JP2011181260A - 全固体リチウム二次電池用正極及びその製造方法 - Google Patents

全固体リチウム二次電池用正極及びその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】充放電容量及び充放電性が向上した全固体リチウム二次電池用正極の製造方法を提供することを課題とする。
【解決手段】硫黄と、100nm以下の平均粒子径の炭素材料と、Li2S−Mxy(MはP、Si、Ge、B、Alから選択され、x及びyは、Mの種類に応じて、化学量論比を与える整数である)で表される電解質とを含む原料混合物をメカニカルミリング処理に付すことで複合体を得た後、前記複合体を成形することで正極を得ることを特徴とする全固体リチウム二次電池用正極の製造方法により上記課題を解決する。
【選択図】図1

Description

本発明は、全固体リチウム二次電池用正極及びその製造方法に関する。更に詳しくは、本発明は、高い充放電容量を有し、かつ高電流密度でも充放電可能な全固体リチウム二次電池用正極及びその製造方法に関する。
リチウム二次電池は、高電圧、高容量を有するため、携帯電話、デジタルカメラ、ビデオカメラ、ノートパソコン、電気自動車等の電源として多用されている。一般に流通しているリチウム二次電池は、電解質として、電解塩を非水系溶媒に溶解した液状電解質を使用している。非水系溶媒には、可燃性の溶媒が多く含まれているため、安全性の確保が望まれている。
安全性を確保するために、非水系溶媒を使用せずに、電解質を固体材料から形成する、いわゆる固体電解質を使用した全固体リチウム二次電池が提案されている。この電池の正極には、正極活物質、導電材、電解質等の様々な成分が含まれている。これら成分の内、正極活物質として硫黄が、その理論容量の高さから注目されている(特開2004−95243号公報:特許文献1)。
上記公報では、正極活物質として硫黄と、導電材として銅、鉄、硫化銅、硫化鉄及び硫化セリウムから選択される第1導電材と、アセチレンブラックである第2導電材とを含む正極が提案されている。また、正極活物質と導電材とをボールミルで混合することが提案されている。
特開2004−95243号公報
上記公報の正極では、ある程度充放電容量は向上するが、未だ十分ではなく、また、高電流密度下での充放電性に課題があった。そのため更なる充放電容量及び充放電性の向上が望まれていた。
かくして本発明によれば、硫黄と、100nm以下の平均粒子径の炭素材料と、Li2S−Mxy(MはP、Si、Ge、B、Alから選択され、x及びyは、Mの種類に応じて、化学量論比を与える整数である)で表される電解質とを含む原料混合物をメカニカルミリング処理に付すことで複合体を得た後、前記複合体を成形することで正極を得ることを特徴とする全固体リチウム二次電池用正極の製造方法が提供される。
更に、本発明によれば、硫黄と、100nm以下の平均粒子径の炭素材料と、Li2S−Mxy(MはP、Si、Ge、B、Alから選択され、x及びyは、Mの種類に応じて、化学量論比を与える整数である)で表される電解質とを含む原料混合物をメカニカルミリング処理に付することで得られた複合体の成形体からなることを特徴とする全固体リチウム二次電池用正極が提供される。
本発明によれば、高い充放電容量を有し、かつ高電流密度でも充放電可能な全固体リチウム二次電池用正極及びその製造方法を提供できる。
また、メカニカルミリング処理が、遊星型ボールミルを用いて、50〜600回転/分、0.1〜15時間、1〜100kWh/原料混合物1kgの条件下で行われることで、正極を構成する成分の混合性をより向上できるので、より高い充放電容量を有し、かつより高電流密度でも充放電可能な全固体リチウム二次電池用正極の製造方法を提供できる。
更に、硫黄、炭素材料及び電解質が、100:10〜200:10〜500(重量比)の割合で前記原料混合物中に含まれることで、より高い充放電容量を有し、かつより高電流密度でも充放電可能な全固体リチウム二次電池用正極の製造方法を提供できる。
また、Li2S−Mxyが、Li2SとMxyとを50:50〜90:10(モル比)の割合を備えることで、より高い充放電容量を有し、かつより高電流密度でも充放電可能な全固体リチウム二次電池用正極の製造方法を提供できる。
実施例1及び2、比較例1及び2のサイクル数毎の充放電電位と充放電容量との関係を示すグラフである。 実施例2のサイクル数毎の充放電電位と充放電効率との関係を示すグラフである。 実施例2、比較例1及び3の充放電曲線を示すグラフである。 実施例3〜6のサイクル数毎の充放電電位と充放電容量との関係を示すグラフである。 実施例5及び7のサイクル数毎の充放電電位と充放電容量との関係を示すグラフである。 実施例8の充放電曲線を示すグラフである。 実施例8の充放電曲線を示すグラフである。 実施例8のサイクル数毎の充放電電位と充放電効率との関係を示すグラフである。
全固体リチウム二次電池用正極は、正極活物質としての硫黄と、導電材としての炭素材料と、電解質とを含む複合体の成形体である。
(硫黄)
本発明に使用しうる硫黄は、特に限定されず、市販の物を使用できる。硫黄は、純度ができるだけ高いものを使用することが好ましい。例えば、99.9%以上の純度の硫黄を使用することが好ましい。更に、硫黄の形状は、特に限定されず、粒状、塊状等の種々の形状が挙げられるが、メカニカルミリング処理により、より均一に分散するために、100nm以下の平均粒子径の粒状であることが好ましい。平均粒子径は、均一に分散させるという観点から、下限は特にない。
正極中に占める硫黄の量は、10〜90重量%の範囲であることが好ましい。10重量%より少ない場合、十分な充放電容量が得られないことがある。90重量%より多い場合、炭素材料及びLi2S−Mxyの正極に占める量が相対的に少なくなり、充放電効率が低下することがある。より好ましい硫黄の量は、20〜50重量%の範囲である。
(炭素材料)
炭素材料としては、100nm以下の平均粒子径を有していれば特に限定されない。この平均粒子径を有する炭素材料を使用することで、硫黄及びLi2S−Mxyとより均一に混合でき、その結果、高い充放電容量を有し、かつ高電流密度でも充放電可能な全固体リチウム二次電池用正極を提供できる。平均粒子径は、均一に分散させるという観点から、下限は特にない。炭素材料の入手容易性の観点から、好ましい平均粒子径は、30〜50nmである。ここで、平均粒子径とは、最大粒子径の平均値を意味し、電子顕微鏡を用いて測定した値である。
100nm以下の平均粒子径を有する炭素材料は、特に限定されず、アセチレンブラック、デンカブラック、ケッチェンブラック等のカーボンブラックやカーボンナノチューブ等が挙げられる。また、100nmより大きい平均粒子径を有する炭素材料であっても、粉砕することで本発明に使用できる。平均粒子径の大きい炭素材料としては、天然黒鉛、人工黒鉛、気相成長カーボンファィバ(VGCF)等の二次電池の分野で導電材として使用されている炭素材料が挙げられる。粉砕の方法としては、例えば、遊星型ミルやミキサーミル、カッターミル等のミリング処理が挙げられる。
炭素材料の量は、硫黄100重量部に対して、10〜200重量部であることが好ましい。10重量部未満である場合、正極へ移動可能な電子の量が減ることで、十分な充放電容量が得られないことがある。200重量部より多い場合、硫黄及びLi2S−Mxyの正極に占める量が相対的に少なくなり、充放電効率が低下することがある。より好ましい炭素材料の量は、50〜100重量部の範囲である。
(電解質)
正極は、電解質として、Li2S−Mxyを含む。ここで、MはP、Si、Ge、B、Alから選択され、x及びyは、Mの種類に応じて、化学量論比を与える整数である。具体的には、Li2S−P25、Li2S−SiS2、Li2S−GeS2、Li2S−B23、Li2S−Al23が挙げられる。更に、LiI、Li3PO4等の他の電解質を加えてもよい。
更に、Li2SとMxyとモル比は、50:50〜90:10であることが好ましく、60:40〜80:20であることがより好ましく、70:30〜80:20であることが更に好ましい。
Li2S−Mxyの量は、硫黄100重量部に対して、10〜500重量部であることが好ましい。10重量部未満である場合、正極へ移動可能なリチウムイオンの量が減ることで、十分な充放電容量が得られないことがある。500重量部より多い場合、硫黄及び炭素材料の正極に占める量が相対的に少なくなり、充放電効率が低下することがある。より好ましいLi2S−Mxyの量は、50〜200重量部の範囲である。
(その他の成分)
原料混合物は、硫黄と、炭素材料と、Li2S−Mxyとを含むが、これら成分以外に、全固体リチウム二次電池に使用されている成分を含んでいてもよい。例えば、LiCoO2、LiMn24等の活物質が挙げられる。これら活物質は、その表面に、Ni、Mn、Fe、Coから選択される金属の硫化物による被膜を備えていてもよい。原料粒子に被膜を形成する方法としては、例えば、被膜の前駆体溶液中に原料粒子を浸漬し、次いで熱処理する方法、被膜の前駆体溶液を原料粒子に噴霧し、次いで熱処理する方法等が挙げられる。
また、結着剤が含まれていてもよい。結着剤としては、例えば、ポリフッ化ビニリデン、ポリテトラフルオロエチレン、ポリ酢酸ビニル、ポリメチルメタクリレート、ポリエチレン等が挙げられる。
(メカニカルミリング処理)
メカニカルミリング処理は、所望の充放電特性が得られさえすれば、処理装置及び処理条件には特に限定されない。
処理装置としては、通常ボールミルが使用できる。ボールミルは、大きな機械的エネルギーが得られるため好ましい。ボールミルの中でも、遊星型ボールミルは、ポットが自転回転すると共に、台盤が公転回転するため、高い衝撃エネルギーを効率よく発生させることができるので、好ましい。
処理条件は、使用する処理装置に応じて適宜設定できる。例えば、ボールミルを使用する場合、回転速度が大きいほど及び/又は処理時間が長いほど、原料混合物が均一に混合できる。なお、「及び/又は」は、A及び/又はBで表現すると、A、B又は、A及びBを意味する。具体的には、遊星型ボールミルを使用する場合、50〜600回転/分の回転速度、0.1〜10時間の処理時間、1〜100kWh/原料混合物1kgの条件が挙げられる。より好ましい処理条件としては、200〜500回転/分の回転速度、1〜5時間の処理時間、6〜50kWh/原料混合物1kgが挙げられる。
メカニカルミリング処理は、3成分を同時に処理装置に入れた後、行なってもよく、2成分に対して行った後、処理物に残りの1成分を加え、更に行ってもよい。3成分同時に処理することが、より高い充放電容量を得られるため好ましい。
メカニカルミリング処理により得られた複合体は、例えばプレス成形することで、ペレット状の正極(成形体)とすることができる。ここで、正極は、アルミニウムや銅等の金属板からなる集電体上に形成されていてもよい。
(全固体リチウム二次電池)
全固体リチウム二次電池は、正極、電解質層及び負極を備えている。
(1)電解質層
電解質層を構成する電解質には、特に限定されず、全固体リチウム二次電池に通常使用される電解質をいずれも使用できる。例えば、上記正極の説明において例示した電解質が挙げられる。なお、電解質層中、Li2S−Mxyが占める割合は、90重量%以上であることが好ましく、全量であることがより好ましい。電解質層の厚さは、5〜500μmであることが好ましく、20〜100μmであることがより好ましい。電解質層は、例えば、電解質をプレスすることで、ペレット状として得ることができる。
(2)負極
負極は、特に限定されず、全固体リチウム二次電池に通常使用される負極をいずれも使用できる。負極は、負極活物質のみからなっていてもよく、結着剤、導電剤、電解質等と混合されていてもよい。
負極活物質としては、Li、In、Sn等の金属、それらの合金、グラファイト、Li4/3Ti5/34、SnO等の種々の遷移金属酸化物等が挙げられる。
結着剤としては、例えば、ポリフッ化ビニリデン、ポリテトラフルオロエチレン、ポリ酢酸ビニル、ポリメチルメタクリレート、ポリエチレン等が挙げられる。
導電剤としては、天然黒鉛、人工黒鉛、アセチレンブラック、気相成長カーボンファィバ(VGCF)等が挙げられる。
電解質としては、電解質層に使用される電解質が挙げられる。
負極は、例えば、負極活物質及び、任意に結着剤、導電剤、電解質等を混合し、得られた混合物をプレスすることで、ペレット状として得ることができる。また、負極活物質として金属又はその合金からなる金属シート(箔)を使用する場合、をそのまま使用可能である。
負極は、アルミニウム又は銅等の集電体の上に形成されていてもよい。
本発明の全固体リチウム二次電池は、例えば、正極、電解質層及び負極とを積層し、プレスすることにより得ることができる。
以下、実施例によって本発明を更に具体的に説明するが、本発明はこれらによりなんら制限されるものではない。
実施例1
硫黄、アセチレンブラック及び80Li2S−20P25(以下、SEという。80及び20はモル比)からなる原料を、それぞれ0.25g、0.25g及び0.5g(重量比25:25:50)秤量し、遊星型ボールミルに投入した。遊星型ボールミルとしては、Fritsch社製Pulverisette P−7を使用し、ポット及びボールは酸化ジルコニウム製であり、45mlのポット内に直径5mmのボールが160個入っているミルを使用した。使用した硫黄は、Aldrich社製硫黄(99.998%)であり、50μmの平均粒子径を有し、使用したアセチレンブラックは、電気化学工業社製デンカブラックであり、35nmの平均粒子径を有し、使用したSEは、以下の方法で合成され、5μmの平均粒子径を有していた。
Li2S(フルウチ化学社製純度99.9%)及びP25(アルドリッチ社製純度99%)を80:20のモル比で遊星型ボールミルに投入した。投入後、メカニカルミリング処理することで、SEを得た。遊星型ボールミルは、Fritsch社製Pulverisette P−7を使用し、ポット及びボールは酸化アルミニウム製であり、45mlのポット内に直径10mmのボールが10個入っているミルを使用した。メカニカルミリング処理は、370rpmの回転速度、室温、乾燥窒素グローブボックス内で20時間行った。なお、この合成法は、Akitoshi Hayashi et al., Electrochemistry Communications 5 (2003) 111−114のExperimentalの記載に準じている。
遊星型ボールミルにより原料混合物をメカニカルミリグ処理することで複合体を得た。処理条件は、370回転/分、1時間、約50kWh/原料混合物1kgとした。
処理後の複合体10mgをプレス(圧力370MPa/cm2)することで直径10mm、厚さ約0.1mmのペレット(正極:成形体)を得た。
Li2S−P25からなる固体電解質(Li2SとP25との重量比1:4)80mgをプレス(圧力370MPa/cm2)することで直径10mm、厚さ約0.1mmのペレット(電解質層)を得た。
負極には、厚さ0.1mmのインジウムシートを使用した。
上記正極、電解質層及び負極を積層し、プレス(圧力250MPa/cm2)することで全固体リチウム二次電池を得た。
得られた二次電池を、25℃下、0.064mA/cm2の電流密度で充放電を繰り返した場合のサイクル数毎の充放電電位と充放電容量との関係を図1に示す。図1において、左側の縦軸はLi−In極に対する電位を、右側の縦軸はLi極に対する電位を示す。
実施例2
硫黄とアセチレンブラックとをメカニカルミリング処理し、この系にSEを投入し、更にメカニカルミリング処理したこと以外は実施例1と同様にして全固体リチウム二次電池を得た。
得られた二次電池を、25℃下、0.064mA/cm2の電流密度で充放電を繰り返した場合のサイクル数毎の充放電電位と充放電容量との関係を図1に示す。
実施例2の電池を、25℃、電流密度1.28mA/cm2で400サイクル充放電後、25℃、電流密度0.64mA/cm2で充放電した。図2に、この充放電におけるサイクル数毎の放電容量及び充放電効率の関係を示す。1.28mA/cm2の高い電流密度で充放電を繰り返した後、0.64mA/cm2で充放電を100サイクル以上繰り返しても、放電容量を約1100mAh/gに維持可能であることが分かる。
比較例1
硫黄とアセチレンブラックとをメカニカルミリング処理し、処理後の混合物とSEとを乳鉢にて混合したこと以外は実施例1と同様にして全固体リチウム二次電池を得た。
得られた二次電池を、25℃下、0.064mA/cm2の電流密度で充放電を繰り返した場合のサイクル数毎の充放電電位と充放電容量との関係を図1に示す。
比較例2
硫黄とSEとをメカニカルミリング処理し、処理後の混合物とアセチレンブラックとを乳鉢にて混合したこと以外は実施例1と同様にして全固体リチウム二次電池を得た。
得られた二次電池を、25℃下、0.064mA/cm2の電流密度で充放電を繰り返した場合のサイクル数毎の充放電電位と充放電容量との関係を図1に示す。
図1から、硫黄、アセチレンブラック及びSEの3成分をメカニカルミリング処理することで、充放電容量が飛躍的に増加していることがわかる。また、実施例1と2とから、放電容量の方が、高いことがわかる。更に、実施例1と2とから、3成分を同時にメカニカルミリング処理する方が、高い充放電容量が得られることがわかる。
比較例3
3成分を乳鉢にて混合したこと以外は実施例1と同様にして全固体リチウム二次電池を得た。
実施例2、比較例1及び3の電池の充放電曲線を図3に示す。図3中、比較例1及び3の電池は、1回目の充放電曲線であり、実施例2の電池は、10回目の充放電曲線である。
図3から、硫黄、アセチレンブラック及びSEの3成分をメカニカルミリング処理することで、充放電の10回繰り返し後も充放電容量が飛躍的に増加していることがわかる。
実施例3
硫黄、アセチレンブラック及びSEの重量比を15:15:70とし、メカニカルミリング処理時間を5時間としたこと以外は実施例1と同様にして全固体リチウム二次電池を得た。
得られた二次電池を、25℃下、0.064mA/cm2の電流密度で充放電を繰り返した場合のサイクル数毎の充放電電位と充放電容量との関係を図4に示す。図4には、実施例1の電池を同条件にて充放電を繰り返した場合のサイクル数毎の充放電電位と充放電容量との関係も合わせて示す。
実施例4
硫黄、アセチレンブラック及びSEの重量比を35:35:30とし、メカニカルミリング処理時間を5時間としたこと以外は実施例1と同様にして全固体リチウム二次電池を得た。
得られた二次電池を、25℃下、0.064mA/cm2の電流密度で充放電を繰り返した場合のサイクル数毎の充放電電位と充放電容量との関係を図4に示す。
実施例5
硫黄、アセチレンブラック及びSEの重量比を45:25:30とし、メカニカルミリング処理時間を5時間としたこと以外は実施例1と同様にして全固体リチウム二次電池を得た。
得られた二次電池を、25℃下、0.064mA/cm2の電流密度で充放電を繰り返した場合のサイクル数毎の充放電電位と充放電容量との関係を図4に示す。
実施例6
硫黄、アセチレンブラック及びSEの重量比を55:15:30とし、メカニカルミリング処理時間を5時間としたこと以外は実施例1と同様にして全固体リチウム二次電池を得た。
得られた二次電池を、25℃下、0.064mA/cm2の電流密度で充放電を繰り返した場合のサイクル数毎の充放電電位と充放電容量との関係を図4に示す。
図4から、実施例1及び3〜6の電池のいずれも十分な充放電容量を有していることが分かる。また、SE量が多い場合、充電容量の方が放電容量より多い傾向があり、硫黄量が多い場合、充放電容量が小さくなる傾向があることが分かる。
実施例7
メカニカルミリング処理時間を1時間又は10時間とすること以外は実施例5と同様にして全固体リチウム二次電池を得た。
得られた二次電池を、25℃下、0.064mA/cm2の電流密度で充放電を繰り返した場合のサイクル数毎の充放電電位と充放電容量との関係を図5に示す。図5には、実施例5のサイクル数毎の充放電電位と充放電容量との関係も合わせて示す。
図5から、どの処理時間でも高い充放電容量が得られている。中でも5時間前後が最も高い充放電容量が得られる処理時間であることが分かる。
実施例8
実施例7で高い容量が得られた電池を種々の条件で充放電に付した。結果を図6に示す。充放電条件は、80℃で12.8mA/cm2の電流密度、25℃で0.064mA/cm2の電流密度、0℃で0.064mA/cm2の電流密度、及び−20℃で0.064mA/cm2の電流密度とした。図6から、−20℃及び80℃の間の幅広い温度域で1000mAh/g以上の高い充放電容量が得られることが分かる。
同様の電池を、25℃で、3.8mA/cm2及び6.4mA/cm2の電流密度の充放電に付した。結果を図7に示す。図7から、1mA/cm2の高電流密度であっても400mAh/g以上の高い充放電容量が得られることが分かる。
同様の電池を、25℃で、0.064mA/cm2、0.38mA/cm2及び0.64mA/cm2の電流密度の充放電サイクルに付した。結果を図8に示す。図8から、0.64mA/cm2の電流密度の充放電では、200サイクルの間、1000mAh/g以上の高い充放電容量が得られることが分かる。また、0.064mA/cm2及び0.38mA/cm2の電流密度の充放電では、より高い充放電容量が得られ、0.064mA/cm2の電流密度の充放電では、硫黄の理論容量に近い充放電容量が得られることが分かる。

Claims (5)

  1. 硫黄と、100nm以下の平均粒子径の炭素材料と、Li2S−Mxy(MはP、Si、Ge、B、Alから選択され、x及びyは、Mの種類に応じて、化学量論比を与える整数である)で表される電解質とを含む原料混合物をメカニカルミリング処理に付すことで複合体を得た後、前記複合体を成形することで正極を得ることを特徴とする全固体リチウム二次電池用正極の製造方法。
  2. 前記メカニカルミリング処理が、遊星型ボールミルを用いて、50〜600回転/分、0.1〜15時間、1〜100kWh/原料混合物1kgの条件下で行われる請求項1に記載の全固体リチウム二次電池用正極の製造方法。
  3. 前記硫黄、炭素材料及び電解質が、100:10〜200:10〜500(重量比)の割合で前記原料混合物中に含まれる請求項1又は2に記載の全固体リチウム二次電池用正極の製造方法。
  4. 前記Li2S−Mxyが、Li2SとMxyとを50:50〜90:10(モル比)の割合で備える請求項1〜3のいずれか1つに記載の全固体リチウム二次電池用正極の製造方法。
  5. 硫黄と、100nm以下の平均粒子径の炭素材料と、Li2S−Mxy(MはP、Si、Ge、B、Alから選択され、x及びyは、Mの種類に応じて、化学量論比を与える整数である)で表される電解質とを含む原料混合物をメカニカルミリング処理に付することで得られた複合体の成形体からなることを特徴とする全固体リチウム二次電池用正極。
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