JP2015123912A - シフトレバー装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】製造コストや装置全体の重量を増大させることなく、十分な強度を備えたシフトレバー装置を提供する。【解決手段】操作レバー3は、金属棒3aの一端側に樹脂材からなるレバー基部3bが一体に成型されて、レバー基部3bに一体に設けた軸支部33を介してベースブラケット2に対して、シフト方向と、シフト方向に直交するセレクト方向に揺動可能に枢支されており、レバー基部3bの一方の側面に軸支部33を設けるとともに、他方の側面にセレクト方向に沿って延設されるセレクト側連係軸34と、セレクト側連係軸34の先端部に略球状に形成されるセレクト球状突起35とを、一体に形成する。【選択図】図2
Description
本発明は、操作レバーが前後左右に揺動し、主にマニュアルトランスミッション(MT)に適用されるシフトレバー装置に関する。
従来、マニュアルトランスミッション(MT)用のシフトレバー装置は、操作レバーをベースブラケットに揺動可能に枢支することによって、操作レバーのシフト(車両前後)方向とセレクト(車両左右)方向の揺動をそれぞれケーブルを介してマニュアルトランスミッションに伝達する構成のものが、広く用いられている。
このようなシフトレバー装置において、特許文献1に記載の技術にあっては、図5に示すように、ベースブラケット102、操作レバー103、およびセレクトレバー104を備え、操作レバー103はベースブラケット102にシフト方向(車両前後方向)とセレクト方向(車両左右方向)に揺動可能に枢支され、セレクトレバー104はシフト方向に揺動可能に軸支される。また、操作レバー103とセレクトレバー104との間には、セレクト連係部115が構成され、操作レバー103のセレクト方向の揺動動作が、セレクト連係部115によって、セレクトレバー104をシフト方向に沿った揺動動作に変換される。そして、操作レバー103をシフト方向に操作することで、操作レバー103に連係されるシフト側ケーブル(図示せず)を押引きし、操作レバー103をセレクト方向に操作することで、セレクトレバー104に連係されるセレクト側ケーブル(図示せず)を押引きし、トランスミッション(図示せず)を切替える。
そして、上記動作を行なうために、セレクト連係部115は、操作レバー103の側部からセレクト方向に沿って延設されるセレクト側連係軸134の先端に、球状に形成されるセレクト球状突起135と、セレクトレバー104に開口するセレクト側連係受孔142とで構成され、セレクト球状突起135が、セレクト側連係受孔142内を摺動可能に隙間無く挿通される。
ところで、上記シフトレバー装置101では、セレクトレバー104がセレクト側ケーブルを押引きするために、セレクト側連係軸134は、所定の長さに設定されなければならないが、操作レバー103をセレクト方向に操作した際の力が、セレクト側連係軸134の基部に作用する。このため、セレクト側連係軸134を金属で構成し、金属製の操作レバー103に溶接等の加工を行ない、一体に形成することで、十分な強度を確保している。
ところが、セレクト側連係軸134を金属製とし、溶接等の加工を行なう構成では、製造コストがかさむ上、装置全体の重量が増大するという問題が生じる。
そこで、本発明は、上記事情を考慮し、製造コストや装置全体の重量を増大させることなく、十分な強度を備えたシフトレバー装置を提供することを目的とする。
請求項1の発明は、上端部に操作部が設けられるとともに、下部に軸支部が一体に設けられた操作レバーが、該軸支部を介してベースブラケットに対して、シフト方向と、該シフト方向に直交するセレクト方向に揺動可能に枢支されるシフトレバー装置であって、前記操作レバーは、棒状の金属材の一端側に樹脂材によりレバー基部が一体に形成されており、該レバー基部の一側面には、前記軸支部が一体に形成されるとともに、該レバー基部の他側面には、前記セレクト方向に沿って延設されるセレクト側連係軸と、該セレクト側連係軸の先端部に略球状に形成されるセレクト球状突起とが、一体に形成されることを特徴としている。
請求項2の発明は、請求項1に記載のシフトレバー装置において、前記操作レバーの前記レバー基部の下端に設けられ、該操作レバーをシフト方向に沿って操作することによって、シフト方向に揺動するシフト側連係腕部と、前記ベースブラケットに対して、シフト方向に沿って揺動可能に軸支されたセレクトレバーとを備え、該操作レバーの前記操作部をセレクト方向に沿って、前記セレクト側連係軸が延設される方向とは逆の方向に操作した際に、該セレクトレバーと略平行となるように、該シフト側連係腕部が前記セレクト側連係軸に直交する方向に対して屈曲しつつ、延設されたことを特徴としている。
請求項3の発明は、請求項1、または請求項2に記載のシフトレバー装置において、前記セレクト側連係軸は、その基部が、前記操作レバー側が太く、前記セレクト球状突起側が細く設定された略台形形状を備えることを特徴としている。
請求項1の発明において、操作レバーには、棒状の金属棒の一端側に樹脂材によりレバー基部が一体に成形されており、このレバー基部の一側面に軸支部が一体に形成されるとともに、他側面にセレクト側連係軸とセレクト球状突起とを一体に形成することで、軸支部とセレクト球状突起の長さを変えることなく、セレクト側連係軸の長さを短くできるため、樹脂材でも十分な強度を確保できる。
請求項2の発明において、シフト側連係腕部をセレクト側連係軸に直交する方向に対して屈曲しつつ、延設することで、シフト側連係腕部とセレクトレバーの干渉を防止しつつ、操作レバーとセレクトレバーとを近接して配置することが可能となり、セレクト側連係軸の長さをさらに短くできるため、樹脂材で十分な強度を確保できる。
請求項3の発明において、セレクト側連係軸を略台形形状に設定することによって、セレクト球状突起の回転摺動を妨げることなく、セレクト側連係軸の強度を高めることができる。
以下、本発明の第1実施形態について、図面を参照して説明する。本実施形態のシフトレバー装置1は、主にマニュアルトランスミッション(MT)に適用されるものである。シフトレバー装置1は、図1〜図4に示すように、ベースブラケット2、操作レバー3、およびセレクトレバー4を備え、後述する操作レバー支持部(軸支部)11を介して、ベースブラケット2に操作レバー3が、シフト方向(車両前後方向)と、シフト方向に直交するセレクト方向(車両左右方向)に揺動可能に枢支されるとともに、後述するセレクトレバー支持部14を介して、セレクトレバー4がシフト方向に揺動可能に枢支される。そして、操作レバー3をシフト方向に操作することで、操作レバー3に連係されるシフト側ケーブル(図示せず)を押引きし、操作レバー3をセレクト方向に操作することで、操作レバー3がセレクトレバー4を回動し、セレクトレバー4に連係されるセレクト側ケーブル(図示せず)を押引きし、トランスミッション(図示せず)を切替える。なお、図1において、図の上下左右が、車両のセンターコンソール(図示せず)に取付けられた状態におけるシフトレバー装置1の上下左右に対応する。
ベースブラケット2は、ガラス繊維入りの硬質樹脂材を射出成形することによって、略矩形状の枠体に成形されている。ベースブラケット2は、下方四隅に設置孔21を備え、設置孔21を貫通するボルト(図示せず)によって、車体(図示せず)のフロアパネルに設置される。また、ベースブラケット2は、操作レバー支持部11を構成する軸受部材5を収容する軸受収容部22と、後述するセレクトレバー4を支持するセレクトレバー支持部14を構成するセレクト支持軸23とを備えている。
軸受収容部22は、ベースブラケット2の上部に、略円筒状の穴の内周面を構成する側壁22aと、穴の底面を構成する底壁22bとによって、左右方向の一方が開口する凹部として形成されている。また、底壁22bは、環形状を有し、その中央部が開口している。さらに、円筒状の側壁22aの内周面における対向する上下2箇所に、軸方向に沿って爪溝22cが形成される。また爪溝22cの底壁22b近傍には、底壁22bの裏側から軸方向に貫通し、爪溝22c内に径方向の段部からなる係止段部22dが形成される。なお、係止段部22dは、後述する弾性爪部53とともに軸受固定構造12を構成する。 セレクト支持軸23は、ベースブラケット2の上部に、左右方向の一方側に向かって突出する円筒状の突起で構成される。
操作レバー3は、棒状の金属棒3aで構成され、その一端側が樹脂材にインサート成型されてレバー基部3bが一体に形成されている。操作レバー3の上端部(金属棒3aの他端側)には、操作部である操作ノブ(図示せず)が配置される。また、操作レバー3の下端部には、操作レバー3をシフト方向に沿って操作した際に、シフト方向に揺動するように、下方に向かってシフト側連係腕部36が延設されている。さらに、シフト側連係腕部36は、操作レバー3をセレクト方向に沿って、セレクト側連係軸34が延設される方向とは逆の方向(図2の左側)に操作した際に、セレクトレバー4と略平行となるように、棒状の金属材を略く字形状に屈曲しつつ、延設されている。そして、シフト側連係腕部36の下端部にはシフト側連係部31が設けられ、トランスミッション(図示せず)から延設されるシフト側ケーブル(図示せず)が、シフト側連係部31に連係される。
さらに、操作レバー3の中間部には、レバー基部3bと一体に、左右方向の一方側の側面から、軸線方向に対して直交しつつ、セレクト方向に沿って、操作レバー支持軸32が突設されている。そして、操作レバー支持軸32の先端に、軸支部として操作レバー支持部11を構成する球状凸部33が形成されている。操作レバー支持軸32は、その基部が、操作レバー3側が太く、球状凸部33側が細く設定された略台形形状を備えている。
また、操作レバー3のレバー基部3bには、左右方向の他方側の側面から、操作レバー支持軸32と同軸上にセレクト側連係軸34が突設されている。そして、セレクト側連係軸34の先端には、セレクト連係部15を構成するセレクト球状突起35が形成されている。セレクト側連係軸34も、その基部34aが、操作レバー3側が太く、セレクト球状突起35側が細く設定された略台形形状を備えている。
操作レバー支持軸32、球状凸部33、セレクト側連係軸34、およびセレクト球状突起35は、金属棒3aをインサート成型する際に、形成される。また、シフト側連係部31は、金属のピンであり、金属棒3aをインサート成型する際に、同時にインサート成型することで、操作レバー3に一体に形成される。
セレクトレバー4は、硬質の樹脂材によって略三角形形状を有する厚板状部材に形成されている。各角部には、セレクト軸孔41、セレクト側連係受孔42、およびセレクト側連係部43が形成され、セレクト軸孔41とセレクト側連係受孔42が上方に、セレクト側連係部43が下方に位置する逆三角形の状態で、ベースブラケット2に配設される。セレクト軸孔41は、セレクトレバー4を板厚方向に貫通する貫通孔で、ベースブラケット2のセレクト支持軸23に回動可能に支持され、セレクト支持軸23とともに、後述するセレクトレバー支持部14を構成している。セレクト側連係受孔42は、セレクトレバー4を板厚方向に貫通する貫通孔で、後述するセレクト連係部15を構成している。セレクト側連係部43は、トランスミッション(図示せず)から延設されるセレクト側ケーブル(図示せず)が連係される。
軸受部材5は、軟質の樹脂材で形成され、内面に球状凸部33に対応する球状凹部51が形成された略円筒形状を有する筒壁52を備えている。また、軸受部材5は、筒壁52の外周に可撓性を有する弾性爪部53と、その筒壁52に軸方向に沿って一端側端面52bから形成された複数の軸受スリット54とを備える。また、筒壁52には、その他端側端面52a(図5、図6の左側端部)の、端面外周部に面取り状に形成された軸受側テーパー部55が形成されている。
弾性爪部53は、筒壁52の一端側外周面に、周方向に対して180度の間隔に2カ所配置され、径方向に可撓性を有し、軸受部材5の他端側に延設される可撓腕53aと、可撓腕53aの先端に径方向外側へ突設される爪突起53bとを備えている。
軸受スリット54は、2つの弾性爪部53に対して周方向で90度の位置(隣合う弾性爪部53の中間部)に位置する筒壁52の部位に、組付方向である軸方向に沿って、一端側の端面52bに開口する第1スリット(スリット)54aと、筒壁52における両第1スリット54a間の部位を3等分する位置に、第1スリット54aと同形状の第2スリット54bとで構成される。つまり、軸受スリット54は、軸受部材の外周面の部位に、軸方向に沿って一端側の端面52bに開口し、筒壁52の周方向に対して等間隔に6箇所形成されている。
操作レバー支持部11は、軸支部としての操作レバー3の球状凸部33と、軸受部材5とで構成される。軸受部材5を操作レバー3の球状凸部33に組付けた状態で、軸受部材5を軸受収容部22に組付けることで、球状凸部33がベースブラケット2に枢支される。なお、球状凸部33と球状凹部51は、球状凸部33の曲率の方がわずかに大きくなるように設定されているため、軸受部材5を操作レバー3の球状凸部33に組付けた状態で、球状凸部33は、軸受部材5に対して、ガタ付くことなく、回転摺動可能に枢支される。また、軸受部材5は、軸受固定構造12によって、軸受収容部22内に保持される。
軸受固定構造12は、軸受収容部22の係止段部22dと、軸受部材5の弾性爪部53とで構成されている。軸受部材5を軸受収容部22に挿入した際に、弾性爪部53が爪溝22cに挿入され、組付位置にて、係止段部22dに爪突起53bが係合し、軸受部材5が軸受収容部22内に保持される。
圧入リブ57は、軸受スリット54によって6分割された筒壁52の内の弾性爪部53が配置されない4箇所における外周面上の各中央部に、軸方向に沿って立設するように形成されている。
軸受部材5を軸受収容部22内に組付ける際に、圧入リブ57が潰れる方向に弾性変形する。そして、圧入リブ57の復元力によって、軸受部材5を軸受収容部22内に組付けた際にできる、側壁22aと筒壁52の間の径方向の隙間が無くなり、ガタ付きが抑制される。
セレクトレバー支持部14は、セレクトレバー4を車両前後方向へ揺動可能にベースブラケット2に支持するための構成で、セレクト支持軸23、セレクト軸孔41、およびセレクト支持ピン61で構成される。
セレクト支持ピン61は、丸棒状のピン軸部61aの一端に、円盤状のピン係止部61bを備えるとともに、ピン軸部61aの他端に可撓性を有する二股状のピン係合部61cを備えている。ピン係止部61bは、先端にセレクト支持軸23の筒孔23a内で係合可能な鉤状の突起61dが形成されている。
セレクトレバー4は、セレクト軸孔41にセレクト支持軸23が挿通されて回動可能に支持される。次に、セレクト支持軸23の筒孔23a内にセレクト支持ピン61が挿入され、セレクト支持ピン61の突起61dがセレクト支持軸23の筒孔23a内に係合する。これにより、セレクト支持ピン61がセレクト支持軸23に固定され、セレクトレバー4が、ピン係止部61bにより軸方向への移動が規制された状態で、セレクト支持軸23の軸周りを、回動可能に軸支される。
セレクト連係部15は、操作レバー3のセレクト方向(車両左右方向)の動きを車両前後方向の動きに変換するための構成で、セレクト球状突起35と、セレクト側連係受孔42で構成される。セレクト球状突起35は、球状凸部33を中心として円弧状に移動することから、セレクト側連係受孔42内を摺動可能に隙間無く挿通される。操作レバー3のセレクト方向(車両左右方向)の動きによって、球状凸部33を中心として、セレクト球状突起35が左右方向の面に沿って上下方向に揺動する。そして、セレクト球状突起35の動きによって、セレクト支持軸23を中心として、セレクトレバー4が前後方向の面に沿って回動し、セレクト側連係部43が前後方向に揺動する。
次に、本実施形態のシフトレバー装置1を組立てる手順を説明する。まず、操作レバー3の球状凸部33を軸受部材5に組付ける。球状凸部33を軸受部材5に組付けるには、球状凸部33を軸受部材5に、反挿入側の端面52b側(図1における図の右側)から押込む。すると、球状凸部33の球面形状に沿って、軸受スリット54が拡がりつつ、筒壁52が拡径方向に撓み変形するとともに、球状凸部33が球状凹部51内に収容されたところで、筒壁52が元の形状に復帰する。
次に、操作レバー3とともに、軸受部材5をベースブラケット2の軸受収容部22に組付ける。軸受部材5を軸受収容部22に組付けるには、軸受部材5を軸受収容部22に、挿入側の他端面52a側から押込む。すると、弾性爪部53が軸受収容部22に形成された爪溝22cの形状に沿って撓み変形し、組付位置にて弾性爪部53の爪突起53bが、係止段部22dに係合する。これによって、軸受部材5が軸受収容部22内に収容された状態で、保持される。また、軸受部材5を軸受収容部22に組付ける際に、圧入リブ57が、潰れる方向に弾性変形することで、圧入リブ57の復元力によって、軸受部材5の径方向のガタが吸収される。
次に、セレクトレバー4をベースブラケット2に組付ける。セレクトレバー4をベースブラケット2に組付けるには、ベースブラケット2のセレクト支持軸23をセレクトレバー4のセレクト軸孔41に挿入しつつ、操作レバー3のセレクト球状突起35をセレクトレバー4のセレクト側連係受孔42に挿入する。
最後に、セレクト支持ピン61をセレクト支持軸23の筒孔23aに挿入し、組付け作業は完了する。
なお、操作レバー3、軸受部材5をベースブラケット2に組付ける方向、セレクトレバー4をベースブラケット2に組付ける方向、および、セレクト支持ピン61をセレクト支持軸23に組付ける方向は、全て同じ方向(右側から左側に向かう方向)に設定されている。
以上の構成によって、運転者が、操作レバー3をシフト方向(前後方向)に揺動操作した際には、シフトケーブル(図示せず)を押引きし、運転者が操作レバー3をセレクト方向(左右方向)に揺動操作した際には、セレクトレバー4が前後方向に揺動し、シフトケーブル(図示せず)を押引きする。
上記本実施形態によれば、操作レバー3には、棒状の金属棒3aの一端側に樹脂材によりレバー基部3bが一体に成形されており、このレバー基部3bの一側面に軸支部としての球状凸部33が一体に形成されるとともに、他側面にセレクト側連係軸34とセレクト球状突起35とを一体に形成することで、球状凸部33とセレクト球状突起35の長さを変えることなく、セレクト側連係軸34の長さを短くできるため、樹脂材でも十分な強度を確保できる。
溶接等の追加加工が不要となり、製造コストの削減と軽量化を図ることができる。
また、シフト側連係腕部36をセレクト側連係軸34に直交する方向に対して屈曲しつつ、延設することで、シフト側連係腕部36とセレクトレバー4の干渉を防止しつつ、操作レバー3とセレクトレバー4とを近接して配置することが可能となり、セレクト側連係軸34の長さをさらに短くできるため、樹脂材で十分な強度を確保できる。
そして、セレクト側連係軸34が略台形形状に設定されることによって、セレクト球状突起35の回転摺動を妨げることなく、セレクト側連係軸34の強度を高めることができる。
なお、上記実施の形態では、樹脂材で成形されたレバー基部3bに一体で球状凸部33とセレクト球状突起35が形成されるが、樹脂材で球形状を成型した場合、ひけにより寸法精度が悪くなるという問題が生じる。そのため、図4に示すように、球状凸部33Aとセレクト球状突起35Aに複数の肉抜き部33e,35eをそれぞれ形成しても良い。
1…シフトレバー装置
2…ベースブラケット
3…操作レバー
3a…金属材(金属棒)
3b…レバー基部
4…セレクトレバー
33…球状突部(軸支部)
34…セレクト側連係軸
35…セレクト球状突起
36…シフト側連係腕部
2…ベースブラケット
3…操作レバー
3a…金属材(金属棒)
3b…レバー基部
4…セレクトレバー
33…球状突部(軸支部)
34…セレクト側連係軸
35…セレクト球状突起
36…シフト側連係腕部
Claims (3)
- 上端部に操作部が設けられるとともに、下部に軸支部が一体に設けられた操作レバーが、該軸支部を介してベースブラケットに対して、シフト方向と、該シフト方向に直交するセレクト方向に揺動可能に枢支されるシフトレバー装置であって、
前記操作レバーは、棒状の金属材の一端側に樹脂材によりレバー基部が一体に形成されており、
該レバー基部の一側面には、前記軸支部が一体に形成されるとともに、
該レバー基部の他側面には、前記セレクト方向に沿って延設されるセレクト側連係軸と、該セレクト側連係軸の先端部に略球状に形成されるセレクト球状突起とが、一体に形成されることを特徴とするシフトレバー装置。 - 請求項1に記載のシフトレバー装置において、
前記操作レバーの前記レバー基部の下端に設けられ、該操作レバーをシフト方向に沿って操作することによって、シフト方向に揺動するシフト側連係腕部と、
前記ベースブラケットに対して、シフト方向に沿って揺動可能に軸支されたセレクトレバーとを備え、
該操作レバーの前記操作部をセレクト方向に沿って、前記セレクト側連係軸が延設される方向とは逆の方向に操作した際に、該セレクトレバーと略平行となるように、該シフト側連係腕部が前記セレクト側連係軸に直交する方向に対して屈曲しつつ、延設されたことを特徴とするシフトレバー装置。 - 請求項1、または請求項2に記載のシフトレバー装置において、
前記セレクト側連係軸は、その基部が、前記操作レバー側が太く、前記セレクト球状突起側が細く設定された略台形形状を備えることを特徴とするシフトレバー装置。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR101806711B1 (ko) | 2016-06-15 | 2017-12-07 | 현대자동차주식회사 | 수동변속기의 변속레버 어셈블리 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
WO2015098542A1 (ja) | 2015-07-02 |
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