JP2732116B2 - 自転車用操作装置 - Google Patents

自転車用操作装置

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JP2732116B2
JP2732116B2 JP1073163A JP7316389A JP2732116B2 JP 2732116 B2 JP2732116 B2 JP 2732116B2 JP 1073163 A JP1073163 A JP 1073163A JP 7316389 A JP7316389 A JP 7316389A JP 2732116 B2 JP2732116 B2 JP 2732116B2
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    • B62M25/045Actuators for gearing speed-change mechanisms specially adapted for cycles with mechanical transmitting systems, e.g. cables, levers hand actuated having single actuating means operating both front and rear derailleur

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は自転車用操作装置、詳しくは、制動と、変速
とを行えるようにした自転車用操作装置に関する。
(従来の技術) 従来、此種操作装置として、実公昭48-2598号公報
(米国特許第3478617)に見られるように、ブレーキレ
バー及び該ブレーキレバーをハンドルに支持する固定部
材をもったブレーキ操作装置に変速レバーを枢支して制
動と変速とを行えるようにしたものが知られている。
(発明が解決しようとする課題) 所が、この従来の装置によると、ブレーキレバーを備
えたブレーキ操作装置の他に、変速専用の変速レバーを
必要とするため、構造が複雑で、コスト高となる問題が
あるばかりか、前記ブレーキレバーを支持するレバー軸
の一端を、前記固定部材の一側方に突出して、この突出
軸部に前記変速レバーを支持した構造であるため、ブレ
ーキ操作装置に対し前記変速レバーが大きく突出して邪
魔になるばかりか、全体が大形化するし、又、前記変速
レバーに手指などを引掛けて負傷する問題もあった。
本発明は以上の問題点に鑑み発明したもので、目的
は、制動と変速とを行うことができながら、変速専用の
変速レバーを省略できて、コストダウンを図ることがで
き、しかも、全体を小形化できると共に、手指などの負
傷を防止できるようにするものである。
(課題を解決するための手段) しかして、本発明は、自転車のハンドルに固定するた
めの固定部材(1)と、 前記固定部材(1)にレバー軸(3)により揺動自在
に支持される基部(21)と揺動操作するための操作部
(22)とをもち、前記固定部材(1)に対し制動操作位
置と非制動操作位置とに揺動可能としたブレーキレバー
(2)とから成り、 前記操作部(22)を、前記固定部材(1)に対し前記
ブレーキレバー(2)の前記制動のための揺動方向と異
なる方向に支持軸(24)により回動可能に構成して、 前記操作部(22)を、前記ブレーキレバー(2)の揺
動方向と異なる方向への回動により変速するごとく成し
たものである。
(作用) 自転車走行時、ブレーキレバー(2)を操作して走行
速度を減速できると共に、このブレーキレバー(2)を
操作する手を、ブレーキレバー(2)の操作部(22)か
ら外すことなく、該操作部(22)を、ブレーキレバー
(2)の揺動方向と異なる方向に回動操作することによ
り変速することができるのである。又、変速専用の変速
レバーが不用であるから構造が簡単であり、全体を小形
化できるのであり、又、変速レバーに手指などを引掛け
て負傷することもないのである。
又、ブレーキレバー(2)を基部(21)と操作部(2
2)とに分割して、この操作部(22)の回動操作で変速
するごとく成すことにより、ブレーキ操作装置における
ブレーキレバー部分の構造だけを変更すればよいので、
構造をより一層簡単にできるのである。
又、固定部材(1)を固定部(11)とレバー支持部
(12)とに分割して、この支持部(12)に支持するブレ
ーキレバー部における操作部(22)の回動操作で変速す
るごとく成すことにより、前記固定部材(1)を把持す
る手を、その手首部分から捻ることにより前記操作部
(22)を前記支持部(12)とともに回動させて変速する
ことができるのである。
(実施例) 図において、(1)は自転車のハンドル(H)に固定
する固定部(11)とレバー支持部(12)とをもち、外形
を握り易いグリップ形状とした箱形の固定部材であり、
又、(2)は前記レバー支持部(12)にレバー軸(3)
を介して支持する基部(21)と操作部(22)とをもち、
前記固定部材(1)に対し制動操作位置と非操作位置と
に揺動可能としたブレーキレバーであって、前記固定部
材(1)は、自転車の左右方向に延びる直杆部の両端か
ら自転車の前後方向前方側に向かって屈曲し、その先端
が下向きに湾曲して前記前後方向後方側に指向する略C
字形曲杆部(H1)を備えたドロップハンドル(H)の
前記曲杆部(H1)に、バンド部材(4)を介して取付
け、前記曲杆部(H1)に対し自転車の前後方向前方に
向かって突出させている。又、前記ブレーキレバー
(2)は、一端側に軸孔(21a)とワイヤ受け(21b)と
をもった基部(21)と、該基部(21)から中間部(23)
を介して連続する操作部(22)とをもつ形状に形成し
て、その操作部(22)を、前記曲杆部(H1)の前面頂
部に沿って下方に指向させて前記前面頂部と対向する位
置に配置し、前記固定部材(1)を把持する手及び前記
曲杆部(H1)を把持する手で操作できるようにしてい
る。又、前記ワイヤ受け(21b)には、ブレーキワイヤ
(w1)の一端を係止している。
しかして、第1〜第8図に示した第1実施例では、前
記ブレーキレバー(2)を、その基部(21)と中間部
(23)との間から分割して、前記基部(21)に、前記レ
バー軸(3)と直交する支持軸(24)を設け、該支持軸
(24)に前記中間部(23)を回動可能に支持して、この
中間部(23)と連続する操作部(22)の、前記ブレーキ
レバー(2)の揺動方向と直交する方向への回動により
変速するごとく成したのである。
具体的には、前記基部(21)の前記中間部側端縁に、
前記レバー軸(3)と同方向に延びる支持板(25)を一
体に形成して、該支持板(25)に前記支持軸(24)を固
定ねじ(26)で着脱可能に取付け、この支持軸(24)
に、操作ワイヤの一端を係止するワイヤ係止部(51)を
もち、リターンばね(6)の力でワイヤ巻戻し方向に復
動する略円筒状のワイヤ巻取体(5)を前記中間部(2
3)とともに回動自由に支持し、これら中間部(23)と
巻取体(5)との間に、前記巻取体(5)の回動位置を
段階的に位置決めする複数個の係合部(71)と、前記係
合部(71)に係合して前記巻取体(5)の回動位置を保
持する係合体(72)とを備えた位置保持機構(7)と、
前記操作部(22)の操作力を前記巻取体(5)に伝え伝
動体(8)とを設ける一方、前記位置保持機構(7)の
係合体(72)と係合部(71)との係合を制御し、前記巻
取体(5)の位置保持を解除してこの巻取体(5)の復
動を許す制御レバー(91)をもった位置保持制御機構
(9)を設け、前記制御レバー(91)を、前記支持板
(25)から前記支持軸(24)と平行状に突設する枢支軸
(27)に枢支すると共に、前記支持軸(24)に、前記操
作部(22)の操作開始位置を設定する第1設定部(10
a)をもった位置設定体(10)を回動不能に支持し、前
記中間部(23)と前記支持軸(24)との間に、前記操作
部(22)を前記操作開始位置に復帰させるレバーばね
(20)を介装すると共に、前記巻取体(5)に、前記制
御レバー(91)の操作開始位置を設定する第2設定部
(52)を設け、前記制御レバー(91)と前記支持板(2
5)との間に、前記制御レバー(91)を前記操作開始位
置に復帰させるレバーばね(30)を介装したのである。
以上の構成において、前記中間部(23)は、その分割
側部分を平板状に形成して、この板状部分に、前記支持
軸(24)に嵌合する軸孔(23a)と、操作部(22)の操
作開始位置で前記位置設定体(10)の第1設定部(10
a)と当接する当接部(23b)とを設けると共に、爪形状
の前記伝動体(8)を枢支し、この伝動体(8)と前記
中間部(23)との間に、前記伝動体(8)を一方向に付
勢する付勢ばね(31)を設けている。
又、前記支持軸(24)は円筒状に形成して、該支持軸
(24)の基端と前記支持板(25)とを、複数個の嵌合突
部と嵌合孔との嵌合により支持軸の周方向に位置変更可
能とし、前記固定ねじ(26)で結合するのであって、前
記支持軸(24)の先端部外周には、軸方向に延びる複数
個の凹条(24a)とねじ溝とを設けて、このねじ溝に螺
合するナット(32)により前記中間部(23)及び巻取体
(5)を支持軸(24)に離脱不能に支持し、又、基端部
と前記巻取体(5)との間には、前記リターンばね
(6)を介装している。又、前記支持軸(24)の凹条
(24a)部には、前記レバーばね(20)の一端を受止め
るばね受片(33a)と前記操作部(22)が操作開始位置
に復動したとき前記伝動体(8)の前記巻取体(5)と
の係合を解除する解除部(33b)をもったばね受板(3
3)を回転不能に支持している。又、前記支持板(25)
は、前記固定ねじ(26)のねじ孔をもち、前記基部(2
1)と一体に形成する板体と、前記固定ねじを挿通する
貫通孔をもった板体とにより形成して、この後者の板体
に、前記枢支軸(27)を突設している。
又、前記巻取体(5)は、一側部にワイヤ係止部(5
1)をもった円筒状に形成して、その軸方向一端部外周
に、前記係合部(71)と、前記操作部(22)の往動操作
時前記伝動体(8)と係合して前記操作部(22)の操作
力を伝達する複数個の受動部(53)と、複数個の規制凹
部(54)とを設け、又、中間部外周には、前記ワイヤ係
止部(51)と連続するワイヤ案内溝(55)を周方向に向
かって凹設している。尚、前記係合部(71)と受動部
(53)と規制凹部(54)とは、前記巻取体(5)と一体
に形成してもよいが、図面では、巻取体(5)と別個に
形成している。具体的には、巻取体(5)の一端部外周
に、周方向に所定間隔を置いて突設する嵌合突起を持っ
た二つの嵌合部(5a)(5b)を軸方向に隣接して設け、
その一つの嵌合部(5a)に、半円形の位置決め板(56)
を回転不能に支持し、この位置決め板の外周面に前記係
合部(71)を周方向に所定間隔を置いて列設すると共
に、これら係合部(71)の底面を前記第2設定部(52)
とする一方、他方の嵌合部(5b)に、円板状の送り板
(57)を前記位置決め板(56)と隣接して回転不能に支
持し、この送り板(57)の外周面一側に前記受動部(5
3)を周方向に所定間隔を置いて設けると共に、外周面
他側に、前記規制凹部(54)を前記係合部(71)と半ピ
ッチ周方向に変位して列設している。
又、前記位置保持機構(7)における係合体(72)
は、先端に爪部をもった爪体から成り、前記制御レバー
(91)と一体に形成して、その先端爪を前記係合部(7
1)に係脱自在に係合させ、前記巻取体(5)のワイヤ
巻取方向への回動時前記レバーばね(30)に抗して前記
制御レバー(91)とともに前記係合部(71)と離反する
方向に移動するようにしている。
又、前記位置保持制御機構(9)は、前記制御レバー
(91)と前記係合体(72)とから成り、前記制御レバー
(91)の往動動作により前記係合体(72)の係合部(7
1)との係合が離脱し、前記巻取体(5)に作用するリ
ターンばね(6)の力で、前記巻取体(5)が回転する
ようにしており、又、前記係合体(72)の先端縁を前記
第2設定部(52)に当接させて制御レバー(91)を操作
開始位置に停止させるようにしている。又、前記制御レ
バー(91)の基端部で、前記係合体(72)と反対側端部
には、往動操作時前記位置決め板(56)の外周面と当接
して往動方向への回動範囲を規制する当接部(92)を設
けている。尚、前記制御レバー(91)は、前記枢支軸
(27)に支持する他、例えば前記支持軸(24)の先端部
に取付ける位置設定体(10)或はばね受板(33)に回転
可能に支持してもよいのである。
又、前記制御レバー(91)を支持する前記枢支軸(2
7)には、制御レバー(91)の往動操作時、前記規制凹
部(54)と係合して巻取体(5)の復動量が前記係合部
(71)間の間隔以上となるのを防ぐ制限爪(34)を設
け、この制限爪(34)と前記枢支軸(27)との間に、前
記制限爪(34)を常時前記規制凹部(54)方向に付勢す
る爪ばね(35)を設けると共に、前記制限爪(34)の基
端側に前記係合体の方向に突出する係合突起(34a)を
設け、かつ前記制御レバー(91)が操作開始位置に停止
するとき前記係合突起(34a)と接触して制限爪(34)
の前記規制凹部(54)との係合を離脱させる当たり(3
6)を前記制御レバー(91)に設けている。
又、前記中間部(23)には、幅方向一側を開放した凹
入部(23a)を設けて、前記制御レバー(91)の操作
時、該制御レバー(91)が前記凹入部(23a)内に進入
するようにしている。
又、前記レバー支持部(12)の端部には、前記巻取体
(5)のワイヤ係止部(51)に係止する変速ワイヤ(W
2)を案内するアウター筒(0)のアウター受け(37)
を設けている。
尚、図中(38)は、前記中間部(23)の基端側部分と
巻取体(5)と制御レバー(91)の基端側部分とを覆う
椀形カバーである。
しかして、ドロップハンドル(H)における曲杆部の
下側先端部分を把持した状態で制動操作する場合、該曲
杆部を把持した手の例えば人差し指と中指とを伸ばして
ブレーキレバー(2)における操作部(22)に引掛け、
この操作部(22)を制動操作位置方向、即ち、前記曲杆
部側に引き寄せるのであって、このレバー操作により、
ブレーキレバー(2)は、基部(21)と中間部(23)と
が支持軸(24)及び支持板(25)を介して一体化した状
態でレバー軸(3)を中心に揺動するのである。そして
このブレーキレバー(2)の揺動によりブレーキワイヤ
(W1)を牽引し、制動できるのである。又、前記ブレ
ーキレバー(2)の揺動操作後、前記操作部(22)から
指を外すことなく、操作部(22)に引掛けた指で前記操
作部(22)を、支持軸(11)を中心に前記ブレーキレバ
ー(2)の揺動方向と直交する方向、即ち、ブレーキレ
バー(2)の幅方向に回動させることにより巻取体
(5)を回転させてロー側に変速することができるので
あり、又、前記ブレーキレバー(2)の揺動操作後、前
記操作部(22)に引掛けた指を操作部(22)から外して
制御レバー(91)の操作部に接触させ、この制御レバー
(91)を、枢支軸(26)を中心に前記操作部(23)と同
方向に回動させることにより、リターンばね(6)の力
で巻取体(5)を回転させてトップ側に変速することが
できるのである。
又、前記ハンドル(H)に固定した固定部材(1)を
把持した状態で制動操作する場合、該固定部材(1)を
把持した手の人差し指、中指及び薬指を前記ブレーキレ
バー(2)に沿って伸ばして前記操作部(22)に引掛
け、この操作部(22)を制動操作位置方向、即ち、前記
曲杆部(H1)方向に押さえると、該ブレーキレバー
(2)は、基部(21)と中間部(23)とが支持軸(24)
及び支持板(25)を介して一体化した状態でレバー軸
(3)を中心に揺動するのであって、このブレーキレバ
ー(2)の揺動操作後、前記操作部(22)から指を外す
ことなく、操作部(22)に引掛けた指で前記操作部(2
2)を、支持軸(11)を中心に前記ブレーキレバー
(2)の揺動方向と直交する方向、即ち、ブレーキレバ
ー(2)の幅方向に回動させることにより巻取体(5)
を回転させてロー側に変速することができるのであり、
又、前記ブレーキレバー(2)の揺動操作後、前記操作
部(22)に引掛けた指を操作部(22)から外して制御レ
バー(91)の操作部に接触させ、この制御レバー(91)
を、枢支軸(27)を中心に前記操作部(22)と同方向に
回動させることにより、リターンばね(6)の力で巻取
体(5)を回転させてトップ側に変速することができる
のである。
以上のごとく、ハンドルにおける曲杆部を把持した位
置からでも、又、前記曲杆部に固定するブレーキ操作装
置の固定部材(1)を把持した位置からでも、ブレーキ
レバー(2)から手の指を外すことなく連続動作で変速
することができるので、ブレーキレバー(2)を操作し
て走行速度を減速した後、直ちに変速する場合でも、制
動操作から変速操作に移行する間のタイムラグを非常に
小さくでき、自転車走行速度の制御を適確に行うことが
できるのである。
次に変速する場合の作動について説明する。
しかして、第2、3図に示したものは、高速段位の状
態であって、ブレーキレバー(2)の操作部(22)は、
レバーばね(20)により付勢されて、この操作部(22)
と連続する中間部(23)の当接部(23b)が、位置設定
体(10)の第1設定部(10a)と当接して操作開始位
置、換言すると曲杆部(H1)の前面頂部と対向する非
操作位置に停止しており、又、前記伝動体(8)は、そ
の先端がばね受板(33)の解除部(33b)に接触してい
る。又、制御レバー(91)は、レバーばね(30)により
付勢されて、この制御レバー(91)と一体に設けた係合
体(72)の先端縁が、係合部(71)の底面に設けた第2
設定部(52)と当接して操作開始位置に停止している。
そして、前記曲杆部(H1)又は固定部材(1)を把持
する手の指を操作部(22)に接触させて、第3図の状態
から第6図のごとく反時計方向に往動操作すると、伝動
体(8)の解除部(33b)との接触が外れて、付勢ばね
(31)で付勢されている前記伝動体(8)が巻取体
(5)の受動部(53)の一つと係合して操作部(22)の
操作力が巻取体(5)に伝達され、この巻取体(5)が
反時計方向に往動して、操作ワイヤを牽引し、前記操作
部(22)の往動方向への回動が前記係合部(71)の1ピ
ッチのストロークに達すると一段変速でき、又、2ピッ
チのストロークに達すると二段変速できるものであっ
て、三段変速までは前記指の一回の操作で一段毎に、又
は、複数段を一挙に変速操作することができるのであ
る。又、四段以上の変速は、前記操作部(22)を操作開
始位置に一旦復帰させた後、改めて前記操作部(22)を
往動操作することにより一段毎に、又は、複数段を一挙
に変速することができるのである。そして所望の低速段
位に変速した状態で前記係合体(72)は第7図の如く所
望の係合部(71)と係合し、巻取体(5)の復動方向へ
の回動が阻止され、低速側段位に変速した変速状態を確
実に保持できるのでる。そして、以上の如く変速した
後、前記操作部(22)の操作を解放すると、該操作部
(22)は、レバーばね(20)の力で復動方向(第6図時
計方向)に復動し、前記当接部(23b)の第1設定部(1
0a)との当接によって前記操作部(22)は第7図の如く
操作開始位置に復帰して停止し、次の操作に備えるので
ある。この場合、伝動体(8)は、その先端部がばね受
板(33)の解除部(33b)と接触して、前記受動部(5
3)との係合が離脱するのであり、又、前記操作部(2
2)を往動操作すると、前記伝動体(8)の解除部(33
b)との接触が外れ、伝動体(8)は付勢ばね(31)の
力で揺動して前記受動部(53)の一つと係合するのであ
る。
しかして、変速段位数が5〜6段である場合、前記操
作部(22)を指の押し操作で2回往動操作することによ
り無理なく高速から低速に変速することができるのであ
る。
次に、低速側段位に変速した第7図の状態から再び高
速側段位に変速するには、前記曲杆部(H1)又は固定
部材(1)を把持する手の指を、操作開始位置にある制
御レバー(91)の操作部に接触させて、該制御レバー
(91)を第3図の状態から反時計方向、即ち、前記操作
部(22)と同方向に往動操作するのであって、この操作
により制御レバー(91)に設けた係合体(72)が係合部
(71)と離反する方向に移動してこの係合部(71)との
係合が離脱し、前記巻取体(5)は、リターンばね
(6)の力で所定量復動するのである。このとき制限爪
(34)が、第8図のごとく巻取体(5)における一つの
規制凹部(54)と当接して前記巻取体(5)のリターン
ばね(6)による復動量が規制されるのであって、前記
制御レバー(91)の操作解除により、該制御レバー(9
1)がレバーばね(30)の力で復動して当たり(36)が
前記制限爪(34)の係合突起(34a)と当接して前記制
限爪(34)の規制凹部(54)との係合が離脱し、そし
て、前記係合体(72)が係合部(71)と係合するよりも
前に巻取体(5)がリターンばね(6)の力で復動し、
続いて前記係合体(72)が一段低速側の係合部(71)と
係合し、この係合により前記巻取体(5)のリターンば
ね(6)による復動が阻止され、高速段位に変速した変
速状態を確実に保持できるのである。又、復帰した前記
制御レバー(91)は、前記係合体(72)の先端縁が第2
設定部(52)と当接して第3図の如く操作開始位置に停
止し、次の操作に備えるのである。そして、操作開始位
置に停止した前記制御レバー(91)を新たに往動操作す
ると、前記した場合と同様、係合体(72)の係合部(7
1)との係合が離脱し、巻取体(5)がリターンばね
(6)の力で復動し、前記ワイヤを更に弛緩して更に一
段高速側段位に変速することができるのであり、又、制
御レバー(91)の操作を開放することにより前記係合体
(72)は、隣接する低速側の係合部(71)と係合し、巻
取体(5)の復動位置を保持できるのであり、又、復動
した制御レバー(91)は、係合体(72)が第2設定部
(52)と当接して操作開始位置に停止するのである。こ
の低速段位側から高速段位側への変速は、係合部(71)
の1ピッチ毎に制限爪(34)が規制凹部(54)と係合し
て巻取体(5)の復動量が規制されるため、前記制御レ
バー(91)は、高速段位数に対応した回数往動操作する
必要がある。しかし、前記制限爪(34)をなくし、前記
制御レバー(91)の操作加減で前記係合体(72)の係合
部(71)との係合量を制御し、前記巻取体(5)を一段
毎に或は複数段を一挙に回動させて変速してもよいので
ある。
次に第9、10図に示した第2実施例について説明す
る。
この第2実施例は、基本的に前記第1実施例と同じで
あるため、第1実施例と異なる点について説明する。
しかして、第2実施例では、ブレーキレバー(2)
を、その操作部(22)と中間部(23)との間から分割し
て、操作部(22)の分割側部分を平板状に形成し、又、
中間部の分割側端縁に前記支持板(25)を一体に形成し
て、該支持板(25)に前記支持軸(24)を固定ねじ(2
6)で着脱可能に取付け、この支持軸(24)に、前記巻
取体(5)を前記操作部(22)の平板状部分とともに回
動自由に支持し、これら操作部(22)と巻取体(5)と
の間に、前記位置保持機構(7)を設けると共に、前記
操作部(22)に前記伝動体(8)を設け、又、前記操作
部(22)と前記支持軸(24)との間に、前記レバーばね
(20)を介装、前記操作部(22)の、前記ブレーキレバ
ー(22)の揺動方向と直交する方向への回動により変速
するごとく成したのである。
尚、前記操作部(22)には、幅方向一側を開放した凹
入部(22a)を設けて、前記制御レバー(91)の操作
時、該制御レバー(91)が前記凹入部(22a)内に進入
するようにしている。
又、巻取体(5)のワイヤ係止部(51)に係止する変
速ワイヤ(w1)は、前記中間部(23)の内部を通って
前記アウター筒(0)で案内されるようになっている。
この第2実施例の場合、第1実施例と同様、曲杆部
(H1)又は固定部材(1)を把持した手で前記ブレー
キレバー(2)を制動操作位置方向に揺動させることに
より、ブレーキレバー(2)は、操作部(22)と中間部
(23)とが支持軸(24)及び支持板(25)を介して一体
化した状態でレバー軸(3)を中心に揺動するのであ
る。そしてこのブレーキレバー(2)の揺動によりブレ
ーキワイヤ(W1)を牽引し、制動できるのである。
又、操作開始位置に停止している操作部(22)の往動操
作によりロー側の所定変速段位に変速でき、又、その操
作の解放により操作部(22)を、レバーばね(20)の力
で操作開始位置に復帰できるのである。又、操作開始位
置に停止している制御レバー(91)の往動操作によりト
ップ側の所定変速段位に変速でき、又、その操作の解放
により制御レバー(91)を、レバーばね(30)の力で操
作開始位置に復帰できるのである。
次に第11、12図に示した第3実施例について説明す
る。
この第3実施例は、第2実施例と同様、基本的に前記
第1実施例と同じであるため、第1実施例と異なる点に
ついて説明する。
しかして、第3実施例では、前記固定部材(1)を、
固定部(11)とレバー支持部(12)とに分割して、この
固定部(11)の分割端に、前記支持板(25)を一体に形
成し、又、前記支持部(12)の内側に、前記支持板(2
5)と対向する平板状のレバー受体(13)を一体に形成
して、前記支持板(25)に前記支持軸(24)を固定ねじ
(26)で着脱可能に取付け、この支持軸(24)に、前記
巻取体(5)を前記レバー受体(13)とともに回動自由
に支持し、これら巻取体(5)とレバー受体(13)との
間に、前記位置保持機構(7)を設けると共に、前記レ
バー受体(13)に前記伝動体(8)を設け、又、前記レ
バー受体(13)と前記支持軸(24)との間に、前記レバ
ーばね(20)を介装して、前記レバー支持部(12)を操
作開始位置に復帰できるようにし、、前記レバー支持部
(12)の、前記ブレーキレバー(2)のレバー軸(3)
を中心とする揺動方向と直交する方向への回動により変
速するごとく成したのである。
又、前記レバー受体(13)には、立上片(12a)を突
設して、この立上片(12a)に前記レバー軸(3)を保
持し、該レバー軸(3)に前記ブレーキレバー(2)を
支持している。又、前記レバー支持部(12)の一側で、
前記巻取体(5)のワイヤ案内溝(55)との対向部位に
は、巻取体(5)のワイヤ係止部(51)に係止する変速
ワイヤ(W1)を案内するアウター筒(0)のアウター
受け(図示せず)を設けている。
又、前記支持軸(24)は、中空に形成して、前記ワイ
ヤ受け(21b)に係止するブレーキワイヤ(W1)を、前
記支持軸(24)内に挿通するようにしている。
又、バンド部材(4)を締付けるための締付ねじ(図
示せず)は、第1、第2実施例の場合とは異なり、前記
支持軸(24)の軸心に対し傾斜させて、固定部材(1)
の外側から締付操作できるようにしている。
この第3実施例の場合、曲杆部(H1)又は固定部材
(1)を把持した手で前記ブレーキレバー(2)を制動
操作位置方向に揺動させることにより、ブレーキレバー
(2)は、レバー軸(3)を中心に揺動するのである。
そしてこのブレーキレバー(2)の揺動によりブレーキ
ワイヤ(W1)を牽引し、制動できるのである。又、操
作開始位置に停止している操作部(22)をブレーキレバ
ー(2)の揺動方向と直交する方向に回動操作すること
により、ブレーキレバー(2)とレバー支持部(12)と
がレバー軸(3)を介して一体化した状態で支持軸(2
4)を中心に回動し、ロー側の所定変速段位に変速でき
るのである。そしてこの操作の解放によりブレーキレバ
ー(2)及びレバー支持部(12)を、レバーばね(20)
の力で復帰させ、操作部(22)を操作開始位置に復帰で
きるのである。尚、前記操作部(22)を回動操作する場
合、前記固定部材(1)を把持した手を、その手首部分
から捻ることにより前記レバー支持部(12)を回動させ
ることができるのである。又、操作開始位置に停止して
いる制御レバー(91)の往動操作によりトップ側の所定
変速段位に変速でき、又、その操作の解放により制御レ
バー(91)を、レバーばね(30)の力で操作開始位置に
復帰できるのである。
次に第13〜16図に示した第4実施例について説明す
る。
この第4実施例は、基本的に前記第1実施例と同じで
ある。
しかして、第4実施例では、前記基部(21)の前記中
間部側端縁に、前記支持板(25)を一体に形成して、該
支持板(25)に前記支持軸(24)をナットで着脱可能に
取付け、この支持軸(24)に、外周面に前記複数個の受
動部(53)をもち、内周面に前記複数個の係合部(71)
と規制凹部(54)とを設けた巻取体(5)を前記中間部
(23)とともに回動自由に支持し、この巻取体(5)を
ワイヤ巻き戻し方向に付勢する前記リターンばね(6)
と前記レバーばね(20)とを設けると共に、前記支持軸
(24)に保持筒(39)を回転不能に支持して、該保持筒
(39)に、爪形状の前記係合体(72)と前記制限爪(3
4)とを揺動自由に支持し、前記係合体(72)を前記係
合部(71)方向に付勢するばね(47)と、前記制限爪
(34)を前記規制凹部(54)に対し離脱方向に付勢する
ばね(図示せず)とを設けると共に、前記中間部(23)
に、前記支持軸(24)と平行状に突出する枢支軸(28)
を介して前記伝動体(8)と前記制御レバー(91)とを
枢支し、この制御レバー(91)の基部に、操作部と反対
方向に向かって突出する制御突部(91b)を設け、又、
前記伝動体(8)の先端部に係合突起(8a)を設ける一
方、前記支持軸(24)に制御板(40)を回転可能に支持
して、該制御板(40)に、前記係合体(72)と前記制限
爪(34)とに係合して、前記制御レバー(91)の往動方
向(第14図時計方向)への回動操作時、前記係合体(7
2)を離脱方向に、又前記制限爪(34)を係合方向にそ
れぞれ作動させる係合突起(41)(42)と、前記伝動体
(8)の係合突起(8a)と係合する第1カム面(43)
と、前記制御突部(91b)と係合する第2カム面(44)
とを設け、前記ブレーキレバー(2)の揺動方向と直交
する方向への回動により変速するごとく成したのであ
る。
又、前記制御レバー(91)は、前記中間部(23)の裏
面に凹入部(23e)を設けて、該凹入部(23e)に配置
し、その操作部(91a)を第15図の如く前記操作部(2
2)に近づけると共に、該操作部(91a)を前記中間部
(23)に対し前記ハンドル(H)側に突出させて操作し
易いようにしており、又、前記制御レバー(91)の幅方
向一側面を前記凹入部(23e)の側面に当接させて、制
御レバー(91)の操作開始位置を設定するようにしてい
る。
又、前記操作部(22)部分の裏面には、前記操作部
(91a)と隣接して前記ハンドル(H)側に突出する広
幅膨出部(22b)を設けて、前記曲杆部(H1)を把持し
て前記操作部(22)を操作する場合に、多少指が短かく
ても容易に操作できるようにしている。又、この膨出部
(22b)は、第16図の如く前記操作部(91a)よりも操作
部(22)の幅方向一方側に変位させて、該膨出部(22
b)に指を接触させて変速操作する場合、前記操作部(9
1a)が邪魔にならないようにしている。
又、前記中間部(23)の基部(21)側部分は、屈曲部
(23d)を介して表面側外方に突出させて、前記屈曲部
(23d)部分から前記固定部材(1)のレバー支持部(1
2)に至る部分の外形を握り易いグリップ形状に形成し
て、前記固定部材(1)の固定部(11)側部分と、前記
レバー支持部(12)側部分から前記屈曲部(23d)部分
とを容易に把持できるようにしている。
又、前記基部(21)の先端部で、前記レバー支持部
(12)側部分と屈曲部(23d)部分とを把持した手が干
渉しない位置に、変速ワイヤを案内するアウター筒のア
ウター受け(48)を設けて、このアウター受け(48)に
邪魔されることなく前記レバー支持部(12)側部分と屈
曲部(23d)部分とを把持できるようにしている。
又、前記支持軸(24)の先端部に、凹入部(49a)を
もった固定板(49)を取付ねじにより回転不能に取付け
ると共に、前記中間部(23)の基部側部分に、前記凹入
部(49a)と係合するボール(50)及び該ボールを付勢
する付勢ばねとを設けて、前記操作部(22)を、前記曲
杆部(H1)の前面頂部と対向する中立位置に維持で
き、又、前記制御レバー(91)の操作時、前記操作部
(22)が制御レバーとともに回動するのを防ぐことがで
きるようにしている。
又、前記支持軸(24)の中間部には、前記操作部(2
2)の操作開始位置を設定する設定部(24b)を設けてお
り、又、前記中間部(23)には、前記設定部(24b)と
当接する当接部(23b)を設けている。
尚、前記制御レバー(91)は、前記レバーばね(30)
で復帰させるようにしてもよいが、第4実施例では、前
記係合体(72)を付勢するばね(47)と前記制限爪(3
4)を付勢するばねの力とを、前記係合突起(41)(4
2)を介して前記制御板(40)が前記制御レバー(91)
の復帰方向と反対方向(第14図時計方向)に回動するよ
うに作用させて、この制御板(40)の第2カム面(44)
から制御突部(91b)を介して前記制御レバー(91)を
復帰させるようにしている。
この第4実施例の場合、第1実施例と同様、曲杆部
(H1)又は固定部材(1)を把持した手で前記ブレー
キレバー(2)を制動操作位置方向に揺動させることに
より、ブレーキレバー(2)は、操作部(22)と中間部
(23)とが支持軸(24)及び支持板(25)を介して一体
化した状態でレバー軸(3)を中心に揺動するのであ
る。そしてこのブレーキレバー(2)の揺動によりブレ
ーキワイヤ(W1)を牽引し、制動できるのである。
又、操作開始位置に停止している操作部(22)の往動操
作によりロー側の所定変速段位に変速でき、又、その操
作の解放により操作部(22)を、レバーばね(20)の力
で操作開始位置に復帰できるのである。又、操作開始位
置に停止している制御レバー(91)の往動操作によりト
ップ側の所定変速段位に変速でき、又、その操作の解放
により制御レバー(91)を、前記係合体(72)を付勢す
るばね及び制限爪(34)を付勢するばねの力で操作開始
位置に復帰できるのである。
次に変速する場合の作動を簡単に説明すると、第14図
の如く伝動体(8)が受動部(53)と係合している状態
で、操作部(22)を時計方向に往動操作すると、前記伝
動体(8)を介して巻取体(5)が往動すると共に、係
合体(72)の係合部(71)との係合が離脱し、変速ワイ
ヤを牽引してロー側の所定変速段位に変速できるのであ
る。又、前記操作部(22)の操作を解放すると、該操作
部(22)は、レバーばね(20)の力で操作開始位置に復
帰するのである。
又、制御レバー(91)を第14図時計方向に往動操作す
ると、制御突部(91b)から第2カム面(44)を介して
制御板(40)が反時計方向に回動し、この制御板(40)
の係合突起(42)により制限爪(34)が規制凹部(54)
方向に強制的に押圧されて、該制限爪(34)の爪部が規
制凹部(54)内に進入すると共に、前記制御板(40)の
係合突起(41)により係合体(72)の係合部(71)との
係合が離脱し、前記巻取体(5)は、前記制限爪(34)
と規制凹部(54)との間の隙間相当量だけ、即ち前記係
合部(71)の1ピッチの範囲内で反時計方向に復動し、
前記制御レバー(91)の操作解除により、該制御レバー
(91)が反時計方向に復帰すると、前記制御板(40)が
時計方向に回動して、前記制限爪(34)の押圧が解除さ
れ、該制限爪(34)の規制凹部(54)との係合が離脱す
ると共に、前記係合体(72)が隣接する係合部(71)と
係合するのである。
又、前記ブレーキレバー(2)の中間部(23)には、
制御レバー(91)を枢支して、操作部(22)の往動操作
による変速時、この操作部(22)の前記制御レバー(9
1)との相対運動が生じないようにして、操作部(22)
の回動とともに制御レバー(91)がともに回動するよう
にしているため、前記制御レバー(91)に邪魔されるこ
となく前記操作部(22)を操作して変速することができ
るのである。
又、前記操作部(22)には、裏面方向に突出する膨出
部(22b)を設けているため、運転者の手の指が標準長
さよりも多少短い場合でも、前記膨出部(22b)を利用
して変速することができるのであり、又、この膨出部
(22b)は、前記制御レバー(91)の操作部(91a)より
も外方に突出しているため、前記膨出部(22b)を利用
して変速する場合の変速操作を容易にできるのである。
又、前記制御レバー(91)の操作部(91a)は、前記
操作部(22)の近くに配置されているため前記曲杆部
(H1)又は固定部材(1)を把持する手の指で前記制
御レバー(91)を容易に操作できるのである。
又、前記ブレーキレバー(2)における中間部(23)
の基部側部分には、屈曲部(23d)を設けて、固定部材
(1)のレバー支持部(12)側部分から前記屈曲部(23
d)部分をアウター受け(48)に邪魔されることなく容
易に把持することができるのである。
尚、以上説明した第1〜第4実施例では、操作部(2
2)を、ブレーキレバー(2)の揺動方向と直交する方
向、換言するとレバー軸(3)の軸心と同方向に回動可
能としたが、その他、前記レバー軸(3)の軸心に対し
傾斜する方向に回動可能としてもよいのであって、要は
制動操作時、変速しない範囲内で前記ブレーキレバー
(2)の揺動方向と異なる方向に回動可能であればよ
い。又、ブレーキレバー(2)とは別に制御レバー(9
1)を設けて、操作部(22)の回動操作でロー側に変速
し、前記制御レバー(91)の回動操作でトップ側に変速
する如く構成したが、その他、前記制御レバー(91)を
なくし、前記操作部(22)の回動方向一方側への回動操
作でロー側に変速し、他方側への回動操作でトップ側に
変速する如く構成してもよいのである。この場合、操作
部(22)は、常に操作開始位置に復帰させるようにして
もよいし、又、操作開始位置に復帰しないようにしても
よいのである。又、位置保持機構(7)を設けて、操作
部(22)の操作位置を変速段位に対応して位置決めでき
るようにしたが、その他、前記位置保持機構をなくし、
前記操作部(22)の、ブレーキレバー(2)の揺動方向
と異なる方向への回動に、変速機におけるリターンばね
の力に打勝つ抵抗を付与して前記操作部(22)の操作位
置を保持するようにしてもよいのである。
又、各実施例では、リターンばね(6)を設けて巻取
体(5)を復動させるように構成したが、その他、例え
ば、変速機におけるリターンばねを利用し、このリター
ンばねの力で前記巻取体(5)を復動させるようにして
もよいのである。従って、前記巻取体(5)と固定部材
(1)との間に設ける前記リターンばね(6)は必らず
しも必要でない。
又、位置保持機構(7)を設ける場合、この位置保持
機構(7)の係合体(72)は、第1〜第3実施例の如く
制御レバー(91)と一体に形成する他、第4実施例の如
く別個に形成してもよい。尚、第1〜第3実施例におい
て前記係合体(72)を別個に形成する場合、例えば、第
17図の如く係合体(72)としてボールを用い、この係合
体(72)と前記制御レバー(91)との間に前記係合体
(72)を前記係合部(71)方向に付勢する押圧ばね(4
5)とこの押圧ばね(45)のばね受け(46)とを設ける
と共に、前記固定部(11)に、前記係合体(72)、押圧
ばね(45)及びばね受(46)を支持する支持片(15)を
設けるのである。
又、第1〜第3実施例における前記位置保持機構
(7)の係合部(71)は、巻取体(5)の外周部に設け
る他、前記巻取体(5)に対し該巻取体(5)の軸方向
に変位して設けてもよい。この場合、例えば巻取体
(5)の一端に、該巻取体(5)よりも小径の円形連動
板を取付けて、この連動板の外周に前記係合部(71)を
形成すると共に、前記制御レバー(91)を、前記支持軸
(24)の先端部に取付ける前記位置設定体(10)或はば
ね受板(33)に支持するのである。斯くすることによ
り、前記巻取体(5)部分の大径化を防止し、この巻取
体部分を小径化できると共に、前記制御レバー(91)の
支持位置を前記巻取体(5)の中心線側に寄せることが
できるので、装置全体を小形に形成できるのである。
又、第1〜第3実施例において、前記操作部(22)の
操作開始位置を設定するための前記第1設定部(10a)
は、前記固定部(11)と一体に形成してもよいのであ
り、又、制御レバー(91)の操作開始位置を設定するた
めの第2設定部(52)は、前記固定部(11)に設けても
よいのである。
又、第1〜第3実施例において、位置保持制御機構
(9)を設ける場合、この位置保持制御機構(9)は、
前記制御レバー(91)を備えた構造とする他、この制御
レバー(91)をなくし、図示していないが、例えば前記
固定部(11)側部材に、ばねで復動方向に付勢された制
御ピン或は押しボタンを支持し、この制御ピン或は押し
ボタンを作動させて前記係合体(72)を移動し、この係
合体(72)と係合部(71)との係合を離脱させるように
してもよいのであって、その構成は特に限定されるもの
ではない。
尚、本発明の操作装置は、前記したごとくドロップハ
ンドルに装着する他、フラットハンドルなどのドロップ
ハンドル以外のハンドルに装着してもよいのである。こ
の場合、固定部材(1)は、把持できる形状になってい
なくともよいのである。
(発明の効果) 以上の如く本発明は、固定部(11)とレバー支持部
(12)とをもった固定部材(1)の前記支持部(11)に
支持する基部(21)と操作部(22)とをもち、前記固定
部材(1)に対し制動操作位置と非操作位置とに揺動可
能としたブレーキレバー(2)の操作部(22)を利用
し、この操作部(22)を、前記固定部(11)に対し前記
ブレーキレバー(2)の揺動方向と異なる方向に回動可
能に構成して、この操作部(22)の、前記ブレーキレバ
ー(2)の揺動方向と異なる方向への回動により変速す
るごとく成したから、制動と変速とを行うことができな
がら、変速専用の変速レバーを不要にできるのである。
従って、構造を簡単にできて、安価に提供できると共
に、全体を小形化でき、変速レバーに手指などを引掛け
て負傷するのを防ぐことができるのである。
又、前記操作部(22)を利用して変速できるようにす
ることにより、ブレーキレバー(2)を操作する手を、
ブレーキレバー(2)の操作部(22)から外すことな
く、該操作部(22)を、ブレーキレバー(2)の揺動方
向と異なる方向に回動操作することにより変速し得るの
で、ブレーキレバー(2)を操作して走行速度を減速し
た後、直ちに変速する場合でも、制動操作から変速側操
作に移行する間のタイムラグを非常に小さくでき、自転
車走行速度の制御を適確に行い得るのである。
又、ブレーキレバー(2)を基部(21)と操作部(2
2)とに分割して、この操作部(22)の回動操作で変速
するごとく成すことにより、ブレーキ操作装置における
ブレーキレバー部分の構造だけを変更すればよいので、
構造をより一層簡単にでき、より一層のコストダウンを
図ることができるのである。
又、固定部材(1)を固定部(11)とレバー支持部
(12)とに分割して、この支持部(12)に支持するブレ
ーキレバー部における操作部(22)の回動操作で変速す
るごとく成すことにより、前記固定部材(1)を把持す
る手を、その手首部分から捻ることにより前記操作部
(22)を前記支持部(12)とともに回動させて変速する
ことができるので、変速操作が非常に行い易いのであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明操作装置の一実施例を示す縦断正面図、
第2図は要部のみの拡大断面図、第3図及び第4図は縮
小した一部省略縦断側面図、第5図は巻取体のみの断面
図、第6図〜第8図は作動状態を示す説明図、第9図及
び第10図は第2実施例を示すもので、第9図は第1図に
対応した縦断正面図、第10図は第2図に対応した拡大断
面図、第11図及び第12図は第3実施例を示すもので、第
11図は第1図に対応した縦断正面図、第12図は第2図に
対応した拡大断面図、第13図〜第16図は第4実施例を示
すもので、第13図は要部のみの拡大断面図、第14図は一
部省略縦断面図、第15図は全体の側面図、第16図は同平
面図、第17図は更に別の実施例を示す説明図である。 (1)……固定部材 (11)……固定部 (12)……レバー支持部 (2)……ブレーキレバー (21)……基部 (22)……操作部

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自転車のハンドルに固定するための固定部
    材(1)と、 前記固定部材(1)にレバー軸(3)により揺動自在に
    支持される基部(21)と揺動操作するための操作部(2
    2)とをもち、前記固定部材(1)に対し制動操作位置
    と非制動操作位置とに揺動可能としたブレーキレバー
    (2)とから成り、 前記操作部(22)を、前記固定部材(1)に対し前記ブ
    レーキレバー(2)の前記制動のための揺動方向と異な
    る方向に支持軸(24)により回動可能に構成して、 前記操作部(22)を、前記ブレーキレバー(2)の揺動
    方向と異なる方向への回動により変速するごとく成した ことを特徴とする自転車用操作装置。
  2. 【請求項2】前記ブレーキーレバー(2)を、前記基部
    (21)と前記操作部(22)とに分割して、前記支持軸
    (24)により前記操作部(22)を前記基部(21)に対し
    前記ブレーキレバー(2)の揺動方向と異なる方向に回
    動可能に構成して、 前記操作部(22)を、前記ブレーキレバー(2)の揺動
    方向と異なる方向への回動により変速操作するごとく成
    した ことを特徴とする請求項1記載の自転車用操作装置。
  3. 【請求項3】前記固定部材(1)を、固定部(11)とレ
    バー支持部(12)とに分割して、前記支持軸(24)によ
    り前記レバー支持部(12)を、前記固定部(11)に対し
    前記ブレーキレバー(2)の揺動方向と異なる方向に回
    動可能に構成して、 前記操作部(22)を、前記ブレーキレバー(2)の揺動
    方向と異なる方向への回動により変速するごとく成した ことを特徴とする請求項1記載の自転車用操作装置。
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