JPH1111869A - ジョイスティック - Google Patents

ジョイスティック

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JPH1111869A
JPH1111869A JP16616797A JP16616797A JPH1111869A JP H1111869 A JPH1111869 A JP H1111869A JP 16616797 A JP16616797 A JP 16616797A JP 16616797 A JP16616797 A JP 16616797A JP H1111869 A JPH1111869 A JP H1111869A
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JP
Japan
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detection
permanent magnet
swing shaft
joystick
shaft
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Application number
JP16616797A
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English (en)
Inventor
Yukichi Sekiguchi
祐吉 関口
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Sanwa Seiki Ltd
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Sanwa Seiki Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 組立作業に要する時間を短縮すると共に、安
全性の向上を図る。 【解決手段】 中立位置に向けて弾性的に付勢した揺動
軸13の一端部に永久磁石17を設け、この永久磁石1
7の周囲に磁気センサ14a、14b、14cを設け
る。これら各磁気センサ14a、14b、14cは、演
算器15に、上記各磁気センサ14a、14b、14c
と永久磁石17との距離を表す検出信号を送り込む。上
記演算器15は上記検出信号に基づき、2軸u、v方向
に関する上記永久磁石17の移動量と、この永久磁石1
7又は上記各磁気センサ14a、14b、14cの故障
を知らせるフェイル信号とを求める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明に係るジョイスティッ
クは、例えばクレーンにより各種重量物の移動作業を行
う場合に、このクレーンのブーム等を起伏、旋回等の方
向へ移動させる駆動手段を操作する為の指令信号を発す
る為の操作装置として利用する。
【0002】
【従来の技術】クレーンを使用して各種重量物の移動作
業を行う場合、先端部に各種重量物を吊り下げ自在なフ
ックを設けたブームを、起伏、旋回等の方向へ移動させ
たり伸縮させる。この様に上記ブームを移動させる駆動
機構を操作する為、運転者が指令信号を発する為の操作
装置を操作する。この様な操作装置として従来から、互
いに直交する二方向へ移動操作自在なジョイスティック
が使用されている。
【0003】図4は、この様なジョイスティックとして
従来から知られている構造の1例を示している。このジ
ョイスティック1は、互いに同心に配置した第一の軸
2、2と、これら各第一の軸2、2と直交する状態で設
けた第二の軸3と、これら第一の軸2、2及び第二の軸
3と直交する状態で、第二の軸3の中間部に固設した揺
動軸4と、この揺動軸4の先端部に設けた操作部5とか
ら成る。又、上記第一の軸2、2は、それぞれ互いに対
向する端部同士の間に設けた枠部6により連結して成
り、この枠部6の中間部に設けた軸受8a、8aによ
り、上記第二の軸3を枢支している。更に、これら第一
の軸2、2は、これら第一の軸2、2の中間部で上記枠
部6から外れた位置を、軸受8b、8bにより回転自在
に支持している。
【0004】又、上記第二の軸3の中間部で、上記第一
の軸2、2の中心軸と交わる位置に、上記第二の軸3と
直交する状態で揺動軸4の基端部を結合固定している。
そして、この揺動軸4の先端部に、作業者が操作する為
の操作部5を設けている。従って、上記揺動軸4は、上
記第一の軸2、2の中心軸及び上記第二の軸3の中心軸
を中心として揺動変位自在である。又、上記揺動軸4の
中間部には、それぞれの一端部を固定部分に支持した複
数の弾性部材9、9の他端部を結合して、上記揺動軸4
を中立位置(図4に示す位置)に向け弾性的に付勢して
いる。
【0005】更に、上記第一の軸2、2のうち何れか一
方の軸2の端部及び第二の軸3の端部には、それぞれ第
一、第二の角度検出用センサ10、11を設けている。
このうち第一の角度検出用センサ10は上記第一の軸
2、2の、図4に矢印イで示す方向の回転角度を検出す
る。又、上記第二の角度検出用センサ11は上記第二の
軸3の、図4に矢印ロで示す方向の回転角度を検出す
る。この様な第一、第二の角度検出用センサ10、11
の検出信号は、図示しない制御器に入力している。
【0006】上述の様に構成するジョイスティック1の
場合、運転者が上記操作部5を操作すれば、上記第一の
軸2、2或は第二の軸3が、図3に矢印イ、或はロで示
した方向に所望の量だけ回転する。この結果、上記第一
の角度検出用センサ10或は第二の角度検出用センサ1
1が上記第一の軸2、2或は第二の軸3の回転角度を検
出し、検出した回転角度を表す信号を上記制御器に送り
込む。そして、この制御器が図示しない駆動機構に信号
を送り、前記クレーンのブームを、所望の方向(起伏、
回転等の方向)へ、所望の量だけ移動させたり、或は伸
縮させる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述の様に構成し作用
する従来のジョイスティックの場合、構造が複雑で組立
作業に時間を要し、コストの上昇を招く。更に、角度検
出用センサ10、11のうち何れかの角度検出用センサ
10、11が、断線等により故障して上記クレーン等が
修理を要する場合に、角度検出用センサ10、11の故
障を判定できずに、上記クレーン等の修理に無駄な手間
を要する可能性もあった。本発明のジョイスティック
は、上述の様な不都合を何れも解消すべく、構造を簡素
化し、組立作業に要する時間を短縮してコストの低減を
図ると共に、センサが故障した場合のフェイル信号を送
り出し自在として、安全性の向上、並びにこのジョイス
ティックを組み込んだシステム全体の修理に要する手間
の軽減を図るべく考えたものである。
【0008】
【課題を解決する為の手段】本発明のジョイスティック
は、中間部を自在継手により揺動変位自在に支持した揺
動軸と、この揺動軸を中立位置に向け弾性的に付勢する
弾性部材と、上記揺動軸の一端部に設けた被検出部と、
上記揺動軸の他端部に設けた操作部と、上記被検出部の
周囲に位置する部分に配置された少なくとも3個の検出
センサと、これら各検出センサの検出信号を処理する演
算器とを備える。そして、この演算器は、上記各検出セ
ンサから送り込まれる、これら各検出センサと上記被検
出部との間の距離を表す検出信号に基づき、上記揺動軸
の中立位置に関する中心軸に対し直交し、且つ互いに直
交する2軸方向に関する上記被検出部の移動量と、この
被検出部又は上記検出センサの故障を知らせるフェイル
信号とを、ニューラルネットワーク型の演算処理を用い
て求める。
【0009】
【作用】上述の様に構成する本発明のジョイスティック
により、運転者が操作部を何れかの方向へ所望の量だけ
移動させれば、この操作部を有する揺動軸が自在継手に
より支持された部分を中心として揺動し、揺動軸の一端
部に設けた被検出部と各検出センサとの間の距離が変化
する。この距離を表す検出信号は、ニューラルネットワ
ーク型の演算処理回路を用いた演算器に送り込まれる。
そして、この演算器は上記検出信号に基づき、上記揺動
軸の中立位置に関する中心軸に対し直交し、且つ互いに
直交する2軸方向に関する上記被検出部の移動量と、こ
の被検出部又は上記検出センサの故障を知らせるフェイ
ル信号とを求める。従って、上記演算器により求めた上
記移動量を、クレーンのブーム等の移動を制御する制御
器に送り込めば、上記ブーム等を所望の方向に所望の量
だけ移動できる。
【0010】この様に本発明のジョイスティックは、従
来構造の様に構造を複雑にする事なく、上記2軸方向に
関する上記被検出部の移動量を求める事ができる。この
結果、部品点数を少なくすると共にジョイスティックの
組立作業に要する時間を短縮して、コストの低減を図れ
る。更に、上記演算器によりフェイル信号も求める事が
できる為、センサ部分である上記被検出部又は検出セン
サに故障が発生した場合に、運転者がその故障を判断で
きて安全性の向上を図れると共に、このジョイスティッ
クを組み込んだシステム全体の修理に要する手間の軽減
を図れる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1〜3は、本発明の実施の形態
の1例を示している。ジョイスティック1aは、中間部
を自在継手12により揺動変位自在に支持した揺動軸1
3と、この揺動軸13を中立位置に向けて弾性的に付勢
する、引っ張りばね等の複数の弾性部材9a、9aと、
固定部分に配置した検出センサである3個の磁気センサ
14a、14b、14cと、これら各磁気センサ14
a、14b、14cの検出信号を処理する演算器15と
から成る。又、上記揺動軸13の一端部(図1の下端
部)には、被検出部である永久磁石17を、他端部(図
1の上端部)には操作部18を、それぞれ設けている。
尚、図示の例の場合、上記自在継手12として球面軸受
を使用し、この球面軸受により、上記揺動軸13の中間
部を揺動変位自在に支持している。又、上記弾性部材9
a、9aは、図示の例の場合、引っ張りばねを用いてい
る。但し、この弾性部材9a、9aは、ゴム等の弾性材
を用いて、上記揺動軸13を中立位置に向け付勢する様
にしても良い。
【0012】更に、上記各磁気センサ14a、14b、
14cは、上記永久磁石17の周囲に位置する固定部分
で、上記揺動軸13の中立位置に関する中心軸に対し直
交する仮想平面上に、上記中心軸を中心とする同一円周
上に互いに等間隔に配置している。従って、上記永久磁
石17と上記各磁気センサ14a、14b、14cとの
各距離は、上記揺動軸13が中立位置にある場合には互
いに等しいが、上記揺動軸13が上記弾性部材9a、9
aの弾性に抗して揺動変位すると、上記各距離はそれぞ
れ変化して不同になる。この様に変化する上記各磁気セ
ンサ14a、14b、14cと上記永久磁石17との各
距離は、これら各磁気センサ14a、14b、14cに
より検出される磁場の強度に対応する検出信号として送
り出し自在である。
【0013】更に、上記各磁気センサ14a、14b、
14cは、図2に示す様に、上記演算器15に接続し
て、上記各磁気センサ14a、14b、14cと上記永
久磁石17との間のそれぞれの距離を表す検出信号を、
上記演算器15に送り込み自在としている。この演算器
15は、上記検出信号に基づき、上記揺動軸13の中立
位置に関する中心軸に対し直交し、且つ互いに直交する
2軸u、v方向に関する上記永久磁石17の移動量と、
上記永久磁石17又は上記各磁気センサ14a、14
b、14cの故障を知らせるフェイル信号とを求める。
この為、上記演算器15は、次述するニューラルネット
ワーク型の演算処理回路を含んで構成している。
【0014】即ち、この演算器15を構成するニューラ
ルネットワーク型の演算処理回路は、図2に示す様に、
入力層19と中間層20と出力層21と、これら各層1
9、20、21を構成する複数のニューロンa1 〜a
3 、b1 〜b4 、c1 〜c3 同士を結合する結合部2
3、23とから成る。この演算処理回路は、上記入力層
19を構成する各ニューロンa1 〜a3 に送られてきた
入力信号を、上記中間層20を構成する各ニューロンb
1 〜b4 を介して、上記出力層を構成するニューロンc
1 〜c3 に送る、所謂フィードフォワード結合型ニュー
ラルネットワークを構成している。又、図3で示す様
に、上記中間層20(或は出力層21)を構成する各ニ
ューロンbi (或はci )(i=1〜4)には、上記入
力層19(或は中間層20)を構成する各ニューロンa
1 〜an (或はb1 〜bn )から、入力値I1 〜In
送り込む。そして、上記中間層20(或は出力層21)
を構成するニューロンbi (或はci )は、上記入力値
1 〜In に基づいて、次の(1)式により出力値Oi
を求める。 Oi =Wi1×I1 +Wi2×I2 +・・・+Win×In (1) 尚、Wi1〜Winは荷重値であり、上記入力層19に送る
入力信号パターンと出力層21から送り出される出力信
号パターンとの関係を予め学習させる事により導き出さ
れる値である。尚、この様なニューラルネットワーク型
の演算処理回路の構成及び作用に就いては従来から知ら
れている為、詳細に就いての説明は省略する。
【0015】特に、本発明のジョイスティックの場合に
は、上記入力層19を構成する各ニューロンa1 〜a3
に送られる各入力値I1 〜I3 を、上記各磁気センサ1
4a、14b、14cと上記永久磁石17との間の距離
を表す信号パターンとし、上記出力層21を構成する2
個のニューロンc1 、c2 から送り出される各出力値O
1 、O2 を、上記距離に対応する前記2軸u、v方向に
関する上記永久磁石17の移動量として学習させる。
又、上記出力層21を構成するニューロンc3 は、上記
入力層19に送られる入力値I1 〜I3 間の関係が、ジ
ョイスティックの正常な作動状況ではあり得ない関係に
ある(例えば総ての入力値I1 〜I3 が、永久磁石17
が中立位置にある場合の値よりも小さい)場合に、出力
信号をフェイル信号として送り出す。
【0016】従って、上述の様に構成され作用するニュ
ーラルネットワーク型の演算処理回路を含んで構成する
上記演算器15の入力層19を構成する各ニューロンa
1 〜a3 に、上記各磁気センサ14a、14b、14c
と上記永久磁石17との間の距離を表す検出信号を送り
込めば、この検出信号に基づき、上記2軸u、v方向に
関する上記永久磁石17の移動量を求める事ができる。
更に、上記入力層19を構成する各ニューロンa1 〜a
3 に送り込まれた入力値I1 〜I3 と、上記出力層21
の各ニューロンc1 、c2 から送り出される上記2軸
u、v方向に関する移動量との関係が、上述の様に学習
した関係にない場合は、上記出力層21を構成するニュ
ーロンc3 が出力信号をフェイル信号として送り出す。
そして、このフェイル信号により、警報ランプ或は警報
ブザー等、図示しない警報手段を駆動し、上記永久磁石
17又は各磁気センサ14a、14b、14cの故障
(断線等)を作業者に知らせる。
【0017】上述の様に構成する本発明のジョイスティ
ック1aは、部品点数が少なく、構造が簡単である為、
組立作業に要する時間を短縮できる。しかも、上記永久
磁石17又は各磁気センサ14a、14b、14cに故
障が発生した場合に、運転者がその故障を判断できて安
全性の向上、並びにこのジョイスティックを組み込んだ
システム全体の修理に要する手間の軽減を図れる。即
ち、ジョイスティック1aを組立てる場合には、上記揺
動軸13の中間部を自在継手12により揺動変位自在に
支持すると共に、上記弾性部材9a、9aにより上記揺
動軸13を中立位置に向けて付勢する。そして、この揺
動軸13の一端部に設けた永久磁石17の周囲に、上記
演算器15に接続した上記各磁気センサ14a、14
b、14cを配置すれば良い。この様に、本発明のジョ
イスティックは、構造が簡単であり、組立作業に要する
時間を短縮できる。
【0018】又、運転者が、二方向(例えば起伏、旋回
方向)のうちの何れか一方向(例えば起伏方向)を選択
して、クレーンのブーム等を所望量だけ移動させる場合
には、上記操作部18を操作して、上記一方向に対応す
る方向u(或はv)へ上記所望量に対応する量だけ移動
させる。この様に上記操作部18を移動させれば、上記
揺動軸13が上記自在継手12により支持された中間部
を中心として揺動し、上記揺動軸13の一端部に設けた
永久磁石17が変位する。この様に永久磁石17が変位
すると、上記永久磁石17と各磁気センサ14a、14
b、14cとの間の距離が、揺動軸13が中立位置にあ
る場合の距離からそれぞれ変化する。
【0019】そして、それぞれの距離を表す検出信号を
上記演算器15に送り込んで、この演算器15がニュー
ラルネットワーク型の演算処理を行う事により、上記方
向u(或はv)に関する上記永久磁石17の移動量を求
める。そこで、上記演算器15により求めた上記移動量
を、上記ブーム等の移動を制御する図示しない制御器に
送り込めば、上記ブーム等を所望の方向に所望の量だけ
移動できる。この様に本発明のジョイスティックは、従
来構造の様に構造を複雑にする事なく、上記2軸u、v
方向に関する上記永久磁石17のそれぞれの移動量を求
める事ができる。この結果、ジョイスティック1aの組
立作業に要する時間を短縮してコストの低減を図れる。
更に、センサ部分である上記永久磁石17又は磁気セン
サ14a、14b、14cに故障が発生した場合に、そ
の故障を知らせるフェイル信号を前記出力層21を構成
するニューロンc3 から出力する為、運転者がその故障
を判断できて安全性を向上できると共に、このジョイス
ティックを組み込んだシステム全体の修理に要する手間
の軽減を図れる。
【0020】尚、本例の場合、ニューラルネットワーク
型の演算処理回路として中間層20を一層としたが、本
発明を実施する場合、中間層20は一層に限定するもの
ではなく、その層数はシステムに要求される精度等を考
慮して設計的に定める。又、被検出部である永久磁石1
7の周囲に配置する検出センサは、本例では円周方向に
等間隔に3個配置しているが、その個数は3個以上であ
れば良く、又、これら各検出センサから送り出す検出信
号と、上記2軸u、v方向に関する被検出部の移動量と
の関係を上記演算器15に学習させる事ができれば、上
記各検出センサは同一円周上になくても良く、又、等間
隔になくても良い。
【0021】又、上記被検出部及び各検出センサは、上
記永久磁石17及び上記磁気センサ14a、14b、1
4cに限らず、従来から知られている各種検出手段を採
用できる。例えば、上記被検出部を発光体として、上記
各検出センサを受光センサとしても良い。即ち、これら
被検出部及び各検出センサは、これら各検出センサによ
り上記被検出部と各検出センサとの間の距離を表す信号
を検出自在にできるものであれば良い。
【0022】
【発明の効果】本発明のジョイスティックは、以上の様
に構成され作用する為、組立作業に要する時間を短縮し
てコストの低減を図ると共に、センサ部分である検出セ
ンサ又は被検出部に故障が発生した場合に、運転者がそ
の故障を判断できて、安全性の向上、並びにこのジョイ
スティックを組み込んだシステム全体の修理に要する手
間の軽減を図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の1例を示す模式図。
【図2】図1の構造を構成する演算器と磁気センサとを
接続して、これら各磁気センサの検出信号をニューラル
ネットワーク型の演算処理を用いて処理する状態を示す
図。
【図3】図2の演算処理に於いて、中間層(出力層)を
構成する各ニューロンに於ける演算処理状態を示す図。
【図4】従来構造の1例を示す模式図。
【符号の説明】 1、1a ジョイスティック 2 第一の軸 3 第二の軸 4 揺動軸 5 操作部 6 枠部 8a、8b 軸受 9、9a 弾性部材 10 第一の角度検出用センサ 11 第二の角度検出用センサ 12 自在継手 13 揺動軸 14a、14b、14c 磁気センサ 15 演算器 17 永久磁石 18 操作部 19 入力層 20 中間層 21 出力層 22 ニューロン 23 結合部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中間部を自在継手により揺動変位自在に
    支持した揺動軸と、この揺動軸を中立位置に向け弾性的
    に付勢する弾性部材と、上記揺動軸の一端部に設けた被
    検出部と、上記揺動軸の他端部に設けた操作部と、上記
    被検出部の周囲に位置する部分に配置された少なくとも
    3個の検出センサと、これら各検出センサの検出信号を
    処理する演算器とを備え、この演算器は、上記各検出セ
    ンサから送り込まれる、これら各検出センサと上記被検
    出部との間の距離を表す検出信号に基づき、上記揺動軸
    の中立位置に関する中心軸に対し直交し、且つ互いに直
    交する2軸方向に関する上記被検出部の移動量と、この
    被検出部又は上記検出センサの故障を知らせるフェイル
    信号とを、ニューラルネットワーク型の演算処理を用い
    て求めるジョイスティック。
JP16616797A 1997-06-23 1997-06-23 ジョイスティック Pending JPH1111869A (ja)

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