JP3839285B2 - パーキングブレーキ装置 - Google Patents

パーキングブレーキ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3839285B2
JP3839285B2 JP2001263208A JP2001263208A JP3839285B2 JP 3839285 B2 JP3839285 B2 JP 3839285B2 JP 2001263208 A JP2001263208 A JP 2001263208A JP 2001263208 A JP2001263208 A JP 2001263208A JP 3839285 B2 JP3839285 B2 JP 3839285B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
brake lever
lever
force
vehicle interior
brake
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2001263208A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2003072529A (ja
Inventor
政彦 小松原
裕樹 石川
真浩 今町
覚 増田
真吾 堀
洋史 塚本
智哉 杉山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Otsuka Koki Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Otsuka Koki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd, Otsuka Koki Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2001263208A priority Critical patent/JP3839285B2/ja
Priority to TW091115322A priority patent/TW557271B/zh
Priority to US10/216,874 priority patent/US6786307B2/en
Priority to MYPI20023078A priority patent/MY126167A/en
Priority to BRPI0203688-6A priority patent/BR0203688B1/pt
Priority to GB0220071A priority patent/GB2381507B/en
Priority to CNB02131974XA priority patent/CN1284696C/zh
Publication of JP2003072529A publication Critical patent/JP2003072529A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3839285B2 publication Critical patent/JP3839285B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60TVEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
    • B60T7/00Brake-action initiating means
    • B60T7/02Brake-action initiating means for personal initiation
    • B60T7/08Brake-action initiating means for personal initiation hand actuated
    • B60T7/10Disposition of hand control
    • B60T7/102Disposition of hand control by means of a tilting lever
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T74/00Machine element or mechanism
    • Y10T74/20Control lever and linkage systems
    • Y10T74/20576Elements
    • Y10T74/20582Levers
    • Y10T74/20612Hand

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Braking Elements And Transmission Devices (AREA)
  • Passenger Equipment (AREA)
  • Handcart (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、据付部材にブレーキレバーを解除位置と作動位置との間を回動可能なように支持し、該ブレーキレバーを前記解除位置から前記作動位置に回動することにより、ブレーキワイヤを介して制動部に力を伝達して制動力を発生させるようにしたパーキングブレーキ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のパーキングブレーキ装置としては、そのブレーキレバーが車両の運転席近傍に配設され、ブレーキレバーを倒伏位置から作動位置に引き起こすことにより、ブレーキワイヤを介して制動部に力が伝達されて制動力が発生するマニュアル式のパーキングブレーキ装置が知られている。このパーキングブレーキ装置の中には、ブレーキレバーを作動位置に引き起こした後に、所定の制動力を維持しながら作動位置から収納位置に倒伏させることで、車室内に突起感がないようにして、美観を向上し、居住性や安全性をより高めるようにした格納式のものがある。
【0003】
また、ブレーキレバーおよび車室内のインテリア装備品の一体感を効果的に醸し出して、インテリア装備品の美観の向上を図るべく、インストルメントパネルの中央に形成されたコンソールボックスの側縁部に、そのブレーキレバーが配設されたものが考えられている。
【0004】
このように、ブレーキレバーは車室内に設けられる装備品であることから、美観を損なわないように、また、乗客に対する安全性をより高めるように様々な工夫が凝らされているものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述した格納式のパーキングブレーキ装置では、そのブレーキレバーが収納位置に倒伏するという複雑な動きをすることから、その構成が複雑化して、部品点数や組立工数が増えたものとなっており、それに衝撃を吸収して安全性を高くするのはコストが嵩むものになるという問題点があった。
【0006】
本発明は、以上のような従来技術の有する問題点に着目してなされたもので、安全性をより高めることができる上に、簡易な構成にし、低いコストで安全性の向上を実現することができるパーキングブレーキ装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。
[1]据付部材にブレーキレバー(30)を解除位置と作動位置との間を回動可能なように支持し、該ブレーキレバー(30)を車室内側に引いて、前記解除位置から前記作動位置に回動することにより、ブレーキワイヤを介して制動部に力を伝達して制動力を発生させるようにしたパーキングブレーキ装置において、
前記ブレーキレバー(30)の一部に衝撃吸収部(35、36)を設け、前記ブレーキレバー(30)を車室内側に引くときの操作力に対しては変形することなく対抗する一方、運転者を含む乗客が直接的あるいは間接的にブレーキレバーに当たることによる、前記ブレーキレバー(30)を車室内側に引く方向(D1)とは略反対方向(D2)の衝撃力に対しては変形することで該衝撃力を吸収するよう該衝撃吸収部(35、36)を配設した
ことを特徴とするパーキングブレーキ装置。
【0008】
[2]据付部材にブレーキレバー(30)を解除位置と作動位置との間を回動可能なように支持し、該ブレーキレバー(30)を車室内側に引いて、前記解除位置から前記作動位置に回動することにより、ブレーキワイヤを介して制動部に力を伝達して制動力を発生させるようにしたパーキングブレーキ装置において、
前記ブレーキレバー(30)の本体であって、グリップ部(32)を有するレバー本体(31)と、該レバー本体(31)のグリップ部(32)の外周面を被覆するグリップ(40)とを備え、
前記レバー本体(31)のグリップ部(32)の一部に衝撃吸収部(35、36)を設け、前記ブレーキレバー(30)を車室内側に引くときの操作力に対しては変形することなく対抗する一方、運転者を含む乗客が直接的あるいは間接的にブレーキレバーに当たることによる、前記ブレーキレバー(30)を車室内側に引く方向(D1)とは略反対方向(D2)の衝撃力に対しては変形することで該衝撃力を吸収するよう該衝撃吸収部(35、36)を配設した
ことを特徴とするパーキングブレーキ装置。
【0009】
[3]前記衝撃吸収部(35、36)は、その溝口(35a、36a)を閉じた切り込み溝の形状に形成され、前記ブレーキレバー(30)を車室内側に引くときの操作力に対抗すべく該操作力を受けたとき前記切り込み溝の溝口(35a、36a)が閉じるように配される一方、前記ブレーキレバー(30)を車室内側に引く方向(D1)とは略反対方向(D2)の衝撃力を吸収すべく該衝撃力を受けたとき前記切り込み溝の溝口(35a、36a)が開くように配される
ことを特徴とする[1]または[2]に記載のパーキングブレーキ装置。
【0010】
[4]前記衝撃吸収部(35、36)は、前記ブレーキレバー(30)の本体の両端縁または、前記レバー本体(31)のグリップ部(32)の両端縁において、前記車室内側に位置する一方の端縁(32a)から前記両端縁の他方の端縁(32b)側に凹入する切り込み溝の形状に形成されている
ことを特徴とする[2]または[3]に記載のパーキングブレーキ装置。
【0011】
[5]前記ブレーキレバー(30)の本体は、一対のレバー本体(31)を組み合わせて成り、
前記衝撃吸収部(35、36)は、前記ブレーキレバー(30)の回動中心側の端部に相当するレバー本体(31)の基端部(33)から先端部までの間の各所定位置にそれぞれ設けられている
ことを特徴とする[2]、[3]または[4]に記載のパーキングブレーキ装置。
【0012】
次に前記各項に記載された発明の作用を説明する。
ブレーキレバー(30)が車室の前壁面を成すコンソールボックスなどのインテリア装備品に据付部材を介して回動可能に支持されたものがある。
このブレーキレバー(30)を車室内側に引いて、解除位置から作動位置に回動すると、ブレーキワイヤを介して制動部に力が伝達されて制動力が発生する。このとき、ブレーキレバー(30)を車室内側に引くときの操作力に衝撃吸収部(35、36)が対抗するので、ブレーキレバー(30)の操作性に悪影響を与えない。また、ブレーキレバー(30)が作動位置にあるとき、例えばロック機構によって、前記ブレーキレバー(30)を作動位置に拘束することができる。
【0013】
ブレーキレバー(30)が作動位置に拘束されているとき、例えば解除ノブの操作でロック機構による拘束を解除し、ブレーキレバー(30)を車室内側に引く方向(D1)とは反対方向に操作して、作動位置から解除位置に回動すると、制動力が消滅するようになる。
【0014】
ブレーキレバー(30)が車室の前壁面を成すコンソールボックスなどに配されている場合、例えば、車両の前方衝突時などの際に、ブレーキレバー(30)が前記車室内側に引く方向(D1)とは略反対方向(D2)の衝撃力(以下、単に衝撃力という。)を受けるおそれがある。具体的には、車内の収容物がブレーキレバー(30)に衝突したり、場合によっては運転者を含む乗客が直接的あるいは間接的にブレーキレバー(30)に当たるおそれがある。
【0015】
また、ブレーキレバー(30)は、ブレーキレバー(30)の本体であって、グリップ部(32)を有するレバー本体(31)と、そのレバー本体(31)のグリップ部(32)の外周面を被覆するグリップ(40)とを備えているものである。
【0016】
このような構成のブレーキレバー(30)では、衝撃吸収部(35、36)はレバー本体(31)のグリップ部(32)に設けられている。すなわち、車内の収容物がグリップ(40)に衝突すると、その衝撃力をグリップ部(32)が受けて、そのグリップ部(32)に設けられた衝撃吸収部(35、36)が吸収するようになる。また、グリップ(40)は、軟質の樹脂材などにより成形されていることが一般的であることから、グリップ(40)自体も衝撃力を吸収することができ、同じく、収容物の損傷を防止し、かつ、運転者に対する安全を確保することができる。
【0017】
具体的に、衝撃吸収部(35、36)は、その溝口(35a、36a)を閉じた切り込み溝の形状に形成されている。溝口(35a、36a)を閉じたとは、完全に閉じられた状態に限定されず、わずかに開いた状態を含む。
【0018】
このような衝撃吸収部(35、36)は、ブレーキレバー(30)を例えば解除位置から作動位置に回動すべく、車室内側に引くときには、引くときの操作力が切り込み溝にかかるが、切り込み溝の溝口(35a、36a)が閉じていて、変形しないので、あるいは、わずかに開いていた溝口(35a、36a)が閉じることでわずかに変形し、それ以上は変形しないので、ブレーキレバー(30)を車室内側に引くときの操作力に対抗することができる。
【0019】
一方、ブレーキレバー(30)を例えば作動位置から解除位置に回動すべく、例えば、解除ノブによりロック機構の拘束を解除すると、ブレーキレバー(30)は付勢力で作動位置から解除位置に戻るので、車室内側とは反対方向へ操作する力が切り込み溝にかかるようなことはなく、あるいは、切り込み溝にかかるような場合でもその操作力は小さなものであるから、切り込み溝の溝口(35a、36a)は開かず、変形しない。
【0020】
以上により、ブレーキレバー(30)を解除位置と作動位置との間に回動操作しても、切り込み溝である衝撃吸収部(35、36)は変形せず、ブレーキレバー(30)の操作に支障を来すようなことはない。
【0021】
衝撃力がブレーキレバー(30)の切り込み溝にかかり、切り込み溝である衝撃吸収部(35、36)に集中応力が生じると、その衝撃力の程度に応じて切り込み溝の溝口(35a、36a)が開いて変形することで、衝撃力を吸収するようになる。
【0022】
このような切り込み溝は、ブレーキレバー(30)の本体の両端縁または、レバー本体(31)のグリップ部(32)の両端縁において、車室内側に位置する一方の端縁(32a)から両端縁の他方の端縁(32b)側に凹入して成るものである。
【0023】
衝撃力がブレーキレバー(30)にかかると、ブレーキレバー(30)を車室内側とは反対方向に撓ませようとして、ブレーキレバー(30)の本体の両側縁の一方の端縁(32a)または、レバー本体(31)のグリップ部(32)の両端縁の一方の端縁(32a)に引っ張り力がかかる。その引っ張り力は、前記一方の端縁(32a)側に形成された切り込み溝の溝口(35a、36a)を開くように作用するので、切り込み溝の溝口(35a、36a)は、わずかな衝撃力で開き始め、大きな衝撃力では大きく開くようになる。すなわち、衝撃力の程度に応じて切り込み溝の溝口(35a、36a)が変形することで衝撃力を吸収するようになる。
【0024】
ブレーキレバー(30)の本体は、一対のレバー本体(31)を組み合わせて成り、そのレバー本体(31)に衝撃吸収部(35、36)が設けられているとき、衝撃吸収部(35、36)が吸収すべき衝撃力の程度は、衝撃吸収部(35、36)それ自体の形状などにもよるが、衝撃吸収部(35、36)が設けられている位置が大きく影響する。
衝撃吸収部(35、36)を、ブレーキレバー(30)の回動中心側の端部に相当するレバー本体(31)の基端部(33)から先端部までの間の各所定位置にそれぞれ設けることで、吸収すべき衝撃力の程度を調整することができる。
【0025】
すなわち、一対のレバー本体(31)に各衝撃吸収部(35、36)を重ねるように設ければ、その重なる程度に応じて、わずかな衝撃力であっても吸収可能になり、反対に、各衝撃吸収部(35、36)を離すように設ければ、その離れる程度に応じて、大きな衝撃力であっても吸収することができる。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づき本発明の一実施の形態を説明する。
図1〜図10は本発明の一の実施の形態を示している。
図1はブレーキレバーの正面図である図5のI−I線断面図、図2は解除位置に戻した状態で示すブレーキレバーの取り付け状態斜視図、図3は作動位置に回動した状態で示すブレーキレバーの取り付け状態斜視図、図4は図2の正面図、図5はブレーキレバーの正面図、図6は図1のVI−VI線断面図、図7は図1のVII−VII線断面図である。
【0027】
図1〜図4に示すように、自動車のインストルメントパネル10の中央部に形成されたコンソールボックス12に、カーナビゲーション13、空調用空気吹き出しグリル14、オーディオ機器15、小物入れ16等が装備される。また、コンソールボックス12の、運転席側の側縁部(図示例では左側縁部)には、パーキングブレーキ装置のブレーキレバー30が配設される。このブレーキレバー30は、コンソールボックス12の、運転席側の側縁部に形成された切欠き状の凹部11に収容される解除位置A(図1の状態)と、その凹部11から脱出した作動位置B(図2の状態)との間を回動し得るようになっている。
【0028】
図1〜図6に示すように、ブレーキレバー30の本体は鋼板製で、相互に組み合わせることで中空のグリップ部32を持つ一対のレバー本体31と、そのグリップ部32の外周面を被覆する合成樹脂製のグリップ40とから構成される。レバー本体31の基端部33は、コンソールボックス12の前面壁を貫通してその内部に達していて、インストルメントパネル10の支持用フレーム17に固着されたブラケット20に枢軸21を介して取り付けられる。枢軸21に巻着された巻ばね25により、ブレーキレバー30が解除位置Aに戻る方向に付勢されている。レバー本体31の基端部33には、図示しない作動レバーに連なるブレーキワイヤBWが接続される。
【0029】
前記ブラケット20には、枢軸21を中心とした扇形のラチェットギア23と、このラチェットギア23の一端に連なる平坦面24とが形成され、それらに順次係合し得る爪部53を一端に持ったラチェットポール52が枢軸51を介してレバー本体31に回動可能に取り付けられる。爪部53は、ブレーキレバー30の解除位置Aでは平坦面24に係合し、作動位置Bではラチェットギア23の何処かに係合するようになっている。
【0030】
また、ラチェットポール52は、第1付勢部材56によりその爪部53がラチェットギア23に係合する係合方向に付勢されている。第1付勢部材56の一端部57は、ラチェットポール52の他端部54に形成されたフック部55に係止しており、第1付勢部材56の他端部58は、レバー本体31に形成されたフック部39に係止している。
【0031】
ラチェットポール52の他端部54の方向に、レバー本体31のグリップ部32に収容されるリリース機構60のリリースロッド61の後端部62が延ばされ、そのリリースロッド61の後端部62に形成した軸部65に巻きばねである第2付勢部材66が巻着されている。リリースロッド61の中間部には長孔64が形成されている。長孔64にはピン部材37が相対移動可能に嵌合し、ピン部材37により、爪部53をラチェットギア23から外すリリース位置と爪部53をラチェットギア23に係合させる非リリース位置との間をリリースロッド61が案内移動可能に支持されている。
【0032】
第2付勢部材66の一端部67はラチェットポール52の他端部54の近傍位置まで延ばされている。ラチェットポール52は、解除操作時に他端部54に弾撥的に当接可能な第2付勢部材66の一端部67によりその爪部53がラチェットギア23から外れた非係合方向に付勢されている。
【0033】
また、第2付勢部材66の巻着部から一端部67まで延びる部位は、リリースロッド61に形成したフック部69に係止している。さらに、第2付勢部材66の他端部68は、レバー本体31に形成されたフック部38に係止している。それにより、第2付勢部材66は、リリースロッド61を図1において斜め上方向(第2付勢部材66の一端部67がラチェットポール52の他端部54から離れる方向)に付勢するとともに、リリースロッド61の後端部62をレバー本体31から浮かした状態に支持している。
【0034】
図1、図6および図7に示すように、グリップ部32の運転席側側面には、グリップ40に埋設されるガイド部材80が固設されており、このガイド部材80に解除ノブ70がリリースロッド61の軸方向に摺動自在に装着される。この解除ノブ70は、グリップ部32の側壁に設けられた下孔26を貫通して、リリースロッド61の前端部63に当接する押圧子71を備えている。
【0035】
ブレーキレバー30をその解除位置Aで収容するコンソールボックス12の前記凹部11は、運転席側の側面と、車体後方側の後面とが開放されており、したがって、解除ノブ70は、その凹部11の開放側面に対応したグリップ40の側面に配設されることになる。これに伴い、グリップ40の頭部と、それが対応する凹部の上端壁との間の隙間は、解除ノブ70に何等干渉されることなく、ブレーキレバー30の回動を許容するだけの小間隙とされる。凹部11の側壁および底壁とグリップ40との間には、グリップ40を把持するドライバの手の挿入を可能にするスペース18が設けられている。
【0036】
図8は、本発明の一実施の形態に係る一対のレバー本体の部分拡大正面図である。
図1および図8に示すように、ブレーキレバー30には衝撃吸収部35、36が設けられている。具体的には、衝撃吸収部35、36は、一対のグリップ部32の各所定位置にそれぞれ設けられている。衝撃吸収部35、36は切り込み溝の形状に形成され、ブレーキレバー30を車室内側に引くとき、切り込み溝の溝口35a、36aが閉じていることで、溝口35a、36aの口縁同士が突き当たって、ブレーキレバー30を車室内側に引くときの操作力に抗し、ブレーキレバー30を引く方向(図1および図8においてD1方向)とは略反対方向(図1および図8においてD2方向)の衝撃力を受けると、切り込み溝の溝口35a、36aが開くように変形することで、衝撃力を吸収するものである。以下、本実施の形態において、衝撃力というときは、ブレーキレバー30を引く方向D1とは略反対方向D2の衝撃力をいう。
【0037】
さらに、具体的には、衝撃吸収部35、36は、レバー本体31のグリップ部32の両端縁において、前記車室内側に位置する一方の端縁(図1において右端縁)から前記両端縁の他方の端縁(図1において左端縁)側に凹入する切り込み溝の形状に形成されている。
【0038】
さらに、各衝撃吸収部35、36は、ブレーキレバー30の回動中心(枢軸21)側の端部に相当するレバー本体31の基端部33から先端部まで間の各所定位置にそれぞれ設けられていて、切り込み溝である各衝撃吸収部35、36は、溝幅や溝深さなどの形状によって吸収すべき衝撃力の程度を調整可能であるが、各衝撃吸収部35、36の各所定位置を単に所定量ずらすことで、吸収すべき衝撃力の程度を調整可能に構成されている。本実施の形態では、衝撃吸収部35、36は10mm程度ずれている。
【0039】
次に本実施の形態の作用を説明する。
図1および図2に示すように、ブレーキレバー30が解除位置Aにあるとき、コンソールボックス12の切欠き状の凹部11に収容されている。また、ラチェットポール52の爪部53は、平坦面24に係合している。リリースロッド61は非リリース位置にあって、リリースロッド61の後端部62に設けられた第2付勢部材66の一端部67はラチェットポール52の他端部54から離れており、ラチェットポール52は第1付勢部材56により図1において半時計方向に付勢されている。
【0040】
解除位置Aにあるブレーキレバー30を、ブレーキワイヤBWからの反力および巻ばね25の付勢力に抗して、車室内側に引くことで、解除位置Aから作動位置Bに回動すると、ラチェットポール52の爪部53が平坦面24からラチェットギア23に移動して、第1付勢部材56の付勢力により、ラチェットギア23に順次係合していき、作動位置Bではラチェットギア23の何処かに係合する。それにより、ブレーキレバー30は作動位置に拘束される。
【0041】
ブレーキレバー30が作動位置に拘束されているとき、ブレーキワイヤBWは引き込まれていることから、図外の制動部に制動力が生じている。
【0042】
ブレーキレバー30が作動位置に拘束されているとき、ブレーキレバー30をさらに車室内側に引く第1操作により、ラチェットポール52の爪部53とラチェットギア23との摩擦力が減少する。次に、解除ノブ70によって、第2付勢部材66の付勢力に抗して、リリースロッド61の前端部63を押して、リリースロッド61を非リリース位置からリリース位置に移動する第2操作をすると、第2付勢部材66の一端部67がラチェットポール52の他端部54に弾撥的に当接することで、ラチェットポール52の他端部54が受ける弾撥力が前記減少した摩擦力および第1付勢部材56の付勢力より大きいことから、ラチェットポール52が図1において時計方向に回動し、ラチェットポール52の爪部53がラチェットギア23から外れる。それにより、ブレーキレバー30の拘束が解除される。
【0043】
次に、巻ばね25の付勢力および、ブレーキワイヤBWの戻り力により、ブレーキレバー30を車室内側に引く方向D1とは反対方向D2に操作すれば、ブレーキレバー30が作動位置Bから解除位置Aに回動し、ブレーキワイヤBWは引き戻されることから、制動力が消滅するようになる。ブレーキレバー30を解除位置Aに戻した後に、解除ノブ70の操作を止めれば、リリースロッド61が第2付勢部材66の付勢力により、リリース位置から非リリース位置に戻り、第2付勢部材66の一端部67がラチェットポール52の他端部54から離れ、ラチェットポール52の爪部53が平坦面24に係合した元の状態に戻る。
【0044】
本実施の形態のように、ブレーキレバー30がコンソールボックス12などの車室の前壁面に配されている場合、例えば、車両の前方衝突時などの際に、ブレーキレバー30が車室内側に引く方向D1とは略反対方向D2の衝撃力を受けるおそれがある。具体的には、車内の収容物がブレーキレバー30に衝突したり、場合によっては運転者を含む乗客が直接的あるいは間接的にブレーキレバー30に当たるおそれがある。
【0045】
本実施の形態では、ブレーキレバー30は、グリップ部32を有するレバー本体31と、そのレバー本体31のグリップ部32の外周面を被覆するグリップ40とを備えているので、車室内の収容物はグリップ40に衝突するおそれがある。車内の収容物がグリップ40に衝突した場合に、レバー本体31のグリップ部31に衝撃吸収部35、36が設けられているので、その衝撃力を、グリップ部31に設けられた衝撃吸収部35、36が吸収するようになる。
【0046】
一方、グリップ40を軟質の樹脂材などで成形しておければ、グリップ40自体が衝撃力を吸収することができる。
【0047】
衝撃吸収部35、36が、その溝口を閉じた切り込み溝の形状に形成されているもので、さらに具体的に説明する。
【0048】
このような衝撃吸収部35、36は、ブレーキレバー30を解除位置Aから作動位置Bに回動すべく、車室内側に引くときには、引くときの操作力が切り込み溝である衝撃吸収部35、36にかかる。その操作力は、切り込み溝の溝口35a、36aを閉じる方向に作用する。衝撃吸収部35、36は、溝口35a、36aを閉じた切り込み溝の形状に形成され、切り込み溝の溝口35a、36aの口縁同士が突き当てられているから、切り込み溝の溝口35a、36aはそれ以上閉じることもなく、開くこともなく、衝撃吸収部35、36が変形することはない。すなわち、衝撃吸収部35、36は、ブレーキレバー30を車室内側に引くときの操作力に十分に対抗することができる。
【0049】
一方、ブレーキレバー30が作動位置Bにあるとき、ブレーキレバー30を作動位置Bから解除位置Aに回動可能にすべく、解除ノブ70によりブレーキレバー30の拘束を解除すると、ブレーキレバー30は付勢力で作動位置Bから解除位置Aに戻るようになるので、車室内側に引く方向D1とは反対方向D2へ操作する操作力は小さくて済み、そのような小さな操作力では、切り込み溝である衝撃吸収部35、36の溝口35a、36aは開かず、衝撃吸収部35、36が変形することはない。
【0050】
以上のように、ブレーキレバー30を解除位置Aと作動位置Bとの間に回動操作しても、切り込み溝である衝撃吸収部35、36は変形せず、ブレーキレバー30の操作性に支障を来すことはないが、例えば、車両の前面衝突などのとき、車内の収容物が車室内側に引く方向D1とは略反対方向D2からブレーキレバー30に衝突して、ブレーキレバー30に衝撃力がかかると、切り込み溝である衝撃吸収部35、36は次のように作用する。
【0051】
図9は、解除位置にあるブレーキレバーの取付状態を示す側面図、図10は、パーキングブレーキ装置の側面図であって、衝撃吸収部である切り込み溝の溝口が開いた状態を示す図である。
図9に示すように、車両の前面衝突などの慣性により、運転者が車室内の運転席側からブレーキレバーの方向(ブレーキレバーを車室内側に引く方向D1とは略反対方向D2)に移動し、ブレーキレバーに当たるおそれがある。運転者がブレーキレバーに当たることで、車室内側に引く方向D1とは略反対方向D2の衝撃力がブレーキレバー30にかかると、切り込み溝である衝撃吸収部35、36に集中応力が生じ、図10に示すように、切り込み溝の溝口35a、36aが開いて変形する。切り込み溝の溝口35a、36aは、衝撃力の程度に応じて開いて変形する。それにより、衝撃力を吸収することができる。
【0052】
実施の形態では、切り込み溝である衝撃吸収部35、36は、一対のレバー本体31の各グリップ部32の両端縁において、車室内側に位置する一方の端縁32aから両端縁の他方の端縁32b側に凹入している。
【0053】
車室内側に引く方向D1とは略反対方向D2の衝撃力がブレーキレバー30にかかると、ブレーキレバー30を車室内側とは反対方向D2に撓ませようとして、レバー本体31のグリップ部32の両端縁の一方の端縁32aに引っ張り力がかかる。その引っ張り力は、一方の端縁32aから他方の端縁32b側に凹入している切り込み溝の溝口35a、36aを開くように作用するので、切り込み溝の溝口35a、36aは、わずかな衝撃力ではその開き量が小さく、大きな衝撃力ではその開き量が大きくなる。すなわち、切り込み溝の溝口35a、36aが衝撃力の程度に応じて開くことで衝撃力を吸収する。
【0054】
また、本実施の形態では、一対のレバー本体31を組み合わせることでブレーキレバー30の本体が構成され、その一対のレバー本体31に衝撃吸収部35、36がそれぞれ設けられている。
【0055】
衝撃吸収部35、36の吸収すべき衝撃力の程度は、衝撃吸収部35、36の溝幅や溝深さなどにもよるが、衝撃吸収部35、36が設けられている位置が大きく影響する。ブレーキレバー30の回動中心である枢軸21側の端部に相当するレバー本体31の基端部33から先端部までの間の各所定位置にそれぞれ設けることで、吸収すべき衝撃力の程度を調整することができる。本実施の形態では、各衝撃吸収部35、36を4〜5mm程度ずらして設けることで、ある程度の衝撃力まで吸収することができるようになっている。各衝撃吸収部35、36をさらに離すように設ければ、その離れる程度に応じて、大きな衝撃力を吸収することができる。一方、各衝撃吸収部35、36をずらすことなく、重ねるように設ければ、わずかな衝撃力であっても吸収することができる。各衝撃吸収部35、36をどの程度ずらすかは、一対のレバー本体31やグリップ40の剛性を考慮して設定される。
【0056】
また、本実施の形態では、切り込み溝の溝口35a、36aである衝撃吸収部35、36は閉じているものであるが、これに限らず、切り込み溝の溝口35a、36aはわずかに開いていて、ブレーキレバー30を引くとき、切り込み溝の溝口35a、36aが閉じるまで変形することで、ブレーキレバー30を車室内側に引くときの操作力に抗し、引く方向D1とは略反対方向D2の衝撃力を受けると、切り込み溝の溝口35a、36aがさらに開くように変形することで、衝撃力を吸収するようにしてもよい。
【0057】
さらに、切り込み溝の溝口は、口縁同士を当接させることで閉じられるものであるが、別部材により溝口を閉じるようにしてもよい。すなわち、ブレーキレバー30を車室内側に引くときの操作力を受けるとき、切り込み溝の溝口の隙間に介在する別部材によって切り込み溝の変形を防止するように作用することで、操作力に対抗することができる一方、衝撃力を受けると、別部材が切り込み溝の変形を許すことで、衝撃力を吸収することができる。このように切り込み溝の溝口の隙間に介在するスペーサとしての別部材は、グリップ40に一体的に形成されていてもよい。
【0058】
さらに、切り込み溝である衝撃吸収部35、36は、4〜5mm程度の所定の溝幅を有するものであるが、溝幅を有しないものであってもよい。すなわち、レバー本体31を一方の端縁から他方の端縁に向かってせん断したものであってもよい。
【0059】
さらに、実施の形態においては、一対のレバー本体31に1つずつの衝撃吸収部35、36を設けたものを示したが、2以上ずつ設けてもよい。
【0060】
【発明の効果】
本発明に係るパーキングブレーキ装置によれば、ブレーキレバーを車室内側に引くときの操作力に対抗する一方、ブレーキレバーを車室内側に引く方向とは略反対方向の衝撃力に対しては変形することでその衝撃力を吸収する衝撃吸収部を設けた簡易な構成にしたので、安全性をより高めることができる上に、コストを低減することができる。
【0061】
また、衝撃吸収部を切り込み溝の形状に形成し、ブレーキレバーを車室内側に引くときの操作力に対抗すべくその操作力を受けたとき切り込み溝の溝口が閉じる一方、ブレーキレバーを車室内側に引く方向とは略反対方向の衝撃力を吸収すべくその衝撃力を受けたとき切り込み溝の溝口が開くような簡単な構成にしたので、特別な部品や機構を新たに設ける必要がなく、コストを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図5のI−I線断面図である。
【図2】本発明の一実施の形態に係るブレーキレバーの取り付け状態を示す斜視図であり、ブレーキレバーを解除位置に戻した状態で示すものである。
【図3】本発明の一実施の形態に係るブレーキレバーの取り付け状態を示す斜視図であり、ブレーキレバーを作動位置に回動した状態で示すものである。
【図4】図2の正面図である。
【図5】本発明の一実施の形態に係るブレーキレバーの正面図である。
【図6】図1のVI−VI線断面図である。
【図7】図1のVII−VII線断面図である。
【図8】本発明の一実施の形態に係る一対のレバー本体の部分拡大正面図である。
【図9】本発明の一実施の形態に係るブレーキレバーの取り付け状態を示す側面図であり、ブレーキレバーを解除位置に戻した状態で示すものである。
【図10】本発明の一実施の形態に係るパーキングブレーキ装置の側面図であり、衝撃吸収部である切り込み溝の溝口が開いた状態を示すものである。
【符号の説明】
BW…ブレーキワイヤ
10…インストルメントパネル
12…コンソールボックス
13…カーナビゲーション
14…空調用空気吹き出しグリル
18…スペース
20…ブラケット
21…枢軸
23…ラチェットギア
24…平坦面
25…巻ばね
26…下孔
30…ブレーキレバー
31…レバー本体
32…グリップ部
35、36…衝撃吸収部(切り込み溝)
35a、36a…溝口
37…ピン部材
40…グリップ
51…枢軸
52…ラチェットポール
53…爪部
54…他端部
56…第1付勢部材
60…リリース機構
61…リリースロッド
62…後端部
63…前端部
64…長孔
66…第2付勢部材
67…一端部
70…解除ノブ
71…押圧子
80…ガイド部材

Claims (5)

  1. 据付部材にブレーキレバーを解除位置と作動位置との間を回動可能なように支持し、該ブレーキレバーを車室内側に引いて、前記解除位置から前記作動位置に回動することにより、ブレーキワイヤを介して制動部に力を伝達して制動力を発生させるようにしたパーキングブレーキ装置において、
    前記ブレーキレバーの一部に衝撃吸収部を設け、前記ブレーキレバーを車室内側に引くときの操作力に対しては変形することなく対抗する一方、運転者を含む乗客が直接的あるいは間接的にブレーキレバーに当たることによる、前記ブレーキレバーを車室内側に引く方向とは略反対方向の衝撃力に対しては変形することで該衝撃力を吸収するよう該衝撃吸収部を配設した
    ことを特徴とするパーキングブレーキ装置。
  2. 据付部材にブレーキレバーを解除位置と作動位置との間を回動可能なように支持し、該ブレーキレバーを車室内側に引いて、前記解除位置から前記作動位置に回動することにより、ブレーキワイヤを介して制動部に力を伝達して制動力を発生させるようにしたパーキングブレーキ装置において、
    前記ブレーキレバーの本体であって、グリップ部を有するレバー本体と、該レバー本体のグリップ部の外周面を被覆するグリップとを備え、
    前記レバー本体のグリップ部の一部に衝撃吸収部を設け、前記ブレーキレバーを車室内側に引くときの操作力に対しては変形することなく対抗する一方、運転者を含む乗客が直接的あるいは間接的にブレーキレバーに当たることによる、前記ブレーキレバーを車室内側に引く方向とは略反対方向の衝撃力に対しては変形することで該衝撃力を吸収するよう該衝撃吸収部を配設した
    ことを特徴とするパーキングブレーキ装置。
  3. 前記衝撃吸収部は、その溝口を閉じた切り込み溝の形状に形成され、前記ブレーキレバーを車室内側に引くときの操作力に対抗すべく該操作力を受けたとき前記切り込み溝の溝口が閉じるように配される一方、前記ブレーキレバーを車室内側に引く方向とは略反対方向の衝撃力を吸収すべく該衝撃力を受けたとき前記切り込み溝の溝口が開くように配される
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のパーキングブレーキ装置。
  4. 前記衝撃吸収部は、前記ブレーキレバーの本体の両端縁または、前記レバー本体のグリップ部の両端縁において、前記車室内側に位置する一方の端縁から前記両端縁の他方の端縁側に凹入する切り込み溝の形状に形成されている
    ことを特徴とする請求項2または3に記載のパーキングブレーキ装置。
  5. 前記ブレーキレバーの本体は、一対のレバー本体を組み合わせて成り、
    前記衝撃吸収部は、前記ブレーキレバーの回動中心側の端部に相当するレバー本体の基端部から先端部までの間の各所定位置にそれぞれ設けられている
    ことを特徴とする請求項2、3または4に記載のパーキングブレーキ装置。
JP2001263208A 2001-08-31 2001-08-31 パーキングブレーキ装置 Expired - Fee Related JP3839285B2 (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001263208A JP3839285B2 (ja) 2001-08-31 2001-08-31 パーキングブレーキ装置
TW091115322A TW557271B (en) 2001-08-31 2002-07-10 Parking brake device
US10/216,874 US6786307B2 (en) 2001-08-31 2002-08-13 Parking brake device
MYPI20023078A MY126167A (en) 2001-08-31 2002-08-21 Parking brake device
BRPI0203688-6A BR0203688B1 (pt) 2001-08-31 2002-08-27 dispositivo de freio de estacionamento.
GB0220071A GB2381507B (en) 2001-08-31 2002-08-29 Improvements in or relating to a parking brake device
CNB02131974XA CN1284696C (zh) 2001-08-31 2002-08-30 驻车制动装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001263208A JP3839285B2 (ja) 2001-08-31 2001-08-31 パーキングブレーキ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003072529A JP2003072529A (ja) 2003-03-12
JP3839285B2 true JP3839285B2 (ja) 2006-11-01

Family

ID=19089994

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001263208A Expired - Fee Related JP3839285B2 (ja) 2001-08-31 2001-08-31 パーキングブレーキ装置

Country Status (7)

Country Link
US (1) US6786307B2 (ja)
JP (1) JP3839285B2 (ja)
CN (1) CN1284696C (ja)
BR (1) BR0203688B1 (ja)
GB (1) GB2381507B (ja)
MY (1) MY126167A (ja)
TW (1) TW557271B (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10141010A1 (de) * 2001-08-21 2003-03-06 Volkswagen Ag Arretiervorrichtung mit einem Betätigungshebel für eine verstellbare Lenksäule
JP4360126B2 (ja) * 2003-05-28 2009-11-11 いすゞ自動車株式会社 車両のパーキング装置
US7526981B2 (en) * 2004-03-31 2009-05-05 Dura Global Technologies, Inc. Parking brake actuator with integrated light switch
DE102005000804B4 (de) * 2005-01-05 2011-06-16 FICO CABLES S.A. Technological Centre Pujol & Tarragó Handbremshebelsystem
US20080100086A1 (en) * 2006-11-01 2008-05-01 Vermeersch Michael C Instrument panel assembly for a vehicle
DE102007021831A1 (de) * 2007-05-07 2008-11-13 Zf Friedrichshafen Ag Bedienvorrichtung für ein Fahrzeug mit automatisiertem Getriebe und einem elektrisch betätigten Parkbremssystem
DE102011114592A1 (de) * 2011-09-30 2013-04-04 Volkswagen Aktiengesellschaft Handbremshebel für Kraftfahrzeuge

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB1155008A (en) * 1966-11-17 1969-06-11 Ford Motor Co Motor Vehicle Handbrake
DE2003873A1 (de) * 1970-01-29 1971-12-16 Daimler Benz Ag Schalthebel fuer das Getriebe von Kraftwagen
US3964340A (en) * 1975-05-19 1976-06-22 Air Products And Chemicals, Inc. Hand grip having an inner hub
JPS588835A (ja) * 1981-07-03 1983-01-19 Nissan Motor Co Ltd パ−キングブレ−キ付ドラムブレ−キ
US4440269A (en) * 1982-07-06 1984-04-03 General Motors Corporation Self adjusting parking brake
US4515036A (en) * 1983-04-25 1985-05-07 Gulf & Western Manufacturing Company Vehicle parking brake self-adjusting control mechanism
US4876914A (en) * 1988-05-26 1989-10-31 Toyoda Iron Works Co., Ltd. Parking-brake operating device
JPH04283132A (ja) * 1991-03-08 1992-10-08 Mazda Motor Corp 自動変速機のシフトロック解除装置
US5842933A (en) * 1996-12-19 1998-12-01 Lewis; William H. Implement grip with built-in shock absorber
US6216339B1 (en) * 1998-05-08 2001-04-17 3Com Corporation Tool-actuated ejector mechanism for extracting electronic modular components
US6264228B1 (en) * 1999-02-25 2001-07-24 Nite Shift Auto Hitch assembly for activating a towed vehicle's brakes
JP3901394B2 (ja) * 1999-05-20 2007-04-04 本田技研工業株式会社 パーキングブレーキレバーのロック装置
US6471623B1 (en) * 2000-10-06 2002-10-29 U2Id Incorporated Push-up exercise holder

Also Published As

Publication number Publication date
US6786307B2 (en) 2004-09-07
GB2381507B (en) 2004-11-24
GB2381507A (en) 2003-05-07
US20030042081A1 (en) 2003-03-06
CN1406798A (zh) 2003-04-02
TW557271B (en) 2003-10-11
CN1284696C (zh) 2006-11-15
BR0203688B1 (pt) 2010-10-19
JP2003072529A (ja) 2003-03-12
BR0203688A (pt) 2003-05-20
MY126167A (en) 2006-09-29
GB0220071D0 (en) 2002-10-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN106168089B (zh) 具有双致动的闩锁及其构造方法
US7481468B2 (en) Apparatus for blocking the movement of an inertially activated component
JP2011106265A (ja) 安全ドア取手
US10190341B2 (en) Door outside handle
JP4844063B2 (ja) 車両用足踏み式パーキングブレーキ装置
US9279275B2 (en) Outside handle for vehicle
JP3839285B2 (ja) パーキングブレーキ装置
JP4393255B2 (ja) ペダル式パーキングブレーキ操作装置
US20050236858A1 (en) Holder for a food and/or beverage container
JP3875483B2 (ja) パーキングブレーキの操作レバー装置
JP3768420B2 (ja) パーキングブレーキ装置
JP6933202B2 (ja) 自動車用ドアラッチ装置
JP4357462B2 (ja) 車両用コンソール装置
JP3902930B2 (ja) パーキングブレーキ装置
JP5371281B2 (ja) チャイルドシートの装着構造
JP5013914B2 (ja) 自動車のフード衝撃吸収構造
JP6665053B2 (ja) ドアトリムアームレスト構造
JP4819072B2 (ja) 自動変速操作装置
JP2006176969A (ja) ドアハンドル装置
JP5132969B2 (ja) 車両における中間ストッパ機構
JP4377108B2 (ja) パーキングブレーキ装置
JPH078287Y2 (ja) 車両用シフトロック装置
JPS5921089Y2 (ja) ウエビングガイド装置
JP4744712B2 (ja) 自動変速操作装置
JP2000264064A (ja) 自動車のサイドドア開放防止装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040507

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040525

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040722

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050329

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050530

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050516

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20050614

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060725

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060802

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100811

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100811

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110811

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120811

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees