JP4132805B2 - 自動変速機の変速制御装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、レンジセレクトスイッチの信号に基づくアクチュエータの制御によってシフトレンジの切り換えを行なう自動変速機の変速制御装置に関し、詳しくは、シフトレンジの切り換えにおけるオーバーシュートの対策技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、車両用自動変速機において、レンジ切換バルブをモータ等のアクチュエータによって複数のレンジ位置に駆動する構成のレンジ切換装置が知られている(実開平5−054863号公報及び特開平5−248523号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記実開平5−054863号公報に開示される装置では、レンジ位置のロック機構を備えるようにしているが、前記ロック機構に故障が生じた場合には、レンジ切換バルブを駆動するモータの慣性力で、レンジ位置のオーバーシュートが発生するという問題がある。
【0004】
特に、運転者がエンジンブレーキ要求からDレンジ→2レンジのシフト操作を行なったとき、オーバーシュートが発生して1レンジにシフトされると、1レンジ用の変速特性(変速マップ)に従って自動変速が行なわれることで、運転者の意図よりも大きなエンジンブレーキ力が発生してしまう可能性があった。
一方、特開平5−248523号公報に開示される装置では、レンジセレクトスイッチによるダウンシフト指示に制限を加える構成で、運転者の誤操作に対しては対応できるものの、ダウンシフト指示に対する実際のシフト位置のオーバーシュートには対応することができず、過剰なエンジンブレーキ力の発生を回避することができないという問題があった。
【0005】
本発明は上記問題点に鑑みなされたものであり、レンジ位置のオーバーシュートによって過剰なエンジンブレーキ力が生じることを回避できる自動変速機の変速制御装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
そのため、請求項1記載の発明では、レンジセレクトスイッチの信号に基づくアクチュエータの制御によって、複数段の前進走行レンジを含むシフトレンジの切り換えを行なう自動変速機の変速制御装置において、前記複数段の前進走行レンジ間におけるダウンシフト方向のシフト時に、前記自動変速機の実際のシフトレンジとレンジセレクトスイッチによる指示レンジとが一致しない場合、より高速側のレンジに従って変速を行なうと共に、前記複数段の前進走行レンジ間におけるシフトがダウンシフト方向であって、前記自動変速機の実際のシフトレンジがレンジセレクトスイッチによる指示レンジによりも高速側のレンジであるときに、前記アクチュエータの故障を判定する構成とした。
【0007】
上記構成によると、レンジセレクトスイッチの信号に基づくアクチュエータの制御によってシフトレンジの切り換えを行なうから、本来であれば、自動変速機の実際のシフトレンジとレンジセレクトスイッチによる指示レンジとは一致することになるが、ダウンシフト方向のシフト時に、オーバーシュートなどによって両者が一致しない状態になった場合には、両者のうちのより高速側のレンジに従った変速制御によって、より高速側の変速段に自動変速させるようにする。更に、ダウンシフトの指示に対して、実際のレンジが目標よりも高速側であるときには、アクチュエータの故障によってレンジの切り換え動作が行なわれなかったか、途中で切り換え動作が停止したものと推定する。
【0008】
請求項2記載の発明では、レンジセレクトスイッチの信号に基づくアクチュエータの制御によって、複数段の前進走行レンジを含むシフトレンジの切り換えを行なう自動変速機の変速制御装置において、前記複数段の前進走行レンジ間におけるダウンシフト方向のシフト時に、前記自動変速機の実際のシフトレンジが前記レンジセレクトスイッチによる指示レンジよりも低速レンジである場合、前記指示レンジでの指示変速段を低速側の限界値として、実際のシフトレンジでの指示変速段を決定させる構成とした。上記構成によると、例えば、Dレンジから2レンジにマニュアルダウンシフト操作され、指示レンジは2レンジであるのに、オーバーシュートによって実際のレンジが1レンジまでダウンシフトされた場合、指示レンジに対応する変速マップから検索される変速段(2速)を指示変速段の下限(低速側限界値)とし、該下限値に制限されるようにする。
【0009】
請求項3記載の発明では、請求項2記載の発明において、前記複数段の前進走行レンジ間におけるダウンシフト方向のシフト時に、前記自動変速機の実際のシフトレンジがレンジセレクトスイッチによる指示レンジによりも高速側のレンジであるときに、前記アクチュエータの故障を判定する構成とした。上記構成によると、ダウンシフトの指示に対して、実際のレンジが目標よりも高速側であるときには、アクチュエータの故障によってレンジの切り換え動作が行なわれなかったか、途中で切り換え動作が停止したものと推定する。
【0010】
請求項4記載の発明では、請求項1〜3のいずれか1つに記載の発明において、前記レンジセレクトスイッチの信号の変化から所定遅延時間が経過した時点で、前記自動変速機の実際のシフトレンジとレンジセレクトスイッチによる指示レンジとを比較する構成とした。上記構成によると、レンジセレクトスイッチの信号が変化すると、該レンジ切り換えの指示から所定遅延時間が経過し、アクチュエータによる必要駆動時間が経過したと推定されてから、自動変速機の実際のシフトレンジとレンジセレクトスイッチによる指示レンジとが一致するか否かを判断させる。
【0011】
請求項5記載の発明では、請求項1〜4のいずれか1つに記載の発明において、前記自動変速機の実際のシフトレンジとレンジセレクトスイッチによる指示レンジとが一致しない場合に、警告を発する構成とした。上記構成によると、前記自動変速機の実際のシフトレンジとレンジセレクトスイッチによる指示レンジとが一致しない場合で、オーバーシュートやアクチュエータ故障の発生が推定されるときには、係る異常の発生を運転者に警告する。
【0012】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によると、ダウンシフト方向のシフト時に指示レンジと実際のレンジとが異なるようになると、より高速側のレンジに従って自動変速を行なわせるから、少なくとも指示よりも低速側のレンジに基づき自動変速されて過剰なエンジンブレーキ力が発生することを回避できると共に、指示されるダウンシフトよりも高速側のレンジに留まっている状態から、アクチュエータの故障を的確に判断できるという効果がある。
【0013】
請求項2記載の発明によると、例えば、Dレンジから2レンジにマニュアルダウンシフト操作したときに、オーバーシュートによって実際のレンジが1レンジまで変化しても、比較的高い車速域で1速に変速されることが回避され、運転者の意図しない過剰なエンジンブレーキの発生を防止できるという効果がある。請求項3記載の発明によると、指示されるダウンシフトよりも高速側のレンジに留まっている状態から、アクチュエータの故障を的確に判断できるという効果がある。
【0014】
請求項4記載の発明によると、アクチュエータによる駆動途中で指示レンジと実際のレンジとが一致しない状態を異常状態として誤判断することを防止できるという効果がある。請求項5記載の発明によると、指示レンジと実際のレンジとが一致しない異常状態を運転者に認識させて、運転者の適切な処理を促すことができるという効果がある。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態を説明する。
図1は、実施の形態における自動変速機の変速制御装置のシステム構成図である。
この図1において、車両用自動変速機1には、後述するレンジ切換バルブを駆動するアクチュエータとしてのモータ2が取り付けられる。
【0016】
前記モータ2の出力軸には減速機構3が設けられ、該減速機構3を介してレンジ切換シャフト4を回転駆動するよう構成される。
前記レンジ切換シャフト4には、該レンジ切換シャフト4を複数のレンジにそれぞれ対応する角度に位置決めするためのディテント機構5が取り付けられる。
前記ディテント機構5は、図2に示すように、レンジ切換シャフト4に固定されて一体に回転するディテントレバー5A、ディテントレバー5Aの周縁に各レンジに対応して形成される凹部に係合するローラを支持すると共に、該ローラを切欠きに向けて押圧付勢するディテントスプリング5Bから構成される。
【0017】
そして、上記構成によってレンジ切換シャフト4を、Pレンジ(パーキングレンジ),Rレンジ(リバースレンジ),Nレンジ(ニュートラルレンジ),Dレンジ(ドライブレンジ),2レンジ,1レンジのいずれかに対応する角度に位置決めする。
尚、上記Dレンジ,2レンジ,1レンジの3段は前進走行レンジであり、Dレンジが最も高速側のレンジで、1レンジが最も低速側のレンジである。
【0018】
また、図1,2において、レンジ切換シャフト4が時計方向に最も回転した位置がPレンジ位置で、該Pレンジ位置から反時計方向に回転することで、P→R→N→D→2→1の順にレンジが切り換えられる。
前記レンジ切換シャフト4の回転運動は、ディテントレバー5Aとレンジ切換バルブ6との係合によって、レンジ切換バルブ6の軸方向運動に変換され、レンジ切換バルブ6がバルブボディ7内で軸方向に変位することで、油圧ポートの開閉が切り換えられ、各レンジに応じてライン圧を各回路に配送する。
【0019】
前記ディテントレバー5Aに一端が取り付けられるロッド8の他端には、カム9が取り付けられ、揺動可能に支持されたパーキングポール10が前記カム9との摺接によって揺動駆動され、Pレンジ位置においては、パーキングポール10の爪10aがパーキングギヤ11の凹部11aに噛み合って、パーキングギヤ11が固定されるようになっている。
【0020】
また、前記レンジ切換シャフト4には、該レンジ切換シャフト4の角度を連続的に検出するポテンショメータ21が備えられる一方、各レンジのいずれに切り換えられているかを検出するインヒビタスイッチ22が設けられる。
また、運転者のレバー操作によって、P,R,N,D,2,1のいずれのレンジが選択されているかを検出するレンジセレクトスイッチ23が設けられている。
【0021】
前記ポテンショメータ21,インヒビタスイッチ22及びレンジセレクトスイッチ23からの信号は、A/Tコントロールユニット(A/T C/U)24に入力される。
そして、前記A/Tコントロールユニット24は、上記スイッチ・センサからの信号に基づく演算処理によって、運転者が選択しているレンジに対応する位置にレンジ切換シャフト4を回転駆動すべく、前記モータ2を制御する。
【0022】
具体的には、レンジセレクトスイッチ23から要求されるレンジ切換シャフト4の目標角度と、前記ポテンショメータ21で検出される実際の角度との偏差に応じた比例・積分・微分制御によって、モータ2の駆動信号をフィードバック制御する。
本実施形態では、モータ2に対する電源供給を高周波でON・OFFするときのON時間割合で平均印加電圧を制御するようになっており、前記駆動信号は、前記ON時間割合を示すデューティ比(%)として演算される。
【0023】
尚、フィードバック制御を比例・積分・微分制御に限定するものではなく、スライディングモード制御を用いてフィードバックする構成であっても良い。
また、前記A/Tコントロールユニット24には、車速VSP及びアクセル開度TVOに応じて変速段を記憶する変速マップとして、Dレンジ,2レンジ,1レンジそれぞれに対応する3つの変速マップが予め記憶される。
【0024】
前記Dレンジは、1速〜4速の間で自動変速させる変速パターンが変速マップに設定され、また、2レンジは、1速及び2速の間で自動変速させる変速パターンが変速マップに設定され、更に、1レンジは、2速→1速のダウンシフトを行なわせて1速に固定する変速パターンが変速マップに設定される。
そして、前記A/Tコントロールユニット24は、前記インヒビタスイッチ22の信号に基づき検出される実際のレンジ位置に対応する変速マップを選択し、該選択した変速マップ上でそのときの車速VSP及びアクセル開度TVOに対応する変速段に変速すべく、シフトソレノイド(A)26及びシフトソレノイド(B)27のON・OFFの組み合わせを制御する。
【0025】
上記のように、前記A/Tコントロールユニット24は、インヒビタスイッチ22の信号に基づきそのときのシフトレンジを判断し、該判断結果に基づいて参照する変速マップを選択するが、図3のフローチャートに示すように、運転者による指示レンジとインヒビタスイッチ22の信号(実際のレンジ)とが一致しないときには、変速段に制限を加えるようになっている。
【0026】
図3のフローチャートにおいて、ステップS1では、レンジセレクトスイッチ23,インヒビタスイッチ22,アクセル開度(スロットル開度)TVO,車速VSPの信号を読み込む。
ステップS2では、運転者が、Dレンジから2レンジ又は1レンジに、或いは、2レンジから1レンジにシフト操作したマニュアルダウンシフト時であるか否かを判別する。
【0027】
ステップS3では、運転者によるマニュアルダウンシフト操作から所定時間以上経過しているか否かを判別する。
前記所定時間は、モータ制御によるレンジ切り換えに要する時間に対応し、前記所定時間が経過している場合には、レンジ切り換え動作は完了しているものと推定される。
【0028】
ステップS3で、運転者によるマニュアルダウンシフト操作から所定時間以上経過していると判断されると、ステップS4へ進み、インヒビタスイッチ22で検出される実際のレンジと、レンジセレクトスイッチ23に基づいて判別される指示レンジとが一致しているか否かを判別する。
インヒビタスイッチ22で検出される実際のレンジと、レンジセレクトスイッチ23に基づいて判別される指示レンジとが一致していれば、ステップS5へ進み、インヒビタスイッチ22で検出される実際のレンジに対応する変速マップから検索した変速段を指示変速段にセットし、指示変速段に変速させる。
【0029】
一方、インヒビタスイッチ22で検出される実際のレンジと、レンジセレクトスイッチ23に基づいて判別される指示レンジとが一致せず、かつ、実際のレンジが指示レンジよりも低速レンジであるときには、ステップS6へ進む。
ステップS6に進むのは、Dレンジから2レンジにマニュアルダウンシフト操作され、指示レンジは2レンジであるのに、オーバーシュートによって実際のレンジが1レンジまでダウンシフトされた場合である。
【0030】
ステップS6では、指示レンジに対応する変速マップから検索される変速段(2速)を指示変速段の下限(低速側限界値)とし、ステップS5へ進んだときに、該下限値に制限されるようにする。
即ち、Dレンジから2レンジにマニュアルダウンシフト操作したときに、オーバーシュートによって実際のレンジが1レンジまで変化したときには、指示レンジである2レンジに従って指示変速段を決定させる。
【0031】
これにより、オーバーシュートによって実際のレンジが1レンジまで変化しても、比較的高い車速域で1速に変速されることが回避され、運転者の意図しない過剰なエンジンブレーキの発生が防止される。
ステップS7では、オーバーシュートによって実際のレンジが指示レンジよりも低速側のレンジに変化した異常状態を、ランプ等の警告装置30を用いて運転者に警告する。
【0032】
また、インヒビタスイッチ22で検出される実際のレンジと、レンジセレクトスイッチ23に基づいて判別される指示レンジとが一致せず、かつ、実際のレンジが指示レンジよりも高速レンジであるときには、ステップS8へ進む。
ステップS8に進むのは、Dレンジから2レンジにマニュアルダウンシフト操作され、指示レンジは2レンジであるのに、実際のレンジがDレンジのままである場合や、Dレンジから1レンジにマニュアルダウンシフト操作され、指示レンジは1レンジであるのに、実際のレンジが2レンジまでしか変化しない場合などである。
【0033】
この場合には、実際のレンジが指示レンジよりも高速側であることから、運転者の意図を超えるエンジンブレーキがかかることはないので、そのまま実際のレンジに対応する変速マップから変速を行なわせるが、上記のように、全くレンジ切り換えが行なわれなかった場合や、途中で停止した場合には、モータ2の故障が推定されるので、ステップS8では、モータ2の故障発生を、前記警告装置30を用いて運転者に警告する。
【0034】
尚、インヒビタスイッチ22で検出される実際のレンジと、レンジセレクトスイッチ23に基づいて判別される指示レンジとが一致せず、かつ、実際のレンジが指示レンジよりも高速レンジであるときに、指示レンジに従って変速させ、運転者の意図するエンジンブレーキがかかるようにしても良い。
ステップS2でマニュアルダウンシフトではないと判断されたときや、ステップS3でマニュアルダウンシフトから所定時間が経過していないと判断されたときには、そのままステップS5へ進んで、通常にインヒビタスイッチ22の信号に基づき変速制御を行わせる。
【0035】
尚、モータ2を制御することで、レンジ切り換えを行うコントロールユニットと、シフトソレノイドA,Bを制御するコントロールユニットとが別体の場合には、レンジ切り換えを行うコントロールユニットが指示レンジと実レンジとの不一致を判断し、シフトソレノイドA,Bを制御するコントロールユニットに対して変速段の制限信号を出力する構成とすれば良い。
【0036】
また、本実施形態では、前進走行レンジを、Dレンジ,2レンジ,1レンジの3段としたが、4段以上の前進走行レンジを備える構成であっても良く、また、Dレンジ,2レンジ,1レンジ等のレンジ名称が、本願発明の適用に影響しないことは明らかである。
更に、アクチュエータによるレンジ切り換え機構を、図2に示した機構に限定するものではなく、例えば、実開平5−054863号公報に開示される装置のように、ソレノイドでレンジ位置をロックする機構を備えたものであっても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動変速機の変速制御装置を示すシステム構成図。
【図2】レンジ切換シャフトの駆動機構を示す斜視図。
【図3】実施形態における変速制御を示すフローチャート。
【符号の説明】
1…自動変速機
2…モータ(アクチュエータ)
3…減速機構
4…レンジ切換シャフト
5…ディテント機構
6…レンジ切換バルブ
21…ポテンショメータ
22…インヒビタスイッチ
23…レンジセレクトスイッチ
24…A/Tコントロールユニット
26…シフトソレノイド(A)
27…シフトソレノイド(B)
30…警告装置

Claims (5)

  1. レンジセレクトスイッチの信号に基づくアクチュエータの制御によって、複数段の前進走行レンジを含むシフトレンジの切り換えを行なう自動変速機の変速制御装置において、
    前記複数段の前進走行レンジ間におけるダウンシフト方向のシフト時に、前記自動変速機の実際のシフトレンジとレンジセレクトスイッチによる指示レンジとが一致しない場合、より高速側のレンジに従って変速を行なうと共に、
    前記複数段の前進走行レンジ間におけるシフトがダウンシフト方向であって、前記自動変速機の実際のシフトレンジがレンジセレクトスイッチによる指示レンジによりも高速側のレンジであるときに、前記アクチュエータの故障を判定することを特徴とする自動変速機の変速制御装置。
  2. レンジセレクトスイッチの信号に基づくアクチュエータの制御によって、複数段の前進走行レンジを含むシフトレンジの切り換えを行なう自動変速機の変速制御装置において、
    前記複数段の前進走行レンジ間におけるダウンシフト方向のシフト時に、前記自動変速機の実際のシフトレンジが前記レンジセレクトスイッチによる指示レンジよりも低速レンジである場合、前記指示レンジでの指示変速段を低速側の限界値として、実際のシフトレンジでの指示変速段を決定させること特徴とする自動変速機の変速制御装置。
  3. 前記複数段の前進走行レンジ間におけるダウンシフト方向のシフト時に、前記自動変速機の実際のシフトレンジがレンジセレクトスイッチによる指示レンジよりも高速側のレンジであるときに、前記アクチュエータの故障を判定することを特徴とする請求項2記載の自動変速機の変速制御装置。
  4. 前記レンジセレクトスイッチの信号の変化から所定遅延時間が経過した時点で、前記自動変速機の実際のシフトレンジとレンジセレクトスイッチによる指示レンジとを比較することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の自動変速機の変速制御装置。
  5. 前記自動変速機の実際のシフトレンジとレンジセレクトスイッチによる指示レンジとが一致しない場合に、警告を発することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の自動変速機の変速制御装置。
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