JPH10256674A - レーザユニット - Google Patents

レーザユニット

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JPH10256674A
JPH10256674A JP6924797A JP6924797A JPH10256674A JP H10256674 A JPH10256674 A JP H10256674A JP 6924797 A JP6924797 A JP 6924797A JP 6924797 A JP6924797 A JP 6924797A JP H10256674 A JPH10256674 A JP H10256674A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens
laser
laser unit
cover
present
Prior art date
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Pending
Application number
JP6924797A
Other languages
English (en)
Inventor
Kozo Yamazaki
宏三 山崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品点数が削減され、組立が簡単で全体が小
型化されるレーザユニットを提供する。 【解決手段】 焦点がレーザチップ2の発光点に一致す
るように予め形成されたコリメートレンズ17が、カバ
ー3の解放上面に取り付けられている半導体レーザ基体
5Aが、放熱基台10に固設された構成で、従来のレー
ザユニットからホルダとコリメートレンズを保持固定す
る鏡筒とが不要となり、部品点数が削減されると共に、
煩雑な調整作業も必要がなくなり、製造組立コストが大
幅に低減され、且つ全体の小型化も実現される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置の光
書込器などに利用され、レーザビームを出射するレーザ
ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】レーザビームを出射するレーザユニット
は、画像形成装置の光書込器などに利用されているが、
従来のこの種のレーザユニット20は、図3に示すよう
な構成になっており、放熱基台10に半導体レーザ基体
5が固設され、この半導体レーザ基体5を覆って、放熱
基台10には、先端部に端面を開放面とする小径突出部
11aを有する円筒状のホルダ11が固定配設されてお
り、小径突出部11aの内周面にはねじが刻設され、こ
のねじに螺合するねじが外周面に刻設された鏡筒12
が、ホルダ11に螺合されている。この鏡筒12内に
は、コリメートレンズ13が保持固定されていて、鏡筒
12の上面は開放面となっている。
【0003】放熱基台10に固定配設される半導体基体
5は、図4に示すように、サブマウント6にレーザチッ
プ2が取り付けられ、このサブマウント6が支持板1に
固設され、レーザチップ2を覆って、上面が開放された
カバー3が支持板1に固定され、カバー3の開放面を塞
いでカバーガラス15が配設され、支持板1内には電子
冷却器14が設けられ、レーザチップ2の励起端子7が
支持板1の下面から突出配設されている。
【0004】この従来のレーザユニット20は、組立調
整作業時に、半導体レーザ基体5のレーザチップ2の光
軸と、鏡筒12に保持固定されるコリメートレンズ13
の光軸とが一致するように、放熱基台10に半導体レー
ザ基体5と、ホルダ11とが相対的に位置決めされて取
り付けられる。そして、小径突出部11aに螺合された
鏡筒12を、コリメートレンズ13の焦点がレーザチッ
プ2の発光点に一致するように、光軸方向に調整移動さ
せ、コリメートレンズ13の焦点がレーザチップ2の発
光点に一致した位置で、接着剤によって鏡筒12がホル
ダ11に固定される。
【0005】レーザユニット20は、この調整作業の終
了後に、例えば画像形成装置の光書込器に組み込まれ、
原稿画像で変調されたレーザビームを放射して、光書込
器による感光体に対する原稿画像の静電潜像の書込が行
なわれる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述の従来のレーザユ
ニット20では、放熱基台10に取り付けられる半導体
レーザ基体5を覆って、小径突出部11aを有する円筒
状のホルダ11が放熱基台10に固定され、このホルダ
11にコリメートレンズ13を保持固定させた鏡筒12
が螺合されている。このために、部品点数が増加し全体
の形状が大型化すると共に、レーザチップ2の光軸をコ
リメートレンズ13の光軸に一致させ、コリメートレン
ズ13の焦点をレーザチップ2の発光点に一致させる調
整作業も煩雑である。
【0007】本発明は、前述した従来のレーザユニット
の構造の現状に鑑みてなされたものであり、その目的
は、部品点数が削減され、組立が簡単で全体が小型化さ
れるレーザユニットを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、支持板に取り付けられたレ
ーザチップを覆って、上面が透明なカバーが前記支持板
に固設された半導体レーザ基体が、放熱基台に固設され
ていて、前記レーザチップから発せられるレーザビーム
が、前記上面にほぼ直角方向に放射されるレーザユニッ
トであり、前記カバーの上面が、光学レンズで形成され
ていることを特徴とするものである。
【0009】同様に前記目的を達成するために、請求項
2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記光
学レンズがコリメートレンズであることを特徴とするも
のである。
【0010】同様に前記目的を達成するために、請求項
3記載の発明は、請求項1または請求項2記載の発明に
おいて、前記光学レンズがガラスレンズであることを特
徴とするものである。
【0011】同様に前記目的を達成するために、請求項
4記載の発明は、請求項1または請求項2記載の発明に
おいて、前記光学レンズが樹脂レンズであることを特徴
とするものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の一実施の形態
を、図1及び図2を参照して説明する。図1は本実施の
形態に係る半導体レーザユニットの構成を示す説明図、
図2は本実施の形態が適用された光書込器の構成を示す
説明図である。
【0013】本実施の形態に係るレーザユニット20A
は、図1に示すように、半導体レーザ基体5Aが放熱基
台10に固設されており、半導体基体5Aは、サブマウ
ント6にレーザチップ2が取り付けられ、このサブマウ
ント6が支持板1に固設され、レーザチップ2を覆っ
て、上面が開放されたカバー3が支持板1に固定され、
カバー3の開放面を塞いで、ガラス製のコリメートレン
ズ17が配設され、支持板1内には電子冷却器14が設
けられ、レーザチップ2の励起端子7が支持板1の下面
から突出配設されている。この場合、コリメートレンズ
17は、カバー3への取り付け状態で、その焦点がレー
ザチップ2の発光点に一致するように予め形成されてい
る。
【0014】本実施の形態が組み込まれた光書込器は、
図2に示すように、本実施の形態に係るレーザユニット
20Aの後段にレンズ31が配設され、レンズ31によ
って、レーザユニット20Aからのレーザビームが、反
射面に焦点を結ぶ位置に、多面鏡32が回転自在に配設
されている。
【0015】また、多面鏡32に対して、多面鏡32の
反射面からの反射光を集束するレンズ33が配置され、
このレンズ33で集束されたレーザビームを反射するミ
ラー34が、レンズ33の後段に配置され、ミラー34
での反射光が、防塵ガラス35を介して、感光体40に
照射されるように、防塵ガラス35の後段に感光体40
が回転自在に配設されている。さらに、ミラー34の端
部近傍に、走査の同期を取るための同期ミラー41が配
置されている。
【0016】この光書込器では、原稿画像で変調された
レーザユニット20Aからの出射光が、多面鏡32の反
射面で反射され、レンズ33での集束光がミラー34で
反射されて、防塵ガラス35を通って感光体40に入射
され、多面鏡32の回転と感光体40の回転とによっ
て、感光体40に対して、原稿画像のアドレスに対応し
て入射され走査されることにより、感光体40に原稿画
像の静電潜像が書込形成される。そして、走査光の同期
ミラー41での反射によって書込の制御が行なわれる。
【0017】この光書込器に組み込まれる本実施の形態
に係るレーザユニット20Aは、前述のように、焦点が
レーザチップ2の発光点に一致するように予め形成され
たコリメートレンズ17がカバー3に取り付けられた半
導体レーザ基体5Aが、放熱基台10に固設され組立時
の調整が不要で、部品点数が削減され小型化される。こ
のために、本実施の形態が組み込まれる光書込器全体に
ついても、同様に構成が簡単になり小型化され、その製
造コストを低減することが可能になり、また、コリメー
トレンズ17の作成時の形状を変更することにより、レ
ーザビームの形状を円形や楕円形などに簡単に設定する
ことが可能になる。
【0018】このように、本実施の形態によると、焦点
がレーザチップ2の発光点に一致するように予め形成さ
れたコリメートレンズ17が、カバー3の開放上面に取
り付けられている半導体レーザ基体5Aが、放熱基台1
0に固設された構成なので、図3に示す従来のレーザユ
ニットに対して、ホルダ11とコリメートレンズ13を
保持固定する鏡筒12とが不要となり、部品点数が削減
されると共に、煩雑な調整作業も必要がなくなり、製造
組立コストが大幅に低減され、且つ全体の小型化も実現
される。
【0019】なお、以上の実施の形態では、コリメート
レンズ17がガラスレンズである場合を説明したが、本
発明はこの実施の形態に限定されるものではなく、例え
ば、コリメートレンズを樹脂製レンズにして、製造コス
トをより低減させることも可能である。
【0020】
【発明の効果】請求項1記載の発明によると、支持板に
取り付けられたレーザチップを覆って、上面が透明なカ
バーが支持板に固設された半導体レーザ基体が、放熱基
台に固設されていて、レーザチップから発せられるレー
ザビームが、カバーの透明な上面にほぼ直角方向に放射
されるレーザユニットにおいて、カバーの上面が光学レ
ンズで形成されているので、筒状ホルダに光学レンズを
別途保持させる必要がなくなり、部品点数を削減し全体
を小型化することが可能になる。
【0021】請求項2記載の発明によると、請求項1記
載の発明で得られる効果に加えて、光学レンズがコリメ
ートレンズなので、レーザユニットから平行なレーザビ
ームを取り出すことが可能になる。
【0022】請求項3記載の発明によると、請求項1ま
たは請求項2記載の発明で得られる効果に加えて、光学
レンズがガラスレンズなので、レンズ形状の選択により
円形、楕円形などの任意のビーム形状を簡単に形成する
ことが可能になる。
【0023】請求項4記載の発明によると、請求項1ま
たは請求項2記載の発明で得られる効果に加えて、光学
レンズが樹脂レンズなので、レンズ形状の選択により円
形、楕円形などの任意のビーム形状を簡単に且つ低製造
コストで形成することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る半導体レーザユニ
ットの構成を示す説明図である。
【図2】同実施の形態が適用された光書込器の構成を示
す説明図である。
【図3】従来のレーザユニットの構成を示す断面説明図
である。
【図4】図3の半導体レーザ基体部分の構成を示す説明
図である。
【符号の説明】
1 支持板 2 レーザチップ 3 カバー 5A 半導体レーザ基体 6 サブマウント 7 端子 10 放熱基台 17 コリメートレンズ 20A レーザユニット

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持板に取り付けられたレーザチップを
    覆って、上面が透明なカバーが前記支持板に固設された
    半導体レーザ基体が、放熱基台に固設されていて、前記
    レーザチップから発せられるレーザビームが、前記上面
    にほぼ直角方向に放射されるレーザユニットであり、 前記カバーの上面が、光学レンズで形成されていること
    を特徴とするレーザユニット。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のレーザユニットにおい
    て、前記光学レンズがコリメートレンズであることを特
    徴とするレーザユニット。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載のレーザユ
    ニットにおいて、前記光学レンズがガラスレンズである
    ことを特徴とするレーザユニット。
  4. 【請求項4】 請求項1または請求項2記載のレーザユ
    ニットにおいて、前記光学レンズが樹脂レンズであるこ
    とを特徴とするレーザユニット。
JP6924797A 1997-03-06 1997-03-06 レーザユニット Pending JPH10256674A (ja)

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JP6924797A JPH10256674A (ja) 1997-03-06 1997-03-06 レーザユニット

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JP6924797A JPH10256674A (ja) 1997-03-06 1997-03-06 レーザユニット

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JPH10256674A true JPH10256674A (ja) 1998-09-25

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ID=13397237

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JP6924797A Pending JPH10256674A (ja) 1997-03-06 1997-03-06 レーザユニット

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JP (1) JPH10256674A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016134416A (ja) * 2015-01-16 2016-07-25 住友電気工業株式会社 光モジュール
WO2021131499A1 (ja) * 2019-12-25 2021-07-01 キヤノン株式会社 発光装置および光学装置

Cited By (3)

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JP2016134416A (ja) * 2015-01-16 2016-07-25 住友電気工業株式会社 光モジュール
WO2021131499A1 (ja) * 2019-12-25 2021-07-01 キヤノン株式会社 発光装置および光学装置
JP2021103213A (ja) * 2019-12-25 2021-07-15 キヤノン株式会社 発光装置および光学装置

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