JP2006290215A - レンジ検出装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 組み付け性のよいレンジ検出装置を提供する。
【解決手段】 レンジセレクタに連動して回動する回動体と、回動体に係合し回動体が回動すると軸方向に移動して摩擦係合要素への供給油圧を制御するスプール24と、スプール24からスプールの軸に垂直に突出する第一の出力軸75と、第一の出力軸75が挿入される長穴63を有する可動体44であって、長穴63はスプール24の軸に垂直に交わる仮想直線上の前記軸から離間した位置で前記軸と前記仮想直線とで規定される仮想平面に垂直に交わるように延び、スプール24が軸回りに回動すると第一の出力軸75に当接してスプール24の回動を規制する可動体44、可動体44をスプール24の軸に平行に往復移動可能に支持する固定体42、及び可動体44の位置に基づいてレンジ位置を検出するレンジ検出手段を有する検出部40と、を備える。
【選択図】 図1
【解決手段】 レンジセレクタに連動して回動する回動体と、回動体に係合し回動体が回動すると軸方向に移動して摩擦係合要素への供給油圧を制御するスプール24と、スプール24からスプールの軸に垂直に突出する第一の出力軸75と、第一の出力軸75が挿入される長穴63を有する可動体44であって、長穴63はスプール24の軸に垂直に交わる仮想直線上の前記軸から離間した位置で前記軸と前記仮想直線とで規定される仮想平面に垂直に交わるように延び、スプール24が軸回りに回動すると第一の出力軸75に当接してスプール24の回動を規制する可動体44、可動体44をスプール24の軸に平行に往復移動可能に支持する固定体42、及び可動体44の位置に基づいてレンジ位置を検出するレンジ検出手段を有する検出部40と、を備える。
【選択図】 図1
Description
本発明は自動変速機のレンジ検出装置に関する。
従来、レンジセレクタの操作に連動して回動するディテントレバー(回動体)と、ディテントレバーが回動すると軸方向に移動して摩擦係合要素への供給油圧を制御するスプールとを備えた自動変速機が知られている。こうした自動変速機では、スプールの移動位置、すなわち実際のレンジ位置と、レンジセレクタで選択されたレンジ位置とが整合していることを保証するため、実際のレンジ位置を検出するためのレンジ検出装置を備えている。
従来のレンジ検出装置には、スプールの移動に応じて往復移動する可動体の位置をセンサ(レンジ検出手段)で感知し、感知結果に基づいて実際のレンジ位置を検出するものが知られている(例えば特許文献1参照。)。特許文献1に記載のインヒビタースイッチ(検出部)は、可動盤(可動体)から当該可動盤の移動方向に垂直な方向に突出する駆動ピンを有しており、駆動ピンにマニュアルバルブ(スプール)の駆動力が伝達されて可動体が移動している。
しかしながら、特許文献1に記載のインヒビタースイッチによると、可動盤に駆動力が伝達される際に、駆動ピンの長さに比例するモーメントが可動盤にかかり、こじり力として作用するため、可動盤の滑らかな作動が妨げられるという問題がある。
この問題を解決するため、可動体からではなくスプールから第一の出力軸を突出させ、第一の出力軸を可動体に係合させることによりモーメントを低減する構成が公知である。以下、スプールから第一の出力軸が突出する構成のインヒビタースイッチの例について説明する。
この問題を解決するため、可動体からではなくスプールから第一の出力軸を突出させ、第一の出力軸を可動体に係合させることによりモーメントを低減する構成が公知である。以下、スプールから第一の出力軸が突出する構成のインヒビタースイッチの例について説明する。
図15は、第一の出力軸がスプールから突出する構成のインヒビタースイッチの一例を示す模式図である。図15に示すインヒビタースイッチ100では、可動体101に逆U字状に湾曲したリブ102が設けられ、第一の出力軸103は先端部がリブ102に収容されることによって可動体101と係合している。スプール104には軸方向に垂直な方向に延びる溝105が形成されており、ディテントレバーから突出する第二の出力軸106とスプールの溝105とが係合する。インヒビタースイッチ100ではリブ102の下側が開放されているので第一の出力軸103の収容は容易であるものの、そのままではスプール104が回動するとリブ102から外れてしまう。しかしながら、第二の出力軸106とスプールの溝105とが係合すると第二の出力軸106によってスプール104の回動が規制されるので、第二の出力軸106とスプールの溝105とが係合した状態では第一の出力軸103がリブ102から外れることはない。
特開2002−175744号公報
しかしながら、上述したインヒビタースイッチ100によると、組み付け性が悪いという問題がある。
例えばインヒビタースイッチ100では、第二の出力軸106とスプールの溝105とが係合する前の状態ではスプール104の回動が規制されていないので自由に回動してしまう。スプール104がある範囲を越えて回動してしまうと第二の出力軸106をスプールの溝105に係合させることができないので、第二の出力軸106をスプールの溝105に係合させる際、作業者はスプール104の回動角度を係合可能な範囲内になるよう調整しなければならない。このため作業の手間が増え、組み付け性が悪い。
例えばインヒビタースイッチ100では、第二の出力軸106とスプールの溝105とが係合する前の状態ではスプール104の回動が規制されていないので自由に回動してしまう。スプール104がある範囲を越えて回動してしまうと第二の出力軸106をスプールの溝105に係合させることができないので、第二の出力軸106をスプールの溝105に係合させる際、作業者はスプール104の回動角度を係合可能な範囲内になるよう調整しなければならない。このため作業の手間が増え、組み付け性が悪い。
本発明は、上述の問題に鑑みて創作されたものであって、組み付け性のよいレンジ検出装置を提供することを目的とする。
請求項1〜4に記載の発明によると、第一の出力軸が挿入される穴は長穴なので、円形の穴に比べて第一の出力軸の挿入が容易である。更に、第一の出力軸が長穴に挿入された後は第一の出力軸が可動体に当接することによってスプールの軸周りの回動が規制されるので、スプールと回動体とを係合させる際、作業者はスプールの回動角度の調整が不要であるか又は回動角度の調整量が少なくて済む。従って、レンジ検出装置の組付け性がよい。
請求項2に記載の発明によると、検出部を仮想直線上の位置であってスプールから離間した位置で仮想平面に垂直に交わる直線に沿って移動させて組み付けることができる。すなわち、第一の出力軸の軸方向に作業空間がなくても組み付けることができる。
請求項3に記載の発明によると、スプールの回動角度はスプールと回動体とが係合可能な範囲に規制されるので、作業者は組み付けの際にスプールの回動角度の調整が不要になる。よって、レンジ検出装置の組付け性がよい。
請求項5〜7に記載の発明によると、検出部の組付けの際に固定体が案内部によってスプールの軸に垂直に交わる仮想直線に平行に案内されるので、検出部がぶれずに移動する。従って作業者は検出部を容易に組み付けることができる。また、組み付け後はスプールが回動しないので、スプールと回動体とを係合させる際、作業者はスプールの回動角度の調整が不要である。よって、レンジ検出装置の組付け性がよい。
以下、本発明の複数の実施形態を図面に基づいて説明する。
(第一実施形態)
図2は、本発明の第一実施形態に係るレンジ検出装置を備えた自動変速機1を示している。自動変速機1は、ハウジング10、油圧制御装置20、ディテント機構31及びインヒビタースイッチ40を備えた所謂電子制御式の自動変速機であり、車両に搭載されて使用される。
(第一実施形態)
図2は、本発明の第一実施形態に係るレンジ検出装置を備えた自動変速機1を示している。自動変速機1は、ハウジング10、油圧制御装置20、ディテント機構31及びインヒビタースイッチ40を備えた所謂電子制御式の自動変速機であり、車両に搭載されて使用される。
ハウジング10は、変速機ケース12とオイルパン14とを組み合わせて構成されている。
変速機ケース12内には、油圧制御装置20から供給される油圧に応じて係合又は解放される複数の摩擦係合要素が収容されており、各摩擦係合要素の係合及び解放の組み合わせに従ってレンジが切り換わる。第一実施形態では自動変速機1のレンジとして、駐車(P)レンジ、後進(R)レンジ、中立(N)レンジ及び前進(D)レンジの四つが用意されている。
変速機ケース12内には、油圧制御装置20から供給される油圧に応じて係合又は解放される複数の摩擦係合要素が収容されており、各摩擦係合要素の係合及び解放の組み合わせに従ってレンジが切り換わる。第一実施形態では自動変速機1のレンジとして、駐車(P)レンジ、後進(R)レンジ、中立(N)レンジ及び前進(D)レンジの四つが用意されている。
オイルパン14は、自動変速機1で使用する作動油を内部に蓄える。このオイルパン14内には、油圧制御装置20、ディテント機構31及びインヒビタースイッチ40が収容されている。
油圧制御装置20は、マニュアルバルブ22等の複数のバルブと複数の油路とからなる油圧回路を有しており、オイルパン14内の作動油を用いて各摩擦係合要素への供給油圧を制御する。
油圧制御装置20は、マニュアルバルブ22等の複数のバルブと複数の油路とからなる油圧回路を有しており、オイルパン14内の作動油を用いて各摩擦係合要素への供給油圧を制御する。
マニュアルバルブ22は、変速機ケース12に固定されたバルブボディ23とスプール24とで構成されている。
図3は、自動変速機1の一部を示す模式図である。自動変速機1においてディテントレバー32、スプール24、およびインヒビタースイッチ40はレンジ検出装置を構成している。
図3は、自動変速機1の一部を示す模式図である。自動変速機1においてディテントレバー32、スプール24、およびインヒビタースイッチ40はレンジ検出装置を構成している。
バルブボディ23にはスプール孔25が形成されており、スプール24はスプール孔25に嵌入される。
スプール24には、スプール24の軸線Avに垂直に突出する第一の出力軸75(以下、単に「出力軸75」という)が設けられている。
図4は、スプール24による供給油圧の制御を説明するための模式図である。バルブボディ23にはスプール孔25の一端部側から他端部側に向かって順にDレンジ圧ポート26、ライン圧ポート27、Rレンジ圧ポート28、ドレン圧ポート29が形成されている。Dレンジ圧ポート26は、Dレンジで係合する摩擦係合要素への供給油圧を調整するバルブと接続された油路に連通している。ライン圧ポート27は、ライン圧を生成するポンプ又はバルブと接続された油路に連通している。Rレンジ圧ポート28は、Rレンジで係合する摩擦係合要素への供給油圧を調整するバルブと接続された油路に連通している。尚、D及びRレンジ圧ポート26、28の各連通油路に接続されるバルブは、対応するポートからライン圧を供給されるとき当該ライン圧を元圧として油圧調整を行うものである。ドレン圧ポート29とスプール孔25のDレンジ圧ポート26側の端部は、ドレンとしてのオイルパン14内に連通している。各ポート26〜29はスプール24の移動位置に応じて開閉され、それにより自動変速機1のレンジが切り換わる。
スプール24には、スプール24の軸線Avに垂直に突出する第一の出力軸75(以下、単に「出力軸75」という)が設けられている。
図4は、スプール24による供給油圧の制御を説明するための模式図である。バルブボディ23にはスプール孔25の一端部側から他端部側に向かって順にDレンジ圧ポート26、ライン圧ポート27、Rレンジ圧ポート28、ドレン圧ポート29が形成されている。Dレンジ圧ポート26は、Dレンジで係合する摩擦係合要素への供給油圧を調整するバルブと接続された油路に連通している。ライン圧ポート27は、ライン圧を生成するポンプ又はバルブと接続された油路に連通している。Rレンジ圧ポート28は、Rレンジで係合する摩擦係合要素への供給油圧を調整するバルブと接続された油路に連通している。尚、D及びRレンジ圧ポート26、28の各連通油路に接続されるバルブは、対応するポートからライン圧を供給されるとき当該ライン圧を元圧として油圧調整を行うものである。ドレン圧ポート29とスプール孔25のDレンジ圧ポート26側の端部は、ドレンとしてのオイルパン14内に連通している。各ポート26〜29はスプール24の移動位置に応じて開閉され、それにより自動変速機1のレンジが切り換わる。
次に、ディテント機構31について説明する。
図2に示すように、ディテント機構31は、回動体としてのディテントレバー32及びディテントスプリング33を有している。
図4に示すように、平板状のディテントレバー32にはその板面に対し略垂直に延びる回動軸34が一体に設けられている。回動軸34はオイルパン14に軸支されており、これによりディテントレバー32は回動軸34の中心線周りに回動する。回動軸34の中心線はディテントレバー32の回動軸線に相当する。この回動軸34は、リンク機構35を介して車両のレンジセレクタに接続されている。レンジセレクタは例えばセレクトレバー36であり、P、R、N、Dの四つのレンジ位置がユーザによって選択可能に構成されている。
図2に示すように、ディテント機構31は、回動体としてのディテントレバー32及びディテントスプリング33を有している。
図4に示すように、平板状のディテントレバー32にはその板面に対し略垂直に延びる回動軸34が一体に設けられている。回動軸34はオイルパン14に軸支されており、これによりディテントレバー32は回動軸34の中心線周りに回動する。回動軸34の中心線はディテントレバー32の回動軸線に相当する。この回動軸34は、リンク機構35を介して車両のレンジセレクタに接続されている。レンジセレクタは例えばセレクトレバー36であり、P、R、N、Dの四つのレンジ位置がユーザによって選択可能に構成されている。
スプール24の移動方向の軸線Avに対し略平行に配置されたディテントレバー32には、ディテントレバー32の回動軸線に平行に突出する第二の出力軸37が一体に設けられている。第二の出力軸37は、スプール孔25から露出したスプール24の一端部に設けられた溝38(図3参照)に係合している。
図3に示すように、溝38は軸線Avに対し垂直に延びている。ディテントレバー32がレンジセレクタによるレンジ位置の選択に応じて間欠回動することで、スプール24がその軸方向に往復移動する。
図3に示すように、溝38は軸線Avに対し垂直に延びている。ディテントレバー32がレンジセレクタによるレンジ位置の選択に応じて間欠回動することで、スプール24がその軸方向に往復移動する。
ディテントレバー32の外周縁には、複数の溝39が形成されている。ディテントスプリング33(図2参照)は、ディテントレバー32の回動位置に応じていずれかの溝39に嵌合することで、レンジセレクタの非操作時にディテントレバー32が回動することを防止する。
次に、インヒビタースイッチ40について説明する。
次に、インヒビタースイッチ40について説明する。
図3に示すように、検出部としてのインヒビタースイッチ40は、固定体42、可動体44、およびレンジ検出手段としての非接触式センサを有している。
固定体42は、ベース48、上側案内レール49、および下側案内レール50からなる。平板状のベース48は、スプール24の軸線Avに対し略平行に配置されている。バルブボディ23は図1に示すように固定体42を固定するための取り付け部79を備えており、固定体42は取り付け部79に固定されている。
固定体42は、ベース48、上側案内レール49、および下側案内レール50からなる。平板状のベース48は、スプール24の軸線Avに対し略平行に配置されている。バルブボディ23は図1に示すように固定体42を固定するための取り付け部79を備えており、固定体42は取り付け部79に固定されている。
第一実施形態では、自動変速機1が搭載される車両が水平面上にある場合、ベース48の板面は水平面に対し略垂直となる。そこで、以下では、図3の上下方向が鉛直方向に略一致するものとして説明する。
可動体44は、平板状に形成され、スプール24の軸線Av及びベース48の板面に対し略平行に配置されている。可動体44には可動体44から環状に突出して長穴63を形成するリブ64が設けられている。
可動体44は、平板状に形成され、スプール24の軸線Av及びベース48の板面に対し略平行に配置されている。可動体44には可動体44から環状に突出して長穴63を形成するリブ64が設けられている。
図5は、インヒビタースイッチ40の断面図である。可動体44の上端部は上側案内レール49の凹所内に挿入され、可動体44の下端部は下側案内レール50の凹所内に挿入されている。これにより可動体44は軸線Av(図4参照)に略平行な軸線As(図4参照)上を往復直線移動可能に案内レール49、50に支持されている。可動体44には非接触式センサを構成する作用部67が埋設されている。また、固定体42には非接触式センサを構成する感知部70が埋設されている。
図6は、作用部67を示す模式図である。作用部67は鉛直方向に互いに間隔をあけて並ぶ三列の磁石パターンM1、M2、M3で構成されている。各磁石パターンM1、M2、M3は磁極が可動体44の移動方向において図6の如く遷移するように形成されている。
図7は、感知部70および回路部を示す模式図である。レンジ検出手段としての非接触式センサは、前述した作用部67、感知部70および回路部71とで構成されている。感知部70は三つのホール素子H1、H2、H3を有している。回路部71は感知部70に電気接続されている。
図5に示すように、感知部70はベース48に埋設されて支持されており、可動体44とは直接接触せずに可動体44の移動位置を感知する。具体的には、ホール素子H1、H2、H3は鉛直方向に互いに間隔をおいてベース48に埋設されている。ホール素子H1、H2、H3は、相対する磁石パターンM1、M2、M3の磁極がS極となるときその磁気作用を受けてオン電圧を出力し、また当該磁極がN極となるときその磁気作用を受けてオフ電圧を出力する。
図5に示すように、感知部70はベース48に埋設されて支持されており、可動体44とは直接接触せずに可動体44の移動位置を感知する。具体的には、ホール素子H1、H2、H3は鉛直方向に互いに間隔をおいてベース48に埋設されている。ホール素子H1、H2、H3は、相対する磁石パターンM1、M2、M3の磁極がS極となるときその磁気作用を受けてオン電圧を出力し、また当該磁極がN極となるときその磁気作用を受けてオフ電圧を出力する。
図8は、ホール素子H1、H2、H3の出力の組み合わせによって検出されるレンジ位置を示す模式図である。ホール素子H1、H2、H3の出力の組み合わせは可動体44の移動位置、すなわち実際のレンジ位置に応じて変化するので、ホール素子H1、H2、H3の出力の組み合わせによって実際のレンジ位置を検出することができる。
次に、可動体44に形成されている長穴63について説明する。
図9は、長穴63の最小長さを説明するための模式図であって、組み付け途中の長穴63を示す模式図である。ここでは出力軸75の形状が円柱形状である場合を例に説明する。図中の斜線で示す円は出力軸75の回動軌跡を示している。仮想線76は回動軌跡の接線を示している。長穴63は少なくとも出力軸75の直径kより長い穴である。組み付けられた後の長穴63は、スプール24の図9において紙面垂直方向に延びる軸に垂直に交わる仮想直線77上の位置であってスプール24の軸から離間した位置Pで、スプール24の軸と仮想直線77とで規定される紙面に垂直な仮想平面に垂直に交わる状態となる。出力軸75の形状が円柱形状の場合、出力軸75の断面であって出力軸75の中心軸線が含まれる断面は図示するように矩形になる。X方向は組付けの際に可動体44が移動する方向であり、可動体44は仮想線76に沿って移動する。図9では、リブ64のX方向後端側が出力軸75の回動軌跡に接する状態の可動体44を示している。X方向に垂直な仮想直線77の位置を0°、出力軸75の直径をk、図9に示す状態のリブ64のX方向後端側に当接する状態のスプール24の回動角度をθとすると、最小長さhはk/cosθ以上である必要がある。図9では最小長さhがk/cosθと等しい場合を示している。最小長さhがk/cosθ以上であれば、インヒビタースイッチ40をX方向に移動させつつスプール24を同期して回転させることにより出力軸75の先端部を長穴63に収容することができる。最小長さhがk/cosθ未満の場合、出力軸75の先端部が長穴63に入りきらないので、インヒビタースイッチ40をX方向に移動させて組み付けることはできなくなる。第一実施形態では最小長さhはk/cosθ以上であり、インヒビタースイッチ40をX方向に移動させつつスプール24を同期して回転させることにより出力軸75を長穴63に挿入できる。このため、出力軸75の軸方向に作業空間がなくてもインヒビタースイッチ40を組み付けることができる。
図9は、長穴63の最小長さを説明するための模式図であって、組み付け途中の長穴63を示す模式図である。ここでは出力軸75の形状が円柱形状である場合を例に説明する。図中の斜線で示す円は出力軸75の回動軌跡を示している。仮想線76は回動軌跡の接線を示している。長穴63は少なくとも出力軸75の直径kより長い穴である。組み付けられた後の長穴63は、スプール24の図9において紙面垂直方向に延びる軸に垂直に交わる仮想直線77上の位置であってスプール24の軸から離間した位置Pで、スプール24の軸と仮想直線77とで規定される紙面に垂直な仮想平面に垂直に交わる状態となる。出力軸75の形状が円柱形状の場合、出力軸75の断面であって出力軸75の中心軸線が含まれる断面は図示するように矩形になる。X方向は組付けの際に可動体44が移動する方向であり、可動体44は仮想線76に沿って移動する。図9では、リブ64のX方向後端側が出力軸75の回動軌跡に接する状態の可動体44を示している。X方向に垂直な仮想直線77の位置を0°、出力軸75の直径をk、図9に示す状態のリブ64のX方向後端側に当接する状態のスプール24の回動角度をθとすると、最小長さhはk/cosθ以上である必要がある。図9では最小長さhがk/cosθと等しい場合を示している。最小長さhがk/cosθ以上であれば、インヒビタースイッチ40をX方向に移動させつつスプール24を同期して回転させることにより出力軸75の先端部を長穴63に収容することができる。最小長さhがk/cosθ未満の場合、出力軸75の先端部が長穴63に入りきらないので、インヒビタースイッチ40をX方向に移動させて組み付けることはできなくなる。第一実施形態では最小長さhはk/cosθ以上であり、インヒビタースイッチ40をX方向に移動させつつスプール24を同期して回転させることにより出力軸75を長穴63に挿入できる。このため、出力軸75の軸方向に作業空間がなくてもインヒビタースイッチ40を組み付けることができる。
なお、ここでは出力軸75が円柱形状の場合を例に説明したが、出力軸75の先端部は例えば球面形状であってもよいし、円錐形状であってもよいし、他の任意の形状であってもよい。長穴63の最小長さは、先端部の形状に応じて一意に特定することができる。
次に、リブ64の内壁面の位置について説明する。
図10は、出力軸75が長穴63に収容された後を示している。スプール24は出力軸75が長穴63に収容されると出力軸75がリブ64の内壁面に当接することによって回動が規制される。例えば作業者はディテントレバー32の第二の出力軸37を図10においてY方向からスプール24の溝38に係合させるとする。図10において直線78は水平な線を示しており、出力軸75が直線78方向に延びている状態からスプール24が左回りに例えば20°以上回転してしまうと、第二の出力軸37を上に上げたとき第二の出力軸37がスプール24の外周面に当接してしまい溝38に係合させることができないとする。この場合、作業者はスプール24の回動角度を手作業で修正した上で第二の出力軸37を係合させなければならないので手間である。同様に、第二の出力軸37を反Y方向からスプール24の溝38に係合させる場合、スプール24が右回りに例えば20°以上回転してしまうと、第二の出力軸37を下に下げたとき第二の出力軸37がスプール24の外周面に当接してしまい溝38に係合させることができないとする。この場合も同様に作業者はスプール24の回動角度を手作業で調整しなければならない。スプール24の回動角度を手作業で調整しなくても第二の出力軸37を溝38に係合させられるようにするためには、リブ64の内壁面の上端81および下端82の位置を、スプール24の回動角度を±20°以内に規制する位置になるよう調整すればよい。なお、組付けの手順や他の部材との位置関係により、第二の出力軸37は必ずY方向から係合させられる場合もある。この場合は少なくとも下端82がスプール24の左回りの回転を20°以内に規制する位置であればよく、長穴63の上端81の位置は出力軸75の係合が外れない位置であればスプール24を右回りに20°以上回転可能な位置であってもよい。
図10は、出力軸75が長穴63に収容された後を示している。スプール24は出力軸75が長穴63に収容されると出力軸75がリブ64の内壁面に当接することによって回動が規制される。例えば作業者はディテントレバー32の第二の出力軸37を図10においてY方向からスプール24の溝38に係合させるとする。図10において直線78は水平な線を示しており、出力軸75が直線78方向に延びている状態からスプール24が左回りに例えば20°以上回転してしまうと、第二の出力軸37を上に上げたとき第二の出力軸37がスプール24の外周面に当接してしまい溝38に係合させることができないとする。この場合、作業者はスプール24の回動角度を手作業で修正した上で第二の出力軸37を係合させなければならないので手間である。同様に、第二の出力軸37を反Y方向からスプール24の溝38に係合させる場合、スプール24が右回りに例えば20°以上回転してしまうと、第二の出力軸37を下に下げたとき第二の出力軸37がスプール24の外周面に当接してしまい溝38に係合させることができないとする。この場合も同様に作業者はスプール24の回動角度を手作業で調整しなければならない。スプール24の回動角度を手作業で調整しなくても第二の出力軸37を溝38に係合させられるようにするためには、リブ64の内壁面の上端81および下端82の位置を、スプール24の回動角度を±20°以内に規制する位置になるよう調整すればよい。なお、組付けの手順や他の部材との位置関係により、第二の出力軸37は必ずY方向から係合させられる場合もある。この場合は少なくとも下端82がスプール24の左回りの回転を20°以内に規制する位置であればよく、長穴63の上端81の位置は出力軸75の係合が外れない位置であればスプール24を右回りに20°以上回転可能な位置であってもよい。
次に、インヒビタースイッチ40の組み付けについて説明する。
図1は、インヒビタースイッチ40の組み付けを説明するための模式図である。インヒビタースイッチ40は、図1(A)においてX方向に移動させながら組み付けられる。このとき作業者はスプール24をタイミングを合わせながらY方向に回転させると、図1(B)に示すように出力軸75の先端が長穴63に収容される。そのままインヒビタースイッチ40をX方向に移動させると、図1(C)および図1(D)に示す状態となり、この状態のとき、スプール24の回動は例えば±20°以内に規制される。
図1は、インヒビタースイッチ40の組み付けを説明するための模式図である。インヒビタースイッチ40は、図1(A)においてX方向に移動させながら組み付けられる。このとき作業者はスプール24をタイミングを合わせながらY方向に回転させると、図1(B)に示すように出力軸75の先端が長穴63に収容される。そのままインヒビタースイッチ40をX方向に移動させると、図1(C)および図1(D)に示す状態となり、この状態のとき、スプール24の回動は例えば±20°以内に規制される。
以上説明した第一実施形態のインヒビタースイッチ40によると、出力軸75が挿入される穴は長穴63なので、円形の穴に比べて出力軸75の挿入が容易である。更に、出力軸75が長穴63に挿入された後は出力軸75がリブ64の内壁面の上端81および下端82に当接することにより、スプール24の回動角度は第二の出力軸37を溝38に係合可能な範囲に規制される。これにより、第二の出力軸37をスプール24の溝38に係合させる際、作業者はスプール24の回動角度の調整が不要である。よって第一実施形態のレンジ検出装置によると、組付け性がよい。
(第二実施形態)
図11は、第二実施形態のインヒビタースイッチ80およびバルブボディ23の取り付け部81を示す模式図である。図11では可動体82の移動方向に垂直な方向から見たときのインヒビタースイッチ80を示している。
可動体82は、環状に突出し円形の穴83(図12参照)を形成するリブ87を有している。穴83の内周形状は出力軸75の先端部の外周形状に概ね一致する。
図11は、第二実施形態のインヒビタースイッチ80およびバルブボディ23の取り付け部81を示す模式図である。図11では可動体82の移動方向に垂直な方向から見たときのインヒビタースイッチ80を示している。
可動体82は、環状に突出し円形の穴83(図12参照)を形成するリブ87を有している。穴83の内周形状は出力軸75の先端部の外周形状に概ね一致する。
固定体84は、断面が矩形の凸部85を備えている。凸部85は紙面垂直方向に延びている。
第二実施形態のバルブボディ23は図11に示すように固定体84を固定するための取り付け部81を備えている。取り付け部81は断面形状が凸部85の断面形状と概ね等しい凹部86を有している。凹部86は紙面垂直方向に延びている。
第二実施形態のバルブボディ23は図11に示すように固定体84を固定するための取り付け部81を備えている。取り付け部81は断面形状が凸部85の断面形状と概ね等しい凹部86を有している。凹部86は紙面垂直方向に延びている。
次に、インヒビタースイッチ80の組み付けについて説明する。
図12は、インヒビタースイッチ80の組み付けを説明するための模式図である。インヒビタースイッチ80は図12(A)においてY方向に移動させながら組み付けられる。Y方向はスプール24の軸に垂直に交わる仮想直線88に平行な方向である。作業者は始めにインヒビタースイッチ80の凸部85を取り付け部81の凹部86に填め、次に出力軸75の軸線がインヒビタースイッチ80の移動方向と平行になるようにスプール24を回動させる。次に、図12(B)に示すようにインヒビタースイッチ80をY方向に移動させる。そのままインヒビタースイッチ80をY方向に移動させると、図12(C)に示すように出力軸75の先端部が穴83に収容される。
図12は、インヒビタースイッチ80の組み付けを説明するための模式図である。インヒビタースイッチ80は図12(A)においてY方向に移動させながら組み付けられる。Y方向はスプール24の軸に垂直に交わる仮想直線88に平行な方向である。作業者は始めにインヒビタースイッチ80の凸部85を取り付け部81の凹部86に填め、次に出力軸75の軸線がインヒビタースイッチ80の移動方向と平行になるようにスプール24を回動させる。次に、図12(B)に示すようにインヒビタースイッチ80をY方向に移動させる。そのままインヒビタースイッチ80をY方向に移動させると、図12(C)に示すように出力軸75の先端部が穴83に収容される。
第二実施形態はその他の点において第一実施形態と実質的に同一である。
(第三実施形態)
図13は、第三実施形態のインヒビタースイッチ90およびバルブボディ23の取り付け部91を示す模式図である。図13では可動体92の移動方向に垂直な方向から見たときのインヒビタースイッチ90を示している。図14は、インヒビタースイッチ90の組み付けを説明するための模式図である。
(第三実施形態)
図13は、第三実施形態のインヒビタースイッチ90およびバルブボディ23の取り付け部91を示す模式図である。図13では可動体92の移動方向に垂直な方向から見たときのインヒビタースイッチ90を示している。図14は、インヒビタースイッチ90の組み付けを説明するための模式図である。
固定体93は、図13に示すように断面が矩形の凹部94を備えている。凹部94は紙面垂直方向に延びている。
第三実施形態のバルブボディ23は図13に示すように固定体93を固定するための取り付け部91を備えている。取り付け部91は図13に示すように断面形状が凹部94の断面形状と概ね等しい凸部95を有している。凸部95は紙面垂直方向に延びている。
第三実施形態のバルブボディ23は図13に示すように固定体93を固定するための取り付け部91を備えている。取り付け部91は図13に示すように断面形状が凹部94の断面形状と概ね等しい凸部95を有している。凸部95は紙面垂直方向に延びている。
第三実施形態はその他の点において第二実施形態と実質的に同一である。
以上説明した第二実施形態および第三実施形態のレンジ検出装置によると、インヒビタースイッチ80、90が凸部と凹部とによってスプール24の軸に垂直なY方向に案内されるので、インヒビタースイッチ80、90をY方向に移動させて出力軸75を穴に挿入する際、インヒビタースイッチ80、90がぶれずに移動する。従って作業者はインヒビタースイッチ80、90を容易に組み付けることができる。また、組み付け後はスプール24が回動しないので、スプール24とディテントレバー32とを係合させる際、作業者はスプール24の回動角度の調整が不要である。よって、レンジ検出装置の組付け性が向上する。
以上説明した第二実施形態および第三実施形態のレンジ検出装置によると、インヒビタースイッチ80、90が凸部と凹部とによってスプール24の軸に垂直なY方向に案内されるので、インヒビタースイッチ80、90をY方向に移動させて出力軸75を穴に挿入する際、インヒビタースイッチ80、90がぶれずに移動する。従って作業者はインヒビタースイッチ80、90を容易に組み付けることができる。また、組み付け後はスプール24が回動しないので、スプール24とディテントレバー32とを係合させる際、作業者はスプール24の回動角度の調整が不要である。よって、レンジ検出装置の組付け性が向上する。
1 自動変速機、24 スプール、32 ディテントレバー(回動体)、36 セレクトレバー(レンジセレクタ)、37 第一の出力軸、38 溝、40 インヒビタースイッチ(検出部)、42 固定体、44 可動体、63 長穴、67 作用部(レンジ検出手段)、70 感知部(レンジ検出手段)、71 回路部(レンジ検出手段)、75 第二の出力軸、80 インヒビタースイッチ(検出部)、81 取り付け部(ボディ)、82 可動体、83 穴、84 固定体、85 凸部(案内部)、86 凹部(案内部)、90 インヒビタースイッチ(検出部)、91 取り付け部(ボディ)、92 可動体、93 固定体、94 凹部(案内部)、95 凸部(案内部)
Claims (7)
- レンジセレクタに連動して回動する回動体と、
前記回動体に係合し前記回動体が回動すると軸方向に移動して摩擦係合要素への供給油圧を制御するスプールと、
前記スプールから前記スプールの軸に垂直に突出する第一の出力軸と、
前記第一の出力軸が挿入される長穴を有する可動体であって、前記長穴は前記スプールの軸に垂直に交わる仮想直線上の前記スプールから離間した位置で前記スプールの軸と前記仮想直線とで規定される仮想平面に垂直に交わるように延び、前記スプールが軸回りに回動すると前記第一の出力軸に当接して前記スプールの回動を規制する可動体と、前記可動体を前記スプールの軸に平行に往復移動可能に支持する固定体と、前記可動体の位置に基づいてレンジ位置を検出するレンジ検出手段とを有する検出部と、
を備えることを特徴とする自動変速機のレンジ検出装置。 - 前記長穴の長さは、前記検出部の組み付けの際に前記検出部を前記仮想直線上の前記スプールから離間した位置で前記仮想平面に垂直に交わる直線に沿って移動させつつ前記スプールを同期して回転させると前記第一の出力軸が前記長穴に挿入される長さであることを特徴とする請求項1に記載のレンジ検出装置。
- 前記スプールは軸周りの回動角度が所定の範囲にあるときのみ前記回動体に係合可能であり、
前記可動体は、前記スプールの回動角度を前記所定の範囲に規制することを特徴とする請求項1又は2に記載のレンジ検出装置。 - 前記回動体は、前記回動体の回動軸線に平行な方向に突出する第二の出力軸を有し、
前記スプールは、前記スプールの軸に垂直な方向に延び前記第二の出力軸に係合する溝を有することを特徴とする請求項1、2又は3に記載のレンジ検出装置。 - シフトレバーに連動して回動する回動体と、
前記回動体に係合し前記回動体が回動すると軸方向に移動して摩擦係合要素への供給油圧を制御するスプールと、
前記スプールから前記スプールの軸に垂直に突出する第一の出力軸と、
前記第一の出力軸が挿入される穴を有する可動体と、前記可動体を前記スプールの軸に平行に往復移動可能に支持する固定体と、前記可動体の位置に基づいてレンジ位置を検出するレンジ検出手段とを有する検出部と、
前記固定部が固定されるボディと、
前記ボディに設けられ前記固定体を前記スプールの軸に垂直に交わる仮想直線に平行に案内可能な案内部と、
を備えることを特徴とするレンジ検出装置。 - 前記案内部は、前記ボディに設けられ前記スプールの軸に垂直な方向に延びる溝、及び前記固定部に設けられ前記溝に嵌合する凸部であることを特徴とする請求項5に記載のレンジ検出装置。
- 前記案内部は、前記固定部に設けられ前記スプールの軸に垂直な方向に延びる溝、及び前記ボディに設けられ前記溝に嵌合する凸部であることを特徴とする請求項5に記載のレンジ検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005115426A JP2006290215A (ja) | 2005-04-13 | 2005-04-13 | レンジ検出装置 |
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-
2005
- 2005-04-13 JP JP2005115426A patent/JP2006290215A/ja not_active Withdrawn
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