JP2001301684A - 自転車用シフト制御装置 - Google Patents
自転車用シフト制御装置Info
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- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62K—CYCLES; CYCLE FRAMES; CYCLE STEERING DEVICES; RIDER-OPERATED TERMINAL CONTROLS SPECIALLY ADAPTED FOR CYCLES; CYCLE AXLE SUSPENSIONS; CYCLE SIDE-CARS, FORECARS, OR THE LIKE
- B62K23/00—Rider-operated controls specially adapted for cycles, i.e. means for initiating control operations, e.g. levers, grips
- B62K23/02—Rider-operated controls specially adapted for cycles, i.e. means for initiating control operations, e.g. levers, grips hand actuated
- B62K23/06—Levers
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62M—RIDER PROPULSION OF WHEELED VEHICLES OR SLEDGES; POWERED PROPULSION OF SLEDGES OR SINGLE-TRACK CYCLES; TRANSMISSIONS SPECIALLY ADAPTED FOR SUCH VEHICLES
- B62M25/00—Actuators for gearing speed-change mechanisms specially adapted for cycles
- B62M25/02—Actuators for gearing speed-change mechanisms specially adapted for cycles with mechanical transmitting systems, e.g. cables, levers
- B62M25/04—Actuators for gearing speed-change mechanisms specially adapted for cycles with mechanical transmitting systems, e.g. cables, levers hand actuated
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Y10T74/20—Control lever and linkage systems
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- Y10T74/2042—Flexible transmitter [e.g., Bowden cable] and hand operator
- Y10T74/20426—Slidable
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- Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
- Transmissions By Endless Flexible Members (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【課題】 ライダーの親指を正確に配置する必要なく、
シフト操作が可能な自転車用シフト制御装置の提供。 【解決手段】 シフト制御ケーブルを制御し得るよう
に、軸（Ｘ）回りを回転可能とされた制御部材と、該制
御部材から離間した位置に当接部を有し且つホームポジ
ションとシフトポジションとの間で変位し得るように設
けられた動作部材と、複数のラチェットギアを有し、動
作部材のホームポジションからシフトポジションへの変
位を制御部材の回転変位に変換するトランスミッション
と、操作力入力面と操作力伝達面とを有し、動作部材に
対して移動可能に取り付けられた中間部材とを備え、操
作力入力面は、ライダーからの操作力を入力し得るよう
に構成され、操作力伝達面は、動作部材をホームポジシ
ョンからシフトポジションに変位させるべく、動作部材
の当接部に操作力を伝達するように構成されている。
シフト操作が可能な自転車用シフト制御装置の提供。 【解決手段】 シフト制御ケーブルを制御し得るよう
に、軸（Ｘ）回りを回転可能とされた制御部材と、該制
御部材から離間した位置に当接部を有し且つホームポジ
ションとシフトポジションとの間で変位し得るように設
けられた動作部材と、複数のラチェットギアを有し、動
作部材のホームポジションからシフトポジションへの変
位を制御部材の回転変位に変換するトランスミッション
と、操作力入力面と操作力伝達面とを有し、動作部材に
対して移動可能に取り付けられた中間部材とを備え、操
作力入力面は、ライダーからの操作力を入力し得るよう
に構成され、操作力伝達面は、動作部材をホームポジシ
ョンからシフトポジションに変位させるべく、動作部材
の当接部に操作力を伝達するように構成されている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、シフト制御ケーブ
ルを介してシフト機構を操作する自転車用シフト制御装
置に関する。詳しくは、本発明は、シフト制御ケーブル
を巻取り又は繰り出す制御部材が、自動的に一のホーム
ポジションへ復帰する第１シフトレバーによって巻取り
方向（ケーブル引張方向）に回転され、且つ、前記一の
ホームポジションとは別のホームポジションへ自動的に
復帰する第２シフトレバーによって繰り出し方向（ケー
ブル開放方向）へ回転されるように構成されてなる自転
車用シフト制御装置に関する。
ルを介してシフト機構を操作する自転車用シフト制御装
置に関する。詳しくは、本発明は、シフト制御ケーブル
を巻取り又は繰り出す制御部材が、自動的に一のホーム
ポジションへ復帰する第１シフトレバーによって巻取り
方向（ケーブル引張方向）に回転され、且つ、前記一の
ホームポジションとは別のホームポジションへ自動的に
復帰する第２シフトレバーによって繰り出し方向（ケー
ブル開放方向）へ回転されるように構成されてなる自転
車用シフト制御装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】シフト制御ケーブルを介してシフト機構
を操作する上記形式の自転車用シフト制御装置は、米国
特許Ｎｏ．５，９２１，１３８に開示されている。該自
転車用シフト制御装置は、シフト制御ケーブルの引張及
び開放を制御すべく、ハンドルバーの近傍において自転
車に装着される制御部材（制御部本体）を備えている。
前記制御部材には、第１及び第２レバーが移動可能に連
結されている。該第１レバーの移動は、前記制御部材に
対してシフト制御ケーブルを引張るように作用し、他
方、前記第２レバーの移動は前記制御部材に対してシフ
ト制御ケーブルを開放するように作用する。詳しくは、
前記第１レバー及び第２レバーの一方は、制御部材に揺
動可能に連結されており、且つ、前記第１レバー及び第
２レバーの他方は、前記制御部材に対して直線状に移動
し得るように連結されている。該直線状に移動するよう
に構成された線状変位レバーは、該線状変位レバーの微
少な線状変位によって前記制御部材を操作可能とすべ
く、トランスミッション機構に連結されている。該トラ
ンスミッション機構は、共通平面内に配設された複数の
ラチェットギアを有しており、前記線状変位レバーの移
動経路（動作経路）は、前記共通平面に対して平行とさ
れている。
を操作する上記形式の自転車用シフト制御装置は、米国
特許Ｎｏ．５，９２１，１３８に開示されている。該自
転車用シフト制御装置は、シフト制御ケーブルの引張及
び開放を制御すべく、ハンドルバーの近傍において自転
車に装着される制御部材（制御部本体）を備えている。
前記制御部材には、第１及び第２レバーが移動可能に連
結されている。該第１レバーの移動は、前記制御部材に
対してシフト制御ケーブルを引張るように作用し、他
方、前記第２レバーの移動は前記制御部材に対してシフ
ト制御ケーブルを開放するように作用する。詳しくは、
前記第１レバー及び第２レバーの一方は、制御部材に揺
動可能に連結されており、且つ、前記第１レバー及び第
２レバーの他方は、前記制御部材に対して直線状に移動
し得るように連結されている。該直線状に移動するよう
に構成された線状変位レバーは、該線状変位レバーの微
少な線状変位によって前記制御部材を操作可能とすべ
く、トランスミッション機構に連結されている。該トラ
ンスミッション機構は、共通平面内に配設された複数の
ラチェットギアを有しており、前記線状変位レバーの移
動経路（動作経路）は、前記共通平面に対して平行とさ
れている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】前記線状変位レバーは
ハンドルバーに対して直交する方向に移動するようにな
っており、従って、適切に操作するためには、ライダー
は、自らの親指を前記線状変位レバーの真っ正面に配置
しておき、該レバーをハンドルバーに直交する方向へ押
動しなければならない。しかしながら、制御装置を操作
するために自らの親指を正確に配置しなければならない
ことは、ライダーにとって、特に、競技中においては望
ましいことではない。従って、適切な操作をするため
に、線状変位レバーの正面に正確に親指を配置する必要
の無い前記タイプのシフト制御装置が望まれる。
ハンドルバーに対して直交する方向に移動するようにな
っており、従って、適切に操作するためには、ライダー
は、自らの親指を前記線状変位レバーの真っ正面に配置
しておき、該レバーをハンドルバーに直交する方向へ押
動しなければならない。しかしながら、制御装置を操作
するために自らの親指を正確に配置しなければならない
ことは、ライダーにとって、特に、競技中においては望
ましいことではない。従って、適切な操作をするため
に、線状変位レバーの正面に正確に親指を配置する必要
の無い前記タイプのシフト制御装置が望まれる。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、ライダーの親
指を正確に配置する必要なく、シフト操作を行うことが
できる自転車用シフト制御装置を提供する。本発明の一
つの形態においては、シフト制御ケーブルを介してシフ
ト機構を操作する自転車用シフト制御装置であって前記
シフト制御ケーブルを制御し得るように、軸（Ｘ）回り
を回転可能とされた制御部材と、該制御部材から離間し
た位置に当接部を有し且つホームポジションとシフトポ
ジションとの間で変位し得るように設けられた動作部材
と、複数のラチェットギアを有し、前記動作部材のホー
ムポジションからシフトポジションへの変位を前記制御
部材の回転変位に変換するトランスミッションと、操作
力入力面と操作力伝達面とを有し、前記動作部材に対し
て移動可能に取り付けられた中間部材とを備え、前記操
作力入力面は、ライダーからの操作力を入力し得るよう
に構成され、前記操作力伝達面は、前記動作部材をホー
ムポジションからシフトポジションに変位させるべく、
該動作部材の前記当接部に操作力を伝達するように構成
されていることを特徴とする自転車用シフト制御装置を
提供する。
指を正確に配置する必要なく、シフト操作を行うことが
できる自転車用シフト制御装置を提供する。本発明の一
つの形態においては、シフト制御ケーブルを介してシフ
ト機構を操作する自転車用シフト制御装置であって前記
シフト制御ケーブルを制御し得るように、軸（Ｘ）回り
を回転可能とされた制御部材と、該制御部材から離間し
た位置に当接部を有し且つホームポジションとシフトポ
ジションとの間で変位し得るように設けられた動作部材
と、複数のラチェットギアを有し、前記動作部材のホー
ムポジションからシフトポジションへの変位を前記制御
部材の回転変位に変換するトランスミッションと、操作
力入力面と操作力伝達面とを有し、前記動作部材に対し
て移動可能に取り付けられた中間部材とを備え、前記操
作力入力面は、ライダーからの操作力を入力し得るよう
に構成され、前記操作力伝達面は、前記動作部材をホー
ムポジションからシフトポジションに変位させるべく、
該動作部材の前記当接部に操作力を伝達するように構成
されていることを特徴とする自転車用シフト制御装置を
提供する。
【０００５】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しつつ説明する。図１〜図７は、本発明
に係る自転車用シフト制御装置１０５の一実施形態を示
す図である。これらの図に示されるように、自転車用シ
フト制御装置１０５は、シフト制御ケーブル１０４を引
張及び開放（巻取り及び繰り出し）できるように構成さ
れている。自転車用シフト制御装置１０５には、取付ブ
ラケット１０３（取付部材）が備えられている。該取付
ブラケット１０３には、ハンドルバー１０１に取付ブラ
ケット１０３を公知の方法で締結するために、該ハンド
ルバー１０１の外周に適合する環状の取付スリーブ１０
３Ａが備えられている。この自転車用シフト制御装置１
０５におけるアーム形状の直線状にスライドする線状動
作部材２２０は（図４〜図７を参照）、ネジ２２８によ
り取付ブラケット１０３に装着された中間ブラケット２
２７にスライド可能に取付られている。線状動作部材２
２０は、ハンドルバー１０１の下方に配置され、当接部
２０１を形成する端部２０１において終焉している。操
作力入力面２０３と操作力伝達面２０４と互いに平行に
離間された取付部２０６及び２０８とを備え、操作タブ
２０２の形態をなす中間部材は、対応する平行に離間し
且つ中間ブラケット２２７上に配設された取付部２１０
及び２１２に、ピボットシャフト２１６とＣ型クリップ
とを介して枢着されている。このピボットシャフト２１
６は、各取付部２０６、２０８、２１０及び２１２に設
けられた開口部２２２、２２４、２２６及び２２５を通
るように延びている。操作タブ２０２と略同じ構成を有
する装飾用キャップ２３２（図１、２参照）は、親指に
よる操作によって表面の外形又は傾きを変化させること
ができるように、操作タブ２０２と同様に中間ブラケッ
ト２２７の取付部２１０及び２１２に枢着されるか、又
は、操作タブ２０２に被せられる。
て、図面を参照しつつ説明する。図１〜図７は、本発明
に係る自転車用シフト制御装置１０５の一実施形態を示
す図である。これらの図に示されるように、自転車用シ
フト制御装置１０５は、シフト制御ケーブル１０４を引
張及び開放（巻取り及び繰り出し）できるように構成さ
れている。自転車用シフト制御装置１０５には、取付ブ
ラケット１０３（取付部材）が備えられている。該取付
ブラケット１０３には、ハンドルバー１０１に取付ブラ
ケット１０３を公知の方法で締結するために、該ハンド
ルバー１０１の外周に適合する環状の取付スリーブ１０
３Ａが備えられている。この自転車用シフト制御装置１
０５におけるアーム形状の直線状にスライドする線状動
作部材２２０は（図４〜図７を参照）、ネジ２２８によ
り取付ブラケット１０３に装着された中間ブラケット２
２７にスライド可能に取付られている。線状動作部材２
２０は、ハンドルバー１０１の下方に配置され、当接部
２０１を形成する端部２０１において終焉している。操
作力入力面２０３と操作力伝達面２０４と互いに平行に
離間された取付部２０６及び２０８とを備え、操作タブ
２０２の形態をなす中間部材は、対応する平行に離間し
且つ中間ブラケット２２７上に配設された取付部２１０
及び２１２に、ピボットシャフト２１６とＣ型クリップ
とを介して枢着されている。このピボットシャフト２１
６は、各取付部２０６、２０８、２１０及び２１２に設
けられた開口部２２２、２２４、２２６及び２２５を通
るように延びている。操作タブ２０２と略同じ構成を有
する装飾用キャップ２３２（図１、２参照）は、親指に
よる操作によって表面の外形又は傾きを変化させること
ができるように、操作タブ２０２と同様に中間ブラケッ
ト２２７の取付部２１０及び２１２に枢着されるか、又
は、操作タブ２０２に被せられる。
【０００６】自転車用シフト制御装置１０５の回転動作
部材１３０もまた、ハンドルバー１０１の下に延在して
いる。ボタンの形態をなす回転動作部材１３０の操作部
１３２は、タブ２０２の下方右側に配置されている。そ
の結果、双方の動作部材（線状動作部材２２０と回転動
作部材１３０）は、ハンドルバー１０１を把持した状態
の手の親指で操作することができる。
部材１３０もまた、ハンドルバー１０１の下に延在して
いる。ボタンの形態をなす回転動作部材１３０の操作部
１３２は、タブ２０２の下方右側に配置されている。そ
の結果、双方の動作部材（線状動作部材２２０と回転動
作部材１３０）は、ハンドルバー１０１を把持した状態
の手の親指で操作することができる。
【０００７】図３に示されるように、自転車用シフト制
御装置１０５は、支軸１０８と枢支ピン１５２とを備え
た爪支持プレート１０６を有しており、これらは全て、
装着ボルト１０７、ワッシャー１０７Ａ及びナット１０
９によって取付ブラケット１０３に強固に固定されてい
る。巻取本体１７０の形態をなす制御部材は、前記支軸
１０８の回りに回転可能に取り付けられている。第１ト
ランスミッションとして使用される第１ラチェット機構
１５０は、線状動作部材２２０の変位を巻取本体１７０
に伝達し、該巻取本体１７０を支軸回り一方へ回転させ
る。また、第２トランスミッションとして使用される第
２ラチェット機構１６０は、回転動作部材１３０の変位
を巻取本体１７０に伝達し、該巻取本体１７０を支軸回
り他方へ回転させる。本実施形態においては、回転動作
部材１３０の変位により、巻取本体１７０がケーブル１
０４を巻取ることとなり、且つ、線状動作部材２２０の
変位により、巻取本体１７０がケーブル１０４を繰り出
すこととなる。
御装置１０５は、支軸１０８と枢支ピン１５２とを備え
た爪支持プレート１０６を有しており、これらは全て、
装着ボルト１０７、ワッシャー１０７Ａ及びナット１０
９によって取付ブラケット１０３に強固に固定されてい
る。巻取本体１７０の形態をなす制御部材は、前記支軸
１０８の回りに回転可能に取り付けられている。第１ト
ランスミッションとして使用される第１ラチェット機構
１５０は、線状動作部材２２０の変位を巻取本体１７０
に伝達し、該巻取本体１７０を支軸回り一方へ回転させ
る。また、第２トランスミッションとして使用される第
２ラチェット機構１６０は、回転動作部材１３０の変位
を巻取本体１７０に伝達し、該巻取本体１７０を支軸回
り他方へ回転させる。本実施形態においては、回転動作
部材１３０の変位により、巻取本体１７０がケーブル１
０４を巻取ることとなり、且つ、線状動作部材２２０の
変位により、巻取本体１７０がケーブル１０４を繰り出
すこととなる。
【０００８】前記巻取本体１７０は、ドラム部１６９を
備えてなり、該ドラム部１６９は、自転車のフロント又
はリアに配設されたシフト機構（図示せず）からのシフ
ト制御ケーブル１０４がワイヤー溝に沿って引っ張られ
るように構成されている。支軸１０８に対して前方又は
後方に回転することにより、巻取本体１７０は、シフト
制御ケーブル１０４を巻取り又は繰り出す。巻取本体１
７０は、駆動プレート１７１と共に一体的に回転するよ
うに、該駆動プレート１７１に取り付けられている。図
６及び図７に示されるように、駆動プレート１７１は、
複数の駆動ギア１７３と複数の位置保持ギア１７２とを
有してなり、これら全てのギアは、図４及び図５に示さ
れるように、共通の平面Ｔ内に配設されている。
備えてなり、該ドラム部１６９は、自転車のフロント又
はリアに配設されたシフト機構（図示せず）からのシフ
ト制御ケーブル１０４がワイヤー溝に沿って引っ張られ
るように構成されている。支軸１０８に対して前方又は
後方に回転することにより、巻取本体１７０は、シフト
制御ケーブル１０４を巻取り又は繰り出す。巻取本体１
７０は、駆動プレート１７１と共に一体的に回転するよ
うに、該駆動プレート１７１に取り付けられている。図
６及び図７に示されるように、駆動プレート１７１は、
複数の駆動ギア１７３と複数の位置保持ギア１７２とを
有してなり、これら全てのギアは、図４及び図５に示さ
れるように、共通の平面Ｔ内に配設されている。
【０００９】線状動作部材２２０は、線状動作部材２２
０の爪操作端部２５８に配置されたローラー支持部２５
４及び２５６間に、ピボットシャフト２６０及びＣ型ク
リップ２７０を介して回転可能に取り付けられた爪押圧
ローラー２５０を有している。前記ピボットシャフト２
６０は、各ローラー支持部２５４、２５６に設けられた
開口部２６４及び２６６をそれぞれ通るように延びてい
る。線状動作部材２２０は、リリースプレート２７４、
スライドシム２７６、２７８及びリリースプレートブッ
シュ２８０の間において、中間ブラケット２２７にスラ
イド可能に取付られている。これらのリリースプレート
２７４、スライドシム２７６、２７８及びリリースプレ
ートブッシュ２８０は、リリースプレート２７４、スラ
イドシム２７６、２７８及びリリースプレートブッシュ
２８０にそれぞれ設けられた開口部２８４、２８６，２
８８，２９０と、中間ブラケット２２７に設けられた対
向する２対の開口部２９２（図３においては２個のみが
示されている。）とに挿通されるボルト２８２（図３に
おいて１個のみが示されている。）を介して、中間ブラ
ケット２２７に取り付けられている。線状動作部材２２
０は、また、線状動作部材２２０のスライド動作がボル
ト２８２によって妨害されないように、ボルト２８２を
受け入れるための長孔２９４を有している。
０の爪操作端部２５８に配置されたローラー支持部２５
４及び２５６間に、ピボットシャフト２６０及びＣ型ク
リップ２７０を介して回転可能に取り付けられた爪押圧
ローラー２５０を有している。前記ピボットシャフト２
６０は、各ローラー支持部２５４、２５６に設けられた
開口部２６４及び２６６をそれぞれ通るように延びてい
る。線状動作部材２２０は、リリースプレート２７４、
スライドシム２７６、２７８及びリリースプレートブッ
シュ２８０の間において、中間ブラケット２２７にスラ
イド可能に取付られている。これらのリリースプレート
２７４、スライドシム２７６、２７８及びリリースプレ
ートブッシュ２８０は、リリースプレート２７４、スラ
イドシム２７６、２７８及びリリースプレートブッシュ
２８０にそれぞれ設けられた開口部２８４、２８６，２
８８，２９０と、中間ブラケット２２７に設けられた対
向する２対の開口部２９２（図３においては２個のみが
示されている。）とに挿通されるボルト２８２（図３に
おいて１個のみが示されている。）を介して、中間ブラ
ケット２２７に取り付けられている。線状動作部材２２
０は、また、線状動作部材２２０のスライド動作がボル
ト２８２によって妨害されないように、ボルト２８２を
受け入れるための長孔２９４を有している。
【００１０】リリースプレート２７４は、バネ取付部２
９８を有している。戻りバネ３００の一端はバネ取付部
２９８に取り付けられ、且つ、他端は、開口部３０４を
介して線状動作部材２２０の取付部２５６に取り付けら
れている。戻りバネ３００は、図４及び図６に示される
ホームポジションＨＰ１に線状動作部材２２０を付勢し
ている。
９８を有している。戻りバネ３００の一端はバネ取付部
２９８に取り付けられ、且つ、他端は、開口部３０４を
介して線状動作部材２２０の取付部２５６に取り付けら
れている。戻りバネ３００は、図４及び図６に示される
ホームポジションＨＰ１に線状動作部材２２０を付勢し
ている。
【００１１】第１ラチェット機構１５０は、爪支持プレ
ート１０６から延びる枢支ピン１５２に回転可能に装着
された第１爪１５１と、駆動プレート１７１の外周面に
形成された複数の位置保持ギア１７２と、第１爪１５１
を時計回り方向（図６，図７参照）であって位置保持ギ
ア１７２に係合する方向に駆動させるバネ１５３と、か
ら構成されている。第１爪１５１は、位置保持ギア１７
２と係合するための爪頂部１５１Ａ、１５１Ｂと、線状
動作部材２２０の爪押圧ローラー２５０に係合するため
の爪操作部１５１Ｃと、を有している。第１ラチェット
機構１５０の動きは、米国特許（ＵＳ５，９２１，１３
８）に開示された自転車用シフト制御装置と同じであ
る。即ち、先ず、ホームーポジション（図６）におい
て、操作タブ２０２に操作力を入力すると、戻りバネ３
００の保有弾性に抗して線状動作部材２２０が第１爪１
５１の方向へ移動し、これに伴い、爪押圧ローラー２５
０が第１爪１５０の爪操作部１５１Ｃを押圧する。これ
により、第１爪１５１が反時計回りに回転し、爪頂部１
５１Ａと位置保持ギア１７２との係合が外れることにな
る。 このとき、ケーブルの緊張によってケーブルが開
放される方向（反時計回りの方向）に付勢されている駆
動プレート１７１は、反時計回りに回転する。この駆動
プレート１７１の回転は、第１爪１５１の爪頂部１５１
Ｂと、一つ手前にある（周方向左隣にある）位置保持ギ
ア１７２とが係合するまで行われる。尚、前記爪頂部１
５１Ｂと位置保持ギア１７２とが係合すると、駆動プレ
ート１７１の回転が一時的に停止される。この状態がシ
フトポジションである（図７）。操作タブ２０２を操作
力を除くと、戻りバネ３００によって線状動作部材２２
０がホームポジションに復帰し、これに伴って、第１爪
１５１もホームポジションに復帰する。このとき、位置
保持ギア１７２と爪頂部１５１Ｂとの係合が外れ、一つ
奥にある（周方向右隣にある）位置保持ギア１７２と爪
頂部１５１Ａとが係合するまで駆動プレート１７１は反
時計回りに回転することになる。この回転に伴って、巻
取本体１７０は、ケーブルを開放する方向に位置保持ギ
ア１７２一個分だけ回転することになる。尚、線状動作
部材２２０の動作経路は、ラチェットギア平面Ｔと略平
行である。
ート１０６から延びる枢支ピン１５２に回転可能に装着
された第１爪１５１と、駆動プレート１７１の外周面に
形成された複数の位置保持ギア１７２と、第１爪１５１
を時計回り方向（図６，図７参照）であって位置保持ギ
ア１７２に係合する方向に駆動させるバネ１５３と、か
ら構成されている。第１爪１５１は、位置保持ギア１７
２と係合するための爪頂部１５１Ａ、１５１Ｂと、線状
動作部材２２０の爪押圧ローラー２５０に係合するため
の爪操作部１５１Ｃと、を有している。第１ラチェット
機構１５０の動きは、米国特許（ＵＳ５，９２１，１３
８）に開示された自転車用シフト制御装置と同じであ
る。即ち、先ず、ホームーポジション（図６）におい
て、操作タブ２０２に操作力を入力すると、戻りバネ３
００の保有弾性に抗して線状動作部材２２０が第１爪１
５１の方向へ移動し、これに伴い、爪押圧ローラー２５
０が第１爪１５０の爪操作部１５１Ｃを押圧する。これ
により、第１爪１５１が反時計回りに回転し、爪頂部１
５１Ａと位置保持ギア１７２との係合が外れることにな
る。 このとき、ケーブルの緊張によってケーブルが開
放される方向（反時計回りの方向）に付勢されている駆
動プレート１７１は、反時計回りに回転する。この駆動
プレート１７１の回転は、第１爪１５１の爪頂部１５１
Ｂと、一つ手前にある（周方向左隣にある）位置保持ギ
ア１７２とが係合するまで行われる。尚、前記爪頂部１
５１Ｂと位置保持ギア１７２とが係合すると、駆動プレ
ート１７１の回転が一時的に停止される。この状態がシ
フトポジションである（図７）。操作タブ２０２を操作
力を除くと、戻りバネ３００によって線状動作部材２２
０がホームポジションに復帰し、これに伴って、第１爪
１５１もホームポジションに復帰する。このとき、位置
保持ギア１７２と爪頂部１５１Ｂとの係合が外れ、一つ
奥にある（周方向右隣にある）位置保持ギア１７２と爪
頂部１５１Ａとが係合するまで駆動プレート１７１は反
時計回りに回転することになる。この回転に伴って、巻
取本体１７０は、ケーブルを開放する方向に位置保持ギ
ア１７２一個分だけ回転することになる。尚、線状動作
部材２２０の動作経路は、ラチェットギア平面Ｔと略平
行である。
【００１２】回転動作部材１３０は、第２アーム部１３
１と、第２操作部１３２と、爪支持部１３３とを備えて
なる。前記第２操作部１３２は、指で操作できるよう
に、前記第２アーム部１３１の先端部に形成されてい
る。バネ１１１は、回転動作部材１３０と操作部１３２
とを、図４に示されるホームポジションＨＰ２に付勢す
べく、ワッシャー１０７Ａと爪支持部１３３との間に連
結されている。回転動作部材１３０の動作経路は、ラチ
ェットギア平面Ｔと略平行である。
１と、第２操作部１３２と、爪支持部１３３とを備えて
なる。前記第２操作部１３２は、指で操作できるよう
に、前記第２アーム部１３１の先端部に形成されてい
る。バネ１１１は、回転動作部材１３０と操作部１３２
とを、図４に示されるホームポジションＨＰ２に付勢す
べく、ワッシャー１０７Ａと爪支持部１３３との間に連
結されている。回転動作部材１３０の動作経路は、ラチ
ェットギア平面Ｔと略平行である。
【００１３】第２ラチェット機構１６０は、爪支持部１
３３から延びる枢支ピン１６２に回転可能に装着された
第２爪１６１と、駆動プレート１７１の外周面に形成さ
れた多数の駆動ギア１７３と、第２爪１６１を時計回り
方向（図６，図７参照）であって駆動ギア１７３に係合
する方向に駆動させるバネ１６３とで構成されている。
３３から延びる枢支ピン１６２に回転可能に装着された
第２爪１６１と、駆動プレート１７１の外周面に形成さ
れた多数の駆動ギア１７３と、第２爪１６１を時計回り
方向（図６，図７参照）であって駆動ギア１７３に係合
する方向に駆動させるバネ１６３とで構成されている。
【００１４】回転動作部材１３０が図４及び図５に示さ
れるホームポジションＨＰ２の状態にあるとき、第２爪
１６１の爪頂部１６１Ａは、中間バケット２２７の棚部
２２７Ｄに載っており、これによって、第２爪１６１は
駆動プレート１７１から離反している。第２ラチェット
機構１６０の動きもまた、米国特許５，９２１、１３８
に開示されたシフト制御装置と同じである。即ち、ホー
ムポジションにおいて、回転動作部材１３０の第２操作
部１３２を押込可能距離だけ押動させると、第２爪１６
１は回転動作部材１３０の中心部１３０Ａを中心軸とし
て回転する。この回転に伴って、第２爪１６１は、図６
に示される状態から、駆動プレート１７１の周面に沿っ
て、時計回りに所定距離だけ移動する。このとき、第２
爪１６１はバネ１６３（図３）によって時計回り（図
６）に回転するように付勢されているため、該第２爪１
６１の爪頂部１６１Ａは、棚部２７２Ｄを降りて駆動プ
レート１７１周面を摺動することになる。そして、この
爪頂部１６１Ａは、駆動ギア１７３に当接すると、該駆
動ギア１７３を時計回り方向に押し込み、駆動プレート
１７１を時計回り方向（ケーブルが巻き取られる方向）
に回転させる。この状態がシフトポジションである。押
込可能距離は、第１爪１５１の爪頂部１５１Ａと係合す
る位置保持ギア１７２が一つ手前にある（周方向左隣り
にある）位置保持ギア１７２にずれる距離に設定されて
おり、駆動プレート１７１及び巻取本体１７０は、ケー
ブルを巻取る方向に位置保持ギア１７２一個分だけ回転
することになる。第２操作部１３２を操作力を除くと、
バネ１１１によって第２爪１６１は駆動プレート１７１
の周面に沿って反時計回りに移動し、爪頂部１６１Ａは
棚部２７２Ｄ上に収まり、第２ラチェット機構１６０
は、ホームポジションに復帰することになる。尚、図６
においては、巻取本体１７０の回転によってケーブルが
完全に巻き上げられた状態が示されている。
れるホームポジションＨＰ２の状態にあるとき、第２爪
１６１の爪頂部１６１Ａは、中間バケット２２７の棚部
２２７Ｄに載っており、これによって、第２爪１６１は
駆動プレート１７１から離反している。第２ラチェット
機構１６０の動きもまた、米国特許５，９２１、１３８
に開示されたシフト制御装置と同じである。即ち、ホー
ムポジションにおいて、回転動作部材１３０の第２操作
部１３２を押込可能距離だけ押動させると、第２爪１６
１は回転動作部材１３０の中心部１３０Ａを中心軸とし
て回転する。この回転に伴って、第２爪１６１は、図６
に示される状態から、駆動プレート１７１の周面に沿っ
て、時計回りに所定距離だけ移動する。このとき、第２
爪１６１はバネ１６３（図３）によって時計回り（図
６）に回転するように付勢されているため、該第２爪１
６１の爪頂部１６１Ａは、棚部２７２Ｄを降りて駆動プ
レート１７１周面を摺動することになる。そして、この
爪頂部１６１Ａは、駆動ギア１７３に当接すると、該駆
動ギア１７３を時計回り方向に押し込み、駆動プレート
１７１を時計回り方向（ケーブルが巻き取られる方向）
に回転させる。この状態がシフトポジションである。押
込可能距離は、第１爪１５１の爪頂部１５１Ａと係合す
る位置保持ギア１７２が一つ手前にある（周方向左隣り
にある）位置保持ギア１７２にずれる距離に設定されて
おり、駆動プレート１７１及び巻取本体１７０は、ケー
ブルを巻取る方向に位置保持ギア１７２一個分だけ回転
することになる。第２操作部１３２を操作力を除くと、
バネ１１１によって第２爪１６１は駆動プレート１７１
の周面に沿って反時計回りに移動し、爪頂部１６１Ａは
棚部２７２Ｄ上に収まり、第２ラチェット機構１６０
は、ホームポジションに復帰することになる。尚、図６
においては、巻取本体１７０の回転によってケーブルが
完全に巻き上げられた状態が示されている。
【００１５】爪押圧ローラー２５０が爪操作部１５１Ｃ
を押圧することによって線状動作部材２２０は爪１５１
を作動させることから、爪１５１を作動させるために
は、微少な移動（例えば、９ｍｍ）が必要とされる。操
作タブ２０２の操作力入力面２０３は、水平軸Ｈに対し
て傾斜しており、本実施形態において、前記水平軸Ｈ
は、ラチェットギア平面Ｔに略平行とされている。これ
によって、操作タブ２０２は、例え、ライダーの親指か
ら垂下方向の操作力が加わっても、図４及び図５に示さ
れるように反時計回りに回転することになる。爪１５１
を作動させるために微細な移動が必要とされること及び
操作タブ２０２が傾斜しているという特質の結果とし
て、ライダーがハンドルバー１０１に対して直交する方
向に押動することやライダーの親指を正確に配置する必
要も無く、操作タブ２０２によって、線状動作部材２２
０は動作し得る。実際、線状動作部材２２０は、自転車
用シフト制御装置１０５のフロント表面に沿って、親指
をスライドさせることによってさえ動作され得る。
を押圧することによって線状動作部材２２０は爪１５１
を作動させることから、爪１５１を作動させるために
は、微少な移動（例えば、９ｍｍ）が必要とされる。操
作タブ２０２の操作力入力面２０３は、水平軸Ｈに対し
て傾斜しており、本実施形態において、前記水平軸Ｈ
は、ラチェットギア平面Ｔに略平行とされている。これ
によって、操作タブ２０２は、例え、ライダーの親指か
ら垂下方向の操作力が加わっても、図４及び図５に示さ
れるように反時計回りに回転することになる。爪１５１
を作動させるために微細な移動が必要とされること及び
操作タブ２０２が傾斜しているという特質の結果とし
て、ライダーがハンドルバー１０１に対して直交する方
向に押動することやライダーの親指を正確に配置する必
要も無く、操作タブ２０２によって、線状動作部材２２
０は動作し得る。実際、線状動作部材２２０は、自転車
用シフト制御装置１０５のフロント表面に沿って、親指
をスライドさせることによってさえ動作され得る。
【００１６】上記においては、本発明の種々の実施形態
を説明したが、本発明の要旨、技術的範囲を超えること
の無い範囲において、種々の変形が可能である。例え
ば、線状動作部材２２０は、ケーブルが繰り出される方
向に巻取本体１７０を回転させてもよく、回転動作部材
１３０は、ケーブルが巻き取られる方向に巻取本体１７
０を回転させてもよい。所望により、動作部材２２０は
回転変位するように構成されていてもよく、動作部材１
３０は、上記操作タブ２０２と共に、スライドして直線
状に変位するように構成されていてもよい。両方の動作
部材２２０と１３０とが、各々の操作タブ２０２ととも
にスライドする線状動作部材２２０であっても良い。上
記実施形態において、線状動作部材２２０の動作経路
は、ラチェットギア平面Ｔに略平行とされたが、その経
路は、適宜設計変更可能であり、例えば、プラス／マイ
ナス３０度まで傾斜する場合であっても良い。
を説明したが、本発明の要旨、技術的範囲を超えること
の無い範囲において、種々の変形が可能である。例え
ば、線状動作部材２２０は、ケーブルが繰り出される方
向に巻取本体１７０を回転させてもよく、回転動作部材
１３０は、ケーブルが巻き取られる方向に巻取本体１７
０を回転させてもよい。所望により、動作部材２２０は
回転変位するように構成されていてもよく、動作部材１
３０は、上記操作タブ２０２と共に、スライドして直線
状に変位するように構成されていてもよい。両方の動作
部材２２０と１３０とが、各々の操作タブ２０２ととも
にスライドする線状動作部材２２０であっても良い。上
記実施形態において、線状動作部材２２０の動作経路
は、ラチェットギア平面Ｔに略平行とされたが、その経
路は、適宜設計変更可能であり、例えば、プラス／マイ
ナス３０度まで傾斜する場合であっても良い。
【００１７】このように、本発明の技術的範囲は、開示
された特別な構成に限定されるものでは無く、それどこ
ろか、従属請求項によって決定されるものでもない。勿
論、図面の参照を容易にするため、請求の範囲において
符号が用いられたが、そのような符号によって添付図面
の構成に本発明が限定されることを意図するものでも無
い。
された特別な構成に限定されるものでは無く、それどこ
ろか、従属請求項によって決定されるものでもない。勿
論、図面の参照を容易にするため、請求の範囲において
符号が用いられたが、そのような符号によって添付図面
の構成に本発明が限定されることを意図するものでも無
い。
【００１８】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、ライダ
ーの親指を正確に配置することを必要とせずに動作部材
を変位させることができ、この変位によってトランスミ
ッションを制御できるので、ライダーが苦労することな
く、容易にシフト操作を行うことができる。
ーの親指を正確に配置することを必要とせずに動作部材
を変位させることができ、この変位によってトランスミ
ッションを制御できるので、ライダーが苦労することな
く、容易にシフト操作を行うことができる。
【図１】ハンドルバーに装着された本発明に係る自転車
用シフト制御装置の一実施形態を示す上面図。
用シフト制御装置の一実施形態を示す上面図。
【図２】自転車用シフト制御装置の前面図。
【図３】自転車用シフト制御装置の分解図。
【図４】非動作状態の自転車用シフト制御装置の断面
図。
図。
【図５】動作状態の線状動作部材を示す自転車用シフト
制御装置の断面図。
制御装置の断面図。
【図６】ホームポジションにある線状動作部材を示す下
面側から見た詳細図。
面側から見た詳細図。
【図７】シフトポジションにある線状動作部材を示す下
面側から見た詳細図。
面側から見た詳細図。
１０３・・・取付ブラケット（取付部材） １３０・・・回転動作部材（動作部材） １５０・・・第１ラチェット機構（第１トランスミッショ
ン） １６０・・・第２ラチェット機構（第２トランスミッショ
ン） １７０・・・巻取本体（制御部材） １７１、１７２・・・ラチェットギア ２０１・・・当接部 ２０２・・・操作タブ（中間部材） ２０３・・・操作力入力面 ２０４・・・操作力伝達面 ２２０・・・線状動作部材（動作部材）
ン） １６０・・・第２ラチェット機構（第２トランスミッショ
ン） １７０・・・巻取本体（制御部材） １７１、１７２・・・ラチェットギア ２０１・・・当接部 ２０２・・・操作タブ（中間部材） ２０３・・・操作力入力面 ２０４・・・操作力伝達面 ２２０・・・線状動作部材（動作部材）
Claims (7)
- 【請求項１】 シフト制御ケーブルを介してシフト機構
を操作する自転車用シフト制御装置であって、 前記シフト制御ケーブルを制御し得るように、軸（Ｘ）
回りを回転可能とされた制御部材と、 該制御部材から離間した位置に当接部を有し且つホーム
ポジションとシフトポジションとの間で変位し得るよう
に設けられた動作部材と、 複数のラチェットギアを有し、前記動作部材のホームポ
ジションからシフトポジションへの変位を前記制御部材
の回転変位に変換するトランスミッションと、 操作力入力面と操作力伝達面とを有し、前記動作部材に
対して移動可能に取り付けられた中間部材とを備え、 前記操作力入力面は、ライダーからの操作力を入力し得
るように構成され、前記操作力伝達面は、前記動作部材
をホームポジションからシフトポジションに変位させる
べく、該動作部材の前記当接部に操作力を伝達するよう
に構成されていることを特徴とする自転車用シフト制御
装置。 - 【請求項２】 シフト制御ケーブルを介してシフト機構
を操作する自転車用シフト制御装置であって、 前記シフト制御ケーブルを制御し得るように、軸（Ｘ）
回りを回転可能とされた制御部材と該制御部材から離間
した位置に当接部を有し且つ第１ホームポジションと第
１シフトポジションとの間で直線状に変位し得るように
設けられた線状動作部材と、 第１操作部と操作力伝達面とを有し、線状動作部材に対
して移動可能に取り付けられた中間部材であって、前記
線状動作部材を第１ホームポジションから第１シフトポ
ジションへ変位させるべく、前記操作力伝達面が該線状
動作部材の前記当接部に操作力を伝達するようにされて
なる中間部材と、 前記制御部材から離間した位置に第２操作部を有し且つ
第２ホームポジションと第２シフトポジションとの間で
変位するように設けられた第２動作部材とラチェットギ
ア平面（Ｔ）内に配設された複数のラチェットギアを有
し、前記線状動作部材の第１ホームポジションから第１
シフトポジションへの直線状の変位を前記制御部材の回
転変位に変換する第１トランスミッションと、 前記第２動作部材の第２ホームポジションから第２シフ
トポジションへの変位を前記制御部材の回転変位に変換
する第２トランスミッションとを備え、 前記線状動作部材の動作経路は、ラチェットギア平面
（Ｔ）に対して略平行であることを特徴とする自転車用
シフト制御装置。 - 【請求項３】 前記操作力入力面は、水平軸（Ｈ）に対
して傾斜している請求項１又は２記載の自転車用シフト
制御装置。 - 【請求項４】 前記複数のラチェットギアは、ラチェッ
トギア平面（Ｔ）に配設されてなり、前記水平軸（Ｈ）
は、前記ラチェットギア平面（Ｔ）に対して略平行であ
る請求項３記載の自転車用シフト制御装置。 - 【請求項５】 前記動作部材は、取付部材に移動可能に
保持されてなり、前記中間部材は、前記取付部材に取り
付けられている請求項１乃至４の何れかに記載の自転車
用シフト制御装置。 - 【請求項６】 前記中間部材が前記取付部材に枢着され
ている請求項５記載の自転車用シフト制御装置。 - 【請求項７】 前記動作部材は、ホームポジションとシ
フトポジションとの間を直線状に移動する請求項１乃至
６の何れかに記載の自転車用シフト制御装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US09/527759 | 2000-03-17 | ||
| US09/527,759 US6450060B1 (en) | 2000-03-17 | 2000-03-17 | Bicycle shift device having a linearly sliding shift lever operated by a pivoting cover |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001301684A true JP2001301684A (ja) | 2001-10-31 |
| JP3583376B2 JP3583376B2 (ja) | 2004-11-04 |
Family
ID=24102809
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001075696A Expired - Fee Related JP3583376B2 (ja) | 2000-03-17 | 2001-03-16 | 自転車用シフト制御装置 |
Country Status (11)
| Country | Link |
|---|---|
| US (2) | US6450060B1 (ja) |
| EP (1) | EP1134158B1 (ja) |
| JP (1) | JP3583376B2 (ja) |
| CN (1) | CN1149161C (ja) |
| AT (1) | ATE317792T1 (ja) |
| CZ (1) | CZ2001892A3 (ja) |
| DE (1) | DE60117226T2 (ja) |
| PL (1) | PL346458A1 (ja) |
| RU (1) | RU2271959C2 (ja) |
| SK (1) | SK3802001A3 (ja) |
| TW (1) | TWI223636B (ja) |
Families Citing this family (45)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| ITTO20011079A1 (it) | 2001-11-16 | 2003-05-16 | Campagnolo Srl | ,,dispositivo di comando del cambio per una bicicletta avente un manubrio con estremita' diritte,, |
| US6694840B2 (en) | 2002-01-10 | 2004-02-24 | Shimano Inc. | Bicycle shift operating device for bicycle transmission |
| DE10205278B4 (de) † | 2002-02-08 | 2019-03-14 | Sram Deutschland Gmbh | Freigabemechanismus |
| DE10224196A1 (de) * | 2002-05-31 | 2003-12-11 | Sram De Gmbh | Seileinzugmechanik für Triggerschalter |
| EP1378437B1 (en) * | 2002-07-05 | 2010-01-20 | Shimano Inc. | Shift control device for a bicycle transmission |
| US6848336B2 (en) | 2002-07-05 | 2005-02-01 | Shimano, Inc. | Bicycle shift control device biased to a neutral position |
| US8069749B2 (en) * | 2002-07-05 | 2011-12-06 | Shimano, Inc. | Shift control device for a bicycle transmission |
| US7146874B2 (en) | 2002-07-05 | 2006-12-12 | Shimano, Inc. | Shift control device for a bicycle transmission |
| US7152497B2 (en) * | 2003-01-27 | 2006-12-26 | Shimano, Inc. | Method and apparatus for shifting a bicycle transmission by multiple steps |
| DE602004008211T2 (de) | 2004-02-06 | 2007-12-20 | Campagnolo S.R.L. | Betätigungsvorrichtung für Steuerkabel einer Fahrradgangschaltung |
| US7281489B2 (en) * | 2004-04-29 | 2007-10-16 | Shimano, Inc. | Bicycle transmission gear indicating device |
| ITMO20040106A1 (it) * | 2004-05-06 | 2004-08-06 | L A M S R L | Comando per l'azionamento di un cambio per biciclette. |
| US7437969B2 (en) * | 2004-09-29 | 2008-10-21 | Shimano Inc. | Bicycle shift operating device |
| US8549954B2 (en) * | 2004-09-30 | 2013-10-08 | Shimano, Inc. | Bicycle shift device having a linearly sliding shift lever operated by a pivoting interface member |
| US8181553B2 (en) * | 2004-10-25 | 2012-05-22 | Shimano Inc. | Position control mechanism for bicycle control device |
| WO2006050153A2 (en) * | 2004-10-30 | 2006-05-11 | Acenbrak Steven D | Ergonomic shifter for a bicycle |
| US7305903B2 (en) | 2004-11-08 | 2007-12-11 | Shimano Inc. | Bicycle shift operating device |
| CN100537343C (zh) * | 2005-02-23 | 2009-09-09 | 天心工业股份有限公司 | 有转链轮装置的脚踏车变速杆 |
| EP1739001B1 (en) | 2005-06-27 | 2008-12-31 | Campagnolo Srl | Control device for a bicycle derailleur |
| US9797434B2 (en) * | 2005-09-14 | 2017-10-24 | Shimano, Inc. | Bicycle shift operating device with a multi-direction operating member |
| JP4078369B2 (ja) * | 2005-10-06 | 2008-04-23 | 株式会社シマノ | 自転車用変速操作装置 |
| DE202006008605U1 (de) * | 2005-12-01 | 2006-10-26 | Shimano Inc., Sakai | Eine Fahrradgangschalteinheit |
| DE602006016343D1 (de) | 2006-01-23 | 2010-09-30 | Campagnolo Srl | Steuervorrichtung für fahrradkettenschaltung |
| US7665382B2 (en) * | 2006-02-07 | 2010-02-23 | Shimano Inc. | Bicycle shift control device |
| EP1826111B1 (en) | 2006-02-23 | 2010-06-30 | CAMPAGNOLO S.r.l. | Bicycle brake control device |
| ITMI20070239A1 (it) | 2007-02-09 | 2008-08-10 | Campagnolo Srl | Dispositivo di comando per un deragliatore di bicicletta |
| ITMI20070400A1 (it) | 2007-03-01 | 2008-09-02 | Campagnolo Srl | Dispositivo di comando per bicicletta e bicicletta comprendente tale dipsositivo |
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