JP2008132932A - シフトレバー装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】装置を大型化することなく、シフトレバーの追従ストローク量を大きく取ることができるシフトレバー装置を提供する。
【解決手段】ベースブラケット2に揺動自在に支持されたシフトレバー3と、シフトレバー3の先端側にオーバーラップし、且つ、軸方向に摺動自在に配置されたチェックロッド28と、チェックロッド28とシフトレバー3の双方の部材で囲まれる内部に収容され、チェックロッド28をチェックブロック5側に付勢するコイルスプリング29と、チェックロッド28の先端に干渉し、シフトレバー3の各シフト位置への変位を節度感を与えることで操作者に確認させるチェックブロック5とを設ける。
【選択図】図3

Description

本発明は、車両用のシフトレバーのシフト位置を電気信号として変速機に出力する、いわゆるシフトバイワイヤー方式のシフトレバー装置に関する。
この種の従来のシフトレバー装置としては、特許文献1、特許文献2に開示されたものがある。特許文献1に開示されたシフトレバー装置100は、図7及び図8に示すように、シフトレバー101と、このシフトレバー101を揺動自在に支持するベースブラケット102と、ベースブラケット102の下面を被うように取り付けられ、シフトレバー101の先端側に干渉する機能ブロックであるチェックブロック103と、シフトレバー101のシフト位置を電気的に検出する2カ所のシフト位置検出手段104,105とを備えている。
シフトレバー101は、シフト軸106及びセレクト軸107によってシフト方向とこれに直交するセレクト方向に揺動自在に支持されている。シフトレバー101の先端には、スプリング120で下方に付勢されたボール108が設けられている。
チェックブロック103は、シフトレバー101の先端のボール108が摺動する摺動面109を有し、この摺動面109の各シフト位置に対応する位置には凹部109aが形成されている。シフトレバー101が各シフト位置に変位したことを節度感を与えることによって操作者が確認できるようになっている(シフトチェック機能)。
特許文献2のシフトレバー装置にも、上記とほぼ同様のシフトチェック機能が開示されている。
特開2000−142158号公報 実開5−48015号公報
しかしながら、前記従来のシフトレバー装置100では、シフトレバー101が摺動面109を追従できる追従ストローク量は、ボール108の半径以内のストロークに限られ、摺動面109に大きな高低差を付けることができない。
ここで、シフトレバー101の追従ストローク量を大きくするため、ボール108を大型化することが考えられるが、ボール108の大型化はシフトレバー101,ひいてはシフトレバー装置100の大型化につながる。又、ボール108を大型化することによる摺動ストローク量の程度はわずかであり、実用的ではない。
そこで、本発明は、前記した課題を解決すべくなされたものであり、装置の大型化をもたらすことなく、シフトレバーの追従ストローク量を大きく取ることができるシフトレバー装置を提供することを目的とする。
請求項1の発明は、ベースブラケットに揺動自在に支持されたシフトレバーと、前記シフトレバーの先端側にオーバーラップし、且つ、軸方向に摺動自在に配置されたチェックロッドと、前記チェックロッドと前記シフトレバーの双方の部材で囲まれる内部に収容され、前記チェックロッドを先端側に付勢する付勢手段と、前記チェックロッドの先端に干渉し、前記シフトレバーの各シフト位置への変位を節度感を与えることで操作者に確認させるチェックブロックとを備えたことを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1記載のシフトレバー装置であって、前記シフトレバーの先端側と前記チェックロッドのオーバーラップする箇所は、共に筒体に構成され、双方の筒体部分の間に形成される内部スペースに前記付勢手段が収納されたことを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1記載のシフトレバー装置であって、前記シフトレバーの先端側と前記チェックロッドのオーバーラップする箇所は、一方が筒体に構成され、他方が一方の筒体よりも小径で、且つ内周面に沿って摺動する軸体に構成され、一方の筒体と他方の軸体との間に形成される内部スペースに前記付勢手段が収容されたことを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1〜請求項3のいずれか1項記載のシフトレバー装置であって、前記チェックブロックは、前記チェックロッドの先端が摺動する摺動面を有し、前記摺動面は、各シフト位置に対応する位置では緩やかな傾斜面で、且つ、隣り合うシフト位置の間では急な傾斜面として形成されていると共に、ホーム位置が最も低く、且つ、ホーム位置以外のいずれのシフト位置からもホーム位置に向かって徐々に降下する方向に傾斜していることを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1〜請求項4のいずれか1項記載のシフトレバー装置であって、シフト位置検出ユニットは、シフトレバーの先端側で、且つ、その側面に追従して移動するスライダを有し、前記スライダの変位によって前記シフトレバーのシフト位置を電気信号として検出するよう構成されたことを特徴とする。
以上説明したように、請求項1の発明によれば、チェックロッドがシフトレバーに支持される最少オーバーラップ量以外のオーバーラップ量をシフトレバーの追従ストローク量とすることができ、又、チェックロッドはシフトレバーにオーバーラップしているため、装置の大型化をもたらす要因にはならない。以上より、装置の大型化をもたらすことなく、シフトレバーの追従ストローク量を大きく取ることができる。
請求項2の発明によれば、請求項1の発明の効果に加え、シフトレバーとチェックロッドの内部にできるスペースを付勢手段の収容スペースとして利用したため、付勢手段の設置スペースが別途必要ない。
請求項3の発明によれば、請求項1の発明の効果に加え、シフトレバーとチェックロッドの間にできるスペースを付勢手段の収容スペースとして利用したため、付勢手段の設置スペースが別途必要ない。
請求項4の発明によれば、シフトレバーの追従ストロークを大きく取ることができることからチェックブロックに高低差のある摺動面が形成可能となり、これによって、シフトチェック機能と共にホーム自動復帰機能を付加することができる。又、シフトチェック機能とホーム自動復帰機能のための付勢手段の付勢力がシフトレバーの軸中心に沿って作用するため、シフトレバーに軸力のみが作用し、操作性が良い。
請求項5の発明によれば、シフト位置検出ユニットをシフトレバーの中間位置で、且つ、その揺動範囲の外周に配置できるため、シフト位置検出ユニットが装置の高さ寸法を高くせず、又、装置の横寸法を広くすることなく設置でき、装置をコンパクト化できる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1〜図5は本発明の実施の形態を示し、図1はシフトレバー装置の分解斜視図、図2はベースブラケット及びシフト位置検出ユニットを取り外したシフトレバー装置の斜視図、図3は図1のA−A線断面図、図4は図1のB−B線断面図、図5(a)はシフトレバーのシフト位置を説明する図、図5(b)はシフトレバーの移動軌道とホーム自動復帰機能(セルフリターン)を説明する図である。
図1〜図4に示すように、車両用のシフトレバー装置1は、車体に固定されたベースブラケット2と、このベースブラケット2に揺動自在に支持されたシフトレバー3と、このシフトレバー3の各シフト位置を電気信号として検出するシフト位置検出ユニット4と、ベースブラケット2の下面を被うように取り付けられたチェックブロック5とから大略構成されている。
ベースブラケット2は、中央にシフトレバー3が貫通するレバー孔10aを有する上側ブラケット部材10と、この上側ブラケット部材10が上面の開口を塞ぐように組み付けされた下側ブラケット部材11とから構成されている。上側ブラケット部材10の上面で、且つ、レバー孔10aの周囲は、一段低い段差面10bとされている。この段差面10bにはプレート12が取り付けられている。このプレート12には、シフトレバー3の各シフト位置が表示されている。シフト位置は、ニュートラル位置「N」、ドライブ位置「D」、リバース位置「R」、ホーム位置「H」、ダウンシフト位置「−」及びアップシフト位置「+」である。
下側ブラケット部材11は、上下面が開口された四角形の箱形状をなし、その対向する上端に左右一対の鍔部11aが突設されている。この各鍔部11aに車体への取付孔11bが形成されている。この取付孔11bを利用してシフトレバー装置1が車体に固定される。
又、上側ブラケット部材10と下側ブラケット部材11の互いの突き合わせ面で、且つ、左右対称位置には、全体で1つの軸受面15を構成する半円弧面15a,15bがそれぞれ形成されている。
シフトレバー3は、ロッド状のレバー本体20と、このレバー本体20の上端に固定された握持部21と、レバー本体20の下端に固定された中央支持ブロック22と、この中央支持ブロック22の下端突出部22aに圧入された円筒状の筒体である下ロッド部23とを備えている。
レバー本体20の根本より上方が上側ブラケット部材10のレバー孔10aより外部に突出され、レバー本体20の根本部より下方がベースブラケット2内に配置されている。
中央支持ブロック22は、シフト回転軸24のレバー貫通孔24a内に配置され、シフト回転軸24に支持されたセレクト回転軸25によってセレクト方向に回転自在に支持されている。セレクト回転軸25の先端には抜止リング26が装着されている。シフト回転軸24の両端には円柱状の回転支持部24bがそれぞれ突設されている。この一対の回転支持部24bがブッシュ27を介してベースブラケット2の左右一対の軸受面15に回転自在に支持されている。
つまり、シフトレバー3は、セレクト回転軸25を中心に揺動することによってセレクト方向に揺動し、セレクト回転軸25と一体となってシフト回転軸24を中心に揺動することによってシフト方向に揺動できる。シフトレバー3は、図5(a)に示すように、セレクト方向の揺動によって、ホーム位置「H」とニュートラル位置「N」の間を移動する。シフトレバーは、シフト方向の揺動によって、ドライブ位置「D」、ニュートラル位置「N」及びリバース位置「R」の間と、ダウンシフト位置「−」、ホーム位置「H」及びアップシフト位置「+」の間を選択的に移動する。
又、下ロッド部23の外周には、チェックロッド28が軸方向に摺動自在に挿入されていると共に、下ロッド部23とチェックロッド28との間の内部スペースにはチェックブロック5側にチェックロッド28を付勢する付勢手段であるコイルスプリング29が収納されている。チェックロッド28は、下ロッド部23の外周径より若干だけ大きな内径を有する円筒部28aと、この先端に一体に設けられた半球先端部28bとから構成されている。チェックロッド28は、その円筒部28aが下ロッド部23にほぼ完全にオーバーラップする位置と円筒部28aが下ロッド部23に支持される最少オーバーラップ位置との間で摺動可能である。つまり、チェックロッド28が下ロッド部23に支持される最少オーバーラップ量以外のオーバーラップ量をシフトレバー3の追従ストローク量とすることができ、チェックブロック5の摺動面40が大きな高低差を有するものでも十分に追従できるようになっている。
シフト位置検出ユニット4は、方形枠体形状のユニットケース30と、このユニットケース30の互いに対向する内面から突出する一対のセレクト検知スライダ31と、ユニットケース30の他の互いに対向する内面から突出する一対のシフト検知スライダ32と、ユニットケース30内に収容され、これら検知スライダ31,32が表面を摺動するベース基板(図示せず)とを備えている。一対のセレクト検知スライダ31は、セレクト方向に移動自在で、且つ、下ロッド部23とチェックロッド28を介してシフトレバー3に密着する方向に付勢されている。一対のシフト検知スライダ32は、シフト方向に移動自在で、且つ、下ロッド部23とチェックロッド28を介してシフトレバー3に密着する方向に付勢されている。各セレクト検知スライダ31と各シフト検知スライダ32には複数の移動接点(図示せず)がそれぞれ設けられ、ベース基板(図示せず)上には複数の固定接点(図示せず)が適所に設けられている。シフトレバー3が変位すると、これに追従して一対のセレクト検知スライダ31や一対のシフト検知スライダ32が変位し、各シフト位置に応じて複数の移動接点(図示せず)と複数の固定接点(図示せず)間の導通パターンが変化し、この出力によって位置情報を得るようになっている。
チェックブロック5は、大略扁平方形形状を有し、その上面より一段低い位置にシフトレバー3の移動軌道であるH字形状の摺動面40を有する。摺動面40は、シフト位置毎に下記するように高さが異なり、且つ、シフトレバー3の各シフト位置に対応する位置では緩やかな傾斜面に、隣り合うシフト位置の間では急な傾斜面として形成されている。これによって、各シフト位置に変位したことを節度感を与えることによって操作者が確認できるようになっている(シフトチェック機能)。又、摺動面40はホーム位置が最も低く、且つ、ホーム位置以外のいずれのシフト位置からもホーム位置に向かって徐々に降下する方向に傾斜されている。これによって、図5(b)に示すように、操作者がホーム位置以外でシフトレバー3から手を離すと、シフトレバー3がコイルスプリング29のスプリング力によって摺動面40を降下する方向に自動的に移動し、最終的にホーム位置に戻るようになっている(ホーム自動復帰機能)。従って、摺動面40は大きな高低差を有する傾斜面となっている。更に、H字状の摺動面40の両側には、摺動面40に沿ってガイド壁41が立設されている。これによって、シフトレバー3が所定の移動軌道に沿ってしか移動できないようになっている(レバーガイド機能)。
上記構成において、操作者がシフトレバー3の握持部21を握持してシフトレバー3をホーム位置から所定のシフト位置に向かって操作力を付与すると、コイルスプリング29のスプリング力が付勢されたチェックロッド28がチェックブロック5の摺動面40を追従移動し、シフトレバー3が目的のシフト位置に変位する。ホーム位置から目的のシフト位置との間は、摺動面40が急な傾斜であるが目的のシフト位置では摺動面40が緩やかな傾斜となり、操作者がシフトレバー3から受ける節度感が急に弱くなり、これによってシフト位置に変位したことをチェック(認識)できる。目的のシフト位置に変位すると、これをシフト位置検出ユニット4が検出してその情報を電気信号として変速機に伝達することになる。又、操作者が目的のシフト位置でシフトレバー3から手を離すと、コイルスプリング29に付勢されたチェックロッド28が摺動面40に降下する方向に付勢力を作用させるため、シフトレバー3が摺動面40を降下する方向に自動的に移動し、最終的にホーム位置に戻る。
以上、本発明では、シフトレバー3の下ロッド部23にチェックロッド28がオーバーラップし、且つ、軸方向に摺動自在に配置されたので、チェックロッド28が下ロッド部23に支持される最少オーバーラップ量以外のオーバーラップ量をシフトレバー3の追従ストローク量とすることができる。又、チェックロッド28はシフトレバー3の下ロッド部23にオーバーラップしているため、装置の大型化をもたらす要因にはならない。以上より、装置の大型化をもたらすことなく、シフトレバー3の追従ストローク量を大きく取ることができる。このようにシフトレバー3の追従ストロークを大きく取ることができることから、上記実施の形態のようにチェックブロック5に高低差のある摺動面40を形成することが可能となり、シフトチェック機能と共にホーム自動復帰機能を付加することができた。又、シフトチェック機能とホーム自動復帰機能のためのコイルスプリング29のスプリング力がシフトレバー3の軸中心に沿って作用するため、シフトレバー3に軸力のみが作用し、操作性が良い。
この実施の形態では、シフトレバー3の下ロッド部23とチェックロッド28のオーバーラップする箇所は、共に筒体に構成され、双方の筒状部分の間に形成される内部スペースにスプリングが収納されている。従って、シフトレバー3とチェックロッド28の内部にできるスペースを付勢手段の収容スペースとして利用したため、コイルスプリング29の設置スペースを別途設ける必要がない。
この実施の形態では、シフト位置検出ユニット4は、シフトレバー3の先端側で、且つ、その側面に追従して移動するセレクト検知スライダ31及びシフト検知スライダ32を有し、これら検知スライダ31,32の変位によってシフトレバー3のシフト位置を電気信号として検出するよう構成されている。従って、シフト位置検出ユニット4をシフトレバー3の中間位置で、且つ、その揺動範囲の外周に配置できるため、シフト位置検出ユニット4が装置の高さ寸法を高くせず、又、装置の横寸法を広くすることなく設置でき、装置をコンパクト化することができる。
なお、この実施の形態では、シフトレバー3とチェックロッド28がオーバーラップする箇所では、下ロッド部23が外周側に、チェックロッド28の円筒部28aが内周側に配置されているが、この配置関係は逆であっても良い。
図6はチェックロッドの支持構造の変形例を示す分解斜視図である。図6に示すように、下ロッド部23は、前記実施の形態と同様に円筒状の筒体に構成され、この円筒状の内部にチェックロッド50が軸方向に摺動自在に挿入されている。チェックロッド50は、下ロッド部23の長さ寸法より短く、且つ、下ロッド部23の内径より少しだけ小さい径の中実軸50aと、この中実軸50aの上端面より上方に突出され、中実軸50aより十分に小径の補助ロッド部50bとから構成されている。中実軸50aの先端面が半球面に形成されている。付勢手段であるコイルスプリング29は、下ロッド部23の内部で、補助ロッド部50bに挿入された状態で収容されている。
この変形例においては、チェックロッド50の中実軸50aが下ロッド部23にほぼ完全にオーバーラップする位置と中実軸50aが下ロッド部23に支持される最少オーバーラップ位置との間で摺動可能である。つまり、チェックロッド50が下ロッド部23に支持される最少オーバーラップ量以外のオーバーラップ量をシフトレバー3の追従ストローク量とすることができる。前記実施の形態と較べて追従ストローク量が小さいが、従来例に較べて大きな追従ストローク量を確保でき、チェックブロック5の摺動面40の大きな高低差を有するものにも追従できる。
前記変形例では、シフトレバー3の下ロッド部23の内部スペースをコイルスプリング29の収容スペースとして利用したため、前記実施の形態と同様に、コイルスプリング29の設置スペースが別途必要ない。又、この変形例では、コイルスプリング29が補助ロッド部50bにガイドされつつ伸縮するよう構成したため、コイルスプリング29の伸縮をスムーズに行うことができ、シフト操作の確実性に寄与する。
なお、前記実施の形態では、チェックブロック5は、シフトチェック機能とレバーガイド機能とホーム自動復帰機能の3つの機能を担当するよう構成されているが、シフトチェック機能と他の任意の1つの機能との2つを担当するよう構成しても良いことはもちろんである。
なお、前記実施の形態では、シフトレバー3は、H字状の移動軌道を有するものであったが、H字状以外の移動軌道(例えばゲート式)であっても本発明を適用できることはもちろんである。
本発明の一実施形態を示し、シフトレバー装置の分解斜視図である。 本発明の一実施形態を示し、ベースブラケット及びシフト位置検出ユニットを取り外したシフトレバー装置の斜視図である。 本発明の一実施形態を示し、図1のA−A線断面図である。 本発明の一実施形態を示し、図1のB−B線断面図である。 本発明の一実施形態を示し、(a)はシフトレバーのシフト位置を説明する図、(b)はシフトレバーの移動軌道とホーム自動復帰機能(セルフリターン)を説明する図である。 下ロッド部とチェックロッドの支持構造の変形例を示す分解斜視図である。 従来例のシフトレバー装置のセレクト方向の断面図である。 従来例のシフトレバー装置のシフト方向の断面図である。
符号の説明
1 シフトレバー装置
2 ベースブラケット
3 シフトレバー
4 シフト位置検出ユニット
5 チェックブロック
23 下ロッド部
28 チェックロッド
28a 円筒部
28b 半球先端部
29 コイルスプリング(付勢手段)
31 セレクト検知スライダ
32 シフト検知スライダ
40 摺動面
50 チェックロッド
50a 中実軸
50b 補助ロッド部

Claims (5)

  1. ベースブラケットに揺動自在に支持されたシフトレバーと、
    前記シフトレバーの先端側にオーバーラップし、且つ、軸方向に摺動自在に配置されたチェックロッドと、
    前記チェックロッドと前記シフトレバーの双方の部材で囲まれる内部に収容され、前記チェックロッドを先端側に付勢する付勢手段と、
    前記チェックロッドの先端に干渉し、前記シフトレバーの各シフト位置への変位を節度感を与えることで操作者に確認させるチェックブロックとを備えたことを特徴とするシフトレバー装置。
  2. 請求項1記載のシフトレバー装置であって、
    前記シフトレバーの先端側と前記チェックロッドのオーバーラップする箇所は、共に筒体に構成され、
    双方の筒体部分の間に形成される内部スペースに前記付勢手段が収納されたことを特徴とするシフトレバー装置。
  3. 請求項1記載のシフトレバー装置であって、
    前記シフトレバーの先端側と前記チェックロッドのオーバーラップする箇所は、
    一方が筒体に構成され、
    他方が一方の筒体よりも小径で、且つ内周面に沿って摺動する軸体に構成され、
    一方の筒体と他方の軸体との間に形成される内部スペースに前記付勢手段が収容されたことを特徴とするシフトレバー装置。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれか1項記載のシフトレバー装置であって、
    前記チェックブロックは、前記チェックロッドの先端が摺動する摺動面を有し、
    前記摺動面は、各シフト位置に対応する位置では緩やかな傾斜面で、且つ、隣り合うシフト位置の間では急な傾斜面として形成されていると共に、ホーム位置が最も低く、且つ、ホーム位置以外のいずれのシフト位置からもホーム位置に向かって徐々に降下する方向に傾斜していることを特徴とするシフトレバー装置。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれか1項記載のシフトレバー装置であって、
    シフト位置検出ユニットは、前記シフトレバーの先端側で、且つ、その側面に追従して移動するスライダを有し、前記スライダの変位によって前記シフトレバーのシフト位置を電気信号として検出するよう構成されたことを特徴とするシフトレバー装置。
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