JP4728118B2 - 自動変速機のシフト位置検出装置 - Google Patents

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    • F16H59/10Range selector apparatus comprising levers
    • F16H59/105Range selector apparatus comprising levers consisting of electrical switches or sensors

Description

本発明は、磁気検出方式の自動変速機のシフト位置検出装置に関する。
従来より、車両における自動変速機のシフト位置検出装置としては、自動変速機のシフト操作をするシフトレバーから伝えられる動作に連動する可動部材としてロテータを具え、又、そのロテータと対応する固定部材としてステータを具え、そのうちのロテータに永久磁石を設け、ステータに複数の磁気検出素子を設けて、ロテータの動作により、永久磁石が磁気検出素子に選択近接することにより、シフトレバーのシフト操作位置が検出される磁気検出方式のものが供されている(例えば特許文献1参照)。
又、同じく磁気検出方式のものとして、ロテータに複数の先細状の磁性体を設け、この磁性体の太い側と細い側の両方に対応して存するステータのうち、太い側のステータに複数の永久磁石を設け、細い側のステータに複数の磁気検出素子を設けて、ロテータの動作により、磁性体が永久磁石と磁気検出素子との間を選択通過することにより、シフトレバーのシフト操作位置が検出されるものも供されている(例えば特許文献2参照)。
実開昭59−146222号公報 特開2005−228552号公報
上記従来のもののうち、特に前者では、1つの磁気検出素子に対する永久磁石の近接距離に応じて磁気検出素子の検知出力が変化し、その変化する磁気検出素子の検知出力の中でシフトレバーのシフト操作位置を検出しているため、検出すべきシフト操作位置の検出スタートポイント、検出エンドポイントがばらついたり、シフト操作位置の検出が明確にできなかったりする。その結果、操作したシフト位置がトランスミッション部に正確に伝わらず、トランスミッション部の切り替わりの間違いや、切り替わりのタイミングのずれ等を生じるおそれを有していた。
又、後者では、永久磁石の磁力が先細状の磁性体により磁気検出素子に集中的に作用する利点があるものの、シフトレバーのシフト操作位置の検出に関しては、上記前者同様であるため、それと同様のおそれを有していた。
本発明は上述の事情に鑑みてなされたものであり、従ってその目的は、シフトレバーのシフト操作位置の検出がばらつかずに正確にできる自動変速機のシフト位置検出装置を提供するにある。
上記目的を達成するために、本発明の自動変速機のシフト位置検出装置は、自動変速機のシフト操作をするシフトレバーから伝えられる動作に連動する可動部材と、この可動部材と対応する固定部材と、この固定部材に設けられた磁気検出素子と、この磁気検出素子と対応する永久磁石と、この永久磁石と前記磁気検出素子との間に位置して、又は前記永久磁石を伴って、前記磁気検出素子が設けられた面に沿い前記可動部材と共に移動するように設けられた磁性体とを具備し、その磁性体が磁気検出素子の1つに対して2つの突起を前記可動部材の移動方向に所定距離離間させて有することを特徴とする。
上記手段によれば、自動変速機のシフト操作をするシフトレバーから伝えられる動作に伴い、磁気検出素子の1つに対して、磁性体が2つ有する突起のうちの1つが対応したときの検出信号でラッチ(検出状態の保持)をし、そして、次の1つの突起が対応したときの検出信号でラッチの解除をするようにする。かくして、シフト操作の1位置ストローク分の検出信号の切り替えがばらつかず正確にできるようになり、シフト操作位置の検出がばらつかずに正確にできるようになる。
以下、本発明の第1実施例(第1の実施形態)につき、図1ないし図5を参照して説明する。
まず、図4には、車両の自動変速機の全容を概略的に示しており、操作部1に、シフトレバー2を台座部3から上方に突出させて有している。シフトレバー2は、矢印Aで示す前後(図では左右)にシフト操作されるようになっている。
上記台座部3から下方へは、軸4を中心にシフトレバー2と一体に動作する授動部5を突出させており、これの先端部に連結部材6の一端部を連結している。連結部材6の他端部は、操作部1から離間した位置にあるトランスミッション部7の側部に添設した受動レバー8に連結しており、受動レバー8は、トランスミッション部7に回転可能に挿着した軸9に取付けている。
上記軸9は又、トランスミッション部7の側部(トランスミッション部7と受動レバー8との間)に添設したシフト位置検出装置10を貫通してもおり、シフト位置検出装置10はトランスミッション部7に固定している。
従って、以上の構成で、シフトレバー2をシフト操作すれば、それと一体に授動部5が軸4を中心に回動し、この授動部5の回動により、連結部材6が引き押しされて、受動レバー8が軸9の回転を伴って回動するようになっており、軸9はシフト位置検出装置10内でも回転するようになっている。
図2は、シフト位置検出装置10を詳細に示しており、固定部材たるベース11と、同じく固定部材たるケース12とで、外殻を構成するようになっている。ベース11は、プラスチックなど非磁性材にて扇形の盤状に形成したもので、そのいわゆるかなめ部分には円筒状部13を有している。又、このベース11の外周部と円筒状部13との間の部分には、ホール素子等の磁気検出素子14を、所要個数(図示例では3個)、円筒状部13からの距離を異ならせて埋設している。
これに対して、ケース12は、これも、プラスチックなど非磁性材にて扇形で下方が開放する扁平容器状に形成したものであり、そのいわゆるかなめ部分には円筒状部15を有している。又、このケース12の外周部と円筒状部15との間の部分には、永久磁石16を、上記磁気検出素子14と同数、円筒状部15からの位置を、上記ベース11における円筒状部13からの磁気検出素子14の位置と合わせて埋設している。
そして、可動部材たるロテータ17は、これも、プラスチックなど非磁性材にて長尺状に形成したものであり、一端部に円筒状部18を有している。又、このロテータ17の他端部と円筒状部18との間には、磁性体19を、前記磁気検出素子14及び永久磁石16と同数、円筒状部18からの距離を、前記ベース11における円筒状部13からの磁気検出素子14の距離、並びに上記ケース12における円筒状部15からの永久磁石16の距離に合わせて埋設している。
図3は、磁性体19の1つを代表で示しており、磁性体19は、鋼板等の磁性材から成るもので、図中下方へ先細状となる2つの突起20,21を、ロテータ17の長手方向と直交する方向に所定距離離間させて有している。
しかして、ロテータ17の円筒状部18は、軸方向の片側部の外径が前記ベース11の円筒状部13の内径より小さく、軸方向の残る片側部の外径が前記ケース12の円筒状部15の内径より小さいものであり、前者にベース11の円筒状部13を被嵌し、後者にケース12の円筒状部15を被嵌している。又、その組み立てによって、磁性体19は突起20の先細部分を磁気検出素子14側に位置させ、それとは反対側(元太)の部分を永久磁石16側に位置させている。
更に、ベース11の先端部のロテータ17側には円筒部13を中心とした弧状の溝22を形成しており、ロテータ17の他端部のベース11側には凸部23を形成していて、それらを嵌合させることにより、ロテータ17の円筒部18を中心とした回動をガイドするようにしている。
そして、組み立てたベース11の円筒状部13とロテータ17の円筒状部18及びケース12の円筒状部15には、前記軸9を挿通し、ロテータ17が軸9と一体に回動するようにしている。
図5は、前記トランスミッション部7の制御をする制御手段としてのECU24を示しており、これに、上記シフト位置検出装置10からの出力信号が、出力回路25を介して入力されるようにしており、ECU24は、その入力並びにあらかじめ記憶された制御プログラムに基づき、ドライバ26を介してトランスミッション部7の制御をするようになっている。
次に、上記構成のものの作用を述べる。
シフトレバー2をシフト操作すれば、前述のごとく、シフトレバー2から連結部材6及び受動レバー8を介して伝えられる動作により、シフト位置検出装置10では、軸9と一体にロテータ17が回動し、ベース11とケース12との間を移動する。それに伴い、磁性体19は、ベース11の磁気検出素子14が配置された面に沿って移動し、磁気検出素子14と永久磁石16との間を選択通過する。
図1は、そのうちの一組の磁気検出素子14と永久磁石16との間を磁性体19が通過するときの様子を代表で示しており、磁性体19の移動により、磁気検出素子14の1つに対して、磁性体19が2つ有する突起20,21のうちの1つの突起20が最初に対応し(a)、そのときの磁気検出素子14の検出出力に基づき、ラッチ手段である図示しないラッチ回路が働き、ハイ(H)の出力の保持をする。そして、次の1つの突起21が対応すると(b)、そのときの磁気検出素子14の検出出力に基づき、上記ラッチ回路がラッチの解除をし、出力をロウ(L)に切り替える。なお、上記ラッチ回路はシフト位置検出装置10に具えている。
このようにして、本構成のものでは、シフト操作の1位置ストローク分の検出信号の切り替えがばらつかず正確にできるものであり、シフト操作位置の検出がばらつかずに正確にできる。
又、以上の記載から明らかなように、磁性体19の2つの突起20の離間距離は、上記シフト操作の1位置ストローク分に相当する。
更に、シフト位置検出装置10からの出力は、出力回路26を介してECU24に入力され、ECU24は、それに基づき、ドライバ26を介してトランスミッション部7をシフトレバー2のシフト操作に合うように制御する。
以上に対して、図6及び図7は本発明の第2実施例(第2の実施形態)を示すもので、第1実施例と同一の部分には同一の符号を付して説明を省略し、異なる部分についてのみ述べる。
このものの場合、永久磁石16を、ケース12に設けずに、ロテータ17に磁性体19と重ねて設けている。従って、このものの場合には、磁性体19が永久磁石16を伴ってロテータ17と共に、ベース11の磁気検出素子14が配置された面に沿って移動するものであり、このようにしても、第1実施例同様の作用効果を得ることができる。
このほか、本発明は上記し且つ図面に示した実施例にのみ限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施し得る。
本発明の第1実施例を示す主要部分の作用説明図 シフト位置検出装置の分解斜視図 図2のX−X線に沿う拡大断面図 車両の自動変速機の概略構成図 車両のトランスミッション部の制御をする電気的構成のブロック図 本発明の第2実施例を示す図2相当図 図6のY−Y線に沿う拡大断面図(図3相当図)
符号の説明
図面中、2はシフトレバー、10はシフト位置検出装置、11はベース(固定部材)、12はケース(固定部材)、14は磁気検出素子、16は永久磁石、17はロテータ(可動部材)、19は磁性体、20,21は突起を示す。

Claims (1)

  1. 自動変速機のシフト操作をするシフトレバーから伝えられる動作に連動する可動部材と、
    この可動部材と対応する固定部材と、
    この固定部材に設けられた磁気検出素子と、
    この磁気検出素子と対応する永久磁石と、
    この永久磁石と前記磁気検出素子との間に位置して、又は前記永久磁石を伴って、前記磁気検出素子が設けられた面に沿い前記可動部材と共に移動するように設けられた磁性体とを具備し、
    その磁性体が磁気検出素子の1つに対して2つの突起を前記可動部材の移動方向に所定距離離間させて有することを特徴とする自動変速機のシフト位置検出装置。

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