JP2014013329A - 光走査装置および画像形成装置 - Google Patents

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智也 藤井
Keiichi Serizawa
敬一 芹沢
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嘉信 坂上
Kazunori Watanabe
一範 渡辺
Daisuke Imaki
大輔 今木
Susumu Narita
進 成田
Hiroshi Shirono
寛 城野
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Abstract

【課題】光源から偏向手段の光路上に配置された光学素子が取り外れた取り付け部材を再使用することができる光走査装置および画像形成装置を提供する。
【解決手段】光源52と、光源52から出射された光を偏向走査するポリゴンスキャナ53などの偏向手段と、光源52から前記偏向手段までの光路上に配置されたシリンドリカルレンズ59などの光学素子と、光源52と光学素子とが取り付けられる保持部材104などの取り付け部材とを備え、取り付け部材には、光学素子が接着固定されるシリンドリカルレンズ取り付け部103など接着固定部を複数備える書込装置5などの光走査装置であって、上記複数の接着固定部を、光軸回りに配置した。
【選択図】図4

Description

本発明は、光走査装置および画像形成装置に関するものである。
複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置の中には、潜像担持体上に画像情報に応じた書込光を偏向走査する光走査装置を備え、この光走査装置により潜像担持体上に潜像を形成し、この潜像を現像して画像を得るものが知られている(例えば、特許文献1)。特許文献1に記載の光走査装置は、図15に示すように、レーザダイオード(LD)などの光源201から照射された光210が、不図示のコリメートレンズやシリンドリカルレンズ202などの光学素子によって所定の形状に成形されて光偏向装置たるポリゴンスキャナ204のポリゴンミラー203に入射する。ポリゴンミラー203に入射した光は、偏向走査され、走査レンズ205、反射ミラー209等の光学素子を通った後、光学ハウジング213の底面部の防塵ガラス211が取り付けられた開口部から不図示の潜像担持体に照射される。光源201からポリゴンスキャナ203までの光路上に配置されるシリンドリカルレンズ202などの光学素子は、取り付け部材としての光学ハウジング213に直接接着固定されている。
また、上記特許文献1には、図16に示すように、光学素子としての走査レンズ205が接着固定される複数の固定用突起部232,233,234を取り付け部材としての光学ハウジング213の同一平面上に主走査方向に並べて設け、これら固定用突起部のうちのいずれかひとつ(図16では符号232の固定用突起部)に走査レンズ205を接着固定する構成が記載されている。この特許文献1に記載の光走査装置は、走査レンズ205に傷つくなどして、光学特性の劣化が発見された場合、劣化した走査レンズ205を光学ハウジングから取り外す。次に、前回の接着固定に用いた固定用突起部232を削りとり、この固定用突起部232とは異なる固定用突起部(符号233,234のいずれか)に新品の走査レンズ205を固定する。これにより、固定用突起部に残留する接着層により走査レンズの取り付け精度の低下などを防ぐことができる。その結果、光学ハウジング213を再利用することができる。
偏向手段としてのポリゴンスキャナ204以降の光路上に配置される走査レンズ205などの光学素子においては、主走査方向にある程度の長さを有している。このため、先の図16に示す構成を採用した場合、光学素子を光路上に配置したとき、主走査方向に並べた複数の固定用突起部全てと光学素子は対向する。よって、前回とは異なる固定用突起部に光学素子を接着固定しても、光学素子が光路からずれることはない。よって、先の図16に示す構成を採用することができ、取り付け部材としてのハウジング213の再利用が可能である。
しかし、特許文献1では、光源から偏向手段の光路上に配置されたシリンドリカルレンズ202などの光学素子が取り外れた光学ハウジングを再使用することができなかった。なぜなら、光学ハウジングには、光源から偏向手段の光路上に配置された光学素子の接着固定部は一つしかないからである。
仮に、光源201からポリゴンスキャナ204までの光路上に配置されるシリンドリカルレンズ202などの光学素子の固定として先の図16に示した光学ハウジング213の主走査方向に複数の固定用突起部を並べて配置する構成を採用した場合、前回の接着固定に用いた固定用突起部とは異なる固定用突起部に光学素子を固定すると、光学素子が光路上から外れてしまうという不具合が生じる。これは、光源201からポリゴンスキャナ204までの光路上に配置されるシリンドリカルレンズ202などの光学素子は、ポリゴンスキャナ以降の光路上に配置される光学素子に比べて小さい。このため、先の図16に示す構成を採用した場合、光学素子を光路上に配置したとき、光学素子は、主走査方向に並べて配置された複数の固定用突起部のうちひとつとしか対向しないからである。
本発明は以上の課題に鑑みなされたものであり、その目的は、光源から偏向手段の光路上に配置された光学素子が取り外れた取り付け部材を再使用することができる光走査装置および画像形成装置を提供することである。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、光源と、前記光源から出射された光を偏向走査する偏向手段と、前記光源から前記偏向手段までの光路上に配置された光学素子と、前記光源と前記光学素子とが取り付けられる取り付け部材とを備え、前記取り付け部材には、前記光学素子が接着固定される接着固定部を複数備える光走査装置であって、上記複数の接着固定部を、光軸回りに配置したことを特徴とするものである。
本発明によれば、複数の接着固定部を光軸回りに配置したので、光学素子を光路上に配置したとき、全ての接着固定部と対向させることができる。よって、前回と異なる接着固定部に光学素子を接着固定しても光学素子が光路上から外れてしまうことがない。これにより、光源から偏向手段の光路上に配置された光学素子が取り外れた取り付け部材を再使用することができる。
本実施形態に係る画像形成装置としてのプリンタを示す模式図。 第1の書込装置の周辺を示す斜視図。 第1の書込装置の断面図。 LDユニットの斜視図。 シリンドリカルレンズが保持部材に取り付けられる前のLDユニットを光学ハウジングに取り付けた様子を示す断面図。 光学ハウジングに締結された保持部材に、シリンドリカルレンズを取り付けた様子を示す断面図。 各突当部と、ネジ挿入穴との関係を示す図。 シリンドリカルレンズ取り付け部の間隔と、シリンドリカルレンズの主走査方向長さとの関係を示す図。 シリンドリカルレンズを第1シリンドリカルレンズ取り付け部に接着固定した様子を示す図。 シリンドリカルレンズを第2シリンドリカルレンズ取り付け部に接着固定した様子を示す図。 シリンドリカルレンズ取り付け部からシリンドリカルレンズを取り外す様子を示す拡大構成図。 変形例のLDユニットの平面図。 第1シリンドリカルレンズ取り付け部の接着剤付着部分を取り外す様子を説明する図。 第1シリンドリカルレンズ取り付け部の接着剤付着部分を取り外した変形例のLDユニットの斜視図。 従来の光走査装置の平面図。 従来の光走査装置における走査レンズの固定方法を示す図。
以下、本発明を、電子写真方式の画像形成装置である複写機に適用した一実施形態について説明する。
図1は、本実施形態に係る画像形成装置としてのプリンタ10を示す模式図である。
このプリンタ10は、主に、イエロー(以下「Y」と記載し、イエロー用の部材の符号には色別符号として「Y」を付す。シアン、マゼンタ、ブラックについても同様。)用の作像部4Y、M(マゼンタ)用の作像部4M、C(シアン)用の作像部4C、BK(ブラック)用の作像部4BKの4つの作像部と、中間転写材である中間転写ベルト1とを有している。また、作像部4Y,M,C,BKの上には、第1の書込装置5a、第2の書込装置5bの一部が重なるようにして横並びに配置されている。
各書込装置5a,5bは、パーソナルコンピュータ、ワードプロセッサ等から入力される色分解された画像データを、光源駆動用の信号に変換し、それに従い各レーザ光源ユニット内の半導体レーザを駆動して光ビームを出射するようになっている。
各作像部4Y,4M,4C,4BKは、それぞれ、回転駆動される潜像担持体としての感光体41Y,41M,41C,41BK、それぞれの感光体41Y,41M,41C,41BKの周囲に配置される帯電部42Y,42M,42C,42BK、現像部43Y,43M,43C,43BK、クリーニング部44Y,44M,44C,44BK等により構成されている。感光体41Y,41C,41M,41BKは、円筒状に形成された感光体ドラムであり、図示しない駆動源により回転駆動される。各帯電部42Y,42M,42C,42BKは、それぞれ対応する感光体41Y,41M,41C,41BK41の表面を所定電位となるように一様帯電するものである。本実施形態の帯電部42Y,42M,42C,42BKは、帯電ローラ等の帯電部材を感光体41Y,41M,41C,41BKの表面に接触又は近接させて帯電処理する接触帯電方式のものを採用しているが、これに限られない。
第1の書込装置5aから出射された光ビームが帯電部42Bk,42Cにより一様帯電された感光体41Bk,41Cの表面にスポット照射されることにより、感光体41Bk,41C表面にはそれぞれの画像情報に応じた静電潜像が書き込まれる。また、第2の書込装置5bから出射された光ビームが帯電部42M,42Yにより一様帯電された感光体41M,41Yの表面にスポット照射されることにより、感光体41M,41Y表面にはそれぞれの画像情報に応じた静電潜像が書き込まれる。
各現像部43Y,43M,43C,43BKは、感光体41Y,41M,41C,41BK上の静電潜像にトナーを付着させることにより、その静電潜像をトナー像として顕像化させるもので、感光体41Y,41M,41C,41BKに対して非接触状態でトナーを供給する非接触現像方式のものが採用されている。各クリーニング部44Y,44M,44C,44BKは、感光体41Y,41M,41C,41BKの表面に付着している転写残トナー等の不要物を除去するもので、感光体表面にブレード部材を接触させてクリーニングするブレード方式のものが採用されている。
作像部4Y,4M,4C,4BKの鉛直方向下方には、無端状の中間転写ベルト1を張架しながら図中反時計回り方向に無端移動せしめる転写ユニット12が配設されている。転写手段たる転写ユニット12は、中間転写ベルト1の他に、テンションローラ2、2次転写対向ローラ3、4つの1次転写ローラ6Y,6M,6C,6BK、2次転写ローラ7、不図示のベルトクリーニング装置などを備えている。
転写ユニット12の鉛直方向下方には、シートを複数枚重ねた紙束の状態で収容している給紙カセット13が配設されている。この給紙カセット13は、シート束の一番上のシートに給紙ローラ13aを当接させており、これを所定のタイミングで図中反時計回り方向に回転させることで、そのシートを送り出す。
各感光体41Y,41M,41C,41BK上に形成された各色トナー像が、各一次転写ローラ6Y,6M,6C,6BKによって、順次中間転写ベルト1に互いに重なり合うように転写される。このように重なった中間転写ベルト1上の画像は、2次転写ローラ7によってシートに転写される。
画像が転写されたシートは、その後に定着器14に搬送され、熱と圧力によって画像がシートに定着される。その後、シートは、排紙ローラ対15により排紙カバー16へ排出される。
次に、書込装置5a,5bについて説明する。第1,第2の書込装置5a,5bは、排紙カバー16の傾斜に略平行に対向するように傾いて設置されていて、両者がプリンタ10の排紙側から見て一部重なるように配置されている。もちろん略平行でなかったり、重なりがなかったりしても問題ないが、重なる部分をもつことでプリンタ10を小型化することができる。
第1の書込装置5a、第2の書込装置5bの構成は、同じであるので、以下の説明では、第1の書込装置5aについて説明する。
図2は、第1の書込装置5aの周辺を示す斜視図であり、図3は、第1の書込装置5aを側方から見た断面図である。
第1の書込装置5aは、BK色の感光体41BKとC色の感光体41Cとに走査光線Lを照射するものであり、図2、図3に示すように、LDユニット100、ポリゴンスキャナ53、走査レンズ(fθレンズ)54、反射ミラー55C,55BK,56BK、シリンドリカルレンズ57BK,57Cなどを有し、これらが光学ハウジング500に収納されている。光学ハウジング500は、上面が開放した箱型の形状であり、上面がカバー部材505で覆われていて、書込装置内への塵芥の侵入を防いでいる。LDユニット100、ポリゴンスキャナ53は、光学ハウジング500の一端側に収納されている。光学ハウジング500は、ガラス繊維を含有した熱可塑性樹脂で構成され、底面および底面の4辺に設けられた側面とが一体成形されている。
LDユニット100は、感光体41BKに走査光線LBkを照射するための半導体レーザからなるBK用の光源52BK(図5参照)、感光体41Cに走査光線Lcを照射するための半導体レーザからなるC用の光源52C(図5参照)を備えている。LDユニット100は、光源52BKから出射された光束とC色用の光源52Cから出射された光束とがポリゴンミラー53aの同じ位置に照射するようにBK色用光源52BK及びC色用光源52Cを保持している。また、LDユニット100は、Bk色用のコリメートレンズ51Bk、C色用のコリメートレンズ51C(図5参照)、Bk色用のシリンドリカルレンズ59Bk、C色用のシリンドリカルレンズ59C(図5参照)も保持している。なお、LDユニット100の詳細については、後述する。
偏向手段としてのポリゴンスキャナ53は、正多角柱形状からなる回転多面鏡たるポリゴンミラー53aと、不図示のポリゴンモータと、ポリゴンモータの駆動を制御するための電子部品を搭載した回路基板53bとで構成されており、光学ハウジング500の底面の一端部にネジによって締結されている。ポリゴンミラー53aは、その6つの側面に反射鏡を有している。本実施形態においては、ポリゴンミラー53aを正六角柱形状として、側面に6つの反射鏡を有しているが、これに限定されるものではない。
LDユニット100に固定されたBK色用の光源52BKから出射された光束は、LDユニット100とポリゴンスキャナ53との間の光路上に配置されたコリメートレンズ51Bkにより、発散光束が平行光束に変換された後、シリンドリカルレンズ59Bkを透過することで、副走査方向(感光体表面上における感光体表面移動方向に相当する方向)に集光せしめられ、ポリゴンミラー53aに入射する。ポリゴンミラー53aに入射した光は、ポリゴンミラー53aの反射鏡に反射しながら主走査方向(感光体表面上における軸線方向に相当する方向)に偏向せしめられる。次に、ポリゴンミラー53aによって一定の角速度で主走査方向に偏向せしめられる光束の偏向方向の移動速度を等速に変換する走査レンズ54、図3に示すように、第1反射ミラー55BK、第2反射ミラー56BKを順次経由する。そして、シリンドリカルレンズ57BKによりポリゴンミラーの面倒れが補正された後、光学ハウジング500の底面に形成された開口部504BKを覆うようにして設けられた防塵ガラス58BKを透過して感光体41BKの表面を光走査する。
また、LDユニット100に固定されたC色用の光源52Cから出射された光束は、同様にコリメートレンズ51Cやシリンドリカルレンズ59Cなどの複数の光学素子を通過して、ポリゴンミラー53aのBK色の光束と、同一の位置に入射する。そして、ポリゴンミラー53aの反射鏡に反射しながら主走査方向に偏向せしめられ、走査レンズ54、第1反射ミラー55C、シリンドリカルレンズ57C,防塵ガラス58Cを透過して感光体41Cの表面を光走査する。本実施形態においては、1枚の走査レンズ54を使用する構成であるが、BK色用、C色用それぞれの走査レンズを有する構成でもよい。また、走査レンズ54として、副走査方向にパワーを持つ走査レンズを用いて、シリンドリカルレンズ57BK,57Cを無くしてもよい。
次に、本実施形態の特徴点であるLDユニット100について、説明する。
図4は、LDユニット100の斜視図である。
LDユニット100は、Bk色とC色用の光源52Bk,52C、コリメートレンズ51Bk,51C、シリンドリカルレンズ59Bk,59Cを保持する樹脂製の保持部材104を有している。保持部材104は、光源52Bk,52cが、副走査方向に並んで取り付けられる光源取り付け部101、第1光学素子であるコリメートレンズ51Bk,51Cが取り付けられる副走査方向に対して垂直な板状のコリメートレンズ取り付け部102を有している。また、第2光学素子たるシリンドリカルレンズ59Bk,59Cが取り付けられる光学ハウジング500の開放面に対して垂直な板状の第1シリンドリカルレンズ取り付け部103aを有している。また、この第1シリンドリカルレンズ取り付け部103aと対向して、垂直な板状の第2シリンドリカルレンズ取り付け部103aが設けられている。
光源取り付け部101には、第1取り付け孔101aと、この第1取り付け孔101aに対して副走査方向並んで設けられた第2取り付け孔101b(図5参照)とを有している。第1取り付け孔101aにBk色の光源52Bkが圧入されることで、Bk色の光源52Bkが、第1取り付け孔101aに取り付けられる。また、C色の光源52Cが第2取り付け孔に圧入させることで、C色の光源52Cが、第2取り付け孔に取り付けられる。本実施形態においては、光源52Bk,52Cを取り付け孔に圧入することで、光源52Bk,52Cを光源取り付け部101に取り付けているが、例えば、板バネにより光源52Bk,52Cを光源取り付け部101に取り付けてもよい。
コリメートレンズ取り付け部102は、光源取り付け部101の第1取り付け孔101aと第2取り付け孔の間を仕切るように設けられており、一方の面(光学ハウジング500の開放面と対向する面)にBk色用のコリメートレンズ51Bkが接着固定され、他方の面(光学ハウジング500の底面と対向する面)にC色用のコリメートレンズ51Cが接着固定される。また、本実施形態では、コリメートレンズ51Bk,51Cを直接、コリメートレンズ取り付け部102に接着固定しているが、コリメートレンズ51Bk,51Cを保持する中間部材を介して、コリメートレンズ取り付け部102に接着固定してもよい。また、コリメートレンズ取り付け部102の主走査方向両端部付近には、締結部材たるネジ110が挿入されるネジ挿入穴106が設けられている。
また、コリメートレンズ取り付け部102のネジ挿入穴106の周辺部102aを、他の部分に比べて薄肉にしている。ネジ挿入穴106は、コリメートレンズ51Bk,51Cが取り付けられる箇所よりも光束進行方向下流側に配置されている。コリメートレンズ取り付け部102の光束進行方向下流端の主走査方向中央部には、Bk色用のアパーチャー50Bkと,C色用のアパーチャー50C(図5参照)とが形成されたアパーチャー壁105が設けられている。
第1,第2シリンドリカルレンズ取り付け部103a,103bは、アパーチャー壁105の主走査方向両端から光束進行方向に延びている。Bk色用のシリンドリカルレンズ59BkとC色用のシリンドリカルレンズ59Cとが副走査方向に並んで、第1シリンドリカルレンズ取り付け部103a、第2シリンドリカルレンズ取り付け部103bのいずれかに接着固定されている。図8に示すように、第1シリンドリカルレンズ取り付け部103aから第2シリンドリカルレンズ取り付け部103bまでの距離L1は、シリンドリカルレンズ59Bk,59Cの主走査方向長さL2よりも長くなっている。
本実施形態においては、光学ハウジング500にLDユニット100を取り付ける前の状態では、シリンドリカルレンズ59Bk、59Cは、シリンドリカルレンズ取り付け部103に取り付けられておらず、後述するように、保持部材104を光学ハウジング500にネジ110(図5参照)により締結した後、シリンドリカルレンズ59Bk、59Cを、シリンドリカルレンズ取り付け部103に取り付ける。このため、シリンドリカルレンズ取り付け部103は、光学ハウジング500の開放面に対して、垂直な板状の形状にして、保持部材104を光学ハウジング500に締結後に、シリンドリカルレンズ59Bk,59Cを取り付けられるようにしている。
図5は、シリンドリカルレンズ59Bk,59Cが保持部材104に取り付けられる前のLDユニット100を光学ハウジング500に取り付けた様子を示す断面図であり、図6は、光学ハウジング500に締結された保持部材104に、シリンドリカルレンズ59Bk,59Cを取り付けた様子を示す断面図である。図5は、LDユニット100の主走査方向中央部の断面図であり、図6は、LDユニットの主走査方向一端側付近の断面図である。
図5に示すように、光学ハウジング500には、ネジ110がネジ止めされるための内周面に雌ネジが形成された不図示のネジ穴が設けられており、このネジ穴の周囲は、光学ハウジング側から突出して、ネジ110で保持部材104を締結したとき、コリメートレンズ取り付け部102の撓み変形を規制するための変形規制部503が形成されている。
図5に示すように、光源取り付け部101の光学ハウジング500の底面と対向する箇所には、光学ハウジング500に突き当る円柱形状の第1突当部108aが設けられている。また、図6に示すように、コリメートレンズ取り付け部102の光学ハウジング500の底面と対向面のシリンドリカルレンズ取り付け部103側で、主走査方向両端部には、それぞれ、光学ハウジングに突き当る円柱形状の第2突当部108b,第3突当部108c(図7参照)が設けられている。各突当部108a,108b,108cの突出量は、変形規制部503の突出量よりも多くなっている。
光学ハウジング500には、LDユニット100(保持部材104)を副走査方向に位置決めするための第1平面500aと第2平面500bとを有している。保持部材104を光学ハウジング500に取り付けると、第1突当部108aは、光学ハウジング500の第1平面500aに当接し、第2突当部108bと第3突当部108cとが、光学ハウジング500の第2平面に当接する。これにより、LDユニット100(保持部材104)が、副走査方向に位置決めされる。
また、これら3個の突当部108a,108b,108cが光学ハウジング500に突き当って、保持部材104が、光学ハウジング500に対して位置決めされたとき、変形規制部503とコリメートレンズ取り付け部102のネジ挿入穴周辺部102aとの間に所定の隙間が生じるようになっている。すなわち、上記3個の突当部108a,108b,108cが、隙間形成手段として機能している。また、本実施形態においては、各突当部108a,108b,108cを保持部材104に設けているが、光学ハウジング500に設けてもよい。
光学ハウジング500を型成形にて作り込む際は、副走査方向の基準を第1平面500aとして、寸法規定するとよい。第1平面500aを副走査方向の基準とすることで、第2平面の副走査方向に寸法誤差があった場合、光学ハウジング500に取り付けられたLDユニット100(保持部材104)は、第1平面500aを基準にして副走査方向に傾くためである。また、第2平面500bの他に、ポリゴンスキャナ53、走査レンズ54あるいは反射ミラー55、56の副走査方向の公差もこの第1平面500aから寸法規定となり、光ビーム径への影響が大きい光源52Bk,52Cの位置から積みあがる寸法誤差が少なくなる。
図7は、各突当部108a,108bと、ネジ挿入穴106との関係を示す図である。
図中破線で示す保持部材104の3つの突当部108a,108b,108cを結んだ三角形は、第1突当部108aから第2突当部108bまでの辺Aの長さと、第1突当部108aから第3突当部108cまでの辺Bの長さが等しい2等辺三角形が望ましい。また、ネジ挿入穴106は、辺A上と、辺B上とに設けている。
次に、このLDユニット100の光学ハウジング500への取り付けについて、説明する。
まず、各光源52Bk,52Cを光源取り付け部101の取り付け孔に圧入する。次に、各コリメートレンズ51Bk,51Cを汎用の光学センサや光ビームスキャンを用いた光源調整治具にて、各光源52Bk,52Cから出射された光ビームが略平行光となるように各コリメートレンズ51Bk,51Cの位置調整を行い、第1光学素子取り付け部102に接着固定する。次に、各光源52Bk,52C、各コリメートレンズ51Bk,51Cが取り付けられた保持部材104を締結部材たるネジ110により光学ハウジング500に締結する。具体的には、ネジ110をネジ挿入穴106に挿入して、光学ハウジング500に設けられた不図示のネジ穴にネジ110をねじ込むことで、保持部材104が、光学ハウジング500に締結される(図5参照)。
ネジ110を光学ハウジング500の不図示のネジ穴にねじ込んでいくと、ネジ110の座面が、ネジ挿入穴周辺部102aに当接して、コリメートレンズ取り付け部102を、光学ハウジング500の底面側へ押圧する。このとき、図5に示すように、コリメートレンズ取り付け部102のネジ挿入穴周辺部102aと光学ハウジング500との間に隙間があり、第1突当部108a,第2突当部108b,第3突当部108cの3箇所のみが、光学ハウジング500の底面と当接している。そのため、ネジ110を光学ハウジング500のネジ穴にねじ込んで、ネジ110の座面がコリメートレンズ取り付け部102を押圧していくと、コリメートレンズ取り付け部102が、光学ハウジング500の底面側に撓む。このように、保持部材104のコリメートレンズ取り付け部102を撓ませて、保持部材104を光学ハウジング500に締結することで、大きな締結力で保持部材104を光学ハウジング500に取り付けることができる。
経時的に、画像形成装置に高温・低温を繰り返すヒートサイクルような外乱や、ポリゴンスキャナ53の発熱による書込装置5内の温度上昇が繰り返し加わることで、保持部材104が厚み方向の膨張伸縮を繰り返し、やがてネジ110の締結力が落ちる可能性が高い。特に、本実施形態においては、保持部材104や光学ハウジング500を金属と比較して熱に対する伸縮膨張が大きい樹脂で形成しているため、ネジ110の締結力が経時に低下していく可能性が高い。しかし、本実施形態においては、上述したように、大きな締結力で保持部材104を光学ハウジング500に締結することができるので、経時使用で多少ネジ110の締結力が低下したとしても、十分な締結力で保持部材104を光学ハウジング500に締結し続けることができる。これにより、経時の使用でネジ110の締結力が低下して、ポリゴンミラー53aの回転時の振動や、感光体41などを駆動する駆動ユニットの振動などにより、保持部材104が、振動するのを抑制することができる。これにより、経時わたりバンディングなどの異常画像が生じるのを抑制することができる。
また、本実施形態においては、ネジ挿入穴周辺部102aを薄肉にしたので、コリメートレンズ取り付け部102の撓み変形をネジ挿入穴周辺部102aに集中させることができる。これにより、コリメートレンズ取り付け部102のコリメートレンズ周辺が光学ハウジング500の底面側に撓んだり、光源取り付け部101がコリメートレンズ取り付け部102の撓み変形に伴って副走査方向に対して傾いたりするのを抑制することができ、各光源52Bk,52Cから出射された光束の光路が、規定の光路に対して副走査方向に傾くのを抑制することができる。特に、ネジ挿入穴106をコリメートレンズ51Bk,51Cよりも光束進行方向下流側に設けて、コリメートレンズ51Bk,51Cや光源取り付け部101から離して設けることにより、コリメートレンズ取り付け部102のコリメートレンズ周辺が光学ハウジング500の底面側に撓んだり、光源取り付け部101がコリメートレンズ取り付け部102の撓み変形に伴って副走査方向に対して傾いたりするのをさらに抑制することができる。
また、コリメートレンズ取り付け部102の光源取り付け部101との接続部からコリメートレンズ51Bk,51Cが取り付けられる箇所までの領域を他の領域よりも肉厚にしてもよい。このように構成することで、第1光学素子取り付け部102のコリメートレンズ周辺が光学ハウジング500の底面側に撓んだり、光源取り付け部101が第1光学素子取り付け部102の撓み変形に伴って副走査方向に対して傾いたりするのを抑制することができる。
また、保持部材104を2本のネジ110で光学ハウジング500に締結するので、主走査方向一端側のネジ110の締結力と主走査方向他端側のネジ110の締結力に差が生じる場合がある。しかし、本実施形態においては、コリメートレンズ取り付け部102のネジ挿入穴周辺部102aと光学ハウジング500の第2平面500bとの間に隙間を形成し、ネジ挿入穴周辺部102aを副走査方向に撓みやすくしている。これにより、各ネジの締結力の差は、ネジ挿入穴周辺部102aの副走査方向の撓み量の差となり、保持部材104が、主走査方向に対して傾いて取り付けられるのを抑制することができる。これにより、光源から出射される光束の光路が、規定の光路に対して主走査方向にずれるのを抑制することができる。
また、先の図7に示したように、各ネジ挿入穴106を、第1突当部108aと第2突当部108bとを結んだ線分上、第1突当部108aと第3突当部108cとを結んだ線分上にそれぞれ設けている。これらの位置にネジ挿入穴106をそれぞれ設けることで、ネジ110の座面は、コリメートレンズ取り付け部102の第1突当部108aと第2突当部108b、および、第1突当部108aと第3突当部108cとにより両持ち支持された構造の部分をそれぞれ押圧することになる。これにより、ネジ110の締結力を、各突当部108a,108b,108cを介して光学ハウジング500でしっかりと受けることができる。その結果、各ネジの締結力に差があったとしても、保持部材104が、主走査方向に対して傾くのをより一層抑制することができる。これにより、光源から出射される光束の光路が、規定の光路に対して主走査方向にずれるのを抑制することができる。本実施形態においては、図7の破線で示す2等辺三角形の辺Aと辺B上にネジ挿入穴106を設けているが、破線の2等辺三角形の領域内であればよい。破線の2等辺三角形の領域内に設けることで、第1光学素子取り付け部102の両持ち支持された構造の部分をネジ110が押圧するので、上述と同様の効果が期待できる。
また、本実施形態においては、光学ハウジング500の不図示のネジ穴の周囲に変形規制部503を設けることにより、ネジ110をねじ込みすぎにより、コリメートレンズ取り付け部102が副走査方向に撓みすぎるのを抑制することができる。
このように、本実施形態においては、ネジの締結力により、保持部材104は、副走査方向に撓むだけであり、光学ハウジング500締結後の光源から出射された光束の光路は、規定の光路に対して、副走査方向に傾くだけである。
保持部材104を光学ハウジング500に締結したら、各シリンドリカルレンズ59Bk,59Cを、第1シリンドリカルレンズ取り付け部103aに取り付ける。本実施形態においては、保持部材104をネジ110で光学ハウジング500に締結したとき、コリメートレンズ取り付け部102が、副走査方向(光学ハウジングの底面側)に撓むことにより、光源取り付け部101が、副走査方向に対して傾いている場合がある。その結果、各光源52Bk,52Cから出射した光束の光路は、規定の光路に対して副走査方向に傾く場合がある。しかし、本実施形態においては、保持部材104を光学ハウジング500に締結後にシリンドリカルレンズ59Bk,59Cを取り付けることにより、このような光路の副走査方向の傾きを補正することができ、ポリゴンミラー53aの所定の位置に各光源から出射された光束を照射させることができる。
まず、C色のシリンドリカルレンズ59Cを、第1シリンドリカルレンズ取り付け部103aに取り付ける。具体的には、C色のシリンドリカルレンズ59Cを、光軸方向、副走査方向、主走査方向、光軸方向回り、副走査方向回り、主走査方向回りに調整可能な不図示のチャック部材に保持する。次に、C色の光源52Cから光ビームを照射させ、ポリゴンミラー53aを回転させながら、C色の感光体41Cの像面位置に汎用の光ビームスキャンやCCDカメラを配置して、光ビーム径や、像面位置などを測定しながらチャック部材を移動させ、所定のビーム径や所定の像面位置に光が照射されるようシリンドリカルレンズ59Cの位置調整を行う。シリンドリカルレンズ59は、副走査方向に光を集光する光学素子であるので、規定の光路に対する副走査方向の傾きは、シリンドリカルレンズ59を主走査方向回りに姿勢を変化させることで、補正され、感光体41の所定の位置に光を照射することができる。次に、位置調整が終了したら、C色のシリンドリカルレンズ59Cと第1シリンドリカルレンズ取り付け部103aとの間に紫外線硬化型の接着剤を充填し、紫外線を照射し、C色のコリメートレンズ51Cを第1シリンドリカルレンズ取り付け部103aに接着固定する。上記では、位置調整を行った後に接着剤を充填しているが、接着剤を充填した後に位置調整を行ってもよい。このようにして、C色のシリンドリカルレンズ59Cを第1シリンドリカルレンズ取り付け部103aに取り付けたら、K色のシリンドリカルレンズ59Bkを、上述と同様にして、第1シリンドリカルレンズ取り付け部103aに接着固定する(図6、図9参照)。
このように、保持部材104を光学ハウジング締結後にシリンドリカルレンズ59Bk,59Cを第1シリンドリカルレンズ取り付け部103aに取り付けるので、各光源52Bk,52Cから出射された光路が、規定の光路に対して副走査方向に傾いていても、ポリゴンミラーの所定の位置へ照射することができる。また、各シリンドリカルレンズ取り付け部103a,103bが、光学ハウジング500の開放面に対して垂直な面であるので、保持部材104を光学ハウジング500に締結した後でも、光学ハウジング500の開放面から第1シリンドリカルレンズ取り付け部103aと第2シリンドリカルレンズ取り付け部103bとの間の領域にアクセスできる。よって、各シリンドリカルレンズ59Bk,59Cの姿勢を調整して光学ハウジングに締結後の保持部材104に各シリンドリカルレンズ59Bk,59Cを取り付けることができる。
また、本実施形態とは異なり、予めシリンドリカルレンズ59を、姿勢調整機構を介して保持部材104に取り付け、このシリンドリカルレンズ59が予め取り付けられた保持部材104を光学ハウジング500に締結し、締結後姿勢調整機構を操作してシリンドリカルレンズ59の姿勢を調整して副走査方向の傾きを補正することも考えられる。しかし、本実施形態においては、書込装置の小型化を図るため、図2に示すように、光源52からポリゴンミラー53aまでの距離が短くなっており、姿勢調整機構を設けると姿勢調整機構が走査レンズ54に干渉してしまう。そのため、姿勢調整機構を設けた構成の場合は、書込装置の小型化を十分に達成できないという不具合がある。よって、本実施形態において、保持部材104を光学ハウジング500に締結後にシリンドリカルレンズ59の姿勢を調整して取り付けるようにして、姿勢調整機構を設けないようにすることで、装置の小型化、部品点数の削減による装置のコストダウンを図ることができる。
また、保持部材104は、ネジ110で締結されているので、光源52Bkや光源52Cに寿命がきて、LDユニット100を交換するときは、ネジ110を取り外すだけで、簡単にLDユニット100を光学ハウジング500から取り外すことができる。これにより、LDユニット100の交換を容易に行うことができる。また、ネジ110により保持部材104を光学ハウジング500に固定するので、板バネで保持部材104を一方側に付勢して、光学ハウジング500と板バネとで挟持固定するものに比べて、保持部材104が振動するのを抑制することができる、これにより、バンディングなどの異常画像が生じるのを抑制することができる。
光源52Bk,52Cに寿命がきて回収されたLDユニット100においては、寿命がきた光源を光源取り付け部101から取り外し、光源取り付け部101の取り付け孔101a,101bに新品の光源を嵌合させる。予め位置だしされた光源取り付け部101a,101bに光源52Bk,52Cを嵌合することで、交換前と交換後とでコリメートレンズ51Bk,51Cと光源52Bk,52Cとの位置関係が大きく崩れることはない。よって、光源52Bk,52Cが交換されたとき、コリメートレンズ51Bk,51Cを保持部材104から取り外して、コリメートレンズ51Bk,51Cの位置や姿勢の再調整は必要ない。そのため、コリメートレンズ51Bk,51Cは、保持部材104にそのまま接着固定しておくことができる。一方、シリンドリカルレンズ59Bk,59Cは、上述したように保持部材104をハウジング500に取り付けたときの光路の副走査方向のズレを調整して、保持部材104に取り付けるようにしている。よって、光源を交換してLDユニット100を再利用するとき、保持部材104から、シリンドリカルレンズ59Bk,59Cを一旦、取り外す必要がある。シリンドリカルシリレンズ59Bk,59Cは、シリンドリカルレンズ取り付け部103に接着固定されているので、シリンドリカルレンズ59Bk,59Cを、シリンドリカルレンズ取り付け部103から取り外したとき、シリンドリカルレンズ取り付け部103に接着剤が残ってしまう。
本実施形態と異なり、シリンドリカルレンズ取り付け部103が一つしか設けられていない場合、光源が交換されたLDユニット100をハウジング500に取り付けた後に、接着剤が付着したシリンドリカルレンズ取り付け部103に取り付けることになる。しかしながら、この場合、シリンドリカルレンズ取り付け部103に残った接着層によりシリンドリカルレンズ59Bk,59Cとシリンドリカルレンズ取り付け部103との隙間がほとんどなくなり、接着に十分な接着剤を充填させることができない。従って、シリンドリカルレンズ59Bk,59Cをシリンドリカルレンズ取り付け部103に強固に固定することができない。その結果、振動などによって、市場でシリンドリカルレンズ59Bk,59Cがシリンドリカルレンズ取り付け部103から剥離するおそれがある。
一方、本実施形態においては、シリンドリカルレンズ取り付け部を複数設けている。よって、図10に示すように、前回、固定に用いなかった第2シリンドリカルレンズ取り付け部103bを、シリンドリカルレンズ59Bk,59Cの固定に用いることができる。この第2シリンドリカルレンズ取り付け部103bは、前回、シリンドリカルレンズ59Bk,59Cの固定に用いていないので、接着剤が付着していない。よって、LDユニット100の再利用においても、シリンドリカルレンズ59Bk,59Cをシリンドリカルレンズ取り付け部103に強固に固定することができる。
また、先の図8に示したように、第1シリンドリカルレンズ取り付け部103aから第2シリンドリカルレンズ取り付け部103bまでの長さL1を、シリンドリカルレンズ59Bk,59Cの主走査方向長さL2よりも十分に大きくしている。よって、前回の固定に用いられた第1シリンドリカルレンズ取り付け部103aに付着している接着剤が、第2シリンドリカルレンズ取り付け部103bへのシリンドリカルレンズ59Bk,59Cの接着固定を阻害することがない。これにより、良好に第2シリンドリカルレンズ取り付け部103bにシリンドリカルレンズ59Bk,59Cを接着固定することができる。
また、本実施形態においては、複数のシリンドリカルレンズ取り付け部103a,103bを光軸回りに配置(本実施形態においては、光軸回りに180°の間隔を開けて配置)している。シリンドリカルレンズ59Bk,59Cは、副走査方向、主走査方向、光軸方向いずれの方向もそれほど長いものではない。よって、例えば、シリンドリカルレンズ取り付け部103から突出する接着用突起部を副走査方向に複数並べて設けて、LDユニット100を再利用するときは、前回、固定に用いた接着用突起部を削って、前回とは異なる接着固定部に接着固定することも考えられる。しかし、この場合、前回とは異なる接着固定部に接着固定したとき、光束がシリンドリカルレンズ59Bk,59Cの有効範囲を通過しなくなり、光束を副走査方向に集光することができないという不具合が生じる。また、接着用突起部の大きさを小さくすることで、上記不具合を解消することができるが、この場合、シリンドリカルレンズ59Bk,59cと接着固定部との接着面積が小さくなる。その結果、シリンドリカルレンズ59Bk,59Cを保持部材104に強固に固定することができず、振動などによって、市場でシリンドリカルレンズ59Bk,59Cが保持部材104から剥離するおそれがある。
一方、本実施形態においては、複数のシリンドリカルレンズ取り付け部を光軸回りに配置(本実施形態においては、光軸回りに180°の間隔を開けて配置)することで、前回とは異なるシリンドリカルレンズ取り付け部にシリンドリカルレンズ59Bk,59Cを固定しても、シリンドリカルレンズ59Bk,59Cの有効範囲に光束を通過させることができる。これにより、LDユニット100を再利用した場合でも、シリンドリカルレンズ59Bk,59Cで良好に光束を副走査方向に集光することができ、精度の高い光学特性を得ることができる。また、十分な接着面積でシリンドリカルレンズ59Bk,59Cを固定することができ、シリンドリカルレンズ59Bk,59Cを強固に保持部材104に固定することができる。
また、本実施形態においては、第2シリンドリカルレンズ取り付け部103bを、第1シリンドリカルレンズ取り付け部103aに対して主走査方向に対向配置している。これにより、上述したように、シリンドリカルレンズ59Bk,59Cの姿勢および位置の調整を行うとき、チャック部材に挟まれたシリンドリカルレンズ59Bk,59Cを副走査方向から、シリンドリカルレンズ取り付け部103a,103bにアクセスすることができる。書込装置5は、光束を主走査方向に走査するので、主走査方向に様々な部品が配置されており、副走査方向には、ほとんど部品などが配置されていない。本実施形態においても、副走査方向は、ハウジング500の開放面であり、部品などが配置されていない。これにより、書込装置内の部品に阻害されることなく、シリンドリカルレンズ59Bk,59Cの姿勢や位置を調整することができる。
図11は、シリンドリカルレンズ取り付け部103a(103b)からシリンドリカルレンズ59Bk(59C)を取り外す様子を示す拡大構成図である。
図11に示すように、本実施形態では、各シリンドリカルレンズ取り付け部103a,103bの接着面を凹凸にして、シリンドリカルレンズ59Bk,59Cの接着面(側面)よりも表面積を大きくしている。これにより、シリンドリカルレンズ59Bk,59Cをシリンドリカルレンズ取り付け部103a(103b)から剥離したとき、接着剤がシリンドリカルレンズ取り付け部103a(103b)側に付着する。これにより、シリンドリカルレンズ59Bk,59Cに接着剤を残さないようにすることができる。これにより、シリンドリカルレンズ59Bk,59Cの再利用が可能となる。
次に、LDユニット100の変形例について説明する。
図12は、変形例のLDユニット100aの平面図である。
シリンドリカルレンズ59Bk,59Cとシリンドリカルレンズ取り付け部103aとの間に接着剤を充填するときは、調整治具などにより接着剤の吐出量を管理しているものの、吐出量のばらつきにより、狙いの量よりも多くなってしまう場合がある。その場合、シリンドリカルレンズ取り付け部に残留する接着剤が多くなり、前回不使用のシリンドリカルレンズ取り付け部にシリンドリカルレンズを取り付ける際にシリンドリカルレンズがシリンドリカルレンズ取り付け部間に入らない場合がある。また、LDユニットの再利用のときに、前回固定用いたシリンドリカルレンズ取り付け部に残留する接着剤に光が反射してフレア光になるなどの弊害も懸念される。
そこで、この変形例のLDユニット100aにおいては、図12に示すように、各シリンドリカルレンズ取り付け部103a,103bにそれぞれ、副走査方向に延びるスリット113a,113bが設け、接着剤が残留するシリンドリカルレンズ取り付け部を除去できるようにした。
図13(a)に示すように、シリンドリカルレンズ59Bk,59Cが取り外され、接着剤が残った第1シリンドリカルレンズ取り付け部103aを、図中矢印W方向に力を加える。すると、第1シリンドリカルレンズ取り付け部103の接着剤が付着した箇所が、スリット113aが形成されたところから折れる。これにより、図13(b)に示すように、第1シリンドリカルレンズ取り付け部103の接着剤が付着した箇所を取り除くことができる。そして、図14に示すように、第2シリンドリカルレンズ取り付け部にシリンドリカルレンズ59Bk,59C取り付ける。
このように、第1シリンドリカルレンズ取り付け部103aの接着剤付着部分を取り除くことで、第1シリンドリカルレンズ取り付け部103aに残留する接着剤が、シリンドリカルレンズの姿勢の再調整時に邪魔となることがない。これにより、精度の高い再調整を行うことができる。また、第1シリンドリカルレンズ取り付け部103aに残留する接着剤によるフレア光の弊害も防止することができる。
また、スリット113aを設けることで、第1シリンドリカルレンズ取り付け部103aの接着剤付着部分を容易に取り除くことができる。
この変形例では、第2シリンドリカルレンズ取り付け部103bにも、スリット113bを設けているが、最初にシリンドリカルレンズが取り付けられる第1シリンドリカルレンズ取り付け部103aにのみ、スリット113aを設けてもよい。
また、本実施形態とは異なり、ハウジング500に直接、シリンドリカルレンズが接着固定される書込装置にも本発明を適用することができる。この場合は、取り付け部材としてのハウジング500にハウジング500の開放面に対して垂直(副走査方向に平行な)板状の一対のシリンドリカルレンズ取り付け部を主走査方向に対向配置する。これにより、ハウジング500を再利用することができる。
また、本発明は、第2光学素子としてのシリンドリカルレンズのみではなく、コリメートレンズにも適用することができる。光源が交換されると、光源とコリメートレンズとの位置関係が崩れ、コリメートレンズの姿勢や位置の再調整が必要な構成の場合において、コリメートレンズが接着固定される接着固定部を光軸回りに複数設けるのである。これにより、主走査方向、副走査方向、光軸方向いずれにも短いコリメートレンズを前回とは異なる接着固定部に固定した場合でも、コリメートレンズの有効範囲内に光源からの光を通過させることができる。
以上に説明したものは一例であり、本発明は、次の(1)〜(8)の態様毎に特有の効果を奏する。
(1)
光源52と、光源52から出射された光を偏向走査するポリゴンスキャナ53などの偏向手段と、光源52から前記偏向手段までの光路上に配置されたシリンドリカルレンズ59などの光学素子と、光源52と光学素子とが取り付けられる保持部材104などの取り付け部材とを備え、取り付け部材には、光学素子が接着固定されるシリンドリカルレンズ取り付け部103など接着固定部を複数備える書込装置5などの光走査装置であって、上記複数の接着固定部を、光軸回りに配置した。
かかる構成を備えることで、実施形態で説明したように、前回と異なる接着固定部に光学素子を接着固定しても光学素子が光路上から外れてしまうことがない。これにより、光源から偏向手段の光路上に配置された光学素子が取り外れた取り付け部材を再使用することができる。
(2)
また、上記(1)に記載の態様の書込装置5などの光走査装置において、保持部材104などの取り付け部材、ポリゴンスキャナ53などの偏向手段を保持し、開放面を有する光学ハウジング500と、光学ハウジング500の開放面を覆うカバー部材505とを備え、シリンドリカルレンズ取り付け部などの接着固定部は、光学ハウジング500の開放面に対して垂直な板状であり、接着固定部を、光軸を中心に主走査方向左右に設けた。
かかる構成を備えることで、実施形態で説明したように、シリンドリカルレンズ59などの光学素子の姿勢を再調整するときに、光学ハウジングの開放面から接着固定部にアクセスして、調整することができる。
(3)
また、上記(2)に記載の態様の書込装置5などの光走査装置において、光源52からポリゴンスキャナ53などの偏向手段までの光路上には、光源52から射出される光束を略平行光に偏向するコリメートレンズ51などの第1光学素子と、第1光学素子を通過した光束を副走査方向に集光するシリンドリカルレンズ59などの第2光学素子とが配置されており、保持部材104などの取り付け部材は、光源52および第1、第2光学素子が取り付けられ、第2光学素子が接着固定部に接着固定されるものであって、取り付け部材の第1光学素子が取り付けられるコリメートレンズ取り付け部102などの第1光学素子取り付け部は、副走査方向に対して垂直な板状の形状であって、上記取り付け部材を上記光学ハウジング500に締結するためのネジ110締結部材が挿入される複数のネジ挿入穴106などの挿入穴を有する。
かかる構成を備えることで、実施形態で説明したように、保持部材104などの取り付け部材を光学ハウジング500に締結したとき、光源52から出射された光束の光路の規定の光路に対するズレを、副走査方向の傾きのみにすることができる。よって、取り付け部材を光学ハウジング500に締結した後に、シリンドリカルレンズ59などの第2光学素子の姿勢を調整してシリンドリカルレンズ取り付け部103などの接着固定部に接着固定することで、ネジ110などの締結部材で取り付け部材を光学ハウジング500に締結しても、ポリゴンスキャナ53などの偏向手段の所定の位置に光束を照射することができる。
(4)
また、上記(2)または(3)に記載の態様の書込装置5などの光走査装置において、シリンドリカルレンズ取り付け部103などの接着固定部の間隔を、接着固定部に固定されるシリンドリカルレンズ59などの光学素子の主走査方向長さよりも長くした。
かかる構成を備えることで、実施形態で説明したように、前回の固定に用いられたシリンドリカルレンズ取り付け部103などの接着固定部に付着している接着剤が、今回、固定に用いられる接着固定部にシリンドリカルレンズ59などの光学素子を接着固定するときに、邪魔となることがない。これにより、良好に前回とは異なる接着固定部に光学素子を接着固定することができる。
(5)
また、請求項1乃至4いずれかに記載の態様の書込装置5などの光走査装置において、シリンドリカルレンズ取り付け部103などの接着固定部を、保持部材104などの取り付け部材に対して取り外し可能に構成した。
かかる構成を備えることで、変形例で説明してように、シリンドリカルレンズ取り付け部103などの接着固定部に残留する接着剤が、シリンドリカルレンズなどの光学素子の姿勢の再調整時に邪魔となることがない。これにより、精度の高い再調整を行うことができる。また、接着固定部に残留する接着剤によるフレア光の弊害も防止することができる。
(6)
また、上記(5)に記載の態様の書込装置5などの光走査装置において、シリンドリカルレンズ取り付け部103などの接着固定部にスリットを形成した。
かかる構成を備えることで、変形例1で説明したように、スリットの形成方向と直交する方向に力を加えることで、簡単に接着固定部の接着剤を付着した部分を折ることができ、接着固定部の接着剤を付着した部分を取り除くことができる。
(7)
また、上記(1)乃至(6)いずれかに記載の態様の書込装置5などの光走査装置において、シリンドリカルレンズ取り付け部103などの接着固定部の表面積を、シリンドリカルレンズ59などの光学素子の上記接着固定部に接着される箇所の表面積よりも大きくした。
かかる構成を備えることで、実施形態で説明したように、シリンドリカルレンズ59などの光学素子に接着剤が付着するのを抑制することができ、光学素子を再利用することができる。
(8)
また、潜像を担持する複数の感光体などの潜像担持体と、光走査によって各潜像担持体の表面に潜像を形成する光走査手段と、各潜像担持体に対応して設けられ担持された潜像を現像する複数の現像手段とを備える画像形成装置において、光走査手段として、上記(1)乃至(7)に記載のいずれかの態様の光走査装置を用いた。
これにより、良好な潜像を潜像担持体に書込むことができ、良好な画像を得ることができる。
5a,5b:書込装置
41:感光体
50:アパーチャー
51:コリメートレンズ
52:光源
53:ポリゴンスキャナ
53a:ポリゴンミラー
54:走査レンズ
59:シリンドリカルレンズ
100,100a:LDユニット
101:光源取り付け部
102:コリメートレンズ取り付け部
103a:第1シリンドリカルレンズ取り付け部
103b:第2シリンドリカルレンズ取り付け部
104:保持部材
105:アパーチャー壁
106:ネジ挿入穴
110:ネジ
113a,113b:スリット
500:ハウジング
505:カバー部材
特開2003−5116号公報

Claims (8)

  1. 光源と、
    前記光源から出射された光を偏向走査する偏向手段と、
    前記光源から前記偏向手段までの光路上に配置された光学素子と、
    前記光源と前記光学素子とが取り付けられる取り付け部材とを備え、
    前記取り付け部材には、前記光学素子が接着固定される接着固定部を複数備える光走査装置であって、
    上記複数の接着固定部を、光軸回りに配置したことを特徴とする光走査装置。
  2. 請求項1の光走査装置において、
    前記取り付け部材および前記偏向手段を保持し、開放面を有する光学ハウジングと、前記光学ハウジングの開放面を覆うカバー部材とを備え、
    前記接着固定部は、前記光学ハウジングの開放面に対して垂直な板状であり、前記接着固定部を、光軸を中心に主走査方向左右に設けたことを特徴とする光走査装置。
  3. 請求項2の光走査装置において、
    前記光源から前記偏向手段までの光路上には、光源から射出される光束を略平行光に偏向する第1光学素子と、第1光学素子を通過した光束を副走査方向に集光する第2光学素子とが配置されており、
    前記取り付け部材は、上記光源および上記第1、第2光学素子が取り付けられ、前記第2光学素子が前記接着固定部に接着固定されるものであって、
    前記取り付け部材の前記第1光学素子が取り付けられる第1光学素子取り付け部は、副走査方向に対して垂直な板状の形状であって、上記土地付け部材を上記光学ハウジングに締結するための締結部材が挿入される複数の挿入穴を有することを特徴とする光走査装置。
  4. 請求項2または3の光走査装置において、
    上記接着固定部の間隔を、上記接着固定部に固定される光学素子の主走査方向長さよりも長くしたことを特徴とする光走査装置。
  5. 請求項1乃至4いずれかの光走査装置において、
    上記接着固定部の接着剤付着部分を上記取り付け部材に対して取り外し可能に構成したことを特徴とする光走査装置。
  6. 請求項5の光走査装置において、
    上記接着固定部にスリットを形成したことを特徴とする光走査装置。
  7. 請求項1乃至6いずれかの光走査装置において、
    上記接着固定部の表面積を、上記光学素子の上記接着固定部に接着される箇所の表面積よりも大きくしたことを特徴とする光走査装置。
  8. 潜像を担持する潜像担持体と、光走査によって該潜像担持体の表面に潜像を形成する光走査手段と、該潜像担持体に担持された潜像を現像する現像手段とを備える画像形成装置において、
    上記光走査手段として、請求項1乃至7いずれかの光走査装置を用いたことを特徴とする画像形成装置。
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