JP2017009974A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】光源を固定する部品に寸法バラツキがあっても、光源の配置位置を安定させることができる画像形成装置を提供することである。
【解決手段】実施形態の画像形成装置は、光源と、ホルダと、ハウジングと、接着剤硬化部とを持つ。ホルダは、光源を固定する。ハウジングは、ホルダを固定する。接着剤硬化部は、ハウジングとホルダとの間に複数形成される。接着剤硬化部は、光源の光軸を含む平面に関して面対称となる位置に形成される。接着剤硬化部は、ハウジングにホルダを固定する。
【選択図】図4

Description

本発明の実施形態は、画像形成装置に関する。
トナーによって画像形成を行う画像形成装置がある。画像形成装置は、光走査ビームを感光体ドラムに照射することによって感光体ドラム上に静電潜像を形成する。画像形成装置は、静電潜像を現像してトナー像を形成する。
例えば、フルカラー画像を形成する画像形成装置は、書き込み光学系と、複数の感光体ドラムとを持つ。書き込み光学系は、ポリゴンモータなどの光偏向器と、光源からの光を集光するfθレンズなどの走査光学系とを含む。書き込み光学系は、光源からの光から光走査ビームを形成する。書き込み光学系は、各感光体ドラム上に、それぞれ光走査ビームを照射する。
画像形成装置は、書き込み光学系を固定するハウジングを持つ。書き込み光学系における光源、光偏向器、および走査光学系は、ハウジングにおいて互いに位置合わせされる。
特に、光源の位置精度は画像品質への影響が大きく高い位置精度が求められる。ハウジングでその位置を決める場合には寸法誤差を小さくする必要がある。
特開2012−145914号公報
本発明が解決しようとする課題は、光源を固定する部品に寸法バラツキがあっても、光源の配置位置を安定させることができる画像形成装置を提供することである。
実施形態の画像形成装置は、光源と、ホルダと、ハウジングと、接着剤硬化部とを持つ。ホルダは、光源を固定する。ハウジングは、ホルダを固定する。接着剤硬化部は、ハウジングとホルダとの間に複数形成される。接着剤硬化部は、光源の光軸を含む平面に関して面対称となる位置に形成される。接着剤硬化部は、ハウジングにホルダを固定する。
実施形態の画像形成装置の全体構成例を示す断面の模式図。 実施形態の画像形成装置のレーザ走査ユニットの構成例を示す斜視の模式図。 実施形態の画像形成装置のレーザ走査ユニットにおける光源の固定状態を示す斜視の模式図。 図3におけるA視図。 図4におけるB−B断面図。 実施形態の画像形成装置におけるLD組立体の固定方法を示す斜視の模式図。 実施形態の画像形成装置におけるLD組立体の固定方法を示す斜視の模式図。 実施形態の画像形成装置におけるLD組立体の固定方法を示す斜視の模式図。 実施形態の第1変形例の画像形成装置の主要部を示す模式図。 図9におけるC−C断面図。 実施形態の第2変形例の画像形成装置の主要部を示す模式図。 実施形態の第3変形例の画像形成装置の主要部を示す模式図。 実施形態の第4変形例の画像形成装置の主要部を示す模式図。 実施形態の第5変形例の画像形成装置の主要部を示す模式図。
以下、実施形態の画像形成装置を、図面を参照して説明する。各図において、同一構成については同一の符号を付す。
図1は、実施形態の画像形成装置100の全体構成例を示す断面の模式図である。
本明細書に記載される軸方向と周方向と径方向は、以下に定義する。
軸方向は、軸線に沿う方向である。周方向は、軸線回りに周回する方向である。径方向は、軸線に直交する平面において軸線に交差する線に沿う方向である。特に、光軸に沿う方向を光軸方向と言う場合がある。径方向においては、基準位置に対して軸線からより離れる位置は、径方向外側と言う場合がある。加えて、径方向においては、軸線により近づく位置は、径方向内側の位置と言う場合がある。
図1に示すように、実施形態の画像形成装置100は、コントロールパネル1、スキャナ部2、プリンタ部3、シート供給部4、搬送部5、および制御部6を持つ。
コントロールパネル1は、操作者からの入力を受け付ける。画像形成装置100はこの入力によって動作する。
スキャナ部2は、複写対象物の画像情報を読み取る。スキャナ部2は、読み取った画像情報をプリンタ部3に出力する。
プリンタ部3は、スキャナ部2が読み取る画像情報または外部からの画像情報に基づいて、トナー等を含む現像剤により出力画像(以下、トナー像という)を形成する。
プリンタ部3は、トナー像をシートSの表面上に転写する。プリンタ部3は、シートSの表面上のトナー像に熱と圧力をかけてトナー像をシートSに定着する。
シート供給部4は、プリンタ部3がトナー像を形成するタイミングに合わせて、シートSを1枚ずつ、プリンタ部3に供給する。シート供給部4は、複数の給紙カセット20A、20B、20Cを持つ。各給紙カセット20A、20B、20Cは、それぞれに予め設定するサイズおよび種類のシートSを収納する。各給紙カセット20A、20B、20Cは、それぞれピックアップローラ21A、21B、21Cと、給紙ローラ22A、22B、22Cと、を持つ。各ピックアップローラ21A、21B、21Cは、各給紙カセット20A、20B、20CからシートSを1枚ずつ取り出す。取り出されたシートSは、給紙ローラ22A、22B、22Cによって、搬送部5に移動される。
搬送部5は、搬送ローラ23と、レジストローラ24とを持つ。搬送部5は、シート供給部4から供給されるシートSをレジストローラ24へ搬送する。プリンタ部3がトナー像をシートSに転写するタイミングに応じて、レジストローラ24はシートSを搬送する。
搬送ローラ23は、シートSの搬送方向における先端をレジストローラ24のニップNに突き当てる。搬送ローラ23は、シートSを撓ませることにより搬送方向でのシートSの先端の位置を整える。
レジストローラ24は、シートSの先端をニップNにおいて整合する。レジストローラ24は、シートSを後述する転写部28側に搬送する。
次に、プリンタ部3の詳細構成を説明する。
プリンタ部3は、画像形成部25Y、25M、25C、25K、レーザ走査ユニット10、中間転写ベルト27、転写部28、定着器29、および転写ベルトクリーニングユニット31を持つ。
画像形成部25Y、25M、25C、25Kは、トナー像を中間転写ベルト27上に形成する。
画像形成部25Y、25M、25C、25Kは、それぞれ感光体ドラムを持つ。画像形成部25Y、25M、25C、25Kは、それぞれ、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのトナー像を感光体ドラムに形成する。
感光体ドラムのそれぞれの周囲には、周知の帯電器、現像器、転写ローラ、クリーニングユニット、および除電器が位置する。転写ローラは、感光体ドラムと対向する。転写ローラと感光体ドラムとの間には、後述する中間転写ベルト27が挟まれる。帯電器および現像器の下方には、レーザ走査ユニット10が位置する。
レーザ走査ユニット10は、感光体ドラムの各表面にレーザビームL1、L2、L3、L4(光走査ビーム)を照射する。レーザ走査ユニット10には、後述する制御部6からイエロー、マゼンタ、シアン、およびブラックの画像情報が供給される。
レーザビームL1、L2、L3、L4は、それぞれ、イエロー、マゼンタ、シアン、およびブラックの各画像情報に基づいて変調される。
レーザビームL1、L2、L3、L4は、それぞれ感光体ドラムの表面において、感光体ドラムの長手方向に延びる線上に走査する。
感光体ドラムの表面を走査するレーザビームL1、L2、L3、L4は、露光部分を除電する。レーザビームL1、L2、L3、L4は、画像情報に応じて感光体ドラムの表面に静電潜像を形成する。
レーザ走査ユニット10の詳細構成は、後述する。
中間転写ベルト27は、無端ベルトである。中間転写ベルト27は、内周面に複数のローラが当接する。複数のローラは、中間転写ベルト27に張力を付与する。中間転写ベルト27は、楕円形に張架される。支持ローラ28aは搬送部5の近傍で中間転写ベルト27の内周面に当接する。転写ベルトローラ32が中間転写ベルト27の内周面に当接する。転写ベルトローラ32と支持ローラ28aとは、対向して配置する。
支持ローラ28aは、後述する転写部28の一部をなす。
転写ベルトローラ32は、中間転写ベルト27を回転駆動する。
中間転写ベルト27の図示下面側には、画像形成部25Y、25M、25C、25Kがこの順に配置される。画像形成部25Y、25M、25C、25Kは、転写ベルトローラ32と支持ローラ28aとの間の領域で、互いに間をあけて配置される。
画像形成部25Y、25M、25C、25Kの各現像器は、それぞれイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのトナーを含む現像剤を収容する。各現像器は、それぞれ感光体ドラム上の静電潜像を現像する。この結果、感光体ドラム上にはトナー像が形成される。
画像形成部25Y、25M、25C、25Kの各転写ローラは、それぞれ感光体ドラムの表面のトナー像を中間転写ベルト27上に転写(1次転写)する。
各転写ローラには、1次転写位置にトナー像が到達すると転写バイアスが与えられる。
画像形成部25Y、25M、25C、25Kの各クリーニングユニットは、1次転写後の感光体ドラムの表面の未転写トナーを掻き取るなどして除去する。
画像形成部25Y、25M、25C、25Kの各除電器は、クリーニングユニットを通過した感光体ドラムの表面に光を照射する。各除電器は、それぞれ感光体ドラムを除電する。
転写部28は、支持ローラ28aと、2次転写ローラ28bとを持つ。2次転写ローラ28bと支持ローラ28aとは、中間転写ベルト27を挟持する。この挟持された中間転写ベルト27と2次転写ローラ28bの間を、シートSは搬送される。2次転写ローラ28bおよび中間手転写ベルト27が互いに当接する位置は、2次転写位置である。
転写部28は、中間転写ベルト27上のトナー像を2次転写位置においてシートSの表面上に転写する。転写部28は、転写バイアスを2次転写位置に与える。転写部28は、転写バイアスにより中間転写ベルト27上のトナー像をシートSに転写する。
定着器29は、シートSに熱と圧力とを与える。定着器29は、熱と圧力とによってシートSに転写されたトナー像を定着させる。
転写ベルトクリーニングユニット31は、中間転写ベルト27の外側に配置される。転写ベルトクリーニングユニット31は、転写ベルトローラ32に対向する。転写ベルトクリーニングユニット31は中間転写ベルト27を挟む。転写ベルトクリーニングユニット31は、中間転写ベルト27の表面のトナーを掻き取る。転写ベルトクリーニングユニット31は、掻き取ったトナーを廃トナータンクに回収する。
プリンタ部3は、反転ユニット30を持つ。反転ユニット30は、反転したシートSをレジストローラ24の手前の搬送ガイド内に、再度、搬送する。反転ユニット30は、裏面に画像を形成するためにシートSを反転させる。
制御部6は、画像形成装置100の各装置部分の制御を行う。
レーザ走査ユニット10の主要部の構成について説明する。
図2は、実施形態の画像形成装置100のレーザ走査ユニット10の構成例を示す斜視の模式図である。図3は、実施形態の画像形成装置のレーザ走査ユニット10における光源の固定状態を示す斜視の模式図である。図4は、図3におけるA視図である。図5は、図4におけるB−B断面図である。
図2に示すように、レーザ走査ユニット10は、ハウジング11と、レーザユニット12Y、12M、12C、12Kと、を持つ。
ハウジング11は、周知の書き込み光学系を内部に収容する筐体である。例えば、書き込み光学系は、コリメータレンズ、シリンドリカルレンズ、ポリゴンモータ、fθレンズ、および複数のミラー、を持つ。ハウジング11は、書き込み光学系の各部材を位置決めされた状態で固定する。
ハウジング11の材質は、限定されない。例えば、ハウジング11は、合成樹脂の成形品を用いてもよい。
レーザユニット12Y、12M、12C、12Kは、それぞれ、レーザビームL1、L2、L3、L4を発生する。レーザユニット12Y、12M、12C、12Kは、制御部6(図1参照)から供給されるイエロー、マゼンタ、シアン、およびブラックの画像情報に基づいてレーザビームL1、L2、L3、L4を変調する。
レーザユニット12Y、12M、12C、12Kは、ハウジング側面11aにおいて、ハウジング11と固定される。本実施形態では、書き込み光学系に対するレーザユニット12Y、12M、12C、12Kを調整してからレーザユニット12Y、12M、12C、12Kを固定する。レーザユニット12Y、12M、12C、12Kを固定するための構成については後述する。
レーザユニット12Y、12M、12C、12Kの構成は、いずれも共通である。
レーザユニット12Y、12M、12C、12Kは、それぞれレーザダイオード駆動基板15(以下、LD駆動基板15という)を持つ。
LD駆動基板15は、図示略のケーブルを介して制御部6と電気的に接続される。LD駆動基板15は、制御部6から供給される画像情報に基づいて、後述するLD14を駆動する。
以下で参照する図面では、見易さのため、一部または全部のLD駆動基板15の図示を省略する場合がある。例えば、図3では、レーザユニット12M、12CのLD駆動基板15の図示が省略されている。図3では、後述する接着剤硬化部18の図示が省略されている。
例えば、図5では、レーザユニット12MのLD駆動基板15の図示が省略されている。
図3において、レーザユニット12M、12CのLD駆動基板15の図示を省略して示すように、レーザユニット12Y、12M、12C、12Kは、それぞれレーザダイオード組立体(以下、LD組立体という)19を持つ。
LD組立体19は、レーザダイオード(以下、LDという)14(光源)と、ホルダ13とを持つ。
LD14は、レーザ光を発生する光源である。LD14は、シングルビームのLD素子でもよい。LD14はマルチビームのLD素子でもよい。本実施形態は、一例として、LD14はマルチビームのLD素子である。
図4、図5に示すように、LD14は、LDチップ14aを持つ。LDチップ14aは、管状のパッケージ14b(図5参照)に収容される。パッケージ14bの一端側の外周部からは、円板状のフランジ14cが延びる。
フランジ14cの外形は、LDチップ14aから出射される光の光軸Oと同軸である。
フランジ14cの中心部からは、LDチップ14aに配線された複数のリード14dが突出する。図5に示すように、リード14dの突出方向は、フランジ14cからパッケージ14bが突出する方向と反対側である。
リード14dは、半田付けなどによってLD駆動基板15に固定される。LD14は、リード14dを介して、LD駆動基板15と電気的に接続される。
図5に示すように、ホルダ13は、LD14を固定する筒状部材である。
本実施形態では、LD14のフランジ14cは、ホルダ13に圧入される。フランジ14cが圧入されることによって、LD14は、ホルダ13に固定される。
ホルダ13は、ベース部13c、基端筒状部13b、および先端筒状部13a(凸部)を持つ。
図4に示すように、ベース部13cは、LD14を固定する。ベース部13cは、円板状である。図5に示すように、ベース部13cの中心部には、固定用孔13dが貫通する。固定用孔13dの内径寸法は、LD14のフランジ14cが圧入可能な寸法である。
ベース部13cにおいて固定用孔13dの外周側の表面には、固定用孔13dの中心軸線C13に沿う方向に、環状凸部13eが突出する。
環状凸部13eは、中心軸線C13と直交する平面である。環状凸部13eは、ホルダ13の軸方向において見ると、円環状である。
基端筒状部13bは、ベース部13cの外周部において中心軸線C13に沿って延びる。基端筒状部13bは、環状凸部13eの突出方向と逆方向に延びる。本実施形態では、基端筒状部13bは円筒状である。
先端筒状部13aは、基端筒状部13bの延在方向の先端部からベース部13cと反対側に延びる。先端筒状部13aは、基端筒状部13bと同軸である。
先端筒状部13aの外周面である先端外周面13hの外径は、基端筒状部13bの外周面である基端外周面13iよりも大径である。
先端外周面13hと基端外周面13iとの境界には、段部13fが形成される。段部13fは、中心軸線C13に直交する平面である。
図4に示すように、ホルダ13の外周面には、中心軸線C13を挟んで対向する2箇所に、把持溝13jが形成される。把持溝13jは、中心軸線C13に沿う方向に延びる。
把持溝13jは、少なくともベース部13cおよび基端外周面13iを中心軸線C13に沿う方向に横断する範囲に形成されればよい。本実施形態では、把持溝13jは、さらに、先端外周面13hの一部に掛かる位置まで延びている。
中心軸線C13に直交する断面における把持溝13jの溝形状は、後述する把持治具40(図6参照)が把持できる形状であれば、限定されない。例えば、ホルダ13の軸方向において見る把持溝13jの断面形状は、V字状、U字状、半円状などでもよい。
ホルダ13の材質は、LD14を圧入することができ、かつハウジング11と適宜の接着剤を介して接着できる材質であれば、限定されない。例えば、ホルダ13の材質の例としては、金属、合成樹脂を挙げることができる。本実施形態では、ホルダ13は、合成樹脂の成形品からなる。
LD組立体19は、LD14をホルダ13に圧入して形成される。
圧入は以下のようにして行うことができる。LD14は、パッケージ14bを先頭にして、環状凸部13eが形成された方の端部から固定用孔13d内に挿入される。LD14は、適宜の圧入治具によって、フランジ14cを固定用孔13dに圧入される。ホルダ13の軸方向における圧入位置は、必要な固定強度が得られれば、限定されない。ホルダ13の軸方向における圧入位置は、例えば、フランジ14cの軸方向の端面が環状凸部13eと面一になる位置でもよい。
LD14がホルダ13に圧入されると、LD14の光軸Oは、ホルダ13の中心軸線C13と同軸になる。
ホルダ13の周方向におけるLD14の配置は、限定されない。ただし、把持溝13jに対して、一定の位置関係に配置することがより好ましい。例えば、LDチップ14aの活性層の層厚方向、または層厚方向と直交する方向が把持溝13j同士の対向方向に合わせられてもよい。
本実施形態では、一例として、LDチップ14aの活性層の層厚方向が、把持溝13j同士の対向方向に合わせられる。その後、LD14のフランジ14cが固定用孔13dに圧入される。
LD組立体19は、図4に示すように、ハウジング11の固定部17との間で接着剤硬化部18を介して固定される。
固定部17は、ハウジング側面11aにおいてハウジング11に形成される。
図5に示すように、固定部17は、第1筒状部17a、底面部17c、および第2筒状部17bを持つ。
第1筒状部17aは、円筒状である。第1筒状部17aは、ハウジング側面11aに直交する中心軸線C17に沿って延びる。
第1筒状部17aの少なくとも一部は、ハウジング側面11aからハウジング11の外方に突出する。
第1筒状部17aにおける突出方向の端面17iは、中心軸線C17に直交する平面である。
図4、図5では、中心軸線C17と、中心軸線C13とは同軸に描かれている。しかし、この形態は一例である。ホルダ13は後述する調整によって固定位置が決まる。この場合、中心軸線C17に沿う方向において見て、中心軸線C17、C13が互いにずれてもよい。
底面部17cは、平板部である。底面部17cは第1筒状部17aにおいて、端面17iと反対側の端部から径方向内側に延びる。底面部17cの形状は円環状である。
第2筒状部17bは、底面部17cの内周側の端部から第1筒状部17aと同様の軸方向に延びる。第2筒状部17bは、第1筒状部17aと同軸の円筒状である。
第2筒状部17bにおける突出方向の端面17jは、軸方向において第1筒状部17aの端面17iよりも引っ込んでいる。
第2筒状部17bの中心部には、中心軸線C17に沿って延びる円孔からなる開口部17hが形成される。開口部17hの内径寸法は、ホルダ13に固定されたLD14から出射される光のうち、図示略のコリメータレンズの有効径の範囲の光を透過できる大きさである。
第1筒状部17aの径方向内側には、第1筒状部17a、底面部17c、および第2筒状部17bによって環状溝部17d(挿入溝部)が形成される。
環状溝部17dの内面は、第1溝内面17e(挿入溝部の内面)、第2溝内面17g、および溝底面17fからなる。
第1溝内面17eは、第1筒状部17aの内周面である。第1溝内面17eの内径は、ホルダ13の先端外周面13hよりも大径である。
第2溝内面17gは、第2筒状部17bの外周面である。第2溝内面17gの外径は、ホルダ13の先端筒状部13aの内周面13gよりも小径である。
溝底面17fは、第1溝内面17eと第2溝内面17gとの間の底面部17cの表面である。
溝底面17fから端面17iまでの軸方向の長さは、ホルダ13の軸方向における先端筒状部13aの先端外周面13hの長さより長い。
溝底面17fから端面17jまでの軸方向の長さは、ホルダ13の軸方向における先端筒状部13aの内周面13gの長さより短い。
上述した構成によって、ホルダ13の先端筒状部13aが環状溝部17dに挿入される場合、ホルダ13の先端筒状部13aは環状溝部17dの内部に接触しない。環状溝部17dの内部に挿入されるホルダ13は、環状溝部17dの各内面に対して、隙間をあけて配置される。
前述の隙間の範囲内で、ホルダ13は軸方向、周方向、および径方向に移動することができる。
環状溝部17dとホルダ13の先端筒状部13aとの間の隙間は、光軸Oを含む断面においてU字状に湾曲している。環状溝部17dと、先端筒状部13aとは、ラビリンス構造を構成する。
塵埃が第2筒状部17bの内周側の開口部17hに到達するには、先端筒状部13aと環状溝部17dとの間に形成される狭いU字状の隙間を塵埃が通過する必要がある。このように、屈曲した流路では、ハウジング11の外部に塵埃を侵入される気流が生じても気流は減衰する。塵埃が先端筒状部13aの先端と溝底面17fの間の隙間を通過し、かつ内周面13gと第2溝内面17gの間を塵埃が通過する可能性は低減される。
環状溝部17dおよび先端筒状部13aによるラビリンス構造によれば、第1筒状部17aと先端筒状部13aとの間に隙間があっても、ハウジング11が防塵される。
固定部17およびホルダ13と接着可能な接着剤が硬化することによって、接着剤硬化部18は形成される。接着剤硬化部18を形成する接着剤の種類は、ホルダ13の固定に必要な接着強度が得られれば、限定されない。例えば、接着剤硬化部18を接着する接着剤には、紫外線硬化接着剤、熱硬化接着剤などの接着剤が用いられてもよい。
本実施形態では、接着剤硬化部18は、固定部17の環状溝部17dに先端筒状部13aを挿入したホルダ13の外周面と、第1筒状部17aとに跨がって形成される。
図5に示すように、接着剤硬化部18の一部が、第1溝内面17eと先端外周面13hとの間に侵入している。さらに、接着剤硬化部18は、基端外周面13i、段部13fおよび端面17iに密着している。
図4に示すように、接着剤硬化部18は、第1筒状部17aおよびホルダ13の周方向に離間して複数箇所に形成される。
各接着剤硬化部18は後述するように、互いに等量の接着剤によって、周方向の幅が略同じになるように形成される。
複数の接着剤硬化部18は、光軸Oを含む平面に関して面対称となる位置に形成される。面対称の対称面は、2以上でもよい。面対称の対称面は、光軸Oを含んで互いに直交する2平面であってもよい。光軸Oを中心として回転対称となる配置は、面対称になる場合がる。光軸Oを中心として回転対称となる配置は、対称面を2以上含む場合がある。
本明細書では、「回転対称」は、2回回転対称以上の回転対称を意味する。「n回回転対称」とは、対称軸を中心として、360°/nずつ回転するごとに、同じ配置になることを意味する。
本実施形態では、図4に示すように、接着剤硬化部18は、4箇所に形成される。以下、接着剤硬化部18を区別する場合には、図示右上の接着剤硬化部18から時計回りに、接着剤硬化部18A、18B、18C、18Dと言う。
本実施形態では、4つの接着剤硬化部18は、第1対称面S1に関して面対称に配置される。第1対称面S1は、光軸Oを含み把持溝13jの中心を通る平面である。さらに、4つの接着剤硬化部18は、第2対称面S2に関しても面対称に配置される。第2対称面S2は、光軸Oを含み第1対称面S1と直交する平面である。
このような配置によれば、接着剤硬化部18A、18Cは、光軸方向において見ると光軸Oを通る仮想直線T1上で、互いに光軸Oを挟んで対向している。さらに、接着剤硬化部18B、18Dは、光軸方向において見ると光軸Oを通る仮想直線T2上で、互いに光軸Oを挟んで対向している。
図4に示す例では、第1対称面S1を挟む位置における仮想直線T1、T2の交差角θは、鋭角である。したがって、4つの接着剤硬化部18の配置は、光軸Oを対称軸として2回回転対称となる配置である。
交差角θは直角にしてもよい。この場合には、4つの接着剤硬化部18の配置は、光軸Oを対称軸として4回回転対称となる配置である。
次に、LD駆動基板15を固定する構造について説明する。
図3に示すように、LD駆動基板15は、固定用ボス16に、ねじ20を介して固定される。固定用ボス16およびねじ20の個数は、1以上の適宜個数が可能である。本実施形態では、一例としてそれぞれ2個である。
固定用ボス16は、ハウジング側面11aから、固定部17と同方向に突出する。本実施形態では、固定用ボス16は、略円柱状である。
固定用ボス16の突出方向の先端面16bは、固定部17に固定されたLD組立体19におけるホルダ13よりも突出している。
図4に示すように、固定用ボス16の先端面16bには、ねじ穴16aが形成される。ねじ穴16aは、ねじ20を螺合するための穴部である。
次に、画像形成装置100の製造方法について、レーザユニット12Y、12M、12C、12Kのハウジング11への固定方法を中心として説明する。
図6〜図8は、実施形態の画像形成装置100におけるLD組立体19の固定方法を示す斜視の模式図である。
まず、必要な個数のLD組立体19が組み立てられる。各LD組立体19を組み立てるには、上述したようにして、ホルダ13にLD14が圧入される。
次に、図示略の調整治具上に、ハウジング11が配置される。図示略の調整治具は、ハウジング11を位置決めする。
次に、レーザユニット12Y、12M、12C、12Kを構成するLD組立体19とLD駆動基板15とを固定する。各LD組立体19および各LD駆動基板15の固定方法は共通である。
まず、図6に示すように、把持治具40がLD組立体19を把持する。
把持治具40は、ホルダ13の各把持溝13jを径方向外側から把持する2つの把持アーム(図示二点鎖線参照)を持つ。把持治具40の把持アームは、図示略の移動装置によって、移動可能に支持される。
移動装置は、調整治具上のハウジング11における設計上のLD組立体19の配置位置、姿勢の記憶を持つ。設計上のLD組立体19の配置位置、姿勢は、調整治具の基準に対して決められている。例えば、調整治具上のハウジング11の固定部17は、中心軸線C17が書き込み光学系の光軸(図示略)と同軸になることを目標として製作される。しかし、ハウジング11の製作誤差によって、中心軸線C17と書き込み光学系の光軸とは、ずれるおそれがある。
本実施形態では、LD組立体19は、ハウジング11に当接して位置決めされることはない。本実施形態では、把持治具40がLD組立体19を把持する。LD組立体19は、把持治具40を移動する移動装置によって、調整治具の基準に対して位置決めされる。
図示略の移動装置は、図7に示すように、把持治具40を、設計上の配置位置に移動する。
環状溝部17dの大きさは、ハウジング11の製作誤差による位置ずれが生じても、先端筒状部13aと干渉しないように余裕を持つ。
この結果、図8に示すように、LD組立体19は、固定部17と接触することなく、設計上の配置位置に配置される。先端筒状部13aと、環状溝部17dとの間には、必ず隙間が形成される。
移動装置の移動精度が必要な位置決め精度を満足する場合には、続いてLD組立体19の接着が行われる。
ただし、移動装置の移動精度では必要な位置決め精度を達成できない場合には、移動装置による移動後に、LD組立体19の位置調整が行われる。
例えば、LD14がマルチビームレーザ素子の場合、LD組立体19は光軸O回りに回転調整されてもよい。この回転調整によって、副走査方向におけるマルチビームの発光点の間隔が調整される。
この場合、調整治具上には、例えば、像面と等価な位置にセンサが設けられる。このセンサは、光走査ビームの副走査方向の走査ピッチを検出する。移動装置は、LD組立体19を光軸O回りに回転して、走査ピッチを合わせる。
例えば、LD14の圧入時に軸方向の位置のバラツキが生じる場合には、コリメート調整が行われてもよい。コリメート調整では、移動装置がLD組立体19を光軸Oに沿って移動する。
この場合、調整治具上には、例えば、像面と等価な位置に、デフォーカス量を検出するセンサが設けられる。移動装置は、デフォーカス量が許容範囲になるまで、LD組立体19を光軸Oに沿う方向に移動する。
LD組立体19の位置決めが終了した後、LD組立体19が接着される。
図8に示すように、塗布装置41は、接着剤硬化部18を形成すべき部位に接着剤18Lを塗布する。本実施形態では、塗布装置41は、図4に示す4箇所の部位に塗布する。各塗布位置では、塗布装置41は、基端外周面13iと段部13fとの交差する隅部から第1筒状部17aの端面17iに跨がる範囲に接着剤18Lを塗布する。
塗布装置41は、塗布位置ごとに、等量の接着剤18Lを塗布する。
塗布装置41は、各塗布位置おける接着剤18Lの吐出速度の塗布条件を一定に保つ。この結果、各塗布位置おける接着剤18Lは、いずれも略同様の形状に塗布される。例えば、各接着剤18Lは、周方向において等幅の領域に塗布される。例えば、先端外周面13hと第1溝内面17eとの間に侵入する各接着剤18Lの量は略等量である。
4箇所すべてに、接着剤18Lが塗布された後、接着剤18Lの種類に応じた硬化手段によって接着剤18Lが硬化される。例えば、接着剤18Lが紫外線硬化接着剤であれば、紫外線照射装置が接着剤18Lに紫外線を照射する。紫外線が照射された接着剤18Lは硬化する。例えば、接着剤18Lが熱硬化接着剤であれば、加熱装置が接着剤18Lを加熱する。加熱された接着剤18Lは硬化する。
各接着剤18Lが硬化すると、接着剤硬化部18が形成される。
接着剤硬化部18が形成されたら、把持治具40はLD組立体19の把持を解除する。
このようにして、調整治具に対してLD組立体19が位置決めされた状態で、LD組立体19がハウジング11の固定部17に固定される。
次に、LD駆動基板15が固定される。
図4に二点鎖線で示すように、固定用ボス16上に、LD駆動基板15が配置される。LD駆動基板15における図示略のねじ止め孔は、ねじ穴16a上に重なる。さらに、LD駆動基板15の図示略の接続用スルーホールには、LD14のリード14dが挿通される。
次に、ねじ20によって、LD駆動基板15が固定用ボス16にねじ止めされる。
次に、LD駆動基板15の図示略の接続用スルーホールから突出したリード14dがLD駆動基板15に半田付けされる。
以上で、LD駆動基板15がハウジング11に固定される。LD14はLD駆動基板15と電気的に接続される。
同様にして、レーザユニット12Y、12M、12C、12Kを構成するすべてのLD組立体19およびLD駆動基板15が固定される。
以上で、レーザユニット12Y、12M、12C、12Kがハウジング11に固定される。
次に、画像形成装置100の動作について、図1を参照して説明する。
画像形成装置100では、コントロールパネル1または外部から制御部6に対して画像形成を行う指令が入力される。制御部6は、プリンタ部3に画像形成を開始させる。プリンタ部3は、適宜のサイズのシートSをシート供給部4からレジストローラ24に供給する。
プリンタ部3は、レーザ走査ユニット10によって、画像形成部25Y、25M、25C、25Kの各感光体ドラムに潜像を形成する。
すなわち、レーザ走査ユニット10は、画像情報に基づいて変調されたレーザビームL1、L2、L3、L4を出射する。レーザビームL1、L2、L3、L4は、レーザ走査ユニット10の書き込み光学系によって集光される。レーザビームL1、L2、L3、L4は、書き込み光学系の作用によって、感光体ドラムの表面を走査する。
画像形成部25Y、25M、25C、25Kは、各感光体ドラムに形成されたそれぞれの静電潜像をそれぞれの現像器によって現像する。各感光体ドラムの表面には、静電潜像に対応するトナー像が形成される。
各トナー像は、各転写ローラによって、中間転写ベルト27に1次転写される。このとき、転写タイミングは、画像形成部25Y、25M、25C、25Kの配置位置に応じて適宜ずらされる。各トナー像は、中間転写ベルト27の移動とともに、色ずれを起こすことなく順次重ね合わされる。各トナー像は転写部28に送られる。
転写部28に到達するトナー像は、レジストローラ24から転写部28まで給送されたシートSに2次転写される。2次転写されたトナー像は、定着器29によってシートSに定着される。トナー像が定着されたシートSは、画像形成装置100の外部に排出される。
転写部28によって、シートS上に転写できない転写残トナーは、転写ベルトクリーニングユニット31によって掻き取られる。中間転写ベルト27は再使用可能にクリーニングされる。
以上で、1枚のシートSに対する画像形成が終了する。
本実施形態の画像形成装置100によれば、図4に示すように、接着剤硬化部18A、18B、18C、18Dによって、LD組立体19が固定部17に接着固定される。
LD組立体19のホルダ13と、固定部17とは直接的には接触していない。LD組立体19の位置は、上述したように調整治具に対して位置決めされる。したがって、ハウジング11の製造誤差が生じても、LD組立体19が設計上の位置に固定される。この結果、ハウジング11の製造誤差に依存することなく、LD組立体19が設計上の配置位置に固定される。
本実施形態によれば、ホルダ13とハウジング11とを直接的に接触して位置決めする場合に比べて、ホルダ13とハウジング11との寸法バラツキの許容範囲が拡がる。この結果、ホルダ13およびハウジング11の製造コストがより低減される。
接着剤を用いた固定では、接着剤の硬化収縮によって、接着対象の部材に外力が作用する。接着対象の部材に外力が作用すると、部材が変形するおそれがある。さらに、接着対象の部材に外力が作用すると、部材が移動するおそれがある。さらに、接着剤の主要部が略硬化した後でも、ある程度長時間にわたって接着剤の硬化プロセスが続く。
この結果、把持治具40によってLD組立体19が把持解除された後に、接着対象の部材の位置がずれるおそれがある。
本実施形態では、図4に示すように、接着剤硬化部18A、18B、18C、18Dが、光軸Oを含む面に関して面対称に配置される。
この場合、各接着剤硬化部18の硬化収縮によってホルダ13に作用する外力が面対称になる。このため、対称性によってホルダ13に作用する外力の面対称成分が釣り合う。本実施形態では、外力の影響は相殺される。本実施形態では、ホルダ13に固定されたLD14の光軸Oの調整時からの位置ずれが抑制される。
例えば、本実施形態では、第1対称面S1とこれに直交する第2対称面S2とに関して、接着剤硬化部18A、18B、18C、18Dが面対称に配置される。さらに、各接着剤硬化部18は、等量の接着剤18Lが硬化して形成される。
したがって、各接着剤硬化部18に発生する硬化収縮はそれぞれ等しい。硬化収縮によって発生する外力は、互いに直交する2軸方向においてそれぞれ相殺される。硬化収縮によって発生する外力の和は0になる。
例えば、接着剤硬化部18A、18Cは、光軸Oを挟んで直線T1上に対向する。それぞれの硬化収縮によってホルダ13に加わる外力は等しいため、合力は0になる。
同様に、接着剤硬化部18B、18Dは、光軸Oを挟んで直線T2上に対向する。それぞれの硬化収縮によってホルダ13に加わる外力は等しいため、合力は0になる。
以上説明したように、本実施形態の画像形成装置100によれば、光源であるLD14を固定する部品であるホルダ13およびハウジング11に寸法バラツキがあっても、LD14の配置位置が安定する。
以下、上述した実施形態の変形例について説明する。
第1変形例について説明する。
図9は、実施形態の第1変形例の画像形成装置100Aの主要部を示す模式図である。図10は、図9におけるC−C断面図である。
図1に示すように、第1変形例の画像形成装置100Aは、上記実施形態の画像形成装置100のレーザ走査ユニット10に代えて、レーザ走査ユニット10Aを持つ。
図9に示すように、レーザ走査ユニット10Aは、上記実施形態におけるレーザユニット12M(12Y、12C、12K)に代えて、レーザユニット12Ma(12Ya、12Ca、12Ka)を持つ。図9では、見易さのため、LD駆動基板15の図示は省略されている。
レーザユニット12Ma(12Ya、12Ca、12Ka)は、上記実施形態におけるLD組立体19に代えて、LD組立体19Aを持つ。
LD組立体19Aは、上記実施形態におけるホルダ13に代えて、ホルダ13Aを持つ。
以下、上記実施形態と異なる点を中心に説明する。
図10に示すように、ホルダ13Aは、上記実施形態におけるホルダ13のベース部13c、先端筒状部13a、および基端筒状部13bに代えて、ベース部33c、および筒状部33aを持つ。
ベース部33cは、上記実施形態における先端外周面13と同径の外径を持つ点が上記実施形態におけるベース部13cと異なる。
筒状部33aは、ベース部33cの外周部から、固定用孔13dの中心軸線C13に沿って延びる。
筒状部33aの内周面は、上記実施形態における先端筒状部13aおよび基端筒状部13bの内周面と同様である。筒状部33aの外周には、円筒面状の外周面33hが形成される。外周面33hの外径は、上記実施形態における先端外周面13hと同径である。
筒状部33aの外周面33hには、2箇所に溝部33fが形成される。中心軸線C13を含む平面による溝部33fの断面形状は、矩形状である。
溝部33fにおいて、筒状部33aの突出方向における溝内面33jは、軸方向において、上記実施形態における段部13fと同じ位置に形成される。
図9に示すように、ホルダ13Aの軸方向において見ると、各溝部33fは円弧状に延びる。各溝部33fは、第2対称面S2を跨ぐ。各溝部33fは、第1対称面S1および第2対称面S2に関して面対称となる形状である。
溝部33fの溝底面33iは、上記実施形態における基端外周面13iと同径である。
各溝部33fにおいて,中心軸線C13の関する中心角φの大きさは、上記実施形態における仮想直T1、T2の交差角θよりもわずかに大きい。
溝部33fの中心角φは、周方向の両端部において、上記実施形態におけると同様の位置に接着剤硬化部18A、18D(18B、18C)を形成可能な大きさである。
第1変形例におけるLD組立体19Aは、上記実施形態と同様にして、固定部17と固定される。固定部17およびホルダ13Aに跨がって形成される接着剤硬化部18A、18B、18C、18Dの配置は、上記実施形態と同様である。
ただし、図9に示すように、第1変形例では、ホルダ13Aにおける接着剤硬化部18A、18Dは、ホルダ13Aに形成される図示上側の溝部33fの両端部に密着する。接着剤硬化部18A、18Dは、ホルダ13Aに形成される図示下側の溝部33fの両端部に密着する。
各溝部33fは、上記実施形態と同様に接着剤18Lを塗布する際に、接着剤だまりとなる凹部を構成する。各溝部33fは、ホルダ13A上において、接着剤18Lの塗布範囲を規制する。ホルダ13Aが溝部33fを持つことによって、塗布される接着剤18Lの位置はより安定する。
本変形例の画像形成装置100Aは、ホルダ13Aの外形が上記実施形態におけるホルダ13と異なるのみである。画像形成装置100Aの作用は、上記実施形態の画像形成装置100と同様である。本変形例の画像形成装置100Aによれば、LD14を固定する部品であるホルダ13Aおよびハウジング11に寸法バラツキがあっても、LD14の配置位置が安定する。
第2変形例について説明する。
図11は、実施形態の第2変形例の画像形成装置100Bの主要部を示す模式図である。
図1に示すように、第2変形例の画像形成装置100Bは、上記実施形態の画像形成装置100のレーザ走査ユニット10に代えて、レーザ走査ユニット10Bを持つ。
図11に示すように、レーザ走査ユニット10Aは、上記実施形態におけるレーザユニット12M(12Y、12C、12K)に代えて、レーザユニット12Mb(12b、12Cb、12Kb)を持つ。図11では、見易さのため、LD駆動基板15の図示は省略されている。
レーザユニット12Mb(12Yb、12Cb、12Kb)は、上記実施形態における接着剤硬化部18に代えて、接着剤硬化部38を持つ。
以下、上記実施形態と異なる点を中心に説明する。
図11に示すように、接着剤硬化部38は、個数と、周方向における形成位置とにおいて、上記実施形態における接着剤硬化部18と異なる。
接着剤硬化部38は、上記実施形態における接着剤硬化部18と同じ形状で、3箇所に形成される。
各接着剤硬化部38は、上記実施形態と同様、基端外周面13i、段部13f、および第1筒状部17aに密着する。各接着剤硬化部38は、上記実施形態と同様、先端外周面13hと第1溝内面17eとの間に侵入する。
各接着剤硬化部38は、ホルダ13の軸方向に見て、基端外周面13iを周方向において3等分する位置に形成される。
本変形例では、LD組立体19は、中心軸線C13と同軸の光軸Oに関して3回回転対称となる位置に形成される3つの接着剤硬化部38を介してハウジング11に固定される。3つの接着剤硬化部38は、接着剤硬化部38の各中心と光軸Oとを通る平面に関して、面対称に配置される。
接着剤硬化部38の光軸Oに関する対称性によって、接着剤硬化部38が硬化収縮する際にホルダ13に作用する3つの外力は釣り合う。本変形例では、外力の影響は相殺される。本変形例では、ホルダ13に固定されたLD14の光軸Oの調整時からの位置ずれが抑制される。
第3変形例について説明する。
図12は、実施形態の第3変形例の画像形成装置100Cの主要部を示す模式図である。
図1に示すように、第3変形例の画像形成装置100Cは、上記実施形態の画像形成装置100のレーザ走査ユニット10に代えて、レーザ走査ユニット10Cを持つ。
図12に示すように、レーザ走査ユニット10Cは、上記実施形態におけるレーザユニット12M(12Y、12C、12K)に代えて、レーザユニット12Mc(12Yc、12Cc、12Kc)を持つ。図12では、見易さのため、LD駆動基板15の図示は省略されている。
レーザユニット12Mc(12Yc、12Cc、12Kc)は、上記実施形態における接着剤硬化部18に代えて、接着剤硬化部48を持つ。
以下、上記実施形態と異なる点を中心に説明する。
図12に示すように、接着剤硬化部48は、個数と、周方向における形成位置と、において、上記実施形態における接着剤硬化部18と異なる。
接着剤硬化部48は、上記実施形態における接着剤硬化部18と同じ形状で、6箇所に形成される。
各接着剤硬化部48は、上記実施形態と同様、基端外周面13i、段部13f、および第1筒状部17aに密着する。各接着剤硬化部48は、上記実施形態と同様、先端外周面13hと第1溝内面17eとの間に侵入する。
各接着剤硬化部48は、上記実施形態と同様、第1対称面S1に関して面対称、かつ第2対称面S2に関して面対称となる位置に形成される。
接着剤硬化部48のうち2つは、軸方向において見て、第2対称面S2上において光軸Oを挟んで対向する。
接着剤硬化部48のうち2つは、軸方向において見て、仮想直線T1上において光軸Oを挟んで対向する。
接着剤硬化部48のうち2つは、軸方向において見て、仮想直線T2上において光軸Oを挟んで対向する。
第2対称面S2と仮想直線T1(T2)とのなす角θ/2は、上記実施形態と同様、種々の値が可能である。
例えば、θ/2は45°以下としてもよい。
例えば、θ/2は、30°としてもよい。この場合、接着剤硬化部48は、光軸Oに関して6回回転対称となる位置に配置される。
本変形例では、LD組立体19は、6個の接着剤硬化部48を介してハウジング11に固定される。6個の接着剤硬化部48は、上記実施形態と同様に、第1対称面S1および第2対称面S2に関して面対称に配置される。
接着剤硬化部48の光軸Oに関する対称性によって、接着剤硬化部48が硬化収縮する際にホルダ13に作用する6つの外力は釣り合う。本変形例では、外力の影響は相殺される。本変形例では、ホルダ13に固定されたLD14の光軸Oの調整時からの位置ずれが抑制される。
第4変形例について説明する。
図13は、実施形態の第4変形例の画像形成装置100Dの主要部を示す模式図である。
図1に示すように、第4変形例の画像形成装置100Dは、上記実施形態の画像形成装置100のレーザ走査ユニット10に代えて、レーザ走査ユニット10Dを持つ。
図13に示すように、レーザ走査ユニット10Dは、上記実施形態におけるレーザユニット12M(12Y、12C、12K)に代えて、レーザユニット12Md(12Yd、12Cd、12Kd)を持つ。図13では、見易さのため、LD駆動基板15の図示は省略している。
レーザユニット12Md(12Yd、12Cd、12Kd)は、上記実施形態における接着剤硬化部18に代えて、接着剤硬化部58を持つ。
以下、上記実施形態と異なる点を中心に説明する。
図13に示すように、接着剤硬化部58は、個数、周方向における形成位置、および周方向の幅において、上記実施形態における接着剤硬化部18と異なる。
接着剤硬化部58は、光軸Oに関する中心角がψとなる幅で形成される。接着剤硬化部58は、光軸Oを間に挟んで対向する2箇所に形成される。
各接着剤硬化部58の周方向における中心は、第2対称面S2上に位置する。各接着剤硬化部58における周方向の幅は、上記実施形態における接着剤硬化部18よりも長い。
中心角ψは、0°を超え、180°未満の適宜の角度でよい。
各接着剤硬化部58は、互いに等量の接着剤18Lによって、上記第1の実施形態と同様に形成される。
各接着剤硬化部58は、上記実施形態と同様、基端外周面13i、段部13f、および第1筒状部17aに密着する。各接着剤硬化部48は、上記実施形態と同様、先端外周面13hと第1溝内面17eとの間に侵入する。
本変形例では、LD組立体19は、2個の接着剤硬化部58を介してハウジング11に固定される。2個の接着剤硬化部48は、上記実施形態と同様に、第1対称面S1および第2対称面S2に関して面対称に配置される。
接着剤硬化部58の光軸Oに関する対称性によって、接着剤硬化部58が硬化収縮する際にホルダ13に作用する2つの外力は釣り合う。本変形例では、外力の影響は相殺される。本変形例では、ホルダ13に固定されたLD14の光軸Oの調整時からの位置ずれが抑制される。
本変形例では、接着剤硬化部58の周方向の幅は、接着剤硬化部18としてもよい。しかし、接着剤硬化部58の周方向の幅を接着剤硬化部18よりも広くすることによって、接着剤硬化部58が2個であっても、より強固にLD組立体19が固定される。
第5変形例について説明する。
図14は、実施形態の第5変形例の画像形成装置100Eの主要部を示す模式図である。
図1に示すように、第5変形例の画像形成装置100Eは、上記実施形態の画像形成装置100のレーザ走査ユニット10に代えて、レーザ走査ユニット10Eを持つ。
図13に示すように、レーザ走査ユニット10Eは、上記実施形態におけるレーザユニット12M(12Y、12C、12K)に代えて、レーザユニット12Me(12Ye、12Ce、12Ke)を持つ。図14では、見易さのため、LD駆動基板15の図示は省略されている。
レーザユニット12Me(12Ye、12Ce、12Ke)は、上記実施形態における接着剤硬化部18に代えて、接着剤硬化部68A、68Bを持つ。
以下、上記実施形態と異なる点を中心に説明する。
図14に示すように、接着剤硬化部68Aは、上記実施形態における接着剤硬化部18よりも周方向の幅が広い。接着剤硬化部68Aの周方向の幅は、光軸Oに関する中心角がαとなる幅と大きさである。
接着剤硬化部68Bは、上記実施形態における接着剤硬化部18と同様の形状を持つ。接着剤硬化部68Bは、光軸Oを挟んで接着剤硬化部68Aと反対側となる領域において、互いに離間する2箇所に形成される。
接着剤硬化部68A、68Bは、上記実施形態と同様、基端外周面13i、段部13f、および第1筒状部17aに密着する。接着剤硬化部68A、68Bは、上記実施形態と同様、先端外周面13hと第1溝内面17eとの間に侵入する。
接着剤硬化部68Aは、対称面S3に関して面対称に配置される。対称面S3は、光軸Oを含み、各把持溝13jの中心軸線に対して直交する平面である。
各接着剤硬化部68Bは、対称面S3に関して、互いに面対称となる位置に配置される。各接着剤硬化部68Bは、軸方向において見ると、2つの仮想直線T3、T4上に位置する。仮想直線T3、T4は、光軸Oを通り、対称面S3に関して角度βだけ傾斜している。
接着剤硬化部68Aの幅を決める中心角αと、接着剤硬化部68Bの配置を決める角度βとは、接着剤硬化部68A、68Bの硬化収縮による外力が相殺される条件から決める。
例えば、接着剤硬化部68Aが、接着剤硬化部18と同幅であれば、上記第2変形例のように、β=30°で、外力が相殺される。したがって、接着剤硬化部68Aの周方向の幅が、接着剤硬化部18の周方向の幅の1倍を超え2倍未満の場合には、βは、0°を超え30°未満の範囲にする。
接着剤硬化部68Aの周方向の幅は、接着剤硬化部18の周方向の幅の2倍を超える長さでもよい。この場合には、例えば、接着剤硬化部68Bの周方向の幅が接着剤硬化部18よりも広くすることによって、ホルダ13に作用する外力が釣り合わせられてもよい。例えば、接着剤硬化部68Bの個数を3以上にすることによって、ホルダ13に作用する外力が釣り合わせられてもよい。
接着剤硬化部68Aと接着剤硬化部68Bとは、互いに異なる量の接着剤18Lによって、上記第1の実施形態と同様に形成される。
本変形例では、LD組立体19は、合計3個の接着剤硬化部68A、68Bを介してハウジング11に固定される。接着剤硬化部68A、68Bは、一つの対称面S3に関して面対称に配置される。
本変形例では、接着剤硬化部68A、68Bを形成する接着剤18Lの量を変えることによって、接着剤硬化部68A、68Bが硬化収縮する際にホルダ13に作用する外力が釣り合せられる。本変形例では、外力の影響は相殺される。本変形例では、ホルダ13に固定されたLD14の光軸Oの調整時からの位置ずれが抑制される。
さらに他の変形例について説明する。
上記第1変形例では、溝部33fが、2つの接着剤硬化部18を形成する接着剤だまりになっている例で説明した。しかし、接着剤だまりとなる凹部は、接着剤硬化部の個数分設けてもよい。
上記実施形態および各変形例では、画像形成装置のハウジング11に複数のLD組立体が固定される場合の例で説明した。しかし、1つのハウジングに1つのLD組立体が固定されてもよい。例えば、フルカラーの画像形成装置において、各色に対応するLD組立体が4つのハウジングに分かれて配置されてもよい。例えば、画像形成装置は、LD組立体を1つのみ用いる単色の画像形成装置であってもよい。
以上、説明した少なくともひとつの実施形態によれば、画像形成装置は、ハウジングとホルダとの間であって、光源の光軸を含む平面に関して面対称となる位置に形成され、ハウジングにホルダを固定する複数の接着剤硬化部を持つため、光源を固定する部品に寸法バラツキがあっても、光源の配置位置を安定させることができる画像形成装置を提供することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
10、10A、10B、10C、10D、10E…レーザ走査ユニット,11…ハウジング,12Y、12Ya、12Yb、12Yc、12Yd、12Ye、12M、12Ma、12Mb、12Mc、12Md、12Me、12C、12Ca、12Cb、12Cc、12Cd、12Ce、12K、12Ka、12Kb、12Kc、12Kd、12Ke…レーザユニット,13、13A…ホルダ,13a…先端筒状部(凸部),13g…内周面,13i…基端外周面(外周面),13j…把持溝,14…レーザダイオード(LD、光源),17…固定部,17d…環状溝部(挿入溝部),17e…第1溝内面(挿入溝部の内面),18、18A、18B、18C、18D、38、48、58、68A、68B…接着剤硬化部,18L…接着剤,19、19A…レーザダイオード(LD)組立体,33a…筒状部,33f…溝部,100、100A、100B、100C、100D、100E…画像形成装置,C13、C17…中心軸線,L1、L2、L3、L4…レーザビーム(光走査ビーム),O…光軸,S1…第1対称面,S2…第2対称面,S3…対称面

Claims (5)

  1. 光源と、
    前記光源を固定するホルダと、
    前記ホルダを固定するハウジングと、
    前記ハウジングと前記ホルダとの間であって、前記光源の光軸を含む平面に関して面対称となる位置に形成され、前記ハウジングに前記ホルダを固定する複数の接着剤硬化部と、
    を備える、画像形成装置。
  2. 前記接着剤硬化部は、
    3箇所以上に設けられる、
    請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記接着剤硬化部は、
    前記光軸回りの周方向において等幅の複数領域に形成される、
    請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記接着剤硬化部は、
    等量の接着剤を複数箇所に塗布することによって形成される、
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記ホルダは、
    内周面と外周面とを有する筒状の凸部を備え、
    前記ハウジングは、
    前記凸部が、前記凸部の前記内周面および前記外周面との間に隙間をあけて挿入される挿入溝部を備え、
    前記接着剤硬化部は、
    前記凸部の前記外周面と前記挿入溝部の内面との間に形成される、
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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