JP4493925B2 - 車両用パーキングレバー装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両用パーキングレバー装置に関し、特にその解除操作の操作性向上に関する。
【0002】
【従来の技術】
ハンドルバーを備えた車両において、パーキングブレーキ装置が設けられたものがあるが、このパーキングブレーキ装置として、ハンドルバーの端部前側に揺動可能に支持されたリヤブレーキレバーに対し反対となる手前側にパーキングレバーを鉛直軸回りに回動可能に設け、パーキングブレーキ作動回動時にパーキングレバーをハンドルバーに重ねることで、このパーキングレバーをハンドルレバーを握る手に干渉させて運転者にパーキングレバーの解除を促す技術がある(例えば特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−63675号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記特許文献1記載のものは、パーキングブレーキ作動を解除する際にはパーキングレバーを手で回動させる必要があるが、通常、運転者が乗車する際にはハンドルバーを無意識に握ってしまうことが多く、ハンドルバーを握ってから指先を下側に回り込ませるように手をハンドルバーを中心に前方に回し指先でパーキングレバーを解除操作したり、ハンドルバーから手を離してパーキングレバーを解除操作したりしなければならなかった。
【0005】
したがって、本発明は、パーキングレバーの解除操作の操作性を向上させることができる車両用パーキングレバー装置の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、ハンドルバー(例えば実施の形態におけるハンドルバー17)の端部前側に揺動可能に設けられた操作レバー(例えば実施の形態におけるクラッチレバー33)の近傍にパーキングレバー(例えば実施の形態におけるパーキングレバー65)を回動可能に設けてなる車両用パーキングレバー装置(例えば実施の形態における車両用パーキングレバー装置30)であって、前記パーキングレバーに接続されたパーキングブレーキケーブル(例えば実施の形態におけるパーキングブレーキケーブル82)の中心線が前記パーキングレバーの軸中心を通りまたは該軸中心の下側を通る状態となると、前記パーキングレバーのパーキングブレーキ作動状態が維持され、前記パーキングブレーキケーブルの中心線が前記パーキングレバーの軸中心よりも上側を通る状態となると、前記パーキングレバーのパーキングブレーキ作動状態が解除されるようになっており、前記パーキングレバーはパーキングブレーキ作動状態にあるときその解除入力部(例えば実施の形態における解除入力部89)が前記操作レバーの引き操作方向先側の面部に対向状態とされ、前記操作レバーの引き操作により前記解除入力部が前記操作レバーの前記面部で押圧されることで回動し、前記パーキングブレーキケーブルの中心線が前記パーキングレバーの軸中心よりも上側を通る状態となることで、パーキングブレーキ作動解除状態となることを特徴とする。
【0007】
これにより、パーキングレバーは、パーキングブレーキ作動状態にあるときにその解除入力部が操作レバーの引き操作方向先側の面部に対向状態とされる一方、操作レバーが引き操作されると、この操作レバーの引き操作方向先側の面部で解除入力部が押圧されることで回動し、パーキングブレーキケーブルの中心線がパーキングレバーの軸中心よりも上側を通る状態となって、パーキングブレーキ作動解除状態となる。よって、運転者がハンドルバーを握り手はそのままで指先のみを前方に延ばして前側の操作レバーを引けばパーキングレバーがパーキングブレーキ作動解除状態となり、ハンドルバーを握ってから指先を下側に回り込ませるように手をハンドルバーを中心に前方に回したりハンドルバーから手を離したりする必要がない。
【0008】
請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明において、屈曲形状をなす前記操作レバーのコーナ部(例えば実施の形態におけるコーナ部91)に前記解除入力部が対向配置されることを特徴としている。
【0009】
このように、操作レバーの引き操作方向先側の面部における操作レバーの揺動中心に対し離れた操作レバーのコーナ部に解除入力部が対向配置されるため、パーキングブレーキ作動解除状態とする際に、操作レバーの小さい引き操作量でパーキングレバーの解除入力部を十分に押圧し移動させることができる。
【0010】
請求項3に係る発明は、請求項1または2に係る発明において、前記解除入力部は、前記対向状態において前記操作レバーへの対向面(例えば実施の形態における対向面92)がパーキングブレーキ作動回動時先端側ほど前記操作レバーに対し離間するように傾斜することを特徴としている。
【0011】
このように、解除入力部は、対向状態において操作レバーへの対向面がパーキングブレーキ作動回動時先端側ほど操作レバーに対し離間するように傾斜するため、操作レバーへ大きな操作力を必要とせずかつ円滑にパーキングレバーをパーキングブレーキ作動解除状態にできる。
【0012】
請求項4に係る発明は、請求項1乃至3のいずれか一項に係る発明において、前記パーキングレバーは、前記操作レバーを前記ハンドルバーに支持する操作レバーホルダ(例えば実施の形態におけるクラッチレバーホルダ34)に取り付けられていることを特徴としている。
【0013】
このように、パーキングレバーが、操作レバーをハンドルバーに支持する操作レバーホルダに取り付けられているため、パーキングレバーをハンドルバーに支持するための別途のホルダが不要になる。
【0014】
請求項5に係る発明は、請求項4に係る発明において、前記パーキングレバーを回動可能に支持する台部(例えば実施の形態における台部材66)が前記操作レバーホルダに前記操作レバーと共通の取付部材(例えば実施の形態における支持ボルト44およびナット部材45)で取り付けられていることを特徴としている。
【0015】
このように、パーキングレバーを回動可能に支持する台部が操作レバーホルダに操作レバーと共通の取付部材で取り付けられているため、部品点数を低減することができる。
【0016】
請求項6に係る発明は、請求項1乃至5のいずれか一項に係る発明において、前記パーキングレバーは、該パーキングレバーの軸中心となる厚肉の基端部と、前記基端部から前記軸中心の径方向に向けて延出する薄肉板状の延出部とを含んで形成され、前記解除入力部は、前記延出部のパーキングブレーキ作動回動時に回動先側となる面に突起状に形成されていることを特徴とする。
【0018】
請求項7に係る発明は、請求項1乃至6のいずれか一項に係る発明において、前記パーキングレバーは、前記ハンドルバーの端部に取り付けられた操作レバーホルダ(例えば実施の形態におけるクラッチレバーホルダー34)の上面で、前記パーキングブレーキケーブルと直交し前後方向に沿う軸周りに上方に半円状の軌跡を描くように、前記パーキングブレーキケーブル側に延出する状態と前記操作レバー側に延出する状態との間で回動可能に取り付けられることを特徴とする。
【0019】
このように、操作レバーをハンドルバーに支持する操作レバーホルダの上面にパーキングレバーを取り付けて、パーキングブレーキケーブル側に延出する状態と操作レバー側に延出する状態との間で上方に半円状の軌跡を描くように、前記パーキングブレーキケーブル側に延出する状態と前記操作レバー側に延出する状態との間で回動させるため、いずれにおいてもパーキングレバーが邪魔にならない。また、パーキングレバーの回動方向とパーキングブレーキケーブルの引き戻し方向とが同じ方向に沿うため、パーキングレバーの回動によるパーキングブレーキケーブルの引き戻しを効率的に行うことができる。
【0020】
請求項8に係る発明は、請求項1乃至7のいずれか一項に係る発明において、前記操作レバーはクラッチレバーであることを特徴としている。
【0021】
これにより、発進時に必要なクラッチレバーの引き操作でパーキングブレーキ作動解除状態とすることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施形態を図面を参照して以下に説明する。なお、以下の説明における前後左右は車両の前進時の進行方向における前後左右である。
【0023】
図1は、本実施形態の車両用パーキングレバー装置が適用された車両、具体的には不整地走行を主目的とする鞍乗り型車両(いわゆるバギー車)を示す側面図である。
【0024】
この鞍乗り型車両11は、その骨格を構成する主としてパイプ材からなる車体フレーム12と、車体フレーム12の前後方向における略中央位置に搭載されたエンジン13と、エンジンに付設されたトランスミッション15と、車体フレーム12に支持されて前後左右の四隅に配置された車輪14とを有している。
【0025】
また、この鞍乗り型車両11は、車体前部中央に配置されるヘッドライト16と、車体前側上部に左右方向に延在するように設けられて前側の車輪14を操舵するハンドルバー17と、前後方向中央の上部に設けられた燃料タンク18と、この燃料タンク18の後側に設けられたシート19と、エンジン13の左右両側方に設けられたステップ20と、ステップ20に付設されてトランスミッション15の変速操作を行うチェンジペダル21とを有している。
【0026】
この鞍乗り型車両11において、その表面側を構成するボディカバー23は、車体前部上側を覆うように配置されるフロントカバー24と、シート19と一体的に設けられ車体後部上側を覆うように配置されるリヤカバー25とを有している。
【0027】
そして、この鞍乗り型車両11におけるハンドルバー17の左端部に本実施形態の車両用パーキングレバー装置30(図2および図3等参照)が設けられている。
【0028】
図2および図3に示すように、ハンドルバー17の左端部には、運転者の左手で把持されるグリップ31が固定されており、このグリップ31の車体内方側つまり右方側にスイッチケース32が取り付けられている。そして、これらグリップ31およびスイッチケース32の前側に図示せぬクラッチ装置を操作するためのクラッチレバー(操作レバー)33が揺動可能に設けられている。具体的には、ハンドルバー17のスイッチケース32より車体内方側にクラッチレバーホルダ(操作レバーホルダ)34が取り付けられており、このクラッチレバーホルダ34に回動可能にクラッチレバー33が支持されている。
【0029】
クラッチレバーホルダ34は、図4および図5に示すように、ハンドルバー17(図4においては図示略)の後側に設けられる半円状の後部ホルダ分割体36と、ハンドルバー17の前側に設けられるとともに半円状の保持部37を有する前部ホルダ分割体38とを有している。そして、後部ホルダ分割体36と前部ホルダ分割体38の保持部37とを上下一対のボルト39で締結させることで、後部ホルダ分割体36と前部ホルダ分割体38の保持部37とでハンドルバー17を挟持し、その結果、クラッチレバーホルダ34がハンドルバー17に取り付けられる。
【0030】
前部ホルダ分割体38の保持部37より前側かつ若干左側には上下の板状部41が設けられており、これら板状部41には上下方向に沿う支持穴42がそれぞれ形成されていて、また、クラッチレバー33にも回動穴43が形成されている。そして、前部ホルダ分割体38の上下の板状部41間にクラッチレバー33を介在させた状態で支持穴42および回動穴43に支持ボルト(取付部材)44が挿入されこの支持ボルト44がナット部材(取付部材)45で前部ホルダ分割体38に取り付けられることによって、クラッチレバー33は支持ボルト44を中心に回動可能となるようにクラッチレバーホルダ34に支持される。
【0031】
ここで、クラッチレバー33は、このようにクラッチレバーホルダ34に支持された状態で回動穴43から前方に延出する根元部47とこの根元部47の前端側から車体外方側つまり左方に延出しグリップ31の前側に配置される操作入力部48とを有する略L字状の屈曲形状をなしている。そして、根元部47の操作入力部48に対し反対側の側面49が、前部ホルダ分割体38の支持穴42よりも右側で前方に延出する延出部50の支持穴42側の側面51に当接することで、クラッチレバー33はクラッチレバーホルダ34側へのそれ以上の回動が規制され、この状態では図2に示すように、操作入力部48がグリップ31に対し離間する。
【0032】
根元部47の前部には、略上下方向に沿う支持穴53と、この支持穴53に直交して前面側および側面側に抜けるケーブル挿通溝54と、支持穴53の軸線方向に沿って前面側および下面側に抜けるケーブル挿通溝55とが形成されている。また、前部ホルダ分割体38の延出部50の前部には、一部を前面側に開口させる取付ネジ穴56が高さをケーブル挿通溝54,55に合わせて略左右方向に沿って穿設されている。
【0033】
そして、クラッチケーブル58が、この取付ネジ穴56に螺合されたケーブルアジャストネジ59にそのアウタケーブル60を支持させるとともにアウタケーブル60から突出するインナケーブル61をケーブル挿通溝54に挿通させその円柱状のケーブルエンド62を支持穴53に嵌合させることで、クラッチレバー33およびクラッチレバーホルダ34に取り付けられる。クラッチケーブル58は、この状態でクラッチレバーホルダ34から操作入力部48に対し反対方向に延出する。
【0034】
その結果、グリップ31を握った状態で運転者がクラッチレバー33の操作入力部48をグリップ31側に引くと、根元部47の前部側つまり支持穴53側がクラッチレバーホルダ34から離間することになり、支持穴53に支持されたクラッチケーブル58のケーブルエンド62がクラッチレバーホルダ34から車体外方側に離間してインナケーブル61を引くことになる。これにより、図示せぬクラッチ装置がエンジン13の駆動力をトランスミッション15側に伝達しない切断状態となる。
【0035】
また、この操作入力部48への引き操作力を解除すると、インナケーブル61に生じているテンションでインナケーブル61が戻され、側面49を側面51に当接させるまでクラッチレバー33が揺動しその操作入力部48をグリップ31から離す。これにより、図示せぬクラッチ装置がエンジン13の駆動力をトランスミッション15側に伝達する連結状態となる。
【0036】
そして、クラッチレバー33の近傍に図示せぬパーキングブレーキ装置を作動させるパーキングレバー65がほぼ前後方向に沿う軸回りに回動可能となるように設けられている。つまり、クラッチレバーホルダ34の上面に、上記したクラッチレバー33用の支持ボルト44によって台部材66がその取付穴67において共締めされており、この台部材66には取付穴67よりも車体内方側つまり右方に前後二カ所の支持壁68が立設され、後側の支持壁68に略前後方向に沿って取付穴69が前側の支持壁68に取付穴69と同軸をなしてネジ穴70が形成されている。そして、これら支持壁68間にパーキングレバー65の基端部72側を介在させた状態で、支持ボルト73を取付穴69とパーキングレバー65の基端部72の回動穴74とに挿通させた後、ネジ穴70に螺合させることによって、パーキングレバー65が支持ボルト73を中心に回動可能な状態で台部材66に支持される。このようにパーキングレバー65はクラッチレバー33をハンドルバー17に支持するクラッチレバーホルダ34に台部材66を介して取り付けられている。
【0037】
このパーキングレバー65は、厚肉の基端部72から支持ボルト73の半径方向に沿って一方向に延出する形状の薄肉板状の延出部76を有しており、略前後方向に沿う支持ボルト73を中心に揺動することで延出部76をクラッチレバーホルダ34から車体内方側つまり右側に延出させる状態(図2に示す状態)と車体外方側つまり左側に延出させる状態(図3に示す状態)との間で上方に半円状の軌跡を描くように回動する。
【0038】
ここで、パーキングレバー65の基端部72には、支持ボルト73よりも延出部76の延出側かつ前側に位置をずらして支持ボルト73と平行な支持穴77が形成されており、延出部76が車体外方側に延出する状態で、この支持穴77に直交して上方および左右両方向に抜けるケーブル挿通溝78と、支持穴77の軸線方向に沿って前面側および上面側に抜けるケーブル挿通溝79とが形成されている。また、前部ホルダ分割体38の延出部50の前部には、左右方向に沿いかつ一部を前面側に開口させる取付ネジ穴80が上記した取付ネジ穴56の上側にこれと平行に形成されている。そして、パーキングブレーキケーブル82が、この取付ネジ穴80に螺合されたケーブルアジャストネジ83にそのアウタケーブル84を支持させるとともにそのインナケーブル85をケーブル挿通溝78に挿通させその円柱状のケーブルエンド86を支持穴77に嵌合させることで、パーキングレバー65およびクラッチレバーホルダ34に取り付けられている。パーキングブレーキケーブル82は車体内方側に支持ボルト73と直交する方向に沿って延出している。これによりパーキングレバー65は、これに接続されたパーキングブレーキケーブル82の延出方向に直交する方向に沿う軸線を中心に回動可能とされている。なお、ケーブルエンド86が支持穴77に嵌合された状態でインナケーブル85はケーブル挿通溝78があることでケーブルエンド86を中心に回転可能となっており、言い換えれば、パーキングレバー65の回動をこれに干渉することなく許容する。
【0039】
ここで、図2に示すように、パーキングレバー65の延出部76が車体内方側に延出する状態にあるとき、支持ボルト73に対し支持穴77が車体内方側に位置している。この状態から運転者がパーキングレバー65の延出部76を車体外方側に位置させるように回動させると、回動中心である支持ボルト73よりも延出部76の延出側に設けられた支持穴77が支持ボルト73を中心に旋回しながら車体外方側に移動することになり、これにより、支持穴77に支持されたパーキングブレーキケーブル82のケーブルエンド86がインナケーブル85をアウタケーブル84から引き出すことになる。このとき、インナケーブル85はケーブル挿通溝78内で移動することになりパーキングレバー65と干渉しない。そして、図6に示すようにインナケーブル85のアウタケーブル84から突出する部分の中心線が支持ボルト73の中心を通りまたはこの中心の下側を通る状態となると、インナケーブル85に生じるテンションでパーキングレバー65には延出部76を下側に位置させる方向のモーメントが生じ、その結果、パーキングレバー65は車体外方側に延出する状態つまりクラッチレバー33側に延出するパーキングブレーキ作動状態が維持される。そして、このようにパーキングレバー65がパーキングブレーキ作動状態にあってインナケーブル85を引いた状態では、図示は略すがパーキングブレーキ装置が作動し機械的に車輪用のブレーキ装置を作動させて車輪の回転を規制する。このようなパーキングレバー65のクラッチレバー33側への回動をパーキングブレーキ作動回動と称す。
【0040】
また、このパーキングブレーキ作動状態からパーキングレバー65の延出部76を上側に若干移動させると、インナケーブル85のアウタケーブル84から突出する部分の中心線が支持ボルト73の中心よりも上側を通る状態となり、すると、インナケーブル85に発生していたテンションでパーキングレバー65に支持ボルト73を中心としたモーメントが生じることになって、パーキングレバー65が車体内方側に延出する状態つまりパーキングブレーキケーブル82側に延出するパーキングブレーキ作動解除状態となるように回動させられる。すると、図2に示すように、回動中心である支持ボルト73よりも延出部76の延出側に設けられた支持穴77が支持ボルト73を中心に旋回しながら車体内方側に移動することになり、これにより、支持穴77に支持されたパーキングブレーキケーブル82のケーブルエンド86がインナケーブル85をアウタケーブル84側に戻すことになる。このようにインナケーブル85が戻されることで、図示は略すがパーキングブレーキ装置が作動解除状態となり車輪用のブレーキ装置の機械的な作動を解除して車輪の回転を規制しない状態となる。このようなパーキングレバー65のクラッチレバー33に対し反対側への回動をパーキングブレーキ作動解除回動と称す。
【0041】
そして、パーキングレバー65の延出部76の支持穴77よりも延出先端側には、パーキングブレーキ作動回動時に回動先側となる面88に突起状の解除入力部89が形成されている。この解除入力部89は、図6に示すように、パーキングレバー65がパーキングブレーキ作動状態にあるとき、操作されずグリップ31に対し最も離間しているクラッチレバー33の引き操作方向先側の面部90に上下方向において重なり合う対向状態となる。なお、この対向状態で解除入力部89がクラッチレバー33の面部90に対し隙間を設けても、面部90に対し載り上げて係合しても良い。ここで、この対向状態において、図3に示すように、解除入力部89は屈曲形状をなすクラッチレバー33の操作入力部48と根元部47との境界のコーナ部91に対向配置されることになり、しかも、クラッチレバー33に対向する対向面92が、図6に示すように、パーキングブレーキ作動回動時先端側つまり対向状態における下側ほどクラッチレバー33に対し離間するように傾斜している。さらに、対向状態において、解除入力部89およびクラッチレバー33の対向位置は、パーキングレバー65の回動中心である支持ボルト73の中心よりも下側に位置する。
【0042】
以上に述べたパーキングレバー65、台部材66、支持ボルト73、クラッチレバー33およびクラッチレバーホルダ34等で本実施形態の車両用パーキングレバー装置30が構成されている。
【0043】
次に、上記構成の本実施形態の車両用パーキングレバー装置30の作動を説明する。
【0044】
例えば、鞍乗り型車両11を停車させ鞍乗り型車両11から離れる際には、運転者がトランスミッション15をニュートラル位置とし、上記のようにパーキングレバー65をパーキングブレーキ作動回動させる。すると、パーキングレバー65に設けられた支持穴77が支持ボルト73を中心に車体外方側に移動して、支持穴77に支持されたケーブルエンド86でインナケーブル85を引き出すことになり、インナケーブル85のアウタケーブル84から突出する部分の中心線が支持ボルト73の中心を通りまたはこの中心の下側を通る状態となると、インナケーブル85に生じるテンションでパーキングレバー65は車体外方側に延出する状態つまりクラッチレバー33側に延出するパーキングブレーキ作動状態が維持される(図3および図6に示す状態)。これにより、パーキングブレーキ装置を作動させて車輪にブレーキをかけた状態となる。
【0045】
この状態から鞍乗り型車両11を発進させるために、運転者がシート19に跨り、ハンドルバー17のグリップ31を握り、さらに、トランスミッション15をニュートラル位置から1速ギヤ選択位置に切り換えるために、ハンドルバー17のグリップ31を握ったときの状態のままの手で指先のみを前方に延ばしてクラッチレバー33を引くと、図7に矢印X1で示すようにクラッチレバー33の引き操作方向先側の面部90がパーキングレバー65の解除入力部89の方向に移動してこの解除入力部89の対向面92に当接してこれを押圧する。すると、クラッチレバー33の解除入力部89への押圧位置は、パーキングレバー65の回動中心である支持ボルト73の中心よりも下側に位置しているため、解除入力部89を車体外方側に押圧する分力によってパーキングレバー65に支持ボルト73を中心としたモーメントが生じ、パーキングレバー65をその延出部76を持ち上げる方向に回動させる。このようにして、パーキングレバー65の支持穴77に設けられたケーブルエンド86を持ち上げてインナケーブル85のアウタケーブル84から突出する部分の中心線が支持ボルト73の中心よりも上側を通る状態とすると、インナケーブル85に発生していたテンションで、図7に矢印X2で示すように、パーキングレバー65がパーキングブレーキ作動解除回動を行い車体内方側に延出する状態になる(図2および図5に示す状態)。これにより、パーキングレバー65に設けられた支持穴77が支持ボルト73を中心に車体内方側に移動して、支持穴77に支持されたケーブルエンド86がインナケーブル85をアウタケーブル84側に戻す状態となる。その結果、パーキングブレーキ装置の作動を解除して車輪にかけていたブレーキを解除する状態となる。一方、運転者はクラッチレバー33の引き操作後、チェンジペダル21による操作で1速ギヤ選択位置にトランスミッション15を切り換えて鞍乗り型車両11を発進させる。
【0046】
以上に述べた本実施形態の車両用パーキングレバー装置30によれば、パーキングレバー65は、パーキングブレーキ作動状態にあるときにその解除入力部89がクラッチレバー33の引き操作方向先側の面部90に対向状態とされる一方、クラッチレバー33が引き操作されると、このクラッチレバー33の引き操作方向先側の面部90で解除入力部89が押圧されることによって回動しパーキングブレーキ作動解除状態となる。よって、運転者がハンドルバー17のグリップ31を握り、手はそのままで指先のみを前方に延ばして前側のクラッチレバー33を引けばパーキングレバー65がパーキングブレーキ作動解除状態となり、ハンドルバー17およびグリップ31を握ってから指先を下側に回り込ませるように手をハンドルバー17を中心に前方に回したりハンドルバー17から手を離したりする必要がない。したがって、パーキングレバー65の解除操作の操作性を向上させることができる。
【0047】
また、クラッチレバー33の引き操作方向先側の面部90におけるクラッチレバー33の揺動中心に対し離れたコーナ部91に解除入力部89が対向配置されるため、パーキングブレーキ作動解除状態とする際に、クラッチレバー33の小さい引き操作量でパーキングレバー65の解除入力部89を十分に押圧し移動させることができる。したがって、パーキングレバー65の解除操作の操作性をさらに向上させることができる。
【0048】
さらに、解除入力部89は、対向状態においてクラッチレバー33への対向面92がパーキングブレーキ作動回動時先端側ほどクラッチレバー33に対し離間するように傾斜するため、クラッチレバー33へ大きな操作力を必要とせずかつ円滑にパーキングレバー65をパーキングブレーキ作動解除状態にできる。したがって、パーキングレバー65の解除操作の操作性をさらに向上させることができる。
【0049】
加えて、パーキングレバー65が、クラッチレバー33をハンドルバー17に支持するクラッチレバーホルダ34に取り付けられているため、パーキングレバー65をハンドルバー17に支持するための別途のホルダが不要になる。したがって、部品コストを低減することができる。
【0050】
さらに、クラッチレバー33をハンドルバー17に支持するクラッチレバーホルダ34にパーキングレバー65を取り付けて、このパーキングレバー65をパーキングブレーキケーブル82側に延出する状態とクラッチレバー33側に延出する状態との間で回動させるため、いずれにおいてもパーキングレバー65が邪魔にならない。したがって、パーキングレバー65が運転者に圧迫感を与えることがなく、パーキングレバー65の振動も抑えることができる。
【0051】
加えて、パーキングレバー65を回動可能に支持する台部材66がクラッチレバーホルダ34にクラッチレバー33と共通の支持ボルト44およびナット部材45で取り付けられているため、部品点数を低減することができる。
【0052】
さらに、パーキングレバー65の回動方向とパーキングブレーキケーブル82の引き戻し方向とが同じ方向に沿うため、パーキングレバー65の回動によるパーキングブレーキケーブル82の引き戻しを効率的に行うことができる。
【0053】
また、発進時に必要なクラッチレバー33の引き操作でパーキングブレーキ作動解除状態とすることができるため、発進時には確実にパーキングブレーキ作動解除状態にすることができる。ただし、クラッチレバー33が設けられておらず代わりにブレーキレバーが設けられている場合等においては、このブレーキレバーに対して上記車両用パーキングレバー装置30を適用することも可能である。
【0054】
【発明の効果】
以上詳述したように、請求項1、6に係る発明によれば、パーキングレバーは、パーキングブレーキ作動状態にあるときにその解除入力部が操作レバーの引き操作方向先側の面部に対向状態とされる一方、操作レバーが引き操作されると、この操作レバーの引き操作方向先側の面部で解除入力部が押圧されることで回動し、パーキングブレーキケーブルの中心線がパーキングレバーの軸中心よりも上側を通る状態となって、パーキングブレーキ作動解除状態となる。よって、運転者がハンドルバーを握り手はそのままで指先のみを前方に延ばして前側の操作レバーを引けばパーキングレバーがパーキングブレーキ作動解除状態となり、ハンドルバーを握ってから指先を下側に回り込ませるように手をハンドルバーを中心に前方に回したりハンドルバーから手を離したりする必要がない。したがって、パーキングレバーの解除操作の操作性を向上させることができる。
【0055】
請求項2に係る発明によれば、操作レバーの引き操作方向先側の面部における操作レバーの揺動中心に対し離れた操作レバーのコーナ部に解除入力部が対向配置されるため、パーキングブレーキ作動解除状態とする際に、操作レバーの小さい引き操作量でパーキングレバーの解除入力部を十分に押圧し移動させることができる。したがって、パーキングレバーの解除操作の操作性をさらに向上させることができる。
【0056】
請求項3に係る発明によれば、解除入力部は、対向状態において操作レバーへの対向面がパーキングブレーキ作動回動時先端側ほど操作レバーに対し離間するように傾斜するため、操作レバーへ大きな操作力を必要とせずかつ円滑にパーキングレバーをパーキングブレーキ作動解除状態にできる。したがって、パーキングレバーの解除操作の操作性をさらに向上させることができる。
【0057】
請求項4に係る発明によれば、パーキングレバーが、操作レバーをハンドルバーに支持する操作レバーホルダに取り付けられているため、パーキングレバーをハンドルバーに支持するための別途のホルダが不要になる。したがって、部品コストを低減することができる。
【0058】
請求項5に係る発明によれば、パーキングレバーを回動可能に支持する台部が操作レバーホルダに操作レバーと共通の取付部材で取り付けられているため、部品点数を低減することができる。
【0060】
請求項7に係る発明によれば、操作レバーをハンドルバーに支持する操作レバーホルダの上面にパーキングレバーを取り付けて、パーキングブレーキケーブル側に延出する状態と操作レバー側に延出する状態との間で上方に半円状の軌跡を描くように、前記パーキングブレーキケーブル側に延出する状態と前記操作レバー側に延出する状態との間で回動させるため、いずれにおいてもパーキングレバーが邪魔にならない。また、パーキングレバーの回動方向とパーキングブレーキケーブルの引き戻し方向とが同じ方向に沿うため、パーキングレバーの回動によるパーキングブレーキケーブルの引き戻しを効率的に行うことができる。
【0061】
請求項8に係る発明によれば、発進時に必要なクラッチレバーの引き操作でパーキングブレーキ作動解除状態とすることができる。したがって、発進時には確実にパーキングブレーキ作動解除状態にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態のパーキングレバー装置が適用された鞍乗り型車両を示す側面図である。
【図2】 本発明の一実施形態のパーキングレバー装置を示す平面図であってパーキングブレーキ作動解除状態にあるパーキングレバーを示すものである。
【図3】 本発明の一実施形態のパーキングレバー装置を示す平面図であってパーキングブレーキ作動状態にあるパーキングレバーを示すものである。
【図4】 本発明の一実施形態のパーキングレバー装置を示す分解斜視図である。
【図5】 本発明の一実施形態のパーキングレバー装置を示す斜視図である。
【図6】 本発明の一実施形態のパーキングレバー装置の要部を示す断面図であってパーキングレバーのパーキングブレーキ作動状態を示すものである。
【図7】 本発明の一実施形態のパーキングレバー装置の要部を示す断面図であってパーキングレバーのパーキングブレーキ作動解除回動の初期を示すものである。
【符号の説明】
11 鞍乗り型車両(車両)
17 ハンドルバー
30 車両用パーキングレバー装置
33 クラッチレバー(操作レバー)
34 クラッチレバーホルダ(操作レバーホルダ)
44 支持ボルト(取付部材)
45 ナット部材(取付部材)
65 パーキングレバー
66 台部材(台部)
82 パーキングブレーキケーブル
89 解除入力部
90 面部
91 コーナ部
92 対向面

Claims (8)

  1. ハンドルバーの端部前側に揺動可能に設けられた操作レバーの近傍にパーキングレバーを回動可能に設けてなる車両用パーキングレバー装置であって、
    前記パーキングレバーに接続されたパーキングブレーキケーブルの中心線が前記パーキングレバーの軸中心を通りまたは該軸中心の下側を通る状態となると、前記パーキングレバーのパーキングブレーキ作動状態が維持され、前記パーキングブレーキケーブルの中心線が前記パーキングレバーの軸中心よりも上側を通る状態となると、前記パーキングレバーのパーキングブレーキ作動状態が解除されるようになっており、
    前記パーキングレバーはパーキングブレーキ作動状態にあるときその解除入力部が前記操作レバーの引き操作方向先側の面部に対向状態とされ、前記操作レバーの引き操作により前記解除入力部が前記操作レバーの前記面部で押圧されることで回動し、前記パーキングブレーキケーブルの中心線が前記パーキングレバーの軸中心よりも上側を通る状態となることで、パーキングブレーキ作動解除状態となることを特徴とする車両用パーキングレバー装置。
  2. 屈曲形状をなす前記操作レバーのコーナ部に前記解除入力部が対向配置されることを特徴とする請求項1記載の車両用パーキングレバー装置。
  3. 前記解除入力部は、前記対向状態において前記操作レバーへの対向面がパーキングブレーキ作動回動時先端側ほど前記操作レバーに対し離間するように傾斜することを特徴とする請求項1または2記載の車両用パーキングレバー装置。
  4. 前記パーキングレバーは、前記操作レバーを前記ハンドルバーに支持する操作レバーホルダに取り付けられていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項記載の車両用パーキングレバー装置。
  5. 前記パーキングレバーを回動可能に支持する台部が前記操作レバーホルダに前記操作レバーと共通の取付部材で取り付けられていることを特徴とする請求項4記載の車両用パーキングレバー装置。
  6. 前記パーキングレバーは、該パーキングレバーの軸中心となる厚肉の基端部と、前記基端部から前記軸中心の径方向に向けて延出する薄肉板状の延出部とを含んで形成され、前記解除入力部は、前記延出部のパーキングブレーキ作動回動時に回動先側となる面に突起状に形成されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項記載の車両用パーキングレバー装置。
  7. 前記パーキングレバーは、前記ハンドルバーの端部に取り付けられた操作レバーホルダの上面で、前記パーキングブレーキケーブルと直交し前後方向に沿う軸周りに上方に半円状の軌跡を描くように、前記パーキングブレーキケーブル側に延出する状態と前記操作レバー側に延出する状態との間で回動可能に取り付けられることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項記載の車両用パーキングレバー装置。
  8. 前記操作レバーはクラッチレバーであることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項の車両用パーキングレバー装置。
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