JP4314213B2 - シフトレンジ選択装置 - Google Patents

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本発明は、自動変速機のシフトレンジを選択するシフトレンジ選択装置に関し、特にシフトバイワイヤシステムに適用される自動変速機のシフトレンジ選択装置に関する。
近年、車両制御の分野において、車両状態を変化させるアクチュエータを車両搭乗者の指令によってバイワイヤ制御回路により電気制御するバイワイヤシステムが採用されつつある。例えば、車両搭乗者の指令によって車両の自動変速機のシフトレンジを変化させるシフトバイワイヤシステムが公知である(特許文献1参照)。
このようなシフトバイワイヤシステムをはじめとするバイワイヤシステムでは、アクチュエータを構成するモータの回転角度を、ホール素子などにより磁気的に検出している(特許文献2参照)。
特開2004−230952号公報 特開2004−138406号公報
シフトバイワイヤシステムの場合、アクチュエータを構成するモータから最終的に駆動される例えばマニュアルバルブなどのレンジ位置選択機構までの間に緩みが生じる。この緩みは、例えばガタなどのように各構成部材の寸法的な公差によって生じるだけでなく、円滑な駆動を確保するためのあそびとして必要となる。しかしながら、モータからレンジ位置選択機構までの間に緩みがあると、レンジ位置選択機構の位置の制御性が悪化する。その結果、レンジ位置選択機構の位置の精密な制御が困難になったり、モータへの信号の入力に対するレンジ位置選択機構の移動応答性が低下する。
そこで、本発明の目的は、モータからレンジ位置選択機構までの緩みを含めてモータを制御することにより、レンジ位置選択機構の位置の精度が向上し、応答性が高いシフトレンジ選択装置を提供することにある。
請求項1記載の発明では、モータを正回転または逆回転することにより、モータからレンジ位置選択機構までの緩みを検出している。すなわち、モータからレンジ位置選択機構までの間に緩みがあると、エンコーダで検出されるモータの回転角度とレンジ位置選択機構の位置との間には、モータの正回転時と逆回転時とで差が生じる。緩み検出部では、この差を検出することにより、モータからレンジ位置選択機構までの緩みを検出している。これにより、制御部は、緩み検出部で検出された緩みを含めてモータの回転角度を設定する。したがって、モータは緩みを含めた適切な回転角度まで回転するので、レンジ位置選択機構の位置の精度を高めることができる。また、モータは緩みを含めた適切な回転角度まで回転するので、レンジ位置選択機構の移動応答性を高めることができる。
また、緩み検出部は自動変速機のシフトレンジが所定のレンジにあるとき、モータを正回転または逆回転させる。すなわち、緩み検出部は、自動変速機のシフトレンジを変更することなく、モータを正回転または逆回転させ、緩みを検出している。これにより、例えば車両のエンジン始動直後のように車両の搭乗者がシフトレンジの操作を行わないときでも、緩み検出部は緩みの検出を実施することができる。
さらに、特定凹部にストッパが噛み合っている状態でモータを正回転または逆回転させている。モータを所定角度、正回転または逆回転させた後に停止させると、特定凹部の最も底となる部分へのストッパの移動によってディテントプレートが回転する。そして、駆動軸部材を経由してディテントプレートに接続するモータも、ディテントプレートともに回転する。このとき、モータを正回転させたときと逆回転させたときとでは、ディテントプレートの回転が停止するまでのモータの回転角度に差が生じる。この差は、モータからレンジ位置選択機構までの緩みに相当する。これにより、制御部は、緩み検出部で検出された緩みを含めてモータの回転角度を設定する。したがって、レンジ位置選択機構の位置の精度を高めることができ、レンジ位置選択機構の移動応答性を高めることができる。
請求項2記載の発明では、特定凹部はPレンジに対応する。これにより、緩み検出部は、自動変速機のシフトレンジがPレンジにあるとき、緩みの検出を実行する。例えばエンジンの始動直後のように車両の搭乗者がシフトレンジの操作を行わない場合、シフトレンジはPレンジにある。そのため、搭乗者によるシフトレンジの操作に関係なく、緩み検出が実行される。したがって、確実に緩みを検出することができる。
以下、本発明の複数の参考例及び実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の説明では、電子制御ユニットを「ECU」と略記する。
第1参考例
図1は、本発明の第1参考例による車両制御システム1を示している。例えば四輪の車両に搭載される車両制御システム1は、自動変速機制御システム2、シフトレンジ選択装置としてのシフトバイワイヤシステム3、エンジン制御システム4および統合ECU10などから構成されている。
自動変速機制御システム2、シフトバイワイヤシステム3およびエンジン制御システム4は、それぞれAT−ECU12、SBW−ECU13およびEC−ECU14を有している。AT−ECU12、SBW−ECU13およびEC−ECU14は、いずれもマイクロコンピュータを主体に構成された電気回路である。AT−ECU12、SBW−ECU13およびEC−ECU14は、それぞれ車内のLAN回線17を経由して電気的または光学的に相互に接続されている。また、AT−ECU12、SBW−ECU13、EC−ECU14および統合ECU10は、車両の電源であるバッテリ18に電気的に接続されており、このバッテリ18から供給された電力によって作動する。統合ECU10は、上述のAT−ECU12、SBW−ECU13およびEC−ECU14と共同して車両制御システム1全体を制御する。SBW−ECU13は特許請求の範囲の制御部および緩み検出部に対応する。
自動変速機制御システム2は、車両の自動変速機を油圧により駆動する。自動変速機制御システム2は、自動変速機20のシフトレンジおよび変速段を切り換える油圧回路21を備えている。自動変速機20には、走行レンジとして前進レンジであるDレンジおよび後進レンジであるRレンジと、非走行レンジとして駐車レンジであるPレンジおよび中立レンジであるNレンジとが設定されている。油圧回路21は、レンジ位置選択機構としてのスプールバルブであるマニュアルバルブ22を有している。マニュアルバルブ22は、軸方向へ移動することにより、油圧回路21を切り換える。マニュアルバルブ22が油圧回路21を切り換えることにより、自動変速機20は上記のシフトレンジのいずれかに設定される。自動変速機20は、いずれかのシフトレンジで締結する複数の摩擦係合要素を備えている。油圧回路21に設置されている複数の電磁弁23は、対応する摩擦係合要素を油圧により駆動する。これにより、各摩擦係合要素は、電磁弁23から供給される油圧によって締結または解放される。
AT−ECU12は、油圧回路21の電磁弁23などの電気要素に電気的に接続されている。これにより、AT−ECU12は、各電磁弁23からの出力油圧を電気的に制御する。AT−ECU12によって電磁弁23からの出力油圧を制御することにより、自動変速機20の各摩擦係合要素は締結または解放される。また、本参考例の場合、AT−ECU12は、例えば自動変速機20の出力軸の回転数などから車両の速度を検出する車速センサ24と電気的に接続している。AT−ECU12は、車速センサ24から出力された検出信号を受信して車速を検出し、各電磁弁23を制御する。
シフトバイワイヤシステム3は、自動変速機制御システム2のマニュアルバルブ22を駆動するアクチュエータ30および変速機構部31を備えている。電磁駆動式のアクチュエータ30は、モータ32、減速部33およびエンコーダ34などを有している。モータ32は、回転方向に配列された複数のコイルが結線されている駆動部38を有している。SBW−ECU13は、モータ32の駆動部38に信号を出力する。これにより、モータ32は、SBW−ECU13から駆動部38へ入力された信号にしたがって図示しない軸部材を回転させる。減速部33は、モータ32の回転運動を減速して変速機構部31に伝達する。変速機構部31は、減速部33から出力された回転駆動力をマニュアルバルブ22へ伝達する。
変速機構部31は、図2に示すように駆動軸部材51、ディテントプレート52およびストッパ53などを有している。駆動軸部材51は、モータ32に接続し、モータ32によって回転駆動される。ディテントプレート52は、駆動軸部材51から径方向外側に伸びて駆動軸部材51と一体に構成されている。これにより、ディテントプレート52は、駆動軸部材51と一体にモータ32によって回転駆動される。ディテントプレート52には、駆動軸部材51と平行に突出するピン54が設置されている。ピン54は、マニュアルバルブ22と接続している。その結果、ディテントプレート52が駆動軸部材51とともに回転することにより、マニュアルバルブ22は軸方向へ往復移動する。すなわち、変速機構部31は、モータ32の回転駆動力を直線運動に変換してマニュアルバルブ22に伝達する。
ディテントプレート52は、径方向において駆動軸部材51と反対側に図3に示すように複数の凹部61、62、63、64を有している。凹部61、62、63、64は、それぞれ自動変速機のシフトレンジである「Pレンジ」、「Rレンジ」、「Nレンジ」および「Dレンジ」に対応して形成されている。ストッパ53は、図2に示すように板ばね55の先端に移動可能に支持されている。ストッパ53がディテントプレート52の凹部61、62、63、64のいずれかに噛み合うことによって、マニュアルバルブ22の軸方向の位置が決定される。駆動軸部材51を経由してディテントプレート52に所定の力が加わると、ストッパ53は図3に示すように各凹部61〜64間に形成される凸部65、66、67を乗り越えて隣接する他の凹部61〜64へ移動する。その結果、モータ32によって駆動軸部材51を回転させることにより、マニュアルバルブ22の軸方向の位置が変化し、自動変速機20はシフトレンジが変更される。
図1に示すようにレンジ位置検出手段としてのニュートラルスイッチ70は、マニュアルバルブ22の軸方向の位置を検出する。ニュートラルスイッチ70は、図2および図3に示すようにディテントプレート52の回転角度からマニュアルバルブ22の軸方向の位置、すなわちマニュアルバルブ22が「Pレンジ」、「Rレンジ」、「Nレンジ」または「Dレンジ」のいずれにあるかを検出する。ニュートラルスイッチ70は、図3に示すようにディテントプレート52に設置されている電極71、72、73、74と、これらの電極71〜74と接する電極75、76、77、78とを有している。電極71〜74は、ディテントプレート52に形成され、ディテントプレート52の径方向へ同心状に複数の円弧状に形成されている。電極71〜74は、層ごとに連続または不連続に形成されている。電極71〜74は、ディテントプレート52とともに回転する。一方、電極75〜78は、ディテントプレート52の各電極71〜74に対応している。電極75〜78は、図示しない電極固定部に固定されている。電極75〜78は、ストッパ53と同一の直線上に配置されている。これにより、ディテントプレート52が回転すると、電極71〜74と電極75〜78との接触状態が変化し、ディテントプレート52の位置が検出される。その結果、ニュートラルスイッチ70は、ディテントプレート52の位置に基づいて、マニュアルバルブ22が「Pレンジ」、「Rレンジ」、「Nレンジ」または「Dレンジ」のいずれの位置にあるかを検出する。ニュートラルスイッチ70は、検出したマニュアルバルブ22の位置を電気信号としてSBW−ECU13に出力する。
SBW−ECU13は、アクチュエータ30のモータ32およびエンコーダ34、ニュートラルスイッチ70、ならびに車両のレンジセレクタ35のセレクタセンサ36に電気的に接続している。エンコーダ34は、例えばロータリエンコーダなどであり、モータ32の出力軸の回転角度を検出し、検出した回転角度をカウントとしてSBW−ECU13へ出力する。上述のように自動変速機20のシフトレンジは、モータ32の回転角度によって変化する。そのため、エンコーダ34により検出されるモータ32の回転角度は、自動変速機20で実現されているシフトレンジ(以下、「実レンジ」)を間接的に表している。本参考例の場合、ニュートラルスイッチ70は、上述のようにディテントプレート52の回転角度を検出し、その検出信号をSBW−ECU13へ出力する。これにより、SBW−ECU13は、ディテントプレート52によって駆動されるマニュアルバルブ22の位置、すなわち自動変速機20の実レンジを検出する。なお、ニュートラルスイッチ70は、ディテントプレート52の回転角度でなく、変速機構部31の駆動軸部材51の回転角度、あるいはマニュアルバルブ22の軸方向の位置などを検出する構成としてもよい。この場合、SBW−ECU13は、駆動軸部材51の回転角度またはマニュアルバルブ22の軸方向の位置から、自動変速機20の実レンジを検出する。本参考例では、図3に示すようにシフトレンジが「Pレンジ」側から「Rレンジ」、「Nレンジ」および「Dレンジ」側へ切り換わるときにモータ32が回転する方向は、正回転方向と定義している。一方、シフトレンジが「Dレンジ」側から「Nレンジ」、「Rレンジ」および「Pレンジ」側へ切り換わるときにモータ32が回転する方向は、逆回転方向と定義している。
セレクタセンサ36は、車両の搭乗者がレンジセレクタ35を操作することにより指令したレンジ(以下、「指令レンジ」)を検出する。セレクタセンサ36は、検出した信号をSBW−ECU13へ出力する。このように、エンコーダ34、ニュートラルスイッチ70およびセレクタセンサ36から出力信号を受信したSBW−ECU13は、それらの検出信号が表す物理量に基づいてモータ32へ出力する信号を制御する。SBW−ECU13は、図示しないCPUおよび各センサから入力された信号を一時的に記憶するメモリ15を有している。
EC−ECU14は、車両のエンジン40のスロットル41、インジェクタ42、およびアクセルペダル43のアクセルセンサ44に電気的に接続している。スロットル41は、エンジン40の吸気通路を流れる吸気の流量を調整する。インジェクタ42は、エンジン40の吸気通路または各気筒へ噴射する燃料の量を調整する。アクセルセンサ44は、車両の搭乗者によるアクセルペダル43の操作量を検出し、検出した信号をEC−ECU14に出力する。このような構成により、EC−ECU14は、車両の搭乗者によってアクセルペダル43が操作されると、その操作に基づいてスロットル41およびインジェクタ42などを電気的に制御する。その結果、EC−ECU14は、エンジン40の回転数および出力トルクを調整する。
次に、SBW−ECU13が実施する緩みの検出および検出した緩みに基づくモータ32の制御について図4に基づいて説明する。
上述のように、シフトバイワイヤシステム3は、駆動力を発生するモータ32から自動変速機20のシフトレンジを切り換えるマニュアルバルブ22までの間に減速部33および変速機構部31などの機械的な動力伝達機構を有している。そのため、減速部33および変速機構部31などを構成する各要素には、各部材の寸法公差だけでなく円滑な作動を達成するために所定の「あそび」が設定されている。その結果、モータ32からマニュアルバルブ22までの間には、「ガタ」などの緩みが生じる。また、モータ32からマニュアルバルブ22までの間には、摩耗などの経年的な形状の変化によっても緩みが生じる。
(緩みの検出)
SBW−ECU13は、所定の時期にシフトバイワイヤシステム3の緩みの検出を実行する。SBW−ECU13は、緩みを検出するためのプログラムを記録した記録媒体または緩みを検出するための電子回路を有している。
SBW−ECU13は、シフトレンジを「Pレンジ」、「Rレンジ」または「Nレンジ」から「Dレンジ」へ切り換える要求があるか否かを検出する(S101)。例えば、車両を発進させるとき、車両の搭乗者はシフトレンジを「Pレンジ」、「Rレンジ」または「Nレンジ」から「Dレンジ」へ切り換える。また、統合ECU10によって、車両を統合して制御する場合、車両の状態によって強制的にシフトレンジを「Pレンジ」、「Rレンジ」または「Nレンジ」から「Dレンジ」へ切り換えることも考えられる。このとき、SBW−ECU13は、シフトレンジの切り換え要求があったと判断する。
シフトレンジの切り換え要求があると、SBW−ECU13はニュートラルスイッチ70が「Dレンジ」へ切り換わるときのエンコーダ34のカウントAを記憶する(S102)。上述のように、マニュアルバルブ22はディテントプレート52の回転によって軸方向へ移動する。また、ディテントプレート52は、モータ32から出力された駆動力によって回転駆動される。そのため、シフトレンジが「Pレンジ」、「Rレンジ」または「Nレンジ」から「Dレンジ」へ切り換わるとき、ある瞬間にニュートラルスイッチ70の「Dレンジ」の信号がオンとなる。そこで、SBW−ECU13は、ニュートラルスイッチ70の「Dレンジ」の信号がオンになった瞬間を検出する。
そして、SBW−ECU13は、ニュートラルスイッチ70の「Dレンジ」の信号がオンになった時点におけるエンコーダ34のカウントAを検出する。エンコーダ34のカウントAは、ニュートラルスイッチ70の「Dレンジ」の信号がオンになった瞬間のモータ32の回転角度に対応している。そのため、シフトレンジが「Pレンジ」、「Rレンジ」または「Nレンジ」から「Dレンジ」へ切り換わるときのエンコーダ34のカウントAを検出することにより、モータ32が正回転するときのモータ32の回転角度が検出される。SBW−ECU13は、検出したエンコーダ34のカウントAを第一記憶部としてのメモリ15に記憶する。
S101において、シフトレンジを「Pレンジ」、「Rレンジ」または「Nレンジ」から「Dレンジ」へ切り換える要求がなかったとき、上述のステップS102は省略される。
次に、SBW−ECU13は、シフトレンジを「Dレンジ」から「Nレンジ」、「Rレンジ」または「Pレンジ」に切り換える要求があるか否かを検出する(S103)。例えば、車両を停車または駐車するとき、車両の搭乗者または統合ECU10はシフトレンジを「Dレンジ」から「Nレンジ」、「Rレンジ」または「Pレンジ」に切り換える。このとき、SBW−ECU13は、シフトレンジの切り換え要求があったと判断する。
シフトレンジの切り換え要求があると、SBW−ECU13はニュートラルスイッチ70が「Dレンジ」から脱したときのエンコーダ34のカウントBを記憶する(S104)。シフトレンジが「Dレンジ」から「Nレンジ」、「Rレンジ」または「Pレンジ」に切り換わるとき、ある瞬間にニュートラルスイッチ70の「Dレンジ」の信号がオフとなる。そこで、SBW−ECU13は、ニュートラルスイッチ70の「Dレンジ」の信号がオフになった瞬間を検出する。
そして、SBW−ECU13は、ニュートラルスイッチ70の「Dレンジ」の信号がオフになった時点におけるエンコーダ34のカウントBを検出する。エンコーダ34のカウントBは、ニュートラルスイッチ70の「Dレンジ」の信号がオフになった瞬間のモータ32の回転角度に対応している。そのため、シフトレンジが「Dレンジ」から「Nレンジ」、「Rレンジ」または「Pレンジ」に切り換わるときのエンコーダ34のカウントBを検出することにより、モータ32が逆回転するときのモータ32の回転角度が検出される。SBW−ECU13は、検出したエンコーダ34のカウントBを第二記憶部としてのメモリ15に記憶する。
なお、本参考例では、SBW−ECU13が検出したエンコーダ34のカウントAおよびカウントBをSBW−ECU13の同一のメモリ15に記憶している。すなわち、SBW−ECU13のメモリ15の記憶領域を、カウントAを記憶する第一記憶部と、カウントBを記憶する第二記憶部とに分割している。しかし、カウントAまたはカウントBごとに個別のメモリを用意してもよい。
S103において、シフトレンジを「Dレンジ」から「Nレンジ」、「Rレンジ」または「Pレンジ」へ切り換える要求がなかったとき、上述のステップS104は省略される。
次に、SBW−ECU13は、メモリ15にカウントAおよびカウントBの双方が記憶されているか否かを判断する(S105)。すなわち、SBW−ECU13は、モータ32が正回転するときのエンコーダ34のカウントAを検出するS102、およびモータ32が逆回転するときのエンコーダ34のカウントBを検出するS104のいずれもが実行されたか否かを判断する。
SBW−ECU13は、S105においてカウントAおよびカウントBの双方が記憶されていると判断したとき、緩みを算出する(S106)。上述のように、モータ32からマニュアルバルブ22までの間に機械的な緩みがあるとき、図5に示すようにモータ32の正回転時におけるエンコーダ34のカウントAとモータ32の逆回転時におけるエンコーダ34のカウントBとは一致しない。すなわち、カウントAまたはカウントBの一方は、他方よりも大きくなる。これは、モータ32からマニュアルバルブ22までの間に緩みがあるとき、モータ32には正回転時または逆回転時に一時的な空転状態、すなわちモータ32から発生した駆動力がディテントプレート52に伝達されない状態が生じるためである。
そこで、SBW−ECU13は、モータ32の正回転時におけるエンコーダ34のカウントAとモータ32の逆回転時におけるエンコーダ34のカウントBとの差を緩みとして算出する。SBW−ECU13は、算出した緩みをカウントC1としてメモリ15に記憶する。
(モータの制御)
SBW−ECU13は、シフトバイワイヤシステム3のモータ32からマニュアルバルブ22までの緩みが検出されると、シフトレンジを切り換える際にこの緩みを含めてモータ32を制御する。すなわち、SBW−ECU13は、シフトレンジを「Pレンジ」側から「Rレンジ」、「Nレンジ」または「Dレンジ」側へ切り換えるとき、モータ32を所定の回転角度だけ正回転させるための信号に、緩みのカウントC1を加味した信号をモータ32へ出力する。同様に、SBW−ECU13は、シフトレンジを「Dレンジ」側から「Nレンジ」、「Rレンジ」または「Pレンジ」側へ切り換えるとき、モータ32を所定の回転角度だけ逆回転させるための信号に、緩みのカウントC1を加味した信号をモータ32へ出力する。これにより、モータ32は、緩みのカウントC1を加味して正回転方向または逆回転方向へ回転駆動され、マニュアルバルブ22はあるシフトレンジから所望のシフトレンジへ迅速かつ正確に切り換えられる。したがって、マニュアルバルブ22の位置の精度を高めることができるとともに、マニュアルバルブ22の移動応答性を高めることができる。
(変形例)
上述の第1参考例では、ニュートラルスイッチ70はマニュアルバルブ22の移動に対応するディテントプレート52の回転角度を検出する構成とした。しかし、ニュートラルスイッチ70は、マニュアルバルブ22の軸方向の移動量を直接検出する構成としてもよい。
また、上述の第1参考例では、ニュートラルスイッチ70はディテントプレート52上に形成されているが、駆動軸部材51と同軸上にあればディテントプレート52と別体でも良い。
第1実施形態
本発明の第1実施形態による緩みの検出について図6に基づいて説明する。なお、シフトバイワイヤシステム3およびこれを備える車両制御システム1の全体構成は第1参考例と同一であるので、構成についての説明は省略する。
SBW−ECU13は、所定の時期にシフトバイワイヤシステム3の緩みの検出を実行する。本実施形態の場合、SBW−ECU13はシフトレンジとして「Pレンジ」が選択されているとき、緩みの検出を実行する。シフトレンジが「Pレンジ」のとき、緩みの検出を実行することにより、例えば車両のエンジン40が始動された直後などのように、車両の搭乗者に違和感を与えることなく緩みの検出を実行することができる。なお、緩みの検出は、「Pレンジ」に限らず、その他のレンジで実行することもできる。
SBW−ECU13は、シフトレンジを「Pレンジ」に保持する要求があるか、すなわちシフトレンジを「Pレンジ」から他のシフトレンジへ切り換えの要求がないことを検出する(S201)。第1実施形態では、シフトバイワイヤシステム3の緩みを「Pレンジ」で検出する。そのため、SBW−ECU13は、シフトレンジが「Pレンジ」に保持されているかを検出する。シフトレンジが「Pレンジ」にあるとき、図7および図8に示すようにストッパ53はディテントプレート52の凹部61と噛み合っている。したがって、本実施形態では、凹部61が特許請求の範囲の「特定凹部」となる。
シフトレンジを保持する要求があるとき、SBW−ECU13はモータ32へ信号を出力し、モータ32を逆回転方向へ所定の角度回転させる(S202)。これにより、モータ32は、ディテントプレート52を逆回転方向、すなわち図7の矢印r方向へ回転させる。その結果、凹部61に噛み合っているストッパ53は図7(A)に示すようにディテントプレート52の壁部68側へ移動する。
モータ32が所定の角度回転すると、SBW−ECU13はモータ32への信号の出力、すなわち通電を停止する(S203)。これにより、モータ32の回転は停止する。このとき、SBW−ECU13は、モータ32の回転角度を検出するエンコーダ34から出力されるカウントが変化するか否かを検出する(S204)。
S202においてモータ32を逆回転させたとき、ストッパ53は図7(A)に示すようにディテントプレート52の壁部68側へ乗り上げる。S203において、モータ32の回転を停止、すなわちモータ32からディテントプレート52への駆動力の付与を停止すると、ディテントプレート52は板ばね55によって支持されているストッパ53から力を受ける。ディテントプレート52が受ける力は、ストッパ53が凹部61の底611へ移動する方向すなわち矢印rとは逆の正回転方向となる。これにより、ディテントプレート52は、図7(B)に示すように凹部61の底611側へのストッパ53の移動にともなって正回転方向すなわち図7(B)の矢印n方向へ回転する。ディテントプレート52は駆動軸部材51および減速部33を経由してモータ32に接続している。そのため、ストッパ53の移動にともなってディテントプレート52が回転すると、モータ32も回転し、エンコーダ34から出力されるカウントは変化する。
SBW−ECU13は、モータ32の回転が停止するまでモータ32への通電の停止を継続する。一方、ストッパ53が図7(B)に示すようにディテントプレート52の凹部61の底611まで移動すると、ディテントプレート52およびモータ32は回転を停止する。ストッパ53がディテントプレート52の凹部61の底611まで移動することにより、モータ32の回転は停止し、エンコーダ34から出力されるカウントは変化しなくなる。そこで、SBW−ECU13は、エンコーダ34から出力されるカウントが所定の期間変化しないとき、ストッパ53は停止したと判断する。そして、SBW−ECU13は、モータ32の回転が停止したときのエンコーダ34のカウントDを第一記憶部としてのメモリ15に記憶する(S205)。
次に、SBW−ECU13はモータ32へ信号を出力し、モータ32をS202とは逆の正回転方向へ所定の角度回転させる(S206)。S202において逆回転方向へ回転するモータ32の所定角度と、S206において正回転方向へ回転するモータ32の所定角度とは同一である。これにより、モータ32は、ディテントプレート52を正回転方向、すなわち図8の矢印n方向へ回転させる。その結果、凹部61に噛み合っているストッパ53は図8(A)に示すようにディテントプレートの壁部69側へ移動する。
モータ32が所定の角度回転すると、SBW−ECU13はモータ32への信号の出力、すなわち通電を停止する(S207)。これにより、モータ32の回転は停止する。このとき、SBW−ECU13は、モータ32の回転角度を検出するエンコーダ34から出力されるカウントが変化する否かを検出する(S208)。
S206においてモータ32を正回転させたとき、ストッパ53は図8(B)に示すようにディテントプレート52の壁部69側へ乗り上げる。壁部69は、凹部61を挟んで壁部68と対向する位置にある。S207において、モータ32の回転を停止、すなわちモータ32からディテントプレート52への駆動力の付与を停止すると、ディテントプレート52は板ばね55によって支持されているストッパ53から力を受ける。ディテントプレート52が受ける力は、ストッパ53が凹部61の底611へ移動する方向すなわち矢印rで示される逆回転方向となる。これにより、ディテントプレート52は、図8(B)に示すように凹部61の底611側へのストッパ53の移動にともなって逆回転方向すなわち図8(B)の矢印r方向へ回転する。そのため、ディテントプレート52と接続しているモータ32も回転し、エンコーダ34から出力されるカウントは変化する。
SBW−ECU13は、モータ32の回転が停止するまでモータ32への通電の停止を継続する。一方、ストッパ53が図8(B)に示すようにディテントプレート52の凹部61の底611まで移動すると、ディテントプレート52およびモータ32は回転を停止する。ストッパ53がディテントプレート52の凹部61の底611まで移動することにより、モータ32の回転は停止し、エンコーダ34から出力されるカウントは変化しなくなる。そこで、SBW−ECU13は、エンコーダ34から出力されるカウントが所定の期間変化しないとき、ストッパ53は停止したと判断する。そして、SBW−ECU13は、モータ32の回転が停止したときのエンコーダ34のカウントEを第二記憶部としてのメモリ15に記憶する(S209)。
次に、SBW−ECU13は、S205で記憶したカウントDおよびS209で記憶したカウントEから緩みを算出する(S210)。モータ32からマニュアルバルブ22までの間に機械的な緩みがあるとき、モータ32の逆回転時におけるエンコーダ34のカウントDと正回転時におけるエンコーダ34のカウントEとは一致しない。すなわち、カウントDまたはカウントEの一方は、他方よりも大きくなる。これは、図7に示すようにモータ32の逆回転時おける壁部68から凹部61の底611までのストッパ53の移動距離と、図8に示すようにモータ32の正回転時における壁部69から凹部61の底611までのストッパ53の移動距離とが相違するためである。つまり、モータ32からマニュアルバルブ22までの間に機械的な緩みがあると、正回転方向または逆回転方向のいずれか一方へ回転するとき、緩みがなくストッパ53の移動量が大きくなるのに対し、他方へ回転するとき、緩みが残りストッパ53の移動量が小さくなる。
そこで、SBW−ECU13は、モータ32の逆回転時におけるエンコーダ34のカウントDと正回転時におけるエンコーダ34のカウントEとの差を緩みとして算出する。SBW−ECU13は、算出した緩みをカウントC2としてメモリ15に記憶する。
SBW−ECU13は、シフトレンジを切り換える際に上述の手順で検出した緩みを加味してモータ32を制御する。これにより、マニュアルバルブ22はあるシフトレンジから所望のシフトレンジへ迅速かつ正確に切り換えられる。したがって、マニュアルバルブ22の位置の精度を高めることができるとともに、マニュアルバルブ22の移動応答性を高めることができる。
上述の第1実施形態では、S202〜S205においてモータ32を逆回転方向へ回転させた後、S206〜S209においてモータ32を正回転方向へ回転させている。しかし、モータ32をまず正回転方向へ回転させた後、逆回転方向へ回転させてもよい。すなわち、S202〜S205までの処理と、S206〜S209までの処理とを入れ換えて実行してもよい。
また、S203、S207でモータ通電停止する際は、急に通電を停止すると凹部61の底611へ移動する速度が速くなりすぎてモータ32が慣性で回りストッパ53がガタの中を移動する場合がある。そのため、通電は徐々に停止するとガタの検出に効果的である。
本発明の第1参考例による車両制御システムを示す模式図である。 本発明の第1参考例による車両制御システムの変速機構部を示す概略図である。 本発明の第1参考例による車両制御システムのディテントプレートを示す概略図である。 本発明の第1参考例による車両制御システムの緩み検出の流れを示す概略図である。 本発明の第1参考例による車両制御システムにおけるエンコーダのカウントとニュートラルスイッチから出力される信号との関係を示す模式図であって、(A)はモータの正回転時を示す図であり、(B)はモータの逆回転時を示す図である。 本発明の第1実施形態による車両制御システムの緩み検出の流れを示す概略図である。 本発明の第1実施形態による車両制御システムにおいて、(A)はディテントプレートを逆回転方向へ回転させたときを示す模式図であり、(B)はモータへの通電を停止した状態を示す模式図である。 本発明の第1実施形態による車両制御システムにおいて、(A)はディテントプレートを正回転方向へ回転させたときを示す模式図であり、(B)はモータへの通電を停止した状態を示す模式図である。
符号の説明
1 車両制御システム、2 自動変速機制御システム、3 シフトバイワイヤシステム(シフトレンジ選択装置)、4 エンジン制御システム、13 SBW−ECU(緩み検出部、制御部)、15 メモリ(第一記憶部、第二記憶部)、20 自動変速機、22 マニュアルバルブ(レンジ位置選択機構)、32 モータ、34 エンコーダ、51 駆動軸部材、52 ディテントプレート、53 ストッパ、61 凹部(特定凹部)、62、63、64 凹部、70 ニュートラルスイッチ(レンジ位置検出手段)

Claims (2)

  1. 入力された信号に応じて所定の角度回転するモータと、
    前記モータの回転角度を検出するエンコーダと、
    前記モータによって駆動され、自動変速機のシフトレンジをPレンジ、Rレンジ、NレンジまたはDレンジのいずれかに選択するレンジ位置選択機構と、
    前記モータによって回転駆動される駆動軸部材と、
    前記駆動軸部材から径方向に伸びて設置され、径方向において前記駆動軸部材とは反対側の端部にPレンジ、Rレンジ、NレンジまたはDレンジに対応する凹部を有し、前記駆動軸部材とともに回転し、前記駆動軸部材の回転運動を前記レンジ位置選択機構の切換状態に変換するディテントプレートと、
    前記ディテントプレートと噛み合って、前記レンジ位置選択機構の切換状態を決定するストッパと
    前記自動変速機のシフトレンジが所定のレンジにあるとき、前記モータを所定の角度正回転または逆回転し、前記エンコーダで検出された前記モータの回転角度と前記レンジ位置選択機構の位置とから、前記モータと前記レンジ位置選択機構との間に生じる緩みを検出する緩み検出部と、
    前記ディテントプレートのいずれかの特定凹部に前記ストッパが噛み合っている状態において、前記ストッパが前記特定凹部内に位置する範囲内で前記モータを一方向へ所定角度回転させた後に前記モータへの通電を停止したとき、前記所定角度回転した位置から変化する前記モータの回転角度を記憶する第一記憶部と、
    前記ストッパが前記特定凹部内に位置する範囲内で前記モータを反対方向へ前記所定角度回転させた後に前記モータへの通電を停止したとき、前記所定角度回転した位置から変化する前記モータの回転角度を記憶する第二記憶部と、
    前記緩み検出部で検出された前記モータと前記レンジ位置選択機構との間の緩みを含めた所定の回転角度を目標値として前記モータへ信号を出力する制御部と、を備え、
    前記緩み検出部は、前記第一記憶部に記憶された前記モータの回転角度と前記第二記憶部に記憶された前記モータの回転角度との差から緩みを検出するシフトレンジ選択装置。
  2. 前記特定凹部は、前記自動変速機のPレンジに対応する請求項1記載のシフトレンジ選択装置。
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