JP2007099258A - シフトセレクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】構成簡素、且つ小型化容易なシフトセレクタを提供すること。
【解決手段】シフトセレクタ1は、シフト操作により周方向に回動するとともにセレクト操作により軸方向に移動する検出シャフト10と、検出シャフト10の外周に設けられたマグネット21,22と、これら各マグネット21,22の外側に設けられた磁気抵抗素子23,24とを備える。各磁気抵抗素子23,24は、それぞれ通常モード又はマニュアルモードに対応するとともに、セレクト操作に伴う検出シャフト10の軸方向への移動により、各磁気抵抗素子23,24の何れか一方に各マグネット21,22の何れか一方が対向する位置に配置される。そして、マグネット21,22が対向する各磁気抵抗素子23,24にて、その検出シャフト10の回動に伴う磁束変化を検出することにより、各シフトモードにおける各シフト操作を検知する。
【選択図】図3

Description

本発明は、変速機の接続状態を切り替えるべくシフトレバーに入力されるシフト操作を検知するシフトセレクタに関するものである。
従来、上記のようなシフトセレクタには、自動変速機の各ポジション(P:パーキング、N:ニュートラル、D:ドライブ、R:リバース)の切替が可能な通常モードに加え、自動変速機の各変速ギヤをシーケンシャル(段階的)に切替可能なマニュアルモード等の複数のシフトモードを備えたものがある。
例えば、特許文献1に記載のシフトセレクタは、ハウジング上部(パネル)に形成された略並行に延びる第1及び第2長孔、並びにこれら第1及び第2長孔を接続する第3長孔により構成される略H状のシフトゲートを有している。そして、通常モードでは第1ゲート内において、マニュアルモードでは第2ゲート内においてシフトレバーを移動させることにより、各シフトモードに対応するシフト操作を行うとともに、両ゲートを接続する第3ゲートに沿ってシフトレバーを移動させることにより、これら両シフトモード間を切り替えるセレクト操作ができるようになっている。
ところで、こうした複数のシフトモードを有するシフトセレクタにおいては、当然のことながら、各シフトモードにおけるシフト操作、及び各シフトモード間を切り替えるためセレクト操作を個別に検知する必要がある。しかし、一般的な接点式のセンサを用いてこれらの各シフト操作及びセレクト操作を検知しようとすれば、要求されるセンサ数の増加を招きコスト増につながるとともに、その信頼性の確保が困難となる。
この点を踏まえ、上記従来例のシフトセレクタは、シフトレバーと連結され、そのシフト操作により第1及び第2ゲートの延伸方向に揺動する第1揺動部材と、そのセレクト操作により第3ゲートの延伸方向に揺動する第2揺動部材と、これら第1及び第2揺動部材の揺動をそれぞれ検出する二つの非接触式の回転検出センサとを備えている。そして、第1部材の揺動を検出することにより各シフトモードにおけるシフト操作を検知し、及び第2部材の揺動を検出することにより各シフトモード間を切り替えるためのセレクト操作を検知する。これにより、センサ数を抑えて低コスト化を図るとともに、非接触式のセンサを用いることでその高い信頼性を確保することができるようになっている。
また、特許文献2に記載のシフトセレクタとしてのシフト装置においても、上記特許文献1に記載の第1及び第2揺動部材に相当する第1及び第2回動片が備えられていた。そして、これら第1及び第2回動片の揺動をそれぞれ検出する二つの非接触式の回転検出センサを備えていた。これにより、特許文献2に記載のシフト装置においても、特許文献1に記載のシフトセレクタと同様にして、センサ数を抑えて低コスト化を図るとともに、高い信頼性を確保することができるようになっていた。
特開2003−154869号公報 特開2003−327002号公報
しかしながら、上記従来の構成では、各揺動部材の収容スペースを確保するためにハウジングが大きくなり、また、各揺動部材がそれぞれ異なる方向及び位置において揺動するため各回転センサを別々に配置する必要がある。このため、その小型化、及び電気的構成の単純化という点に難があり、この点において、なお改善の余地を残すものとなっていた。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、構成簡素、且つ小型化容易なシフトセレクタを提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、変速機の接続状態を切り替えるべくシフトレバーに入力されるシフト操作を検知するための複数のシフトモードを有するシフトセレクタであって、前記シフト操作により第1方向に移動するとともに前記各シフトモードを切り替えるべく前記シフトレバーに入力されるセレクト操作により第2方向に移動する検出体と、前記検出体に設けられたマグネットと、前記検出体の外側に設けられた複数の磁気センサとを備え、前記各磁気センサは、それぞれが前記各シフトモードに対応するとともに、前記セレクト操作に伴う前記検出体の第2方向への移動に応じて前記マグネットが該各磁気センサの何れか一つと対向するように設けられ、前記各シフトモードにおけるシフト操作は、前記マグネットと対向する磁気センサにより検出される磁束変化に基づいて検知されること、を要旨とする。
上記構成によれば、シフト操作及びセレクタ操作を検知するための構成を検出体周りに集約することができ、これによりその小型化を容易なものとすることができる。そして、複数の箇所に配線を施すことも不要となるから、その電気的構成を単純化することができる。また、シフトモードの切替に際し、その対象となるシフトモードに応じて、マグネットに対向する磁気センサを切り替える構成であるため、その分解能を各シフトモードにおけるシフト操作に合わせて個別に最適化することができる。従って、より確実にシフト操作を検出することができる。
請求項2に記載の発明は、前記セレクト操作は、前記検出体の第2方向への移動に伴い前記マグネットが一の磁気センサから離間する際の磁束変化、及び前記マグネットが他の磁気センサに近接する際に検出される磁束変化に基づいて検知されること、を要旨とする。上記構成によれば、セレクト操作を検知するための専用のセンサが不要であることから、より一層の小型化、及び構成の簡素化を図ることができる。
請求項3に記載の発明は、変速機の接続状態を切り替えるべくシフトレバーに入力されるシフト操作を検知するための複数のシフトモードを有するシフトセレクタであって、前記シフト操作により周方向に回動するとともに前記各シフトモードを切り替えるべく前記シフトレバーに入力されるセレクト操作により軸方向に移動する検出シャフトと、前記検出シャフトの外周に設けられたマグネットと、前記検出シャフトの外側に設けられた複数の磁気センサとを備え、前記各磁気センサは、それぞれが前記各シフトモードに対応するとともに、前記セレクト操作に伴う前記検出シャフトの軸方向への移動に応じて前記マグネットが該各磁気センサの何れか一つと対向するように設けられ、前記各シフトモードにおけるシフト操作は、前記マグネットと対向する磁気センサにより検出される磁束変化に基づいて検知されること、を要旨とする。
上記構成によれば、シフト操作(及びセレクタ操作)を検知するための構成を検出シャフト周りに集約することができ、これによりその小型化を容易なものとすることができる。そして、複数の箇所に配線を施すことも不要となることから、その電気的構成を単純化することができる。また、本実施形態の検出シャフトのようなシフト操作により周方向に回動するとともにセレクト操作により軸方向に移動するシャフトを有する構造であれば、ハウジング等に加工を施すことなく、既存のシフトセレクタについても容易且つ低コストでの適用が可能である。更に、シフトモードの切替に際し、その対象となるシフトモードに応じて、磁気センサを切り替える構成であるため、その分解能を各シフトモードにおけるシフト操作に合わせて個別に最適化することができる。従って、より確実にシフト操作を検出することができる。
請求項4に記載の発明は、前記各磁気センサに対応する複数の前記マグネットを備え、該各マグネットは、前記軸方向に所定の間隔を有して設けられること、を要旨とする。上記構成によれば、シフトモードの切替に際し、その対象となるシフトモードに応じて、磁気センサ及びマグネットの組み合わせを切り替える構成であるため、その分解能を各シフトモードにおけるシフト操作に合わせたより最適なものに設定することができる。従って、より一層の確実なるシフト操作検出を実現することができる。
請求項5に記載の発明は、前記セレクト操作は、前記検出シャフトの軸方向への移動に伴い前記マグネットが一の磁気センサから離間する際の磁束変化、及び前記マグネットが他の磁気センサに近接する際に検出される磁束変化に基づいて検知されること、を要旨とする。
上記構成によれば、セレクト操作を検知するためのセンサが不要であることから、より一層の小型化、及び構成の簡素化を図ることができる。
請求項6に記載の発明は、前記各磁気センサは、一の基板上に設けられること、を要旨とする。上記構成によれば、より一層の小型化及び電気的構成の簡素化を図ることができる。
請求項7に記載の発明は、前記各マグネットは、前記検出シャフトの周方向に所定の間隔を有して設けられ、前記各磁気センサは、前記各マグネットに対応した周方向に所定の間隔を有して設けられること、を要旨とする。請求項8に記載の発明は、前記各磁気センサは、前記軸方向に所定の間隔を有して設けられること、を要旨とする。
上記各構成によれば、簡素な構成にて、セレクト操作に伴う検出シャフトの軸方向への移動に応じて、各磁気センサの何れか一つにマグネットを対向させることができる。そして、特に請求項7に記載の構成によれば、検出シャフトの軸線方向のサイズを小型化することができ、また請求項8に記載の構成によれば、より簡素な構成とすることができる。
請求項9に記載の発明は、前記検出体は、前記シフトレバーに対して接続されているスライド体であり、同スライド体は、前記シフト操作により前記シフトレバーの移動方向と平行な前記第1方向としてのシフト方向に移動するとともに、前記セレクト操作により前記シフトレバーの移動方向と平行な前記第2方向としてのセレクト方向に移動するものであること、を要旨とする。
上記構成によれば、本実施形態のスライド体のように、シフト操作によりシフト方向に移動するとともにセレクト操作によりセレクト方向に移動する構造であれば、ハウジング等に加工を施すことなく、既存のシフトセレクタについても容易且つ低コストでの本構造の適用が可能である。
請求項10に記載の発明は、前記各磁気センサは、前記マグネットの前記セレクト方向の移動の延長線上に位置するようにして設けられるとともに、前記各磁気センサのうちの少なくとも2つは、前記スライド体を挟んで互いに対向する位置に設けられ、前記マグネットは、前記スライド体に対して、同スライド体を挟む前記各磁気センサの両方に対して対向するように設けられていること、を要旨とする。
上記構成によれば、セレクト操作が行われると、マグネットは複数の磁気センサの間をセレクト方向に移動するようになり、その移動に伴う磁束変化が複数の磁気センサによって検知されるようになる。この結果、セレクト操作が複数の磁気センサによって検知され、より確実に検知することができる。また、シフト操作においては、マグネットは、スライド体を挟む各磁気センサのいずれかに近接した状態でシフト方向に移動し、これにより、通常モード及びマニュアルモードにおけるシフト操作が各磁気センサによって検知される。すなわち、各シフトモードにおけるシフト操作を検知するために、各磁気センサそれぞれに対応する複数のマグネットを用意するのではなく、マグネットを複数の磁気抵抗素子に対して1つのみ設ければよく、より簡単な構造とすることができる。
請求項11に記載の発明は、前記スライド体は、前記シフトレバーに対して自在継手を介して接続されていること、を要旨とする。上記構成によれば、スライド体の移動を、シフト方向及びセレクト方向への直線的な移動とすることが容易となる。この結果、マグネットと磁気センサとの位置関係の変化をより簡単なものとすることができ、シフト操作及びセレクト操作をより確実に検知することができる。そして、マグネット自体の形状も直方体などの簡単なものとすることができる。
請求項12に記載の発明は、前記スライド体を、前記シフト方向と前記セレクト方向とに移動可能に支持する支持手段を備えたこと、を要旨とする。上記構造によれば、スライド体をシフト方向及びセレクト方向へとより確実に移動させることができ、シフト操作及びセレクト操作をより確実に検知することができる。
請求項13に記載の発明は、前記支持手段は、前記シフト方向と前記セレクト方向との両方に平行となるようにして前記スライド体に固定されているスライド板と、同スライド板を移動可能に挟持する挟持手段とを備えたこと、を要旨とする。支持手段を、スライド板と挟持手段といった簡単な構造のものによって具体化することができ、シフトセレクタ全体の構成をより簡単な構造とすることができる。
本発明によれば、構成簡素、且つ小型化容易なシフトセレクタを提供することができる。
(第1実施形態)
以下、本発明を具体化した第1実施形態を図1〜図6に従って説明する。
図1に示すように、本実施形態のシフトセレクタ1は、シフトレバー2と、該シフトレバー2の操作状態を検出するシフト検出装置3と、該シフト検出装置3を収容するハウジング4とを備えている。
本実施形態では、ハウジング4は有底角筒状に形成されており、同ハウジング4は、その下部に設けられたフランジ状の連結部材5を介して車両のフロアコンソールFに固定されている。また、ハウジング4の上部には、パネル6が取着されており、同パネル6には、複数の長孔の組み合わせにより構成されるシフトゲート7が形成されている。そして、シフトレバー2は、このシフトゲート7に挿通されることにより、その一端に設けられたグリップ8がハウジング4外部に露出した状態で、同ハウジング4内に収容されたシフト検出装置3と連結されている。
詳述すると、本実施形態のシフトセレクタ1は、車両に搭載された自動変速機の各ポジション(P:パーキング、N:ニュートラル、D:ドライブ、R:リバース)の切替が可能な通常モードに加え、自動変速機の各変速ギヤをシーケンシャル(段階的)に切替可能なマニュアルモードの二つのシフトモードを有している。そして、シフトゲート7は、これら各シフトモードにおけるシフト操作、並びに両シフトモード間の切替を行うためのセレクト操作において、シフトレバー2の移動をガイドするように構成されている。
具体的には、本実施形態では、シフトゲート7は、パネル6上において略並行に延びる第1及び第2長孔、即ち通常モードに対応する通常ゲート7a及びマニュアルモードに対応するマニュアルゲート7bと、これら通常ゲート7a及びマニュアルゲート7b間を接続する第3長孔、即ちセレクトゲート7cとにより構成されている。尚、本実施形態では、通常ゲート7a及びマニュアルゲート7bは、車両の前後方向に延設され、セレクトゲート7cは、これら通常ゲート7a及びマニュアルゲート7bと略直交するよう車両の幅方向に延設されている。そして、シフトレバー2は、そのシフトモードに対応する通常ゲート7a又はマニュアルゲート7bの何れかに配置され、シフト操作に応じて同ゲート内を移動するとともに、セレクト操作時には、セレクトゲート7cにガイドされることにより他方側へと移動するようになっている。
一方、図2及び図3に示すように、本実施形態のシフト検出装置3は、第1方向としての周方向に回動可能且つ第2方向としての軸方向に移動可能に設けられた検出体としての検出シャフト10を有しており、同検出シャフト10には、シフトレバー2の内側端部2aが連結されている。そして、検出シャフト10は、シフトレバー2に入力されるシフト操作により周方向に回動し、及びセレクト操作により同検出シャフト10が軸方向に移動するように構成されている。
詳述すると、本実施形態では、ハウジング4の底面4aには、検出シャフト10と略同径の貫通孔11aを有する一対のシャフトホルダ11が設けられており、検出シャフト10は、その貫通孔11aに挿通されることにより、周方向に回動可能、且つ軸方向に移動可能に支持されている。尚、本実施形態では、両シャフトホルダ11は、上記セレクトゲート7cの直下に配置されている。そして、検出シャフト10は、これら各シャフトホルダ11に支持されることにより、セレクトゲート7cと略平行に配置されている。
一方、シフトレバー2の内側端部2aには、U字状をなす連結部材12が設けられており、同連結部材12の対向する一対の板状部12a,12bには、シフトレバー2の軸方向に沿って延びる長孔13が形成されている。そして、シフトレバー2は、これら両板状部12a,12bの間に検出シャフト10を挟むように配置され、その両長孔13に同検出シャフト10を略直交方向に貫通する回動軸14が挿通されることにより、同検出シャフト10と連結されている。
また、検出シャフト10の上方には、レバーガイド15が設けられており、同レバーガイド15には、該レバーガイド15を略直行方向に貫通する貫通孔18が形成されている。そして、シフトレバー2は、このレバーガイド15に形成された貫通孔18に挿通されている。本実施形態では、ハウジング4の側壁4b(検出シャフト10と直交する位置関係にある両側壁)には、円弧状のガイド溝16を有する支持突部17が設けられており、レバーガイド15は、このガイド溝16にその両端部が嵌合されることにより、同ガイド溝16に沿って移動可能に支持されている。そして、シフトレバー2は、該シフトレバー2及びレバーガイド15を略直交方向に貫通する回動軸19に軸支されることにより回動可能にレバーガイド15と連結されている。
即ち、シフトレバー2は、シフト操作によりそのグリップ8側が通常ゲート7a又はマニュアルゲート7bに沿って移動することで、検出シャフト10を中心として回動し、同シフトレバー2が挿通されたレバーガイド15は、その両端が嵌合されたガイド溝16に沿って移動する。そして、シフトレバー2の回動中心である検出シャフト10もまた、同シフトレバー2と一体に、その周方向に回動する。一方、セレクト操作によりシフトレバー2のグリップ8側がセレクトゲート7cに沿って移動することで、同シフトレバー2は、レバーガイド15との連結部である回動軸19を中心として回動する。そして、その内側端部2aが検出シャフト10の軸方向に揺動することにより、該内側端部2aと回動可能に連結された検出シャフト10が、その軸方向に沿って移動するようになっている。
また、シフト検出装置3は、検出シャフト10の外周に設けられたマグネット21,22と、これら各マグネット21,22の外側(検出シャフト10の径方向側)に設けられた磁気センサとしての磁気抵抗素子(MRE:Magnetic Reluctance Element )23,24とを備えている。
本実施形態では、各磁気抵抗素子23,24は、それぞれが上記二つのシフトモードに対応するとともに、セレクト操作に伴う検出シャフト10の軸方向への移動により、各磁気抵抗素子23,24の何れか一方に各マグネット21,22の何れか一方が対向するように配置されている。そして、これら各磁気抵抗素子23,24により、各マグネット21,22が形成する磁界について、その検出シャフト10の回動に伴う磁束変化を検出することにより、それぞれが対応する上記二つのシフトモード、即ち通常モード及びマニュアルモードにおけるシフト操作を検知するようになっている。
詳述すると、本実施形態では、各マグネット21,22は、半円弧状(扇状)に形成され、検出シャフト10の外周において、その軸方向に所定の間隔を有するとともに、周方向に所定の間隔(角度間隔、本実施形態では180°)を有して設けられている。また、本実施形態のシフト検出装置3は、検出シャフト10が挿通される挿通孔25aを有する基板25を備えている。尚、本実施形態では、ハウジング4の側壁4bには、該側壁4bから検出シャフト10と略平行に延びる支持柱26が設けられており、基板25は、この支持柱26に固定されることにより、その挿通孔25aに検出シャフト10が挿通された状態で保持されている。そして、各磁気抵抗素子23,24は、この共通する一の基板25上に、上記挿通孔25aの径方向外側において、それぞれ各マグネット21,22に対応するように所定の間隔(角度間隔、本実施形態では180°)を有して設けられている。
本実施形態では、各マグネット21,22は、それぞれが各磁気抵抗素子23,24に対応しており、磁気抵抗素子23はマグネット21に対応する位置に、磁気抵抗素子24はマグネット21に対応する位置に設けられている。また、本実施形態では、各磁気抵抗素子23,24の外側には、対応する各マグネット21,22との間に該各磁気抵抗素子を挟む位置にバイアス用のマグネット27,28が設けられている。尚、本実施形態では、これらバイアス用のマグネット27,28もまた、上記基板25と同様の支持柱29a,29bに固定されることにより、各磁気抵抗素子23,24の外側に配置されている。そして、各磁気抵抗素子23,24は、その対応する各マグネット21,22が、セレクト操作に伴い該各磁気抵抗素子23,24と対向する位置に移動することにより、その対応するシフトモードにおけるシフト操作を該対向する各マグネット21,22が形成する磁界の磁束変化として検出するようになっている。
即ち、図4(a)(b)に示すように、セレクト操作に伴う検出シャフト10の軸方向への移動により、シフトモードが通常モードにある場合にはマグネット21が同通常モードに対応する磁気抵抗素子23と対向する位置に、シフトモードがマニュアルモードにある場合には、マグネット22が同マニュアルモードに対応する磁気抵抗素子24と対向する位置に配置される。そして、その各マグネット21,22と対向する磁気抵抗素子23,24により検出される磁束変化に基づいて、各シフトモードにおけるシフト操作が検知されるようになっている。
さらに詳述すると、図5に示すように、基板25には、各磁気抵抗素子23,24とともに、変速機としての自動変速機31に出力する変速制御信号Scを生成する制御演算部32が設けられており、各磁気抵抗素子23,24により検出される磁束変化は、その磁束変化に応じて電位が変化する磁束変化信号S1,S2として制御演算部32に入力される。そして、制御演算部32は、これら各磁気抵抗素子23,24の出力する磁束変化信号S1,S2に基づいて、各シフトモードにおけるシフト操作、並びに両シフトモード間を切り替えるためのセレクト操作を検知するようになっている。
即ち、本実施形態では、各シフトモードにおいては、該シフトモードに対応する磁気抵抗素子23,24のみに、その対応する各マグネット21,22が対向する。従って、通常モードにおいては、同通常モードに対応する磁気抵抗素子23の出力する磁束変化信号S1のみが、またマニュアルモードにおいては、同マニュアルモードに対応する磁気抵抗素子24の出力する磁束変化信号S2のみが変化する。
しかし、セレクト操作により検出シャフト10が軸方向に移動することで、セレクト操作前のシフトモードに対応する磁気抵抗素子23,24においては、その対応するマグネット21,22が離間する際の磁束変化が検出される。そして、セレクト操作後のシフトモードに対応する磁気抵抗素子23,24においては、その対応するマグネット21,22が近接する際の磁束変化が検出される。即ち、セレクト操作に伴う検出シャフト10の移動により、各磁気抵抗素子23,24の一方からその対応する各マグネット21,22が離間する際の磁束変化、及び他方の磁気抵抗素子23,24にその対応するマグネット21,22が近接する際の磁束変化に基づいて、セレクト操作を検知することが可能である。そして、本実施形態では、制御演算部32は、両磁気抵抗素子23,24の出力する磁束変化信号S1,S2が、ともに変化した場合に、セレクト操作が行われたことを検知する。
具体的には、図6のフローチャートに示すように、制御演算部32は、先ず、現在のシフトモードが通常モードであるか否かを判定する(ステップ101)。次に、制御演算部32は、上記ステップ101において通常モードであると判定した場合、通常モード側の磁束変化信号S1に変化があるか否かを判定し(ステップ102)、磁束変化信号S1に変化がある場合(ステップ102:YES)には、続いてマニュアルモード側の磁束変化信号S2に変化があるか否かを判定する(ステップ103)。そして、通常モード側の磁束変化信号S1のみに変化がある場合(ステップ103:NO)には、通常モードにおけるシフト操作が発生したものと判定し、その磁束変化信号S1に基づいてシフトポジションを切り替えるための変速制御信号Scを生成する(ステップ104)。一方、通常モード側の磁束変化信号S1及びマニュアルモード側の磁束変化信号S2がともに変化した場合(ステップ103:YES)には、通常モードからマニュアルモードへと切り替えるセレクト操作が行われたものと判定する。そして、そのシフトモードを通常モードからマニュアルモードへと切り替える(ステップ105)。
同様に、上記ステップ101においてマニュアルモードであると判定した場合、マニュアルモード側の磁束変化信号S2に変化があるか否かを判定し(ステップ106)、磁束変化信号S2に変化がある場合(ステップ106:YES)には、続いて通常側の磁束変化信号S1に変化があるか否かを判定する(ステップ107)。そして、マニュアルモード側の磁束変化信号S2のみに変化がある場合(ステップ107:NO)には、マニュアルモードにおけるシフト操作が発生したものと判定し、その磁束変化信号S2に基づいてシフトアップ又はシフトダウンを行うための変速制御信号Scを生成する(ステップ108)。一方、マニュアルモード側の磁束変化信号S2及び通常モード側の磁束変化信号S1がともに変化した場合(ステップ107:YES)には、マニュアルモードから通常モードへと切り替えるセレクト操作が行われたものと判定する。そして、そのシフトモードをマニュアルモードから通常モードへと切り替える(ステップ109)。
以上、本実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)シフトセレクタ1は、シフト操作により周方向に回動するとともにセレクト操作により軸方向に移動する検出シャフト10と、検出シャフト10の外周に設けられたマグネット21,22と、これら各マグネット21,22の外側に設けられた磁気抵抗素子23,24とを備える。各磁気抵抗素子23,24は、それぞれ通常モード又はマニュアルモードに対応するとともに、セレクト操作に伴う検出シャフト10の軸方向への移動により、各磁気抵抗素子23,24の何れか一方に各マグネット21,22の何れか一方が対向するように配置される。そして、マグネット21,22が対向する各磁気抵抗素子23,24にて、その検出シャフト10の回動に伴う磁束変化を検出することにより、各シフトモードにおける各シフト操作を検知する。
上記構成によれば、シフト操作(及びセレクタ操作)を検知するための構成、即ちマグネット21,22及び磁気抵抗素子23,24を検出シャフト10周りに集約することができ、これによりその小型化を容易なものとすることができる。そして、複数の箇所に配線を施すことも不要となることから、その電気的構成を単純化することができる。また、本実施形態の検出シャフト10のようなシフト操作により周方向に回動するとともにセレクト操作により軸方向に移動するシャフトを有する構造であれば、ハウジング等に加工を施すことなく、既存のシフトセレクタについても容易且つ低コストでの適用が可能である。更に、シフトモードの切替に際し、その対象となるシフトモードに応じて、マグネット及び磁気抵抗素子の組み合わせを切り替える構成であるため、その分解能を各シフトモードにおけるシフト操作に合わせて個別に最適化することができる。従って、より確実にシフト操作を検出することができる。
(2)各磁気抵抗素子23,24は、一の基板25上に設けられる。これにより、より一層の小型化及び電気的構成の簡素化を図ることができる。
(3)各マグネット21,22は、検出シャフト10の外周において、その軸方向に所定の間隔を有するとともに、周方向に所定の間隔を有して設けられる。また、基板25には、挿通孔25aが形成され、同基板25は、挿通孔25aに検出シャフト10が挿通された状態で保持される。そして、各磁気抵抗素子23,24は、この挿通孔25aの外側において、それぞれ各マグネット21,22に対応するように周方向に所定の間隔を有して設けられる。
上記構成によれば、簡素な構成にて、セレクト操作に伴う検出シャフト10の軸方向への移動により、各磁気抵抗素子23,24の何れか一方に各マグネット21,22の何れか一方を対向させることができる。そして、基板25を検出シャフト10に対して略直交させることにより、検出シャフト10の軸線方向のサイズを小型化することができるようになる。
(4)シフトセレクタ1(制御演算部32)は、セレクト操作に伴う検出シャフト10の移動により、各磁気抵抗素子23,24の一方からその対応する各マグネット21,22が離間する際の磁束変化、及び他方の磁気抵抗素子23,24にその対応するマグネット21,22が近接する際の磁束変化に基づいてセレクト操作を検知する。
上記構成によれば、セレクト操作を検知するためのセンサが不要であることから、より一層の小型化、及び構成の簡素化を図ることができる。
(第2実施形態)
次に、本発明を具体化した第2実施形態を図7〜図10に従って説明する。尚、説明の便宜上、第1実施形態と同様の構成については同一の符号を付してその説明を一部省略する。
図7に示すように、本実施形態のシフトレバー2は、その内側端部2aが球状に形成されている。また、シフトレバー2は第1実施形態における回動軸19を備えておらず、代わりに、ほぼ同じ位置に、球状の支点部2bが形成され、同支点部2bは図示しない支持構造を介して回動可能にハウジング4(図1参照)に対して支持されている。即ち、本実施形態のシフト検出装置43は、第1実施形態のレバーガイド15、支持突部17を備えていない。
そして、本実施形態のシフト検出装置43は、第1実施形態の検出シャフト10を有しておらず、代わりに、検出体としてのスライド体45を有している。尚、スライド体45は、前記通常ゲート7a及びマニュアルゲート7b(図1参照)と平行な第1方向としてのシフト方向と、前記セレクトゲート7c(図1参照)と平行な第2方向としてのセレクト方向とに移動可能に設けられており、その上端に設けられている軸受47を介して、シフトレバー2の内側端部2aに対して連結されている。即ち、スライド体45は、シフトレバー2に入力されるシフト操作により、シフトレバー2が支点部2bを支点として回動すると、シフト方向及びセレクト方向に移動するように構成されている。
詳述すると、スライド体45は、板状のスライド板49を備え、このスライド板49は、ハウジング4の側壁4b(図1参照)に固定されている4枚の挟持手段としての第1〜第4支持板51〜54によって挟持された状態となっている。尚、スライド板49及び第1〜第4支持板51〜54によって支持手段が構成されている。そして、第1〜第4支持板51〜54は、それぞれの面が、前記シフト方向及びセレクト方向との両方に平行となるようにして固定されている。また、第1支持板51と第2支持板52とは、互いに面一となるような位置に設けられており、第1支持板51と第2支持板52との間には、前記パネル6のセレクトゲート7c(図1参照)を下方に投影したような位置及び大きさの隙間55が形成されている。
さらに、第3支持板53と第4支持板54とは、それぞれ、第1及び第2支持板51,52の下側において、若干の隙間をおいて平行に位置するようにして固定されており、前記スライド板49は、第1及び第2支持板51,52と、第3支持板53及び第4支持板54とによって挟持された状態となっている。尚、この第1及び第2支持板51,52と第3支持板53及び第4支持板54との間の隙間の距離は、スライド板49を各支持板51〜54に対して平行に移動することが可能な状態で挟持可能な程度の大きさとなっている。そして、第3支持板53と第4支持板54との間には、前記第1支持板51と第2支持板52との間に形成されている隙間55を下方に投影したような位置及び大きさの隙間56が形成されている。
さらに、第1〜第4支持板51〜54は、前記パネル6のシフトゲート7(図1参照)を、セレクトゲート7cの中央部付近を中心として点対称として反転させた状態で下方に投影させた部分が、欠けたような形状に形成され、これにより、切り欠き部51a,51b、52a,52b,53a,54a等が形成されている。尚、切り欠き部51a,52aは、マニュアルゲート7b(図1参照)に対応し、切り欠き部51b,52b,53a,54aは、通常ゲート7a(図1参照)に対応する。また、隙間55,56は、セレクトゲート7c(図1参照)に対応する。
そして、スライド体45は、スライド板49の上面中央から、上方に向かって延びる円柱部57を備え、この円柱部57は、スライド板49が第1〜第4支持板51〜54に挟まれた状態で移動されるときに、これらの切り欠き部51a,51b,52a,52b,53a,54aや前記隙間55に沿って移動する。詳しくは、シフトレバー2が、通常ゲート7a(図1参照)に沿って移動しているときには、円柱部57は、切り欠き部51b52b,54a,53aに沿って移動する。また、シフトレバー2が、マニュアルゲート7b(図1参照)に沿って移動しているときには、円柱部57は、切り欠き部51a,52aに沿って移動する。さらに、シフトレバー2が、セレクトゲート7c(図1参照)に沿って移動しているときには、円柱部57は、隙間55,56に沿って移動する。
また、スライド体45は、円柱部57の上部に前記軸受47を備える。軸受47は、略カップ形状に形成され、シフトレバー2の球状の内側端部2aと連結されている。即ち、軸受47と内側端部2aとによって、自在継手(ユニバーサルジョイント)が形成されており、スライド体45とシフトゲート7とは、互いの軸が一致しない状態で自由に移動することが可能な状態で接続されている。
また、シフトレバー2は、支点部2bを支点として移動するため、シフトレバー2の内側端部2aは、円弧を描くように移動する。従って、シフトレバー2の内側端部2aの動きを、そのままスライド体45に伝達すると、スライド体45も円弧を描くように移動してしまう。しかし、本実施形態においては、軸受47の深さを比較的大きくとっており、シフトレバー2が円弧を描くように動いても、軸受47の深さによってその動きを吸収して、スライド体45が、第1〜第4支持板51〜54に沿って、シフト方向及びセレクト方向に直線的に移動することができるようになっている。
そして、スライド体45は、スライド板49の下面中央から下方に向かって延びるようにしてマグネット支持板59を備える。マグネット支持板59は、シフト方向と平行となるようにして設けられている。そして、図8に示すように、その下部に、セレクト方向に貫通する貫通口59aが形成されており、同貫通口59a内にマグネット61が貫通された状態で固定されている。尚、本実施形態においては、マグネット61は、直方体形状に形成され、マグネット支持板59に対して、インサート成型によって固定されている。
また、図7に示すように、本実施形態においては、第1実施形態において設けられていたシャフトホルダ11、基板25、支持柱26を備えていない。代わりに、本実施形態においては、一対の第1及び第2基板63,65を備える。そして、第1及び第2基板63,65は、平板状に形成され、シフト方向に沿って互いに平行となるようにして、ハウジング4(図1参照)に固定されている。また、第1及び第2基板63,65は、前記マグネット支持板59を挟んで所定の間隔を有して対向するようにして設けられている。そして、第1及び第2基板63,65には、それぞれ、磁気センサとしての磁気抵抗素子67,69が、互いに向かい合うようにして固定されている。そして、各磁気抵抗素子67,69の固定されている位置は、前記スライド体45の円柱部57が、隙間55に位置するときに、マグネット支持板59のマグネット61が、磁気抵抗素子67,69を結ぶ線上に位置するような位置となっている。
即ち、マグネット61は、セレクト操作に伴うスライド体45のセレクト方向の移動に伴って、磁気抵抗素子67,69を結ぶ線上を、磁気抵抗素子67側に移動したり、磁気抵抗素子69側に移動したりするようになっている。尚、このとき、マグネット61と磁気抵抗素子67,69とは、常に非接触の状態となるように、第1及び第2基板63,65はマグネット支持板59を挟んだ状態で設けられている。これにより、セレクト操作前のシフトモードに対応する磁気抵抗素子67,69においては、マグネット61が離間する際の磁束変化が検出される。そして、セレクト操作後のシフトモードに対応する磁気抵抗素子67,69においては、マグネット61が近接する際の磁束変化が検出される。即ち、セレクト操作に伴うスライド体45の移動により、各磁気抵抗素子67,69の一方からのマグネット61が離間する際の磁束変化、及び他方の磁気抵抗素子67,69にマグネット61が近接する際の磁束変化が検出され、セレクト操作を検知することが可能である。そして、本実施形態では、両磁気抵抗素子67,69の出力する磁束変化信号がともに変化した場合に、セレクト操作が行われたことを検知する。
詳しくは、セレクト操作に伴うスライド体45のセレクト方向の移動により、シフトモードが通常モード側へと操作された場合には、マグネット61が同通常モードに対応する磁気抵抗素子69に近接して対向するようになる。従って、この場合には、磁気抵抗素子67からはマグネット61が離間する際の磁束変化が、また、磁気抵抗素子69からはマグネット61が近接する際の磁束変化が検知され、通常モードにセレクト操作が行われたことが検知される。また、シフトモードがマニュアルモード側へと操作された場合には、マグネット61が同マニュアルモードに対応する磁気抵抗素子67に近接して対向するようになる。従って、この場合には、磁気抵抗素子67からはマグネット61が近接する際の磁束変化が、また、磁気抵抗素子69からはマグネット61が離間する際の磁束変化が検知され、マニュアルモードにセレクト操作が行われたことが検知される。
一方、各シフトモードにおいて、シフト操作に伴うスライド体45のシフト方向の移動が行われると、マグネット61は、磁気抵抗素子67,69のいずれかに近接して対向した状態で、シフト方向に移動するようになっている。そして、マグネット61に近接して対向している磁気抵抗素子67,69により検出される磁束変化に基づいて、各シフトモードにおけるシフト操作が検知される。
例えば、図9に示すように、シフトモードがマニュアルモード側に操作された状態においては、マグネット61は磁気抵抗素子67に近接して対向した状態となっておいる。そして、図10に示すように、この状態でシフト操作されることによって、スライド体45のマグネット61がシフト方向に移動する。この結果、磁気抵抗素子67においては、マグネット61の移動に伴う磁束変化が検知され、マニュアルモードにおけるシフト操作が検知される。また、シフトモードが通常モード側に操作された状態においても、同様にして、マグネット61は磁気抵抗素子69に近接して対向した状態となっており、この状態でシフト操作されることによって、スライド体45のマグネット61がシフト方向に移動する。この結果、磁気抵抗素子69においては、マグネット61の移動に伴う磁束変化が検知され、通常モードにおけるシフト操作が検知される。
そして、本実施形態においても、第1実施形態と同様にして、各磁気抵抗素子67,69とともに、自動変速機31(図5参照)に出力する変速制御信号Scを生成する制御演算部32(図5参照)を備えている。そして、各磁気抵抗素子67,69により検出される磁束変化は、磁束変化信号S2,S1として制御演算部に入力され、第1実施形態と同様の処理が行われるようになっている。
以上、本実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(5)シフトセレクタ1は、シフト操作によりシフト方向に移動するとともにセレクト操作によりセレクト方向に移動するスライド体45と、スライド体45に設けられたマグネット61と、マグネット61の外側に設けられた磁気抵抗素子67,69とを備える。各磁気抵抗素子67,69は、それぞれマニュアルモード又は通常モードに対応するとともに、セレクト操作に伴うスライド体45のセレクト方向の移動により、各磁気抵抗素子67,69の何れか一方にマグネット61が近接して対向するように配置される。そして、マグネット61が近接して対向する各磁気抵抗素子67,69にて、スライド体45の移動に伴う磁束変化を検出することにより、各シフトモードにおける各シフト操作を検知する。
上記構成によれば、シフト操作及びセレクタ操作を検知するための構成、即ちマグネット61及び磁気抵抗素子67,69をスライド体45周りに集約することができ、これによりその小型化を容易なものとすることができる。そして、複数の箇所に配線を施すことも不要となることから、その電気的構成を単純化することができる。また、本実施形態のスライド体45のように、シフト操作によりシフト方向に移動するとともにセレクト操作によりセレクト方向に移動する構造であれば、ハウジング等に加工を施すことなく、既存のシフトセレクタについても容易且つ低コストでの本構造の適用が可能である。更に、シフトモードの切替に際し、その対象となるシフトモードに応じて、対応する磁気抵抗素子を切り替える構成であるため、その分解能を各シフトモードにおけるシフト操作に合わせて個別に最適化することができる。従って、より確実にシフト操作を検出することができる。
(6)シフトセレクタ1は、セレクト操作に伴うスライド体45の移動により、各磁気抵抗素子67,69の一方からマグネット61が離間する際の磁束変化、及び他方の磁気抵抗素子67,69にマグネット61が近接する際の磁束変化に基づいてセレクト操作を検知する。上記構成によれば、セレクト操作を検知するための専用のセンサが不要であることから、より一層の小型化、及び構成の簡素化を図ることができる。
(7)各磁気抵抗素子67,69は、スライド体45に設けられているマグネット61のセレクト方向の移動の延長線上に位置するようにして設けた。また、各磁気抵抗素子67,69は、スライド体45のマグネット61を挟んで互いに対向する位置に設けた。さらに、マグネット61は、スライド体45に対して、スライド体45を挟む各磁気抵抗素子67,69の両方に対向するように設けた。
上記構成によれば、セレクト操作が行われると、マグネット61は、2つの磁気抵抗素子67,69の間をセレクト方向に移動するようになり、その移動に伴う磁束変化が2つの磁気抵抗素子67,69によって検知されるようになる。この結果、セレクト操作が2つの磁気抵抗素子67,69によって検知され、より確実に検知することができる。また、シフト操作においては、マグネット61は、2つの磁気抵抗素子67,69のいずれかに近接した状態でシフト方向に移動し、これにより、通常モード及びマニュアルモードにおけるシフト操作が磁気抵抗素子67,69によって検知される。すなわち、各シフトモードにおけるシフト操作を検知するために、各磁気抵抗素子67,69それぞれに対応する2つのマグネットを用意するのではなく、マグネット61を、2つの磁気抵抗素子67,69に対して1つのみ設ければよく、より簡単な構造とすることができる。
(8)スライド体45は、シフトレバー2に対して、軸受47と内側端部2aとによって形成されている自在継手を介して接続されている。上記構成によれば、スライド体45の移動を、シフト方向及びセレクト方向への直線的な移動とすることが容易となる。この結果、マグネット61と磁気抵抗素子67,69との位置関係の変化をより簡単なものとすることができ、シフト操作及びセレクト操作をより確実に検知することができる。そして、マグネット61自体の形状も直方体などの簡単なものとすることができる。
(9)シフト方向とセレクト方向との両方に平行となるようにしてスライド体45に固定されているスライド板49と、スライド板49を移動可能に挟持する第1〜第4支持板51〜54を備えた。そして、これにより、スライド板49をシフト方向とセレクト方向とに移動可能に支持するようにした。上記構成によれば、スライド板49と第1〜第4支持板51〜54といった簡単な構造の支持手段によって、スライド体45をシフト方向及びセレクト方向へとより確実に移動させることができる。これにより、シフト操作及びセレクト操作をより確実に検知することができる。
尚、本実施形態は以下のように変更してもよい。
・上記各実施形態では、本発明を、通常モードとマニュアルモードとの二つのシフトモードを有するシフトセレクタ1に具体化した。しかし、これに限らず、3以上の複数のシフトモードを有するシフトセレクタに具体化してもよい。例えば、本実施形態を若干変更し、各シフトモードに対応する複数の磁気抵抗素子、及びこれら各マグネットを設けることで容易に具現化することができる。
・上記各実施形態では、磁気センサとして磁気抵抗素子23,24,67,69を用いたが、例えばリニア型のホールIC等を用いてもよい。
・上記第1実施形態では、セレクト操作に伴う検出シャフト10の移動により、各磁気抵抗素子23,24の一方からその対応する各マグネット21,22が離間する際の磁束変化、及び他方の磁気抵抗素子23,24にその対応するマグネット21,22が近接する際の磁束変化に基づいてセレクト操作を検知することとした。しかし、これに限らず、検出シャフトの軸方向への移動を直接的に検出することによりセレクト操作を検知する構成としてもよい。尚、この場合には、近接センサ等の非接触式のセンサを用いるとよく、例えば、基板25上に、各マグネット21,22と対応するホールICを設けることで、容易に具現化することができる。
・上記第1実施形態では、各マグネット21,22は、周方向に所定の間隔を有して設けられ、各磁気抵抗素子23,24は、それぞれ各マグネット21,22に対応するように周方向に所定の間隔を有して設けられることとした。しかし、これに限らず、図11に示すシフト検出装置71のように、検出シャフト10と平行するように基板72を配置する。そして、この基板72上に、各磁気抵抗素子23,24を軸方向に所定間隔で配置する構成としてもよい。このような構成としても、セレクト操作に伴う検出シャフト10の軸方向への移動により、各磁気抵抗素子23,24の何れか一方に各マグネット21,22の何れか一方を対向させることができる。そして、この基板72には挿通孔25aも不要であることから、その構成をより簡素なものとすることができる。
・上記第1実施形態では、各磁気抵抗素子23,24に対応する各マグネット21,22を検出シャフト10の軸方向に所定の間隔で設けることとした。しかし、これに限らず、図12に示すシフト検出装置73のように、検出シャフト10には、一のマグネット75を設けることとし、セレクト操作に伴う検出シャフト10の軸方向への移動により、このマグネット75が、各磁気抵抗素子23,24の何れか一方に対向する構成としてもよい。尚、この場合、各磁気抵抗素子23,24の一方からマグネット75が離間する際の磁束変化、及び他方の磁気抵抗素子23,24に同マグネット75が近接する際の磁束変化に基づいてセレクト操作を検知することが可能である。
また、図13に示すシフト検出装置77のように、一の磁気抵抗素子79のみを用い、セレクト操作に伴う検出シャフト10の軸方向への移動により、各マグネット21,22の一方がこの磁気抵抗素子79と対向する構成として、各シフトモードにおけるシフト操作の双方を同磁気抵抗素子79により検知することとしてもよい。このような構成とすれば、磁気抵抗素子の数を抑えて、より一層、構成の簡素化を図ることができる。
・上記第2実施形態では、マグネット61は、2つの磁気抵抗素子67,69に対して1つのみ設けるようにした。これを、マグネット61を複数設けるようにしてもよい。例えば、各磁気抵抗素子67,69のそれぞれに対向する計2つのマグネットを設けるようにしてもよい。
・上記第2実施形態では、スライド体45は、シフトレバー2に対して自在継手を介して接続されるようにした。これを、スライド体45をシフト方向及びセレクト方向に移動可能とするのであれば、その他の継手を介して接続するようにしてもよい。
・上記第2実施形態では、スライド体45を、シフト方向とセレクト方向とに移動可能に支持するようにした。これを、スライド体45をその他の方向に移動可能に支持するようにしてもよい。
・上記第2実施形態では、スライド体45を、スライド板49と第1〜第4支持板51〜54によってシフト方向及びセレクト方向に移動可能に支持するようにした。これを、スライド体45をシフト方向及びセレクト方向に移動可能とするのであれば、その他の支持手段を採用するようにしてもよい。
次に、以上の実施形態から把握することのできる請求項以外の技術的思想を記載する。
(イ)変速機の接続状態を切り替えるべくシフトレバーに入力されるシフト操作を検知するための複数のシフトモードを有するシフトセレクタであって、前記シフト操作により周方向に回動するとともに前記各シフトモードを切り替えるべく前記シフトレバーに入力されるセレクト操作により軸方向に移動する検出シャフトと、前記各シフトモードに対応して前記検出シャフトの外周に設けられた複数のマグネットと、前記検出シャフトの外側に設けられた磁気センサとを備え、前記各マグネットは、前記セレクト操作に伴う前記検出シャフトの軸方向への移動に応じて該各マグネットの何れか一つが前記磁気センサと対向するように前記軸方向において所定の間隔を有して設けられ、該磁気センサにより検出される磁束変化に基づいて、該磁気センサと対向するマグネットに対応するシフトモードにおける前記シフト操作が検知されること、を特徴とするシフトセレクタ。
第1実施形態のシフトセレクタの外観を示す斜視図。 第1実施形態のシフトセレクタのA−A断面図。 第1実施形態のシフトセレクタのB−B断面図。 (a)(b) 第1実施形態のセレクト操作に伴う検出シャフトの軸方向への移動を示す説明図。 第1実施形態のシフトセレクタの電気的構成を示すブロック図。 第1実施形態のシフト操作検知及びセレクト操作検知の処理手順を示すフローチャート。 第2実施形態のシフト検出装置の斜視図。 第2実施形態のシフト検出装置の部分断面図。 第2実施形態のシフト操作に伴うマグネットの移動を示す説明図。 第2実施形態のシフト操作に伴うマグネットの移動を示す説明図。 別例のシフト検出装置の概略構成を示す模式図。 別例のシフト検出装置の概略構成を示す模式図。 別例のシフト検出装置の概略構成を示す模式図。
符号の説明
1…シフトセレクタ、2…シフトレバー、2a…自在継手を構成する内側端部、3,43,71,73,77…シフト検出装置、7…シフトゲート、7a…通常ゲート、7b…マニュアルゲート、7c…セレクトゲート、10…検出体としての検出シャフト、21,22,61,75…マグネット、23,24,67,69,79…磁気センサとしての磁気抵抗素子、25,72…基板、31…変速機としての自動変速機、32…制御演算部、45…検出体としてのスライド体、47…自在継手を構成する軸受、49…支持手段を構成するスライド板、51〜54…支持手段を構成する挟持手段としての第1〜第4支持板、S1,S2…磁束変化信号、Sc…変速制御信号。

Claims (13)

  1. 変速機の接続状態を切り替えるべくシフトレバーに入力されるシフト操作を検知するための複数のシフトモードを有するシフトセレクタであって、
    前記シフト操作により第1方向に移動するとともに前記各シフトモードを切り替えるべく前記シフトレバーに入力されるセレクト操作により第2方向に移動する検出体と、
    前記検出体に設けられたマグネットと、
    前記検出体の外側に設けられた複数の磁気センサとを備え、
    前記各磁気センサは、それぞれが前記各シフトモードに対応するとともに、前記セレクト操作に伴う前記検出体の第2方向への移動に応じて前記マグネットが該各磁気センサの何れか一つと対向するように設けられ、
    前記各シフトモードにおけるシフト操作は、前記マグネットと対向する磁気センサにより検出される磁束変化に基づいて検知されること、
    を特徴とするシフトセレクタ。
  2. 請求項1に記載のシフトセレクタにおいて、
    前記セレクト操作は、前記検出体の第2方向への移動に伴い前記マグネットが一の磁気センサから離間する際の磁束変化、及び前記マグネットが他の磁気センサに近接する際に検出される磁束変化に基づいて検知されること、
    を特徴とするシフトセレクタ。
  3. 変速機の接続状態を切り替えるべくシフトレバーに入力されるシフト操作を検知するための複数のシフトモードを有するシフトセレクタであって、
    前記シフト操作により周方向に回動するとともに前記各シフトモードを切り替えるべく前記シフトレバーに入力されるセレクト操作により軸方向に移動する検出シャフトと、
    前記検出シャフトの外周に設けられたマグネットと、
    前記検出シャフトの外側に設けられた複数の磁気センサとを備え、
    前記各磁気センサは、それぞれが前記各シフトモードに対応するとともに、前記セレクト操作に伴う前記検出シャフトの軸方向への移動に応じて前記マグネットが該各磁気センサの何れか一つと対向するように設けられ、
    前記各シフトモードにおけるシフト操作は、前記マグネットと対向する磁気センサにより検出される磁束変化に基づいて検知されること、を特徴とするシフトセレクタ。
  4. 請求項3に記載のシフトセレクタにおいて、
    前記各磁気センサに対応する複数の前記マグネットを備え、
    該各マグネットは、前記軸方向に所定の間隔を有して設けられること、
    を特徴とするシフトセレクタ。
  5. 請求項3又は請求項4に記載のシフトセレクタにおいて、
    前記セレクト操作は、前記検出シャフトの軸方向への移動に伴い前記マグネットが一の磁気センサから離間する際の磁束変化、及び前記マグネットが他の磁気センサに近接する際に検出される磁束変化に基づいて検知されること、を特徴とするシフトセレクタ。
  6. 請求項3〜請求項5の何れか一項に記載のシフトセレクタにおいて、
    前記各磁気センサは、一の基板上に設けられること、
    を特徴とするシフトセレクタ。
  7. 請求項3〜請求項6の何れか一項に記載のシフトセレクタにおいて、
    前記各マグネットは、前記検出シャフトの周方向に所定の間隔を有して設けられ、
    前記各磁気センサは、前記各マグネットに対応した周方向に所定の間隔を有して設けられること、を特徴とするシフトセレクタ。
  8. 請求項3〜請求項7の何れか一項に記載のシフトセレクタにおいて、
    前記各磁気センサは、前記軸方向に所定の間隔を有して設けられること、を特徴とするシフトセレクタ。
  9. 請求項1又は請求項2に記載のシフトセレクタにおいて、
    前記検出体は、前記シフトレバーに対して接続されているスライド体であり、
    同スライド体は、
    前記シフト操作により前記シフトレバーの移動方向と平行な前記第1方向としてのシフト方向に移動するとともに、
    前記セレクト操作により前記シフトレバーの移動方向と平行な前記第2方向としてのセレクト方向に移動するものであること、
    を特徴とするシフトセレクタ。
  10. 請求項9に記載のシフトセレクタにおいて、
    前記各磁気センサは、前記マグネットの前記セレクト方向の移動の延長線上に位置するようにして設けられるとともに、前記各磁気センサのうちの少なくとも2つは、前記スライド体を挟んで互いに対向する位置に設けられ、
    前記マグネットは、前記スライド体に対して、同スライド体を挟む前記各磁気センサの両方に対して対向するように設けられていること、
    を特徴とするシフトセレクタ。
  11. 請求項9又は請求項10に記載のシフトセレクタにおいて、
    前記スライド体は、前記シフトレバーに対して自在継手を介して接続されていること、を特徴とするシフトセレクタ。
  12. 請求項11に記載のシフトセレクタにおいて、
    前記スライド体を、前記シフト方向と前記セレクト方向とに移動可能に支持する支持手段を備えたこと、を特徴とするシフトセレクタ。
  13. 請求項12に記載のシフトセレクタにおいて、前記支持手段は、前記シフト方向と前記セレクト方向との両方に平行となるようにして前記スライド体に固定されているスライド板と、同スライド板を移動可能に挟持する挟持手段とを備えたこと、を特徴とするシフトセレクタ。
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