JP2012008423A - 光走査装置、及び該光走査装置を備えた画像形成装置 - Google Patents

光走査装置、及び該光走査装置を備えた画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】レーザダイオードホルダを保持部に接着固定する構成で、接着剤量や接着剤の固化時間を不要に増大させることなく、レーザダイオードホルダの支持強度を十分に確保する。
【解決手段】レーザダイオードホルダ220の外周面と、筐体101に設けられた開口部の壁面とを連結するように接着剤230を塗布する。ここでレーザダイオードホルダ220の外周面、及び筐体101の開口部の壁面のいずれかまたは両方は、接着剤230が塗布される部分に凹部220a,101aを有する。凹部220a、101aは、外縁の内側が窪んだ形状を有し、その外縁は、レーザダイオードホルダ220と筐体101との間の連結部に向かって広がっていく形状を少なくとも部分的に有している。
【選択図】図1

Description

本発明は、光走査装置、及び該光走査装置を備えた画像形成装置に関し、より具体的には、光走査装置において、レーザダイオードなどの光学部品を紫外線硬化樹脂による接着剤を用いて所望位置に設置するための部材の構造に関する。特に、本発明は、複写機等の画像形成装置のレーザスキャンユニットにおけるレーザダイオードを設置する技術に関する。
デジタル複写機、レーザプリンタ、あるいはファクシミリ等の画像形成装置では、レーザビームを走査する光走査装置が用いられる。画像形成装置で画像形成する場合、感光体を帯電装置で帯電した後、光走査装置によって画像情報に応じた書き込みを行って、感光体に静電潜像を形成する。そして現像装置から供給されるトナーによって、感光体上の静電潜像を顕像化する。感光体上で顕像化されたトナー像を転写装置によって記録用紙に転写し、さらに定着装置によって記録用紙に定着することで、所望の画像が得られるようになっている。
光走査装置の光源となるレーザダイオードは、所定の保持部に取り付けられる。保持部としては、例えば、光走査装置の筐体となるハウジングの壁部が適用される。この場合、レーザダイオードを備えたレーザダイオードホルダを用いて、レーザダイオードホルダを上記保持部に固定する構成が採られる。例えば、保持部に設けられた開口部にレーザダイオードホルダを取り付け、レーザダイオードの位置を3次元的に調整した後、レーザダイオードホルダを保持部に接着固定する。この場合、レーザダイオードホルダの外周面と保持部の開口部の壁面とを連結するように接着剤を塗布することにより、保持部に対してレーザダイオードホルダを固定している。
光走査装置におけるレーザダイオードの接着固定構造に関し、例えば、特許文献1には、レーザダイオードをレーザダイオードホルダに取り付ける構成において、レーザダイオードホルダの開口部に設けられた座ぐりの部分に、補助部材を介してレーザダイオードを落とし込み、レーザダイオードの位置を調整した後、補助部剤と座ぐりの間の間隙に接着剤を注入してレーザダイオードを固定する構成が開示されている。
特開2005−176051号公報
上記のように、従来では、レーザダイオードホルダと保持部とを接着剤を用いて固定するとき、レーザダイオードホルダの外周面と保持部の開口部の壁面とを連結するように接着剤を塗布することでレーザダイオードホルダの固定を行っていた。
しかしながら、このような構成で接着固定を行う場合、レーザダイオードホルダの外周面と保持部の開口部の壁面との間でブリッジした接着剤が表面張力により鼓型になり、その中央部がくびれて細くなる、という現象が生じる。この場合、細くなった接着剤の中央部に応力が集中し、接着強度が低下して不十分となることがあった。このような現象を防ぐため、接着剤の量を増やしたり、紫外線硬化型の接着剤に対して紫外線の照射時間を長くしたりすることにより必要な強度を確保しなければならなかった。
本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなされたものであり、光学部品であるレーザダイオードホルダを保持部に接着固定する構成を有する光装走査装置において、接着剤量や接着剤の固化時間を不要に増大させることなく、レーザダイオードホルダの支持強度を十分に確保することができるようにした構成をもつ光走査装置と、該光走査装置を備える画像形成装置とを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の第1の技術手段は、レーザダイオードが固定されたレーザダイオードホルダと、該レーザダイオードホルダを保持する保持部とを有し、前記レーザダイオードホルダの外周面と、前記保持部に設けられた開口部の壁面とを連結するように接着剤を塗布することにより、前記保持部に対して前記レーザダイオードホルダが固定される光走査装置において、前記レーザダイオードホルダの外周面、及び前記開口部の壁面のいずれかまたは両方は、前記接着剤が塗布される部分に凹部を有し、該凹部は、該凹部の外縁の内側が該外縁に対して窪んだ形状を有する凹部であって、前記外縁は、前記レーザダイオードホルダと前記保持部との間の連結部に向かって広がっていく形状を少なくとも部分的に有し、前記凹部に対して接着剤が塗布されていることを特徴としたものである。
第2の技術手段は、第1の技術手段において、前記外縁が、曲線で囲まれた形状を有することを特徴としたものである。
第3の技術手段は、第1の技術手段において、前記外縁が、三角形の少なくとも2辺を含む直線を用いた形状を有することを特徴としたものである。
第4の技術手段は、第1の技術手段において、前記外縁が、台形の少なくとも3辺を含む直線を用いた形状を有することを特徴としたものである。
第5の技術手段は、第1〜4のいずれか1の技術手段において、前記凹部が、前記レーザダイオードホルダの外周面と、前記保持部の開口部の壁面の両方に設けられ、前記レーザダイオードホルダの外周面と前記保持部の開口部の壁面とに設けられた前記凹部の形状が同じであることを特徴としたものである。
第6の技術手段は、第1〜5のいずれか1の技術手段において、前記レーザダイオードホルダの少なくとも一部、及び/または前記保持部の少なくとも一部、が透明材料で作成されていることを特徴としたものである。
第7の技術手段は、第1〜6のいずれか1の技術手段において、前記レーザホルダに固定された前記レーザダイオードの発光点と各前記凹部の中心とを結ぶ直線のうち、隣接する前記直線同士のなす角度が全て同じであることを特徴としたものである。
第8の技術手段は、第1〜7のいずれか1の技術手段において、前記凹部が、前記レーザダイオードの発光点を含む面であって、前記レーザダイオードから出射する光束の光軸に直交する面に交わる位置に配設されていることを特徴としたものである。
第9の技術手段は、第1〜8のいずれか1の技術手段の光走査装置を備えた画像形成装置である。
本発明によれば、本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなされたものであり、光学部品であるレーザダイオードホルダを保持部に接着固定する構成を有する光装走査装置において、接着剤量や接着剤の固化時間を不要に増大させることなく、レーザダイオードホルダの支持強度を十分に確保することができるようにした構成をもつ光走査装置と、該光走査装置を備える画像形成装置とを提供することができる。
特に本発明によれば、レーザダイオード及び保持部のいずれかまたは両方に接着剤を塗布するための凹部を設け、その凹部の外縁が、レーザダイオードホルダと保持部との間の連結部に向かって広がっていく形状を少なくとも部分的に有することで、レーザダイオードホルダと保持部との間をブリッジした接着剤が表面張力により中央部が太くなって卵型となり、ブリッジの部分に応力集中が生じることがなくなる。これにより、接着剤の断面強度が高くなり、外力による応力の集中も生じないため接着強度が向上し、接着剤の量や個化時間を削減することができるようになる。
本発明による光走査装置が使用される画像形成装置の構成例を示す図である。 本発明による光走査装置の一実施形態を示す平面及び側面構成図である。 本発明による光走査装置の一実施形態の斜視図である。 本発明に係る光走査装置の一実施形態の構成を示す他の図で、図2の筐体を下方斜めから見た外観図である。 図4に示す筐体要部の内部構造を示す図である。 レーザダイオードの配置構成を説明するための図である。 レーザダイオードの取り付け部分の構成を説明するための図である。 レーザダイオードの取り付け部分の構成を説明するための他の図である。 レーザダイオードの取り付け部分の構成を説明するための更に他の図である。 レーザダイオードホルダの形状を説明するための斜視図である。 本発明に係るLDホルダと筐体の構成例を示す斜視図である。 本発明に係るLDホルダと筐体の他の構成例を示す図である。 レーザダイオードホルダと筐体との間の間隙に塗布する接着剤の塗布状態を説明するための図である。
図1は、本発明による光走査装置が使用される画像形成装置の構成例を示す図である。画像形成装置100は、外部から伝達された画像データに応じて、所定のシート(記録用紙)に対して多色及び単色の画像を形成するもので、装置本体110と、自動原稿処理装置120とにより構成されている。装置本体110は、光走査装置(露光ユニット)1、現像器2、感光体ドラム3、クリーナユニット4、帯電器5、中間転写ベルトユニット6、定着ユニット7、給紙カセット81、排紙トレイ91等を有して構成されている。
装置本体110の上部には、原稿が載置される透明ガラスからなる原稿載置台92が設けられ、原稿載置台92の上側には自動原稿処理装置120が取り付けられている。自動原稿処理装置120は、原稿載置台92の上に自動で原稿を搬送する。また自動原稿処理装置120は矢印M方向に回動自在に構成され、原稿載置台92の上を開放することにより原稿を手置きで置くことができるようになっている。
本画像形成装置において扱われる画像データは、ブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の各色を用いたカラー画像に応じたものである。従って、現像器2、感光体ドラム3、帯電器5、クリーナユニット4は、各色に応じた4種類の潜像を形成するようにそれぞれ4個ずつ設けられ、それぞれブラック、シアン、マゼンタ、イエローに設定され、これらによって4つの画像ステーションが構成されている。
帯電器5は、感光体ドラム3の表面を所定の電位に均一に帯電させるための帯電手段であり、図1に示すようなチャージャ型の他、接触型のローラ型やブラシ型の帯電器が用いられることもある。
光走査装置1は、レーザ出射部及び反射ミラー等を備えたレーザスキャニングユニット(LSU)として構成される。光走査装置1は、レーザビームを走査するポリゴンミラーと、ポリゴンミラーによって反射されたレーザ光を感光体ドラム3に導くためのレンズやミラー等の光学要素が配置されている。また、光走査装置1としては、この他発光素子をアレイ状に並べた例えばELやLED書込みヘッドを用いる手法も採用できる。
光走査装置1は、帯電された感光体ドラム3を入力された画像データに応じて露光することにより、その表面に、画像データに応じた静電潜像を形成する機能を有する。現像器2はそれぞれの感光体ドラム3上に形成された静電潜像を4色(YMCK)のトナーにより顕像化するものである。またクリーナユニット4は、現像・画像転写後における感光体ドラム3上の表面に残留したトナーを、除去・回収する。
感光体ドラム3の上方に配置されている中間転写ベルトユニット6は、中間転写ベルト61、中間転写ベルト駆動ローラ62、中間転写ベルト従動ローラ63、中間転写ローラ64、及び中間転写ベルトクリーニングユニット65を備えている。上記中間転写ローラ64は、YMCK用の各色に対応して4本設けられている。
中間転写ベルト駆動ローラ62、中間転写ベルト従動ローラ63、及び中間転写ローラ64は、中間転写ベルト61を張架して回転駆動させる。また各中間転写ローラ64は、感光体ドラム3のトナー像を、中間転写ベルト61上に転写するための転写バイアスを与える。
中間転写ベルト61は、各感光体ドラム3に接触するように設けられている、そして、感光体ドラム3に形成された各色のトナー像を中間転写ベルト61に順次的に重ねて転写することによって、中間転写ベルト61上にカラーのトナー像(多色トナー像)を形成する機能を有している。中間転写ベルト61は、例えば厚さ100μm〜150μm程度のフィルムを用いて無端状に形成されている。
感光体ドラム3から中間転写ベルト61へのトナー像の転写は、中間転写ベルト61の裏側に接触している中間転写ローラ64によって行われる。中間転写ローラ64には、トナー像を転写するために高電圧の転写バイアス(トナーの帯電極性(−)とは逆極性(+)の高電圧)が印加されている。中間転写ローラ64は、直径8〜10mmの金属(例えばステンレス)軸をベースとし、その表面が導電性の弾性材(例えばEPDM,発泡ウレタン等)により覆われているローラである。この導電性の弾性材により、中間転写ベルト61に対して均一に高電圧を印加することができる。ここでは転写電極としてローラ形状を使用しているが、それ以外にブラシなども用いることが可能である。
上述の様に各感光体ドラム3上で各色相に応じて顕像化された静電像は中間転写ベルト61で積層される。このように、積層された画像情報は中間転写ベルト61の回転によって、後述の用紙と中間転写ベルト61の接触位置に配置される転写ローラ10によって用紙上に転写される。
このとき、中間転写ベルト61と転写ローラ10は所定ニップで圧接されると共に、転写ローラ10にはトナーを用紙に転写させるための電圧が印加される(トナーの帯電極性(−)とは逆極性(+)の高電圧)。さらに、転写ローラ10は上記ニップを定常的に得るために、転写ローラ10もしくは前記中間転写ベルト駆動ローラ62の何れか一方を硬質材料(金属等)とし、他方を弾性ローラ等の軟質材料(弾性ゴムローラ、または発泡性樹脂ローラ等々)が用いられる。
また、上記のように、感光体ドラム3に接触することにより中間転写ベルト61に付着したトナー、もしくは転写ローラ10によって用紙上に転写が行われず中間転写ベルト61上に残存したトナーは、次工程でトナーの混色を発生させる原因となるために、中間転写ベルトクリーニングユニット65によって除去・回収されるように設定されている。中間転写ベルトクリーニングユニット65には、中間転写ベルト61に接触する例えばクリーニング部材としてクリーニングブレードが備えられており、クリーニングブレードが接触する中間転写ベルト61は、裏側から中間転写ベルト従動ローラ63で支持されている。
給紙カセット81は、画像形成に使用するシート(記録用紙)を蓄積しておくためのトレイであり、装置本体110の光走査装置1の下側に設けられている。また手差し給紙カセット82にも画像形成に使用するシートを置くことができる。また、装置本体110の上方に設けられている排紙トレイ91は、印刷済みのシートをフェイスダウンで集積するためのトレイである。
また、装置本体110には、給紙カセット81及び手差し給紙カセット82のシートを転写ローラ10や定着ユニット7を経由させて排紙トレイ91に送るための、略垂直形状の用紙搬送路Sが設けられている。給紙カセット81ないし手差し給紙カセット82から排紙トレイ91までの用紙搬送路Sの近傍には、ピックアップローラ11a,11b、複数の搬送ローラ12a〜12d、レジストローラ13、転写ローラ10、定着ユニット7等が配されている。
搬送ローラ12a〜12dは、シートの搬送を促進・補助するための小型のローラであり、用紙搬送路Sに沿って複数設けられている。また、ピックアップローラ11aは、給紙カセット81の端部近傍に備えられ、給紙カセット81からシートを1枚ずつピックアップして用紙搬送路Sに供給する。同様にまたピックアップローラ11bは、手差し給紙カセット82の端部近傍に備えられ、手差し給紙カセット82からシートを1枚ずつピックアップして用紙搬送路Sに供給する。
次に画像形成装置の光走査装置であるレーザスキャニングユニット(LSU)の構成についてさらに説明する。画像形成装置の一般的なLSUは、当業者には広く周知のものである。ここでは、カラーLSUの概略を説明する。
図2は、本発明による光走査装置の一実施形態を示す平面及び側面構成図で、図3は、その光走査装置の斜視図である。本実施形態の光走査装置は、ブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の各色に対応するそれぞれのレーザダイオード201(201a,201b,201c,201d)と、各レーザダイオード201a〜201dのレーザ光を反射するミラー202(202a,202b,202c,202d)と、ミラー202a〜202dからの各レーザ光を反射するミラー203と、ミラー203からの各レーザ光を反射する回転多面鏡(以下、ポリゴンミラーと称する)204と、ポリゴンミラー204からの各レーザ光を屈折させる第1fθレンズ205と、第1fθレンズ205を透過した各レーザ光を個別に反射する複数のミラー206(206a,206b,206c,206d)と、各ミラー206a〜206dからの各レーザ光をそれぞれ個別に屈折させる4つの第2fθレンズ207(207a,207b,207c,207d)とが、筐体101内の所定位置に配置されている。
ポリゴンミラー204は、8面体の正多角形柱状のものであって、高速回転駆動されており、その各周面のミラー(反射面)により各レーザ光を反射しつつ主走査方向Xに繰り返し走査する。
第1fθレンズ205、各ミラー206、及び各第2fθレンズ207は、主走査方向Xに繰り返し走査されるそれぞれのレーザ光を反射したり屈折させるため、主走査方向Xに長くされ、かつ主走査方向Xに直交する方向で短くされた棒状に形成されており、それらの両端が筐体101に支持固定されている。
ブラックに対応するレーザダイオード201cから出射されたレーザ光は、ミラー202c、ミラー202a及びミラー203で順次反射され、ポリゴンミラー204で反射されて主走査方向Xに走査される。そして第1fθレンズ205を透過して、ミラー206aで反射され、第2fθレンズ207aを透過して、ブラックに対応する感光体ドラム3aに入射する。
シアンに対応するレーザダイオード201dから出射されたレーザ光は、ミラー202d、ミラー202a及びミラー203で順次反射され、ポリゴンミラー204で反射されて主走査方向Xに走査される。そして第1fθレンズ205を透過して、2個のミラー206bで反射され、第2fθレンズ207bを透過して、シアンに対応する感光体ドラム3bに入射する。
イエローに対応するレーザダイオード201bから出射されたレーザ光は、ミラー202b、202a及びミラー203で順次反射され、ポリゴンミラー204で反射されて主走査方向Xに走査される。そして第1fθレンズ205を透過して、2個のミラー206dで反射され、第2fθレンズ207dを透過して、イエローに対応する感光体ドラム3dに入射する。
マゼンタに対応するレーザダイオード201aから出射されたレーザ光は、ミラー203で反射され、ポリゴンミラー204で反射されて主走査方向Xに走査される。そして第1fθレンズ205を透過して、2個のミラー206cで反射され、第2fθレンズ207cを透過して、マゼンタに対応する感光体ドラム3cに入射する。
各感光体ドラム3a〜3dは、図2(B)に示す矢印方向に回転駆動されており、主走査方向Xに繰り返し走査されるそれぞれのレーザ光が照射され、各感光体ドラム3a〜3dの表面にそれぞれの静電潜像が形成される。各感光体ドラム3a〜3d表面の静電潜像は、それぞれ現像されてトナー像となり、これらのトナー像が中間転写ベルト61を介して記録用紙に重ねて転写され、記録用紙上でカラーのトナー像となる。
図4は、本発明に係る光走査装置の一実施形態の構成を示す他の図で、図2の筐体を下方斜めから見た外観図である。
図4において、光走査装置1の筐体101の内部には、レーザダイオードから出射した光束をポリゴンモータへ送出するための1次光学系である光源部が設けられている。各レーザダイオード(LD)は、LD点灯制御基板210に設けられた図示しないレーザ駆動回路によって点灯駆動される。また、光源部には、埃の進入を防止するための光源部カバー211が取り付けられ、その内部に光源部を構成する光学要素が配置されている。
図5は、図4に示す筐体要部(Rで示す領域周辺)の内部構造を示す図で、図4に示す光源部カバーを外した状態の光学要素を示している。光源部には、ブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の各色に対応するそれぞれのレーザダイオード(LD)201a〜201dと、各レーザダイオード201a〜201dから出射したレーザ光束Lを折り返すミラー202a〜202d、203とが設けられ、ミラー203では、全ての光束が折り返されて光源部から出射し、ポリゴンミラーに向かう。
レーザダイオード201a〜201dは、光走査装置1の筐体101の壁部に取り付けられる。各レーザダイオード201a〜201dのレーザ光の出射側には、それぞれコリメートレンズ208が配設されている。各レーザダイオード201a〜201dから出射した光束は、ほぼ楕円形状の拡散光であり、各コリメートレンズ208によって平行光とされる。各コリメートレンズ208の後には、所定の間隙をもったアパーチャ(スリット)が配置され、光束の径が規制される。
また、光源部において、ミラー203の後の光路上には、各光束Lをポリゴンミラー上で副走査方向に集束させるためのシリンドリカルレンズ209が設けられている。
なお、図5に示す光源部のミラー配置は、図2に模式的に示したミラーの配置とは異なっているが、いずれにしても光源部には、レーザダイオード201a〜201dから出射した光束Lをポリゴンミラーに送るためのミラー202a〜202d、203が配置されている。また、ミラーの数とその配置構成はこれらの例に限定されない。
図6は、レーザダイオードの配置構成を説明するための図で、図6(A)は、レーザダイオードが設けられた筐体要部の正面図、図6(B)は、その斜視図である。
K、C、M、Yの各色に対応するそれぞれのレーザダイオード(LD)201a〜201dは、光走査装置のハウジングとして構成された筐体101に取り付けられる。このとき、各レーザダイオード201a〜201dは、光走査装置の副走査方向に異なる高さで取り付けられる。各レーザダイオード201a〜201dは、筐体101に設けられた開口部に対して、レーザダイオード(LD)ホルダ220を用いて取り付けられる。筐体101は、レーザダイオードホルダを保持する本発明の保持部に相当するものである。
図7及び図8は、レーザダイオードの取り付け部分の構成を説明するための図で、図7は、レーザダイオードの取り付け部分の側断面構成を示す図、図8は、レーザダイオードの取り付け部分の構成を説明するための他の図で、筐体、LDホルダ、LD点灯制御基板、レーザダイオード等の要部を断面にして示した図である。
レーザダイオード201(201a〜201d)は、LDホルダ220を用いて筐体101に設けられた開口部qに取り付けられる。取り付けは、LDホルダ220の外周面と開口部qの壁面とを連結するように塗布された接着剤(紫外線硬化型樹脂)により行われる。
レーザダイオード201が備えるピン(足)212は、LD点灯制御基板210に半田付けされる。レーザダイオード201から出射した光軸LAをもつ光束は、コリメートレンズ208にて平行光とされる。
図9は、レーザダイオードの取り付け部分の構成を説明するための他の図で、図9(A)は、本発明の実施形態におけるLDホルダと筐体の構成例を示す図、図9(B)は、図9(A)の構成にて接着剤を塗布したときの形態を示す図、図9(C)は、比較例として従来の構成を示す図である。
図9(C)に示すように、従来の構成では、レーザダイオード201を保持させたLDホルダ220は、筐体101の開口部に設置され、位置合わせが行われた状態で紫外線硬化型樹脂による接着剤230を塗布することで筐体101に固定される。このとき、接着剤230は、LDホルダ220と筐体101の開口部の壁面を連結する形態で、複数の位置(図9の例では3カ所)に未硬化の状態で塗布し、これに紫外線を照射して硬化させて固定する。
従来の構成の場合、LDホルダ220と筐体101とを連結するように接着剤230を塗布すると、接着剤230の表面張力によって、連結部の中央部が括れた形状となる。この括れた部分に応力集中が生じ、LDホルダ220の筐体101に対する接着力が低下していた。
本発明に係る一実施形態では、図9(A)に示すように、LDホルダ220の外周面と、筐体101の開口部の壁面の所定位置に凹部220a,101aを設ける。つまり、LDホルダ220の接着剤を塗布すべき位置に、複数箇所の凹部220aを設ける。そして、このLDホルダ220の凹部220aに対向するように、筐体101にも凹部101aを設ける。そしてこれら凹部220a,101aに対して接着剤230を塗布し、筐体101とLDホルダ220とを連結させる。接着剤230を塗布した状態は、図9(B)に示すようになる。
凹部220a,101aは、その外縁の内側が窪んだ形状を有する凹部であって、凹部220a,101aの外縁は、LDホルダ220と筐体101との間の連結部に向かって広がっていく形状を少なくとも部分的に有している。
この例では、凹部220a,101aの外縁は、曲線で囲まれた椀状の形状を有している。この凹部220a,101aで接着剤230を受けることにより、表面張力によって接着剤230が卵型となって、矢印mに示す方向の長さが従来よりも長くなり、かつ各凹部220a,101aに対する接着剤230の接触面積も大きくなり、接着剤230による接着力を向上させることができる。また、凹部220a,101aに接着剤230を塗布するようにすることで、接着剤230を塗布するときにも接着剤が広がることなく、作業性も良好となる。
また、凹部を設ける位置に関し、図9(A)に示すように、LDホルダ220に固定されたレーザダイオード201の発光点と、各凹部220a,101aの中心とを結ぶ直線のうち、隣接する直線同士のなす角度θ1,θ2,θ3を全て同じ角度とすることが好ましい。これにより、紫外線照射による接着剤230の硬化収縮が生じた場合にも、その硬化収縮のバランスをとることにより、レーザダイオード201の位置変動を防止し、レーザダイオード201を正確な位置に固定することができる。本発明に適用される接着剤としては、例えば、株式会社スリーボンドの「3015F」を用いることができる。
なお、LDホルダ220には、接着剤を塗布しない溝部220bが設けられている。溝部220bは、筐体101に対するレーザダイオード201の位置調整を行うために、図示しない治具を差し込むために設けられている。ここでは、治具を溝部220bに差し込んでLDホルダ220を、平面2方向、焦点方向(図7のコリメートレンズ208の方向)の移動と、回転によりレーザダイオード201の位置調整を行う。
図10は、LDホルダの形状を説明するための斜視図で、図10(A)は、本発明の一実施形態のLDホルダを示す図、図10(B)は、比較のために従来のLDホルダを示す図である。図10(A)に示すように、本実施形態では、LDホルダ220に設けられる凹部220aは、卵型で椀状に窪んだ形状を形成するもので、その外縁eが連結部に向かって広がっていく形状を少なくとも部分的に有している。この部分に接着剤230を塗布することによって、従来と同じ接着剤の量であっても接着力を向上させることができる。
図11は、本発明に係るLDホルダと筐体の構成例を示す斜視図である。図11(A)に示すように、LDホルダ220の凹部220aの位置に合うように、筐体101に対しても凹部101aを設ける。この例では、筐体101側の凹部101aも、卵型で椀状に窪んだ形状を形成するもので、その外縁eが連結部に向かって広がっていく形状を少なくとも部分的に有している。
また、図11(B)に示すように、筐体101とLDホルダ220のうち、接着剤230を塗布するための凹部をいずれか一方にのみ設ける構成としてもよい。図11(B)の例では、筐体101には、図11(A)のような凹部101aを設けることなく、LDホルダ220にのみ凹部220aを設けるようにしている。凹部220aの部分に接着剤230を塗布することで、従来の構成よりも接着力を向上させる効果が得られる。
この場合、LDホルダ220側ではなく筐体101にのみ凹部101aを設ける構成としてもよい。
図12は、本発明に係るLDホルダと筐体の他の構成例を示す図である。LDホルダ220の外周面と筐体101の開口部の壁面に設ける凹部は、適宜種々の形状とすることができる。この場合、連結部の中央部が括れないように、凹部の外縁がその連結部に向かって広がっていく形状を有する必要があるが、その条件を満足すれば外縁の形状は適宜設定することができる。
例えば図12(A)に示すように、筐体101の凹部101aを、その外縁が三角形の少なくとも2辺を含む形状となるように形成してもよい。この例では、LDホルダ220の凹部220aは、上記の例と同様に椀状に窪む形状としてもよい。また、上記三角形の2辺を含む外縁をもつ凹部220aをLDホルダ220に設け、筐体101の凹部101aを椀状に形成したものであってもよい。
図12(B)の構成例では、LDホルダ220及び筐体101の両方の凹部220a、101aの形状を、その外縁が三角形の少なくとも2辺を含む形状となるようにしている。また、図12(C)の構成例では、LDホルダ220の凹部220aを、その外縁が三角形の2辺を含む形状とし、筐体101の凹部101aを、その外縁が台形の少なくとも3辺を含む形状となるようにしている。これらの例は、凹部形状の構成例を示すもので、本発明に係る実施形態では、筐体101とLDホルダ220に設ける凹部の形状は上記の例に限定されることなく、例えば、筐体101とLDホルダ220のいずれか1方または両方に接着剤230のための凹部を設けることができ、凹部の形状も適宜設定できる。またこのときに、LDホルダ220と筐体101とに設ける凹部の形状を異ならせるものであってもよい。
また、本発明に係る実施形態では、上記のような構成のLDホルダ220と筐体101の両方もしくは一方を透明材料で作成することができる。透明材料を用いる場合、LDホルダ220の少なくとも1部を透明材料とし、また、筐体101では、LDホルダ220を設ける開口部の壁面の少なくとも1部を透明部材として作成することができる。透明部材としては、例えば、ポリカーボネートやアクリルなどの樹脂材料を用いることができる。
従来、光走査装置1の筐体101は、光源光の反射光や外部からの入射光による迷光が生じないように、通常黒色の材料で作成されている。本発明に係る実施形態では、LDホルダ220または筐体101の両方もしくはいずれか1方について、その一部を透明材料で作成することにより、紫外線硬化型樹脂による接着剤に対して紫外線を照射する際に、紫外線が接着剤の塗布部の奥まで届きやすくなり、接着剤を短時間で確実に硬化させることができるようになる。
図13は、LDホルダと筐体との間の間隙に塗布する接着剤の塗布状態を説明するための図である。LDホルダ220を筐体101の開口部に取り付ける部分において、接着剤230は、LDホルダ220の外周面と、筐体101の開口部の壁面とを連結するように塗布される。LDホルダ220の外周面には、凹部220aが設けられ、筐体101の開口部の壁面には凹部101aが設けられる。なお、上述したように、凹部は、LDホルダ220と筐体101のいずれかに設けるものであってもよい。そして、この凹部220a、101aに対して接着剤230が塗布されて硬化される。
このときに、凹部220a,101aは、レーザダイオード201の発光点bを含む面であって、レーザダイオード201から出射する光束の光軸LAに直交する面fに交わる位置に配設される。これにより接着剤230は、面fに交わる位置に塗布されることになり、接着剤に対する紫外線照射による硬化収縮や、光走査装置の使用中の温度上昇等による接着剤の膨張が生じても、レーザダイオード201の位置が光軸方向にずれることがない。また、レーザダイオード201の面f方向の位置は、凹部220a,101aをバランス良く配置することで、所定の位置に保持することができる。これらの構成により、レーザダイオード201の位置固定精度を向上させることができる。
1…光走査装置、2…現像器、3…感光体ドラム、3a…感光体ドラム、3b…感光体ドラム、3c…感光体ドラム、3d…感光体ドラム、4…クリーナユニット、5…帯電器、6…中間転写ベルトユニット、7…定着ユニット、10…転写ローラ、11a,11b…ピックアップローラ、12a…搬送ローラ、13…レジストローラ、61…中間転写ベルト、62…中間転写ベルト駆動ローラ、63…中間転写ベルト従動ローラ、64…中間転写ローラ、65…中間転写ベルトクリーニングユニット、81…給紙カセット、82…給紙カセット、91…排紙トレイ、92…原稿載置台、100…画像形成装置、101…筐体、101a…凹部、110…装置本体、120…自動原稿処理装置、201…レーザダイオード、201a…レーザダイオード、201b…レーザダイオード、201c…レーザダイオード、201d…レーザダイオード、202…ミラー、202a…ミラー、202b…ミラー、202c…ミラー、202d…ミラー、203…ミラー、204…ポリゴンミラー、205…レンズ、206…ミラー、206a…ミラー、206b…ミラー、206c…ミラー、206d…ミラー、207…レンズ、207a…レンズ、207b…レンズ、207c…レンズ、207d…レンズ、208…コリメートレンズ、209…シリンドリカルレンズ、210…LD点灯制御基板、211…光源部カバー、212…ピン、220…LDホルダ、220a…凹部、220a,101a…凹部、220b…溝部、230…接着剤。

Claims (9)

  1. レーザダイオードが固定されたレーザダイオードホルダと、該レーザダイオードホルダを保持する保持部とを有し、前記レーザダイオードホルダの外周面と、前記保持部に設けられた開口部の壁面とを連結するように接着剤を塗布することにより、前記保持部に対して前記レーザダイオードホルダが固定される光走査装置において、
    前記レーザダイオードホルダの外周面、及び前記開口部の壁面のいずれかまたは両方は、前記接着剤が塗布される部分に凹部を有し、
    該凹部は、該凹部の外縁の内側が該外縁に対して窪んだ形状を有する凹部であって、
    前記外縁は、前記レーザダイオードホルダと前記保持部との間の連結部に向かって広がっていく形状を少なくとも部分的に有し、前記凹部に対して接着剤が塗布されていることを特徴とする光走査装置。
  2. 請求項1に記載の光走査装置において、前記外縁は、曲線で囲まれた形状を有することを特徴とする光走査装置。
  3. 請求項1に記載の光走査装置において、前記外縁は、三角形の少なくとも2辺を含む直線を用いた形状を有することを特徴とする光走査装置。
  4. 請求項1に記載の光走査装置において、前記外縁は、台形の少なくとも3辺を含む直線を用いた形状を有することを特徴とする光走査装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1に記載の光走査装置において、前記凹部は、前記レーザダイオードホルダの外周面と、前記保持部の開口部の壁面の両方に設けられ、前記レーザダイオードホルダの外周面と前記保持部の開口部の壁面とに設けられた前記凹部の形状が同じであることを特徴とする光走査装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか1に記載の光走査装置において、前記レーザダイオードホルダの少なくとも一部、及び/または前記保持部の少なくとも一部、が透明材料で作成されていることを特徴とする光走査装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか1に記載の光走査装置において、前記レーザダイオードホルダに固定された前記レーザダイオードの発光点と各前記凹部の中心とを結ぶ直線のうち、隣接する前記直線同士のなす角度が全て同じであることを特徴とする光走査装置。
  8. 請求項1〜7のいずれか1に記載の光走査装置において、前記凹部は、前記レーザダイオードの発光点を含む面であって、前記レーザダイオードから出射する光束の光軸に直交する面に交わる位置に配設されていることを特徴とする光走査装置。
  9. 請求項1〜8のいずれか1に記載の光走査装置を備えた画像形成装置。
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