JP2008155908A - シフトレバー装置 - Google Patents

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Tsunekimi Oba
恒仁 大場
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Abstract

【課題】機能ブロックをベースブラケットに正確な位置で、且つ、傾斜することなく取付けできると共に、取付作業性も良いシフトレバー装置を提供する。
【解決手段】シフトレバー3を揺動自在に支持するベースブラケット2と、ベースブラケット2の下面を被う位置に取付けられ、シフトレバー3の先端側に干渉してシフトレバー3の操作を補助するチェックブロック5とを備えたシフトレバー装置1において、ベースブラケット2の下側ブラケット部材11に係止爪52を、チェックブロック5に係止孔53を設け、取付位置で係止爪52が係止孔53に係止すると共に、下側ブラケット部材11に取付方向に沿って延びる嵌合溝54を、チェックブロック5に取付方向に沿って延びる嵌合突起55を設け、取付位置で嵌合突起55が嵌合溝54に入り込み、取付方向の直交方向に対するチェックブロック5の変位を規制するよう構成した。
【選択図】図6

Description

本発明は、車両用のシフトレバーのシフト位置を電気信号として変速機に出力する、いわゆるシフトバイワイヤー方式のシフトレバー装置に関する。
この種の従来のシフトレバー装置としては、特許文献1に開示されたものがある。このシフトレバー装置100は、図12及び図13に示すように、シフトレバー101と、このシフトレバー101を揺動自在に支持するベースブラケット102と、ベースブラケット102の下面に取付けられ、シフトレバー101の先端側に干渉する機能ブロックであるチェックブロック103と、シフトレバー101のシフト位置を電気的に検出する2カ所のシフト位置検出手段104,105とを備えている。
シフトレバー101は、シフト軸106及びセレクト軸107によってシフト方向とこれに直交するセレクト方向に揺動自在に支持されている。シフトレバー101の先端には、スプリング120で付勢されたボール108が配置されている。
チェックブロック103は、シフトレバー101の先端のボール108が摺動する摺動面109を有し、この摺動面109の各シフト位置に対応する位置には凹部109aが形成されている。シフトレバー101が各シフト位置に変位したことを節度感を与えることによって操作者が確認できるようになっている(シフトチェック機能)。チェックブロック103は、図14に示すように、ネジ110でベースブラケット102に取付けされている。
上記従来例では、チェックブロック103がネジ110でベースブラケット102に取付けされているため、正確な位置でガタ付きなく取付けされる。従って、チェックブロック103がガタ付きによって取付方向の直交方向に位置ずれを起こしたり、ガタ付きによって傾斜したりすることがないため、各シフト位置において正確にシフトチェック機能が実行される。
特開2000−142158号公報
しかしながら、上記従来例では、機能ブロックであるチェックブロック103をベースブラケット102にネジ止めによって取付けするため、取付作業性が悪いという問題があった。
そこで、本発明は、前記した課題を解決すべくなされたものであり、機能ブロックをベースブラケットに正確な位置で、且つ、傾斜することなく取付けできると共に、取付作業性も良いシフトレバー装置を提供することを目的とする。
請求項1の発明は、シフトレバーを揺動自在に支持するベースブラケットと、前記ベースブラケットの下面に取付けられ、前記シフトレバーの先端側に干渉して前記シフトレバーの操作を補助する機能ブロックとを備えたシフトレバー装置において、前記ベースブラケットと前記機能ブロックのいずれか一方に係止爪を、他方に被係止部を設け、前記ベースブラケットと前記機能ブロックの取付位置で前記係止爪が前記被係止部に係止すると共に、前記ベースブラケットと前記機能ブロックのいずれか一方に取付方向に沿って延びる嵌合突起を、他方に取付方向に沿って延びる嵌合溝を設け、前記ベースブラケットと前記機能ブロックの取付位置で前記嵌合突起が前記嵌合溝に嵌合することを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1記載のシフトレバー装置であって、前記ベースブラケットと前記機能ブロックに設けられた互いに直交する4つの側壁の内、前記シフトレバーを軸支する支持側壁に形成される前記嵌合突起、および前記嵌合溝が、前記シフトレバーを軸支する軸受部から離間し、且つ前記両支持側壁の対角に位置するように配置されたことを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1記載のシフトレバー装置であって、前記嵌合突起と前記嵌合溝は、前記ベースブラケットと前記機能ブロックに設けられた互いに直交する4つの側壁にそれぞれ設けられたことを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項2、または請求項3記載のシフトレバー装置であって、前記嵌合突起と前記嵌合溝は、前記側壁を構成し、且つ前記ベースブラケットと前記機能ブロックとが重なる部位である内壁に少なくとも設けられたことを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1〜請求項4のいずれか1項記載のシフトレバー装置であって、前記機能ブロックは、前記シフトレバーの先端面が摺動し、各シフト位置に変位したことを節度感を与えることによって確認するシフトチェック機能を有するチェックブロックであることを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項5記載のシフトレバー装置であって、前記チェックブロックは、前記シフトレバーの先端側を所定のシフト移動軌跡に沿ってガイドするレバーガイド機能を有することを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項5、または請求項6記載のシフトレバー装置であって、前記チェックブロックは、前記シフトレバーがホーム位置以外の位置に位置する際に、前記シフトレバーから手を離すとホーム位置に自動で戻るホーム自動復帰機能を有することを特徴とする。
請求項8の発明は、請求項1〜請求項3のいずれか1項記載のシフトレバー装置であって、前記嵌合突起は挿入側端部(上端)が前記取付方向に対して斜めに後退するように形成されていることを特徴とする。
請求項9の発明は、請求項1〜請求項3のいずれか1項記載のシフトレバー装置であって、前記嵌合突起は断面円弧形状に形成されていることを特徴とする。
以上説明したように、請求項1の発明によれば、機能ブロックをベースブラケットに取付けるべく双方を合体させると、嵌合突起が嵌合溝に嵌合すると共に係止爪が被係止部に係止し、このような単純な合体作業のみで取付けが完了する。ここで、係止爪と被係止部のみの係止構造では、機能ブロックとベースブラケット間には取付方向及びその直交方向にガタ付きが存在するが、嵌合突起と嵌合溝の嵌合によって機能ブロックがベースブラケットに対し正確な位置で、且つ、取付方向の直交方向にガタ付きなく取付けされるため、機能ブロックがベースブラケットに対し傾斜することがない。以上より、機能ブロックをベースブラケットに正確な位置で、且つ、傾斜することなく取付けできると共に、取付作業性も良い。
請求項2の発明によれば、請求項1の発明に加え、シフトレバーを軸支する軸受部から離間し、且つ両支持側壁の対角に位置するように配置することで、がたつきを防止して、精度の高い位置決めが可能となる。
請求項3の発明によれば、請求項1の発明に加え、シフト方向及びセレクト方向の両方向に対し機能ブロックの位置決めと傾斜防止ができる。
請求項4の発明によれば、外壁に較べて構造的に強度である内壁に嵌合突起及び嵌合溝を設けるため、機能ブロックの位置決めと傾斜防止をより確実に行うことができる。
請求項5の発明によれば、機能ブロックがガタ付かないため、シフトチェック機能を正確に実行する。
請求項6の発明によれば、機能ブロックがガタ付かないため、レバーガイド機能を正確に実行する。
請求項7の発明によれば、機能ブロックがガタ付かないため、ホーム自動復帰機能を確実に実行する。
請求項8の発明によれば、嵌合突起の挿入側端部に斜面が形成されたことで、寸法誤差による高さ方向のがたつきが吸収され、精度の高い位置決めが可能となる。
請求項9の発明によれば、嵌合突起を断面円弧形状に形成することで、ベースブラケットに機能ブロックを組付ける際に、嵌合突起の挿入側端部でのこじりが抑制され、組付け作業が容易になる。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1〜図8は本発明の一実施形態を示し、図1はシフトレバー装置の分解斜視図、図2はベースブラケット及びシフト位置検出ユニットを取り外したシフトレバー装置の斜視図、図3は図1のA−A線断面図、図4は図1のB−B線断面図、図5(a)はシフトレバーのシフト位置を説明する図、図5(b)はシフトレバーの移動軌道とホーム自動復帰機能(セルフリターン)を説明する図、図6は下側ブラケット部材とチェックブロックの分解斜視図、図7はチェックブロックがセレクト方向の外力によって傾斜しないことを説明する図、図8はチェックブロックがシフト方向の外力によって傾斜しないことを説明する図である。
図1〜図4に示すように、車両用のシフトレバー装置1は、車体に固定されたベースブラケット2と、このベースブラケット2に揺動自在に支持されたシフトレバー3と、このシフトレバー3の各シフト位置を電気信号として検出するシフト位置検出ユニット4と、ベースブラケット2の下面を被うように取付けられた機能ブロックであるチェックブロック5とから大略構成されている。
ベースブラケット2は、中央にシフトレバー3が貫通するレバー孔10aを有する上側ブラケット部材10と、この上側ブラケット部材10が上面の開口を塞ぐように組み付けされた下側ブラケット部材11とから構成されている。上側ブラケット部材10の上面で、且つ、レバー孔10aの周囲は、一段低い段差面10bとされている。この段差面10bにはプレート12が取付けられている。このプレート12には、シフトレバー3の各シフト位置が表示されている。シフト位置は、ニュートラル位置「N」、ドライブ位置「D」、リバース位置「R」、ホーム位置「H」、ダウンシフト位置「−」及びアップシフト位置「+」である。
下側ブラケット部材11は、上下面が開放された四角形の箱形状をなし、その対向する上端に左右一対の鍔部11aが突設されている。この各鍔部11aに車体への取付孔11bが形成されている。この取付孔11bを利用してシフトレバー装置1が車体に固定される。
又、上側ブラケット部材10と下側ブラケット部材11の互いの突き合わせ面で、且つ、左右対称位置には、全体として軸受面15を構成する半円弧面15a,15bがそれぞれ形成されている。
シフトレバー3は、ロッド状のレバー本体20と、このレバー本体20の上端に固定された握持部21と、レバー本体20の下端に固定された中央支持ブロック22と、この中央支持ブロック22の下端突出部22aに圧入された円筒状の下ロッド部23とを備えている。
レバー本体20の根本部より上方が上側ブラケット部材10のレバー孔10aより外部に突出され、レバー本体20の根本部より下方がベースブラケット2内に配置されている。
中央支持ブロック22は、シフト回転軸24のレバー貫通孔24a内に配置され、シフト回転軸24に支持されたセレクト回転軸25によってセレクト方向に回転自在に支持されている。セレクト回転軸25の先端には抜止リング26が装着されている。シフト回転軸24の両端には円柱状の回転支持部24bがそれぞれ突設されている。この一対の回転支持部24bがブッシュ27を介してベースブラケット2の左右一対の軸受面15に回転自在に支持されている。
つまり、シフトレバー3は、セレクト回転軸25を中心に揺動することによってセレクト方向に揺動し、セレクト回転軸25と一体となってシフト回転軸24を中心に揺動することによってシフト方向に揺動できる。シフトレバー3は、図5(a)に示すように、セレクト方向の揺動によって、ホーム位置「H」とニュートラル位置「N」の間を移動する。シフトレバーは、シフト方向の揺動によって、ドライブ位置「D」、ニュートラル位置「N」及びリバース位置「R」の間と、ダウンシフト位置「−」、ホーム位置「H」及びアップシフト位置「+」の間を選択的に移動する。
又、下ロッド部23の外周には、チェックロッド28が軸方向に摺動自在に挿入されていると共に、下ロッド部23とチェックロッド28の内部スペースにはチェックブロック5側にチェックロッド28を付勢するコイルスプリング29が収納されている。チェックロッド28は、下ロッド部23の外周径より若干だけ大きな内径を有する円筒部28aと、この先端に一体に設けられた半球先端部28bとから構成されている。チェックロッド28は、その円筒部28aが下ロッド部23にほぼ完全にオーバーラップする位置と円筒部28aが下ロッド部23に支持される最少オーバーラップ位置との間で摺動可能であり、チェックブロック5の摺動面40が大きな高低差を有するものでも十分に追従できるようになっている。
シフト位置検出ユニット4は、方形枠体形状のユニットケース30と、このユニットケース30の互いに対向する内面から突出する一対のセレクト検知スライダ31と、ユニットケース30の他の互いに対向する内面から突出する一対のシフト検知スライダ32と、ユニットケース30内に収容され、これら検知スライダ31,32が表面を摺動するベース基板(図示せず)とを備えている。一対のセレクト検知スライダ31は、セレクト方向に移動自在で、且つ、下ロッド部23とチェックロッド28を介してシフトレバー3に密着する方向に付勢されている。一対のシフト検知スライダ32は、シフト方向に移動自在で、且つ、下ロッド部23とチェックロッド28を介してシフトレバー3に密着する方向に付勢されている。各セレクト検知スライダ31と各シフト検知スライダ32には複数の移動接点(図示せず)がそれぞれ設けられ、ベース基板(図示せず)上には複数の固定接点(図示せず)が適所に設けられている。シフトレバー3が変位すると、これに追従して一対のセレクト検知スライダ31や一対のシフト検知スライダ32が変位し、各シフト位置に応じて複数の移動接点(図示せず)と複数の固定接点(図示せず)間の導通パターンが変化し、この出力によって位置情報を得るようになっている。
チェックブロック5は、大略扁平方形形状を有し、その上面より一段低い位置にシフトレバー3の移動軌道であるH字形状の摺動面40を有する。摺動面40は、シフト位置毎に下記するように高さが異なり、且つ、シフトレバー3の各シフト位置に対応する位置では緩やかな傾斜面に、隣り合うシフト位置の間では急な傾斜面として形成されている。これによって、各シフト位置に変位したことを節度感を与えることによって操作者が確認できるようになっている(シフトチェック機能)。又、摺動面40はホーム位置が最も低く、且つ、ホーム位置以外のいずれのシフト位置からもホーム位置に向かって徐々に降下する方向に傾斜されている。これによって、図5(b)に示すように、操作者がホーム位置以外でシフトレバー3から手を離すと、シフトレバー3がコイルスプリング29のスプリング力によって摺動面40を降下する方向に自動的に移動し、最終的にホーム位置に戻るようになっている(ホーム自動復帰機能)。更に、H字状の摺動面40の両側には、摺動面40に沿ってガイド壁41が立設されている。これによって、シフトレバー3が所定の移動軌道に沿ってしか移動できないようになっている(レバーガイド機能)。
次に、チェックブロック5の下側ブラケット部材11への取付構造を説明する。図6に示すように、下側ブラケット部材11の4面の側壁50は、外壁50aと、外壁50aより一段内側に退出した内壁50bとから構成されている。又、チェックブロック5の4面の側壁51は、内壁51aと、内壁51aの下端より外側にフランジ状に突出する外壁51bとから構成されている。つまり、チェックブロック5と下側ブラケット部材11は、下側ブラケット部材11の内壁50bがチェックブロック5の内壁51aと重なりつつ、チェックブロック5の内壁51aと外壁51bの間のスペースに入り込む状態で取付けされる。ここで、下側ブラケット部材11の内壁50bの内面寸法及び外面寸法と、チェックブロック5の内壁51aの外面寸法及び外壁51bの内面寸法は、取付け時にクリアランスを持って入り込む寸法関係に設定されている。
下側ブラケット部材11の互いに対向する2面の内壁50bには係止爪52が2カ所に、チェックブロック5の互いに対向する2面の外壁51bには被係止部である係止孔53が2カ所にそれぞれ設けられている。
又、下側ブラケット部材11の4面の外壁50aの内面50cと内壁50bの内面50dに渡って、取付方向Tに沿って延びる嵌合溝54が、チェックブロック5の4面の内壁51aには、取付方向Tに沿って延びる嵌合突起55がそれぞれ1カ所に設けられている。各嵌合溝54及び嵌合突起55は、下側ブラケット部材11及びチェックブロック5の取付方向Tの直交方向(セレクト方向S1及びシフト方向S2)に対して正確な位置に設定されている。
次に、チェックブロック5を下側ブラケット部材11に取付ける作業を説明する。チェックブロック5を下側ブラケット部材11の下方に位置合わせし、取付方向Tに移動する。すると、先ず、嵌合突起55が嵌合溝54に入り込む。取付位置まで移動すると、嵌合突起55が嵌合溝54に完全に嵌合すると共に、係止爪52が係止孔53に係止し、これでチェックブロック5が下側ブラケット部材11に取付けられる。このように単純な合体作業のみで取付けが完了する。
ここで、係止爪52と係止孔53のみの係止構造では、チェックブロック5と下側ブラケット部材11間には取付方向T及びその直交方向S1,S2にガタ付きが存在するが、嵌合突起55と嵌合溝54の嵌合によってチェックブロック5が下側ブラケット部材11に対し正確な位置で、且つ、取付方向Tの直交方向S1,S2にガタ付きなく取付けされる。つまり、図7及び図8に示す傾斜方向Rの外力が作用しても嵌合突起55と嵌合溝54の間にはクリアランスが全くないため、チェックブロック5が傾斜しない。以上より、チェックブロック5をベースブラケット2の下側ブラケット部材11に正確な位置で、且つ、傾斜することなく取付けできると共に、取付作業性も良い。
この実施の形態では、嵌合突起55と嵌合溝54は、互いに直交する4つの側壁50,51にそれぞれ設けられているので、シフト方向及びセレクト方向の両方向に対しチェックブロック5の位置決めと傾斜防止を行うことができる。
この実施の形態では、嵌合突起55と嵌合溝54は、ともに断面矩形形状を備え、内壁51a、および外壁50aと、内壁50bの内面50c、50dにそれぞれ設けられている。内壁50bは、内壁51aと外壁51bに挟まれているため構造的に強度であるとともに、チェックブロック5の位置決めと傾斜防止をより確実に行うことができる。
この実施の形態では、チェックブロック5は、シフトレバー3の先端面が摺動し、各シフト位置に変位したことを節度感を与えることによって操作者が確認できるシフトチェック機能と、シフトレバー3の先端側を所定のシフト移動軌跡に沿ってガイドするレバーガイド機能と、シフトレバー3がホーム位置以外の位置に位置する際に、シフトレバー3から手を離すとホーム位置に自動で戻るホーム自動復帰機能とを備えている。従って、これら機能が位置ずれ等によって支障を来すことなく正確に行われる。
なお、本実施形態では、チェックブロック5の外壁51bが内壁51aよりも低く設定されつつ、嵌合突起55が内壁51aの上縁まで延設されているため、嵌合溝54が内壁50bの内面50dから外壁50aの内面50cに渡って延設されているが、外壁51bと内壁51aとが同じ高さの場合や、外壁51bが内壁51aよりも高い場合には、嵌合溝54を内壁50bのみに形成してもよい。
図9はチェックブロック5と下側ブラケット部材11の取付構造の第1の変形例を示す分解斜視図である。図9に示すように、この第1の変形例では、前記実施の形態と比較すると、嵌合突起55と嵌合溝54がチェックブロック5Aと下側ブラケット部材11Aの互いに対向する2面にのみ設けられている点が相違する。他の構成は、前記実施の形態と同様であるため、図面に同一符号を付してその説明を省略する。
この第1の変形例では、チェックブロック5Aを下側ブラケット部材11Aにセレクト方向の正確な位置で、且つ、セレクト方向に傾斜することなく取付けできると共に、取付作業性も良い。なお、嵌合突起55と嵌合溝54を前記とは異なる互いに対向する2面に設けても良いことはもちろんである。
尚、前記実施の形態及び第1の変形例では、下側ブラケット部材11に係止爪52を、チェックブロック5に係止孔53を設けたが、係止爪52と係止孔53の配置は逆であっても良いことはもちろんである。又、下側ブラケット部材11に嵌合溝54を、チェックブロック5に嵌合突起55を設けたが、嵌合溝54と嵌合突起55の配置は逆であっても良いことはもちろんである。
また、前記実施の形態では、機能ブロックはチェックブロック5にて構成され、チェックブロック5がシフトチェック機能とレバーガイド機能とホーム自動復帰機能の3つの機能を担当するよう構成されているが、この内の任意の1つ又は任意の2つの機能を担当する機能ブロックであっても良い。
更に、前記実施の形態では、シフトレバー3は、H字状の移動軌道を有するものであったが、H字状以外の移動軌道(例えばゲート式)であっても本発明を適用できることはもちろんである。
図10、図11は本発明の第2の変形例を示し、図10はチェックブロックと下側ブラケット部材の取付構造の第2の変形例を示す分解斜視図、図11はチェックブロックを下側ブラケット部材に取付けた様子を示す要部断面図である。図10、図11に示すように、この第2の変形例では、前記実施の形態と比較すると、以下の点が相違する。なお、他の構成は、前記実施の形態と同様であるため、図面に同一符号を付してその説明を省略する。
チェックブロック5Bの4つの側壁51の内壁51aは、前述の内壁であるシフトレバー3のシフト方向に沿って対向配置された一組の支持側壁56と、前述の内壁であるシフト方向と直交するセレクタ方向に沿って対向配置された一組の非支持側壁57とから構成され、嵌合突起55Bは、支持側壁56上に形成されている。嵌合溝54は、下側ブラケット部材11の支持側壁56と対向する外壁50aの内面50cと内壁50bの内面50dに形成されている。また、第2の変形例については、非支持側壁57には嵌合突起は形成されていない。そのため、嵌合突起が入り込む嵌合溝も下側ブラケット部材11には形成されていない。なお、支持側壁56には、シフトレバー3のシフト回転軸24を軸支する軸受部である軸受面15を構成する半円弧面15bが配置されている。
支持側壁56に形成される嵌合突起55B、および嵌合溝54は、軸受面15から離間し、且つ両支持側壁56の対角に配置されている。つまり、支持側壁56の各壁のシフト方向の一側端縁と他側端縁にそれぞれ対角に位置するように配置されている。
また、嵌合突起55Bは、端縁に限らず、シフトレバー3を軸支する軸受部から対角に離間していればよい。
さらに、各嵌合突起55Bは、挿入側端部である図の上端が取付方向Tに対して斜めに後退する斜面58が形成されているとともに、断面が円弧形状に形成されている。なお、各嵌合溝54は、断面矩形形状に形成されている。
このような構成とする理由として、シフト方向に揺動するシフト回転軸24が下側ブラケット部材11Bの軸受面15に軸支されるので、シフトレバー3を操作し、シフト方向に沿った支持側壁56に力が加わった際に、下側ブラケット部材11Bがチェックブロック5Bに対して発生するがたつきがある。
しかしながら、この変形例では、支持側壁56の各壁のシフト方向の一側端縁と他側端縁にそれぞれ対角に位置するように嵌合突起55Bと嵌合溝54とが配置されたことで、シフトレバーを軸支する軸受部から離間するため、僅かながたつきでも嵌合突起55Bと嵌合溝54とが係合し、がたつきが防止され、精度の高い位置決めが可能となる。
また、この実施の形態では、図11に示すように、下側ブラケット部材11B、およびチェックブロック5Bがともに樹脂材で成形されており、嵌合突起55Bの挿入側端部に斜面58が形成されたことで、下側ブラケット部材11Bにチェックブロック5Bを取付けた際に、寸法誤差による嵌合突起55Bと嵌合溝との間の高さ方向の段差の角部が、斜面58に食い込んでがたつきが吸収され、精度の高い位置決めが可能となる。
さらに、嵌合突起55Bを断面円弧形状に形成することで、下側ブラケット部材11Bにチェックブロック5Bを組付ける際に、嵌合突起55Bの挿入側端部でのこじりが抑制され、組付け作業が容易になる。
なお、本変形例では、支持側壁56の各壁のシフト方向の一側端縁か他側端縁のいずれかに嵌合突起55Bと嵌合溝54とが配置されているが、一側端縁と他側端縁の両方に嵌合突起55Bと嵌合溝54とを配置しても良い。
また、本変形例では、嵌合突起55Bの挿入側端部に斜面58を形成しているが、嵌合突起ではなく嵌合溝54に斜面を形成しても同様の作用効果を得ることができる。
本発明の一実施形態を示し、シフトレバー装置の分解斜視図である。 本発明の一実施形態を示し、ベースブラケット及びシフト位置検出ユニットを取り外したシフトレバー装置の斜視図である。 本発明の一実施形態を示し、図1のA−A線断面図である。 本発明の一実施形態を示し、図1のB−B線断面図である。 本発明の一実施形態を示し、(a)はシフトレバーのシフト位置を説明する図、(b)はシフトレバーの移動軌道とホーム自動復帰機能(セルフリターン)を説明する図である。 本発明の一実施形態を示し、下側ブラケット部材とチェックブロックの分解斜視図である。 本発明の一実施形態を示し、チェックブロックがセレクト方向の外力によって傾斜しないことを説明する図である。 本発明の一実施形態を示し、チェックブロックがシフト方向の外力によって傾斜しないことを説明する図である。 第1の変形例を示す下側ブラケット部材とチェックブロックの分解斜視図である。 第2の変形例を示す下側ブラケット部材とチェックブロックの分解斜視図である。 第2の変形例を示し、チェックブロックを下側ブラケット部材に取付けた様子を示す要部断面図である。 従来例のシフトレバー装置のセレクト方向の断面図である。 従来例のシフトレバー装置のシフト方向の断面図である。 従来例のシフトレバー装置の底面図である。
符号の説明
1 シフトレバー装置
2 ベースブラケット
3 シフトレバー
5,5A チェックブロック(機能ブロック)
10 上側ブラケット部材
11,11A 下側ブラケット部材
50 側壁
50a 外壁
50b 内壁
51 側壁
51a 内壁
51b 外壁
52 係止爪
53 係止孔(被係止部)
54 嵌合溝
55 嵌合突起

Claims (9)

  1. シフトレバーを揺動自在に支持するベースブラケットと、前記ベースブラケットの下面に取付けられ、前記シフトレバーの先端側に干渉して前記シフトレバーの操作を補助する機能ブロックとを備えたシフトレバー装置において、
    前記ベースブラケットと前記機能ブロックのいずれか一方に係止爪を、他方に被係止部を設け、前記ベースブラケットと前記機能ブロックの取付位置で前記係止爪が前記被係止部に係止すると共に、
    前記ベースブラケットと前記機能ブロックのいずれか一方に取付方向に沿って延びる嵌合突起を、他方に取付方向に沿って延びる嵌合溝を設け、前記ベースブラケットと前記機能ブロックの取付位置で前記嵌合突起が前記嵌合溝に嵌合することを特徴とするシフトレバー装置。
  2. 請求項1記載のシフトレバー装置であって、
    前記ベースブラケットと前記機能ブロックに設けられた互いに直交する4つの側壁の内、前記シフトレバーを軸支する支持側壁に形成される前記嵌合突起、および前記嵌合溝が、前記シフトレバーを軸支する軸受部から離間し、且つ前記両支持側壁の対角に位置するように配置されたことを特徴とするシフトレバー装置。
  3. 請求項1記載のシフトレバー装置であって、
    前記嵌合突起と前記嵌合溝は、前記ベースブラケットと前記機能ブロックに設けられた互いに直交する4つの側壁にそれぞれ設けられたことを特徴とするシフトレバー装置。
  4. 請求項2、または請求項3記載のシフトレバー装置であって、
    前記嵌合突起と前記嵌合溝は、前記側壁を構成し、且つ前記ベースブラケットと前記機能ブロックとが重なる部位である内壁に少なくとも設けられたことを特徴とするシフトレバー装置。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれか1項記載のシフトレバー装置であって、
    前記機能ブロックは、前記シフトレバーの先端面が摺動し、各シフト位置に変位したことを節度感を与えることによって確認するシフトチェック機能を有するチェックブロックであることを特徴とするシフトレバー装置。
  6. 請求項5記載のシフトレバー装置であって、
    前記チェックブロックは、前記シフトレバーの先端側を所定のシフト移動軌跡に沿ってガイドするレバーガイド機能を有することを特徴とするシフトレバー装置。
  7. 請求項5、または請求項6記載のシフトレバー装置であって、
    前記チェックブロックは、前記シフトレバーがホーム位置以外の位置に位置する際に、前記シフトレバーから手を離すとホーム位置に自動で戻るホーム自動復帰機能を有することを特徴とするシフトレバー装置。
  8. 請求項1〜請求項3のいずれか1項記載のシフトレバー装置であって、
    前記嵌合突起は挿入側端部(上端)が前記取付方向に対して斜めに後退するように形成されていることを特徴とするシフトレバー装置。
  9. 請求項1〜請求項3のいずれか1項記載のシフトレバー装置であって、
    前記嵌合突起は断面円弧形状に形成されていることを特徴とするシフトレバー装置。
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