息場所に施用する有害節足動物の防除方法。
  8. 式(1)で示される複素環化合物が、R6が水素の複素環化合物である請求項7記載の有害節足動物防除方法。
  9. 式(1)で示される複素環化合物が、R2が水素の複素環化合物である請求項7または8記載の有害節足動物防除方法。
  10. 式(1)で示される複素環化合物が、R5が水素の複素環化合物である請求項7〜9のいずれか一項記載の有害節足動物防除方法。
  11. 式(1)で示される複素環化合物が、R1が群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC1−C6鎖式炭化水素基、−OR7、−S(O)m7、−NR78、−NR7C(O)R9、−NR7CO210、−C(O)R11、−C(NOR7)R11、−CO211、−CONR78、−CONR11NR1213、シアノ基、ニトロ基、ハロゲンまたは水素であり、
    7及びR8が同一または相異なり、群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC1−C6鎖式炭化水素基または水素であり(但し、−S(O)m7におけるmが1または2である場合は、R7は群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC1−C6鎖式炭化水素基を表す。)、R9が群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC1−C6鎖式炭化水素基の複素環化合物である請求項7〜10のいずれか一項記載の有害節足動物防除方法。
  12. 式(1)で示される複素環化合物が、R1が群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC1−C6鎖式炭化水素基、−OR7、−S(O)m7、−NR78、ハロゲンまたは水素であり、
    7が群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC1−C6鎖式炭化水素基であり、
    8が群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC1−C6鎖式炭化水素基または水素の複素環化合物である請求項7〜10のいずれか一項記載の有害節足動物防除方法。
  13. 有害節足動物防除のための式(1)で示される複素環化合物の使用。
    Figure 2012025741
    [式中、
    1及びA2は同一または相異なり、窒素または=C(R6)−を表し、
    1は、群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC1−C6鎖式炭化水素基、群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC3−C6脂環式炭化水素基、群Yより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいフェニル基、群Yより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよい5員複素環基、群Yより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよい6員複素環基、−OR7、−S(O)m7、−NR78、−NR7C(O)R9、−NR7CO210、−C(O)R11、−C(NOR7)R11、−CO211、−CONR78、−CONR11NR1213、シアノ基、ニトロ基、ハロゲンまたは水素を表し、
    2は、群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC1−C6鎖式炭化水素基、−OR7、−S(O)m7、−NR78、ハロゲンまたは水素を表し、
    3及びR4は同一または相異なり、群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC1−C4鎖式炭化水素基、群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC3−C6脂環式炭化水素基、−OR14、−S(O)m14、ハロゲンまたは水素を表すか(但し、R3およびR4のいずれか一方は、群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC1−C4鎖式炭化水素基、群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC3−C6脂環式炭化水素基、−OR14または−S(O)m14である。)、あるいは、R3とR4とが結合してR3およびR4が結合する原子と共に、群Zより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよい5員環もしくは6員環を形成してもよく、
    5は少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C3アルキル基または水素を表し、
    6は少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C3アルキル基、ハロゲンまたは水素を表し、
    7及びR8は同一または相異なり、群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC1−C6鎖式炭化水素基、群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC4−C7シクロアルキルメチル基、群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC3−C6脂環式炭化水素基、群Yより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいフェニル基、群Yより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいベンジル基、群Yより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよい5員複素環基、群Yより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよい6員複素環基または水素を表し(但し、−S(O)m7におけるmが1または2である場合は、R7は水素ではない。)、
    9は、群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC1−C6鎖式炭化水素基、群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC3−C6脂環式炭化水素基、群Yより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいフェニル基を表し、
    10は少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基を表し、
    11は少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基または水素を表し、
    12およびR13は同一または相異なり、少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基、C2−C4アルコキシカルボニル基または水素を表し、
    14は群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC1−C4鎖式炭化水素基を表し、
    mは0、1または2を表し、
    nは0または1を表す。
    群X:少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルコキシ基及びハロゲンからなる群。
    群Y:少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基、少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルコキシ基、シアノ基、ニトロ基及びハロゲンからなる群:
    群Z:少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C3アルキル基及びハロゲンからなる群。]
  14. 式(2)
    Figure 2012025741
    [式中、
    1及びA2は同一または相異なり、窒素または=C(R6)−を表し、
    1は、群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC1−C6鎖式炭化水素基、群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC3−C6脂環式炭化水素基、群Yより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいフェニル基、群Yより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよい5員複素環基、群Yより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよい6員複素環基、−OR7、−S(O)m7、−NR78、−NR7C(O)R9、−NR7CO210、−C(O)R11、−C(NOR7)R11、−CO211、−CONR78、−CONR11NR1213、シアノ基、ニトロ基またはハロゲンを表し、
    2は、群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC1−C6鎖式炭化水素基、−OR7、−S(O)m7、−NR78、ハロゲンまたは水素を表し、
    3a及びR4aは同一または相異なり、少なくとも1個のハロゲンで置換されたC1−C4鎖式炭化水素基、−OR14a、−S(O)m14a、ハロゲンまたは水素を表すか(但し、R3aおよびR4aのいずれか一方は、少なくとも1個のハロゲンで置換されたC1−C4鎖式炭化水素基、−OR14aまたは−S(O)m14aである。)、あるいは、R3aとR4aとが結合してR3aおよびR4aが結合する原子と共に少なくとも1個のハロゲンで置換された5員環もしくは6員環を形成してもよく、
    5は少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C3アルキル基または水素を表し、
    6は少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C3アルキル基、ハロゲンまたは水素を表し、
    7及びR8は同一または相異なり、群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC1−C6鎖式炭化水素基、群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC4−C7シクロアルキルメチル基、群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC3−C6脂環式炭化水素基、群Yより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいフェニル基、群Yより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいベンジル基、群Yより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよい5員複素環基、群Yより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよい6員複素環基または水素を表し(但し、−S(O)m7のmが1または2である場合は、R7は水素ではない。)、
    9は、群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC1−C6鎖式炭化水素基、群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC3−C6脂環式炭化水素基、群Yより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいフェニル基を表し、
    10は少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基を表し、
    11は少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基または水素を表し、
    12およびR13は同一または相異なり、少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基、C2−C4アルコキシカルボニル基または水素を表し、
    14aは少なくとも1個のハロゲンで置換されたC1−C4鎖式炭化水素基を表し、
    mは0、1または2を表し、
    nは0または1を表す。
    群X:少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルコキシ基及びハロゲンからなる群。
    群Y:少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルキル基、少なくとも1個のハロゲンで置換されていてもよいC1−C4アルコキシ基、シアノ基、ニトロ基及びハロゲンからなる群。]
    で示される複素環化合物。
  15. 6が水素である請求項14記載の複素環化合物。
  16. 2が水素である請求項14又は15記載の複素環化合物。
  17. 5が水素である請求項14〜16のいずれか一項記載の複素環化合物。
  18. 1が群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC1−C6鎖式炭化水素基、−OR7、−S(O)m7、−NR78、−NR7C(O)R9、−NR7CO210、−C(O)R11、−C(NOR7)R11、−CO211、−CONR78、−CONR11NR1213、シアノ基、ニトロ基またはハロゲンであり、
    7及びR8が同一または相異なり、群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC1−C6鎖式炭化水素基または水素であり(但し、−S(O)m7におけるmが1または2である場合は、R7は群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC1−C6鎖式炭化水素基を表す。)、R9が群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC1−C6鎖式炭化水素基である請求項14〜17のいずれか一項記載の複素環化合物。
  19. 1が群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC1−C6鎖式炭化水素基、−OR7、−S(O)m7、−NR78またはハロゲンであり、
    7が群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC1−C6鎖式炭化水素基であり、
    8が群Xより選ばれる少なくとも1個で置換されていてもよいC1−C6鎖式炭化水素基または水素である請求項14〜17いずれか一項記載の複素環化合物。
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