JPH10250397A - 自動車の変速操作装置 - Google Patents

自動車の変速操作装置

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JPH10250397A
JPH10250397A JP7442997A JP7442997A JPH10250397A JP H10250397 A JPH10250397 A JP H10250397A JP 7442997 A JP7442997 A JP 7442997A JP 7442997 A JP7442997 A JP 7442997A JP H10250397 A JPH10250397 A JP H10250397A
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JP
Japan
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shift
shift lever
lever
pivot shaft
select
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JP7442997A
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English (en)
Inventor
Akihiro Kamitsuji
昭博 上辻
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Daihatsu Motor Co Ltd
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Daihatsu Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 変速操作装置と、これの下側に位置するプロ
ペラシャフトなど車両構成部品との間の隙間が、広く保
たれるようにする。変速操作装置の正面視の形状をより
小さくさせる。 【解決手段】 ほぼ垂直なシフトレバー20の中途部3
7をセレクト枢支軸25で左右に回動自在となるよう変
速操作ケース7に枢支させる。同上シフトレバー20の
中途部37をシフト枢支軸31で前後に回動自在となる
よう同上変速操作ケース7に枢支させる。車幅方向で、
上記シフトレバー20の一側方に上記セレクト枢支軸2
5を配設する。上記シフトレバー20の下端部40にシ
フトケーブル41を介し変速切替機構42を連動連結さ
せる。上記シフトレバー20をほぼ垂直な中立姿勢にし
たとき、このシフトレバー20の下端部が上記セレクト
枢支軸25のほぼ真下に位置するよう上記シフトレバー
20の下部側を折り曲げる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シフトレバーにケ
ーブルを介し変速切替機構を連動連結させ、上記シフト
レバーを左右、および前後に回動操作することにより、
上記変速切替機構を所望の変速切替状態にさせるように
した自動車の変速操作装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】上記自動車の変速操作装置には、従来、
実開昭57‐200438号公報で示されるものがあ
る。
【0003】これによれば、自動車の車体静止側である
車室フロア上にほぼ垂直に延びるシフトレバーが設けら
れている。このシフトレバーの上下方向の中途部が、前
後に延びるセレクト枢支軸の軸心回りで、左右に回動
(以下、これを「セレクト回動」という)自在となるよ
うブラケットを介し上記車室フロアに枢支されている。
また、上記シフトレバーの中途部は、左右に延びるシフ
ト枢支軸の軸心回りで、前後に回動(以下、これを「シ
フト回動」という)自在となるよう上記セレクト枢支軸
とブラケットを介して上記車室フロアに枢支されてい
る。
【0004】上記の場合、セレクト枢支軸は、上記シフ
トレバーやシフト枢支軸との干渉を避けるために、車幅
方向で、上記シフトレバーの一側方に配設されている。
【0005】上記シフトレバーの上端部が、運転者に把
持されて変速時の操作力を入力される把持操作部とされ
ている。一方、同上シフトレバーの下端部にはシフトケ
ーブルを介して変速切替機構が連動するよう連結されて
いる。また、上記シフトレバーと共にセレクト枢支軸が
その軸心回りで回動することとされ、上記セレクト枢支
軸から連動レバーが下方に向って突出させられ、この連
動レバーの突出部にセレクトケーブルを介し上記変速切
替機構が連動するよう連結されている。
【0006】前記公報の第3図で示されるように、上記
シフトレバーをほぼ垂直な中立姿勢とさせた状態から、
上記シフトレバーを回動操作して、上記「セレクト回
動」や「シフト回動」させれば、これに上記各ケーブル
を介し連動する上記変速切替機構が所望の変速切替状態
にさせられるようになっている。
【0007】そして、車載のエンジンから出力される動
力は、上記変速切替機構やプロペラシャフトを介して駆
動用の車輪に伝達され、この際、上記した変速切替状態
に相応する変速状態で、自動車が走行させられるように
なっている。
【0008】上記構成において、従来、上記変速操作装
置の下側に上記プロペラシャフトが前後に延びるよう配
設されたものがある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、通常、自動
車は、その車両構成部品をできるだけコンパクトに配設
させることが求められており、このため、上記変速操作
装置と、これの下側に配設された上記プロペラシャフト
との隙間も極めて狭い空間とされている。
【0010】しかし、前記公報の特に第3図を参照すれ
ば、前記したようにセレクト枢支軸(図中符号3のも
の)は、上記シフトレバーの右側方に配設されている。
【0011】このため、上記公報の第1〜3図で示され
た中立姿勢のシフトレバーをその中立姿勢から左側方に
「セレクト回動」(図中矢印B)させると、このシフト
レバーの下端部は上記セレクト枢支軸を中心として一旦
右側下方に向って回動することとなる。つまり、上記中
立姿勢のシフトレバーの下端部よりも、この下端部の回
動軌跡が下方に向って突出することとなる。
【0012】よって、上記従来の技術では、特に「セレ
クト回動」をした変速操作時における上記変速操作装置
と、上記プロペラシャフトとの間の隙間は更に狭められ
ることとなって、これらが互いに干渉し合うおそれを生
じる。
【0013】そこで、上記隙間をある程度広く保つため
に、シフトレバーの位置を高くし、もしくは、シフトレ
バーを短くして、上記シフトレバーの下端部の位置を高
くさせることが考えられるが、このようにすると、上記
シフトレバーの把持操作部の位置が変化して、ドライビ
ングポジションを最適にできないおそれがあり、また、
シフトレバーのレバー比(シフトレバーの把持操作部か
ら中途部までの寸法と、中途部から下端部までの寸法と
の比)が変化して、所望の変速操作間隔(シフトフィー
リング)が得られなくなるおそれがある。
【0014】一方、上記隙間を広く保つため、上記プロ
ペラシャフトの位置を低くさせることが考えられるが、
これでは地上高が低くなって好ましくない。
【0015】よって、上記隙間を広く保つようにするこ
とは容易ではない。
【0016】一方、同上公報の各図を参照すれば、前記
したように、セレクト枢支軸から下方に向って連動レバ
ーが突出させられており、このため、正面視(もしくは
背面視)で、上記シフトレバーと連動レバーとが左右に
離れて並設されることとなって、これらの占有面積が大
きくなり、もって、上記変速操作装置が大形になるとい
う問題がある。
【0017】本発明は、上記のような事情に注目してな
されたもので、変速操作装置と、これの下側に位置する
プロペラシャフトなど車両構成部品との間の隙間が、広
く保たれるようにすることを課題とする。
【0018】また、変速操作装置の正面視の形状をより
小さくさせることを課題とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の自動車の変速操作装置は、次の如くである。
【0020】なお、この「課題を解決するための手段」
の項において、下記した( )内の用語は、特許請求の
範囲の用語に対応するものである。
【0021】請求項1の発明は、ほぼ垂直に延びるシフ
トレバー20を設け、このシフトレバー20の上下方向
の中途部37を前後に延びるセレクト枢支軸25の軸心
26回りで左右に回動自在となるよう変速操作ケース
(車体静止側)7に枢支させ、同上シフトレバー20の
中途部37を左右に延びるシフト枢支軸31の軸心32
回りで前後に回動自在となるよう同上変速操作ケース
(車体静止側)7に枢支させ、車幅方向で、上記シフト
レバー20の一側方に上記セレクト枢支軸25を配設
し、上記シフトレバー20の上端部を把持操作部39と
し、一方、同上シフトレバー20の下端部40にシフト
ケーブル41を介し変速切替機構42を連動連結させた
場合において、
【0022】上記シフトレバー20をほぼ垂直な中立姿
勢にしたとき、このシフトレバー20の下端部が上記セ
レクト枢支軸25のほぼ真下に位置するよう上記シフト
レバー20の下部側を折り曲げたものである。
【0023】請求項2の発明は、請求項1の発明に加え
て、上記シフトレバー20と共に上記セレクト枢支軸2
5がその軸心26回りで回動するようにし、上記セレク
ト枢支軸25から連動レバー43を突出させ、この連動
レバー43の突出部にセレクトケーブル48を介し上記
変速切替機構42を連動連結させた場合において、
【0024】上記連動レバー43を、車幅方向で上記シ
フトレバー20の上記一側方とは反対側の他側方に向っ
て突出させたものである。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
により説明する。
【0026】図において、符号1は自動車の車体で、矢
印Frは自動車の前方であり、下記する左右とは上記前
方に向っての車幅方向をいうものとする。
【0027】上記車体1はその内部が車室2とされ、こ
の車室2の下面は車体静止側である板金製の車室フロア
3で構成されている。車幅方向における上記車室フロア
3の中央部は上方に向って膨出するフロアトンネル4と
され、このフロアトンネル4は前後方向に長く延びてい
る。
【0028】符号6は変速操作装置で、この変速操作装
置6は、上記フロアトンネル4の下側の内部に収容され
る変速操作ケース7を備えている。この変速操作ケース
7は上記フロアトンネル4の上部下面に締結具8により
着脱自在に締結されるアルミ鋳造製のケース本体9を有
し、このケース本体9は下方に向って開口する箱形状を
なしている。このケース本体9は平面視で矩形枠状の側
壁10と、この側壁10の上端開口を閉じてこの側壁1
0に一体成形される天井板11とで構成されている。上
記天井板11には開口12が形成され、かつ、この開口
12に対応するよう上記フロアトンネル4の上部にも開
口13が形成され、これら両開口12,13を通して、
車室2と、変速操作ケース7内とが連通させられてい
る。
【0029】上記変速操作ケース7は、上記ケース本体
9の下端開口を開閉自在とする板金製のカバー板16を
有している。このカバー板16は上方に向って開口する
偏平な箱形とされ、このカバー板16は上記ケース本体
9に締結具17によって着脱自在に締結されている。
【0030】また、上記カバー板16には、その一部が
プレス成形されて、小さな開口が形成され、これが水抜
き孔18とされている。
【0031】上記変速操作装置6はほぼ垂直に長く延び
て上記両開口12,13を貫通するシフトレバー20を
備えている。このシフトレバー20は、上半分が軸状の
レバー本体21とされ、下半分は、上記レバー本体21
から下方に向って延出する板金製の延出部22とされて
いる。
【0032】上記シフトレバー20は、前後にほぼ水平
に延びるセレクト枢支軸25の軸心26回りで左右に回
動自在となるよう車体静止側である上記変速操作ケース
7に枢支され、つまり、「セレクト回動」Aができるこ
ととされている。上記セレクト枢支軸25は上記ケース
本体9に着脱自在にねじ止めされたボルト状の軸本体2
8と、この軸本体28の軸心26回りに回動自在となる
ようこの軸本体28に外嵌された回動パイプ29とを有
している。
【0033】また、上記シフトレバー20は、左右にほ
ぼ水平に延びるシフト枢支軸31の軸心32回りで前後
に回動自在となるよう上記変速操作ケース7に枢支さ
れ、つまり、「シフト回動」Bができることとされてい
る。上記シフト枢支軸31は上記軸心32上で上記セレ
クト枢支軸25の回動パイプ29に溶接により固着され
る固定パイプ34と、この固定パイプ34の軸心32回
りに回動自在となるようこの固定パイプ34に内嵌され
た軸本体35とを有している。そして、上記シフトレバ
ー20の上下方向(長手方向)の中途部37が上記シフ
ト枢支軸31の軸本体35に溶接により固着されてい
る。
【0034】即ち、上記シフトレバー20の中途部37
は、上記セレクト枢支軸25の軸心26回りで左右に回
動自在となるよう上記セレクト枢支軸25とシフト枢支
軸31とを介して車体静止側である変速操作ケース7に
枢支され、上記シフトレバー20、シフト枢支軸31、
およびセレクト枢支軸25の回動パイプ29とが上記軸
心26回りで一体的に回動自在とされている。
【0035】また、上記シフトレバー20の中途部37
は、上記シフト枢支軸31の軸心32回りで前後に回動
自在となるよう上記セレクト枢支軸25とシフト枢支軸
31とを介して上記変速操作ケース7に枢支され、上記
シフトレバー20とシフト枢支軸31の軸本体35とが
上記軸心32回りで一体的に回動自在とされている。
【0036】上記の場合、セレクト枢支軸25は上記シ
フトレバー20やシフト枢支軸31との干渉を避けるた
めに、車幅方向で、上記シフトレバー20の一側方(右
側方)近傍に配設されている。
【0037】上記シフトレバー20の上端部が上記車室
2内に位置し、運転者に把持されて変速時の操作力が入
力させられる把持操作部39とされている。一方、上記
シフトレバー20の下端部40には、シフトケーブル4
1を介して歯車式の変速切替機構42が連動するよう連
結されている。
【0038】前記したように、セレクト枢支軸25の軸
心26回りでシフトレバー20と共に回動するセレクト
枢支軸25の回動パイプ29から、車幅方向で、上記シ
フトレバー20の他側方(左側方)に向って連動レバー
43が突出させられ、この連動レバー43は上記シフト
レバー20の後方に位置させられている。また、上記連
動レバー43は、上記セレクト枢支軸25の軸心26回
りで上記シフトレバー20やセレクト枢支軸25の回動
パイプ29と共に回動するようになっている。
【0039】上記連動レバー43の突出部の外側方近傍
にベルクランク44が設けられ、このベルクランク44
は、左右に延びる枢支軸45の軸心46回りに回動自在
となるようこの枢支軸45により上記変速操作ケース7
に枢支されている。上記ベルクランク44の一方の回動
端に樹脂製ブッシュ47を介して上記連動レバー43の
突出部が連結されている。また、上記ベルクランク44
の他方の回動端にはセレクトケーブル48を介し変速切
替機構42が連動するよう連結されている。つまり、上
記連動レバー43の突出部に上記ベルクランク44とセ
レクトケーブル48とを介して上記変速切替機構42が
連動するよう連結されている。
【0040】各図で示すように、上記シフトレバー20
をほぼ垂直な中立姿勢とさせた状態から、上記シフトレ
バー20を回動操作して、「セレクト回動」Aや「シフ
ト回動」Bさせれば、これにセレクト枢支軸25、シフ
ト枢支軸31、シフトケーブル41、連動レバー43、
ベルクランク44、セレクトケーブル48等を介して上
記変速切替機構42が連動することとされている。
【0041】より具体的には、図1で示した変速パター
ン50において、上記シフトレバー20を中立姿勢にさ
せたとき、このシフトレバー20の軸心は上記変速パタ
ーン50のN上に位置することとされている。
【0042】そして、上記状態から、シフトレバー20
を「セレクト回動」Aや「シフト回動」Bさせて、変速
パターン50の所望位置に位置させれば、この所望位置
に対応する所望の変速切替状態が、上記変速切替機構4
2において、得られるようになっている。
【0043】上記変速操作装置6の下方近傍には、車両
構成部品51であるプロペラシャフトが配設され、この
車両構成部品51は前後方向に延びてその前端が上記変
速切替機構42を介して車載のエンジンに連結され、後
端が走行駆動用の車輪に連結されている。上記の場合、
変速操作装置6と、これの下側に配設された上記車両構
成部品51との間には隙間52が設けられている。
【0044】上記構成において、各図で示すように、上
記シフトレバー20をほぼ垂直な中立姿勢にしたとき、
上記シフトレバー20の下端部40が、上記セレクト枢
支軸25の軸心26のほぼ真下に位置するよう上記シフ
トレバー20の下部側である延出部22が外側方(右側
方)に向って折り曲げられている。
【0045】このため、上記シフトレバー20をほぼ垂
直な中立姿勢にさせたときのこのシフトレバー20の下
端部は、上記セレクト枢支軸25を中心として、上記シ
フトレバー20を回動させたときの下端部40の軌跡5
3のほぼ最下端に位置することとなる。
【0046】よって、上記変速操作装置6と、これの下
側に位置するプロペラシャフトなど車両構成部品51と
の間の隙間52は、上記シフトレバー20の中立姿勢か
らの回動によって狭められることはなく、上記隙間52
は広く保たれて、上記変速操作装置6と、車両構成部品
51との干渉がより確実に回避される。
【0047】また、前記したように、シフトレバー20
にはシフト枢支軸31を介し上記セレクト枢支軸25の
回動パイプ29が連結されていて、上記シフトレバー2
0と共に上記回動パイプ29がその軸心26回りで回動
するようになっている。そして、上記セレクト枢支軸2
5の回動パイプ29から連動レバー43が突出させら
れ、この連動レバー43の突出部にはセレクトケーブル
48を介し上記変速切替機構42が連動するよう連結さ
れている。
【0048】上記連動レバー43は、車幅方向で上記シ
フトレバー20の前記した一側方(右側方)とは反対側
の他側方(左側方)に向って突出させられている。
【0049】このため、正面視(もしくは図1の背面
視)で、上記シフトレバー20と連動レバー43とは、
少なくとも各一部が互いに重なり合うこととなってい
る。
【0050】よって、上記シフトレバー20と連動レバ
ー43とが左右に離れて並設されていた従来に比べて、
これらの占有面積が小さくなり、その分、変速操作装置
6の正面視の形状が小さくなる。
【0051】
【発明の効果】本発明による効果は、次の如くである。
【0052】請求項1の発明は、ほぼ垂直に延びるシフ
トレバーを設け、このシフトレバーの上下方向の中途部
を前後に延びるセレクト枢支軸の軸心回りで左右に回動
自在となるよう車体静止側に枢支させ、同上シフトレバ
ーの中途部を左右に延びるシフト枢支軸の軸心回りで前
後に回動自在となるよう同上車体静止側に枢支させ、車
幅方向で、上記シフトレバーの一側方に上記セレクト枢
支軸を配設し、上記シフトレバーの上端部を把持操作部
とし、一方、同上シフトレバーの下端部にシフトケーブ
ルを介し変速切替機構を連動連結させた自動車の変速操
作装置において、
【0053】上記シフトレバーをほぼ垂直な中立姿勢に
したとき、このシフトレバーの下端部が上記セレクト枢
支軸のほぼ真下に位置するよう上記シフトレバーの下部
側を折り曲げてある。
【0054】このため、上記シフトレバーをほぼ垂直な
中立姿勢にさせたときのこのシフトレバーの下端部は、
上記セレクト枢支軸を中心として、上記シフトレバーを
回動させたときの下端部の軌跡のほぼ最下端に位置する
こととなる。
【0055】よって、上記変速操作装置と、これの下側
に位置するプロペラシャフトなど車両構成部品との間の
隙間は、上記シフトレバーの中立姿勢からの回動によっ
て狭められることはなく、上記隙間は広く保たれて、上
記変速操作装置と、車両構成部品との干渉がより確実に
回避される。
【0056】請求項2の発明は、上記シフトレバーと共
に上記セレクト枢支軸がその軸心回りで回動するように
し、上記セレクト枢支軸から連動レバーを突出させ、こ
の連動レバーの突出部にセレクトケーブルを介し上記変
速切替機構を連動連結させた自動車の変速操作装置にお
いて、
【0057】上記連動レバーを、車幅方向で上記シフト
レバーの上記一側方とは反対側の他側方に向って突出さ
せてある。
【0058】このため、正面視で、上記シフトレバーと
連動レバーとは互いに重なり合うこととなる。
【0059】よって、上記シフトレバーと連動レバーと
が左右に離れて並設されていた従来に比べて、これらの
占有面積が小さくなり、その分、変速操作装置の正面視
の形状が小さくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2の1‐1線矢視断面図である。
【図2】変速操作装置の側面部分断面図である。
【図3】変速操作装置の平面部分断面図である。
【図4】変速操作装置の部分斜視図である。
【符号の説明】
1 車体 2 車室 3 車室フロア(車体静止側) 6 変速操作装置 7 変速操作ケース(車体静止側) 20 シフトレバー 25 セレクト枢支軸 26 軸心 31 シフト枢支軸 32 軸心 37 中途部 39 把持操作部 40 下端部 41 シフトケーブル 42 変速切替機構 43 連動レバー 48 セレクトケーブル 51 車両構成部品 52 隙間 53 軌跡 A 「セレクト回動」 B 「シフト回動」

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ほぼ垂直に延びるシフトレバーを設け、
    このシフトレバーの上下方向の中途部を前後に延びるセ
    レクト枢支軸の軸心回りで左右に回動自在となるよう車
    体静止側に枢支させ、同上シフトレバーの中途部を左右
    に延びるシフト枢支軸の軸心回りで前後に回動自在とな
    るよう同上車体静止側に枢支させ、車幅方向で、上記シ
    フトレバーの一側方に上記セレクト枢支軸を配設し、上
    記シフトレバーの上端部を把持操作部とし、一方、同上
    シフトレバーの下端部にシフトケーブルを介し変速切替
    機構を連動連結させた自動車の変速操作装置において、 上記シフトレバーをほぼ垂直な中立姿勢にしたとき、こ
    のシフトレバーの下端部が上記セレクト枢支軸のほぼ真
    下に位置するよう上記シフトレバーの下部側を折り曲げ
    た自動車の変速操作装置。
  2. 【請求項2】 上記シフトレバーと共に上記セレクト枢
    支軸がその軸心回りで回動するようにし、上記セレクト
    枢支軸から連動レバーを突出させ、この連動レバーの突
    出部にセレクトケーブルを介し上記変速切替機構を連動
    連結させた自動車の変速操作装置において、 上記連動レバーを、車幅方向で上記シフトレバーの上記
    一側方とは反対側の他側方に向って突出させた請求項1
    に記載の自動車の変速操作装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2015098542A1 (ja) * 2013-12-27 2015-07-02 富士機工株式会社 シフトレバー装置
CN110023130A (zh) * 2016-11-28 2019-07-16 阿尔卑斯阿尔派株式会社 变速杆用安装托架和变速杆装置

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