JPH0220460A - パーキングブレーキの操作装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ａ、　産業上の利用分野 本発明はパーキングブレーキの操作装置に関するもので
ある。

ｂ、　従来の技術 乗用車等では、ステッキ型パーキングブレーキが広く採
用されている。第５図および第６図は、このようなステ
ッキ型パーキングブレーキの代表的な操作装置を示して
いる。

この操作装置は、車体フレーム等にブラケットｌが設置
され、ハンドル２がインストルメントパネルの下方に配
置されている。このハンドル２には、操作ロフト３の一
端が固着されている。操作ロッド３は、ガイドフレーム
４に対して摺動自在に配設され、該ガイドフレーム４は
ブラケット１に保持されている。操作ロッド３の他端は
、レバー５に回動可能に連結されている。このレバー５
は、ブラケット１に揺動可能に支持され、該レバー５の
支点附近にはブ■／−キワイヤ６の一端が係止されてい
る。したがって、ハンドル２を手前に引寄せると、操作
ロッド３はハンドル２と共に引出すれレバー５が第５図
において、矢印方向に揺動され、それによってブレーキ
ワイヤ６が引かれ、図示しないブレーキシューが作動さ
れてブレーキ作用が行われる。

また、第６図に拡大して示したように、操作ロッド３に
は、周面の母線に沿ってラチェット歯７が形成されてお
り、一方ガイドフレーム４にはラチェット爪８が配設さ
れている。したがって、上記引出された操作ロッド３は
、そのラチェット歯７がラチェット爪８に係合され、引
出された位置でロックされる。

上記ブレーキ作用を解除するには、まずハンドル２を４
５度程度回動させ、ラチェット歯７をラチェット爪８か
ら解放する。すると、図示しないスプリングの付勢力に
よってレバー５と共に操作ロッド３は復帰される。

Ｃ０発明が解決しようとする課題 上記したように、従来のステッキ型パーキングブレーキ
では１、パーキングブレーキ作動状態において、ハンド
ル２を回動させるだけでブレーキ作動の解除が行える。

このことは、バーキンダブ１ノーキ作動状態において、
誤って人体、物等がハンドル２に触れ、該ハンドル２を
回動させてしまった場合にはブレーキ作動が解除されて
しまうことにもなり好ましくないわ そこで、本発明の目的は、誤ってブレーキハンドルに触
れてもブレーキが解除されることなく、操作を確実に行
うことのできるパーキングブレーキの操作装置を提供す
ることにある。

ｄ、　諜庇を解決するための手段 本発明は上記！ｌＢを解決するため、車体に設けられた
ブラケットに装着されたラチェット歯を有するラチェッ
トプレートと、このラチェットブレ・−トに上端を軸支
され、かつ下端部にプッシュボタンを有するグリップを
設げた操作レバーと、この操作レバーに軸支され、かつ
上記ラチェットプレートのラチェット歯に係合するラチ
ェット爪と、上記プッシュボタンの作動によりグリップ
内を軸方向にスライドする部材と、このスライド部材と
上記ラチェット爪との間を連結した解除用ロッド棒とを
備え、上記プッシュボタンの作動によりＪ。

記ラチェット爪の係合を解除するようにスライド部材を
配設し、かつ操、作レバーの回動によりブレーキの作動
および解除を行なうようにブレーキのコントロールケー
ブルを配設したことにある。

ｅ、　作用 グリップを持って操作レバーを手前に引くと、操作レバ
ーが回動してブレーキワイヤが引かれ、ブレーキ作動状
態となる。このとき、ラチェット爪はその位置でラチェ
ット歯に係合し、操作レバーをロックさせる。

次に、ブレーキを解除する場合には、ブツシュ。

ボタンを押してラチェット爪のラチェット歯との係合を
解除する。そして、グリップを持って操作レバーを押し
込むと、操作レバーが回動してブレーキワイヤを弛緩さ
せブレーキを解除する。

ｒ。　実施例 第１図および第２図は本発明に係るパーキングブレーキ
の操作装置を示したものである。

この操作装置１０は、ブラケット１１によって車体フレ
ーム等に取付けられ、インス１ルメントパネルの下方に
配置される、 操作装置１０は、ブラケット１１下面に取付けられたラ
チェット歯１２ａを有するラチェットプレート１２と、
４このラチェットプレート１２にピン１３を介して」二
端部を回動可能に軸支された操作レバー１４と、この操
作レバー１４のグリップ１５に設けられたプッシュボタ
ン１Ｇと、」；記操作レバー１４に軸支されると共に上
記ラチェット歯１２ａに係合するラチェット歯１７と、
このラチェット爪１７の係合をプツシ１ボタン１Ｇの操
作により解除する解除用ロッド１８とを備えている。

上記ラチェットプレート１２はビン１３を中心とする円
弧状に形成されており、上記ラチ！−”／ト爪１７と係
合するように形成されている。

上記操作レバー１４はコ字型のフレームの下端部にグリ
ップ１５を装着したもので、グリップ１５内にプッシュ
ボタン１６の操作で軸方向に摺動するスライド部材１９
が内装されている。スライド部材１９はグリップ１５に
内装されたスプリング２０によって常時付勢されている
。」−記スライド部材１９にはラチェット爪１７に一端
を連結した解除用ロッド棒１Ｂの他端が連結されている
。ブレーキを作動するコントロールケーブル２１はアウ
ターケーブル２２とインナーケーブル２３とから構成さ
れ、それぞれ端子２２ａ。

２３ａを介してアウターケーブル２２は取付ブラケット
２４と共にブラケット１１に装着され、インナーケーブ
ル２３は操作レバー１４にビン（図示せず）を介して装
着されている。

上記プッシュボタン１６とスライド部材１９について第
３図および第４図（ａ）　（ｔ））により説明する。

スライド部＠１９は軸方向に対してカム面を構成する斜
面２６が形成されており、該斜面２６にガイド溝２６ａ
が形成され、このガイド溝２６ａの内側をあり溝２７に
形成しである。一方、プッシュボタン１６は先端に上記
あり溝２７に係合する膨出部１６ａが設けられ、斜面２
６のガイド溝２６ａに沿ってスライドするものである。

次に、上記パーキングブレーキの作用を説明する。

ブレーキを作動させるときはグリップ１５を手前に引く
と、操作レバー１４が回動してブレーキのコントロール
ケーブル２１のインナーケーブル２３が引かれブレーキ
が作動状態となる。

このとき、グリップ１５を離すことでラチェット爪１７
がラチェット歯１２ａに係合し、操作レバー１４をその
位置に保持する。

次に、ブレーキを解除するときは、プッシュボタン１６
を押すと、スライド部材１９が移動し、解除用ロッド棒
１８を介してラチェット爪１７を回動するヵこれによっ
て、ラチェット爪１７がラチェット歯１２ａから離れロ
ックが解除される。そＬ７て、グリップ１５を押し込む
と、ブレーキのインナーケーブル２３が弛緩し、ブレー
キの作動が解除される。

ｇ、　発明の効果 以上述べたように本発明のバーキングブし・−キの操作
装置によれば、プッシュボタンを押して操作レバーを操
作することで、ブレーキが解除されるので、ブレーキの
解除操作が確実である。

【図面の簡単な説明】

第１図および第２図は本発明に係るパーキングブレーキ
の操作装置を示し、第１図は斜視図、第２図は正面図で
ある。第３図はプッシュボタンおよびスライド部材を分
解して示す斜視図、第４図（ａ）［有］）はプッシュボ
タンの作動状態を示し、第４図（樽はプッシュボタン作
動時を示す断面図、第４図（ロ）はプッシュボタン非作
動時を示す断面図である。 第５図は従来のステッキ型パーキングブレーキの操作装
置を示す斜視図、第６図は第５図のガイドフレーム部分
を一部を断面にして示す拡大図である。 １０・・・操作装置、　　　　１１・・・ブラケット、
１２・・・ラチェットプレート、 １４・・・操作レバー、　　　１５・・・グリップ、１
６・・・プッシュボタン、　１７・・・ラチェット爪、
１８・・・解除用ロッド、　　１９・・・スライド部材
、２１・・・コントロールケーブル。 第 図 第 図 第 図 第 図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　車体に設けられたブラケットに装着されたラチェット
   歯を有するラチェットプレートと、このラチェットプレ
   ートに上端を軸支され、かつ下端部にプッシュボタンを
   有するグリップを設けた操作レバーと、この操作レバー
   に軸支され、かつ上記ラチェットプレートのラチェット
   歯に係合するラチェット爪と、上記プッシュボタンの作
   動によりグリップ内を軸方向にスライドする部材と、こ
   のスライド部材と上記ラチェット爪との間を連結した解
   除用ロッド棒とを備え、上記プッシュボタンの作動によ
   り上記ラチェット爪の係合を解除するようにスライド部
   材を配設し、かつ操作レバーの回動によりブレーキの作
   動および解除を行なうようにブレーキのコントロールケ
   ーブルを配設したことを特徴とするパーキングブレーキ
   の操作装置。