JP2011106265A - 安全ドア取手 - Google Patents

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Abstract

【課題】側面衝突時のドア開放を防止する。
【解決手段】使用者によりドアまたはフラップを開けるために、支承フレーム12内で運動可能に支承されている、少なくとも1つの休止位置と1つの動作位置とを有しているドア取手11と、休止位置から動作位置へのドア取手11の運動を錠へ伝達可能にする、機械的な連結ユニットと、衝突係止部14とを有しており、衝突係止部14は、特に事故の際に加速力が作用する場合、付加ばねを作動させ、付加ばねは、ドア取手11を休止位置へ押圧するために、付加力の形のばね力を可動なドア取手11へ及ぼし、ドア取手11および/または連結ユニットの運動を、錠の操作が避けられるように防止している。
【選択図】図1a

Description

本発明は、請求項1の上位概念に記載された、使用者によりドアまたはフラップを開けるために、支承フレーム内で運動可能に支承されているドア取手を有する車両用ドア取手モジュールに関する。更に、本発明は、請求項13の上位概念に記載された、使用者によりドアまたはフラップを開けるために、支承フレーム内で運動可能に支承されているドア取手を有するドア取手モジュールを固定するための方法に関する。この形式のドア取手モジュールのドア取手は、少なくとも1つの休止位置と1つの動作位置とを有している。更に、ドア取手モジュールは、休止位置から動作位置へのドア取手の運動を錠へ伝達可能にする、機械的な連結ユニットと、衝突係止部とを有しており、衝突係止部は、特に事故の際の加速力が作用する場合、ドア取手および/または連結ユニットの運動を、錠の操作が避けられるように防止している。
特許文献1に記載の従来技術から、ドア取手モジュール、特に外側ドア取手が公知である。この場合も、ドア取手および/または連結ユニットの運動を形状接続式に防止する衝突係止部が使用されている。従来技術から、事故の際にドア取手に作用する、加速力を補償するために、慣性質量またはいわゆる質量係止部を有するドア取手モジュールも公知である。この場合、衝突係止部は、ドア取手を形状接続式にその休止位置に固定する迅速な固定装置として役立っており、質量係止部は、ドア取手における加速力に対向して作用する緩慢な固定装置として役立っている。
しかしながら、現在の事故研究結果は、側面衝突の場合、迅速な衝突係止部のいわゆる「揺動」(Flattern)を引き起こす加速力が交互に生じることを示している。この場合、短時間に、500gまでの加速度がドア取手モジュールに作用し、その加速度はその加速方向を逆転することができる。従って、実際の事故の場合、確かに迅速な衝突係止部は、事故の際に作用する加速力により作動して、ドア取手を休止位置に固定するが、衝突係止部に引き続いて揺動が生じて、ドア取手が、休止位置から、作用する加速力により運動する場合が生じうる。なぜなら、迅速の衝突係止部はその作動位置を、揺動過程中に去ってしまうからである。残念ながら、ドア錠の望まない解除が生じて、これにより、運転者に突然の危険な事態が発生する。
独国特許第19929022号(DE19929022C2)
従って、本発明の課題は、ドア取手が、事故の際に確実に迅速な衝突係止部により休止位置に保持され、ドア錠を、意図しない開放過程に到らせないことを達成するドア取手モジュールと固定方法を提供することにある。更に、本発明の課題は、衝突係止部の揺動を確実に避けることにある。
この課題の解決のために、請求項1、特に特徴部分の構成要件を備えた車両用ドア取手モジュールを提案する。同様に、この課題は、請求項13、特に特徴部分の構成要件を備えたドア取手モジュールの固定方法により解決される。関連する請求項には、有利な更なる構成が記載されている。
請求項および明細書並びに図面に開示された構成要件は、それぞれ、それ自体または組み合わされて、本発明にとって重要になることは既に述べている。本発明の方法との関連で記載されている構成要件および詳細は、当然、本発明の装置との関連でも有効であり、その逆も有効である。
本発明のドア取手モジュールは、車両において、利用者によりドア、バックドア等を開くために役立つ。通常、ドア取手は、ドアの外面に配置され、ドア取手は、直接的または間接的に、通常ドアの内側に配置されている支承フレーム内に運動可能に支承されている。ドア取手自体は、少なくとも1つの休止位置と動作位置とを占めることができる。休止位置から動作位置へのドア取手の運動は、機械的な連結ユニットにより、錠に伝達可能である。機械的な連結ユニットは、同様に、回動可能若しくは旋回可能に、ドア取手モジュールの支承フレーム内に配置することができ、かつドア取手と機械的な作用結合をする。通常、機械的な連結ユニットの運動は、直接的または間接的に、伝達部材を介して、ドアの機械的な錠に伝達される。本発明において、衝突係止部が設けられていて、衝突係止部は、特に事故の際の加速力が作用した場合に、ドア取手および/または連結ユニットの運動を、錠の操作が避けられるように防止している。この場合、衝突係止部は、加速力が作用した場合に作動する。即ち、事故の際には、付加ばねが、ドア取手を休止位置に押圧若しくは保持するために、明らかなばね力を付加力の形で、可動なドア取手に及ぼしている。従って、本衝突係止部は、付加力が、衝突係止部の動作の際に接続されるドア取手を力接続式に固定する。この付加力は、衝突係止部が故意に動作されなくなるまで付加的に、ドア取手に作用する。従って、ドア取手は、事故の際に、故意でなく、休止位置から動作位置へ移動することが確実になる、なぜなら、衝突係止部は、衝突係止部がいったん作動するやいなや、この位置、即ち作動位置に留まるからである。
これにより、従来技術の上記問題を克服できる。なぜなら、衝突係止部の揺動は確実な形式で避けられるからである。
ドア取手は、通常時、慣用な形式で操作するためには、付加ばねの付加力を衝突係止部の作動後だけにドア取手モジュールに作用させる。通常時、通常な形式で、設置された戻しばねは、ドア取手に作用する。この場合、戻しばねは、ドア取手を休止位置に押圧するために、持続的な戻し力をドア取手に及ぼす。ドア取手のこの戻しばねは、同様に第1の衝突安全性に作用する。なぜなら、加速力は、ドア取手を休止位置から動作位置へ移動するためには、戻しばねの既存の戻し力を同様に克服しなければならないからである。しかしながら、事故の際、衝突係止部により付加ばねが接続されているので、ドア取手における必要な引張力は、明らかに高められる。本発明によると、付加力は50N〜200N若しくは80N〜120Nになる。
本発明の重要な利点は、確かに、衝突係止部がその1回の作動後にも作動されたままであるが、それにも関わらず、車両内の人間を事故後も問題なく車両から助け出すために、ドア取手は完全に操作可能である点にある。このためには、付加ばねの付加力を克服するために、通常よりも強くドア取手を引っ張ることだけが必要である。ドア取手の変更された操作は、車両の運転者に、衝突係止部が作動したことを示すことになる。
加速力の作用の際の衝突係止部の解除特性を調節するために、特に衝突係止部だけに作用する作動ばねが設けられている。作動ばねのばね力の適当な選択により、衝突係止部の反応特性は問題なく調節可能である。作動ばねと付加ばね並びに戻しばねの機械的な作用形式の完全な分離により、事故のための衝突係止部およびドア取手モジュールの所望の解除特性は、問題なく互いに無関係に調節することができる。このために、相応するばねのばね力だけが選択されかつ調節され若しくは予め設定することができる。
衝突係止部は、少なくとも2つの位置、即ち、衝突係止部が非作動である非作動位置と、衝突係止部が作動する作動位置とを有している。この場合、衝突係止部は作動位置において形状接続式および/または力接続式に、固定部材により保持されていることが考えられる。このため、衝突係止部のための固定部材は、衝突係止部を力接続式に作動位置および/または非作動位置に保持する切換ばねである。この場合、切換ばねは、同時に、後でさらに記載する作動ばねでもある。有利には、固定部材は、固定ピンであり、固定ピン自体はばね負荷されて構成され、固定部材は、形状接続式または力接続式に衝突係止部を作動位置に固定すると考えられる。このために、固定ピンには、特に、先細の尖端部の形状の係止手段を設けることができ、係止手段は、衝突係止部の対向係止手段と形状接続式に協働している。この対向係止手段は、作動位置の固定ピンが形状接続式に押し入る開口または切欠から構成されている。
衝突係止部の非作動は、固定部材を故意に通常位置に移動させ、衝突係止部を作動位置から非作動位置へ移動させるという簡単な形式で生じる。衝突係止部の非作動は、例えば、(ドア取手側の)外面から、ドアまたはフラップ内の小さなスリットまたは貫通孔により行われる。この場合、相応する工具が、固定部材若しくは衝突係止部を、作動位置から押圧するために、貫通孔を通って案内されなければならない。しかしながら、高い安全性を達成するためには、衝突係止部の非作動を、(支承フレーム側の)ドアの内側からのみ実施可能に構成することが望ましい。この場合も、固定部材若しくは衝突係止部だけが、再び作動位置から非作動位置へ移動しなければならない。更に、ドア取手モジュールは再び完全に使用準備が整っているため、付加力は、再び接続されなくなる。なぜなら、衝突係止部は、再び非作動位置に配置されているからである。従って、ドア取手は、再び全く通常の状態、即ち戻しばねの戻し力に抗してのみ操作される。
ドア取手モジュールの安全性をさらに向上させるために、衝突係止部が2つの作動位置を有することができる。従って、ドア取手は、2つの異なる作用方向の加速力に抗して固定される。このために、衝突係止部の非作動位置は、2つの作動位置の間に設けることができ、この場合、衝突係止部は、加速力が衝突係止部に作用する限り、非作動位置から、第1または第2の作動位置へ移動できるシーソー形式に構成されている。これまで述べた、1つの作動位置を有する衝突係止部の代わりに、第2の衝突係止部を設けることも考えられる。第2の衝突係止部は、(第1の衝突係止部に対して)反対方向の加速力がドア取手モジュールに作用するとき、第1の衝突係止部に対して反対方向に作動するように、ドア取手モジュールに配置されている。第1の衝突係止部は、連結ユニットの回転軸の端部に若しくはこの端部の傍に配置することができる。それに対して、第2の衝突係止部は、連結ユニットの回転軸の、第1の衝突係止部が配置可能である対向する端部にまたは端部の傍に配置することができる。特許文献1に記載の従来技術に開示された形状接続式の衝突係止部を使用することも考えることができる。この衝突係止部は、第2の衝突係止部として、場合によっては第3の衝突係止部として、本発明のドア取手モジュールの場合に設けることができ、この場合、第1の、場合によっては第2の衝突係止部は、接続可能な力接続式な衝突係止部であることができる。形状接続式の衝突係止部の使用により、加速力が、接続された付加ばねの付加力よりも明らかに高い場合でも、非常に高い加速力が、いずれの場合でもドア取手の操作につながらないことが保証される。
本発明の範囲には、更に、一方では、ドア取手のための前記付加ばねと協働し、他方では、衝突係止部と作動位置で機械的に協働する操作部材が設けられている。この場合、操作部材は支承フレームまたは前記機械的な連結ユニットに支承することができる。当然、運動学的の逆転の範囲で、衝突係止部、固定部材および操作部材の別の構成も考えられる。
特に第1の実施例において、接続可能な付加ばねは、操作部材と支承フレームとの間に配置されており、ドア取手または連結ユニットは、通常時、衝突係止部の非作動位置における作用は、操作部材に及ぼされない。なぜなら相応する自由空間が設けられているためである。作動位置において、衝突係止部は、上記自由空間内へ運動するので、機械的な連結ユニットまたはドア取手が、操作部材に作用しなければならない。なぜなら、衝突係止部が邪魔をするからである。従って、操作部材は、間接的に、作動したドア取手または機械的な連結ユニットの衝突係止部により操作される。この場合、操作部材は、直接的に、付加ばねと作用接続する、ピン形状またはボルト形状に構成することができる。衝突係止部を介しての操作部材への圧力は、この場合、圧力ばねとして構成された付加ばねの押しつぶしを生ぜせしめる。当然、この変化形の場合も、運動学的な逆転は考えられる。この場合、例えば、圧力ばねは、引張ばねまたは板ばね等として構成できる。操作部材自体は、長手方向に移動可能に支承することができる。
第2の重要な実施例において、付加ばねは、操作部材と機械的な連結ユニットとの間に配置されており、衝突係止部の非作動位置において、操作部材と機械的な連結ユニットとの間の相対運動を可能にしている。衝突係止部をその作動位置へ作動することにより、操作部材は、通常時のように、最早、自由に運動できない。なぜなら、いまや衝突係止部が、操作部材の運動を制限しているからである。このため、衝突係止部は、操作部材と機械的に協働するストッパを有している。ドア取手若しくは機械的な連結ユニットの操作は、連結ユニットに対する操作部材の相対運動を生じさせ、これにより付加ばねは緊張する。この実施例の場合、操作部材は、機械的な連結ユニットに回動可能または旋回可能に支承されており、これにより、衝突係止部の作動位置における、操作部材と機械的な連結ユニットとの間の相対運動を可能にする。この相対運動により、付加力が、ドア取手若しくは機械的な連結ユニットに、衝突係止部の作動の際に及ぼされる。
上記2つの実施例の場合、衝突係止部は旋回可能または回動可能に支承フレームに支承されてかつ、操作部材が通常時に接触なしにそこを通って運動可能な切欠または自由空間を有している。運動学的な逆転がある場合、衝突係止部は、機械的な連結ユニットに支承されることも考えられる。
同様に、付加ばねは、操作部材と一体的に構成されていて複合部を構成していると考えることもでき、複合部は、両機能を充たしている。第1の実施例の場合には、複合部は形状的に、操作部材と同一に構成することができる。この場合、複合部は、可撓性またはばね弾性的な作用を得るために、例えば、ゴムまたはプラスチックのような弾性的に変形可能な材料から成っている。弾性的な変形能により、本来の付加ばねの必要な付加力を生じる。この場合、複合部は支承フレームに固定して、特に定置に配置することができる。第2の重要な実施例において、複合部は、連結ユニットと特に定置に結合することができ、この場合でも、複合部は弾性的に変形可能に構成することができる。この複合部は、特に板ばね、脚ばねまたはトーションばねの形式のばね部材であってよい。このばね部材は、ばね鋼、バイメタルまたはプラスチックから成っている。従って、この複合部も、可撓に構成されていることにより、付加ばねの付加力が提供されることになる。
同様に、本発明は、使用者によりドアまたはフラップを開けるために、支承フレーム内で運動可能に支承されているドア取手を有するドア取手モジュールを固定するための方法に向けられている。この場合、ドア取手は、少なくとも1つの休止位置と1つの動作位置とを有している。更に、ドア取手モジュールのために、休止位置から動作位置へのドア取手の運動を錠へ伝達可能にする、機械的な連結ユニットが設けられている。このドア取手モジュールには、衝突係止部が設けられており、衝突係止部は、特に事故の際に加速力が作用する場合、ドア取手および/または連結ユニットの運動を、錠の操作が避けられるように防止している。本発明の方法では、衝突係止部は、加速力が作用する場合、付加ばねを作動させ、付加ばねは付加力の形の明らかなばね力を、可動なドア取手に及ぼして、ドア取手を休止位置へ押圧している。上記記載の本発明のドア取手モジュールは、ドア取手モジュールを固定する、上記の方法を実施するのに適している。
長手方向に移動可能な操作部材を有する、本発明の第1のドア取手モジュールの内面図若しくは背面図である。 図1aの衝突係止部の部分拡大図である。 ドア取手は休止位置に、衝突係止部は非作動位置に位置する、図1のドア取手モジュールを示す図である。 衝突係止部は中間位置に、ドア取手は休止位置に位置する、図2のドア取手モジュールを示す図である。 衝突係止部は作動位置に、ドア取手は中間位置若しくは動作位置に位置する、図2および図3のドア取手モジュールを示す図である。 旋回可能または回動可能に支承された操作部材を有する、本発明の別のドア取手モジュールの内面図若しくは背面図である。 ドア取手とドアとを省略した、図5aのドア取手モジュールの平面図である。 図5bのドア取手モジュールと類似であるが、支承フレームを省略した平面図である。 支承フレームは省略されていて、ドア取手は休止位置に、衝突係止部は非作動位置に位置する、図5のドア取手モジュールの背面図である。 ドア取手は動作位置に、衝突係止部は非作動位置に位置する、図6aと比較可能なドア取手モジュールを示す図である。 衝突係止部は作動位置に、ドア取手は休止位置に位置する、図5および図6のドア取手モジュールを示す図である。 衝突係止部は作動位置に、ドア取手は中間位置に位置する、図7aのドア取手モジュールを示す図である。 衝突係止部は作動位置に、ドア取手は動作位置に位置する、図7aと図7bのドア取手モジュールを示す図である。 非作動位置に位置する、図5〜図7の衝突係止部の部分拡大図である。 作動位置に位置する図8aの衝突係止部を示す図である。 事故の間の、ドア取手モジュールに作用する加速度の概略図である。 ドア取手は休止位置に、衝突係止部は非作動位置に位置する、複合部を有する、図6aと比較可能なドア取手モジュールの背面図である。 他の複合部を有する図10の詳細図である。 図10と類似の、しかし支承フレーム12を有する別のドア取手モジュールの詳細図である。
本発明の他の有利な構成は、以下の明細書部分、請求の範囲並びに図面から明らかである。図面には、本発明の2つの基本的な実施例が図示されている。図面は、略示された立体図である。
図1には、本発明の車両用ドア取手モジュール10の第1の実施例が示されている。この場合、内面図若しくは背面図には、ドア取手モジュール10が示されている。この際、ドア取手11自体は略示されている。この理由から、ドア取手11は図1において破線で図示されている。ドア取手11は、外側から、支承フレーム12にドアの内側で運動可能に支承されている機械的な連結ユニット13と協働している。ドア取手11自体は、支承フレーム12内または連結ユニット13に運動可能に支承されている。ドア内の錠を開けるためには、ドア取手11の運動が、機械的な連結ユニット13を介して直接的または間接的に伝達部材を介して錠に伝達される。
本発明のドア取手モジュール10は、衝突係止部14を備えている。衝突係止部14は、付加ばね15を事故の際若しくは加速力の作用の際に接続する。この付加ばね15は、そのばね力によりドア取手11に作用して、ドア取手11を休止位置1aに押しつける。通常の形式では、戻しばね11.1もドア取手11に作用することにより、ドア取手11は自動的に動作位置1bから休止位置1aに移動してそこにとどまっている。図1a〜図4に記載の本実施例において、相応する戻しばね11.1は図示されていない。もちろん、衝突係止部14に加えて、質量係止部13.1が機械的な連結ユニット13に配置されている。質量係止部13.1は、主として付加重りから構成されている。この質量係止部13.1は、ドア取手11に事故の際に作用する加速力に対して、反力を生じさせる。従って、質量係止部13.1は、事故の間のドア取手11における加速力を補償することになる。
図1aからさらに明らかなように、連結ユニット13は、第1の支承部材12.1内において支承フレーム12に回動可能に収容されている。この支承部材12.1は、左側と右側の支承箇所を有している。左側と右側の支承箇所内で、連結ユニット13の回転軸13.4は形状接続式であるが、回動可能に保持されている。さらに、連結ユニット13には、ドア取手11のための収容部13.3が設けられている。本実施例では、収容部13.3は、連結ユニット13の回転軸13.4の中央範囲に配置されているL字形の付加部から構成されている。さらに、連行部材13.5も連結ユニット13に設けられている。連行部材13.5、質量係止部13.1および収容部13.3は、互いに回動不能、特に、一体的で、かつ場合によっては、連結ユニット13の回転軸13.4と結合されている。
さらに、支承フレーム12には、(第1の)本発明の衝突係止部14のための第2の支承部12.2が設けられている。第2の支承部12.2は、衝突係止部14を回動可能に支承している。同様に、長手方向に移動可能な固定ピン16.2のための第3の支承部12.3が設けられている。この場合、固定ピン16.2は、衝突係止部14のための固定部材として役立つ。選択的に、破線で示す第2の衝突係止部19が支承フレーム12の後側に設けられている。第2の衝突係止部19は、例えば形状接続式に機械的な連結ユニット13を係止することができる。この第2の衝突係止部19は、―第1の衝突係止部と同様に―力接続式に連結ユニット13に作用することも考えられる。この場合、しかしながら、ドア取手11に作用する、反対方向に作用する加速力を確実に受け止めるために、第1の衝突係止部14に対して異なる作用方向が存在する。
図1bは、図1aの部分拡大図である。この場合、本発明の衝突係止部14は、互いに回動不能に構成する2つのレバー形状のアームを有している。衝突係止部14は、第2の支承部12.2を介して、2つの支承箇所において回動可能に支承フレーム12に支承されている。このために、衝突係止部14は、形状接続式に第2の支承部12.2内に収容されている回転軸14.4を有している。
さらに、固定ピン16.2も、支承フレーム12における第3の支承部12.3内に配置されていることが明らかである。この固定ピン16.2は、衝突係止部14のための固定部材16として役立つ。この場合、固定ピン16.2は、長手方向移動可能に、第3の支承部12.3の2つの箇所により保持されている。さらに、ばね16.5が固定ピン16.2に作用する。この場合、ばね16.5は、左側の支承箇所12.3(図1b参照)と固定ピン16.2の段部16.3との間に配置されている。ばね16.5は、固定ピン16.2を常に、衝突係止部14の方向に押圧する。固定ピン16.2は、開放端部に係止手段16.4を有している。係止手段16.4は、特に尖端部または傾斜面として構成されている。この係止手段16.4は、作動位置11bでは衝突係止部14、特に対向係止手段14.5と、形状接続式に協働する。加速力が、衝突係止部14に作用すると、衝突係止部14は、内側方向(即ち、反時計方向)に運動する。この場合、衝突係止部14は、固定ピン16.2をばね16.5に抗して長手方向に移動させ、対向係止手段14.5は、固定ピン16.2を運動させるために、係止部材16.4の傾斜した尖端部に沿って摺動する。衝突係止部14が、対向係止手段14.5により完全に係止部材16.4を通過して移動するやいなや、固定ピン16.2は、ばね16.5により押圧されて固定ピン16.2の元位置に戻される。従って、衝突係止部14は、係止手段16.4と対向係止手段14.5との協働により、形状接続式に、作動位置11bに保持されている。衝突係止部14は、確かに回転軸14.4を中心に時計方向へ回動できるが、衝突係止部14は、その作動位置11bを非作動位置11aへ達するために、最早、去ることができない。これは、固定ピン16.2が、衝突係止部14との形状接続を解離したときだけ可能である。このためには、固定ピン16.2を手動でかつ意図的にばね16.5のばね力に抗して新たに移動させなければならない。
図1aおよび図1bに記載の本発明のドア取手モジュール10のその他の作用形式は、図2〜図4から明らかである。図2の別の視点の斜視図には、衝突係止部14と連結ユニット13の一部、特に連行部材13.5とが示されている。理解を容易にするために、連結ユニット13は部分的に省略されている。図2においては、衝突係止部14が、再び、非作動位置11aで並びにドア取手が休止位置1aで示されている。衝突係止部14および連結ユニット13の相応する運動方向は、相当する構造部分における矢印により示されている。図から明らかなように、連結ユニット13は、通常の場合、自由に支承されている。この場合、連行部材13.5は、衝突係止部14の右側のレバー状のアームの下を通過して移動する。これにより、相応する自由空間14.1が設けられている。この場合、衝突係止部14のレバー形状の両アームは一部分および一体的に構成されている。衝突係止部14も円板セグメントとして構成できる。本実施例の場合、質量慣性力をできるだけ小さく保つために、衝突係止部14の特に簡単な変化形が選択されている。これにより、衝突係止部14は、加速力の作用の際に、出来るだけ早くドア取手11を先行させることができる。
図3においは、ドア取手11若しくは機械的な連結ユニット13は休止位置に位置しているのに対して、衝突係止部14は、非作動位置11aと作動位置11aとの間の中間位置に位置している。この瞬間における、衝突係止部14への加速力の作用が示されている。衝突係止部14は、回転軸14.4を中心に時計方向へ回動する(図3)。衝突係止部14の回転軸14.4は、支承フレーム12における第2の支承部12.2の左側と右側で保持されていることも図3から明らかである。衝突係止部14の図示の中間位置では、衝突係止部14が、連結ユニット13の回動運動を係止している。なぜなら、連行部材13.5が、衝突係止部14の右側のアームに当接するからである。従って、自由空間14.1は最早存在しなくなる。
図4には、作動位置11bの衝突係止部14が示されている。ドア取手11は、休止位置1aと動作位置1bとの間の中間位置を有している。この場合、連行部材13.5は、衝突係止部14の第1のストッパ14.2、特に右側のアームと、形状接続式に協働する。同様に、衝突係止部14は、同時に右側のアーム、特に第2のストッパ14.3により、支承フレーム12内を長手方向移動可能に保持されている操作部材18上へ押圧される。この操作部材18は、ピン形状に構成されていてかつ付加ばね15と協働する。これにより、付加ばね15は、連行部材13.5がさらに反時計方向へ衝突係止部14に押圧されると、圧縮される。この場合、衝突係止部14はそれ自体回転軸13.4を中心に時計方向へ回動し、操作部材18を付加ばね15に抗して押圧する。これにより、接続された付加ばね15は、ドア内の錠を開けるために必要な、ドア取手11における引張力を高める。衝突係止部14の1回の作動後に、接続された付加ばね15は、衝突係止部14が作動しなくなるまでドア取手11に作用することは明らかである。固定ピン16.2による非作動は、既に記載している。この場合、作動ばね17は衝突係止部14をその非作動位置11aへ運動させる。作動ばね17のばね力の変更により、衝突係止部14の作動も問題なく調節される。作動ばね17は、付加ばね15または戻しばね11.1の機械的な作用関係にないことも明らかである。従って、本発明のドア取手モジュール10は、上記のばね11.1、15、17のばね力の相応する選択と調節により、任意にかつ簡単な形式で調節することができる。
図1〜図4には、2つの構造的に相違する部分、即ち付加ばね15と作動ばね18とを有する、本発明のドア取手モジュール10の第1の実施例が図示されている。既に記載の通り、両構造部分15、18の代わりに、両構造部分15、18の機能を引き受ける複合部20を使用することもできる。これに加えて、図4に詳細に図示した操作部材18が支承フレーム12に固定して配置され、同様に、図示のような、同様なまたは類似の形状を有することもできる。もちろん、比較可能な複合部20は弾性的変形可能に構成されているので、操作部材18は、支承フレーム12に対する完全な相対運動は不可能であり、付加ばね15のばね力は、弾性的な変形により提供される。従って、弾性的な特性を有する操作部材18が固定され配置されている場合、付加ばね15は回避されかつ一体的な複合部20により行うことができる。
図9を除く、図5a〜図12には、本発明のドア取手モジュール10の別の実施例が、略示されて、立体図で示されている。図5aには、支承フレーム12と連結ユニット13とを有する本発明のドア取手モジュール10の内側図若しくは背面図が示されている。ドア取手11自体は、連結ユニット13を介して支承フレーム12に運動可能に支承されている。このため、連結ユニット13は、収容部13.3を有している。この収容部13.3は、特に3つの補強リブ13.6を介して、別の連結ユニット13と結合している。補強リブ13.6は、この範囲の連結ユニット13の重量軽減の構成のために役立ち、これにより、設けられた質量ロックユニット13.1は、回転軸13.4の収容部13.3の対向する側に極めて広範囲に配置されている質量体を、出来るだけ少なくすることができる。連結ユニット13自体は、回転軸13.4を介して、支承フレーム12の第1の支承部12.1に回動可能に支承されている。左側と右側の支承箇所12.1は、図5aにおいて相当する符号で示されている。
さらに、衝突係止部14の第2の支承部12.2は、支承フレーム12に設けられている。衝突係止部14自体は、回動可能に支承されていて、回転軸14.4は、第2の支承部12.2内の衝突係止部14の保持のために役立っている。この実施例の衝突係止部14は、実質的に、レバー部材として構成されている。レバー形状に構成された衝突係止部14の自由端部には、固定部材16が、切換ばね16.1の形で配置されている。切換ばね16.1の作用形式は、図8aと図8bに詳細に説明されている。ドア取手11を休止位置1aから作動位置1bへの操作は、連結ユニット13の、回転軸13.4を中心として反時計方向の回動を生じさせる(図5a参照)。
図5bには、図5aのドア取手モジュール10が示されている。図5bの正面図には、ドア取手11とドアが省略されて示されている。支承フレーム12の図示の上側は、通常の形式ではドアに向いている。図5から、ドア取手11の2つの引張ばねが明らかである。この場合、戻しばね11.1は、支承フレーム12と連結ユニット13との間に、機械的に作用して配置され、付加ばね15は、連結ユニット13と操作部材18との間に機械的に作用して設けられている。
より見やすくするために、図5cには、支承フレーム12は省略されている。この場合、ばね15の第1の端部15.1は、操作部材18の切欠18.1と形状接続式に協働していることが明らかである。付加ばね15の第2の端部15.2は、連結ユニット13に当接している。通常時は、連結ユニット13と操作部材18との間の相対運動は起らないので、付加ばね15も作用なく接続している。従って、もっぱら戻しばね11.1がドア取手11に、ドア取手11をその休止位置1aへ動かす若しくは保持するために、付加されている。操作部材18自体は、連結ユニット13の回転軸13.4を中心に回動可能に支承されている。この場合、操作部材18は、引張ばね15により出発位置に押圧されている。
以下の図6a〜図7cには、衝突係止部14の作用形式と付加ばね15の接続が説明されている。この場合、より見やすくするために、支承フレーム12は省略されている。
図6aには、衝突係止部14は非作動位置11aに位置し、ドア取手11は休止位置1aに位置している。ドア取手11を引っ張ると、連結ユニット13全体は、錠への伝達部材のための付加部13.2を含めて反時計方向へ回動する。本実施例では、ボウーデンワイヤのための付加部13.2は、伝達部材として構成されていて、このため、付加部13.2内に円形の切欠が設けられている。操作部材18は、当然、連結ユニット13の反時計方向の回動運動に追従する。
図6bには、作業位置1bに位置するドア取手11若しくは連結ユニット13が示されている。ドア取手モジュール10の通常の作用形式が説明できるように、衝突係止部14は、依然として非作動位置11aに位置している。図6bから明らかなように、連結ユニット13の回動運動の際、操作部材18は、衝突係止部14に設けられた切欠14.1により運動する。この切欠14.1により、操作部材18は、休止位置1aと動作位置1bとの間のドア取手11の運動の際に、接触なしに運動する。
図7aでは、衝突係止部14は、その動作後に作動位置11bに位置し、ドア取手11は、まだ休止位置1aに位置している。連結ユニット13が、ドア取手11に作用する加速力により、回転軸13.4を中心に反時計方向に回動すると、操作部材18の第1のストッパ18.2は、衝突係止部14の第1のストッパ14.2に当接する。これにより、操作部材18は、最早、接触なしに、衝突係止部14を通過して摺動することはできない。図7bには、ドア取手が、休止位置1aと動作位置1bの間の中間位置に位置していることが示されている。この瞬間、まさに、操作部材18は、衝突係止部14に当接する。この瞬間まで、操作部材18と連結ユニット13との間に相対運動は生じない。このことは、両構造部材13、18間に隙間18.3が無くなることで認識することができる。この瞬間に、付加ばね15のばね力も、連結ユニット13を介してドア取手11に作用し始める。図7cには、生じる隙間18.3による、操作部材18と連結ユニット13との間の相対運動が明瞭に示されている。この場合、連結ユニット13はさらに、回転軸13.4を中心に反時計方向に回動し、操作部材18は、この回動運動に最早追従することはできない、なぜなら、操作部材18は、衝突係止部14の第1のストッパ14.2により形状接続式に保持されるからである。従って、ドア取手11は、操作部材18と連結ユニット13との間に作用する、付加ばね15のばね力に抗して運動しなければならないからである。当然、さらに、戻しばね11.1の力も、ドア取手11に作用する。通常な形式では、付加ばね15の力は、事故の際にドア取手11に作用する加速力がより低くなるように設定されている。それにもかかわらず、ドア取手モジュール10の作用形式は、衝突係止部14の作動後も、完全に維持されている。この場合、しかしながら、付加ばね15の力は、ドア取手11の操作の際に、錠を操作するために、戻しばね11.1の通常の戻し力により克服しなければならない。ドア取手11が、動作位置1bから休止位置1aへ、ばね力により戻して移動する場合に、操作部材18と連結ユニット13との間の隙間18.3は無くなる。勿論、切換ばね16.1は、衝突係止部14をさらに作動位置11bに保持するので、衝突係止部14は、付加ばね15の力のばね力を接続しないために、初めて非作動にしなければならない。
図8aから、切換ばね16.1が、レバー形状の衝突係止部14の自由端部に形状接続式に係合していることが明らかである。このために、渦巻き状の切換ばね16.1の一端部が、衝突係止部14の孔と形状接続式に協働している。渦巻き状の切換ばね16.1の他端部は、支承フレーム12の切欠と形状接続式に協働している。従って、衝突係止部14に、切換ばね16.1のばね力が常に作用している。この切換ばね16.1は、同時に作動ばね17として役立ち、これにより、衝突係止部14の、作動のための解離モーメントが規定することができる。図8aには、非作動位置の衝突係止部14が示されている。この場合、切換ばね16.1は、衝突係止部14を非作動位置11aに押圧している。衝突係止部14が、事故の際に作用する加速力により、切換ばね16.1のばね力に抗して、作動位置11bに押圧されると、切換ばね16.1は、衝突係止部14を作動位置11bに保持する。切換ばね16.1の両端部間の間隔aにより示すように、切換ばね16.1は、切換ばね16.1の両端部のための2つの固定点の特に幾何学的な配置によって生じる2つの安定した位置を有している。既に述べたように、衝突係止部14は、切換ばね16.1により非作動位置11aにも作動位置11bにも保持されている。この場合でも、切換ばね16.1の代わりに、既に記載の固定ピン16.2を、衝突係止部14のための固定部材16として設けることができる。
本発明のドア取手モジュール10の場合、多数の運動学的に逆の機構が確実に考えられる。
図9には、例えば、事故の際に、車両若しくはドア取手モジュール10に作用する加速度が時間との関連で、座標系に示されている。この場合、一方では、加速度が、短期間に、非常に高いピーク値に達することが明らかである。さらに、時間を超えて、加速度の方向変換が生じる。加速度の減衰状態も明瞭に見ることができる。この交互に生じる加速度により、公知技術に記載された衝突係止部の揺動が起こりうる。
図10には、図5a〜図8bに対する比較可能な実施例が示されている。この場合、2つの構造部分15と18の代わりの複合部20が使用されている。より見やすくするために、戻しばね11.1は、図10において図示されていない。複合部20は、特に、釘状またはウエブ状の形状を有していてかつ、例えば、ばね鋼、プラスチック等の弾性材料から成る。複合部20を連結ユニット13の定置に配置するために、連結ユニット13は、複合部20が特に形状接続式に挿入可能である収容部を有することもできる。複合部20の突出した自由端部20.1により、既に図5a〜8bの操作部材18に関して記載したように、複合部20が非常時に衝突係止部14と機械的に協働する。勿論、図10の実施例の場合、複合部20の弾性的な変形は、本来の付加ばね15の必要な付加力を生じる。複合部20を連結ユニット13への取り付けを簡単にするために、クリップ結合部を設けることができる。クリップ結合部により、複合部20は連結ユニット13に固定可能である。同様に、収容部内の複合部20は、図10に暗示された、回転軸13.4の周りに位置する環状円板または止めワッシャにより固定することができる。
図11には、図10の複合部20の変形の詳細が示されている。この場合、釘状またはウエブ状の複合部20の代わりに、脚ばね、ワイヤスプリングまたはトーションばねが使用される。この複合部20も、収容部を介して、連結ユニット13内の定置に固定することができる。この場合、固定端部20.2は、収容部内に配置されている。従って、複合部20は、連結ユニット13の回動運動を追従することが確保される。図示の複合部20の場合も、機械的に衝突係止部14と動作位置2bで協働する自由端部20.1または脚部が、連結ユニット13から突出している。この複合部20も、本来の付加ばね15の付加力を、弾性的な変形により生じる。
図12から、どのように複合部20が、連結ユニット13に固着することができるか明らかになる。複合部20は、連結ユニット13の収容部内に形状接続式および/または力接続式に収容されているので、複合部20は、機械的に固定されている。付加的に、支承フレーム12は、支承フレーム12がいわば収容部を少なくとも部分的閉鎖することにより、複合部20を連結ユニット13の収容部内に確実に留まるように配慮することができる。従って、複合部20の、連結ユニット13への簡単な取り付けが可能になる。なぜなら、複合部20は、相応する収容部内だけに設置されなければならないからである。支承フレーム12への連結ユニット13の別の取り付けにより、複合部20は、取り付けられた状態で確実に保持される。当然、複合部20は、連結ユニット13にねじ固定、溶接、リベット固定、接着等により固定結合することができる。この場合、連結ユニット13には相応する収容部が形成されていない。複合部20の作用形式は、本来の操作部材18との作用形式とは、衝突係止部14との関連で相違するので、これに関しては、上記記載を参照されたい。
1a 休止位置
1b 動作位置
10 ドア取手モジュール
11 ドア取手
11a 非作動位置
11b 作動位置
11.1 戻しばね
12 支承フレーム
12.1 第1の支承部(連結ユニット13のための)
12.2 第2の支承部(衝突係止部14のための)
12.3 第3の支承部(固定部材16のための)
13 連結ユニット
13.1 質量係止部
13.2 伝達部材のための付加部
13.3 収容部(ドア取手11のための)
13.4 回転軸
13.5 連行部材
14 衝突係止部(第1)
14.1 切欠または自由空間
14.2 第1のストッパ
14.3 第2のストッパ
14.4 回転点
14.5 対向係止手段(固定ピン16.2のための)
15 付加ばね
15.1 第1の端部
15.2 第2の端部
16 固定部材
16.1 切換ばね
16.2 固定ピン
16.3 固定ピン16.2の段部
16.4 係止手段、特に、固定ピン16.2の尖端部
16.5 ばね(固定ピン16.2のための)
17 作動ばね
18 操作部材(付加ばね15のための)
18.1 切欠
18.2 ストッパ
19 第2の衝突係止部
20 複合部(付加ばね15/操作部材18に対する)
20.1 自由端部
20.2 固定端部
60 加速力の方向

Claims (14)

  1. 使用者によりドアまたはフラップを開けるために、支承フレーム(12)内で運動可能に支承されている、少なくとも1つの休止位置(1a)と1つの動作位置(1b)とを有しているドア取手(11)と、
    前記休止位置(1a)から前記動作位置(1b)への前記ドア取手(11)の運動を、錠へ伝達可能にする、機械的な連結ユニット(13)と、
    衝突係止部(14)と、を有し、
    該衝突係止部(14)は、特に事故の際に加速力(60)が作用する場合、前記ドア取手(11)および/または前記連結ユニット(13)の運動を、前記錠の操作が避けられるように防止している車両用のドア取手モジュール(10)であって、
    前記衝突係止部(14)は、前記加速力(60)が作用する場合、付加ばね(15)を作動させ、前記付加ばね(15)は付加力の形のばね力を、前記ドア取手(11)を休止位置(1a)へ押圧するために、前記可動なドア取手(11)へ及ぼすことを特徴とする、ドア取手モジュール(10)。
  2. 前記付加ばね(15)の前記付加力は、前記衝突係止部(14)の作動後のみ、前記ドア取手モジュール(10)に作用し、前記ドア取手(11)を事故の際も休止位置(1a)へ押圧するために、特に戻しばね(11.1)が常に戻し力を前記ドア取手(11)に及ぼすことを特徴とする、請求項1に記載のドア取手モジュール(10)。
  3. 前記衝突係止部(14)は、前記加速力(60)の作用後も、前記付加ばね(15)の作動をさらに保持することにより、前記ドア取手(11)が、通常時よりも明らかに重く運動することを特徴とする、請求項1または2に記載のドア取手モジュール(10)。
  4. 前記衝突係止部(14)は、少なくとも2つの位置、即ち、前記衝突係止部(14)が非作動である非作動位置(11a)と、前記衝突係止部(14)が作動する作動位置(11b)とを有しており、前記衝突係止部(14)は作動位置(11b)において形状接続式および/または力接続式に、固定部材(16)により保持されていることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載のドア取手モジュール(10)。
  5. 前記衝突係止部(14)のための固定部材(16)は、切換ばね(16.1)または固定ピン(16.2)であり、前記切換ばね(16.1)は前記衝突係止部(14)を力接続式に保持し、前記固定ピン(16.2)は前記衝突係止部(14)を少なくとも形状接続式に保持していて、特に固定ピン(16.2)自体は、ばね付加されて構成されていることを特徴とする、請求項4に記載のドア取手モジュール(10)。
  6. 前記衝突係止部(14)は、作動ばね(17)によりばね付加されており、該作動ばね(17)のばね力の選択により、前記衝突係止部(14)の作動が調節可能であることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項に記載のドア取手モジュール(10)。
  7. 一方では、前記ドア取手(11)のための前記付加ばね(15)と協働し、他方では、前記衝突係止部(14)と作動位置(11b)で機械的に協働する操作部材(18)が設けられていて、特に該操作部材(18)が前記支承フレーム(12)または前記機械的な連結ユニット(13)に支承されていることを特徴とする、請求項1〜6のいずれか1項に記載のドア取手モジュール(10)。
  8. 前記付加ばね(15)は、前記操作部材(18)と支承フレーム(12)との間に配置されており、前記衝突係止部(14)の作動位置(11b)において前記操作部材(18)は、前記機械的な連結ユニット(13)における連行部材(13.5)により作動されているか、または、前記付加ばね(15)は、前記操作部材(18)と前記機械的な連結ユニット(13)との間に配置されており、前記衝突係止部(14)の作動位置(11b)において前記操作部材(18)は、前記衝突係止部(14)におけるストッパ(14.3)により作動されているかであることを特徴とする、請求項1〜7のいずれか1項に記載のドア取手モジュール(10)。
  9. 前記衝突係止部(14)は、支承フレーム(12)または機械的な連結ユニット(13)に旋回可能または回動可能に支承されていてかつ切欠(14.1)を有しており、該切欠(14.1)より前記操作部材(18)は、通常時を通じて運動可能であることを特徴とする、請求項1〜8のいずれか1項に記載のドア取手モジュール(10)。
  10. 前記衝突係止部(14)は、前記ドア取手(11)を、少なくとも2つの相違する作用方向からの加速力(60)に抗して固定するために、2つの作動位置(11b)を有しており、特に、前記衝突係止部(14)の非作動位置(11a)は、前記2つの作動位置(11b)の間に設けられていることを特徴とする、請求項1〜9のいずれか1項に記載のドア取手モジュール(10)。
  11. 前記ドア取手(11)を、加速力(60)の作用の際に、休止位置(1a)に形状接続式に固定する第2の衝突係止部(19)が設けられていることを特徴とする、請求項1〜10のいずれか1項に記載のドア取手モジュール(10)。
  12. 前記付加ばね(15)は前記操作部材(18)と一体的に、複合部(20)として構成されていて、該複合部(20)は特に前記連結ユニット(13)に配置されていることを特徴とする、請求項1〜11のいずれか1項に記載のドア取手モジュール(10)。
  13. 使用者によりドアまたはフラップを開けるために、支承フレーム(12)内で運動可能に支承されている、少なくとも1つの休止位置(1a)と1つの動作位置(1b)とを有しているドア取手(11)と、
    前記休止位置(1a)から前記動作位置(1b)への前記ドア取手(11)の運動を錠へ伝達可能にする、機械的な連結ユニット(13)と、
    衝突係止部(14)と、を有しており、
    該衝突係止部(14)は、特に事故の際に加速力(60)が作用する場合、前記ドア取手(11)および/または前記連結ユニット(13)の運動を、前記錠の操作が避けられるように防止しているドア取手モジュール(10)を固定するための方法であって、
    前記衝突係止部(14)は、前記加速力(60)が作用する場合、付加ばね(15)を作動させ、前記付加ばね(15)は付加力の形のばね力を、前記ドア取手(11)を休止位置(1a)へ押圧するために、前記可動なドア取手(11)へ及ぼすことを特徴とする、ドア取手モジュール(10)を固定するための方法。
  14. 請求項1〜12のいずれか1項に記載のドア取手モジュール(10)が設けられていることを特徴とする、請求項13に記載のドア取手モジュール(10)を固定するための方法。
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