JPS641349B2 - - Google Patents
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- JPS641349B2 JPS641349B2 JP54121687A JP12168779A JPS641349B2 JP S641349 B2 JPS641349 B2 JP S641349B2 JP 54121687 A JP54121687 A JP 54121687A JP 12168779 A JP12168779 A JP 12168779A JP S641349 B2 JPS641349 B2 JP S641349B2
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- JP
- Japan
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- pawl
- spring
- retainer
- lever
- pedal
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- 230000000881 depressing effect Effects 0.000 description 6
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 5
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G05—CONTROLLING; REGULATING
- G05G—CONTROL DEVICES OR SYSTEMS INSOFAR AS CHARACTERISED BY MECHANICAL FEATURES ONLY
- G05G1/00—Controlling members, e.g. knobs or handles; Assemblies or arrangements thereof; Indicating position of controlling members
- G05G1/30—Controlling members actuated by foot
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60T—VEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
- B60T7/00—Brake-action initiating means
- B60T7/02—Brake-action initiating means for personal initiation
- B60T7/04—Brake-action initiating means for personal initiation foot actuated
- B60T7/06—Disposition of pedal
-
- G—PHYSICS
- G05—CONTROLLING; REGULATING
- G05G—CONTROL DEVICES OR SYSTEMS INSOFAR AS CHARACTERISED BY MECHANICAL FEATURES ONLY
- G05G5/00—Means for preventing, limiting or returning the movements of parts of a control mechanism, e.g. locking controlling member
- G05G5/12—Means for preventing, limiting or returning the movements of parts of a control mechanism, e.g. locking controlling member for holding members in an indefinite number of positions, e.g. by a toothed quadrant
- G05G5/14—Means for preventing, limiting or returning the movements of parts of a control mechanism, e.g. locking controlling member for holding members in an indefinite number of positions, e.g. by a toothed quadrant by locking a member with respect to a fixed quadrant, rod, or the like
- G05G5/18—Means for preventing, limiting or returning the movements of parts of a control mechanism, e.g. locking controlling member for holding members in an indefinite number of positions, e.g. by a toothed quadrant by locking a member with respect to a fixed quadrant, rod, or the like by positive interengagement, e.g. by a pawl
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T74/00—Machine element or mechanism
- Y10T74/20—Control lever and linkage systems
- Y10T74/20576—Elements
- Y10T74/20636—Detents
- Y10T74/20672—Lever engaging rack
- Y10T74/20684—Lever carried pawl
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Y10T74/20672—Lever engaging rack
- Y10T74/20708—Pedal controlled
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T74/00—Machine element or mechanism
- Y10T74/21—Elements
- Y10T74/2133—Pawls and ratchets
- Y10T74/2136—Pivoted pawls
- Y10T74/2137—Single tooth
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Automation & Control Theory (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Braking Elements And Transmission Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は足踏式パーキングブレーキ装置に関す
る。
る。
近年、自動変速機を搭載した車両にあつては、
アクセルペダル、ブレーキペダルに隣接してパー
キングブレーキペダルを併設し、パーキングブレ
ーキ操作の操作性向上とドライバー足元部のスペ
ースの有効利用を図つた所謂足踏式のパーキング
ブレーキ装置が採用されつつある。
アクセルペダル、ブレーキペダルに隣接してパー
キングブレーキペダルを併設し、パーキングブレ
ーキ操作の操作性向上とドライバー足元部のスペ
ースの有効利用を図つた所謂足踏式のパーキング
ブレーキ装置が採用されつつある。
この足踏式パーキングブレーキ装置の一例を第
1図によつて説明すると、1は下縁にラチエツト
歯2を有し、図外の車体側パネルに固定したラチ
エツトプレート、3は該ラチエツトプレート1に
ピン4によつて枢支され、スプリング5によつて
図面反時計方向に回動力が付勢されたレバーで、
その上端部にはレバー3の前側、即ち、第1図の
左側に近接した図外のダツシユパネルを貫通して
配索されたパーキングブレーキケーブル6を連結
してある。7はレバー3の下端にピン8によつて
枢支され、スプリング9によつて図面時計方向に
回動力が付勢されたペダル、10は前記レバー3
上にピン12によつて枢支され、かつスプリング
13によつて図面反時計方向に回動力が付勢され
て先端爪11が前記ラチエツト歯2と噛合するポ
ールで、該ポール10の他端とペダル7に一体形
成したプレート部7aの上端部との間にはレリー
スロツド14を跨設してある。
1図によつて説明すると、1は下縁にラチエツト
歯2を有し、図外の車体側パネルに固定したラチ
エツトプレート、3は該ラチエツトプレート1に
ピン4によつて枢支され、スプリング5によつて
図面反時計方向に回動力が付勢されたレバーで、
その上端部にはレバー3の前側、即ち、第1図の
左側に近接した図外のダツシユパネルを貫通して
配索されたパーキングブレーキケーブル6を連結
してある。7はレバー3の下端にピン8によつて
枢支され、スプリング9によつて図面時計方向に
回動力が付勢されたペダル、10は前記レバー3
上にピン12によつて枢支され、かつスプリング
13によつて図面反時計方向に回動力が付勢され
て先端爪11が前記ラチエツト歯2と噛合するポ
ールで、該ポール10の他端とペダル7に一体形
成したプレート部7aの上端部との間にはレリー
スロツド14を跨設してある。
以上の構成よりなる従来の足踏式パーキングブ
レーキ装置によれば、パーキングブレーキ時はペ
ダル7の下端部を踏込んでレバー3をピン4を支
点として時計方向に回動することにより、パーキ
ングブレーキケーブル6が牽引されてパーキング
ブレーキが作動し、このレバー3の回動過程では
ポール10の先端爪11がラチエツト歯2上を乗
り越えて移動する。そして、パーキングブレーキ
が充分に作動する位置までペダル7を踏込んだ後
ペダル7の踏力を解除すれば、この位置でポール
10の先端爪11とラチエツト歯2とが噛合して
レバー3をロツクし、所望のパーキングブレーキ
力を保持するようになつている。
レーキ装置によれば、パーキングブレーキ時はペ
ダル7の下端部を踏込んでレバー3をピン4を支
点として時計方向に回動することにより、パーキ
ングブレーキケーブル6が牽引されてパーキング
ブレーキが作動し、このレバー3の回動過程では
ポール10の先端爪11がラチエツト歯2上を乗
り越えて移動する。そして、パーキングブレーキ
が充分に作動する位置までペダル7を踏込んだ後
ペダル7の踏力を解除すれば、この位置でポール
10の先端爪11とラチエツト歯2とが噛合して
レバー3をロツクし、所望のパーキングブレーキ
力を保持するようになつている。
次に、パーキングブレーキロツク解除を行う場
合、ペダル7の上端部を踏んでレバー3を若干踏
込み方向に移動して、ポール10の先端爪11と
ラチエツト歯2との噛合部に作用しているスプリ
ング5力とパーキングブレーキケーブル6の牽引
力とを解除すると共に、該ペダル7をピン8を支
点として反時計方向に回動することにより、レリ
ースロツド14が下方に牽引されてポール10を
ピン12を支点として図面時計方向に回動し、先
端爪11とラチエツト歯2との噛合を解除する。
このポール10とラチエツト歯2との噛合解除に
よりレバー3はスプリング5力とパーキングブレ
ーキケーブル6の牽引力とにより反時計方向に回
動し、パーキングブレーキケーブル6の牽引力を
解いてパーキングブレーキのロツク解除を行える
のである。
合、ペダル7の上端部を踏んでレバー3を若干踏
込み方向に移動して、ポール10の先端爪11と
ラチエツト歯2との噛合部に作用しているスプリ
ング5力とパーキングブレーキケーブル6の牽引
力とを解除すると共に、該ペダル7をピン8を支
点として反時計方向に回動することにより、レリ
ースロツド14が下方に牽引されてポール10を
ピン12を支点として図面時計方向に回動し、先
端爪11とラチエツト歯2との噛合を解除する。
このポール10とラチエツト歯2との噛合解除に
よりレバー3はスプリング5力とパーキングブレ
ーキケーブル6の牽引力とにより反時計方向に回
動し、パーキングブレーキケーブル6の牽引力を
解いてパーキングブレーキのロツク解除を行える
のである。
ところが、かかる従来の構造ではペダル7の回
動力がレリースロツド14を介してそのままポー
ル10の噛合解除方向の回動力として伝達してし
まうため誤作動し易く、児童等がパーキングブレ
ーキペダル上に足を乗せて悪戯しているうちにパ
ーキングブレーキロツクが解除されて思わぬ事故
を起してしまうおそれがあつた。
動力がレリースロツド14を介してそのままポー
ル10の噛合解除方向の回動力として伝達してし
まうため誤作動し易く、児童等がパーキングブレ
ーキペダル上に足を乗せて悪戯しているうちにパ
ーキングブレーキロツクが解除されて思わぬ事故
を起してしまうおそれがあつた。
本発明はかかる従来の実状に鑑み、ペダルの回
動に空振り機能を付与して、該ペダルをレバーに
対して回動させただけではその回動力が直接ポー
ルに噛合解除力として作用するのを回避し、そし
て、ペダル上端部を十分に踏込んでの回動操作
と、ペダル踏込みによるレバーの若干の回動操作
との操作方向が共に踏込みの一方向で一致して操
作性を損なうことなくパーキングブレーキロツク
を解除できて、操作性と安全性の両立を図つたも
のである。
動に空振り機能を付与して、該ペダルをレバーに
対して回動させただけではその回動力が直接ポー
ルに噛合解除力として作用するのを回避し、そし
て、ペダル上端部を十分に踏込んでの回動操作
と、ペダル踏込みによるレバーの若干の回動操作
との操作方向が共に踏込みの一方向で一致して操
作性を損なうことなくパーキングブレーキロツク
を解除できて、操作性と安全性の両立を図つたも
のである。
以下、本発明の実施例を図面と共に前記従来の
構成と同一部分に同一符号を付して詳述する。
構成と同一部分に同一符号を付して詳述する。
即ち、本発明にあつては第2図に例示するよう
に、ラチエツトプレート1にピン4により車体側
に回動自在に取付けたレバー3を、ペダル7を踏
込んでスプリング5力に抗して時計方向に回動し
てレバー3の前側、即ち、第2図の左側に近接し
た図外のダツシユパネルを貫通して配索されたパ
ーキングブレーキケーブル6を牽引し、ラチエツ
トプレート1下縁のラチエツト歯2にポール10
の先端爪11を係合させてパーキングブレーキを
掛けるようにした構成において、前記ラチエツト
プレート1のラチエツト歯2近傍のレバー3上に
ピン12により回動自在に取付けたポール10の
車室内方向、即ち、第2図のレバー3の右側に突
出した端部に、断面コ字形に形成したリテーナ1
5の一端をピン16により回動自在に連結し、か
つ該リテーナ15の前記ピン16連結点よりも車
室内側の部位、例えばリテーナ15の後端末とレ
バー3に突設したブラケツト17との間に跨つて
スプリング18を張設してある。前記ポール10
の端末部下縁にはリテーナ15の底壁15aに衝
接する座10aを延設してあり、この座10aと
底壁15aとの衝接により、リテーナ15のポー
ル10に対する上方への回動を規制して、該リテ
ーナ15を介して前記ポール10に先端爪11が
ラチエツト歯2と噛合する方向に前記スプリング
18力が作用するようにしてある。と共に、該リ
テーナ15のポール10に対する下方への回動、
即ち、ポール10がラチエツト歯2から離脱する
方向への回動を許容している。また、該リテーナ
15の端部例えば前記座10aの衝接点とスプリ
ング18連結点との中間部位と、レバー3下端に
取付けたペダル7に一体形成したプレート部7a
の上端部とを連結部材としてのレリースロツド1
4で連結し、ペダル7の上端を踏んで該ペダル7
を回動すると、レリースロツド14によりリテー
ナ15端部をスプリング18力に抗して引下げ、
このスプリング18反力がポール10とリテーナ
15との連結ピン16部に下方に向けて作用し、
ポール10に第2図矢印A方向に、つまり先端爪
11がラチエツト歯2から離脱する方向にスプリ
ング反力が作用するようにしてある。ここで、該
スプリング18はレバー3のセツトスプリング5
よりもバネ力を弱くすることは勿論である。ま
た、連結部材はレリーズロツドのかわりにワイヤ
などを用いてもよい。
に、ラチエツトプレート1にピン4により車体側
に回動自在に取付けたレバー3を、ペダル7を踏
込んでスプリング5力に抗して時計方向に回動し
てレバー3の前側、即ち、第2図の左側に近接し
た図外のダツシユパネルを貫通して配索されたパ
ーキングブレーキケーブル6を牽引し、ラチエツ
トプレート1下縁のラチエツト歯2にポール10
の先端爪11を係合させてパーキングブレーキを
掛けるようにした構成において、前記ラチエツト
プレート1のラチエツト歯2近傍のレバー3上に
ピン12により回動自在に取付けたポール10の
車室内方向、即ち、第2図のレバー3の右側に突
出した端部に、断面コ字形に形成したリテーナ1
5の一端をピン16により回動自在に連結し、か
つ該リテーナ15の前記ピン16連結点よりも車
室内側の部位、例えばリテーナ15の後端末とレ
バー3に突設したブラケツト17との間に跨つて
スプリング18を張設してある。前記ポール10
の端末部下縁にはリテーナ15の底壁15aに衝
接する座10aを延設してあり、この座10aと
底壁15aとの衝接により、リテーナ15のポー
ル10に対する上方への回動を規制して、該リテ
ーナ15を介して前記ポール10に先端爪11が
ラチエツト歯2と噛合する方向に前記スプリング
18力が作用するようにしてある。と共に、該リ
テーナ15のポール10に対する下方への回動、
即ち、ポール10がラチエツト歯2から離脱する
方向への回動を許容している。また、該リテーナ
15の端部例えば前記座10aの衝接点とスプリ
ング18連結点との中間部位と、レバー3下端に
取付けたペダル7に一体形成したプレート部7a
の上端部とを連結部材としてのレリースロツド1
4で連結し、ペダル7の上端を踏んで該ペダル7
を回動すると、レリースロツド14によりリテー
ナ15端部をスプリング18力に抗して引下げ、
このスプリング18反力がポール10とリテーナ
15との連結ピン16部に下方に向けて作用し、
ポール10に第2図矢印A方向に、つまり先端爪
11がラチエツト歯2から離脱する方向にスプリ
ング反力が作用するようにしてある。ここで、該
スプリング18はレバー3のセツトスプリング5
よりもバネ力を弱くすることは勿論である。ま
た、連結部材はレリーズロツドのかわりにワイヤ
などを用いてもよい。
次に、この実施例装置の作用について説明する
と、パーキングブレーキ時は、ペダル7の下端部
を踏込んでレバー3をスプリング5力に抗して第
2図時計方向に回動することにより、パーキング
ブレーキケーブル6が牽引されてパーキングブレ
ーキが作動する。この時、ポール10の先端爪1
1はスプリング18の弾性作用によりラチエツト
プレート1のラチエツト歯2上を乗り越えて移動
し、パーキングブレーキを充分に作動させたとこ
ろでペダル7の踏力を解除すれば、この位置でレ
バー3のスプリング5力により第3図Aに示す如
くポール10の先端爪11とラチエツト歯2とが
強力に噛合してレバー3をロツクし、所望のパー
キングブレーキ力を保持する。
と、パーキングブレーキ時は、ペダル7の下端部
を踏込んでレバー3をスプリング5力に抗して第
2図時計方向に回動することにより、パーキング
ブレーキケーブル6が牽引されてパーキングブレ
ーキが作動する。この時、ポール10の先端爪1
1はスプリング18の弾性作用によりラチエツト
プレート1のラチエツト歯2上を乗り越えて移動
し、パーキングブレーキを充分に作動させたとこ
ろでペダル7の踏力を解除すれば、この位置でレ
バー3のスプリング5力により第3図Aに示す如
くポール10の先端爪11とラチエツト歯2とが
強力に噛合してレバー3をロツクし、所望のパー
キングブレーキ力を保持する。
次にパーキングブレーキのロツク解除を行う場
合、ペダル7の上端部を踏んで該ペダル7をピン
8を支点として第2図反時計方向に回動すると、
レリースロツド14が牽引されたリテーナ15の
後端部をスプリング18力に抗して引下げる。こ
の時、ポール10の爪11とラチエツト歯2とは
前述のようにレバー3のスプリング5の強いバネ
力とパーキングブレーキケーブル6の牽引力とに
よつて噛合してポール10が固定状態にあるた
め、前記リテーナ15は第3図Bに示すようにポ
ール10との連結点、つまりピン16を支点とし
て時計方向に回動し、スプリング18反力がこの
ピン16部分に下方に向けて作用する。このよう
にペダル7をレバーに対し最大に回動してポール
10にラチエツト歯から離脱する方向にスプリン
グ18力を付勢しても、レバー3を反時計方向へ
付勢する力がピン12を介してポールに作用する
結果、ポール10とラチエツト歯2との噛合荷重
が高いため、リテーナ15が回動するだけ、所謂
空振りするだけでポール10はラチエツト歯2と
の噛合を保持してロツク解除は行われない。そこ
で、ペダル7を前述のように回動した状態で該ペ
ダル7を少し踏込んでレバー3を若干時計方向に
回動し、前記ラチエツト歯2とポール爪11との
噛合部に作用するスプリング5力とパーキングブ
レーキケーブル6の牽引力とを解除してやれば、
前述のようにポール10には第3図Bの矢印A方
向にスプリング18反力が作用しているため、前
記噛合荷重の解除と同時に該ポール10はピン1
2を支点として時計方向に回動してラチエツト歯
2との噛合を解除し、以つてパーキングブレーキ
のロツク解除が行われるのである。
合、ペダル7の上端部を踏んで該ペダル7をピン
8を支点として第2図反時計方向に回動すると、
レリースロツド14が牽引されたリテーナ15の
後端部をスプリング18力に抗して引下げる。こ
の時、ポール10の爪11とラチエツト歯2とは
前述のようにレバー3のスプリング5の強いバネ
力とパーキングブレーキケーブル6の牽引力とに
よつて噛合してポール10が固定状態にあるた
め、前記リテーナ15は第3図Bに示すようにポ
ール10との連結点、つまりピン16を支点とし
て時計方向に回動し、スプリング18反力がこの
ピン16部分に下方に向けて作用する。このよう
にペダル7をレバーに対し最大に回動してポール
10にラチエツト歯から離脱する方向にスプリン
グ18力を付勢しても、レバー3を反時計方向へ
付勢する力がピン12を介してポールに作用する
結果、ポール10とラチエツト歯2との噛合荷重
が高いため、リテーナ15が回動するだけ、所謂
空振りするだけでポール10はラチエツト歯2と
の噛合を保持してロツク解除は行われない。そこ
で、ペダル7を前述のように回動した状態で該ペ
ダル7を少し踏込んでレバー3を若干時計方向に
回動し、前記ラチエツト歯2とポール爪11との
噛合部に作用するスプリング5力とパーキングブ
レーキケーブル6の牽引力とを解除してやれば、
前述のようにポール10には第3図Bの矢印A方
向にスプリング18反力が作用しているため、前
記噛合荷重の解除と同時に該ポール10はピン1
2を支点として時計方向に回動してラチエツト歯
2との噛合を解除し、以つてパーキングブレーキ
のロツク解除が行われるのである。
以上のように本発明によれば、パーキングブレ
ーキのロツク解除の際には、ペダルの回動力をそ
のままポールの噛合解除方向の回動力として伝え
ずに、リテーナを介してポールにラチエツト歯に
噛合する方向に回動力を付勢するスプリングの反
力としておきかえて該ポールに噛合解除方向にス
プリング力を作用させるため、ペダルの回動が直
接パーキングロツク解除に結びつかず、従つて、
ペダル上端部を回動させただけでは、該ペダルが
空振りして誤つてパーキングロツク解除されるの
を防止することができ、そして、ペダル上端部を
十分に踏込んでの回動操作と、ペダル踏込みによ
るレバーの若干の回動操作との、操作方向が共に
踏込みの一方向で一致する操作により操作性を損
なうことなくパーキングロツクを解除できて、操
作性と安全性の両立を図ることができる。また、
リテーナ、該リテーナのスプリングおよび連結部
材を何れもレバー後側の車室内側に配置すること
ができ、ドライバーの足元周りでも特にスペース
的に有利な配置とすることができるのでレイアウ
トの自由度を拡大でき、足踏式パーキングブレー
キ装置としてその実用上の効果は多大である。
ーキのロツク解除の際には、ペダルの回動力をそ
のままポールの噛合解除方向の回動力として伝え
ずに、リテーナを介してポールにラチエツト歯に
噛合する方向に回動力を付勢するスプリングの反
力としておきかえて該ポールに噛合解除方向にス
プリング力を作用させるため、ペダルの回動が直
接パーキングロツク解除に結びつかず、従つて、
ペダル上端部を回動させただけでは、該ペダルが
空振りして誤つてパーキングロツク解除されるの
を防止することができ、そして、ペダル上端部を
十分に踏込んでの回動操作と、ペダル踏込みによ
るレバーの若干の回動操作との、操作方向が共に
踏込みの一方向で一致する操作により操作性を損
なうことなくパーキングロツクを解除できて、操
作性と安全性の両立を図ることができる。また、
リテーナ、該リテーナのスプリングおよび連結部
材を何れもレバー後側の車室内側に配置すること
ができ、ドライバーの足元周りでも特にスペース
的に有利な配置とすることができるのでレイアウ
トの自由度を拡大でき、足踏式パーキングブレー
キ装置としてその実用上の効果は多大である。
第1図は従来の装置を示す側面図、第2図は本
発明装置の一実施例を示す斜視図、第3図A,B
はポールの作動説明図である。 1……ラチエツトプレート、2……ラチエツト
歯、3……レバー、5……スプリング、6……パ
ーキングブレーキケーブル、7……ペダル、10
……ポール、14……レリースロツド、15……
リテーナ、18……スプリング。
発明装置の一実施例を示す斜視図、第3図A,B
はポールの作動説明図である。 1……ラチエツトプレート、2……ラチエツト
歯、3……レバー、5……スプリング、6……パ
ーキングブレーキケーブル、7……ペダル、10
……ポール、14……レリースロツド、15……
リテーナ、18……スプリング。
Claims (1)
- 1 車体側に固定した下縁にラチエツト歯2を有
するラチエツトプレート1と、該ラチエツトプレ
ート1に対し回動自在に枢支され、上端にパーキ
ングブレーキケーブル6を連結すると共に、スプ
リング5によりブレーキ解除方向に回動力が付勢
されたレバー3と、該レバー3の下端に回動自在
に枢支され、スプリング9により上端部が車室内
方向へ回動付勢されて定位置を保持したペダル7
と、前記レバー3上に枢支され、該ラチエツト歯
2と噛合するポール10と、該ポール10にその
枢支点から車室内方向に突出した端部に枢支さ
れ、該ポール10に設けた座10aによりポール
10に対してポール10がラチエツト歯2と噛合
する方向への回動が規制されると共に、該ポール
10に対してポール10がラチエツト歯2と離脱
する方向への回動が許容されたリテーナ15と、
該リテーナ15の前記ポール10との連結点より
も車室内側の部位とレバー3との間に張設され、
該リテーナ15を介してポール10にラチエツト
歯2と噛合する方向に回動力を付勢する前記スプ
リング5よりもばね力の小さなスプリング18
と、一端が前記リテーナ15のスプリング18連
結点とポール10連結点との中間部位に連結さ
れ、かつ、他端がペダル7の前記レバー3との連
結点よりもダツシユパネル側にオフセツトした部
位に連結され、ペダル7の踏込み方向の回動によ
り前記リテーナ15をスプリング18に抗して牽
引して、該リテーナ15をポール10に対してポ
ール10がラチエツト歯2から離脱する方向に回
動させる連結部材とを具備してなる足踏式パーキ
ングブレーキ。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12168779A JPS5647339A (en) | 1979-09-20 | 1979-09-20 | Pedal type parking brake device |
DE3035066A DE3035066C2 (de) | 1979-09-20 | 1980-09-17 | Fußbetätigte Anordnung für einen Feststell-Bremshebel |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP12168779A JPS5647339A (en) | 1979-09-20 | 1979-09-20 | Pedal type parking brake device |
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- 1980-09-22 GB GB8030513A patent/GB2059022B/en not_active Expired
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