JP3348424B2 - 多関節型ロボットシステム - Google Patents

多関節型ロボットシステム

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JP3348424B2 JP23557493A JP23557493A JP3348424B2 JP 3348424 B2 JP3348424 B2 JP 3348424B2 JP 23557493 A JP23557493 A JP 23557493A JP 23557493 A JP23557493 A JP 23557493A JP 3348424 B2 JP3348424 B2 JP 3348424B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、力センサを備える多関
節型ロボットおよびその制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】多関節型ロボットを力制御するとき、エ
ンドエフェクタ部に取り付けた力センサからの情報を用
いることは公知である(特開昭61−50783号公報
参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、エンドエフ
ェクタにかかる力しか検出できないため、力のかかって
いる部位によっては、ロボットにかかっている力を検出
できない恐れがある。そこで本発明は、検出できる範囲
を拡大できる装置を提供することを目的とするものであ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】多関節マニピュレータ
のエンドエフェクタ部だけでなく、一部のリンク中継部
にも力センサを取り付ける。この力センサを境として、
中継部をロボットの先端とみなしたロボットAと、本来
のエンドエフェクタをロボット先端とし、中継部をロボ
ットのベースとみなしたロボットBとに分割する。Aと
Bに分割した複数のロボットの結合体とみなす制御系を
構成し、結合体の制御系に対する指令を分割されたAと
Bのロボットの指令に分解し、分解された指令に基づ
き、位置検出器と力センサとからのフィードバック情報
によって分割されたAとBのロボットを独立制御するこ
とを特徴とする多関節型ロボットシステム。
【0005】
【作用】ロボットBにかかる力は、中継部の力センサに
よって検出されるので、ロボットAの制御によってロボ
ットの運動に反映することができる。センサ毎にロボッ
トを分割して、エンドエフェクタ部に力センサを備えた
複数のロボットとみなすので、特別な制御法を使う必要
はない。
【0006】
【実施例】以下、本発明を、図面に示す実施例に基づい
て説明する。図1は、本発明の概念図であり、エンドエ
フェクタとリンク中継部に力センサを取り付けたマニピ
ュレータを示す。力センサ1は、マニピュレータのリン
ク中継部に組み込み、力センサ2は、エンドエフェクタ
部に組み込む。そのリンク中継部からエンドエフェクタ
に至る部分にかかる力が検出できるようになり、力を検
出できる範囲が拡大する。具体的構造の一例を図2に示
す。この例ではエンドエフェクタ部はハンド3であり、
力センサ1がロボットリンク4の先端部に取り付けら
れ、リンク5,6を介して力センサ2がハンド3の根本
部に組み込まれている。
【0007】図3は本発明のロボット制御装置であり、
図1のマニピュレータを2体のロボットの結合体とみな
して制御系を組んだものである。ロボットAはベース部
から力センサ1まで、ロボットBはリンク中継部(力セ
ンサ1含まず)からエンドエフェクタまでである。この
2体のロボットは、それぞれ先端部に力センサを備えて
いるので、独立に力制御することができる。制御系で
は、まずマニピュレータ全体に対する指令13をロボッ
トAとロボットBの指令(14,15)に分解する。そ
れぞれのロボットは、分解された指令に基づき、位置検
出器と力センサからのフィードバック情報によって独立
制御される。ロボットBにかかる力は、力センサ1によ
って検出されるため、ロボットAの運動に反映される。
【0008】図4に示すように、エンドエフェクタ部分
以外の力センサは、歪みゲージ7,8をリンク(すなわ
ちロボットアーム)の周囲に張りつけて、その歪み信号
を利用してロボットアームに加わる力を求めるやり方で
置き換え可能である。この場合は、歪みゲージ装着部を
根本側のロボットの先端部と見なして制御することにな
る。
【0009】なお、マニピュレータに組み込む力センサ
の数とそれに伴うマニピュレータの分割数は、2とは限
らない。また、図5のようなリンクと力センサの構成に
よるマニピュレータを、ロボットA・ロボットB・ロボ
ットCに分割して制御することもでき、これは、ロボッ
トB・ロボットCが多指ハンドに相当し、多指ハンドを
備えたマニピュレータの制御として実施できる。
【0010】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、エン
ドエフェクタだけでなく、リンク中継部にも力センサを
取り付けることによってその中継部から先端の力を検出
することができる。このマニピュレータを力センサ毎に
分割して制御するので、複数の冗長な力センサを使って
いるにもかかわらず、特別な制御手法を使わず従来の力
制御手法を使うだけで複数の力センサ情報を簡単な方法
でフィードバックできる。さらに、制御系が分割できる
ため処理を複数の計算機に分けることが容易で、また制
御単位であるロボット一体毎の自由度が小さくてすみ、
制御を一部簡略化できるという利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のロボットの概念図
【図2】 本発明のロボットの一実施例の構造を示す図
【図3】 本発明のロボット制御装置の一実施例を示す
【図4】 本発明の他の実施例を示す図
【図5】 本発明の他の実施例を示す図
【符号の説明】
1,2 力センサ 3 ハンド 4,5,6 リンク 7,8 歪ゲージ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ロボット先端のエンドエフェクタと、先端
    以外の少なくともひとつの関節にそこにかかる力を検出
    する力センサを設け、前記力センサを1つ以上含むよう
    に複数のロボットに分割し、前記分割された複数のロボ
    ットの結合体として制御系を構成した多関節型ロボット
    システムにおいて、 前記結合体の制御系に対する指令を前記分割された複数
    のロボットの指令に分解し、 前記分解された指令に基づき、位置検出器と前記力セン
    サとからのフィードバック情報によって前記分割された
    複数のロボットを独立制御することを特徴とする多関節
    型ロボットシステム。
  2. 【請求項2】前記先端以外の少なくともひとつの関節に
    かかる力を検出する力センサ自体で関節の中継部を構成
    することを特徴とする請求項1記載の多関節型ロボット
    システム
  3. 【請求項3】前記先端以外の少なくともひとつの関節に
    かかる力を検出する力センサは、その関節の周囲に歪ゲ
    ージを取り付けたものである請求項1記載の多関節型ロ
    ボットシステム
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