JP2584252Y2 - パーキングブレーキ装置 - Google Patents

パーキングブレーキ装置

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JP2584252Y2
JP2584252Y2 JP5908892U JP5908892U JP2584252Y2 JP 2584252 Y2 JP2584252 Y2 JP 2584252Y2 JP 5908892 U JP5908892 U JP 5908892U JP 5908892 U JP5908892 U JP 5908892U JP 2584252 Y2 JP2584252 Y2 JP 2584252Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、パーキングブレーキ装
置に関し、さらに詳しくは、不用意にブレーキングが解
除されるような誤動作を防止するための構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、乗用車等に装備されているパー
キングブレーキ装置には、一例として、図6に示す構造
がある。
【0003】すなわち、図6に示すパーキングブレーキ
装置1は、運転席の床部に設けられているフロア・タイ
プと称される構造のものであり、セクタ30、操作レバ
ー40、そして、所謂、ブレーキポールをなす係止爪5
0を主要構成として備えている。
【0004】上述したセクタ30は、例えば、運転席の
床部等の不動部に固定されており、後述する操作レバー
40の支点部をなすピン32を中心とした円弧部が形成
され、この円弧部には周方向に沿って複数の歯部34が
設けられている。
【0005】操作レバー40は、ピン32を支点として
揺動可能な梃子状の部材であり、ピン32に対する一方
の揺動端には車両のブレーキ装置に連結されているブレ
ーキケーブル60の端部が、そして、ピン32に対する
他方の揺動端には末端部にグリップ42が装着され、図
において、グリップ42側を引き上げることによってブ
レーキケーブル60を牽引できるようになっている。
【0006】そして、操作レバー40に装備されている
グリップ42の内部には、操作ノブ44が摺動可能に装
填されており、この操作ノブ44は、バネ46の付勢に
よって、通常、グリップ42の先端から頭部を突出させ
る態位を設定されている。
【0007】また、操作ノブ44には、レリーズロッド
70の延長方向一端が固定されており、このレリーズロ
ッド70は、延長方向他端を後述する係止爪50に連結
されている。
【0008】一方、係止爪50は、セクタ30の歯部3
4に対面させた状態で操作レバー40により回転自在に
支持されており、回転支軸54をはさんでレリーズロッ
ド70と反対側の端部にはセクタ30の歯部34に対面
する爪部52が形成されている。
【0009】この係止爪50は、レリーズロッドの70
の変位に連動して回転でき、通常時には、レリーズロッ
ド70がバネ46の付勢を受ける方向に変位するのにあ
わせてセクタ30の歯部34に係合する第1の態位(図
中、実線で示す態位)を設定され、そして、レリーズロ
ッド70がバネ46の付勢に抗した方向に変位した場合
には、セクタ30の歯部34から離脱して係合を解除さ
れる第2の態位(図中、二点鎖線で示す態位)をそれぞ
れ設定されるようになっている。
【0010】このようなパーキングブレーキ装置1にお
いて、所謂、ブレーキング状態にあるときには、レリー
ズロッド70がバネ46の付勢を受けて係止爪50の第
1の態位が設定されることにより、ブレーキケーブル6
0の引張力によってブレーキングの状態が維持される。
【0011】一方、ブレーキングを解除するために係止
爪50とセクタ30との係合を解除する場合には、操作
ノブ44をバネ46の付勢に抗してグリップ42内に押
し込むことにより、二点鎖線で示すように、この押し込
みに連動するレリーズロッド70の変位を介して爪部5
2を回転させてセクタ30の歯部34から離脱させる。
【0012】
【考案が解決しようとする課題】ところで、上述したパ
ーキングブレーキ装置においては、係止爪50とレリー
ズロッド70との連結構造として、図7に示すように、
係止爪50に穿たれた取付け孔54にレリーズロッド7
0の端部を挿入した構造とされている。
【0013】従って、レリーズロッド70の変位が即座
に係止爪50の回転を促す構造となっているために、例
えば、搭乗している子供のいたずら、あるいは、何らか
の衝撃によって、操作ノブ44がバネの付勢に抗した方
向に変位した場合、係止爪50とセクタ30の歯部との
係合が不用意に解除されてしまう虞れがあった。
【0014】そこで、このような問題を解消するため
に、例えば、ブレーキングの解除に際して、操作ノブを
バネの付勢に抗して押し込む操作と操作レバーを持ち上
げる操作との2段階の操作を行うことによって始めてブ
レーキングの解除を行えるようにした構造を採用するこ
とも提案されている(例えば、実公昭56−14133
号公報)。
【0015】しかし、このような構成においては、パー
キングブレーキの解除操作が繁雑になるばかりでなく、
装置自体の構造も複雑化してしまう虞れがある。
【0016】そこで、本考案の目的は、上述した従来の
パーキングブレーキ装置における問題に鑑み、誤動作や
振動によってブレーキングの解除に至ることなく、しか
も、操作性にも優れ、かつ、構造が簡単なパーキングブ
レーキ装置を得ることにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の考案は、
車体不動部に固定配置されて複数の歯部を有するセクタ
と、このセクタに回転可能に支持されている操作レバー
と、この操作レバー内に設けられ操作ノブの変位に連
動するレリーズロッドの移動方向に応じて上記セクタの
歯部と係合する第1の態位およびその係合を解除される
第2の態位を選択される回転可能な係止爪とを備えたパ
ーキングブレーキ装置において、上記レリーズロッドと
上記係止爪とは、該係止爪の一部を構成する連結部によ
って連結され、上記連結部は、上記レリーズロッドの端
部を挿嵌できる開口部を有し、上記第1および第2の態
位において上記レリーズロッドを係止する係止部と、1
対の対向する案内片を有し、これらの案内片間の空間は
上記係止部の開口部と連続して上記レリーズロッドの通
路を構成する案内部と、を含み、上記係止爪にブレーキ
ケーブルからの牽引力が作用しているときに、上記操作
ノブの変位に伴って上記レリーズロッドの端部が上記案
内部の通路内で変位できることを特徴とする。
【0018】請求項2記載の考案は、係止部および案内
部が可撓性部材で構成され、係止部はレリーズロッドを
挿嵌可能な形状に設定されるとともに、案内部との連続
部が括れており、この括れた部分は、係止爪にブレーキ
ケーブルからの牽引力が作用しているときにレリーズロ
ッドが押し込まれると押し拡げられる強度に設定されて
いることを特徴としている。
【0019】請求項3記載の考案は、係止部及び案内部
を構成する可撓性部材が、係止爪の爪部を構成する部分
とともに一体成形された樹脂の一部に設けられているこ
とを特徴としている。
【0020】請求項4記載の考案は、係止部及び案内部
を構成する可撓性部材が、爪部を構成する金属部材の一
部に装填されていることを特徴としている。
【0021】請求項5記載の考案は、係止部及び案内部
を構成する可撓性部材が、板バネなどの弾性体により構
成されて係止爪の爪部を構成する部分に装填されている
ことを特徴としている。
【0022】
【作用】本考案によれば、ブレーキケーブルからの牽引
力が係止爪に作用してブレーキング状態にあるとき、係
止爪の第2の態位を設定する向きにレリーズロッドが変
位した場合にそのレリーズロッドが係止部から案内部に
移行するだけで、係止爪が回転しない状態を維持され
る。
【0023】また本考案によれば、ブレーキング状態
で、係止部から案内部に向けレリーズロッドが移行する
場合、係止部と案内部との連続位置をレリーズロッドが
通過するとき、その連続部の括れた部分が拡げられて始
めて案内部に向けたレリーズロッドの移動が可能にな
る。
【0024】さらに本考案によれば、係止爪にブレーキ
ングケーブルからの牽引力が作用していない状態のとき
は、レリーズロッドが係止部の括れた部分を押すことに
連動して係止爪を回転させることができる。
【0025】
【実施例】以下、図1乃至図5において、本考案実施例
の詳細を説明する。
【0026】図1は、本考案実施例によるパーキングブ
レーキ装置の要部の一つである係止爪とレリーズロッド
との連結構造を示す側面図であり、係止爪以外のもので
図6に示したものと同じ構成部品については同符号によ
り示してある。
【0027】本実施例の特徴は、レリーズロッドが連結
される係止爪側を、その連結部分とセクタに係合する爪
部分とを一体成形した点にある。
【0028】すなわち、係止爪10は、セクタ30の歯
部34に係合する爪部10Aを形成された金属板などの
剛性部材12(図中、破線で示す部材)と、この剛性部
材12をコア部としてその表面に被覆された可撓性材料
からなる樹脂ホルダ20とで構成され、樹脂ホルダ20
には、レリーズロッド70との連結部が設けられてい
る。
【0029】上述した連結部は、係止部22とこれに連
続する案内部24とで構成され、これら各部は、レリー
ズロッド70の端部側から順に係止部22そして案内部
24が位置付けられ、換言すれば、レリーズロッド70
が係止爪10とセクタ30との係合を解除することので
きる第2の態位を設定する方向に変位した場合、その変
位方向の上流側に係止部22が、そして、下流側に案内
部24がそれぞれ位置決めされている。
【0030】係止部22は、レリーズロッド70を挿嵌
することのできる形状を設定されるとともに、案内部2
4に対面する箇所には、レリーズロッド70の外径より
も小さい寸法を以って開放された通路が形成され、この
通路を形成している括れた部分は、ブレーキケーブル6
0の牽引によって係止爪10とセクタ30とが係合して
いる状態で、例えば、操作ノブ44が全移動ストローク
を以って押し込まれた場合に押し拡げられる強度に設定
されている。
【0031】つまり、括れた部分は、ブレーキケーブル
60からの牽引力を利用してレリーズロッド70の移動
に抵抗し、この状態でレリーズロッド70が押し込まれ
ると押し拡げられて撓み変形する。
【0032】従って、操作レバー40を引き上げるとブ
レーキケーブル60からの牽引力がなくなるので、係止
爪10とセクタ30との間にバネ46の付勢力以外の押
し付け力が作用しなくなる。この状態で操作ノブ44が
全移動ストロークを以って押し込まれた場合、レリーズ
ロッド70は、牽引力による抵抗力を受けることなく係
止部22の括れた部分を押して係止爪10を回転させる
ことができる。
【0033】一方、案内部24は、係止部22側に位置
する基部から先端にかけて先細に形成されている案内片
24a,24bを対向させ、これら案内片24a,24
bの間をレリーズロッド70の通路として構成した側面
視形状が嘴状に設定されている部分である。
【0034】そして、案内部24における通路の延長方
向は、レリーズロッド70が係止部22に位置している
とき、図示矢印方向、つまり、セクタ30と係止爪10
との係合を解除する向きにレリーズロッド70が変位す
る方向に平行とされ、そして通路の長さは、操作ノブ4
4の全移動ストローク(L)よりも長く設定されてい
る。
【0035】本実施例は以上のような構成であるから、
図2に示すように、係止爪10の爪部10Aがセクタ3
0の歯部34に係合している第1の態位において、操作
ノブ44がバネ46の付勢に抗して係止爪10とセクタ
30との係合を解除する方向に押し動かされると、これ
に連動してレリーズロッド70が変位し、レリーズロッ
ド70の端部が係止部22の括れた部分に突き当たる。
【0036】このとき、ブレーキケーブル60からの牽
引力により係止爪10がセクタ30に押し付けられてい
る場合には、操作ノブ44が全移動ストロークを以って
押し込まれると、図2中、二点鎖線で示すように、レリ
ーズロッド70が括れた部分を押し拡げて案内部24内
に入り込む。
【0037】従って、操作レバー40を引き上げる操作
が行われずに操作ノブ44が押し込まれた場合には、レ
リーズロッド70が案内部24に向け移動するだけで係
止爪10に対する回転を生起させることがない。
【0038】一方、係止爪10を上述した第1の態位か
ら第2の態位に移行させてブレーキングを解除する場合
には、図3中、二点鎖線で示す位置から実線で示す位置
に向け操作レバー40を引き上げて、あるいは、引き上
げるのと同時に操作ノブ44を押し込む。
【0039】従って、操作レバー40が引き上げられる
ことによりブレーキケーブル60からの牽引力が係止爪
10に作用しなくなるので、セクタ30に対する係止爪
10の押し付けが解除された状態となる。この状態で
は、レリーズロッド70が係止部22の括れた部分に衝
止されたままとなり、レリーズロッド70の変位に応じ
て係止爪10を反時計方向に回転させることができ、セ
クタ30の歯部34から爪部10Aを離脱させることが
できる。
【0040】本実施例によれば、係止爪とレリーズロッ
ドとの連結部に、ブレーキング状態のときにレリーズロ
ッドの変位を許容するだけで係止爪の回転を行わせない
ようにする係止部及び案内部を設けたので、不用意なブ
レーキングの解除を未然に防止することができる。
【0041】また、係止爪における爪部とレリーズロッ
ドとの連結部とを一体成形することにより、部品点数お
よび組立て工数の低減が図れる。
【0042】さらに、本実施例によれば、樹脂ホルダが
有する係止部の括れた部分においてレリーズロッドを保
持することができるので、例えば、振動等によるレリー
ズロッドのがたつきを抑えることができる。
【0043】ところで、上述したレリーズロッドと係止
部との連結部は係止爪の爪部と一体成形することに限ら
ず別部材で構成してもよい。
【0044】図4は、上述した場合の実施例を示してお
り、本実施例においては、図1に示した樹脂ホルダ20
に相当する部材を、レリーズロッド70と係止爪10と
の連結部のみを対象として形成した場合が示されてい
る。
【0045】すなわち、この樹脂ホルダ26は、図1に
示した場合と同様に、係止部26Aと案内部26Bとを
連続させて設けた成形品で構成され、そして、これら各
部以外の箇所には、例えば、爪部10Aを備えた金属板
からなる剛性部材12に形成されている蟻溝に嵌合させ
るための継手部26Cが形成されている。
【0046】従って、本実施例においては、爪部を有す
る剛性部材12と樹脂ホルダ26とを別々に製造し、こ
れら部材同士を蟻継手によって一体化して樹脂ホルダ2
6の抜け止めを行う。
【0047】また、図5は、上述したレリーズロッドと
係止爪との連結部の変形例を示しており、この場合に
は、樹脂ホルダに代えて、係止部および案内部さらには
蟻継手用の継手部とを連続して折り曲げ成形した板バネ
等の弾性体28で構成し、図4に示した場合と同様に、
剛性部材12に形成されている蟻溝に対して弾性体28
の継手部を装填して一体化する。
【0048】
【考案の効果】以上のように本考案によれば、レリーズ
ロッドと係止爪との連結部の構造として、ブレーキング
状態でレリーズロッドが係止爪とセクタとの係合を解除
する方向に変位したとき、レリーズロッドの変位方向に
沿って上流側にレリーズロッドを保持できる括れた部分
を有する係止部を、そして、下流側に上記レリーズロッ
ドの移動を許容するだけで係止爪の回転を起こさせない
ようにする案内部をそれぞれ設けたので、操作ノブが誤
って押し込まれたような場合に、不用意にブレーキング
が解除されてしまうことを未然に防止することができ
る。
【0049】また、本考案によれば、レリーズロッドの
移動のみを許容するための構造として、係止爪における
レリーズロッドとの連結部に、該レリーズロッドを移動
させるための通路を構成する案内部のみを形成するだけ
で、何ら特別な構成部品を付加することなく簡単な構成
によって、不用意なブレーキングの解除が防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案実施例によるパーキングブレーキ装置の
要部をなす係止爪とレリーズロッドとの連結部の構成を
示す側面図である。
【図2】図1に示した係止爪とレリーズロッドとの連結
部における係止爪の第1の態位での状態を説明するため
の側面図である。
【図3】図1に示した係止爪とレリーズロッドとの連結
部における係止爪の第2の態位を説明するための側面図
である。
【図4】図1に示した要部の変形実施例を説明するため
の図1相当の側面図である。
【図5】図1に示した要部のさらに別の実施例を説明す
るための要部を示す側面図である。
【図6】従来のパーキングブレーキ装置の構造を示す概
略断面図である。
【図7】図6に示したパーキングブレーキ装置における
係止爪とレリーズロッドとの連結部の構造を示す斜視図
である。
【符号の説明】
1 パーキングブレーキ装置 10 係止爪 10A 歯部 20,26 樹脂ホルダ 22,26A 係止部 24,26B 案内部 28 弾性体

Claims (5)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体不動部に固定配置されて複数の歯部
    を有するセクタと、このセクタに回転可能に支持されて
    いる操作レバーと、この操作レバー内に設けられ操作
    ノブの変位に連動するレリーズロッドの移動方向に応じ
    て上記セクタの歯部と係合する第1の態位およびその係
    合を解除される第2の態位を選択される回転可能な係止
    爪とを備えたパーキングブレーキ装置において、上記レリーズロッドと上記係止爪とは、該係止爪の一部
    を構成する連結部によって連結され、 上記連結部は、 上記レリーズロッドの端部を挿嵌できる開口部を有し、
    上記第1および第2の態位において上記レリーズロッド
    を係止する係止部と、 1対の対向する案内片を有し、これらの案内片間の空間
    は上記係止部の開口部と連続して上記レリーズロッドの
    通路を構成する案内部と、を含み、 上記係止爪にブレーキケーブルからの牽引力が作用して
    いるときに、上記操作ノブの変位に伴って上記レリーズ
    ロッドの端部が上記案内部の通路内で変位できることを
    特徴とするパーキングブレーキ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のパーキングブレーキ装置
    において、係止部および案内部は可撓性部材で構成さ
    れ、係止部は案内部との連続部が括れており、この括れ
    た部分は、係止爪にブレーキケーブルからの牽引力が作
    用しているときにレリーズロッドが押し込まれると押し
    拡げられる強度に設定されているパーキングブレーキ装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載のパーキングブ
    レーキ装置において、係止部及び案内部を構成する可撓
    性部材は、係止爪の爪部を構成する部分とともに一体成
    形された樹脂の一部に設けられているパーキングブレー
    キ装置。
  4. 【請求項4】 請求項1または2に記載のパーキングブ
    レーキ装置において、係止部及び案内部を構成する可撓
    性部材は、爪部を構成する金属部材の一部に装填されて
    いるパーキングブレーキ装置。
  5. 【請求項5】 請求項1または2に記載のパーキングブ
    レーキ装置において、係止部及び案内部を構成する可撓
    性部材は、板バネなどの弾性体により構成されて係止爪
    の爪部を構成する部分に装填されているパーキングブレ
    ーキ装置。
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