JP4629591B2 - シフト装置 - Google Patents

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    • F16H59/02Selector apparatus
    • F16H59/08Range selector apparatus
    • F16H59/10Range selector apparatus comprising levers
    • F16H59/105Range selector apparatus comprising levers consisting of electrical switches or sensors

Description

この発明は、車両のシフトバイワイヤシステムに用いられるシフト装置に関するものである。
従来、この種のシフト装置としては、例えば特許文献1に記載されるものがある。
このシフト装置は、シフト方向(車両前後方向)において傾動操作されるとともに、同シフト方向に直交するセレクト方向(車両左右方向)において傾動操作されるシフトレバーを備え、シフト方向及びセレクト方向における各傾動状態の組み合わせにおいて決定されるシフト位置を設定するようになっている。
このシフト装置においては、車体に固定されるハウジングにおけるセレクト方向と直交する外面側に、シフトレバーのシフト方向における傾動操作に連動する第1の傾動部材と、この第1の傾動部材の傾動状態を検出するための第1の位置検出センサとが配置されている。そして、MRE素子からなる第1の位置検出センサにより、第1の傾動部材に設けられた第1磁石の磁界方向の変化が検出され、この検出結果からシフト方向におけるシフトレバーの傾動状態が検出される。また、シフト装置には、ハウジングにおけるシフト方向と直交する外面側に、シフトレバーのセレクト方向における傾動操作に連動する第2の傾動部材と、この第2の傾動部材の傾動状態を検出するための第2の位置検出センサとが配置されている。そして、MRE素子からなる第2の位置検出センサにより、第2の傾動部材に設けられた第2磁石の磁界方向の変化が検出され、この検出結果からセレクト方向におけるシフトレバーの傾動状態が検出される。さらに、両位置検出センサの検出結果から、シフト方向及びセレクト方向における各傾動状態の組み合わせにおいて決定されるシフトレバーのシフト位置が検出される。
特開2003−154869号公報
しかしながら、上記特許文献1のシフト装置では、ハウジングにおけるセレクト方向と直交する外面側に、シフトレバーのシフト方向における傾動操作に連動する第1の傾動部材と、この第1の傾動部材の傾動状態を検出するための第1の位置検出センサとが配置される。このため、セレクト方向における部品数が多くなるとともにシフト装置の寸法が大きくなっていた。また、このシフト装置は、ハウジングにおけるシフト方向と直交する外面側に、シフトレバーのセレクト方向における傾動操作に連動する第2の傾動部材と、この第2の傾動部材の傾動状態を検出するための第2の位置検出センサとが配置される。このため、シフト方向における部品数が多くなるとともにシフト装置の寸法も大きくなっていた。この結果、シフト装置全体の寸法が大きくなっており、車両への搭載のし易さに難点があった。
この発明の目的は、より小型化することができるシフト装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、第1の切替方向において傾動操作されるとともに同第1の方向に対して交差する第2の切替方向において傾動操作されるシフトレバーを備え、第1の切替方向及び第2の切替方向における各傾動状態の組み合わせにおいて決定されるシフト位置を設定するシフト装置において、車体側に固定されるハウジングに対し、その中心軸線に沿って移動可能に、かつ、同中心軸線回りに回動可能に支持される切替操作検知体と、同切替操作検知体を同中心軸線に沿って移動可能な状態で弾性的に保持する軸方向保持手段と、同切替操作検知体を同中心軸線回りにおいて回動可能な状態で弾性的に保持する軸回り保持手段とを備え、前記切替操作検知体と前記シフトレバーとをカム部を介して連結し、同カム部は、同シフトレバーの第1の切替方向における傾動によって同切替操作検知体を前記中心軸線に沿って移動させるとともに第2の切替方向における傾動によって同切替操作検知体を同中心軸線回りに回動させるように構成され、前記切替操作検知体の同中心軸線に沿った移動位置を検出する軸方向位置検出手段と、同切替操作検知体の同中心軸線回りの回動位置を検出する軸回り位置検出手段とを備えたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記軸方向位置検出手段は、前記切替操作検知体に設けられた磁石と、同切替操作検知体の中心軸線に沿った移動に伴う同磁石の磁界強さの変化を検出する磁界強さ検出用磁気センサであり、前記軸回り位置検出手段は、前記磁石と、同切替操作検知体の中心軸線回りでの回動に伴う同磁石の磁界方向の変化を検出する磁界方向検出用磁気センサであることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の発明において、前記カム部は、前記切替操作検知体においてその中心軸線と直交する方向に延びるカム溝と、前記シフトレバーにおいてこのカム溝に対して係合する下端部とからなることを特徴とする。
(作用)
請求項1〜請求項3に記載の発明においては、シフトレバーを第1の切替方向に傾動操作すると、カム部を介して切替操作検知体が中心軸線方向に移動し、このときの中心軸線方向における移動位置が軸方向位置検出手段によって検出される。この中心軸線方向における移動位置から、シフトレバーの第1の切替方向における傾動状態が求められる。また、シフトレバーを第2の切替方向に傾動操作すると、切替操作検知体が中心軸線回りに回動し、この中心軸線回りにおける回動位置が軸回り位置検出手段によって検出される。そして、この中心軸線回りにおける回動位置から、シフトレバーの第2の切替方向における傾動状態が求められる。この結果、第1の切替方向における傾動状態と、第2の切替方向における傾動状態とからシフトレバーのシフト位置を求めることができる。従って、この発明によれば、上記特許文献1の構成とは異なり、シフトレバーの第1の切替方向における切替操作、及び、第2の切替方向における切替操作が、1つの切替操作検知体における2つの動作から検出できるので、構成が簡素化されるとともに小型化が可能となる。
この発明によれば、より小型化することができるシフト装置を提供することができる。
以下、この発明を具体化した一実施形態について図1〜図6を用いて説明する。
図1に示すシフト装置10は、図示しない車両のセンタコンソールの内部に設置される。このシフト装置10は、センタコンソールの内部において車体に固定されるハウジング11を備えている。このハウジング11は、車体に固定されるベース板12を備え、このベース板12の上には、門形状をなす一対の支持部13が形成されている。なお、シフト装置10は、図1に矢印で示す車両前後方向及び車両左右方向に対して、同図1に示す位置関係で設置される。
両支持部13において横方向に延びる腕部14の先端面は円弧状とされ、この両腕部14の先端面間には、略円筒形状の切替操作検知体15が、その中心軸線Cに沿って移動可能に、かつ、同中心軸線C回りに回動可能に挟持されている。すなわち、切替操作検知体15は、その周面が両腕部14の先端面に対して摺接する状態で支持されている。各支持部13の内側には、支持片16がそれぞれ突出形成され、この支持片16の上面と切替操作検知体15の下面との間には第1コイルばね17がそれぞれ介在されている。この各第1コイルばね17は、支持片16の上面と切替操作検知体15の下面とに対してそれぞれ結合されている。そして、切替操作検知体15は、一対の第1コイルばね17によって、その中心軸線Cに沿って移動可能な状態で弾性的に保持されている。また、一対の第1コイルばね17は、中心軸線C回りにおける切替操作検知体15の回動に伴って捻れ、これにより切替操作検知体15の回動をある程度まで許容するようになっている。
また、切替操作検知体15の周面には、その径方向に延出する係止部材18が設けられている。また、ハウジング11には、係止部材18の両側に一対の支持部材19が立設され、係止部材18と各支持部材19との間には、第2コイルばね20がそれぞれ介在されている。この各第2コイルばね20は、係止部材18と支持部材19とに対してそれぞれ結合されている。そして、切替操作検知体15は、一対の第2コイルばね20によって、その中心軸線C回りにおいて回動可能な状態で弾性的に保持されている。また、一対の第2コイルばね20は、中心軸線Cに沿った切替操作検知体15の移動をある程度まで許容するようになっている。この実施形態においては、第1コイルばね17が軸方向保持手段であり、第2コイルばね20が軸回り保持手段である。
さらに、切替操作検知体15の上側には、その中心軸線Cと直交する方向に延びるカム溝21が形成され、その底面21aは、カム溝21の延長方向において単調に傾斜している。
また、ハウジング11のベース板12上には、回路基板22が設けられ、この回路基板22上において、切替操作検知体15の中心軸線Cに対応する位置には、切替操作検知体15の中心軸線C回りにおける回動を検出するためのMRE(Magnetoresistance Element;磁気抵抗素子)センサ23が設けられている。また、回路基板22上には、切替操作検知体15の中心軸線Cに対応する位置から車両前方にずれた位置に、切替操作検知体15の中心軸線Cに沿った移動を検出するためのホール素子センサ24が設けられている。
一方、図3(a),(b)に示すように、切替操作検知体15の下面中央には、車両左右方向に両磁極を向けた状態で磁石25が固定されている。この実施形態においては、磁石25の右側がN極とされ、磁石25の左側がS極とされている。すなわち、切替操作検知体15の中心よりも車両右側にN極が位置し、同じく車両左側にS極が位置している。従って、磁石25は、前記MREセンサ23に対向している。本実施形態においては、磁界強さ検出用磁気センサとしてのホール素子センサ24と、磁石25とによって軸方向位置検出手段が構成され、磁界方向検出用磁気センサとしてのMREセンサ23と、磁石25とによって軸回り位置検出手段が構成されている。
図1に示すように、切替操作検知体15の上方には、車体に固定された図示しないシフトレバーブラケットによってシフトレバー26が支持されている。シフトレバー26は、その下端側に設けられた球状の支持部26aが同シフトレバーブラケットによって保持されることにより、傾動可能な状態で支持されるとともに、図示しないシフトレバー保持機構により、所定位置に弾性的に保持されるようになっている。図3(a),(b)に示すように、シフトレバー26の下端部26bは半球状とされ、前記カム溝21内において底面21aに当接されている。前記切替操作検知体15は、前記両第1コイルばね17の上向きの付勢力により、シフトレバー26の下端部26bにカム溝21の底面21aが当接する位置に保持されている。なお、シフトレバー26の先端には、シフトノブ26cが設けられている。この実施形態においては、カム溝21と、シフトレバー26の下端部26bとによりカム部が構成されている。
また、図1に示すように、シフトレバー26は、車体に固定された図示しないゲートプレートのシフトゲート27により、車両前後方向に対応したシフト方向と、車両左右方向に対応したセレクト方向とにおける傾動のみが許容されている。シフトゲート27は、図2に示すように、車両前後方向に延びる一対の前後方向長孔27a,27b同士を、車両左右方向に延びる1つの左右方向長孔27cによって繋いだH形状とされている。左側の前後方向長孔27aの前端は駐車位置Pとされ、その後端はエンジンブレーキ位置Bとされている。また、右側の前後方向長孔27bの前端は走行位置Dとされ、その後端は後退位置Rとされている。さらに、右側の前後方向長孔27bの中央は中立位置Nとされている。駐車位置P、エンジンブレーキ位置B、後退位置R、走行位置D及び中立位置Nは、いずれもシフトレバー26のシフト位置であって、セレクト方向及びシフト方向におけるシフトレバー26の各傾動状態の組み合わせによって選択される。なお、駐車位置P、エンジンブレーキ位置B及び中立位置Nは、原位置からシフトレバー26をシフト方向に傾動させることによって選択される。また、走行位置D及び後退位置Rは、原位置からシフトレバー26をセレクト方向に傾動させて一旦中立位置Nとした後、シフトレバー26を中立位置Nからシフト方向にさらに傾動させることよって選択される。
そして、シフトレバー26は、図4(a)に示すように、前記シフトレバー保持機構により左側の前後方向長孔27aの中央に設定された原位置に保持されるとともに、図4(b),(c),(d)に示すように、この原位置から前記中立位置N、駐車位置P又はエンジンブレーキ位置Bに切替操作されたときに自動的に原位置に戻される。さらに、シフトレバー26は、図4(e),(f)に示すように、原位置から中立位置Nを経て走行位置D又は後退位置Rに切替操作されたときにも自動的に原位置に戻されるようになっている。すなわち、このシフト装置10は、モーメンタリー型である。
次に、シフトレバー26が原位置から各シフト位置にシフト操作されるときの切替操作検知体15の動作について説明する。
図4(a)に示すようにシフトレバー26が原位置にあるとき、シフトレバー26の下端部26bは、図3(a)に示すように、切替操作検知体15の中心軸線Cから外れたカム溝21の低い位置に当接する。また、図4(b)に示すようにシフトレバー26が中立位置Nに切り替えられると、シフトレバー26の下端部26bは、図3(b)に示すように、切替操作検知体15の中心軸線Cから外れたカム溝21の高い位置に当接する。従って、シフトレバー26が原位置から中立位置Nに切り替えられるときには、切替操作検知体15は、第1コイルばね17の上向きの付勢力に抗し、中心軸線Cに沿って下方に移動する。また、シフトレバー26が中立位置Nから原位置に切り替えられるときには、切替操作検知体15は、第1コイルばね17の上向きの付勢力により、中心軸線Cに沿って上方に移動する。以下、シフトレバー26が原位置にあるときの切替操作検知体15の高さ方向における位置を高位置といい、また、シフトレバー26が中立位置Nに切り替えられたときの切替操作検知体15の高さ方向における位置を低位置という。さらに、シフトレバー26が原位置又は中立位置Nにあるときの切替操作検知体15の中心軸線C回りにおける回動位置を基準位置という。
また、図4(c)に示すようにシフトレバー26を原位置から駐車位置Pに切り替えるときには、シフトレバー26がシフト方向において車両前方側に傾動する。すると、切替操作検知体15は、シフトレバー26の下端部26bの移動にカム溝21が従うことにより、第2コイルばね20から受ける反時計方向の付勢力に抗してほぼ高位置のままで中心軸線Cの時計回りに基準位置から所定角度だけ回動する。また、図4(d)に示すようにシフトレバー26を原位置からエンジンブレーキ位置Bに切り替えるときには、シフトレバー26がシフト方向において車両後方側に傾動する。すると、切替操作検知体15は、シフトレバー26の下端部26bの移動にカム溝21が従うことにより、第2コイルばね20から受ける時計方向の付勢力に抗してほぼ高位置のままで中心軸線Cの反時計回りに基準位置から所定角度だけ回動する。
また、図4(e)に示すようにシフトレバー26を前記中立位置Nさらに走行位置Dに切り替えるときには、シフトレバー26がセレクト方向及びシフト方向に順に傾動する。これに伴って、切替操作検知体15は、第1コイルばね17から受ける上向きの付勢力に抗して高位置から低位置に移動した後、第2コイルばね20から受ける時計方向の付勢力に抗して中心軸線Cの反時計回りに基準位置から所定角度だけ回動する。さらに、図4(f)に示すようにシフトレバー26を前記中立位置Nさらに後退位置Rに切り替えるときには、シフトレバー26がセレクト方向及びシフト方向に順に傾動する。これに伴って、切替操作検知体15は、第1コイルばね17から受ける上向きの付勢力に抗して高位置から低位置に移動した後、第2コイルばね20から受ける反時計方向の付勢力に抗して中心軸線Cの時計回りに基準位置から所定角度だけ回動する。
次に、シフトレバー26が原位置から各シフト位置にシフト操作されたときの磁石25と各センサ23,24との位置関係について説明する。
シフトレバー26が原位置にあるときには、切替操作検知体15とともに高位置に配置された磁石25が、図5(a)に示すように、両磁極がセレクト方向に向いた基準位置でMREセンサ23に対向する。このとき、磁石25は、高位置であることにより、ホール素子センサ24から離れた状態となる。
また、シフトレバー26が中立位置Nのときには、切替操作検知体15とともに低位置に配置された磁石25が、図5(b)に示すように、原位置のときと同様に、両磁極がセレクト方向に向いた基準位置でMREセンサ23に対向する。このとき、磁石25は、低位置であることにより、ホール素子センサ24に近づいた状態となる。
また、シフトレバー26が駐車位置Pのときには、切替操作検知体15ともに高位置に配置された磁石25が、図5(c)に示すように、中心軸線Cの時計回りに基準位置から所定角度だけ回動した状態でMREセンサ23に対向する。このとき、磁石25は、高位置であることにより、ホール素子センサ24から離れた状態となる。
また、シフトレバー26がエンジンブレーキ位置Bのときには、切替操作検知体15とともに高位置に配置された磁石25が、図5(d)に示すように、中心軸線Cの反時計回りに基準位置から所定角度だけ回動した状態でMREセンサ23に対向する。このとき、磁石25は、高位置であることにより、ホール素子センサ24から離れた状態となる。
また、シフトレバー26が走行位置Dのときには、切替操作検知体15とともに低位置に配置された磁石25が、図5(e)に示すように、中心軸線Cの反時計回りに基準位置から所定角度だけ回動した状態でMREセンサ23に対向する。このとき、磁石25は、低位置であることにより、ホール素子センサ24に近づいた状態となる。
さらに、シフトレバー26が後退位置Rのときには、切替操作検知体15とともに低位置に配置された磁石25が、図5(f)に示すように、中心軸線Cの時計回りに基準位置から所定角度だけ回動した状態でMREセンサ23に対向する。このとき、磁石25は、低位置であることにより、ホール素子センサ24に近づいた状態となる。
MREセンサ23は、磁石25の高さ位置(すなわち、磁界の強さ。)に関係なく、磁界の向きに応じて、低レベル(以下、Lレベルという。)、中間レベル(以下、Mレベルという。)又は高レベル(以下、Hレベルという。)の検出信号を出力する。すなわち、MREセンサ23は、磁石25の両磁極がシフトレバーのセレクト方向に向いている基準位置のときにMレベルの検出信号を出力する。また、MREセンサ23は、磁石25の両磁極がセレクト方向から時計方向に所定角度だけ回動した状態においてHレベルの検出信号を出力する。さらに、MREセンサ23は、磁石25の両磁極が中心軸線C回りにセレクト方向から反時計方向に所定角度だけ回動した状態においてLレベルの検出信号を出力する。
また、ホール素子センサ24は、磁界の向きに関係なく、磁界の強さに応じて、低レベル(以下、Lレベルという。)又は高レベル(以下、Hレベルという。)の検出信号を出力する。すなわち、ホール素子センサ24は、切替操作検知体15が高位置のときにLレベルの検出信号を出力する。また、ホール素子センサ24は、切替操作検知体15が低位置のときにHレベルの検出信号を出力する。
さて、上記のように構成された実施形態において、シフトレバー26が原位置のときは、磁石25が高位置において両磁極をセレクト方向に向けた状態となる。このため、図6に示すように、ホール素子センサ24の検出信号はLレベルとなり、MREセンサ23の検出信号はMレベルとなる。
また、シフトレバー26を原位置から駐車位置Pに切替操作すると、磁石25は、高位置のままで両磁極が中心軸線Cの時計回りに所定角度だけ回動した状態となる。このため、図6に示すように、ホール素子センサ24の検出信号がLレベルのままMREセンサ23の検出信号がMレベルからHレベルに切り替わる。
また、シフトレバー26を原位置からエンジンブレーキ位置Bに切替操作すると、磁石25は、高位置のままで両磁極が中心軸線Cの反時計回りに所定角度だけ回動した状態となる。このため、図6に示すように、ホール素子センサ24の検出信号はLレベルのままMREセンサ23の検出信号がMレベルからLレベルに切り替わる。
また、シフトレバー26を原位置から中立位置Nに切替操作すると、磁石25は、両磁極がセレクト方向に向いたままで高位置から低位置に切り替わる。このため、図6に示すように、MREセンサ23の検出信号がMレベルのままホール素子センサ24の検出信号がLレベルからHレベルに切り替わる。
また、シフトレバー26を原位置から中立位置Nを経て走行位置Dに切替操作すると、磁石25は低位置のままで両磁極が中心軸線Cの反時計回りに所定角度だけ回動する。このため、図6に示すように、ホール素子センサ24の検出信号がHレベルとなるとともにMREセンサ23の検出信号がMレベルからLレベルに切り替わる。
さらに、シフトレバー26を原位置から中立位置Nを経て後退位置Rに切替操作すると、磁石25は、両磁極が中心軸線Cの時計回りに所定角度だけ回動するとともに高位置から低位置に切り替わる。このため、ホール素子センサ24の検出信号がHレベルとなるとともにMREセンサ23の検出信号がMレベルからHレベルに切り替わる。
従って、図6に示すように、ホール素子センサ24及びMREセンサ23の両検出信号の組み合わせが6つのシフト位置毎に異なるので、両検出信号の組み合わせからそのときのシフトレバー26のシフト位置が判断可能となる。
上記実施形態のシフト装置10によれば、シフトレバー26のセレクト方向における傾動操作に連動して中心軸線Cに沿って移動するとともに、シフト方向における傾動操作に連動して同中心軸線C回りに回動する切替操作検知体15を設けた。また、この切替操作検知体15の中心軸線Cに沿った移動に伴う磁石25の磁界強さの変化をホール素子センサ24によって検出し、この検出結果から、シフトレバー26のセレクト方向における傾動状態を判断できるようにした。また、切替操作検知体15の中心軸線C回りの回動に伴う磁界方向の変化をMREセンサ23によって検出し、この検出結果から、シフトレバー26のシフト方向における傾動状態を判断できるようにした。そして、セレクト方向及びシフト方向の両傾動位置から、シフトレバー26のシフト位置が判断できるようにした。従って、上記特許文献1に記載のシフト装置とは異なり、シフトレバー26のセレクト方向及びシフト方向における各傾動状態が、1つの切替操作検知体15の2つの動作から検出できるので、構成が簡素化されるとともに小型化が可能となる。ゆえに、例えば車両における狭いコンソールボックス内への搭載が容易となる。
なお、この発明は、次のように変更して具体化することも可能である。
・ シフトレバー26が、切り替えられた各シフト位置において保持されるとともに、戻し操作によって各傾動状態から原位置に戻される構成とする。このような構成においても、上記実施形態の効果を得ることができる。
・ 図7及び図8(a),(b),(c)に示すように、カム部を、切替操作検知体15の上面において車両左右方向に延びる突条部30とし、この突条部30の上面30aを、突条部30の延長方向において傾斜させる。一方、シフトレバー26の下端には、この突条部30に対して跨ぐように係合するコ字形状の係合部31を設ける。さらに、係合部31の内側には、突条部30の上面に対して摺接する断面半円状の上側摺接部32と、突条部30の両側面に対して摺接する断面半円状の一対の横側摺接部33とを設けた構成とする。この場合、シフトレバー26をセレクト方向又はセレクト方向に傾動操作すると、上側摺接部32が突条部30の上面30aに摺接するとともに横側摺接部33が突条部30の両側面に摺接する状態で係合部31が突条部30に対して移動する。そして、切替操作検知体15が中心軸線Cに沿って移動し、または、切替操作検知体15が中心軸線C回りに回動する。この構成においては、突条部30及び係合部31がカム部を構成する。
・ 軸方向位置検出手段及び軸回り位置検出手段を、MREセンサ23及びホール素子センサ24に代えて回路基板22上に設けた3軸型MI(Magneto-impedance )センサと、前記磁石25とにより構成する。この3軸型MIセンサは磁気インピーダンス素子からなり、切替操作検知体15の中心軸線C方向と、この中心軸線C方向に直交するシフト方向及びセレクト方向との3方向におけるそれぞれ磁界強さを検出して、各磁界強さに対応する3つの検出信号を出力する。そして、外部に設けた演算器によって、Z軸方向に対応する検出信号から、切替操作検知体15の中心軸線C方向における移動位置を求め、この結果から、シフトレバー26のセレクト方向における傾動状態を判定する。また、X軸方向及びY軸方向に対応する各検出信号から、切替操作検知体15の中心軸線C回りにおける回動位置を求め、この結果から、シフトレバー26のシフト方向における傾動状態を判定する。従って、この構成によれば、1つの3軸型MIセンサによって切替操作検知体15の中心軸線C方向における移動位置と、中心軸線C回りの回動位置とを検出することができるので、構成がより簡単になる。
・ この発明の搭載場所は、車両におけるインストルメントパネル等のどこであってもよい。
一実施形態のシフト装置を示す斜視図。 シフトパターンを示す模式図。 (a)は原位置のときの切替操作検知体を示す縦断面図、(b)は中立位置のときの切替操作検知体を示す縦断面図。 (a)〜(f)は各シフト位置におけるシフトレバー及び切替操作検知体を示す平面図。 (a)〜(f)は各シフト位置における磁石、MREセンサ及びホール素子センサの位置関係を示す平面図。 シフトレバーの各シフト位置と、各センサの検出信号との関係を示す表。 他の実施形態における切替操作検知体及びシフトレバーを示す斜視図。 (a)は、切替操作検知体を示す平面図、(b)は同じく正面図、(c)は同じく側面図。
符号の説明
10…シフト装置、11…ハウジング、15…切替操作検知体、17…軸方向保持手段としての第1コイルばね、20…軸回り保持手段としての第2コイルばね、21…カム部を構成するカム溝、23…軸回り位置検出手段を構成する磁界方向検出用磁気センサとしてのMREセンサ、24…軸方向位置検出手段を構成する磁界強さ検出用磁気センサとしてのホール素子センサ、25…軸回り位置検出手段及び軸方向位置検出手段を構成する磁石、26…シフトレバー、26b…カム部を構成する下端部、30…カム部を構成する突条部、31…同じく係合部、C…中心軸線。

Claims (3)

  1. 第1の切替方向において傾動操作されるとともに同第1の方向に対して交差する第2の切替方向において傾動操作されるシフトレバーを備え、第1の切替方向及び第2の切替方向における各傾動状態の組み合わせにおいて決定されるシフト位置を設定するシフト装置において、
    車体側に固定されるハウジングに対し、その中心軸線に沿って移動可能に、かつ、同中心軸線回りに回動可能に支持される切替操作検知体と、
    同切替操作検知体を同中心軸線に沿って移動可能な状態で弾性的に保持する軸方向保持手段と、
    同切替操作検知体を同中心軸線回りにおいて回動可能な状態で弾性的に保持する軸回り保持手段とを備え、
    前記切替操作検知体と前記シフトレバーとをカム部を介して連結し、
    同カム部は、同シフトレバーの第1の切替方向における傾動によって同切替操作検知体を前記中心軸線に沿って移動させるとともに第2の切替方向における傾動によって同切替操作検知体を同中心軸線回りに回動させるように構成され、
    前記切替操作検知体の同中心軸線に沿った移動位置を検出する軸方向位置検出手段と、
    同切替操作検知体の同中心軸線回りの回動位置を検出する軸回り位置検出手段と
    を備えたことを特徴とするシフト装置。
  2. 前記軸方向位置検出手段は、前記切替操作検知体に設けられた磁石と、同切替操作検知体の中心軸線に沿った移動に伴う同磁石の磁界強さの変化を検出する磁界強さ検出用磁気センサであり、
    前記軸回り位置検出手段は、前記磁石と、同切替操作検知体の中心軸線回りでの回動に伴う同磁石の磁界方向の変化を検出する磁界方向検出用磁気センサであることを特徴とする請求項1に記載のシフト装置。
  3. 前記カム部は、前記切替操作検知体においてその中心軸線と直交する方向に延びるカム溝と、前記シフトレバーにおいてこのカム溝に対して係合する下端部とからなることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のシフト装置。
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