JP3977822B2 - リクライニング機構のロック解除構造 - Google Patents

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Description

本発明は自動車用シートにおけるリクライニング機構のロック解除構造に関する。
従来の自動車用リャシートには、例えば、特開2000ー43625号公報に示すように、リクライニング機構によるシートバックのロック解除用解除レバーをシートバックの頂部等に設け、リクライニング機構の中央より外部に突出するリクライニング軸に解除プレートを固定し、この解除プレートと前記解除レバーとをケーブルで連結している。
また、ロック解除機構をリクライニング機構によって可動するシートバック側に設けて、シートバックの頂部に設けた解除レバーを操作することにより、リクライニング機構によるロックを解除するものもある。
特開2000ー43625号公報
前記従来品における解除レバーとリクライニング軸とを解除プレートを介してケーブルで連結したものはシートバックを前倒すると、ケーブルがたるみ、解除レバーが遊んでしまう不具合があった。
これはリクライニングのロック解除時に、解除プレートの位置がロック時と異なるためである。
一方、シートバック側にロック解除機構を設けたものは、シートバックが前傾又は後傾時など解除レバーとシートバック側に設けたロック解除機構の構成部材とを連結するケーブルの固定点と、解除レバーとの間の距離が相異するため、シートバックの傾斜位置により解除ストロークが変化する不具合があった。
そこで、本発明はシートバックの前倒れ時における解除レバーの遊びをなくし、また、解除レバーにおける解除ストロークを常に一定にさせることを目的とする。
以上の目的を達成するための本発明に係るリクライニング機構のロック解除機構は、回転させることによりリクライニング機構のロックを解除させるリクライニング軸と、 このリクライニング軸に一体に一端を固定した解除プレートと、シートの固定部材に基端を回動自在且つ解除プレートにバネの弾力でその略中間部が接合するリンクと、このリンクの先端と、前記固定部材に設けた取付ブラケットとの間に配設したケーブルAと、前記取付ブラケットと解除レバーとの間に設けたケーブルBとからなる構成である。
以上の構成により、ケーブルBを取付ブラケットに固定し、ケーブルAをリンクに固定しているので、解除レバーとの相対位置が常に一定になる。
また、前記リクライニング軸はリクライニング機構の左右より外方に突出状に設け、その一方に前記解除プレートを設け、他方に遠隔操作により前記リクライニング軸を回転させる遠隔操作機構を設けることにより、リクライニング装置に2系統で、各々単独で機能する解除機構を外歯タイプのいわゆるラウンドリクライニング装置、或いは、バウメル式リクライニング装置に使用できる。
本請求項1の発明によれば、リクライニング装置のロックを解除する解除レバーにおける解除ストロークを常に一定にさせることができ、ロック解除時の操作性を向上させることができる。
また、前記ロック解除してシートバックを前倒れした際に、解除レバーの遊びがない。
本請求項2の発明によれば、ロック解除が2系統で行うことができるため、ロック解除の操作位置が広範囲になり、ロック解除を容易に行うことができる。
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
図1はリクライニング機構の内側、図2は同外側を示し、このリクライニング機構はロアアーム30とアッパーアーム40との間にリクライナーRを有し、ロアアーム30はシートクッションを取付けるベースプレート、或いは、図3、図4に示すように車体に取付けるベースプレート32に、また、アッパーアーム40はシートバックSBのフレーム41に各々一体に締結されている。
以上のアッパーアーム40はロアアーム30に回動自在に枢着し、リクライナーRによってアッパーアーム40を前倒可能にロックしている。
このリクライナーRは、前記アッパーアーム40の回動中心であるリクライニング軸Sがアッパーアーム40、ロアアーム30の外側に突出するように配設され、このリクライニング軸Sを回転させることにより、リクライナーRによるアッパーアーム40のロアアーム30に対するロックが解除されるように構成されている。
リクライナーRは、リクライニング軸Sの両端が外部に突出するほかは、外歯歯車部、この内歯歯車部などからなるパウメル式リクライニング方式などその中心に配設したリクライニング軸Sを回転することによりロックが解除される周知の構造のものである。
図示するロアアーム30にはアッパーアーム40の外方に突出する固定ブラケット31が一体に固着され、この固定ブラケット31に対して、アッパーアーム30及びリクライニング軸Sは回転可能に取付けられ、この固定ブラケット31にリンク12の基端が枢支ピン12Aによって回転自在且つバネ13の弾力によって、図1の時計方向に付勢している。
このリンク12の先端には、図1に示すように、ケーブルA11Bが連結され、リンク12のリクライニング軸S側の略中間部には略U字状に切欠形成した押圧部12Bが設けてあり、この押圧部12Bがリクライニング軸Sと一体の解除プレート14に設けたピン14Aに前記バネ13の弾力によって当接するように配設されている。
前記ケーブルA11Bの他端は前記固定ブラケット31と一体の取付ブラケット31Aに挿通し、この取付ブラケット31Aと図4に示すシートバックSBの頂部に設けた解除レバー10との間にケーブルB11Aが連結され、解除レバー10の操作力がケーブルB11A、ケーブルA11Bを介してリンク12に伝達するように構成されている。
従って、バネ(不図示)によって付勢されている解除レバー10をそのバネの弾力に抗して操作するとリンク12が枢支ピン12Aを回転中心に回転してピン14Aを図1矢印方向であるA方向に回動させる。これにより、ピン14Aと一体の解除プレート14が回転し、リクライニング軸SBを回転させる。これにより、ロックが解除され、シートバックSBを前倒できる。
そして、ロック解除状態であるアンロック状態は解除レバー10に対する操作力を解除することにより、ロック状態に戻る。
しかし、リンク12はバネ13の弾力により、常に付勢されているため、解除レバー10はシートバックSBの傾動により連動して可動するが、所定位置に保持される。
即ち、ケーブルB11Aを取付ブラケット31A、ケーブルA11Bをリンク12に取付けているため、ケーブルA11Bによって解除レバー10とリンク12との相対位置を常に一定にしている。
そのため、解除プレートと解除レバーとを直接ケーブルで連結した従来品の如き、シートバックの前倒など前傾した際に、解除プレートと解除レバーとの間の距離が短くなって、ケーブルがたるみ、解除レバーに遊びが生じることがない。
一方、図2に示すように、リクライニング機構の外側には、運転席や図4に示すようにリャゲートからシートバックSBのロック解除を遠隔操作できるように、遠隔操作機構が設けてある。
この遠隔操作機構は、前記リクライニング機構の内側に設けたロック解除機構とは独立して作動するように前記リクライニング軸Sに設けてある。
従って、この遠隔操作機構を作動しても、これに連動して前記ロック解除機構のリンク12、ケーブルA11B、ケーブルB11A、解除レバー10は可動することがないように構成されている。
即ち、図4に示すようにリャゲートに設けた解除レバー20に一端を連結するケーブルC21は、他端を回動片22に連結し、回動片22はリクライニング軸Sに一体に固着した解除プレート23に締結部材22A、22Aによって締結して、解除レバー20を操作することにより、回動片22を介して解除プレート23を図2矢印方向であるA方向に可動させることにより、リクライニング軸Sを回動してロック解除できるようにしている。
そして、解除プレート23はばね24によって、リクライニング軸Sをロック方向に付勢している。
この遠隔操作によって前述の如く前記リクライニング機構の内側に設けたロック解除機構を構成しているため、解除レバー10等が動くことがなく、解除レバー10はその操作時のみに動く。
本発明の要部を示す側面図である。 図1の裏面側を示す側面図である。 図1の断面図である。 本発明を備える自動車用シートの斜視図である。
符号の説明
S…リクライニング軸、11A…ケーブルB、11B…ケーブルA、12…リンク、
13…バネ、14…解除プレート、31A…取付ブラケット、10…解除レバー、
30…シートの固定部材

Claims (2)

  1. 回転させることによりリクライニング機構のロックを解除させるリクライニング軸と、
    このリクライニング軸に一体に一端を固定した解除プレートと、
    シートの固定部材に基端を回動自在且つ前記解除プレートにバネの弾力でその略中間 部が接合するリンクと、
    このリンクの先端と、前記固定部材に設けた取付ブラケットとの間に配設したケーブ ルAと、
    前記取付ブラケットと解除レバーとの間に設けたケーブルBとからなるリクライニング 機構のロック解除構造。
  2. 前記リクライニング軸はリクライニング機構の左右より外方に突出状に設け、その一方に前記解除プレートを設け、他方に遠隔操作により前記リクライニング軸を回転させる遠隔操作機構を設けてなる請求項1のリクライニング機構のロック解除構造。
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