JPS5948188B2 - 偶発解除防止駐車ブレ−キ - Google Patents
偶発解除防止駐車ブレ−キInfo
- Publication number
- JPS5948188B2 JPS5948188B2 JP52115055A JP11505577A JPS5948188B2 JP S5948188 B2 JPS5948188 B2 JP S5948188B2 JP 52115055 A JP52115055 A JP 52115055A JP 11505577 A JP11505577 A JP 11505577A JP S5948188 B2 JPS5948188 B2 JP S5948188B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plunger
- sleeve
- protrusion
- parking brake
- lever
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60T—VEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
- B60T7/00—Brake-action initiating means
- B60T7/02—Brake-action initiating means for personal initiation
- B60T7/08—Brake-action initiating means for personal initiation hand actuated
- B60T7/10—Disposition of hand control
- B60T7/101—Disposition of hand control by means of a pull rod
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T74/00—Machine element or mechanism
- Y10T74/20—Control lever and linkage systems
- Y10T74/20396—Hand operated
- Y10T74/20468—Sliding rod
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T74/00—Machine element or mechanism
- Y10T74/20—Control lever and linkage systems
- Y10T74/20576—Elements
- Y10T74/20636—Detents
- Y10T74/20714—Lever carried rack
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Braking Elements And Transmission Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は自動車用の駐車ブレーキ、特に運転席前方に配
設され、操縦者によりロッドを引張り出すことにより制
動が働き、このロッドを反対方向に戻すことにより制動
が解かれる形式の駐車ブレーキに関する。
設され、操縦者によりロッドを引張り出すことにより制
動が働き、このロッドを反対方向に戻すことにより制動
が解かれる形式の駐車ブレーキに関する。
この形式の駐車ブレーキは手動によりプランジャを引張
り出すためにプランジャに取付けたバンドルを有し、プ
ランジャを引出し位置に保つラチェット及びポールを有
するが、このバンドルに操縦者の身体の一部が誤って触
れ、もしくは誤動作により、バンドルが回動されると、
ラチェット及びボールの係合が外れプランジャが戻りそ
れまで働いていた駐車ブレーキが不慮に解かれて車体が
自然発車するという事故あるいはその他の事故を招くこ
とがある。
り出すためにプランジャに取付けたバンドルを有し、プ
ランジャを引出し位置に保つラチェット及びポールを有
するが、このバンドルに操縦者の身体の一部が誤って触
れ、もしくは誤動作により、バンドルが回動されると、
ラチェット及びボールの係合が外れプランジャが戻りそ
れまで働いていた駐車ブレーキが不慮に解かれて車体が
自然発車するという事故あるいはその他の事故を招くこ
とがある。
上記のような偶発解除を防止するようにした従来装置と
して、特開昭50−21427号公報、特開昭50−2
7235号公報に記載されたものがある。
して、特開昭50−21427号公報、特開昭50−2
7235号公報に記載されたものがある。
特開昭50−21427号公報に記載されたものけ、ハ
ンドルをロッドに対して一定角度相対回転可能に取付け
るとともに、ハンドルに取付けた特別な部材を操作する
ことでハンドルとロッドとを一体回転する如く連結する
クラッチ手段を設は操縦者の身体の一部が誤ってハンド
ルに触れてもハンドルが空転してロッドが回転しないよ
うにしたものである。
ンドルをロッドに対して一定角度相対回転可能に取付け
るとともに、ハンドルに取付けた特別な部材を操作する
ことでハンドルとロッドとを一体回転する如く連結する
クラッチ手段を設は操縦者の身体の一部が誤ってハンド
ルに触れてもハンドルが空転してロッドが回転しないよ
うにしたものである。
しかしながら、ロッドに対するハンドルの空転角度が限
定されていることから、・・ンドルに加わった回転力が
強い場合ノ・ンドルの慣性運動によりロッドが回転して
しまう問題がある。
定されていることから、・・ンドルに加わった回転力が
強い場合ノ・ンドルの慣性運動によりロッドが回転して
しまう問題がある。
また、特開昭50−27235号公報に記載されたもの
は、隣接するラチェツト歯間にロッドの長手方向に延在
する突条部を設ける一方、ポールの先端には前記突条部
の嵌合用切欠きを設け、ボールカラチェット歯の1つに
係合した時前記突条部の前記切欠きへの嵌合によりロッ
ドの回動が阻止されるようにしている。
は、隣接するラチェツト歯間にロッドの長手方向に延在
する突条部を設ける一方、ポールの先端には前記突条部
の嵌合用切欠きを設け、ボールカラチェット歯の1つに
係合した時前記突条部の前記切欠きへの嵌合によりロッ
ドの回動が阻止されるようにしている。
しかし、前記突条部を設けた結果、ラチェツト歯を単純
な切削加工で形成することが困難となり、鍛造等でラチ
ェツト歯を形成せねばならず、ラチェツト歯の加工費が
高くつく問題があり、また前記突出部によりポールとラ
チェツト歯との保合面積が偶発解除が生じたものに比べ
て減少し、ポールとヅテエット歯の強度面でも不利益を
生じる問題や、ポールとラチェツト歯との係合状態は目
視できないので、駐車ブレーキ解除時、ポールの切欠き
とロッドの突条部との保合を解くことと、ロッドに回転
力を加えることとのタイミング合せかむずかしく、駐車
ブレーキの解除操作性が悪い問題があった。
な切削加工で形成することが困難となり、鍛造等でラチ
ェツト歯を形成せねばならず、ラチェツト歯の加工費が
高くつく問題があり、また前記突出部によりポールとラ
チェツト歯との保合面積が偶発解除が生じたものに比べ
て減少し、ポールとヅテエット歯の強度面でも不利益を
生じる問題や、ポールとラチェツト歯との係合状態は目
視できないので、駐車ブレーキ解除時、ポールの切欠き
とロッドの突条部との保合を解くことと、ロッドに回転
力を加えることとのタイミング合せかむずかしく、駐車
ブレーキの解除操作性が悪い問題があった。
本発明は、前述の如き諸問題を招くことなく偶発解除を
防止せんとするもので、車両の車体固定部分に固定され
るブラケット、このブラケットに枢着されたレバー、こ
のレバーに一端を固着されかつ他端を車輪ブレーキに連
結されたケーブル、自己の軸線回りには回転できないよ
うに前記レバーに枢着されたスリーブ、一端を前記スリ
ーブにより回転可能であるが長さ方向には固定関係に軸
支されたプランジャ、このプランジャの他端部近くを滑
動可能に支えかつ前記ブラケットに対しては枢着された
ガイド、前記プランジャの他端に固定された手動操作用
・・ンドル、前記プランジャにその長さ方向に沿い列設
されたラチェツト歯このラチェツト歯に係合して前記プ
ランジャをブレーキ反力に抗して拘止するように前記ガ
イドに設けられ、かつ前記プランジャの回転により前記
ラチェツト歯との係合を解くポールを有した駐車ブレー
キにおいて、前記スリーブと前記手動操作用ハンドル間
の前記プランジャの表面にプランジャの長さ方向に沿う
案内溝を前記ラチェツト歯の列とは重ならないように設
け、この案内溝内にはロック部材を前記プランジャの長
さ方向に滑動可能であるが、プランジャの軸線回りには
プランジャと一体回転するように配設し、このロック部
材の前記スリーブに対向する端部には前記プランジ切表
面上に突出する突起を設ける一方、前記スリーブには前
記ポールが前記ラチェツト歯に係合した状態の下で前記
突起が付勢部材の付勢力により係合して前記スリーブと
前記プランジャの相対回転を阻止するためのロック溝を
設け、前記ロック部材の前記手動操作用・・ンドルに対
向する端部には前記突起とロック溝との係合を解くため
の指かけ用鉤部を設けたものである。
防止せんとするもので、車両の車体固定部分に固定され
るブラケット、このブラケットに枢着されたレバー、こ
のレバーに一端を固着されかつ他端を車輪ブレーキに連
結されたケーブル、自己の軸線回りには回転できないよ
うに前記レバーに枢着されたスリーブ、一端を前記スリ
ーブにより回転可能であるが長さ方向には固定関係に軸
支されたプランジャ、このプランジャの他端部近くを滑
動可能に支えかつ前記ブラケットに対しては枢着された
ガイド、前記プランジャの他端に固定された手動操作用
・・ンドル、前記プランジャにその長さ方向に沿い列設
されたラチェツト歯このラチェツト歯に係合して前記プ
ランジャをブレーキ反力に抗して拘止するように前記ガ
イドに設けられ、かつ前記プランジャの回転により前記
ラチェツト歯との係合を解くポールを有した駐車ブレー
キにおいて、前記スリーブと前記手動操作用ハンドル間
の前記プランジャの表面にプランジャの長さ方向に沿う
案内溝を前記ラチェツト歯の列とは重ならないように設
け、この案内溝内にはロック部材を前記プランジャの長
さ方向に滑動可能であるが、プランジャの軸線回りには
プランジャと一体回転するように配設し、このロック部
材の前記スリーブに対向する端部には前記プランジ切表
面上に突出する突起を設ける一方、前記スリーブには前
記ポールが前記ラチェツト歯に係合した状態の下で前記
突起が付勢部材の付勢力により係合して前記スリーブと
前記プランジャの相対回転を阻止するためのロック溝を
設け、前記ロック部材の前記手動操作用・・ンドルに対
向する端部には前記突起とロック溝との係合を解くため
の指かけ用鉤部を設けたものである。
このような本発明装置においては、駐車ブレーキの作動
状態の下ではロック部材の突起とスIJ−ブのロック溝
との係合によりプランジャの回転が阻止されるので、偶
発解除は確実に防止されるものである。
状態の下ではロック部材の突起とスIJ−ブのロック溝
との係合によりプランジャの回転が阻止されるので、偶
発解除は確実に防止されるものである。
そして、プランジャのラチェツト歯は偶発解除が生じた
従来装置と同じであって、フライス盤等でプランジャに
簡単な切削加工を加えることでラチェツト歯を形成でき
るし、プランジャの案内溝、スリーブのロック溝も同様
に簡単な切削加工で形成でき、ロック部材の形成も簡単
であるから、低コストで製造できる。
従来装置と同じであって、フライス盤等でプランジャに
簡単な切削加工を加えることでラチェツト歯を形成でき
るし、プランジャの案内溝、スリーブのロック溝も同様
に簡単な切削加工で形成でき、ロック部材の形成も簡単
であるから、低コストで製造できる。
更に、プランジャの案内溝はラチェツト歯の列とは重な
っていないので、ラチェツト歯とポールとの保合面積も
広く、この係合部の強度面での不利益もない。
っていないので、ラチェツト歯とポールとの保合面積も
広く、この係合部の強度面での不利益もない。
更には、駐車ブレーキの解除時、・・ンドルにかけた手
の指の1本をロック部材の鉤部にかけて引くことでロッ
ク部材の突起とスリーブのロック溝との係合が確実に解
けてプランジャが回転可能となるため、駐車ブレーキ解
除の操作性も非常に良好である。
の指の1本をロック部材の鉤部にかけて引くことでロッ
ク部材の突起とスリーブのロック溝との係合が確実に解
けてプランジャが回転可能となるため、駐車ブレーキ解
除の操作性も非常に良好である。
以下、本発明の実施例を図面に基いて説明する。
第1図において下向き弧状に彎曲したブラケット1はそ
の左方の取付部2を運転席前方のダッシュパネル3にボ
ルト4によって取付けられる。
の左方の取付部2を運転席前方のダッシュパネル3にボ
ルト4によって取付けられる。
又右方の取付部5は運転席前方の計器板6に取付けられ
ている。
ている。
弧状のブラケット1の中央部分にはレバー7がビン8′
にて枢着されている。
にて枢着されている。
ブラケット1は断面がU字状をなし、そのU字状内にレ
バー7の上端が収まり、ビン8′は両端支持状にブラケ
ット1に支えられてレバー上端を枢着している。
バー7の上端が収まり、ビン8′は両端支持状にブラケ
ット1に支えられてレバー上端を枢着している。
レバー7の下端にはスリーブ8がビン9によって枢着さ
れている。
れている。
スリーブ8は第2図に示すように、その右半分は管状を
なし左半分はその管状を平たく押し潰された形状をなし
ている。
なし左半分はその管状を平たく押し潰された形状をなし
ている。
押し潰されたこの左半分偏平部は断面がU字状になるよ
うに、上縁(第2図)が開口されてそのU字状内1にレ
バー7の下端が収まりビン9により枢着されている。
うに、上縁(第2図)が開口されてそのU字状内1にレ
バー7の下端が収まりビン9により枢着されている。
スリーブ8の右半分管状部にはプランジャ10の左端が
滑動可能にはまる。
滑動可能にはまる。
プランジャ10のこの部分には第3図のようにビン11
がその断面直径方向に貫通田植されている。
がその断面直径方向に貫通田植されている。
ビン11の両1端はプランジャの外周面より伸び出して
スリーブ8の壁の有する貫通溝12.13内の滑動可能
にはまる。
スリーブ8の壁の有する貫通溝12.13内の滑動可能
にはまる。
ビン11は溝12.13の長さに応じた範囲第3図の矢
印で示すように往復回動ができる。
印で示すように往復回動ができる。
その往復回動は、両頁通溝12.13の端末のスシトッ
パー作動により制限される。
パー作動により制限される。
スリーブ8の外周にはコイル状のばね14が巻回されて
いる。
いる。
ばね14一端は曲げられて突起15にアンカーされ第2
図、他端は第3図に示すようにビン11の左端に曲げか
けられてアンカーされ;ている。
図、他端は第3図に示すようにビン11の左端に曲げか
けられてアンカーされ;ている。
このばね14により、ビン11を第3図示位置に保持す
るように付勢する。
るように付勢する。
第1図に戻り、プランジャ10は右方に長く伸びて管状
ガイド16内を滑動可能に貫通する。
ガイド16内を滑動可能に貫通する。
プランジャ10の右端にはノ・ンドル17を有する。
。ガイド16は第4図に示すようにその中央部がU字状
に開口しビン18によりブラケット1の下端に枢着され
ている。
に開口しビン18によりブラケット1の下端に枢着され
ている。
ビン18にはポール19が枢着されている。
ポール19は復帰ばね20により付勢されてプランジャ
10の有するラチェット21(第1図)に常に係合する
傾向を有する。
10の有するラチェット21(第1図)に常に係合する
傾向を有する。
次に本発明駐車ブレーキの特徴とする構造を説明する。
第5図に示すようにプランジャ10にはそのほとんど全
長にわたり軸方向に長い案内溝22を有量る(第6図)
。
長にわたり軸方向に長い案内溝22を有量る(第6図)
。
この案内溝22にはロック部材23が滑動可能にはまる
。
。
このロック部f23は第5図に示すように2個の保持環
24により案内溝22からの脱出を防ぐ。
24により案内溝22からの脱出を防ぐ。
両保持環24は止めビン(図示なし)によりプランジャ
10上に固定される。
10上に固定される。
25(第5図)はその止めビンの固植用の孔である。
ロック部材23はその左端(第5図)に突起26を有す
る。
る。
この突起26と保持環24との間には圧縮コイルばね2
7が図示のようにプランジャ10を巻回して装着されて
いる。
7が図示のようにプランジャ10を巻回して装着されて
いる。
このばね27の伸びる力により突起26を第5図の左方
に押し、この突起26をスリーブ8の有するロック溝2
8に第7図に示すように常に係合するように付勢する。
に押し、この突起26をスリーブ8の有するロック溝2
8に第7図に示すように常に係合するように付勢する。
ロック部材23の右端には第5図に示すように鉤部29
を有し、操作時の指かけ用に供する。
を有し、操作時の指かけ用に供する。
再び第1図に戻りレバー7の上端近くにケーブル30の
端部を固着しである。
端部を固着しである。
ケーブル30はプーリ31を経て延び車両の後輪のブレ
ーキに連結される。
ーキに連結される。
レバー7はなお復帰用のばね32によって第1図におい
て時計方向に常に回動傾向を与えられている。
て時計方向に常に回動傾向を与えられている。
次に作動について説明する。
第1図において右方のハンドル17、中央のレバー7等
が鎖線位置にあるときは、駐車ブレーキが働いている状
態にあり、第4図に示すようにポール19がプランジャ
10のラチェツト歯21に係合中である。
が鎖線位置にあるときは、駐車ブレーキが働いている状
態にあり、第4図に示すようにポール19がプランジャ
10のラチェツト歯21に係合中である。
駐車ブレーキを解除する心算で・・ンドル17を握ると
き(この場合左手にて)は第5図の右方に示す鉤部29
に人差し指をかけてこれを第5図の右方に引く。
き(この場合左手にて)は第5図の右方に示す鉤部29
に人差し指をかけてこれを第5図の右方に引く。
これによりロック部材23は第5図の右方に滑動する。
その際ロック部材23の左端部の突起26は圧縮ばね2
7を圧縮しながらスリーブ8のロック溝2−8から脱出
する。
7を圧縮しながらスリーブ8のロック溝2−8から脱出
する。
この状態において・・ンドル17に回転力(第3図にお
いて時計方向)を加えると、第3図においてビン11の
両端が貫通溝12の上端及び貫通溝13の下端にそれぞ
れ衝当するまでプランジャ10がその軸回りに回転する
。
いて時計方向)を加えると、第3図においてビン11の
両端が貫通溝12の上端及び貫通溝13の下端にそれぞ
れ衝当するまでプランジャ10がその軸回りに回転する
。
この回転によってプランジャ10のラチェツト歯21(
第1図)の列が約90度の角度側方へ変位する。
第1図)の列が約90度の角度側方へ変位する。
その結果それまで第4図に示すように、ポール19に係
合していたラチェット21がその係合から解かれる。
合していたラチェット21がその係合から解かれる。
従って、レバー7はその復帰ばね32に引かれて第1図
の実線位置まで回動しケーブル30を弛緩する。
の実線位置まで回動しケーブル30を弛緩する。
この弛緩により、ケーブルに連動する後輪ブレーキが解
除される。
除される。
次にハンドル17を握っていた手を手放すと、ばね14
(第2図)によって再びプランジャ10は第3図の反時
計方向に復帰回転してそのラチェツト21がポール19
(第4図)に係合するようになる。
(第2図)によって再びプランジャ10は第3図の反時
計方向に復帰回転してそのラチェツト21がポール19
(第4図)に係合するようになる。
次に駐車ブレーキを働かせるには、第1図の実線位置に
あるハンドル17に手をかけて単に同図の右方に引く。
あるハンドル17に手をかけて単に同図の右方に引く。
このときレバー7は復帰用のばね32に抗しながら鎖線
で示す位置の方向へと揺動する。
で示す位置の方向へと揺動する。
ハンドル17を握る手に感するブレーキ反力が充分にな
ったところでハンドルを手放すと、ばね32の復帰力が
レバー7を介してプランジャー10を微量第1図の左方
に引き戻してラチェツト歯21の1個を第4図に点線を
もって示すようにポール19に係合させる。
ったところでハンドルを手放すと、ばね32の復帰力が
レバー7を介してプランジャー10を微量第1図の左方
に引き戻してラチェツト歯21の1個を第4図に点線を
もって示すようにポール19に係合させる。
これと同時ロック部材23はコイルばね27の伸びる力
によっぞその左端の突起26(第7図)をスリーブ8の
ロック溝28に係合させる。
によっぞその左端の突起26(第7図)をスリーブ8の
ロック溝28に係合させる。
この係合によってプランジャ10とスリーブ8とは結合
されて、プランジャはその軸心回りに回転不能となる。
されて、プランジャはその軸心回りに回転不能となる。
従って第1図の右方のハンドル17に操縦者の身体の二
部が不用意に触れても、プランジャ10がその軸線回り
に回動しない。
部が不用意に触れても、プランジャ10がその軸線回り
に回動しない。
プランジャが第4図の位置を占めたまま回動不能である
から、ラチェット21とポール19は係合し続ける。
から、ラチェット21とポール19は係合し続ける。
その結果レバー7は第1図の鎖線に示す作動位置を占め
、従ってケーブル30は引かれてブレーキを作動位置に
保持する。
、従ってケーブル30は引かれてブレーキを作動位置に
保持する。
従って駐車ブレーキが働き続ける。
以上説明のように本発明の駐車ブレーキは、ハンドルを
握り、ロック部材23の鉤部29に指を掛けてこれを動
かし、ロック部材の突器26をスリーブ8のロック溝2
8から離脱させた場合に限りプランジャ10の、その軸
線回りの回転が可能となるようにしたから、・・ンドル
17に不慮に操縦者の身体が触れても駐車ブレーキが解
かれ事故の原因となることがない。
握り、ロック部材23の鉤部29に指を掛けてこれを動
かし、ロック部材の突器26をスリーブ8のロック溝2
8から離脱させた場合に限りプランジャ10の、その軸
線回りの回転が可能となるようにしたから、・・ンドル
17に不慮に操縦者の身体が触れても駐車ブレーキが解
かれ事故の原因となることがない。
第1図は本発明駐車ブレーキの正面図、第2図はその一
部の正面図、第3図は第2図の1−1線の断面図、第4
図は第1図のIV−IV線に沿う断面図、第5図は同じ
く一部切欠縦断面図、第6図は第5図のVl−Vl線に
沿う断面図、第7図と第8図は何れも一部の平面図であ
る。 1・・・ブラケット、1o・・・プランジャ、17・・
・ハンドル、7・・・レバー、3o・・・ケーブル、1
,9・・・ポール、23・・・ロック部材、28・・・
ロック溝、26・・・突起。
部の正面図、第3図は第2図の1−1線の断面図、第4
図は第1図のIV−IV線に沿う断面図、第5図は同じ
く一部切欠縦断面図、第6図は第5図のVl−Vl線に
沿う断面図、第7図と第8図は何れも一部の平面図であ
る。 1・・・ブラケット、1o・・・プランジャ、17・・
・ハンドル、7・・・レバー、3o・・・ケーブル、1
,9・・・ポール、23・・・ロック部材、28・・・
ロック溝、26・・・突起。
Claims (1)
- 1 車両の車体固定部分に同案されるブラケット、この
ブラケットに枢着されたレバー、このレバーに一端を固
着され、他端を車輪ブレーキに連結されたケーブル、自
己の軸線回りには回転できないように前記レバーに枢着
されたスリーブ、一端を前記スリーブにより回転可能で
あるが長さ方向には固定関係に軸支されたプランジャ、
このプランジャの他端部近くを滑動可能に支えかつ前記
ブラケットに対しては枢着されたガイド、前記プランジ
ャの他端に固定された手動操作用バンドル、前記プラン
ジャにその長さ方向に沿い列設されたラチェツト歯、こ
のラチェツト歯に係合して前記プランジャをブレーキ反
力に抗して拘止するように前記ガイドに設けられかつ前
記プランジャの回転により前記ラチェツト歯との係合を
解くボールを有した駐車ブレーキにおいて、前記スリー
ブと前記手動操作用バンドル間の前記プランジャの表面
にプランジャの長さ方向に沿う案内溝を前記ラチェツト
歯の列とは重ならないように設け、この案内溝内にはロ
ック部材を前記プランジャの長さ方向に滑動可能である
がプランジャの軸線回りにはプランジャと一体回転する
ように配設し、このロック部材の前記スリーブに対向す
る端部には前記プランジャの表面上に突出する突起を設
ける一方前記スリーブには前記ポールが前記ラチェツト
歯に係合した状態の下で前記突起が付勢部材の付勢力に
より係合して前記スリーブと前記プランジャの相対回転
を阻止するためのロック溝を設け、前記ロック部材の前
記手動操作用ノ・ンドルに対向する端部には前記突起と
ロック溝との係合を解くための指かけ用鉤部を設けたこ
とを特徴とする偶発解除防止駐車ブレーキ。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP52115055A JPS5948188B2 (ja) | 1977-09-25 | 1977-09-25 | 偶発解除防止駐車ブレ−キ |
US05/944,204 US4240307A (en) | 1977-09-25 | 1978-09-20 | Parking brakes |
AU40002/78A AU517961B2 (en) | 1977-09-25 | 1978-09-20 | Parking brakes |
Applications Claiming Priority (1)
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JP52115055A JPS5948188B2 (ja) | 1977-09-25 | 1977-09-25 | 偶発解除防止駐車ブレ−キ |
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Family
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Family Applications (1)
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- 1978-09-20 AU AU40002/78A patent/AU517961B2/en not_active Expired
Patent Citations (2)
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