JPH08127381A - 小型車両のパーキングブレーキ装置 - Google Patents
小型車両のパーキングブレーキ装置Info
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- JPH08127381A JPH08127381A JP26910794A JP26910794A JPH08127381A JP H08127381 A JPH08127381 A JP H08127381A JP 26910794 A JP26910794 A JP 26910794A JP 26910794 A JP26910794 A JP 26910794A JP H08127381 A JPH08127381 A JP H08127381A
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- Japan
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- lever
- stopper
- holder
- parking brake
- brake
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- Steering Devices For Bicycles And Motorcycles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 取り付け場所の制約をなくして部品の大きさ
の制約を緩和すると共に、ブレーキレバー用ストッパー
のアセンブリー化を可能にして後付けできるようにする
小型車両のパーキングブレーキ装置を提供する。 【構成】 ハンドルバー8にレバーホルダー22により
ブレーキ操作用レバー23が回動可能に取り付けられて
いて、停車時に当該レバー23をブレーキ解放の方向に
戻らないようにするストッパー24を有するものであっ
て、前記レバーホルダー22にリアビューミラー26を
取り付けるためのミラーボス28を突設し、前記ストッ
パー24が回動可能に軸支されるレバーストッパーホル
ダー30を前記ミラーボス28に固定したものである。
の制約を緩和すると共に、ブレーキレバー用ストッパー
のアセンブリー化を可能にして後付けできるようにする
小型車両のパーキングブレーキ装置を提供する。 【構成】 ハンドルバー8にレバーホルダー22により
ブレーキ操作用レバー23が回動可能に取り付けられて
いて、停車時に当該レバー23をブレーキ解放の方向に
戻らないようにするストッパー24を有するものであっ
て、前記レバーホルダー22にリアビューミラー26を
取り付けるためのミラーボス28を突設し、前記ストッ
パー24が回動可能に軸支されるレバーストッパーホル
ダー30を前記ミラーボス28に固定したものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スクータ型車両などの
自動二輪車、自動三輪車を坂道などで停止させておくた
めの小型車両のパーキングブレーキ装置に関する。
自動二輪車、自動三輪車を坂道などで停止させておくた
めの小型車両のパーキングブレーキ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動二輪車等の小型車両においては、ハ
ンドルに設けられたブレーキ操作用レバーの操作によっ
てブレーキをかけている。一時停止するとき特に坂道等
の傾斜地で一時停止するときには、車両が移動してしま
うことを防止するため前記レバーがブレーキ解放の方向
に戻らないように、確実にロックして前記レバーから手
を離した後もブレーキ状態を保持できるようにすると共
に、必要時に前記ロックを解放できるようにする、パー
キングブレーキが要請される。
ンドルに設けられたブレーキ操作用レバーの操作によっ
てブレーキをかけている。一時停止するとき特に坂道等
の傾斜地で一時停止するときには、車両が移動してしま
うことを防止するため前記レバーがブレーキ解放の方向
に戻らないように、確実にロックして前記レバーから手
を離した後もブレーキ状態を保持できるようにすると共
に、必要時に前記ロックを解放できるようにする、パー
キングブレーキが要請される。
【0003】従来のパーキングブレーキの構造例を、図
5〜図7に示す。図5〜図7に示すように、ブレーキ操
作用のレバー(ブレーキレバー)6は、ハンドルバー8
の端部(図では左側端部)のレバーホルダー10に固定
された回動軸6aを中心に回動可能に設けられている。
パーキングブレーキにおいては、前記レバーホルダー1
0にボス12を設けて、当該ボス12に可動式のレバー
ストッパー14を取り付け、そのストッパー14をレバ
ーホルダー10とレバー6との間に挟むようにしてい
る。
5〜図7に示す。図5〜図7に示すように、ブレーキ操
作用のレバー(ブレーキレバー)6は、ハンドルバー8
の端部(図では左側端部)のレバーホルダー10に固定
された回動軸6aを中心に回動可能に設けられている。
パーキングブレーキにおいては、前記レバーホルダー1
0にボス12を設けて、当該ボス12に可動式のレバー
ストッパー14を取り付け、そのストッパー14をレバ
ーホルダー10とレバー6との間に挟むようにしてい
る。
【0004】前記ストッパー14は、スプリング16に
より前記レバーホルダー10とレバー6との間から遠ざ
かる方向に付勢されている。なお、図5〜図7におい
て、符号18はブレーキケーブル、20はグリップスリ
ーブである。
より前記レバーホルダー10とレバー6との間から遠ざ
かる方向に付勢されている。なお、図5〜図7におい
て、符号18はブレーキケーブル、20はグリップスリ
ーブである。
【0005】また、レバー6には、走行時等の通常時に
は、スプリング16により付勢されて上方位置(実線で
示す)に保持される。一方、パーキングブレーキ使用時
には、まず、前記レバー6を握ってブレーキが効くよう
にし、このままの状態で、前記ストッパー14を指で下
方に押して前記レバーホルダー10と前記レバー6との
間に入れる。そして前記レバー6を握ることをやめても
前記ストッパー14は前記レバー6の戻りを規制するの
で、前記レバーホルダー10とブレーキの効く状態は保
持される。そして、ブレーキを解放するときは、前記レ
バー6を握ってレバーホルダー10と前記レバー6との
間に隙間を作る。前記ストッパー14は上方に向けて付
勢されているため、前記隙間から外れて、ブレーキが解
放される。なお、前記構造のパーキングブレーキに関し
て、実公昭48−39315が提案されている。また、
レバーから突出したロックピンにロックレバーを係合さ
せるパーキングブレーキが実公昭52−3795が提案
されている。
は、スプリング16により付勢されて上方位置(実線で
示す)に保持される。一方、パーキングブレーキ使用時
には、まず、前記レバー6を握ってブレーキが効くよう
にし、このままの状態で、前記ストッパー14を指で下
方に押して前記レバーホルダー10と前記レバー6との
間に入れる。そして前記レバー6を握ることをやめても
前記ストッパー14は前記レバー6の戻りを規制するの
で、前記レバーホルダー10とブレーキの効く状態は保
持される。そして、ブレーキを解放するときは、前記レ
バー6を握ってレバーホルダー10と前記レバー6との
間に隙間を作る。前記ストッパー14は上方に向けて付
勢されているため、前記隙間から外れて、ブレーキが解
放される。なお、前記構造のパーキングブレーキに関し
て、実公昭48−39315が提案されている。また、
レバーから突出したロックピンにロックレバーを係合さ
せるパーキングブレーキが実公昭52−3795が提案
されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のパーキングブレーキにおいては、レバーホルダー1
0には、当該レバーホルダー10に設けられたボス12
を介して前記ストッパー14が取り付けられており、ボ
ス12は前記レバーホルダー10に一体に設けれている
ため、ストッパー14のブラケット等の部品には、取り
付け場所に制約が生じ、大きな部品が取り付けられない
ため、各部品が小さくならざるをえず、組付け性が悪
く、また、剛性、耐久性が低いという問題点がある。ま
た、前記のように取り付け場所の制約からストッパー自
体が小さくならざるを得ず、操作性が悪いという問題点
がある。
来のパーキングブレーキにおいては、レバーホルダー1
0には、当該レバーホルダー10に設けられたボス12
を介して前記ストッパー14が取り付けられており、ボ
ス12は前記レバーホルダー10に一体に設けれている
ため、ストッパー14のブラケット等の部品には、取り
付け場所に制約が生じ、大きな部品が取り付けられない
ため、各部品が小さくならざるをえず、組付け性が悪
く、また、剛性、耐久性が低いという問題点がある。ま
た、前記のように取り付け場所の制約からストッパー自
体が小さくならざるを得ず、操作性が悪いという問題点
がある。
【0007】なお、前記ボス12に代えて、前記実公昭
48−39315号に示されるように、ブラケットによ
りレバーホルダーに取り付けるようにしても、ブラケッ
トをブレーキレバースクリューに取り付けているため取
り付け位置の制約は解消せず、前記問題点を解消できな
い。
48−39315号に示されるように、ブラケットによ
りレバーホルダーに取り付けるようにしても、ブラケッ
トをブレーキレバースクリューに取り付けているため取
り付け位置の制約は解消せず、前記問題点を解消できな
い。
【0008】本発明は、前記従来の問題点を解消するべ
くなされたものであって、取り付け場所の制約をなくし
て部品の大きさの制約を緩和すると共に、ブレーキレバ
ー用ストッパーのアセンブリー化を可能にして後付けで
きるようにする小型車両のパーキングブレーキ装置を提
供することを課題とする。
くなされたものであって、取り付け場所の制約をなくし
て部品の大きさの制約を緩和すると共に、ブレーキレバ
ー用ストッパーのアセンブリー化を可能にして後付けで
きるようにする小型車両のパーキングブレーキ装置を提
供することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、前記
課題を解決するため、小型車両のハンドルにホルダーに
よりブレーキ操作用レバーが取り付けられていて、停車
時に当該レバーをブレーキ解放の方向に戻らないように
するストッパーを有するパーキングブレーキ装置におい
て、前記ホルダーにミラーを取り付けるためのボス部を
突設し、前記ストッパーが回動可能に軸支されるブラケ
ットを前記ボス部に固定したことを特徴とする小型車両
のパーキングブレーキ装置の構成を有する。
課題を解決するため、小型車両のハンドルにホルダーに
よりブレーキ操作用レバーが取り付けられていて、停車
時に当該レバーをブレーキ解放の方向に戻らないように
するストッパーを有するパーキングブレーキ装置におい
て、前記ホルダーにミラーを取り付けるためのボス部を
突設し、前記ストッパーが回動可能に軸支されるブラケ
ットを前記ボス部に固定したことを特徴とする小型車両
のパーキングブレーキ装置の構成を有する。
【0010】
【作用】請求項1の発明によれば、ストッパーによるパ
ーキングブレーキ装置において、ブラケットにミラーを
取り付けるためのボス部を突設し、前記ストッパーが回
動可能に軸支されるブラケットを前記ボス部に例えばリ
アビューミラーとの共締めにより固定するので、ブラケ
ットの取り付け場所は前記ボス部周囲になり従来のよう
な制約は少なくなる。また、前記パーキングブレーキを
ホルダーに取り付けるのに既存のボス部を利用すればよ
いので、パーキングブレーキをアッセンブリー化して後
付けができる。
ーキングブレーキ装置において、ブラケットにミラーを
取り付けるためのボス部を突設し、前記ストッパーが回
動可能に軸支されるブラケットを前記ボス部に例えばリ
アビューミラーとの共締めにより固定するので、ブラケ
ットの取り付け場所は前記ボス部周囲になり従来のよう
な制約は少なくなる。また、前記パーキングブレーキを
ホルダーに取り付けるのに既存のボス部を利用すればよ
いので、パーキングブレーキをアッセンブリー化して後
付けができる。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。なお、前記図4〜図6と同一の部分には同
一の符号を付してその説明を略する。図1は本発明の実
施例に係る小型車両例えば自動二輪車のパーキングブレ
ーキ装置の組み立て説明図、図2は正面図、図3の
(a)、(b)はストッパーおよびストッパーホルダー
の部分組み立て説明図、図4は作動説明図である。
に説明する。なお、前記図4〜図6と同一の部分には同
一の符号を付してその説明を略する。図1は本発明の実
施例に係る小型車両例えば自動二輪車のパーキングブレ
ーキ装置の組み立て説明図、図2は正面図、図3の
(a)、(b)はストッパーおよびストッパーホルダー
の部分組み立て説明図、図4は作動説明図である。
【0012】図1〜図3に示すように、実施例のパーキ
ングブレーキ装置は、ハンドル8にレバーホルダー22
によりブレーキ操作用レバー23が回動可能に取り付け
られていて、停車時に当該レバー23をブレーキ解放の
方向に戻らないようにするストッパー24を有するもの
であって、前記レバーホルダー22にリアビューミラー
26を取り付けるためのミラーボス(ボス部に相当)2
8を突設し、前記ストッパー24が回動可能に軸支され
るレバーストッパーホルダー(ブラケットに相当)30
を前記ミラーボス28に固定したものである。
ングブレーキ装置は、ハンドル8にレバーホルダー22
によりブレーキ操作用レバー23が回動可能に取り付け
られていて、停車時に当該レバー23をブレーキ解放の
方向に戻らないようにするストッパー24を有するもの
であって、前記レバーホルダー22にリアビューミラー
26を取り付けるためのミラーボス(ボス部に相当)2
8を突設し、前記ストッパー24が回動可能に軸支され
るレバーストッパーホルダー(ブラケットに相当)30
を前記ミラーボス28に固定したものである。
【0013】前記レバー23は、回動軸23a側端部に
車体前方に向けて突出する突起部23bが形成されてい
る。前記突起部23bは、平面視で概略三角形形状を呈
しており、前記回転軸23a側辺がほぼ車体前後方向に
沿う直線形状に形成されていて、反対側辺が緩やかに先
端側に向かう斜面を形成している。
車体前方に向けて突出する突起部23bが形成されてい
る。前記突起部23bは、平面視で概略三角形形状を呈
しており、前記回転軸23a側辺がほぼ車体前後方向に
沿う直線形状に形成されていて、反対側辺が緩やかに先
端側に向かう斜面を形成している。
【0014】前記ストッパー24は、水平方向に沿うリ
ベットからなる回動軸24aにより上下方向に沿って回
動し、図3の(b)に示すように側面視で稜線24bか
ら折れ曲がる「く」の字形状を呈している。また、前記
回動軸24aは前記ストッパー24の折れ曲がりの稜線
24bから後ろ側の後端部24cに設けられ、また、ス
トッパー24の前記稜線24bから前側の前端部24d
には、前端部24d下端に車体外方向に横向きに突出す
る爪部24eが形成される。
ベットからなる回動軸24aにより上下方向に沿って回
動し、図3の(b)に示すように側面視で稜線24bか
ら折れ曲がる「く」の字形状を呈している。また、前記
回動軸24aは前記ストッパー24の折れ曲がりの稜線
24bから後ろ側の後端部24cに設けられ、また、ス
トッパー24の前記稜線24bから前側の前端部24d
には、前端部24d下端に車体外方向に横向きに突出す
る爪部24eが形成される。
【0015】また、前記レバーストッパーホルダー30
は前方から見て概略下開きの「コ」の字形状を呈してお
り、レバーストッパーホルダー30の車体前方側に位置
する前端部30a内には、前記ストッパーの後端部24
bが位置しかつ前記回動軸24aが固定される。前記回
動軸24aには、一端が前記ストッパー24に係止し、
他端がレバーストッパーホルダー30に係止されたスプ
リング31が設けられており、当該スプリング31によ
り前記ストッパー24は上方に向けて、すなわち、パー
キングブレーキ解除方向に向けて付勢される。前記レバ
ーストッパーホルダー30の後端部の上部にはリアビュ
ーミラー26を挿通させるための貫通孔30bが穿設さ
れており、また、後端部下部のハンドル内側方向部30
cは、後方に延びていてハンドルバー8の外周形状と同
じ円弧形状に凹部30dが形成されている。
は前方から見て概略下開きの「コ」の字形状を呈してお
り、レバーストッパーホルダー30の車体前方側に位置
する前端部30a内には、前記ストッパーの後端部24
bが位置しかつ前記回動軸24aが固定される。前記回
動軸24aには、一端が前記ストッパー24に係止し、
他端がレバーストッパーホルダー30に係止されたスプ
リング31が設けられており、当該スプリング31によ
り前記ストッパー24は上方に向けて、すなわち、パー
キングブレーキ解除方向に向けて付勢される。前記レバ
ーストッパーホルダー30の後端部の上部にはリアビュ
ーミラー26を挿通させるための貫通孔30bが穿設さ
れており、また、後端部下部のハンドル内側方向部30
cは、後方に延びていてハンドルバー8の外周形状と同
じ円弧形状に凹部30dが形成されている。
【0016】以上のように、実施例のパーキングブレー
キ装置においては、前記ストッパー24およびレバース
トッパーホルダー30は前記レバーホルダー22と別体
とされ、ストッパー24およびストッパーホルダー30
でアッセンブリー化する。したがって、レバーホルダー
22にストッパー取り付け用のボス部や穴を形成しなく
とも前記アッセンブリー化されたストッパー24および
ストッパーホルダー30を取り付け得るため、小型車両
に採用する際に後付けができる。
キ装置においては、前記ストッパー24およびレバース
トッパーホルダー30は前記レバーホルダー22と別体
とされ、ストッパー24およびストッパーホルダー30
でアッセンブリー化する。したがって、レバーホルダー
22にストッパー取り付け用のボス部や穴を形成しなく
とも前記アッセンブリー化されたストッパー24および
ストッパーホルダー30を取り付け得るため、小型車両
に採用する際に後付けができる。
【0017】また、ストッパー24およびストッパーホ
ルダー30は、レバーホルダー22に設けられたミラー
ボス28の雌ネジ孔28aにリアビューミラー26の下
端部を螺合するときにストッパーホルダー30を挿通し
て共締めにより固定する。その場合、リアビューミラー
26とミラーボス28との螺合のみによると一点止めと
なるため、ストッパーホルダー30の凹部30dをハン
ドルバー8側面に当てて回り止めとする。したがって、
ストッパーホルダー30を固定するため前記リラービュ
ーミラー26をネジ込んで行く際に確実に回り止めされ
て確実な螺合ができ、かつ、別体の回り止部材を設ける
必要がない。
ルダー30は、レバーホルダー22に設けられたミラー
ボス28の雌ネジ孔28aにリアビューミラー26の下
端部を螺合するときにストッパーホルダー30を挿通し
て共締めにより固定する。その場合、リアビューミラー
26とミラーボス28との螺合のみによると一点止めと
なるため、ストッパーホルダー30の凹部30dをハン
ドルバー8側面に当てて回り止めとする。したがって、
ストッパーホルダー30を固定するため前記リラービュ
ーミラー26をネジ込んで行く際に確実に回り止めされ
て確実な螺合ができ、かつ、別体の回り止部材を設ける
必要がない。
【0018】また、ブレーキ操作用レバー23に突起部
23bを設けており、停車時には、その突起部23bに
レバーストッパー24を当てて固定する。すなわち、前
記レバー23には、走行時等の通常時には、スプリング
31により付勢されて上方位置(図4で二点鎖線で示
す)に保持される。一方、パーキングブレーキ使用時に
は、まず、前記レバー23を握ってブレーキが効くよう
にし、その状態で、前記ストッパー24を指で下方に押
して前記突起部23bに係止させて前記レバー23を握
る力を緩める。これにより、前記前記レバー23は一定
位置にて保持されてブレーキの効く状態が保持される。
このパーキングブレーキの効いている状態の場合には、
前記ストッパー24前端部24d下部の横向きの爪部2
4eが前記レバー23の突起部23bの下方に突出して
おり、エンジンをアイドリング状態で運転等していて車
体が振動したときにも、当該爪部24eが前記突起部2
3b下面に係合するため、前記ストッパー24が前記突
起部23bから外れることがなく確実にパーキングブレ
ーキ状態を保持し得る。
23bを設けており、停車時には、その突起部23bに
レバーストッパー24を当てて固定する。すなわち、前
記レバー23には、走行時等の通常時には、スプリング
31により付勢されて上方位置(図4で二点鎖線で示
す)に保持される。一方、パーキングブレーキ使用時に
は、まず、前記レバー23を握ってブレーキが効くよう
にし、その状態で、前記ストッパー24を指で下方に押
して前記突起部23bに係止させて前記レバー23を握
る力を緩める。これにより、前記前記レバー23は一定
位置にて保持されてブレーキの効く状態が保持される。
このパーキングブレーキの効いている状態の場合には、
前記ストッパー24前端部24d下部の横向きの爪部2
4eが前記レバー23の突起部23bの下方に突出して
おり、エンジンをアイドリング状態で運転等していて車
体が振動したときにも、当該爪部24eが前記突起部2
3b下面に係合するため、前記ストッパー24が前記突
起部23bから外れることがなく確実にパーキングブレ
ーキ状態を保持し得る。
【0019】そして、ブレーキを解放するときは、前記
レバー23を握って前記ストッパー24と前記突起部2
3bとの係合を解除する。これにより、前記ストッパー
24はスプリング31により上方に向けて付勢されてい
るため、前記突起部23bから外れて、ブレーキが解放
される。
レバー23を握って前記ストッパー24と前記突起部2
3bとの係合を解除する。これにより、前記ストッパー
24はスプリング31により上方に向けて付勢されてい
るため、前記突起部23bから外れて、ブレーキが解放
される。
【0020】前記実施例によれば、前記ストッパー24
がアッセンブリー化できるため、後組付けが容易であ
り、オプション設定も可能である。また、前記ストッパ
ー24および前記ストッパーホルダー30等の部品の大
きさの設定が自在なため、高耐久化、高剛性化が可能で
あり、また、操作性がよい。また、前記ストッパー24
に爪部24eを設けることにより、前記ストッパー24
はレバー23の突起23bから自然に外れることがなく
安全である。また、前記ストッパー24は後付けできる
ため、前記レバーホルダー22を専用に設計する必要が
なく、設計負荷、作業負荷を軽減して経済的である。
がアッセンブリー化できるため、後組付けが容易であ
り、オプション設定も可能である。また、前記ストッパ
ー24および前記ストッパーホルダー30等の部品の大
きさの設定が自在なため、高耐久化、高剛性化が可能で
あり、また、操作性がよい。また、前記ストッパー24
に爪部24eを設けることにより、前記ストッパー24
はレバー23の突起23bから自然に外れることがなく
安全である。また、前記ストッパー24は後付けできる
ため、前記レバーホルダー22を専用に設計する必要が
なく、設計負荷、作業負荷を軽減して経済的である。
【0021】
【発明の効果】以上説明した通り本発明によれば、取り
付け場所の制約をなくするため、部品の大きさの制約を
緩和するため、ストッパーおよびストッパーホルダー等
の部品の大きさの設定が自在になり、各部品の高耐久
化、高剛性化が可能であり、また、操作性がよい。ま
た、前記ストッパーは後付けできるため、レバーホルダ
ーを専用に設計する必要がなく、設計負荷、作業負荷を
軽減して経済的である。また、ブレーキレバー用ストッ
パーのアセンブリー化を可能にして後組付けが容易にな
り、オプション設定も可能である。なお、ストッパーに
実施例のように爪部を設けることにより、前記ストッパ
ーはレバーから自然に外れることがない。
付け場所の制約をなくするため、部品の大きさの制約を
緩和するため、ストッパーおよびストッパーホルダー等
の部品の大きさの設定が自在になり、各部品の高耐久
化、高剛性化が可能であり、また、操作性がよい。ま
た、前記ストッパーは後付けできるため、レバーホルダ
ーを専用に設計する必要がなく、設計負荷、作業負荷を
軽減して経済的である。また、ブレーキレバー用ストッ
パーのアセンブリー化を可能にして後組付けが容易にな
り、オプション設定も可能である。なお、ストッパーに
実施例のように爪部を設けることにより、前記ストッパ
ーはレバーから自然に外れることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る小型車両例えば自動二輪
車のパーキングブレーキ装置の組み立て説明図である。
車のパーキングブレーキ装置の組み立て説明図である。
【図2】図1のパーキングブレーキ装置の要部正面視図
である。
である。
【図3】ストッパーおよびストッパーホルダーの部分組
み立て図てあって、(a)は平面図、(b)は側面図で
ある。
み立て図てあって、(a)は平面図、(b)は側面図で
ある。
【図4】図1のパーキングブレーキ装置の作動説明図で
ある。
ある。
【図5】従来のパーキングブレーキ装置の作動説明のた
めの平面図である。
めの平面図である。
【図6】図5の装置の作動説明のための斜視図である。
【図7】図5のA−A線に沿う断面視図である。
8 ハンドルバー 22 レバーホルダー 23 ブレーキ操作用レバー 24 ストッパー 26 リアビューミラー 28 ミラーボス 30 レバーストッパーホルダー
Claims (1)
- 【請求項1】 小型車両のハンドルにホルダーによりブ
レーキ操作用レバーが取り付けられていて、停車時に当
該レバーをブレーキ解放の方向に戻らないようにするス
トッパーを有するパーキングブレーキ装置において、 前記ホルダーにミラーを取り付けるためのボス部を突設
し、前記ストッパーが回動可能に軸支されるブラケット
を前記ボス部に固定したことを特徴とする小型車両のパ
ーキングブレーキ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26910794A JPH08127381A (ja) | 1994-11-01 | 1994-11-01 | 小型車両のパーキングブレーキ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26910794A JPH08127381A (ja) | 1994-11-01 | 1994-11-01 | 小型車両のパーキングブレーキ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08127381A true JPH08127381A (ja) | 1996-05-21 |
Family
ID=17467775
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26910794A Pending JPH08127381A (ja) | 1994-11-01 | 1994-11-01 | 小型車両のパーキングブレーキ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08127381A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004276649A (ja) * | 2003-03-12 | 2004-10-07 | Honda Motor Co Ltd | 車両用パーキングレバー装置 |
-
1994
- 1994-11-01 JP JP26910794A patent/JPH08127381A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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