JP4377108B2 - パーキングブレーキ装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、据付部材にブラケットを固設し、該ブラケットにブレーキレバーを解除位置と作動位置との間を回動可能なように支持し、該ブレーキレバーを車室内側に引いて、前記解除位置から前記作動位置に回動することにより、ブレーキワイヤを介して制動部に力を伝達して制動力を発生させるようにしたパーキングブレーキ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のパーキングブレーキ装置としては、そのブレーキレバーが車両の運転席近傍に配設され、ブレーキレバーを倒伏位置から作動位置に引き起こすことにより、ブレーキワイヤを介して制動部に力が伝達されて制動力が発生するマニュアル式のパーキングブレーキ装置が知られている。このパーキングブレーキ装置の中には、ブレーキレバーを作動位置に引き起こした後に、所定の制動力を維持しながら作動位置から収納位置に倒伏させることで、車室内に突起感がないようにして、美観を向上し、居住性をより高めるようにした格納式のものがある。
【0003】
この格納式のパーキングブレーキ装置では、そのブレーキレバーが収納位置に倒伏するという複雑な動きをすることから、その構成が複雑化して、部品点数や組立工数が増える要因になる。
【0004】
また、ブレーキレバーおよび車室内のインテリア装備品の一体感を効果的に醸し出して、インテリア装備品の美観を向上すべく、インストルメントパネルの中央に形成されたコンソールボックスの側縁部に、そのブレーキレバーが配設されたものが考えられている。
【0005】
このように、ブレーキレバーは車室内に設けられる装備品であることから、美観を損なわないように様々な工夫が凝らされているものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、インストルメントパネルの中央に形成されたコンソールボックスの側縁部に、そのブレーキレバーが配設されたパーキングブレーキ装置では、ブレーキレバーの部品精度や組立精度によっては、コンソールボックスに対してブレーキレバーのズレが生じて、ブレーキレバーとコンソールボックスとの一体感が出しにくくなり、美観の向上が図れない場合がある。
【0007】
一方、美観の向上を図るべく、ブレーキレバーと相手部品との隙間をカバーなどで覆うようにしたり、ブレーキレバーの部品精度や組立精度を高めるようにすると、コストが嵩むという問題点があった。
【0008】
本発明は、以上のような従来技術の有する問題点に着目してなされたもので、部品コストや組立コストを嵩ませることなく、美観の向上を図ることができるパーキングブレーキ装置を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。
[1]据付部材にブラケット(20)を固設し、該ブラケット(20)にブレーキレバー(30)を解除位置と作動位置との間を回動可能なように支持し、該ブレーキレバー(30)を車室内側に引いて、前記解除位置から前記作動位置に回動することにより、ブレーキワイヤ(BW)を介して制動部に力を伝達して制動力を発生させるようにしたパーキングブレーキ装置において、
前記ブラケット(20)とブレーキレバー(30)とは、前記ブレーキレバー(30)の回動中心軸と略平行する方向に相互に対向して配設され、
前記作動位置では前記略平行する方向に前記ブレーキレバー(30)が振れるのを抑え、かつ、前記解除位置では前記略平行する方向に前記ブレーキレバー(30)が振れるのを許容する組立調整機構を備え、
前記組立調整機構は、前記ブラケット(20)またはブレーキレバー(30)の一方に形成され、前記ブラケット(20)またはブレーキレバー(30)の他方に突出する凸部(27)と、前記ブラケット(20)または前記ブレーキレバー(30)の他方に形成され、前記作動位置では前記凸部(27)が前記略平行する方向に嵌合不能な阻止部(35)および、前記解除位置では前記凸部(27)が前記略平行する方向に嵌合可能な許容部(36)とを有する
ことを特徴とするパーキングブレーキ装置。
【0011】
[2]据付部材にブラケット(20)を固設し、該ブラケット(20)にブレーキレバー(30)を解除位置と作動位置との間を回動可能なように支持し、該ブレーキレバー(30)を車室内側に引いて、前記解除位置から前記作動位置に回動することにより、ブレーキワイヤ(BW)を介して制動部に力を伝達して制動力を発生させるようにしたパーキングブレーキ装置において、
前記ブレーキレバー(30)の基端部は、該ブレーキレバー(30)の回動中心軸と略平行する方向で両側から前記ブラケット(20)を挟むようにして配設され、
前記作動位置では前記略平行する方向に前記ブレーキレバー(30)が振れるのを抑え、かつ、前記解除位置では前記略平行する方向に前記ブレーキレバー(30)が振れるのを許容する組立調整機構を備え、
前記組立調整機構は、前記ブラケット(20)に形成され、該ブラケット(20)の両側に配された前記ブレーキレバー(30)の基端部側にそれぞれ突出する凸部(27)と、前記ブレーキレバー(30)の基端部に形成され、前記作動位置では前記凸部(27)が前記略平行する方向に嵌合不能な阻止部(35)および、前記解除位置では前記凸部(27)が前記略平行する方向に嵌合可能な許容部(36)とを有する
ことを特徴とするパーキングブレーキ装置。
【0012】
[3]前記阻止部(35)は、前記ブラケット(20)または前記ブレーキレバー(30)の壁面であり、
前記許容部(36)は、前記ブラケット(20)または前記ブレーキレバー(30)の壁面に前記ブラケット(20)または前記ブレーキレバー(30)に対し離間する方向に凹設された嵌合凹部であることを特徴とする[1]に記載のパーキングブレーキ装置。
【0013】
[4]前記阻止部(35)は、前記ブラケット(20)または前記ブレーキレバー(30)の壁面であり、
前記許容部(36)は、前記ブラケット(20)または前記ブレーキレバー(30)の壁面に穿設された嵌合孔であることを特徴とする[1]に記載のパーキングブレーキ装置。
【0014】
[5]前記凸部(27)は、樹脂材により、前記ブラケット(20)または前記ブレーキレバー(30)と一体的になるように成形されることを特徴とする[1]に記載のパーキングブレーキ装置。
【0015】
[6]前記凸部(27)は、前記ブラケット(20)または前記ブレーキレバー(30)を切り起こすことで成形されることを特徴とする[1]に記載のパーキングブレーキ装置。
【0016】
次に前記各項に記載された発明の作用を説明する。
車室の前壁面を成すコンソールボックスなどのインテリア装備品等に据付部材を介してブレーキレバー(30)が回動可能に支持されている。
【0017】
すなわち、据付部材にはブラケット(20)が固設され、そのブラケット(20)にブレーキレバー(30)が解除位置と作動位置との間を回動可能なように支持されている。ブレーキレバー(30)を車室内側に引いて、解除位置から作動位置に回動することにより、ブレーキワイヤ(BW)を介して制動部に力を伝達して制動力を発生させるようになっている。
【0018】
ブレーキレバー(30)が作動位置に拘束されているとき、例えば解除ノブの操作でロック機構による拘束を解除し、ブレーキレバー(30)を車室内側に引く方向とは反対方向に操作して、作動位置から解除位置に回動すると、制動力が消滅するようになる。
【0019】
本装置は組立調整機構を備え、その組立調整機構は、作動位置ではブレーキレバー(30)の回動中心軸と略平行する方向にブレーキレバー(30)が振れるのを抑える。それにより、ブレーキレバー(30)が車室内側に引かれた作動位置において、ブレーキレバー(30)の前記略平行する方向へのガタツキを防止することができる。
【0020】
一方、ブレーキレバー(30)の部品精度や組立精度によっては、インテリア装備品等に対してブレーキレバー(30)のズレが生じて、ブレーキレバー(30)とインテリア装備品等とに一体感が出ない場合があるが、組立調整機構は、解除位置では前記略平行する方向にブレーキレバー(30)の振れを許容する。それにより、ブレーキレバー(30)が車室内側から解除位置に倒された状態では、例えば、インテリア装備品等の側に受け部などを形成しておけば、その受け部にブレーキレバー(30)の先端部であるグリップ部が収まるようになり、ブレーキレバー(30)とインテリア装備品等とに一体感が出て、美観を向上することができる。
【0021】
ブレーキレバー(30)が車室の前壁面を成すコンソールボックスなどに配されている場合、例えば、コンソールボックス側に受け部を形成しておけば、ブレーキレバーとコンソールボックスとの一体感が生じ、美観が向上するとともに、居住性が高まる。
【0022】
具体的には、組立調整機構は、ブラケット(20)またはブレーキレバー(30)の一方に形成される凸部(27)と、ブラケット(20)またはブレーキレバー(30)の他方に形成される阻止部(35)および許容部(36)とから成る。
【0023】
すなわち、凸部(27)はブラケット(20)またはブレーキレバー(30)の他方に突出している。ブレーキレバー(30)が作動位置にあるとき、阻止部(35)は、凸部(27)が前記略平行する方向に嵌合しようとするのを阻止する。それにより、ブレーキレバー(30)の前記略平行する方向へのガタツキを防止している。
【0024】
一方、ブレーキレバー(30)を作動位置から回動して解除位置にすると、許容部(36)は、凸部(27)が前記略平行する方向に嵌合するのを許容する。それにより、ブレーキレバー(30)が前記略平行する方向へ振れるようにし、解除位置において、ブレーキレバー(30)のグリップ部が受け部に収まるようになる。
【0025】
凸部(27)がブラケット(20)に形成され、阻止部(35)および許容部(36)がブレーキレバー(30)の基端部に形成され、ブラケット(20)の両側にブレーキレバー(30)の基端部が配され、そのブレーキレバー(30)の基端部側に凸部(27)がそれぞれ突出するようにしたものでは、ブレーキレバー(30)が作動位置にあるとき、阻止部(35)が凸部(27)の両側に対応していて、凸部(27)を前記略平行する方向の両側から挟むことで、ブレーキレバー(30)の前記略平行する方向へのガタツキを抑える。
【0026】
一方、ブレーキレバー(30)が解除位置にあるとき、阻止部(35)が凸部(27)から離れる一方、許容部(36)が凸部(27)に対応するようになり、凸部(27)の嵌合を許容する。凸部(27)が許容部(36)に嵌合することで、ブレーキレバー(30)のグリップ部が前記略平行する方向で両側に振れ、グリップ部の振れ幅のほぼ中心を狙って、ブレーキレバー(30)を組み立てる一方、受け部を配するようにすれば、ブレーキレバー(30)のグリップ部が多少振れた場合であっても受け部に収まるようになる。
【0027】
また、阻止部(35)がブレーキレバー(30)の基端部の壁面であり、許容部(36)がブレーキレバー(30)の基端部の壁面にブラケット(20)に対し離間する方向に凹設された嵌合凹部であるものでは、ブレーキレバー(30)の作動位置において、凸部(27)がブレーキレバー(30)の基端部の壁面である阻止部(35)に両側から挟まれることで、ブレーキレバー(30)の前記略平行する方向での両側のガタツキが防止される。
【0028】
一方、ブレーキレバー(30)の解除位置において、凸部(27)が嵌合凹部に対応して、その嵌合凹部に嵌合することで、ブレーキレバー(30)の前記略平行する方向での両側の振れが許容される。また、嵌合凹部の凹入量や凸部(27)の突出量を加減することで、ブレーキレバー(30)の振れ幅を調整することができる。
【0029】
許容部(36)は、前記嵌合凹部でなく、ブレーキレバー(30)の基端部の壁面に穿設された嵌合孔であってもよい。それにより、許容部(36)の成形がし易くなる。
【0030】
ブラケット(20)の本体あるいはブレーキレバー(30)の一方に形成される凸部(27)は、樹脂材により、ブラケット(20)の本体あるいはブレーキレバー(30)の本体と一体的になるように成形されている。それにより、樹脂製の凸部(27)が、ブラケット(20)の本体あるいはブレーキレバー(30)の阻止部(35)に摺接したり、許容部(36)に嵌合するときに、金属接触にならず、異音の発生を抑えることができる。
【0031】
一方、ブラケット(20)の本体またはブレーキレバー(30)の本体を切り起こすことで凸部(27)を成形することにより、凸部(27)を別部材で成形する必要がなく、部品点数や組立工数が増えるのを防止することができる。
【0032】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づき本発明の一実施の形態を説明する。
図1〜図12は本発明の一の実施の形態を示している。
図1は解除位置に戻した状態で示すブレーキレバーの取り付け状態側面図、図2は解除位置に戻した状態で示すブレーキレバーの取り付け状態斜視図、図3は作動位置に回動した状態で示すブレーキレバーの取り付け状態斜視図、図4は解除位置に戻した状態で示すブレーキレバーの取り付け状態の正面図、図5は解除位置に戻した状態で示すブレーキレバーの正面図、図6は図5のVI−VI線断面図である。
【0033】
図1〜図6に示すように、自動車のインストルメントパネル10の中央部に形成されたコンソールボックス12に、カーナビゲーション13、空調用空気吹き出しグリル14、オーディオ機器15、小物入れ16等が装備される。また、コンソールボックス12の、運転席側の側縁部(図示例では左側縁部)には、パーキングブレーキ装置のブレーキレバー30が配設される。このブレーキレバー30は、コンソールボックス12の、運転席側の側縁部に形成された切欠き状の凹部11に収容される解除位置A(図1の状態)と、その凹部11から脱出した作動位置B(図2の状態)との間を回動し得るようになっている。
【0034】
図7は図6のVII−VII線断面図、図8は図6のVIII−VIII線断面図である。
【0035】
図1〜図8に示すように、ブレーキレバー30の本体は鋼板製で、相互に組み合わせることで中空のグリップ部32を持つ一対のレバー本体31と、そのグリップ部32の外周面を被覆する合成樹脂製のグリップ40とから構成される。レバー本体31の基端部33は、コンソールボックス12の前面壁を貫通してその内部に達していて、インストルメントパネル10の支持用フレーム17に固着されたブラケット20に枢軸21を介して取り付けられる。枢軸21に巻着された巻ばね25により、ブレーキレバー30が解除位置Aに戻る方向に付勢されている。レバー本体31の基端部33には、図示しない作動レバーに連なるブレーキワイヤBWが接続される。
【0036】
前記ブラケット20には、枢軸21を中心とした扇形のラチェットギア23と、このラチェットギア23の一端に連なる平坦面24とが形成され、それらに順次係合し得る爪部53を一端に持ったラチェットポール52が枢軸51を介してレバー本体31に回動可能に取り付けられる。爪部53は、ブレーキレバー30の解除位置Aでは平坦面24に係合し、作動位置Bではラチェットギア23の何処かに係合するようになっている。
【0037】
また、ラチェットポール52は、第1付勢部材56によりその爪部53がラチェットギア23に係合する係合方向に付勢されている。第1付勢部材56の一端部57は、ラチェットポール52の他端部54に形成されたフック部55に係止しており、第1付勢部材56の他端部58は、レバー本体31に形成されたフック部39に係止している。
【0038】
ラチェットポール52の他端部54の方向に、レバー本体31のグリップ部32に収容されるリリース機構60のリリースロッド61の後端部62が延ばされ、そのリリースロッド61の後端部62に形成した軸部65に巻きばねである第2付勢部材66が巻着されている。リリースロッド61の中間部には長孔64が形成されている。長孔64にはピン部材37が相対移動可能に嵌合し、ピン部材37により、爪部53をラチェットギア23から外すリリース位置と爪部53をラチェットギア23に係合させる非リリース位置との間をリリースロッド61が案内移動可能に支持されている。
【0039】
第2付勢部材66の一端部67はラチェットポール52の他端部54の近傍位置まで延ばされている。ラチェットポール52は、解除操作時に他端部54に弾撥的に当接可能な第2付勢部材66の一端部67によりその爪部53がラチェットギア23から外れた非係合方向に付勢されている。
【0040】
また、第2付勢部材66の巻着部から一端部67まで延びる部位は、リリースロッド61に形成したフック部69に係止している。さらに、第2付勢部材66の他端部68は、レバー本体31に形成されたフック部38に係止している。それにより、第2付勢部材66は、リリースロッド61を図1において斜め上方向(第2付勢部材66の一端部67がラチェットポール52の他端部54から離れる方向)に付勢するとともに、リリースロッド61の後端部62をレバー本体31から浮かした状態に支持している。
【0041】
図1、図7および図8に示すように、グリップ部32の運転席側側面には、グリップ40に埋設されるガイド部材80が固設されており、このガイド部材80に解除ノブ70がリリースロッド61の軸方向に摺動自在に装着される。この解除ノブ70は、グリップ部32の側壁に設けられた下孔26を貫通して、リリースロッド61の前端部63に当接する押圧子71を備えている。
【0042】
ブレーキレバー30をその解除位置Aで収容するコンソールボックス12の前記凹部11は、運転席側の側面と、車体後方側の後面とが開放されており、したがって、解除ノブ70は、その凹部11の開放側面に対応したグリップ40の側面に配設されることになる。これに伴い、グリップ40の頭部と、それが対応する凹部の上端壁との間の隙間は、解除ノブ70に何等干渉されることなく、ブレーキレバー30の回動を許容するだけの小間隙とされる。凹部11の側壁および底壁とグリップ40との間には、グリップ40を把持するドライバの手の挿入を可能にするスペース18が設けられている。
【0043】
図9は作動位置に回動した状態で示すブレーキレバーの取り付け状態側面図、図10は図1のX−X線断面図、図11は図1のXI−XI線断面図であって、凸部と阻止部との対応関係を示す図、図12は図9のXII−XII線断面図であって、凸部と許容部との対応関係を示す図である。
【0044】
図10に示すように、ブレーキレバー30のレバー本体31の基端部33にはボス部38が形成され、ボス部38は、ブラケット20を両側から挟むようになっていて、枢軸21を中心としてレバー本体31の基端部33を回動可能にする一方、枢軸21と同一方向にレバー本体31の基端部33を移動不能にして、枢軸21の周辺でのレバー本体31のガタツキを防止している。
【0045】
図1、図6、図9、図11および図12に示すように、本装置は組立調整機構を備えている。当該組立調整機構は、ブレーキレバー30の作動位置では前記ブレーキレバー30の回動中心軸(枢軸21)と略平行する方向にブレーキレバー30が振れるのを抑え、かつ、ブレーキレバー30の解除位置では枢軸21と略平行する方向に前記ブレーキレバー30が振れるのを許容するものである。
【0046】
具体的には、組立調整機構は、ブラケット20またはブレーキレバー30の一方に形成され、ブラケット20またはブレーキレバー30の他方に突出する凸部27と、ブラケット20または前記ブレーキレバー30の他方に形成され、前記作動位置では凸部27が前記略平行する方向に嵌合不能な阻止部35および、前記解除位置では凸部27が前記略平行する方向に嵌合可能な許容部36とを有するものである。本実施の形態では、凸部27はブラケット20側に形成され、阻止部35および許容部36は、ブレーキレバー30側に形成されている。
【0047】
さらに、ブレーキレバー30のレバー本体31の基端部33は、ブレーキレバー30の回動中心軸と略平行する方向で両側からブラケット20を挟むようにして配設されており、凸部27は、ブラケット20の両側に配されたレバー本体31の基端部33側にそれぞれ突出するように形成されている。阻止部35および許容部36は、レバー本体31の基端部33に形成されている。
【0048】
阻止部35は、ブラケット20と対向するレバー本体31の基端部33の内壁面である。阻止部35は凸部27を前記略平行する方向で両側から挟むことで、ブレーキレバー30の作動位置においてレバー本体31の基端部33を枢軸21を中心にして回動可能にし、かつ、前記略平行する方向に移動不能にするように配設されている。
【0049】
許容部36は、レバー本体31の基端部33の内壁面にブラケット20に対し離間する方向に凹設された嵌合凹部である。すなわち、阻止部35が凸部27の厚みと同じ寸法の幅狭部であり、許容部36が凸部27の厚みの寸法に予定の振れ幅を含む寸法を加えた幅広部である。
【0050】
嵌合凹部である許容部36の凹入量および、凸部27の突出量を適宜設定することで、ブレーキレバー30の解除位置においてレバー本体31の基端部33が前記略平行する方向で両方向に振れる振れ幅を容易に調整可能な構成になる。
【0051】
図1に示すように、凸部27の周辺は扇形に形成され、許容部36の周辺は凸部27の周辺より大きめな扇形に形成されている。すなわち、扇形は、両端辺および、外側の円弧辺と内側の円弧辺とからなる。この扇形のかなめに相当する位置は、枢軸21の位置よりずれていて、ブレーキレバー30が解除位置から作動位置へ回動すると、回動し始めた直後に凸部27の扇形の両端辺の一方と内側の円弧辺とが阻止部35によって両側から挟まれるようになり、凸部27の2辺(端辺および内側の円弧辺)が阻止部35で抑えられることで、ブレーキレバー30が両方向に振れないようになり、ブレーキレバー30の操作時の安定性が保たれる。
【0052】
凸部27は、樹脂材により、ブラケット20と一体的になるように成形されている。樹脂材である凸部27はブラケット20に溶着されることでブラケット20と一体化されている。樹脂材が溶着し易いようにブラケット20には凹凸が施されている。ブラケット20の両面に樹脂材が相互に回り込むようにブラケット20に一または複数の貫通孔を穿設しても良い。
【0053】
これに対して、凸部27がブレーキレバー30の本体側に形成されるものでは、凸部27は同じく樹脂材により、ブレーキレバー30のレバー本体31の基端部33と一体的になるように成形されている。
【0054】
次に本実施の形態の作用を説明する。
図1および図2に示すように、ブレーキレバー30が解除位置Aにあるとき、コンソールボックス12の切欠き状の凹部11に収容されている。また、ラチェットポール52の爪部53は、平坦面24に係合している。リリースロッド61は非リリース位置にあって、リリースロッド61の後端部62に設けられた第2付勢部材66の一端部67はラチェットポール52の他端部54から離れており、ラチェットポール52は第1付勢部材56により図1において半時計方向に付勢されている。
【0055】
解除位置Aにあるブレーキレバー30を、ブレーキワイヤBWからの反力および巻ばね25の付勢力に抗して、車室内側に引くことで、解除位置Aから作動位置Bに回動すると、ラチェットポール52の爪部53が平坦面24からラチェットギア23に移動して、第1付勢部材56の付勢力により、ラチェットギア23に順次係合していき、作動位置Bではラチェットギア23の何処かに係合する。それにより、ブレーキレバー30は作動位置に拘束される。
【0056】
ブレーキレバー30が作動位置に拘束されているとき、ブレーキワイヤBWは引き込まれていることから、図外の制動部に制動力が生じている。
【0057】
ブレーキレバー30が作動位置に拘束されているとき、ブレーキレバー30をさらに車室内側に引く第1操作により、ラチェットポール52の爪部53とラチェットギア23との摩擦力が減少する。次に、解除ノブ70によって、第2付勢部材66の付勢力に抗して、リリースロッド61の前端部63を押して、リリースロッド61を非リリース位置からリリース位置に移動する第2操作をすると、第2付勢部材66の一端部67がラチェットポール52の他端部54に弾撥的に当接することで、ラチェットポール52の他端部54が受ける弾撥力が前記減少した摩擦力および第1付勢部材56の付勢力より大きいことから、ラチェットポール52が図1において時計方向に回動し、ラチェットポール52の爪部53がラチェットギア23から外れる。それにより、ブレーキレバー30の拘束が解除される。
【0058】
次に、巻ばね25の付勢力および、ブレーキワイヤBWの戻り力により、ブレーキレバー30を車室内側に引く方向D1とは反対方向D2に操作すれば、ブレーキレバー30が作動位置Bから解除位置Aに回動し、ブレーキワイヤBWは引き戻されることから、制動力が消滅するようになる。ブレーキレバー30を解除位置Aに戻した後に、解除ノブ70の操作を止めれば、リリースロッド61が第2付勢部材66の付勢力により、リリース位置から非リリース位置に戻り、第2付勢部材66の一端部67がラチェットポール52の他端部54から離れ、ラチェットポール52の爪部53が平坦面24に係合した元の状態に戻る。
【0059】
次に、組立調整機構の作用について説明する。
組立調整機構は、作動位置ではブレーキレバー30の回動中心軸と略平行する方向にブレーキレバー30が振れるのを抑える。それにより、ブレーキレバー30が車室内側に引かれた作動位置において、ブレーキレバー30の前記略平行する方向へのガタツキを防止することができる。
【0060】
本実施の形態のように、ブレーキレバー30が車室の前壁面を成すコンソールボックス12に配されている場合に、ブレーキレバー30の部品精度や組立精度によっては、コンソールボックス12に対してブレーキレバー30のズレが生じて、ブレーキレバー30とコンソールボックス12とに一体感が出ない場合があるが、組立調整機構は、解除位置では前記略平行する方向にブレーキレバー30の振れを許容する。それにより、ブレーキレバー30が車室内側から解除位置に倒された状態では、例えば、コンソールボックス12の側に受け部12aなどを形成しておけば、その受け部12aにブレーキレバー30の先端部であるグリップ部が収まるようになり、ブレーキレバー30とコンソールボックス12との一体感が生じ、美観が向上するとともに、居住性が高まる。
【0061】
具体的には、組立調整機構は、ブラケット20に形成される凸部27と、ブレーキレバー30に形成される阻止部35および許容部36とから成る。そして、凸部27はブレーキレバー30のレバー本体31の基端部33の内壁の方に突出している。ブレーキレバー30が作動位置にあるとき、レバー本体31の基端部33の内壁面である阻止部35は、凸部27を両側から挟むようになっていて、凸部27が前記略平行する方向(枢軸21の軸方向)に移動しようとするのを阻止する。それにより、ブレーキレバー30のレバー本体31の基端部33の前記略平行する方向へのガタツキを防止している。
【0062】
一方、ブレーキレバー30を作動位置から回動して解除位置にすると、許容部36と凸部27とが対応するようになり、許容部36に凸部27が嵌合可能になり、凸部27が前記略平行する方向(枢軸21の軸方向)に移動しようとするのを許容する。それにより、ブレーキレバー30のレバー本体31の基端部33が前記略平行する方向へ振れ可能になり、ブレーキレバー30の解除位置において、ブレーキレバー30のグリップ部32がコンソールボックス12の受け部12aに収まるようになる。
【0063】
本実施の形態では、ブラケット20の両側にブレーキレバー30のレバー本体31の基端部33が配され、その基端部33に形成された阻止部35および許容部36側に凸部27がそれぞれ突出するようになっているので、ブレーキレバー30が作動位置にあるとき、阻止部35が凸部27の両側に対応していて、凸部27を前記略平行する方向の両側から挟むことで、ブレーキレバー30の前記略平行する方向で両側へのガタツキを抑えることができる。
【0064】
一方、ブレーキレバー30が解除位置にあるとき、阻止部35が凸部27から離れる一方、許容部36が凸部27に対応するようになり、凸部27が許容部36に嵌合可能になることで、ブレーキレバー30のグリップ部32が前記略平行する方向で両側に振れ、グリップ部32の振れ幅のほぼ中心を狙って、ブレーキレバー30を組み立てる一方、受け部12aを配するようにすれば、ブレーキレバー30のグリップ部32が多少振れた場合であっても受け部12aに収まるようになる。
【0065】
また、阻止部35がブレーキレバー30のレバー本体31の基端部33の内壁面であるから、ブレーキレバー30の作動位置において、凸部27がブレーキレバー30のレバー本体31の基端部33の内壁面である阻止部35に両側から挟まれることで、ブレーキレバー30がいずれの作動位置にあっても、ブレーキレバー30の前記略平行する方向での両側のガタツキが防止される。
【0066】
さらに、許容部36がブレーキレバー30のレバー本体31の基端部33の内壁面にブラケット20に対し離間する方向に凹設された嵌合凹部であるから、ブレーキレバー30の解除位置において、凸部27が嵌合凹部に対応して、その嵌合凹部に嵌合することで、ブレーキレバー30の前記略平行する方向での両側の振れが許容されるとともに、例えば、嵌合凹部である許容部36の凹入量や凸部27の突出量を加減して、図11に示す隙間Sを設定することで、ブレーキレバー30の振れ幅を調整することができる。
【0067】
ブラケット20に一体的に形成される凸部27は樹脂製であり、ブレーキレバーのレバー本体31は金属製であることから、樹脂製の凸部27が、ブレーキレバー30のレバー本体31の基端部33である阻止部35に両側から挟まれながら摺接するとき、あるいは、樹脂製の凸部27がレバー本体31の許容部36に嵌合するときに、金属同士の接触にならず、異音の発生を抑えることができる。
【0068】
なお、前記実施の形態においては、許容部36は、前記ブレーキレバー30のレバー本体31の基端部33の壁面に穿設された嵌合孔であってもよい。それにより、許容部36の成形がし易くなる。
【0069】
また、凸部27は、ブラケット20の本体またはブレーキレバー30の本体を切り起こすことで成形されている。それにより、凸部27を別部材で成形する必要がなく、部品点数や組立工数が増えるのを防止することができる。
【0070】
さらに、実施の形態では、ブラケット20に凸部27を形成する一方、レバー本体31の基端部33に阻止部35および許容部36を形成するものを示したが、逆の態様であってもよい。すなわち、ブラケット20に許容部36を形成する場合には、許容部36として嵌合孔をブラケット20に形成するようにしてもよい。
【0071】
さらに、実施の形態においては、ブレーキレバー30が前記略平行する方向で両方向に振れるのを考慮して、レバー本体31の基端部33の両内壁面に許容部36をそれぞれ形成したが、仮に、ブレーキレバー30が前記略平行する方向で両方向の一方に振れるのを考慮すればよい場合には、レバー本体31の基端部33の両内壁面の一方に許容部36を形成し、その許容部36に対応する凸部27をブラケット20に形成すれば足りる。
【0072】
【発明の効果】
本発明に係るパーキングブレーキ装置によれば、ブレーキレバーが車室内側に引かれた作動位置では、ブレーキレバーの回動中心軸と略平行する方向にブレーキレバーが振れるのを抑える一方、ブレーキレバーが車室内側から解除位置に倒された状態では前記略平行する方向にブレーキレバーの振れを許容する組立調整機構を備えたので、ブレーキレバーの作動位置では、ブレーキレバーの前記略平行する方向へのガタツキを防止することができる一方、ブレーキレバーの解除位置では、例えば、インテリア装備品等の側に受け部などを形成しておけば、ブレーキレバーの部品精度や組立精度が多少低い場合であっても、その受け部にブレーキレバーの先端部であるグリップ部が収まるようになり、ブレーキレバーとインテリア装備品等とに一体感がでるようになり、相手側の装備品と密着した状態での装着も可能になり、美観を向上することができ、部品コストや組立コストを低減することができる。
【0073】
また、凸部が嵌合凹部である許容部に対応して、その嵌合凹部に嵌合することで、ブレーキレバーの前記略平行する方向での振れが許容されるようにしたので、嵌合凹部である許容部の凹入量や凸部の突出量を加減することで、ブレーキレバーの振れ幅を簡単に調整することができる。
【0074】
さらに、凸部を樹脂材によりブラケットと一体的に形成したので、樹脂製の凸部が、ブレーキレバーの本体側の阻止部に両側から挟まれながら摺接するとき、あるいは、樹脂製の凸部がブレーキレバーの本体側の許容部に嵌合するときに、金属同士の接触にならず、異音の発生を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るブレーキレバーの取り付け状態を示す側面図であり、ブレーキレバーを解除位置に戻した状態で示すものである。
【図2】本発明の一実施の形態に係るブレーキレバーを解除位置に戻した状態で示す取り付け状態斜視図である。
【図3】本発明の一実施の形態に係るブレーキレバーを作動位置に回動した状態で示す取り付け状態斜視図である。
【図4】本発明の一実施の形態に係るブレーキレバーを解除位置に戻した状態で示す取り付け状態の正面図である。
【図5】本発明の一実施の形態に係るブレーキレバーを解除位置に戻した状態で示す正面図である。
【図6】図5のVI−VI線断面図である。
【図7】図6のVII−VII線断面図である。
【図8】図6のVIII−VIII線断面図である。
【図9】本発明の一実施の形態に係るブレーキレバーの取り付け状態を示す側面図であり、ブレーキレバーを作動位置に回動した状態で示すものである。
【図10】図1のX−X線断面図である。
【図11】図1のXI−XI線断面図であって、凸部と阻止部との対応関係を示す図である。
【図12】図9のXII−XII線断面図であって、凸部と許容部との対応関係を示す図である。
【符号の説明】
BW…ブレーキワイヤ
10…インストルメントパネル
11…凹部
12…コンソールボックス
12a…受け部
13…カーナビゲーション
14…空調用空気吹き出しグリル
18…スペース
20…ブラケット
21…枢軸
23…ラチェットギア
24…平坦面
25…巻ばね
26…下孔
27…凸部
30…ブレーキレバー
31…レバー本体
32…グリップ部
33…基端部
35…阻止部
36…許容部
38…ボス部
37…ピン部材
40…グリップ
51…枢軸
52…ラチェットポール
53…爪部
54…他端部
56…第1付勢部材
60…リリース機構
61…リリースロッド
62…後端部
63…前端部
64…長孔
66…第2付勢部材
67…一端部
70…解除ノブ
71…押圧子
80…ガイド部材
Claims (6)
- 据付部材にブラケットを固設し、該ブラケットにブレーキレバーを解除位置と作動位置との間を回動可能なように支持し、該ブレーキレバーを車室内側に引いて、前記解除位置から前記作動位置に回動することにより、ブレーキワイヤを介して制動部に力を伝達して制動力を発生させるようにしたパーキングブレーキ装置において、
前記ブラケットとブレーキレバーとは、前記ブレーキレバーの回動中心軸と略平行する方向に相互に対向して配設され、
前記作動位置では前記略平行する方向に前記ブレーキレバーが振れるのを抑え、かつ、前記解除位置では前記略平行する方向に前記ブレーキレバーが振れるのを許容する組立調整機構を備え、
前記組立調整機構は、前記ブラケットまたはブレーキレバーの一方に形成され、前記ブラケットまたはブレーキレバーの他方に突出する凸部と、前記ブラケットまたは前記ブレーキレバーの他方に形成され、前記作動位置では前記凸部が前記略平行する方向に嵌合不能な阻止部および、前記解除位置では前記凸部が前記略平行する方向に嵌合可能な許容部とを有する
ことを特徴とするパーキングブレーキ装置。 - 据付部材にブラケットを固設し、該ブラケットにブレーキレバーを解除位置と作動位置との間を回動可能なように支持し、該ブレーキレバーを車室内側に引いて、前記解除位置から前記作動位置に回動することにより、ブレーキワイヤを介して制動部に力を伝達して制動力を発生させるようにしたパーキングブレーキ装置において、
前記ブレーキレバーの基端部は、該ブレーキレバーの回動中心軸と略平行する方向で両側から前記ブラケットを挟むようにして配設され、
前記作動位置では前記略平行する方向に前記ブレーキレバーが振れるのを抑え、かつ、前記解除位置では前記略平行する方向に前記ブレーキレバーが振れるのを許容する組立調整機構を備え、
前記組立調整機構は、前記ブラケットに形成され、該ブラケットの両側に配された前記ブレーキレバーの基端部側にそれぞれ突出する凸部と、前記ブレーキレバーの基端部に形成され、前記作動位置では前記凸部が前記略平行する方向に嵌合不能な阻止部および、前記解除位置では前記凸部が前記略平行する方向に嵌合可能な許容部とを有する
ことを特徴とするパーキングブレーキ装置。 - 前記阻止部は、前記ブラケットまたは前記ブレーキレバーの壁面であり、
前記許容部は、前記ブラケットまたは前記ブレーキレバーの壁面に前記ブラケットまたは前記ブレーキレバーに対し離間する方向に凹設された嵌合凹部であることを特徴とする請求項1に記載のパーキングブレーキ装置。 - 前記阻止部は、前記ブラケットまたは前記ブレーキレバーの壁面であり、
前記許容部は、前記ブラケットまたは前記ブレーキレバーの壁面に穿設された嵌合孔であることを特徴とする請求項1に記載のパーキングブレーキ装置。 - 前記凸部は、樹脂材により、前記ブラケットまたは前記ブレーキレバーと一体的になるように成形されることを特徴とする請求項1に記載のパーキングブレーキ装置。
- 前記凸部は、前記ブラケットまたは前記ブレーキレバーを切り起こすことで成形されることを特徴とする請求項1に記載のパーキングブレーキ装置。
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