JP2585622B2 - 足踏み式パ−キングブレ−キ装置 - Google Patents

足踏み式パ−キングブレ−キ装置

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JP2585622B2
JP2585622B2 JP21397787A JP21397787A JP2585622B2 JP 2585622 B2 JP2585622 B2 JP 2585622B2 JP 21397787 A JP21397787 A JP 21397787A JP 21397787 A JP21397787 A JP 21397787A JP 2585622 B2 JP2585622 B2 JP 2585622B2
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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、自動車の床近傍に設けられ、足踏みレバー
を備えたブレーキ本体部と、シート脇に設けられ、前記
ブレーキ本体部とリリースケーブルによって結合される
リリースノブを備えた解除操作部とからなる足踏み式パ
ーキングブレーキ装置に関する。
「従来の技術」 足踏みレバーを備え、自動車の床近傍に設けられたブ
レーキ本体部と、シート近くに設けられた解除操作部と
を、リリースケーブルにて連結してなる足踏み式パーキ
ングブレーキ装置では、ブレーキ力の解除の方式に関し
て種々のものが提案されている。
特に解除操作部において、リリースノブの設置場所と
して、計器盤下部とシート脇のコンソールに設置する方
式とに大別されており、 前者では、ブレーキ解除に当り身体を前方に曲げて腕
を伸ばさねばならないのに対し、 後者ではシート脇にリリースノブが備えてあるため、
自然な姿勢のままでリリースノブを握持することがで
き、大変便利である。
前記、後者の例としては、例えば実開昭60-24663号に
おいて開示されたものがある。
前記公開技術における足踏み式パーキングブレーキ装
置では、解除操作部のリリースノブはシート脇のコンソ
ールに設けられた凹所に突出して設置されており、ブレ
ーキ解除時にはリリースノブの頭部はコンソール上表面
を連ねる面より下方にあり、乗車者による他の運転操作
の妨げになることがなく、 また、ブレーキ係止時には前記リリースノブは上方に
引上げられていて、ブレーキ係止のモニターの役割をは
たしている。
「発明が解決しようとする問題点」 しかしながら、前記従来の技術では、コンソールの凹
所にリリースノブを納めると、操作するため手を差し込
むのに、余分のスペースを前記コンソールの凹所に設け
ねばならず、狭隘で、自動車の他の操作レバーなどを収
容しなければならないコンソールでは充分なスペースが
とりにくいという問題点があった。
本発明は、このような従来の問題点に着目してなされ
たもので、ブレーキ本体部に簡単な部材を追加して、解
除操作部と連動することにより、リリースノブはブレー
キ解除時には完全にコンソール中に埋没し、またブレー
キ係止中はブレーキ係止のモニターを兼ねてコンソール
表面外に突出しており、解除操作が容易に行うことが可
能で、かつ前記リリースノブの大きさ以上のスペースを
要しない足踏み式パーキングブレーキ装置を提供するこ
とを目的としている。
「問題点を解決するための手段」 かかる目的を達成するための本発明の要旨とするとこ
ろは、 自動車の床近傍に設けられ、足踏みレバーを備えたブ
レーキ本体部と、 シート脇に設けられ、前記ブレーキ本体部とリリース
ケーブルによって結合されて該リリースケーブルを引張
ることでブレーキを解除するリリースノブを備えた解除
操作部とからなる足踏み式パーキングブレーキ装置にお
いて、 ブレーキ本体部は、 床に固設されたベース部材と、セクターギヤを一体的
に有し、前記ベース部材に設けたレバー枢軸に軸支され
る足踏みレバーおよび、前記セクターギヤに噛合して足
踏みレバーを係止する係止爪と、 一端に前記リリースケーブルを連結し、前記係止爪に
係合し、該係止爪をセクタギヤから離間させてブレーキ
解除を行う位置と、該係止爪をセクタギヤに噛合させる
位置とに転換可能な解除アームと、 2本のアームにより略L字形をしており、一方のアー
ムは真直に延びて直アームをなし、他方のアームは先端
部において前記セクターギヤの方向に鍵状に延ばした案
内部を有し、足踏みレバーのセクターギヤ近くに回動自
在に枢支されたロッカーアームと、 前記ロッカーアームと同軸に巻装され、その一端を延
ばして先端を折り曲げ、前記ロッカーアームの一方のア
ームの先端近くに係止され、他端は同様に延長して先端
が折り曲げられて折り曲げ部が形成され、該他端の折り
曲げ部が前記ロッカーアームの案内部に係止されるとと
もに前記解除アームの揺動する部位である背面に係止さ
れたルーズスプリングと、 前記ロッカーアームの前記一方のアーム側に常時押当
して、足踏みレバーの揺動に応じて前記ロッカーアーム
を揺動させるべく足踏みレバーに設けられた当接端を備
え、 前記解除操作部は、 前記解除アームに連結された前記リリースケーブルの
他端に前記リリースノブを連結するとともに、前記解除
アームの背面に押当する前記ルーズスプリングのばね力
に拮抗して、前記解除アームを常にブレーキ解除の方向
に付勢する補助スプリングを備え、 ブレーキ解除完了時には前記リリースノブが取付部に
引っ込んでおり、ブレーキ係止時には、前記係止爪に従
動する前記解除アームの揺動により該リリースノブが操
作に便な位置に取付部から突出するよう配設されている
ことを特徴とする足踏み式パーキングブレーキ装置に存
する。
「作用」 シート脇のコンソール台枠に貫通して設けてある支承
軸に軸支されているリリースノブは、一端に取付けた補
助ばねによりブレーキ解除方向に回動付勢されており、
他端はリリースケーブルと連結していて、前記補助ばね
とは反対方向に引っ張られている。
一方ブレーキ本体部において、ブレーキ解除状態にあ
る足踏みレバーの先端部は高い位置に上っており、足踏
みレバーの当接端が当接しているロッカーアームは、そ
の回動中心を中心として回動させられ、ロッカーアーム
の案内部根元に係止しているルーズスプリングの端部に
押当している解除アームも最も高い位置、すなわち該解
除アームの先端に連結しているリリースケーブルを、ブ
レーキ本体部側に最も多く引き込んだ位置に保持されて
いる。
前記状態では、リリースケーブルは、ブレーキ本体部
側に最も多く引き込まれており、解除操作部のリリース
ノブは、補助ばねに応じて引き下げられて、最も低い位
置、すなわち、コンソール表面下に埋没した姿勢となっ
ている。
次に足踏みレバーを押し下げ、ブレーキを係止する
と、ロッカーアームの直アームに当接していた当接端も
下方に下げられ、一方リリースノブに連結するリリース
ケーブルは、補助ばねの作用によって、常に解除操作部
側に付勢されているから、前記ロッカーアーム全体は回
動して、直アームが前記当接端に押当し、一方、解除ア
ームは、前記ロッカーアームとともに回動して後退した
ルーズスプリングの先端部に押当するまで変位する。
すなわち、ブレーキ本体部側に最も多く引き込まれて
いたリリースケーブルは前記解除アームの回動分だけ緩
みを生じ、この緩み分だけ、解除操作部におけるリリー
スノブは起立する。
すなわち、ブレーキ係止中は解除操作部のリリースノ
ブは、コンソールの表面より起立した状態にあり、ブレ
ーキ係止のモニターの役割を果すと同時に、ブレーキ解
除時の手先による握持に便ならしめる役割を果してい
る。
次にブレーキ解除を行うため、コンソール表面から起
立していた前記リリースノブをさらに上方に引き上げる
と、リリースケーブルは一層解除操作部側に引き寄せら
れ、他端に連結している解除アームは前記ブレーキ係止
位置よりさらに前進し、足踏みレバーのセクターギヤに
係止していた係止爪の後端部を押圧してブレーキの係止
を解くに至る。
この作用中、ロッカーアームの案内部ないしアーム
は、当接端に当接して、それ以上変位出来ないから、ロ
ッカーアーム全体も回動せず、ただ解除アームの背部に
当接していたルーズスプリングの先端部のみ押圧され
て、該ルーズスプリングの両端折曲げ部は相互に近接
し、ばね力は増大する。
そして、リリースノブから手をはなし、ブレーキ係止
が解除され、足踏みレバーが解除位置に復位すると、ば
ね力を大きく増大していた前記ルーズスプリングの復元
力により、解除アームは強く最高位置に押しもどされ、
リリースケーブルは引き込まれて、他端に連らなる前記
リリースノブは最低位置、すなわち、コンソール表面に
埋没した位置に復位する。
すなわち、リリースノブは、ブレーキ係止解除を要す
るときのみ突出し、不使用時には埋没して邪魔になるこ
とがないものである。
「実施例」 以下、図面に基づき本発明の実施例を説明する。
第1図〜第6図は本発明の一実施例を示している。
足踏み式パーキングブレーキ装置はシート脇に設けら
れた第1図に示す解除操作部10と、床近傍に設けられる
第3図にて示すようなブレーキ本体部20と、両者を結合
するリリースケーブル5とから成っている。
第1図または第2図に示すように、解除操作部10はシ
ート1の脇のコンソール11に設けられており、ブラケッ
ト12の上方に水平に取付けてある支承軸13にリリースノ
ブ14が回動自在に枢着されている。
リリースノブ14は先端部に手先を掛ける握り部14cを
有し、支承軸13を挾んで、一方にリリースケーブル5の
係止点14aと、他方のばね係止点14bに補助ばね16が取付
けられている。
なお、リリースケーブル5はガイドホイール15を経由
して前記係止点14aに結合している。
一方、ブレーキ本体部20では、床近傍において、車体
に固設されたベース部材21に取付けてあるレバー枢軸22
にセクターギヤ24と一体となっている足踏みレバー23が
回動自在に枢支されている。
また、足踏みレバー23には、前記セクターギヤ24の近
傍に、第6図にて示すように小突起状の当接端23aが設
けてある。
前記セクターギヤ24に噛合してブレーキ係止を行う係
止爪26が、軸25に回動自在に支承されており、軸25を挾
んで、一方に爪26aと、他方に爪尾部26bとを有する。
係止爪26の爪尾部26bの近傍において、ベース部材21
に設けられた軸27に回動自在で、かつ、前記爪尾部26b
に係止可能に解除アーム28が枢支されており、先端部に
リリースケーブル5の一端が係着されている。
一方、軸25には係止爪26と並んでロッカーアーム29が
回動自在に軸止されている。
ロッカーアーム29は第3図に示すように、ほぼL字形
をした2本のアーム30,31からなっており、一方のアー
ム31にはさらに案内部32が設けられている。該案内部32
は内側に向いており、その案内部の内周32aは軸25から
等半径となっている。
さらに、前記ロッカーアーム29と同軸にコイル状のル
ーズスプリング33が嵌着されており、その両端は真直ぐ
延びて、第4図に示すように先端折り曲げ部33a,33bと
なっている。そして、先端折り曲げ部33aはさらに延び
て、第4図に示すように解除アーム28の背面にまで延び
て当接している。
足踏みレバー23とベース部材21との間には、足踏みレ
バー23の復元助勢のための復元ばね34が取付けられてい
る。
また、足踏みレバー23がブレーキ解除されたとき、衝
撃緩和と足踏みレバー23の自由位置を規制して、足踏み
レバー23の頭部23bに当接するダンパー35がベース部材2
1に固定して設けられている。
次に作用を説明する。
足踏み式パーキングブレーキ装置が解除され、足踏み
レバー23が自由に解放されると、足踏みレバー23はブレ
ーキコントロールケーブル(図示せず)の引張り力と、
復元ばね34の復元力により、足踏みレバー23の頭部23b
がダンパー35に衝突する位置まで回動して停止する。
この位置では、足踏みレバー23の当接端23aは第3図
にて示すように、ロッカーアーム29のアーム30に当接し
てこれを図において上方に押上げ、ロッカーアーム29は
軸25を中心として、図において時計方向に回転させる。
このためロッカーアーム29の両アーム30,31間に係止
されているルーズスプリング33の先端折り曲げ部33a,33
bのうち、解除アーム28の背面に当接している先端折り
曲げ部33aは、前記解除アーム28を押上げ、位置B1に反
転させる。
解除アーム28が位置B1にあるとき、該解除アーム28に
係止されているリリースケーブル5は、該ブレーキ本体
部20に最も多く引き込まれていることとなり、他方のシ
ート1脇の解除操作部10からは逆に前記リリースケーブ
ル5は最も多く引き出されており、リリースノブ14は第
1図においてA1の位置、すなわちコンソール11の表面か
ら没した低い位置に納まっている。
運転者は、コンソール11表面において、リリースノブ
14が突出していないことを視認することにより、ブレー
キ解除の遂行が確認出来る。
次にブレーキ係止のため足踏みレバー23を踏み込む
と、足踏みレバー23は第3図において2点鎖線位置に回
動し、当接端23aも第3図において、元の位置からやや
下方に遷位する。
一方、解除アーム28は、リリースケーブル5を介して
常時解除操作部10の補助ばね16の引張り力を受けてお
り、この力はまたルーズスプリング33に伝えられてい
て、ロッカーアーム29を常に第3図において反時計方向
に付勢しており、足踏みレバー23の回動による当接端23
aの前記遷移により、ロッカーアーム29は反時計方向に
回動し、解除アーム28は時計方向に回動して、第3図に
おいて、B2の位置に反転する。
リリースケーブル5は常時補助ばね16に引張られてい
るから、解除アーム28がB1の位置からB2の位置に移動す
ると、この移動分だけリリースケーブル5はブレーキ本
体部20から繰り出され、解除操作部10側に引き寄せら
れ、リリースノブ14は起倒して、第1図において、A2の
位置に移動する。
運転者は、コンソール11上に起倒しているリリースノ
ブ14により、ブレーキ係止状態にあることを視認出来
る。次いでブレーキ係止を解除しようとしてコンソール
11表面上に起倒しているリリースノブ14の握り部14cに
手を掛け、第1図において上方に引き上げると、リリー
スケーブル5は引張られて、第3図において解除アーム
28はB2の位置によりさらに時計方向に回動し、係止爪26
の爪尾部26bを押圧して係止爪26のセクターギヤ24との
噛合を解き、ブレーキ係止を解除する。
この作用に至る迄に、解除アーム28はルーズスプリン
グ33の先端折り曲げ部33aを押し、案内部内周32aに沿っ
て第3図に示すように2点鎖線に示す位置に押しつけら
れ、該ルーズスプリング33は強いばね力を発揮して、解
除アーム28の背面に押当している。
そして、解除アーム28が最も大きく変位してB3位置に
占位しているとき、解除操作部10のリリースノブ14は最
高に引き上げられてA3の位置にあることに対応するもの
である。
係止爪26とセクターギヤ24の係止が解除され、リリー
スノブ14から手を離すと、強いばね力を発揮していたル
ーズスプリング33の弾発力によって解除アーム28は急速
に反時計方向に回動させられ、B1位置に復位するととも
に、リリースケーブル5はブレーキ本体部20側に引き寄
せられ、解除操作部10のリリースノブ14はA1の位置、す
なわちコンソール11面に没して、ブレーキ解除の状態を
知らせるのである。
「発明の効果」 本発明に係る足踏み式パーキングブレーキ装置によれ
ば、ブレーキ解除中では、シート脇のコンソールに備え
られたリリースノブは、コンソールの表面に没して、リ
リースノブの背面はコンソール表面の一部を形成する迄
に平滑となり、運転者に対して他の機器などの操作の妨
げにならず、 反対にブレーキ係止中は、リリースノブは起倒して手
による操作に好都合の姿勢となっているのみならず、ブ
レーキ係止中であることのモニターの役目をも果してい
る。
そして、ブレーキ解除操作に当っては、前記の如くリ
リースノブは、手操作に好都合の位置にあり、リリース
ノブに手を差し込む為の余分のスペースを、コンソール
に設ける必要がなく、コンソールまわりの配置に大きな
利便を与える。
【図面の簡単な説明】
第1図は足踏み式パーキングブレーキ装置の解除操作部
の縦断面図、第2図は同じく斜視図、第3図は足踏み式
パーキングブレーキ装置のブレーキ本体部の正面図、第
4図はロッカーアームとルーズスプリング及び解除アー
ムの係止状態を説明する断面図、第5図はロッカーアー
ムとルーズスプリングの分解斜視図、第6図は足踏みレ
バーのセクターギヤまわりの斜視図である。 1……シート、5……リリースケーブル 10……解除操作部、11……コンソール 12……ブラケット、13……支承軸 14……リリースノブ、14a……係止点 15……ガイドホイール、16……補助ばね 20……ブレーキ本体部、21……ベース部材 22……レバー枢軸、23……足踏みレバー 23a……当接端、23b……頭部 24……セクターギヤ、26……係止爪 28……解除アーム、29……ロッカーアーム 30,31……アーム、32……案内部 33……ルーズスプリング 33a,33b……先端折り曲げ部 34……復元ばね、35……ダンパー A1……ブレーキ解除中のリリースノブの位置 B1……ブレーキ解除中の解除アームの位置 A2……ブレーキ係止中のリリースノブの位置 B2……ブレーキ係止中の解除アームの位置 A3……ブレーキ解除の際のリリースノブの作動位置 B3……ブレーキ解除の際の解除アームの作動位置

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動車の床近傍に設けられ、足踏みレバー
    を備えたブレーキ本体部と、 シート脇に設けられ、前記ブレーキ本体部とリリースケ
    ーブルによって結合されて該リリースケーブルを引張る
    ことでブレーキを解除するリリースノブを備えた解除操
    作部とからなる足踏み式パーキングブレーキ装置におい
    て、 ブレーキ本体部は、 床に固設されたベース部材と、セクターギヤを一体的に
    有し、前記ベース部材に設けたレバー枢軸に軸支される
    足踏みレバーおよび、前記セクターギヤに噛合して足踏
    みレバーを係止する係止爪と、 一端に前記リリースケーブルを連結し、前記係止爪に係
    合し、該係止爪をセクタギヤから離間させてブレーキ解
    除を行う位置と、該係止爪をセクタギヤに噛合させる位
    置とに転換可能な解除アームと、 2本のアームにより略L字形をしており、一方のアーム
    は真直に延びて直アームをなし、他方のアームは先端部
    において前記セクターギヤの方向に鍵状に延ばした案内
    部を有し、足踏みレバーのセクターギヤ近くに回動自在
    に枢支されたロッカーアームと、 前記ロッカーアームと同軸に巻装され、その一端を延ば
    して先端を折り曲げ、前記ロッカーアームの一方のアー
    ムの先端近くに係止され、他端は同様に延長して先端が
    折り曲げられて折り曲げ部が形成され、該他端の折り曲
    げ部が前記ロッカーアームの案内部に係止されるととも
    に前記解除アームの揺動する部位である背面に係止され
    たルーズスプリングと、 前記ロッカーアームの前記一方のアーム側に常時押当し
    て、足踏みレバーの揺動に応じて前記ロッカーアームを
    揺動させるべく足踏みレバーに設けられた当接端を備
    え、 前記解除操作部は、 前記解除アームに連結された前記リリースケーブルの他
    端に前記リリースノブを連結するとともに、前記解除ア
    ームの背面に押当する前記ルーズスプリングのばね力に
    拮抗して、前記解除アームを常にブレーキ解除の方向に
    付勢する補助スプリングを備え、 ブレーキ解除完了時には前記リリースノブが取付部に引
    っ込んでおり、ブレーキ係止時には、前記係止爪に従動
    する前記解除アームの揺動により該リリースノブが操作
    に便な位置に取付部から突出するよう配設されているこ
    とを特徴とする足踏み式パーキングブレーキ装置。
JP21397787A 1987-08-27 1987-08-27 足踏み式パ−キングブレ−キ装置 Expired - Lifetime JP2585622B2 (ja)

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JPS6456257A JPS6456257A (en) 1989-03-03
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