JP2004168228A - トラクタの変速操作装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】運転席の居住性や操作レバーの操作性を向上する。
【解決手段】トラクタ車体4に操向用ハンドル12のハンドルポスト24を支持するサポートフレーム20を設け、このサポートフレーム20に、ハンドルポスト24の左右一方側に位置して前後進変速装置を操作するための第1操作レバー13を支持し、同左右他方側に位置して主変速装置を操作するための第2操作レバー14を支持する。
【選択図】 図1
【解決手段】トラクタ車体4に操向用ハンドル12のハンドルポスト24を支持するサポートフレーム20を設け、このサポートフレーム20に、ハンドルポスト24の左右一方側に位置して前後進変速装置を操作するための第1操作レバー13を支持し、同左右他方側に位置して主変速装置を操作するための第2操作レバー14を支持する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、トラクタの変速操作装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
特許文献1、2には、エンジン、ミッションケースを前後に連結してトラクタ車体を構成し、このトラクタ車体上に操縦フロア、操向用ハンドル、運転席を設け、ミッションケース内に、走行系の主変速装置やシャトル変速装置(前後進変速装置)を備えているトラクタが開示されている。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−30778号
【特許文献1】
特開平10−6790号
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の技術では、シャトル変速装置の操作レバーは、例えば、フロントローダ作業等で頻繁な前後進を容易に行えるようにするために操向用ハンドルの近傍に配設されていたが、主変速装置の操作レバーは、ミッションケースの上壁から上方に突出され、運転者の足下に配設されており、このため足下空間が狭くなって居住性を損ない、乗降の邪魔にもなるという問題があった。
また、シャトル変速の操作レバーがハンドルのすぐ近くにあるのに対して、主変速装置の操作レバーは若干ハンドルから離れているため、この主変速操作レバーとシャトル操作レバー、ハンドルを連続的に(連携して)操作する際に腕を大きく移動させなければならないという問題があった。
【0005】
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、運転席の居住性や乗降性、操作レバーの操作性を向上することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成するために以下の技術的手段を講じている。
本発明にかかるトラクタの変速操作装置は、トラクタ車体に操向用ハンドルのハンドルポストを支持するサポートフレームを設け、このサポートフレームに、ハンドルポストの左右一方側に位置して前後進変速装置を操作するための第1操作レバーを支持し、同左右他方側に位置して主変速装置を操作するための第2操作レバーを支持していることを特徴とするものである。
【0007】
このような構成を採用することによって、第2操作レバーが運転席の足下空間を狭くしたり乗降の邪魔になることはほとんどなく、操向用ハンドルの近くに第1,第2操作レバーが配置されるので両操作レバーの操作性が向上し、両操作レバーの連携操作も容易となる。
前記第2操作レバーは、ハンドルポストの近傍からハンドルの外周輪部の近傍に向けて左右外側上方に延設されていることが好ましい。この場合、第2操作レバーの基部側はハンドルポストの近くに配置されるので、その左右外側に各種スイッチ等の部品の配置スペース又は操作スペースを充分に確保でき、第2操作レバーの上部側はハンドルの外周輪部の近傍に配設されるのでその操作性を損なうこともない。
【0008】
前記第2操作レバーは、その上端がハンドルの外周輪部の内側に配置されていることが好ましい。これによって、第2操作レバーがハンドルの外周輪部から外側に突出している場合に比べて、乗降性がより向上する。
前記第2操作レバーは、リンク及びロッドを介して主変速装置に連動連結されていることが好ましい。これによって、第2操作レバーが主変速装置から離れた配置となっていても確実な応答性、操作フィーリングが得られるようになる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図8に示すように、トラクタ1は、エンジン2の後部にミッションケース3を連結することでトラクタ車体4を構成しており、このトラクタ車体4は、図示しない左右一対の前輪及び後輪によって走行可能に支持されている。
ミッションケース3内には、エンジン2からの動力を後輪等の駆動輪に伝達する動力伝達装置が内蔵されており、この動力伝達装置として、車速を多段変速する主変速装置80や副変速装置、前後進を切り替える前後進変速装置(シャトル変速装置)81等を具備している。
【0010】
図9には、主変速装置80及び前後進変速装置81の一例が示されており、ミッションケース3内には、エンジン2からの動力がクラッチ76を介して伝達される推進軸77に同軸心状として変速主軸78が設けられ、この変速主軸78と平行に変速副軸79が設けられており、前後進変速装置81及び主変速装置80を介して推進軸77から変速主軸78を経て変速副軸79に回転動力が伝達されるようになっている。
前後進変速装置81は、機械式のギヤ変速装置であって、変速主軸78と変速副軸79との間で咬合する前進側ギヤ列82及び後進側ギヤ列83を備え、変速主軸78上に摺動自在として備えたシフタ(シフトギヤ)88を矢示F方向に移動すると前進となり、矢示R方向に移動すると後進となり、中立を含めて前後進に切り替え可能となっている。
【0011】
主変速装置80は、機械式のギヤ変速装置であって、本実施形態では、1速〜4速の4段変速型を例示しており、変速主軸78と変速副軸79との間で咬合する1速〜4速の各ギヤ列84〜87を具備し、変速主軸78上及び変速副軸79上に備えている各シフタ(シフトギヤ)64,65を矢示1F〜4Fの方向に摺動することによって、中立を含めて4段変速が可能となっている。
なお、各変速装置80,81の変速段数やギヤ、シフタの配置等は適宜変更可能であり、機械式のシフトギヤ形式に限らず油圧クラッチによる変速切替としてもよい。
【0012】
図7及び図8に示すように、前記トラクタ車体4上には運転席(図示略)が搭載され、この運転席の前方に操縦操作装置5が配設されており、この操縦操作装置5の前側にエンジン2を覆うボンネット6が設けられている。
操縦操作装置5は、計器パネル10を有したパネルフード11、操向用ハンドル12、前後進変速装置81の操作レバー(第1操作レバー)13、主変速装置80の操作レバー(第2操作レバー)14、ブレーキペダル15、クラッチペダル17、アクセルレバー18等を備えており、これらはトラクタ車体4上に立設したサポートフレーム20に支持されている。
【0013】
サポートフレーム20は、図6及び図1に示すように、左右一対の側壁21と、この側壁21の前上部を相互に連結する連結壁22とを備えて正面視で略門型に形成され、左右側壁21の下端部がミッションケース3の上面にボルト等の締結具にて固定されている。
左右側壁21の上下中途部には後下がり状に傾斜した支持板23が架設されており、この支持板23の上面側に操向用ハンドル12のハンドル軸を支持するハンドルポスト24が立設されている。また、支持板23の下面にはステアリングコントローラ19が取り付けられている。
【0014】
前記サポートフレーム20の上部側には、左右側壁21間に支持筒25が架設されており、この支持筒25には、図1に示す如くペダル軸26が挿通され、このペダル軸26の一端部(左端部)にクラッチペダル17の揺動アーム27上端が取付筒を介して連結され、ペダル軸26の他端部にブレーキペダル15の揺動アーム28上端が取付筒を介して連結されており、ここに吊り下げ式のペダルユニットが構成されている。
なお、ブレーキペダル15,15は、左右に並設されていてその一方はペダル軸26に回動自在として套嵌支持され、他方はペダル軸26にピンにて固着されている。
【0015】
右側壁21の前下部には、左右外方に突出する取付軸29が設けられ、この取付軸29にアクセルレバー18の基部が回動自在に取り付けられており、このアクセルレバー18は、図8に示すように取付軸29から後斜め上方に延伸しており、その先端部18Aは、図1に示すように左右内向き(左向き)に屈曲し且つハンドル12及び第2操作レバー14の近くで該ハンドル12の外周輪部12Aよりも左右外側に配設されている。
ハンドルポスト24の左側には、上記支持板23を上下に貫通する孔23Aが形成され、支持板23の下方には左側壁21から内側に突設した第2支持板31が設けられ、この第2支持板31には、上記孔23Aと同軸心状に貫通する孔31Aが形成され、各支持板23,31には、各孔23A,31Aに取り付けられたベアリング32,32を介してレバー軸33が軸心回り回動自在に支持されている。
【0016】
レバー軸33はハンドルポスト24と略平行に配設され、その上端には第1操作レバー13の基部が前後軸心回りに回動自在に連結され、この第1操作レバー13の下部側はハンドルポスト24の近傍で略上下方向に配設され、上下中途部の屈曲部を介して上部側が左右外側(左側)斜め上方に延伸され、第1操作レバー13の先端は、ハンドル12の外周輪部12Aよりも左右外側(左側)に突出されている。
ハンドルポスト24の側面には、第1操作レバー13の操作を規制する規制部材34が固着されており、第1操作レバー13を2点差線の如く上方に揺動すると規制部材34による規制が解除され、更に第1操作レバー13を前後に揺動することでレバー軸33が軸心回りに回動するようになっている。このレバー軸33の回動により、リンク等を介して前後進変速装置81がシフト操作されるようになっている。
【0017】
ハンドルポスト24の右側において、支持筒25上には左右一対の取付ブラケット35が後方に突設され、この取付ブラケット35に第2操作レバー14が支持されている。
この第2操作レバー14は、その下部14Aがハンドルポスト24の近傍で該ハンドルポスト24に略沿うように上下方向に配設され、上下中途部の屈曲部14Bを介して中間部(傾斜部)14Cが左右外側(右側)斜め上方に延伸し、更に屈曲部14Dを介して上部(先端部)14Eが上向きに延伸している。
【0018】
また、第2操作レバー14は、図8に示す側面視において、下部14A側がハンドルポスト24の側方に重複するように配置され、屈曲部14Bを介して上部側14C〜14Eが後斜め上方に延伸し、その先端14Eがハンドル12の前後中央よりもやや後側(運転席側)に配置されている。
図1及び図7に示すように、この第2操作レバー14の先端は、ハンドル12の外周輪部12Aの内側に収まるように配設されており、これによって、第2操作レバー14が外側に突出している場合に比べてトラクタ1への乗降の邪魔にならないようになっている。また、アクセルレバー18の操作の邪魔となることもほとんどない。
【0019】
第2操作レバー14は、ハンドルポスト24の近傍からハンドル12の外周輪部12Aへ向けて斜め外方に延設されているため、第2操作レバー14の下部側では、パネルフード11の左右側部に備えられたウインカースイッチやライトスイッチ等の部品36(図7参照)の配置スペースや操作スペースを充分に確保でき、第2操作レバー14の上部側は可及的に左右外方(外周輪部12Aの近傍)に配設されて、その操作性が確保されている。
第2操作レバー14は、これを左右に揺動することによって、主変速装置80における1・2速間の変速操作か3・4速間の変速操作かの選択を行い、前後に揺動することによって選択された所定の変速操作を行うものとされており、この第2操作レバー14の基部には、上記のようなレバー操作を主変速装置80に伝達する伝動手段37が接続されている。なお、第2操作レバー14の上端部は上向きとなっているので、ハンドル12の内側であっても前後左右の操作は良好に行えるようになっている。
【0020】
この伝動手段37は、図2及び図3に示すように、左右取付ブラケット35,35間に架設された第1の軸38と、第1の軸38に回転自在に外嵌された第1筒体39と、この第1筒体39の下側に固着され該第1筒体39と直交した軸心を有する第2筒体40と、この第2筒体40内に回転自在に挿通された第2の軸41と、この軸41に連結された連結具42とを有し、この連結具42は側面視で門形(コ字形)に形成され、その下側二股部に軸41が挿通され、上部に第2操作レバー14の下端部が固定されている。
【0021】
前記第2筒体40には取付片43が固着され、この取付片43の先端には、サポートフレーム20の側壁21外側に上下方向に配設された第1ロッド44の上端部が回動自在に連結されている。
図1及び図8に示すように、サポートフレーム20の右側壁21には、左右方向の軸45が外方突出状に設けられており、この軸45にはリンク部材46のボス部47が回動自在に支持されている。リンク部材46は、ボス部47から前方に突出する第1リンク片48と、ボス部47から下方に突出する第2リンク片49とを有して側面視でL字形を呈しており、前記第1ロッド44の下端部は第1リンク片48に接続されている。
【0022】
リンク部材46の第2リンク片49には、トラクタ車体4の右側上部に前後方向に配設された第2ロッド50の前端部が接続されている。この第2ロッド50の後端部は、トラクタ車体4の上面部に配設されたレバー部材51に連結されている。
レバー部材51は、図4及び図5に示すように、ミッションケース3上に左右方向に配設され、その右端部に第2ロッド50が連結され、左端部にボス体52を備えている。
【0023】
ミッションケース3の上面部には縦軸53が回動自在に支持されており、この縦軸53に上端部に前記ボス体52が嵌合されている。
以上の構成により、図3に示す如く、第2操作レバー14を前後に揺動すると、連結具42、第2の軸41、第2筒体40及び取付片43が第1の軸38を支点として回動し、この取付片43に接続された第1ロッド44が上下に押し引き操作される。
また、図8に示す如く、第1ロッド44の上下動によりリンク部材46が軸45回りに回動し、第2ロッド50が前後押し引き操作され、図4に示すように、第2ロッド50に連結されたレバー部材51を介して縦軸53が軸心回りに回動するようになっている。
【0024】
図4及び図5に示すように、前記縦軸53の下端部はミッションケース3内に配設され、この下端部には左方向に操作アーム54が突設されている。操作アームは先端部を前後の2又形状としたものであり、この2又間には操作ピン55が係合されている。
ミッションケース3の上部には前後方向の操作軸57が回動自在に支持されており、この操作軸57の前後中途部には、操作ピン55の上部に備えられたボス部58がスプライン嵌合されている。したがって、操作ピン55は操作軸57に沿って前後摺動自在であり且つ操作軸57と一体回動自在となっている。
【0025】
ミッションケース3内には、前後方向に配設された2本のシフト軸60,61が左右に並んでそれぞれ前後摺動自在に支持され、各シフト軸60,61には、主変速装置80のシフタ64,65を操作するためのシフトフォーク62.63が固定されている。操作ピン55は、2つのシフトフォーク62,63のいずれか一方に切り替え可能に係合されている。
したがって、前述したように第2操作レバー14の前後揺動操作により縦軸53が回動すると、操作アーム54によって操作ピン55が操作軸57上で前後摺動し、操作ピン55の下部に係合しているシフトフォーク62,63が前後に移動し、これに係合しているシフタ64,65が移動して主変速装置80がシフト操作されるようになっている。
【0026】
上記シフトフォーク62,63は、1・2速間の操作用と、3・4速間の操作用との2つが備えられており、操作軸57の回動によって操作ピン55がいずれかのシフトフォーク62,63に係合するようになっている。
そして、この操作軸57の回動は、第2操作レバー14の左右揺動によって行われるようになっている。
すなわち、ミッションケース3から突出する操作軸57の前端部には突片57Aが上向きに突設され、該突片57Aに伝動手段37を構成する操作ケーブル67の一端が接続されており、この操作ケーブル67の他端は、図1及び図2に示すように、第2操作レバー14下端の連結具42から突出する連係片68に接続されている。そして、第2操作レバー14を図2の如く左右に揺動すると、連結具42及び連係片68が第2の軸41回りに左右回動し、これによって操作ケーブル67が押し引き操作され、突片57Aを介して操作軸57が回動するようになっている。
【0027】
この操作軸57の回動により操作ピン55がいずれかのシフトフォーク62,63に係合する。
なお、上記突片57Aは、これとミッションケース3との間に架設された引っ張りバネ69によって左右一方側へ回動する方向に付勢されており、この付勢により第2操作レバー14はニュートラル状態で左右内側(ハンドルポスト24側)に揺動するようになっている。
本発明は、上記した実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲内において適宜設計変更できるものである。
【0028】
【発明の効果】
以上詳述したように本発明によれば、主変速装置用の第2操作レバーが居住性を損なったりトラクタ車体への乗降の邪魔になることはなく、第1操作レバーとともに操作性が良好となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態にかかる操縦操作装置の背面図(図8のA矢示図)である。
【図2】第2操作レバー部分を拡大して示す背面図である。
【図3】第2操作レバー部分を拡大して示す側面図である。
【図4】ミッションケース上面の平面図(図8のB矢示図)である。
【図5】ミッションケース内の背面図(図8のC矢示図)である。
【図6】サポートフレームの斜視図である。
【図7】操縦操作装置の背面図である。
【図8】操縦操作装置の側面図である。
【図9】変速装置の概略図である。
【符号の説明】
1 トラクタ
4 トラクタ車体
12 ハンドル
12A 外周輪部
13 第1操作レバー
14 第2操作レバー
20 サポートフレーム
44 第1ロッド
46 リンク部材
50 第2ロッド
47 ボス部
80 主変速装置
81 前後進変速装置
【発明の属する技術分野】
本発明は、トラクタの変速操作装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
特許文献1、2には、エンジン、ミッションケースを前後に連結してトラクタ車体を構成し、このトラクタ車体上に操縦フロア、操向用ハンドル、運転席を設け、ミッションケース内に、走行系の主変速装置やシャトル変速装置(前後進変速装置)を備えているトラクタが開示されている。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−30778号
【特許文献1】
特開平10−6790号
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の技術では、シャトル変速装置の操作レバーは、例えば、フロントローダ作業等で頻繁な前後進を容易に行えるようにするために操向用ハンドルの近傍に配設されていたが、主変速装置の操作レバーは、ミッションケースの上壁から上方に突出され、運転者の足下に配設されており、このため足下空間が狭くなって居住性を損ない、乗降の邪魔にもなるという問題があった。
また、シャトル変速の操作レバーがハンドルのすぐ近くにあるのに対して、主変速装置の操作レバーは若干ハンドルから離れているため、この主変速操作レバーとシャトル操作レバー、ハンドルを連続的に(連携して)操作する際に腕を大きく移動させなければならないという問題があった。
【0005】
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、運転席の居住性や乗降性、操作レバーの操作性を向上することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成するために以下の技術的手段を講じている。
本発明にかかるトラクタの変速操作装置は、トラクタ車体に操向用ハンドルのハンドルポストを支持するサポートフレームを設け、このサポートフレームに、ハンドルポストの左右一方側に位置して前後進変速装置を操作するための第1操作レバーを支持し、同左右他方側に位置して主変速装置を操作するための第2操作レバーを支持していることを特徴とするものである。
【0007】
このような構成を採用することによって、第2操作レバーが運転席の足下空間を狭くしたり乗降の邪魔になることはほとんどなく、操向用ハンドルの近くに第1,第2操作レバーが配置されるので両操作レバーの操作性が向上し、両操作レバーの連携操作も容易となる。
前記第2操作レバーは、ハンドルポストの近傍からハンドルの外周輪部の近傍に向けて左右外側上方に延設されていることが好ましい。この場合、第2操作レバーの基部側はハンドルポストの近くに配置されるので、その左右外側に各種スイッチ等の部品の配置スペース又は操作スペースを充分に確保でき、第2操作レバーの上部側はハンドルの外周輪部の近傍に配設されるのでその操作性を損なうこともない。
【0008】
前記第2操作レバーは、その上端がハンドルの外周輪部の内側に配置されていることが好ましい。これによって、第2操作レバーがハンドルの外周輪部から外側に突出している場合に比べて、乗降性がより向上する。
前記第2操作レバーは、リンク及びロッドを介して主変速装置に連動連結されていることが好ましい。これによって、第2操作レバーが主変速装置から離れた配置となっていても確実な応答性、操作フィーリングが得られるようになる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図8に示すように、トラクタ1は、エンジン2の後部にミッションケース3を連結することでトラクタ車体4を構成しており、このトラクタ車体4は、図示しない左右一対の前輪及び後輪によって走行可能に支持されている。
ミッションケース3内には、エンジン2からの動力を後輪等の駆動輪に伝達する動力伝達装置が内蔵されており、この動力伝達装置として、車速を多段変速する主変速装置80や副変速装置、前後進を切り替える前後進変速装置(シャトル変速装置)81等を具備している。
【0010】
図9には、主変速装置80及び前後進変速装置81の一例が示されており、ミッションケース3内には、エンジン2からの動力がクラッチ76を介して伝達される推進軸77に同軸心状として変速主軸78が設けられ、この変速主軸78と平行に変速副軸79が設けられており、前後進変速装置81及び主変速装置80を介して推進軸77から変速主軸78を経て変速副軸79に回転動力が伝達されるようになっている。
前後進変速装置81は、機械式のギヤ変速装置であって、変速主軸78と変速副軸79との間で咬合する前進側ギヤ列82及び後進側ギヤ列83を備え、変速主軸78上に摺動自在として備えたシフタ(シフトギヤ)88を矢示F方向に移動すると前進となり、矢示R方向に移動すると後進となり、中立を含めて前後進に切り替え可能となっている。
【0011】
主変速装置80は、機械式のギヤ変速装置であって、本実施形態では、1速〜4速の4段変速型を例示しており、変速主軸78と変速副軸79との間で咬合する1速〜4速の各ギヤ列84〜87を具備し、変速主軸78上及び変速副軸79上に備えている各シフタ(シフトギヤ)64,65を矢示1F〜4Fの方向に摺動することによって、中立を含めて4段変速が可能となっている。
なお、各変速装置80,81の変速段数やギヤ、シフタの配置等は適宜変更可能であり、機械式のシフトギヤ形式に限らず油圧クラッチによる変速切替としてもよい。
【0012】
図7及び図8に示すように、前記トラクタ車体4上には運転席(図示略)が搭載され、この運転席の前方に操縦操作装置5が配設されており、この操縦操作装置5の前側にエンジン2を覆うボンネット6が設けられている。
操縦操作装置5は、計器パネル10を有したパネルフード11、操向用ハンドル12、前後進変速装置81の操作レバー(第1操作レバー)13、主変速装置80の操作レバー(第2操作レバー)14、ブレーキペダル15、クラッチペダル17、アクセルレバー18等を備えており、これらはトラクタ車体4上に立設したサポートフレーム20に支持されている。
【0013】
サポートフレーム20は、図6及び図1に示すように、左右一対の側壁21と、この側壁21の前上部を相互に連結する連結壁22とを備えて正面視で略門型に形成され、左右側壁21の下端部がミッションケース3の上面にボルト等の締結具にて固定されている。
左右側壁21の上下中途部には後下がり状に傾斜した支持板23が架設されており、この支持板23の上面側に操向用ハンドル12のハンドル軸を支持するハンドルポスト24が立設されている。また、支持板23の下面にはステアリングコントローラ19が取り付けられている。
【0014】
前記サポートフレーム20の上部側には、左右側壁21間に支持筒25が架設されており、この支持筒25には、図1に示す如くペダル軸26が挿通され、このペダル軸26の一端部(左端部)にクラッチペダル17の揺動アーム27上端が取付筒を介して連結され、ペダル軸26の他端部にブレーキペダル15の揺動アーム28上端が取付筒を介して連結されており、ここに吊り下げ式のペダルユニットが構成されている。
なお、ブレーキペダル15,15は、左右に並設されていてその一方はペダル軸26に回動自在として套嵌支持され、他方はペダル軸26にピンにて固着されている。
【0015】
右側壁21の前下部には、左右外方に突出する取付軸29が設けられ、この取付軸29にアクセルレバー18の基部が回動自在に取り付けられており、このアクセルレバー18は、図8に示すように取付軸29から後斜め上方に延伸しており、その先端部18Aは、図1に示すように左右内向き(左向き)に屈曲し且つハンドル12及び第2操作レバー14の近くで該ハンドル12の外周輪部12Aよりも左右外側に配設されている。
ハンドルポスト24の左側には、上記支持板23を上下に貫通する孔23Aが形成され、支持板23の下方には左側壁21から内側に突設した第2支持板31が設けられ、この第2支持板31には、上記孔23Aと同軸心状に貫通する孔31Aが形成され、各支持板23,31には、各孔23A,31Aに取り付けられたベアリング32,32を介してレバー軸33が軸心回り回動自在に支持されている。
【0016】
レバー軸33はハンドルポスト24と略平行に配設され、その上端には第1操作レバー13の基部が前後軸心回りに回動自在に連結され、この第1操作レバー13の下部側はハンドルポスト24の近傍で略上下方向に配設され、上下中途部の屈曲部を介して上部側が左右外側(左側)斜め上方に延伸され、第1操作レバー13の先端は、ハンドル12の外周輪部12Aよりも左右外側(左側)に突出されている。
ハンドルポスト24の側面には、第1操作レバー13の操作を規制する規制部材34が固着されており、第1操作レバー13を2点差線の如く上方に揺動すると規制部材34による規制が解除され、更に第1操作レバー13を前後に揺動することでレバー軸33が軸心回りに回動するようになっている。このレバー軸33の回動により、リンク等を介して前後進変速装置81がシフト操作されるようになっている。
【0017】
ハンドルポスト24の右側において、支持筒25上には左右一対の取付ブラケット35が後方に突設され、この取付ブラケット35に第2操作レバー14が支持されている。
この第2操作レバー14は、その下部14Aがハンドルポスト24の近傍で該ハンドルポスト24に略沿うように上下方向に配設され、上下中途部の屈曲部14Bを介して中間部(傾斜部)14Cが左右外側(右側)斜め上方に延伸し、更に屈曲部14Dを介して上部(先端部)14Eが上向きに延伸している。
【0018】
また、第2操作レバー14は、図8に示す側面視において、下部14A側がハンドルポスト24の側方に重複するように配置され、屈曲部14Bを介して上部側14C〜14Eが後斜め上方に延伸し、その先端14Eがハンドル12の前後中央よりもやや後側(運転席側)に配置されている。
図1及び図7に示すように、この第2操作レバー14の先端は、ハンドル12の外周輪部12Aの内側に収まるように配設されており、これによって、第2操作レバー14が外側に突出している場合に比べてトラクタ1への乗降の邪魔にならないようになっている。また、アクセルレバー18の操作の邪魔となることもほとんどない。
【0019】
第2操作レバー14は、ハンドルポスト24の近傍からハンドル12の外周輪部12Aへ向けて斜め外方に延設されているため、第2操作レバー14の下部側では、パネルフード11の左右側部に備えられたウインカースイッチやライトスイッチ等の部品36(図7参照)の配置スペースや操作スペースを充分に確保でき、第2操作レバー14の上部側は可及的に左右外方(外周輪部12Aの近傍)に配設されて、その操作性が確保されている。
第2操作レバー14は、これを左右に揺動することによって、主変速装置80における1・2速間の変速操作か3・4速間の変速操作かの選択を行い、前後に揺動することによって選択された所定の変速操作を行うものとされており、この第2操作レバー14の基部には、上記のようなレバー操作を主変速装置80に伝達する伝動手段37が接続されている。なお、第2操作レバー14の上端部は上向きとなっているので、ハンドル12の内側であっても前後左右の操作は良好に行えるようになっている。
【0020】
この伝動手段37は、図2及び図3に示すように、左右取付ブラケット35,35間に架設された第1の軸38と、第1の軸38に回転自在に外嵌された第1筒体39と、この第1筒体39の下側に固着され該第1筒体39と直交した軸心を有する第2筒体40と、この第2筒体40内に回転自在に挿通された第2の軸41と、この軸41に連結された連結具42とを有し、この連結具42は側面視で門形(コ字形)に形成され、その下側二股部に軸41が挿通され、上部に第2操作レバー14の下端部が固定されている。
【0021】
前記第2筒体40には取付片43が固着され、この取付片43の先端には、サポートフレーム20の側壁21外側に上下方向に配設された第1ロッド44の上端部が回動自在に連結されている。
図1及び図8に示すように、サポートフレーム20の右側壁21には、左右方向の軸45が外方突出状に設けられており、この軸45にはリンク部材46のボス部47が回動自在に支持されている。リンク部材46は、ボス部47から前方に突出する第1リンク片48と、ボス部47から下方に突出する第2リンク片49とを有して側面視でL字形を呈しており、前記第1ロッド44の下端部は第1リンク片48に接続されている。
【0022】
リンク部材46の第2リンク片49には、トラクタ車体4の右側上部に前後方向に配設された第2ロッド50の前端部が接続されている。この第2ロッド50の後端部は、トラクタ車体4の上面部に配設されたレバー部材51に連結されている。
レバー部材51は、図4及び図5に示すように、ミッションケース3上に左右方向に配設され、その右端部に第2ロッド50が連結され、左端部にボス体52を備えている。
【0023】
ミッションケース3の上面部には縦軸53が回動自在に支持されており、この縦軸53に上端部に前記ボス体52が嵌合されている。
以上の構成により、図3に示す如く、第2操作レバー14を前後に揺動すると、連結具42、第2の軸41、第2筒体40及び取付片43が第1の軸38を支点として回動し、この取付片43に接続された第1ロッド44が上下に押し引き操作される。
また、図8に示す如く、第1ロッド44の上下動によりリンク部材46が軸45回りに回動し、第2ロッド50が前後押し引き操作され、図4に示すように、第2ロッド50に連結されたレバー部材51を介して縦軸53が軸心回りに回動するようになっている。
【0024】
図4及び図5に示すように、前記縦軸53の下端部はミッションケース3内に配設され、この下端部には左方向に操作アーム54が突設されている。操作アームは先端部を前後の2又形状としたものであり、この2又間には操作ピン55が係合されている。
ミッションケース3の上部には前後方向の操作軸57が回動自在に支持されており、この操作軸57の前後中途部には、操作ピン55の上部に備えられたボス部58がスプライン嵌合されている。したがって、操作ピン55は操作軸57に沿って前後摺動自在であり且つ操作軸57と一体回動自在となっている。
【0025】
ミッションケース3内には、前後方向に配設された2本のシフト軸60,61が左右に並んでそれぞれ前後摺動自在に支持され、各シフト軸60,61には、主変速装置80のシフタ64,65を操作するためのシフトフォーク62.63が固定されている。操作ピン55は、2つのシフトフォーク62,63のいずれか一方に切り替え可能に係合されている。
したがって、前述したように第2操作レバー14の前後揺動操作により縦軸53が回動すると、操作アーム54によって操作ピン55が操作軸57上で前後摺動し、操作ピン55の下部に係合しているシフトフォーク62,63が前後に移動し、これに係合しているシフタ64,65が移動して主変速装置80がシフト操作されるようになっている。
【0026】
上記シフトフォーク62,63は、1・2速間の操作用と、3・4速間の操作用との2つが備えられており、操作軸57の回動によって操作ピン55がいずれかのシフトフォーク62,63に係合するようになっている。
そして、この操作軸57の回動は、第2操作レバー14の左右揺動によって行われるようになっている。
すなわち、ミッションケース3から突出する操作軸57の前端部には突片57Aが上向きに突設され、該突片57Aに伝動手段37を構成する操作ケーブル67の一端が接続されており、この操作ケーブル67の他端は、図1及び図2に示すように、第2操作レバー14下端の連結具42から突出する連係片68に接続されている。そして、第2操作レバー14を図2の如く左右に揺動すると、連結具42及び連係片68が第2の軸41回りに左右回動し、これによって操作ケーブル67が押し引き操作され、突片57Aを介して操作軸57が回動するようになっている。
【0027】
この操作軸57の回動により操作ピン55がいずれかのシフトフォーク62,63に係合する。
なお、上記突片57Aは、これとミッションケース3との間に架設された引っ張りバネ69によって左右一方側へ回動する方向に付勢されており、この付勢により第2操作レバー14はニュートラル状態で左右内側(ハンドルポスト24側)に揺動するようになっている。
本発明は、上記した実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲内において適宜設計変更できるものである。
【0028】
【発明の効果】
以上詳述したように本発明によれば、主変速装置用の第2操作レバーが居住性を損なったりトラクタ車体への乗降の邪魔になることはなく、第1操作レバーとともに操作性が良好となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態にかかる操縦操作装置の背面図(図8のA矢示図)である。
【図2】第2操作レバー部分を拡大して示す背面図である。
【図3】第2操作レバー部分を拡大して示す側面図である。
【図4】ミッションケース上面の平面図(図8のB矢示図)である。
【図5】ミッションケース内の背面図(図8のC矢示図)である。
【図6】サポートフレームの斜視図である。
【図7】操縦操作装置の背面図である。
【図8】操縦操作装置の側面図である。
【図9】変速装置の概略図である。
【符号の説明】
1 トラクタ
4 トラクタ車体
12 ハンドル
12A 外周輪部
13 第1操作レバー
14 第2操作レバー
20 サポートフレーム
44 第1ロッド
46 リンク部材
50 第2ロッド
47 ボス部
80 主変速装置
81 前後進変速装置
Claims (4)
- トラクタ車体(4)に操向用ハンドル(12)のハンドルポスト(24)を支持するサポートフレーム(20)を設け、このサポートフレーム(20)に、ハンドルポスト(24)の左右一方側に位置して前後進変速装置(81)を操作するための第1操作レバー(13)を支持し、同左右他方側に位置して主変速装置(80)を操作するための第2操作レバー(14)を支持していることを特徴とするトラクタの変速操作装置。
- 前記第2操作レバー(14)は、ハンドルポスト(24)の近傍からハンドル(12)の外周輪部(12A)の近傍に向けて延設されていることを特徴とする請求項1記載のトラクタの変速操作装置。
- 前記第2操作レバー(14)は、その上端がハンドル(12)の外周輪部(12A)の内側に配置されていることを特徴とする請求項2記載のトラクタの変速操作装置。
- 前記第2操作レバー(14)は、リンク(46)及びロッド(44,50)を介して主変速装置(80)側に連動連結されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のトラクタの変速操作装置。
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Applications Claiming Priority (1)
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JP2002338347A JP2004168228A (ja) | 2002-11-21 | 2002-11-21 | トラクタの変速操作装置 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2007076459A (ja) * | 2005-09-13 | 2007-03-29 | Kubota Corp | トラクタの変速操作装置 |
WO2019244707A1 (ja) * | 2018-06-20 | 2019-12-26 | 株式会社クボタ | 走行車両 |
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2002
- 2002-11-21 JP JP2002338347A patent/JP2004168228A/ja active Pending
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JP2007076459A (ja) * | 2005-09-13 | 2007-03-29 | Kubota Corp | トラクタの変速操作装置 |
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JP2019219021A (ja) * | 2018-06-20 | 2019-12-26 | 株式会社クボタ | 走行車両 |
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