JPH0911869A - 自動車用パーキングブレーキ装置 - Google Patents

自動車用パーキングブレーキ装置

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Publication number
JPH0911869A
JPH0911869A JP16489795A JP16489795A JPH0911869A JP H0911869 A JPH0911869 A JP H0911869A JP 16489795 A JP16489795 A JP 16489795A JP 16489795 A JP16489795 A JP 16489795A JP H0911869 A JPH0911869 A JP H0911869A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lever
main body
connecting member
pivotally
parking brake
Prior art date
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Pending
Application number
JP16489795A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuyuki Kurino
満之 栗野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
OI SEISAKUSHO CO Ltd
Mitsui Kinzoku ACT Corp
Original Assignee
OI SEISAKUSHO CO Ltd
Ohi Seisakusho Co Ltd
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Publication date
Application filed by OI SEISAKUSHO CO Ltd, Ohi Seisakusho Co Ltd filed Critical OI SEISAKUSHO CO Ltd
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Publication of JPH0911869A publication Critical patent/JPH0911869A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Mechanical Control Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 耐久性の向上及び操作性の向上を図る。 【構成】 操作部13の回動操作によりレバー軸9を中
心として回動可能なレバー本体7に、リンク部材27の
一方を回動自在に枢着し、リンク部材27の他方をパー
キングブレーキから延長された連結部材33に回動自在
に枢着し、レバー本体7とリンク部材27の枢着部を、
前記連結部材を牽引する第1の牽引点W1とするリンク
部材27と連結部材33の枢着部を、レバー本体7の回
動途中でレバー本体7と一体となり前記連結部材33を
牽引する第2の牽引点W2とし、初期操作時には第1の
牽引点W1で、牽引を行ない、一定操作後は第2の牽引
点W2で連結部材33を牽引する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動車用パーキング
ブレーキ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に自動車用パーキングブレーキ装置
としては、ワイヤ式タイプとリンク式タイプが知られて
いる。
【0003】ワイヤ式タイプにあっては、図6に示す如
く、操作部101を矢印の如く操作することで、レバー
軸103を支点として回動するレバー本体105に、図
外のパーキングブレーキから延長された牽引ワイヤ10
7を結合した構造となっている。
【0004】リンク式タイプにあっては、図7に示す如
く、操作部109を矢印の如く操作することで、レバー
軸111を支点として回動するリンクアーム113に、
図外のパーキングブレーキから延長された牽引ロッド1
15を結合した構造となっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】自動車用パーキングブ
レーキ装置において、前者のワイヤ式タイプにあって
は、作動時において牽引ワイヤ107は、レバー本体1
05の外周縁に沿って巻きつくように作用し、それが繰
返されるため、ワイヤ自体の耐久性に限界があった。
【0006】一方、後者のリンク式タイプにあっては、
ワイヤ式に比べて耐久性の面では優れるが、操作部10
9を矢印の如く操作した時に、リンクアーム113の角
度が変化し、リンクアーム113の牽引点Pは、リンク
軸111を支点として一点鎖線で示す如く円弧を描く作
動となるため、操作部109の操作量L1に対して引張
り代、牽引ストロークLが小さくなる問題が起きるよう
になり、操作性の面で問題があった。
【0007】そこで、この発明は、耐久性及び操作性の
面で優れる自動車用パーキングブレーキ装置を提供する
ことを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、この発明は、操作部の回動操作によりレバー軸を中
心として回動可能なレバー本体に、リンク部材の一方を
回動自在に枢着し、リンク部材の他方をパーキングブレ
ーキから延長された連結部材に回動自在に枢着し、レバ
ー本体とリンク部材の枢着部を、前記連結部材を牽引す
る第1の牽引点とすると共に、リンク部材と連結部材の
枢着部を、レバー本体の回動途中でレバー本体と一体と
なり前記連結部材を牽引する第2の牽引点とするもので
ある。
【0009】
【作用】かかる自動車用パーキングブレーキ装置によれ
ば、操作部による初期操作時にあっては、第1の牽引点
を支点として連結部材は牽引される。続いてレバー本体
が一定以上回動すると、リンク部材と連結部材の枢着部
はレバー本体と一体となり、第2の牽引点により連結部
材の牽引が行なわれるようになる。したがって、初期操
作時から完了時まで、操作量に比例した牽引ストローク
が得られると共に、リンク部材によって耐久性の面でも
大変好ましいものとなる。
【0010】
【実施例】以下、図1乃至図5の図面を参照しながらこ
の発明の一実施例を詳細に説明する。
【0011】図中1は車体のフロアパネル側に固着され
るベースプレートを示しており、ベースプレート1には
セクターギヤ3が固着される一方、操作レバー5のレバ
ー本体7がレバー軸9によって回動自在に取付けられて
いる。
【0012】操作レバー5は、複数のレバープレート1
1によって対向するよう屈曲成形され、断面下向きのU
字状に形成された前記レバー本体7と、レバー本体7と
一体に連続する操作部13とから成っている。
【0013】操作部13は、合成樹脂性の被覆部材によ
って被覆された把手形状のグリップとなっていて、押釦
15が設けられている。
【0014】レバー本体7は、レバー軸9によってベー
スプレート1に対して操作レバー5が作動位置aと非作
動位置bとに回動自在に取付けられている。
【0015】レバー本体7側の内部には、作動位置aの
操作レバー5をロック又はロック解除するロック機構1
7が設けられている。
【0016】ロック機構17は、前記ベースプレート1
側に設けられたセクターギヤ3と、セクターギヤ3と係
脱自在に噛み合い、レバー本体7側に設けられたラッチ
19とからなっている。
【0017】セクターギヤ3には、ギヤ部3aが設けら
れ、ギヤ部3aは、レバー軸9を中心とする弧状の軌跡
線上に沿って設けられている。
【0018】ラッチ19は、ラッチ軸21によって回動
自在に支持され、図1矢印イの方向には、ギヤ部3aと
の噛み合いが離れ、矢印イと逆方向には噛み合い位置で
拘束されるようになっていて、作動ロッド23の一端と
連動連結している。作動ロッド23の他端は、前記操作
部13に設けられた押釦15と連結し、押釦15を押圧
(図1矢印)することで、前記作動ロッド23を介して
ラッチ19はセクターギヤ3のギヤ部3aから離れ、ロ
ック解除が得られるようになっている。なお、ラッチ1
9は、作動ロッド23に介装された付勢ばね25によっ
てセクターギヤ3のギヤ部3aと常時係合し合う方向に
付勢され、ロック状態が確保されるようになっている。
【0019】一方、レバー本体7側となる一方のレバー
プレート11には、リンク部材27の一方が連結ピン2
9により回動自在に枢着されている。リンク部材27の
他方は、連結ピン31により図外のパーキングブレーキ
から延長されたロッド状の連結部材33に回動自在に枢
着されている。レバー本体7とリンク部材27を枢着す
る枢着部、即ち、連結ピン29は、図2に示す如く操作
部13の初期操作時に連結部材27を矢印ロの如く牽引
する第1の牽引点W1となっている。また、リンク部材
27と連結部材33を枢着する枢着部、即ち、連結ピン
31は、図4に示す如くレバー本体7が一定量回動した
時に、レバー本体7のストッパ部35と当接して一体と
なり連結部材33を矢印ロの如く牽引する第2の牽引点
W2となっている。
【0020】このように構成された自動車用パーキング
ブレーキ装置によれば、操作部13の初期操作時にあっ
ては、図2に示す如く第1の牽引点W1を支点として連
結部材33を矢印ロ方向に牽引するようになる。続いて
レバー本体7が一定量回動すると図4に示す如く、リン
ク部材27と連結部材33を連結する連結ピン31がレ
バー本体7のストッパ部35と当接して一体となり、連
結部材33を矢印ロ方向へ牽引するようになる。
【0021】この時の操作角度と牽引ストロークとの関
係は、図5に示す実線の如く操作角度に比例して牽引ス
トロークも伸びていく。従来例であると、点線で示す牽
引ストロークとなるが、本実施例によれば、牽引点Pが
第2の牽引点W2に切換わるため、実線で示すように二
点鎖線で示す理想の牽引ストロークに沿った特性が得ら
れるようになり、操作量に比例した牽引ストロークが得
られる。
【0022】また、リンク部材27によって連結部材3
3をレバー本体7に摺接させることなく牽引作動ができ
るので連結部材33の耐久性の面でも大変好ましいもの
となる。
【0023】なお、本実施例では、連結部材33をロッ
ド状のものを採用しているが、もちろん公知のワイヤを
用いても同様の効果を得られることはいうまでもない。
【0024】
【発明の効果】以上、説明したように、この発明の自動
車用パーキングブレーキ装置によれば、連結部材をレバ
ー本体に摺接させることなく牽引作動ができるので、連
結部材の耐久性の向上が図れると共に、操作部の操作角
度に比例した牽引ストロークが得られるようになり操作
性の向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る自動車用パーキングブレーキ装
置の側面図。
【図2】操作部を途中まで操作した動作説明図。
【図3】図2のA−A線拡大断面図。
【図4】操作部の操作完了時を示した動作説明図。
【図5】操作角度と牽引ストロークの関係を示した特性
図。
【図6】ワイヤ式タイプのパーキングブレーキ装置の説
明図。
【図7】リンク式タイプのパーキングブレーキ装置の説
明図。
【符号の説明】
7 レバー本体 9 レバー軸 13 操作部 27 リンク部材 33 連結部材 W1 第1の牽引点 W2 第2の牽引点

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作部の回動操作によりレバー軸を中心
    として回動可能なレバー本体に、リンク部材の一方を回
    動自在に枢着し、リンク部材の他方をパーキングブレー
    キから延長された連結部材に回動自在に枢着し、レバー
    本体とリンク部材の枢着部を、前記連結部材を牽引する
    第1の牽引点とすると共に、リンク部材と連結部材の枢
    着部を、レバー本体の回動途中でレバー本体と一体とな
    り前記連結部材を牽引する第2の牽引点としたことを特
    徴とする自動車用パーキングブレーキ装置。
JP16489795A 1995-06-30 1995-06-30 自動車用パーキングブレーキ装置 Pending JPH0911869A (ja)

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JP16489795A JPH0911869A (ja) 1995-06-30 1995-06-30 自動車用パーキングブレーキ装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP16489795A JPH0911869A (ja) 1995-06-30 1995-06-30 自動車用パーキングブレーキ装置

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JPH0911869A true JPH0911869A (ja) 1997-01-14

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JP16489795A Pending JPH0911869A (ja) 1995-06-30 1995-06-30 自動車用パーキングブレーキ装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008502535A (ja) * 2004-06-14 2008-01-31 フィコ ケーブルス エセ. アー. 駐車ブレーキ用の操作システム
JP2008087677A (ja) * 2006-10-03 2008-04-17 Honda Motor Co Ltd パーキングブレーキ装置

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