JP2011163919A - センサ装置と検出対象物との連結構造 - Google Patents

センサ装置と検出対象物との連結構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2011163919A
JP2011163919A JP2010026791A JP2010026791A JP2011163919A JP 2011163919 A JP2011163919 A JP 2011163919A JP 2010026791 A JP2010026791 A JP 2010026791A JP 2010026791 A JP2010026791 A JP 2010026791A JP 2011163919 A JP2011163919 A JP 2011163919A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sensor device
detection object
moving body
detection
spherical
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010026791A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5427057B2 (ja
Inventor
Hisaya Iwasaki
久弥 岩崎
Tokuhiro Ida
徳浩 位田
Masafumi Itonaga
雅文 糸長
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Electric Works Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Electric Works Co Ltd filed Critical Panasonic Electric Works Co Ltd
Priority to JP2010026791A priority Critical patent/JP5427057B2/ja
Publication of JP2011163919A publication Critical patent/JP2011163919A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5427057B2 publication Critical patent/JP5427057B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
  • Mechanical Control Devices (AREA)

Abstract

【課題】少なくとも一軸方向に揺動可能な検出対象物Bと、検出対象物Bの動きを検出するセンサ装置Aとの連結構造において、検出対象物Bの動きをセンサ装置Aに正確に伝えることができる連結構造を提供する。
【解決手段】スライダブロック5,6に挿通された移動体100の上端部に、円筒状の凹部103aを有する円筒状の支持部103を設け、検出対象物Bの下端部に、凹部103aに嵌合される球状の球状部104aを設けた。移動体100は、球状部104aを回動支点として検出対象物Bに対して回動できるので、検出対象物BをガイドB5に沿って揺動させると、移動体100はセンサ装置Aに対して垂直な状態のまま平行移動する。これにより、検出対象物Bを直接スライダブロック5,6に挿通する場合に比べてスライダブロック5,6が歪むおそれが小さくなり、検出対象物Bの動きをセンサ装置Aに正確に伝えることができる
【選択図】図1

Description

本発明は、センサ装置と検出対象物との連結構造に関するものである。
従来、直線上または平面上を移動する検出対象物の位置や動きを検出するセンサ装置として、種々のものが提供されている。例えば本出願人は、検出対象物の2次元平面上の位置または動きを、この検出対象物と連動して直線上を動く一対のスライダの位置または動きに変換して検出するセンサ装置Aを提案している。まず最初に、このセンサ装置Aについて説明する。
このセンサ装置Aは、図9に示すように、ケースを構成するケースボディ1並びにケースカバー2と、第1および第2の絶縁基板3,4と、第1および第2のスライダブロック5,6とを備えている。なお、以下の説明では図9において上下左右および前後の向きを定義する。
第1の絶縁基板3は、中央に矩形孔を有する矩形枠状に形成され、4つの辺の表面(上面)には検出コイル30A,30B,31A,31Bが印刷形成されている。また、第1の絶縁基板3において各検出コイル30A,30B,31A,31Bと隣接する位置には、各々2つのスルーホール33が形成されており、第1の絶縁基板3の裏面(下面)においてスルーホール33の開口端には、各検出コイル30A,30B,31A,31Bのそれぞれのコイル端末と電気的に接続されたランド(図示せず)が印刷形成されている。
第2の絶縁基板4は、中央に矩形孔を有する矩形枠状に形成された主片42と、端子片43とが一体に形成され、主片42の4つの辺の表面(下面)には検出コイル40A,40B,41A,41Bが印刷形成されている。また、第2の絶縁基板4において各検出コイル40A,40B,41A,41Bと隣接する位置には、各々2つのスルーホール45が形成されており、第2の絶縁基板4の裏面(上面)においてスルーホール45の開口端には、各検出コイル40A,40B,41A,41Bのそれぞれのコイル端末と電気的に接続されたランド(図示せず)が印刷形成されている。なお、端子片43にも6つのスルーホール46が左右方向に沿って並設されており、端子片43の裏面には、各スルーホール46の開口端においてランド(図示せず)が印刷形成されている。
ここで、検出コイル30Aと検出コイル30Bと検出コイル40Aと検出コイル40Bとは、いずれも同寸法(同巻き数)に形成され、検出コイル31Aと検出コイル31Bと検出コイル41Aと検出コイル41Bとは、いずれも同寸法(同巻き数)に形成されている。また、各々対向して形成された対となる検出コイル同士、すなわち、検出コイル30Aと検出コイル40A、検出コイル30Bと検出コイル40B、検出コイル31Aと検出コイル41A、検出コイル31Bと検出コイル41Bは、それぞれ、端子ブロック7の端子ピン70を各スルーホール33,45に挿通して、各端子ピン70を各絶縁基板3,4の裏面に形成されたランドにはんだ付けすることで、それぞれ電気的に接続されている。
第2の絶縁基板4の表面(下面)には制御回路部(図示せず)が設けられ、この制御回路部は、上記4つの検出コイル対、すなわち、検出コイル30A、40Aからなる検出コイル対、検出コイル30B、40Bからなる検出コイル対、検出コイル31A、41Aからなる検出コイル対、検出コイル31B、41Bからなる検出コイル対に、それぞれ接続されている。この制御回路部は、各検出コイル対に発振信号を出力する発振回路を備えており、また、スルーホール46の開口端に形成された上記ランドに、それぞれ接続されている。
第1のスライダブロック5は、合成樹脂成形体からなる第1スライダ本体50と、第1スライダ本体50の長手方向(図9における前後方向)の両端から突出した一対の第1検出体51A,51Bとを備えている。第1検出体51A,51Bは、アルミ板のような非磁性体材料によって略矩形平板状に形成されている。第1スライダ本体50は、第1検出体51A,51Bを保持する一対の保持部52と、これら保持部52を連結する帯状の連結部53とを有し、各保持部52の下面には左右方向に延びたレール溝52aが凹設されるとともに、連結部53には、長手方向に沿って厚み方向(上下方向)に貫通した長孔状の嵌合溝54が形成されている。
第2のスライダブロック6は、合成樹脂成形体からなる第2スライダ本体60と、第2スライダ本体60の長手方向(図9における左右方向)の両端から突出した一対の第2検出体61A,61Bとを備えている。第2検出体61A,61Bは、アルミ板のような非磁性体材料によって略矩形平板状に形成されている。第2スライダ本体60は、第2検出体61A,61Bを保持する一対の保持部62と、これら保持部62を連結する帯状の連結部63とを有し、各保持部62の下面には前後方向に延びたレール溝62aが凹設されるとともに、連結部63には、長手方向に沿って厚み方向(上下方向)に貫通した長孔状の嵌合溝64が形成されている。
ケースボディ1は合成樹脂成形体からなり、上面が開口する扁平な有底角筒形状に形成された収納部10と、矩形筒状のコネクタハウジング部11と、収納部10の左右両端側に突設された計4つのフランジ部12とを有している。
収納部10の内底面中央には矩形の窓孔10aが開口し、収納部10内底面における窓孔10aの周囲には、長手方向を左右方向とした角柱状の第1レール部13,13と、長手方向を前後方向とした角柱状の第2レール部14,14とが突設されている。
コネクタハウジング部11の前面上部には、6つの保持溝11aが左右方向に等間隔に並設されており、これら6つの保持溝11aには、各々1本ずつコンタクト(図示せず)が嵌め込まれて保持される。なお、これら6本のコンタクトは、第2の絶縁基板4の端子片43に貫設された6つのスルーホール46に挿通されるとともに端子片43の上面側に形成されているランドに、はんだ付けされる。すなわち、制御回路部と各コンタクトとが、スルーホール46の開口端に形成されたランドを介して接続される。
4つのフランジ部12には上下方向に貫通する円筒形のねじ挿通孔12aが貫設されており、これらねじ挿通孔12aに挿通した取付ねじを用いて、ケースボディ1が被取付面に取り付けられる。
ケースカバー2は、矩形平板状で中央に矩形の窓孔20aが開口した主部20と、ケースボディ1のコネクタハウジング部11の上面を閉塞する端子カバー部21とが合成樹脂成形体として一体に形成されてなる。
本従来例のセンサ装置Aの組立手順としては、まず、ケースボディ1の収納部10内に、4つの端子ブロック7が実装された第1の絶縁基板3を収納する。次に、一対の第1レール部13を保持部52,52の各レール溝52a,52aに嵌合するようにして第1のスライダブロック5を収納部10内に収納し、さらに、一対の第2レール部14を保持部62,62の各レール溝62a,62aに嵌合するとともに、第2のスライダブロック6の連結部63が第1のスライダブロック5の連結部53を跨ぐようにして、第2のスライダブロック6を収納部10内に収納する。このとき、第1のスライダブロック5の第1検出体51A,51Bは、第1の絶縁基板3のうちで検出コイル30A,30Bが印刷形成された辺と上下方向で各別に対向し、第2のスライダブロック6の第2検出体61A,61Bは、第1の絶縁基板3のうちで検出コイル31A,31Bが印刷形成された辺と上下方向で各別に対向することになる。その次に、各端子ブロック7の端子ピン70を各スルーホール45に挿通するとともにはんだ付けし、また、スルーホール46にコンタクトを接続して、第2の絶縁基板4を収納部10内に収納する。最後に、ケースボディ1の上面にケースカバー2を被せて、接着や溶着などの適宜の方法でケースボディ1にケースカバー2を固定すれば、本従来例のセンサ装置Aの組立が完了する。
上記の構成からなる本従来例のセンサ装置Aでは、検出対象物と連動する軸体(図示せず)が、ケースボディ1の窓孔10aまたはケースカバー2の窓孔20aを通して、第1のスライダブロック5の第1スライダ本体50に設けられた嵌合溝54と、第2のスライダブロック6の第2スライダ本体60に設けられた嵌合溝64とに挿通される。ここで、第1のスライダブロック5は第1レール部13,13に沿って左右方向に移動自在であり、第2のスライダブロック6は第2レール部14,14に沿って前後方向に移動自在であるから、2次元平面上を移動する検出対象物(軸体)の動きが、互いに直交する2本の直線(第1レール部13,13および第2レール部14,14)に沿った動きに変換されることになる。
そして、第1のスライダブロック5が左右方向に変位することで、第1検出体51A,51Bと検出コイル30A,40A,30B,40Bとの距離が変化するので、制御回路部の発振回路から基準周波数の発振信号を供給すると、各検出コイル30A,40A,30B,40Bのインダクタンスに応じて、第1検出体51A,51Bの位置に対応した検出信号を得ることができる。同様に、第2のスライダブロック6が前後方向に変位することで、第2検出体61A,61Bと検出コイル31A,41A,31B,41Bとの距離が変化するので、制御回路部の発振回路から基準周波数の発振信号を供給すると、各検出コイル31A,41A,31B,41Bのインダクタンスに応じて、第2検出体61A,61Bの位置に対応した検出信号を得ることができる。故に、制御回路部でこれら2種類の検出信号を信号処理することによって、軸体と連動する検出対象物の位置(座標)を検出することができるものである。制御回路部は、スルーホール46に挿通されたコンタクトを介して、検出対象物の位置(座標)に対応した出力信号を外部に出力する。
上記のような、2次元平面上を動く検出対象物の位置を検出するセンサ装置は、例えば特許文献1に記載されているように、自動車用の自動変速機におけるシフトレバーを検出対象物とし、シフトレバーの操作位置(ドライブ、リバース、パーキングなどのシフトポジション)を検出する用途などに用いられる。
一方、上記のような2次元平面上の位置を検出するセンサ装置と、検出対象物との連結構造についても、従来種々のものが提案されている。
例えば上記特許文献1には、長孔状のゲートが上面に形成された箱状の筐体でセンサ装置の上面を覆い、検出手段(上記センサ装置Aにおける第1のスライダブロック5および第2のスライダブロック6に対応する物)と連動する円筒状の検出対象物(軸体)を、ゲートに上下方向に挿通した構造が記載されている。本従来例では、検出対象物の上端が筐体上面のゲートから露出しているとともに、この検出対象物の下端部が検出手段に結合されており、検出対象物の上端に水平方向の力を加えると、検出対象物全体がゲートに沿って水平方向に平行移動するようになっている。
また、別の連結構造としては、長孔状のゲートが上面に形成された箱状の筐体でセンサ装置Aの上面を覆うとともに、この筐体に、円筒状の検出対象物を揺動可能に支持する揺動支持部を設け、検出対象物の長尺方向の一端(上端)を筐体上面のゲートから露出させるとともに、この検出対象物の長尺方向の他端(下端)を、第1のスライダブロック5の嵌合溝54および第2のスライダブロック6の嵌合溝64に挿通する構造がある。この構造では、検出対象物の一端をゲートに沿って揺動させると、当該検出対象物の他端も一体的に動く。そして、この他端に押されて、各スライダブロック5,6が移動するようになっている。
特開2007−278720号公報
特許文献1に記載された前者の構造は、上端が筐体の上面から露出するとともに下端部が検出手段に結合された検出対象物を、直接操作して、この検出対象物を平行移動させる構造である。しかし、このような構造では、検出対象物を平行移動させるために検出対象物の上端に力を加えると、検出対象物を回転させて倒すような力がかかることになる。このため、検出対象物を安定して平行移動させるのが難しいという課題があった。
一方後者の構造では、上下方向に貫通した長孔状の嵌合溝54,64に、検出対象物の下端部が挿入されている。よってこの構造では、検出対象物の軸方向が嵌合溝54,64の貫通方向(上下方向)と同じ向きにある状態では、検出対象物の側面と嵌合溝54,64の側面とが面状に接している。しかし、この検出対象物を前後左右などに揺動させた状態では、嵌合溝54,64の貫通方向と検出対象物の軸方向とが異なるので、嵌合溝54,64の一部(下端または上端)だけが、検出対象物の側面に当たることになる。従って、この状態ではスライダブロック5,6を上方に持ち上げる力がかかることになり、スライダブロック5,6が浮いたり変形するなどして、検出対象物の揺動角度(検出対象物の鉛直方向からの角度)が正確に検出できなくなるという課題があった。
本発明は、上記事情に鑑みて為されたものであり、検出対象物の動きをセンサ装置に正確に伝えることが可能な、センサ装置と検出対象物との連結構造を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、請求項1の発明は、揺動支点を中心として少なくとも一軸方向に揺動自在に支持された検出対象物と、前記検出対象物の動きを検出するセンサ装置とを連結するセンサ装置と検出対象物との連結構造であって、前記センサ装置は、互いに交差して異なる方向に直線運動する一対のスライダを有するとともに、これら一対のスライダが交差する部位の二次元平面上の位置を、当該各スライダの各直線上の位置から検出するものであり、前記一対のスライダに挿通されてこれら各スライダと連動する移動体と、前記移動体の端部を前記検出対象物に対して回動自在に支持する支持手段とを備えたことを特徴とする。
請求項1の発明では、移動体を一対のスライダに挿通するとともに、この移動体と検出対象物とを、支持手段を介して回動自在に連結している。よって、検出対象物を揺動させたときには、移動体は支持手段を回動支点として検出対象物に対して回動するので、この移動体は、例えば長手方向が鉛直な状態に保たれたまま平行移動することになる。これにより、従来例のようにスライダが変形するなどのおそれが小さくなるので、検出対象物の動きをセンサ装置に正確に伝えることができる。
請求項2の発明は、請求項1記載の発明において、前記支持手段は、前記検出対象物と前記移動体のうちのどちらか一方に設けられ、端部に球状の球状部を有する嵌合部と、前記検出対象物と前記移動体のうちの他方に設けられ、前記球状部が回動自在に嵌め込まれる凹部が形成された支持部とからなることを特徴とする。
請求項2の発明では、検出対象物と移動体のうちの一方に、球状部を有する嵌合部を設け、検出対象物と移動体のうちの他方に、凹部が形成された支持部を設け、球状部を凹部に回動自在に嵌め込んでいるので、移動体を検出対象物に対して回動自在に支持することができ、請求項1と同様の効果を奏することができる。
請求項3の発明は、請求項2記載の発明において、前記嵌合部は、端部に前記球状部を有する略棒状の棒状部と、軸方向へ移動自在に前記棒状部を保持する保持部と、前記棒状部と前記保持部との間に介装された復帰バネとを備えていることを特徴とする。
請求項3の発明では、嵌合部において、球状部を有する棒状部と保持部との間に、復帰バネを介装している。これにより、検出対象物が揺動することによって検出対象物と移動体との距離が変化しても、復帰バネによって棒状部(球状部)が支持部(凹部)に向けて付勢されるので、球状部と凹部との距離を一定に保つことができる。よって、球状部が凹部に嵌め込まれた状態を保つことができ、移動体を検出対象物に対して安定に支持することができる。
請求項4の発明は、請求項2記載の発明において、前記支持部は、前記凹部が形成された円筒状または箱状の筒状部と、前記凹部の凹み方向へ移動自在に前記筒状部を保持する保持部と、前記筒状部と前記保持部との間に介装された復帰バネとを備えていることを特徴とする。
請求項4の発明では、支持部において、凹部を有する筒状部と保持部との間に、復帰バネを介装している。これにより、検出対象物が揺動することによって検出対象物と移動体との距離が変化しても、復帰バネによって筒状部(凹部)が嵌合部(球状部)に向けて付勢されるので、球状部と凹部との距離を一定に保つことができる。よって、球状部が凹部に嵌め込まれた状態を保つことができ、移動体を検出対象物に対して安定に支持することができる。
請求項5の発明は、請求項1記載の発明において、前記支持手段は、前記移動体に形成された円筒状の凹部と、前記検出対象物の端部に設けられ、前記移動体の凹部に挿入されて当該凹部の軸方向へ移動自在且つ回動自在に支持される球状の球状部とからなることを特徴とする。
請求項5の発明では、移動体に円筒状の凹部を設けるとともに検出対象物の端部に球状部を設け、球状部を凹部へ挿入している。この球状部は、軸方向へ移動自在に凹部内に挿入されているので、検出対象物が揺動することによって検出対象物と移動体との距離が変化しても、球状部が凹部内を移動することで当該球状部が凹部に嵌め込まれた状態を保つことができ、例えば球状部が凹部内から抜けてしまうなどの事態を防ぐことができる。これにより、移動体を検出対象物に対して安定に支持することができる。
請求項6の発明は、請求項1〜5のいずれか一項に記載の発明において、前記移動体の外周に、前記センサ装置の外面に摺動自在に接する円形プレートを設けたことを特徴とする。
請求項6の発明では、移動体の外周に、センサ装置の外面に接する円形プレートを設けたので、移動体を平行移動させるときに移動体が倒れにくくなり、安定して移動体を移動させることができる。
請求項7の発明は、請求項1〜6のいずれか一項に記載の発明において、前記移動体の外周に、前記一対のスライダの間に挟まれて当該各スライダに摺動自在に接するツバ部を設けたことを特徴とする。
請求項7の発明では、移動体の外周に、一対のスライダの間に挟まれるツバ部を設けたので、移動体を平行移動させるときに移動体が倒れにくくなり、安定して移動体を移動させることができる。
本発明は、検出対象物の動きをセンサ装置に正確に伝えることが可能な、センサ装置と検出対象物との連結構造を提供することができる。
本発明の実施形態1を示し、(a)は分解斜視図、(b)は断面図、(c)は移動体100及び嵌合部104の断面図である。 同上の別の形態を示し、(a)は分解斜視図、(b)は断面図、(c)は移動体100及び嵌合部104の断面図である。 本発明の実施形態2を示し、(a)は分解斜視図、(b)は断面図、(c)は移動体200及び支持部203の断面図である。 同上の別の形態を示し、(a)は分解斜視図、(b)は断面図、(c)は移動体200及び支持部205の断面図である。 本発明の実施形態3を示し、(a)は分解斜視図、(b)は断面図、(c)は移動体300及び嵌合部304の断面図である。 同上の別の形態を示し、(a)は分解斜視図、(b)は断面図、(c)は移動体300及び嵌合部304の断面図である。 本発明の実施形態4を示し、(a)は分解斜視図、(b)は断面図、(c)は移動体400及び嵌合部404の断面図である。 同上の別の形態を示し、(a)は分解斜視図、(b)は断面図、(c)は移動体400及び嵌合部404の断面図である。 センサ装置Aの分解斜視図である。
以下、本発明の技術思想を、揺動支点を中心として縦、横の2方向に揺動可能な検出対象物と、背景技術で示したセンサ装置Aとの連結構造に適用した実施形態について、図面を参照して説明する。但し、本発明の技術思想が適用可能な検出対象物は、揺動支点を中心として縦、横の2方向に揺動可能な検出対象物だけでなく、少なくとも1つの直線に沿って揺動する検出対象物であればよく、例えば支点を中心として縦、横、斜めに自由に揺動可能且つ前記支点を中心として自由に回動可能な検出対象物などであってもよい。また、本発明の技術思想が適用可能なセンサ装置は、背景技術で示したような、検出コイルのインダクタンス変化から各スライダブロックの位置を検出するセンサ装置Aに限られず、例えばスライダブロックの移動に連動して抵抗値が変化する可変抵抗を用いてスライダブロックの位置を検出するなどの、別の検出手段を用いたセンサ装置であってもよい。
なお、この種のセンサ装置は、例えば、特許文献1に記載されているように自動車用の自動変速機におけるシフトレバーを検出対象物とし、シフトレバーの操作位置(ドライブ、リバース、パーキングなどのシフトポジション)を検出する用途に用いられる。
(実施形態1)
本発明の第1の実施形態を、図1、図2を参照して説明する。なお、以下の説明では図1(a)において上下左右および前後の向きを定義する。
本実施形態は、背景技術で示したセンサ装置Aと、円柱部B1の上端に球状の把持部B2が設けられた検出対象物Bとを連結する連結構造であって、センサ装置Aの各スライダブロック5,6の嵌合溝54,64に挿通されてこれらスライダブロック5,6と連動する移動体100と、検出対象物Bの円柱部B1から延設された嵌合部104とを備えている。ここで、検出対象物Bは、適宜の軸受などにより構成された揺動支持部B3を介して筐体B4に支持されており、揺動支持部B3を揺動支点として、筐体B4上面に形成されたゲートB5に沿った向き、すなわち前後方向および左右方向に動かすことができる。
移動体100は、略円柱状のロッド部101と、一対の円形プレート102a,102bと、上面が開口した円筒状の支持部103とを備えている。
ロッド部101は、例えば合成樹脂などの、各スライダブロック5,6の連結部53,63に対する摩擦係数が小さい材料から略円柱状に形成されており、各スライダブロック5,6の嵌合溝54,64に挿通される。すなわち、このロッド部101を前後左右に平行移動させたときには、このロッド部101の移動に連動して、各スライダブロック5,6が各々レール部13,14に沿って平行移動するようになっている。
ロッド部101には、一対の取付溝101a,101bが外周に沿って形成されており、この取付溝101a,101bには、例えば合成樹脂などからなる一対の円形プレート102a,102bが嵌め込まれる。各円形プレート102a,102bは、上側の円形プレート102aの半径が、センサ装置Aの上面に開口した窓孔20aの一辺よりも長くなるように、また、下側の円形プレート102bの半径が、センサ装置Aの下面に開口した窓孔10aの一辺よりも長くなるように形成されている。すなわち、ロッド部101を窓孔10aまたは窓孔20aの端部まで移動させても、円形プレート102a,102bが窓孔20a,10a内に落ちないようになっている。また、一対の取付溝101a,101bの上下方向の間隔は、センサ装置Aの上下方向の厚みよりも僅かに大きくなっており、円形プレート102a,102bを取付溝101a,101bに取り付けた状態では、上側の円形プレート102aの下面がセンサ装置Aの上面に接するとともに、下側の円形プレート102bの上面がセンサ装置Aの下面に接し、一対の円形プレート102a,102bで、摺動自在にセンサ装置Aを挟み込む形となっている。このように、本実施形態では一対の円形プレート102a,102bを設けたので、ロッド部101が水平方向に移動するときに倒れにくくなっており、ロッド部101を安定して移動させることができる。なお、円形プレートは必ずしも2枚設ける必要はなく、上側の円形プレート102aだけを設けてもよいし、例えば図1の下側を天井側として本実施形態を使用するのであれば下側の円形プレート102bだけを設けてもよく、或いはロッド部101の径が十分大きな場合など移動体100を安定して平行移動させることができる場合には、円形プレートを設けなくてもよい。
また、上側の円形プレート102aの上面中央部には、上面に円筒状の凹部103aが形成された略円筒状の支持部103が、当該円形プレート102aと一体に形成されている。
嵌合部104は、合成樹脂などから下端に球状の球状部104aを有する略円柱状に形成されるとともに、検出対象物Bの円柱部B1に結合されており、揺動支持部B3を揺動支点として、検出対象物Bとともに揺動する。ここで、球状部104aの径は、ロッド部101の上端に設けられた凹部103aの内径よりも僅かに小さく形成されており、この凹部103aに、球状部104aが回動自在に嵌め込まれる。すなわち、凹部103aと球状部104aとで支持手段を形成している。
検出対象物Bを支持する筐体B4は、フランジ部12を介してセンサ装置Aに固定される。
上記の構成からなる本実施形態の連結構造によれば、検出対象物Bを揺動支持部B3を揺動支点としてゲートB5に沿って動かすと、移動体100は、検出対象物Bに対して球状部104aを回動支点として回動するとともに、検出対象物Bの揺動方向に応じた方向に平行移動する。すなわち本実施形態では、移動体100のロッド部101とスライダブロック5,6とのなす角度が保たれたまま(ロッド部101の軸方向が鉛直な状態に保たれたまま)、移動体100が水平方向へ移動するので、例えばロッド部101に持ち上げられてスライダブロック5,6が歪むなどのおそれが小さくなる。よって、検出対象物Bの動きを正確にセンサ装置Aに伝えることができる。
なお、移動体100の上部に、円筒状の凹部103aを有する円筒状の支持部103を設ける代わりに、図2に示すように、立方体状の凹部105aを有する箱状の支持部105を設け、この立方体状の凹部105aに球状部104aを嵌め込むようにしても、上記実施形態と同様の効果を奏することができる。
また、本実施形態ではゲートB5が十字型であって、検出対象物BがゲートB5に沿って前後左右へ動く構成となっているが、このゲートB5の形状は十字型に限られず、例えばH字型やN字型など別の形状であってもよい。或いは、ゲートB5を円形状や正方形状として、検出対象物BがゲートB5内を前後左右に自由に揺動できるようにしてもよい。すなわち、ゲートB5の形状や検出対象物Bが揺動可能な範囲は、本実施形態の構成に限定されるものではない。これは、以下の各実施形態2,3,4についても同様である。
(実施形態2)
本発明の第2の実施形態を、図3、図4を参照して説明する。なお、以下の説明では図3(a)において上下左右および前後の向きを定義する。また本実施形態は、以下に説明する以外の基本的な構成は上記実施形態1と同様であるので、共通の構成要素については説明を省略する。
本実施形態は、図3に示すように、センサ装置Aの各スライダブロック5,6の嵌合溝54,64に挿通されてこれらスライダブロック5,6と連動する移動体200と、検出対象物Bの円柱部B1から延設されて当該検出対象物Bとともに動く支持部203とを備える。
本実施形態の移動体200は、略円柱状のロッド部201と、一対の円形プレート202a,202bと、球状の球状部204aからなる嵌合部204とを備えている。
ロッド部201は円柱状に形成されて、各スライダブロック5,6の嵌合溝54,64に挿通される。このロッド部201には、実施形態1のロッド部101と同様に、一対の円形プレート202a、202bが嵌め込まれる一対の取付溝201a、201bが外周に沿って形成されている。また、ロッド部201の上端には外周に沿って取付溝201cが形成されており、この取付溝201cに、球状の球状部204aからなる嵌合部204が嵌め込まれる。
支持部203は、円筒状の凹部203aが下面に形成された略円筒状であって、前述のように揺動支持部B3を揺動支点として揺動自在に筐体B4に支持されている。凹部203aの内径は、ロッド部201の上端に設けられた球状部204aの径よりも僅かに大きく形成されており、この凹部203aに、球状部204aが回動自在に嵌め込まれる。
上記の構成からなる本実施形態の連結構造によれば、検出対象物Bを揺動支持部B3を揺動支点として前後または左右に動かすと、移動体200は、検出対象物Bに対して球状部204aを回動支点として回動するとともに検出対象物Bの揺動方向に応じた方向に平行移動するので、上記実施形態1と同様の効果を奏することができる。
なお、円筒状の凹部203aを有する円筒状の支持部203の代わりに、図4に示すように、下端に立方体状の凹部205aが形成された箱部を有する支持部205を用い、この立方体状の凹部205aに球状部204aを嵌め込むようにしても、上記実施形態と同様の効果を奏することができる。
(実施形態3)
本発明の第3の実施形態を、図5、図6を参照して説明する。なお、以下の説明では図5(a)において上下左右および前後の向きを定義する。また本実施形態は、以下に説明する以外の基本的な構成は上記実施形態1と同様であるので、共通の構成要素については説明を省略する。
本実施形態は、図5に示すように、センサ装置Aの各スライダブロック5,6の嵌合溝54,64に挿通されてこれらスライダブロック5,6と連動する移動体300と、検出対象物Bの円柱部B1から延設されて当該検出対象物Bとともに動く嵌合部304とを備えている。
本実施形態の移動体300は、略円柱状のロッド部301と、円形プレート部302aと、凹部303aを有する円筒状の支持部303とが、一体に形成されてなる。
ロッド部301は略円柱状に形成されて、各スライダブロック5,6の嵌合溝54,64に挿通される。このロッド部301の上端には、センサ装置Aの上面に接する円形プレート部302aが水平方向に形成されており、円形プレート部302aの上面中央部には、円筒状の凹部303aが形成された円筒状の支持部303が設けられている。
嵌合部304は、下端に球状の球状部304aを有する棒状部304bと、円筒状の凹部が下向きに開口した円筒状の保持部304cと、棒状部304bに結合されて軸方向に移動自在に保持部304cに収納される円筒部304dと、保持部304cの凹部の内部に収納されて、保持部304cと円筒部304dとの間に介装される復帰バネ304eとからなり、前述のように、揺動支持部B3を揺動支点として揺動自在に筐体B4に支持されている。ここで、球状部304aの径は、支持部303の上面に設けられた凹部303aの内径よりも僅かに小さく形成されており、凹部303aに、この球状部304aが回動自在に嵌め込まれる。
上記の構成からなる本実施形態の連結構造によれば、検出対象物Bを揺動支持部B3を揺動支点として前後または左右に動かすと、移動体300は、検出対象物Bに対して球状部304aを回動支点として回動するとともに検出対象物Bの揺動方向に応じた方向に平行移動する。
ところで、例えば上記実施形態1では、検出対象物BをゲートB5に沿って動かすと、検出対象物Bの揺動角度が大きくなるに従って球状部104aは上方へ移動する。このため、揺動角度が大きくなると、球状部104aが支持部103の凹部103aから外れてしまうおそれがあった。これに対し本実施形態は、円筒部304dおよび棒状部304bが復帰バネ304eによって軸方向(略下方)へ付勢されているので、揺動角度が大きくなっても球状部304aが凹部303aから外れることがない。よって、本実施形態では支持部303と嵌合部304との結合状態が安定するので、上記実施形態1よりも安定して移動体300を移動させることができ、検出対象物Bの動きを正確にセンサ装置Aに伝えることができる。
なお、嵌合部304に復帰バネ304eを設ける代わりに、図6に示すように支持部305に復帰バネ305eを設けてもよい。すなわち、移動体300の上部に、凹部305aが形成された筒状部305bと円筒状の保持部305cと復帰バネ305eとで構成される支持部305を設けても、上記実施形態と同様の効果を奏することができる。
また、本実施形態は、実施形態1に復帰バネ304eを介装した構造となっているが、実施形態2に復帰バネを介装してもよい。
(実施形態4)
本発明の第4の実施形態を、図7、図8を参照して説明する。なお、以下の説明では図7(a)において上下左右および前後の向きを定義する。また本実施形態は、以下に説明する以外の基本的な構成は上記実施形態1と同様であるので、共通の構成要素については説明を省略する。
本実施形態は、図7に示すように、センサ装置Aの各スライダブロック5,6の嵌合溝54,64に挿通されてこれらスライダブロック5,6と連動する移動体400と、検出対象物Bの円柱部B1から延設されて当該検出対象物Bとともに動く嵌合部404とを備えている。
本実施形態の移動体400は、略円筒状のロッド部401と、円形プレート部402a,402bとが一体に形成されてなる。
ロッド部401は略円筒状に形成され、各スライダブロック5,6の嵌合溝54,64に挿通される。このロッド部401には、軸方向に沿って円筒状の挿通孔401aが形成されている。また、ロッド部401の上端には、センサ装置Aの上面に接する円形プレート部402aが水平方向に形成され、ロッド部401の下端には、センサ装置Aの下面に接する円形プレート部402bが水平方向に形成されている。
嵌合部404は、合成樹脂成形体である移動体400に対する摩擦が小さく且つ弯曲しにくい、合成樹脂などの材料から、下端に球状の球状部404aが設けられた略円筒状に形成されている。ここで、嵌合部404の円筒部の径は、移動体400のロッド部401に貫設された挿通孔401aの内径よりも小さく形成されている。
上記の構成からなる本実施形態の連結構造によれば、検出対象物Bを揺動支持部B3を揺動支点として前後または左右に揺動させると、移動体400は、球状部404aの動きに連動して前後または左右に平行移動する。
ところで、実施形態3で説明したように、上記実施形態1では、検出対象物Bの揺動角度が大きくなると球状部104aが凹部103aから外れてしまうおそれがある。これに対し本実施形態では、球状部404aが挿通孔401aに移動自在に嵌め込まれているので、検出対象物Bを動かしたときには、球状部404aが挿通孔401a内を上下方向に移動する。すなわち、検出対象物Bの揺動角度が大きくなると球状部404aは上方へ移動するが、この球状部404aは挿通孔401a内を上下方向に移動できるので、例えば球状部404aが挿通孔401aから抜けてしまうなどのおそれが小さくなる。よって、本実施形態では移動体400と嵌合部404との結合状態が安定するので、上記実施形態1よりも安定して移動体400を移動させることができ、検出対象物Bの動きを正確にセンサ装置Aに伝えることができる。
なお、移動体400の上下に2枚の円形プレート402a,402bを設ける代わりに、図8に示すように、移動体400の外周に第1のスライダブロック5と第2のスライダブロック6との間に挟まれるツバ部402cを設けることによって、移動体400を安定させてもよい。
また、挿通孔401aは必ずしもロッド部401を貫通している必要はなく、ロッド部401の下面は塞がっていてもよい。
A センサ装置
B 検出対象物
100 移動体
101 ロッド部
102a,102b 円形プレート
103 支持部
103a 凹部
104 嵌合部
104a 球状部

Claims (7)

  1. 揺動支点を中心として少なくとも一軸方向に揺動自在に支持された検出対象物と、前記検出対象物の動きを検出するセンサ装置とを連結するセンサ装置と検出対象物との連結構造であって、前記センサ装置は、互いに交差して異なる方向に直線運動する一対のスライダを有するとともに、これら一対のスライダが交差する部位の二次元平面上の位置を、当該各スライダの各直線上の位置から検出するものであり、
    前記一対のスライダに挿通されてこれら各スライダと連動する移動体と、前記移動体の端部を前記検出対象物に対して回動自在に支持する支持手段とを備えたことを特徴とするセンサ装置と検出対象物との連結構造。
  2. 前記支持手段は、前記検出対象物と前記移動体のうちのどちらか一方に設けられ、端部に球状の球状部を有する嵌合部と、前記検出対象物と前記移動体のうちの他方に設けられ、前記球状部が回動自在に嵌め込まれる凹部が形成された支持部とからなることを特徴とする請求項1記載のセンサ装置と検出対象物との連結構造。
  3. 前記嵌合部は、端部に前記球状部を有する略棒状の棒状部と、軸方向へ移動自在に前記棒状部を保持する保持部と、前記棒状部と前記保持部との間に介装された復帰バネとを備えていることを特徴とする請求項2記載のセンサ装置と検出対象物との連結構造。
  4. 前記支持部は、前記凹部が形成された円筒状または箱状の筒状部と、前記凹部の凹み方向へ移動自在に前記筒状部を保持する保持部と、前記筒状部と前記保持部との間に介装された復帰バネとを備えていることを特徴とする請求項2記載のセンサ装置と検出対象物との連結構造。
  5. 前記支持手段は、前記移動体に形成された円筒状の凹部と、前記検出対象物の端部に設けられ、前記移動体の凹部に挿入されて当該凹部の軸方向へ移動自在且つ回動自在に支持される球状の球状部とからなることを特徴とする請求項1記載のセンサ装置と検出対象物との連結構造。
  6. 前記移動体の外周に、前記センサ装置の外面に摺動自在に接する円形プレートを設けたことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載のセンサ装置と検出対象物との連結構造。
  7. 前記移動体の外周に、前記一対のスライダの間に挟まれて当該各スライダに摺動自在に接するツバ部を設けたことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載のセンサ装置と検出対象物との連結構造。
JP2010026791A 2010-02-09 2010-02-09 センサ装置と検出対象物との連結構造 Active JP5427057B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010026791A JP5427057B2 (ja) 2010-02-09 2010-02-09 センサ装置と検出対象物との連結構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010026791A JP5427057B2 (ja) 2010-02-09 2010-02-09 センサ装置と検出対象物との連結構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011163919A true JP2011163919A (ja) 2011-08-25
JP5427057B2 JP5427057B2 (ja) 2014-02-26

Family

ID=44594772

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010026791A Active JP5427057B2 (ja) 2010-02-09 2010-02-09 センサ装置と検出対象物との連結構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5427057B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104656740A (zh) * 2014-12-12 2015-05-27 中国科学院自动化研究所 一种大承载四轴并联装置
WO2019142521A1 (ja) * 2018-01-16 2019-07-25 津田工業株式会社 シフト装置

Citations (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03102703U (ja) * 1990-02-08 1991-10-25
JPH04245521A (ja) * 1991-01-31 1992-09-02 Okuma Mach Works Ltd 2次元変位検出器
JPH05100759A (ja) * 1991-03-20 1993-04-23 Atari Games Corp ジヨイステイツクの位置検出システム
JPH0587638U (ja) * 1992-04-21 1993-11-26 アツデン株式会社 パソコンの入力装置
JPH09509730A (ja) * 1994-12-24 1997-09-30 ルーク ゲトリーベ−ジステーメ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 駆動ユニットと伝動装置との間で有効なトルク伝達系を制御するための装置及び方法
JPH1054703A (ja) * 1996-08-09 1998-02-24 Tokyo Seimitsu Co Ltd エレベータ用レールの配置状態測定装置
JPH1097334A (ja) * 1996-09-24 1998-04-14 Aichi Corp ジョイスティック装置
JPH10100708A (ja) * 1996-09-24 1998-04-21 Texas Instr Inc <Ti> 位置センサ装置
JP2000222056A (ja) * 1998-12-21 2000-08-11 Caterpillar Inc 制御装置
JP2001510114A (ja) * 1997-07-16 2001-07-31 グランド ヘイブン スタンプド プロダクツ ア ディビジョン オブ ジェーエスジェー コーポレイション ギヤシフト動作に反応する車両シフト装置
JP2002362180A (ja) * 2001-06-11 2002-12-18 Fuji Heavy Ind Ltd マニュアルモード付atセレクトレバー
JP2003044154A (ja) * 2001-08-02 2003-02-14 Hitachi Constr Mach Co Ltd 操作レバー装置
JP2006153670A (ja) * 2004-11-29 2006-06-15 Fujitsu Component Ltd 位置検出装置
JP2007099258A (ja) * 2005-09-07 2007-04-19 Tokai Rika Co Ltd シフトセレクタ
JP2007316963A (ja) * 2006-05-26 2007-12-06 Asahi Denso Co Ltd 車両用操作装置
JP2008132932A (ja) * 2006-11-29 2008-06-12 Fuji Kiko Co Ltd シフトレバー装置
JP2008239057A (ja) * 2007-03-28 2008-10-09 Tokai Rika Co Ltd 変速機用操作レバーのレバー操作位置判定装置
JP2009236686A (ja) * 2008-03-27 2009-10-15 Kayaba System Machinery Kk ガタ量測定方法及び装置

Patent Citations (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03102703U (ja) * 1990-02-08 1991-10-25
JPH04245521A (ja) * 1991-01-31 1992-09-02 Okuma Mach Works Ltd 2次元変位検出器
JPH05100759A (ja) * 1991-03-20 1993-04-23 Atari Games Corp ジヨイステイツクの位置検出システム
JPH0587638U (ja) * 1992-04-21 1993-11-26 アツデン株式会社 パソコンの入力装置
JPH09509730A (ja) * 1994-12-24 1997-09-30 ルーク ゲトリーベ−ジステーメ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 駆動ユニットと伝動装置との間で有効なトルク伝達系を制御するための装置及び方法
JPH1054703A (ja) * 1996-08-09 1998-02-24 Tokyo Seimitsu Co Ltd エレベータ用レールの配置状態測定装置
JPH1097334A (ja) * 1996-09-24 1998-04-14 Aichi Corp ジョイスティック装置
JPH10100708A (ja) * 1996-09-24 1998-04-21 Texas Instr Inc <Ti> 位置センサ装置
JP2001510114A (ja) * 1997-07-16 2001-07-31 グランド ヘイブン スタンプド プロダクツ ア ディビジョン オブ ジェーエスジェー コーポレイション ギヤシフト動作に反応する車両シフト装置
JP2000222056A (ja) * 1998-12-21 2000-08-11 Caterpillar Inc 制御装置
JP2002362180A (ja) * 2001-06-11 2002-12-18 Fuji Heavy Ind Ltd マニュアルモード付atセレクトレバー
JP2003044154A (ja) * 2001-08-02 2003-02-14 Hitachi Constr Mach Co Ltd 操作レバー装置
JP2006153670A (ja) * 2004-11-29 2006-06-15 Fujitsu Component Ltd 位置検出装置
JP2007099258A (ja) * 2005-09-07 2007-04-19 Tokai Rika Co Ltd シフトセレクタ
JP2007316963A (ja) * 2006-05-26 2007-12-06 Asahi Denso Co Ltd 車両用操作装置
JP2008132932A (ja) * 2006-11-29 2008-06-12 Fuji Kiko Co Ltd シフトレバー装置
JP2008239057A (ja) * 2007-03-28 2008-10-09 Tokai Rika Co Ltd 変速機用操作レバーのレバー操作位置判定装置
JP2009236686A (ja) * 2008-03-27 2009-10-15 Kayaba System Machinery Kk ガタ量測定方法及び装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104656740A (zh) * 2014-12-12 2015-05-27 中国科学院自动化研究所 一种大承载四轴并联装置
WO2019142521A1 (ja) * 2018-01-16 2019-07-25 津田工業株式会社 シフト装置
JPWO2019142521A1 (ja) * 2018-01-16 2021-01-07 津田工業株式会社 シフト装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP5427057B2 (ja) 2014-02-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6452155B2 (ja) 多方向操作装置及び該多方向操作装置を用いた車両用シフト装置
JP4629591B2 (ja) シフト装置
JP4800762B2 (ja) シフトセレクタ
CN1332178C (zh) 用于检测沿着两个方向的转动的装置和换档杆装置
JP4806647B2 (ja) 変速機用操作レバーのレバー操作位置判定装置
JP2010234950A (ja) シフトレバー装置
JP6422079B2 (ja) 操作装置及び該操作装置を用いた車両用シフト装置
JP2018518411A (ja) 走行レンジ選択レバーのポジションを検知するための装置、並びに自動車
JP2010242427A (ja) ヒンジ装置及びヒンジ装置用取付部材
JP5427057B2 (ja) センサ装置と検出対象物との連結構造
JP2011027627A (ja) 位置検出装置
US11124065B2 (en) Lever input device
JP2010105622A (ja) 操作位置検出装置及びシフト操作位置検出装置
JP2012046046A (ja) シフトレバー装置
JP2007331504A (ja) Atシフトレバー装置
US11755169B2 (en) Multi-directional input device
JP6452154B2 (ja) 操作装置、該操作装置を用いた車両用シフト装置
JP5844622B2 (ja) シフトレバー装置
JP6853900B2 (ja) シフト装置
WO2017094217A1 (ja) 球面軸受装置、および、スイッチ
JP2004103253A (ja) 押下スイッチ及び多方向入力装置
JP2019064312A (ja) シフトレバー位置検出装置
JP5395703B2 (ja) 多方向入力装置
JP2014115747A (ja) ジョイスティック
JP6054787B2 (ja) 変速操作装置

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20120118

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20121214

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130730

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130806

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131007

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131105

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131129

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5427057

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150