JP6130261B2 - シフト装置 - Google Patents

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Description

本発明は、回転ノブを回転操作することでシフトポジションを切り替えるシフト装置に関する。
従来、車両には、シフトポジションを切り替える際に操作されるシフト装置が搭載されている。そして、装置の小型化や操作性の向上を目的として、シフトバイワイヤが採用されている。また、シフトレバーを操作するものではなく、回転ノブを回転操作することでシフトポジションを切り替えるダイヤルタイプのシフト装置が採用されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載のシフト装置では、シャフトの先端に回転ノブが取り付けられ、この回転ノブを操作することでシャフトを回転させて、シャフトの基端に設けられたセンサによって操作を検出している。
特表2009−519855号公報
ところで、上記特許文献1に記載のシフト装置では、回転ノブに過大な力が加えられると、回転ノブとシャフトとの接続部分が破損したり、回転ノブ又はシャフトが破損したりするおそれがある。そして、破損した際には、検出部位に影響を与えて正確な検出ができなくなるおそれがある。そこで、回転ノブに過大な力が加えられたとしても検出部位への影響が極力抑えられるシフト装置が求められている。
本発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、回転ノブに過大な力が加えられたとしても検出部位への影響が極力抑えられるシフト装置を提供することにある。
以下、上記目的を達成するための手段及びその作用効果について説明する。
前記問題点を解決するシフト装置は、回転ノブを回転操作することでシフトポジションを切り替えるシフト装置において、前記回転ノブと、前記回転ノブを一体回転可能に支持する支持部材とを接続する接続部に応力集中部を形成し、前記回転ノブの操作を検出する検出部がケース内に設けられ、前記検出部に検出される被検出部が前記支持部材に設けられ、前記支持部材には、前記回転ノブに代わって回転操作可能な操作部を設ける
本構成によれば、回転ノブと支持部材とを接続する接続部に応力集中部を形成したので、回転ノブに過大な力が加えられると、この応力集中部が意図的に破損する。そして、被検出部は支持部材に設けられているので、被検出部が破損の影響を受けず、被検出部が検出部に接触することもない。よって、回転ノブに過大な力が加えられたとしても検出部位への影響が極力抑えられる。
また、回転ノブに代わって回転操作可能な操作部を設けたので、回転ノブが外れると支持部材に設けられた操作部によって回転操作ができる。よって、破損したとしてもシフトポジションの切り替えができる。
前記シフト装置において、前記操作部は、前記回転ノブの内部に突出して形成されていることが好ましい。同構成によれば、操作部が回転ノブの内部に突出して形成されているので、回転ノブに過度な負荷が付与されて回転ノブが外れた際に、回転ノブとほぼ変わらない位置で操作でき、回転ノブの代わりとして操作し易い。
前記シフト装置において、前記応力集中部は、前記回転ノブに対する回転軸と交差する方向への操作力によって応力が集中する形状であることが好ましい。同構成によれば、回転ノブに対する通常の回転操作とは異なる回転軸と交差する方向への操作力によって応力集中部に応力が集中するので、偶発的な負荷に対して回転ノブを意図的に破損させることができる。
前記シフト装置において、前記回転ノブは、回転操作及び押圧操作が可能であり、前記回転ノブの回転操作のみ前記支持部材に伝達することにより、回転操作時のみ前記検出部を前記回転ノブに連動させるリンク機構を備えることが好ましい。同構成によれば、検出部及び被検出部で回転ノブの回転操作のみ検出し、それ以外の操作は他のセンサやスイッチ等で検出することになる。よって、1組の検出部及び被検出部によって回転ノブの複数方向の操作を検出する必要がないので、各操作を精度よく検出するのに有利となる。
本発明によれば、シフト装置において、回転ノブに過大な力が加えられたとしても検出部位への影響が極力抑えられる。
第1実施形態のシフト装置の全体構成を示す斜視図。 シフト装置の概略構成を示す断面図。 シフト装置の回転ノブの接続部が破損した状態を示す断面図。 シフト装置の回転ノブの接続部が破損した状態を示す斜視図。 (a),(b)は、第2実施形態のシフト装置の構成を示す断面図。 リンク機構の具体的構成を示す分解斜視図。 (a)は、シフト装置の回転ノブの接続部の応力集中部の形状を示す断面図、(b)は、シフト装置の回転ノブの接続部の応力集中部の形状を示す斜視図。 シフト装置の回転ノブの接続部の形状を示す上面図。 シフト装置の回転ノブの接続部の形状を示す7−7断面図。 シフト装置の回転ノブの接続部の形状を示す断面図。
(第1実施形態)
以下、本発明を具体化した第1実施形態について図1〜図4を参照して説明する。
図1に示されるように、シフト装置は、直方体状のケース10に収容されている。ケース10の上面10aには、開口部21が下側に位置する有底円筒状の回転ノブ20が回転可能及び押圧可能に取り付けられている。シフト装置は、この回転ノブ20が回転操作されたことによる回転ノブ20の操作位置を図示しないシフトECUに出力して、シフトECUにシフトポジションを切り替えさせる。また、シフト装置は、この回転ノブ20が押圧操作されたことによる押圧検出をシフトECUに出力して、シフトECUにシフトポジションを切り替えさせる。例えば、回転操作にドライブ「D」、リバース「R」、ニュートラル「N」を割り当て、押圧操作にパーキング「P」を割り当てる。
図2に示されるように、シフト装置のケース10は、センサを収容する底面が四角形の有底筒状のセンサケース16と、センサケース16の開口部61を閉蓋する下側ケース15と、下側ケース15を覆うとともに、開口部34が下側に位置する底面が四角形の有底筒状の上側ケース13とが設けられている。センサケース16の内底面62には、磁力の変化を検出する検出部としてのセンサ素子64が搭載された基板63が設置されている。上側ケース13の蓋部31には、円形状の開口孔32が形成されている。この上側ケース13の開口孔32の直径は、回転ノブ20(凹部24)の外径とほぼ同一に(わずかに大きく)形成されている。
下側ケース15の中央には、円筒状の貫通部51が設けられている。下側ケース15の貫通部51の側方には、一対のピン収容部52が形成されている。ピン収容部52には、一対の節度ピン54が収容されている。節度ピン54は、付勢ばね55に付勢された状態でピン収容部52に収容されている。
下側ケース15と上側ケース13との間には、回転ノブ20を支持する段付き円筒状のノブガイド14が収容されている。なお、ノブガイド14が回転ノブ20を支持する支持部材に相当する。ノブガイド14は、上側ケース13の内部に位置する大径部41と、上側ケース13の開口孔32から突出する大径部41よりも小径な小径部42とを備えている。ノブガイド14の内側中央には、大径部41の下端よりも突出した円柱状のガイド軸部44が設けられている。ガイド軸部44と小径部42とは、ガイド軸部44の外周面と小径部42の内壁とを架橋する架橋部45によって架橋されている。ガイド軸部44は、ガイド軸部44の周方向の回転可能及び軸方向の摺動可能に下側ケース15の貫通部51に取り付けられている。ガイド軸部44の下端部には、センサ素子64に検出される被検出部としての磁石46が固定されている。磁石46とセンサ素子64とは対向して配置されている。センサ素子64は、磁石46の回転による磁力の変化と、磁石46の離間による磁力の変化とを検出する。センサ素子64は、検出した磁力から回転ノブ20の操作を算出して、シフトECUに出力する。
回転ノブ20の内壁中央には、円柱状のノブ軸部22が設けられている。ガイド軸部44の上端部44aには、ノブ軸部22を挿入して固定する軸固定穴47が形成されている。よって、回転ノブ20とノブガイド14とは、一体に回転する。
ノブガイド14の小径部42は、上側ケース13の上端よりも突出し、回転ノブ20の開口部21から回転ノブ20の内部に突出している。ノブガイド14の小径部42の外周面には、凹凸が形成されている。そして、小径部42が第2操作部42aとして機能する。回転ノブ20がノブガイド14から外れた際には、第2操作部42aを回転操作することでノブガイド14を回転させて、シフトポジションを切り替えることができる。
ノブガイド14の小径部42と大径部41との間の段差部43の外面43aは、付勢ばね55の付勢力によって上側ケース13の蓋部31の内面に近接する。段差部43の内面43bには、節度ピン54が当接することで節度感を付与する節度面56が形成されている。すなわち、節度ピン54と節度面56とによって節度機構53が構成されている。
ノブガイド14の大径部41の下端面41aと下側ケース15の上面57との間には、隙間が設けられている。ノブガイド14の架橋部45の下面45aと下側ケース15の貫通部51の上端面51aとの間には、隙間が設けられている。
回転ノブ20の外周面下部には、上側ケース13の開口孔32の内径にほぼ一致する(わずかに小さい)凹部24が周方向に亘って形成されている。回転ノブ20の凹部24より上側部分の外径が上側ケース13の開口孔32の内径よりも十分大きい(回転ノブ20の上側部分の外径>開口孔32の内径>凹部24の外径)ので、上面から見た際に、開口孔32が回転ノブ20の外周面上部によって見えなくなることで意匠性を向上させている。
回転ノブ20が下方へ操作されると、ノブガイド14の大径部41の下端面41aと下側ケース15の上面57とが当接する。よって、回転ノブ20を下方へ操作すると、付勢ばね55の付勢力に抗しながら、回転ノブ20とノブガイド14とが一体に下方へ変位し、ノブガイド14の大径部41の下端面41aが下側ケース15の上面57に当接して下方への変位が規制される。回転ノブ20に対する下方への操作を解除すると、付勢ばね55の付勢力によって、ノブガイド14の段差部43の外面43aが上側ケース13の蓋部31の内面に近接する元の位置に復帰する。
ところで、本実施例のシフト装置には、回転ノブ20に対して過度な力で操作が行われた際に、回転ノブ20とノブガイド14との接続部に応力集中部23が設けられている。すなわち、回転ノブ20のノブ軸部22には、応力集中部23が設けられている。ノブ軸部22には、ノブ軸部22の外径よりも小さい縮径部23aが形成されている。また、縮径部23aの上側には、ノブ軸部22の外径と縮径部23aの外径とを結ぶテーパ状の上側テーパ部23bが形成されている。縮径部23aの下側には、縮径部23aの外径とノブ軸部22の外径とを結ぶテーパ状の下側テーパ部23cが形成されている。ノブ軸部22の応力集中部23の断面形状は、軸方向において中央部分が細くなっている。よって、回転ノブ20に対する通常の回転操作とは異なる回転軸と交差する方向への操作力によって応力集中部23に応力が集中する。
次に、前述のように構成されたシフト装置の操作態様について図1〜図4を参照して説明する。
図1に示されるように、シフト装置は、回転ノブ20に対して回転操作や上面への押圧操作が行われると、センサ素子64が磁力の変化として回転ノブ20の操作を検出してシフトECUに出力することで、シフトECUにシフトポジションを切り替えさせる。ところで、シフト装置は、回転ノブ20に通常操作ではあり得ない負荷が掛かった際には、回転ノブ20とノブガイド14との接続部に設けられた応力集中部23が破断して、シフトポジションの切り替えは継続できるようにする。
すなわち、図3及び図4に示されるように、回転ノブ20に通常操作ではあり得ない負荷が掛かった際には、ノブ軸部22の縮径部23aが破断して回転ノブ20がシフト装置から外れる。ノブ軸部22の縮径部23aが破断して回転ノブ20がシフト装置から取れると、ノブガイド14の小径部42が露出し、第2操作部42aを運転者が操作することが可能となる。第2操作部42aは、凹凸が形成されているので、容易に操作することができる。よって、回転ノブ20に過度な操作力が負荷されたとしても、応力集中部23が破断することで、他の部分が破損することを防ぎつつ、ノブガイド14を操作することでシフトポジションの切り替えを可能とする。
以上、説明した実施形態によれば、以下の効果を奏することができる。
(1)回転ノブ20とノブガイド14とを接続する接続部に応力集中部23を形成したので、回転ノブ20に過大な力が加えられると、この応力集中部23が意図的に破損する。そして、磁石46はノブガイド14に設けられているので、磁石46が破損の影響を受けず、磁石46がセンサ素子64に接触することもない。よって、回転ノブ20に過大な力が加えられたとしても検出部位への影響が極力抑えられる。
(2)回転ノブ20に代わって回転操作可能なノブガイド14を設けたので、回転ノブ20が外れるとノブガイド14に設けられた第2操作部42aによって回転操作ができる。よって、破損したとしてもシフトポジションの切り替えができる。
(3)第2操作部42aが回転ノブ20の内部に突出して形成されているので、回転ノブ20に過度な負荷が付与されて回転ノブ20が外れた際に、回転ノブ20とほぼ変わらない位置で操作でき、回転ノブ20の代わりとして操作し易い。
(4)回転ノブ20に対する通常の回転操作とは異なる回転軸と交差する方向への操作力によって応力集中部23に応力が集中するので、偶発的な負荷に対して回転ノブ20を意図的に破損させることができる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態を図5及び図6に従って説明する。なお、第2実施形態は、磁石46の取り付け構造を変更した実施例である。よって、第1実施形態と同一部分には同じ符号を付して説明を省略し、異なる部分についてのみ詳述する。
図5(a),(b)に示すように、磁石46は、回転ノブ20の回転操作のときのみ磁石46の回転動作を許容するリンク機構71を介してガイド軸部44の先端に連結されている。つまり、磁石46は、ガイド軸部44に直接固定されるのではなく、リンク機構71を介してガイド軸部44に連結されている。リンク機構71は、回転ノブ20が押圧操作されたとき、ガイド軸部44のみの上下動を許容することで、磁石46をその場で維持し、回転ノブ20が回転操作されたとき、ガイド軸部44及び磁石46の一体回転を許容する。
図5及び図6に示すように、リンク機構71は、ガイド軸部44の先端に設けられた突起72と、この突起72が係止される連結ピース73とを備える。突起72は、ガイド軸部44の軸の直交方向に沿って両側に一対設けられるのが好ましい。連結ピース73は、例えば略筒状に形成されるのが好ましい。この場合、連結ピース73は、ガイド軸部44の先端が挿し込まれる挿込穴74と、突起72を通すための一対のガイド溝75とが形成される。磁石46は、連結ピース73の端部に取り付け固定されている。
図5(a),(b)に示すように、連結ピース73は、挿込穴74が形成される大径部76と、磁石46が取り付けられる小径部77とを備える形状をなす。センサケース16の内部には、センサケース16の内部空間を区画する支持壁78が設けられている。支持壁78は、センサケース16の内部を上下方向に2分割するように、水平方向に延びるように形成されるのが好ましい。支持壁78には、連結ピース73を挿通するための挿通孔79が貫設されている。連結ピース73は、大径部76の縁部分が挿通孔79の周縁に乗って抜け止めされつつ、挿通孔79に回動可能に挿通されている。
さて、図5(a)→(b)の流れで図示するように、回転ノブ20が押圧操作されると、この操作に伴ってガイド軸部44が下降する。このとき、ガイド軸部44は下方向にスライド移動するものの、突起72がガイド溝75を通ることにより、連結ピース73は動かず、その場で位置を保つ。つまり、回転ノブ20が押圧操作されても、磁石46を現在位置で保持される。なお、回転ノブ20の押圧操作は、図示しないセンサやスイッチ等で検出される。
今度は、図5(a)の白抜き矢印で図示するように、回転ノブ20が回転操作されると、突起72がガイド溝75の溝壁を押すことにより、ガイド軸部44及び連結ピース73が一体回転する。これにより、磁石46も回転し、磁石46からセンサ素子64にかかる磁力(磁束の向き)が変化する。よって、センサ素子64からシフトECUへ、磁石46の回転位置に応じた検出信号が出力され、回転ノブ20の回転操作の位置がシフトECUによって判定される。
以上、説明した実施形態によれば、第1実施形態に記載の(1)〜(4)に加え、以下の効果を奏することができる。
(5)回転ノブ20の回転操作を磁石46及びセンサ素子64で検出し、回転ノブ20の押圧操作をそれ以外の他のセンサやスイッチ等で検出する。つまり、磁石46及びセンサ素子64では、回転ノブ20の回転操作のみを検出すればよい。このため、磁石46及びセンサ素子64で回転及び押圧の両操作を検出しようとすると、押圧操作は精度よく検出することができない可能性があったが、この点について、両操作とも位置検出の精度を確保することができる。
(6)ガイド軸部44にリンク機構71を介することにより磁石46を取り付けるようにした場合、磁石46をセンサケース16側に配置することができる。つまり、磁石46及びセンサ素子64を1つの部品としてユニット化(センサユニット)することができる。このため、磁石46及びセンサ素子64の位置関係は、センサユニットが製造された時点で一義的に決まることになる。よって、シフト装置の部品組み付け時に発生する可能性のあるばらつきが、磁石46及びセンサ素子64の位置関係に影響を及ぼし難くなるので、磁石46及びセンサ素子64の検出精度確保に有利となる。
なお、上記実施形態は、これを適宜変更した以下の形態にて実施することができる。
・上記実施形態では、応力集中部23には上側テーパ部23bと縮径部23aと下側テーパ部23cとを形成したが、図7(a)に示されるように、縮径部23aを省略して、上側テーパ部23bと下側テーパ部23cとのみを形成してもよい。
・上記構成において、応力集中部23として切欠部を形成してもよい。例えば、図7(b)に示されるように、外周の一部のみに切欠部26を形成してもよい。このようにすれば、ノブ軸部22には切欠部26によって均一に力が掛からないので、過度な力が負荷された際に破断し易くなる。
・上記構成において、応力集中部23として回転ノブ20とノブガイド14との接続部に複数の破断部を形成してもよい。例えば、図8及び図9に示されるように、回転ノブ20の中央部20aと周辺部20bとの間を複数の破断部27で接続する。過度な負荷が付与された際には、破断部27が破断して回転ノブ20がシフト装置から外れる。回転ノブ20が外れた際には、ノブガイド14のガイド軸部44を操作することで、シフトポジションの切り替えが可能である。
・上記実施形態では、回転ノブ20のノブ軸部22に応力集中部23を形成したが、ノブ軸部22とガイド軸部44との接続部としてガイド軸部44に応力集中部23を形成してもよい。例えば、図10に示されるように、ノブガイド14のガイド軸部44の上端に接続軸部48を設け、回転ノブ20の内面中央に接続軸部48を固定する軸固定部28を設ける。ノブガイド14の接続軸部48を回転ノブ20の軸固定部28に固定することで、回転ノブ20とノブガイド14とを接続する。そして、ノブガイド14の接続軸部48に応力集中部23を形成する。
・上記実施形態では、回転ノブ20が下方へ操作されると、ノブガイド14の大径部41の下端面41aと下側ケース15の上面57とが当接するようにしたが、ノブガイド14の架橋部45の下面45aと下側ケース15の貫通部51の上端面51aとが当接するようにしてもよい。また、回転ノブ20が下方へ操作されると、ノブガイド14の大径部41の下端面41aと下側ケース15の上面57とが当接するとともに、ノブガイド14の架橋部45の下面45aと下側ケース15の貫通部51の上端面51aとが当接するようにしてもよい。
・上記実施形態では、節度機構53の節度感によって回転ノブ20の操作位置を運転者に認識させたが、ガイド軸部44にモータの回転軸を接続し、モータの駆動によって操作感を付与してもよい。この場合、ガイド軸部44の回転量を検出するセンサ素子を別途設けることが望ましい。
・上記実施形態では、ノブ軸部22とノブガイド14との接続を軸固定穴47にノブ軸部22を固定することで接続したが、軸固定穴47に雌螺子を形成し、ノブ軸部22に雄螺子を形成することで螺着して接続してもよい。
・上記構成において、各操作位置とシフトポジションとの割り当ては、任意に設定可能である。
・上記実施形態では、センサ素子64が回転ノブ20に対する操作を演算してシフトECUに出力したが、センサ素子64が磁力の変化をシフトECUに出力して、シフトECUに操作を演算させてもよい。
・上記構成において、回転ノブ20に対する押圧操作を可能とする隙間を省略して、回転操作のみを可能としてもよい。
・上記構成のシフト操作は、電気自動車、ハイブリッド自動車等の各種車両に搭載可能である。
10…ケース、10a…上面、13…上側ケース、14…支持部材としてのノブガイド、15…下側ケース、16…センサケース、20…回転ノブ、21…開口部、22…ノブ軸部、23…応力集中部、23a…縮径部、23b…上側テーパ部、23c…下側テーパ部、24…凹部、31…蓋部、32…開口孔、33…上端部、34…開口部、41…大径部、41a…下端面、42…小径部、42a…第2操作部、43…段差部、43a…外面、43b…内面、44…ガイド軸部、44a…上端部、45…架橋部、45a…下面、46…被検出部としての磁石、47…軸固定穴、51…貫通部、51a…上端面、52…ピン収容部、53…節度機構、54…節度ピン、55…付勢ばね、56…節度面、57…上面、61…開口部、62…内底面、63…基板、64…検出部としてのセンサ素子、71…リンク機構。

Claims (4)

  1. 回転ノブを回転操作することでシフトポジションを切り替えるシフト装置において、
    前記回転ノブと、前記回転ノブを一体回転可能に支持する支持部材とを接続する接続部に応力集中部を形成し、
    前記回転ノブの操作を検出する検出部がケース内に設けられ、
    前記検出部に検出される被検出部が前記支持部材に設けられ
    前記支持部材には、前記回転ノブに代わって回転操作可能な操作部を設ける
    ことを特徴とするシフト装置。
  2. 請求項に記載のシフト装置において、
    前記操作部は、前記回転ノブの内部に突出して形成されている
    ことを特徴とするシフト装置。
  3. 請求項1又は2に記載のシフト装置において、
    前記応力集中部は、前記回転ノブに対する回転軸と交差する方向への操作力によって応力が集中する形状である
    ことを特徴とするシフト装置。
  4. 請求項1〜のいずれか一項に記載のシフト装置において、
    前記回転ノブは、回転操作及び押圧操作が可能であり、
    前記回転ノブの回転操作のみ前記支持部材に伝達することにより、回動操作時のみ前記検出部を前記回転ノブに連動させるリンク機構を備えた
    ことを特徴とするシフト装置。
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