JP3875483B2 - パーキングブレーキの操作レバー装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、パーキングブレーキの操作レバー装置に関し、特に、車両のインストルメントパネルやセンターコンソール等のインテリア装備品に、パーキングブレーキの操作レバーを、それがパーキングブレーキを作動する作動位置と、パーキングブレーキの作動を解除する解除位置との間を回動し得るように取り付けると共に、該操作レバーが解除位置を占めるとき、それを収容する凹部を設け、もって操作レバー及びインテリア装備品の一体感を醸し出し、インテリア装備品の美観の向上を図るようにした、パーキングブレーキの操作レバー装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
かゝるパーキングブレーキの操作レバー装置は、例えば米国特許第3,990,322号明細書に開示されているように、既に知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来のパーキングブレーキの操作レバーは、それを作動位置から解除位置に戻す際に操作する解除ノブをグリップの頭部に突出状態で備えている(例えば実公平5−39975号公報参照)ので、このような操作レバーを前述のようにインテリア装備品に取り付けて、該操作レバーを、その解除位置でインテリア装備品の凹部に収容しようとすれば、解除ノブを操作するためのドライバの指を受容するスペースを該凹部に確保しなければならず、そのスペースがインテリア装備品と操作レバーの一体感を損ない、インテリア装備品の美観に悪影響を及ぼすことになる。
【0004】
本発明は、かゝる事情に鑑みてなされたもので、インテリア装備品として、インストルメントパネルの中央部に形成されたコンソールボックスを利用して、解除ノブを備える操作レバーとコンソールボックスとの一体感を醸し出すことができて、インテリア装備品の美観の向上に寄与し得ると共に、操作性の良好な、前記パーキングブレーキの操作レバー装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、車両のインテリア装備品に、パーキングブレーキ用操作レバーを、それがパーキングブレーキを作動する作動位置と、パーキングブレーキの作動を解除する解除位置との間を回動し得るように取り付けると共に、該操作レバーが解除位置を占めるとき、それを収容する凹部を設けた、パーキングブレーキの操作レバー装置において、インストルメントパネルの中央部に、その左右両側部よりも車体後方側に張出して上下方向に延びる前記インテリア装備品としてのコンソールボックスを形成し、そのコンソールボックスの運転席側の側縁部に、上部にグリップを有して下端部が枢軸に支持される前記操作レバーを上下方向に配設すると共に、該側縁部に、運転席側の側面と車体後方側の後面とが開放された切欠き状の前記凹部を設け、前記操作レバーを前記作動位置から解除位置に戻す際に操作する解除ノブを該操作レバーのグリップの、前記凹部の開放面に臨む周面に配設すると共に、その解除ノブの解除操作方向を該操作レバーの長手方向に沿う下向きとしたことを第1の特徴とする。
【0006】
この第1の特徴によれば、操作レバーがその解除位置ではコンソールボックスの凹部に収容され、しかも解除ノブが凹部の開放面に対応するグリップの周面に配設されることで、凹部内壁とグリップ頭部との間隙を、解除ノブに何等干渉されることなく狭めることが可能となり、コンソールボックス及び操作レバーの一体感を効果的に醸し出して、コンソールボックスの美観の向上を図ることができる。また解除ノブが凹部の開放面に対応するグリップの周面に存在しても、グリップを把持する際、グリップを把持した指をもって解除ノブを押し下げる操作を行うことが可能となり、即ち従来のように親指を態々グリップ頭部へ動かす必要がなく、解除ノブの操作性が良好となる。しかも操作レバーを解除位置から作動する際には、ドライバは該操作レバーのグリップを把持して手前へ引き寄せるものであるから、その操作性も良好である。
【0007】
さらに本発明は、第1の特徴に加えて、前記凹部内壁とグリップ頭部との間には、前記操作レバーの解除位置を規定して前記コンソールボックス及び操作レバーの外面を略面一にする位置決め手段を設けたことを第2の特徴とする。
【0008】
この第2の特徴によれば、コンソールボックス及び操作レバーの外面に連続性を与えて、コンソールボックス及び操作レバーの一体感を一層効果的に醸し出することができる。しかも位置決め手段はコンソールボックスの表面に現れないから、コンソールボックスの美観を保つ上に有利であると共に、前記凹部には、グリップを把持するドライバの指の挿入スペースを従前通り確保することができる。
【0009】
さらにまた本発明は、第1又は第2の特徴に加えて、前記グリップの頭部に、前記凹部の底面に向かって突出して、ドライバの該グリップに対する頭部側把持限界を規定する凸部を形成したことを第3の特徴とする。
【0010】
この第3の特徴によれば、ドライバがグリップを把持する際、ドライバの指がグリップの頭部から食み出ることを前記凸部により阻止することができ、したがって操作レバーを作動位置から解除位置に戻す際に、グリップを把持した指がグリップの頭部と前記凹部の内壁との間に挟まれることを未然に防ぐことができる。
【0011】
【実施例の形態】
本発明の実施の形態を、添付図面に示す本発明の実施例に基づいて説明する。
【0012】
図1〜図7は本発明の第1実施例を示すもので、図1は操作レバーを解除位置に戻した状態で示すパーキングブレーキの操作レバー装置の斜視図、図2は操作レバーを作動位置に回動した状態で示す同操作レバー装置の斜視図、図3は図1の正面図、図4は図3の4−4線断面図、図5は操作レバーを作動位置に回動した状態を示す、図4に対応した断面図、図6は図4の6−6線断面図、図7は図6の7−7線断面図である。図8は本発明の第2実施例を示す、図4に対応した断面図である。
【0013】
最初に、先ず、図1〜図7に示す本発明の第1実施例について説明する。先ず、図1〜図3において、自動車のインストルメントパネル1の中央部にその左右両側部よりも車体後方側に張り出して形成されたコンソールボックス2に、カーナビゲーション3、空調用空気吹き出しグリル4、オーディオ機器5、小物入れ6等が装備される。またコンソールボックス2の、運転席側の側縁部(図示例では右側縁部)には、パーキングブレーキ用の操作レバー10が上下方向に配設される。この操作レバー10は、コンソールボックス2の、運転席側の側縁部に形成された切欠き状の凹部11に収容される解除位置A(図1の状態)と、その凹部11から脱出した作動位置B(図2の状態)との間を回動し得るようになっている。
【0014】
図4及び図5に示すように操作レバー10は、鋼板製で上部に中空のグリップ部12aを持つレバー本体12と、そのグリップ部12aの外周面を被覆する合成樹脂製のグリップ13とから構成される。レバー本体12の下端部は、コンソールボックス2の前面壁を貫通してその内部に達していて、インストルメントパネル1の支持用フレーム7に固着されたブラケット14に枢軸15を介して取り付けられる。レバー本体12の下端部には図示しないパーキングブレーキの作動レバーに連なるブレーキワイヤ16が接続される。
【0015】
前記ブラケット14には、枢軸15を中心とした扇形のラチェットギヤ17と、このラチェットギヤ17の一端に連なる平坦面18とが形成され、それらに順次係合し得る爪部19aを一端に持ったラチェットポール19が支軸20を介してレバー本体12に回動可能に取り付けられる。爪部19aは、操作レバー10の解除位置Aでは平坦面18に係合し、作動位置Bではラチェットギヤ17の何処かに係合するようになっている。
【0016】
ラチェットポール19の他端には、レバー本体12のグリップ部12aに収容される連結ロッド21の一端がピボット連結され、その他端に形成されたフランジ21aと、グリップ部12aの内壁に突設された座片22との間に、連結ロッド21をラチェットポール19及びラチェットギヤ17の係合方向に付勢する作動ばね23が圧縮状態で装着される。
【0017】
図3、図6及び図7に示すように、グリップ部12aの運転席側側面には、グリップ13に埋設されるノブホルダ24が固着されており、このノブホルダ24に解除ノブ25が連結ロッド21の軸方向に摺動自在に装着される。この解除ノブ25は、グリップ部12aの側壁に設けられた長孔26を貫通して前記フランジ21aの外端面に当接する押圧子25aを備えている。
【0018】
ところで、操作レバー10をその解除位置Aで収容するコンソールボックス2の前記凹部11は、運転席側の側面と、車体後方側の後面とが開放されており、したがって、前記解除ノブ25は、その凹部11の開放側面に対応したグリップ13の側面に配設されることになる。これに伴い、グリップ13の頭部と、それが対向する前記凹部11の上端壁との間隙gは、解除ノブ25に何等干渉されることなく、操作レバー10の回動を許容するだけの小間隙とされる。凹部11の側壁及び底壁とグリップ13との間には、グリップ13を把持するドライバの手の挿入を可能にするスペース27が設けられる。
【0019】
またグリップ13の頭部と前記凹部11の上端壁との間には、操作レバー10の解除位置Aを規定する位置決め手段28が設けられる。この位置決め手段28は、凹部11の上端壁に隆起形成された突起29と、この突起29に当接すべくグリップ13の頭部に形成された段部30とで構成される。しかも、これら突起29及び段部30は、両者の当接により、操作レバー10の解除位置Aを決定したとき、コンソールボックス2の上面とグリップ13の上面とが略面一となるように配置される。
【0020】
さらにグリップ13には、グリップ13の頭部には、前記凹部11の底面に向かって突出して、ドライバの該グリップ13に対する頭部側把持限界を規定する凸部13aが形成される。
【0021】
次に、この実施例の作用について説明する。
【0022】
パーキングブレーキを作動する際には、ドライバはグリップ13を把持して手前に引き寄せることにより、操作レバー10を、図5に示すように作動位置Bへ回動し、ブレーキワイヤ16を牽引してパーキングブレーキを作動することができるので、その操作性が良好である。その際、解除ノブ25を操作しなくても、ラチェットポール19の爪部19aはラチェットギヤ17上を滑るのみで、操作レバー10の作動位置Bへの回動を邪魔しないが、操作レバー10を作動位置Bで停止すると、ラチェットギヤ17及びラチェットポール19が作動ばね23との協働により一方向係止機能を発揮して、操作レバー10は、そのときの回動位置、即ち作動位置Bでロックされる。
【0023】
パーキングブレーキの作動を解除するには、先ず、操作レバー10を一旦作動方向へ引き上げながら解除ノブ25を連結ロッド21側に押し下げることにより、連結ロッド21を作動ばね23の付勢力に抗して動かして、ラチェットポール19をラチェットギヤ17から離脱するように回動する。その状態で操作レバー10を前方へ、即ち図4の解除位置Aへ回動すれば、パーキングブレーキの作動を解除することができる。
【0024】
ところで、操作レバー10は、その解除位置Aではコンソールボックス2の凹部11に収容され、しかも解除ノブ25は凹部11の開放側面に対応するグリップ13の側面に配設されるので、凹部11の上端壁とグリップ13の頭部との間隙gを小間隙とすることが可能となり、その上、グリップ13の頭部と凹部11の上端壁との間に構成される位置決め手段28によって操作レバー10の解除位置Aが規定され、コンソールボックス2及びグリップ13の上面が略面一とされるので、コンソールボックス2及び操作レバー10の上面に連続性が与えられる。したがってコンソールボックス2及び操作レバー10の一体感を効果的に醸し出して、コンソールボックス2の美観の向上を図ることができる。しかも位置決め手段28はコンソールボックス2の表面に現れないから、コンソールボックス2の美観を保つ上に有利であると共に、凹部11には、グリップ13を把持するドライバの指の挿入スペース27を従前通り確保することができる。
【0025】
また解除ノブ25がグリップ13の周面に存在することから、グリップ13を把持する際、グリップ13を把持した指をもって解除ノブ25を操作することが可能となり、即ち従来のように親指を態々グリップ頭部へ動かす必要がなく、解除ノブ25の操作性が良好となる。
【0026】
さらにドライバが操作レバー10を作動位置Bから解除位置Aへ戻すべく、グリップ13を把持する際、ドライバは、グリップ13頭部の凹部11底面側に突出する凸部13aによってグリップ13に対する頭部側把持限界を感知することができ、したがって、ドライバが指Yをグリップ13の頭部から食み出させることはなく、その指Yがグリップ13の頭部と前記凹部11の内壁との間に挟まれることを未然に防ぐことができる。
【0027】
図8に示す本発明の第2実施例は、操作レバー10の解除位置Aを規定する位置決め手段28の構成において前実施例と異なる。即ち、この第2実施例における位置決め手段28は、操作レバー10のグリップ13の頭部に形成された突起29′と、操作レバー10の解除位置Aでこの突起29′を受け止めるべくコンソールボックス2の凹部11の上端壁に形成される段部30′とで構成される。その他の構成は、前実施例と同様であるので、図8中、前実施例との対応部分には同一の参照符号を付して、その説明を省略する。
【0028】
本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更が可能である。
【0029】
【発明の効果】
以上のように本発明の第1の特徴によれば、車両のインテリア装備品に、パーキングブレーキ用操作レバーを、それがパーキングブレーキを作動する作動位置と、パーキングブレーキの作動を解除する解除位置との間を回動し得るように取り付けると共に、該操作レバーが解除位置を占めるとき、それを収容する凹部を設けた、パーキングブレーキの操作レバー装置において、インストルメントパネルの中央部に、その左右両側部よりも車体後方側に張出して上下方向に延びる前記インテリア装備品としてのコンソールボックスを形成し、そのコンソールボックスの運転席側の側縁部に、上部にグリップを有して下端部が枢軸に支持される前記操作レバーを上下方向に配設すると共に、該側縁部に、運転席側の側面と車体後方側の後面とが開放された切欠き状の前記凹部を設け、前記操作レバーを前記作動位置から解除位置に戻す際に操作する解除ノブを該操作レバーのグリップの、前記凹部の開放面に臨む周面に配設すると共に、その解除ノブの解除操作方向を該操作レバーの長手方向に沿う下向きとしたので、操作レバーがその解除位置でコンソールボックスの凹部に収容され、しかも解除ノブが凹部の開放面に対応するグリップの周面に配設されることで、凹部内壁とグリップ頭部との間隙を、解除ノブに何等干渉されることなく狭めることが可能となり、コンソールボックス及び操作レバーの一体感を効果的に醸し出して、コンソールボックスの美観の向上を図ることができる。また解除ノブが前記凹部の開放面に対応したグリップの周面に存在しても、グリップを把持する際、グリップを把持した指をもって解除ノブを押し下げる操作を行うことが可能となり、即ち従来のように親指を態々グリップ頭部へ動かす必要がなく、解除ノブの操作性が良好となる。しかも操作レバーを解除位置から作動する際には、ドライバは該操作レバーのグリップを把持して手前へ引き寄せるものであるから、その操作性も良好である。
【0030】
また本発明の第2の特徴によれば、前記凹部内壁とグリップ頭部との間には、前記操作レバーの解除位置を規定して前記コンソールボックス及び操作レバーの外面を略面一にする位置決め手段を設けたので、コンソールボックス及び操作レバーの外面に連続性を与えて、コンソールボックス及び操作レバーの一体感を一層効果的に醸し出することができる。しかも位置決め手段はコンソールボックスの表面に現れないから、コンソールボックスの美観を保つ上に有利であると共に、前記凹部には、グリップを把持するドライバの指の挿入スペースを従前通り確保することができる。
【0031】
さらにまた本発明の第3の特徴によれば、前記グリップの頭部に、前記凹部の底面に向かって突出して、ドライバの該グリップに対する頭部側把持限界を規定する凸部を形成したので、ドライバがグリップを把持する際、ドライバの指がグリップの頭部から食み出ることを前記凸部により阻止することができ、したがって操作レバーを作動位置から解除位置に戻す際に、グリップを把持した指がグリップの頭部と前記凹部の内壁との間に挟まれることを未然に防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例に係るパーキングブレーキの操作レバー装置の斜視図で、操作レバーを解除位置に戻した状態で示す。
【図2】 操作レバーを作動位置に回動した状態で示す同操作レバー装置の斜視図。
【図3】 図1の正面図。
【図4】 図3の4−4線断面図。
【図5】 操作レバーを作動位置に回動した状態を示す、図4に対応した断面図。
【図6】 図4の6−6線断面図。
【図7】 図6の7−7線断面図。
【図8】 本発明の第2実施例を示す、図4に対応した断面図。
【符号の説明】
A・・・・操作レバーの解除位置
B・・・・操作レバーの作動位置
2・・・・コンソールボックス
10・・・操作レバー
11・・・凹部
13・・・グリップ
13a・・凸部
25・・・解除ノブ
28・・・位置決め手段
Claims (3)
- 車両のインテリア装備品(2)に、パーキングブレーキ用操作レバー(10)を、それがパーキングブレーキを作動する作動位置(B)と、パーキングブレーキの作動を解除する解除位置(A)との間を回動し得るように取り付けると共に、該操作レバー(10)が解除位置(A)を占めるとき、それを収容する凹部(11)を設けた、パーキングブレーキの操作レバー装置において、
インストルメントパネル(1)の中央部に、その左右両側部よりも車体後方側に張出して上下方向に延びる前記インテリア装備品としてのコンソールボックス(2)を形成し、そのコンソールボックス(2)の運転席側の側縁部に、上部にグリップ(13)を有して下端部が枢軸(15)に支持される前記操作レバー(10)を上下方向に配設すると共に、該側縁部に、運転席側の側面と車体後方側の後面とが開放された切欠き状の前記凹部(11)を設け、前記操作レバー(10)を前記作動位置(B)から解除位置(A)に戻す際に操作する解除ノブ(25)を該操作レバー(10)のグリップ(13)の、前記凹部(11)の開放面に対応する周面に配設すると共に、その解除ノブ(25)の解除操作方向を該操作レバー(10)の長手方向に沿う下向きとしたことを特徴とする、パーキングブレーキの操作レバー装置。 - 請求項1に記載のパーキングブレーキの操作レバー装置において、
前記凹部(11)内壁とグリップ(13)頭部との間には、前記操作レバー(10)の解除位置(A)を規定して前記コンソールボックス(2)及び操作レバー(10)の外面を略面一にする位置決め手段(28)を設けたことを特徴とする、パーキングブレーキの操作レバー装置。 - 請求項1又は2に記載のパーキングブレーキの操作レバー装置において、
前記グリップ(13)の頭部に、前記凹部(11)の底面に向かって突出して、ドライバの該グリップ(13)に対する頭部側把持限界を規定する凸部(13a)を形成したことを特徴とする、パーキングブレーキの操作レバー装置。
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