JP2005139106A - ベンゾフラン誘導体 - Google Patents

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Kyoichiro Iida
恭一郎 飯田
浩二 ▲萩▼原
Koji Hagiwara
So Kashima
宗 加島
Hiromi Nonaka
裕美 野中
Shinichi Uchida
真一 内田
Masako Kurokawa
昌子 黒川
Shizuo Shiozaki
静男 塩崎
Junichi Shimada
純一 島田
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Abstract

【課題】 アドレナリンα2受容体、中でもアドレナリンα2C受容体に対して拮抗作用を示し、アドレナリンα2C受容体の機能亢進に由来する疾患に対する予防および/または治療に有用なベンゾフラン誘導体またはその薬理学的に許容される塩を提供すること。
【解決手段】 式(I)
【化14】
Figure 2005139106

(式中、R1は水素原子または置換もしくは非置換の低級アルキルを表し、R2は置換もしくは非置換のアリールまたは置換もしくは非置換の複素環基を表し、R3およびR4は同一または異なって水素原子、置換もしくは非置換の低級アルキル、置換もしくは非置換のシクロアルキル、置換もしくは非置換のアリールまたは置換もしくは非置換の複素環基を表すか、またはR3とR4が隣接する窒素原子と一緒になって置換もしくは非置換の複素環基を形成する)で表されるベンゾフラン誘導体またはその薬理学的に許容される塩。
【選択図】 なし

Description

本発明は、アドレナリンα2受容体、中でもアドレナリンα2C受容体に対して拮抗作用を示し、アドレナリンα2C受容体の機能亢進に由来する疾患[例えばパーキンソン病、L-ドーパ(L-DOPA)誘発ジスキネジア、遅発性ジスキネジア、うつ病、高血圧、糖尿病、肥満、勃起不全等]に対する予防および/または治療に有用なベンゾフラン誘導体またはその薬理学的に許容される塩に関する。
アドレナリン作用性神経終末から遊離されたカテコラミン(catecholamine;エピネフリン、ノルエピネフリン、ドパミン)はシナプス間隙を拡散してアドレナリン受容体に結合して種々の生理作用を示す。アドレナリン受容体は古くにα受容体とβ受容体に分類された後、特異的な作動薬、拮抗薬、遮断薬を用いた研究によってα1、α2、β1、β2の4つのサブタイプに分類された。さらに最近ではクローニング技術を用いた分子生物学的研究の結果、それぞれのサブタイプに複数の分子種が確認され、例えばα2受容体では現在α2A、α2B、α2Cの3種の存在が確認されている。
アドレナリン作用性神経終末から遊離されたカテコラミンについては、α2受容体を介して、例えば運動機能を調整していること[「ニューロロジー(Neurology)」、1991年、第41巻、p.986、「ニューロサイエンス(Neuroscience)」、1991年、第41巻、p.507]、交感神経を介して陰茎勃起に関与していること[「ジャーナル・オブ・ウロロジー(Journal of Urology)」、1982年、第128巻、p.45]、末梢血管を収縮して血圧を上昇すること[「バイオケミカル・ファーマコロジー(Biochemical Pharmacology)」、1982年、第31巻、p.467]、グルカゴンの分泌を促進しかつインスリンの分泌を抑制すること[「ジャーナル・オブ・クリニカル・インベスティゲーション(Journal of Clinical Investigation)」、1979年、第63巻、p.230]等が知られており、さらにはα2受容体拮抗薬がL-DOPA誘発ジスキネジアを抑制すること[「ナウニン−シュミーデベルグズ・アーカイブス・オブ・ファーマコロジー(Naunyn-Schmiedeberg's Archives of Pharmacology)」、2000年、第361巻、p.181]、脂肪酸の分解を促進して抗肥満作用を示すこと[「アメリカン・ジャーナル・オブ・クリニカル・ニュートリション(American Journal of Clinical Nutrition)」、1992年、第55巻、p.219S]、α2C受容体ノックアウトマウスではうつ症状が見られないこと(米国特許第5902807号明細書)等が知られている。従って、アドレナリンα2受容体拮抗作用を有する拮抗薬は、例えばパーキンソン病、L-DOPA誘発ジスキネジア、遅発性ジスキネジア、うつ病、男性機能不全、陰茎勃起不全、高血圧、糖尿病、肥満等の治療薬として、および/またはそれらの症状改善効果を示すものとして期待される。
また、アドレナリンα2C受容体選択的に拮抗作用を有する化合物としては、キノリン誘導体(国際公開第01/64645号パンプレット)が知られている。
一方、ベンゾフラン誘導体については、ロイコトリエン拮抗作用、5α-リダクターゼ阻害作用、5−リポキシゲナーゼ阻害作用等を有する化合物(特許文献1、特許文献2、特許文献3、非特許文献1参照)、タキキニン拮抗作用を有する化合物(特許文献4参照)、セロトニン3(5HT3)受容体拮抗作用を有する化合物(特許文献5参照)、セロトニン2C(5HT2C)受容体拮抗作用を有する化合物(特許文献6参照)、フィブリノーゲン受容体拮抗作用を有する化合物(特許文献7参照)、ホスホジエステラーゼ(PDE)-IV阻害活性を有する化合物(特許文献8、特許文献9、特許文献10、特許文献11、特許文献12、特許文献13、特許文献14、非特許文献2参照)およびアドレナリンα2C受容体拮抗作用を有する化合物(特許文献15参照)が報告されている。
特開昭61-050997号公報 特開昭61-126061号公報 特開昭62-230760号公報 国際公開第93/01169号パンフレット 米国特許第4910193号明細書 国際公開第00/44737号パンフレット 国際公開第94/08962号パンフレット 欧州特許出願公開第685479号明細書 国際公開第96/36624号パンフレット 国際公開第97/20833号パンフレット 国際公開第98/22452号パンフレット 国際公開第99/37640号パンフレット 国際公開第99/45002号パンフレット 国際公開第99/16768号パンフレット 欧州特許出願公開第1010693号明細書 「ジャーナル・オブ・メディシナル・ケミストリー(Journal of Medicinal Chemistry)」、1988年、第31巻、p.84-91 「バイオオーガニック・メディシナル・ケミストリー・レターズ(Bioorganic Medicinal Chemistry Letters)」、1994年、第4巻、p.1855-1860
本発明の目的は、アドレナリンα2受容体、中でもアドレナリンα2C受容体に対して拮抗作用を示し、アドレナリンα2C受容体の機能亢進に由来する疾患(例えばパーキンソン病、L-DOPA誘発ジスキネジア、遅発性ジスキネジア、うつ病、高血圧、糖尿病、肥満、勃起不全等)に対する予防および/または治療に有用なベンゾフラン誘導体またはその薬理学的に許容される塩を提供することにある。
本発明は、以下の(1)〜(10)に関する。
(1) 式(I)
Figure 2005139106
(式中、R1は水素原子または置換もしくは非置換の低級アルキルを表し、R2は置換もしくは非置換のアリールまたは置換もしくは非置換の複素環基を表し、
R3およびR4は同一または異なって水素原子、置換もしくは非置換の低級アルキル、置換もしくは非置換のシクロアルキル、置換もしくは非置換のアリールまたは置換もしくは非置換の複素環基を表すか、またはR3とR4が隣接する窒素原子と一緒になって置換もしくは非置換の複素環基を形成する)で表されるベンゾフラン誘導体またはその薬理学的に許容される塩。
(2) 式(I)
Figure 2005139106
(式中、R1、R2、R3およびR4はそれぞれ前記と同義である)で表されるベンゾフラン誘導体またはその薬理学的に許容される塩。
(3) 式(IB)
Figure 2005139106
(式中、R1、R2、R3およびR4はそれぞれ前記と同義である)で表されるベンゾフラン誘導体またはその薬理学的に許容される塩。
(4) R3とR4が隣接する窒素原子と一緒になって置換もしくは非置換の複素環基を形成する上記(1)〜(3)のいずれかに記載のベンゾフラン誘導体またはその薬理学的に許容される塩。
(5) R1が置換もしくは非置換の低級アルキルである上記(1)〜(4)のいずれかに記載のベンゾフラン誘導体またはその薬理学的に許容される塩。
(6) 上記(1)〜(5)のいずれかに記載のベンゾフラン誘導体またはその薬理学的に許容される塩を有効成分として含有する医薬。
(7) 上記(1)〜(5)のいずれかに記載のベンゾフラン誘導体またはその薬理学的に許容される塩を有効成分として含有するアドレナリンα2C受容体拮抗剤。
(8) 上記(1)〜(5)のいずれかに記載のベンゾフラン誘導体またはその薬理学的に許容される塩を有効成分として含有するパーキンソン病の予防および/または治療剤。
(9) 上記(1)〜(5)のいずれかに記載のベンゾフラン誘導体またはその薬理学的に許容される塩を有効成分として含有するジスキネジアの予防および/または治療剤。
(10) ジスキネジアがL-ドーパ誘発ジスキネジアである上記(9)記載のジスキネジアの予防および/または治療剤。
本発明により、アドレナリンα2受容体、中でもアドレナリンα2C受容体に対して拮抗作用を示し、アドレナリンα2C受容体の機能亢進に由来する疾患(例えばパーキンソン病、L-DOPA誘発ジスキネジア、遅発性ジスキネジア、うつ病、高血圧、糖尿病、肥満、勃起不全等)に対する予防および/または治療に有用なベンゾフラン誘導体またはその薬理学的に許容される塩が提供される。
式(I)の各基の定義において、
低級アルキルとしては、例えば直鎖または分岐状の炭素数1〜8のアルキル、具体的にはメチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、sec−ブチル、tert−ブチル、ペンチル、イソペンチル、ヘキシル、ヘプチル、オクチル等が挙げられる。
シクロアルキルとしては、例えば炭素数3〜8のシクロアルキル、具体的にはシクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチル、シクロオクチル等が挙げられる。
アリールとしては、例えばフェニル、ナフチル、1,2,3,4−テトラヒドロナフチル、アントリル、インデニル、インダニル等が挙げられる。
複素環基としては、芳香族複素環基および脂環式複素環基が挙げられる。芳香族複素環基としては、例えば窒素原子、酸素原子および硫黄原子から選ばれる少なくとも1個の原子を含む5員または6員の単環性芳香族複素環基、3〜8員の環が縮合した二環または三環性で窒素原子、酸素原子および硫黄原子から選ばれる少なくとも1個の原子を含む縮環性芳香族複素環基等があげられ、具体的には例えばピリジル、ピラジニル、ピリミジニル、ピリダジニル、ベンゾイミダゾリル、インダゾリル、インドリル、イソインドリル、プリニル、キノリル、イソキノリル、フタラジニル、ナフチルリジニル、キノキサリニル、ピロリル、ピラゾリル、トリアゾリル、テトラゾリル、イミダゾリル、オキサゾリル、チアゾリル、チエニル、フリル、オキサジアゾリル等が挙げられる。脂環式複素環基としては、例えば窒素原子、酸素原子および硫黄原子から選ばれる少なくとも1個の原子を含む5員または6員の単環性脂環式複素環基、3〜8員の環が縮合した二環または三環性で窒素原子、酸素原子および硫黄原子から選ばれる少なくとも1個の原子を含む縮環性脂環式複素環基等があげられ、具体的にはピロリジニル、2,5−ジオキソピロリジニル、チアゾリジニル、オキサゾリジニル、チアゾリニル、オキサゾリニル、ピペリジル、ピペリジノ、ピペラジニル、ホモピペラジニル、ホモピペリジル、ホモピペリジノ、モルホリニル、モルホリノ、チオモルホリニル、チオモルホリノ、テトラヒドロピラニル、テトラヒドロフラニル、テトラヒドロピリジル、5−オキソ−1,3,4−オキサジアゾリニル、テトラヒドロキノリル、テトラヒドロイソキノリル、オクタヒドロキノリル、ジヒドロインドリル等が挙げられる。
隣接する窒素原子と一緒になって形成される複素環基としては、例えばピロリジニル、チアゾリジニル、オキサゾリジニル、ピペリジノ、ホモピペリジノ、オキソピペリジノ、ピペラジニル、ホモピペラジニル、モルホリノ、チオモルホリノ、テトラヒドロピリジル、テトラヒドロキノリル、テトラヒドロイソキノリル、オクタヒドロキノリル、ベンゾイミダゾリル、インダゾリル、インドリル、イソインドリル、プリニル、インドリニル、イソインドリニル、ピロリル、ピラゾリル、トリアゾリル、テトラゾリニル、イミダゾリル、1,4−ジオキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−イル、1,2,4,5−テトラヒドロ−3H−3−ベンゾアゼピン−3−イル、1,3,4,5−テトラヒドロ−2H−2−ベンゾアゼピン−2−イル等が挙げられる。
置換低級アルキルおよび置換シクロアルキルにおける置換基としては、同一または異なって、例えば置換基数1〜3のシアノ、ニトロ、ヒドロキシ、カルボキシ、低級アルキルアミノ、ジ低級アルキルアミノ、低級アルコキシ、置換低級アルコキシ(該置換低級アルコキシにおける置換基(a)としては、同一または異なって、例えば置換基数1〜3のシアノ、ニトロ、ヒドロキシ、カルボキシ、アミノ、低級アルキルアミノ、ジ低級アルキルアミノ、低級アルコキシ、低級アルコキシカルボニル、シクロアルキル、低級アルカノイル、低級アルカノイルオキシ、ハロゲン、アリール、アリールオキシ、複素環基等が挙げられる)、低級アルコキシカルボニル、シクロアルキル、低級アルカノイル、置換低級アルカノイル(該置換低級アルカノイルにおける置換基は、前記置換基(a)と同義である)、低級アルカノイルオキシ、ハロゲン、アリール、置換アリール(該置換アリールにおける置換基(b)としては、同一または異なって、例えば置換基数1〜3のシアノ、ニトロ、ヒドロキシ、カルボキシ、アミノ、低級アルキル、低級アルキルスルホニル、低級アルキルアミノ、ジ低級アルキルアミノ、低級アルコキシ、低級アルコキシカルボニル、シクロアルキル、低級アルカノイル、低級アルカノイルオキシ、ハロゲン、アリール、アリールオキシ、複素環基等が挙げられる)、アリールオキシ、置換アリールオキシ(該置換アリールオキシにおける置換基は、前記置換基(b)と同義である)、複素環基、置換複素環基(該置換複素環基における置換基は、前記置換基(b)と同義である)等が挙げられる。ここで示した低級アルキル、シクロアルキル、アリールおよび複素環基はそれぞれ前記と同義であり、アリールオキシのアリール部分は前記アリールと同義であり、低級アルコキシ、低級アルコキシカルボニル、低級アルキルスルホニル、低級アルキルアミノおよびジ低級アルキルアミノの低級アルキル部分はそれぞれ前記低級アルキルと同義であり、ジ低級アルキルアミノの2つの低級アルキル部分は同一でも異なっていてもよい。低級アルカノイルおよび低級アルカノイルオキシのアルカノイル部分としては、例えば炭素数1〜8の直鎖または分岐状のアルカノイル、具体的にはホルミル、アセチル、プロピオニル、ブチリル、イソブチリル、バレリル、イソバレリル、ピバロイル、ヘキサノイル、ヘプタノイル、オクタノイル等が挙げられる。ハロゲンは、フッ素、塩素、臭素またはヨウ素の各原子を表す。
置換アリール、置換複素環基および隣接する窒素原子と一緒になって形成される置換複素環基における置換基(c)としては、上記置換低級アルキルにおける置換基として挙げた基に加え、低級アルキル、置換低級アルキル(該置換低級アルキルにおける置換基は、前記置換基(a)と同義である)等が挙げられる。ここで示した低級アルキルは前記と同義である。
以下式(I)で表される化合物を化合物(I)という。他の式番号の化合物についても同様である。
化合物(I)の薬理学的に許容される塩としては、毒性のない、水溶性のものが好ましく、例えば塩酸塩、臭化水素酸塩、硝酸塩、硫酸塩、リン酸塩等の無機酸塩、ベンゼンスルホン酸塩、安息香酸塩、クエン酸塩、フマル酸塩、グルコン酸塩、乳酸塩、マレイン酸塩、リンゴ酸塩、シュウ酸塩、メタンスルホン酸塩、酒石酸塩等の有機酸塩等の酸付加塩、ナトリウム塩、カリウム塩等のアルカリ金属塩、マグネシウム塩、カルシウム塩等のアルカリ土類金属塩、アンモニウム、テトラメチルアンモニウム等のアンモニウム塩、モルホリン付加塩、ピペリジン付加塩等の有機アミン付加塩等が挙げられる。
次に化合物(I)の製造法について説明する。
なお、以下に示した製造法において、定義した基が反応条件下変化するか、または方法を実施するのに不適切な場合、有機合成化学で常用される方法、例えば官能基の保護、脱保護等[例えば、プロテクティブ・グループス・イン・オーガニック・シンセシス(Protective Groups in Organic Synthesis)、グリーン(T.W.Greene)著、ジョン・ワイリー・アンド・サンズ・インコーポレイテッド(John Wiley & Sons Inc.)(1981年)等]の手段に付すことにより容易に製造を実施することができる。
製造法1:
化合物(I)のうちR1が置換もしくは非置換の低級アルキルである化合物(IC)は、例えば以下に示す一連の反応により製造することができる。
Figure 2005139106
[式中、R2、R3およびR4はそれぞれ前記と同義であり、R1BはR1の定義中、置換もしくは非置換の低級アルキルを表し、Xはハロゲン(該ハロゲンは前記と同義である)を表し、Phはフェニルを表す]
工程1:
化合物(III)は、化合物(II)を不活性溶媒中、通常-78℃〜40℃の間の温度で、10分間〜24時間、好ましくは1〜3時間、2〜4当量の還元剤で処理することにより得ることができる。
化合物(II)は、市販品としてまたはWO00/44737等に記載の方法に準じて得られる。
不活性溶媒としては、例えばジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素、ジクロロエタン、ベンゼン、トルエン、キシレン、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン(THF)、1,4-ジオキサン、N,N−ジメチルホルムアミド(DMF)、N,N−ジメチルアセトアミド(DMA)、アセトニトリル、メタノール、エタノール、n-プロピルアルコール等を単独でまたはそれらを混合して用いることができ、中でもメタノールまたはTHFが好ましい。
還元剤としては、例えば水素化アルミニウムリチウム、水素化ホウ素ナトリウム、ジイソプロピル水素化アルミニウムリチウム等を用いることができ、中でも水素化ホウ素ナトリウムまたはジイソプロピル水素化アルミニウムリチウムが好ましい。
工程2:
化合物(III)のホスホニウム塩化に関しては多くの方法が知られており、例えば新実験化学講座、第14巻、227頁(1977年)、丸善出版等に記載の方法を応用することができる。
例えば化合物(IV)は、化合物(III)を溶媒中、1〜5当量、好ましくは1当量のトリフェニルホスフィンおよび1〜5当量、好ましくは1当量のHX(式中、Xは前記と同義である)と、通常0℃〜用いる溶媒の沸点の間の温度で、好ましくは還流下で、0.5〜5時間、好ましくは0.5〜2時間反応させることにより得ることができる。
溶媒としては、例えばアセトニトリル、ベンゼン、トルエン、THF、ジクロロメタン、クロロホルム、DMF等を単独でまたはそれらを混合して用いることができ、中でもアセトニトリルが好ましい。
工程3:
テトラヘドロン(Tetrahedron)、37巻、2867頁(1981年)に記載の方法に準じて、化合物(VI)は、化合物(IV)を不活性溶媒中、1〜5当量の塩基存在下、1〜5当量、好ましくは1当量の化合物(V)と通常0℃〜200℃の間の温度で、10分間〜48時間反応させることにより得ることができる。
不活性溶媒としては、例えばジクロロメタン、クロロホルム、THF、1,4-ジオキサン、ジメトキシエタン、DMF、DMA、ベンゼン、トルエン、キシレン、アセトニトリル、酢酸エチル、ピリジン、テトラリン等を単独でまたは混合して用いることができ、中でもトルエンが好ましい。
塩基としては、例えばトリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン、ピリジン、N-メチルモルホリン、炭酸カリウム、水素化ナトリウム、水素化カリウム、水素化カルシウム、ジイソプロピルエチルアミン、1,8-ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ-7-エン(DBU)等を用いることができ、中でもトリエチルアミンが好ましい。
工程4:
化合物(VI)のホルミル化に関しては多くの方法が知られており、例えば第4版実験化学講座、第21巻、30頁(1990年)、丸善出版等に記載の方法を応用することができる。
例えば化合物(VII)は、化合物(VI)を不活性溶媒中、1当量〜大過剰量の塩基存在下、通常-100℃〜用いる溶媒の沸点の間の温度で、好ましくは-100℃〜室温の間の温度で、5分間〜48時間、1当量〜大過剰量のホルミル化剤で処理することにより得ることができる。
塩基としては、例えばマグネシウム、ナトリウム、リチウム、カリウム、ブチルリチウム、sec-ブチルリチウム、tert-ブチルリチウム、フェニルリチウム等を用いることができる。
ホルミル化剤としては、例えばフルオロホルムアルデヒド、ギ酸無水物、アセトギ酸エステル、オルトギ酸エチル、エチルギ酸エステル、ギ酸リチウム塩、エトキシメチレンアニリン、N-メチルホルムアニリド、DMF、N-ホルミルピペリジン等を用いることができる。
不活性溶媒としては、例えばTHF、1,4-ジオキサン、ジエチルエーテル、エチレングリコール、グライム、ジグライム、ジクロロメタン、クロロホルム、ベンゼン、トルエン等を単独でまたは混合して用いることができ、中でもTHFが好ましい。
工程5:
化合物(IC)は、化合物(VII)および化合物(VIII)から、例えばオーガニック・リアクション(Organic Reaction)、59巻、1頁(2002年)等に記載の還元的アミノ化の方法を応用して得ることができる。
例えば化合物(IC)は、化合物(VII)を不活性溶媒中、1〜10当量、好ましくは1〜3当量の還元剤存在下、必要に応じて例えば塩酸、酢酸等の酸存在下、1〜10当量、好ましくは1〜3当量の化合物(VIII)と、通常0℃〜用いる溶媒の沸点の間の温度で、10分間〜XX時間反応させることにより得ることができる。
不活性溶媒としては、例えばメタノール、エタノール、ジクロロメタン、ジクロロエタン、THF、エーテル、DMF等を単独でまたは混合して用いることができる。
還元剤としては、例えば水素化ホウ素ナトリウム、水素化トリアセトキシホウ素ナトリウム、水素化シアノホウ素ナトリウム等を用いることができる。
また、化合物(VII)のうちホルミル基がベンゾフラン環の4位に結合した化合物(VIIa)は、以下に示す一連の反応によっても製造することができる。
Figure 2005139106
(式中、R1B、R2、XおよびPhはそれぞれ前記と同義である)
工程6:
工程1と同様な方法により、市販品としてまたはWO00/44737等に記載の方法に準じて得られる化合物(IX)から化合物(X)を得ることができる。
工程7:
工程2と同様な方法により、化合物(X)から化合物(XI)を得ることができる。
工程8:
工程3と同様な方法により、化合物(XI)から化合物(XII)を得ることができる。
工程9:
化合物(XII)のホルミル化に関しては多くの方法が知られており、例えば第4版実験化学講座、第21巻、106頁(1990年)、丸善出版等に記載の方法を応用することができる。
例えば化合物(VIIa)は、化合物(XII)を不活性溶媒中、1当量〜大過剰量の酸存在下、通常-50℃〜用いる溶媒の沸点の間の温度で、5分間〜48時間、1当量〜大過剰量のジクロロメチルメチルエーテルで処理することにより得ることができる。
酸としては、例えばメタンスルホン酸、塩酸、硫酸、トリフルオロ酢酸、三フッ化ホウ素、塩化アルミニウム、塩化第二スズ、四塩化チタン、塩化亜鉛、塩化第二鉄等を用いることができ、中でも四塩化チタン好ましい。
不活性溶媒としては、例えばTHF、1,4-ジオキサン、ジエチルエーテル、エチレングリコール、グライム、ジグライム、ジクロロメタン、クロロホルム、ベンゼン、トルエン等を単独でまたは混合して用いることができ、中でもジクロロメタンが好ましい。
工程10:
化合物(VI)のうちブロモ基がベンゾフラン環の4位に結合した化合物(VIa)は、化合物(XII)を不活性溶媒中、通常-100℃〜用いる溶媒の沸点の間の温度で、好ましくは0℃〜室温の間の温度で、5分間〜10時間、臭素化剤で処理することにより得ることができる。
臭素化剤としては、例えば臭素、テトラブチルアンモニウムトリブロミド、テトラメチルアンモニウムトリブロミド、ピリジニウムトリブロミド、N-ブロモスクシイミド(NBS)、臭化銅等を用いることができる。
不活性溶媒としては、例えばTHF、1,4-ジオキサン、ジエチルエーテル、エチレングリコール、トリエチレングリコール、グライム、ジグライム、メタノール、エタノール、イソプロピルアルコール、tert-ブチルアルコール、ジクロロメタン、クロロホルム、ベンゼン、トルエン、DMF等を単独でまたは混合して用いることができ、中でもメタノールとジクロロメタンの混合溶媒が好ましい。
工程11:
工程4と同様な方法により、化合物(VIa)から化合物(VIIa)を得ることができる。
製造法2:
化合物(IC)のうちR2が置換もしくは非置換の1,3−オキサゾリン−2−イル(該置換1,3−オキサゾリン−2−イルにおける置換基は、前記置換複素環基における置換基(c)と同義である)である化合物(ICb)は、以下に示す一連の反応によっても製造することができる。
Figure 2005139106
(式中、R1B、R3およびR4はそれぞれ前記と同義であり、Raはメチルまたはエチルを表し、Rb、Rc、RdおよびReは同一または異なって水素原子または前記置換複素環基における置換基(c)として定義した基と同義の基を表す)
工程12:
化合物(XIV)は、化合物(XIII)をアルカリ加水分解することにより得られる。例えば化合物(XIII)を不活性溶媒中、通常0℃〜用いる溶媒の沸点の間の温度で、5分間〜10時間、アルカリ水溶液で処理することにより得ることができる。
化合物(XIII)は、WO99/37640等に記載の方法に準じて得られる。
不活性溶媒としては、例えば1,4-ジオキサン、メタノール、THF等を単独でまたは混合して用いることができる。
アルカリ水溶液としては、例えば水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等の水溶液を用いることができる。
工程13:
化合物(XVI)は、化合物(XIV)と1〜20当量のハロゲン化剤とから調製される酸ハロゲン化物を不活性溶媒中、必要に応じて1〜20当量の塩基存在下、通常-10℃〜100℃の間の温度で、好ましくは室温で、10分間〜24時間、1〜20当量の化合物(XV)と反応させることにより得ることができる。
ハロゲン化剤としては、例えば塩化チオニル、オキサリルクロリド、オキシ塩化リン等を用いることができ、中でも塩化チオニルが好ましい。
塩基としては、例えばピリジン、トリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン、N-メチルモルホリン等を用いることができる。
不活性溶媒としては、例えばジクロロメタン、クロロホルム、酢酸エチル、THF、1,4-ジオキサン、DMF、DMA、アセトニトリル、ベンゼン、トルエン、キシレン等を単独でまたは混合して用いることができる。
また、化合物(XVI)は、ペプチド化学で常用される手法を用いて得ることもできる。
例えば化合物(XIV)を不活性溶媒中、0.5〜10当量の縮合剤共存下、通常0℃〜50℃の間の温度で、10分間〜70時間、1〜10当量の化合物(XV)と反応させることにより化合物(XVI)を得ることができる。なお、このとき必要に応じてN-ヒドロキシこはく酸イミド、3,4-ジヒドロ-3-ヒドロキシ-4-オキソ-1,2,3-ベンゾトリアジン、1-ヒドロキシベンゾトリアゾール等、好ましくは1-ヒドロキシベンゾトリアゾール等の添加剤をさらに添加して反応させてもよい。
不活性溶媒としては、例えばジエチルエーテル、THF、1,4-ジオキサン、DMF、DMA、ベンゼン、トルエン、キシレン、アセトニトリル、酢酸エチル、ピリジン、ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素等が挙げられ、好ましくはDMF、THF等を単独でまたは混合して用いることができる。
縮合剤としては、例えば1,3-ジシクロヘキシルカルボジイミド、1-エチル-3-(3-ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩、1-エチル-3-(3-ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド結合ポリスチレンレジン(EDCレジン)等を用いることができる。EDCレジンは、テトラヘドロン・レターズ(Tetrahedron Letters)、34巻、48号、7685頁(1993年)記載の方法で得ることができる。
なお、これらの反応により、次工程の目的物である化合物(VIIb)が直接得られる場合もある。
工程14:
化合物(VIIb)は、化合物(XVI)を不活性溶媒中、通常-10℃〜100℃の間の温度で、好ましくは室温で、10分間〜24時間、1〜20当量のハロゲン化剤で処理することにより得ることができる。
不活性溶媒としては、例えばジクロロメタン、クロロホルム、酢酸エチル、THF、1,4-ジオキサン、DMF、DMA、アセトニトリル、ベンゼン、トルエン、キシレン等を単独でまたは混合して用いることができる。
ハロゲン化剤としては、塩化チオニル、オキサリルクロリド、オキシ塩化リン等を用いることができ、中でも塩化チオニルが好ましい。
工程15:
製造法1の工程5と同様な方法により、化合物(VIIb)および化合物(VIII)から、化合物(ICb)を得ることができる。
製造法3:
化合物(IC)のうちR2が5−オキソ−1,3,4−オキサジアゾリン−2−イルである化合物(ICc)は、以下に示す一連の反応によっても製造することができる。
Figure 2005139106
(式中、R1B、R3、R4およびRaはそれぞれ前記と同義である)
工程16:
製造法1の工程5と同様な方法により、化合物(XIII)および化合物(VIII)から、化合物(XVII)を得ることができる。
工程17:
製造法2の工程12と同様な方法により、化合物(XVII)から、化合物(XVIII)を得ることができる。
工程18:
化合物(XIX)は、化合物(XVIII)を不活性溶媒中、通常-10℃〜用いる溶媒の沸点の間の温度で、好ましくは室温で、30分間〜5時間、1〜5当量の1,1’-カルボニルジイミダゾールで処理した後、反応液に1〜20当量のヒドラジン1水和物を加え、通常-10℃〜用いる溶媒の沸点の間の温度で、好ましくは室温で、1〜24時間反応させることにより得ることができる。
不活性溶媒としては、例えばジエチルエーテル、THF、1,4-ジオキサン、DMF、DMA、ベンゼン、トルエン、キシレン、アセトニトリル、酢酸エチル、ピリジン、ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素等を単独でまたは混合して用いることができ、中でもDMFまたはTHFが好ましい。
工程19:
化合物(ICc)は、化合物(XIX)を不活性溶媒中、通常-10℃〜用いる溶媒の沸点の間の温度で、好ましくは室温で、1〜24時間、1〜10当量の1,1’-カルボニルジイミダゾールで処理することにより得ることができる。
不活性溶媒としては、例えばジクロロメタン、クロロホルム、THF、1,4-ジオキサン、ジメトキシエタン、DMF、DMA、ベンゼン、トルエン、キシレン、アセトニトリル、酢酸エチル、ピリジン、テトラリン等を単独でまたは混合して用いることができ、中でもジクロロメタン、クロロホルム、THFまたはDMFが好ましい。
製造法4:
化合物(IC)のうちR2が置換もしくは非置換の1,3,4−オキサゾール−2−イル(該置換1,3,4−オキサゾール−2−イルにおける置換基は、前記置換複素環基における置換基(c)と同義である)である化合物(ICd)は、以下に示す一連の反応により製造することができる。
Figure 2005139106
(式中、R1B、R3およびR4はそれぞれ前記と同義であり、Rfは水素原子または前記置換複素環基における置換基(c)として定義した基と同義の基を表す)
工程20:
化合物(XXII)は、製造法3の工程18で得られる化合物(XIX)を不活性溶媒中、1〜10当量、好ましくは1〜5当量の塩基存在下、通常-10℃〜用いる溶媒の沸点の間の温度で、好ましくは室温で、1〜48時間、1〜5当量、好ましくは1〜2当量の化合物(XX)または化合物(XXI)と反応させることにより得ることができる。
不活性溶媒としては、例えばジクロロメタン、クロロホルム、THF、1,4-ジオキサン、ジメトキシエタン、DMF、DMA、ベンゼン、トルエン、キシレン、アセトニトリル、酢酸エチル、ピリジン、テトラリン等を単独でまたは混合して用いることができ、中でもジクロロメタン、クロロホルム、THFまたはDMFが好ましい。
塩基としては、例えばトリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン、ピリジン、N-メチルモルホリン、炭酸カリウム、水素化ナトリウム、水素化カリウム、水素化カルシウム、ジイソプロピルエチルアミン、DBU等を用いることができ、中でもトリエチルアミンが好ましい。
工程21:
化合物(ICd)は、化合物(XXII)を不活性溶媒中、1〜10当量、好ましくは1〜5当量の塩基存在下、通常0℃〜用いる溶媒の沸点の間の温度で、好ましくは室温〜60℃の間の温度で、1〜48時間、1〜10当量、好ましくは1〜5当量のトリフェニルホスフィンおよび1〜20当量、好ましくは1〜10当量の四塩化炭素で処理することにより得ることができる。
不活性溶媒としては、例えばジクロロメタン、アセトニトリル、クロロホルム、THF、1,4-ジオキサン、ジメトキシエタン、ベンゼン、トルエン、キシレン、酢酸エチル、ピリジン、テトラリン等を単独でまたは混合して用いることができ、中でもジクロロメタンまたはアセトニトリルが好ましい。
塩基としては、例えばトリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン、ピリジン、N-メチルモルホリン、炭酸カリウム、水素化ナトリウム、水素化カリウム、水素化カルシウム、ジイソプロピルエチルアミン、DBU等を用いることができ、中でもトリエチルアミンが好ましい。
製造法5:
化合物(I)のうちR1が水素原子である化合物(ID)は、以下に示す一連の反応により製造することができる。
Figure 2005139106
(式中、R1B、R2、R3およびRはそれぞれ前記と同義である。)
工程22:
化合物(IC)のエーテルへの変換に関しては多くの方法が知られており、例えば実験化学講座、第20巻、237頁(1992年)丸善出版等に記載の方法を応用することができる。
例えば化合物(ID)は、化合物(IC)を不活性溶媒中、通常-78℃〜用いる溶媒の沸点の間の温度で、5分間〜3時間、1〜5当量の酸で処理することにより得ることができる。
酸としては、例えば臭化水素酸、ヨウ化水素酸、トリフルオロ酢酸、塩化アルミニウム、三塩化ホウ素等を用いることができ、中でも三臭化ホウ素が好ましい。
不活性溶媒としては、例えばジクロロメタン、クロロホルム、ベンゼン、トルエン、キシレン等を単独でまたは混合して用いることができ、中でもジクロロメタンが好ましい。
製造法6:
化合物(IC)は、以下に示す一連の反応によっても製造することができる。
Figure 2005139106
(式中、R1B、R2、R3およびR4はそれぞれ前記と同義であり、R1BaおよびR1Bbは異なってそれぞれ前記R1Bと同義である)
工程23:
製造法5の工程22と同様な方法により、化合物(VIc)から、化合物(XXIII)を得ることができる。
工程24:
化合物(VId)は、化合物(XXIII)を不活性溶媒中、1〜10当量、好ましくは1〜3当量の添加剤存在下で、1〜10当量、好ましくは1〜3当量の化合物(XXIV)と、通常0℃〜用いる溶媒の沸点の間の温度で、5分間〜48時間反応させることにより得ることができる。
不活性溶媒としては、例えばベンゼン、トルエン、キシレン、THF、ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、ジメトキシエタン、ジクロロメタン等を単独でまたは混合して用いることができ、中でもTHFが好ましい。
添加剤としては、例えば酸素原子受容体剤、水素原子受容体剤等が挙げられる。酸素原子受容体剤としては、例えばトリフェニルホスフィン、トリブチルホスフィン等が挙げられ、水素原子受容体剤としては、例えばジエチルアゾジカルボキシレート、N,N,N’,N’-テトラメチルアザジカルボキサミド、1,1’-(アザジカルボニル)ジピペラジン、N,N,N’,N’-テトライソプロピルアザジカルボキサミド、(シアノメチル)トリブチルホスホラン等が挙げられ、これらは単独でまたは混合して用いることができる。中でもトリフェニルホスフィンとジエチルアゾジカルボキシレートを混合して用いるか、または(シアノメチル)トリブチルホスホランを単独で用いることが好ましい。
工程25:
製造法1の工程4と同様な方法により、化合物(VId)から、化合物(VIIc)を得ることができる。
工程26:
製造法1の工程5と同様な方法により、化合物(VIIc)から、化合物(IC)を得ることができる。
化合物(I)、中間体および原料化合物における各官能基の変換および置換基に含まれる官能基の変換は、上記工程以外にも公知の他の方法[例えば、コンプリヘンシブ・オーガニック・トランスフォーメーションズ第二版(ComprehensiveOrganic Transformations, second edition)、ラロック(R. C. Larock)著、ジョン・ワイリー・アンド・サンズ・インコーポレイテッド(JohnWiley & Sons Inc.)(1999年)に記載の方法等]等によっても行うことができる。
上記の方法等を適宜組み合わせて実施することにより、所望の位置に所望の官能基を有する化合物(I)を得ることができる。
上記製造法における中間体および目的化合物は、有機合成化学で常用される精製法、例えば濾過、抽出、洗浄、乾燥、濃縮、再結晶、高速液体クロマトグラフィー、薄層クロマトグラフィー、シリカゲルクロマトグラフィー等の各種クロマトグラフィー等に付して精製単離することができる。また、中間体においては、特に精製することなく次の反応に供することも可能である。
上記製造法における原料化合物または中間体は、反応条件等により、例えば塩酸塩等の塩の形態で存在し得るものもあるが、そのまままたは遊離の形で使用することができる。例えばこれら原料化合物または中間体を、塩の形態で使用または取得したい場合には、原料化合物または中間体の塩が得られるときはそのまま使用または取得すればよい。原料化合物または中間体が塩の形態で得られ、原料化合物または中間体を遊離の形で使用または取得したい場合には、これらを適当な溶媒に溶解または懸濁し、例えば炭酸水素ナトリウム水溶液等の塩基等で中和することにより遊離の形へ変換できる。
化合物(I)の中には、位置異性体、幾何異性体または光学異性体のような異性体が存在し得るものもあるが、これらを含め可能な全ての異性体および該異性体のいかなる比率における混合物も本発明に包含される。
化合物(I)の塩を取得したい場合には、化合物(I)の塩が得られるときはそのまま精製すればよく、また化合物(I)が遊離の形で得られるときは化合物(I)を適当な溶媒に溶解または懸濁し、酸または塩基を加えて塩を形成させればよい。
また、化合物(I)またはその薬理学的に許容される塩は、水または各種溶媒との付加物の形で存在することもあるが、それら付加物も本発明に包含される。
化合物(I)の具体例を第1表および第2表に示す。ただし、本発明の化合物はこれらに限定されることはない。
Figure 2005139106
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次に、化合物(I)の薬理作用について試験例により具体的に説明する。

試験例1:アドレナリン受容体結合作用(アドレナリンα2C受容体結合試験)
Schaakらの方法[ジャーナル・オブ・ファーマコロジカル・エクスペリメンタル・セラピューティクス(Journal of Pharmacological Experimental Therapeutics)、281巻、983頁(1997年)]に若干の改良を加えて行った。
ヒト肝由来HepG2細胞を10%牛胎児血清(FBS)、100 units/mL ペニシリン(penicillin)および100 μg/mL ストレプトマイシン(streptomycin)を含むDMEM培地(GIBCO BRL社製)にて培養し、その膜画分を使用した。培養した細胞を、リン酸緩衝液(PBS:phosphate-buffered saline)で洗浄後スクレイパーではがし、毎分800回転、5分間の遠心操作により回収した。得られた細胞に緩衝液[50 mmol/Lトリス(ヒドロキシメチル)アミノメタン:Tris, 5 mmol/Lエチレンジアミン四酢酸(EDTA), pH 7.5]を加え、これをポリトロンホモジナイザー(Kinematica社製)で懸濁し、39000×gで、10分間遠心した。得られた沈殿に再び同量の緩衝液を加えて再懸濁し、同様の遠心分離により上清を除き、細胞懸濁液を得た。
上記の細胞懸濁液100 μLに、トリチウムで標識したMK-912[メチル−3H:2.89 TBq/mmol;ニュー・イングランド・ニュークリア(New England Nuclear)社製]80 μL(最終濃度1.0 nmol/L)および試験化合物20 μL(10-7mol/L, 試験化合物のジメチルスルホキシド溶液を緩衝液で希釈)を加えた。混合液を25℃で30分間静置した後、0.3%ポリエチレンイミン処理したガラス繊維濾紙(GF/C;Whatman社製)上で急速吸引濾過し、該ガラス繊維濾紙を直ちに氷冷した200 μLの緩衝液で3回洗浄した。ガラス繊維濾紙をバイアルびんに移し、液体シンチレーター(ULTIMA GOLD;Packard社製)を加え、放射能量を液体シンチレーションカウンター(Packard社製)で測定した。
試験化合物のα2C受容体結合(3H-MK-912結合)に対する阻害率の算出は次式により行った。
試験例1:アドレナリン受容体結合作用(アドレナリンα2C受容体結合試験)
Schaakらの方法[ジャーナル・オブ・ファーマコロジカル・エクスペリメンタル・セラピューティクス(Journal of Pharmacological Experimental Therapeutics)、281巻、983頁(1997年)]に若干の改良を加えて行った。
ヒト肝由来HepG2細胞を10%牛胎児血清(FBS)、100 units/mL ペニシリン(penicillin)および100 μg/mL ストレプトマイシン(streptomycin)を含むDMEM培地(GIBCO BRL社製)にて培養し、その膜画分を使用した。培養した細胞を、リン酸緩衝液(PBS:phosphate-buffered saline)で洗浄後スクレイパーではがし、毎分800回転、5分間の遠心操作により回収した。得られた細胞に緩衝液[50 mmol/Lトリス(ヒドロキシメチル)アミノメタン:Tris, 5 mmol/Lエチレンジアミン四酢酸(EDTA), pH 7.5]を加え、これをポリトロンホモジナイザー(Kinematica社製)で懸濁し、39000×gで、10分間遠心した。得られた沈殿に再び同量の緩衝液を加えて再懸濁し、同様の遠心分離により上清を除き、細胞懸濁液を得た。
上記の細胞懸濁液100 μLに、トリチウムで標識したMK-912[メチル−3H:2.89 TBq/mmol;ニュー・イングランド・ニュークリア(New England Nuclear)社製]80 μL(最終濃度1.0 nmol/L)および試験化合物20 μL(10-7mol/L, 試験化合物のジメチルスルホキシド溶液を上記緩衝液で希釈)を加えた。混合液を25℃で30分間静置した後、0.3%ポリエチレンイミン処理したガラス繊維濾紙(GF/C;Whatman社製)上で急速吸引濾過し、該ガラス繊維濾紙を直ちに氷冷した200 μLの緩衝液で3回洗浄した。ガラス繊維濾紙をバイアルびんに移し、液体シンチレーター(ULTIMA GOLD;Packard社製)を加え、放射能量を液体シンチレーションカウンター(Packard社製)で測定した。
試験化合物のα2C受容体結合(3H-MK-912結合)に対する阻害率の算出は次式により行った。
Figure 2005139106
(注)全結合量とは、試験化合物非存在下での3H-MK-912結合放射能量である。非特異的結合量とは、10 μmol/Lヨヒンビン(Yohimbine;Sigma社製)存在下での3H-MK-912結合放射能量である。薬物存在下での結合量とは、各種濃度の試験化合物存在下での3H-MK-912結合放射能量である。
結果を第3表に示す。
Figure 2005139106
試験例2:抗ジスキネジア活性
パーキンソン病は黒質−線条体系ドパミン神経の変性・細胞死に基づく疾患である。霊長類は、ドパミン神経毒である1−メチル−4−フェニル−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン(以下、MPTPと略す)を処置すると選択的な黒質−線条体系ドパミン神経の変性・脱落が起こり、無動・筋固縮等を示す。このMPTP処置霊長類はパーキンソン病のモデルとして知られている[プロシーディングス・オブ・ザ・ナショナル・アカデミー・オブ・サイエンス・ユー・エス・エー(Proceedings of the National Academy of Science USA)、80巻、4546頁(1983年)]。コモンマーモセットは、真猿類に属し他の真猿類と同様にMPTPによりパーキンソン症状を示すことが知られている[ニューロサイエンス・レター(Neuroscience Letter)、57巻、37頁(1985年)]。一方、パーキンソン病の治療においてはL-DOPA投与を中心とするいわゆるドパミン補充療法が行われており、L-DOPAは、パーキンソン症状に対して改善作用(抗パーキンソン作用)を示すが、長期療法においては薬効の消失(オン−オフ、ウェアリング−オフ現象)、不随意運動(ジスキネジア)の発現、精神症状の発現等を引き起こすことが知られている。中でも、L-DOPA誘発不随意運動(以下LIDと略す)は発現頻度や患者の苦痛から問題とされている。前述のMPTP処置コモンマーモセットにL-DOPAを連日投与することにより、患者で認められるジスキネジアが発現することから、該連日投与系はLIDのモデルとして知られている[ムーブメント・ディスオーダー(Movement Disorder)、10巻、731頁(1995年)]。
5〜7歳令の雌雄コモンマーモセット(体重300〜375 g、日本クレア)を1群4匹用いて実験を行った。MPTP(RBI社製)を注射用生理食塩水(大塚製薬社製)に溶解し、2.0 mg/kgを1日1回、5日間コモンマーモセット皮下に投与した。投与後6週間以上経過し、慢性的なパーキンソン症状を示すに至った動物を用いジスキネジアモデルを作製した。L-DOPA(協和発酵)と塩酸ベンセラジド(協和発酵)の4:1の合剤を0.5%メチルセルロース400cP(MC400)、10%ショ糖の水溶液で懸濁液として1日2回5〜6時間おきに反復投与した。L-DOPA処置開始から3週間程度で重篤なジスキネジアを発現するモデル動物が完成する。試験には重篤なジスキネジアを発現するモデルを用いた。試験化合物は0.5% MC400、10%ショ糖の水溶液で懸濁液として用いた。被験動物は、試験化合物投与の1時間以上前に観察用ケージ(自発運動量測定装置付き)に入れ環境に慣らしておいた。試験1日目に基礎運動量を測定し、L-DOPA処置無しでは運動しないことを確認した。試験2日目には溶媒とL-DOPAを処置し、自発運動量測定とともにLID得点を付けた。試験3日目に試験化合物とL-DOPAを併用し、自発運動量測定とともにLID得点を付け、溶媒処置時のLID得点と比較した。LID得点については、試験化合物とL-DOPAを併用投与後またはL-DOPAのみを溶媒とともに投与した後、10分毎に3時間まで1方向性透視窓から観察し、得点付けを1日2回行った。自発運動量についてはコンピュータ制御された自動測定装置にて10分毎に12時間まで測定した。LID得点については下記に示す判断基準に基づき判定した得点をその個体の得点とした。
判定基準
動物の体幹、四肢のジストニア、コレア、アテトーシス、ステレオティピーの発現の有無を元に下記のカテゴリーに当てはめて得点付けする[ムーブメント・ディスオーダー(Movement Disorder)、10巻、731頁(1995年)]。判定基準を第4表に示す。
Figure 2005139106
観察時間内の最高状態をその時間内の得点とした。
結果の判定は1群4匹の最大LID得点の平均を試験化合物投与の有無で比較して行った[有意差検定:ウィルコクソンの順位和検定(Wilcoxon Rank Sum test)]。
アドレナリンα2C受容体に高い親和性を示す試験化合物2はコモンマーモセットMPTP処置パーキンソン病モデルにおいて抗ジスキネジア活性を示した。このとき、自発運動量には大きな影響がみられなかったことから、L-DOPAの抗パーキンソン作用により改善された正常な運動は抑制しなかったと考えられる。また、公知のアドレナリンα2受容体拮抗薬のうち、アドレナリンα2C受容体に親和性を有するARC239およびイダゾキサン(idazoxan)は抗ジスキネジア活性を示したが、アドレナリンα2C受容体に対する親和性が低いBRL44408は抗ジスキネジア活性を示さなかった。このことからアドレナリンα2C受容体に対する拮抗作用が抗ジスキネジア活性の発現に重要であることが示された。なお、ARC239およびBRL44408のアドレナリンα2C受容体に対する親和性はジャーナル・オブ・ファーマコロジィ・アンド・エクスペリメンタル・セラピューティクス(Journal of Pharmacology and Experimental Therapeutics)、271巻、1558頁(1994年)に、イダゾキサンの親和性はプロシーディングス・オブ・ザ・ナショナル・アカデミー・オブ・サイエンス・ユー・エス・エー(Proceedings of the National Academy of Science USA)、85巻、6301頁(1988年)に記載されている。
以上、試験例1および2により、化合物(I)のアドレナリンα2C受容体拮抗作用または抗ジスキネジア活性が示された。
化合物(I)またはその薬理学的に許容される塩はアドレナリンα2受容体、中でもアドレナリンα2C受容体に対して優れた拮抗作用を示す。従って、化合物(I)を有効成分とする薬剤はアドレナリンα2受容体、中でもアドレナリンα2C受容体の機能亢進に由来する各種疾患[例えば、パーキンソン病、振戦、ジスキネジア(L-DOPA誘発ジスキネジア、遅発性ジスキネジア、ミオクローヌス、チック、トゥレット症候群)、ハンチントン病、ジストニア、不安障害(パニック発作およびパニック障害、恐怖症、強迫性障害、心的外傷後ストレス障害、急性ストレス障害、全般性不安障害、身体障害または物質による不安)、気分障害(うつ病、気分変調性障害、双極性障害、気分循環性障害)、高血圧、糖尿病、肥満、緑内障(原発性開放隅角緑内障、閉塞隅角緑内障)、性機能不全(勃起機能不全)、腎疾患(急性腎不全、慢性腎不全、糸球体腎炎)、末梢脈管疾患(末梢動脈閉塞、閉塞性血栓性血管炎、レイノー病とレイノー現象、肢端チアノーゼ、先(肢)端紅痛症)、尿失禁(一過性尿失禁、恒常性尿失禁)、疼痛(急性術後疼痛、癌性疼痛、神経障害性疼痛、心因性疼痛症候群)、脳血管疾患(一過性脳虚血性発作(TIA)、虚血性発作、頭蓋内出血、クモ膜下出血)、頭部外傷等]に有効であることが示唆された。
化合物(I)またはその薬理学的に許容される塩は、そのまま単独で投与することも可能であるが、通常各種の医薬製剤として提供するのが望ましい。また、それら医薬製剤は、動物または人に使用されるものである。
本発明に係わる医薬製剤は、活性成分として化合物(I)またはその薬理学的に許容される塩を単独で、あるいは任意の他の治療のための有効成分との混合物として含有することができる。また、それら医薬製剤は、活性成分を薬理学的に許容される一種もしくはそれ以上の担体と一緒に混合し、製剤学の技術分野においてよく知られている任意の方法により製造される。
投与経路としては、治療に際し最も効果的なものを使用するのが望ましく、経口または、例えば静脈内等の非経口をあげることができる。
投与形態としては、例えば錠剤、注射剤等があげられる。
使用される製剤用担体としては、例えばラクトース、マンニトール、グルコース、ヒドロキシプロピルセルロース、デンプン、ステアリン酸マグネシウム、ソルビタン脂肪酸エステル、グリセリン酸エステル、注射用蒸留水、生理食塩水、プロピレングリコール、ポリエチレングリコール、エタノール等があげられる。また、本発明に係わる医薬製剤は、その他の各種の賦形剤、潤沢剤、結合剤、崩壊剤、等張化剤、乳化剤等を含有していてもよい。
化合物(I)またはその薬理学的に許容される塩は、上記の目的で用いる場合、通常、全身的または局所的に、経口または非経口の形で投与される。投与量および投与回数は、投与形態、患者の年齢、体重、治療すべき症状の性質もしくは重篤度等により異なるが、通常、成人1人あたり、1回につき1〜100mgの範囲で、1日1回ないし数回経口もしくは非経口投与されるか、または1日1〜24時間の範囲で静脈内に持続投与される。しかしながら、これら投与量および投与回数に関しては、前述の種々の条件により変動する。
以下に、参考例および実施例により、本発明を詳細に説明する。
参考例および実施例で用いられるプロトン核磁気共鳴スペクトル(1H-NMR)は、特に指示がない限りは270 MHzで測定されたものである。またプロトン核磁気共鳴スペクトルにおいて化合物および測定条件によっては交換性水素が明瞭には観測されないことがあり、塩酸塩の場合は四級窒素原子上の水素が観測される場合がある。尚、brは巾広いシグナルを意味する。
参考例1
6−ブロモ−2−ヒドロキシ−3−メトキシベンジルトリフェニルホスホニウムブロミド
6−ブロモ−3−メトキシサリチルアルデヒド (2.00 g, 8.66 mmol)をメタノール (50 mL) に溶解し、氷冷下、水素化ホウ素ナトリウム (0.327 g, 8.66 mmol) をゆっくりと加えた後、室温で約1時間撹拌した。反応液を減圧下で濃縮した後、残渣に1 mol/L塩酸水溶液を加えてジクロロメタンで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過した。濾液を減圧下で濃縮し、6−ブロモ−2−ヒドロキシ−3−メトキシベンジルアルコール (1.84g, 7.90 mmol, 92%) を薄黄色粉末として得た。
得られた6−ブロモ−2−ヒドロキシ−3−メトキシベンジルアルコール (1.84 g, 7.90 mmol) をアセトニトリル (15 mL) に溶解し、トリフェニルホスフィン (2.07 g, 7.90 mmol) および47%臭化水素酸水溶液 (1.36 g, 7.90 mmol) を加えて、還流下で2時間攪拌した。反応液を減圧下で濃縮した後、残渣にジクロロメタンおよびトルエンを加えて共沸させ、減圧下で溶媒を留去した。残渣をジエチルエーテルでトリチュレーションし、標記化合物 (4.17 g, 7.47 mmol, 95%) を白色粉末として得た。
1H NMR (CDCl3, δ ppm): 3.76 (s, 3H), 4.94 (d, J = 13.2 Hz, 2H), 6.66 (dd, J = 8.9 Hz, 2.4 Hz, 1H), 6.92 (d, J = 8.9 Hz, 1H), 7.56-7.68 (m, 9H), 7.75-7.83 (m, 6H), 7.85 (brs, 1H).
参考例2
2−ヒドロキシ−3−メトキシベンジルトリフェニルホスホニウムブロミド
オルトバニリン (3.00 g, 19.7 mmol) をメタノール (100 mL) に溶解し、氷冷下、水素化ホウ素ナトリウム (0.746 g, 19.7 mmol) をゆっくりと添加した後、室温で約1時間撹拌した。反応液を減圧下で濃縮した後、残渣に1 mol/L塩酸水溶液を加えてジクロロメタンで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過した。濾液を減圧下で濃縮し、2−ヒドロキシ−3−メトキシベンジルアルコール (2.92g, 18.9 mmol, 収率96%) を白色粉末として得た。
得られた2−ヒドロキシ−3−メトキシベンジルアルコール (2.42g, 15.7 mmol) をアセトニトリル (20 mL) に溶解し、トリフェニルホスフィン (4.12 g, 15.7 mmol) および47%臭化水素酸水溶液 (2.70 g, 15.7 mmol) を加えて、還流下で3時間攪拌した。反応液を減圧下で濃縮した後、残渣にジクロロメタンおよびトルエンを加えて共沸させ、減圧下で溶媒を留去した。残渣をジエチルエーテルでトリチュレーションし、標記化合物 (7.14 g, 14.9 mmol, 95%) を白色粉末として得た。
1H NMR (CDCl3, δ ppm): 3.77 (s, 3H), 5.08 (d, J = 13.5 Hz, 2H), 6.60-6.80 (m, 3H), 7.53-7.88 (m, 16H).
参考例3
4−ホルミル−2−(2−フリル)−7−メトキシベンゾフラン
参考例1で得られた6−ブロモ−2−ヒドロキシ−3−メトキシベンジルトリフェニルホスホニウムブロミド (3.48 g, 6.24 mmol) をトルエン (77 mL) に懸濁し、2−フロイルクロリド (0.676 mL, 6.86 mmol) およびトリエチルアミン (2.96 mL, 21.2 mmol) を加えて、120℃で2時間撹拌した。反応液を冷却した後、酢酸エチルおよび1 mol/L塩酸水溶液を加えて分液した。有機層を飽和食塩水で洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過した。濾液を減圧下で濃縮し、得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィー (溶出溶媒:10%酢酸エチル/ヘキサン) で精製し、4−ブロモ−2−(2−フリル)−7−メトキシベンゾフラン (1.55g, 5.28 mmol, 85%) を白色粉末として得た。
得られた4−ブロモ−2−(2−フリル)−7−メトキシベンゾフラン (0.900 g, 3.07 mmol) をTHF (30 mL) に溶解し、-85℃に冷却した。同温度で、溶液にブチルリチウム (1.58 mol/Lヘキサン溶液, 2.33 mL, 3.69 mmol) およびDMF (0.480 mL, 6.14 mmol) を順次加えた後、直ちに室温まで昇温させ、約30分間攪拌した。反応液に水を加えて酢酸エチルで抽出し、有機層を飽和食塩水で洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過した。濾液を減圧下で濃縮し、得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィー (溶出溶媒:30%酢酸エチル/ヘキサン) で精製し、さらに20%酢酸エチル/ヘキサンでトリチュレーションし、標記化合物 (0.477 g, 1.97 mmol, 64%) を黄色粉末として得た。
1H NMR (CDCl3, δ ppm): 4.11 (s, 3H), 6.54 (dd, J = 3.5 Hz, 1.0 Hz, 1H), 6.88 (d, J = 8.5 Hz, 1H), 6.93 (d, J = 3.5 Hz, 1H), 7.54 (d, J = 1.0 Hz, 1H), 7.66 (s, 1H), 7.67 (d, J = 8.5 Hz, 1H), 10.05 (s, 1H).
参考例4
4−ホルミル−7−メトキシ−2−フェニルベンゾフラン
参考例2で得られる2−ヒドロキシ−3−メトキシベンジルトリフェニルホスホニウムブロミド (10.0 g, 20.9 mmol) をトルエン (200 mL) に懸濁し、ベンゾイルクロリド (2.66 mL, 23.0 mmol) およびトリエチルアミン (8.72 mL, 62.6 mmol) を加えて、130℃で7時間撹拌した。反応液を冷却した後、酢酸エチルおよび1 mol/L塩酸水溶液を加えて分液した。有機層を飽和食塩水で洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過した。濾液を減圧下で濃縮し、得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(溶出溶媒:10%酢酸エチル/ヘキサン)で精製し、7−メトキシ−2−フェニルベンゾフラン (3.30 g, 14.7 mmol, 71%) を白色粉末として得た。
得られた7−メトキシ−2−フェニルベンゾフラン (3.30 g, 14.7 mmol) をジクロロメタン (50 mL) に溶解し、0℃に冷却した。同温度で溶液にジクロロメチルメチルエーテル (2.00 mL, 22.1 mmol) および四塩化チタン (4.85 mL, 44.2 mmol) を加え、室温で2時間攪拌した。反応液に1 mol/L塩酸水溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過した。濾液を減圧下で濃縮し、得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィー (溶出溶媒:30%酢酸エチル/ヘキサン) で精製し、標記化合物 (1.77 g, 7.02 mmol, 48%) を白色粉末として得た。
1H NMR (CDCl3, δ ppm): 4.13 (s, 3H), 6.89 (d, J = 8.3 Hz, 1H), 7.35-7.50 (m, 3H), 7.66 (d, J = 8.3 Hz, 1H), 7.79 (s, 1H), 10.05 (s, 1H).
参考例5
4−ホルミル−7−メトキシ−2−(2−ピリジル)ベンゾフラン
参考例1で得られる6−ブロモ−2−ヒドロキシ−3−メトキシベンジルトリフェニルホスホニウムブロミド (1.00 g, 1.79 mmol) を用いて、参考例3の方法に準じて、2−フロイルクロリドをピコリン酸クロリド塩酸塩に換えて同様に処理することにより、標記化合物 (0.247 g, 0.976 mmol, 54%) を白色粉末として得た。
1H NMR (CDCl3, δ ppm): 4.13 (s, 3H), 6.94 (d, J = 8.3 Hz, 1H), 7.28 (dd, J = 5.9 Hz, 4.8 Hz, 1H), 7.72 (d, J = 8.3 Hz, 1H), 7.78 (ddd, J = 7.2 Hz, 5.9 Hz, 1.8 Hz, 1H), 7.79 (s, 1H), 8.00 (d, J= 7.2 Hz, 1H), 8.16 (s, 1H), 8.72 (dd, J= 4.8 Hz, 1.8 Hz, 1H), 10.01 (s, 1H).
参考例6
4−ホルミル−7−メトキシ−2−(3−ピリジル)ベンゾフラン
参考例1で得られる6−ブロモ−2−ヒドロキシ−3−メトキシベンジルトリフェニルホスホニウムブロミド (4.00 g, 7.17 mmol) を用いて、参考例3の方法に準じて、2−フロイルクロリドをニコチン酸クロリド塩酸塩に換えて同様に処理することにより、標記化合物 (0.690 g, 2.73 mmol, 38%) を白色粉末として得た。
1H NMR (CDCl3, δ ppm): 4.14 (s, 3H), 6.93 (d, J= 8.2 Hz, 1H), 7.40 (dd, J = 8.1 Hz, 5.0 Hz, 1H), 7.69 (d, J= 8.2 Hz, 1H), 7.89 (s, 1H), 8.20 (ddd, J= 8.1 Hz, 2.3 Hz, 1.7 Hz, 1H), 8.62 (dd, J= 5.0 Hz, 1.7 Hz, 1H), 9.18 (d, J= 2.3 Hz, 1H), 10.05 (s, 1H).
参考例7
4−ホルミル−7−メトキシ−2−(4−ピリジル)ベンゾフラン
参考例1で得られる6−ブロモ−2−ヒドロキシ−3−メトキシベンジルトリフェニルホスホニウムブロミド (4.00 g, 7.17 mmol) を用いて、参考例3の方法に準じて、2−フロイルクロリドをイソニコチン酸クロリド塩酸塩に換えて同様に処理することにより、標記化合物 (0.720 g, 2.85 mmol, 40%) を白色粉末として得た。
1H NMR (CDCl3, δ ppm): 4.15 (s, 3H), 6.97 (d, J= 8.3 Hz, 1H), 7.72 (d, J = 8.3 Hz, 1H), 7.78 (d, J = 6.1 Hz, 2H), 8.02 (s, 1H), 8.71 (d, J = 6.1 Hz, 2H), 10.06 (s, 1H).
参考例8
4−ホルミル−7−メトキシ−2−(2−メトキシフェニル)ベンゾフラン
参考例1で得られる6−ブロモ−2−ヒドロキシ−3−メトキシベンジルトリフェニルホスホニウムブロミド (4.00 g, 7.17 mmol) を用いて、参考例3の方法に準じて、2−フロイルクロリドを2−メトキシベンゾイルクロリドに換えて同様に処理することにより、標記化合物 (1.02 g, 3.61 mmol, 50%) を白色粉末として得た。
1H NMR (CDCl3, δ ppm): 4.03 (s, 3H), 4.14 (s, 3H), 6.88 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 7.03 (d, J= 8.1 Hz, 1H), 7.09 (dd, J = 7.8 Hz, 7.6 Hz, 1H), 7.37 (ddd, J= 8.1 Hz, 7.6 Hz, 1.9 Hz, 1H), 7.67 (d, J= 8.2 Hz, 1H), 8.01 (s, 1H), 8.11 (dd, J= 7.8 Hz, 1.9 Hz, 1H), 10.09 (s, 1H).
参考例9
4−ホルミル−7−メトキシ−2−(3−メトキシフェニル)ベンゾフラン
参考例1で得られる6−ブロモ−2−ヒドロキシ−3−メトキシベンジルトリフェニルホスホニウムブロミド (2.00 g, 3.58 mmol) を用いて、参考例3の方法に準じて、2−フロイルクロリドを3−メトキシベンゾイルクロリドに換えて同様に処理することにより、標記化合物 (0.652 g, 2.31 mmol, 65%) を白色粉末として得た。
1H NMR (CDCl3, δ ppm): 3.90 (s, 3H), 4.14 (s, 3H), 6.90 (d, J = 8.3 Hz, 1H), 6.94 (dd, J = 8.4 Hz, 2.4 Hz, 1H), 7.37 (dd, J = 8.4 Hz, 8.4 Hz, 1H), 7.46 (dd, J = 2.4 Hz, 2.0 Hz, 1H), 7.55 (dd, J = 8.4 Hz, 2.0 Hz, 1H), 7.67 (d, J = 8.3 Hz, 1H), 7.80 (s, 1H), 10.05 (s, 1H).
参考例10
4−ホルミル−7−メトキシ−2−(4−メトキシフェニル)ベンゾフラン
参考例1で得られる6−ブロモ−2−ヒドロキシ−3−メトキシベンジルトリフェニルホスホニウムブロミド (2.00 g, 3.58 mmol) を用いて、参考例3の方法に準じて、2−フロイルクロリドを4−メトキシベンゾイルクロリドに換えて同様に処理することにより、標記化合物 (0.704 g, 2.49 mmol, 70%) を白色粉末として得た。
1H NMR (CDCl3, δ ppm): 3.86 (s, 3H), 4.12 (s, 3H), 6.86 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 6.97 (d, J= 8.1 Hz, 2H), 7.63 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 7.65 (s, 1H), 7.87 (d, J= 8.1 Hz, 2H), 10.04 (s, 1H).
参考例11
2−(2−フルオロフェニル)−4−ホルミル−7−メトキシベンゾフラン
参考例1で得られる6−ブロモ−2−ヒドロキシ−3−メトキシベンジルトリフェニルホスホニウムブロミド (2.00 g, 3.58 mmol) を用いて、参考例3の方法に準じて、2−フロイルクロリドを2−フルオロベンゾイルクロリドに換えて同様に処理することにより、標記化合物 (0.420 g, 1.55 mmol, 43%) を白色粉末として得た。
1H NMR (CDCl3, δ ppm): 4.14 (s, 3H), 6.93 (d, J= 8.1 Hz, 1H), 7.15-7.45 (m, 3H), 7.69 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 7.94 (d, J= 3.5 Hz, 1H), 8.09 (ddd, J = 6.8 Hz, 6.5 Hz, 1.6 Hz, 1H), 10.09 (s, 1H).
参考例12
2−(3−フルオロフェニル)−4−ホルミル−7−メトキシベンゾフラン
参考例1で得られる6−ブロモ−2−ヒドロキシ−3−メトキシベンジルトリフェニルホスホニウムブロミド (3.48 g, 6.24 mmol) を用いて、参考例3の方法に準じて、2−フロイルクロリドを3−フルオロベンゾイルクロリドに換えて同様に処理することにより、標記化合物 (1.17 g, 4.33 mmol, 69%) を白色粉末として得た。
1H NMR (CDCl3, δ ppm): 4.13 (s, 3H), 6.91 (d, J= 8.2 Hz, 1H), 7.07 (dddd, J = 8.3 Hz, 8.3 Hz, 2.6 Hz, 1.0 Hz, 1H), 7.42 (ddd, J = 8.3 Hz, 8.3 Hz, 5.9 Hz, 1H), 7.62 (ddd, J = 8.3 Hz, 2.6 Hz, 1.0 Hz, 1H), 7.66 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 7.71 (dd, J = 8.3 Hz, 1.0 Hz, 1H), 7.81 (s, 1H), 10.09 (s, 1H).
参考例13
2−(4−フルオロフェニル)−4−ホルミル−7−メトキシベンゾフラン
参考例1で得られる6−ブロモ−2−ヒドロキシ−3−メトキシベンジルトリフェニルホスホニウムブロミド (2.00 g, 3.58 mmol) を用いて、参考例3の方法に準じて、2−フロイルクロリドを4−フルオロベンゾイルクロリドに換えて同様に処理することにより、標記化合物 (0.590 g, 2.18 mmol, 61%) を白色粉末として得た。
1H NMR (CDCl3, δ ppm): 4.13 (s, 3H), 6.89 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 7.15 (dd, J = 8.6 Hz, 8.6 Hz, 2H), 7.67 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 7.74 (s, 1H), 7.92 (dd, J = 8.6 Hz, 5.4 Hz, 2H), 10.05 (s, 1H).
参考例14
4−ホルミル−7−メトキシ−2−[2−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゾフラン
参考例1で得られる6−ブロモ−2−ヒドロキシ−3−メトキシベンジルトリフェニルホスホニウムブロミド (6.00 g, 10.7 mmol) を用いて、参考例3の方法に準じて、2−フロイルクロリドを2−(トリフルオロメチル)ベンゾイルクロリドに換えて同様に処理することにより、標記化合物 (2.17 g, 6.76 mmol, 63%) を白色粉末として得た。
1H NMR (CDCl3, δ ppm): 4.06 (s, 3H), 6.85 (d, J= 8.2 Hz, 1H), 7.50 (dd, J = 8.0 Hz, 8.0 Hz, 1H), 7.60 (dd, J= 8.0 Hz, 8.0 Hz, 1H), 7.62 (d, J= 8.2 Hz, 1H), 7.76 (s, 1H), 7.79 (d, J= 8.0 Hz, 1H), 7.81 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 10.02 (s, 1H).
参考例15
4−ホルミル−7−メトキシ−2−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゾフラン
参考例1で得られる6−ブロモ−2−ヒドロキシ−3−メトキシベンジルトリフェニルホスホニウムブロミド (3.00 g, 5.37 mmol) を用いて、参考例3の方法に準じて、2−フロイルクロリドを3−(トリフルオロメチル)ベンゾイルクロリドに換えて同様に処理することにより、標記化合物 (1.09 g, 3.39 mmol, 63%) を白色粉末として得た。
1H NMR (CDCl3, δ ppm): 4.14 (s, 3H), 6.93 (d, J= 8.4 Hz, 1H), 7.55-7.65 (m, 2H), 7.70 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 7.79 (s, 1H), 8.10 (d, J = 7.3 Hz, 1H), 8.19 (s, 1H), 10.06 (s, 1H).
参考例16
4−ホルミル−7−メトキシ−2−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゾフラン
参考例1で得られる6−ブロモ−2−ヒドロキシ−3−メトキシベンジルトリフェニルホスホニウムブロミド (6.00 g, 10.7 mmol) を用いて、参考例3の方法に準じて、2−フロイルクロリドを4−(トリフルオロメチル)ベンゾイルクロリドに換えて同様に処理することにより、標記化合物 (2.02 g, 6.29 mmol, 59%) を白色粉末として得た。
1H NMR (CDCl3, δ ppm): 4.13 (s, 3H), 6.93 (d, J= 8.1 Hz, 1H), 7.69 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 7.70 (d, J = 8.6 Hz, 2H), 7.90 (s, 1H), 8.03 (d, J = 8.6 Hz, 2H), 10.05 (s, 1H).
参考例17
2−(2,6−ジフルオロフェニル)−4−ホルミル−7−メトキシベンゾフラン
参考例1で得られる6−ブロモ−2−ヒドロキシ−3−メトキシベンジルトリフェニルホスホニウムブロミド (6.00 g, 10.7 mmol) を用いて、参考例3の方法に準じて、2−フロイルクロリドを2,6−ジフルオロベンゾイルクロリドに換えて同様に処理することにより、標記化合物 (1.69 g, 5.90 mmol, 55%) を白色粉末として得た。
1H NMR (CDCl3, δ ppm): 4.15 (s, 3H), 6.94 (d, J= 8.1 Hz, 1H), 7.04 (dd, J = 7.8 Hz, 7.8 Hz, 2H), 7.36 (tt, J= 7.8 Hz, 5.9 Hz, 1H), 7.71 (d, J= 8.1 Hz, 1H), 7.91 (t, J = 1.6 Hz, 1H), 10.01 (s, 1H).
参考例18
4−ホルミル−7−メトキシ−2−[4−(トリフルオロメトキシ)フェニル]ベンゾフラン
参考例1で得られる6−ブロモ−2−ヒドロキシ−3−メトキシベンジルトリフェニルホスホニウムブロミド (6.00 g, 10.7 mmol) を用いて、参考例3の方法に準じて、2−フロイルクロリドを4−(トリフルオロメトキシ)ベンゾイルクロリドに換えて同様に処理することにより、標記化合物 (2.35 g, 6.97 mmol, 65%) を白色粉末として得た。
1H NMR (CDCl3, δ ppm): 4.14 (s, 3H), 6.91 (d, J= 8.4 Hz, 1H), 7.31 (d, J = 8.9 Hz, 2H), 7.68 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 7.80 (s, 1H), 7.96 (d, J = 8.9 Hz, 2H), 10.04 (s, 1H).
参考例19
4−ホルミル−7−メトキシベンゾフラン−2−カルボン酸
4−ホルミル−7−メトキシベンゾフラン−2−カルボン酸エチル (45.0 g, 181 mmol) をTHF (300 mL) に溶解し、1 mol/L水酸化ナトリウム水溶液 (300 mL) を加えて、還流下で2時間攪拌した。反応液を冷却し、1 mol/L塩酸水溶液を加えて酸性にし、析出した固体を濾取した。得られた固体をアセトンで洗浄し、標記化合物 (21.0 g, 94.5 mmol, 52%) を黄色粉末として得た。
1H NMR (DMSO-d6, δ ppm): 4.09 (s, 3H), 7.32 (d, J= 8.3 Hz, 1H), 7.97 (d, J = 8.3 Hz, 2H), 8.00 (s, 1H), 10.08 (s, 1H), 13.83 (brs, 1H).
参考例20
2−(4,4−ジメチル−1,3−オキサゾリン−2−イル)−4−ホルミル−7−メトキシベンゾフラン
参考例19で得られた4−ホルミル−7−メトキシベンゾフラン−2−カルボン酸 (0.220 g, 1.00 mmol) をジクロロメタン (5 mL) に溶解し、オキサリルクロリド (0.260 mL, 3.00 mmol) および触媒量のDMFを加え、室温で2時間攪拌した。反応液を減圧下濃縮し、残渣をジクロロメタン (5 mL) に溶解し、2−アミノ−2−メチルプロパノール (0.286 mL, 3.00 mmol) を加えて、室温で12時間攪拌した。反応液を減圧下濃縮し、残渣をジクロロメタン (10 mL) に溶解し、塩化チオニル (0.438 mL, 6.00 mmol) を加え、室温で48時間攪拌した。反応液に1 mol/L水酸化ナトリウム水溶液を加えて、酢酸エチルで抽出した。有機層を無水炭酸カリウムで乾燥し、濾過した。濾液を減圧下で濃縮し、得られた残渣をカラムクロマトグラフィー (溶出溶媒:50%酢酸エチル/ヘキサン) で精製し、標記化合物 (0.152 g, 0.553 mmol, 55%) を白色粉末として得た。
1H NMR (CDCl3, δ ppm): 1.42 (s, 6H), 4.07 (s, 3H), 4.16 (s, 2H), 6.96 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 7.72 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 8.01 (s, 1H), 10.04 (s, 1H).
参考例21
4−(6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イルメチル)−7−メトキシベンゾフラン−2−カルボン酸メチル
4−ホルミル−7−メトキシベンゾフラン−2−カルボン酸メチル (6.00 g, 25.6 mmol) をジクロロエタン (100 mL) に溶解し、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン (5.94 g, 30.7 mmol) および水素化トリアセトキシホウ素ナトリウム (10.9 g, 51.2 mmol) を加え、室温で6時間攪拌した。反応液をジクロロメタンで希釈した後、1 mol/L水酸化ナトリウム水溶液、および飽和食塩水で順次洗浄した。有機層を無水炭酸カリウムで乾燥し、濾過した。濾液を減圧下で濃縮し、得られた残渣をエタノールから再結晶し、標記化合物 (9.56 g, 23.2 mmol, 91%) を白色粉末として得た。
1H NMR (CDCl3, δ ppm): 2.65-2.85 (m, 4H), 3.55 (s, 2H), 3.80 (s, 3H), 3.84 (s, 3H), 3.85 (s, 2H), 3.95 (s, 3H), 4.01 (s, 3H), 6.47 (s, 1H), 6.59 (s, 1H), 6.87 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 7.19 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 7.78 (s, 1H).
ESIMS m/z: [M + H]+ 412.
参考例22
4−(6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イルメチル)−7−メトキシベンゾフラン−2−カルボン酸
参考例21で得られた4−(6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イルメチル)−7−メトキシベンゾフラン−2−カルボン酸メチル (6.00 g, 14.6 mmol) をメタノール (30 mL) とTHF (15 mL) の混合溶媒に溶解し、1 mol/L水酸化ナトリウム水溶液 (30 mL) を加えて、室温で1.5時間攪拌した。さらに反応液を還流下で2時間攪拌し、反応液の半分の体積まで減圧下で濃縮した後、1 mol/L塩酸水溶液を加えて酸性にした。析出した固体を濾取し、標記化合物 (5.80g, 14.6 mmol, 100%) を淡黄色粉末として得た。
1H NMR (DMSO-d6, δ ppm): 主なピークとして2.68-2.88 (m, 4H), 3.57 (s, 2H), 3.65 (s, 3H), 3.65 (s, 2H), 3.69 (s, 3H), 3.95 (s, 3H), 6.58 (s, 1H), 6.67 (s, 1H), 7.04 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 7.23 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 7.72 (s, 1H).
ESIMS m/z: [M + H]+ 398.
参考例23
4−(6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イルメチル)−7−メトキシベンゾフラン−2−カルボヒドラジド
参考例22で得られた4−(6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イルメチル)−7−メトキシベンゾフラン−2−カルボン酸 (1.20 g, 3.02 mmol) をTHF (10 mL) に溶解し、1,1’-カルボニルジイミダゾール (0.588 g, 3.62 mmol) を加え、室温で3時間攪拌した。反応液にヒドラジン1水和物 (0.439 mL, 9.06 mmol) を加え、24時間攪拌した。反応液を水で希釈し、クロロホルムで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄した後、無水炭酸カリウムで乾燥し、濾過した。濾液を減圧下で濃縮し、得られた残渣をエタノールから再結晶し、標記化合物 (0.692 g, 1.68 mmol, 56%) を淡黄色粉末として得た。
1H NMR (CDCl3, δ ppm): 主なピークとして2.65-2.85 (m, 4H), 3.54 (s, 2H), 3.79 (s, 3H), 3.83 (s, 3H), 3.83 (s, 2H), 4.00 (s, 3H), 6.45 (s, 1H), 6.58 (s, 1H), 6.85 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 7.19 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 7.74 (s, 1H), 8.19 (br, 1H).
ESIMS m/z: [M + H]+ 412.
参考例24
4−ホルミル−7−メトキシ−2−(4−メチルフェニル)ベンゾフラン
参考例1で得られる6−ブロモ−2−ヒドロキシ−3−メトキシベンジルトリフェニルホスホニウムブロミド (3.00 g, 5.38 mmol) を用いて、参考例3の方法に準じて、2−フロイルクロリドを4−メチルベンゾイルクロリドに換えて同様に処理することにより、標記化合物 (0.670 g, 2.52 mmol, 49%) を白色粉末として得た。
1H NMR (CDCl3, δ ppm): 2.40 (s, 3H), 4.13 (s, 3H), 6.88 (d, J= 2.3 Hz, 1H), 7.65 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 7.74 (s, 1H), 7.83 (d, J = 8.2 Hz, 2H).
参考例25
2−(4−クロロフェニル)−4−ホルミル−7−メトキシベンゾフラン
参考例1で得られる6−ブロモ−2−ヒドロキシ−3−メトキシベンジルトリフェニルホスホニウムブロミド (3.00 g, 5.38 mmol) を用いて、参考例3の方法に準じて、2−フロイルクロリドを4−クロロベンゾイルクロリドに換えて同様に処理することにより、標記化合物 (1.00 g, 3.49 mmol, 65%) を白色粉末として得た。
1H NMR (CDCl3, δ ppm): 4.13 (s, 3H), 6.90 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 7.43 (d, J = 8.7 Hz, 2H), 7.67 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 7.87 (d, J = 8.7 Hz, 2H), 10.04 (s, 1H).
参考例26
2−(2−クロロフェニル)−4−ホルミル−7−メトキシベンゾフラン
参考例1で得られる6−ブロモ−2−ヒドロキシ−3−メトキシベンジルトリフェニルホスホニウムブロミド (3.00 g, 5.38 mmol) を用いて、参考例3の方法に準じて、2−フロイルクロリドを2−クロロベンゾイルクロリドに換えて同様に処理することにより、標記化合物 (0.546 g, 1.90 mmol, 35%) を白色粉末として得た。
1H NMR (CDCl3, δ ppm): 4.13 (s, 3H), 6.93 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 7.28-7.41 (m, 2H), 7.50-7.53 (m, 1H), 7.70 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 8.05-8.08 (m, 1H), 8.18 (s, 1H), 10.08 (s, 1H).
参考例27
4−ホルミル−7−メトキシ−2−(2−メチルフェニル)ベンゾフラン
参考例1で得られる6−ブロモ−2−ヒドロキシ−3−メトキシベンジルトリフェニルホスホニウムブロミド (3.00 g, 5.38 mmol) を用いて、参考例3の方法に準じて、2−フロイルクロリドを2−メチルベンゾイルクロリドに換えて同様に処理することにより、標記化合物(0.276 g, 1.04 mmol, 19%) を白色粉末として得た。
1H NMR (CDCl3, δ ppm): 2.62 (s, 3H), 4.13 (s, 3H), 6.89-6.92 (m, 1H), 7.30-7.32 (m, 3H), 7.66-7.70 (m, 2H), 7.88-7.91 (m, 1H), 10.06 (s, 1H).
参考例28
4−ホルミル−7−メトキシ−2−(2−チエニル)ベンゾフラン
参考例1で得られる6−ブロモ−2−ヒドロキシ−3−メトキシベンジルトリフェニルホスホニウムブロミド (3.00 g, 5.38 mmol) を用いて、参考例3の方法に準じて、2−フロイルクロリドを2−テノイルクロリドに換えて同様に処理することにより、標記化合物 (0.677 g, 2.62 mmol, 48%) を白色粉末として得た。
1H NMR (CDCl3, δ ppm): 4.12 (s, 3H), 6.88 (d, J= 8.2 Hz, 1H), 7.12 (dd, J = 8.1 Hz, 5.0 Hz, 1H), 7.39 (d, J= 8.1 Hz, 1H), 7.59 (d, J = 5.0 Hz,1H), 7.63 (s, 1H), 7.65 (d, J= 8.2 Hz, 1H), 10.03(s, 1H).
参考例29
4−ホルミル−7−メトキシ−2−(3−メチル−2−フリル)ベンゾフラン
参考例1で得られる6−ブロモ−2−ヒドロキシ−3−メトキシベンジルトリフェニルホスホニウムブロミド (3.00 g, 5.38 mmol) を用いて、参考例3の方法に準じて、2−フロイルクロリドを3−メチルー2−フロイルクロリドに換えて同様に処理することにより、標記化合物 (0.157 g, 0.552 mmol, 10%) を白色粉末として得た。
1H NMR (CDCl3, δ ppm): 2.39 (s, 3H), 4.10 (s, 3H), 6.37 (d, J = 1.6 Hz, 1H), 6.86 (d, J= 8.3 Hz, 1H), 7.43 (d, J = 1.6 Hz, 1H), 7.53 (s, 1H), 7.65 (d, J= 8.3 Hz, 1H), 10.03 (s, 1H).
参考例30
4−ブロモ−7−メトキシ−2−フェニルベンゾフラン
参考例1で得られる6−ブロモ−2−ヒドロキシ−3−メトキシベンジルトリフェニルホスホニウムブロミド (24.0 g, 43.0 mmol) をトルエン (500 mL) に懸濁し、ベンゾイルクロリド (5.40 mL, 47.3 mmol) およびトリエチルアミン (18.0 mL, 129 mmol) を加えて、120℃で2時間撹拌した。反応液を冷却した後、酢酸エチルおよび1 mol/L塩酸水溶液を加えて分液した。有機層を飽和食塩水で洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過した。濾液を減圧下で濃縮し、得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィー (溶出溶媒:10%酢酸エチル/ヘキサン) で精製し、標記化合物 (12.3 g, 40.59 mmol, 94%) を白色粉末として得た。
1H NMR (CDCl3, δ ppm): 4.00 (s, 3H), 6.68 (d, J= 8.6 Hz, 1H), 7.02 (s, 1H), 7.26 (d, J= 8.6 Hz, 1H), 7.35-7.50 (m, 3H), 7.89 (d, J = 6.9 Hz, 2H).
参考例31
4−ブロモ−7−ヒドロキシ−2−フェニルベンゾフラン
参考例30で得られた4−ブロモ−7−メトキシ−2−フェニルベンゾフラン (0.227 g, 0.749 mmol) をジクロロメタン (3 mL) に溶解し、-78℃に冷却した。同温度で三臭化ホウ素 (1.00 mol/Lジクロロメタン溶液, 1.50 mL, 1.50 mmol) を得られた溶液に滴下し、室温まで昇温させて2.5時間攪拌した。反応液にジエチルエーテルおよび2 mol/L塩酸水溶液を加えて、分液した。有機層を飽和食塩水で洗浄した後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過した。濾液を減圧下で濃縮し、得られた残渣をヘキサンでトリチュレーションし、標記化合物 (0.170 g, 0.587 mmol, 78%) を白色粉末として得た。
1H-NMR (CDCl3, δ ppm); 5.39 (s, 1H), 6.74 (d, J= 8.4 Hz, 1H), 7.04 (s, 1H), 7.24 (d, J = 8.4 Hz, 1H),7.35-7.51 (m, 3H), 7.84-7.91 (m, 2H).
参考例32
4−ブロモ−7−エトキシ−2−フェニルベンゾフラン
参考例31で得られた4−ブロモ−7−ヒドロキシ−2−フェニルベンゾフラン (0.170 g, 0.587 mmol) およびトリフェニルホスフィン (0.158 g, 0.600 mmol) をTHF (15 mL) に溶解し、エタノール (34.6 μL, 0.590 mmol) およびジエチルアゾジカルボキシレート (0.186 mL, 1.18 mmol) を加えて、室温で終夜攪拌した。反応液に水を加えて、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄した後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過した。濾液を減圧下で濃縮し、得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィー (溶出溶媒:5%酢酸エチル/ヘキサン) で精製し、標記化合物 (0.249 g, 0.751 mmol, 85%) を白色粉末として得た。
1H-NMR (CDCl3, δ ppm); 1.11 (t, J = 7.4 Hz, 3H), 1.86-1.99 (m, 2H), 6.69 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 7.02 (s, 1H), 7.25 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 7.33-7.48 (m, 3H), 7.87-7.91 (m, 2H).
参考例33
4−ブロモ−2−フェニル−7−プロポキシベンゾフラン
参考例31で得られる4−ブロモ−7−ヒドロキシ−2−フェニルベンゾフラン (0.253 g, 0.876 mmol) を用いて、参考例32の方法に準じて、エタノールをn−プロパノールに換えて同様に処理することにより、標記化合物 (0.278 g, 0.838 mmol, 96%) を黄色粉末として得た。
1H-NMR (CDCl3, δ ppm); 1.43 (s, 3H), 1.46 (s, 3H), 4.75-4.88 (m, 1H), 6.71 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 7.02 (s, 1H), 7.25 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 7.34-7.49 (m, 3H), 7.87-7.91 (m, 2H).
参考例34
4−ブロモ−7−イソプロポキシ−2−フェニルベンゾフラン
参考例31で得られる4−ブロモ−7−ヒドロキシ−2−フェニルベンゾフラン (0.255 g, 0.883 mmol) を用いて、参考例32の方法に準じて、エタノールをイソプロピルアルコールに換えて同様に処理することにより、標記化合物 (0.249 g, 0.751 mmol, 85%) を橙色粉末として得た。
参考例35
7−エトキシ−4−ホルミル−2−フェニルベンゾフラン
参考例32で得られた4−ブロモ−7−エトキシ−2−フェニルベンゾフラン (0.175 g, 0.550 mmol) をTHF (6 mL) に溶解し、-90℃に冷却した。同温度でブチルリチウム (1.58 mol/L ヘキサン溶液, 0.500 mL, 0.790 mmol) を得られた溶液に加えた後、同温度でDMF (0.100 mL, 1.29 mmol) を加えて、直ちに室温まで昇温した。反応液を2時間攪拌した後、水を加えて、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄した後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過した。濾液を減圧下で濃縮し、得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィー (溶出溶媒:20%酢酸エチル/ヘキサン) で精製し、標記化合物 (0.0815 g, 0.306 mmol, 56%) を白色粉末として得た。
1H-NMR (CDCl3, δ ppm); 1.56 (t, J = 7.0 Hz, 3H), 4.38 (q, J = 7.0 Hz, 2H), 6.84 (d, J = 8.3 Hz, 1H), 7.34-7.49 (m, 3H), 7.61 (d, J = 8.3 Hz, 1H), 7.91-7.95 (m, 2H), 10.02 (s, 1H).
参考例36
4−ホルミル−2−フェニル−7−プロポキシベンゾフラン
参考例33で得られた4−ブロモ−2−フェニル−7−プロポキシベンゾフラン (0.278 g, 0.838 mmol) を用いて、参考例35の方法に準じて処理することにより、標記化合物 (0.108 g, 0.385 mmol, 46%) を白色粉末として得た。
1H-NMR (CDCl3, δ ppm); 1.11 (t, J = 7.4 Hz, 3H), 1.88-2.00 (m, 2H), 4.22 (t, J = 6.6 Hz, 2H), 6.81 (d, J = 8.3 Hz, 1H), 7.33-7.47 (m, 3H), 7.57 (d, J = 8.3 Hz, 1H), 7.76 (s, 1H), 7.90-7.93 (m, 2H), 10.04 (s, 1H).
参考例37
4−ホルミル−7−イソプロポキシ−2−フェニルベンゾフラン
参考例34で得られた4−ブロモ−7−イソプロポキシ−2−フェニルベンゾフラン (0.249 g, 0.751 mmol ) を用いて、参考例35の方法に準じて処理することにより、標記化合物 (0.110 g, 0.392 mmol, 52%) を白色粉末として得た。
1H-NMR (CDCl3, δ ppm); 1.49 (s, 3H), 1.51 (s, 3H), 4.93-5.05 (m, 1H), 6.87 (d, J = 8.3 Hz, 1H), 7.35-7.49 (m, 3H), 7.61 (d, J = 8.3 Hz, 1H), 7.91-7.96 (m, 2H), 10.03 (s, 1H).
参考例38
5−ブロモ−2−ヒドロキシ−3−メトキシベンジルトリフェニルホスホニウムブロミド
参考例1の方法に準じて、6−ブロモ−3−メトキシサリチルアルデヒドを5−ブロモ−3−メトキシサリチルアルデヒド (10.00 g, 43.28 mmol) に換えて同様に処理することにより、標記化合物 (21.60 g, 38.69 mmol, 89%) を白色粉末として得た。
1H NMR (CDCl3, δ ppm): 3.03 (s, 3H), 5.20 (d, J = 13.9 Hz, 2H), 6.59 (s, 1H), 6.81 (s, 1H), 7.60-7.82 (m, 16H).
参考例39
5−ホルミル−7−メトキシ−2−フェニルベンゾフラン
参考例38で得られた5−ブロモ−2−ヒドロキシ−3−メトキシベンジルトリフェニルホスホニウムブロミド (10.3 g, 17.9 mmol) をトルエン (224 mL) に懸濁し、ベンゾイルクロリド (2.5 mL, 19.7 mmol) およびトリエチルアミン (8.5 mL, 60.9 mmol) を加えて、120℃で2時間撹拌した。反応液を冷却した後、酢酸エチルおよび飽和食塩水を加えて分液した。有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過した。濾液を減圧下で濃縮し、得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィー (溶出溶媒:10%酢酸エチル/ヘキサン) で精製し、5−ブロモ−7−メトキシ−2−フェニルベンゾフラン (4.35 g, 14.35 mmol, 85%) を白色粉末として得た。
得られた5−ブロモ−7−メトキシ−2−フェニルベンゾフラン (4.35g, 14.35 mmol) をTHF (144 mL) に溶解し、-85℃に冷却した。同温度でブチルリチウム (1.58 mol/Lヘキサン溶液, 10.90 mL, 17.22 mmol) を加えた後、同温度でDMF (2.20 mL, 28.70 mmol) を加えて、直ちに室温まで昇温した。反応液を約30分間攪拌した後、水を加えて、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過した。濾液を減圧下で濃縮し、得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィー (溶出溶媒:30%酢酸エチル/ヘキサン) で精製し、さらにジイソプロピルエーテルでトリチュレーションし、標記化合物 (2.39 g, 9.47 mmol, 66%) を白色粉末として得た。
1H NMR (CDCl3, δ ppm): 4.10 (s, 3H), 7.10 (s, 1H), 7.38 (s, 1H), 7.37-7.53 (m, 3H), 7.72 (s, 1H), 7.87-7.96 (m, 2H), 10.01 (s, 1H).
参考例40
5−ホルミル−7−メトキシ−2−(2−ピリジル)ベンゾフラン
参考例38で得られた5−ブロモ−2−ヒドロキシ−3−メトキシベンジルトリフェニルホスホニウムブロミド (2.02 g, 3.62 mmol) を用いて、参考例39の方法に準じて、ベンゾイルクロリドをピコリン酸クロリド塩酸塩に換えて同様に処理することにより、標記化合物 (0.27 g, 1.07 mmol, 30%) を白色粉末として得た。
1H NMR (CDCl3, δ ppm): 4.11 (s, 3H), 7.30 (ddd, J = 1.7 Hz, 4.8 Hz, 7.9 Hz, 1H), 7.42 (d, J= 1.3 Hz, 1H), 7.59 (s, 1H), 7.80 (d, J= 1.3 Hz, 1H), 7.82 (ddd, J = 1.8 Hz, 7.9 Hz, 7.9 Hz, 1H), 8.00 (d, J= 7.9 Hz, 1H), 8.67-8.74 (m, 1H), 10.03 (s, 1H).
参考例41
5−ホルミル−7−メトキシ−2−(3−ピリジル)ベンゾフラン
参考例38で得られた5−ブロモ−2−ヒドロキシ−3−メトキシベンジルトリフェニルホスホニウムブロミド (2.02 g, 3.62 mmol) を用いて、参考例39の方法に準じて、ベンゾイルクロリドをニコチン酸クロリド塩酸塩に換えて同様に処理することにより、標記化合物 (0.17 g, 0.67 mmol, 19%) を白色粉末として得た。
1H NMR (CDCl3, δ ppm): 4.11 (s, 3H), 7.22 (s, 1H), 7.41 (ddd, J= 0.7 Hz, 5.0 Hz, 7.9 Hz, 1H), 7.75 (s, 1H), 7.76 (s, 1H), 8.19 (ddd, J = 1.7 Hz, 2.2 Hz, 7.9 Hz, 1H), 8.63 (dd, J = 1.7 Hz, 5.0 Hz, 1H), 9.14 (dd, J = 0.7 Hz, 2.2 Hz, 1H), 10.03 (s, 1H).
参考例42
5−ホルミル−7−メトキシ−2−(4−ピリジル)ベンゾフラン
参考例38で得られた5−ブロモ−2−ヒドロキシ−3−メトキシベンジルトリフェニルホスホニウムブロミド (2.04 g, 3.65 mmol) を用いて、参考例39の方法に準じて、ベンゾイルクロリドをイソニコチン酸クロリド塩酸塩に換えて同様に処理することにより、標記化合物 (0.21 g, 0.83 mmol, 23%) を白色粉末として得た。
1H NMR (CDCl3, δ ppm): 4.11 (s, 3H), 7.22 (s, 1H), 7.41 (d, J = 1.5 Hz, 1H), 7.38-7.45 (m, 1H), 7.75 (d, J = 1.5 Hz, 1H), 8.16-8.26 (m, 1H), 8.58-8.70 (m, 1H), 9.10-9.20 (m, 1H), 10.03 (s, 1H).
参考例43
5−ホルミル−7−メトキシ−2−(2−メトキシフェニル)ベンゾフラン
参考例38で得られた5−ブロモ−2−ヒドロキシ−3−メトキシベンジルトリフェニルホスホニウムブロミド (2.03 g, 3.64 mmol) を用いて、参考例39の方法に準じて、ベンゾイルクロリドを2−メトキシベンゾイルクロリドに換えて同様に処理することにより、標記化合物 (0.50 g, 1.77 mmol, 49%) を白色粉末として得た。
1H NMR (CDCl3, d): 4.03 (s, 3H), 4.10 (s, 3H), 6.98-7.14 (m, 2H), 7.32-7.43 (m, 1H), 7.37 (s, 1H), 7.44 (s, 1H), 7.73 (s, 1H), 8.10-8.15 (m, 1H), 10.01 (s, 1H).
参考例44
5−ホルミル−7−メトキシ−2−(3−メトキシフェニル)ベンゾフラン
参考例38で得られた5−ブロモ−2−ヒドロキシ−3−メトキシベンジルトリフェニルホスホニウムブロミド (2.02 g, 3.62 mmol) を用いて、参考例39の方法に準じて、ベンゾイルクロリドを3−メトキシベンゾイルクロリドに換えて同様に処理することにより、標記化合物 (0.650 g, 2.31 mmol, 64%) を白色粉末として得た。
1H NMR (CDCl3, δ ppm): 3.90 (s, 3H), 4.10 (s, 3H), 6.94 (dd, J = 2.6 Hz, 8.0 Hz, 1H), 7.10 (s, 1H), 7.38 (s, 1H), 7.34-7.54 (m, 3H), 7.73 (s, 1H), 10.01 (s, 1H).
参考例45
5−ホルミル−7−メトキシ−2−(4−メトキシフェニル)ベンゾフラン
参考例38で得られた5−ブロモ−2−ヒドロキシ−3−メトキシベンジルトリフェニルホスホニウムブロミド (2.03 g, 3.64 mmol) を用いて、参考例39の方法に準じて、ベンゾイルクロリドを4−メトキシベンゾイルクロリドに換えて同様に処理することにより、標記化合物 (0.668 g, 2.37 mmol, 65%) を白色粉末として得た。
1H NMR (CDCl3, δ ppm): 3.87 (s, 3H), 4.09 (s, 3H), 6.96 (s, 1H), 6.98 (dt, J = 2.2 Hz, 8.9 Hz, 2H), 7.35 (d, J = 1.3 Hz, 1H), 7.69 (d, J = 1.3 Hz, 1H), 7.82 (dt, J = 2.2 Hz, 8.9 Hz, 2H), 10.00 (s, 1H).
参考例46
2−(2−フルオロフェニル)−5−ホルミル−7−メトキシベンゾフラン
参考例38で得られた5−ブロモ−2−ヒドロキシ−3−メトキシベンジルトリフェニルホスホニウムブロミド (2.05 g, 3.67 mmol) を用いて、参考例39の方法に準じて、ベンゾイルクロリドを2−フルオロベンゾイルクロリドに換えて同様に処理することにより、標記化合物 (0.700 g, 2.59 mmol, 71%) を白色粉末として得た。
1H NMR (CDCl3, δ ppm): 4.11 (s, 3H), 7.15-7.42 (m,3H), 7.33 (s, 1H), 7.40 (d, J = 1.3 Hz, 1H), 7.75 (d, J = 1.3 Hz, 1H), 8.10 (dt, J = 1.8 Hz, 7.7 Hz, 1H), 10.02 (s, 1H).
参考例47
2−(3−フルオロフェニル)−5−ホルミル−7−メトキシベンゾフラン
参考例38で得られた5−ブロモ−2−ヒドロキシ−3−メトキシベンジルトリフェニルホスホニウムブロミド (2.09 g, 3.74 mmol) を用いて、参考例39の方法に準じて、ベンゾイルクロリドを3−フルオロベンゾイルクロリドに換えて同様に処理することにより、標記化合物 (0.63 g, 2.33 mmol, 63%) を白色粉末として得た。
1H NMR (CDCl3, δ ppm): 4.10 (s, 3H), 7.09 (dddd, J= 0.9 Hz, 2.6 Hz, 8.2 Hz, 8.4 Hz, 1H), 7.13 (s, 1H), 7.39 (d, J = 1.3 Hz, 1H), 7.43 (dt, J = 5.9 Hz, 8.2 Hz, 1H), 7.59 (ddd, J = 1.3 Hz, 2.6 Hz, 9.7 Hz, 1H), 7.67 (ddd, J = 0.9 Hz, 1.3 Hz, 7.9 Hz, 1H), 7.73 (d, J = 1.3 Hz, 1H), 10.09 (s, 1H).
参考例48
2−(4−フルオロフェニル)−5−ホルミル−7−メトキシベンゾフラン
参考例38で得られた5−ブロモ−2−ヒドロキシ−3−メトキシベンジルトリフェニルホスホニウムブロミド (2.02 g, 3.62 mmol) を用いて、参考例39の方法に準じて、ベンゾイルクロリドを4−フルオロベンゾイルクロリドに換えて同様に処理することにより、標記化合物 (0.437 g, 1.61 mmol, 47%) を白色粉末として得た。
1H NMR (CDCl3, δ ppm): 4.09 (s, 3H), 7.04 (s, 1H), 7.16 (t, J = 8.4 Hz, 2H), 7.37 (s, 1H), 7.71 (s, 1H), 7.80-7.95 (m,2H), 10.01 (s, 1H).
参考例49
5−ホルミル−7−メトキシ−2−[2−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゾフラン
参考例38で得られる5−ブロモ−2−ヒドロキシ−3−メトキシベンジルトリフェニルホスホニウムブロミド (2.04 g, 3.65 mmol) を用いて、参考例39の方法に準じて、ベンゾイルクロリドを2−(トリフルオロメチル)ベンゾイルクロリドに換えて同様に処理することにより、標記化合物 (0.300 g, 0.937 mmol, 22%) を白色粉末として得た。
1H NMR (CDCl3, δ ppm): 4.09 (s, 3H), 7.15 (s, 1H), 7.42 (d, J = 1.3 Hz, 1H), 7.53-7.60 (m, 1H), 7.63-7.70 (m, 1H), 7.78 (d, J = 1.3 Hz, 1H), 7.80-7.86 (m, 1H), 7.87-7.97 (m, 1H), 10.03 (s, 1H).
参考例50
5−ホルミル−7−メトキシ−2−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゾフラン
参考例38で得られる5−ブロモ−2−ヒドロキシ−3−メトキシベンジルトリフェニルホスホニウムブロミド (2.02 g, 3.62 mmol) を用いて、参考例39の方法に準じて、ベンゾイルクロリドを3−(トリフルオロメチル)ベンゾイルクロリドに換えて同様に処理することにより、標記化合物 (0.710 g, 2.22 mmol, 61%) を白色粉末として得た。
1H NMR (CDCl3, δ ppm): 4.12 (s, 3H), 7.22 (s, 1H), 7.41 (d, J = 1.3 Hz, 1H), 7.56-7.67 (m, 2H), 7.75 (d, J = 1.3 Hz, 1H), 8.04-8.10 (m, 1H), 8.12-8.16 (m, 1H), 10.03 (s, 1H).
参考例51
5−ホルミル−7−メトキシ−2−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゾフラン
参考例38で得られる5−ブロモ−2−ヒドロキシ−3−メトキシベンジルトリフェニルホスホニウムブロミド (2.03 g, 3.64 mmol) を用いて、参考例39の方法に準じて、ベンゾイルクロリドを4−(トリフルオロメチル)ベンゾイルクロリドに換えて同様に処理することにより、標記化合物 (0.320 g, 1.00 mmol, 27%) を白色粉末として得た。
1H NMR (CDCl3, δ ppm): 4.11 (s, 3H), 7.24 (s, 1H), 7.42 (d, J = 1.5 Hz, 1H), 7.73 (d, J= 7.9 Hz, 2H), 7.76 (d, J = 1.5 Hz, 1H), 8.01 (d, J = 7.9 Hz, 2H), 10.03 (s, 1H).
参考例52
2−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−ホルミル−7−メトキシベンゾフラン
参考例38で得られる5−ブロモ−2−ヒドロキシ−3−メトキシベンジルトリフェニルホスホニウムブロミド (2.05 g, 3.67 mmol) を用いて、参考例39の方法に準じて、ベンゾイルクロリドを2,6−ジフルオロベンゾイルクロリドに換えて同様に処理することにより、標記化合物 (0.400 g, 1.39 mmol, 38%) を白色粉末として得た。
1H NMR (CDCl3, δ ppm): 4.10 (s, 3H), 7.00-7.13 (m, 2H), 7.27 (t, J = 1.3 Hz, 1H), 7.31-7.40 (m, 1H), 7.41 (d, J = 1.0 Hz, 1H), 7.77 (d, J = 1.0 Hz, 1H), 10.03 (s, 1H).
参考例53
5−ホルミル−7−メトキシ−2−[4−(トリフルオロメトキシ)フェニル]ベンゾフラン
参考例38で得られる5−ブロモ−2−ヒドロキシ−3−メトキシベンジルトリフェニルホスホニウムブロミド (2.02 g, 3.62 mmol) を用いて、参考例39の方法に準じて、ベンゾイルクロリドを4−(トリフルオロメトキシ)ベンゾイルクロリドに換えて同様に処理することにより、標記化合物 (0.620 g, 1.84 mmol, 51%) を白色粉末として得た。
1H NMR (CDCl3, δ ppm): 4.11 (s, 3H), 7.12 (s, 1H), 7.28-7.36 (m, 2H), 7.39 (d, J = 1.3 Hz, 1H), 7.73 (d, J = 1.3 Hz, 1H), 7.90-7.98 (m, 2H), 10.02 (s, 1H).
参考例54
5−ホルミル−2−(2−フリル)−7−メトキシベンゾフラン
参考例38で得られる5−ブロモ−2−ヒドロキシ−3−メトキシベンジルトリフェニルホスホニウムブロミド (2.05 g, 3.67 mmol) を用いて、参考例39の方法に準じて、ベンゾイルクロリドを2−フロイルクロリドに換えて同様に処理することにより、標記化合物 (0.330 g, 1.36 mmol, 37%) を白色粉末として得た。
1H NMR (CDCl3, δ ppm): 4.09 (s, 3H), 6.54 (dd, J = 1.8 Hz, 3.5 Hz, 1H), 6.92 (d, J = 3.5 Hz, 1H), 7.00 (s, 1H), 7.37 (d, J = 1.3 Hz, 1H), 7.53 (d, J = 1.8 Hz, 1H), 7.71 (d, J = 1.3 Hz, 1H), 10.00 (s, 1H).
参考例55
5−ホルミル−7−メトキシ−2−(4−メチルフェニル)ベンゾフラン
参考例38で得られる5−ブロモ−2−ヒドロキシ−3−メトキシベンジルトリフェニルホスホニウムブロミド (3.00 g, 5.38 mmol) をトルエン (70 mL) に懸濁し、4−メチルベンゾイルクロリド (0.772 mL, 5.91 mmol) およびトリエチルアミン (2.62 mL, 18.8 mmol) を加えて、120℃で2時間撹拌した。反応液を冷却した後、酢酸エチルおよび1 mol/L塩酸水溶液を加えて、分液した。有機層を飽和食塩水で洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過した。濾液を減圧下で濃縮し、得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィー (溶出溶媒:10%酢酸エチル/ヘキサン) で精製し、5−ブロモ−7−メトキシ−2−(4−メチルフェニル)ベンゾフラン (1.54 g, 4.86 mmol, 90%) を白色粉末として得た。
得られた5−ブロモ−7−メトキシ−2−(4−メチルフェニル)ベンゾフラン (1.54 g, 4.86 mmol) をTHF (50 mL) に溶解し、-85℃に冷却した。同温度で溶液にブチルリチウム (1.58 mol/Lヘキサン溶液, 3.69 mL, 5.83 mmol) を加えた後、同温度でDMF (0.752 mL, 9.71 mmol) を加えて、直ちに室温まで昇温した。反応液を約30分間攪拌した後、水を加えて、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過した。濾液を減圧下で濃縮し、得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィー (溶出溶媒:30%酢酸エチル/ヘキサン) で精製し、標記化合物 (0.810 g, 3.04 mmol, 63%) を白色粉末として得た。
1H NMR (CDCl3, δ ppm): 2.41 (s, 3H), 4.10 (s, 3H), 7.04 (s, 1H), 7.27 (d, J = 8.3 Hz, 2H), 7.36 (d, J = 1.3 Hz, 1H), 7.70 (d, J = 1.3 Hz, 1H), 7.79 (d, J = 8.3 Hz, 2H), 10.00 (s, 1H).
参考例56
2−(4−クロロフェニル)−5−ホルミル−7−メトキシベンゾフラン
参考例38で得られる5−ブロモ−2−ヒドロキシ−3−メトキシベンジルトリフェニルホスホニウムブロミド (3.00 g, 5.38 mmol) を用いて、参考例55の方法に準じて、4−メチルベンゾイルクロリドを4−クロロベンゾイルクロリドに換えて同様に処理することにより、標記化合物 (0.830 g, 2.89 mmol, 54%) を白色粉末として得た。
1H NMR (CDCl3, δ ppm): 1.56 (s, 3H), 4.10 (s, 3H), 7.09 (s, 1H), 7.38 (d, J = 1.3 Hz, 1H), 7.43 (d, J = 8.6 Hz, 2H), 7.72 (d, J = 1.3 Hz, 1H), 7.83 (d, J = 8.6 Hz, 2H), 10.00 (s, 1H).
参考例57
2−(2−クロロフェニル)−5−ホルミル−7−メトキシベンゾフラン
参考例38で得られる5−ブロモ−2−ヒドロキシ−3−メトキシベンジルトリフェニルホスホニウムブロミド (3.00 g, 5.38 mmol) を用いて、参考例55の方法に準じて、4−メチルベンゾイルクロリドを2−クロロベンゾイルクロリドに換えて同様に処理することにより、標記化合物 (0.208 g, 0.725 mmol, 14%) を白色粉末として得た。
1H NMR (CDCl3, δ ppm): 4.08 (s, 3H), 7.30-7.41 (m, 4H), 7.49-7.52 (m, 1H), 7.59 (s, 1H), 8.06-8.10 (m, 1H), 10.00 (s, 1H).
参考例58
5−ホルミル−7−メトキシ−2−(3−メチル−2−フリル)ベンゾフラン
参考例38で得られる5−ブロモ−2−ヒドロキシ−3−メトキシベンジルトリフェニルホスホニウムブロミド (3.00 g, 5.38 mmol) を用いて、参考例55の方法に準じて、4−メチルベンゾイルクロリドを3−メチル−2−フロイルクロリドに換えて同様に処理することにより、標記化合物 (0.463 g, 1.63 mmol, 30%) を白色粉末として得た。
1H NMR (CDCl3, δ ppm): 2.39 (s, 3H), 4.06 (s, 3H), 6.37 (d, J = 1.8 Hz, 1H), 6.85 (s, 1H), 7.34 (d, J = 1.3 Hz, 1H), 7.42 (d, J = 1.8 Hz, 1H), 7.68 (d,J = 1.3 Hz, 1H), 9.98 (s, 1H).
4−(6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イルメチル)−2−(2−フリル)−7−メトキシベンゾフラン・1フマル酸塩(化合物1)
参考例3で得られた4−ホルミル−2−(2−フリル)−7−メトキシベンゾフラン (0.300 g, 1.24 mmol) をジクロロエタン (10 mL) に溶解し、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン (0.288 g, 1.49 mmol) および水素化トリアセトキシホウ素ナトリウム (0.525 g, 2.48 mmol) を加えて、室温で9時間攪拌した。反応液をジクロロメタンで希釈した後、1 mol/L水酸化ナトリウム水溶液を加えて分液した。有機層を飽和食塩水で洗浄した後、無水炭酸カリウムで乾燥し、濾過した。濾液を減圧下で濃縮し、得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィー (溶出溶媒:75%酢酸エチル/ヘキサン) で精製し、4−(6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イルメチル)−2−(2−フリル)−7−メトキシベンゾフラン (0.355 g, 1.08 mmol, 87%) を白色アモルファスとして得た。これをTHF (4 mL) に溶解し、フマル酸を加えて減圧下で濃縮した後、得られた残渣をエタノール (14 mL) から再結晶し、標記化合物を得た。
1H NMR (DMSO-d6, δ ppm): 2.73-2.74 (m, 4H), 3.50 (s, 2H), 3.65 (s, 3H), 3.69 (s, 3H), 3.85 (s, 2H), 3.95 (s, 3H), 6.57 (s, 1H), 6.61 (s, 2H), 6.65 (s, 1H), 6.67 (dd, J = 3.3 Hz, 1.7 Hz, 1H), 6.92 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 6.97 (d, J = 3.3 Hz, 1H), 7.15 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 7.25 (s, 1H), 7.84 (d, J = 1.7 Hz, 1H).
ESIMS m/z: [M + H]+ 421.
4−(6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イルメチル)−7−メトキシ−2−フェニルベンゾフラン・1フマル酸塩(化合物2)
参考例4で得られた4−ホルミル−7−メトキシ−2−フェニルベンゾフラン (0.200 g, 0.394 mmol) を用いて、実施例1の方法に準じて同様に処理することにより、4−(6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イルメチル)−7−メトキシ−2−フェニルベンゾフラン (0.284 g, 0.661 mmol, 83%) を無色油状物として得た。これをTHF (2 mL) に溶解し、フマル酸を加えて減圧下で濃縮した後、得られた残渣をエタノール (15 mL) とDMF (2 mL) の混合溶媒から再結晶し、標記化合物を得た。
1H NMR (DMSO-d6, δ ppm): 2.74-2.76 (m, 4H), 3.52 (s, 2H), 3.64 (s, 3H), 3.69 (s, 3H), 3.86 (s, 2H), 3.97 (s, 3H), 6.57 (s, 1H), 6.61 (s, 2H), 6.65 (s, 1H), 6.93 (d, J = 7.9 Hz, 1H), 7.15 (d, J = 7.9 Hz, 1H), 7.42 (t, J = 7.6 Hz, 1H), 7.50 (dd, J = 7.2 Hz, 7.6 Hz, 2H), 7.55 (s, 1H), 7.90 (d, J = 7.2 Hz, 2H).
ESIMS m/z: [M + H]+ 430.
4−(6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イルメチル)−7−メトキシ−2−(2−ピリジル)ベンゾフラン・1フマル酸塩(化合物3)
参考例5で得られた4−ホルミル−7−メトキシ−2−(2−ピリジル)ベンゾフラン (0.173 g, 0.684 mmol) を用いて、実施例1の方法に準じて同様に処理することにより、4−(6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イルメチル)−7−メトキシ−2−(2−ピリジル)ベンゾフラン (0.241 g, 0.559 mmol, 82%) を無色油状物として得た。これをTHF (2 mL) に溶解し、フマル酸を加えて減圧下で濃縮した後、得られた残渣をエタノール (15 mL) とDMF (0.5 mL) の混合溶媒から再結晶し、標記化合物を得た。
1H NMR (DMSO-d6, δ ppm): 2.75-2.77 (m, 4H), 3.55 (s, 2H), 3.65 (s, 3H), 3.68 (s, 3H), 3.91 (s, 2H), 3.99 (s, 3H), 6.58 (s, 1H), 6.62 (s, 2H), 6.66 (s, 1H), 6.97 (d, J = 7.9 Hz, 1H), 7.18 (d, J = 7.9 Hz, 1H), 7.38 (dd, J = 4.6 Hz, 8.6 Hz, 1H), 7.71 (s, 1H), 7.92-7.93 (m, 2H), 8.64 (d, J = 4.6 Hz, 1H).
ESIMS m/z: [M + H]+ 431.
4−(6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イルメチル)−7−メトキシ−2−(3−ピリジル)ベンゾフラン(化合物4)
参考例6で得られた4−ホルミル−7−メトキシ−2−(3−ピリジル)ベンゾフラン (0.129 g, 0.508 mmol) を用いて、実施例1の方法に準じて同様に処理することにより、標記化合物 (0.160 g, 0.371 mmol, 73%) を白色固体として得た。これをエタノール (13 mL) から再結晶し、白色結晶を得た。
1H NMR (DMSO-d6, δ ppm): 2.71-2.73 (m, 4H), 3.47 (s, 2H), 3.64 (s, 3H), 3.68 (s, 3H), 3.82 (s, 2H), 3.98 (s, 3H), 6.56 (s, 1H), 6.64 (s, 1H), 6.95 (d, J = 8.3 Hz, 1H), 7.17 (d, J = 8.3 Hz, 1H), 7.51 (dd, J = 5.0 Hz, 8.3 Hz, 1H), 7.73 (s, 1H), 8.26 (d, J = 8.3 Hz, 1H), 8.60 (d, J = 5.0 Hz, 1H), 9.12 (s, 1H).
ESIMS m/z: [M + H]+ 431.
4−(6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イルメチル)−7−メトキシ−2−(4−ピリジル)ベンゾフラン・1フマル酸塩(化合物5)
参考例7で得られた4−ホルミル−7−メトキシ−2−(4−ピリジル)ベンゾフラン (0.097 g, 0.381 mmol) を用いて、実施例1の方法に準じて同様に処理することにより、4−(6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イルメチル)−7−メトキシ−2−(4−ピリジル)ベンゾフラン (0.111 g, 0.259 mmol, 68%) を無色アモルファスとして得た。これをTHF (2 mL) に溶解し、フマル酸を加えて減圧下で濃縮した後、得られた残渣をエタノール (13 mL) から再結晶し、標記化合物を白色結晶として得た。
1H NMR (DMSO-d6, δ ppm): 2.74-2.76 (m, 4H), 3.51 (s, 2H), 3.64 (s, 3H), 3.68 (s, 3H), 3.87 (s, 2H), 3.98 (s, 3H), 6.57 (s, 1H), 6.62 (s, 2H), 6.65 (s, 1H), 6.99 (d, J = 8.3 Hz, 1H), 7.20 (d, J = 8.3 Hz, 1H), 7.83 (d, J = 6.3 Hz, 2H), 7.89 (s, 1H), 8.66 (d, J = 6.3 Hz, 2H).
ESIMS m/z: [M + H]+ 431.
4−(6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イルメチル)−7−メトキシ−2−(2−メトキシフェニル)ベンゾフラン・1フマル酸塩(化合物6)
参考例8で得られた4−ホルミル−7−メトキシ−2−(2−メトキシフェニル)ベンゾフラン (0.250 g, 0.886 mmol) を用いて、実施例1の方法に準じて同様に処理することにより、4−(6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イルメチル)−7−メトキシ−2−(2−メトキシフェニル)ベンゾフラン (0.400 g, 0.870 mmol, 98%) を無色アモルファスとして得た。これをTHF (2 mL) に溶解し、フマル酸を加えて減圧下で濃縮した後、得られた残渣をエタノール (15 mL) とDMF (2 mL) の混合溶媒から再結晶し、標記化合物を得た。
1H NMR (DMSO-d6, δ ppm): 2.76-2.78 (m, 4H), 3.51 (s, 2H), 3.64 (s, 3H), 3.69 (s, 3H), 3.88 (s, 2H), 3.93 (s, 3H), 3.98 (s, 3H), 6.57 (s, 1H), 6.62 (s, 2H), 6.67 (s, 1H), 6.90 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 7.10 (dd, J = 7.8 Hz, 8.3 Hz, 1H), 7.15 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 7.17 (d, J = 8.6 Hz, 1H), 7.38 (dd, J = 8.3 Hz, 8.6 Hz, 1H), 7.50 (s, 1H), 7.92 (d, J = 7.8 Hz, 1H).
ESIMS m/z: [M + H]+ 460.
4−(6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イルメチル)−7−メトキシ−2−(3−メトキシフェニル)ベンゾフラン(化合物7)
参考例9で得られた4−ホルミル−7−メトキシ−2−(3−メトキシフェニル)ベンゾフラン (0.200 g, 0.708 mmol) を用いて、実施例1の方法に準じて同様に処理することにより、標記化合物 (0.324 g, 0.708 mmol, 100%) を白色固体として得た。これをエタノール (15 mL) から再結晶し、白色結晶を得た。
1H NMR (DMSO-d6, δ ppm): 2.71-2.73 (m, 4H), 3.48 (s, 2H), 3.65 (s, 3H), 3.69 (s, 3H), 3.82 (s, 2H), 3.85 (s, 3H), 3.98 (s, 3H), 6.57 (s, 1H), 6.65 (s, 1H), 6.92 (d, J = 8.3 Hz, 1H), 6.97 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 7.15 (d, J = 8.3 Hz, 1H), 7.36-7.50 (m, 3H), 7.59 (s, 1H).
ESIMS m/z: [M + H]+ 460.
4−(6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イルメチル)−7−メトキシ−2−(4−メトキシフェニル)ベンゾフラン(化合物8)
参考例10で得られた4−ホルミル−7−メトキシ−2−(4−メトキシフェニル)ベンゾフラン (0.173 g, 0.614 mmol) を用いて、実施例1の方法に準じて同様に処理することにより、標記化合物 (0.269 g, 0.602 mmol, 95%) を白色固体として得た。これをエタノール (15 mL) とDMF (0.5 mL) の混合溶媒から再結晶し、白色結晶を得た。
1H NMR (DMSO-d6, δ ppm): 2.70-2.72 (m, 4H), 3.47 (s, 2H), 3.64 (s, 3H), 3.68 (s, 3H), 3.79 (s, 2H), 3.81 (s, 3H), 3.96 (s, 3H), 6.55 (s, 1H), 6.64 (s, 1H), 6.87 (d, J = 8.3 Hz, 1H), 7.05 (d, J = 8.9 Hz, 2H), 7.10 (d, J = 8.3 Hz, 1H), 7.37 (s, 1H), 7.83 (d, J = 8.9 Hz, 2H).
ESIMS m/z: [M + H]+ 460.
4−(6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イルメチル)−2−(2−フルオロフェニル)−7−メトキシベンゾフラン(化合物9)
参考例11で得られた2−(2−フルオロフェニル)−4−ホルミル−7−メトキシベンゾフラン (0.169 g, 0.626 mmol) を用いて、実施例1の方法に準じて同様に処理することにより、標記化合物 (0.274 g, 0.613 mmol, 98%) を白色固体として得た。これをエタノール (15 mL) から再結晶し、白色結晶を得た。
1H NMR (DMSO-d6, δ ppm): 2.71-2.73 (m, 4H), 3.48 (s, 2H), 3.64 (s, 3H), 3.69 (s, 3H), 3.79 (s, 2H), 3.99 (s, 3H), 6.56 (s, 1H), 6.65 (s, 1H), 6.95 (d, J = 7.9 Hz, 1H), 7.17(d, J = 7.9 Hz, 1H), 7.34-7.45 (m, 4H), 7.98 (dd, J = 7.6 Hz, 9.5 Hz, 1H).
ESIMS m/z: [M + H]+ 448.
4−(6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イルメチル)−2−(3−フルオロフェニル)−7−メトキシベンゾフラン(化合物10)
参考例12で得られた2−(3−フルオロフェニル)−4−ホルミル−7−メトキシベンゾフラン (0.163 g, 0.603 mmol) を用いて、実施例1の方法に準じて同様に処理することにより、標記化合物 (0.250 g, 0.559 mmol, 93%) を白色固体として得た。これをエタノール (20 mL) とDMF (2 mL) の混合溶媒から再結晶し、白色結晶を得た。
1H NMR (DMSO-d6, δ ppm): 2.71-2.73 (m, 4H), 3.47 (s, 2H), 3.64 (s, 3H), 3.68 (s, 3H), 3.81 (s, 2H), 3.98 (s, 3H), 6.56 (s, 1H), 6.64 (s, 1H), 6.93 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 7.15 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 7.22 (ddd, J = 1.9 Hz, 7.9 Hz, 7.9 Hz, 1H), 7.54 (ddd, J = 5.6 Hz, 7.9 Hz, 7.9 Hz, 1H), 7.67 (s, 1H), 7.71-7.76 (m, 2H).
ESIMS m/z: [M + H]+ 448.
4−(6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イルメチル)−2−(4−フルオロフェニル)−7−メトキシベンゾフラン(化合物11)
参考例13で得られた2−(4−フルオロフェニル)−4−ホルミル−7−メトキシベンゾフラン (0.220 g, 0.814 mmol) を用いて、実施例1の方法に準じて同様に処理することにより、標記化合物 (0.289 g, 0.646 mmol, 79%) を白色固体として得た。これをエタノール (20 mL) から再結晶し、白色結晶を得た。
1H NMR (DMSO-d6, δ ppm): 2.70-2.72 (m, 4H), 3.48 (s, 2H), 3.65 (s, 3H), 3.69 (s, 3H), 3.81 (s, 2H), 3.97 (s, 3H), 6.56 (s, 1H), 6.65 (s, 1H), 6.91 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 7.13 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 7.33 (dd, J = 8.9 Hz, 8.9 Hz, 2H), 7.53 (s, 1H), 7.95 (dd, J = 5.5 Hz, 8.9 Hz, 2H).
ESIMS m/z: [M + H]+ 448.
4−(6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イルメチル)−7−メトキシ−2−[2−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゾフラン(化合物12)
参考例14で得られた4−ホルミル−7−メトキシ−2−[2−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゾフラン (0.200 g, 0.625 mmol) を用いて、実施例1の方法に準じて同様に処理することにより、標記化合物 (0.287 g, 0.577 mmol, 92%) を無色アモルファスとして得た。これをエタノール (6 mL) から再結晶し、白色結晶を得た。
1H NMR (DMSO-d6, δ ppm): 2.69-2.71 (m, 4H), 3.48 (s, 2H), 3.65 (s, 3H), 3.68 (s, 3H), 3.83 (s, 2H), 3.96 (s, 3H), 6.56 (s, 1H), 6.65 (s, 1H), 6.95 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 7.18 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 7.36 (s, 1H), 7.69 (dd, J = 7.3 Hz, 7.3 Hz, 1H), 7.81 (dd, J = 7.3 Hz, 7.3 Hz, 1H), 7.90-7.93 (m, 2H).
ESIMS m/z: [M + H]+ 498.
4−(6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イルメチル)−7−メトキシ−2−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゾフラン(化合物13)
参考例15で得られた4−ホルミル−7−メトキシ−2−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
ESIMS m/z: [M + H]+ 498.
4−(6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イルメチル)−7−メトキシ−2−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゾフラン(化合物14)
参考例16で得られた4−ホルミル−7−メトキシ−2−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゾフラン (0.200 g, 0.625 mmol) を用いて、実施例1の方法に準じて同様に処理することにより、標記化合物 (0.305 g, 0.617 mmol, 98%) を白色固体として得た。これをエタノール (11 mL) とDMF (0.2 mL) の混合溶媒から再結晶し、白色結晶を得た。
1H NMR (DMSO-d6, δ ppm): 2.71-2.73 (m, 4H), 3.49 (s, 2H), 3.65 (s, 3H), 3.69 (s, 3H), 3.83 (s, 2H), 3.99 (s, 3H), 6.57 (s, 1H), 6.65 (s, 1H), 6.96 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 7.17 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 7.77 (s, 1H), 7.84 (d, J = 8.4 Hz, 2H), 8.12 (d, J = 8.4 Hz, 2H).
ESIMS m/z: [M + H]+ 498.
4−(6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イルメチル)−7−メトキシ−2−(2−メチルフェニル)ベンゾフラン(化合物15)
参考例27で得られた4−ホルミル−7−メトキシ−2−(2−メチルフェニル)ベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
1H NMR (CDCl3, δ ppm): 2.55 (s, 3H), 2.75-2.81 (m, 4H), 3.59 (s, 2H), 3.79 (s, 3H), 3.83 (s, 3H), 3.88 (s, 2H), 4.04 (s, 3H), 6.47 (s, 1H), 6.58 (s, 1H), 6.77 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 7.07 (s, 1H), 7.15 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 7.25-7.30 (m, 3H), 7.81-7.86 (m, 1H).
ESIMS m/z: [M + H]+ 444.
4−(6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イルメチル)−7−メトキシ−2−(4−メチルフェニル)ベンゾフラン(化合物16)
参考例24で得られた4−ホルミル−7−メトキシ−2−(4−メチルフェニル)ベンゾフラン (0.100 g, 0.376 mmol) をジクロロエタン (4 mL) に溶解し、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン (0.0872 g, 0.451 mmol) および水素化トリアセトキシホウ素ナトリウム (0.159 g, 0.752 mmol) を加えて、室温で9時間攪拌した。反応液を酢酸エチルで希釈した後、1 mol/L水酸化ナトリウム水溶液を加えて分液した。有機層を飽和食塩水で洗浄した後、無水炭酸カリウムで乾燥し、濾過した。濾液を減圧下で濃縮し、得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィー (溶出溶媒:75%酢酸エチル/ヘキサン) で精製し、標記化合物 (128 mg, 0.289 mmol, 77%) を無色油状物として得た。これをエタノール (2 mL) から再結晶し、結晶を得た。
1H NMR (CDCl3, δ ppm): 2.38 (s, 1H), 2.76-2.81 (m, 4H), 3.59 (s, 2H), 3.79 (s, 3H), 3.83 (s, 3H), 3.85 (s, 2H), 4.04 (s, 3H), 6.48 (s, 1H), 6.59 (s, 1H), 6.75 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 7.11-7.25 (m, 4H), 7.77 (d, J = 8.2 Hz, 2H).
ESIMS m/z: [M + H]+ 444.
2−(2−クロロフェニル)−4−(6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イルメチル)−7−メトキシベンゾフラン(化合物17)
参考例26で得られた2−(2−クロロフェニル)−4−ホルミル−7−メトキシベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
1H NMR (CDCl3, δ ppm): 2.77-2.80 (m, 4H), 3.59 (s, 2H), 3.79 (s, 3H), 3.83 (s, 3H), 3.89 (s, 2H), 4.04 (s, 3H), 6.47 (s, 1H), 6.58 (s, 1H), 6.80 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 7.18 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 7.22-7.38 (m, 2H), 7.46 (dd, J = 1.3 Hz, 7.9 Hz, 1H), 7.65 (s, 1H), 8.06 (dd, J = 1.8 Hz, 7.7 Hz, 1H).
ESIMS m/z: [M + H]+ 464.
2−(4−クロロフェニル)−4−(6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イルメチル)−7−メトキシベンゾフラン(化合物18)
参考例25で得られた2−(4−クロロフェニル)−4−ホルミル−7−メトキシベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
1H NMR (CDCl3, δ ppm): 2.75-2.80 (m, 4H), 3.58 (s, 2H), 3.79 (s, 3H), 3.83 (s, 3H), 3.84 (s, 2H), 4.04 (s, 3H), 6.48 (s, 1H), 6.59 (s, 1H), 6.76 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 7.13 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 7.22 (s, 1H), 7.38 (d, J = 8.7 Hz, 1H), 7.81 (d, J = 8.7 Hz, 1H).
ESIMS m/z: [M + H]+ 464.
2−(2,6−ジフルオロフェニル)−4−(6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イルメチル)−7−メトキシベンゾフラン(化合物19)
参考例17で得られた2−(2,6−ジフルオロフェニル)−4−ホルミル−7−メトキシベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 466.
4−(6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イルメチル)−7−メトキシ−2−[4−(トリフルオロメトキシ)フェニル]ベンゾフラン(化合物20)
参考例18で得られた4−ホルミル−7−メトキシ−2−[4−(トリフルオロメトキシ)フェニル]ベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 514.
2−(4,4−ジメチル−1,3−オキサゾリン−2−イル)−4−(6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イルメチル)−7−メトキシベンゾフラン(化合物21)
参考例20で得られた2−(4,4−ジメチル−1,3−オキサゾリン−2−イル)−4−ホルミル−7−メトキシベンゾフラン (0.149 g, 0.544 mmol) を用いて、実施例1の方法に準じて同様に処理することにより、標記化合物 (0.190 g, 0.422 mmol, 76%) を白色固体として得た。これをエタノール (3 mL) から再結晶し、白色結晶を得た。
1H NMR (DMSO-d6, δ ppm): 1.29 (s, 6H), 2.67-2.69 (m, 4H), 3.42 (s, 2H), 3.64 (s, 3H), 3.69 (s, 3H), 3.80 (s, 2H), 3.95 (s, 3H), 4.11 (s, 2H), 6.55 (s, 1H), 6.64 (s, 1H), 7.00 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 7.18 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 7.55 (s, 1H).
ESIMS m/z: [M + H]+ 451.
4−(6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イルメチル)−7−メトキシ−2−(2−チエニル)ベンゾフラン(化合物22)
参考例28で得られた4−ホルミル−7−メトキシ−2−(2−チエニル)ベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
1H NMR (CDCl3, δ ppm): 2.75-2.81 (m, 4H), 3.58 (s, 2H), 3.79 (s, 3H), 3.82-3.83 (m, 5H), 4.03 (s, 3H), 6.48 (s, 1H), 6.59 (s, 1H), 6.75 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 7.05-7.09 (m, 2H), 7.13 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 7.31 (dd, J = 1.1 Hz, 4.9 Hz, 1H), 7.50 (dd, J = 1.1 Hz, 3.6 Hz, 1H).
ESIMS m/z: [M + H]+ 436.
5−[4−(6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イルメチル)−7−メトキシベンゾフラン−2−イル]−2,3−ジヒドロ−1,3,4−オキサジアゾール−2−オン(化合物23)
参考例23で得られた4−(6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イルメチル)−7−メトキシベンゾフラン−2−カルボヒドラジド (0.335 g, 0.814 mmol) をTHF (10 mL) に溶解し、1,1’-カルボニルジイミダゾール (0.588 g, 3.62 mmol) を加えて、室温で6時間攪拌した。反応液を水で希釈した後、クロロホルムで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄した後、無水炭酸カリウムで乾燥し、濾過した。濾液を減圧下で濃縮し、得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィー (溶出溶媒:3%メタノール/クロロホルム) で精製した。得られた固体をエタノールから再結晶し、標記化合物 (0.141 g, 0.326 mmol, 40%) を淡黄色粉末として得た。
1H NMR (DMSO-d6, δ ppm): 主なピークとして2.73-2.90 (br, 4H), 3.61 (s, 2H), 3.80 (s, 3H), 3.84 (s, 3H), 3.87 (s, 2H), 4.01 (s, 3H), 6.49 (s, 1H), 6.59 (s, 1H), 6.86 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 7.18 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 7.77 (s, 1H).
ESIMS m/z: [M + H]+ 438.
4−(6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イルメチル)−7−メトキシ−2−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)ベンゾフラン(化合物24)
参考例23で得られた4−(6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イルメチル)−7−メトキシベンゾフラン−2−カルボヒドラジド (0.200 g, 0.486 mmol) をTHF (3 mL) に溶解し、トリエチルアミン (0.135 mL, 0.972 mmol) および塩化アセチル (0.038 mL, 0.535 mmol) を加えて、室温で17時間攪拌した。さらに反応液にトリエチルアミン (0.135 mL, 0.972 mmol)および塩化アセチル (0.038 mL, 0.535 mmol) を加えて、室温で5時間攪拌した。反応液を水で希釈した後、ジクロロメタンで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄した後、無水炭酸カリウムで乾燥し、濾過した。濾液を減圧下で濃縮し、得られた残渣をメタノール (3 mL) に溶解し、ナトリウムメトキシド (28%メタノール溶液, 0.094 g, 0.972 mmol) を加えて、室温で14時間攪拌した。反応液を水で希釈した後、ジクロロメタンで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄した後、無水炭酸カリウムで乾燥し、濾過した。濾液を減圧下で濃縮し、得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィー (溶出溶媒:3%メタノール/クロロホルム) で精製し、N'−アセチル−4−(6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イルメチル)−7−メトキシベンゾフラン−2−カルボヒドラジド (0.104 g, 0.230 mmol, 47%) を淡黄色油状物質として得た。
得られたN'−アセチル−4−(6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イルメチル)−7−メトキシベンゾフラン−2−カルボヒドラジド (0.104 mg, 0.230 mmol) をアセトニトリル (3 mL) に溶解し、トリフェニルホスフィン (0.121 g, 0.460 mmol)、トリエチルアミン (0.064 mL, 0.460 mmol)および四塩化炭素 (0.222 mL, 0.460 mmol) を加えて、60℃で4時間攪拌した。反応液を減圧下で濃縮し、残渣を水で希釈した後、ジクロロメタンで抽出した。有機層を無水炭酸カリウムで乾燥し、濾過した。濾液を減圧下で濃縮し、得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィー (溶出溶媒:3%メタノール/クロロホルム) で精製し、標記化合物 (0.062 mg, 0.154 mmol, 62%) を淡黄色油状物質として得た。
1H NMR (DMSO-d6, δ ppm): 2.62 (s, 3H), 2.67-2.88 (m, 4H), 3.57 (s, 2H), 3.80 (s, 3H), 3.83 (s, 3H), 3.86 (s, 2H), 4.03 (s, 3H), 6.47 (s, 1H), 6.59 (s, 1H), 6.87 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 7.20 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 7.77 (s, 1H).
ESIMS m/z: [M + H]+ 436.
4−(6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イルメチル)−7−メトキシ−2−(5−メトキシメチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)ベンゾフラン(化合物25)
参考例23で得られる4−(6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イルメチル)−7−メトキシベンゾフラン−2−カルボヒドラジド (0.200 g, 0.486 mmol) を用いて、実施例24の方法に準じて、塩化アセチルを塩化メトキシアセチルに換えて同様に処理することにより、標記化合物 (0.163 g, 0.321 mmol, 66%) を淡黄色油状物質として得た。
1H NMR (DMSO-d6, δ ppm): 2.67-2.87 (m. 4H), 3.49 (s, 3H), 3.57 (s, 2H), 3.80 (s, 3H), 3.83 (s, 3H), 3.86 (s, 2H), 4.04 (s, 3H), 4.72 (s, 2H), 6.47 (s, 1H), 6.59 (s, 1H), 6.88 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 7.21 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 7.83 (s, 1H).
ESIMS m/z: [M + H]+ 466.
4−(6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イルメチル)−7−エトキシ−2−フェニルベンゾフラン・1フマル酸塩(化合物26)
参考例35で得られた7−エトキシ−4−ホルミル−2−フェニルベンゾフラン(0.0815 g, 0.306 mmol)を用いて、実施例1の方法に準じて同様に処理することにより、4−(6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イルメチル)−7−エトキシ−2−フェニルベンゾフラン (0.113 g, 0.254 mmol, 83%) を得た。これをTHF (2 mL) に溶解し、フマル酸を加えて、減圧下で濃縮した後、得られた残渣をエタノール (2.5 mL) から再結晶し、標記化合物を得た。
1H-NMR (DMSO-d6, δ ppm); 1.44 (t, J = 6.9 Hz, 3H), 2.70-2.89 (m, 4H), 3.60 (s, 2H), 3.65 (s, 3H), 3.69 (s, 3H), 3.91 (s, 2H), 4.28 (q, J = 6.9 Hz, 2H), 6.59 (s, 1H), 6.62 (s, 2H), 6.67 (s, 1H), 6.92 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 7.15 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 7.36-7.55 (m, 3H), 7.57 (s, 1H), 7.87-7.94 (m, 2H).
ESIMS m/z: [M + H]+ 444.
4−(6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イルメチル)−2−フェニル−7−プロポキシベンゾフラン・1フマル酸塩(化合物27)
参考例36で得られた4−ホルミル−2−フェニル−7−プロポキシベンゾフラン (0.108 g, 0.385 mmol) を用いて、実施例1の方法に準じて同様に処理することにより、4−(6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イルメチル)−2−フェニル−7−プロポキシベンゾフラン (0.156 g, 0.341 mmol, 89%) を得た。これをTHF (2 mL) に溶解し、フマル酸を加えて、減圧下で濃縮した後、得られた残渣をエタノール (3 mL) から再結晶し、標記化合物を得た。
1H-NMR (DMSO-d6, δ ppm); 1.06 (t, J = 7.3 Hz, 3H), 1.78-1.91 (m, 2H), 2.67-2.84 (m, 4H), 3.51 (s, 2H), 3.65 (s, 3H), 3.69 (s, 3H), 3.85 (s, 2H), 4.18 (t, J = 6.5 Hz, 2H), 6.57 (s, 1H), 6.61 (s, 2H), 6.65 (s, 1H), 6.91 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 7.13 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 7.36-7.54 (m, 3H), 7.55 (s, 1H), 7.86-7.93 (m, 2H).
ESIMS m/z: [M + H]+ 458.
7−メトキシ−2−フェニル−4−(1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イルメチル)ベンゾフラン・1フマル酸塩(化合物28)
参考例4で得られた4−ホルミル−7−メトキシ−2−フェニルベンゾフラン (0.150 g, 0.595 mmol) を用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンに換えて同様に処理することにより、7−メトキシ−2−フェニル−4−(1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イルメチル)ベンゾフラン (0.170 g, 0.459 mmol, 77%) を無色油状物として得た。これをTHF (2 mL) に溶解し、フマル酸を加えて、減圧下で濃縮した後、得られた残渣をエタノール (4 mL) から再結晶し、標記化合物を得た。
1H NMR (DMSO-d6, δ ppm): 2.70-2.85 (m, 4H), 3.63 (s, 2H), 3.86 (s, 2H), 3.97 (s, 3H), 6.61 (s, 2H), 6.91 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 6.95-7.15 (m, 4H), 7.15 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 7.38 (t, J = 7.0 Hz, 1H), 7.48 (dd, J = 7.0 Hz, 7.0 Hz, 2H), 7.55 (s, 1H), 7.89 (d, J = 7.0 Hz, 2H).
ESIMS m/z: [M + H]+ 370.
2−(2−フリル)−7−メトキシ−4−(1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イルメチル)ベンゾフラン(化合物29)
参考例3で得られた4−ホルミル−2−(2−フリル)−7−メトキシベンゾフラン (0.150 g, 0.595 mmol) を用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンに換えて同様に処理することにより、標記化合物 (0.194 g, 0.539 mmol, 91%) を白色固体として得た。これをエタノール (4 mL) から再結晶し、白色結晶を得た。
1H NMR (DMSO-d6, δ ppm): 2.67-2.71 (m, 2H), 2.75-2.78 (m, 2H), 3.56 (s, 2H), 3.80 (s, 2H), 3.94 (s, 3H), 6.65 (dd, J = 1.9 Hz, 3.6 Hz, 1H), 6.90 (d, J = 8.3 Hz, 1H), 6.94-7.00 (m, 2H), 7.00-7.10 (m, 3H), 7.13 (d, J = 8.3 Hz, 1H), 7.23 (s, 1H), 7.82 (d, J = 1.9 Hz, 1H).
ESIMS m/z: [M + H]+ 360.
7−メトキシ−2−(2−ピリジル)−4−(1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イルメチル)ベンゾフラン(化合物30)
参考例5で得られる4−ホルミル−7−メトキシ−2−(2−ピリジル)ベンゾフラン を用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 371.
7−メトキシ−2−(3−ピリジル)−4−(1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イルメチル)ベンゾフラン(化合物31)
参考例6で得られた4−ホルミル−7−メトキシ−2−(3−ピリジル)ベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 371.
7−メトキシ−2−(4−ピリジル)−4−(1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イルメチル)ベンゾフラン(化合物32)
参考例7で得られた4−ホルミル−7−メトキシ−2−(4−ピリジル)ベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 371.
7−メトキシ−2−(2−メトキシフェニル)−4−(1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イルメチル)ベンゾフラン(化合物33)
参考例8で得られた4−ホルミル−7−メトキシ−2−(2−メトキシフェニル)ベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 400.
7−メトキシ−2−(3−メトキシフェニル)−4−(1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イルメチル)ベンゾフラン(化合物34)
参考例9で得られた4−ホルミル−7−メトキシ−2−(3−メトキシフェニル)ベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 400.
7−メトキシ−2−(4−メトキシフェニル)−4−(1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イルメチル)ベンゾフラン(化合物35)
参考例10で得られた4−ホルミル−7−メトキシ−2−(4−メトキシフェニル)ベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 400.
2−(2−フルオロフェニル)−7−メトキシ−4−(1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イルメチル)ベンゾフラン(化合物36)
参考例11で得られた2−(2−フルオロフェニル)−4−ホルミル−7−メトキシベンゾフラン (0.150 g, 0.555 mmol) を用いて、実施例1の方法に準じて標記化合物 (0.208 g, 0.537 mmol,97%) を白色固体として得た。これをエタノール (4 mL) から再結晶し、白色結晶を得た。
1H NMR (DMSO-d6, δ ppm): 2.70-2.72 (m, 2H), 2.79-2.81 (m, 2H), 3.58 (s, 2H), 3.85 (s, 2H), 3.98 (s, 3H), 6.95 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 6.96-7.10 (m, 4H), 7.17 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 7.30-7.45 (m, 4H), 7.97 (dd, J = 7.6 Hz, 7.6 Hz, 1H).
APCIMS m/z: [M + H]+ 388.
2−(3−フルオロフェニル)−7−メトキシ−4−(1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イルメチル)ベンゾフラン(化合物37)
参考例12で得られた2−(3−フルオロフェニル)−4−ホルミル−7−メトキシベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 388.
2−(4−フルオロフェニル)−7−メトキシ−4−(1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イルメチル)ベンゾフラン(化合物38)
参考例13で得られた2−(4−フルオロフェニル)−4−ホルミル−7−メトキシベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 388.
7−メトキシ−4−(1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イルメチル)−2−[2−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゾフラン(化合物39)
参考例14で得られた4−ホルミル−7−メトキシ−2−[2−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 438.
7−メトキシ−4−(1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イルメチル)−2−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゾフラン(化合物40)
参考例15で得られた4−ホルミル−7−メトキシ−2−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 438.
7−メトキシ−4−(1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イルメチル)−2−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゾフラン(化合物41)
参考例16で得られた4−ホルミル−7−メトキシ−2−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 438.
7−メトキシ−2−(2−メチルフェニル)−4−(1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イルメチル)ベンゾフラン・1塩酸塩(化合物42)
参考例27で得られた4−ホルミル−7−メトキシ−2−(3−メチルフェニル)ベンゾフランを用いて、実施例43の方法に準じて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
1H NMR (CDCl3, δ ppm): 2.59 (s, 3H), 3.01-3.42 (m, 3H), 3.70 (m, 1H), 4.02 (s, 3H), 4.39 (d, J = 4.7 Hz, 2H), 4.70 (d, J = 4.7 Hz, 2H), 7.08 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 7.18-7.26 (m, 4H), 7.35-7.42 (m, 3H), 7.53 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 7.59 (s, 1H), 7.82-7.85 (m, 1H).
ESIMS m/z: [M + H]+ 384.
7−メトキシ−2−(4−メチルフェニル)−4−(1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イルメチル)ベンゾフラン・1塩酸塩(化合物43)
参考例24で得られた4−ホルミル−7−メトキシ−2−(4−メチルフェニル)ベンゾフラン (0.100 g, 0.376 mmol) を用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンに換えて同様に処理することにより、7−メトキシ−2−(4−メチルフェニル)−4−(1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イルメチル)ベンゾフラン (0.138 g, 0.360 mmol, 96%) を無色油状物として得た。これをエタノール (2 mL) に溶解し、4 mol/L 塩酸の酢酸エチル溶液を加えて、減圧下で濃縮した後、得られた残渣をエタノール (4 mL) から再結晶し、標記化合物を得た。
1H NMR (DMSO-d6, δ ppm): 2.24 (s, 3H), 3.02-3.42 (m, 3H), 3.70 (m, 1H), 4.02 (s, 3H), 4.38 (s, 2H), 4.64 (s, 2H), 7.06 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 7.19-7.24 (m, 4H), 7.35 (d, J = 8.0 Hz, 2H), 7.48 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 7.74 (s, 1H), 7.77 (d, J = 8.2 Hz, 2H), 10.71 (s, 1H).
ESIMS m/z: [M + H]+ 384.
2−(2−クロロフェニル)−7−メトキシ−4−(1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イルメチル)ベンゾフラン・1塩酸塩(化合物44)
参考例26で得られた2−(2−クロロフェニル)−4−ホルミル−7−メトキシベンゾフランを用いて、実施例43の方法に準じて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
1H NMR (DMSO-d6, δ ppm): 3.02-3.07 (m, 1H), 3.12-3.50 (m, 2H), 3.33 (s, 3H), 3.62-3.77 (m, 1H), 4.39 (s, 2H), 4.72 (s, 2H), 7.12-7.24 (m, 5H), 7.45-7.58 (m, 4H), 7.66 (dd, J = 1.2 Hz, 7.7 Hz, 1H), 7.96 (s, 1H), 8.01 (dd, J = 1.6 Hz, 7.7 Hz, 1H).
ESIMS m/z: [M + H]+ 404.
2−(4−クロロフェニル)−7−メトキシ−4−(1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イルメチル)ベンゾフラン・1塩酸塩(化合物45)
参考例25で得られた2−(4−クロロフェニル)−4−ホルミル−7−メトキシベンゾフランを用いて、実施例43の方法に準じて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
1H NMR (DMSO-d6, δ ppm): 3.00-3.05 (m, 1H), 3.27-3.39 (m, 2H), 3.68 (m, 1H), 4.02 (s, 3H), 4.37 (s, 2H), 4.66 (s, 2H), 7.09 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 7.15-7.29 (m, 4H), 7.58 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 7.62 (d, J = 8.4 Hz, 2H), 7.89 (d, J = 8.4 Hz, 2H), 7.97 (s, 1H), 11.26 (s, 1H).
ESIMS m/z: [M + H]+ 404.
2−(2,6−ジフルオロフェニル)−7−メトキシ−4−(1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イルメチル)ベンゾフラン(化合物46)
参考例17で得られた2−(2,6−ジフルオロフェニル)−4−ホルミル−7−メトキシベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 406.
7−メトキシ−4−(1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イルメチル)−2−[4−(トリフルオロメトキシ)フェニル]ベンゾフラン(化合物47)
参考例18で得られた4−ホルミル−7−メトキシ−2−[4−(トリフルオロメトキシ)フェニル]ベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 454.
7−メトキシ−4−(1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イルメチル)−2−(2−チエニル)ベンゾフラン・1フマル酸塩(化合物48)
参考例28で得られた4−ホルミル−7−メトキシ−2−(2−チエニル)ベンゾフラン (0.100 g, 0.376 mmol) を用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンに換えて同様に処理することにより、7−メトキシ−4−(1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イルメチル)−2−(2−チエニル)ベンゾフラン (0.145 g, 0.387 mmol, 定量的) を無色油状物として得た。これをエタノール (2 mL) に溶解し、フマル酸を加えて、減圧下で濃縮した後、得られた残渣をエタノール (4 mL) から再結晶し、標記化合物を得た。
1H NMR (DMSO-d6, δ ppm): 2.73-2.81 (m, 4H), 3.61 (s, 2H), 3.83 (s, 2H), 3.95 (s, 3H), 6.89-6.92 (m, 1H), 6.97-7.03 (m, 1H), 7.04-7.11 (m, 2H), 7.34 (s, 1H), 7.61-7.68 (m, 2H).
ESIMS m/z: [M + H]+ 376.
7−メトキシ−2−フェニル−4−{N−[2−(2−ピリジル)エチル]アミノメチル}ベンゾフラン・2塩酸塩(化合物49)
参考例4で得られた4−ホルミル−7−メトキシ−2−フェニルベンゾフラン (0.150 g, 0.595 mmol) を用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを2−(2−ピリジル)エチルアミンに換えて同様に処理することにより、7−メトキシ−2−フェニル−4−{N−[2−(2−ピリジル)エチル]アミノメチル}ベンゾフラン (0.129 g, 0.359 mmol, 60%) を無色油状物として得た。これに4 mol/L塩酸の酢酸エチル溶液を加えて、析出した固体をエタノール (7 mL) から再結晶し、標記化合物を得た。
1H NMR (DMSO-d6, δ ppm): 3.40-3.48 (m, 4H), 4.00 (s, 3H), 4.42 (brs, 2H), 7.03 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 7.40-7.50 (m, 2H), 7.55 (dd, J = 7.1 Hz, 7.1 Hz, 2H), 7.66 (dd, J = 5.9 Hz, 8.0 Hz, 1H), 7.76 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 7.89 (s, 1H), 7.90 (d, J = 7.1 Hz, 2H), 8.02 (dd, J = 5.9 Hz, 5.9 Hz, 1H), 8.68 (d, J = 5.9 Hz, 1H), 9.61 (brs, 2H).
APCIMS m/z: [M + H]+ 359.
2−(2−フリル)−7−メトキシ−4−{N−[2−(2−ピリジル)エチル]アミノメチル}ベンゾフラン・2塩酸塩(化合物50)
参考例3で得られる4−ホルミル−2−(2−フリル)−7−メトキシベンゾフラン (0.173 g, 0.914 mmol) を用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを2−(2−ピリジル)エチルアミンに換えて同様に処理することにより、2−(2−フリル)−7−メトキシ−4−{N−[2−(2−ピリジル)エチル]アミノメチル}ベンゾフラン (0.197 g, 0.564 mmol, 79%) を無色油状物として得た。これに4 mol/L塩酸の酢酸エチル溶液を加えて、析出した固体をエタノール (3 mL) から再結晶し、標記化合物を得た。
1H NMR (DMSO-d6, δ ppm): 3.46-3.48 (m, 4H), 3.98 (s, 3H), 4.40 (brs, 2H), 6.71 (dd, J = 1.8 Hz, 3.5 Hz, 1H), 7.00 (d, J = 3.5 Hz, 1H), 7.04 (d, J = 8.3 Hz, 1H), 7.50 (d, J = 8.3 Hz, 1H), 7.59 (s, 1H), 7.73 (dd, J = 6.3 Hz, 7.9 Hz, 1H), 7.82 (d, J = 7.9 Hz, 1H), 7.92 (d, J = 1.8 Hz, 2H), 8.28 (dd, J = 4.4 Hz, 6.3 Hz, 1H), 8.72 (d, J = 4.4 Hz, 1H), 9.64 (brs, 2H).
APCIMS m/z: [M + H]+ 349.
7−メトキシ−2−(2−ピリジル)−4−{N−[2−(2−ピリジル)エチル]アミノメチル}ベンゾフラン(化合物51)
参考例5で得られる4−ホルミル−7−メトキシ−2−(2−ピリジル)ベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを2−(2−ピリジル)エチルアミンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 360.
7−メトキシ−2−(3−ピリジル)−4−{N−[2−(2−ピリジル)エチル]アミノメチル}ベンゾフラン(化合物52)
参考例6で得られる4−ホルミル−7−メトキシ−2−(3−ピリジル)ベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを2−(2−ピリジル)エチルアミンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 360.
7−メトキシ−2−(4−ピリジル)−4−{N−[2−(2−ピリジル)エチル]アミノメチル}ベンゾフラン(化合物53)
参考例7で得られる4−ホルミル−7−メトキシ−2−(4−ピリジル)ベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを2−(2−ピリジル)エチルアミンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 360.
7−メトキシ−2−(2−メトキシフェニル)−4−{N−[2−(2−ピリジル)エチル]アミノメチル}ベンゾフラン(化合物54)
参考例8で得られる4−ホルミル−7−メトキシ−2−(2−メトキシフェニル)ベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを2−(2−ピリジル)エチルアミンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 389.
7−メトキシ−2−(3−メトキシフェニル)−4−{N−[2−(2−ピリジル)エチル]アミノメチル}ベンゾフラン(化合物55)
参考例9で得られる4−ホルミル−7−メトキシ−2−(3−メトキシフェニル)ベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを2−(2−ピリジル)エチルアミンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 389.
7−メトキシ−2−(4−メトキシフェニル)−4−{N−[2−(2−ピリジル)エチル]アミノメチル}ベンゾフラン(化合物56)
参考例10で得られる4−ホルミル−7−メトキシ−2−(4−メトキシフェニル)ベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを2−(2−ピリジル)エチルアミンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 389.
2−(2−フルオロフェニル)−7−メトキシ−4−{N−[2−(2−ピリジル)エチル]アミノメチル}ベンゾフラン・2塩酸塩(化合物57)
参考例11で得られる2−(2−フルオロフェニル)−4−ホルミル−7−メトキシベンゾフラン (0.200 g, 0.740 mmol) を用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを2−(2−ピリジル)エチルアミンに換えて同様に処理することにより、2−(2−フルオロフェニル)−7−メトキシ−4−{N−[2−(2−ピリジル)エチル]アミノメチル}ベンゾフラン (0.202 g, 0.531 mmol, 73%) を無色油状物として得た。これに4 mol/L塩酸の酢酸エチル溶液を加え、析出した固体をエタノール (10 mL) から再結晶し、標記化合物を得た。
1H NMR (DMSO-d6, δ ppm): 3.40-3.50 (m, 4H), 4.00 (s, 3H), 4.46 (brs, 2H), 7.07 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 7.30-7.55 (m, 5H), 7.65 (m, 1H), 7.75 (d, J = 2.9 Hz, 1H), 7.76 (m, 1H), 7.80 (brs, 1H), 8.00 (dd, J = 7.6 Hz, 7.6 Hz, 1H), 8.27 (m, 1H), 8.70 (m, 1H), 9.60(brs, 1H).
APCIMS m/z: [M + H]+ 376.
2−(3−フルオロフェニル)−7−メトキシ−4−{N−[2−(2−ピリジル)エチル]アミノメチル}ベンゾフラン(化合物58)
参考例12で得られる2−(3−フルオロフェニル)−4−ホルミル−7−メトキシベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを2−(2−ピリジル)エチルアミンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 377.
2−(4−フルオロフェニル)−7−メトキシ−4−{N−[2−(2−ピリジル)エチル]アミノメチル}ベンゾフラン(化合物59)
参考例13で得られる2−(4−フルオロフェニル)−4−ホルミル−7−メトキシベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを2−(2−ピリジル)エチルアミンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 377.
7−メトキシ−4−{N−[2−(2−ピリジル)エチル]アミノメチル}−2−[2−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゾフラン(化合物60)
参考例14で得られる4−ホルミル−7−メトキシ−2−[2−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを2−(2−ピリジル)エチルアミンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 427.
7−メトキシ−4−{N−[2−(2−ピリジル)エチル]アミノメチル}−2−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゾフラン(化合物61)
参考例15で得られる4−ホルミル−7−メトキシ−2−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを2−(2−ピリジル)エチルアミンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 427.
7−メトキシ−4−{N−[2−(2−ピリジル)エチル]アミノメチル}−2−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゾフラン(化合物62)
参考例16で得られる4−ホルミル−7−メトキシ−2−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを2−(2−ピリジル)エチルアミンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 427.
2−(2,6−ジフルオロフェニル)−7−メトキシ−4−{N−[2−(2−ピリジル)エチル]アミノメチル}ベンゾフラン(化合物63)
参考例17で得られる2−(2,6−ジフルオロフェニル)−4−ホルミル−7−メトキシベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを2−(2−ピリジル)エチルアミンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 395.
7−メトキシ−4−{N−[2−(2−ピリジル)エチル]アミノメチル}−2−[4−(トリフルオロメトキシ)フェニル]ベンゾフラン(化合物64)
参考例18で得られる4−ホルミル−7−メトキシ−2−[4−(トリフルオロメトキシ)フェニル]ベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを2−(2−ピリジル)エチルアミンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 423.
4−(イソインドリン−2−イルメチル)−7−メトキシ−2−フェニルベンゾフラン(化合物65)
参考例4で得られた4−ホルミル−7−メトキシ−2−フェニルベンゾフラン (0.150 g, 0.595 mmol) を用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンをイソインドリンに換えて同様に処理することにより、標記化合物 (0.153 g, 0.430 mmol, 72%) を薄茶色固体として得た。これをエタノール (6 mL) から再結晶し、薄茶色結晶を得た。
1H NMR (DMSO-d6, δ ppm): 3.87 (s, 4H), 3.98 (s, 3H), 4.05 (s, 2H), 6.91 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 7.10-7.25 (m, 5H), 7.35-7.55 (m, 3H), 7.57 (s, 1H), 7.91 (d, J = 7.5 Hz, 2H).
APCIMS m/z: [M + H]+ 356.
2−(2−フリル)−4−(イソインドリン−2−イルメチル)−7−メトキシベンゾフラン(化合物66)
参考例3で得られる4−ホルミル−2−(2−フリル)−7−メトキシベンゾフラン (0.150 g, 0.595 mmol) を用いて、実施例65の方法に準じて同様に処理することにより、標記化合物 (0.206 g, 0.571 mmol, 96%) を紫色固体として得た。これをエタノール (6 mL) から再結晶し、紫色結晶を得た。
1H NMR (DMSO-d6, δ ppm): 3.83 (s, 4H), 3.94 (s, 3H), 4.02 (s, 2H), 6.66 (dd, J = 1.6 Hz, 3.3 Hz, 1H), 6.91 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 6.95-7.10 (m, 5H), 7.13 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 7.23 (s, 1H), 7.82 (d, J = 1.6 Hz, 1H).
APCIMS m/z: [M + H]+ 346.
2−(2−フルオロフェニル)−4−(イソインドリン−2−イルメチル)−7−メトキシベンゾフラン(化合物67)
参考例11で得られる2−(2−フルオロフェニル)−4−ホルミル−7−メトキシベンゾフラン (0.150 g, 0.555 mmol) を用いて、実施例65の方法に準じて同様に処理することにより、標記化合物 (0.198 g, 0.527 mmol, 95%) を茶色固体として得た。これをエタノール (7 mL) から再結晶し、茶色結晶を得た。
1H NMR (DMSO-d6, δ ppm): 3.85 (s, 4H), 3.99 (s, 3H), 4.07 (s, 2H), 6.95 (d, J = 7.9 Hz, 1H), 7.10-7.25 (m, 5H), 7.30-7.50 (m, 4H), 7.98 (dd, J = 7.6 Hz, 7.6 Hz, 1H).
APCIMS m/z: [M + H]+ 374.
7−メトキシ−2−フェニル−4−(4−フェニルピペラジン−1−イルメチル)ベンゾフラン(化合物68)
参考例4で得られた4−ホルミル−7−メトキシ−2−フェニルベンゾフラン (0.150 g, 0.595 mmol) を用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを4−フェニルピペラジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物 (0.166 g, 0.416 mmol, 70%) を白色固体として得た。これをエタノール (10 mL) とDMF (0.1 mL) の混合溶媒から再結晶し、白色結晶を得た。
1H NMR (DMSO-d6, δ ppm): 2.55-2.57 (m, 4H), 3.12-3.14 (m, 4H), 3.73 (s, 2H), 3.98 (s, 3H), 6.75 (t, J = 7.2 Hz, 1H), 6.90 (d, J = 7.9 Hz, 1H), 6.92 (d, J = 8.4 Hz, 2H), 7.12 (d, J = 7.9 Hz, 1H), 7.18 (dd, J = 7.2 Hz, 8.4 Hz, 2H), 7.40 (t, J = 7.9 Hz, 1H), 7.50 (dd, J = 7.9 Hz, 8.0 Hz, 2H), 7.59 (s, 1H), 7.92 (d, J = 8.0 Hz, 2H).
APCIMS m/z: [M + H]+ 399.
2−(2−フリル)−7−メトキシ−4−(4−フェニルピペラジン−1−イルメチル)ベンゾフラン(化合物69)
参考例3で得られる4−ホルミル−2−(2−フリル)−7−メトキシベンゾフラン (0.150 g, 0.620 mmol) を用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを4−フェニルピペラジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物 (0.211 g, 0.546 mmol, 88%) を白色固体として得た。これをエタノール (13 mL) とDMF (0.2 mL) の混合溶媒から再結晶し、白色結晶を得た。
1H NMR (DMSO-d6, δ ppm): 2.50-2.56 (m, 4H), 3.00-3.13 (m, 4H), 3.69 (s, 2H), 3.94 (s, 3H), 6.67 (dd, J = 1.9 Hz, 3.6 Hz, 1H), 6.73 (d, J = 7.0 Hz, 1H), 6.87-6.93 (m, 3H), 6.96 (d, J = 3.6 Hz, 1H), 7.13 (d, J = 7.9 Hz, 1H), 7.19 (dd, J = 8.6 Hz, 8.8 Hz, 2H), 7.25 (s, 1H), 7.84 (d, J = 1.9 Hz, 1H).
APCIMS m/z: [M + H]+ 389.
7−メトキシ−4−(4−フェニルピペラジン−1−イルメチル)−2−(2−ピリジル)ベンゾフラン(化合物70)
参考例5で得られる4−ホルミル−7−メトキシ−2−(2−ピリジル)ベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを4−フェニルピペラジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 400.
7−メトキシ−4−(4−フェニルピペラジン−1−イルメチル)−2−(3−ピリジル)ベンゾフラン(化合物71)
参考例6で得られる4−ホルミル−7−メトキシ−2−(3−ピリジル)ベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを4−フェニルピペラジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 400.
7−メトキシ−4−(4−フェニルピペラジン−1−イルメチル)−2−(4−ピリジル)ベンゾフラン(化合物72)
参考例7で得られる4−ホルミル−7−メトキシ−2−(4−ピリジル)ベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを4−フェニルピペラジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 400.
7−メトキシ−2−(2−メトキシフェニル)−4−(4−フェニルピペラジン−1−イルメチル)ベンゾフラン(化合物73)
参考例8で得られる4−ホルミル−7−メトキシ−2−(2−メトキシフェニル)ベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを4−フェニルピペラジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 429.
7−メトキシ−2−(3−メトキシフェニル)−4−(4−フェニルピペラジン−1−イルメチル)ベンゾフラン(化合物74)
参考例9で得られる4−ホルミル−7−メトキシ−2−(3−メトキシフェニル)ベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを4−フェニルピペラジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 429.
7−メトキシ−2−(4−メトキシフェニル)−4−(4−フェニルピペラジン−1−イルメチル)ベンゾフラン(化合物75)
参考例10で得られる4−ホルミル−7−メトキシ−2−(4−メトキシフェニル)ベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを4−フェニルピペラジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 429.
2−(2−フルオロフェニル)−7−メトキシ−4−(4−フェニルピペラジン−1−イルメチル)ベンゾフラン(化合物76)
参考例11で得られる2−(2−フルオロフェニル)−4−ホルミル−7−メトキシベンゾフラン (0.150 g, 0.555 mmol) を用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを4−フェニルピペラジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物 (0.230 g, 0.555 mmol, 100%) を白色固体として得た。これをエタノール (15 mL) とDMF (0.1 mL) の混合溶媒から再結晶し、白色結晶を得た。
1H NMR (DMSO-d6, δ ppm): 2.53-2.55 (m, 4H), 3.10-3.12 (m, 4H), 3.74 (s, 2H), 3.98 (s, 3H), 6.75 (t, J = 7.2 Hz, 1H), 6.88-7.00 (m, 3H), 7.13 (d, J = 7.9 Hz, 1H), 7.18 (dd, J = 7.2 Hz, 8.3 Hz, 2H), 7.35-7.49 (m, 3H), 7.50 (d, J = 3.7 Hz, 1H), 7.99 (dd, J = 6.3 Hz, 7.3 Hz, 1H).
APCIMS m/z: [M + H]+ 417.
2−(3−フルオロフェニル)−7−メトキシ−4−(4−フェニルピペラジン−1−イルメチル)ベンゾフラン(化合物77)
参考例12で得られる2−(3−フルオロフェニル)−4−ホルミル−7−メトキシベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを4−フェニルピペラジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 417.
2−(4−フルオロフェニル)−7−メトキシ−4−(4−フェニルピペラジン−1−イルメチル)ベンゾフラン(化合物78)
参考例13で得られる2−(4−フルオロフェニル)−4−ホルミル−7−メトキシベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを4−フェニルピペラジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 417.
7−メトキシ−4−(4−フェニルピペラジン−1−イルメチル)−2−[2−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゾフラン(化合物79)
参考例14で得られる4−ホルミル−7−メトキシ−2−[2−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを4−フェニルピペラジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 467.
7−メトキシ−4−(4−フェニルピペラジン−1−イルメチル)−2−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゾフラン(化合物80)
参考例15で得られる4−ホルミル−7−メトキシ−2−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを4−フェニルピペラジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 467.
7−メトキシ−4−(4−フェニルピペラジン−1−イルメチル)−2−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゾフラン(化合物81)
参考例16で得られる4−ホルミル−7−メトキシ−2−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを4−フェニルピペラジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 467.
2−(2,6−ジフルオロフェニル)−7−メトキシ−4−(4−フェニルピペラジン−1−イルメチル)ベンゾフラン(化合物82)
参考例17で得られる2−(2,6−ジフルオロフェニル)−4−ホルミル−7−メトキシベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを4−フェニルピペラジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 435.
7−メトキシ−4−(4−フェニルピペラジン−1−イルメチル)−2−[4−(トリフルオロメトキシ)フェニル]ベンゾフラン(化合物83)
参考例18で得られる4−ホルミル−7−メトキシ−2−[4−(トリフルオロメトキシ)フェニル]ベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを4−フェニルピペラジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 483.
4−[4−(2−フルオロフェニル)ピペラジン−1−イルメチル]−7−メトキシ−2−フェニルベンゾフラン(化合物84)
参考例4で得られた4−ホルミル−7−メトキシ−2−フェニルベンゾフラン (0.150 g, 0.595 mmol) を用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを4−(2−フルオロフェニル)ピペラジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物 (0.199g, 0.476 mmol, 80%) を無色アモルファスとして得た。これをエタノール (3 mL) から再結晶し、白色結晶を得た。
1H NMR (DMSO-d6, δ ppm): 2.45-2.55 (m, 4H), 2.85-2.95 (m, 4H), 3.63 (s, 2H), 3.87 (s, 3H), 6.80 (d, J = 8.3 Hz, 1H), 6.85-7.00 (m, 4H), 7.02 (d, J = 8.3 Hz, 1H), 7.30 (t, J = 7.2 Hz, 1H), 7.40 (dd, J = 7.2 Hz, 8.5 Hz, 2H), 7.48 (s, 1H), 7.83 (d, J = 8.5 Hz, 2H).
APCIMS m/z: [M + H]+ 417.
4−[4−(2−フルオロフェニル)ピペラジン−1−イルメチル]−2−(2−フリル)−7−メトキシベンゾフラン(化合物85)
参考例3で得られる4−ホルミル−2−(2−フリル)−7−メトキシベンゾフラン (0.150 g, 0.620 mmol) を用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを4−(2−フルオロフェニル)ピペラジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物 (0.251 g, 0.620 mmol, 100%) を白色固体として得た。これをエタノール(4 mL)から再結晶し、白色結晶を得た。
1H NMR (DMSO-d6, δ ppm): 2.50-2.63 (m, 4H), 2.83-3.00 (m, 4H), 3.70 (s, 2H), 3.94 (s, 3H), 6.67 (dd, J = 2.0 Hz, 3.7 Hz, 1H), 6.88-7.13 (m, 7H), 7.25 (s, 1H), 7.85 (d, J = 2.0 Hz, 1H).
APCIMS m/z: [M + H]+ 407.
4−[4−(2−フルオロフェニル)ピペラジン−1−イルメチル]−7−メトキシ−2−(2−ピリジル)ベンゾフラン(化合物86)
参考例5で得られる4−ホルミル−7−メトキシ−2−(2−ピリジル)ベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを4−(2−フルオロフェニル)ピペラジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 418.
4−[4−(2−フルオロフェニル)ピペラジン−1−イルメチル]−7−メトキシ−2−(3−ピリジル)ベンゾフラン(化合物87)
参考例6で得られる4−ホルミル−7−メトキシ−2−(3−ピリジル)ベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを4−(2−フルオロフェニル)ピペラジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 418.
4−[4−(2−フルオロフェニル)ピペラジン−1−イルメチル]−7−メトキシ−2−(4−ピリジル)ベンゾフラン(化合物88)
参考例7で得られる4−ホルミル−7−メトキシ−2−(4−ピリジル)ベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを4−(2−フルオロフェニル)ピペラジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 418.
4−[4−(2−フルオロフェニル)ピペラジン−1−イルメチル]−7−メトキシ−2−(2−メトキシフェニル)ベンゾフラン(化合物89)
参考例8で得られる4−ホルミル−7−メトキシ−2−(2−メトキシフェニル)ベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを4−(2−フルオロフェニル)ピペラジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 447.
4−[4−(2−フルオロフェニル)ピペラジン−1−イルメチル]−7−メトキシ−2−(3−メトキシフェニル)ベンゾフラン(化合物90)
参考例9で得られる4−ホルミル−7−メトキシ−2−(3−メトキシフェニル)ベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを4−(2−フルオロフェニル)ピペラジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 447.
4−[4−(2−フルオロフェニル)ピペラジン−1−イルメチル]−7−メトキシ−2−(4−メトキシフェニル)ベンゾフラン(化合物91)
参考例10で得られる4−ホルミル−7−メトキシ−2−(4−メトキシフェニル)ベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを4−(2−フルオロフェニル)ピペラジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 447.
2−(2−フルオロフェニル)−4−[4−(2−フルオロフェニル)ピペラジン−1−イルメチル]−7−メトキシベンゾフラン(化合物92)
参考例11で得られる2−(2−フルオロフェニル)−4−ホルミル−7−メトキシベンゾフラン (0.150 g, 0.555 mmol) を用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを4−(2−フルオロフェニル)ピペラジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物 (0.228 g, 0.527 mmol, 95%) を白色固体として得た。これをエタノール (15 mL) とDMF (0.1 mL) の混合溶媒から再結晶し、白色結晶を得た。
1H NMR (DMSO-d6, δ ppm): 2.52-2.62 (m, 4H), 2.95-3.05 (m, 4H), 3.75 (s, 2H), 3.98 (s, 3H), 6.94 (d, J = 8.3 Hz, 1H), 7.00-7.15 (m, 5H), 7.30-7.45 (m, 3H), 7.50 (d, J = 3.6 Hz, 1H), 7.98 (dd, J = 6.5 Hz, 9.3 Hz, 1H).
APCIMS m/z: [M + H]+ 435.
2−(3−フルオロフェニル)−4−[4−(2−フルオロフェニル)ピペラジン−1−イルメチル]−7−メトキシベンゾフラン(化合物93)
参考例12で得られる2−(3−フルオロフェニル)−4−ホルミル−7−メトキシベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを4−(2−フルオロフェニル)ピペラジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 435.
2−(4−フルオロフェニル)−4−[4−(2−フルオロフェニル)ピペラジン−1−イルメチル]−7−メトキシベンゾフラン(化合物94)
参考例13で得られる2−(4−フルオロフェニル)−4−ホルミル−7−メトキシベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを4−(2−フルオロフェニル)ピペラジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 435.
4−[4−(2−フルオロフェニル)ピペラジン−1−イルメチル]−7−メトキシ−2−[2−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゾフラン(化合物95)
参考例14で得られる4−ホルミル−7−メトキシ−2−[2−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを4−(2−フルオロフェニル)ピペラジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 485.
4−[4−(2−フルオロフェニル)ピペラジン−1−イルメチル]−7−メトキシ−2−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゾフラン(化合物96)
参考例15で得られる4−ホルミル−7−メトキシ−2−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを4−(2−フルオロフェニル)ピペラジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 485.
4−[4−(2−フルオロフェニル)ピペラジン−1−イルメチル]−7−メトキシ−2−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゾフラン(化合物97)
参考例16で得られる4−ホルミル−7−メトキシ−2−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを4−(2−フルオロフェニル)ピペラジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 485.
2−(2,6−ジフルオロフェニル)−4−[4−(2−フルオロフェニル)ピペラジン−1−イルメチル]−7−メトキシベンゾフラン(化合物98)
参考例17で得られる2−(2,6−ジフルオロフェニル)−4−ホルミル−7−メトキシベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを4−(2−フルオロフェニル)ピペラジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 453.
4−[4−(2−フルオロフェニル)ピペラジン−1−イルメチル]−7−メトキシ−2−[4−(トリフルオロメトキシ)フェニル]ベンゾフラン(化合物99)
参考例18で得られる4−ホルミル−7−メトキシ−2−[4−(トリフルオロメトキシ)フェニル]ベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを4−(2−フルオロフェニル)ピペラジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 501.
7−メトキシ−2−フェニル−4−[N−(3−ピリジルメチル)アミノメチル]ベンゾフラン・2塩酸塩(化合物100)
参考例4で得られた4−ホルミル−7−メトキシ−2−フェニルベンゾフラン (0.150 g, 0.595 mmol) を用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを3−ピリジルメチルアミンに換えて同様に処理することにより、7−メトキシ−2−フェニル−4−[N−(3−ピリジルメチル)アミノメチル]ベンゾフラン (0.145 g, 0.422 mmol, 71%) を無色油状物として得た。これに4 mol/L塩酸の酢酸エチル溶液を加え、析出した固体をエタノール (10 mL) とDMF (2.2 mL) の混合溶媒から再結晶し、標記化合物を得た。
1H NMR (DMSO-d6, δ ppm): 3.99 (s, 3H), 4.30-4.50 (m, 4H), 7.01 (d, J = 8.6 Hz, 1H), 7.38-7.63 (m, 4H), 7.86 (s, 1H), 7.88 (d, J = 7.2 Hz, 2H), 7.97 (dd, J = 4.2 Hz, 7.6 Hz, 2H), 8.67 (d, J = 7.6 Hz, 1H), 8.84 (d, J = 4.2 Hz, 1H), 9.07 (s, 1H), 10.20 (brs, 2H).
APCIMS m/z: [M + H]+ 345.
2−(2−フリル)−7−メトキシ−4−[N−(3−ピリジルメチル)アミノメチル]ベンゾフラン(化合物101)
参考例3で得られる4−ホルミル−2−(2−フリル)−7−メトキシベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを3−ピリジルメチルアミンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 335.
7−メトキシ−2−(2−ピリジル)−4−[N−(3−ピリジルメチル)アミノメチル]ベンゾフラン(化合物102)
参考例5で得られる4−ホルミル−7−メトキシ−2−(2−ピリジル)ベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを3−ピリジルメチルアミンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 346.
7−メトキシ−2−(3−ピリジル)−4−[N−(3−ピリジルメチル)アミノメチル]ベンゾフラン(化合物103)
参考例6で得られる4−ホルミル−7−メトキシ−2−(3−ピリジル)ベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを3−ピリジルメチルアミンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 346.
7−メトキシ−2−(4−ピリジル)−4−[N−(3−ピリジルメチル)アミノメチル]ベンゾフラン(化合物104)
参考例7で得られる4−ホルミル−7−メトキシ−2−(4−ピリジル)ベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを3−ピリジルメチルアミンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 346.
7−メトキシ−2−(2−メトキシフェニル)−4−[N−(3−ピリジルメチル)アミノメチル]ベンゾフラン(化合物105)
参考例8で得られる4−ホルミル−7−メトキシ−2−(2−メトキシフェニル)ベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを3−ピリジルメチルアミンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 375.
7−メトキシ−2−(3−メトキシフェニル)−4−[N−(3−ピリジルメチル)アミノメチル]ベンゾフラン(化合物106)
参考例9で得られる4−ホルミル−7−メトキシ−2−(3−メトキシフェニル)ベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを3−ピリジルメチルアミンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 375.
7−メトキシ−2−(4−メトキシフェニル)−4−[N−(3−ピリジルメチル)アミノメチル]ベンゾフラン(化合物107)
参考例10で得られる4−ホルミル−7−メトキシ−2−(4−メトキシフェニル)ベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを3−ピリジルメチルアミンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 375.
2−(2−フルオロフェニル)−7−メトキシ−4−[N−(3−ピリジルメチル)アミノメチル]ベンゾフラン(化合物108)
参考例11で得られる2−(2−フルオロフェニル)−4−ホルミル−7−メトキシベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを3−ピリジルメチルアミンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 363.
2−(3−フルオロフェニル)−7−メトキシ−4−[N−(3−ピリジルメチル)アミノメチル]ベンゾフラン(化合物109)
参考例12で得られる2−(3−フルオロフェニル)−4−ホルミル−7−メトキシベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを3−ピリジルメチルアミンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 363.
2−(4−フルオロフェニル)−7−メトキシ−4−[N−(3−ピリジルメチル)アミノメチル]ベンゾフラン(化合物110)
参考例13で得られる2−(4−フルオロフェニル)−4−ホルミル−7−メトキシベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを3−ピリジルメチルアミンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 363.
7−メトキシ−4−[N−(3−ピリジルメチル)アミノメチル]−2−[2−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゾフラン(化合物111)
参考例14で得られる4−ホルミル−7−メトキシ−2−[2−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを3−ピリジルメチルアミンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 413.
7−メトキシ−4−[N−(3−ピリジルメチル)アミノメチル]−2−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゾフラン(化合物112)
参考例15で得られる4−ホルミル−7−メトキシ−2−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを3−ピリジルメチルアミンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 413.
7−メトキシ−4−[N−(3−ピリジルメチル)アミノメチル]−2−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゾフラン(化合物113)
参考例16で得られる4−ホルミル−7−メトキシ−2−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを3−ピリジルメチルアミンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 413.
2−(2,6−ジフルオロフェニル)−7−メトキシ−4−[N−(3−ピリジルメチル)アミノメチル]ベンゾフラン(化合物114)
参考例17で得られる2−(2,6−ジフルオロフェニル)−4−ホルミル−7−メトキシベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを3−ピリジルメチルアミンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 381.
7−メトキシ−4−[N−(3−ピリジルメチル)アミノメチル]−2−[4−(トリフルオロメトキシ)フェニル]ベンゾフラン(化合物115)
参考例18で得られる4−ホルミル−7−メトキシ−2−[4−(トリフルオロメトキシ)フェニル]ベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを3−ピリジルメチルアミンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 429.
7−メトキシ−4−{N−メチル−N−[2−(2−ピリジル)エチル]アミノメチル}−2−フェニルベンゾフラン(化合物116)
参考例4で得られる4−ホルミル−7−メトキシ−2−フェニルベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンをメチル[2−(2−ピリジル)エチル]アミンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 373.
2−(2−フリル)−7−メトキシ−4−{N−メチル−N−[2−(2−ピリジル)エチル]アミノメチル}ベンゾフラン(化合物117)
参考例3で得られる4−ホルミル−2−(2−フリル)−7−メトキシベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンをメチル[2−(2−ピリジル)エチル]アミンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 363.
7−メトキシ−4−{N−メチル−N−[2−(2−ピリジル)エチル]アミノメチル}−2−(2−ピリジル)ベンゾフラン(化合物118)
参考例5で得られる4−ホルミル−7−メトキシ−2−(2−ピリジル)ベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンをメチル[2−(2−ピリジル)エチル]アミンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 374.
7−メトキシ−4−{N−メチル−N−[2−(2−ピリジル)エチル]アミノメチル}−2−(3−ピリジル)ベンゾフラン(化合物119)
参考例6で得られる4−ホルミル−7−メトキシ−2−(3−ピリジル)ベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンをメチル[2−(2−ピリジル)エチル]アミンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 374.
7−メトキシ−4−{N−メチル−N−[2−(2−ピリジル)エチル]アミノメチル}−2−(4−ピリジル)ベンゾフラン(化合物120)
参考例7で得られる4−ホルミル−7−メトキシ−2−(4−ピリジル)ベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンをメチル[2−(2−ピリジル)エチル]アミンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 374.
7−メトキシ−2−(2−メトキシフェニル)−4−{N−メチル−N−[2−(2−ピリジル)エチル]アミノメチル}ベンゾフラン(化合物121)
参考例8で得られる4−ホルミル−7−メトキシ−2−(2−メトキシフェニル)ベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンをメチル[2−(2−ピリジル)エチル]アミンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 403.
7−メトキシ−2−(3−メトキシフェニル)−4−{N−メチル−N−[2−(2−ピリジル)エチル]アミノメチル}ベンゾフラン(化合物122)
参考例9で得られる4−ホルミル−7−メトキシ−2−(3−メトキシフェニル)ベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンをメチル[2−(2−ピリジル)エチル]アミンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 403.
7−メトキシ−2−(4−メトキシフェニル)−4−{N−メチル−N−[2−(2−ピリジル)エチル]アミノメチル}ベンゾフラン(化合物123)
参考例10で得られる4−ホルミル−7−メトキシ−2−(4−メトキシフェニル)ベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンをメチル[2−(2−ピリジル)エチル]アミンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 403.
2−(2−フルオロフェニル)−7−メトキシ−4−{N−メチル−N−[2−(2−ピリジル)エチル]アミノメチル}ベンゾフラン(化合物124)
参考例11で得られる2−(2−フルオロフェニル)−4−ホルミル−7−メトキシベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンをメチル[2−(2−ピリジル)エチル]アミンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 391.
2−(3−フルオロフェニル)−7−メトキシ−4−{N−メチル−N−[2−(2−ピリジル)エチル]アミノメチル}ベンゾフラン(化合物125)
参考例12で得られる2−(3−フルオロフェニル)−4−ホルミル−7−メトキシベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンをメチル[2−(2−ピリジル)エチル]アミンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 391.
2−(4−フルオロフェニル)−7−メトキシ−4−{N−メチル−N−[2−(2−ピリジル)エチル]アミノメチル}ベンゾフラン(化合物126)
参考例13で得られる2−(4−フルオロフェニル)−4−ホルミル−7−メトキシベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンをメチル[2−(2−ピリジル)エチル]アミンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 391.
7−メトキシ−4−{N−メチル−N−[2−(2−ピリジル)エチル]アミノメチル}−2−[2−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゾフラン(化合物127)
参考例14で得られる4−ホルミル−7−メトキシ−2−[2−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンをメチル[2−(2−ピリジル)エチル]アミンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 441.
7−メトキシ−4−{N−メチル−N−[2−(2−ピリジル)エチル]アミノメチル}−2−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゾフラン(化合物128)
参考例15で得られる4−ホルミル−7−メトキシ−2−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンをメチル[2−(2−ピリジル)エチル]アミンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 441.
7−メトキシ−4−{N−メチル−N−[2−(2−ピリジル)エチル]アミノメチル}−2−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゾフラン(化合物129)
参考例16で得られる4−ホルミル−7−メトキシ−2−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンをメチル[2−(2−ピリジル)エチル]アミンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 441.
2−(2,6−ジフルオロフェニル)−7−メトキシ−4−{N−メチル−N−[2−(2−ピリジル)エチル]アミノメチル}ベンゾフラン(化合物130)
参考例17で得られる2−(2,6−ジフルオロフェニル)−4−ホルミル−7−メトキシベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンをメチル[2−(2−ピリジル)エチル]アミンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 409.
7−メトキシ−4−{N−メチル−N−[2−(2−ピリジル)エチル]アミノメチル}−2−[4−(トリフルオロメトキシ)フェニル]ベンゾフラン(化合物131)
参考例18で得られる4−ホルミル−7−メトキシ−2−[4−(トリフルオロメトキシ)フェニル]ベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンをメチル[2−(2−ピリジル)エチル]アミンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 457.
4−(6,7−ジメトキシ−1−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イルメチル)−7−メトキシ−2−フェニルベンゾフラン(化合物132)
参考例4で得られる4−ホルミル−7−メトキシ−2−フェニルベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを6,7−ジメトキシ−1−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 444.
4−(6,7−ジメトキシ−1−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イルメチル)−2−(2−フリル)−7−メトキシベンゾフラン(化合物133)
参考例3で得られる4−ホルミル−2−(2−フリル)−7−メトキシベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを6,7−ジメトキシ−1−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 434.
4−(6,7−ジメトキシ−1−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イルメチル)−7−メトキシ−2−(2−ピリジル)ベンゾフラン(化合物134)
参考例5で得られる4−ホルミル−7−メトキシ−2−(2−ピリジル)ベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを6,7−ジメトキシ−1−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 445.
4−(6,7−ジメトキシ−1−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イルメチル)−7−メトキシ−2−(3−ピリジル)ベンゾフラン(化合物135)
参考例6で得られる4−ホルミル−7−メトキシ−2−(3−ピリジル)ベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを6,7−ジメトキシ−1−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 445.
4−(6,7−ジメトキシ−1−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イルメチル)−7−メトキシ−2−(4−ピリジル)ベンゾフラン(化合物136)
参考例7で得られる4−ホルミル−7−メトキシ−2−(4−ピリジル)ベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを6,7−ジメトキシ−1−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 445.
4−(6,7−ジメトキシ−1−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イルメチル)−7−メトキシ−2−(2−メトキシフェニル)ベンゾフラン(化合物137)
参考例8で得られる4−ホルミル−7−メトキシ−2−(2−メトキシフェニル)ベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを6,7−ジメトキシ−1−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 474.
4−(6,7−ジメトキシ−1−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イルメチル)−7−メトキシ−2−(3−メトキシフェニル)ベンゾフラン(化合物138)
参考例9で得られる4−ホルミル−7−メトキシ−2−(3−メトキシフェニル)ベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを6,7−ジメトキシ−1−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 474.
4−(6,7−ジメトキシ−1−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イルメチル)−7−メトキシ−2−(4−メトキシフェニル)ベンゾフラン(化合物139)
参考例10で得られる4−ホルミル−7−メトキシ−2−(4−メトキシフェニル)ベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを6,7−ジメトキシ−1−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 474.
4−(6,7−ジメトキシ−1−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イルメチル)−2−(2−フルオロフェニル)−7−メトキシベンゾフラン(化合物140)
参考例11で得られる2−(2−フルオロフェニル)−4−ホルミル−7−メトキシベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを6,7−ジメトキシ−1−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 462.
4−(6,7−ジメトキシ−1−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イルメチル)−2−(3−フルオロフェニル)−7−メトキシベンゾフラン(化合物141)
参考例12で得られる2−(3−フルオロフェニル)−4−ホルミル−7−メトキシベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを6,7−ジメトキシ−1−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 462.
4−(6,7−ジメトキシ−1−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イルメチル)−2−(4−フルオロフェニル)−7−メトキシベンゾフラン(化合物142)
参考例13で得られる2−(4−フルオロフェニル)−4−ホルミル−7−メトキシベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを6,7−ジメトキシ−1−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 462.
4−(6,7−ジメトキシ−1−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イルメチル)−7−メトキシ−2−[2−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゾフラン(化合物143)
参考例14で得られる4−ホルミル−7−メトキシ−2−[2−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを6,7−ジメトキシ−1−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 512.
4−(6,7−ジメトキシ−1−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イルメチル)−7−メトキシ−2−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゾフラン(化合物144)
参考例15で得られる4−ホルミル−7−メトキシ−2−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを6,7−ジメトキシ−1−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 512.
4−(6,7−ジメトキシ−1−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イルメチル)−7−メトキシ−2−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゾフラン(化合物145)
参考例16で得られる4−ホルミル−7−メトキシ−2−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを6,7−ジメトキシ−1−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 512.
2−(2,6−ジフルオロフェニル)−4−(6,7−ジメトキシ−1−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イルメチル)−7−メトキシベンゾフラン(化合物146)
参考例17で得られる2−(2,6−ジフルオロフェニル)−4−ホルミル−7−メトキシベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを6,7−ジメトキシ−1−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 480.
4−(6,7−ジメトキシ−1−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イルメチル)−7−メトキシ−2−[4−(トリフルオロメトキシ)フェニル]ベンゾフラン(化合物147)
参考例18で得られる4−ホルミル−7−メトキシ−2−[4−(トリフルオロメトキシ)フェニル]ベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを6,7−ジメトキシ−1−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 528.
7−メトキシ−2−フェニル−4−(4−フェニルピペリジノメチル)ベンゾフラン(化合物148)
参考例4で得られる4−ホルミル−7−メトキシ−2−フェニルベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを4−フェニルピペリジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 398.
2−(2−フリル)−7−メトキシ−4−(4−フェニルピペリジノメチル)ベンゾフラン(化合物149)
参考例3で得られる4−ホルミル−2−(2−フリル)−7−メトキシベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを4−フェニルピペリジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 388.
7−メトキシ−4−(4−フェニルピペリジノメチル)−2−(2−ピリジル)ベンゾフラン(化合物150)
参考例5で得られる4−ホルミル−7−メトキシ−2−(2−ピリジル)ベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを4−フェニルピペリジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 399.
7−メトキシ−4−(4−フェニルピペリジノメチル)−2−(3−ピリジル)ベンゾフラン(化合物151)
参考例6で得られる4−ホルミル−7−メトキシ−2−(3−ピリジル)ベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを4−フェニルピペリジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 399.
7−メトキシ−4−(4−フェニルピペリジノメチル)−2−(4−ピリジル)ベンゾフラン(化合物152)
参考例7で得られる4−ホルミル−7−メトキシ−2−(4−ピリジル)ベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを4−フェニルピペリジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 399.
7−メトキシ−2−(2−メトキシフェニル)−4−(4−フェニルピペリジノメチル)ベンゾフラン(化合物153)
参考例8で得られる4−ホルミル−7−メトキシ−2−(2−メトキシフェニル)ベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを4−フェニルピペリジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 428.
7−メトキシ−2−(3−メトキシフェニル)−4−(4−フェニルピペリジノメチル)ベンゾフラン(化合物154)
参考例9で得られる4−ホルミル−7−メトキシ−2−(3−メトキシフェニル)ベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを4−フェニルピペリジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 428.
7−メトキシ−2−(4−メトキシフェニル)−4−(4−フェニルピペリジノメチル)ベンゾフラン(化合物155)
参考例10で得られる4−ホルミル−7−メトキシ−2−(4−メトキシフェニル)ベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを4−フェニルピペリジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 428.
2−(2−フルオロフェニル)−7−メトキシ−4−(4−フェニルピペリジノメチル)ベンゾフラン(化合物156)
参考例11で得られる2−(2−フルオロフェニル)−4−ホルミル−7−メトキシベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを4−フェニルピペリジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 416.
2−(3−フルオロフェニル)−7−メトキシ−4−(4−フェニルピペリジノメチル)ベンゾフラン(化合物157)
参考例12で得られる2−(3−フルオロフェニル)−4−ホルミル−7−メトキシベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを4−フェニルピペリジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 416.
2−(4−フルオロフェニル)−7−メトキシ−4−(4−フェニルピペリジノメチル)ベンゾフラン(化合物158)
参考例13で得られる2−(4−フルオロフェニル)−4−ホルミル−7−メトキシベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを4−フェニルピペリジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 416.
7−メトキシ−4−(4−フェニルピペリジノメチル)−2−[2−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゾフラン(化合物159)
参考例14で得られる4−ホルミル−7−メトキシ−2−[2−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを4−フェニルピペリジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 466.
7−メトキシ−4−(4−フェニルピペリジノメチル)−2−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゾフラン(化合物160)
参考例15で得られる4−ホルミル−7−メトキシ−2−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを4−フェニルピペリジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 466.
7−メトキシ−4−(4−フェニルピペリジノメチル)−2−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゾフラン(化合物161)
参考例16で得られる4−ホルミル−7−メトキシ−2−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを4−フェニルピペリジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 466.
2−(2,6−ジフルオロフェニル)−7−メトキシ−4−(4−フェニルピペリノメチル)ベンゾフラン(化合物162)
参考例17で得られる2−(2,6−ジフルオロフェニル)−4−ホルミル−7−メトキシベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを4−フェニルピペリジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 434.
7−メトキシ−4−(4−フェニルピペリジノメチル)−2−[4−(トリフルオロメトキシ)フェニル]ベンゾフラン(化合物163)
参考例18で得られる4−ホルミル−7−メトキシ−2−[4−(トリフルオロメトキシ)フェニル]ベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを4−フェニルピペリジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 482.
7−メトキシ−2−フェニル−4−(4−フェニル−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−1−イルメチル)ベンゾフラン(化合物164)
参考例4で得られる4−ホルミル−7−メトキシ−2−フェニルベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを4−フェニル−1,2,3,6−テトラヒドロピリジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 396.
2−(2−フリル)−7−メトキシ−4−(4−フェニル−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−1−イルメチル)ベンゾフラン(化合物165)
参考例3で得られる4−ホルミル−2−(2−フリル)−7−メトキシベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを4−フェニル−1,2,3,6−テトラヒドロピリジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 386.
7−メトキシ−4−(4−フェニル−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−1−イルメチル)−2−(2−ピリジル)ベンゾフラン(化合物166)
参考例5で得られる4−ホルミル−7−メトキシ−2−(2−ピリジル)ベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを4−フェニル−1,2,3,6−テトラヒドロピリジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 397.
7−メトキシ−4−(4−フェニル−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−1−イルメチル)−2−(3−ピリジル)ベンゾフラン(化合物167)
参考例6で得られる4−ホルミル−7−メトキシ−2−(3−ピリジル)ベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを4−フェニル−1,2,3,6−テトラヒドロピリジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 397.
7−メトキシ−4−(4−フェニル−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−1−イルメチル)−2−(4−ピリジル)ベンゾフラン(化合物168)
参考例7で得られる4−ホルミル−7−メトキシ−2−(4−ピリジル)ベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを4−フェニル−1,2,3,6−テトラヒドロピリジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 397.
7−メトキシ−2−(2−メトキシフェニル)−4−(4−フェニル−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−1−イルメチル)ベンゾフラン(化合物169)
参考例8で得られる4−ホルミル−7−メトキシ−2−(2−メトキシフェニル)ベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを4−フェニル−1,2,3,6−テトラヒドロピリジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 426.
7−メトキシ−2−(3−メトキシフェニル)−4−(4−フェニル−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−1−イルメチル)ベンゾフラン(化合物170)
参考例9で得られる4−ホルミル−7−メトキシ−2−(3−メトキシフェニル)ベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを4−フェニル−1,2,3,6−テトラヒドロピリジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 426.
7−メトキシ−2−(4−メトキシフェニル)−4−(4−フェニル−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−1−イルメチル)ベンゾフラン(化合物171)
参考例10で得られる4−ホルミル−7−メトキシ−2−(4−メトキシフェニル)ベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを4−フェニル−1,2,3,6−テトラヒドロピリジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 426.
2−(2−フルオロフェニル)−7−メトキシ−4−(4−フェニル−1,2,3,6−ピリジン−1−イルメチル)ベンゾフラン(化合物172)
参考例11で得られる2−(2−フルオロフェニル)−4−ホルミル−7−メトキシベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを4−フェニル−1,2,3,6−テトラヒドロピリジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 414.
2−(3−フルオロフェニル)−7−メトキシ−4−(4−フェニル−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−1−イルメチル)ベンゾフラン(化合物173)
参考例12で得られる2−(3−フルオロフェニル)−4−ホルミル−7−メトキシベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを4−フェニル−1,2,3,6−テトラヒドロピリジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 414.
2−(4−フルオロフェニル)−7−メトキシ−4−(4−フェニル−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−1−イルメチル)ベンゾフラン(化合物174)
参考例13で得られる2−(4−フルオロフェニル)−4−ホルミル−7−メトキシベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを4−フェニル−1,2,3,6−テトラヒドロピリジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 414.
7−メトキシ−4−(4−フェニル−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−1−イルメチル)−2−[2−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゾフラン(化合物175)
参考例14で得られる4−ホルミル−7−メトキシ−2−[2−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを4−フェニル−1,2,3,6−テトラヒドロピリジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 464.
7−メトキシ−4−(4−フェニル−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−1−イルメチル)−2−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゾフラン(化合物176)
参考例15で得られる4−ホルミル−7−メトキシ−2−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを4−フェニル−1,2,3,6−テトラヒドロピリジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 464.
7−メトキシ−4−(4−フェニル−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−1−イルメチル)−2−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゾフラン(化合物177)
参考例16で得られる4−ホルミル−7−メトキシ−2−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを4−フェニル−1,2,3,6−テトラヒドロピリジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 464.
2−(2,6−ジフルオロフェニル)−7−メトキシ−4−(4−フェニル−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−1−イルメチル)ベンゾフラン(化合物178)
参考例17で得られる2−(2,6−ジフルオロフェニル)−4−ホルミル−7−メトキシベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを4−フェニル−1,2,3,6−テトラヒドロピリジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 432.
7−メトキシ−4−(4−フェニル−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−1−イルメチル)−2−[4−(トリフルオロメトキシ)フェニル]ベンゾフラン(化合物179)
参考例18で得られる4−ホルミル−7−メトキシ−2−[4−(トリフルオロメトキシ)フェニル]ベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを4−フェニル−1,2,3,6−テトラヒドロvピリジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 480.
4−[4−(4−フルオロフェニル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−1−イルメチル]−7−メトキシ−2−フェニルベンゾフラン(化合物180)
参考例4で得られる4−ホルミル−7−メトキシ−2−フェニルベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを4−(4−フルオロフェニル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 414.
4−[4−(4−フルオロフェニル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−1−イルメチル]−2−(2−フリル)−7−メトキシベンゾフラン(化合物181)
参考例3で得られる4−ホルミル−2−(2−フリル)−7−メトキシベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを4−(4−フルオロフェニル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 404.
4−[4−(4−フルオロフェニル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−1−イルメチル]−7−メトキシ−2−(2−ピリジル)ベンゾフラン(化合物182)
参考例5で得られる4−ホルミル−7−メトキシ−2−(2−ピリジル)ベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを4−(4−フルオロフェニル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 415.
4−[4−(4−フルオロフェニル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−1−イルメチル]−7−メトキシ−2−(3−ピリジル)ベンゾフラン(化合物183)
参考例6で得られる4−ホルミル−7−メトキシ−2−(3−ピリジル)ベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを4−(4−フルオロフェニル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 415.
4−[4−(4−フルオロフェニル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−1−イルメチル]−7−メトキシ−2−(4−ピリジル)ベンゾフラン(化合物184)
参考例7で得られる4−ホルミル−7−メトキシ−2−(4−ピリジル)ベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを4−(4−フルオロフェニル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 415.
4−[4−(4−フルオロフェニル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−1−イルメチル]−7−メトキシ−2−(2−メトキシフェニル)ベンゾフラン(化合物185)
参考例8で得られる4−ホルミル−7−メトキシ−2−(2−メトキシフェニル)ベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを4−(4−フルオロフェニル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 444.
4−[4−(4−フルオロフェニル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−1−イルメチル]−7−メトキシ−2−(3−メトキシフェニル)ベンゾフラン(化合物186)
参考例9で得られる4−ホルミル−7−メトキシ−2−(3−メトキシフェニル)ベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを4−(4−フルオロフェニル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 444.
4−[4−(4−フルオロフェニル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−1−イルメチル]−7−メトキシ−2−(4−メトキシフェニル)ベンゾフラン(化合物187)
参考例10で得られる4−ホルミル−7−メトキシ−2−(4−メトキシフェニル)ベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを4−(4−フルオロフェニル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 444.
2−(2−フルオロフェニル)−4−[4−(4−フルオロフェニル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−1−イルメチル]−7−メトキシベンゾフラン(化合物188)
参考例11で得られる2−(2−フルオロフェニル)−4−ホルミル−7−メトキシベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを4−(4−フルオロフェニル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 432.
2−(3−フルオロフェニル)−4−[4−(4−フルオロフェニル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−1−イルメチル]−7−メトキシベンゾフラン(化合物189)
参考例12で得られる2−(3−フルオロフェニル)−4−ホルミル−7−メトキシベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを4−(4−フルオロフェニル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 432.
2−(4−フルオロフェニル)−4−[4−(4−フルオロフェニル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−1−イルメチル]−7−メトキシベンゾフラン(化合物190)
参考例13で得られる2−(4−フルオロフェニル)−4−ホルミル−7−メトキシベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを4−(4−フルオロフェニル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 432.
4−[4−(4−フルオロフェニル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−1−イルメチル]−7−メトキシ−2−[2−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゾフラン(化合物191)
参考例14で得られる4−ホルミル−7−メトキシ−2−[2−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを4−(4−フルオロフェニル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 482.
4−[4−(4−フルオロフェニル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−1−イルメチル]−7−メトキシ−2−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゾフラン(化合物192)
参考例15で得られる4−ホルミル−7−メトキシ−2−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを4−(4−フルオロフェニル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 482.
4−[4−(4−フルオロフェニル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−1−イルメチル]−7−メトキシ−2−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゾフラン(化合物193)
参考例16で得られる4−ホルミル−7−メトキシ−2−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを4−(4−フルオロフェニル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 482.
2−(2,6−ジフルオロフェニル)−4−[4−(4−フルオロフェニル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−1−イルメチル]−7−メトキシベンゾフラン(化合物194)
参考例17で得られる2−(2,6−ジフルオロフェニル)−4−ホルミル−7−メトキシベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを4−(4−フルオロフェニル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 450.
4−[4−(4−フルオロフェニル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−1−イルメチル]−7−メトキシ−2−[4−(トリフルオロメトキシ)フェニル]ベンゾフラン(化合物195)
参考例18で得られる4−ホルミル−7−メトキシ−2−[4−(トリフルオロメトキシ)フェニル]ベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを4−(4−フルオロフェニル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 498.
4−[4−(3,4−ジメトキシフェニル)ピペラジン−1−イルメチル]−7−メトキシ−2−フェニルベンゾフラン(化合物196)
参考例4で得られる4−ホルミル−7−メトキシ−2−フェニルベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを1−(3,4−ジメトキシフェニル)ピペラジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 459.
4−[4−(3,4−ジメトキシフェニル)ピペラジン−1−イルメチル]−2−(2−フリル)−7−メトキシベンゾフラン(化合物197)
参考例3で得られる4−ホルミル−2−(2−フリル)−7−メトキシベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを1−(3,4−ジメトキシフェニル)ピペラジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 449.
4−[4−(3,4−ジメトキシフェニル)ピペラジン−1−イルメチル]−7−メトキシ−2−(2−ピリジル)ベンゾフラン(化合物198)
参考例5で得られる4−ホルミル−7−メトキシ−2−(2−ピリジル)ベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを1−(3,4−ジメトキシフェニル)ピペラジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 460.
4−[4−(3,4−ジメトキシフェニル)ピペラジン−1−イルメチル]−7−メトキシ−2−(3−ピリジル)ベンゾフラン(化合物199)
参考例6で得られる4−ホルミル−7−メトキシ−2−(3−ピリジル)ベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを1−(3,4−ジメトキシフェニル)ピペラジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 460.
4−[4−(3,4−ジメトキシフェニル)ピペラジン−1−イルメチル]−7−メトキシ−2−(4−ピリジル)ベンゾフラン(化合物200)
参考例7で得られる4−ホルミル−7−メトキシ−2−(4−ピリジル)ベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを1−(3,4−ジメトキシフェニル)ピペラジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 460.
4−[4−(3,4−ジメトキシフェニル)ピペラジン−1−イルメチル]−7−メトキシ−2−(2−メトキシフェニル)ベンゾフラン(化合物201)
参考例8で得られる4−ホルミル−7−メトキシ−2−(2−メトキシフェニル)ベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを1−(3,4−ジメトキシフェニル)ピペラジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 489.
4−[4−(3,4−ジメトキシフェニル)ピペラジン−1−イルメチル]−7−メトキシ−2−(3−メトキシフェニル)ベンゾフラン(化合物202)
参考例9で得られる4−ホルミル−7−メトキシ−2−(3−メトキシフェニル)ベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを1−(3,4−ジメトキシフェニル)ピペラジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 489.
4−[4−(3,4−ジメトキシフェニル)ピペラジン−1−イルメチル]−7−メトキシ−2−(4−メトキシフェニル)ベンゾフラン(化合物203)
参考例10で得られる4−ホルミル−7−メトキシ−2−(4−メトキシフェニル)ベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを1−(3,4−ジメトキシフェニル)ピペラジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 489.
4−[4−(3,4−ジメトキシフェニル)ピペラジン−1−イルメチル]−2−(2−フルオロフェニル)−7−メトキシベンゾフラン(化合物204)
参考例11で得られる2−(2−フルオロフェニル)−4−ホルミル−7−メトキシベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを1−(3,4−ジメトキシフェニル)ピペラジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 477.
4−[4−(3,4−ジメトキシフェニル)ピペラジン−1−イルメチル]−2−(3−フルオロフェニル)−7−メトキシベンゾフラン(化合物205)
参考例12で得られる2−(3−フルオロフェニル)−4−ホルミル−7−メトキシベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを1−(3,4−ジメトキシフェニル)ピペラジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 477.
4−[4−(3,4−ジメトキシフェニル)ピペラジン−1−イルメチル]−2−(4−フルオロフェニル)−7−メトキシベンゾフラン(化合物206)
参考例13で得られる2−(4−フルオロフェニル)−4−ホルミル−7−メトキシベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを1−(3,4−ジメトキシフェニル)ピペラジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 477.
4−[4−(3,4−ジメトキシフェニル)ピペラジン−1−イルメチル]−7−メトキシ−2−[2−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゾフラン(化合物207)
参考例14で得られる4−ホルミル−7−メトキシ−2−[2−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを1−(3,4−ジメトキシフェニル)ピペラジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 527.
4−[4−(3,4−ジメトキシフェニル)ピペラジン−1−イルメチル]−7−メトキシ−2−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゾフラン(化合物208)
参考例15で得られる4−ホルミル−7−メトキシ−2−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを1−(3,4−ジメトキシフェニル)ピペラジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 527.
4−[4−(3,4−ジメトキシフェニル)ピペラジン−1−イルメチル]−7−メトキシ−2−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゾフラン(化合物209)
参考例16で得られる4−ホルミル−7−メトキシ−2−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを1−(3,4−ジメトキシフェニル)ピペラジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 527.
2−(2,6−ジフルオロフェニル)−4−[4−(3,4−ジメトキシフェニル)ピペラジン−1−イルメチル]−7−メトキシベンゾフラン(化合物210)
参考例17で得られる2−(2,6−ジフルオロフェニル)−4−ホルミル−7−メトキシベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを1−(3,4−ジメトキシフェニル)ピペラジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 495.
4−[4−(3,4−ジメトキシフェニル)ピペラジン−1−イルメチル]−7−メトキシ−2−[4−(トリフルオロメトキシ)フェニル]ベンゾフラン(化合物211)
参考例18で得られる4−ホルミル−7−メトキシ−2−[4−(トリフルオロメトキシ)フェニル]ベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを1−(3,4−ジメトキシフェニル)ピペラジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 543.
4−(1,4−ジオキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−イルメチル)−7−メトキシ−2−フェニルベンゾフラン(化合物212)
参考例4で得られる4−ホルミル−7−メトキシ−2−フェニルベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて、1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを1,4−ジオキサ−8−アザスピロ[4.5]デカンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
1H NMR (DMSO-d6, δ ppm): 1.61-1.65 (m, 4H), 2.50-2.60 (m, 4H), 3.68 (s, 2H), 3.83 (s, 4H), 3.95 (s, 3H), 6.88 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 7.09 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 7.36-7.42 (m, 1H), 7.46-7.52 (m, 2H), 7.58 (s, 1H), 7.89-7.92 (m, 2H).
ESIMS m/z: [M + H]+ 380.
1−(7−メトキシ−2−フェニルベンゾフラン−4−イルメチル)ピペリジン−4−オン(化合物213)
実施例212で得られる4−(1,4−ジオキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−イルメチル)−7−メトキシ−2−フェニルベンゾフラン (0.242 g, 0.638 mmol) をTHF (7 mL) に溶解し、2.0 mol/L塩酸水溶液 (3.5 mL) を加えて、100℃で6時間攪拌した。反応液を冷却した後、クロロホルムで抽出した。有機層を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液および飽和食塩水で順次洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過した。濾液を減圧下で濃縮し、得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィー (溶出溶媒:5%メタノール/クロロホルム) で精製し、さらに2−プロパノール (5 mL) から再結晶し、標記化合物を得た。
1H NMR (DMSO-d6, δ ppm): 2.33-2.38 (m, 4H), 2.71-2.76 (m, 4H), 3.81 (s, 2H), 3.96 (s, 3H), 6.90 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 7.12 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 7.40-7.53 (m, 3H), 7.61 (s, 1H), 7.91-7.93 (m, 2H).
ESIMS m/z: [M + H]+ 336.
4−(7,8−ジメトキシ−1,2,4,5−テトラヒドロ−3H−3−ベンゾアゼピン−3−イルメチル)−7−メトキシ−2−フェニルベンゾフラン・1塩酸塩(化合物214)
参考例4で得られる4−ホルミル−7−メトキシ−2−フェニルベンゾフラン (0.088 g, 0.35 mmol) を用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを7,8−ジメトキシ−1,2,4,5−テトラヒドロ−3H−3−ベンゾアゼピンに換えて同様に処理することにより、4−(7,8−ジメトキシ−1,2,4,5−テトラヒドロ−3H−3−ベンゾアゼピン−3−イルメチル)−7−メトキシ−2−フェニルベンゾフラン (0.113 g, 0.255 mmol, 73%) を無色油状物として得た。これを酢酸エチル (3 mL) に溶解し、4 mol/L塩酸の酢酸エチル溶液を加えて、減圧下で濃縮した後、得られた残渣をエタノール (4 mL) から再結晶し、標記化合物を得た。
1H NMR (DMSO-d6, δ ppm): 2.80-3.03 (m, 4H), 3.20-3.38 (m, 2H), 3.57-3.75 (m, 2H), 3.70 (s, 6H), 4.02 (s, 3H), 4.50-4.58 (m, 2H), 6.81 (s, 2H), 7.06 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 7.38-7.60 (m, 4H), 7.84 (s, 1H), 7.88 (d, J = 7.0 Hz, 2H).
ESIMS m/z: [M + H]+ 444.
7−メトキシ−4−(7−メトキシ−1,2,4,5−テトラヒドロ−3H−3−ベンゾアゼピン−3−イルメチル)−2−フェニルベンゾフラン・1塩酸塩(化合物215)
参考例4で得られる4−ホルミル−7−メトキシ−2−フェニルベンゾフラン (0.110 g, 0.44 mmol) を用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを7−メトキシ−1,2,4,5−テトラヒドロ−3H−3−ベンゾアゼピンに換えて同様に処理することにより、7−メトキシ−4−(7−メトキシ−1,2,4,5−テトラヒドロ−3H−3−ベンゾアゼピン−3−イルメチル)−2−フェニルベンゾフラン (0.140 g, 0.339 mmol, 78%) を無色油状物として得た。これを酢酸エチル (3 mL) に溶解し、4 mol/L塩酸の酢酸エチル溶液を加えて、減圧下で濃縮した後、得られた残渣をエタノール (4 mL) から再結晶し、標記化合物を得た。
1H NMR (DMSO-d6, δ ppm): 2.83-3.10 (m, 4H), 3.25-3.50 (m, 2H), 3.57-3.75 (m, 2H), 3.70 (s, 3H), 4.02 (s, 3H), 4.48-4.62 (m, 2H), 6.72 (dd, J = 8.4 Hz, 2.4 Hz, 1H), 6.78 (d, J = 2.4 Hz, 1H), 7.06 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 7.09 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 7.40-7.63 (m, 4H), 7.86 (s, 1H), 7.83-7.93 (m, 2H).
ESIMS m/z: [M + H]+ 414.
4−(6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イルメチル)−7−イソプロポキシ−2−フェニルベンゾフラン・1フマル酸塩(化合物216)
参考例37で得られる4−ホルミル−7−イソプロポキシ−2−フェニルベンゾフラン (0.110 g, 0.392 mmol) を用いて、実施例1の方法に準じて同様に処理することにより、4−(6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イルメチル)−7−イソプロポキシ−2−フェニルベンゾフラン (0.163 g, 0.356 mmol, 91%) を得た。これをTHF (2 mL) に溶解し、フマル酸を加えて、減圧下で濃縮した後、得られた残渣をエタノール (3.5 mL) から再結晶し、標記化合物を得た。
1H-NMR (DMSO-d6, δ ppm): 1.38 (s, 3H), 1.40 (s, 3H), 2.67-2.84 (m, 4H), 3.52 (s, 2H), 3.65 (s, 3H), 3.69 (s, 3H), 3.85 (s, 2H), 4.80-4.89 (m, 1H), 6.58 (s, 1H), 6.61 (s, 2H), 6.65 (s, 1H), 6.90 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 7.12 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 7.36-7.43 (m, 1H), 7.46-7.53 (m, 2H), 7.54 (s, 1H), 7.87-7.94 (m, 2H).
ESIMS m/z: [M + H]+ 458.
4−(6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イルメチル)−7−メトキシ−2−(3−メチル−2−フリル)ベンゾフラン(化合物217)
参考例29で得られた4−ホルミル−7−メトキシ−2−(3−メチル−2−フリル)ベンゾフランを用いて、実施例1の方法に準じて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
1H NMR (CDCl3, δ ppm): 2.38 (s, 3H), 2.74-2.81 (m, 4H), 3.52 (s, 2H), 3.79 (s, 3H), 3.83 (s, 3H), 3.84 (s, 2H), 4.03 (s, 3H), 6.34 (d, J = 1.6 Hz, 1H), 6.47 (s, 1H), 6.58 (s, 1H), 6.75 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 7.00 (s, 1H), 7.14 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 7.38 (d, J = 1.6 Hz, 1H).
ESIMS m/z: [M + H]+ 462.
7−メトキシ−2−フェニル−4−(1,3,4,5−テトラヒドロ−2H−2−ベンゾアゼピン−2−イルメチル)ベンゾフラン(化合物218)
参考例4で得られる4−ホルミル−7−メトキシ−2−フェニルベンゾフラン (0.117 g, 0.46 mmol) を用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを1,3,4,5−テトラヒドロ−2H−2−ベンゾアゼピンに換えて同様に処理することにより、標記化合物 (0.142 g, 0.369 mmol, 79%) を淡褐色油状物として得た。
1H NMR (CDCl3, δ ppm): 1.75-1.88 (m, 2H), 2.90-3.06 (m, 2H), 3.13-3.27 (m, 2H), 3.71 (s, 2H), 3.94 (s, 2H), 4.05 (s, 3H), 6.74 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 6.97-7.25 (m, 6H), 7.29-7.50 (m, 3H), 7.84-7.94 (m, 2H).
APCIMS m/z: [M + H]+ 384.
7−メトキシ−4−(8−メトキシ−1,3,4,5−テトラヒドロ−2H−2−ベンゾアゼピン−2−イルメチル)−2−フェニルベンゾフラン(化合物219)
参考例4で得られる4−ホルミル−7−メトキシ−2−フェニルベンゾフラン (0.099 g, 0.394 mmol) を用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを8−メトキシ−1,3,4,5−テトラヒドロ−2H−2−ベンゾアゼピンに換えて同様に処理することにより、標記化合物 (0.133 g, 0.321 mmol, 81%) を淡褐色油状物として得た。
1H NMR (CDCl3, δ ppm): 1.72-1.85 (m, 2H), 2.85-2.98 (m, 2H), 3.12-3.28 (m, 2H), 3.68 (s, 3H), 3.73 (s, 2H), 3.90 (s, 2H), 4.05 (s, 3H), 6.50 (d, J = 2.6 Hz, 1H), 6.70 (dd, J = 2.6 Hz, 8.0 Hz, 1H), 6.74 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 7.00-7.14 (m, 3H), 7.29-7.50 (m, 3H), 7.84-7.94 (m, 2H).
APCIMS m/z: [M + H]+ 414.
7−メトキシ−4−(7−メトキシ−1,3,4,5−テトラヒドロ−2H−2−ベンゾアゼピン−2−イルメチル)−2−フェニルベンゾフラン・1フマル酸塩(化合物220)
参考例4で得られる4−ホルミル−7−メトキシ−2−フェニルベンゾフラン (0.093 g, 0.369 mmol) を用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを7−メトキシ−1,3,4,5−テトラヒドロ−2H−2−ベンゾアゼピンに換えて同様に処理することにより、7−メトキシ−4−(7−メトキシ−1,3,4,5−テトラヒドロ−2H−2−ベンゾアゼピン−2−イルメチル)−2−フェニルベンゾフラン (0.124 g, 0.300 mmol, 81%) を淡褐色油状物として得た。これを酢酸エチルに溶解し、フマル酸を加えて、減圧下で濃縮した後、得られた残渣をイソプロピルアルコールから再結晶し、標記化合物を得た。
1H NMR (DMSO-d6, δ ppm): 1.64-1.78 (m, 2H), 2.80-2.92 (m, 2H), 3.00-3.11 (m, 2H), 3.71 (s, 3H), 3.73 (s, 2H), 3.89 (s, 2H), 3.96 (s, 3H), 6.60 (s, 2H), 6.63 (dd, J = 4.7 Hz, 8.2 Hz, 1H), 6.76 (d, J = 4.7 Hz, 1H), 6.87 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 6.91 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 7.04 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 7.35-7.45 (m, 1H), 7.43 (s, 1H), 7.45-7.56 (m, 2H), 7.84-7.94 (m, 2H).
APCIMS m/z: [M + H]+ 414.
4−(6,8−ジメトキシ−1,2,4,5−テトラヒドロ−3H−3−ベンゾアゼピン−3−イルメチル)−7−メトキシ−2−フェニルベンゾフラン(化合物221)
参考例4で得られる4−ホルミル−7−メトキシ−2−フェニルベンゾフラン (0.092 g, 0.37 mmol) を用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを6,8−ジメトキシ−1,2,4,5−テトラヒドロ−3H−3−ベンゾアゼピンに換えて同様に処理することにより、標記化合物 (0.063 g, 0.142 mmol, 39%) を淡褐色油状物として得た。
1H NMR (CDCl3, δ ppm): 2.55-2.77 (m, 4H), 2.83-3.05 (m, 4H), 3.75 (s, 3H), 3.77 (s, 3H), 3.84 (s, 2H), 4.05 (s, 3H), 6.26 (d, J = 2.4 Hz, 1H), 6.32 (d, J = 2.4 Hz, 1H), 6.75 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 7.11 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 7.23 (s, 1H), 7.29-7.48 (m, 3H), 7.86-7.94 (m, 2H).
APCIMS m/z: [M + H]+ 444.
4−(7,8−ジメトキシ−1,3,4,5−テトラヒドロ−2H−2−ベンゾアゼピン−2−イルメチル)−7−メトキシ−2−フェニルベンゾフラン(化合物222)
参考例4で得られる4−ホルミル−7−メトキシ−2−フェニルベンゾフラン (0.096 g, 0.38 mmol) を用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを7,8−ジメトキシ−1,3,4,5−テトラヒドロ−2H−2−ベンゾアゼピンに換えて同様に処理することにより、標記化合物 (0.152 g, 0.342 mmol, 90%) を淡褐色油状物として得た。
1H NMR (CDCl3, δ ppm): 1.74-1.84 (m, 2H), 2.84-2.96 (m, 2H), 3.14-3.25 (m, 2H), 3.71 (s, 3H), 3.73 (s, 2H), 3.86 (s, 2H), 3.89 (s, 3H), 4.05 (s, 3H), 6.44 (s, 1H), 6.72 (s, 1H), 6.74 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 7.04 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 7.10 (s, 1H), 7.30-7.48 (m, 3H), 7.85-7.92 (m, 2H).
APCIMS m/z: [M + H]+ 444.
4−(5,6−ジメトキシイソインドリン−2−イルメチル)−7−メトキシ−2−フェニルベンゾフラン(化合物223)
参考例4で得られる4−ホルミル−7−メトキシ−2−フェニルベンゾフラン (0.102 g, 0.402 mmol) を用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを5,6−ジメトキシイソインドリンに換えて同様に処理することにより、標記化合物 (0.131 g, 0.314 mmol, 78%) を淡褐色油状物として得た。
1H NMR (CDCl3, δ ppm): 3.84 (s, 6H), 3.93 (s, 4H), 4.06 (s, 3H), 4.09 (s, 2H), 6.72 (s, 2H), 6.78 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 7.16 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 7.25 (s, 1H), 7.29-7.47 (m, 3H), 7.86-7.94 (m, 2H).
APCIMS m/z: [M + H]+ 416.
7−メトキシ−4−(8−メトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イルメチル)−2−フェニルベンゾフラン(化合物224)
参考例4で得られる4−ホルミル−7−メトキシ−2−フェニルベンゾフラン (0.139 g, 0.551 mmol) を用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを8−メトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンに換えて同様に処理することにより、標記化合物 (0.183 g, 0.459 mmol, 84%) を淡褐色油状物として得た。
1H NMR (CDCl3, δ ppm): 2.64-2.75 (m, 2H), 2.80-2.90 (m, 2H), 3.68 (s, 2H), 3.79 (s, 3H), 3.90 (s, 2H), 4.06 (s, 3H), 6.66 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 6.73 (d, J = 7.6 Hz, 1H), 6.77 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 7.11 (dd, J = 7.6 Hz, 8.1 Hz, 1H), 7.14 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 7.24 (s, 1H), 7.27-7.45 (m, 3H), 7.85-7.93 (m, 2H).
APCIMS m/z: [M + H]+ 400.
7−メトキシ−4−(7−メトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イルメチル)−2−フェニルベンゾフラン(化合物225)
参考例4で得られる4−ホルミル−7−メトキシ−2−フェニルベンゾフラン (0.129 g, 0.513 mmol) を用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを7−メトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンに換えて同様に処理することにより、標記化合物 (0.188 g, 0.471 mmol, 92%) を淡褐色油状物として得た。
1H NMR (CDCl3, δ ppm): 2.70-2.88 (m, 4H), 3.65 (s, 2H), 3.74 (s, 3H), 3.86 (s, 2H), 4.05 (s, 3H), 6.53 (d, J = 2.2 Hz, 1H), 6.70 (dd, J = 2.2 Hz, 8.1 Hz, 1H), 6.77 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 7.01 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 7.13 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 7.23 (s, 1H), 7.28-7.47 (m, 3H), 7.85-7.95 (m, 2H).
APCIMS m/z: [M + H]+ 400.
7−メトキシ−4−(6−メトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イルメチル)−2−フェニルベンゾフラン・1塩酸塩(化合物226)
参考例4で得られる4−ホルミル−7−メトキシ−2−フェニルベンゾフラン (0.160 g, 0.633 mmol) を用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを6−メトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンに換えて同様に処理することにより、7−メトキシ−4−(6−メトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イルメチル)−2−フェニルベンゾフラン (0.241 g, 0.604 mmol, 95%) を淡褐色油状物として得た。これを酢酸エチルに溶解し、4 mol/L塩酸の酢酸エチル溶液を加えて、減圧下で濃縮した後、得られた残渣をエタノールから再結晶し、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 400.
7−メトキシ−4−(5−メトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イルメチル)−2−フェニルベンゾフラン(化合物227)
参考例4で得られる4−ホルミル−7−メトキシ−2−フェニルベンゾフラン (0.136 g, 0.537 mmol) を用いて、実施例1の方法に準じて、6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンを5−メトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンに換えて同様に処理することにより、標記化合物 (0.184 g, 0.461 mmol, 86%) を淡褐色油状物として得た。
1H NMR (CDCl3, δ ppm): 2.77 (s, 4H), 3.66 (s, 2H), 3.80 (s, 3H), 3.86 (s, 2H), 4.05 (s, 3H), 6.59-6.70 (m, 2H), 6.77 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 7.05-7.20 (m, 2H), 7.23 (s, 1H), 7.29-7.47 (m, 3H), 7.85-7.93 (m, 2H).
APCIMS m/z: [M + H]+ 400.
7−メトキシ−5−(N−フェネチルアミノメチル)−2−フェニルベンゾフラン・1塩酸塩(化合物228)
参考例39で得られた5−ホルミル−7−メトキシ−2−フェニルベンゾフラン (0.102 g, 0.404 mmol) をジクロロエタン (7.3 mL) に溶解し、フェネチルアミン (0.15 mL, 1.21 mmol) および水素化トリアセトキシホウ素ナトリウム (0.179 g, 0.81 mmol) を加えて、室温で12時間攪拌した。反応液をクロロホルムで希釈した後、飽和食塩水を加えて分液した。有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過した後、濾液を減圧下で濃縮した。得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィー (溶出溶媒:75%酢酸エチル/ヘキサン) で精製し、7−メトキシ−5−(フェネチルアミノメチル)−2−フェニルベンゾフラン (0.113 g, 0.316 mmol, 78%) を淡褐色油状物として得た。これを酢酸エチルに溶解し、4 mol/L塩酸の酢酸エチル溶液を加えて、減圧下で濃縮した後、得られた残渣をアセトンから再結晶し、標記化合物を得た。
1H NMR (DMSO-d6, δ ppm): 2.98-3.20 (m, 4H), 4.02 (s, 3H), 4.24 (s, 2H), 7.21-7.56 (m, 11H), 7.92 (d, J = 7.3Hz, 2H), 9.46 (brs, 1H).
FABMS m/z: [M + H]+ 358.
7−メトキシ−2−フェニル−5−{N−[2−(3−ピリジル)エチル]アミノメチル}ベンゾフラン・2塩酸塩(化合物229)
参考例39で得られた5−ホルミル−7−メトキシ−2−フェニルベンゾフラン (0.101 g, 0.401 mmol) を用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを2−(3−ピリジル)エチルアミンに換えて同様に処理することにより、7−メトキシ−2−フェニル−5−{N−[2−(3−ピリジル)エチル]アミノメチル}ベンゾフラン (0.121 g, 0.338 mmol, 84%) を淡褐色油状物として得た。これを酢酸エチルに溶解し、4 mol/L塩酸の酢酸エチル溶液を加えて、減圧下で濃縮した後、得られた残渣をエタノールから再結晶し、標記化合物を得た。
1H NMR (DMSO-d6, δ ppm): 3.30 (s, 4H), 4.02 (s, 3H), 4.24 (s, 2H), 7.38-7.56 (m, 6H), 7.88-8.00 (m, 3H), 8.46 (d, J = 7.9 Hz, 1H), 8.79 (d, J = 5.5 Hz, 1H), 8.90 (s, 1H), 9.76 (brs, 2H).
APCIMS m/z: [M + H]+ 359.
7−メトキシ−2−フェニル−5−{N−[2−(4−ピリジル)エチル]アミノメチル}ベンゾフラン・2塩酸塩(化合物230)
参考例39で得られた5−ホルミル−7−メトキシ−2−フェニルベンゾフラン (0.105 g, 0.417 mmol) を用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを2−(4−ピリジル)エチルアミンに換えて同様に処理することにより、7−メトキシ−2−フェニル−5−{N−[2−(4−ピリジル)エチル]アミノメチル}ベンゾフラン (0.086 g, 0.225 mmol, 54%) を淡褐色油状物として得た。これを酢酸エチルに溶解し、4 mol/L塩酸の酢酸エチル溶液を加えて、減圧下で濃縮した後、得られた残渣をエタノールから再結晶し、標記化合物を得た。
1H NMR (DMSO-d6, δ ppm): 3.24-3.42 (brs, 4H), 4.02 (s, 3H), 4.25 (s, 2H), 7.34-7.58 (m, 6H), 7.88-7.98 (m, 4H), 8.82 (d, J = 6.4 Hz, 2H), 9.77 (brs, 2H).
APCIMS m/z: [M + H]+ 359.
5−(N−ベンジルアミノメチル)−7−メトキシ−2−フェニルベンゾフラン・1塩酸塩(化合物231)
参考例39で得られた5−ホルミル−7−メトキシ−2−フェニルベンゾフラン (0.103 g, 0.410 mmol) を用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンをベンジルアミンに換えて同様に処理することにより、5−(N−ベンジルアミノメチル)−7−メトキシ−2−フェニルベンゾフラン (0.118 g, 0.325 mmol, 79%) を淡褐色油状物として得た。これを酢酸エチルに溶解し、4 mol/L塩酸の酢酸エチル溶液を加えて、減圧下で濃縮した後、得られた残渣をエタノールから再結晶し、標記化合物を得た。
1H NMR (DMSO-d6, δ ppm): 4.01 (s, 3H), 4.15 (s, 2H), 4.22 (s, 2H), 7.32 (d, J = 1.3 Hz, 1H), 7.39 (d, J = 1.3 Hz, 1H), 7.50 (s, 1H), 7.40-7.62 (m, 8H), 7.89-7.96 (m, 2H), 9.80 (brs, 1H).
APCIMS m/z: [M + H]+ 344.
5−(イソインドリン−2−イルメチル)−7−メトキシ−2−フェニルベンゾフラン・1塩酸塩(化合物232)
参考例39で得られた5−ホルミル−7−メトキシ−2−フェニルベンゾフラン (0.156 g, 0.619 mmol) を用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンをイソインドリンに換えて同様に処理することにより、5−(イソインドリン−2−イルメチル)−7−メトキシ−2−フェニルベンゾフラン (0.219 g, 0.616 mmol, 99%) を淡褐色油状物として得た。これを酢酸エチルに溶解し、4 mol/L塩酸の酢酸エチル溶液を加えて、減圧下で濃縮した後、得られた残渣をエタノールから再結晶し、標記化合物を得た。
1H NMR (DMSO-d6, δ ppm): 4.04 (s, 3H), 4.60 (s, 4H), 4.66 (s, 2H), 7.32-7.58 (m, 10H), 7.94 (d, J = 7.7 Hz, 2H), 12.2 (brs, 1H).
APCIMS m/z: [M + H]+ 356.
7−メトキシ−5−[N−(2−メトキシベンジル)アミノメチル]−2−フェニルベンゾフラン・1フマル酸塩(化合物233)
参考例39で得られた5−ホルミル−7−メトキシ−2−フェニルベンゾフラン (0.145 g, 0.576 mmol) を用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを2−メトキシベンジルアミンに換えて同様に処理することにより、7−メトキシ−5−[N−(2−メトキシベンジル)アミノメチル]−2−フェニルベンゾフラン (0.173 g, 0.464 mmol, 81%) を淡褐色油状物として得た。これを酢酸エチルに溶解し、フマル酸を加えて、減圧下で濃縮した後、得られた残渣をエタノールから再結晶し、標記化合物を得た。
1H NMR (DMSO-d6, δ ppm): 3.78 (s, 3H), 3.87 (s, 2H), 3.98 (s, 3H), 4.00 (s, 2H), 6.55 (s, 2H), 6.95 (dd, J = 7.3 Hz, 7.5 Hz, 1H), 7.00 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 7.08 (s, 1H), 7.27 (s, 1H), 7.26-7.34 (m, 1H), 7.37-7.45 (m, 2H), 7.43 (s, 1H), 7.51 (dd, J = 7.3 Hz, 8.2 Hz, 2H), 7.90 (d, J = 7.3 Hz, 2H).
APCIMS m/z: [M + H]+ 374.
7−メトキシ−5−[N−(2−メトキシフェネチル)アミノメチル]−2−フェニルベンゾフラン・1塩酸塩(化合物234)
参考例39で得られた5−ホルミル−7−メトキシ−2−フェニルベンゾフラン (0.151 g, 0.597 mmol) を用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを2−メトキシフェネチルアミンに換えて同様に処理することにより、7−メトキシ−5−[N−(2−メトキシフェネチル)アミノメチル]−2−フェニルベンゾフラン (0.170 g, 0.450 mmol, 74%) を淡褐色油状物として得た。これを酢酸エチルに溶解し、4 mol/L塩酸の酢酸エチル溶液を加えて、減圧下で濃縮した後、得られた残渣をエタノールから再結晶し、標記化合物を得た。
1H NMR (DMSO-d6, δ ppm): 2.95-3.16 (m, 4H), 3.78 (s, 3H), 4.02 (s, 3H), 4.24 (s, 2H), 6.91 (dd, J = 7.3 Hz, 7.5 Hz, 1H), 6.99 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 7.15-7.32 (m, 2H), 7.29 (s, 1H), 7.40 (s, 1H), 7.41-7.56 (m, 3H), 7.51 (s, 1H), 7.92 (d, J = 7.1 Hz, 2H), 9.33 (brs, 1H).
APCIMS m/z: [M + H]+ 388.
7−メトキシ−2−フェニル−5−{N−[2−(2−チエニル)エチル]アミノメチル}ベンゾフラン・1塩酸塩(化合物235)
参考例39で得られた5−ホルミル−7−メトキシ−2−フェニルベンゾフラン (0.151 g, 0.600 mmol) を用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを2−(2−チエニル)エチルアミンに換えて同様に処理することにより、7−メトキシ−2−フェニル−5−{N−[2−(2−チエニル)エチル]アミノメチル}ベンゾフラン (0.210 g, 0.578 mmol, 96%) を淡褐色油状物として得た。これを酢酸エチルに溶解し、4 mol/L塩酸の酢酸エチル溶液を加えて、減圧下で濃縮した後、得られた残渣をエタノールから再結晶し、標記化合物を得た。
1H NMR (DMSO-d6, δ ppm): 3.12-3.32 (m, 4H), 4.02 (s, 3H), 4.25 (s, 2H), 6.95-7.04 (m, 2H), 7.32 (s, 1H), 7.38-7.48 (m, 3H), 7.48-7.57 (m, 3H), 7.92 (d, J = 7.5 Hz, 2H), 9.55 (brs, 1H).
APCIMS m/z: [M + H]+ 364.
5−[N−(インダン−1−イル)アミノメチル]−7−メトキシ−2−フェニルベンゾフラン・1フマル酸塩(化合物236)
参考例39で得られた5−ホルミル−7−メトキシ−2−フェニルベンゾフラン (0.147 g, 0.582 mmol) を用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンをインダン−1−イルアミンに換えて同様に処理することにより、5−[N−(インダン−1−イル)アミノメチル]−7−メトキシ−2−フェニルベンゾフラン (0.210 g, 0.568 mmol, 98%) を淡褐色油状物として得た。これを酢酸エチルに溶解し、フマル酸を加えて、減圧下で濃縮した後、得られた残渣をエタノールから再結晶し、標記化合物を得た。
1H NMR (DMSO-d6, δ ppm): 2.00-2.19 (m, 1H), 2.33-2.47 (m, 1H), 2.72-2.88 (m, 1H), 2.98-3.10 (m, 1H), 3.98 (s, 3H), 4.06 (s, 2H), 4.48 (dd, J = 6.4 Hz, 6.8 Hz, 1H), 6.55 (s, 2H), 7.13 (s, 1H), 7.18-7.32 (m, 4H), 7.36-7.46 (m, 2H), 7.47-7.60 (m, 3H), 7.91 (d, J = 7.3 Hz, 2H).
APCIMS m/z: [M + H]+ 370.
5−[N−(インダン−2−イル)アミノメチル]−7−メトキシ−2−フェニルベンゾフラン・1塩酸塩(化合物237)
参考例39で得られた5−ホルミル−7−メトキシ−2−フェニルベンゾフラン (0.145 g, 0.576 mmol) を用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンをインダン−2−イルアミンに換えて同様に処理することにより、5−[N−(インダン−2−イル)アミノメチル]−7−メトキシ−2−フェニルベンゾフラン (0.210 g, 0.568 mmol, 99%) を淡褐色油状物として得た。これを酢酸エチルに溶解し、4 mol/L塩酸の酢酸エチル溶液を加えて、減圧下で濃縮した後、得られた残渣をエタノールから再結晶し、標記化合物を得た。
1H NMR (DMSO-d6, δ ppm): 3.20-3.40 (m, 4H), 4.03 (s, 3H), 4.02-4.05 (m, 1H), 4.30 (s, 2H), 7.16-7.32 (m, 4H), 7.38-7.56 (m, 6H), 7.93 (d, J = 7.1 Hz, 2H), 9.80 (s, 1H).
APCIMS m/z: [M + H]+ 370.
5−(7,8−ジメトキシ−1,2,4,5−テトラヒドロ−3H−3−ベンゾアゼピン−3−イルメチル)−7−メトキシ−2−フェニルベンゾフラン・1塩酸塩(化合物238)
参考例39で得られた5−ホルミル−7−メトキシ−2−フェニルベンゾフラン (0.068 g, 0.27 mmol) を用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを7,8−ジメトキシ−1,2,4,5−テトラヒドロ−3H−3−ベンゾアゼピンに換えて同様に処理することにより、5−(7,8−ジメトキシ−1,2,4,5−テトラヒドロ−3H−3−ベンゾアゼピン−3−イルメチル)−7−メトキシ−2−フェニルベンゾフラン (0.0991 g, 0.223 mmol, 83%) を淡褐色油状物として得た。これを酢酸エチルに溶解し、4 mol/L塩酸の酢酸エチル溶液を加えて、減圧下で濃縮した後、得られた残渣をエタノールから再結晶し、標記化合物を得た。
1H NMR (DMSO-d6, δ ppm): 2.80-3.00 (m, 4H), 3.30-3.43 (m, 2H), 3.50-3.65 (m, 2H), 3.71 (s, 6H), 4.04 (s, 3H), 4.35-4.50 (m, 2H), 6.82 (s, 2H), 7.35-7.60 (m, 6H), 7.92 (d, J = 7.8 Hz, 2H), 11.21 (brs, 1H).
APCIMS m/z: [M + H]+ 370.
5−(6,8−ジメトキシ−1,2,4,5−テトラヒドロ−3H−3−ベンゾアゼピン−3−イルメチル)−7−メトキシ−2−フェニルベンゾフラン・1塩酸塩(化合物239)
参考例39で得られた5−ホルミル−7−メトキシ−2−フェニルベンゾフラン (0.107 g, 0.424 mmol) を用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを6,8−ジメトキシ−1,2,4,5−テトラヒドロ−3H−3−ベンゾアゼピンに換えて同様に処理することにより、5−(6,8−ジメトキシ−1,2,4,5−テトラヒドロ−3H−3−ベンゾアゼピン−3−イルメチル)−7−メトキシ−2−フェニルベンゾフラン (0.121 g, 0.273 mmol, 64%) を淡褐色油状物として得た。これを酢酸エチルに溶解し、4 mol/L塩酸の酢酸エチル溶液を加えて、減圧下で濃縮した後、得られた残渣をアセトンから再結晶し、標記化合物を得た。
1H NMR (DMSO-d6, δ ppm): 2.74-3.04 (m, 4H), 3.27-3.50 (m, 2H), 3.53-3.68 (m, 2H), 3.73 (s, 3H), 3.75 (s, 3H), 4.03 (s, 3H), 4.36-4.46 (m, 2H), 6.41 (d, J = 2.2 Hz, 1H), 6.47 (d, J = 2.2 Hz, 1H), 7.34-7.58 (m, 6H), 7.92 (d, J = 7.0 Hz, 2H), 11.08 (brs, 1H).
APCIMS m/z: [M + H]+ 444.
7−メトキシ−5−(7−メトキシ−1,2,4,5−テトラヒドロ−3H−3−ベンゾアゼピン−3−イルメチル)−2−フェニルベンゾフラン・1塩酸塩(化合物240)
参考例39で得られた5−ホルミル−7−メトキシ−2−フェニルベンゾフラン (0.106 g, 0.414 mmol) を用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを7−メトキシ−1,2,4,5−テトラヒドロ−3H−3−ベンゾアゼピンに換えて同様に処理することにより、7−メトキシ−5−(7−メトキシ−1,2,4,5−テトラヒドロ−3H−3−ベンゾアゼピン−3−イルメチル)−2−フェニルベンゾフラン (0.158 g, 0.382 mmol, 91%) を淡褐色油状物として得た。これを酢酸エチルに溶解し、4 mol/L塩酸の酢酸エチル溶液を加えて、減圧下で濃縮した後、得られた残渣をエタノールから再結晶し、標記化合物を得た。
1H NMR (DMSO-d6, δ ppm): 2.80-3.05 (m, 4H), 3.30-3.68 (m, 4H), 3.72 (s, 3H), 4.04 (s, 3H), 4.38-4.50 (m, 2H), 6.74 (dd, J = 2.4 Hz, 8.1 Hz,1H), 6.79 (d, J = 2.4 Hz, 1H), 7.10 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 7.38-7.59 (m, 6H), 7.92 (d, J = 7.3 Hz, 2H), 11.32 (brs, 1H).
APCIMS m/z: [M + H]+ 444.
7−メトキシ−2−フェニル−5−(1,3,4,5−テトラヒドロ−2H−2−ベンゾアゼピン−2−イルメチル)ベンゾフラン(化合物241)
参考例39で得られた5−ホルミル−7−メトキシ−2−フェニルベンゾフラン (0.116 g, 0.459 mmol) を用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを1,3,4,5−テトラヒドロ−2H−2−ベンゾアゼピンに換えて同様に処理することにより、標記化合物 (0.162 g, 0.424 mmol, 92%) を淡褐色油状物として得た。
1H NMR (CDCl3, δ ppm): 1.73-1.86 (m, 2H), 2.90-2.97 (m, 2H), 3.15-3.21 (m, 2H), 3.60 (s, 2H), 3.92 (s, 2H), 4.03 (s, 3H), 6.85 (s, 1H), 6.96 (s, 1H), 6.94-6.98 (m, 1H), 7.05 (s, 1H), 7.06-7.20 (m, 3H), 7.30-7.36 (m, 1H), 7.40-7.47 (m, 2H), 7.80-7.95 (m, 2H).
APCIMS m/z: [M + H]+ 384.
5−(7,8−ジメトキシ−1,3,4,5−テトラヒドロ−2H−2−ベンゾアゼピン−2−イルメチル)−7−メトキシ−2−フェニルベンゾフラン(化合物242)
参考例39で得られた5−ホルミル−7−メトキシ−2−フェニルベンゾフラン (0.103 g, 0.407 mmol) を用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを7,8−ジメトキシ−1,3,4,5−テトラヒドロ−2H−2−ベンゾアゼピンに換えて同様に処理することにより、標記化合物 (0.118 g, 0.267 mmol, 66%) を淡褐色油状物として得た。
1H NMR (CDCl3, δ ppm): 1.73-1.90 (m, 2H), 2.84-2.94 (m, 2H), 3.14-3.26 (m, 2H), 3.61 (s, 2H), 3.76 (s, 3H), 3.85 (s, 2H), 3.89 (s, 3H), 4.04 (s, 3H), 6.43 (s, 1H), 6.71 (s, 1H), 6.87 (s, 1H), 6.94 (s, 1H), 7.04 (s, 1H), 7.30-7.40 (m, 1H), 7.41-7.50 (m, 2H), 7.86-7.94 (m, 2H).
APCIMS m/z: [M + H]+ 444.
7−メトキシ−5−(8−メトキシ−1,3,4,5−テトラヒドロ−2H−2−ベンゾアゼピン−2−イルメチル)−2−フェニルベンゾフラン(化合物243)
参考例39で得られた5−ホルミル−7−メトキシ−2−フェニルベンゾフラン (0.112 g, 0.443 mmol) を用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを8−メトキシ−1,3,4,5−テトラヒドロ−2H−2−ベンゾアゼピンに換えて同様に処理することにより、標記化合物 (0.147 g, 0.355 mmol, 80%) を淡褐色油状物として得た。
1H NMR (CDCl3, δ ppm): 1.70-1.85 (m, 2H), 2.82-2.96 (m, 2H), 3.11-3.22 (m, 2H), 3.61 (s, 2H), 3.74 (s, 3H), 3.89 (s, 2H), 4.03 (s, 3H), 6.53 (d, J = 2.7 Hz, 1H), 6.70 (dd, J = 2.7 Hz, 8.0 Hz, 1H), 6.85 (s, 1H), 6.95 (s, 1H), 7.06 (s, 1H), 7.08 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 7.30-7.39 (m, 1H), 7.40-7.50 (m, 2H), 7.86-7.92 (m, 2H).
APCIMS m/z: [M + H]+ 414.
7−メトキシ−5−(7−メトキシ−1,3,4,5−テトラヒドロ−2H−2−ベンゾアゼピン−2−イルメチル)−2−フェニルベンゾフラン(化合物244)
参考例39で得られた5−ホルミル−7−メトキシ−2−フェニルベンゾフラン (0.131 g, 0.521 mmol) を用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを7−メトキシ−1,3,4,5−テトラヒドロ−2H−2−ベンゾアゼピンに換えて同様に処理することにより、標記化合物 (0.150 g, 0.362 mmol, 70%) を淡褐色油状物として得た。
1H NMR (CDCl3, δ ppm): 1.58-1.85 (m, 2H), 2.84-2.94 (m, 2H), 3.08-3.20 (m, 2H), 3.58 (s, 2H), 3.80 (s, 3H), 3.87 (s, 2H), 4.03 (s, 3H), 6.62 (dd, J = 2.6 Hz, 8.0 Hz, 1H), 6.74 (d, J = 2.6 Hz, 1H), 6.85 (s, 1H), 6.88 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 6.96 (s, 1H), 7.05 (s, 1H), 7.29-7.37 (m, 1H), 7.39-7.48 (m, 2H), 7.85-7.92 (m, 2H).
APCIMS m/z: [M + H]+ 414.
5−(5,6−ジメトキシイソインドリン−2−イルメチル)−7−メトキシ−2−フェニルベンゾフラン(化合物245)
参考例39で得られた5−ホルミル−7−メトキシ−2−フェニルベンゾフラン (0.132 g, 0.524 mmol) を用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを5,6−ジメトキシイソインドリンに換えて同様に処理することにより、標記化合物 (0.148 g, 0.355 mmol, 68%) を淡褐色油状物として得た。
1H NMR (CDCl3, δ ppm): 3.84 (s, 6H), 3.92 (s, 4H), 3.97 (s, 2H), 4.06 (s, 3H), 6.74 (s, 2H), 6.94 (s, 1H), 6.98 (s, 1H), 7.19 (s, 1H), 7.30-7.39 (m, 1H), 7.40-7.48 (m, 2H), 7.85-7.92 (m, 2H).
APCIMS m/z: [M + H]+ 416.
7−メトキシ−2−(2−メチルフェニル)−5−(1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イルメチル)ベンゾフラン・1塩酸塩(化合物246)
参考例38で得られる5−ブロモ−2−ヒドロキシ−3−メトキシベンジルトリフェニルホスホニウムブロミド (2.10 g, 3.76 mmol) を用いて、参考例39の方法に準じて、ベンゾイルクロリドを2−メチルベンゾイルクロリドに換えて同様に処理することにより、5−ホルミル−7−メトキシ−2−(2−メチルフェニル)ベンゾフラン (0.560g,2.10 mmol, 56%) を白色粉末として得た。
得られた5−ホルミル−7−メトキシ−2−(2−メチルフェニル)ベンゾフラン (0.215 g, 0.806 mmol) を用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンに換えて同様に処理することにより、7−メトキシ−2−(2−メチルフェニル)−5−(1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イルメチル)ベンゾフラン (0.297 g, 0.774 mmol, 96%) を淡褐色油状物として得た。これを酢酸エチルに溶解し、4 mol/L塩酸の酢酸エチル溶液を加えて、減圧下で濃縮した後、得られた残渣をアセトンから再結晶し、標記化合物を得た。
1H NMR (DMSO-d6, δ ppm): 2.56 (s, 3H), 2.96-3.12 (m, 1H), 3.20-3.37 (m, 2H), 3.58-3.75 (m, 1H), 4.03 (s, 3H), 4.24-4.42 (m, 2H), 4.46-4.62 (m, 2H), 7.16-7.32 (m, 5H), 7.34-7.42 (m, 3H), 7.46-7.52 (m, 2H), 7.78-7.86 (m, 1H), 11.39 (brs, 1H).
APCIMS m/z: [M + H]+ 384.
7−メトキシ−2−(2−メチルフェニル)−5−{N−[2−(2−ピリジル)エチル]アミノメチル}ベンゾフラン・2塩酸塩(化合物247)
実施例246で得られた5−ホルミル−7−メトキシ−2−(2−メチルフェニル)ベンゾフラン (0.158 g, 0.594 mmol) を用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを2−(2−ピリジル)エチルアミンに換えて同様に処理することにより、7−メトキシ−2−(2−メチルフェニル)−5−{N−[2−(2−ピリジル)エチル]アミノメチル}ベンゾフラン (0.214 g, 0.575 mmol, 97%) を淡褐色油状物として得た。これを酢酸エチル に溶解し、4 mol/L塩酸の酢酸エチル溶液を加えて、減圧下で濃縮した後、得られた残渣をエタノールから再結晶し、標記化合物を得た。
1H NMR (DMSO-d6, δ ppm): 2.55 (s, 3H), 3.34-3.58 (m, 4H), 4.02 (s, 3H), 4.24-4.36 (brs, 2H), 7.23 (s, 1H), 7.32-7.42 (m, 4H), 7.46 (s, 1H), 7.70-7.92 (m, 3H), 8.30 (t, J = 7.9 Hz, 1H), 8.74 (d, J = 4.9 Hz, 1H), 9.84 (brs, 2H).
APCIMS m/z: [M + H]+ 373.
5−(6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イルメチル)−7−メトキシ−2−(2−メチルフェニル)ベンゾフラン・1フマル酸塩(化合物248)
実施例246で得られる5−ホルミル−7−メトキシ−2−(2−メチルフェニル)ベンゾフラン (0.222 g, 0.832 mmol) を用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンに換えて同様に処理することにより、5−(6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イルメチル)−7−メトキシ−2−(2−メチルフェニル)ベンゾフラン (0.351 g, 0.791 mmol, 95%) を淡褐色油状物として得た。これを酢酸エチルに溶解し、フマル酸を加えて、減圧下で濃縮した後、得られた残渣をエタノールから再結晶し、標記化合物を得た。
1H NMR (DMSO-d6, δ ppm): 2.54 (s, 3H), 2.76 (brs, 4H), 3.52 (s, 2H), 3.66 (s, 3H), 3.70 (s, 3H), 3.75 (s, 2H), 3.96 (s, 3H), 6.61 (s, 1H), 6.62 (s, 2H), 6.68 (s, 1H), 6.97 (s, 1H), 7.16 (s, 1H), 7.24 (s, 1H), 7.30-7.42 (m, 3H), 7.77-7.87 (m, 1H).
APCIMS m/z: [M + H]+ 444.
5−(6,7−ジメトキシ−1−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イルメチル)−7−メトキシ−2−(2−メトキシフェニル)ベンゾフラン(化合物249)
参考例43で得られた5−ホルミル−7−メトキシ−2−(2−メトキシフェニル)ベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを6,7−ジメトキシ−1−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 474.
5−(6,7−ジメトキシ−1−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イルメチル)−7−メトキシ−2−(3−メトキシフェニル)ベンゾフラン(化合物250)
参考例44で得られた5−ホルミル−7−メトキシ−2−(3−メトキシフェニル)ベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを6,7−ジメトキシ−1−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 474.
5−(6,7−ジメトキシ−1−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イルメチル)−7−メトキシ−2−(4−メトキシフェニル)ベンゾフラン(化合物251)
参考例45で得られた5−ホルミル−7−メトキシ−2−(4−メトキシフェニル)ベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを6,7−ジメトキシ−1−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 474.
5−(6,7−ジメトキシ−1−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イルメチル)−7−メトキシ−2−フェニルベンゾフラン(化合物252)
参考例39で得られる5−ホルミル−7−メトキシ−2−フェニルベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを6,7−ジメトキシ−1−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 444.
5−(6,7−ジメトキシ−1−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イルメチル)−2−(2−フルオロフェニル)−7−メトキシベンゾフラン(化合物253)
参考例46で得られた2−(2−フルオロフェニル)−5−ホルミル−7−メトキシベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを6,7−ジメトキシ−1−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 462.
5−(6,7−ジメトキシ−1−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イルメチル)−2−(3−フルオロフェニル)−7−メトキシベンゾフラン(化合物254)
参考例47で得られた2−(3−フルオロフェニル)−5−ホルミル−7−メトキシベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを6,7−ジメトキシ−1−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 462.
5−(6,7−ジメトキシ−1−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イルメチル)−2−(4−フルオロフェニル)−7−メトキシベンゾフラン(化合物255)
参考例48で得られた2−(4−フルオロフェニル)−5−ホルミル−7−メトキシベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを6,7−ジメトキシ−1−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 462.
2−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−(6,7−ジメトキシ−1−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イルメチル)−7−メトキシベンゾフラン(化合物256)
参考例52で得られた2−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−ホルミル−7−メトキシベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを6,7−ジメトキシ−1−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 480.
5−(6,7−ジメトキシ−1−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イルメチル)−2−(2−フリル)−7−メトキシベンゾフラン(化合物257)
参考例54で得られた5−ホルミル−2−(2−フリル)−7−メトキシベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを6,7−ジメトキシ−1−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 434.
5−(6,7−ジメトキシ−1−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イルメチル)−7−メトキシ−2−(2−ピリジル)ベンゾフラン(化合物258)
参考例40で得られた5−ホルミル−7−メトキシ−2−(2−ピリジル)ベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを6,7−ジメトキシ−1−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 445.
5−(6,7−ジメトキシ−1−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イルメチル)−7−メトキシ−2−(3−ピリジル)ベンゾフラン(化合物259)
参考例41で得られた5−ホルミル−7−メトキシ−2−(3−ピリジル)ベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを6,7−ジメトキシ−1−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 445.
5−(6,7−ジメトキシ−1−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イルメチル)−7−メトキシ−2−(4−ピリジル)ベンゾフラン(化合物260)
参考例42で得られた5−ホルミル−7−メトキシ−2−(4−ピリジル)ベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを6,7−ジメトキシ−1−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 445.
5−(6,7−ジメトキシ−1−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イルメチル)−7−メトキシ−2−[2−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゾフラン(化合物261)
参考例49で得られた5−ホルミル−7−メトキシ−2−[2−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを6,7−ジメトキシ−1−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 512.
5−(6,7−ジメトキシ−1−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イルメチル)−7−メトキシ−2−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゾフラン(化合物262)
参考例50で得られた5−ホルミル−7−メトキシ−2−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを6,7−ジメトキシ−1−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 512.
5−(6,7−ジメトキシ−1−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イルメチル)−7−メトキシ−2−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゾフラン(化合物263)
参考例51で得られた5−ホルミル−7−メトキシ−2−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを6,7−ジメトキシ−1−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 512.
5−(6,7−ジメトキシ−1−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イルメチル)−7−メトキシ−2−[4−(トリフルオロメトキシ)フェニル]ベンゾフラン(化合物264)
参考例53で得られた5−ホルミル−7−メトキシ−2−[4−(トリフルオロメトキシ)フェニル]ベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを6,7−ジメトキシ−1−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 528.
7−メトキシ−2−(2−メトキシフェニル)−5−(4−フェニルピペリジノメチル)ベンゾフラン(化合物265)
参考例43で得られる5−ホルミル−7−メトキシ−2−(2−メトキシフェニル)ベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを4−フェニルピペリジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 428.
7−メトキシ−2−(3−メトキシフェニル)−5−(4−フェニルピペリジノメチル)ベンゾフラン(化合物266)
参考例44で得られる5−ホルミル−7−メトキシ−2−(3−メトキシフェニル)ベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを4−フェニルピペリジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 428.
7−メトキシ−2−(4−メトキシフェニル)−5−(4−フェニルピペリジノメチル)ベンゾフラン(化合物267)
参考例45で得られる5−ホルミル−7−メトキシ−2−(4−メトキシフェニル)ベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを4−フェニルピペリジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 428.
7−メトキシ−2−フェニル−5−(4−フェニルピペリジノメチル)ベンゾフラン(化合物268)
参考例39で得られる5−ホルミル−7−メトキシ−2−フェニルベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを4−フェニルピペリジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 398.
2−(2−フルオロフェニル)−7−メトキシ−5−(4−フェニルピペリジノメチル)ベンゾフラン(化合物269)
参考例46で得られる2−(2−フルオロフェニル)−5−ホルミル−7−メトキシベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを4−フェニルピペリジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 416.
2−(3−フルオロフェニル)−7−メトキシ−5−(4−フェニルピペリジノメチル)ベンゾフラン(化合物270)
参考例47で得られる2−(3−フルオロフェニル)−5−ホルミル−7−メトキシベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを4−フェニルピペリジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 416.
2−(4−フルオロフェニル)−7−メトキシ−5−(4−フェニルピペリジノメチル)ベンゾフラン(化合物271)
参考例48で得られる2−(4−フルオロフェニル)−5−ホルミル−7−メトキシベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを4−フェニルピペリジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 416.
2−(2,6−ジフルオロフェニル)−7−メトキシ−5−(4−フェニルピペリジノメチル)ベンゾフラン(化合物272)
参考例52で得られる2−(2,6−ジフルオロフェニル)−4−ホルミル−7−メトキシベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを4−フェニルピペリジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 434.
2−(2−フリル)−7−メトキシ−5−(4−フェニルピペリジノメチル)ベンゾフラン(化合物273)
参考例54で得られる5−ホルミル−2−(2−フリル)−7−メトキシベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを4−フェニルピペリジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 388.
7−メトキシ−5−(4−フェニルピペリジノメチル)−2−(2−ピリジル)ベンゾフラン(化合物274)
参考例40で得られる5−ホルミル−7−メトキシ−2−(2−ピリジル)ベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを4−フェニルピペリジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 399.
7−メトキシ−5−(4−フェニルピペリジノメチル)−2−(3−ピリジル)ベンゾフラン(化合物275)
参考例41で得られる5−ホルミル−7−メトキシ−2−(3−ピリジル)ベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを4−フェニルピペリジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 399.
7−メトキシ−5−(4−フェニルピペリジノメチル)−2−(4−ピリジル)ベンゾフラン(化合物276)
参考例42で得られる5−ホルミル−7−メトキシ−2−(4−ピリジル)ベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを4−フェニルピペリジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 399.
7−メトキシ−5−(4−フェニルピペリジノメチル)−2−[2−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゾフラン(化合物277)
参考例49で得られる5−ホルミル−7−メトキシ−2−[2−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを4−フェニルピペリジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 466.
7−メトキシ−5−(4−フェニルピペリジノメチル)−2−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゾフラン(化合物278)
参考例50で得られる5−ホルミル−7−メトキシ−2−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを4−フェニルピペリジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 466.
7−メトキシ−5−(4−フェニルピペリジノメチル)−2−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゾフラン(化合物270)
参考例51で得られる5−ホルミル−7−メトキシ−2−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを4−フェニルピペリジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 466.
7−メトキシ−5−(4−フェニルピペリジノメチル)−2−[4−(トリフルオロメトキシ)フェニル]ベンゾフラン(化合物280)
参考例53で得られる5−ホルミル−7−メトキシ−2−[4−(トリフルオロメトキシ)フェニル]ベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを4−フェニルピペリジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 482.
7−メトキシ−2−(2−メトキシフェニル)−5−(1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イルメチル)ベンゾフラン(化合物281)
参考例43で得られる5−ホルミル−7−メトキシ−2−(2−メトキシフェニル)ベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 400.
7−メトキシ−2−(3−メトキシフェニル)−5−(1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イルメチル)ベンゾフラン(化合物282)
参考例44で得られる5−ホルミル−7−メトキシ−2−(3−メトキシフェニル)ベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 400.
7−メトキシ−2−(4−メトキシフェニル)−5−(1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イルメチル)ベンゾフラン(化合物283)
参考例45で得られる5−ホルミル−7−メトキシ−2−(4−メトキシフェニル)ベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 400.
7−メトキシ−2−フェニル−5−(1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イルメチル)ベンゾフラン(化合物284)
参考例39で得られる5−ホルミル−7−メトキシ−2−フェニルベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 370.
2−(2−フルオロフェニル)−7−メトキシ−5−(1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イルメチル)ベンゾフラン(化合物285)
参考例46で得られる2−(2−フルオロフェニル)−5−ホルミル−7−メトキシベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 388.
2−(3−フルオロフェニル)−7−メトキシ−5−(1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イルメチル)ベンゾフラン(化合物286)
参考例47で得られる2−(3−フルオロフェニル)−5−ホルミル−7−メトキシベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 388.
2−(4−フルオロフェニル)−7−メトキシ−5−(1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イルメチル)ベンゾフラン(化合物287)
参考例48で得られる2−(4−フルオロフェニル)−5−ホルミル−7−メトキシベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 388.
2−(2,6−ジフルオロフェニル)−7−メトキシ−5−(1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イルメチル)ベンゾフラン(化合物288)
参考例52で得られる2−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−ホルミル−7−メトキシベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 406.
2−(2−フリル)−7−メトキシ−5−(1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イルメチル)ベンゾフラン(化合物289)
参考例54で得られる5−ホルミル−2−(2−フリル)−7−メトキシベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 360.
7−メトキシ−2−(2−ピリジル)−5−(1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イルメチル)ベンゾフラン(化合物290)
参考例40で得られる5−ホルミル−7−メトキシ−2−(2−ピリジル)ベンゾフラン を用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 371.
7−メトキシ−2−(3−ピリジル)−5−(1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イルメチル)ベンゾフラン(化合物291)
参考例41で得られる5−ホルミル−7−メトキシ−2−(3−ピリジル)ベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 371.
7−メトキシ−2−(4−ピリジル)−5−(1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イルメチル)ベンゾフラン(化合物292)
参考例42で得られる5−ホルミル−7−メトキシ−2−(4−ピリジル)ベンゾフラン を用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 371.
7−メトキシ−5−(1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イルメチル)−2−[2−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゾフラン(化合物293)
参考例49で得られる5−ホルミル−7−メトキシ−2−[2−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 438.
7−メトキシ−5−(1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イルメチル)−2−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゾフラン(化合物294)
参考例50で得られる5−ホルミル−7−メトキシ−2−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 438.
7−メトキシ−5−(1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イルメチル)−2−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゾフラン(化合物295)
参考例51で得られる5−ホルミル−7−メトキシ−2−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 438.
7−メトキシ−5−(1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イルメチル)−2−[4−(トリフルオロメトキシ)フェニル]ベンゾフラン(化合物296)
参考例53で得られる5−ホルミル−7−メトキシ−2−[4−(トリフルオロメトキシ)フェニル]ベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 454.
5−(6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イルメチル)−7−メトキシ−2−(2−メトキシフェニル)ベンゾフラン(化合物297)
参考例43で得られる5−ホルミル−7−メトキシ−2−(2−メトキシフェニル)ベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 460.
5−(6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イルメチル)−7−メトキシ−2−(3−メトキシフェニル)ベンゾフラン(化合物298)
参考例44で得られる5−ホルミル−7−メトキシ−2−(3−メトキシフェニル)ベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 460.
5−(6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イルメチル)−7−メトキシ−2−(4−メトキシフェニル)ベンゾフラン(化合物299)
参考例45で得られる5−ホルミル−7−メトキシ−2−(4−メトキシフェニル)ベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 460.
5−(6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イルメチル)−7−メトキシ−2−フェニルベンゾフラン(化合物300)
参考例39で得られる5−ホルミル−7−メトキシ−2−フェニルベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 430.
5−(6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イルメチル)−2−(2−フルオロフェニル)−7−メトキシベンゾフラン(化合物301)
参考例46で得られる2−(2−フルオロフェニル)−5−ホルミル−7−メトキシベンゾフラン (0.169 g, 0.626 mmol) を用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 448.
5−(6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イルメチル)−2−(3−フルオロフェニル)−7−メトキシベンゾフラン(化合物302)
参考例47で得られる2−(3−フルオロフェニル)−5−ホルミル−7−メトキシベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 448.
5−(6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イルメチル)−2−(4−フルオロフェニル)−7−メトキシベンゾフラン(化合物303)
参考例48で得られる2−(4−フルオロフェニル)−5−ホルミル−7−メトキシベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 448.
2−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−(6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イルメチル)−7−メトキシベンゾフラン(化合物304)
参考例52で得られる2−(2,6−ジフルオロフェニル)−4−ホルミル−7−メトキシベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 466.
5−(6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イルメチル)−2−(2−フリル)−7−メトキシベンゾフラン(化合物305)
参考例54で得られる5−ホルミル−2−(2−フリル)−7−メトキシベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 420.
5−(6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イルメチル)−7−メトキシ−2−(2−ピリジル)ベンゾフラン(化合物306)
参考例40で得られる5−ホルミル−7−メトキシ−2−(2−ピリジル)ベンゾフラン を用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 431.
5−(6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イルメチル)−7−メトキシ−2−(3−ピリジル)ベンゾフラン(化合物307)
参考例41で得られる5−ホルミル−7−メトキシ−2−(3−ピリジル)ベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 431.
5−(6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イルメチル)−7−メトキシ−2−(4−ピリジル)ベンゾフラン(化合物308)
参考例42で得られる5−ホルミル−7−メトキシ−2−(4−ピリジル)ベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 431.
5−(6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イルメチル)−7−メトキシ−2−[2−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゾフラン(化合物309)
参考例49で得られる5−ホルミル−7−メトキシ−2−[2−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 498.
5−(6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イルメチル)−7−メトキシ−2−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゾフラン(化合物310)
参考例50で得られる5−ホルミル−7−メトキシ−2−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 498.
5−(6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イルメチル)−7−メトキシ−2−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゾフラン(化合物311)
参考例51で得られる5−ホルミル−7−メトキシ−2−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 498.
5−(6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イルメチル)−7−メトキシ−2−[4−(トリフルオロメトキシ)フェニル]ベンゾフラン(化合物312)
参考例53で得られる5−ホルミル−7−メトキシ−2−[4−(トリフルオロメトキシ)フェニル]ベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを6,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 514.
7−メトキシ−2−(2−メトキシフェニル)−5−(4−フェニルピペラジン−1−イルメチル)ベンゾフラン(化合物313)
参考例43で得られる5−ホルミル−7−メトキシ−2−(2−メトキシフェニル)ベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを1−フェニルピペラジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 429.
7−メトキシ−2−(3−メトキシフェニル)−5−(4−フェニルピペラジン−1−イルメチル)ベンゾフラン(化合物314)
参考例44で得られる5−ホルミル−7−メトキシ−2−(3−メトキシフェニル)ベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを1−フェニルピペラジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 429.
7−メトキシ−2−(4−メトキシフェニル)−5−(4−フェニルピペラジン−1−イルメチル)ベンゾフラン(化合物315)
参考例45で得られる5−ホルミル−7−メトキシ−2−(4−メトキシフェニル)ベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを1−フェニルピペラジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 429.
7−メトキシ−2−フェニル−5−(4−フェニルピペラジン−1−イルメチル)ベンゾフラン(化合物316)
参考例39で得られる5−ホルミル−7−メトキシ−2−フェニルベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを1−フェニルピペラジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 399.
2−(2−フルオロフェニル)−7−メトキシ−5−(4−フェニルピペラジン−1−イルメチル)ベンゾフラン(化合物317)
参考例46で得られる2−(2−フルオロフェニル)−5−ホルミル−7−メトキシベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを1−フェニルピペラジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 417.
2−(3−フルオロフェニル)−7−メトキシ−5−(4−フェニルピペラジン−1−イルメチル)ベンゾフラン(化合物318)
参考例47で得られる2−(3−フルオロフェニル)−5−ホルミル−7−メトキシベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを1−フェニルピペラジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 417.
2−(4−フルオロフェニル)−7−メトキシ−5−(4−フェニルピペラジン−1−イルメチル)ベンゾフラン(化合物319)
参考例48で得られる2−(4−フルオロフェニル)−5−ホルミル−7−メトキシベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを1−フェニルピペラジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 417.
2−(2,6−ジフルオロフェニル)−7−メトキシ−5−(4−フェニルピペラジン−1−イルメチル)ベンゾフラン(化合物320)
参考例52で得られる2−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−ホルミル−7−メトキシベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを1−フェニルピペラジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 435.
2−(2−フリル)−7−メトキシ−5−(4−フェニルピペラジン−1−イルメチル)ベンゾフラン(化合物321)
参考例54で得られる5−ホルミル−2−(2−フリル)−7−メトキシベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを1−フェニルピペラジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 389.
7−メトキシ−5−(4−フェニルピペラジン−1−イルメチル)−2−(2−ピリジル)ベンゾフラン(化合物322)
参考例40で得られる5−ホルミル−7−メトキシ−2−(2−ピリジル)ベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを1−フェニルピペラジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 400.
7−メトキシ−5−(4−フェニルピペラジン−1−イルメチル)−2−(3−ピリジル)ベンゾフラン(化合物323)
参考例41で得られる5−ホルミル−7−メトキシ−2−(3−ピリジル)ベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを1−フェニルピペラジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 400.
7−メトキシ−5−(4−フェニルピペラジン−1−イルメチル)−2−(4−ピリジル)ベンゾフラン(化合物324)
参考例42で得られる5−ホルミル−7−メトキシ−2−(4−ピリジル)ベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを1−フェニルピペラジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 400.
7−メトキシ−5−(4−フェニルピペラジン−1−イルメチル)−2−[2−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゾフラン(化合物325)
参考例49で得られた5−ホルミル−7−メトキシ−2−[2−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを1−フェニルピペラジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 467.
7−メトキシ−5−(4−フェニルピペラジン−1−イルメチル)−2−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゾフラン(化合物326)
参考例50で得られる5−ホルミル−7−メトキシ−2−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを1−フェニルピペラジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 467.
7−メトキシ−5−(4−フェニルピペラジン−1−イルメチル)−2−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゾフラン(化合物327)
参考例51で得られる5−ホルミル−7−メトキシ−2−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを1−フェニルピペラジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 467.
7−メトキシ−5−(4−フェニルピペラジン−1−イルメチル)−2−[4−(トリフルオロメトキシ)フェニル]ベンゾフラン(化合物328)
参考例53で得られる5−ホルミル−7−メトキシ−2−[4−(トリフルオロメトキシ)フェニル]ベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを1−フェニルピペラジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 483.
5−[4−(2−フルオロフェニル)ピペラジン−1−イルメチル]−7−メトキシ−2−(2−メトキシフェニル)ベンゾフラン(化合物329)
参考例43で得られる5−ホルミル−7−メトキシ−2−(2−メトキシフェニル)ベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを1−(2−フルオロフェニル)ピペラジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 447.
5−[4−(2−フルオロフェニル)ピペラジン−1−イルメチル]−7−メトキシ−2−(3−メトキシフェニル)ベンゾフラン(化合物330)
参考例44で得られる5−ホルミル−7−メトキシ−2−(3−メトキシフェニル)ベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを1−(2−フルオロフェニル)ピペラジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 447.
5−[4−(2−フルオロフェニル)ピペラジン−1−イルメチル]−7−メトキシ−2−(4−メトキシフェニル)ベンゾフラン(化合物331)
参考例45で得られる5−ホルミル−7−メトキシ−2−(4−メトキシフェニル)ベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを1−(2−フルオロフェニル)ピペラジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 447.
5−[4−(2−フルオロフェニル)ピペラジン−1−イルメチル]−7−メトキシ−2−フェニルベンゾフラン(化合物332)
参考例39で得られる5−ホルミル−7−メトキシ−2−フェニルベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを1−(2−フルオロフェニル)ピペラジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 417.
2−(2−フルオロフェニル)−5−[4−(2−フルオロフェニル)ピペラジン−1−イルメチル]−7−メトキシベンゾフラン(化合物333)
参考例46で得られる2−(2−フルオロフェニル)−5−ホルミル−7−メトキシベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを1−(2−フルオロフェニル)ピペラジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 435.
2−(3−フルオロフェニル)−5−[4−(2−フルオロフェニル)ピペラジン−1−イルメチル]−7−メトキシベンゾフラン(化合物334)
参考例47で得られる2−(3−フルオロフェニル)−5−ホルミル−7−メトキシベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを1−(2−フルオロフェニル)ピペラジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 435.
2−(4−フルオロフェニル)−5−[4−(2−フルオロフェニル)ピペラジン−1−イルメチル]−7−メトキシベンゾフラン(化合物335)
参考例48で得られる2−(4−フルオロフェニル)−5−ホルミル−7−メトキシベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを1−(2−フルオロフェニル)ピペラジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 435.
2−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−[4−(2−フルオロフェニル)ピペラジン−1−イルメチル]−7−メトキシベンゾフラン(化合物336)
参考例52で得られる2−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−ホルミル−7−メトキシベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを1−(2−フルオロフェニル)ピペラジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 453.
5−[4−(2−フルオロフェニル)ピペラジン−1−イルメチル]−2−(2−フリル)−7−メトキシベンゾフラン(化合物337)
参考例54で得られる5−ホルミル−2−(2−フリル)−7−メトキシベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを1−(2−フルオロフェニル)ピペラジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 407.
5−[4−(2−フルオロフェニル)ピペラジン−1−イルメチル]−7−メトキシ−2−(2−ピリジル)ベンゾフラン(化合物338)
参考例40で得られる5−ホルミル−7−メトキシ−2−(2−ピリジル)ベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを1−(2−フルオロフェニル)ピペラジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 418.
5−[4−(2−フルオロフェニル)ピペラジン−1−イルメチル]−7−メトキシ−2−(3−ピリジル)ベンゾフラン(化合物339)
参考例41で得られる5−ホルミル−7−メトキシ−2−(3−ピリジル)ベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを1−(2−フルオロフェニル)ピペラジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 418.
5−[4−(2−フルオロフェニル)ピペラジン−1−イルメチル]−7−メトキシ−2−(4−ピリジル)ベンゾフラン(化合物340)
参考例42で得られる5−ホルミル−7−メトキシ−2−(4−ピリジル)ベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを1−(2−フルオロフェニル)ピペラジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 418.
5−[4−(2−フルオロフェニル)ピペラジン−1−イルメチル]−7−メトキシ−2−[2−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゾフラン(化合物341)
参考例49で得られる5−ホルミル−7−メトキシ−2−[2−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを1−(2−フルオロフェニル)ピペラジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 485.
5−[4−(2−フルオロフェニル)ピペラジン−1−イルメチル]−7−メトキシ−2−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゾフラン(化合物342)
参考例50で得られる5−ホルミル−7−メトキシ−2−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを1−(2−フルオロフェニル)ピペラジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 485.
5−[4−(2−フルオロフェニル)ピペラジン−1−イルメチル]−7−メトキシ−2−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゾフラン(化合物343)
参考例51で得られる5−ホルミル−7−メトキシ−2−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを1−(2−フルオロフェニル)ピペラジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 485.
5−[4−(2−フルオロフェニル)ピペラジン−1−イルメチル]−7−メトキシ−2−[4−(トリフルオロメトキシ)フェニル]ベンゾフラン(化合物344)
参考例53で得られる5−ホルミル−7−メトキシ−2−[4−(トリフルオロメトキシ)フェニル]ベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを1−(2−フルオロフェニル)ピペラジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 501.
7−メトキシ−2−(2−メトキシフェニル)−5−(4−フェニル−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−1−イルメチル)ベンゾフラン(化合物345)
参考例43で得られる5−ホルミル−7−メトキシ−2−(2−メトキシフェニル)ベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを4−フェニル−1,2,3,6−テトラヒドロピリジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 426.
7−メトキシ−2−(3−メトキシフェニル)−5−(4−フェニル−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−1−イルメチル)ベンゾフラン(化合物346)
参考例44で得られる5−ホルミル−7−メトキシ−2−(3−メトキシフェニル)ベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを4−フェニル−1,2,3,6−テトラヒドロピリジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 426.
7−メトキシ−2−(4−メトキシフェニル)−5−(4−フェニル−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−1−イルメチル)ベンゾフラン(化合物347)
参考例45で得られる5−ホルミル−7−メトキシ−2−(4−メトキシフェニル)ベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを4−フェニル−1,2,3,6−テトラヒドロピリジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 426.
7−メトキシ−2−フェニル−5−(4−フェニル−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−1−イルメチル)ベンゾフラン(化合物348)
参考例39で得られる5−ホルミル−7−メトキシ−2−フェニルベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを4−フェニル−1,2,3,6−テトラヒドロピリジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 396.
2−(2−フルオロフェニル)−7−メトキシ−5−(4−フェニル−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−1−イルメチル)ベンゾフラン(化合物349)
参考例46で得られる2−(2−フルオロフェニル)−5−ホルミル−7−メトキシベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを4−フェニル−1,2,3,6−テトラヒドロピリジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 414.
2−(3−フルオロフェニル)−7−メトキシ−5−(4−フェニル−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−1−イルメチル)ベンゾフラン(化合物350)
参考例47で得られる2−(3−フルオロフェニル)−5−ホルミル−7−メトキシベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを4−フェニル−1,2,3,6−テトラヒドロピリジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 414.
2−(4−フルオロフェニル)−7−メトキシ−5−(4−フェニル−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−1−イルメチル)ベンゾフラン(化合物351)
参考例48で得られる2−(4−フルオロフェニル)−5−ホルミル−7−メトキシベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを4−フェニル−1,2,3,6−テトラヒドロピリジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 414.
2−(2,6−ジフルオロフェニル)−7−メトキシ−5−(4−フェニル−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−1−イルメチル)ベンゾフラン(化合物352)
参考例52で得られる2−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−ホルミル−7−メトキシベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを4−フェニル−1,2,3,6−テトラヒドロピリジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 432.
2−(2−フリル)−7−メトキシ−5−(4−フェニル−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−1−イルメチル)ベンゾフラン(化合物353)
参考例54で得られる5−ホルミル−2−(2−フリル)−7−メトキシベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを4−フェニル−1,2,3,6−テトラヒドロピリジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 386.
7−メトキシ−5−(4−フェニル−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−1−イルメチル)−2−(2−ピリジル)ベンゾフラン(化合物354)
参考例40で得られる5−ホルミル−7−メトキシ−2−(2−ピリジル)ベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを4−フェニル−1,2,3,6−テトラヒドロピリジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 397.
7−メトキシ−5−(4−フェニル−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−1−イルメチル)−2−(3−ピリジル)ベンゾフラン(化合物355)
参考例41で得られる5−ホルミル−7−メトキシ−2−(3−ピリジル)ベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを4−フェニル−1,2,3,6−テトラヒドロピリジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 397.
7−メトキシ−5−(4−フェニル−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−1−イルメチル)−2−(4−ピリジル)ベンゾフラン(化合物356)
参考例42で得られる5−ホルミル−7−メトキシ−2−(4−ピリジル)ベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを4−フェニル−1,2,3,6−テトラヒドロピリジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 397.
7−メトキシ−5−(4−フェニル−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−1−イルメチル)−2−[2−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゾフラン(化合物357)
参考例49で得られる5−ホルミル−7−メトキシ−2−[2−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを4−フェニル−1,2,3,6−テトラヒドロピリジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 464.
7−メトキシ−5−(4−フェニル−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−1−イルメチル)−2−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゾフラン(化合物358)
参考例50で得られる5−ホルミル−7−メトキシ−2−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを4−フェニル−1,2,3,6−テトラヒドロピリジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 464.
7−メトキシ−5−(4−フェニル−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−1−イルメチル)−2−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゾフラン(化合物359)
参考例51で得られる5−ホルミル−7−メトキシ−2−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを4−フェニル−1,2,3,6−テトラヒドロピリジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 464.
7−メトキシ−5−(4−フェニル−1,2,3,6−テトロヒドロピリジン−1−イルメチル)−2−[4−(トリフルオロメトキシ)フェニル]ベンゾフラン(化合物360)
参考例53で得られる5−ホルミル−7−メトキシ−2−[4−(トリフルオロメトキシ)フェニル]ベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを4−フェニル−1,2,3,6−テトラヒドロピリジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 480.
5−[4−(4−フルオロフェニル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−1−イルメチル]−7−メトキシ−2−(2−メトキシフェニル)ベンゾフラン(化合物361)
参考例43で得られる5−ホルミル−7−メトキシ−2−(2−メトキシフェニル)ベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを4−(4−フルオロフェニル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 444.
5−[4−(4−フルオロフェニル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−1−イルメチル]−7−メトキシ−2−(3−メトキシフェニル)ベンゾフラン(化合物362)
参考例44で得られる5−ホルミル−7−メトキシ−2−(3−メトキシフェニル)ベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを4−(4−フルオロフェニル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 444.
5−[4−(4−フルオロフェニル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−1−イルメチル]−7−メトキシ−2−(4−メトキシフェニル)ベンゾフラン(化合物363)
参考例45で得られる5−ホルミル−7−メトキシ−2−(4−メトキシフェニル)ベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを4−(4−フルオロフェニル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 444.
5−[4−(4−フルオロフェニル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−1−イルメチル]−7−メトキシ−2−フェニルベンゾフラン(化合物364)
参考例39で得られる5−ホルミル−7−メトキシ−2−フェニルベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを4−(4−フルオロフェニル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 414.
2−(2−フルオロフェニル)−5−[4−(4−フルオロフェニル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−1−イルメチル]−7−メトキシベンゾフラン(化合物365)
参考例46で得られる2−(2−フルオロフェニル)−5−ホルミル−7−メトキシベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを4−(4−フルオロフェニル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 432.
2−(3−フルオロフェニル)−5−[4−(4−フルオロフェニル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−1−イルメチル]−7−メトキシベンゾフラン(化合物366)
参考例47で得られる2−(3−フルオロフェニル)−5−ホルミル−7−メトキシベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを4−(4−フルオロフェニル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 432.
2−(4−フルオロフェニル)−5−[4−(4−フルオロフェニル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−1−イルメチル]−7−メトキシベンゾフラン(化合物367)
参考例48で得られる2−(4−フルオロフェニル)−5−ホルミル−7−メトキシベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを4−(4−フルオロフェニル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 432.
2−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−[4−(4−フルオロフェニル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−1−イルメチル]−7−メトキシベンゾフラン(化合物368)
参考例52で得られる2−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−ホルミル−7−メトキシベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを4−(4−フルオロフェニル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 450.
5−[4−(4−フルオロフェニル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−1−イルメチル]−2−(2−フリル)−7−メトキシベンゾフラン(化合物369)
参考例54で得られる5−ホルミル−2−(2−フリル)−7−メトキシベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを4−(4−フルオロフェニル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 404.
5−[4−(4−フルオロフェニル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−1−イルメチル]−7−メトキシ−2−(2−ピリジル)ベンゾフラン(化合物370)
参考例40で得られる5−ホルミル−7−メトキシ−2−(2−ピリジル)ベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを4−(4−フルオロフェニル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 415.
5−[4−(4−フルオロフェニル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−1−イルメチル]−7−メトキシ−2−(3−ピリジル)ベンゾフラン(化合物371)
参考例41で得られる5−ホルミル−7−メトキシ−2−(3−ピリジル)ベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを4−(4−フルオロフェニル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 415.
5−[4−(4−フルオロフェニル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−1−イルメチル]−7−メトキシ−2−(4−ピリジル)ベンゾフラン(化合物372)
参考例42で得られる5−ホルミル−7−メトキシ−2−(4−ピリジル)ベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを4−(4−フルオロフェニル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 415.
5−[4−(4−フルオロフェニル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−1−イルメチル]−7−メトキシ−2−[2−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゾフラン(化合物373)
参考例49で得られる5−ホルミル−7−メトキシ−2−[2−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを4−(4−フルオロフェニル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 482.
5−[4−(4−フルオロフェニル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−1−イルメチル]−7−メトキシ−2−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゾフラン(化合物374)
参考例50で得られる5−ホルミル−7−メトキシ−2−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを4−(4−フルオロフェニル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 482.
5−[4−(4−フルオロフェニル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−1−イルメチル]−7−メトキシ−2−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゾフラン(化合物375)
参考例51で得られる5−ホルミル−7−メトキシ−2−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを4−(4−フルオロフェニル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 482.
5−[4−(4−フルオロフェニル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−1−イルメチル]−7−メトキシ−2−[4−(トリフルオロメトキシ)フェニル]ベンゾフラン(化合物376)
参考例53で得られる5−ホルミル−7−メトキシ−2−[4−(トリフルオロメトキシ)フェニル]ベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを4−(4−フルオロフェニル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 498.
5−[4−(3,4−ジメトキシフェニル)ピペラジン−1−イルメチル]−7−メトキシ−2−(2−メトキシフェニル)ベンゾフラン(化合物377)
参考例43で得られる5−ホルミル−7−メトキシ−2−(2−メトキシフェニル)ベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを1−(3,4−ジメトキシフェニル)ピペラジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 489.
5−[4−(3,4−ジメトキシフェニル)ピペラジン−1−イルメチル]−7−メトキシ−2−(3−メトキシフェニル)ベンゾフラン(化合物378)
参考例44で得られる5−ホルミル−7−メトキシ−2−(3−メトキシフェニル)ベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを1−(3,4−ジメトキシフェニル)ピペラジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 489.
5−[4−(3,4−ジメトキシフェニル)ピペラジン−1−イルメチル]−7−メトキシ−2−(4−メトキシフェニル)ベンゾフラン(化合物379)
参考例45で得られる5−ホルミル−7−メトキシ−2−(4−メトキシフェニル)ベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを1−(3,4−ジメトキシフェニル)ピペラジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 489.
5−[4−(3,4−ジメトキシフェニル)ピペラジン−1−イルメチル]−7−メトキシ−2−フェニルベンゾフラン(化合物380)
参考例39で得られる5−ホルミル−7−メトキシ−2−フェニルベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを1−(3,4−ジメトキシフェニル)ピペラジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 459.
5−[4−(3,4−ジメトキシフェニル)ピペラジン−1−イルメチル]−2−(2−フルオロフェニル)−7−メトキシベンゾフラン(化合物381)
参考例46で得られる2−(2−フルオロフェニル)−5−ホルミル−7−メトキシベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを1−(3,4−ジメトキシフェニル)ピペラジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 477.
5−[4−(3,4−ジメトキシフェニル)ピペラジン−1−イルメチル]−2−(3−フルオロフェニル)−7−メトキシベンゾフラン(化合物382)
参考例47で得られる2−(3−フルオロフェニル)−5−ホルミル−7−メトキシベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを1−(3,4−ジメトキシフェニル)ピペラジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 477.
5−[4−(3,4−ジメトキシフェニル)ピペラジン−1−イルメチル]−2−(4−フルオロフェニル)−7−メトキシベンゾフラン(化合物383)
参考例48で得られる2−(4−フルオロフェニル)−5−ホルミル−7−メトキシベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを1−(3,4−ジメトキシフェニル)ピペラジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 477.
2−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−[4−(3,4−ジメトキシフェニル)ピペラジン−1−イルメチル]−7−メトキシベンゾフラン(化合物384)
参考例52で得られる2−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−ホルミル−7−メトキシベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを1−(3,4−ジメトキシフェニル)ピペラジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 495.
5−[4−(3,4−ジメトキシフェニル)ピペラジン−1−イルメチル]−2−(2−フリル)−7−メトキシベンゾフラン(化合物385)
参考例54で得られる5−ホルミル−2−(2−フリル)−7−メトキシベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを1−(3,4−ジメトキシフェニル)ピペラジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 449.
5−[4−(3,4−ジメトキシフェニル)ピペラジン−1−イルメチル]−7−メトキシ−2−(2−ピリジル)ベンゾフラン(化合物386)
参考例40で得られる5−ホルミル−7−メトキシ−2−(2−ピリジル)ベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを1−(3,4−ジメトキシフェニル)ピペラジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 460.
5−[4−(3,4−ジメトキシフェニル)ピペラジン−1−イルメチル]−7−メトキシ−2−(3−ピリジル)ベンゾフラン(化合物387)
参考例41で得られる5−ホルミル−7−メトキシ−2−(3−ピリジル)ベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを1−(3,4−ジメトキシフェニル)ピペラジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 460.
5−[4−(3,4−ジメトキシフェニル)ピペラジン−1−イルメチル]−7−メトキシ−2−(4−ピリジル)ベンゾフラン(化合物388)
参考例42で得られる5−ホルミル−7−メトキシ−2−(4−ピリジル)ベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを1−(3,4−ジメトキシフェニル)ピペラジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 460.
5−[4−(3,4−ジメトキシフェニル)ピペラジン−1−イルメチル]−7−メトキシ−2−[2−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゾフラン(化合物389)
参考例49で得られる5−ホルミル−7−メトキシ−2−[2−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを1−(3,4−ジメトキシフェニル)ピペラジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 527.
5−[4−(3,4−ジメトキシフェニル)ピペラジン−1−イルメチル]−7−メトキシ−2−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゾフラン(化合物390)
参考例50で得られる5−ホルミル−7−メトキシ−2−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを1−(3,4−ジメトキシフェニル)ピペラジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 527.
5−[4−(3,4−ジメトキシフェニル)ピペラジン−1−イルメチル]−7−メトキシ−2−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゾフラン(化合物391)
参考例51で得られる5−ホルミル−7−メトキシ−2−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを1−(3,4−ジメトキシフェニル)ピペラジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 527.
5−[4−(3,4−ジメトキシフェニル)ピペラジン−1−イルメチル]−7−メトキシ−2−[4−(トリフルオロメトキシ)フェニル]ベンゾフラン(化合物392)
参考例53で得られる5−ホルミル−7−メトキシ−2−[4−(トリフルオロメトキシ)フェニル]ベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを1−(3,4−ジメトキシフェニル)ピペラジンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 543.
7−メトキシ−2−(2−メトキシフェニル)−5−{N−メチル−N−[2−(2−ピリジル)エチル]アミノメチル}ベンゾフラン(化合物393)
参考例43で得られる5−ホルミル−7−メトキシ−2−(2−メトキシフェニル)ベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンをメチル[2−(2−ピリジル)エチル]アミンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 403.
7−メトキシ−2−(3−メトキシフェニル)−5−{N−メチル−N−[2−(2−ピリジル)エチル]アミノメチル}ベンゾフラン(化合物394)
参考例44で得られる5−ホルミル−7−メトキシ−2−(3−メトキシフェニル)ベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンをメチル[2−(2−ピリジル)エチル]アミンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 403.
7−メトキシ−2−(4−メトキシフェニル)−5−{N−メチル−N−[2−(2−ピリジル)エチル]アミノメチル}ベンゾフラン(化合物395)
参考例45で得られる5−ホルミル−7−メトキシ−2−(4−メトキシフェニル)ベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンをメチル[2−(2−ピリジル)エチル]アミンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 403.
7−メトキシ−5−{N−メチル−N−[2−(2−ピリジル)エチル]アミノメチル}−2−フェニルベンゾフラン(化合物396)
参考例39で得られる5−ホルミル−7−メトキシ−2−フェニルベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンをメチル[2−(2−ピリジル)エチル]アミンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 373.
2−(2−フルオロフェニル)−7−メトキシ−5−{N−メチル−N−[2−(2−ピリジル)エチル]アミノメチル}ベンゾフラン(化合物397)
参考例46で得られる2−(2−フルオロフェニル)−5−ホルミル−7−メトキシベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンをメチル[2−(2−ピリジル)エチル]アミンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 391.
2−(3−フルオロフェニル)−7−メトキシ−5−{N−メチル−N−[2−(2−ピリジル)エチル]アミノメチル}ベンゾフラン(化合物398)
参考例47で得られる2−(3−フルオロフェニル)−5−ホルミル−7−メトキシベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンをメチル[2−(2−ピリジル)エチル]アミンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 391.
2−(4−フルオロフェニル)−7−メトキシ−5−{N−メチル−N−[2−(2−ピリジル)エチル]アミノメチル}ベンゾフラン(化合物399)
参考例48で得られる2−(4−フルオロフェニル)−5−ホルミル−7−メトキシベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンをメチル[2−(2−ピリジル)エチル]アミンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 391.
2−(2,6−ジフルオロフェニル)−7−メトキシ−5−{N−メチル−N−[2−(2−ピリジル)エチル]アミノメチル}ベンゾフラン(化合物400)
参考例52で得られる2−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−ホルミル−7−メトキシベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンをメチル[2−(2−ピリジル)エチル]アミンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 409.
2−(2−フリル)−7−メトキシ−5−{N−メチル−N−[2−(2−ピリジル)エチル]アミノメチル}ベンゾフラン(化合物401)
参考例54で得られる5−ホルミル−2−(2−フリル)−7−メトキシベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンをメチル[2−(2−ピリジル)エチル]アミンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 363.
7−メトキシ−5−{N−メチル−N−[2−(2−ピリジル)エチル]アミノメチル}−2−(2−ピリジル)ベンゾフラン(化合物402)
参考例40で得られる5−ホルミル−7−メトキシ−2−(2−ピリジル)ベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンをメチル[2−(2−ピリジル)エチル]アミンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 374.
7−メトキシ−5−{N−メチル−N−[2−(2−ピリジル)エチル]アミノメチル}−2−(3−ピリジル)ベンゾフラン(化合物403)
参考例41で得られる5−ホルミル−7−メトキシ−2−(3−ピリジル)ベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンをメチル[2−(2−ピリジル)エチル]アミンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 374.
7−メトキシ−5−{N−メチル−N−[2−(2−ピリジル)エチル]アミノメチル}−2−(4−ピリジル)ベンゾフラン(化合物404)
参考例42で得られる5−ホルミル−7−メトキシ−2−(4−ピリジル)ベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンをメチル[2−(2−ピリジル)エチル]アミンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 374.
7−メトキシ−5−{N−メチル−N−[2−(2−ピリジル)エチル]アミノメチル}−2−[2−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゾフラン(化合物405)
参考例49で得られる5−ホルミル−7−メトキシ−2−[2−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンをメチル[2−(2−ピリジル)エチル]アミンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 441.
7−メトキシ−5−{N−メチル−N−[2−(2−ピリジル)エチル]アミノメチル}−2−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゾフラン(化合物406)
参考例50で得られる5−ホルミル−7−メトキシ−2−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンをメチル[2−(2−ピリジル)エチル]アミンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 441.
7−メトキシ−5−{N−メチル−N−[2−(2−ピリジル)エチル]アミノメチル}−2−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゾフラン(化合物407)
参考例51で得られる5−ホルミル−7−メトキシ−2−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンをメチル[2−(2−ピリジル)エチル]アミンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 441.
7−メトキシ−5−{N−メチル−N−[2−(2−ピリジル)エチル]アミノメチル}−2−[4−(トリフルオロメトキシ)フェニル]ベンゾフラン(化合物408)
参考例53で得られる5−ホルミル−7−メトキシ−2−[4−(トリフルオロメトキシ)フェニル]ベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンをメチル[2−(2−ピリジル)エチル]アミンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 457.
7−メトキシ−2−(2−メトキシフェニル)−5−{N−[2−(2−ピリジル)エチル]アミノメチル}ベンゾフラン(化合物409)
参考例43で得られる5−ホルミル−7−メトキシ−2−(2−メトキシフェニル)ベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを2−(2−ピリジル)エチルアミンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 389.
7−メトキシ−2−(3−メトキシフェニル)−5−{N−[2−(2−ピリジル)エチル]アミノメチル}ベンゾフラン(化合物410)
参考例44で得られる5−ホルミル−7−メトキシ−2−(3−メトキシフェニル)ベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを2−(2−ピリジル)エチルアミンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 389.
7−メトキシ−2−(4−メトキシフェニル)−5−{N−[2−(2−ピリジル)エチル]アミノメチル}ベンゾフラン(化合物411)
参考例45で得られる5−ホルミル−7−メトキシ−2−(4−メトキシフェニル)ベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを2−(2−ピリジル)エチルアミンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 389.
7−メトキシ−2−フェニル−5−{N−[2−(2−ピリジル)エチル]アミノメチル}ベンゾフラン(化合物412)
参考例39で得られる5−ホルミル−7−メトキシ−2−フェニルベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを2−(2−ピリジル)エチルアミンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 359
2−(2−フルオロフェニル)−7−メトキシ−5−{N−[2−(2−ピリジル)エチル]アミノメチル}ベンゾフラン(化合物413)
参考例46で得られる2−(2−フルオロフェニル)−5−ホルミル−7−メトキシベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを2−(2−ピリジル)エチルアミンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 377.
2−(3−フルオロフェニル)−7−メトキシ−5−{N−[2−(2−ピリジル)エチル]アミノメチル}ベンゾフラン(化合物414)
参考例47で得られる2−(3−フルオロフェニル)−5−ホルミル−7−メトキシベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを2−(2−ピリジル)エチルアミンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 377.
2−(4−フルオロフェニル)−7−メトキシ−5−{N−[2−(2−ピリジル)エチル]アミノメチル}ベンゾフラン(化合物415)
参考例48で得られる2−(4−フルオロフェニル)−5−ホルミル−7−メトキシベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを2−(2−ピリジル)エチルアミンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 377.
2−(2,6−ジフルオロフェニル)−7−メトキシ−5−{N−[2−(2−ピリジル)エチル]アミノメチル}ベンゾフラン(化合物416)
参考例52で得られる2−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−ホルミル−7−メトキシベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを2−(2−ピリジル)エチルアミンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 395.
2−(2−フリル)−7−メトキシ−5−{N−[2−(2−ピリジル)エチル]アミノメチル}ベンゾフラン(化合物417)
参考例54で得られる5−ホルミル−2−(2−フリル)−7−メトキシベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを2−(2−ピリジル)エチルアミンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 349.
7−メトキシ−2−(2−ピリジル)−5−{N−[2−(2−ピリジル)エチル]アミノメチル}ベンゾフラン(化合物418)
参考例40で得られる5−ホルミル−7−メトキシ−2−(2−ピリジル)ベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを2−(2−ピリジル)エチルアミンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 360.
7−メトキシ−2−(3−ピリジル)−5−{N−[2−(2−ピリジル)エチル]アミノメチル}ベンゾフラン(化合物419)
参考例41で得られる5−ホルミル−7−メトキシ−2−(3−ピリジル)ベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを2−(2−ピリジル)エチルアミンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 360.
7−メトキシ−2−(4−ピリジル)−5−{N−[2−(2−ピリジル)エチル]アミノメチル}ベンゾフラン(化合物420)
参考例42で得られる5−ホルミル−7−メトキシ−2−(4−ピリジル)ベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを2−(2−ピリジル)エチルアミンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 360.
7−メトキシ−5−{N−[2−(2−ピリジル)エチル]アミノメチル}−2−[2−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゾフラン(化合物421)
参考例49で得られる5−ホルミル−7−メトキシ−2−[2−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを2−(2−ピリジル)エチルアミンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 427.
7−メトキシ−5−{N−[2−(2−ピリジル)エチル]アミノメチル}−2−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゾフラン(化合物422)
参考例50で得られる5−ホルミル−7−メトキシ−2−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを2−(2−ピリジル)エチルアミンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 427.
7−メトキシ−5−{N−[2−(2−ピリジル)エチル]アミノメチル}−2−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゾフラン(化合物423)
参考例51で得られる5−ホルミル−7−メトキシ−2−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを2−(2−ピリジル)エチルアミンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 427.
7−メトキシ−5−{N−[2−(2−ピリジル)エチル]アミノメチル}−2−[4−(トリフルオロメトキシ)フェニル]ベンゾフラン(化合物424)
参考例53で得られる5−ホルミル−7−メトキシ−2−[4−(トリフルオロメトキシ)フェニル]ベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを2−(2−ピリジル)エチルアミンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 443.
7−メトキシ−2−(2−メトキシフェニル)−5−[N−(3−ピリジルメチル)アミノメチル]ベンゾフラン(化合物425)
参考例43で得られる5−ホルミル−7−メトキシ−2−(2−メトキシフェニル)ベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを3−ピリジルメチルアミンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 375.
7−メトキシ−2−(3−メトキシフェニル)−5−[N−(3−ピリジルメチル)アミノメチル]ベンゾフラン(化合物426)
参考例44で得られる5−ホルミル−7−メトキシ−2−(3−メトキシフェニル)ベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを3−ピリジルメチルアミンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 375.
7−メトキシ−2−(4−メトキシフェニル)−5−[N−(3−ピリジルメチル)アミノメチル]ベンゾフラン(化合物427)
参考例45で得られる5−ホルミル−7−メトキシ−2−(4−メトキシフェニル)ベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを3−ピリジルメチルアミンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 375.
7−メトキシ−2−フェニル−5−[N−(3−ピリジルメチル)アミノメチル]ベンゾフラン(化合物428)
参考例39で得られる5−ホルミル−7−メトキシ−2−フェニルベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを3−ピリジルメチルアミンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 345.
2−(2−フルオロフェニル)−7−メトキシ−5−[N−(3−ピリジルメチル)アミノメチル]ベンゾフラン(化合物429)
参考例46で得られる2−(2−フルオロフェニル)−5−ホルミル−7−メトキシベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを3−ピリジルメチルアミンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 363.
2−(3−フルオロフェニル)−7−メトキシ−5−[N−(3−ピリジルメチル)アミノメチル]ベンゾフラン(化合物430)
参考例47で得られる2−(3−フルオロフェニル)−5−ホルミル−7−メトキシベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを3−ピリジルメチルアミンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 363.
2−(4−フルオロフェニル)−7−メトキシ−5−[N−(3−ピリジルメチル)アミノメチル]ベンゾフラン(化合物431)
参考例48で得られる2−(4−フルオロフェニル)−5−ホルミル−7−メトキシベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを3−ピリジルメチルアミンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 363.
2−(2,6−ジフルオロフェニル)−7−メトキシ−5−[N−(3−ピリジルメチル)アミノメチル]ベンゾフラン(化合物432)
参考例52で得られる2−(2,6−ジフルオロフェニル)−5−ホルミル−7−メトキシベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを3−ピリジルメチルアミンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 381.
2−(2−フリル)−7−メトキシ−5−[N−(3−ピリジルメチル)アミノメチル]ベンゾフラン(化合物433)
参考例54で得られる5−ホルミル−2−(2−フリル)−7−メトキシベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを3−ピリジルメチルアミンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 335.
7−メトキシ−2−(2−ピリジル)−5−[N−(3−ピリジルメチル)アミノメチル]ベンゾフラン(化合物434)
参考例40で得られる5−ホルミル−7−メトキシ−2−(2−ピリジル)ベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを3−ピリジルメチルアミンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 346.
7−メトキシ−2−(3−ピリジル)−5−[N−(3−ピリジルメチル)アミノメチル]ベンゾフラン(化合物435)
参考例41で得られる5−ホルミル−7−メトキシ−2−(3−ピリジル)ベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを3−ピリジルメチルアミンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 346.
7−メトキシ−2−(4−ピリジル)−5−[N−(3−ピリジルメチル)アミノメチル]ベンゾフラン(化合物436)
参考例42で得られる5−ホルミル−7−メトキシ−2−(4−ピリジル)ベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを3−ピリジルメチルアミンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 346.
7−メトキシ−5−[N−(3−ピリジルメチル)アミノメチル]−2−[2−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゾフラン(化合物437)
参考例49で得られる5−ホルミル−7−メトキシ−2−[2−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを33−ピリジルメチルアミンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 413.
7−メトキシ−5−[N−(3−ピリジルメチル)アミノメチル]−2−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゾフラン(化合物438)
参考例50で得られる5−ホルミル−7−メトキシ−2−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを3−ピリジルメチルアミンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 413.
7−メトキシ−5−[N−(3−ピリジルメチル)アミノメチル]−2−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゾフラン(化合物439)
参考例51で得られる5−ホルミル−7−メトキシ−2−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを3−ピリジルメチルアミンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 413.
7−メトキシ−5−[N−(3−ピリジルメチル)アミノメチル]−2−[4−(トリフルオロメトキシ)フェニル]ベンゾフラン(化合物440)
参考例53で得られる5−ホルミル−7−メトキシ−2−[4−(トリフルオロメトキシ)フェニル]ベンゾフランを用いて、実施例228の方法に準じて、フェネチルアミンを3−ピリジルメチルアミンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
APCIMS m/z: [M + H]+ 429.
7−メトキシ−2−(4−メチルフェニル)−5−{N−[2−(2−ピリジル)エチル]アミノメチル}ベンゾフラン・1塩酸塩(化合物441)
参考例55で得られた5−ホルミル−7−メトキシ−2−(4−メチルフェニル)ベンゾフラン (0.100 g, 0.376 mmol) をジクロロエタン (4 mL) に溶解し、2−(2−アミノエチル)ピリジン (0.0551 g, 0.451 mmol) および水素化トリアセトキシホウ素ナトリウム (0.159 g, 0.752 mmol) を加えて、室温で9時間攪拌した。反応液を酢酸エチルで希釈した後、1 mol/L水酸化ナトリウム水溶液を加えて分液した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濾過した。濾液を減圧下で濃縮し、得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィー (溶出溶媒:75%酢酸エチル/ヘキサン) で精製し、7−メトキシ−2−(4−メチルフェニル)−5−{N−[2−(2−ピリジル)エチル]アミノメチル}ベンゾフラン (127 mg, 0.341 mmol, 94%) を無色油状物として得た。これをエタノール (2 mL) に溶解し、4 mol/L塩酸の酢酸エチル溶液を加えて、減圧下で濃縮した後、得られた残渣をエタノール (4 mL) から再結晶し、標記化合物を得た。
1H NMR (DMSO-d6, δ ppm): 2.36 (s, 3H), 3.35-3.47 (m, 4H), 4.01 (s, 3H), 4.28 (s, 2H), 7.31-7.34 (m, 3H), 7.40-7.41 (m, 1H), 8.16-8.21 (m, 1H), 8.67-8.72 (m, 1H).
APCIMS m/z: [M + H]+ 373.
7−メトキシ−2−(4−メチルフェニル)−5−(1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イルメチル)ベンゾフラン(化合物442)
参考例55で得られた5−ホルミル−7−メトキシ−2−(4−メチルフェニル)ベンゾフラン (0.100 g, 0.376 mmol) を用いて、実施例441の方法に準じて、2−(2−アミノエチル)ピリジンを1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンに換えて同様に処理することにより、7−メトキシ−2−(4−メチルフェニル)−5−(1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イルメチル)ベンゾフラン (0.142 g, 0.372 mmol, 99%) を無色油状物として得た。これをエタノール (4 mL) から再結晶し、標記化合物を得た。
1H NMR (CDCl3, δ ppm): 2.40 (s, 3H), 2.76-2.80(m, 2H), 2.90-2.95 (m, 2H), 3.68 (s, 2H), 3.75 (s, 2H), 4.05 (s, 3H), 6.91-7.17 (m, 7H), 7.25 (d, J = 7.3 Hz, 2H), 7.79 (d, J = 7.3 Hz, 2H).
APCIMS m/z: [M + H]+ 384.
2−(4−クロロフェニル)−7−メトキシ−5−{N−[2−(2−ピリジル)エチル]アミノメチル}ベンゾフラン・1フマル酸塩(化合物443)
参考例56で得られた2−(4−クロロフェニル)−5−ホルミル−7−メトキシベンゾフラン (0.100g, 0.349mmol) を用いて、実施例441の方法に準じて同様に処理することにより、2−(4−クロロフェニル)−7−メトキシ−5−{N−[2−(2−ピリジル)エチル]アミノメチル}ベンゾフラン (103 mg, 0.262 mmol, 75%) を無色油状物として得た。これをエタノール (2 mL) に溶解し、フマル酸を加えて、減圧下で濃縮した後、得られた残渣をエタノール (4 mL) から再結晶し、標記化合物を得た。
1H NMR (DMSO-d6, δ ppm): 3.08-3.16 (m, 4H), 3.96 (s, 3H), 4.12 (s, 2H), 7.14 (s, 1H), 7.21-7.30 (m, 3H), 7.48 (s, 1H), 7.55 (d, J = 8.6 Hz, 2H), 7.68-7.74 (m, 1H), 7.91 (d, J = 8.6 Hz, 2H), 8.46-8.48 (m, 1H).
APCIMS m/z: [M + H]+ 393.
2−(2−クロロフェニル)−7−メトキシ−5−{N−[2−(2−ピリジル)エチル]アミノメチル}ベンゾフラン・1フマル酸塩(化合物444)
参考例57で得られた2−(2−クロロフェニル)−5−ホルミル−7−メトキシベンゾフランを用いて、実施例443の方法に準じて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
1H NMR (CDCl3, δ ppm): 3.00-3.14 (m, 4H), 3.98 (s, 3H), 4.06 (s, 2H), 7.11 (s, 1H), 7.22-7.72 (m, 8H), 7.96-8.01 (m, 1H), 8.47-8.51 (m, 1H).
APCIMS m/z: [M + H]+ 393.
2−(2−クロロフェニル)−7−メトキシ−5−(1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イルメチル)ベンゾフラン・1フマル酸塩(化合物445)
参考例57で得られた2−(2−クロロフェニル)−5−ホルミル−7−メトキシベンゾフランを用いて、実施例443の方法に準じて、2−(2−アミノエチル)ピリジンを1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
1H NMR (DMSO-d6, δ ppm): 2.70-2.77 (m, 2H), 2.80-2.88 (m, 2H), 3.61 (s, 2H), 3.75 (s, 2H), 3.97 (s, 3H), 7.01-7.11 (m, 5H), 7.29 (s, 1H), 7.45-7.66 (m, 4H), 7.97-8.0 (m, 1H).
APCIMS m/z: [M + H]+ 404.
2−(4−クロロフェニル)−7−メトキシ−5−(1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イルメチル)ベンゾフラン(化合物446)
参考例56で得られた2−(4−クロロフェニル)−5−ホルミル−7−メトキシベンゾフランを用いて、実施例441の方法に準じて、2−(2−アミノエチル)ピリジンを1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
1H NMR (CDCl3, δ ppm): 2.76-2.80 (m, 2H), 2.90-2.95 (m, 2H), 3.68 (s, 2H), 3.75 (s, 2H), 4.04 (s, 3H), 6.93-7.19 (m, 7H), 7.41 (d, J = 8.4 Hz, 2H), 7.82 (d, J = 8.4 Hz, 2H).
APCIMS m/z: [M + H]+ 404.
5−(1,4−ジオキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−イルメチル)−7−メトキシ−2−フェニルベンゾフラン(化合物447)
参考例39で得られる5−ホルミル−7−メトキシ−2−フェニルベンゾフランを用いて、実施例441の方法に準じて、2−(2−アミノエチル)ピリジンを1,4−ジオキサ−8−アザスピロ[4.5]デカンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
1H NMR (CDCl3, δ ppm): 1.74-1.77 (m, 4H), 2.52-2.60 (m, 4H), 3.56 (s, 2H), 3.94 (s, 4H), 4.04 (s, 3H), 6.83-6.85 (m, 1H), 6.95 (s, 1H), 7.08-7.10 (m, 1H), 7.29-7.44 (m, 3H), 7.84-7.87 (m, 2H).
FABMS m/z: [M + H]+ 380.
7−メトキシ−5−(4−オキソピペリジノメチル)−2−フェニルベンゾフラン・1フマル酸塩(化合物448)
実施例447で得られた5−(1,4−ジオキサ−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−イルメチル)−7−メトキシ−2−フェニルベンゾフラン (0.263 g, 0.693mmol) をTHF (7 mL) に溶解し、2.0 mol/L塩酸水溶液 (3.5 mL) を加えて、100℃で6時間攪拌した。反応液を冷却した後、クロロホルムで抽出した。有機層を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液および飽和食塩水で順次洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濾過した。濾液を減圧下で濃縮し、得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィー (溶出溶媒:5%メタノール/クロロホルム) で精製し、7−メトキシ−5−(4−オキソピペリジノメチル)−2−フェニルベンゾフランを無色油状物として得た。これをエタノール (2 mL) に溶解し、フマル酸を加えて、減圧下で濃縮した後、得られた残渣をエタノール (4 mL) から再結晶し、標記化合物を得た。
1H NMR (DMSO-d6, δ ppm): 2.35-2.39 (t, J = 5.9 Hz, 4H), 2.70-2.75 (t, J = 5.9 Hz, 4H), 3.69 (s, 2H), 3.99 (s, 3H), 6.94-6.96 (m, 1H), 7.18-7.20 (m, 1H), 7.39-7.53 (m, 4H), 7.88-7.91 (m, 2H).
APCIMS m/z: [M + H]+ 336.
7−メトキシ−2−(3−メチル−2−フリル)−5−(1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イルメチル)ベンゾフラン(化合物449)
参考例58で得られた5−ホルミル−7−メトキシ−2−(3−メチル−2−フリル)ベンゾフランを用いて、実施例441の方法に準じて、2−(2−アミノエチル)ピリジンを1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンに換えて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
1H NMR (CDCl3, δ ppm): 2.37 (s, 3H), 2.79-3.00 (m, 4H), 3.72 (s, 2H), 3.79 (s, 2H), 4.02 (s, 3H), 6.34-6.35 (m, 1H), 6.75 (s, 1H), 6.95-7.16 (m, 6H), 7.38-7.39 (m, 1H).
APCIMS m/z: [M + H]+ 462.
7−メトキシ−2−(3−メチル−2−フリル)−5−{N−[2−(2−ピリジル)エチル]アミノメチル}ベンゾフラン・1フマル酸塩(化合物450)
参考例58で得られた5−ホルミル−7−メトキシ−2−(3−メチル−2−フリル)ベンゾフランを用いて、実施例441の方法に準じて同様に処理することにより、標記化合物を得た。
1H NMR (DMSO-d6, δ ppm): 2.29 (s, 3H), 3.00-3.10 (m, 4H), 3.79 (s, 2H), 3.93 (s, 3H), 4.02 (s, 2H), 6.53-6.54 (m, 1H), 6.99 (s, 1H), 7.03-7.05 (m, 1H), 7.19-7.28 (m, 3H), 7.67-7.73 (m, 2H), 8.44-8.46 (m, 1H).
APCIMS m/z: [M + H]+ 391.

Claims (10)

  1. 式(I)
    Figure 2005139106

    (式中、R1は水素原子または置換もしくは非置換の低級アルキルを表し、R2は置換もしくは非置換のアリールまたは置換もしくは非置換の複素環基を表し、
    R3およびR4は同一または異なって水素原子、置換もしくは非置換の低級アルキル、置換もしくは非置換のシクロアルキル、置換もしくは非置換のアリールまたは置換もしくは非置換の複素環基を表すか、またはR3とR4が隣接する窒素原子と一緒になって置換もしくは非置換の複素環基を形成する)で表されるベンゾフラン誘導体またはその薬理学的に許容される塩。
  2. 式(IA)
    Figure 2005139106

    (式中、R1、R2、R3およびR4はそれぞれ前記と同義である)で表されるベンゾフラン誘導体またはその薬理学的に許容される塩。
  3. 式(IB)
    Figure 2005139106

    (式中、R1、R2、R3およびR4はそれぞれ前記と同義である)で表されるベンゾフラン誘導体またはその薬理学的に許容される塩。
  4. R3とR4が隣接する窒素原子と一緒になって置換もしくは非置換の複素環基を形成する請求項1〜3のいずれかに記載のベンゾフラン誘導体またはその薬理学的に許容される塩。
  5. R1が置換もしくは非置換の低級アルキルである請求項1〜4のいずれかに記載のベンゾフラン誘導体またはその薬理学的に許容される塩。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載のベンゾフラン誘導体またはその薬理学的に許容される塩を有効成分として含有する医薬。
  7. 請求項1〜5のいずれかに記載のベンゾフラン誘導体またはその薬理学的に許容される塩を有効成分として含有するアドレナリンα2C受容体拮抗剤。
  8. 請求項1〜5のいずれかに記載のベンゾフラン誘導体またはその薬理学的に許容される塩を有効成分として含有するパーキンソン病の予防および/または治療剤。
  9. 請求項1〜5のいずれかに記載のベンゾフラン誘導体またはその薬理学的に許容される塩を有効成分として含有するジスキネジアの予防および/または治療剤。
  10. ジスキネジアがL-ドーパ誘発ジスキネジアである請求項9記載のジスキネジアの予防および/または治療剤。
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