JP2007001572A - 自転車のディレーラ及びブレーキの統合制御デバイス - Google Patents

自転車のディレーラ及びブレーキの統合制御デバイス Download PDF

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Abstract

【課題】
ギヤシフト、特により低いギヤ比へのシフトとブレーキとの同時操作を容易にする、特に人間工学に基づく、曲がりハンドルバー(M)を有する自転車用の統合制御デバイス(1)の提供。
【解決手段】
本統合制御デバイス(1)では、ギヤシフト制御レバー(10,13)が、サイクリストの指が支持体(2)の片側から該レバーの一方に届き、支持体(2)のもう片方の側から該レバーの他方に届く作動部分(12,15)を装備し、かつ、ブレーキレバー(8)が届く範囲外の位置に置かれる。
【選択図】 図1

Description

本発明は自転車のディレーラの駆動に使用される制御デバイスに関し、より具体的には、曲がりハンドルバーを有する競輪用自転車等の自転車のディレーラ及びブレーキを駆動するための統合制御デバイス(integrated control device)と呼ばれている制御デバイスに関する。
本明細書及び特許請求の範囲の記載において、空間的用語、特に前、後、側、上、底、垂直及び水平という用語は、前記統合制御デバイスの組み立てられた状態に関連して、かつニュートラルな位置におけるハンドルバーに関連して使用され、内側及び外側という用語は各々、ハンドルバーの中心へ向く側面及びハンドルバーの中心とは反対の側面を指す。
自転車は通常、異なる径及び歯数の同軸歯車(スプロケット)のセットより成るスプロケット・セットに関連する、後輪のハブと一体式であるリアディレーラを装備している。
自転車はまた、典型的な例では、1対のペダルによって駆動回転されるボトムブラケット軸に関連し、異なる径及び歯数の歯車セット(歯付きクラウン)より成るクランクセットに関連する、フロント・ディレーラも装備している。
何れの場合も、ディレーラはスプロケット・セットとクランクセットとの間を閉リングとして伸長する変速機チェーンに係合し、異なるギヤ比を得るために、これを異なる径及び歯数の歯車の方へ動かす。
特に、チェーンが大きい径の歯車から小さい径の歯車へシフトする場合、これはダウンシフトと呼ばれ、チェーンが小さい径の歯車から大きい径の歯車へシフトする場合、これはアップシフトと呼ばれる。この点に関しては、フロントギヤシフトグループの場合、ダウンシフトはより低いギヤ比への移行に相当し、アップシフトはより高いギヤ比への移行に相当するが、反対にリアギヤシフトグループでは、ダウンシフトはより高いギヤ比への移行に相当し、アップシフトはより低いギヤ比への移行に相当することに留意すべきである。
ディレーラの二方向への移動は、制御デバイスを介して達成されるが、該デバイスは、サイクリストによる操作が容易であるように組み立てられる、従って通常はハンドルバー上の、前輪または後輪のブレーキを制御するブレーキレバーも存在しているその握りの近くに組み立てられる。通常、ディレーラの二方向への駆動及びブレーキの駆動の双方を可能にする制御デバイスは統合コントローラ(integrated controller)と呼ばれる。
通例、ハンドルバーの左の握りの近くにはフロントディレーラと前輪ブレーキレバーの制御デバイスが存在し、逆に、右の握りの近くにはリアディレーラと後輪ブレーキレバーの制御デバイスが存在する。
より具体的には、機械的ギヤシフトでは、各ディレーラは、歯車間を、通常は被覆されていて非伸張性のケーブル(通常、ボーデン・ケーブルと呼ばれる)によって加えられる牽引作用により第1の方向へ、かつ前記ケーブルの牽引作用をリリースすることにより、および/または、同じディレーラ内に設けられるスプリングの弾性的反動により、第2の方向へ移動される。
一般に、ケーブルの牽引作用のリリースにより、および/または、スプリングの戻りにより引き起こされる移動の方向はダウンシフトのそれであり、逆に、制御ケーブルの牽引作用は、アップシフトの方向に発生し、チェーンは小さい径の歯車から大きい径の歯車へ移動する。
制御デバイスにおいて、制御ケーブルは、一般にケーブル巻取ブッシュ(cable-windingbush)と呼ばれるロータ・エレメント上への巻取り及び巻出しにより、牽引またはリリースを作動する。ロータ・エレメントの回転は、サイクリストにより1対の適切な制御レバーを使用して制御される。
電気または電子ギヤシフトでは、各ディレーラは、歯車間を、例えば連接された平行四辺形機構を動かす小さい作動ピストンに連結される可逆モータを介して移動され、制御デバイスは、両方向へ、モータの動作を制御するための1対の電気スイッチを備える。前記2つの電気スイッチは、典型的には制御デバイスの1対のレバーによって作動される。
曲がりハンドルバーを有する自転車の機械的ギヤシフトのための最初の統合制御デバイスは、本出願人に係る特許文献1に開示されていて、この場合は2つの異なるラチェット・レバーがケーブル巻取ブッシュの2方向への回転を制御する。
EP 504 118 (A1)号公報 (特開平5-97088号公報)
このような制御デバイスは、自転車のハンドルバーの、握りの曲がり部分の外側(即ち、ハンドルバーの前側)に固定するための支持体を有する。支持体は、ディレーラの作動ケーブル用のケーブル巻取ブッシュを収納する。支持体上には、ブレーキ・ケーブルを牽引するためのブレーキレバーと、ブレーキレバーの裏側にブレーキレバーに隣接しかつブレーキレバーに沿って配置されるアップシフト・レバーと、支持体の内側から突き出る、ダウンシフト操作用のダウンシフト・レバーとが連接される。
これで、ブレーキレバーは自転車の進行方向に対してほぼ直角である第1の軸を中心に回転可能になり、サイクリストにより前記レバーがハンドルバーの方向へ引っ張られて、ブレーキ・ケーブルが牽引制御される。ケーブル巻取ブッシュは、その軸をブレーキレバーの回転軸に対してほぼ直角にして配置される。
アップシフト・レバーは、ケーブル巻取ブッシュの回転軸に、及び自転車前進軸の回転軸にほぼ平行である、よってブレーキレバーの回転軸にほぼ直角である第2の軸上に連接される。第2の軸を中心とするアップシフト・レバーの作動は、適切なラチェットを介してケーブル巻取ブッシュの第1の方向への回転を可能にし、この回転によりケーブルが巻き取られてアップシフトが達成される。
ダウンシフト・レバーは、ケーブル巻取ブッシュの回転軸にほぼ平行である第3の軸上に連接される。第3の軸を中心とするダウンシフト・レバーの作動は、適切なラチェットを介して、ケーブル巻取ブッシュの、アップシフト・レバーの第1のレバー回転方向とは反対である第2の方向への回転を可能にし、この回転によりケーブルが巻き出されてダウンシフトが達成される。
また、アップシフト・レバーは第1の軸にほぼ平行である第4の軸上へ連接され、これにより、アップシフト・レバーは、制動の間、ブレーキレバーの動作に準じることができる。
このような制御デバイスでは、制動中にブレーキレバー及びアップシフト・レバーの双方が引張られ、アップシフト・レバーを回転駆動することによってアップシフトを実行することは、不可能ではないにしても極めてやっかいであるという第1の欠点が呈示される。
別の欠点は、このような制御デバイスの構造上の複雑さ、特にアップシフト・レバーの二重連接にある。
本発明の基底にある技術的課題は、ギヤシフト、特に、より低いギヤ比へのギヤシフトと制動との同時アクションを容易にする、特に人間工学に基づく、曲がりハンドルバーを有する自転車用の統合制御デバイスを作り出すことである。制動の間に、リアディレーラでギヤをアップシフトする、またはフロントディレーラでギヤをダウンシフトすることができることは、減速中にペダリングのリズムを保つことを可能にし、また、変速装置を次の加速、また、多分、静止位置からの再スタートにも適する低いギヤ比へ設定することをも可能にすることから特に好都合である。
上述の課題の中で、本発明の目的は、構造が単純である制御デバイスを創出することにある。
本発明によれば、ギヤシフトの制御レバーが、サイクリストの指が支持体の片側でその一方に届き、支持体の反対側で他方に届くことのできる作動部分を装備し、かつ、ブレーキレバーが届く範囲外の位置に置かれることによって、上記の課題が解決される。
さらに具体的には、本発明は、
ハンドルバーの曲がり握り部分の前に固定するための後面部、第1の軸を中心として旋回されるブレーキレバーを支える前面部、内側の側面部、外側の側面部及び上部の横面部を有する支持体と、
第2及び第3の軸を中心として旋回される第1及び第2のギヤシフト・レバーとを備え、
前記第1及び第2のギヤシフト・レバーは、それぞれ作動部分を有して、前記作動部分へは前記支持体の両側からサイクリストの指が届く、
曲がりハンドルバーを有する自転車のディレーラ及びブレーキを駆動するための統合制
御デバイスにおいて、前記作動部分はブレーキ・レバーが届く範囲外の位置に置かれることを特徴としている。
前記第2及び第3の軸は互いにほぼ平行であり、前記第1の軸にほぼ直角であることが好ましい。
本明細書及び特許請求の範囲の記載において、「ブレーキレバーが届く範囲」という用語は、静止状態と動作状態との間で、ブレーキレバーが通過する空間(space swept by the brake lever)を指している。
このようにして、サイクリストは、支持体またはハンドルバーの握りを完全に離すことなく、ギヤシフト・レバーの一方またはブレーキレバーを自由に作動することができる。さらに、ブレーキレバーの作動は、両ギヤシフト・レバーの何れをも引張ることなく、サイクリストの指が届く最良の位置に留めておくことから、サイクリストはブレーキレバーと2つのギヤシフト・レバーのうちの一方、特により低いギヤ比へシフトするためのレバー(リアディレーラの場合はギヤのアップシフト・レバー、フロントディレーラの場合はギヤのダウンシフト・レバー)とを同時に作動することができる。
典型的な例では、第1のギヤシフト・レバーはサイクリストの親指で作動される。このため、このレバーは、支持体の内側の側面からブレーキレバーに対してほぼ直角に突き出している。その作動部分は、ほぼ水平である。
典型的な例では、機械的ギヤシフトの場合、レバーにはより強い作動力が必要とするから、第1のギヤシフト・レバーはアップシフトを制御する。
さらに、典型的な例では、第2のギヤシフト・レバーは、親指以外の1つまたはそれ以上の指、典型的な例では、中指または薬指で作動される。そのために、このレバーは、支持体の下へほぼ垂直に突き出している。
典型的な例では、機械的ギヤシフトの場合、レバーにはより少ない作動力しか必要としないから、第2のギヤシフト・レバーはダウンシフトを制御する。
第1の実施形態では、少なくとも1つのギヤシフト・レバーは、支持体の後面の近く、好ましくは極く近くで旋回される。
このような実施形態では、双方のギヤシフト・レバーは、好ましくは、支持体の後面の近く、好ましくは、極く近くで旋回される。
このようにして、支持体の上部横面を掌で容易に握ることができ、5本指を全て支持体の下、ギヤシフト・レバーの前側で閉じることができる。サイクリストは、支持体の握りを完全に離すことなく、ギヤシフト・レバーまたはブレーキレバーの一方を自由に作動させることができる。また、サイクリストは、ブレーキレバーと、2つのギヤシフト・レバーの一方、典型的にはより低いギヤ比へシフトするためのレバーとを同時に作動させることもできる。
第2の実施形態では、ギヤシフト・レバーの一方は、支持体の後面の近く、好ましくは極く近くで旋回され、ギヤシフト・レバーのもう一方は、ブレーキレバーの近く、好ましくは極く近くで旋回される。
このようにして、支持体の上部横面を掌で容易に握ることができ、5本指を全て支持体の下、2つのギヤシフト・レバーの間で閉じることができる。同じくこの場合も、サイクリストは、支持体の握りを完全に離すことなく、ギヤシフト・レバーの一方またはブレーキレバーを自由に作動することができ、ブレーキレバーと2つのギヤシフト・レバーの一方とを同時に作動することができる。
上述の二つの実施形態の場合は何れも、第2のギヤシフト・レバーは支持体の下へほぼ垂直に、その外側の側面で、オフセット位置で突き出すことができる。
好適な変形例では、第2のギヤシフト・レバーは、支持体の下、その内側の側面で、オフセット位置で突き出して、サイクリストが第2のギヤシフト・レバーに触れることなく、自転車のハンドルバーを、その曲がり部分でつかむことを可能にする。
この場合、効果的な例として、ギヤシフトの制御デバイスの機械的構造を変更せずに、第2のギヤシフト・レバーを指による作動に適する位置へ持ってくることができるように、第2のギヤシフト・レバーは2つのベンドを有してもよい。両ベンドの中間部分は、支持体の下に近接して伸長している。
本発明の統合制御装置が機械的なギヤシフトにおいて使用される場合、典型的な例では、第1のギヤシフト・レバー及び第2のギヤシフト・レバーは、ギヤシフト・グループの牽引ケーブル用のケーブル巻取ブッシュのそれぞれ反対方向の回転を制御する。前記ケーブル巻取ブッシュは、支持体の空胴内に収納される。
第1のタイプの制御機構では、一方のギヤシフト・レバーが、ケーブル巻取ブッシュの牽引ケーブルを巻き取る方向へ回転するように制御し、もう一方のギヤシフト・レバーはケーブル巻取ブッシュを、牽引ケーブル自体の牽引力の下で、牽引ケーブルを巻出す方向へ回転自在にさせておく。
第2のタイプの制御機構では、ギヤシフト・レバーの各々は、ケーブル巻取ブッシュの個々の方向へ回転するように制御する。
本発明の統合制御装置が電気的または電子的ギヤシフトにおいて使用される場合、第1のギヤシフト・レバー及び第2のギヤシフト・レバーは各々、電気的または電子的ギヤシフト機構を駆動するための、それぞれの電気スイッチのプッシュを制御する。
本発明のさらなる特徴及び優位点は、添付の図面を参照してなされる、幾つかの好ましい実施形態に関する以下の詳細な説明からさらに明らかとなるであろう。ただし、本発明は、これらの例に限定されない。
以下、右側の制御デバイス、すなわち、ハンドルバーの右側の曲がり部に取り付けられる統合制御デバイスについて、本発明に係る統合制御デバイスの説明を行なう。但し、本発明の概念がハンドルバーの左側の曲がり部に組み立てられる左側の制御デバイスにも当てはまり、本統合制御デバイスが、組み立てられた状態で、垂直面を中心にして、ほぼ鏡像であることは明白である。
本発明の制御デバイス(右側)1は、支持体2を備え、その後面部3で、ハンドルバーMの曲がり握り部分に、周知の接続手段(図示されていない)を介して、例えばクリップを介して、固定され、かつ、サイクリストの手で握られるハンドルバーMの前に突き出している。支持体2は、ほぼ互いに平行である外側の側面部4と内側の側面部5とを有しており、これらは上部の横面部6と、典型的な例では、底部の横面部7によって接合されている。但し、底部の横面部7は、指の置き場所、及び、制御デバイスに一般的に備えられている外部シースを汚れから防いで、なくなる場合もある。
機械的なギヤシフトの場合、外側及び内側の側面部4、5及び上部及び底部の横面部6、7は、内側に空洞を形成し、その中にリアディレーラの制御機構が配置される。
支持体2の前端では、ブレーキレバー8が、自転車の前進方向Xにほぼ直角である軸Y方向に置かれるピン9を中心にして旋回される。ブレーキレバー8の頂端には、牽引ケーブルのヘッドが既知の方法で接続され、サイクリストによりブレーキレバー8がハンドルバーMの方へ引っ張られるとブレーキが作動する。ブレーキレバー8は、典型的な例では、図2及び3に示すようにサイクリストの手の人差し指及び/または中指によって作動される。
支持体2の内側の側面部5から、第1のギヤシフト・レバー10が、内側の側面5自体とブレーキレバー8に対してほぼ直角方向に突き出している。第1のギヤシフト・レバー10は、サイクリストの親指が接することに適する、拡大された作動部分12を端に有する作動アーム11を備えている(図2)。
支持体2の内側の横面部7からは、第2のギヤシフト・レバー13が支持体2の外側の側面部4にほぼ平行である方向で、下向きに突き出している。第2のギヤシフト・レバー13は、親指以外の右手指、好ましくは中指または薬指が接するに適する拡大された作動部分15を端に有する作動アーム14を備えている(図3)。
図2及び3において見られるように、サイクリストは、右手で制御デバイス1を握ると、支持体2を握った手を移動させることなく、ブレーキレバー8、第1のギヤシフト・レバー10または第2のギヤシフト・レバー13を容易に区別なく作動させることができる。特に、第1のギヤシフト・レバー10の作動部分12には支持体2の内側から親指が簡単に届き、第2のギヤシフト・レバー13の作動部分15には支持体2の外側から別の指が簡単に届く。
さらに詳しくは、図4に見られるように、第1のギヤシフト・レバー10は支持体2の後面部3の(極く)近くに置かれ、第2のギヤシフト・レバー13は第1のギヤシフト・レバー10の(極く)近くに置かれる。従って、組み立てられた状態で、第1及び第2のギヤシフト・レバー10、13はハンドルバーMに近接している。代案として、2つのギヤシフト・レバー10、13の位置は反対であってもよい。
支持体2における、第1及び第2のギヤシフト・レバー10、13のこのような配置は、サイクリストが支持体2を握ってその指で支持体2を包み込む際にその手の邪魔にならず、指は2つのギヤシフト・レバー10、13の前で支持体の全周を握ることができるように、支持体2に十分に大きいスペースを残すことを可能にする。
次に、図5及び6を参照して、図1〜4の制御デバイス1において使用可能であるリアシフト・グループの第1のタイプの制御機構40について説明する。この制御機構の一部は、本出願人に係る特許文献2で知られており、詳しくは前記特許文献を参照されたい。
米国特許第6,792,826号公報 (特開平2002-225781号公報)
制御機構40はリリース・タイプであり、第1のギヤシフト・レバー10はリアディレーラの牽引ケーブル21を巻取るように制御し(アップシフト)、第2のギヤシフト・レバー13は前記ケーブルの牽引及びリアディレーラ自体に装備されるリターンスプリングの弾性的戻り力を使用してケーブルのリリース巻出し(ダウンシフト)を可能にする。
リリース制御機構40は、
ブッシュの回転軸を横断する第1の横断面V−Vにおける第1の歯付きセクタ22(図5)及びブッシュの回転軸を横断する第2の横断面VI−VIにおける歯付きクラウン23を装備して、支持体2に枢動可能に支持され、制御ケーブル21の巻取り及び巻出しをする、ケーブル巻取ブッシュ20と、
第1のギヤシフト・レバー10に関連する、第1の歯付きセクタ22と協働する第1のラチェット24(図5)と、
第2のギヤシフト・レバー13に関連する、歯付きクラウン23と協働する第2のラチェット25(図6)とを備える。
静止状態において、制御機構40は、図5及び6に示す状態にある。
図5を参照すると、第1のラチェット24は、ケーブル巻取ブッシュ20に回転可能に組み立てられ、かつ、リターンスプリング(図示されていない)により、静止位置(図示されている)で押されているプレート26を有している。第1のギヤシフト・レバー10はプレート26上をブレーキレバー8の軸9にほぼ直角である軸を有する相対ピン27で旋回され、第1の歯付きセクタ22のための係合歯28を有する。
図6を参照すると、第2のラチェット25は、ピン30を介して支持体2に連接されるロッカ・アーム29を備える。ロッカ・アーム29は、一端に歯付きクラウン23の歯32と協働する第1の係合エレメント31を備え、反対端に同じくクラウン23の歯32と協働する第2の係合エレメント33を備える。ロッカ・アーム29は、第1の係合エレメント31が歯32に係合すると第2の係合エレメント33が歯32から外れ、逆に第2の係合エレメント33が歯32に係合すると第1の係合エレメント31が歯32から外れるように作られる。
図6の実施形態では、歯付きクラウン23が、2つの歯付きセクタ23を有するものとして示されているが、代案として、歯付き1つでもよい。
ロッカ・アーム29は、第2のギヤシフト・レバー13の付加部35と突合わせ関係で協働する対応付加部34を有し、よってブレーキレバー8の軸9にほぼ直角である軸を有する相対ピン(relative pin)36を中心とする第2のギヤシフト・レバー13の図6における時計方向への揺動は、ピン30を中心とするロッカ・アーム29の反対方向(図6における反時計方向)への揺動を生成する。ロッカ・アーム29及び第2のギヤシフト・レバー13は、例えば、支持体2と、ロッカ・アーム29内及び第2のギヤシフト・レバー13内に形成される個々の着座部との間に置かれる小型の圧縮コイルスプリングから成る個々の弾性エレメント37、38と協働する。ロッカ・アーム29に関連するスプリング37は、ロッカ・アーム29を、第1の係合エレメント31が歯32に係合する位置に維持しようとしてこれを図6における時計方向に揺動させる。第2のギヤシフト・レバー13に関連するスプリング38は、第2のギヤシフト・レバー13を、付加部35及び34が相対的に分離する方向(図6における反時計方向)へ回転させようとする。スプリング38は、第2のギヤシフト・レバー13を支持体2の一部によって決められるエンドストップの方向へ押す。
第2のラチェット25の歯32及び第1の係合エレメント31は、第1の係合エレメント31が歯付きクラウン23の歯32との係合状態にあるとき、ケーブル巻取ブッシュ20が、第1のラチェット24を介する第1のギヤシフト・レバー10による制御に従ってケーブル巻取ブッシュ20に巻き取るディレーラの制御ケーブルをさらに巻き取る方向(図6における反時計方向)へ自由に回転し、一方では第1の係合エレメント31がケーブル巻取ブッシュ20のケーブル21をリリースする反対方向(図6における時計方向)への回転を防止するように形成される。
同じく第2の係合エレメント33も、それが歯付きクラウン23の歯32との係合状態にあるときは、ケーブル巻取ブッシュ20のケーブル21をリリースする方向(図6における時計方向)への回転を防止するように形成される。
ディレーラの制御ケーブル21は、静止状態ではケーブル巻取ブッシュ20に、それをケーブルの巻出し方向(図5、6における時計方向)へ回転させようとするトルクをかける。第2のラチェット25の第1の係合エレメント31及び歯付きクラウン23の歯から成る機構は、先に述べたように、ケーブル巻取ブッシュ20のこのような方向への回転を防止する。
第1のギヤシフト・レバー10のピン27を中心とする図5の反時計方向への最初の僅かな回転の後、係合歯28は第1のセクタ22の2つの歯の間に係合し、第1のギヤシフト・レバー10の同じく図5の反時計方向へのさらなる回転は、ケーブル巻取ブッシュ20の(図5における反時計方向への)回転及び制御ケーブル21の所望される量の巻取りを引き起こす。この回転は、先に述べたように、第2のラチェット25の静止位置によって可能となる。第1のギヤシフト・レバー10は、リリースされるとプレート26に関連するスプリングの作用によってその初期の静止位置へ戻る。ケーブル巻取ブッシュ20の新たな角度位置は、第2のギヤシフト・レバー13に関連する第2のラチェット25によって維持される。
ピン36を中心とする、スプリング38の作用に対抗する(図6の時計方向への)第2のギヤシフト・レバー13の小さい回転は、付加部34及び35の突合わせ関係を介して、スプリング37の作用に対抗する反対方向(図6の反時計方向)へのロッカ・アーム29の回転を引き起こす。第2のラチェット25の第1の係合エレメント31が歯付きクラウン23の歯32を離すと、ケーブル巻取ブッシュ20はケーブル21自体により決定されるトルクの作用下で、かつディレーラのリターンスプリングにより、ケーブル21を巻出す方向(図6における時計方向)に自由に回転することができる。次にケーブル巻取ブッシュ20は、歯付きクラウン23の歯32のうちの1つが第2のラチェット25の第2の係合エレメント33に係合するまでこの方向に回転する。この段階で許容される回転の量は、ダウンシフトの実行に要求される回転の約半分である。サイクリストが第2のギヤシフト・レバー13を離すと、第2のギヤシフト・レバー13及びロッカ・アーム29は、スプリング37及び38の作用下で個々の静止状態へ戻る。よって第2の係合エレメント33は歯32から外れ、ケーブル巻取ブッシュ20は、ケーブル21及びディレーラのリターンスプリングによって決定されるトルクの作用下でケーブル21の巻出し方向(図6における時計方向)へ引き続き自由に回転する状態にされる。ロッカ・アーム29の揺動及びケーブル巻取ブッシュ20の回転は、歯付きクラウン23の歯32のうちの1つが、実行されるダウンシフトに対応する新たな角度位置で第1の係合エレメント31に係合した時点で終わる。
効果的な形態では、本発明の制御デバイス1において、リアディレーラのリターンスプリングの戻り力を克服するためにより強い力を必要とするアップシフトは、親指が接する第1のギヤシフト・レバー10によって実行され、必要な作動力がより少ないリリース操作は別の手指を使用して第2のギヤシフト・レバー13により実行される。
しかしながら、ある実施形態では、第2のギヤシフト・レバーがケーブル巻取ブッシュを回転させてアップシフトを実行するように作動し、第1のギヤシフト・レバーがケーブル巻取ブッシュのリリースを実行するように作動するように、第1及び第2のギヤシフト・レバー10、13によって実行される機能を反対にすることも可能である。
次に、図7、8及び9を参照して、図1〜4の制御デバイス1において使用可能であり、かつ本出願人に係る特許文献3から知られるリアシフト・グループの第2のタイプの制御機構50について説明する。詳しくは、前記特許文献を参照されたい。
米国特許第5,791,195号公報 (特開平9-123985号公報)
制御機構50は、両方向に能動的な機械的作用を有するタイプ、即ち、制御ケーブルの巻取り及び巻出しが、サイクリストにより第1及び第2のギヤシフト・レバー10、13に加えられる力によって、ケーブル巻取ブッシュの全ての回転ステップについて制御される機構を有するタイプである。非操作状態、即ちディレーラが固定位置にある状態では、ケーブル巻取ブッシュは適切なインデックス機構によって静止して維持され、作動レバーはブッシュとは機械的に無関係な静止位置に置かれる。
さらに詳細には、能動的な前記制御機構50は、
中心シャフト70を中心として一体式に回転する第1の歯付きセクタ52(図7)及び第2の歯付きセクタ53(図8)を装備した、制御ケーブルの巻取り及び巻出しをする、ケーブル巻取ブッシュ(図7〜9には示されていない)と、
前記ケーブル巻取ブッシュに関連するインデックス機構54(図9)と、
第1のギヤシフト・レバー10に関連する、第1の歯付きセクタ52と協働する第1のラチェット55(図7)と、
第1のギヤシフト・レバー13に関連する、第2の歯付きセクタ53と協働する第2のラチェット56(図8)とを備える。
第1のラチェット55(図7)は、中心軸70を中心として回転可能に組み立てられ、かつ、リターンスプリング(図示されていない)により静止位置で常に押されているプレート57を備える。第1のギヤシフト・レバー10は、ブレーキレバー8の軸9にほぼ直角である軸を有する相対ピン71で第1のプレート57上を旋回され、その端に、静止状態では第1の歯付きセクタ52から外される係合歯58を有する。
第2のギヤシフト・レバー13に関連する第2のラチェット56(図8)は、基準ブロック65に当接していることから静止状態ではケーブル巻取ブッシュの第2の歯付きセクタ53から外されている係合エレメント64を備えている。
インデックス機構54(図9)は、ケーブル巻取ブッシュと一体式に回転する歯車59を備える。歯車59は、歯車59の外側に、互いに直径方向に反対側へ配置され、かつ支持体2の周囲の空胴62へ挿入される、2つのスプリング60、61とその歯で協働する。各スプリング60、61は、支持体2へ固定される一方の端60a、61aと、歯車59の歯と歯の間隙に押されて挿入されるもう一方の自由端60b、61bとを有する。間隙内に係合されたスプリング60、61は歯車59の角度位置、よって固定されたケーブル巻取ブッシュの角度位置を維持する。
第1のギヤシフト・レバー10の最初の小さい(図7における反時計方向)回転の後、ギヤ歯58は第1のセクタ52の2つの歯の間隙に係合され、中心軸70を中心とする第1のギヤシフト・レバー10の同方向へのさらなる回転により、第1の歯付きセクタ52及びケーブル巻取ブッシュのプッシュ回転、及び後述するインデックス機構54により可能になる制御ケーブルの所望される角度での巻取りがなされる。第1のギヤシフト・レバー10は、リリースされるとプレート57のリターンスプリングを介してその静止位置に戻る。ケーブル巻取ブッシュの新たな角度位置は、インデックス機構54によって保持される。
ブレーキレバー8の軸9にほぼ直角である軸を有する第2のギヤシフト・レバー13が中心軸70を中心として第1のレバー10の方向とは反対の方向(図8における時計方向)へ回転されると、係合エレメント64はスラストスプリング66で押されて第2の歯付きセクタ53の間隙に係合される。第2の歯付きセクタ53及びケーブル巻取ブッシュは、インデックス機構54により後述のように許容される通りに、押されて制御ケーブルを巻き出すように回転する。第2のギヤシフト・レバー13は、リリースされると、図示されていないリターンスプリングによってその静止位置へ戻り、ケーブル巻取ブッシュの新たな角度位置がインデックス機構54によって保持される。
アップシフトまたはダウンシフトが、第1または第2のギヤシフト・レバー10、13によって実行されると、ケーブル巻取ブッシュによりインデックス機構54の歯車59に引き起こされる回転は、スプリングの端60b、61bを間隙から押出し、スプリングは次の伸張まで圧縮され、伸張した時点で次の間隙に新たな角度位置で係合する。
効果的な形態では、リリース機構40の場合と同様に、ディレーラのリターンスプリングの戻り力を克服するためにより強い力を必要とするアップシフトは、親指が接する第1のギヤシフト・レバー10によって実行され、一方でダウンシフト操作は、必要な作動力がより少ないことから、別の指で第2のギヤシフト・レバー13によって実行される。実際にはこの場合も、ダウンシフト操作はケーブルを巻き出そうとするトルク及びディレーラのリターンスプリングによって助けられるが、そうであってもやはりインデックス機構54による抵抗力を上回らなければならない。
また、ある実施形態では、第1及び第2のギヤシフト・レバー10、13によって実行される機能を反対にすることも可能である。
図10〜13は、本発明による統合制御デバイス(右側)の第2の実施形態を例示的に示したものである。図1〜4の実施形態のものに類似するコンポーネントは、100を加えた同様の参照番号で示されている。下記に説明がない場合でも、統合制御デバイス101は統合制御デバイス1と同一であり、特にこれは、制御機構40及び50の何れとも関連可能である。
統合制御デバイス101は、統合制御デバイス1とは、第1のギヤシフト・レバー110の配置が異なり、支持体102の内側の側面105に沿っている。
より具体的には、第2のギヤシフト・レバー113は、支持体102の後面部103の(極く)近くに置かれ、組み立てられた状態では、図13によく示されているように、ハンドルバーMに近接している。これに対して、第1のギヤシフト・レバー110は支持体102の前端の(極く)近くに置かれる。第1及び第2のギヤシフト・レバー110、113の支持体102に対するこのような配置は支持体102上に十分に広い空間を残すことを可能にし、よってサイクリストが支持体102を握り、指でそれを包み込んで持つ場合に手は妨害されず、サイクリストは2つのギヤシフト・レバー110、113の間で支持体の全周を容易に掴むことができる。
図14〜16は、本発明による統合制御デバイス(右側)の第3の実施形態を例示的に示したものである。図1〜4の実施形態のものに類似するコンポーネントは、200を加えた同様の参照番号で示されている。下記に説明がない場合でも、統合制御デバイス201は統合制御デバイス1と同一であり、特にこれは、制御機構40及び50の何れとも関連づけが可能である。
統合制御デバイス201が統合制御デバイス1と相違する点は、第2のギヤシフト・レバー213の異なる配置にある。
より具体的には、第1のギヤシフト・レバー210はこの場合も支持体202の後面部203の(極く)近くに、即ち組み立てられた状態ではハンドルバーMの(極く)近くに置かれ、第2のギヤシフト・レバー213はやはり第1のギヤシフト・レバー210の(極く)近くに置かれる。この場合も、代案として2つのギヤシフト・レバー10、13は反対であってもよい。
但し、第2のギヤシフト・レバー213は、その作動部分215が支持体202の下でその内側の側面205の方にオフセット位置で伸長されるように置かれる。
サイクリストは、右手で制御デバイス201を握ると、支持体202を握った手を移動させることなくブレーキレバー208、第1のギヤシフト・レバー210または第2のギヤシフト・レバー213をやはり容易に区別なく作動させることができる。特に、第1のギヤシフト・レバー210の作動部分212には支持体202の内側から親指が簡単に届き、第2のギヤシフト・レバー213の作動部分215には支持体202の外側から別の指が簡単に届く。
さらに、図15に示すように、サイクリストがハンドルバーMの曲がり部を直接握っても、2つのギヤシフト・レバー210、213の何れも指位置を妨害しない。同じくこの握りでは、第1のギヤシフト・レバー210の作動部分212には支持体202の内側から親指が簡単に届き、第2のギヤシフト・レバー213の作動部分215には支持体202の外側から別の指が簡単に届く。
図16においてより良く分るように、第2のギヤシフト・レバー213はダブルベンド216を有し、ベンド間の中間部分217は支持体202の下をこれに隣接して伸長している。
この単純な装置により、第1の実施形態用に設けられている制御機構の変更を回避することができ、または変更を最小限に抑えることができる。例として、図16はリリース制御機構40の第2のラチェット25を示す図6に対応する図であるが、図16のリターンスプリング238は第2のギヤシフト・レバー213の中間部分217に配置されていて、図6のスプリング38とは異なる位置にある点が唯一相違する。
図7〜9の能動的な制御機構を使用する場合には、機構自体を変更する必要がないことは即座に理解されるであろう。
また、制御機構に僅かな変更を加えるだけで、ダブルベンド216のない、または単一のベンドを有する、ほぼ内側の側面205から支持体の下へ突き出す第2のギヤシフト・レバー213の使用が可能になることも理解されるであろう。
図17は、本発明による統合制御デバイス(右側)の第4の実施形態を例示的に示したものである。図1〜4の実施形態のものに類似するコンポーネントは、300を加えた同様の参照番号で示されている。
第1のギヤシフト・レバー310は、ブレーキレバー308の軸309に直角である軸を有するピン327を中心として支持体302の方向へ旋回され、典型的な例として、サイクリストの親指で回転駆動されると、支持体302自体の内部に置かれる第1のスイッチ318に作用する。
第2のギヤシフト・レバー313も同じく、ブレーキレバー308の軸309に直角である軸を有するピン336を中心として支持体302の方向へ旋回され、典型的な例では、中指または薬指のようなサイクリストの別の手指で回転駆動されると、支持体302自体の内部に置かれる第2のスイッチ319に作用する。
前記第1及び第2のスイッチ318、319は各々、自転車の電気的または電子的ギヤシフト・システムのアップシフト及びダウンシフト制御スイッチである。
図17において、第1のギヤシフト・レバー310及び第2のギヤシフト・レバー313の配置は、図10に示す第2の実施形態のレバーのそれに一致する。より具体的には、第1のギヤシフト・レバー310はブレーキレバー308の(極く)近くで旋回され、第2のギヤシフト・レバー313は支持体302の後面部303の(極く)近くで旋回される。第2のレバー313は支持体302の内側の側面305上で直接旋回するが、やはり支持体302の下へ突き出されている。
但し、電気的または電子的ギヤシフトの場合もまた、説明されている他の実施形態による構造を使用可能であることは理解されるであろう。
自転車の曲がりハンドルバーに組み立てられた、本発明による統合制御デバイス(右側)の第1の実施形態を示す等角投影図である。 サイクリストにより、図3とは異なる操作状態で握られている図1の制御装置を示す正面図である。 サイクリストにより、図2とは異なる操作状態で握られている図1の制御装置を示す正面図である。 図1の制御装置を示す側面図である。 図1の制御装置の横断面V−Vに沿った断面図である。 図1の制御装置の横断面VI−VIに沿った断面図である。 本発明の制御デバイスの内部機構の第1の実施形態の横断面V−Vに沿った断面図である。 本発明の制御デバイスの内部機構の第1の実施形態の横断面VI−VIに沿った断面図である。 本発明の制御デバイスの内部機構の第1の実施形態の横断面IX−IXに沿った断面図である。 自転車の曲がりハンドルバーに組み立てられた、本発明による統合制御デバイス(右側)の第2の実施形態を示す等角投影図である。 サイクリストにより、図12とは異なる操作状態で握られている図10の制御装置を示す正面図である。 サイクリストにより、図11とは異なる操作状態で握られている図10の制御装置を示す正面図である。 図10の制御装置を示す側面図である。 自転車の曲がりハンドルバーに組み立てられた、本発明による統合制御デバイス(右側)の第3の実施形態を示す等角投影図である。 サイクリストにより握られている図14の制御装置を示す、ブレーキレバーの一部を省略した正面図である。 図14の制御装置の横断面XVI−XVIに沿った断面図である。 自転車の曲がりハンドルバーに組み立てられた、本発明による統合制御デバイス(右側)の第4の実施形態を示す部分断面等角投影図である。
符号の説明
1 統合制御デバイス
2 支持体
3 後面
4 外側面
5 内側面
6 上部横面
8 ブレーキレバー
9 ピン
10 第1ギヤシフト・レバー
12 作動部分
13 第2ギヤシフト・レバー
15 作動部分
27 相対ピン
36 相対ピン
101 統合制御デバイス
102 支持体
103 後面
104 外側面
105 内側面
106 上部横面
108 ブレーキレバー
109 ピン
110 第1ギヤシフト・レバー
112 作動部分
113 第2ギヤシフト・レバー
115 作動部分
201 統合制御デバイス
202 支持体
203 後面
204 外側面
205 内側面
206 上部横面
208 ブレーキレバー
209 ピン
210 第1ギヤシフト・レバー
212 作動部分
213 第2ギヤシフト・レバー
215 作動部分
236 相対ピン
301 統合制御デバイス
302 支持体
303 後面
304 外側面
305 内側面
306 上部横面
308 ブレーキレバー
309 ピン
310 第1ギヤシフト・レバー
312 作動部分
313 第2ギヤシフト・レバー
315 作動部分
327 相対ピン
336 相対ピン
M ハンドルバー

Claims (16)

  1. ハンドルバー(M)の曲がり握り部の前に固定するための後面部(3,103,203,303)、第1の軸(9,109,209,309)を中心として旋回されるブレーキレバー(8,108,208,308)を支える前面部、内側の側面部(5,105,205,305)、外側の側面部(4,104,204,304)及び上部の横面部(6,106,206,306)を有する支持体(2,102,202,302)と、
    第2(27,327)及び第3の軸(36,236,336)を中心として旋回される第1(10,110,210,310)及び第2のギヤシフト・レバー(13,113,213,313)とを備え、
    前記第1(10,110,210,310)及び第2のギヤシフト・レバー(13,113,213,313)は、それぞれ作動部分(12,112,212,312,15,115,215,315)を有し、前記作動部分(12,112,212,312,15,115,215,315)へは前記支持体(2,102,202,302)の両側からサイクリストの指が届く、
    曲がりハンドルバー(M)を有する自転車のディレーラ及びブレーキを駆動するための統合制御デバイス(1,101,201,301)において、
    前記作動部分(12,112,212,312,15,115,215,315)はブレーキレバー(8,108,208,308)が届く範囲外の位置に置かれることを特徴とする、統合制御デバイス(1,101,201,301)。
  2. 請求項1において、前記第2(27,327)及び第3の軸(36,236,336)は互いにほぼ平行であり、かつ前記第1の軸(9,109,209,309)に対してほぼ直角であることを特徴とする統合制御デバイス(1,101,201,301)。
  3. 請求項1において、前記第1のギヤシフト・レバー(10,110,210,310)は前記支持体(2,102,202,302)の前記内側の側面(5,105,205,305)からブレーキレバー(8,108,208,308)に対してほぼ直角に突き出し、前記作動部分(12,112,212,312)はほぼ水平であることを特徴とする統合制御デバイス(1,101,201,301)。
  4. 請求項3において、前記第1のギヤシフト・レバー(10,110,210,310)はアップシフトを制御することを特徴とする統合制御デバイス(1,101,201,301)。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項において、前記第2のギヤシフト・レバー(13,113,213,313)は前記支持体(2,102,202,302)の下へほぼ垂直に突き出ていることを特徴とする統合制御デバイス(1,101,201,301)。
  6. 請求項5において、前記第2のギヤシフト・レバー(13,113,213,313)はダウンシフトを制御することを特徴とする統合制御デバイス(1,101,201,301)。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項において、前記第1のギヤシフト・レバー(10,210)及び前記第2のギヤシフト・レバー(13,213)の少なくとも一方は、前記支持体(2,202)の前記後面部(3,203)の近くで旋回することを特徴とする統合制御デバイス(1,201)。
  8. 請求項1〜7のいずれか一項において、前記第1のギヤシフト・レバー(10,210)及び前記第2のギヤシフト・レバー(13,213)は共に前記支持体(2,202)の前記後面部(3,203)の近くで旋回することを特徴とする統合制御デバイス(1,201)。
  9. 請求項1〜8のいずれか一項において、前記第1のギヤシフト・レバー(110,310)及び前記第2のギヤシフト・レバー(113,313)の一方は前記支持体(102,302)の前記後面部(103,303)の近くで旋回し、前記第1のギヤシフト・レバー(110,310)及び前記第2のギヤシフト・レバー(113,313)の他方は前記ブレーキレバー(108,308)の極く近くで旋回することを特徴とする統合制御デバイス(101,301)。
  10. 請求項1〜9のいずれか一項において、前記第2のギヤシフト・レバー(13,113)は前記支持体(2,102)の下方向垂直に、その外側面で、オフセット位置で突き出していることを特徴とする統合制御デバイス(1,101)。
  11. 請求項1〜9のいずれか一項において、前記第2のギヤシフト・レバー(213,313)は前記支持体(202,302)の下方へ、その内側面で、オフセット位置で突き出していることを特徴とする統合制御デバイス(201,301)。
  12. 請求項11において、前記第2のギヤシフト・レバー(213)はダブルベンド(216)を有し、前記ダブルベンド(216)間の中間部(217)は支持体(202)の下でこれに隣接して伸長していることを特徴とする統合制御デバイス(201)。
  13. 請求項1〜12のいずれか一項において、前記第1のギヤシフト・レバー(10,110,210)及び前記第2のギヤシフト・レバー(13,113,213)は、ギヤシフト・グループの牽引ケーブル(21)のためのケーブル巻取ブッシュ(20)のそれぞれ反対方向の回転を制御し、前記ケーブル巻取ブッシュ(20)は前記支持体(2,102,202)の空胴内に収納されることを特徴とする統合制御デバイス(1,101,201)。
  14. 請求項13において、前記ギヤシフト・レバーの一方(10,110,210)は、前記牽引ケーブル(21)を巻き取る方向に、前記ケーブル巻取ブッシュ(20)が回転するように制御し、前記ギヤシフト・レバーの他方(13,113,213)は、前記牽引ケーブル(21)自体の牽引下で、前記牽引ケーブル(21)を巻き出す方向へ前記ケーブル巻取ブッシュ(20)を回転自在にさせておくことを特徴とする統合制御デバイス(1,101,201)。
  15. 請求項13において、前記ギヤシフト・レバー(10,110,210,13,113,213)の各々は、それぞれの方向に、前記ケーブル巻取ブッシュ(20)が回転するように制御することを特徴とする統合制御デバイス(1,101,201,301)。
  16. 請求項1〜15のいずれか一項において、前記各々のギヤシフト・レバー(10,110,210,310,13,113,213,313)は、電気的または電子的ギヤシフト機構を駆動する、それぞれの電気スイッチ(318,319)のプッシュを制御することを特徴とする統合制御デバイス(301)。
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