JP2004158586A - 光源装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】コリメータレンズの接着強度の向上と、省部品化・組み立て時間短縮による低コスト化を図ること。
【解決手段】光源である半導体レーザSと、該半導体レーザSから出射されるレーザ光Jを略平行光化するコリメータレンズCと、該コリメータレンズCを接着保持する保持部材10とを含み、レーザ光Jが水平な状態でコリメータレンズCと半導体レーザSとの焦点・光軸調整が行われる光源装置において、前記コリメータレンズCは、その外周の複数部位で前記保持部材10と接着固定されることを特徴とする。
【選択図】 図1
【解決手段】光源である半導体レーザSと、該半導体レーザSから出射されるレーザ光Jを略平行光化するコリメータレンズCと、該コリメータレンズCを接着保持する保持部材10とを含み、レーザ光Jが水平な状態でコリメータレンズCと半導体レーザSとの焦点・光軸調整が行われる光源装置において、前記コリメータレンズCは、その外周の複数部位で前記保持部材10と接着固定されることを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、レーザビームプリンタ・レーザファクシミリ等の画像記録装置や、半導体レーザを利用する光デイスクのピックアップユニット等に用いられる光源装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
半導体レーザを光源とし、そのレーザ光を所定のスポット形状にするコリメータレンズを備える光源装置として、例えば特許文献1、特許文献2に記載のものが知られている。
【0003】
これらの特許文献には、コリメータレンズの保持部がレーザ光に平行な基準面であって、レーザ光が水平な状態でコリメータレンズの保持部に対する位置調整を行い、コリメータレンズの下端のみを保持部に直接接着固定する光源装置の構成例が記載されている。
【0004】
【特許文献1】
特開平8−184735号公報
【特許文献2】
特開平9−218368号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の従来技術によれば、下記のような問題点が生じていた。
【0006】
▲1▼ コリメータレンズと保持部材の接着部はコリメータレンズ外周面の下端の一部のみであるため、充分な接着強度を確保できない。
【0007】
▲2▼ 十分な接着強度とコリメータレンズの位置調整精度を確保するために、コリメータレンズを厚くするなどのコリメータレンズ形状が特定的となり、設計の自由度の制約やコストアップなどの影響が懸念される。
【0008】
▲3▼ 光源装置を含む走査光学装置において、コリメータレンズとシリンドリカルレンズを紫外線硬化型接着剤で固定する場合、2つのレンズを同時に紫外線照射して固定するには、各レンズの把持治具や調整の為の十分なスペースが必要になる。これに対し各レンズを順次紫外線照射して接着固定する場合は、最初の接着剤の反応熱によって上昇した保持部材の温度が十分冷却されてから、次のレンズの調整を行わなければならず、調整時間が長くなる懸念がある。
【0009】
よって、本発明の課題は、コリメータレンズの接着強度の向上と、省部品化・組み立て時間短縮による低コスト化を図ることができる技術を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は、光源である半導体レーザと、該半導体レーザから出射されるレーザ光を略平行光化するコリメータレンズと、該コリメータレンズを接着保持する保持部材とを含み、レーザ光が水平な状態でコリメータレンズと半導体レーザとの焦点・光軸調整が行われる光源装置において、前記コリメータレンズは、その外周の複数部位で前記保持部材と接着固定されることを特徴とする。
【0011】
本発明によれば、コリメータレンズをその外周の複数部位で保持部材に接着固定するので、接着箇所が一箇所の場合に比べて接着強度の向上を図りつつ、省部品化・組み立て時間短縮による低コスト化も図ることができる。即ち、コリメータレンズの形状や光学配置に制約を受けることなく接着強度と接着位置調整精度の向上を低コストで実現できる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施の形態について、図面を参照して説明する。
【0013】
(第1の実施形態)
本発明の特徴を最もよく表わす図画として、図1(a)及び(b)に光源装置Eの断面図及び部分正面図を、図2に光源装置の外観図を、図3にコリメータレンズ部分の拡大図をそれぞれ示す。
【0014】
まず、画像記録装置における、光源装置を含む走査光学装置の一般的な構成を図9にて説明する。Eは光源装置、Jは光源装置Eから出射されるレーザ光、Gはシリンドリカルレンズ、Rはポリゴンミラー、Fは結像レンズ、Mは折返しミラー、Bは検出ミラー、Dは走査開始信号検出器、Hは筐体である。
【0015】
光源装置Eから発生されたレーザ光JはシリンドリカルレンズGを経てポリゴンミラーRに照射し走査偏向される。その後、レーザ光Jは結像レンズFを経て折返しミラーMによって反射され、図示しない感光ドラムの表面に結像される。感光ドラムに結像されるレーザ光Jは、ポリゴンミラーRの回転よる主走査および感光ドラムの回転による副走査によって静電潜像を形成する。
【0016】
また、ポリゴンミラーRによって偏向走査されたレーザ光Jの一部分は検出ミラーBによって走査開始信号検出器Dへ導入され、走査開始信号検出器Dの出力信号によって、光源装置Eの半導体レーザ(不図示)が書き込み変調を開始する。なお、光源装置E、ポリゴンミラーR、結像レンズF、検出ミラーB、走査開始信号検出器D、折り返しミラーM等は筐体Hに取付けられ、筐体Hの上部開口は図示しない蓋によって閉塞される。
【0017】
次に、本発明の第1の実施形態に係る光源装置Eについて、図1〜3を参照して説明する。これらの図において、参照符号Sは複数の発光点(不図示)を有する光源であるところの半導体レーザである。S10は半導体レーザSから延びる複数のリードピンであり、S20は略円板形状のステムである。Pは半導体レーザSを駆動するIC(不図示)を実装した回路基板。P10は回路基盤Pに設けられたリードピンS10の取付け孔である。
【0018】
半導体レーザSを保持するレーザホルダ(保持部材)は、図1に示すように全体として符号10で示している。このレーザホルダ10は、内部がレーザ光の光路となる円筒部11と、円筒部11の半導体レーザS側に設けられるフランジ12と、光源装置Eと光学箱HをねじK1にて固定する第1取付け部13と、半導体レーザSが接続される回路基板PをねじK2にて固定する第2取付け部14と、円筒部11の内周部の一端に半導体レーザSを保持する圧入孔15と、円筒部11の半導体レーザS側に設けられる光学箱Hの嵌合穴H10と嵌合関係になる環部16とを備えている。
【0019】
また、円筒部11の圧入孔15と反対側の先端部には、コリメータレンズC(後述)との接着部17が設けられている。接着部17の上方は開放されている。この接着部17には、コリメータレンズCとの接着部位となる突起18、19、20が設けられている。接着部17は上方が開放(切り欠き)された半円筒状で、その半円筒状の内周面に沿って各突起18、19、20がほぼ等間隔で設けられている。各突起18、19、20の先端面は、コリメータレンズCの外周面の曲率に対応する曲面(同じ曲率の曲面)に形成されている。
【0020】
中央の突起18を除く、突起19、20には、接着剤溜り部21、22がそれぞれ設けられている(図3参照)。この接着剤溜り部21、22は、突起19、20の先端面に設けられた断面凹形状の溝によって形成されている。図において、Cは半導体レーザSのレーザ光を略平行光化するコリメータレンズであり、C10、C20はレンズ有効面(図1、図2参照)、C30は外周面、Wは接着剤である。
【0021】
上記構成において、半導体レーザSはレーザホルダ10の円筒部11の圧入穴15に直接圧入され固定保持される。回路基板Pは半導体レーザSのリードピンS10が回路基板Pに設けられた穴P10を貫通した状態で、ねじK2によってレーザホルダ10の取付け部14に締結固定される。そして、半導体レーザSのリードピンS10は回路基板Pに半田付けされる。
【0022】
図4及び図5に半導体レーザSとコリメータレンズCとの光軸・焦点調整の様子を示す。調整はレーザ光Jが水平な状態になるように調整治具(不図示)が装着されて行われる。コリメータレンズCは有効面C10とC20を挟みこむようにチャックTにより把持される。レーザホルダ10の突起18には予め紫外線硬化型接着剤Wが塗布されている。
【0023】
調整は、まずコリメータレンズCをXY方向に移動させ、半導体レーザSとの光軸調整を行う。次に、コリメータレンズCをZ方向に移動させ焦点合わせを行う。こうして光軸調整と焦点調整をした後、突起19、20に設けられる接着剤溜り部21、22に紫外線硬化型接着剤Wが注入される。
【0024】
この時、接着溜り部21、22がコリメータレンズCの外周面C30と向かい合う範囲に留まった接着剤Wの範囲が接着部位となり、過剰な接着剤WoはコリメータレンズCの外周面C30或いは突起19、20の面に沿って垂下する。
【0025】
各紫外線硬化型接着剤Wの塗布部位に紫外線UVが照射され、コリメータレンズCは各突起18〜20にて接着固定され光源装置Eとなる。コリメータレンズCを把持するチャックTや紫外線硬化型接着剤Wの注入・塗布および紫外線UVの照射はレーザホルダ10におけるコリメータレンズCの接着部17の上方に開放された空間を作業スペースとして行われる。
【0026】
(第1の実施形態の効果)
コリメータレンズCとレーザホルダ10との接着は、コリメータレンズCの外周面C30のみが接着範囲となり、溝状の接着剤溜り部21、22により過剰な接着剤Woをその接着剤溜り部21、22の下方に押し出すので接着剤量と塗布状態を安定させ、接着前後のUV照射/焦点位置の変動のばらつきを抑制することができ、調整精度を向上させることができる。
【0027】
コリメータレンズCの上方が作業空間として確保されるので、調整治具の簡素化や調整精度の信頼性を向上できる。即ち、コリメータレンズC周囲の上方が開放されているので、コリメータレンズの把持や接着剤塗布などの治具構成の単純化や組立性の向上を図ることができる。
【0028】
溝状の接着剤溜り部21、22によって、コリメータレンズCの有効面への接着剤付着を防止できるので、接着前後の精度変化の抑制や光学性能の劣化防止、等を図ることが可能になる。
【0029】
レーザホルダ(保持部材)10がその一端に半導体レーザSを保持する構成としているため、即ち、一つの保持部材10に半導体レーザSとコリメータレンズCの双方を固定することにより、それらを別部材に固定する場合に比べて双方の調整精度を向上でき、また光源装置Eをユニット化できるので光源装置Eの選別や交換など取り扱いが容易になる。
【0030】
このように、第1の実施形態では、レーザ光Jの光軸が水平になる状態でコリメータレンズCの位置決め・固定を行う光源装置において、コリメータレンズCをその外周の複数部位で保持部材10に接着固定する構成とすることで、コリメータレンズCの形状や光学配置に制約を受けることなく接着強度と調整精度の向上を低コストで実現することができる。
【0031】
(第2の実施形態)
実施形態2として、半導体レーザSの保持部材10を廃し、半導体レーザSおよびコリメータレンズCを直接光学箱Hに取付ける形態の走査光学装置を例に挙げて説明する。図6に走査光学装置の光源部の外観図を、図7にその断面図を、図8(a)、(b)にコリメータレンズの接着部形状をそれぞれ示している。
【0032】
これらの図において、H20は筐体Hに設けられ半導体レーザSを固定する嵌合穴、H30はコリメータレンズCを接着固定する接着部、H40はシリンドリカルレンズGを固定するための接着剤を塗布する水平溝である。H50はシリンドリカルレンズGの光軸方向位置の調整時に利用される基準面、51a〜53aは接着部H30に設けられるコリメータレンズCを接着するための突起(図8参照)である。
【0033】
これらの突起51a〜53aの先端面には接着剤溜り部を形成する凹面51、52、53がそれぞれ設けられている。54、55は接着剤溜り部(凹面)52、53を通る縦溝である。この縦溝54、55は、過剰な接着剤のみを垂下できるように接着剤溜り部52、53よりも細い溝として形成されている。即ち、第1の実施形態では、突起19の先端面に設けた断面凹形状の溝21自体によって接着剤溜り部を形成した。しかし、この第2の実施形態では、凹面状とした接着剤溜り部に縦溝を設けた構成としている。換言すれば、例えば凹面と縦溝54とで突起52a側の接着剤溜り部52が形成されている。なお、その他の構成と作用は第1の実施形態と基本的に同一なので、同一の符号を付して、その説明は省略する。
【0034】
上記構成において、半導体レーザSとコリメータレンズCとの光軸・焦点調整は第1の実施形態同様に行われるが、接着剤は接着溜り部51〜53に予め塗布される。コリメータレンズCをXY方向に移動させ半導体レーザSとの光軸調整を、コリメータレンズCをZ方向に移動させて焦点合わせを行う。接着溜り部52、53の接着剤Wの余分な接着剤は縦溝54、55に沿って下方に垂れ下がる。光軸調整と焦点調整された後、チャックTによる把持がなくてもコリメータレンズCの姿勢が変化しない程度の接着強度が確保できる最小光量の紫外線を各接着剤溜り部51〜53の接着剤Wに照射し、コリメータレンズCを予備接着する。
【0035】
次に、水平溝H40に予め接着剤が塗布された状態でシリドンリカルレンズGの光軸方向位置の調整が行われる。位置調整が完了した時点で、コリメータレンズCの3ヵ所の接着部位およびシリンドリカルレンズGの接着部に同時に紫外線を照射し、予備接着状態のコリメータレンズCとシリンドリカルレンズGを筐体Hに完全に接着固定する。
【0036】
(第2の実施形態の効果)
コリメータレンズCの接着部位が従来の1ヵ所に対し3ヵ所あるので、予備接着のための必要紫外線光量は少なくて済む。したがって、コリメータレンズCの予備接着による保持部材の温度上昇を抑制できるので、次のシリンドリカルレンズGの調整の為の冷却時間を短縮し低コスト化できる。
【0037】
即ち、コリメータレンズCとシリンドリカルレンズGの紫外線照射による接着固定において、組立治具や調整スペースなどの制約が軽減される各レンズを順次紫外線照射して接着固定する方法の場合、コリメータレンズCは低い紫外線光量による予備接着が可能なので接着剤の反応熱などによる保持部材の温度上昇を抑制でき、調整時間(冷却時間)の短縮化が可能になる。
【0038】
したがって、省部品化、組立工程の短縮による低コスト化と調整精度と接着強度向上による信頼性の高い走査光学装置を実現できる。
【0039】
また、保持部材10を筐体Hの一部とし、コリメータレンズCを筐体H上で直接位置決め・固定するので、部品削減によるコストダウンや部品精度による調整精度の緩和および光学精度向上が可能となる。
【0040】
また、保持部材10のコリメータレンズCとの接着部位には、コリメータレンズCの固定用の接着剤が充填されかつ余分な接着剤を下方に垂下させる形状である接着溜り部52、53が形成されている。これにより、過剰な接着剤を接着部位以外に押し出すので接着状態を安定させ、接着強度のばらつきを低減することができ、その分、信頼性が向上する。
【0041】
本発明の実施の形態には、実施態様1に加えて、次の各実施態様2〜5も含まれる。
【0042】
(実施態様1)
光源である半導体レーザSと、半導体レーザSから出射されるレーザ光Jを略平行光化するコリメータレンズCと、コリメータレンズCを接着保持する保持部材10とを含み、レーザ光Jが水平な状態でコリメータレンズCと半導体レーザSとの焦点・光軸調整が行われる光源装置において、コリメータレンズCは、その外周の複数部位で保持部材10と接着固定されることを特徴とする光源装置。
【0043】
(実施態様2)
保持部材10がその一端に半導体レーザSを保持することを特徴とする実施態様1に記載の光源装置。
【0044】
(実施態様3)
前記保持部材10のコリメータレンズCとの接着部位には、接着剤Wが充填されかつ余分な接着剤を垂下させる溝或いは凹形状を有する接着剤溜り部21、22が形成されていることを特徴とする実施態様2に記載の光源装置。
【0045】
(実施態様4)
光源である半導体レーザS、半導体レーザSから出射されるレーザ光Jを略平行光化するコリメータレンズC、平行光化されたレーザ光Jを線状に集光するシリンドリカルレンズG、レーザ光Jを感光ドラムに結像・走査光とする偏向走査手段及び結像レンズを有し、これらを収納固定する筐体Hで構成される走査光学装置において、前記筐体Hの一部が保持部材10Hを兼ねていることを特徴とする走査光学装置。
【0046】
(実施態様5)
保持部材10HのコリメータレンズCとの接着部位には、接着剤Wが充填されかつ余分な接着剤を垂下させる溝或いは凹形状を有する接着剤溜り部52、53が形成されていることを特徴とする実施態様4記載の走査光学装置。
【0047】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、コリメータレンズをその外周の複数部位で保持部材に接着固定するので、接着箇所が一箇所の場合に比べて接着強度の向上を図りつつ、省部品化・組立時間短縮による低コスト化も図ることができる。即ち、コリメータレンズの形状や光学配置に制約を受けることなく接着強度と接着位置調整精度の向上を低コストで実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す図で、(a)は光源装置の模式断面図、(b)は部分正面図である。
【図2】第1の実施形態に係る光源装置の外観図である。
【図3】第1の実施形態に係る光源装置のコリメータレンズ接着部拡大図である。
【図4】第1の実施形態に係る光源装置のコリメータレンズ調整のための説明図である。
【図5】第1の実施形態に係る光源装置のコリメータレンズ接着位置調整のための説明図である。
【図6】第2の実施形態に係る走査光学装置の光源部の外観図である。
【図7】第2の実施形態に係る走査光学装置の光源部の模式断面図である。
【図8】第2の実施形態に係る走査光学装置を示す図で、(a)は光源部のコリメータレンズ接着部の拡大平面図、(b)は同じく拡大正面図である。
【図9】光源装置を含む走査光学装置の概略斜視図である。
【符号の説明】
E 光源装置
H 筐体
H10 嵌合穴
S 半導体レーザ
P 回路基板
C コリメータレンズ
T チャック
W 接着剤
C10、20 有効面
C30 外周面
10 保持部材
18〜20 突起
21、22、51〜53 接着剤溜り部
51a〜53a 突起
H30 コリメータレンズ接着部
【産業上の利用分野】
本発明は、レーザビームプリンタ・レーザファクシミリ等の画像記録装置や、半導体レーザを利用する光デイスクのピックアップユニット等に用いられる光源装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
半導体レーザを光源とし、そのレーザ光を所定のスポット形状にするコリメータレンズを備える光源装置として、例えば特許文献1、特許文献2に記載のものが知られている。
【0003】
これらの特許文献には、コリメータレンズの保持部がレーザ光に平行な基準面であって、レーザ光が水平な状態でコリメータレンズの保持部に対する位置調整を行い、コリメータレンズの下端のみを保持部に直接接着固定する光源装置の構成例が記載されている。
【0004】
【特許文献1】
特開平8−184735号公報
【特許文献2】
特開平9−218368号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の従来技術によれば、下記のような問題点が生じていた。
【0006】
▲1▼ コリメータレンズと保持部材の接着部はコリメータレンズ外周面の下端の一部のみであるため、充分な接着強度を確保できない。
【0007】
▲2▼ 十分な接着強度とコリメータレンズの位置調整精度を確保するために、コリメータレンズを厚くするなどのコリメータレンズ形状が特定的となり、設計の自由度の制約やコストアップなどの影響が懸念される。
【0008】
▲3▼ 光源装置を含む走査光学装置において、コリメータレンズとシリンドリカルレンズを紫外線硬化型接着剤で固定する場合、2つのレンズを同時に紫外線照射して固定するには、各レンズの把持治具や調整の為の十分なスペースが必要になる。これに対し各レンズを順次紫外線照射して接着固定する場合は、最初の接着剤の反応熱によって上昇した保持部材の温度が十分冷却されてから、次のレンズの調整を行わなければならず、調整時間が長くなる懸念がある。
【0009】
よって、本発明の課題は、コリメータレンズの接着強度の向上と、省部品化・組み立て時間短縮による低コスト化を図ることができる技術を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は、光源である半導体レーザと、該半導体レーザから出射されるレーザ光を略平行光化するコリメータレンズと、該コリメータレンズを接着保持する保持部材とを含み、レーザ光が水平な状態でコリメータレンズと半導体レーザとの焦点・光軸調整が行われる光源装置において、前記コリメータレンズは、その外周の複数部位で前記保持部材と接着固定されることを特徴とする。
【0011】
本発明によれば、コリメータレンズをその外周の複数部位で保持部材に接着固定するので、接着箇所が一箇所の場合に比べて接着強度の向上を図りつつ、省部品化・組み立て時間短縮による低コスト化も図ることができる。即ち、コリメータレンズの形状や光学配置に制約を受けることなく接着強度と接着位置調整精度の向上を低コストで実現できる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施の形態について、図面を参照して説明する。
【0013】
(第1の実施形態)
本発明の特徴を最もよく表わす図画として、図1(a)及び(b)に光源装置Eの断面図及び部分正面図を、図2に光源装置の外観図を、図3にコリメータレンズ部分の拡大図をそれぞれ示す。
【0014】
まず、画像記録装置における、光源装置を含む走査光学装置の一般的な構成を図9にて説明する。Eは光源装置、Jは光源装置Eから出射されるレーザ光、Gはシリンドリカルレンズ、Rはポリゴンミラー、Fは結像レンズ、Mは折返しミラー、Bは検出ミラー、Dは走査開始信号検出器、Hは筐体である。
【0015】
光源装置Eから発生されたレーザ光JはシリンドリカルレンズGを経てポリゴンミラーRに照射し走査偏向される。その後、レーザ光Jは結像レンズFを経て折返しミラーMによって反射され、図示しない感光ドラムの表面に結像される。感光ドラムに結像されるレーザ光Jは、ポリゴンミラーRの回転よる主走査および感光ドラムの回転による副走査によって静電潜像を形成する。
【0016】
また、ポリゴンミラーRによって偏向走査されたレーザ光Jの一部分は検出ミラーBによって走査開始信号検出器Dへ導入され、走査開始信号検出器Dの出力信号によって、光源装置Eの半導体レーザ(不図示)が書き込み変調を開始する。なお、光源装置E、ポリゴンミラーR、結像レンズF、検出ミラーB、走査開始信号検出器D、折り返しミラーM等は筐体Hに取付けられ、筐体Hの上部開口は図示しない蓋によって閉塞される。
【0017】
次に、本発明の第1の実施形態に係る光源装置Eについて、図1〜3を参照して説明する。これらの図において、参照符号Sは複数の発光点(不図示)を有する光源であるところの半導体レーザである。S10は半導体レーザSから延びる複数のリードピンであり、S20は略円板形状のステムである。Pは半導体レーザSを駆動するIC(不図示)を実装した回路基板。P10は回路基盤Pに設けられたリードピンS10の取付け孔である。
【0018】
半導体レーザSを保持するレーザホルダ(保持部材)は、図1に示すように全体として符号10で示している。このレーザホルダ10は、内部がレーザ光の光路となる円筒部11と、円筒部11の半導体レーザS側に設けられるフランジ12と、光源装置Eと光学箱HをねじK1にて固定する第1取付け部13と、半導体レーザSが接続される回路基板PをねじK2にて固定する第2取付け部14と、円筒部11の内周部の一端に半導体レーザSを保持する圧入孔15と、円筒部11の半導体レーザS側に設けられる光学箱Hの嵌合穴H10と嵌合関係になる環部16とを備えている。
【0019】
また、円筒部11の圧入孔15と反対側の先端部には、コリメータレンズC(後述)との接着部17が設けられている。接着部17の上方は開放されている。この接着部17には、コリメータレンズCとの接着部位となる突起18、19、20が設けられている。接着部17は上方が開放(切り欠き)された半円筒状で、その半円筒状の内周面に沿って各突起18、19、20がほぼ等間隔で設けられている。各突起18、19、20の先端面は、コリメータレンズCの外周面の曲率に対応する曲面(同じ曲率の曲面)に形成されている。
【0020】
中央の突起18を除く、突起19、20には、接着剤溜り部21、22がそれぞれ設けられている(図3参照)。この接着剤溜り部21、22は、突起19、20の先端面に設けられた断面凹形状の溝によって形成されている。図において、Cは半導体レーザSのレーザ光を略平行光化するコリメータレンズであり、C10、C20はレンズ有効面(図1、図2参照)、C30は外周面、Wは接着剤である。
【0021】
上記構成において、半導体レーザSはレーザホルダ10の円筒部11の圧入穴15に直接圧入され固定保持される。回路基板Pは半導体レーザSのリードピンS10が回路基板Pに設けられた穴P10を貫通した状態で、ねじK2によってレーザホルダ10の取付け部14に締結固定される。そして、半導体レーザSのリードピンS10は回路基板Pに半田付けされる。
【0022】
図4及び図5に半導体レーザSとコリメータレンズCとの光軸・焦点調整の様子を示す。調整はレーザ光Jが水平な状態になるように調整治具(不図示)が装着されて行われる。コリメータレンズCは有効面C10とC20を挟みこむようにチャックTにより把持される。レーザホルダ10の突起18には予め紫外線硬化型接着剤Wが塗布されている。
【0023】
調整は、まずコリメータレンズCをXY方向に移動させ、半導体レーザSとの光軸調整を行う。次に、コリメータレンズCをZ方向に移動させ焦点合わせを行う。こうして光軸調整と焦点調整をした後、突起19、20に設けられる接着剤溜り部21、22に紫外線硬化型接着剤Wが注入される。
【0024】
この時、接着溜り部21、22がコリメータレンズCの外周面C30と向かい合う範囲に留まった接着剤Wの範囲が接着部位となり、過剰な接着剤WoはコリメータレンズCの外周面C30或いは突起19、20の面に沿って垂下する。
【0025】
各紫外線硬化型接着剤Wの塗布部位に紫外線UVが照射され、コリメータレンズCは各突起18〜20にて接着固定され光源装置Eとなる。コリメータレンズCを把持するチャックTや紫外線硬化型接着剤Wの注入・塗布および紫外線UVの照射はレーザホルダ10におけるコリメータレンズCの接着部17の上方に開放された空間を作業スペースとして行われる。
【0026】
(第1の実施形態の効果)
コリメータレンズCとレーザホルダ10との接着は、コリメータレンズCの外周面C30のみが接着範囲となり、溝状の接着剤溜り部21、22により過剰な接着剤Woをその接着剤溜り部21、22の下方に押し出すので接着剤量と塗布状態を安定させ、接着前後のUV照射/焦点位置の変動のばらつきを抑制することができ、調整精度を向上させることができる。
【0027】
コリメータレンズCの上方が作業空間として確保されるので、調整治具の簡素化や調整精度の信頼性を向上できる。即ち、コリメータレンズC周囲の上方が開放されているので、コリメータレンズの把持や接着剤塗布などの治具構成の単純化や組立性の向上を図ることができる。
【0028】
溝状の接着剤溜り部21、22によって、コリメータレンズCの有効面への接着剤付着を防止できるので、接着前後の精度変化の抑制や光学性能の劣化防止、等を図ることが可能になる。
【0029】
レーザホルダ(保持部材)10がその一端に半導体レーザSを保持する構成としているため、即ち、一つの保持部材10に半導体レーザSとコリメータレンズCの双方を固定することにより、それらを別部材に固定する場合に比べて双方の調整精度を向上でき、また光源装置Eをユニット化できるので光源装置Eの選別や交換など取り扱いが容易になる。
【0030】
このように、第1の実施形態では、レーザ光Jの光軸が水平になる状態でコリメータレンズCの位置決め・固定を行う光源装置において、コリメータレンズCをその外周の複数部位で保持部材10に接着固定する構成とすることで、コリメータレンズCの形状や光学配置に制約を受けることなく接着強度と調整精度の向上を低コストで実現することができる。
【0031】
(第2の実施形態)
実施形態2として、半導体レーザSの保持部材10を廃し、半導体レーザSおよびコリメータレンズCを直接光学箱Hに取付ける形態の走査光学装置を例に挙げて説明する。図6に走査光学装置の光源部の外観図を、図7にその断面図を、図8(a)、(b)にコリメータレンズの接着部形状をそれぞれ示している。
【0032】
これらの図において、H20は筐体Hに設けられ半導体レーザSを固定する嵌合穴、H30はコリメータレンズCを接着固定する接着部、H40はシリンドリカルレンズGを固定するための接着剤を塗布する水平溝である。H50はシリンドリカルレンズGの光軸方向位置の調整時に利用される基準面、51a〜53aは接着部H30に設けられるコリメータレンズCを接着するための突起(図8参照)である。
【0033】
これらの突起51a〜53aの先端面には接着剤溜り部を形成する凹面51、52、53がそれぞれ設けられている。54、55は接着剤溜り部(凹面)52、53を通る縦溝である。この縦溝54、55は、過剰な接着剤のみを垂下できるように接着剤溜り部52、53よりも細い溝として形成されている。即ち、第1の実施形態では、突起19の先端面に設けた断面凹形状の溝21自体によって接着剤溜り部を形成した。しかし、この第2の実施形態では、凹面状とした接着剤溜り部に縦溝を設けた構成としている。換言すれば、例えば凹面と縦溝54とで突起52a側の接着剤溜り部52が形成されている。なお、その他の構成と作用は第1の実施形態と基本的に同一なので、同一の符号を付して、その説明は省略する。
【0034】
上記構成において、半導体レーザSとコリメータレンズCとの光軸・焦点調整は第1の実施形態同様に行われるが、接着剤は接着溜り部51〜53に予め塗布される。コリメータレンズCをXY方向に移動させ半導体レーザSとの光軸調整を、コリメータレンズCをZ方向に移動させて焦点合わせを行う。接着溜り部52、53の接着剤Wの余分な接着剤は縦溝54、55に沿って下方に垂れ下がる。光軸調整と焦点調整された後、チャックTによる把持がなくてもコリメータレンズCの姿勢が変化しない程度の接着強度が確保できる最小光量の紫外線を各接着剤溜り部51〜53の接着剤Wに照射し、コリメータレンズCを予備接着する。
【0035】
次に、水平溝H40に予め接着剤が塗布された状態でシリドンリカルレンズGの光軸方向位置の調整が行われる。位置調整が完了した時点で、コリメータレンズCの3ヵ所の接着部位およびシリンドリカルレンズGの接着部に同時に紫外線を照射し、予備接着状態のコリメータレンズCとシリンドリカルレンズGを筐体Hに完全に接着固定する。
【0036】
(第2の実施形態の効果)
コリメータレンズCの接着部位が従来の1ヵ所に対し3ヵ所あるので、予備接着のための必要紫外線光量は少なくて済む。したがって、コリメータレンズCの予備接着による保持部材の温度上昇を抑制できるので、次のシリンドリカルレンズGの調整の為の冷却時間を短縮し低コスト化できる。
【0037】
即ち、コリメータレンズCとシリンドリカルレンズGの紫外線照射による接着固定において、組立治具や調整スペースなどの制約が軽減される各レンズを順次紫外線照射して接着固定する方法の場合、コリメータレンズCは低い紫外線光量による予備接着が可能なので接着剤の反応熱などによる保持部材の温度上昇を抑制でき、調整時間(冷却時間)の短縮化が可能になる。
【0038】
したがって、省部品化、組立工程の短縮による低コスト化と調整精度と接着強度向上による信頼性の高い走査光学装置を実現できる。
【0039】
また、保持部材10を筐体Hの一部とし、コリメータレンズCを筐体H上で直接位置決め・固定するので、部品削減によるコストダウンや部品精度による調整精度の緩和および光学精度向上が可能となる。
【0040】
また、保持部材10のコリメータレンズCとの接着部位には、コリメータレンズCの固定用の接着剤が充填されかつ余分な接着剤を下方に垂下させる形状である接着溜り部52、53が形成されている。これにより、過剰な接着剤を接着部位以外に押し出すので接着状態を安定させ、接着強度のばらつきを低減することができ、その分、信頼性が向上する。
【0041】
本発明の実施の形態には、実施態様1に加えて、次の各実施態様2〜5も含まれる。
【0042】
(実施態様1)
光源である半導体レーザSと、半導体レーザSから出射されるレーザ光Jを略平行光化するコリメータレンズCと、コリメータレンズCを接着保持する保持部材10とを含み、レーザ光Jが水平な状態でコリメータレンズCと半導体レーザSとの焦点・光軸調整が行われる光源装置において、コリメータレンズCは、その外周の複数部位で保持部材10と接着固定されることを特徴とする光源装置。
【0043】
(実施態様2)
保持部材10がその一端に半導体レーザSを保持することを特徴とする実施態様1に記載の光源装置。
【0044】
(実施態様3)
前記保持部材10のコリメータレンズCとの接着部位には、接着剤Wが充填されかつ余分な接着剤を垂下させる溝或いは凹形状を有する接着剤溜り部21、22が形成されていることを特徴とする実施態様2に記載の光源装置。
【0045】
(実施態様4)
光源である半導体レーザS、半導体レーザSから出射されるレーザ光Jを略平行光化するコリメータレンズC、平行光化されたレーザ光Jを線状に集光するシリンドリカルレンズG、レーザ光Jを感光ドラムに結像・走査光とする偏向走査手段及び結像レンズを有し、これらを収納固定する筐体Hで構成される走査光学装置において、前記筐体Hの一部が保持部材10Hを兼ねていることを特徴とする走査光学装置。
【0046】
(実施態様5)
保持部材10HのコリメータレンズCとの接着部位には、接着剤Wが充填されかつ余分な接着剤を垂下させる溝或いは凹形状を有する接着剤溜り部52、53が形成されていることを特徴とする実施態様4記載の走査光学装置。
【0047】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、コリメータレンズをその外周の複数部位で保持部材に接着固定するので、接着箇所が一箇所の場合に比べて接着強度の向上を図りつつ、省部品化・組立時間短縮による低コスト化も図ることができる。即ち、コリメータレンズの形状や光学配置に制約を受けることなく接着強度と接着位置調整精度の向上を低コストで実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す図で、(a)は光源装置の模式断面図、(b)は部分正面図である。
【図2】第1の実施形態に係る光源装置の外観図である。
【図3】第1の実施形態に係る光源装置のコリメータレンズ接着部拡大図である。
【図4】第1の実施形態に係る光源装置のコリメータレンズ調整のための説明図である。
【図5】第1の実施形態に係る光源装置のコリメータレンズ接着位置調整のための説明図である。
【図6】第2の実施形態に係る走査光学装置の光源部の外観図である。
【図7】第2の実施形態に係る走査光学装置の光源部の模式断面図である。
【図8】第2の実施形態に係る走査光学装置を示す図で、(a)は光源部のコリメータレンズ接着部の拡大平面図、(b)は同じく拡大正面図である。
【図9】光源装置を含む走査光学装置の概略斜視図である。
【符号の説明】
E 光源装置
H 筐体
H10 嵌合穴
S 半導体レーザ
P 回路基板
C コリメータレンズ
T チャック
W 接着剤
C10、20 有効面
C30 外周面
10 保持部材
18〜20 突起
21、22、51〜53 接着剤溜り部
51a〜53a 突起
H30 コリメータレンズ接着部
Claims (1)
- 光源である半導体レーザと、該半導体レーザから出射されるレーザ光を略平行光化するコリメータレンズと、該コリメータレンズを接着保持する保持部材とを含み、レーザ光が水平な状態でコリメータレンズと半導体レーザとの焦点・光軸調整が行われる光源装置において、
前記コリメータレンズは、その外周の複数部位で前記保持部材と接着固定されることを特徴とする光源装置。
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