JP2011140213A - 反応液とインクとのセット、及び画像形成方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】pH変化に対する緩衝作用を有する、3.5以上5.5以下のpHを示す反応液と、該反応液のpHよりも高いpHを示すインクとのセットであって、前記インクが、顔料粒子の表面に、反応液のpHでカチオン型となる塩基性基が結合した顔料を含有してなり、かつ、該顔料はpKaが反応液のpH以下である酸性基を有さず、該顔料が、pKaが反応液のpH以上でかつインクのpH以下である酸性基を有する水溶性樹脂によって分散されている反応液とインクとのセット。
【選択図】なし
Description
例えば、前記した特許文献4に記載の顔料分散体1に含まれる顔料は、以下のようにして分散されている。カーボンブラック(顔料)表面に、先ず、アミノフェニル−2−サルフェートエチル−スルホン(APSES)を結合させる。その後、ペンタエチレンヘキサミン(PEHA)を結合させ、さらにスチレン−アクリル酸樹脂を結合させている。このような顔料は、顔料粒子の表面にPEHA由来のアミンが存在し、カチオンに帯電し得るので好適であるように考えられるが、同時にAPSES由来のスルホン酸基も存在しているため、結果として顔料の分散に寄与してしまう。そのため、特許文献4に示された顔料では、本発明の効果を得ることはできない。
以下、本発明のセットを構成する反応液及びインクについて、それぞれ詳細に説明する。
下記に、本発明で用いる反応液を構成する各成分について説明する。本発明で用いる反応液は、画像を形成する際にインクと併用されるので、色材を含有せず、画像への影響を考慮すると可視域に吸収を示さない無色のものであることが好ましい。ただし、可視域に吸収を示すものであっても、実際の画像に影響を与えない程度であれば、可視域に吸収を示す淡色ものであっても構わない。また、本発明における反応液とインクとの反応とは、反応液とインクとが接触することによって、混合液のpHによりインクを構成する成分の少なくとも一部が酸析により析出するために生じるものである。具体的には、インクを構成する成分が該インクのpHにおいて安定に分散するものであり、混合液のpHではインクを構成する成分の分散状態が不安定となるように、反応液とインクの成分やpHを設定しておくことで達成することができる。
本発明のセットを構成する反応液は、3.5以上5.5以下のpHを示し、かつ、pH変化に対する緩衝作用を有することを要する。前述したように、本発明における「pH変化に対して緩衝作用を有する」こととは、具体的には、反応液と、これとセットで用いられるインクとを、等量ずつで混合した混合物のpHが、反応液のpHから実質的に変化しないことを意味する。より具体的には、反応液のpHと、インクと反応液とを等量ずつで混合した混合物のpHとの差が、0.1以内となることを意味する。
本発明のセットを構成する反応液中には、さらに、多価金属イオンを含有させることができる。かかる構成とした場合には、記録媒体においてインクと反応液が接触した際に、酸析により顔料の分散状態が不安定化するのに加えて、多価金属イオンによる塩析効果も得られるため、さらに高い光学濃度の画像を得ることができる。多価金属イオンとしては、2価や3価などの多価金属イオンが挙げられる。これら多価金属イオンを反応液中に含有させるためには、多価金属の塩を用いる。塩とは、上記に挙げたような多価金属イオンと、これらのイオンに結合する陰イオンとから構成される金属塩のことであるが、水に可溶なものであることを要する。反応液中の多価金属イオンの含有量(質量%)は、多価金属としての含有量として、反応液全質量を基準として、1.0質量%以上30.0質量%以下であることが好ましい。
本発明のセットを構成する反応液には、水、又は水及び水溶性有機溶剤の混合溶媒を水性媒体として含有させることが好ましい。水としては、脱イオン水やイオン交換水を用いることが好ましい。反応液中の水の含有量(質量%)は、反応液全質量を基準として、25.0質量%以上95.0質量%以下であることが好ましい。また、水溶性有機溶剤としては、インクジェット用やローラー塗布用の反応液に一般的に使用される公知のものをいずれも用いることができ、1種又は2種以上の水溶性有機溶剤を用いることができる。具体的には、1価又は多価のアルコール類、アルキレン基の炭素数が1〜4程度のアルキレングリコール類、平均分子量200〜2,000程度のポリエチレングリコール類、グリコールエーテル類、含窒素化合物類などが挙げられる。反応液中の水溶性有機溶剤の含有量(質量%)は、反応液全質量を基準として、3.0質量%以上70.0質量%以下であることが好ましい。
本発明のセットを構成する反応液には、上記成分以外にも必要に応じて、トリメチロールエタン、トリメチロールプロパンなどの常温で固体の有機化合物や、尿素、エチレン尿素などの含窒素化合物を含有させてもよい。また、上記の成分の他に、さらに必要に応じて、界面活性剤、高分子化合物、消泡剤、防錆剤、防腐剤、防カビ剤、酸化防止剤、還元防止剤、蒸発促進剤、キレート化剤などの種々の添加剤を反応液に含有させてもよい。界面活性剤の含有量(質量%)は、必要に応じて反応液に含有させてもよい高分子化合物の種類などによっても異なるが、反応液全質量を基準として、0.01質量%以上10.0質量%以下であることが好ましい。
以下、本発明で用いるインクを構成する各成分について説明する。
本発明で用いるインクを構成する色材は顔料であり、該顔料粒子の表面に、反応液のpHでカチオン型となる塩基性基が結合されていることを必須とする。さらに、該顔料は、先に説明したpKaの条件を満たす酸性基を有する分散樹脂によって分散されている必要がある。インク中の顔料の含有量(質量%)は、インク全質量を基準として、0.1質量%以上15.0質量%以下、さらには0.2質量%以上10.0質量%以下であることが好ましい。本発明で用いることができる顔料の種類は特に限定されず、公知の無機顔料や有機顔料をいずれも用いることができるが、本発明においては、無機顔料を用いることが好ましく、さらにはカーボンブラックを用いることが特に好ましい。
本発明で用いるインクを構成する顔料は、該顔料粒子の表面に、反応液のpHでカチオン型となる塩基性基が結合されていることが必要である。そして、前記顔料は、pKaが反応液のpH以上で、かつ、インクのpH以下である酸性基を有する水溶性樹脂によって分散されていることを要する。したがって、本発明では、顔料粒子の表面に結合している上記塩基性基に、粒子表面に親水性基を結合させることで自己分散能を持たせた自己分散顔料における親水性基としての作用を期待しているものではない。
本発明のセットを構成するインクは、上記顔料を水性媒体中に分散させるための分散樹脂として水溶性樹脂を用いる。つまり、本発明で用いるインク中では、顔料に水溶性樹脂が物理的に付着又は化学的に結合し、該樹脂の水溶性により顔料が分散されている。なお、本発明において樹脂が水溶性であることとは、該樹脂を酸価と当量のアルカリで中和した場合に粒子径を有さないものであることとする。このような条件を満たす樹脂を、本発明においては水溶性樹脂として記載する。インク中の水溶性樹脂の含有量(質量%)は、インク全質量を基準として、0.1質量%以上5.0質量%以下、さらには0.3質量%以上3.0質量%以下であることが好ましい。
本発明のセットを構成するインクは、水、又は水及び水溶性有機溶剤の混合溶媒を水性媒体として含有してなるものであることが好ましい。水としては、脱イオン水やイオン交換水を用いることが好ましい。インク中の水の含有量(質量%)は、インク全質量を基準として、50.0質量%以上95.0質量%以下であることが好ましい。また、水溶性有機溶剤としては、インクジェット用のインクに一般的に使用される公知のものをいずれも用いることができ、1種又は2種以上の水溶性有機溶剤を用いることができる。具体的には、反応液に使用可能なものとして先に挙げたものなどから選ばれる水溶性有機溶剤を使用することができる。インク中の水溶性有機溶剤の含有量(質量%)は、インク全質量を基準として、3.0質量%以上50.0質量%以下であることが好ましい。
本発明のセットを構成するインクには、上記成分以外にも必要に応じて、トリメチロールエタン、トリメチロールプロパンなどの常温で固体の有機化合物や、尿素、エチレン尿素などの含窒素化合物を含有させてもよい。また、上記の成分の他に、さらに必要に応じて、界面活性剤、pH調整剤、消泡剤、防錆剤、防腐剤、防カビ剤、酸化防止剤、還元防止剤、蒸発促進剤、キレート化剤などの種々の添加剤をインクに含有させてもよい。
本発明の画像形成方法では、インクジェット方式の記録ヘッドからインクを吐出させて記録媒体に付与する工程、及び、反応液を記録媒体に付与する工程を有し、記録媒体においてインク及び反応液を互いに接触させて画像を形成する。そして、この際に、上記で説明した本発明の反応液とインクとのセットを用いることを特徴とする。本発明の画像形成方法では、インクはインクジェット方式の記録ヘッドから吐出させて付与すればよく、反応液の付与は、インクと同様に記録ヘッドから反応液を吐出させて付与する方法や、ローラーなどで塗布する方法などにより行うことができる。本発明の画像形成方法を行うための装置の構成としてはインクジェット記録装置やこれに塗布機構を設けたものが挙げられ、公知のいずれの構成も採用することができる。インクジェット記録装置に搭載される記録ヘッドには、力学的エネルギーや熱エネルギーの作用により液体を吐出させる方式があるが、本発明においては特に熱エネルギーの作用により液体を吐出させる方式の記録ヘッドを用いることが好ましい。
表1の上段に示す各成分(単位:%)を混合し、十分に撹拌した後、ポアサイズ3.0μmのミクロフィルター(富士フイルム製)にて加圧ろ過し、各反応液を調製した。反応液1〜6は表1の下段に示すpHとなるように、10%硫酸水溶液を添加してpHを調整した。なお、アセチレノールE100は川研ファインケミカル製のノニオン性界面活性剤である。
(顔料1〜6)
下記の手順にしたがって、顔料1〜6を調製した。30gの水に化合物1又は2を溶解させた溶液中に、硝酸銀を撹拌下で加え、発生した沈殿物をろ過により除去し、ろ液を得た。化合物1としてはH3N+C6H4CH2N+H3(3−アミノベンジルアミン)、化合物2としてはH3N+C6H4N+(CH3)3Cl-・I-をそれぞれ使用した。このろ液を、比表面積が220m2/gでDBP吸油量が105mL/100gのカーボンブラック10gを70gの水に分散させた懸濁液中に撹拌下で加えた。さらに、濃塩酸(塩化水素の37%水溶液)を加え、その後、水10gに亜硝酸ナトリウムを溶かした溶液を加えた。ジアゾニウム塩がカーボンブラックと反応するのに伴って生じる窒素ガスの発泡が止まった後、分散液に含まれる顔料を120℃のオーブンで乾燥させ、顔料1〜6を得た。表2の上段に、各顔料の調製に使用した、化合物1及び2、硝酸銀、濃塩酸、亜硝酸ナトリウムの使用量(単位:g)を示した。
上記で得られた顔料1〜5は、粒子表面に−C6H4CH2N+H3基が結合しているカーボンブラック、また、顔料6は、粒子表面に−C6H4N+(CH3)3基が結合しているカーボンブラックであった。
比表面積が220m2/gでDBP吸油量が105mL/100gのカーボンブラックを顔料7として用いた。
表3の上段に示す組成(質量比)の各単量体を、常法により重合し、重量平均分子量が8,000である樹脂1〜9を得た。得られた樹脂について、電位差滴定装置(電位差自動滴定装置AT−510;京都電子工業製)を用いて、pKaと酸価を測定した。結果を表3の下段に示す。なお、樹脂1〜9は、これらの樹脂を酸価と当量のアルカリで中和した場合に粒子径を有さず、水溶性を有していた。
(顔料分散体1〜19)
表4の上段に示す種類及び使用量(固形分)の水溶性樹脂を中和当量1となる水酸化カリウムを用いてイオン交換水に溶解させ、さらに顔料及びイオン交換水を表4の上段に示す使用量で混合し、バッチ式縦型サンドミルを用いて3時間分散させた。得られた分散液を遠心分離することで粗大粒子を除去した。その後、ポアサイズ3.0μmのミクロフィルター(富士フイルム製)にて加圧ろ過し、イオン交換水を加えて、顔料及び水溶性樹脂の含有量が表4の下段に示す値となるように調整し、各顔料分散体を調製した。ただし、顔料分散体8、13及び15については、3時間では分散が不十分であり、さらに12時間の分散を要した。
また、以下の方法により、顔料分散体20を調製した。比表面積が220m2/gで、DBP吸油量が112mL/100gのカーボンブラック(顔料)500g、アミノフェニル−2−サルフェートエチル−スルホン(APSES)45g、蒸留水900gを反応器に仕込んだ。そして、55℃、回転数300rpmで20分間撹拌した。この混合物に、25%の亜硝酸ナトリウム水溶液40gを15分間かけて添加し、さらに蒸留水50gを加えた。そして、60℃で2時間反応させた。反応物を蒸留水で希釈しながら取り出し、固形分の含有量が15.0%となるように調整した。この後、遠心分離により不純物を除去し、分散液Aを得た。この分散液A中には、APSESが結合した顔料が含まれていた。
表5の上段に示す各成分(単位:%)を混合し、十分に撹拌した後、ポアサイズ1.0μmのミクロフィルター(富士フイルム製)にて加圧ろ過し、各インクを調製した。インク1〜21は表5の下段に示すpHとなるように、10%水酸化カリウム水溶液又は10%硫酸水溶液を添加してpHを調整した。なお、アセチレノールE100は川研ファインケミカル製のノニオン性界面活性剤である。インク13は10%硫酸水溶液を添加した際に凝集物が発生し、インクを得ることができなかった。インク1〜12及び14〜21中の顔料の平均粒子径D50を、動的光散乱式粒子径・粒度分布測定装置(ナノトラックUPA−EX150;日機装製)を用いて測定したところ、いずれも100nm程度であった。表5の下段には、各インク中の水溶性樹脂の含有量、顔料の含有量、顔料の含有量に対する水溶性樹脂の質量比率の値を示す。
上記で得られたインク及び反応液を、表6の左側に示す組み合わせで反応液とインクとのセットとした。実施例1〜22及び比較例1〜4の各セットは、反応液のpHと、インクと反応液とを等量ずつ混合した混合物のpHとの差が0.1以内であり、反応液はpH変化に対する緩衝作用を有するものであった。
このセットを用いて、以下の条件で評価を行った。画像の形成には、熱エネルギーの作用により液体を吐出させる記録ヘッドを搭載するインクジェット記録装置(商品名:BJ−F900;キヤノン製)を改造したものを用いた。セットを構成するインク及び反応液をそれぞれカートリッジに充填し、インクのカートリッジをイエローのポジションに、また、反応液のカートリッジをブラックのポジションにそれぞれセットした。記録条件は、記録ヘッドの吐出口の配置幅分の画像を、記録ヘッドのホームポジションから開始する走査でのみ記録を行う、1パス片方向記録とし、記録媒体において反応液とインクが重なるように付与した。また、1/600inch×1/600inchを1ピクセルと定義し、記録媒体への反応液の付与量は1ピクセルあたり8ng、また、記録媒体へのインクの付与量は1ピクセルあたり16ngとした。そして、PB PAPER GF−500及びCanon Extra(以上、キヤノン製)、並びに、PPC用紙 BUSINESS MULTIPURPOSE 4200 PAPER(ゼロックス製)の3種の記録媒体に、各評価に用いる画像を形成した。本発明においては、以下の各評価項目の評価基準において、B以上を許容できるレベル、Cを許容できないレベルとした。評価結果を表6の右側に示す。
表6に示すセットを用いて、上記3種の記録媒体にそれぞれ5cm×5cmのベタ画像を形成した。1日後に分光光度計(商品名:Spectrolino;Gretag Macbeth製)を用いて、光源:D50、視野:2°の条件でベタ画像の光学濃度を測定し、3種の記録媒体についての平均値と最低値により評価を行った。光学濃度の評価基準は以下の通りである。
A:光学濃度の平均値が1.5以上、かつ、最低値が1.4以上であった。
B:光学濃度の平均値が1.5以上、かつ、最低値が1.3以上1.4未満であった。
C:光学濃度の平均値が1.5未満であった。
表6に示すセットを用いて、上記3種の記録媒体にそれぞれ文字を記録し、1日後に蛍光オプテックス2黄(ゼブラ製マーカーペン)で文字部分をマークし、文字部分を目視で確認することにより、耐マーカー性の評価を行った。耐マーカー性の評価基準は以下の通りである。マーカーペンにより画像をマークすることは、水分を含む状態で画像を擦ることになるため、耐マーカー性がA又はBランクである場合、その画像の耐水性や耐擦過性が得られることを意味する。
A:3種の記録媒体のいずれにおいても尾引きがなかった。
B:1種又は2種の記録媒体において尾引きがあった。
C:3種の記録媒体のいずれにおいても尾引きがあった。
Claims (8)
- pH変化に対する緩衝作用を有する、3.5以上5.5以下のpHを示す反応液と、該反応液のpHよりも高いpHを示すインクとのセットであって、
前記インクが、顔料粒子の表面に、反応液のpHでカチオン型となる塩基性基が結合した顔料を含有してなり、かつ、該顔料はpKaが反応液のpH以下である酸性基を有さず、
該顔料が、pKaが反応液のpH以上でかつインクのpH以下である酸性基を有する水溶性樹脂によって分散されていることを特徴とする反応液とインクとのセット。 - 前記水溶性樹脂が有する親水性基のいずれもが、反応液のpH以上でかつインクのpH以下のpKaを有する酸性基である請求項1に記載の反応液とインクとのセット。
- 前記水溶性樹脂の前記酸性基が、カルボキシ基である請求項1又は2に記載の反応液とインクとのセット。
- 前記インク中の、前記水溶性樹脂の含有量(質量%)が、前記顔料の含有量(質量%)に対する質量比率で、0.20倍以上0.60倍以下である請求項1乃至3のいずれか1項に記載の反応液とインクとのセット。
- 前記水溶性樹脂の酸価が、80mgKOH/g以上160mgKOH/g以下である請求項1乃至4のいずれか1項に記載の反応液とインクとのセット。
- 前記顔料粒子の表面に結合している前記塩基性基の量が、顔料1gあたり、0.01mmol/g以上0.1mmol/g以下である請求項1乃至5のいずれか1項に記載の反応液とインクとのセット。
- 前記塩基性基が、1級アミンである請求項1乃至6のいずれか1項に記載の反応液とインクとのセット。
- インクジェット方式の記録ヘッドからインクを吐出させて記録媒体に付与する工程、及び、反応液を記録媒体に付与する工程を有し、該記録媒体において、インク及び反応液を互いに接触させて画像を形成する画像形成方法であって、
前記反応液及び前記インクに、請求項1乃至7のいずれか1項に記載の反応液とインクとのセットを用いることを特徴とする画像形成方法。
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